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はてなキーワード: メッセージとは

2016-09-30

まだまだ続く planetarian

9月東宝シネマが多かった気がするけど、10月以降はイオンシネマ系が多いのかな。


planetarian~星の人~』 10/1(土)以降公開劇場にて 初日プレゼント配布決定!

http://planetarian-project.tumblr.com/post/150807413690/

録り下しスペシャルボイス付ポストカード

カード記載されたQRコードを読み取ると“ほしのゆめみ”のスペシャルメッセージがきけます

※9/3から公開した劇場にて配布したものと同じものになります

2016-09-29

逆に考えてみる必要がある

(前提)

子供であっても、いやむしろ子供であるからこそ、自分が周囲に受け入れられているかどうか、愛されているかどうかは敏感に察知する。

自分の行動が周囲に影響を与えるとわかってくる年頃になると、さらにその傾向は加速するだろう。子供は周囲のいろいろな行動をみて学習する。上手にまねをする。



考察1)

1-1 さて、そこで周囲に受け入れられようと思って、たとえば男の子シナをつくってにこっとしてみたとする。どうなるだろうか。周囲に受け入れられるだろうか。

1-2 あるいは、「女子」的な振る舞いが残念ながらあまり似合わない女の子シナをつくってにこっとしたとする。周囲の反応はどうだろうか。

1-3 あるいは、「どんな子供であろうと、子供が媚びをうるだけで虫ずが走る」という大人に囲まれていたら、その子供はどういう風な振る舞いを身につけるのか。

1-4 幸いにも、「女子」的な振る舞いが似合い、周囲から受け入れられ、結果としてそういう行動を思うままのびのびと行っている子供は、不幸なのか。上記の三人の子供は、結果的に「女子的振る舞い」を身につけることがなくて幸せだというべきなのか?



考察2)

一方、たとえば「長男以外は下男下女」というずいぶん偏った思想教育されて、無事その「振る舞い」を身につけロボットのようになって周囲に受け入れられた「次男次女」は幸せなのか不幸せなのか。

これは架空の話をしているわけではないよ。そういう風習過去実際にあった(http://psychodoc.eek.jp/abare/ojiroku.html)。

今の我々から見ると明らかに不幸でしかない状況だが、もし世界中がこのような風習だったとしたら、これを幸せと感じない人が奇異の目で見られるのではないか

このような社会おかしいと感じるその感性が、その人を「不幸」な人にしてしまうのではないか




結論

考察からは、「むしろ、ほかの子こそが抑圧されそのような振る舞いができない、という観点から見れば、ほかの子が不幸なのであり増田の子幸福」なのかもしれない。

だが考察からは、「コメントした知人には、そのような振る舞いを身につけて生きるような社会犠牲として不幸である、と判断されて当然」だというべきなのかもしれない。

結論は?

少なくとも、その子のそういう振る舞いを「自然」に受け止めてあげるのが、その子にとって一番「幸せ」な状態なのではないだろうか?



個人的には、その子自然としている振る舞いを「社会犠牲で不幸だ」ととらえるのもあまりいい受け止めとは思わないし、同じ理由で「女子感出してる」と見られる状態もまた、あまりいい受け止めとは思わない。「ことさら褒めたことはない」と言うが、「女子感出してる」ととらえている時点で、それはあるメッセージになっているのだ。あくまで「その子」の個人的な振る舞いなのに、「女子」とカテゴライズされれば、その子は結局何かを強いられる(たとえば親のジェンダー観を受け入れる)ことになるのだから

こんなとき、我々は初めて我々自身ジェンダー観に改めて気づかされる。「自然に受け止め、受け入れる」ことの何という難しさ!!

http://anond.hatelabo.jp/20160929065235

手持ちのMacBookが少々古くて厳しくなったので新しいMacBookを買ったんだけど仕事で使うやつだから

MBファイル移動とか(これはMac任せで待ってりゃいいだけだけど)

本体iMacとの連携とか、Dropboxevernoteの設定引き継ぎ、

仕事でつかうソフトの初期設定、グーグルとかiTunesログインとか、

それ以前にMac本体の設定とか色々あって疲れた

あと前のMacではOSバージョンちょっと古くて気がつかなかったけど、

今はアプリ同士が色々連携してて(例えばDropbox経由で設定を同期させたり)

よくわからないうちにアレコレが依存しあってる。

いやまあ便利になってるんだろうけど。

あとiPhone連携してて、メッセージアプリがうざい。

メインで使うiMacと旧MB、新MBの三台を開いてると順番に通知が届いて最後iPhoneから通知がきてそりゃもう賑やかになる。

着信のお知らせもMacに飛んでくるからどれをどうしたら黙ってくれるのか一瞬わからなくてビビる

色々仕事用として使えるまで3日くらいかかった。

疲れた体と心を癒すのはやはりスタバだと思うのでお昼になったらドヤ顔しにいってこよう。

2016-09-28

君の名は。性的描写男性恋愛物を作る難しさ

君の名は。」で口噛み酒のシーンが気持ち悪いと言う話になっている。

http://togetter.com/li/1029154


口噛み酒自体は新海監督のある種のフェティシズムの発露であるというのはインタビューでも言っていたのでまぁ気持ち悪く感じる人がいるのもわからなくはない。

本来性癖は人によって千差万別でかなり慎重に扱うべきものからだ。

一方でエロは万人にほぼほぼ普遍的存在するものなのである程度の公約数的な部分を確保してしまえば多くの人間にフックするという強みもある。


新海誠監督は今まで過去作においてエロティックな場面をほとんど描いてこなかった。

その理由は私にはわからないがある種の特徴の一つでもあったと思う。

そういった点がこじらせた「童貞」臭さと言われる一端でもあった。


※ちなみに新海監督は童貞臭いと言われることを一定程度評価している旨をラジオ番組発言している。

おそらく童貞臭いという評価に内在する純粋さ・ピュアさが新海監督がターゲットにしている思春期の男女にまさにクリティカルにHITする部分だと思っているからだろう。


今回はそこから一歩踏み出し、フェティシズム一定程度健全エロさを作中に含ませようと考えたのは恐らく言の葉の庭の足フェチ描写が観客に評価されたかであると思う。

「意外と若い男女ってエロティック描写に寛容じゃん?」

ということに気づいたのだと思われる。

東宝に出した最初企画書の時点で三葉の胸を揉む描写が既にあったことが見て取れる。

ベタベタ描写、みたいなことが注釈で書いてある。


一方で性欲を丸出しにしてしまうと下品すぎて観客が引いてしまうことは恐らく既に把握していて、言の葉の庭では足を触る描写エロティックだが徹底的に崇高かつ審美的に描き下品さをかき消すと言う手法を使った。

それに対して今回使った手法ベタベタと言っているように定型的で既に出来上がった文脈手法をそのまま持ってきた形だ。

まり笑いを使うことでエロさに健全さをくっ付けることで観客が引くことを回避させようと言う手法である

まり観客にこのシーンを見て笑ってもいいんだぜ?

という言い訳をつくることで安心させようと言うわけだ。

そこまでエロくないですよ、健全ですよ。

というわけだ。


最近エロ手法を取り入れたにしてはこの辺の技巧に非常にしびれたし、単純にうまいなと思わされた。

なんとなくこの辺で瀧君を「ちょっとエッチ東京から来たイケメン」という卑近さを生み出すの成功しているような気がする。

股間に手を出すのはアウトだが、胸ならギリギリという非常に危ういラインだ(瀧が三葉の状態トイレに行く描写がないのはそういうことだろう。三葉in瀧ではあるのに)。

その他こまごました部分を含めてその辺の舵取りはかなりきっちり詰めたのだろう。

お見事でした。


しかし、この入れ替わりシーンは置いておくとして問題になっているのは口噛み酒のシーンである

特に四葉が三葉に口噛み酒を販売すれば売れる!

と言うシーンである


ここにオタク男性感性をどうしても感じてしまうと言う点である

四葉女性性的価値少女でありながら感じていることに違和感を感じると言うことだろう。

しかし、正直この点に男性性をいきなり感じてしまうというのは少々飛躍しすぎではないだろうか。

実は作中に少女向けのファッション雑誌が部屋に転がっていると言うカット存在する。

まり四葉はそういう点にわりと自覚的であるのではないかというエクスキューズをわざわざ用意してあるのだ。

あるいは三葉の言うとおり「思春期前のお子様」であるのでそういった視線知識はあるもの無頓着である

という解釈もできるかもしれない。

いずれせよ、安易一方的男性性を見出すには少々待ったをかける必要はあるはずだ。


ネット上の論評をいくつか見て回って、少し思ったことがある。

思ったのは新海誠男性であるからといった点が論評において強く作用しているのではないかという点だ。


もちろん秒速5センチメートルが強い男性目線から作品であったのは事実だと思うし、実際作中のモノローグの量はタカキの物が大半だ。その様な作品男性性を強く見出すのはわかる。

しかし、だからといって一足飛びに「君の名は。」をすぐに男性であると決め付けすぎるのはすこし早すぎる気がする。

もちろん過去作の文脈をまるごと無視するというのはさすがに無理があると思うが、言の葉の庭における雪野の描写彼女と彼女の猫女性主人公であるという点を無視しすぎである

海外では新海誠映画は男女比率がわりと均衡しているという。

一方で日本では従来の男性ファンがあまりにも多すぎた気来がある。

そのせいかどうも、評論すら男性目線から見たものが多すぎる気がする(特に上白石萌音が秒速でどちらかというとコスモナウトに感情移入したというのは示唆的だ。ネット上であまりその視点から言及した記事を見たことがない。)


女性自分性的価値認識していないというのは少々一方的過ぎるだろう。

でなければ女子中高生アイドルがいることの説明がつかない。

女性受けを狙ってアイドルをやっている人もいるという説明もまぁそういう人もいるだろうが、皆男性から目線意識していないなどというのは少し純粋性を女性に求めすぎだ。

特に三葉が口噛み酒販売に対して斜め上の回答をしたのはまともに回答するのが恥ずかしいからであり、それは三葉に対するジェンダー的抑圧の強さを示している部分でもあると思うし、「イケメン男子にしてください」という台詞もつながる。

わりと重要な部分だと思うので安易監督男性性に固執するのは危険だと思う。


勅使河原の口噛み酒の部分もあれは作品メッセージではなく勅使河原認識とみなすのが相応だろう。

同じ縁故に縛られた立場として土着にまつわる行為否定されることにある種のシンパシーから擁護であるとも取れる。

※つまり必死こいて神事を行ってるのに友人まで否定するのは酷ではないかという同情的心理。縛られていることに息苦しさを覚えていながら糸守に愛着があるという描写を事前に行っているのはその辺の示唆なのではないか。三葉がどう思うかは別である

2016-09-27

ブレンディのCMと「ウナギ養殖」擬人動画炎上を比べてわかったこと

http://b.hatena.ne.jp/entry/267967587/comment/napsucks

>>むしろその「こうやったらおもしろくね?」という感覚で突っ走る、作品の生み出すメタメッセージへの製作陣の無自覚さが、視聴者さらメタな不気味さを感じさせているんだけどね。。



http://b.hatena.ne.jp/entry/302365495/comment/napsucks

>>最後まで水着少女でやれよ、さばかれて焼かれるところまでをよ。それをやらないってことは作り手がこの動画通底する罪の意識を知ってる証左だよね。



無意識にやったら「不気味」、意識的にやったら「自覚してやってた!」と糾弾

要するに「アテクシ様たちの気に食わない物は、適当理由でっち上げバッシングするわ」という

もう食べログは信じない

今日研究が一区切りついたか研究室メンバー居酒屋に行こうってことになった。

学校の近くで最も口コミの内容が良い店を選んで決めた。評価は3後半。個人経営

クワクしながら入店したら店内が常連さんで盛り上がっててまぁ個人経営だしと勝手解釈

とりあえずお酒を頼み何を頼むか考えていたら常連さんからの痛い視線。あぁ仲間が来たけど座る席がないってか。その人は立ち飲みエリアへ。



でも私達も来たばかりだしご飯を頼む。店員が2人いるはずなのに1人はこちらの声に全く無視。客との会話に熱心。

まぁ仕方ないともう1人の店員に頼み暫し雑談

そこでメンバーの1人が教員と揉めてて来たメッセージの返信に悩んでいるとのこと。皆で一番良い返信を考えるよね?

考えながら来たご飯を食べる。ご飯はめっちゃ美味しい。



食べ終わり、次何を頼むかメニューを見ながら考えていたところ、先程注文を無視した店員一言

「さっきから携帯見てて食べないんだったら出てくれる?」そういって返事も聞かず合計金額計算し始める。スピードが速い。

え、と、まず携帯を持っているのは3人中1人だし、何なら向かいの席の常連さんも携帯みながら話してるし。そして常連さんの殆ど食べ物食べてないし。え、本当に口コミ真実なの?雰囲気はいいの?

まぁこれは調査不足だった私達がいけないかと思いお金を出して退散した。先程まで立ち飲みエリアにいた客が席に座る。



個人経営の店は20代前半が行く店ではなかったと学ぶ事ができたと思うようにしているけど何か腑に落ちない。

うその後はチェーン店で全員半泣きで飲んだよ。えっと、これは私達が悪いの?なんか常連さんたちごめんなさい。まぁもう食べログは信じないわ。



(追記)食べログに書けとの的確なコメントありがとうございます。先程口コミ申請しました。

私達は半年以内の口コミのみを参考にした為このような事になってしまったと反省していますタイトルは「もう個人経営居酒屋は信じない」が適正ですかね?

因みに店の口コミは50件ほどあり、低評価(☆2以下)の口コミは1件で常連さんと店員の談笑がうるさくアウェーを感じたと書いてありました。

これから食べログで店を決める時は低評価を参考に吟味した方が良さそうですね。本当に良い勉強になりました。ありがとうございます

後、入店し一番にお酒は頼んでます!書き方悪くてすみません




(再追記)私は食べログ評価を過信しないでほしい事を伝えたかっただけので店名公開をするつもりはありません。後、公開と自動的学校もバレちゃうので。

2016-09-26

アラサーにもなって他人交流してないのはまずいと思ってあるサークルに入って人間関係というものを始めてみたのだが

同じサークルメンバーのある人に、SNSでよろしく的なメッセージを送っても無反応、

その人の投稿コメントしても無反応、

私以外の人のコメントには返信したりいいね的なやつをつけているのに私のにはつけてくれない

嫌われてるのかなー…と悶絶してしま

でもリアルでは大して交流してないし嫌われる要素もないはずなんだよね

人馴れしてないのでメッセージ送るにも勇気がいり酔った勢いで若干変なテンションメッセージになってるのは認めるけど引かれるほどではないはず…

というか引いてたり内心嫌ってたとしても儀礼的にでいいから反応するよね普通

触りたくないほど嫌われてるのかー…って30にもなってこんな小学生みたいなアホみたいなことで悶絶してるのも情けない

自分の対人能力の低さを痛感する

2016-09-25

転職ドラフト給料値切った / 値切ろうとした会社まとめ

今後のために記録しておく。ほかにもあったら教えてほしい、ただし、ソースのないものは載せない方向で。

Yahoo! Japan

ソース: http://anond.hatelabo.jp/20160925170021

ところが、内定通知と同時に提示された年収が想定していた額とかなり違っていた。
Y社からドラフトでの指名額は550万で、転職ドラフトルールでは指名額の9割以上を保証という事だったので、最悪でも495万以上のはずであると思っていた。
実際に提示された金額は4,288,000円、月給では268,000円。

人事担当者説明では、この金額にみなし残業時間25時間分が付き実際には4,912,228円になる。

Y社とあるけどまあYahoo! Japanだよね。 https://job-draft.jp/festivals/2/companies にYで始まる会社一社しかないし。

転職ドラフトも「みなし残業分を含めても9割の495万に届いていない事のみ問題なのでそれは指摘します」と反応したそうなので、ルール違反という認識はあるみたい。

リクルートライフスタイル

ソース: https://twitter.com/hanpen_good/status/755392429751017472

これは転職ドラフトよって是正されている:

https://job-draft.jp/articles/66

現在開催中の第2回転職ドラフトにて、指名時の指名メッセージ内に、

提示年収あくまで参考。実際のお力に見合う形で提示

という旨の文章を載せた企業がいらっしゃいました。

転職ドラフトでは、レジュメを見た上で、最初年収提示をしていただきます。(※)
この提示年収に対して、あらかじめ実態との乖離があることを想起させる表現は、サービス信頼性に関わります

このエントリだと他にも「提示年収は仮で入力させていただきました」と書いた会社があったらしいが、社名は特定できなかった

映画聲の形』は商業的なマイナス要素を極力排除して再構成することで売ることに逃げ切った作品

観終わった最初感想は、漫画聲の形』が映像化されないことを確信したショックだ。

 

まず先に断わっておくが私が言いたいことは原作を崇めて原作未読者や映画馬鹿にするといった内容ではない。

映画製作に携わる人間が『聲の形』をどういったつもりで再構成したのか、

またその再構成の結果として商業的な成功を収めたことや、

そのせいで映画聲の形』(以下、映画しか漫画聲の形』(以下、漫画)に触れていない多くの人に誤解させてしまったということ、

そしてこの世で漫画聲の形』が漫画聲の形』という作品しか伝えられなかった、他のラブストーリー青春物語ではできなかったこと…映画からは外されてしまったことについて触れる。

この日記を読んで少しでも漫画に興味を抱いたのなら、漫画にて『聲の形』というコンテンツを全て消化すべきであり、

本当の答えを噛みしめ、確認しなければ作品聲の形』には全く触れないで人生を終えるといっても過言ではないと言っておこう。

これはステマではない。

なお漫画ネタバレになりかねないよう、これから漫画を読む人間にとって害にならない程度に極力抑えるつもりだ。

これはステマではない(繰り返し)。

 

そしてあくまでも日記なので読みづらさや誤字脱字などは勘弁してもらいたい。

 

制作スタッフが行った再構成とは

単純に2時間半に収めるには物理的な無理があったため、大幅にカット再構成されている。

その点だけでも漫画映画は全くの別物と言っても差し支えない。

しかしこれは映画1本に収めるという制約上仕方のないことで、これに関しては特に言及するつもりはない。

要は、漫画が伝えたかった要素をコンパクトにして映画で伝えられたらいいだけだからだ。

まり、私が問題にしているということはその再構成漫画が伝えなければいけなかったことを大部分が外されているからだ。

 

制作スタッフ映画を見に来た観客にできるだけ「負の感情」を強く抱かせないように気を使って再構成している。

分かりやすく言うと「なんだよこのクソ鬱映画!!」みたいな感想にならないよう、できるだけイライラ不愉快になるような要素や、

生々しい要素をオミットしている…その商業的にも負になりかねない要素たちだけ、

この映画への梯子が外されて下に蹴落とされている…といったイメージだ。

漫画では読者の心をえぐってくるような要素が宝石箱のように詰め込まれている。

主人公石田にともすれば殺意を抱かせるだけの強いクズ描写がされており、

小学生時代石田を無条件に悪だと読者は強く確信でき、そこに同情の余地もなければクラス手のひら返しにも憤慨するだろう。

映画ではかなりあっさりと流されていて、このせいで不快な思いをだいぶ軽減されているが、

石田の「俺は清算して死ぬべきだ」という気持ち映画視聴者に軽く受け取られやすくなってしまった、薄っぺらく見られやすくなってしまっている。

漫画の特色として、読者の暗い感情をこういった不快いじめや生々しい描写で刺激しつつ、

当事者である石田がどうやってそれを乗り越え、まともに生きることはできない、けれど死ぬこともできなくなったところを出発点に歩き出した、

というのが最初石田西宮出会いで、だからこそいじめた本人である自分友達になろうとするという不条理を進まなければならなくなったという経緯がある。

まり最初の死への渇望とその道を閉ざされた石田心理描写を読者に刷り込ませるためには、

石田所業が到底擁護できないくらい行き過ぎた描写であることが『聲の形』という作品には不可欠なのだ

それを見た読者の底にドロドロと横たわりだした感情を燃料にして、出会いが種火となり燃えながら、時には火が消えかけながら、それでも何とか大きくなろうとする炎の様子が、本当の『聲の形』の姿だ。

作品として、「読者(視聴者)の負の感情」が必要なのだが、これは前述したとおり耐性のある人間を選んでしまうため商業的に足かせともなりかねない、

判断され軽減・外した、というのが制作スタッフ再構成で行ったことだ。

ピンと来ないなら激辛だと食べれないから中辛にした、ということだと思って欲しい。

そのおかげで結果として極力不快要素を外し京アニ作画力とキャラの可愛さで万人が食べれる作品へと変化し、

商業的に成功を収めることができ、映画映画として勝利した。

映画聲の形』は売れることに邪魔になる重りを捨て去り新品のランニングシューズを履いて走り抜けた。

でもそれは漫画が這いつくばってたどり着いたところとは違うゴールであり、

その漫画がたどったコースとゴールは今後二度と映像化され現実化されないということを確信し、制作の手腕の勝利も同時に確信し、私はショックを受けた。

 

映画だけを視聴して誤解してしまった人々

帰ってレビューに目を通すと、やはり石田心理描写が把握しきれていなかったり、

よく分からなかったという感想もちらほらと目立った。

障碍者としての西宮葛藤や苦悩もかなりあっさりされているので重いテーマだったという感想はありつつも、

そこから広がりを感じるような形としての感想が出てこず、実は何も考えさせられてないというのが観察できた。

西宮がなぜ笑い続けなければいけなかったのか、西宮がなぜ思い詰めてしまったのか、

石田も同様になぜ最初に思い詰めて、それでも西宮と違い諦めなかったのかということに説得感を出すためには、

やはり前述した「読者の中に生まれたドロドロとした暗いもの」を燃料にするための不快要素がオミットされたことが原因である

 

聾唖の人たちから意見も、この不快要素オミットのために発生した説明不足、その他ところどころに出てきてしまった脈絡のないように見える行動もこのオミット行為副作用となっている。

から必要なのだ

聲の形』という作品を完成させるためには必要な要素だった。

ただ、それは商業的な成功には必要なかったし、事実それで勝利を収めてしまった。

これは作品の特色であってもビジネス上で不利益とみなされたものは無かったことにしていいという資本主義思想に対する芸術創作の完全敗北と言い換えてもいい。

とにかく大多数に対して理解されやすければ、消化しやすコンテンツであるならばいくらでも特色を消してしまっていいという姿勢だ。

それに深く静かな絶望を覚えたのは、漫画既読組には少なからずいただろう。

家に帰ったあとそれは視聴した沢山の人のレビューを読んで感じているかもしれない、私みたいに。

一体、映画を見た人の何割が石田自分を重ねることができたのだろうか。

嫌な汗はかくことができただろうか。

 

漫画聲の形

漫画の『聲の形』は、一度死を望んだ石田自分が行ったことを思い知らされ、なおかつ死ぬという逃げ道すら断たれたことで、

前を向いて、半ば仕方なく、半ばやけくそで行動する・西宮友達になるというスタート物語が始まる。

石田のやったことがどれだけ許されないことなのか、また当時の登場人物たちが流され、無力で、愚かで、間違えてきたことが心をえぐられる程度に描かれている。

この最初の導入でしつこいまでに鬱要素をぶっこむことで読者は自分過去やってしまった罪の意識を思い出し、無意識石田に重ねる、石田は読者の暗い過去だ。

今風にいうと黒歴史人物化したキャラクターとしてこれで形作られる。

過去が黒ければ黒いと形をはっきりしてくるキャラクターだ、それは視聴者の闇の色と同じ色をしているからだ。

それをやらなかった映画石田に対する感情移入がバラバなのは、つまりは、その黒歴史へのアクセスが不十分になってしまたからだ。

普通、そこまで思い返すほどのトラウマ黒歴史を持つ人間は少ないので、

その場合石田に代行させて罪の意識を増幅させるためにも石田のやったことは大きく描写されていた方が感情移入のためのパイプを築ける。

 

そして、死ぬことを閉ざされた石田が、つまり黒歴史から目を背けずに、常に意識して生きなければいけなくなった「あなた」は、

どうやって生きていけばいいのか、どう周りと接していけばいいのか、取り返しがつかない過去石田あなたはどう向き合っていけばいいのか。

それが『聲の形』の作品としての本質だ。

決して障碍者と涙ホロホロ最後ハッピーなだけの作品ではない。

石田黒歴史を貼りつけながら歩き続けるプレイヤーとなり、読者は過去が脅かすことに石田と共にドキドキしながら、辛さを共有しながら、

最初不快感を感じていたはずの石田自分に、いつしか何とかしようと奔走する石田応援しだす。

過去は取り返しがつかないかもしれない、

けれどこれから西宮未来は泣かせないように行動することができる。

それを問いかけてくる作品なのだ

それが『聲の形なのだ

 

過去の追跡がどれだけ辛く暗いものなのかが、このテーマを重く受け止めるために必要な手順だ。

ところが、何度もいうがこれをオブラートに包むか削除してしまったため、このテーマが盛大にぼやけてしまった。

漫画では西宮の家庭環境小学校教師との再会や映画作り、いてもいなくても一緒だった真柴のちゃんとした存在意義など、

この暗さと前向きにもがく様を描くための要素が何度も繰り返されている。

その最後の結末が、読者のこれから背中を押す形で終わっている。

生き続ける石田現実に生きる私たちへの、エールへと繋げられている。

それが『聲の形なのだ

 

そしてそれが他のラブストーリーにできなかったことで、『聲の形』だけができたことだった。

他のラブストーリーに、何とかしようとして上手くいかずに古傷をえぐらせるような真似をして、

それでも読まざるを得ないという状況にもっていけるだけの能力がない。

「これはどうなってしまうのか?(他人事とは思えない感想)」と思わせるのがこの作品面白さでもある。

 

聲の形』にとって障碍者という要素はいじめの歴史を作るためのただの道具の1つに過ぎず、それが本質ではない。

本質は、変えられない過去と変えられる未来、そして過去を受け入れるというこの3つの要素だ。

消極的に変わらざるを得なかった石田が変えられない西宮を救い、

一緒に変わっていこう、と2人とも前向きになるという完全に内面の話なのだ

そして変わりたいけど変われなかったという気持ちの重さ、辛さ、ドロドロした暗い時間の積み重ねを描き切ったのが漫画だ。

読んでいる人間石田の状況に嫌な汗をかき、そして小さくホッとする作品なのだ

その作品映像化はできていない。

できていないのに、商業的に成功している。

 

変わることの重要性を訴えた作品が、

そのメッセージの大部分を消失しながら、

大ヒットをしている。

 

まず私はその現実に立ち向かわなければいけない。

そう、思った。

 

…私はこの映画を予約するのに3時間かかった。

ネット予約操作方法が分からないのではない。

映画館聲の形から心をえぐられることに2時間半耐えられるか悩んだからだった。

ところが実際は、別のことでえぐられるとはそのとき私は思いもしなかった…

2016-09-22

http://anond.hatelabo.jp/20160922233957

その理屈でいくと、お前が彼氏彼女から今日料理作って待ってるからね」というメッセージを事前に受取り、

仕事を早めに切り上げて自宅に帰ったところセブンイレブン一風堂インスタントラーメンが出てきても感動できるということになるが

それでよろしいか

2016-09-19

昨日を生きる人

9月のある日、僕が体験したできごとは、あまりにも現実離れしていた。

その日会った人物の言うことを全部信じればの話だが、彼女がそこまでの嘘をつく理由も思いつかないので、とりいそぎすべてを信じることにして、話をすすめる。

その日、妻が義母と出かけるというので、僕は暇を持て余していた。ふと、最近ツイッターで援交をしている女子がいるらしいから、どんなもんか検索してみよう、と思いたった。暇を持て余した男がすることはろくなもんじゃない。

検索するとかなりアカウントがヒットした。その中から20歳専門学校生プロフィールに書いてあるアカウントメッセージを送ってみた。するとすぐに返事があったので、条件や会う場所を決め、待ち合わせ場所に向かった。

そこにいたのは、20歳よりさらに若く見える女の子だった。嬉しいような、でもちょっと危険なような、そんな気持ちホテルへと移動した。

ホテルに着き、やることを済ませた後、しばらく話をしていると、唐突に打ち明け話がはじまった。

人生うまくいかないんですよね。そんな始まりだったと思う。若い子にありがちな話だと思っておざなりアドバイスをしていると、急に彼女が言った。 

実は私、病気なんです。記憶が1日しか持たないんです。

記憶が持たない」という症状は、小説映画テーマにもなっているし、有名なミュージシャン交通事故きっかけに発症している。だから存在は知っていたが、当事者を目の前にしたのははじめてだったので、すぐには受け入れられなかった。

彼女は、家族の話によると、ある時、自分の大切な人が目の前から姿を消したこと、また学校先生からセクハラを受けていたことが重なり、鬱を発症したらしい。そしてそれと同時に記憶が徐々に消えていき、最終的に1日しか記憶が持たないようになってしまったのだという。

それから彼女は1日の終わりにスマホに、「スマホメモを見ること」というふせんを貼り、スマホメモには家族写真と、父、母、兄という説明を入れ、朝起きてまずやるべきことを書くようになった。

また、日々の記録を手書き日記につけ、毎朝それを読み返すことで、自分の行動を把握しているらしい。そこに書かれていることは彼女にとっては他人事で、ふーんという感想しかないらしい。

さらに、記憶がないことで、自分はこういう人間だ、という内的一貫性もないため、ある出来事に対してどのような感情を持つべきかわからず、結果的には感情を失ってしまったという。それは暗い人間になるという事ではなく、全てに対してフラットなため、第一印象では明るい人に思えるのが不思議だった。

彼女毎日自分SNSを開き、昨日と同じく行動を繰り返すことで、自分の1日を前に進めている、そこに援交を誘う投稿があればそれをそのまま投稿しなおし、僕のような男がひっかかれば寝る。

これから彼女は昨日を繰り返して生きていくのだろう。あるいは病気がよくなれば、彼女彼女明日を生きることができるのだろうか。

http://anond.hatelabo.jp/20160919015002

そりゃ世の中どんなことだって「無くはない」さ

レイプされて惚れる女だって「世の中にゼロだ」といったら非科学的な発言

けどそれをメジャー誌の社会派扱いの創作物の上でやるのはメッセージだってことになるだろ

2016-09-18

Windows10「気に入りましたか?」

何を気に入ったのかと思ったらログオン画面に出る「Windowsスポットライト」のランダム写真について聞いているらしいが

このメッセージが出る時って写真が表示される前の段階だから判断できないんだけど

2016-09-17

セカイ系ロキノン系が共有する感覚について

セカイ系ロキノン系が共有しているものなんてものは無い。

元増田思い込み勘違い誇大妄想拡大解釈に過ぎない。

少なくとも、

セカイ系ロキノン系は同じものを指している

は無い。

そもそも、まとめかたとして両者は全然違うでしょう。

物語パターン類型手法と、雑誌常連バンド総称なんだから

単に元増田10代の頃に聞いてた、思い入れが強いバンドに対してセカイ系の枠組みをこじつけているだけ。

実際、アジカン後藤日記によれば「誤読」であり、「セカイ系ちゃうわ」なわけだ。

ただの気のせい。運動睡眠瞑想野菜が足りない。お大事に。



・・・



さて、問題はここからになる。

元増田が語った感覚は「気のせい」である

では、増田の「気のせい」はどこから来たのだろう?

どうして、共通点があるように感じたのだろう?

これこそが増田の本当に語りたかったもののはずだ。



結論を先に述べる。

セカイ系作品ロキノン系楽曲が共有する(と00年代青春を過ごした者が錯覚する)感覚とは、

受け手側が感じている社会に対する抑圧的心理が、作者が提供する物語によって変化すると"信じる"感覚のことである



「色々うまくいかないけど、アニメ音楽聞いてればなんか元気になる。そう思わないとやってらんねー。」

っていう感覚である

ヤサイヤサイヤサイ 野菜を食べると

 ココロココロココロ 心が良くなる」

といった、「おさかな天国」的世界を信じることで救われようとする試みに近い。




だが、私はめんどくさくなってしまった。

この先、村上春樹的な「物語」の作用を用いて、主張を補強したかった、すなわち

物語」には、「こちら側」と「あちら側」を越えさせる力がある、

とか、

「あちら側」とは、人間の内的世界や「井戸の底」のようなものであり、そこでは現実には起こり得ないことが起こる。

とか、

我々は「物語」というメタファーを通じて「あちら側」を経験することによって、「物語」の前後で異なる組成人間になり得る。

とか、

そもそも、セカイ系っぽい歌詞ロキノン系において、「君」と「僕」というのは単なる主語であり、ロキノン系歌詞では、「君」が「僕の認識世界観」を救う構図(あるいはその逆)こそあるものの、

セカイ系サブカルチャーにおける「世界社会の終わり」に該当するもの描写されない。

とか、

しかし、セカイ系ロキノン系はともに「物語」を通じて、「こちら側」と「あちら側」をつなげるという点において共通する感覚(≠メッセージ性)を持っており、

よりメタ的には「物語を信じる」ことによって感覚を共有している。

とか、

「信じる」とは「鬱屈焦燥感、閉塞感」を「なんとなく」感じることによって選択される行動である。ゆえに、「退廃的な感じ」がする。

とか、




そういう議論をもったいぶって展開したいと思ったものの、

この元増田投稿されたのが二日前である上、

この、午前4時過ぎに「ちょっとラーメン食べにいかねえ?」とライン飛ばしてくる留年した大学生っぽい文章から察するに、

いかにそれっぽい評論家気取り文章を読んだところで、「ありがとう、でもなんか違うんだよねーw」などと言いそうな気がしてきたので、めんどくさくなった。

っていうか、それっぽい記述をやたらと長い一文で書いているだけにしか見えなくなって、めんどくさくなった。


私も元増田も、運動不足且つ睡眠不足で、炭水化物ばかり食べているため、一貫した思考を保つことが困難なのである。お大事に。

http://anond.hatelabo.jp/20160915232428

新幹線自由席

優先席がないのはなぜ?

身体不自由な人がいても席譲る必要ないのよね?

若しくは金払って指定席座れや、というJRメッセージなのかな。

2016-09-15

ああもう

意味不明メッセージを返すサポートシステム程、質の悪いものはない。

からかわれてる気分になる。

何が正しいのかさえ分からん

終わった人間はさっさと自殺しろというメッセージ

自殺しそうな中学生に対するメッセージ、生きてれば楽しいとあるよみたいなのばっかなので生きてて楽しくないし守るものもない大人自殺してもしょうがいねって思ってるのかお前はって感じがする(それはそう)。

中学生自殺したいような人はその後あのとき自殺しておけばよかったって思うような人生になりそう。

コミュニケーションってほんとつれーわ

ビジネスとかの表面的なつきあいならいくらでもできるけど

それよりちょっとでも深入りしようと思ったらほんとにストレスかかってつらい

相手からきたメールは怖くてなっかなか開けないし、酒飲まないと返信もできない

酒飲んだら飲んだで調子乗ったようなメッセージ送ってしまって馬鹿みたいに後悔するし、それに返信こないとさらに身悶えてしま

 

なんか生き方ミスったなあ・・・若いからもっと人とかかわっていればよかった…

長嶋有「愛のようだ」感想

長嶋有の「愛のようだ」を読んだ。

感想を言う相手も書く場所もないので、ここに書くことにする。



作中で言及されている通り、登場人物が"ちゃんと疲れる"ロードムービーだった。

その手口は「水曜どうでしょう」に似ている。

どこで読んだか忘れたが「水曜どうでしょう」の面白さを分析した文章で、

「あれは出演者の"疲れて何をやっても面白い状態"に視聴者を巻き込むことで成立している」

的なものを読んだことがあるが、それを思い出した。


水曜どうでしょう」ばりの徒労と混乱とハイテンションを経て、"疲れているか面白い"、ではなく、"疲れているから感じ入る"。

作中一番の盛り上がり。第四話のラスト、「愛のようだ」という詩的(俳句的)でストレートで派手なタイトル言葉を、

語り手の友人がそのまま呟くという凄い場面。

ここは語り手も読者も、道中で疲れているからこそ、「愛のようだ」と、感じ入るのだ。



ところで、この作品の帯には

"大切なものを失う悲しみを、まっすぐに描いた感動作。"

"最初最後の「泣ける」恋愛小説"

という、なかなか凄いコピーが載っていたが、なるほど作者の「感動的な恋愛小説をちゃんと書こう」という気概を感じる作品だった。


まり主人公(=語り手)に好きな人がいるけれど死んでしまって悲しい話なのだ

世界の中心で愛を叫ぶ」であり「ノルウェイの森なのだ

こうやって書くと何だか馬鹿にしているような感じになってしまうが、

何と言うか、本当に「主人公好きな人がいるけれど死んでしまって悲しい話」をちゃんと書いているのだ。


作家が「主人公好きな人がいるけれど死んでしまって悲しい話」を書くことが

どれほど恥ずかしい(照れ臭いことなのかわからないが、

その恥ずかしさから逃げることなく、と同時に読者が引いてしまわないよう配慮して、

手続きを踏んで、抑制の効いた方法で、その「悲しさ」がきちんと書かれていた。

とてもかっこいいと思う。


前述の友人が「愛のようだ」と呟く場面は、とても感動的でポジティブで素敵な場面だった。

が、そこで語り手はあくま第三者で、言ってみれば読者と似たような立ち位置だった。

友人が愛のようであることに気付く場面に(第三者的に)立ち会ったその余韻が残るエピローグで、

死んでしまった好きな人から最後メッセージを受け取る。

それは、映画の「ニュー・シネマ・パラダイス」を彷彿とさせるような、チャーミングで切ないメッセージなのだが、

そこで語り手に訪れる悲しさは、とことん「当事者になれなかった悲しさ」なんだと思う。



それと、この小説を語る上で外せないのが、全編通して大量に登場する固有名詞だ。

漫画アニメテレビCM映画、J-POP(歌謡曲? その辺の区分けがよくわからない)といった

サブカルチャーポップカルチャー(この辺の適切な総称もよくわからない)から引用べらぼうに多い。

作者は、以前からエッセイ小説内の固有名詞の使い方について論じたりしているし、

というか、そんな前情報がなくても一目見て明らかなくらい大量の固有名詞意図的意識的に使っている。


これが、例えばキン肉マンを知っている人に「ほら、キン肉マンだよ」とサービスするための符牒じゃないことは明らかで、

じゃあ何のための引用なのかと言ったら、キン肉マン自体を書きたいわけではなくて、

「会話の中ですぐに"そういうの"を引用する人(達)」を書きたかったんだと思う。(当たり前か)


世の中やら自分やらを見て把握して語るときに、ごく自然漫画登場人物ポップス歌詞

重ね合わせがちな人が(特にある世代以下には)たくさんいる。

それは、ふざけているわけでも遊んでいるわけでもなくて、その方が断然実感があるからだ。


フィーバー状態伊勢神宮に願掛けに行く、っていうふざけたような言い方なんかも、

切実な思いを実感のこもった正直な言葉で表した美しい祈りの言葉なのだ

長嶋有が描くそういう言語感覚は、読んでいて楽しいし、時にとてもぐっとくる。



最後に、この小説長嶋有にしては珍しくとてもマッチョ小説だったと思う。

「この人のこと女だと思ってたわ」作家で上位にくる長嶋有だが、

「愛のようだ」に関しては、知らない人が読んでも男の人が書いた小説だと思うんじゃなかろうか。

2016-09-14

http://anond.hatelabo.jp/20160914042120

婚活について、自分体験から少しばかり書いてみます

婚活会社は、お手軽であればあるほど「結婚前提、1年前後のおつきあい結婚」というより、「恋人前提、しばらく恋人として交際して、ゆくゆくは結婚できるといいな」の考えの方が多いです。
 なので、本当にあなた結婚前提なのか、によって入り口となる会社が変わると思います

結婚に至るまでの流れですが、だいたい以下のようになります

婚活会社登録 → 匿名エントリー写真の公開は会社次第、任意の所も) → 匿名メッセージ交換 → プロフィール公開(名前の一部、写真職業公開) → お会い → 交際開始(婚活休止) → 結婚し退会

身元の件ですが、婚活会社に知れるのが嫌なら難しいでしょう。
 また、お手軽であれば匿名を維持しやすいのは確かですが、おつきあいが始まっても身分を明かしたくないというのも現実的に難しいです。
 ただ婚活サイト不特定多数の方を相手にしている間は、匿名なところがほとんどですので相手を選ぶまでは匿名活動できるかと思います
 職業声優に近いアナウンスといった職業にずらすのもいいかもしれませんが、この辺は婚活会社相談員相談するといいでしょう。

やりとりについては、序盤は婚活会社サイトを利用してのメッセージのやりとりで問題ないでしょう。
 お目にかかった後に LINEメールなど個人情報を求められることがあるかと思います
 そう言われたときは、さらりとかわすか、交際になるまでは教えない旨を伝えておくといいかもしれません。

ストーカーネットの噂などを気にされているのかも知れません。
 遊びや変な人が入らないように、しっかりとした婚活会社では『独身証明書』『源泉徴収票』などの公的証明書を求められます
 逆に求められないところは、相手レベル玉石混交ですので注意が必要です。
 噂に関しては、相手あなた声優だと認識できるのは写真やお会いして後になるかと思いますので、慎重に相手を選ぶしかいかと思います
 また写真アー写ステージメイク普段取材ウェブで出している顔とは違う方向のメイクで頑張る、といった感じがいいかも知れません。

また、仕事への理解があるかどうかも気になる点と思います
 婚活会社によっては、お金が余分にかかります相談員相手の条件を出して、お見合いをセッティングできるオプションがあったりします。
 近しい業界の方であれば理解される可能性が高いですので、そういった条件を出してみるのもありかも知れません。

書き出すときりが無いのでこの辺で。

お互い婚活頑張りましょう。

手を握り返された世界の僕への私信

生憎の雨はまるで自分の心の中から滲みでたかのように思えた。

まとわりつく湿度はまるで全身が呼吸するかのように心の外と中とを行き来している。

あの角を曲がった先の居酒屋で、女性と会う約束をしていた。

曲がり角の手前に立ち、呼吸を整えようとする。

これから断崖絶壁を覗きこむような覚悟と緊張感で足元がおぼつかない。

こんな状態では踏み外して奈落に真っ逆さまになってしまう。

すこしでも落ち着こうとケータイを取り出すとメッセージの新着を知らせるランプが光っていた。

素早くロックを外すとメッセージが表示された。

”お店が臨時休業でした。駅まで戻ります。”

読み切ると同時に声が掛かる。

「あ!ちょうどよかった!早かったですね!」

意表を突かれて取り繕った笑顔を返すのが精一杯だった僕の心に、底抜けに明るい声が鈍く刺ささる。



突然会いたいと言ってきたのは彼女の方からだった。

お互いが人の親になり、忙しさを理由に連絡を取らなくなって3年が過ぎた頃だ。

こちらの気持ちなど構う様子もなく、一方的熱量に溢返った言葉たちが並べられていた。

逢いたい。声が聞きたい。話を聞いて欲しい。

その言葉どれをとっても、今の疲れ果てた自分には麻薬のように魅惑的だった。



僕が結婚をする前、彼女とは不倫関係にあった。

結婚を条件に上京してきた彼女にとって、都会での生活は何もかもが苦痛だったそうだ。

しかし、仕事接待に明け暮れる夫は彼女を癒やそうとはしなかった。

そんな彼女が僕に対して癒やしを求めてきたことが、二人の関係の始まりだった。

働き盛りだった僕も疲れていたが、僕に癒やされる存在がいるということが、僕にしてみれば最大の癒やしになった。

そもそも独り身が長い僕にしてみれば彼女の重荷にならないように付き合うことは簡単だったし、今までの生活やしがらみに疲れた彼女にしてみればそこから離れて素直になれることだけで十分に癒やされていたのだろう。

夫の仕事の帰りが遅いことをいいことに、一緒に食事をしたりカラオケで歌を歌ったりする毎日を過ごしていた。

ただ、身体関係はたったの一度しかなかった。

その一度もあったといっていいかは難しい。お互いが裸になって抱き合っただけで終わってしまったのだ。

なぜだか分からないが、いざそういう関係になろうとしたときにお互いが急に冷静になったのだ。

求めていたことはこれだったのだろうか。それをしてしまうことでこれからの付き合いが慣れ合いになってしまうのではないだろうか。

もはや戻れない所まで来ているつもりだったが、高いと思っていたハードルを不意に超えてしまったことで拍子抜けしてしまったというのが正直なところかもしれない。

ただ、彼女に対する愛が本物なのだという確信に変わったのはむしろこのことがきっかけだった。



略奪愛は何度も考えた。慰謝料がどれほどになるかわからないけど離婚させたいと真剣に考えていた。

しか彼女は何度も結論をはぐらかし、それを理由に会うことを拒んでもいつの間にか現れては、気付いたらまた一緒の時間を過ごしていた。

そんなふうに憎めないところが彼女の一番やっかいなところだった。

自分に素直だといえば聞こえがいいが、自分がそうだと思ったら相手の考えなどお構いなしに真正から突っ込んでくるのだ。

いつまでたっても彼女結論を出す様子はなく、つかず離れずの日々ばかりが過ぎていった。

それもこれも自分がしっかりしないのが悪いのかもしれない。そう思って、別の女性との結婚真剣に考えるようになった。

程なくして、知人の紹介で知り合った女性とまさにトントン拍子で縁談がまとまることになった。

まさに奇跡的な出会いで、実に出会いから結婚まで半年もかからないほどだった。

その事実彼女に伝えると、僕の期待とは裏腹に彼女は無邪気に喜んだ。

そして、彼女から妊娠を聞かされたのはそれからすぐのことだった。



結婚してからは順調に子供を授かることができた。

彼女とは忘れた頃に送られてくるメールでほそぼそとつながっていたが、ある日生まれ子供を見たいと言い出した。

妻とも会いたがっているようで、いわゆるママ友が欲しいというのだ。

冗談ではないと思いつつも、いつも通りの押しの強さに僕はあっけなく折れてしまった。

はたして当日はい地雷が爆発しないかと生きた心地がしなかったのだが、母親になったことで責任感が目覚めたのか、そもそも僕に興味をなくしたのか全ては杞憂のまま時間は過ぎ去っていった。

結局ママ友になったわけでもなく、それっきり連絡もよこさなくなりこのまま自然と離れて忘れていくのだと思っていた。



ある日テレビを見ていて心臓が止まるほど驚いたことがあった。

CMで人の良さそうに振る舞う無名女優彼女にそっくりだったのだ。

大げさに目を見開いて驚く様子や、目尻のシワを構う様子を感じさせないような満面の笑顔、肉厚な唇を表情豊かに動かす大きめの口。

忘れていたはずの感情血液が注ぎ込まれて鼓動を始めるかのように、彼女を求める気持ちが目覚めていくのが分かった。

妻は子育て疲弊しながら結婚生活に慣れ、僕をないがしろにし始めた。

僕は妻から愛され続けられるように家事子育て積極的に参加したし、妻の疲れを少しでも癒せるように外に連れ出したり話に耳を傾けたり妻が楽しめそうなものは何でも用意した。

同時に、僕は妻のことを好きで居続けようと毎日努力をし続けた。妻の何が魅力なのかを考え、思い出し、再確認する毎日だった。

でも、妻が僕のことを好きでいてくれる努力をしてくれているかは疑問だった。

結婚して7年。二人目の子供を授かってから4年になるが、それ以来身体を交わすことはなかった。

何度か誘ってみたものの、願いが受け入れられることはなかった。



こんな状況だからこそ彼女からの誘いははっきりと断ったのだが、熱量と無邪気さに押し切られてこの日に至ってしまった。

今足を踏み外せば僕は全てを失って奈落に落ちるだろう。

こんな憔悴した状態で崖の上を歩くのが危険なことだというのは子供でもわかることだというのに。

僕のそんな気持ちもつゆ知らぬ様子で、彼女は無邪気に自分のことを話し続けた。

僕の話す言葉一つ一つを本当に嬉しそうに聞いては、無邪気な笑顔を見せていた。

僕の精神は何度も僕の身体を離れ、彼女の手を握ろうとしていた。

その度に僕の手は空を切り、彼女の手は蝶のように気ままに舞い遊んだ



長い長い綱渡りを終え僕らにタイムリミットが訪れた。

お互いには家庭があり待っている人間がいるのだ。

この日彼女に会うことは当然妻にも伝えてある。むしろそうしたほうが自分が足を踏み外さな保険になると思ったのだ。

それに、隠れてコソコソ会えるような器用なことは自分にはできない。

楽しくなかったといえば嘘だ。でも、それを楽しんでいいのかどうかはずっと疑問だった。

大げさな話をすれば自分人生は何のためにあるのかという話になる。

でも、そんなことをいちいち考えたい気分ではなかった。



彼女は満足できたのだろうか。彼女が望んでいたのはほんとうにこうして気軽に話すことのできる状況だけだったのだろうか。

僕の気持ち彼女はどう思っているのだろうか。

僕がどんな気持ちでここに来たのか、彼女はわかっているのだろうか。

そんなことを考えていると、いつの間にか僕の手は無意識彼女の方へと伸びていた。

いや、本当は彼女気持ちを試したかったのかもしれない。

僕の手は、彼女の胸の高さまで来ると平を上にして開いた。

彼女はその手を不思議そうに見ている。

そのまま数秒の時が過ぎ、僕は苦笑いとともにその手を引っ込めた。

彼女もつられて笑い、別れの挨拶とともに改札へと消えていった。



僕が今いるこの世界は、彼女がその手を握り返さなかった世界だ。

からほとんどのことがいつもの通り進んでいる。

今朝はまたリビングで眠り込んでしまったことに対する小言を妻に言われ、問題が起きるまで大してやることのない職場でこうして文章を書いている。

彼女が僕の手を握り返した世界では何が起こっているのだろう。

大げさな話をすれば自分人生は何のためにあるのかという話をもう少し落ち着いて考えてみたいと思う。

2016-09-13

合コンに行ってみた。

合コンというかお見合いパーティーのようなものに初めて行ってきた。

男女合計で200人近い規模の大きなパーティー。たくさんの人と知り合いになれるからいかなと思って。



だが、それは間違いだったのだ!



まず、多すぎる男性陣の速すぎる自己紹介に目と頭が追い付かない。

どんどんテーブルを移動してくる男性陣。貰ったプロフィールと顔を覚えきれない。

自己紹介が終わってすぐの第一印象チェックの時には最初出会った男性陣の顔なんて覚えていない。

「この人良いかな」と思っても、リストと顔が一致しているのか自信がない。

これは周りの女性陣も同じことをぼやいていた。



そしてフリータイム。これがすごかった。

合コンが初めてなので何をしていいのか分からず、話しかけようかな~と思っていたらすでに出遅れ

フリータイムが始まった瞬間に、男性陣に駆け寄っていく女性達と、取り残された女性達に分かれていた。



!?速い、速すぎる!



話したいと思った男性はすでに他の女性と話している。

ぽかんとしていると、同じようにぽかんとしていた隣の女性と目が合って思わず二人で笑ってしまった。

仕方がないのでご飯を取りにビュッフェコーナーに行くと、一人で食事をとりに来ている女性達がちらほら。

自然と皆同じテーブルに集まり女性同士で仲良くなるという謎の現象



こうやって女性同士で集まっていると男性も話しかけにくいんだろうなと思いつつ、男性も同じように集まっていたのでこちらもきっと同じような心境だったのだろう。

「一人であぶれているよりこうやって皆で集まる方が安心するよね」

という会話が聞こえてきたので心のなかで頷きながら、おいしいご飯を頂いた。



男性積極的に話しかけている女性も、女性積極的に話しかけている男性も多々いたが、3割くらいは同性同士で固まってご飯を食べていた。

もちろん私もその輪が心地よくてそこにいた。



「なんか難易度いね



という会話が聞こえてきたように、かなり積極的ガンガン異性に突っ込んでいけるような人じゃないと大人パーティーは難しいのかもしれない。



「なんか合コンっぽいな」



と思ったけれど、「いや、これ合コンだった」と思って変な気持ちになった。

女子だけのテーブルで、みんなご飯を取ってきてもぐもぐ食べている光景を見てなんだかおもしろくて笑った。

男性と一緒じゃないと飲み物を取りに行けないので、食事コーナーにある飲み物を一人で取りに行って皆ごくごく飲んでいた。

結局全然男性と話せなかったので、最後メッセージカードも話したことのない人に書くしかなかった。

他の女性もそんな感じの人が割と居て、何も書かないで出している人もいるようだった。



積極的に話しかけていた人達合コンの間に連絡先を交換して、さら二次会約束もしているようで強いと思った。

初めての合コンとしては学ぶことが多かったというか、いろいろと衝撃的で面白かった。

きっと同じ規模のパーティーに参加することは二度と無いだろう。

積極性ガンガン行く勇気って必要なんだなと思った。

2016-09-12

ネタバレ仮説】シン・ゴジララスト尻尾意味

シン・ゴジラを一度観てすぐ浮かぶ疑問点

  1. 冒頭の無人ボートはどういうことなのか
  2. ゴジラはなぜあの場所で「発生」したのか
  3. なぜ二回の上陸とも東京の中心を目指したのか
  4. なぜ二回目の上陸時は最初から完成形(第4形態)だったのか
  5. 自己増殖するゴジラ細胞(?)のシーンはなんなのか
  6. ラスト尻尾のアップのあれはなんなのか

以下は、これらをつなぎ合わせる妄想です。いちど観ただけの記憶を元に書いているので、細部記憶違いの可能性もあり。苦手な方はお帰りください。





(注)本文での論理展開の手順

シン・ゴジラ現実事件ではなく創作物なので、創作物なりの読み解き方ができるはず。

  1. ある人物が「○○○だ」あるいは「○○○かもしれない」と言っている。
  2. それは物語中で特に否定されない。
  3. ならば○○○はこの物語の設定をセリフに紛れ込ませた物語上の真実である

教授の人物像

物語中、唯一の癒やし成分として登場するカヨコ(石原さとみ)による情報で、ゴジラは60年前に米国杜撰に海中投棄していた核廃棄物が謎の古代生物の生き残りに作用して発生した新生である可能性が示唆される。そのレポートをまとめたのが牧教授。超重要なのに、セリフの中にしか出てこず、回想シーンすらない人物である

セリフの中にしか出てこないということは、セリフの中に出てくる説明や推測がそのまま牧教授の人物像の設定と考えていい。

ざっくりと箇条書きにすると

と、こんな感じ。

冒頭の無人ボートに残された「私は好きにした。あとはお前たちが好きにしろ」(だったっけ?)という捨て鉢メッセージ。揃えて脱がれてあった黒い革靴。牧教授はあのボートから海に飛び込んで自殺したことは間違いない。ではなんのために?


ゴジラ形態変化

パンフレットによると、映像には映らなかったが東京湾に出現した時点の第1形態はしっぽの長いオタマジャクシ型らしい。

出現時の順序は、次のようになっていた。

  1. 謎の高温により水蒸気爆発が起こる
  2. 海中を泳ぐなにかが視認される(第1形態
  3. 尻尾が海面上に現れる
  4. 上陸
  5. どんどん陸地向けに形態変化していく(両生類っぽい第2形態爬虫類っぽい第3形態
  6. 排熱が追いつかず退化して海に引き返す

高温は急激な形態変化の副産物なので、最初の「謎の高温」は、形態変化が爆発的に開始したタイミングと考えられる。

ということは、当然それ以前、オタマジャクシ型の「前」があるはずだ。

両生類←オタマジャクシ←(?)


ゴジラ細胞

  1. 物語の途中、米軍攻撃により地表に落ちたゴジラの体液がなにやら生物っぽく増殖している映像がサクッと挟まれる。これにより、ゴジラが無生殖で増殖する可能性が示唆され、国連東京に核攻撃を行うきっかけになる。
  2. ラストシーン尻尾のアップ。尻尾の先の方になるほど、クジラのような骨格や、人の手の骨のようなものがむき出しになっていく。
  3. ゴジラ遺伝子情報量人間の4倍である
  4. パンフレットによれば尻尾の先は「人の顔のようなもの
  5. ゴジラVSビオランテ以降、ゴジラ細胞は「G細胞」と呼ばれ、ゴジラ以外の生物摂取すると体を乗っ取られてゴジラ化してしま公式設定がある。

これらのことに、古今の漫画的な「お約束」を加えると、ゴジラが他の生物を「取り込んで」成長することは明らかだ。

尻尾の先にあった別の生物らしき骨格は、ゴジラが吸収して未消化の(あるいは完全生物であるゴジラにとって不要判断された)パーツと考えられる。



教授がやったこと

さて、ここから大きくハネてみる。

米国沿岸で発生したゴジラ。これが「わざわざ」東京湾までやってきて爆発的に成長を始める。そして「なぜか」東京の中心(日本の中心)だけを執拗に狙う。

ここに「日本を憎んでいて、最近米国から日本に移動したマッドサイエンティスト教授」というピースを当てはめるとすべてがしっくり来るストーリーが作れる。

  1. 教授調査中米沿岸の海底で入手したゴジラ第0形態(卵型)を日本に持ち帰り、東京湾身投げしつつ摂取した、あるいは取り込ませた。
  2. 人間ゴジラにとって初めて取り込む知的生命体だったため、ゴジラには原始的自我が生まれ、その意識は牧教授怨念ともいえる「日本を滅ぼす」一色で塗りつぶされていた。
  3. 教授の脳から地理的知識も取り込んでおり、東京の中心(皇居霞が関都庁等)の方角を間違えずまっすぐに進んでいった。
  4. 放熱が上手く行かないためクレバー判断で一旦太平洋に引き返したあと、クジラ等大型海棲生物を取り込みつつじっくり完全体(第4形態)となり、再度鎌倉から上陸して東京を目指した。

こうなっていたとすると、ラストシーン尻尾ゴジラが他の生物を取り込む設定→冒頭の無人ボートの謎が解けることになり、物語がきちんと閉じて気持ちいい。

教授が本当に憎んだもの

この説に直接関係はないが、牧教授遺書「君たちが好きにしろ」というのを深読みすると、牧教授が憎んだのは日本のすべてではなく、自分研究をきちんと評価しなかった学会官僚主義といったものだったかもしれない。現在日本はどうしようもないから滅んだほうがいいが、ゴジラを乗り越えられるような日本に生まれ変われるのなら、それもまた良しといったメッセージのようにも思える。


ところでそれヒゲメガネじゃね?

こうしてみると、これを思い出さないだろうか。場所鎌倉芦ノ湖で近いし。

http://goo.gl/1pbxXQ

あっ、作者が同じだ!偶然だね!

ひとをコンテンツ扱いするな

「○○ちゃーん」「おーい」「ア」のようなまったく中身のないLINEを送ってくる男性がいる。急ぎの用もなさそうだから無視すると半日くらい間をおいて、「あの~~」「(;;)」といったこれまた中身のないメッセージを追加で送りつけてくる。ほぼ毎日、ひどいときには深夜2時3時にも平気で送ってくるので本当に嫌気がさしてしまった。

 

相手からLINEには「お前と話したい」という情報しか入っていないので、仕方なく毎回適当話題をつくって「今日暑いですね~」「台風ですね~」等返信している。ほとんどの場合はすぐにメッセージが返ってきて、そこからまたリアルタイムチャットが始まる。面倒くさい。

彼はきっと私のことを暇つぶしコンテンツのように思っているのだろう。リプライを送れば自動メッセージを返してくれるTwitterbotのように、何か送れば会話を成立させてくれる人工知能のように利用しているのだろう。

自分人格尊重されているという感じがまったくしない。話し相手なんて誰でも良くて、単に気安くLINEを送れる相手が私だけなのだろうと容易に推測できる。

 

なんだかもう完全に面倒になってしまって1週間くらい未読無視している。「LINEブロックした?」と追撃がきているので、まだブロックしていない旨とブロック理由説明して本当にシャットアウトしようと思う。マジで意味わからん

 

 

(追記)

「ひとをコンテンツ扱いする」繋がりで言うとあれも腹立つ、「何か面白い話して」ってやつ! 私はなぜか周囲に「面白い話」「すべらない話」をリクエストされることが多くて、普段からTwitterネタツイのようなことをしているのもあってそれなりに即興で喋れる(まあまあ笑ってもらえる)んだけど、「何か面白い話して」という要求は「場を共有している相手との時間相互努力によって楽しいものにしよう」という意志が感じられないしめっちゃ失礼だと思う! 対話に対する誠意が足りない! 怠慢! 一方的に愉快なコンテンツ享受したいだけなら2chまとめブログコメント欄に「ワロタwwwww」とでも書き込んでろ!!

イベントにいきました。

とても好きな作品イベントで、日にちが近くなってからはドキドキしてワクワクして、かなり楽しみにしてました。

会場の広さはそこそこ。

座席全席指定

後ろの方になったらあんまりキャストは見えないだろうと思ってたけど、なんと今回かなり前方の席を当てられた。

チケットがとれただけでなく、こんなに近い席だなんて!

それはそれは浮かれてた。

他にもイベント参加した事はありましたが大抵後ろの方で、イベント中はモニターや前の人の頭と頭の隙間からちょこっと見えるキャストを追っかけてるのが精々だったから。

イベントはとても良かった。

スタッフさんやキャストの皆さんが頑張って作ってくれたイベントなんだと実感できるものだった。

ただ残念な事もあった。


テープ通称銀テ。

イベント独自メッセージやらロゴやらが印刷されている事も多く、そのイベントの大切な思い出になり欲しがる参加者が大多数。

でも実際に手に入れられるのは一階席、しかも前方の人のみという鬼のような入手難易度のあれ。

私もできることなら手に入れたい方の人だ。

しかも今回はまさにその一階前方の席!チャンスだ!

パァンと大きな音がして銀テが飛んでくる。

上を見ればテープひらひらと舞落ちてくる。

ほとんど自分の真上に落ちてくるテープがあるのが見える。

これを取ろう。

でも今私が手を真上に伸ばしたら後ろの人がステージを見づらくなってしまう。

それは申し訳いから頭の所まできたら取ろう、そう思ってた。

テープ特に方向を変えるでもなくそのまま落ちてきた。

さあ取るぞ、ほぼ顔の横で軽くテープを掴んだ瞬間、後ろからテープを強く引っ張られた。

元々ペンライトを持った手でなんとか取ろうとしていたのでそんなにガッチリ掴んでたわけでもないので力負けした。

この野郎と思った。

でも舞台ではキャストステージが続いてる。

そっちをしっかりと目に焼き付けておきたい気持ちが勝ったので、とりあえず気にしない事にしてイベントを楽しんだ。

終演後、足元に落ちていたテープがあったのでそれを拾った。

引っかかる気持ちはあったものの、相手の顔を見るのは嫌でわざとゆっくり準備して、後ろの人が帰ってから私も帰った。

あの時私は後ろの人の事など気にせず手を伸ばしてさっさとテープを取るべきだったんだろうか。

でも私は前の人がそれをやったら嫌だなと思ったからやらなかったんだ。

それ自体は悪くはなかった筈だ。

「私が先に掴んでました」と意見するべきだったんだろうか。

でもテープの両端をお互いに持ってた可能性も捨てきれないし、そんな事で揉めてるヒマがあったらステージ見たい。

相手絶対に悪いと言えないだけにモヤモヤする。

一切テープを拾えなかった人からすれば贅沢いうなと言われるだろう。

でもモヤモヤするものモヤモヤする。

だってテープしかった。

さらに言えば落ちてきたのを自分キャッチする感動が欲しかったのかもしれない。

銀テくらいで…という人もいるだろう。

でも私は欲しかったんだよ。

こんなところでぐちぐちしてても意味はないのは百も承知だけど、とりあえず吐き出して、さっさと忘れて、イベントの良かったことだけ覚えていたかった。

それだけです。

でも今後銀テが降ってくるような席になった時、私はどうすればいいんだろう。

多分正解という正解はないだろうから、困ったなー。