「系譜」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 系譜とは

2024-05-13

映画OUT」の感想 ネットフリックスで公開中

俺は割と原作漫画版が好きで買って読んでたんだけど、正直不満の方が多い。

SNSでは割と好評な意見が多くて今年ベストみたいな人もいてびっくりした。

 

1.品川ヒロシ節がウザい

主人公「って、かわいいのかよ!」

主人公「こんなに口が悪いのにかわいいのかよ!」

これを現実存在する人間が口に出して言うのに違和感しかない。

品川ヒロシ過去映画でも頻出するコント文法というかなんというか。

A「なんかこいつキムチ臭くね?」

B「キムチ持ってるからだよ!」

A「っていうか焼肉臭くね?」

B「焼肉屋でバイトしてるからだよ!」

A「何、焼肉キムチでいい感じの定食になってんだよ!」

こういう寒いコント風のやり取りをいきなり入れてくるので、何この場面?ってなりがち。

 

2.終わらせ方が紋切り型すぎる

今回の話は漫画第一章にあたる「爆羅漢」編を映画化したものなんだけど、

元々の話は、敵対グループの爆羅漢とのタイマン3本勝負で決着がつく。

両方のグループメンバーは見守る中、タイマンを行うことで

主人公総長丹沢の"ヤバさ"を周囲のメンバーが思い知るという構図になっていたが

映画版では相手側のアジト主人公組が乗り込み、

乱闘→乗り込んだ先でバラバラになってタイマンという形に変更されている。

これはクローズ1、2もそうだったし、ハイローもそうだったし、東リベもそうだったし、

昨今流行したあらゆるヤンキー漫画が大乱闘バラバラタイマンの構図になっており

元々の流れを変更してこっちにしちゃうのかーと残念な気持ちになった。

 

3.アクションシーンは概ね良い

うーん、これは当ててませんねぇって一目見てわかるシーンがちょちょいと出てくるのは気になったが

パッと見て頑張ってるな!って思えるアクションシーンが多いのは品川作品のいい所だと思う。

ちゃんとバエるように戦う場所も工夫されているし、こういったカジュアル近接アクションを撮らせたら

日本でも有数の監督と言えなくもないかもしれない。

実際頑張ってる監督はいっぱいいるんだけど、予算ついてアイドルも入れてこれやれるのは割と貴重。

 

4.ラップダサい

暴走族メンバーラップで紹介するパートがあるんだけど、マジでダサい

びっくりするくらいダサいから本当に一回見てみてほしい。

これに比べるとさすがにLDHが主導してただけあってハイアンドローの各チームのテーマ曲はかっこよかった。

 

あと、東リベのマイキー激似チビ金髪で長髪で喧嘩ゲキ強いけど飄々としてる総長が出てくるんだけど、

これってまぁ特攻の拓マー坊時代から系譜ではあるんだけども。

やっぱ演技させるとドラマ池袋ウエストゲートパーク窪塚洋介キング”風”でしかないなぁと思わされる。

 

総合して頑張ってつけて60点くらいの映画だったなぁって感じ。

2024-04-19

anond:20240419170857

あれは最終的にラノベにたどり着く系譜でしょ。 

太宰の私小説とか、芥川短編とかも。

2024-04-17

anond:20240417135601

アテネみたいな古代並の失敗国家のどこがマシなんだ…?

西洋の国はアテネローマ系譜を汲んで過去から学んできた国だから今の日本よりはずっとマシだし、アフリカヨーロッパのせいでぐちゃぐちゃになっただけで元は知恵ある部族たちの国だったし、アジア紛争近代化が遅れただけだよね

ほとんどの国よりマシでしょう。

anond:20240417112853

チャウシンチーはジャッキー系譜だと思ったんだけどな

続かなかった

anond:20240416225417

エロゲとか男向けエロ漫画系譜に詳しくないとわからないだろうけど、

歴史的にみて着替えを見られて泣いて抗議する女の子ってお約束なのさ。

そのとき、無理に見ようとするケースはほぼなくて十中八九不可抗力事故で着替えシーンに遭遇してしま場合が多い。

ラッキースケベって奴だな。

男側は不意の遭遇で幸運女の子の脱ぎ掛けが見れて嬉しがる。自分責任はないから気楽だ。

だけどその魂胆を見抜いてる女の子側は、その邪な劣情を叱るというわけ。

男の無責任な覗き欲求物理的具現化なのだが…、これまでは健全男の子の性欲として社会的に受け入れられてた。

だがおそらく二度と出ないだろう。ミラーリングなぞ無くとも炎上の時点でメーカーにとってはリスクだし、受け取る側も鑑賞の時間賛否視線を浴びるおそれが、後ろめたさが加わる。

買いにくくなるし、モラルに沿わないものは売れにくくなる。

まぁ、また価値観アップデートされたという事だな……。

2024-04-13

anond:20240413214258

正義が進められている欧米では白人黒人冤罪にはめる系譜に乗っかって、白人女性黒人男性からセクハラを訴え出た時にどう対処しているんだろう。

2024-04-10

anond:20240410145709

学歴非公表で、目立たない生徒だったらしい。

陰の系譜に並ぶ者の一人だろう。

2024-03-27

きょうだい児の末路

うちは3人兄弟で真ん中が自閉症。俺が長男


下の弟は難関大に受かるくらい優秀だったのに、おそらくきょうだい児由来であろう精神疾患限界が来て自殺してしまった。


自閉症次男は家に置いた仏壇を何度も叩き壊して粉々にし、「場所を変えたらもう壊さない」 「仏壇を置いていた棚を捨てたらもう壊さない」といった約束をしては当然に破って仏壇を叩き壊している。

(一応フォローすると、自閉症は変化を許せない病なので家に新しい家具があることが許せない)


さっき親が「仏壇の外側の箱を捨てれば納得すると約束たから!」と宣っていたので来週には仏壇の外側すら捨てられ位牌と本尊と鈴のみが地べたに放置されることになるのだろう。おそらくその翌週には次男がその中身を風呂桶に叩き込んで再起不能にするんだろうな。前も同じようなことをしたから。

俺と三男は昔から次男に物を破壊されては親が「天使ちゃんは何もわかってないから仕方ない!天使ちゃんは悪くない!天使ちゃんを責めないで!私が責められてる気分でしんどい!」といって無効化され続けていたので、今回もその系譜だろう。


あうあうあーに精神破壊されて殺されて、挙げ句仏壇を足蹴にされてゴミ扱いだなんて、まさにきょうだい児の末路って感じだなぁ。

2024-03-23

増田パンティ文化鳥山明がいなければ存在していなかっただろう

パンティ増田

その源流を考えると鳥山明作品にたどり着くことになるだろう。

鳥山明ギャグちょっとHで少し下品

小学生男の子が好む子どもギャグ

パンティ増田もその系譜を受け継ぐものだ。

わたしたち鳥山明ネイティブ世代が読むとき

パンティ

そうではない世代が読むとき

パンティ

では

同じパンティーでも受け取るニュアンスが違うはずである

それほど鳥山明パンティ文化に与えた影響は大きい。

2024-03-19

anond:20240319151738

面白かったら見たいけどやる人いなさそう

DnD映画成功してたかワンチャンねえかな

日本国内だけでDnDネタをウけさせる!?無理だろ

DQFFの系譜を踏まえてなんとか……

2024-03-14

anond:20240314172142

あるけど楽しくないやで。面倒い

羽繕いが楽しいとか、編み物楽しいとかそういう系譜だと思う

2024-03-12

異世界転生ってどこから来たの?

異世界転生ブームの前に一線張ってた異世界転移って過去から連綿と続くファンタジー王道じゃん。

 

一番有名な古典で言えば、不思議の国のアリスなんかは典型的異世界転移だし、

そこまで古くなくてもナルニア国物語もそうだし、ハリーポッティーもそう言えなくもないし

ガリバー旅行記だってそうだし、デブの国ノッポの国もそうだし

日本でも浦島太郎もその系譜ではあるし、おむすびころりんだってそうじゃん?

なろう小説流行るずっと前から十二国記とかふしぎ遊戯とか少年向け少女向け問わず

いろいろあって現代常識とは外れた謎の世界に入り込んでしま作品枚挙に暇がない。

 

でも、異世界転生ものの本懐の生まれ直す系の作品って相当少ないよね?

それに近い系統ではあると言えるのって月の住人が地上で赤ん坊として生まれ直すっていう

竹取物語ギリギリ引っかかってなくはないかなくらい。

 

この生まれ直し系の異世界転生ものっていったいどこから来たんだろうか。

やっぱ元ネタ過去の転生ものじゃなくて、タイムスリップものとかだったりするんだろうか。

2024-03-09

まっシュルの歌だけばずってるってしってた

でぃぎもーネタあつかってるラジオR指定がまねてる切り抜きもしってた

ここまで前提

んでyoutubeみてたから関連動画R指定とdjのやつがグラビアアイドルみたいなしなだれポーズサムネ見えたからためしにきいてみた

これがはじめて

これがクリーピーナッツかーって

ラップグループだとしらなかった

ひげだんとかそれ系と思ってたか

これがクリーピーナッツっかって

んで結構あたまにのこるなって

はやくちだけどソウルドアウトよりも歌いやすいし日本語ラップとしてソウルドアウトの系譜を感じる

やっぱりでぃぎもからはいっただけのことはあんなっておもた

あと歌詞みて思ったのはめっちゃ原作読みこんだアニソンだなっていう印象

すげ原作リスペクトシテ原作要素いれまくった歌詞だなって

かつ原作知らなくてもノリとかでなんかきけちゃうバランスがすげー

2024-03-08

松屋のマサラチキンカレー

色は赤いけどそこまでカラいわけじゃなく、カラさの中にうまあじが感じられる

ゴロゴロチキン系譜らしく鶏肉たっぷり

ただね…値段がね、ちょっといかな…

2024-03-04

anond:20240304150042

古典的STGは廃れてギリギリ東方がその系譜を繋いでるって感じだけど、

弾幕に対して弾幕で対抗すると言う点ではヴァンパイアサバイバーズライクが引き継いでる感じはする。

「もし無人島ひとつだけ持ってくなら」の元ネタ探求をしましょうね

いくつかバリエーションがある

無人島に[ジャンル制限]をn個だけ持っていくなら?」

無人島に[本]をn個だけ持っていくなら?」

無人島に[レコード]をn個だけ持っていくなら?」

……のような

[本]の場合に「聖書」という回答が西洋メジャーなことから元ネタ日本以外なのだろうとあたりをつける

調査の初手はとりあえずこれ

Desert Island Discs - Wikipedia

Desert Island Discs is a radio programme broadcast on BBC Radio 4. It was first broadcast on the BBC Forces Programme on 29 January 1942.[1]

Each week a guest, called a "castaway" during the programme, is asked to choose eight audio recordings (usually, but not always, music), a book and a luxury item that they would take if they were to be cast away on a desert island, whilst discussing their life and the reasons for their choices.

Desert Island Discs は、BBC Radio 4放送されているラジオ番組です。1942 年 1 月 29 日に BBC Force Program で初めて放送されました。

番組中「漂流者」と呼ばれるゲストは毎週、8 つの音声録音 (通常は音楽ですが、常にそうとは限りません)、本、そして船で漂流された場合に持っていく贅沢品を 1 つ選ぶよう求められます無人島での生活とその選択理由について話し合います

このラジオ番組存在から1942年時点で「あるあるネタであることは確認できる

アメリカ一コマ漫画で「無人島もの」というジャンル存在する……が、それが特に流行ったのはだいたい19世紀初頭頃の出来事なので"Desert Island Discs"とそう時代は変わらない

普通に考えれば『ロビンソン・クルーソー』以降なのよ

ロビンソン・クルーソー』は1719年4月25日出版された

これが売れて多くの人に読まれたからこそ"Robinsonade"というジャンルまで生まれ

Robinsonade - Wikipedia

Robinsonade (/ˌrɒbɪnsəˈneɪd/) is a literary genre of fiction wherein the protagonist is suddenly separated from civilization, usually by being shipwrecked or marooned on a secluded and uninhabited island, and must improvise the means of their survival from the limited resources at hand. The genre takes its name from the 1719 novel Robinson Crusoe by Daniel Defoe. The success of this novel spawned so many imitations that its name was used to define a genre, which is sometimes described simply as a "desert island story"[1] or a "castaway narrative".[2]

ロビンソナード (/ˌrɒbɪnsəˈneɪd/) は、主人公が突然文明から切り離され、通常は難破するか人里離れた無人島に置き去りにされ、手元にある限られた資源から生き残るための手段即興で考えなければならないフィクション文学ジャンルです。 このジャンル名前は、ダニエル・デフォーによる 1719 年の小説ロビンソン クルーソー』に由来しています。 この小説成功により、非常に多くの模倣作品が生み出されたため、その名前ジャンル定義するために使用され、単に「無人島物語」[1] または「漂流者の物語」[2] と表現されることもあります

ということは、探すなら18世紀か……

一応シェイクスピアの『テンペスト』も孤島が舞台になる物語だけど…

1611年頃

一応英wikipediaの"Uninhabited island"の"In literature and popular culture"の項にはもっと古い作品について言及がある

Uninhabited island - Wikipedia

The first known novels to be set on a desert island were Hayy ibn Yaqdhan written by Ibn Tufail (1105–1185), followed by Theologus Autodidactus written by Ibn al-Nafis (1213–1288). The protagonists in both (Hayy in Hayy ibn Yaqdhan and Kamil in Theologus Autodidactus) are feral children living in seclusion on a deserted island, until they eventually come in contact with castaways from the outside world who are stranded on the island. The story of Theologus Autodidactus, however, extends beyond the deserted island setting when the castaways take Kamil back to civilization with them.[8]

無人島舞台にした最初小説は、イブン・トゥファイル (1105-1185) が書いた『ハイイ・ブン・ヤクダン』で、次にイブン・アル・ナフィス (1213-1288) が書いた『テオログス・アウトディダクトゥス』が続いた。 両方の主人公(『ハイイ・ブン・ヤクダン』のヘイイと『テオログス・アウトディダクトゥス』のカミル)は、無人島で人里離れて暮らす野生の子供たちだが、最終的には島に取り残された外の世界から漂流者たちと接触することになる。 しかし、テオログス・アウトディダクトゥスの物語は、漂流者たちがカミル文明に連れ戻す無人島の設定を超えて広がります。 [8]



こういうmeme的というか、とりとめのない雑談あるあるネタがいつから存在するかって探すの超大変だ

残念ながら"Desert Island Discs"の1942年以前ではっきりと「もし無人島ひとつだけ持ってくなら」のようなmemeの記述発見できなかった

何故調べる事になったかって、なんもかんもこのツイートのせい

https://x.com/Circle_Halberd/status/1762628685679464845?s=20

有名な「無人島ひとつだけ持って行けるなら何?」という問答の元ネタ坂本龍馬

坂本龍馬は「国ぜよ」と答えて勝海舟を驚かせたという。

……という嘘豆知識

正直フフッと笑ったが、それはそれとして本当の元ネタが気になるのじゃわしは

wikipediaの"Uninhabited island"の以下の記述

The term "desert island" is also commonly used figuratively to refer to objects or behavior in conditions of social isolation and limited material means. Behavior on a desert island is a common thought experiment, for example, "desert island morality".[3]

無人島」という用語は、社会的孤立し、物質手段が限られている状況での物体や行動を比喩的に指すのにもよく使われます無人島での行動は、たとえば「無人島道徳」などの一般的思考実験です。

これの出典がOEDになっている

ひょっとしたらOEDに私の欲しい情報があるかもしれないが、OEDをすぐさま読める環境にないな……

人々が「無人島にもし漂着したなら?」というIFを雑談ネタとして共有できるということは大航海時代以降……"Robinsonade"というジャンル一般認知されている環境……であるはず

しか調査頓挫、有力情報がひっかかるまで塩漬けにする

へたすりゃギリシャ神話時代までさかのぼることが出来るネタかもしれん

オデュッセイア』とか……アルゴー船の冒険の話とか……船旅のエピソードがあるので、無人島に関するなんらかのミームの源流がそこにあっても驚かない

そうなったら手に負えん

日記

---

改めてこれを参考に探し直すか……元気な時に

元祖や系譜、起源、お約束、新語などに関する「まとめのまとめ」&関連リンク 『初出・系譜ポータル』 - Togetter

---

ちょっと方針を変えてみるか

19世紀後半〜20世紀前半ごろがこの問答が定番になった時期である、という可能性を探りましょうね

近代的なレジャーとしてのキャンプとか、ボーイスカウトとか……サバイバルスキル知識一般に広まったのがおそらくこの時期

その知識がないと無人島何持ってく問答は発展定着しにくいかもしれない

いやーでも聖書って回答が多いって話があるならサバイバルスキル知識関係なさそうに見える……

聖書って回答が多いってのはどこ情報ソース無いですやん

→初期の定番問答は本を問う形式だった可能性もある、なんともいえん

サバイバルガイド的な本が19世紀刊行されてないかを調べてみるか

---

"Desert Island Discs"の1942年以前で「もし無人島ひとつだけ持ってくなら」のようなmemeの記述発見

無人島に本を一冊だけ持ってゆくとすれば: ケペル先生のブログ

このことを最初に明言した人はだれだろう。明治期にドイツ系ロシア人哲学者東大で教鞭をとり、学生の人気を集めたラファエル・フォン・ケーベル(画像1848-1923)らしい。彼は「ケーベル博士随筆集」のなかで「無人島に1年間流されるとしたら、自分が選んでもってゆく一冊は、まず聖書である」と述べている。かれは次に、「ファウスト」「ホメロス」「ドン・キホーテ」、ニーチェのものベートーベン楽譜などをもって行きたいと書いている。しかし有名なデフォーの「ロビンソン・クルーソー」(1719)のなかで絶海の孤島に流れついた主人公が「聖書」を読んで信仰の支えにしたことを書いている。

発言時期が不明だが、この方は1923没なので"Desert Island Discs"よりおそらく古い

ケーベル博士随筆集』という本に記載があるらしいが……図書館に行かないと読めない類の本だな

しかしやはり『ロビンソン・クルーソー』が念頭にある発言か……

見立ては大外れしていなかったか

さて、さらにこれ以前に遡れるだろうか?

もうちょっと古い時代にも言及がありそうな雰囲気はある

ケーベル博士ロシア出身日本にやってきた人で、"Desert Island Discs"はイギリスラジオ番組

20世紀初頭には世界中で認知されている定番ネタということじゃないか

しかインターネットだけでの調査はそろそろ限界

本があるならいくらでも読むが、どの本を読めばいいかのあたりをつけるのが難しい

ここらで再び調査打ち切り、有力情報がひっかかるまで塩漬け

---

ん……なんか別のバリエーションを見つけてしまったな

ゲーテが『私が獄につながれ、ただ一冊の本を持ち込むことを許されるとしたら、私は聖書を選ぶ。』という言葉を残しているらしい

この発言の出典元文書ちょっとすぐには見つけられていないのだが

偉人名言は「実は言っていない」ってことが往々にしてあるから疑ってかかるスタイル

ゲーテの生没年は1749~1832

無人島に持ち込むものは何問答と直接の関係はないかもしれないが、一種クローズド環境に何を持ち込む?という発想はこの時代からあったということ

Robinsonadeの流行で便利なクローズド環境として無人島一般認知された?

元々「閉鎖環境に一冊本を持ち込むなら」という発想が存在した(その一冊とはたいてい聖書、なんというか最初から聖書という答えありきの仮定に見える気がする)
↓
Robinsonadeの流行で閉鎖環境として無人島が定着した
↓
メディアの発展で本以外(レコードなど)も問われるようになった
↓
さら時代下り、持ち込めるものジャンル制限になった

みたいな流れという仮説を立てれそうだが……

まあまあ、結論を急ぐことはない

頭の片隅エリアにこの疑問を保管してこの疑問は一旦クローズ

2024-02-21

anond:20240221103454

キーホルダーポーチなどにゆキャラのグッズというのはサンリオ系譜で昔からある

まあそういう人、昔からいたよなとなる

衣類は無い…

2024-02-13

救世少女メシアガール

https://anond.hatelabo.jp/20240208173503 の続き

 

メシアガールブルーアーカイブになり損ねたソシャゲである

いやまあ資本力とか運営の人手とかいろんなものが全く雲泥の差なので引き合いに出す方がおかしいのだが、前回から文脈で言うとそうなのだ

まず開始時期が比較的近い。メシアガール2021年9月サービス開始、ブルアカ2021年2月開始。半年ほどの差だがブルアカにしても初年はウマ娘の陰に隠れて殆ど話題に上らなかったので、半年ほどのズレなら近いと言っていいだろう。

そしていわゆる「エロゲっぽい」こと。DMMというかFANZAなので「エロゲっぽい」じゃなくストレートエロゲじゃんって言われるとそうなんだけど、いや待ってくれ。メシアガールの当初の売りは「あのJ・さいろー先生がメインシナリオ担当してる」ことだった。さいろー先生ラノベ絶対女王にゃー様一般層にも認知度あると思うがエロゲシナリオライター方面で語られる人でもある。つまり扱い的には「あの麻枝准が手掛けてる」で宣伝してるヘブンバーンズレッドとかと同じ枠だったし、さいろー先生シナリオ方向性でいえば全然ブルアカジャンル被りというか世間で「ブルアカというとエロゲ」という漠然としたよくわからない雰囲気説明でフワッと思い浮かべる思春期少女のあれやこれやなエロゲシナリオの正当な血統を受け継ぐものといえばさいろー先生だ(異論は…いや認めない)

そして、ゲームの基本デザインが大体ドルフロをパクってること。プリコネフォロワーという解説してるyoutuberがいたがプリコネとの類似は「女の子たちが美味しいごはんをいただく」みたいなコンセプト部分で参照してると見るべきで、ゲーム部分はドルフロの簡易版みたいな作りになっている。ランスっぽいという見方もあると思うがランスはオート戦闘前提ではないし、直接の系譜としてはドルフロと見るべきだろう。

ドルフロのフォロワーで、なおかつジャパニーズエロゲ継承者。ほらみろブルアカじゃないか

 

(まあ、あっという間に肝心のJ・さいろー先生降板してしまうのだが)

 

さてブルアカメシアガール比較したとき自分の印象としてはメシアガールドルフロの系譜だが、ブルアカのようなモヤモヤ特に感じなかった。理由簡単で「ゲーム部分のやろうとしてることが、そのままドルフロ」だったからだ。技術力も資本力も足りなくてドルフロみたいな古いゲーム再現すらできてないが、ドルフロを真似しようとしてることはわかる。ゲームルック方向性がだいたい一致してるのだ。

で、メシアガールという実例を想起し対比すると、ブルアカ独自要素であるSDキャラベースゲーム部分の浮きっぷりが気になってくる。というか、順序的にはたぶんキムヨンハPのとこの得意分野はSDキャラをかわいく動かす方面なんじゃないかなと想像される。で、そのSDキャラを使って何かゲーム作りたいとなったときドルフロを参照することになったという順序じゃないか。その順序だとすると、なんか絶妙にかみ合ってないドルフロを参照するという部分には yostar サイドの思惑が関わってるんじゃないだろうか。

 

そんなふうに妄想を連ねてくと、なんか色々と思い出されてくるものがある。

たぶん、まだこの駄文を読んでる人はそのうちこの話題を出すと思ってただろうが、ドルフロと yostar の間はそこそこ因縁がある。日本上陸からイザコザがあったらしいが、yostar 側が日本で「少女前線」の商標を押さえてしまったために日本少女前線名前を使えず、「ドールズフロントライン」の名称で出さざるをえなくなった。はてブでもちょっと話題になったので覚えてる人もいると思う。が、話はそれだけで終わらず、ドルフロのメインキャラ絵師(それ以外もシナリオやらいろいろ手掛けてたらしいが)が何らかの事情で抜けて、アークナイツを開始することに。型月でいったらFate海外商標を取られて妨害され、その妨害した会社武内崇が引き抜かれたような感じだろうか(まあ、ドルフロ側の社長がかなり個性的というか癖が強いのがゲームゲーム周辺見ても丸わかりで、内部事情の本当のところは判らないとはいえドルフロ側が可哀そうとはなかなか言えないのだろうなと思う…)

 

そんなドルフロとの因縁ある yostar が「実銃と美少女の組み合わせ」というお題で出してきたのがブルアカである

 

そういう目線youtubeに残る初期のブルアカPV見ると、うわあ執拗だなあって気分になる。残ってる最古のPVでは、「ミリタリー」と大きく表示されるとこからキャッチコピーを出し、続けて「FANTASY」、「青春×物語」とコピーが立て続けに出され、その、後から出てきたコピーテキストに追いやられるようにして「ミリタリー」は見えないぐらい小さく、脇に押し込まれるという作りになっている。

いや、そのPVの時点でミリタリー要素ほぼ残ってないじゃん。なんで一番最初ミリタリーってテキストを持ってきたの。銃と美少女から? ガンスリミリなんて言う人おらんやろ。銃と美少女の組み合わせなんて珍しくもない昨今、銃持たせたぐらいでミリとか言い出すのは元からミリな奴ぐらいである。ブルアカファン層でもキャラネタ考察をするやつはいても銃を気にするやつはいない。ブルアカで「銃と美少女系譜」を語り出すやつがいたら、そいつは確実にブルアカをやってない。

何より、今のキャッチコピーは「学園×青春×物語」で、ミリタリーなんて書いてない。おそらく、企画開発当初はミリタリーだったのが後から方向性を変えていった、その結果として「ミリタリー」が消えた。開発途中で方向性修正するのはよくあることだ。

にもかかわらず、消えた後に、「ミリタリーを消す」というコンセプトを強く打ち出すのを何よりも一番最初アピールせずにいられなかった。

あの最古のPVを見ると、そう思われて仕方ないのだ。その後に出されたアニメPVでファンシーに彩色された銃弾インパクトを受けた先生たちも一定数いると思うが、自分みたいなのが見ると、あのパステルな色調の銃や弾丸にも「ミリタリー過去のものに塗りつぶしてやる」みたいな想いが塗りこめられてるように見えて、あのカットに込められたファンシーさと呪いの落差が実に味わい深いと思えてしまう。

 

まだ続きます

2024-02-09

anond:20240206230907

良く分からんガンスリ天才が生み出したただの傑作だぞ。なんかの系譜でもなんでもない。戯言は良いか原作を100回読め。アニメ1期を100回見ろ。

satomi_hanten

そのコメントで読もう見ようとなる人はいないでしょ戯言は止してよ。

2024-02-07

忍者が「散!」の掛け声でシュバッと解散する表現最初にやったのはどのフィクション作品なのだろう

気になるねえ

実在した本物の忍者も「散」の掛け声を使用していた……というわけではあるまい(未調査

いかにも戯画化された忍者が言いそうなセリフではある

うおーこれ調べるの大変だ

とりあえず『NARUTO』で使用されているのは確認できた

これ以前にもあるとは思うんだが……いわゆる忍者もの歴史は長い、昭和中期ごろから沢山書かれている

うーん、『忍者ゲーム「散!」』というゲームが引っ掛かってしまって思うように検索が捗らない

例えば『忍法帖シリーズなんかで「散」の掛け声を使っていたのかどうか、とか……内容ほとんど知らないからこれを機に掻い摘んで読むか見るかするのもいいか……

忍者学大全』という本があるようだが「散」に言及あるかしら……8000円もする!流石にぽちっと買えない値段だ

角川選書から出ている『忍者歴史』あたりを先に読んでみるのがいいか

あと、こういう初出調べにはこのまとめが役に立つ

元祖や系譜、起源、お約束、新語などに関する「まとめのまとめ」&関連リンク 『初出・系譜ポータル』 - Togetter

あとで時間を見つけてもうちょっと詳しく調べてみよう

漢字文字検索ってやりにくいんだよな~

ずばり「フィクション作品における忍者イメージの変遷」みたいな先行研究がどっかにありそう

それを一本釣りできれば最高

日記

---

そういえばアニメの『忍たま乱太郎』でも「散!」の掛け声だったかどうかは忘れたけれどシュバッと解散するシーンがあったような気がするな……

---

調査頓挫、知見が蓄積されるまで塩漬け

2024-02-05

虐待されていた

今でこそ5人に話せば5人全員が驚いた顔で「それは大変でしたね」と言ってくれるような生活ぶりだったものの、

虐待されている最中にはそれを説明する言葉を持たなかったので、周りの人には信じてもらえず、

虐待内容そのものよりも、周りの人から被害妄想の強い子だ」と思われているのを察するのが辛かった

特にいい人が「困った子だなぁ」という苦笑を浮かべ、やんわりと離れていくのが悲しかった

今ではもっともな対応であり、私がまともな人だと思った人はやっぱりまともな感性を持っていると再確認する一方で、

やはりそのまともの輪に自分は入ることができなかったのが心に暗い影を落としている

子供なりの精一杯の考えと努力も、家庭環境という重く暗い渦から逃れる術にはなり得なかった

足掻けば足掻くほど沈み、努力も工夫も系譜という鎖の延長線から外れることのないことを知り、

現実と地続きに存在たかつての絶望は、それが遠い過去になった今も、時々現実些細な出来事きっかけに眼前に現れる

引きずり込まれ、呑み込まれ、全てが無価値になる絶望だけの生に塗りつぶされる

人々の日常平穏さの延長線上、たとえば薄い集合住宅のドア一枚を挟んだところに、

どれほど人の尊厳無意味にする支配暴力が巧妙に隠されているかを知っていて、

世界の明るさが奇妙に遠く、空虚に感じられる感覚

それが忘れられない。生きているすべての瞬間に、自分を無価値だと感じる瞬間への暗示がかかっている

思考努力、私の感じうる喜びの無意味

それらは誰にも届かないし、誰にも価値を認めてもらえない

から人の価値観に身を委ね、人が好きだと言ったものだけを私の判断基準に据える

するとそんな人間はつまらないのだ

私には得るものがあっても、私が見せることのできる新しい世界はどこにもない

私の本当の、暗い世界は人には見せられない

人生の根幹を隠して生きている。それは無価値無意味から

他の人が溌剌とした生を謳歌する時間を、ひたすらに生きるための忍従に費やした

何の価値も生まない、無価値な生の上に立っている

価値な生の土台の上に、空虚な明るい砂でできた城を建て、

城は私が動揺するたびに音もなく崩れる

崩れる前、どんな形をしていたかも覚えていない

人は人格というものを確かめ合うためにこの城の形を確かめものから

慌てて急ごしらえの城を建て、それらは一時的に人の目に留まり

次に会う時には全く異なる城ができている

大きさはさほど変わらず、形は既に原型を留めない

城は本来人生と共に増築されて大きく、深くなるものだけれども

私は変化し続ける奥行きのない城を建てては壊している

思い出話の中で、ふと他の人が私について話してくれることがあり、

記憶の茫漠の彼方の、私にとっては他人事のようなそのエピソードを聞くと、

私より他の人の中に私の影が残っていることを知る

私の中に私はいない

はいないし、私以外の誰もいない

ただ他人の中に私というラベルの貼られた動く映像がある

それを証明できる私がいない

私が見た他の人の映像もまた存在しない

それでも生きている

生きながら死んでいて、死んでいるのに消費している

魂を吸われて、抜け殻だけが寿命を待っている

今日もまた窓の外が明るい

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん