「屋根」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 屋根とは

2017-03-17

子供が欲しくない

私は20代前半。

人生で一度も、子供が欲しいと思ったことがない。



理由を色々考え、出た結論は「面倒なことが増えるから」だった。



妊娠出産育児エッセイを何冊か読んだ程度の知識なのでザックリとしているが、

つわり地獄のような苦しみや、大きなお腹を抱えて生活することの大変さを知った。

食生活に気を使い、妊婦に優しいアイテムを買い、定期的に病院検査し、マタニティスクールに通い、

役所病院費用補助金申請し、生まれてくる子供のためのグッズも揃えないといけない。

この時点で「めんどくせぇ~」と心の底から思った。



出産もめちゃくちゃ痛い。無痛分娩もあるが、「産むときだけ痛くなくても、いてえのは陣痛だよ陣痛」と

母親によく言われるので、まったく痛みのない出産はまず無理なんだろう。怖い。

まあとにかく生まれました。おめでとうございます。あー終わった終わった、というわけにはいかない。

この世の右も左も分からない赤ん坊を、同じく育児の右も左も分からない母親が育てるって超難易度高い。

でも面倒だからお世話やめた、なんてことはできない。もう生まれてるんだから



もしも子供が生まれつきの持病を持っていたら。不便なアレルギーがあったら。アトピーがあったら。

とんでもなくブサイクだったら。発達障害だったら。学校いじめられたら。逆にいじめっ子になったら。

夫が育児に非協力的で理解がなかったら。偏食だったら。

同じクラスメイト母親が変な人だったら。担任先生が変な人だったら。

PTAが面倒臭かったら。受験に失敗したら。就活に失敗したら。悪い友達とつるんだら。

学生のうちに妊娠したりさせたりしたら。「産んでくれって頼んでない」と言われたら。

様々な不安が尽きない。そのくらい我慢しろよと言われるものも沢山ある。



でも嫌なのだ可能性として起こり得ることを考えると、子供はいらない。

子供に何かあったとき自分人生経験知識が乏しすぎてフォローできず、母親失格になってしまう。

子供もきっと苦しむ。



これまでの人生出会ってきた多くの選択出来事は、「ミスしたら自分に返ってくる」ものだった。

志望校に落ちようと希望の会社に不採用になろうと、嫌な思いをするのは自分だった。

勉強しなかったツケ、就活対策をちゃんとしなかったツケは自分に返ってくるだけ。

しか妊娠中の生活に気を使わなかったり育児を面倒臭がって放棄したら、苦しむのは自分ではなく子供である

親が徹底的に子供の見本となり、子供を守り、道に迷ったときに手を差し伸べなくてはいけない。

自分がそんな立派な人間になっていないのに子供を作っては子供がかわいそうだと本気で思っている。

デキ婚する人はどうしてすぐ産もうと決断できるのかわからない。その度胸はどこからくるんだ。

たまにネット出産が「3000万ガチャ」と揶揄されるが、本当にそのとおりだと思う。莫大な金がかかる。

そんなガチャをうちの親は私の前にも何度も回してきた。尊敬する。



今まで何人か彼氏がいたし、今もいる。

「この人と結婚したい」とは思っても、「この人との子供が欲しい」と思ったことは一度もない。

ずっと2人きりでいたい。夫との時間を独占したい…とよく思っていたけど、

まあずっと同じ屋根の下で2人でいたら、恋人時代気持ちなんてすぐ消えて

だんだん生活マンネリ化してきてうまくいかなくなったりもするんだろうな。

から子供がいたほうがいいのかもしれないけど、そんな緩和剤代わりに子供をポンとつくっていいのか。



妊婦子連れベビーカーバッシングネットでよく目にする。

保育園も落ちれば国に死ねと言いたくなる。

育児中にあった嫌なことや肩身の狭い思いをした体験談も沢山見る。

(家庭板のまとめを読むのはやめたほうがいいかもしれない)

自分がその当事者になることを恐れている。

私が万が一妊娠してしまったら、周りは「おめでたいこと」と捉えるから、きっと産むんだろう。

人間ひとりつくって育てるというとんでもない行為は「やっぱりやめた」ができないから、恐ろしい。



今付き合っている彼氏とうまくいって結婚の話が出たとして、「子供が欲しい」と言われたら本気で悩む。

「夫が子供を欲しがっている」とか「(義)両親が孫の顔を見たがっている」という理由

私が折れて妊娠出産していいものなんだろうか。母体は望んでいないのに。

周りが希望してるから命をつくるなんて無責任ではないだろうか。

「産んでくれって頼んでないのに!」って子供に言われてしまったら、

「私だって産みたくなかったわ!」って思っちゃうんだろうか。

私は自分に面倒事を沢山もたらした原因である子供を愛せないんじゃないか



どんな理由であれ、私のように子供が欲しくない人はきっといるんだろうけど(多分)、

子供は欲しいもの、望むもの、みたいな風潮が世間にある。

少子化という言葉があるということは、子供とは「産んで増やさないといけないもの」なんだろう。

私か相手子供をつくれない体なら仕方ない。それよりも「つくらない」ほうが周囲から疑問視されそう。

育児がしにくい世の中になってるのも問題だけど、そういう社会的な面よりも私の心理的な面が大きい。



こんな私が、子供が欲しいと素直に思える日はくるのだろうか。

それとも、たいしてよく考えないまま流れに身を任せていたら、案外大丈夫なものなんだろうか。



一応言っておくと、親に虐待されていたわけではない。むしろ末っ子なので甘やかされて育った。

子供はあまり好きではなかったけど、最近は仲の良さそうな親子を外で見かけると微笑ましいと感じる。

ただそれは楽しそうなほんの一部分を見たからで、

その場面を自分が得るまでにどれほど苦労しないといけないのかと考えると子供を欲しいとは思わない。

甥・姪をめちゃくちゃ可愛がってしまうのと同じだ。

あと、反出生主義という主義があるけど、そこまで過激な考えではない。出産尊いものだと思っている。

私は出産したくないというだけ。



今ふと思ったけど、学生時代全然楽しくなかったことと、この考えには関係はあるだろうか。

まらない地獄のような学生時代子供に味わわせたくないとか無意識に思ってるんだろうか。

そこはよくわからない。



とにかく、子供をつくることによってありとあらゆる責任が降り掛かってくるのが面倒で耐えられない。

面倒事は回避したい。だから子供はいらない。

2017-03-16

屋根に寝そべりたい

体調不良なので病院に行ってから出社します、と連絡を入れたけど、支度をする気力がなくてソファでぼーっとしている

陽の光を浴びればセロトニンが生成されて云々、と思って窓際でひなたぼっこしてるけど、一向に動けそうにない

から見える野良猫のように人ん家の屋根に寝そべりたい

みんなどうして毎日会社に行けるんだろう

2017-03-10

けものフレンズ最終話

http://anond.hatelabo.jp/20170309234455



 ようやく港にたどり着いたカバン一行。そこに待ちかまえていたのは海坊主もかくやという超巨大セルリアンであった。

 このセルリアンこそは全人類のなれの果て。ひとつの究極生命に統一される過程の姿だ。重くなり海に沈んだセルリアンはやがて海溝に沈み、プレート運動火山から噴出する新しいサンドスターとなる。その一部は他のセルリアンに再吸収されて統合を促進し、一部はフレンズとなった。

 ぺぱぷの聞いた最後に目撃されたヒトは魂の安寧を求め、自ら望んでセルリアンに呑まれていったのだ。



 気の遠くなるほど久しぶりに生きたヒトを発見した超巨大セルリアンは大量の触手を放って彼女に襲いかかった。

カバンちゃーん!」

 無数の竜巻に揉まれたジャパリバからカバンさらわれた。

「食べないでくださーい!」

 彼女は身悶えしながら超巨大セルリアンに飲み込まれていく。えろい。

 そのときボス異変が起こった。セルリアンに意識統合されることに疑問を持っていたあるヒトが、ラッキービーストの内部に自らの意識を封じ込めていた。その意識がヒトの危機に当たって蘇ったのだった。

「捕まって!」

 緊急操作によって速度制限の解除されたジャパリバスは急加速をみせ、超巨大セルリアンに体当たり

「うみゃみゃみゃみゃーん!」とサーバルは信頼のジャンプ力で触手を足場にカバンのところまで飛びつき、彼女を青いゼリーから引き抜いた。

 お姫様だっこ屋根に着地した二人を乗せて、ジャパリバスは内陸に向けて猛ダッシュで逃走する。



 超巨大セルリアンは千載一遇の獲物を追って、ついに上陸ジャパリパークを混乱の渦におとしいれる。

 だが、逃げる二人に気づいた恩顧のフレンズ彼女たちを救うため、果敢にもセルリアンに立ち向かう。

 ヘラジカが叫ぶ。

突撃あるのみ!」

 吹っ飛ばされたヘラジカ軍団カメレオンが回収した。

「こういうのはわざと通してから後ろを攻撃するんだよー」とライオン有言実行

 あぐらをかいトキが手を巨大セルリアンに向け、歌う。

「私の仲間たちよー」

 ショウジョウトキが群舞して空からセルリアンを突っついた。



「みなさんが!」

 思わずバスを引き替えさせようとするカバンを引き留めたのは、ハカセと助手であった。

「こっちに急ぐのです」

こんなこともあろうかと

「用意していたのです」

「我々は賢いので」「ので」



 フレンズが貴重な時間を稼ぐ間に、アフリカオオコノハズクに導かれたジャパリバスは懐かしい道を引き返し、サバンナまで戻ってきた。

 そこではフェネックとアライに案内されたプレーリードッグビーバーとスナネコがツチノコ指導のもと、ある遺物を掘り出していた。

「小生に任せるのであります

「んーと、この丸太をテコにして……」

 フレンズたちの共同作業で地上に飛び出したのは、サンドスター収束して発射する大砲だった。ハカセたちが説明する。

「この引き金はヒトにしか引けません」

「これであのセルリアンを倒すのです」

「ヤツの石は内部にある。ピット器官で狙いを付けるから、おまえは合図で撃て」

 急展開に目を白黒させながらも、仲間たちを助けるため、カバン大砲トリガーを握った。しかし、日が陰るほどの巨体に迫られ、緊張してしまう。カバジャガー必死で、巨体の足を鈍らせていた。

 震える手をサーバルはやさしく上から握った。

大丈夫カバンちゃんならできるよ」

サーバルちゃん……」

 笑顔をみせるサーバルの顔も実はこわばっていた。それに気づいたカバンが今度は相棒リラックスさせるために笑った。

「違うよ。「私たちならできる」だよ。だって私たちは……」

「「最高のコンビだもん」」

「そこだ、撃てーっ!」

 照準の終わったツチノコの号令にあわせて、カバンサーバルは大砲の引き金をしぼった。サンドスターの奔流が超巨大セルリアンの影をつらぬき、かつてヒトだったもの集合体自重崩壊するかのごとく、涼しげなブロックに分解されていった――。

「すごーい!きれー!!」

 緊張感のない感想にみんなして笑った。



 その後、大量のヒトの魂が解放されたことでジャパリパークにはヒトが生まれるようになった。しかし、同胞と一緒に暮らすようになっても、カバンの一番の友達サーバルのままであったという。

2017-03-07

最近ゲームは手を出しにくい

ゼルダ話題ブコメが揉めてたので。

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1087823

これに関係あるのかないのか分からないけど、個人的感覚として、最近ゲームにはなかなか手が出ない。

どのゲームを見ても顔の濃いおっさんが銃か先端がギザギザナイフを持っていて、人かエイリアンでもしっかり殺しにかかるようなゲームばっかりじゃん。

こっちはもっと壮大かつのほほんとしたゲームがやりたいわけ。

そんな物騒な道具を持ったキャラ操作しつつ「死ね死ね死ね!!!」とか叫びながらボタントリガーをカチカチやるゲームはやりたくないのよ。

 

20年くらい前のプレステは良かったよね。

クラッシュバンディクーパラッパラッパー、ウンジャマラミーとかサルゲッチュとか。

見るから可愛いけど任天堂とはひと味もふた味も違うぜ、みたいなのがたくさんあった。

PSP時代にはロコロコもあったよね。

 

それを踏まえて今のゲーム屋さんの店頭に行くと顔が濃いおっさんゲームばかりだし、帯にはオレンジや赤でDやらZやらのマークが付いてるのが随分増えてしまった。

一方で国内ゲーム会社となるとキャラものばかりが目についてゲームとして新しそうな雰囲気は無いので、結局新しいというか今時のゲームトレンドというのに乗ることができないままになっているように思うんだ。

 

そうしてゲーム全体から距離を置いているといつの間にかオープンワールドが当たり前になってきて、色々とタイトルが出てるようだけど

結局どれがどうなのかが分からないし、まーた銃ババババ血がドバーみたいなゲームなんでしょ?という反応になってしまう。

 

そんなところに任天堂が「いやいやこれはオープンワールドじゃないから。オープンエアーから。」とか言いながらどこかアニメ調のゼルダを出してくるわけで、

結果的に私みたいな人間にとっては今時のゲームへの唯一の入口になるんだよ。

まあ確かに物騒な雰囲気の剣とかは多少あるけど、「いっき」の竹槍の如く畑のクワでリザルフォスの腹を突きまくる画ってのはおっさんが戦うゲームよりよっぽど気楽なもんだよ。

 

スプラトゥーンもそうだけど、最近海外一般的ジャンルを私みたいなタイプ人間が遊べる窓口になっているのが今や任天堂だけというのは悲しむべき事なのかな、と。

諦めて物騒なナイフをもったおっさんゲームでもやるか? いやいや...。

せっかくなので今回のゼルダについても書いておく

これって「崖ゲー」だよね。

オープンワールドとかオープンエアーとかはもはやどうでもいい。これは「崖ゲー」。

 

次の目的地を無視してとりあえずそこらへんの崖に登って、僅かな足場で休憩しつつなんとか山頂まで登るでしょ。

山頂にでかい石があったら持ち上げてコログからう○こをもらって。

丁度日の出時間帯なら朝日を眺めて。

で、適当に周りの風景を見回して、気になるところがあったらそこまでパラセール滑空

そしてまた崖を登って。この繰り返し。

 

不思議とこれが楽しいんだ。

けものフレンズ」の2話でコツメカワウソが「わーい」「たーのしー」を連発しながらつまらなそうな滑り台に上がっては滑り上がっては滑りを繰り返していたような気がするけど、それの壮大なバージョンだ。

あるときは崖を登り、またあるときは斧を片手に木を切り倒す。その姿はアイカツのようでもある。濃いおっさんではアイカツ感は出ない。(各種ゲームおっさんジョニー別府より濃すぎる)

 

今回のゼルダは本当にどこでも登れるし、どこでも張り付ける。登れないところはごく僅かだ。

から家の屋根に乗ろうとしてパラセールで飛んだら失敗して、家の壁にそのまま張り付いちゃったりする。お前はセミか。

 

今までゼルダで遊んでいると「この壁の上には何があるんだろう」とか思うことは本当によくあったけど、今回はその夢を全力で叶えてくれた。

過去作でのはしごを上る楽しみや蔦を移動する楽しみがそこら辺の壁や崖で実現できて、しかもその先がある。

このちょっとしたことに対する感動はこのゲームゼルダの新作だから、というのもあると思う。

 

というわけで、私にとって「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」は崖ゲーであり、アイカツであり、セミだ。

最近ゲームおっさんが銃ババババ血がドバーでなく、なおかつ崖ゲー、そしてそこそこフィールドが広いゲームが(できればPS4で)あれば教えて欲しい。

2017-03-01

https://togetter.com/li/1085915

オウムあん大事件をおこすとは思ってなかったけれど、なじみのない団体でもなかったんだよな。

かといってそこまで脅威も感じてなかった。

変なのーとかキモいwwwとか言ってたけど、人の生き死にに関わるとは思ってなかったから。

事件の内容はニュースやらなんやらで繰り返されるけど、そこに至るまでの間の一般ピープルの受け止め方っていうか。

時代の気分(?)ってどんどん再現するというか伝えるのが難しくなっていくのかもしれない。

これ読んで、ああ自分はちょうど吉田豪春日太一の間に生まれたんだなーと。

(ああいう兄とこういう弟に挟まれたらスゴイwけどそういう意味じゃないよ)

テレビをそんなに見ない家だったので、とんねるずとか朝生とかに出ているのを詳しく見た覚えはないんだけど。

じゃあどこでオウムを見聞きしていたのかーって考えてもどうでもいい思い出しか出てこない。


多分、最初記憶小学校の頃に近所の誰かが入信したとかい母親どうしのうわさ話。

70年代にじゃんじゃんばりばり造成した横浜の外れに住んでいたので、クラスの中でサラリーマン家庭じゃない家は商店街にお店を構えてる子1人しかいなくて。

一方で、新興宗教に入っている家の子は2人いたし、同じ学年じゃなくても近所にポツリポツリいたのね。

今思えば新興宗教から見れば良い狩場だったんだと思う。

から受験に失敗した●●さんちのXX君がヨガにはまってオウムに入ったとか聞いても、なるほどなーくらいの。

入信してから生前分与を求めているとか聞いても、なあにそれ?みたいな。へぇ大変なのだねーくらいの。

中学の頃は真理党選挙活動をしていたので、学校帰りに選挙カーを見た友達が「ショーコーショコー」って真似してて超笑った。

から「しょうこ」って名前友達の語尾を伸ばすとすごい嫌がられた。

ロングヘアの小汚い人をオウムっぽいって中傷するのもこの頃流行った。地味目の女子には非道言い草だったと思う。

高校に通ってた時には、たまに最寄り駅のバス停に「原始仏典講義」という麻原の顔写真付のカラーポスターが貼ってあってギョっとした記憶も。

なんでギョっとしたかというと、ロータリーに立ってる案内板とか屋根とかの柱という柱に全部貼ってあったから。

今なら軽くTwitter炎上しそうだけど。

同じポスターがある日、自分の住んでいる街中に貼られた事もあった。

さすがに人の家の塀には貼れないから、空き地公園とかの基礎部分のブロックにまとめて5-6枚ずつ貼ってあって。

歩いても歩いても同じポスター出会うのはシュールだった。

でも翌日には何もなかったように剥がされていて、母親に言っても「そんな事あったの?」と言われて狐につままれた気分だった。

この頃ずっと隣の駅に住む坂本弁護士一家失踪したままだったけど、近所に住む子とは誘拐かなー怖いねーって言い合ってた。

大学では、貧乏友達がマはポーシャのパソコン研究をしていた。

なんたって安い。

起動する時に怪しい画面と音楽が流れるけど、変なサブリミナル効果洗脳とかされてないといいなぁとか言って笑ってた。

どれもいろいろと変なんだけど、背後にどんな意図があって目の前にしているのが何の片鱗なのかちっとも分かってなかった。

今で言うならおもしろ画像とかビデオでわっと拡散して、ああまたやってるなぁキショいなぁって終わる感じと似ているかもしれない。

同じ新興宗教でいえば、家にやってきては玄関先でギターを弾くエホバの証人とか、

子どもにいろんな「しつけ」をする学会員の家に町内会用事であがるのにどうするのか、とかの方が身近な脅威だったせいかもしれない。

サリン事件はちょうど春休み縦走登山している間におこった。

下山して新聞を見て、あんまりの非現実ぶりと、距離の遠さで、クラクラした。

山に登る前にいたのと同じ世界に降りて来たのかなぁ・・なんて事を思った。

都内通勤・通学している家族が巻き込まれていたかもしれないとか、その時は思いもよらなかった。

家に電話して全員の無事を告げられてから「これで誰か亡くなりでもしていたら他の世界線に迷い込んだと一生信じただろうなぁ」とか思った。

10日後に国松長官が撃たれた時、心臓が三回止まったけど国の威信をかけて蘇生したみたいな話は新聞記者になってた先輩から聞いた。

国の警察トップオウムにやられてたまるか、って現場はピリピリしてたとか。

なるほどー私みたいな一般人が間違って撃たれた場合心臓1回止まったら死ぬんだろうなぁ、なんて思った。

どうでもいい思い出を連ねてみても、確かに何も出てこない。

そんなに受け入れていた気もしないけど、潰さなければ殺られる!といった危険を感じた事もなかった。

でもどこかに決定的に不味い兆候が見えていたはずで、それを乗りで見落としちゃったに違いないとも思っている。

それに、何も分かってなかった自分がいま生きているのは単純にラッキーからと知っている。

新興宗教を信じるのは自由だけど。

関連おもしろニュースをおちょくりながら、節穴をらんらんと光らせて昭和生まれ今日も行くのなぁ。

2017-02-26

立ち飲み屋出会ったおっちゃんの話

女だけど立ち飲み屋で一人で飲むのが好きだ。

最近節約のために控えていたけれど、今日はふと思い立って以前良く行っていた、いわゆるせんべろの名店に行ってみた。


3杯くらい飲んでいい感じに出来上がって来た時、

カウンターで飲んでいたおっちゃんに話しかけられて、一緒に飲むことになった。

そのおっちゃんもこの店が好きらしく、

おっちゃん「前のマスターちょっとヤクザぽかったが腕が良かった、

調理に一切の無駄がない、美しい、芸術だ」

私「その時裏方で手伝っていた彼女が今は厨房を仕切っていますよね〜」

などと、店の懐かしい話で盛り上がった。

そのおっちゃんは競艇帰りらしく、普段は雀荘を経営しているらしい。

人生ギャンブルですよね〜」

などと盛り上がった。

また、そのおっちゃんは3回結婚しているらしく、

今は別の恋人がいるらしい。(20歳下だそうだ。)

私なんてもうすぐ40なのに一度も結婚したことがないぞ。

そのおっちゃんは21歳が初婚で、その時の奥さんとは結婚してから5年間まったく性生活が無かったらしい。


私も彼氏セックスレス、というか、今の彼氏出会って三年くらいになるが、まだ一度も体の関係になっていない。

なので、結婚までしたのに拒み続けた奥さんの事情が、気になって気になって仕方なかった。


「どうして一つ屋根の下で暮らしながら、何も無かったんですか?」

と聞いたら、奥さんは学生時代男性に襲われたことがあり、それ以来男性が怖くて怖くて仕方なかったらしい。

以降、3人の子宝に恵まれたが、性の価値観がどうしても合わず離婚することになったらしい。

それからおっちゃんは事業が上手くいかず、東京夜逃げしてきたらしい。

その頃は2番目の奥さん(外国人だったらしい)と一緒だったとのこと。

夜逃げしてきたおっちゃんは東京で店を出し、繁盛したらしい。

美人を7〜8人雇ったって言っていたから、キャバレーか何かだったのかな。

そこで3人目の奥さんと出会った、みたいな事を言っていた。


おっちゃんとは楽しく飲んで、私の飲み代も全部払ってくれた。

73歳のおっちゃんは、もうバイアグラを飲んでもセックスが出来ないらしく、

もっと若かったらこの後ホテルにでも連れて行ったのに、みたいな冗談を言ってくれた。

もう何年もセックスとは縁の無い私にとって、おっちゃんの冗談にとても救われて癒されたが、

バイアグラは1錠1500円くらいするらしく、

高いなあと思った。

2017-02-10

http://anond.hatelabo.jp/20170210105124

というか女に女らしさを求めるな(男に男らしさを求めるな)って非モテ産のポリコレ棒だよ

異性からそういう魅力がないと思われるけど、それまでそういうのを演出する訓練を親から周りから受けてこなかった

自主的練習して来なかったから今さら習得できない、だから性差別だとわめきちらす

あのなー、普通の大多数の異性は、その逆の異性らしさを好むのが普通なんだよ

男なのにカマっぽいやつを好む女って普通じゃねーからモテなくて当たり前だから僻むな(逆もしかり)

もっと言えば最近女性男性化が進みすぎたせいで男が結婚したいと思わなくなってきた

男性が草食になったんじゃなくて1つ屋根の下に、男は2人必要ないのよ

そして男性化した女性は1人でも生きていけるからなおさら結婚率が減る

ところが男が女性化したらキモくて金のないオッサンになる

詰んでるわけですよ

どっちの幸福も考えたら男は男らしく、女は女らしくで大正解

そこにいくら言い訳しても結婚したカップルたちは相手にその魅力を感じてる

勝ったのは生涯独り身の非モテフェミニスト戦士たちだけってオチ

2017-02-09

雪国に住んでいる人を尊敬する

雪国に住んでいる人を尊敬する。

この寒い中、雪掻きに精を出されている映像を見ながらそう思う。

精を出さないと家が潰れるから仕方なくやっているという人もいるだろうが、

基本雪がふらない地方人間からすればお疲れ様です、の一言でもかけたくなる。

近年は高齢化もあるのか雪掻き中に屋根から落ちるなどの事故を頻繁に聞くが気をつけて冬を乗り越えて欲しい。

http://anond.hatelabo.jp/20170209203919

ユーリー・スコット「人はその意志さえあれば、いつでもどこでも学ぶことができる。たとえ屋根の上では爆撃機が飛び回っていても、だ」

2017-02-05

年収500万の人は埼玉にくると幸せになれるよ

新築戸建ては驚くほど安い

年収500で東京通勤圏に新築戸建てを持つって無理だと思うでしょ? 実は埼玉では新築戸建てがすごく安い。

30坪4LDKでも2,500万あれば志木あたりでも余裕だし、タイミングがよければ2,000万を大きく切るものも見つかる。

金利の今、2,000万の家を買ったとすると、フラット35で月々の返済はなんと5万円台。ワンルーム家賃並。

貸してくれるかどうかは別として、年収300万だって返せる。今は100%ローンが可能なので頭金すらいらない。

もっとも、諸費用等別途200万ぐらいはかかるので全く貯金なしでやろうとすると難しい。

でも、そのくらいは親のスネをかじっても許される。

新築戸建ての価格破壊

で、なぜそんなに安いのかというと、パワービルダー最近、よくCMやってる飯田グループとか)が安い家を建てるから

建築費は30坪で850万~と言われている。1,000万の土地に850万の家を建てれば、そりゃ2,000万未満でしょう。

土地の形状に対して既存建物設計を割り当てるので、設計費を大きく削減できる。そしてプレカット工法とかで職人の技を必要としない。そのあたりが安く建てられる理由

都心から20キロ

その1,000万台の土地外環から武蔵野線沿線あたりにかけて点在している。乱暴に言うと三郷から所沢にかけて扇状に。和光朝霞戸田あたりは高いのだけど、新座なんかは練馬区に隣接してるわりには安い。

そのエリアから山手線まで20キロぐらい。電車で30分程度。通勤圏、といって過言ない。

地震とか大丈夫

そんなに安普請の家で大丈夫かというと、これは実際に大きな地震がきてみないとわからない。熊本地震に関しては2000年基準で建てられた家の倒壊は7軒だそうで、これならば耐震基準を信じてもいいんじゃないだろうか。

耐震基準には等級があって、パワービルダーの中でも最高等級を取っているところもある。

揺れだけでなく大規模火災とかもありうるので、ダメときダメとして地震保険復興支援で888万の家を建てる方針いいんじゃないかと思う。なんせ土地は残ってる。

どうせ首都圏には近々大地震がくるのだから、持ち家はそれがきてからでも遅くないと思ってるうちに、家賃で1,000万以上払うことになった。払った家賃は家主の財産として吸われただけ。失うだけで、後に何も残らない。

軽自動車品質の家

色々安く作ってあるなと思うけど、居住の快適性はほぼ問題ないレベルだと思う。昔の家は高級車品質で作ってある。木造モルタルのみすぼらしい家だって職人の技でできてる高級品。

それに対して軽自動車品質で十分じゃね? というのがパワービルダー。でも、今の軽自動車はそこそこ快適。サスやらボディ剛性やらの乗り心地の差を感じる人は高級車を買うべきだけど、オーバースペックに金を払うのをナンセンスだと思う人はこちらがいい。

例えば、パワービルダーだと屋内の扉はダンボールに近い素材なのだけど、ぱっとみじゃ全然からない。ネコ用の扉をつけるのに穴開けてみるまで木だと信じてた。扉が本物の木である必要なんてなかった。いわば、ダンボールハウス

快適性

強度とか断熱性とか、実用上の不安を今のところ感じない。

そもそも、ある程度の住宅性能じゃないとフラット35S適用を受けられないから、その基準を満たすように作ってる。

実際、省エネ性能は目に見えて高くて、エアコン電気代とかびっくりするほど安い。エアコン自体省エネ性能が上がってるのは間違いないけど、家の断熱性が前提。

家の質感とか大事なのはわかるんだけども、倍以上の値段の一流メーカー戸建ての床も合板なので、モデルハウスなんかに足を踏み入れた瞬間の質感に大きな違いを感じない。設備は確実にいいけども、そういうのはあとから必要ものだけ変更できる。

ウォシュレット使用感は値段に大きく左右されるし、電気代も大きく変わる。安物だと、冬季電気代は2箇所のトイレで月に千円を超えるからバカにできない。ガスコンロも出力が低い。入居前にアップグレードができるならやっておきたい。

イニシャルコスト

最低限住めるようにするのに、新築戸建はカーテンとか網戸(付いてる場合もある)とかアンテナ(今の時代いらないかな)とか、一部の部屋にエアコンを入れて、30万。家に合わせたちょっといいダイニングテーブルとか食器棚とかソファーとかを買うと20万は軽く飛んでゆく。で、イケアとかニトリとか中古家具屋とかにしばらく入り浸るようになる。まあ、楽しい出費だけど。

床のコーティング永久のやつとかあるが、数十万。高いけど現実的に入居前にしかやれないから、すぐに決めなくてはならない。数十万は出せなくても、最低でも耐久性2年とかのウルトラタフコートワックスを塗っておきたい。コーティングなしだと床は10年と持たない。

駅まで遠い

問題はといえば駅までの距離で、安い土地を狙って宅地開発をやるので、必然的に遠くなる。

パワービルダー系は駅まで徒歩20分以上。通勤自転車とかでなんとかするとして、生活の足として車が欲しい。

車の維持費で大きいのはなんといっても駐車場なのだけど、戸建ての場合はこれが永久に0円で済む。

軽自動車なら税金車検点検整備、保険合わせても月1万ぐらいだろう。車両費も10年乗り潰すとすると月1万。ガソリン別。

月2万を高いとするか安いとするか微妙な線だけども、首都圏でも車があった方が楽しいし、便利。2万の価値はあると思う。

車にプラスしてスクーターがあれば5キロ半径が日常行動圏になる。125ccなら、20キロぐらいの遠出もこなせるから電車に乗らないで池袋に行くこともできる(駐輪場は探せばそこそこある)

資産価値

今後、人口減少してゆくので、資産として持ち家の価値が上がる可能性は皆無といっていい。

35年後(繰り上げ返済で20年後お金を払わなくても住める場所を確保することに魅力を感じる人向け。

賃貸では意識しない費用

賃貸では家賃に含まれているので意識しなかった出費として、固定資産税とか家の維持費とかかかってくる。

固定資産税10年間住宅ローン減税分でほぼ相殺できる。期間終了後でも、家屋価値が減少してゆくので安くなってゆく。大した金額ではなくなる。

急に駅ができて、土地価格が跳ね上がるとかであれば無視できないくらい上がるかもしれないが、そういうところはそういう情報を握ってる人が先に買い占めるので安心してよい。

維持費は屋根とか外壁とか給湯とかで定期的に100万の単位でかかってくることを覚悟しなければならず、それに備えて月に1-2万は貯蓄しておかなければならない。

2,000万の家なら、ローン返済とその他経費を足しても、賃貸に比べると、それ以上の金を節約できてる筈だから問題ないだろう。

探し方

スーモを例にとると、埼玉新築戸建で2,500万以下、土地建物面積をそれぞれ90m2以上の条件を入力すると、リアルタイム地域ごとに登録件数が表示されるので、そこからアタリをつけて。

2017-02-03

二十歳で死ぬと思っていた

自分寿命は二十年」という漠然とした確信が昔からあった。

体は丈夫だったから、病死ではないだろうと思っていた。

嫌なこともたくさんあったが自分死ぬのは怖かったし痛いのは嫌だから自殺でもないと思っていた。

ただ、フッと自然に消えるように死ぬと思っていた。



僕は今三十二歳だ。

まり、二十歳になっても死ななかった。



なぜ二十歳で死ぬと思っていたのか、今となってはよく分からない。



二十歳で死ぬと思っていたから、適当に生きてきた。

落第しない程度に勉強をし、親に迷惑はかけないように生きてきた。

どうせもうすぐ死ぬんだから、何かをやろうという意欲もなかった。

下種な話だが、男女間で行われるいろいろのことは、死ぬときに後悔がないように全部やった。



もう十年前以上になるが、今でも鮮明に覚えている。

十九歳の最後の一日、深夜十一時五十分、家の屋根の上に上がって寝転がって星を眺めた。

そうしているうちに、あと一分で二十歳になろうとしていた。

怖くはなかった。僕は静かに目を閉じてその瞬間を待った。





ん?

僕は目を開けて時計を見た。零時十分だった。二十歳になって十分の時が経っていた。

僕は死ななかった。死ねなかったのだ。





しばらく夜空を呆然と見つめて思ったのは

「このままだと、僕の人生やばいんじゃないか」ということだった。

大した学歴もなし、経験もなし、ただの薄っぺらい二十歳の人間がそこにいた。



詳細は割愛するが、その後猛勉強して大学に入りなおし、割と良い学歴を得て、今は悪くない仕事をしている。

二十歳前と後では、まるで別人だと感じる。

人に昔のことを聞かれると、あまりうまく答えることができない。今の僕ではない、別の人間のことのようだから

からときどき二人分の人生を生きている気持ちになる。



あの屋根の上で星空を眺めながら死を待ったひとときが、僕の分水嶺だった。



運が良かったのかもしれないが、いわゆる「人生正規ルートから外れてしまっても、こうしてそれなりに楽しく生きることができている。

過去タイムスリップして、昔の僕に詰め寄って

「何寝ぼけたこと考えてんだ、死なないから!」と言ってやることができれば、どんな人生だったんだろう?とたまに思う。

しかしたら、今より素晴らしい人生かもしれない。残念ながら、それを知ることは絶対にできないけれど。

僕の場合、二十歳以前の自分のせいでひどい目にあったが、僕を今の地点に押し上げてくれたのは二十歳以後の自分で、どちらも間違いなく「僕」だ。



日本社会は、やり直しがきかない、レールを外れた人間に厳しい社会といわれている。確かにそうだ。

僕は間違いなくレールを外れた人間で、そのことで色々な人に色々なことを言われたりしてきた。いいトシして何やってんだ、云々。

けれど、それに対応していくのも自分責任の一つだと思っている。だって二十歳まで適当に生きてきたかしょうがない、と。

(ちゃんと真面目にコツコツやってきて、思いがけずレールを外れてしまった人間には、これは当てはまらないが)



失敗したって、死ななきゃいけない羽目になることなんて、ほとんどない。

だけど、何もしないで待っていて状況が好転することも、ほとんどないと思う。



ガンジー言葉で「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」というのがあるが、

正直言って、明日死ぬんならやっぱり僕は滅茶苦茶無気力になると思う。だって明日死ぬんでしょ?今頑張ったって無駄ァ!と考えずにはいられない。

だけど、後半には同意する。永遠に生きちゃう!?このままだとやばい!という気になれるから

2017-01-05

ボロボロの一階建て住宅

田舎には少なくて、地方都市には多い印象。

プロパンガスと汲み取り式トイレ煙突

屋根コンクリート瓦、外壁は日焼けした木材と錆びたトタン

住人はいるらしいが見たことない。

誰が住んでるのだろう。

2016-12-31

【追記しました】岡山旅行中、財布落として無一文になった。

当方29歳男性東京在住の中肉中背サラリーマン年末休暇を利用して岡山に一泊一人旅に来ていた。

で、岡山に着いて早々に財布を落とした。現金も、カードも、すべて財布に入っていた。

気づいたその時から、この状況をサバイブし如何に東京に帰るのか、その手段を見つけることがこの旅の目標になった。


予め断っておくが、えっちなご都合展開とかは全くないので、そういう展開を期待する読者諸賢は、この段階でブラウザバックすることを強く推奨する。


まずもって幸いだったのは、事前にホテル宿泊料金はwebを通じて支払い済みだったことだ。

師走の末に野宿は命に関わる。一泊5,000円のシティホテル故、問題解決に向けての協力は全くしてくれなかったが、それでも夜露をしのぐ屋根提供してくれただけで御の字だった。

そして、一文無しとは言ったが、普段使っているSuicaには3,000円近い残高があり、コンビニおにぎりお茶問題なく調達することが出来たので、飢えることもなかった。

電子マネー創成期は様々な規格が乱立しており、関東ローカルSuica岡山でも問題なく利用できるに至るまでは、関係各社の粘り強い改善があったはずだ。その努力をしてくれた無名ヒーローたちに、私は心からの敬意を表させて頂く。


さて。財布を落としていの一番にすることは、カード会社への連絡と警察への連絡だ。

この辺りはさすがに29年も生きていれば手慣れたものである

全ての連絡を滞りなく済ませてから、やはり一番の問題は如何に明日東京に帰るのか、という点にあると思い定めた。


最初に思い浮かんだのはやはり、困った時の警察頼み。

未成年のころに自転車で2ケツしていたのをこっ酷く叱られたり、北海道旅行で前にも後ろにも一切車がいない一直線の道路快走していたら、茂みに隠れていた交通警察の餌食になったりと、とかく良い印象がないのだが、最後最後市井の味方になってくれるというのが警察というものであろう。

お金を落として警察に借りた的な逸話は何度か聞いたことがあったし、今回は岡山東京の16,640円という金額の高さがネックではあるものの、窮状をしっかりと伝えれば何とかなろうとの思いで、先ほど遺失物届を出した交番に改めて連絡をした。

返ってきた答えは「警察お金の貸し出しはしていないんですよ」だった。無情である

曰く、確かに警官お金を貸し出すケースはあるが、それはあくまでその警官善意で、ポケットマネーでやっていることであって、警察として制度として運用しているものではない、とのことである

私としてもさすがに今日初めて話した岡山警官に、16,640円分の善意強請るのは酷であろうと判断し、素直に引き下がることにした。


この時点では私はまだ、誰か知人に頼ることなく現状を切り抜けられるならそうしたいと考えていた。旅行先で財布落として無一文となって助けを求めるというのも、なんとも恥ずかしい話であるから


次に思いついたのは消費者金融キャッシングするという手である

人生を堅実運営している私が彼らと接するのはテレビCMくらいなものではあったわけだが、「審査は30分で終了、即キャッシング!」とか、「初回借り入れは30日間利息無料!」とか、けたたましく主張していたのを思い出し、お、これはもしかして良い手かもしれないと思い、さっそく某P社のホームページアクセスし、必要事項を記入し審査依頼を出した。

そういえば今期の住民税を期限内に払っていないことを思い出し(人生を堅実運営とは…)、クレジット履歴に傷がついていることを一瞬不安にも思ったが、よくよく考えてみるとこの程度の傷で貸し出し拒否していたらあんなに全国ネットでCMをアホほど流せるような事業規模になるわけがない。これはイケると思っていたら、さっそく担当者から電話がかかってきた。

通り一辺のやりとりを経て、お、こりゃこのまま問題なさそうだ、と思っていたのだが、


免許証の住所は現住所となっていますか」


という質問から状況が暗転する。面倒くさくて免許証の住所の切り替えなんてしていなかったのである


「いや、住所は前住所のままでして…」

「なるほど、ではこの場合2重チェックが必要ですので、健康保険証か、公共料金の支払いの控えはありますか」


保険証は財布とともに闇に消えた。公共料金の支払いの控えは、東京の自宅にはあろうが、困っているイマココ岡山である


「いや、それはちょっと準備がむずかしく。。。」

「左様でございますか。大変申し訳ございませんが法律上ルールになっておりまして、条件が満たせない場合、お貸出しをするわけにはまいりません。お力になれず誠にもうしわけございません」

「いえ、こちらこそ、お手間を取らせまして。。。」


消費者金融でのキャッシングの道も潰えた。

彼らは以前、法的にグレーゾーン金利をとったり、無茶な貸付/回収をしたりして社会からバッシングを受け、金融庁ボコボコにたたかれ、巨大銀行グループ軍門下り、今やすっかりお役所のような、丁寧でコンプラ意識の高い組織に生まれ変わっているようだった。

これが良いことなのか悪いことなのかといったら、多分良いことなのであろう。私はまた、日本社会の小さな改善を目の当たりにした気分であった。


さて。こうなってくるといよいよ手がなくなってくる。この段階からやむなく、誰か知人に頼ることを前提に考え、また調べ始めた。

そうしてみると、何より厳しいのが、今は年の瀬しか東京に帰らなければならない31日は土曜日という点である日本が誇る金融ネットワークが悉く停止しているのだ。

もしも明日が普通の平日ならば。ゆうちょ銀行サービス電信現金払(窓口)」がベストソリューションであろう。

http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/sokin/hikoza/kj_sk_hkz_densin.html

「送金人の振替口座または総合口座から預り金を払い出し、送金人が指定したゆうちょ銀行または郵便局貯金窓口で、受取人が現金を受け取る送金方法」である

ただし、ゆうちょ銀行の窓口機能が停止しているため、これは今回に関しては使えない。


知人に宿泊しているホテル必要金額を振り込んでもらい、それを確認してもらってホテルから現金を受け渡して頂くことも考えたが、なんせ明日は入金の確認が出来ない。ボツである


考えあぐねた結果、私は恥も外聞も投げ捨て、ソーシャルネットワークの力に頼ることにした。現状を整理し、友達が327人登録されているフェイスブックヘルプ要請投稿した。

今は21世紀集合知を以て問題に立ち向かう。これが現代的なソリューションである


そうしたらまぁ、実に多くの方から心配/励ましのお言葉と、こういう手は使えないかな、というご提案を頂いた。感謝に堪えない話である

一切観光していない岡山シティホテルで、私は自分の豊かさを神に感謝した。そして、その中の一つの提案が実り、私は無事東京に帰れることになった。


解決はいたってシンプルだった。

①知人に最寄りのJR駅に行ってもらって、事情説明したうえで、新幹線料金をその場で支払ってもらう。

②その最寄り駅の駅員から岡山駅の駅員に連絡してもらい、支払いが済んだ旨を報告してもらう。

③そうしたら、新幹線乗車券の代わりとなる「業務連絡書(乙)」を発行してもらえる。これがあれば、新幹線に乗車することが出来る。

業務連絡書(乙)は、「運賃・料金の収受による便宜乗車について」定めたもので、「この業務連絡書をお持ちのお客様は、所持金不足ですが、○○駅に運賃・料金を支払われたことが確認されていますので、便宜乗車の取り扱いをお願いします」と記載してある。

要は、JR各社間で、私が今回直面した事態は事前に想定され、その対応策に至るまでしっかりと制度化されている、ということである

さすがにイレギュラー対応であるし、現場の駅員さんは、私が最初に尋ねた際はその制度を正確に理解されていなかったが、おそらく後からマニュアルを確認し、迅速に対応くださった。

代金の立替は姉にお願いした。窮状を発信してから直ぐに連絡をくれて、最後まで力になってくれた。


終わってみればどうということもない話であるが、こちら側から「こういうことが出来ると思うのですが」と提案することな空手相談しに行っていたら、岡山駅担当者がこのソリューションに思い至らず、未だ岡山をさ迷っていた可能性もある。

そういう意味では、私のソーシャルネットワークがもたらしてくれた情報には、大きな意味があった。


今回は最終的には使わなかったが、他にもソリューションとなり得る案がいくつかあった。

一番びっくりしたのは、ビットコインを用いた解決提案だった。曰く

①私がビットコインアカウントを取得する(すぐ出来るらしい)

②知人から新幹線代金相当のビットコインを送金(アプリケーション上で出来るらしい)

ビットコインATMで換金(岡山駅周辺にも2か所あるらしい)

世の中はやれFintechだ、C2C金融だ騒がしいなと思っていたが、こういうことが出来るようになるのだと肌で感じた。世界は進んでいっている。


また、一番レガシーなやり方だが、直接お金を届けるよ、と言ってくれた方も2名いた。うち1名は香川に住んでいて、それでも岡山駅まで40分だからすぐだよ!と申し出てくれた。本当にうれしかった。


今回私は岡山に財布を落としに行ったようなものである金銭的には大損だし、まぁ2度はやりたくないとは思う。

しかし、この2日間の体験は、単なる旅気分でぼーっと過ごすよりかは、きっと意義あるものになったとも感じる。


普段は見えない社会システムの裏側が、何だかんだ健全に稼働し、日々進歩していることを知ることが出来た。

ソーシャルネットワーク問題解決能力を、改めて知ることが出来た。

家族、友人の暖かい心遣いを感じることが出来た。


岡山に、行ってよかったな。


さて、新横浜駅を超えて、そろそろ東京に近づいてきた。年末年始家族ゆっくり過ごそうと思う。

皆様、今年もお疲れ様でした。

【追記/2017-0101_11:10】

新年あけましておめでとうございます。朝起きてはてブ見たら、この記事がいきなり表示されててびっくりしました。お年玉ですかね?

とりあえずブコメで指摘されていた誤字は修正しました。新幹線の中でベタ打ちした文章をろくに推敲せずに投稿してしまったので...まさかこんなに多くの方にお目通しいただけるとは思っておらず、お恥ずかしい限りです。

以下、お正月で暇なので、いくつか気になったコメントピックアップしまして、ご返答しますね。


・wdnsdy 財布をなくしたことがないので、財布をなくした話を聞くと一体どういう原因で財布をなくしたのか詳しく知りたくなるのだが、大体そこは誰も詳しく書いてくれていない。原因を知って完璧に備えたいんだがなあ

→ダウンジャケットポケットに財布を入れていて、そのダウンジャケットを手で持って歩いていて、ふと気づいたら財布がなくなっていました。。。単なる不注意ですね。

・h5dhn9k 公衆接遇弁償費は使えるのでは?このケースでは使ってもどうしようもないけども。

→ほかの方のブコメにもありましたが、各都道府県警察ごとに、公衆接遇弁償費制度があったりなかったりするようです。恐らく岡山はなかったのだろうと思います

・outalaw SNSをやっていないかヒッチハイクしか思いつかない……。実際財布落としたらそれしかいかトラックの運ちゃんに事情を話して乗せていってもらう。

・boymeetsgirlsorezoreno 面白かった。自分だったらヒッチハイクかな。とにかくお疲れ様でした!良いお年を

→小賢しく頭を使うよりも、これが出来るコミュニケーション能力がある人が最強だと思います。私は見知らぬ他人と10時間近く運転席と助手席関係になることが耐えられんだろうなと思いました。。。

・turione スマホ使えるなら新幹線ネット予約出来るんじゃ

クレジットカード決済でネット予約したとしても、チケットを引き取る際にその決済したカードの実物が必要なので、今回はこの手が使えませんでした。

・keshitai おサイフケータイiPhone7があればSuicaクイックペイが使えるので何とかなる感がある

・kaitoster 自分だったらモバイルSuicaクレカ銀行口座から2万円チャージしてサクッと新幹線帰宅するかな・・・モバイルSuica用のクレカは家に置きっぱなしで普段から持ち歩かないので紛失リスクがない。

・shoutatani スマホポストペイ電子マネーと、モバイルSuicaクレジットカード登録しておくだけで食には困らないし、宿泊もWebで登録済みカードがあればイケると思う。クレジットカードを一枚は持とう

・MrA-Z 思いついたのは…モバイルSuicaキャリア決済で入金かな。

→私はPHS+ipodwimaxポケットwi-fiというセットで使っているので、モバイル端末に決済機能を持たせていなかったのです。リスクヘッジという面では、やはり様々な決済手段分散して持っていたほうが良いと今回思い知りました。

・sanam おお、良かった。でも“北海道旅行で前にも後ろにも一切車がいない一直線の道路快走していたら”これで急に動物が飛び出してきて事故る人も多いので気を付けてね。

→なるほど、そういうことなのですね。。。勉強になりました。まぁ、トラウマもあるので、次北海道レンタカー借りる際は十分注意します。

・shngmsw ビットコインATMは六本木渋谷岡山鹿児島しかないらしい。東京岡山大都会間だからできたソリューションでしたね。 http://bitcoinjim.com/bitcoin-atm/

→そのサイト運営している人がまさに、今回のソリューション提案してくれた人でした。普通は思いつきすらしないですけど、もしかすると5年後にはこんなことも当たり前になっているのかも。。。?

・raic レガシーな方法から最先端ビットコインまで色々な解決策があるみたいだけど、その情報を収集できるスマホが手元にあったのが一番の要因だね。

→これはですね、本当にその通りです。私の場合はPCを持ち歩いていたので、専らPCを使って調べもの、連絡をしていましたが。とにかくインターネットすごい。

・Sediment 岡山で何を観光するつもりだったのか

・mujou03 なんでまた岡山へ旅行したのか気になった

→これはですね、秘密です(笑)

2016-12-30

さて元旦NHK BS1・・・

00:00~  BS世界ドキュメンタリーダイアナ妃VSエリザベス女王
01:00~  BS世界ドキュメンタリーカストロVSゲバラ
02:00~  BS世界ドキュメンタリープーチンの道~その権力秘密に迫る~」
03:00~  BS世界ドキュメンタリープーチンの野望 新大統領 誕生
04:00~  BS世界ドキュメンタリー歴史と粋の屋根の上 パリ
05:00~  BS世界ドキュメンタリー「空から見るガウディ迷宮 バルセロナ
06:00~  BS世界ドキュメンタリー摩天楼の上に広がる“異空間” ニューヨーク
07:00~  BS世界ドキュメンタリーパフォーマンス楽園 ブエノスアイレス
08:00~  BS世界ドキュメンタリー天空の箱庭 東京
09:00~  BS世界ドキュメンタリーヒトラー“わが闘争”~封印を解かれた禁断の書」
10:00~  BS世界ドキュメンタリーヒトラー 最後の日々」
11:00~  BS世界ドキュメンタリー「暴かれる王国サウジアラビア
12:00~  BS世界ドキュメンタリー希望フィールド ウガンダ少年野球チーム」

寝るか、それとも実家に帰るか・・・

2016-12-28

http://anond.hatelabo.jp/20161228020153

ただ、リアルでそれ位の予算しかない貧乏旅行人もそれなりにいて、そういう人は寝袋背負って道の駅とかで寝るらしいよ。

暖がとれる場所だとあとはコインランドリーとか使うこともあるそうな。

ワイは電車日本各地を回ったから分かるけど、必ず何処かに屋根ついて雨風凌げるスポットは有るからな。

本当に金が無いならそこで我慢するしかねえよ。

野垂れ死ぬかどうかのリスク自分で負いなさいな。

2016-12-21

回覧板は次の人の家の玄関に置くことになっている。

前の人が変な置き方をしているなとは思っていた。

いつも投げ捨てたような感じで置いてあるし、屋根のないところに投げ捨てられて濡れていたこともあった。

今日帰宅後、靴を脱ぐ前にいろいろやってたら、何かを叩きつけるような音。

直後に玄関を開けたら、隣の人が家の中に入る直前で、うちの玄関には投げ捨てられた回覧板

回覧板さ、うちのでもないし、もちろんあんたらのでもないのにさ。

2016-12-20

東京人口密度ヤバイ

東京マジで人口密度ヤバイ

俺は横浜郊外出身なんだけど、まさかここまで人口密度に差があるとは思わなかった。

平日の電車ラッシュ時に混雑することは知っていたが、まさかラッシュ時以外でもそこそこ混んでるとは知らなかった。

横浜ではラッシュ外れたら結構閑散としてる。ラッシュ時は乗車率200%近くまでいく田園都市線でも、時間をずらせばスカスカよ。

なのに東京ラッシュ時以外もヤバイ

駅では常にぶつからないよう神経尖らせなきゃいけないし、バスだって座れた試しがない。

豊洲付近に住んでるんだけど、世帯数200以上のマンションがアホみたいに出来てる。

人口が増えたって道が広くなるわけないんだから、当然、道はごちゃごちゃ人だらけ。

人混みを歩くのって想像以上にキツい。

ぶつからないよう神経使うし、ちょっとでもモタつくとイライラする。

東京カフェに入ってゆっくりしよう…なんて不可能もいいとこ。

カフェの席は常に満席で、座れても人だらけでゆっくり出来ない。

トイレも混んでるし、人が通り過ぎてウザいし、ノマドワークやら勉強やら、こんなとこで出来るわけない。

これだったら、大阪のがマシ…と思っていた。

久々に大阪旅行に行ったら、外人だらけでヤバイ

ヨドバシ東南アジアと化してる。人口密度ヤバイ

大阪カジノが出来たら、一体どうなるんだ?

ず~~っとカフェ満席で道も人でごちゃごちゃの超過密都市を目指してんのか?

日本都市マジでヤバイ

人口が減少してるなんて嘘だろ?むしろ毎年、土地が縮小してんじゃないの?って感じる。

このまま移民受け入れとかやって人口密度が更に上がったら、一体どうなるんだろう。

ラッシュ時の電車のみならず、歩道を歩く時も『順番待ち』して歩くようになったりして…

もうインド通勤風景を笑えないね

将来、俺も電車屋根に捕まって通勤することになるのかも。

2016-12-13

家族の味覚がヤバい

こないだピェンロー作ったんですよピェンロー

干し椎茸で前日から大鍋で出汁とって気合いれてめちゃくちゃ美味くできました。

で、アレって作ったことある人はわかると思うんですけど、鍋自体出汁だけで味がついてないので自分の器に取って各自で塩と一味唐辛子で味を調節するんですよ。

家族にはそれをしつこいほど説明したにも関わらず、一口食って「味がしない」と言って桃○のキムチの素とかポン酢かめんつゆをドバドバと器に入れ始めるからビビった。

いや塩で調節するんだよと言うと「塩入れても味がしない」

いやそれはほんのひとつまみしか入れてないからでしょもう少し入れて自分好みに調節してみてと言うと「こんなに塩を入れると体に悪い」と逆ギレ

いやあんたらがドバドバいれてるキムチの素とかポン酢とかにも塩が入ってんだけど…

なるほど…目に見えない塩分は気にしないけど自分で塩を足すと目に見えるから気にするんだな…しか普段刺身醤油バドバかけてるような人らがこの程度の塩でビビるか?

うそれ以上突っ込まずに好きにさせたけど、なんか一つ屋根の下に住む家族相手にも関わらずカルチャーショックみたいなもんを受けました。

つーか出汁を味わえよ出汁を!

2016-12-08

よその車に対してマナーがどうとか運転が荒いとか、尾張小牧の車は名古屋走りで怖いあいつらはダメとかドヤ顔で言ってる知人がいるんだけど、

その人、深夜まで遊び呆けて居眠り運転で追突事故やらかしてるから自分の事を棚に上げ過ぎて屋根を突き破ってると思うんだよね・・・

2016-12-02

自由になりたい

駅前に座っているホームレスのおじさんが「精神身体従属する」と呟いていた。



会社上司ミスをした私に向かって「少し休んで頭を冷やしてこい」と言った。



私は疲れて声も出なかった。



家に帰ってから、ふと思った。

いったい、私を規定しているものはなんだろうか?

精神だろうか、身体だろうか。

もし精神なら、この疲労した体から抜け出したら楽になるのだろうか。



そう思った瞬間、私の魂は身体から分離していた。



気が付くと、夜の住宅街を猛スピードで飛んでいた。

家々の屋根の隙間を通り抜け、公園落ち葉を散らし、冷たい夜風を全身に受けながら、私は「あああ」と声にならない叫びを上げていた。



そこには自由があった。何にも邪魔されない自分存在していた。

「もう元には戻れない。」そう思った。



明日、出勤しない私を気にかけて、上司マンションに連絡するかもしれない。

管理人が扉を開けると、そこには私の身体が横たわっているだろう。

その体は呼吸をしていないし、心臓は止まっているだろう。



しかし、そんなことはどうでもいい。

今ここに本当の私がいる。それだけで十分だと思った。



これからどこに行こうか?



ふと上を見上げると、夜空に星が輝いていた。

そこには真空の空が無限に広がっていた。



私の魂は夜空に向かって徐々に高度を上げていった。

その輝く光はやがて星々の間に溶け込んで、小さな点の一つになった。



夜空に星がひとつ増えたことを気にする人は誰もいない。

2016-11-29

http://anond.hatelabo.jp/20161129205058

高度が十分下がったとき屋根が開いて客席が飛び出すようにはできませんかね

2016-11-27

ヘビ恐怖症

最近ずっと困ってるのは、はてなホッテントリからaf◯◯なんとかっていうところの海外ニュース配信しているサイトへのリンクを開くと、いっつもヤマアラシ?を飲み込んで動けなくなったヘビの写真がドーンと目に入る位置掲載されてること。

私はヘビが大嫌い、というよりヘビ恐怖症。

実家田舎だったから、さんざんドッキリさせられてきた。

布団めくったらヘビ、停めておいたバイクタイヤに絡まったヘビ、ボットン便所の蓋を開けたらヘビ、テレビ見てたら梁づたいにヘビ、鳥かごのカナリヤを飲み込んで太った体が隙間から抜けなくなってぶら下がってたヘビ、ニワトリ小屋屋根の上から卵飲み込んで落下することを繰り返して殻を割ろうとしていたヘビ、なくしたバレーボールを探しに行ったら、飲み込もうとして出来ずに顎が外れたみたいな状態で固まってたヘビ、もう実家の思いではヘビばっかり。

記事自体は読みたいものもたくさんあるのに、あのヘビの写真が目に入ると思うと怖くて見に行けない。

2016-11-24

雪降る東京は変わらないのに、つまらない人間になってしまった。

子どもの頃、雪は好きだった。

東京に生まれた頃から住んでいる自分にとって、降雪は特別ものに思われた。

誰かの足跡がまだついていない場所に踏み入る高揚感。

真っ白な雪を、汚していくことは、未開の地に立ち入ることに似ている。

まるで物語主人公のように勇み足で、白雪足跡でいっぱいにした。

清い純白はたちまち陰ったが、私は満足だった。

から、溶けていくときは物悲しい気分になったことを覚えている。



今、東京では初雪が降っている。

純粋に雪を喜んでいた自分はもういないことに気づいた。

まらない大人になってしまった。

寒いし、ダイヤ乱れるし、雪って案外汚い溶け方をすることを知ってしまたから。


足跡がつくほどは積もっていないけれど、屋根はうっすらと雪化粧している。

ひんやりとした空気に、時折刺すような北風が吹く。

マッキー名曲を思い出して、思わず笑みがこぼれた。

私も大切な人ができたら、雪が降り始めたよと真っ先に伝えたい。


駅のホームにある自動販売機で、暖かいお茶を買った。

普通にぬるかったけれど、オレンジ色のキャップほっこりとした。

こんな日は猫のようにコタツで丸くなりたい。私は戌年だけれど犬のように庭を駆け回るような元気さは残念ながら持ち合わせていないのである。猫が干支レースに勝っていれば良かったのに、とくだらないことを考える。



電車はやっぱり遅れていた。

こんな日にはほかほかのラーメンが食べたい。勿論味噌味、味玉つきで。にんにくが効いていたら最高だ。

恋人と暖め合いたい、けれど残念なことに恋人いない歴=年齢の喪女なのである

キスはしたことがある、小学生の時に同級の女の子と。

唇は案外、かたかった。ドキドキした。



付き合いたい、と強く思った経験がある。

中学生の頃、同じクラス女の子初恋をした。

レズビアンという言葉があることは、まだ知らなかった。

同性愛者という存在がいることも、保健体育で習わなかったと思う。

あれは本当に世界が色づくような想いだった。

彼女に触れるだけで、言葉を交わすだけで胸が高鳴った。

の子を私のものにしたい、と強く思ったし、彼女も同じ気持ちであってほしいと願った。

抱きしめられた時は嬉しかったし、鼓動が伝わっているのではないか懸念し、全身が火照ってしまった。

あの頃のような気持ちにまたなれる日がくるだろうか。

ちなみに想いを告げないまま卒業して、彼女とは疎遠になった。

あの片思いは、経験してよかったと思う。

辛かったけど、痛かったけど、雪と同じように溶けていった初恋だけれども。

2016-11-17

この世界の片隅に』を鑑賞するにあたってひとつ留意してほしいこと

各界著名人をはじめとして数多くの人が気持ちいくらい絶賛しており「なんぼのもんじゃい」とばかりdisる気まんまんでみにいこうとしている人もそこそこいらっしゃると思いますが鑑賞にあたりひとつだけ留意してほしいことがあります

原作こうの史代作品すべてで通底していることでこれまでの映像化作品はそれをないがしろにしているために失敗しているというプロでも忘れてしまうほどの大事なことです。アニメこの世界の片隅に』はそれを謹んで継承し丁寧に描いたので名作になったのです。そこを見逃すとあなたには凡庸作品しか映らない大事なことです。映画代を損するところでした。


それは、日常生活)がすべてにおいて勝る」ということです。


映画マンガの「ドラマ」を描くにあたり、往々にして日常はないがしろにされがちですが、こうの史代作品においてこの法則絶対です。

映画内で、終戦後とっておきのための白米を食べようとタンから義母が出しますがほんの少しだけ出します。「このあとも生活がつづくからね」と。

明日もあさっても生きていくためにゴハンを食べることを考えるというリアリティ。この場合リアリティ物語使役しているそれじゃなくて「日常」を送るための必要なモノです。順番が逆なんですね。日常ドラマです。

からこの法則が頻繁に映画の「ドラマ」を阻害します。防空壕キスするシーンは後ろから義母と義父に見られます。畑で海にみえ軍艦を描いて憲兵にみつかって叱られてるシーンで家族みんなが深刻そうな顔をしてるのはこんなドジっ子嫁がスパイ扱いされたことがおかしくてしょうがないのを必死でまぎらわせようとしたからです。

マンガではドラマドラマしたところは小さなコマで処理されてるから余計にドラマの感じが弱まるところがあります。こうやって「ドラマ」を徹底的にすかしてないがしろにしていく映画なのです。

それは圧倒的にリアリティなんですね。現実葬式などみんな笑ってるでしょ? 大事な人が死ぬことはドラマだけどみんなドラマだけじゃ生きていけないしお腹も減るしお金もなくなるので笑ったり働いたりする。これは圧倒的なリアリティです。

戦中の広島の町を再現した。大和などの軍艦を精密に描いた。それもありますが、本作のリアリティキモはここなのですよ。


日常生活)がすべてにおいて勝る」


それをどうみるかがポイントです。

同郷の水島が家に訪れたとき主人公に対して「普通」を連発していたように、主人公は懸命に普通に生きようとする。NHK朝ドラのように反戦に目覚めることもなくまわりと同調しつつも普通に日常のレールに乗って日々過ごそうとする。

その絶対的なチカラを持っていた法則をもねじ曲げようとあらゆる手段で襲いかかってくる戦争。そこと日常との戦い。絶対的に強いと思ってた日常があわや崩壊しそうになる。

それに戦争悲惨さや凄惨さを思わざるをえない。そういう作りになっているのです。

映画ではバッサリカットされていた原作での大好きなシーン。

終戦後、台風がくる。焼夷弾屋根に穴が開いたりしてたので家族そろって大わらわで明け方に「こんなに遅うにくるなんてのんきな神風さんじゃ」と大笑いする。

そう、でも日常は強い。虫や草花は戦争なんか素知らぬ顔して生きてるし、実は大多数の人間もそうだと。

こういう「ドラマ」が弱い物語を嫌う層は存在します。この作品大勢の目にふれらるとそういう層もみてしまうのです。そして「しょーもない」とか明後日の方向で文句をいわれるのがしんどいのでこの文章を書きました。こういうことですよねって。

ここを留意して映画を読み、そして原作を読んでください。映画では語られることのなかった「ふたつの鈴」の音色を味わうとより日常の深みが増すと思われます

2016-11-14

[]月面に建つ東屋

月面基地の発展に伴い、基地内の収納能力限界を感じ始めた頃、新たな実験スタートした。



地下に建設された月面基地の内部ではなく、月面で物資の保管を行うのだ。

核燃料や脱水汚泥などの身近に置いておきたくないものから酸素ボンベや保存食品類、各種建材などのすぐには必要ないもの等、リストには無数の品目が並んだ。

月面に物資を保管する上で考慮しなければならない問題が数点。特に大きな問題点は以下の三点である

宇宙線汚染

・数百度にわたる温度差

流星直撃

これらを避けるために月面基地の大半は地中に建設されているのであり、さすがに野面で月面に物品をさらすわけにはいかない。

アイデアとして、まずは半地下を掘削し、コンクリート製の屋根を渡した『バンカー』が考案された。

しかし、月面の砂質を考慮すると、掘削に手間がかかり、またコンクリート作成にも様々な困難が発生するため計画頓挫した。

この時点で研究会可能性としては無視できる程度に低いとして、流星直撃に対する対策は一時放棄された。

同時に、宇宙線についても可能な限り無視する事となった。

汚染に影響がないものだけを外に保管すればいいのだ。




次ぎに、物品をそのまま土のうで埋めてしまうというアイデア採用され、これは実験も成された。

様々な物品を月面に放り出し、土のう作成して上にかぶせる。

そのまま、月の昼を経過して、夜になったら掘り返す。

結果、十分に厚みを持たせた土のう層は温度の変化を最小限にし、十分に実用に耐える事が判明した。

しかし、やはり問題が発生した。

保存のために確保できる空間が労力の割に極端に狭いのだ。

埋め込み、掘り出しに膨大な人手間が必要となり、比較搬入、搬出が頻繁な物品には向かないことが解った。



やはり倉庫型の建築必須であった。ともかく直射日光さえ防げれば物品の劣化は防げるのだ。

そこで出されたアイデアが『木造プレハブである

荷重地球の1/6、それに木造建築の最大の敵である腐朽菌も白アリも、月面には存在しない。

火災さえも極端に低い酸素濃度のせいで発生しない。月面では木造メリットがあった。

同時に原材料地球から輸送というデメリットもあるが、それは現状全ての物資に言えることである

早速、地球から取り寄せられたプレカット角材が月面に組み立てられた。

レゴリスに建つ立方体の骨組みはいささか滑稽ではあったが、歴史的瞬間には違いない。

倉庫と言うことさえはばかられるような貧相な構造物を多くの研究者が見物した。

骨組みに続いて、屋根無垢の杉板を打ち付けていく。

合板などは接着剤にどのような変化が生じるか、研究必要なので初回は無垢材だ。

ちなみに、雨も風も考慮しないため、当初は水平に屋根を設置するとの意見も出たが、空中に巻き上げられたレゴリスが日々降下しているため、屋根にある程度の傾斜を付けることとした。

側壁にいたって、三方に腰板を設置し、届いた木材を使い果たした。

その異様は公園などに設置された東屋を想起させた。



早速、お調子者の研究者が、「サムライハウス」などと落書きを加えたが、東屋は一昼夜の後に解体され、材料は徹底的に切り刻まれ研究に回された。

熱伝導の低い木材は、高熱の直射日光を浴びて表面を炭化させながらも、内部は生木の状態をたもち、倉庫として要求される強度を十分に発揮することが証明された。



(後に、月面基地生産可能な石膏ボードを利用した倉庫建築技術が考案され、木造建築研究はたった一度の建築実験のみで中止されたが、月面基地開発初期のロマン主義的な代名詞として木造建築実験は長く語り継がれることになる)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん