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2024-10-27

日本漫画史上最も重要漫画10

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鳥獣戯画12世紀13世紀

日本最古の漫画とされる文字通りの国宝800年この宝を守り残してくれた高山寺感謝しよう。

果たして現代漫画原画800年後も無事に守り伝えられているであろうか?

手塚治虫酒井七馬新宝島1947年

手塚治虫長編デビュー作。諸説あるものの当時にして40万部を売り上げたとされる革命的な作品

この漫画に衝撃を受け、多くの若者漫画家の道を志したとされ、藤子不二雄などもその偉大さを強く伝えている。

後に繋がる進化連鎖大元の要となる最重要作品

酒井七馬との共作であったため、それに伴うトラブルからその出来を手塚自身は認めていなかったとされ長らく封印されており、完全に書き直したバージョン存在する。現在ではオリジナル版が復刊され電子書籍でも手頃な価格で読める。これはよほど状態の良い初版から丁寧におこしたらしく非常に鮮明な素晴らしい出来だぞ。

(ただオリジナル版は印刷の都合上、手塚の絵を職人が手でトレースして出版したものらしいので筆使いみたいなものを論じる意味はないぞ)

手塚はここから本格的に出発し、約40年間で15万ページの漫画を書いたという。

辰巳ヨシヒロ「黒い吹雪1956年

最初長編劇画とされる作品

手塚治虫トキワ壮グループカウンターになるようなシリアス表現を極めていく劇画の礎となり、漫画表現の幅を大きく広げる道を作った。

当時の劇画としては、白土三平の「忍者武芸帳 影丸伝」が傑作として名高く今読んでも抜群に面白いが、パイオニアとしての黒い吹雪地位は揺るがない。

劇画黎明期の様子は、同じく辰巳晩年に描いた「劇画漂流」という漫画に詳しい。

また辰巳海外での評価が非常に高く、例えば「黒い吹雪」もWikipedia日本語版はないのに英語版存在している。

劇画といえば手塚との対立面白おかしく語られがちだが、劇画の始祖辰巳中学生の時から手塚の自宅に出入りし、終生手塚敬愛して二人でフランスを訪れたりもしていたことは覚えておいてくれよな。

藤子・F・不二雄ドラえもん1969年

藤子不二雄が、おばけのQ太郎に始まり手塚治虫とはまた違う新しい読者層を開拓していった活動の頂点に位置する作品短編大長編を合わせて膨大な作品群を形成し、その影響は漫画界よりもその外部に大きく広がり、多くの人の人生や、現代に溢れるkawaiiキャラクターものにまで現在進行形で強く力を与え続けている。

いまだにアジアで愛され続けるそのレガシーの大きさはとても一言では表せないが多くを語る必要はないだろう。

萩尾望都ポーの一族1972年

旧来の少女漫画が描いていたステレオタイプを打破する作品を矢継ぎ早に発表した萩尾望都出世作

少女漫画誌に次々と新しい手法で圧倒的な画力文学性を持ち込み、後の多様性形成の礎となった。

世界の中で少女漫画市場現在でもきちんと維持されているのは日本だけであるとされるが、その中興を成した作品の一つである

萩尾望都は花の24年組というくくりで呼ばれることが多いが、近年出版した自伝で当時のトラブルを語り、萩尾先生自身はこの名称には肯定的ではないようなので、令和の漫画読み諸氏はアップデートしていこうぜ。

鳥山明「Dr. スランプ1980年

体感漫画らしさを融合させた絵作りで後世に多大な影響を与えた鳥山明出世作

第一話の扉絵を見ただけで、当時別次元漫画であったことが分かると思う(ジャンプ+で今すぐ読めるぞ)。

鳥山明の登場は手塚以降で最も衝撃的であったという事はプロアマわず多くのものが口を揃えて語っている。

鳥山明においては、Dr. スランプドラゴンボールどちらを選ぶのか好みが真っ二つに分かれるところであろうが、世界的な評価やバトル漫画への影響を重視する人は遠慮なくドラゴンボールに入れ替えてくだされ。筆者も個人的にはドラゴンボール思い入れがある。

大友克洋童夢1980年

鳥山明に並び、並外れた表現力で後の漫画界のレベルを一気に引き上げた大友克洋代表作。

漫画における超能力描写を完全に塗り替えた事はつとに名高い。

フランスに生まれメビウスという天才漫画家の開拓した表現大友を通して日本漫画界に合流し発展することにもなった。

後に大友が連載する「AKIRA」においては連載途中に、作者自身監督として超一流のアニメーターを集め、巨額の予算をかけ同名のアニメ映画を作り、そちらも歴史に残る大傑作になったのはご存知の通りである

童夢ではなくAKIRAを選びたい場合は遠慮なく(以下略

ちなみに大友AKIRAに書いた最後最後の言葉はなんだったか知ってるかな?答えは、『そして、手塚治虫先生に…』だったんだぜ。

現在大友作品は、電子書籍版が出版されず現代若者に対しての間口が狭いのが少し残念であるが紙で読んでくれということなのだと思う。

宮崎駿風の谷のナウシカ1982年

独自出自を持つ作品であり、日本一のアニメーション監督が全盛期に描いた本気のファンタジー漫画として、ナウシカの前にナウシカなし、ナウシカの後にナウシカなしという唯一無二の完成度の高い作品

途中に「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「紅の豚」の映画制作を挟み、全59回の連載を15年かけて終わらせた。時間節約するため連載第2回目からしばらくはペン入れをせず、鉛筆で仕上げた原稿掲載したことは語り草となっているが、画力限界突破しているので読んでも違いに気付かないぞ。

100年後も古典として読み継がれているのはこの作品ではあるまいかと思わせる風格を漂わせている。

井上雄彦「SLUM DUNK1990年

連載当初はダイヤの原石であったが、6年間の執筆の中で画力構成力の凄まじい向上を見せ、人気絶頂のまま連載終了した伝説作品

従前から繰り返された「天才」たちの活躍という題材ではあるが、漫画表現リアリティという点で飛躍的な進歩を示してみせた。

大きな流れで見ると、手塚治虫平成元年、すなわち1989年、60歳でその生涯を閉じた翌年に、時代を大きく動かすこの大傑作が連載開始した形であり、新しい元号とともにさらに大きく発展を遂げていく漫画新時代象徴となる作品となる。

東アジアでの人気は凄まじく、アニメ版聖地巡礼鎌倉を訪れるものも未だ後を絶たない。

諫山創進撃の巨人2009年

突然変異的に登場し、それまでの漫画常識を覆した2000年以降最大の問題作

少年漫画天下一武道会以降繰り返してきた自己模倣を打ち破り、新たな可能性を存分に示した。

この漫画は終わらないだろうという世間心配をよそに、諫山は数々の伏線を回収しつつ、一度も休載せず堂々と完結まで導いた。そういった点でも未完のまま停滞した名作たちが越えられなかった壁を打ち破り、その名声を比類なきものにした。

実は諫山は福岡専門学校マンガ学科出身であることをご存知だろうか?その授業の一環として、生徒が東京出版社に持ち込み旅行をするという企画があり、19歳の諫山がいくつかの出版社を周った際に、講談社で当時新入社員の川窪慎太郎進撃の巨人原案を見せたことが巨人物語を始めたとされる。

少年ジャンプはなぜ進撃の巨人を逃したのかという点ばかりセンセーショナルに語られがちだが、社会人生活4ヶ月目にして諫山の才能を見抜いた川窪の目には一点の曇りもなかったことをただ賞賛すべきだろう。

おまけ anond:20241027152458

2024-10-13

anond:20241012181121

ボジョレーヌーボーとか、地下闘技場の最大トーナメントを思い起こすとにかくすごいやつら

好き。

以下、思うところ

1.ハレンチ学園

知らんけど、納得。マジンガーZのほうが親しみあるが(連載雑誌知らない)

見てないこれとマチ子先生の時は目覚めなかったが、後の月マガルナ先生の後の作品イクラ回が神だった。記憶がごちゃってる。双子のやつ。

月ジャンは瞳ダイアリー週ジャンだとバスタード二巻のシーンハリ。あたりで人生変わった(なんの話だ

2.男一匹ガキ大将

竜王の時に読んでて、大きなお風呂女性と入ってたシーンを何故か強烈に覚えている。

読んでない漫画だけど、勝手宮下あきら先生師匠だと思ってて(大師匠なのか)、納得してた。

流れ星銀牙も後続があれば入選してたと思う。画期的すぎた。

3.こち亀

異論が発生する余地がない

4.リンかけ

星矢だろとは思う。リンかけはスロで打ったこしかない。フォーマットが同じなら仕方ないと思う部分と、聖闘士星矢の設定部分などの後への影響(ブコメでもあったサムトー、天シュラ)考えたらやっぱり星矢か。ほとんどの男子(一部の腐女子)が星占い以外で星座に触れたし、あーゆー当てはめ系(ジョジョタロットとか)の元祖はどこだ?

5.キン肉マン

神。後期からリアタイしてた勢。唐突な特訓等男塾などと被ることも多いが、影響としてはこっちだなぁ。それはそれとして男塾も残したいが、入れ替え候補と比べると、フォロワーが……となるか。

6.キャプ翼(-さ)

異論はないねぇ。こないだ、最新作のネーム見て、泣いて笑って燃えてとチャンバしてしまった。ジャンプ外への影響が凄い。ブルーロック(他紙?)でFW人材戻せるか?

7.北斗

初代スロットしかったなぁ。あと北斗無双も。2部は読んでないかアイン知らなくて、ロッキー羽田好き勢。

ロッキーと言えば、師匠奇面組チェンソ(解説読んだら安易に外しがたいと思ってしまったが)外して、ギャグ2本で行きたさ

とんちんかんジャンプ系としては弱い(なぜならボンボンが最強だから

8.きまオレ

ラブコメなんてサンデーに任せとけば? とも思わないでもない。

入れるなら、桂さんのウィングマン電影少女とはいえ作品アニメも好きだったし、納得はできないが、反対投票あったら白票ぐらいの感じ。よくわからんから

よく知らんが、推しニセコイ好きだった。知人のショート好きがどこから始まるかで、本人はCBキュアブラック)と言い張ってるが、これとかみゆき、WM(ウィングマン)とかの可能性とかありあり。てんで性悪がなぁ……

9.ドラゴンボール

そりゃDrスランプと悩むだろうけど、リアタイしてなかったらこっち。

伝説のど真ん中。

10.ジョジョ

入るなぁ。

幽波紋スタンドからってのもよい着眼点だ。頂点ではないけど、色んなものの原点(後続作品の作者からしたら)ではあると思うし、そうじゃないなら、作品教えて欲しい。単一要素取り出したら色々あるんだろうけど、トータルパッケージとしたのが凄い

11.SLAM DUNK

好きだけど、ちょっとジャンプに飽き始めてた時期でもあるし、個人的にはほめたたえられすぎでは? とも思う。

作品としては、カメレオンジェイルの方が好き。

なんか、マイナー作好きなの後付けとか、古参ぶりとかネタとか言われるけど、熱さが違うんよ。いまだに、

烈火よりロケプリ、ハンタより幽白よりてんで。WMよりヴァンダー。ゴッドサイダーメタルKは微妙、短命漫画好き。最高峰魔神バリオンか、(後で思い出す)

12.るろ剣

大好きだし、支えたのもわかるけど、この作品が先発の集約って感じがする。ま、そういう意味では入れといてもよいか

13.セクシーコマンドー外伝

そだな。ジャガーのほうが好きだけど、こっちだな。

ギャグ枠でいえば、奇面組とんちんかん候補になると思うが、どちらも(さらに言えばこれも)ジャンプ(の未来を変える)的ではないか

それでいえばまだボーボボ

数ページの4コマを2作ぐらいでも載せとけば違ってたかもねぇ。どうしてもギャグってんなら……、ボーボボとほんまにめっちゃ悩むかな。

奇面組とんちんかん余所でもありそう。燃えるおにいさんが続いて流れが繋がってたらワンチャンとかも

14.遊☆戯☆王

完成度の評価わろた。これも初期のほうが好きだった。途中から読んでない(ジャンプの購読辞めたし)

15.ONE PIECE

完結して、どんなことになるのかわからんぐらいの巨大作品だよねぇ。

何度読み返しても60巻過ぎたあたりで完結待とうってなる

16.HUNTER

影響ない(特例すぎて)けど、レベルE推したい。好きなのは

てんで、幽白レベルEハンターの順だけど。

休んでもいい(文句わずに待つ)ってのを広めたのは偉いと思うし、凄い夫婦になったとか、腰大事にとか、世界を変えた人でもあると思う。

17.NARUTO

これと銀魂はなかなか読んでも進めなくて数巻で止まってる。

完結したらしい勢いでヒロアカ3度目で二桁巻行けたので、そのうち読めるようになるか?

18.DEATH NOTE

言われてみれば、こっち系はジャンプであれだが、ネウロは同じ人だっけ?(暗殺の方か)

面白い漫画だったが、ネウロ暗殺教室入れたい。バクマンなら大好きなので(バクマンはどっちだ)納得

ネウロ暗殺への道を拓いたとかならしゃーない

サスペンス主体としたマンガ

アウターゾーンメタルKも面白かったけど、なにかと繋がったわけではないからなー

全然関係ないけど、ワイルドハーフとか、GS美神(他紙)のシロ編とか好き。パトゴマとかも。

人化犬バディ探偵もの流行

19.鬼滅

異論ある人おらんだろうが、10年後どうなってるかな

アニメかいいもんを作って、視聴者多いとこに出すからそりゃ売れるもんは売れるんだろうけど、この方式ってどこまで通じるのか。

マガジンサンデーにも凄い作品いっぱいあったし、でも出会わない人が多くて……みたいなの、ちょっと感じてた。(チャンピオンは尖ってるから年代でも読む人選ぶのは薄々気づいた。そのかはり、ハマるとえぐい。そういう意味でも、ジャンプで慣らして、ジャンプを読ませてという戦略がずっと続いてるのか。なろうとかでのと同じだ。レべチけど)

20.チェンソーマン

フォロワーまれても人気で無さそう。

寄せた部分で人気って感じもするから。でもその核の部分を自分で広めたのか。今後要チェックやで!

追記

私は、小学校中学年(キン肉マンおわりかけ? ぐらい)から高校ぐらいまでジャンプ読んでてあとは単行本派。

入ってた新しめの作品は全部読んでて知ってたので、これ書く気になった。実はそんなに詳しくない人。

テニプリとかアイシ21とか読んでない。

以下、知らない作品には読んでないと書いときます

ブリーチ

入れるほどではないと思う。好きだけど。

銀魂

読んでない。(5巻ぐらいまでしか)行きつけのCGB(コスプレガールズバー)でカグヤ?の服着てる人が常に居た。

アニメブーストっていえば他の作品も該当しそうだけど

シティハンター→人気売上的にはあり、ただハードボイルドでもコメディでも上の作品複数あるように思う

HB(ハードボイルド)、コメディも上の作品はないが、数が少ないから影響が……というのはありそう。

悩むならキャッツアイかもだし、それも特筆すべき点がなさそう。影響的な意味

テニプリ

テニス人口の拡大とかはジャンプ関係ないので。ただキャプ翼が超えれなかった壁を安々と超えたところ。

ジョジョとか、キン肉マン(一応プロレス)との兼ね合い。他紙とかスポットとか、古きアニメではこっち系あったか

ハンタより幽白

働き方改革としては冨樫が最も偉大だと思う。好きなのはてんで(2~3回目)

ジョジョダービー編とか、ハンタGIとかと似たようなのだから、後から焼き直し、フォロアーてとこばっかなんだが、

読者信じて(編集に信じさせて)圧倒的好き勝手に話数使うのとかはほんと凄いと思う。対抗はアカギぐらい

リンかけより聖闘士星矢

リンかけ知らんから能力バトルのパイオニア感がわからん

三つ目とかほどオカルトではなく、真面目にってところのかけhあしなのかしら

Drスランプ

リアタイ勢じゃないかわからんアニメコミックス半分(中華料理屋とかで)しかだし

レースがとにかく好きだった

ひばりくん

ちょっとアニメ見たぐらいなので語れん

男塾

作品だが、後に続いてるかっていうと、パッと目にはなさそう。

男塾新規演出みたいなのもない?

民明書房もなにかのアップデートで……とか

個人的には超大好きだけど。チャンピオンなら当確かも?

2024-10-12

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20

◆再追記

anond:20241026155116←皆さんの意見を受けてリライトしました、よかったら読んでみてね

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選考基準独断偏見で、作者一人につき一作まで

強いて言えば後世の作家への影響、社会的な影響を重視

ランキングではなく、連載開始順に並べただけです

忌憚なき意見、待ってるぜ

1.ハレンチ学園 作:永井豪 1968年創刊号 - 1972年41号

黎明期レジェンド枠。サービスエロジャンプマンガの大きな側面を担っていた事実否定できないし、そもそもこの作品の売上が無かったらジャンプが存続してたかも怪しいので入れざるを得ない。

2.男一匹ガキ大将 作:本宮ひろ志 1968年11号 - 1973年13号

黎明期レジェンド枠2。ジャンプ黎明期の売り上げを支えつつ、不良系マンガを一大ジャンルとして確立させた意味で実は物凄く偉大な作品。これが無かったらろくブルも東リべも存在しない。

3.こちら葛飾区亀有公園前派出所 作:秋本治 1976年42号 - 2016年42号

ギネス記録である40年にわたる長期連載、そしてサブカルチャー全般積極的に題材として取り入れたことで現代日本風俗文化を凝縮したような史料価値を持つ作品になった点を評価したい。

4.リングにかけろ 作:車田正美 1977年2号 - 1981年44号

黎明期レジェンド枠3。売り上げもさることながら、見開きを用いたド派手な演出の数々や、「荒唐無稽能力バトル」というジャンル確立させた点を評価したい。(このジャンルパイオニアアストロ球団なのだが、後進への影響はこちらが上かなと思う)

5.キン肉マン 作:ゆでたまご 1979年22号 - (週プレNEWSで連載中)

リングにかけろ確立したバトルマン路線を、当時の少年たちが大好きだったプロレスに絡めることでさらなる高みへ導いた作品。初めてのジャンプ黄金期を作った作品で、キン消しをはじめ一般社会への影響力もすごい。いわゆる「友情努力勝利」はほとんどキン肉マンで作り上げられたといっても過言ではない。

6.キャプテン翼 作:高橋陽一 1981年18号 - (キャプテン翼WORLDでネーム連載中)

勝利友情といったそれまでのスポーツマンガの王道を抑えつつも、キャッチー必殺技を取り入れ実際のスポーツ以上のエンタメ性を付与した。マンガ史全体としてはドカベンがこのジャンルパイオニアだけど、ジャンプで言えばキャプ翼がそれ。海外で人気が爆発したほぼ初めてのジャンプ作品という点も重要。この作品がなければメッシサッカーやってなかったかも。

7.北斗の拳 作:武論尊原作)、原哲夫作画1983年41号 - 1988年35号

80年代ジャンプ象徴といえる作品。創刊以来、ジャンプの主たる系統であった劇画タッチハードボイルドな男向けの作風の最高到達点。

8.きまぐれオレンジ☆ロード 作:まつもと泉 1984年15号 - 1987年42号

ラブコメから選ぶならこれ。決して革新的な要素があったとは言えないが、当時のジャンプが唯一苦手としていた王道ラブコメで人気を得たことが重要。ポップ路線を持ち込み、ジャンプ紙面の多様性はより進むことになる。

9.ドラゴンボール 作:鳥山明 1984年51号 - 1995年25号

90年代中盤のジャンプ黄金期を牽引した作品であり、連載が終了してなおもジャンプ日本マンガ文化の頂点に君臨する作品。急激な路線変更、無理やり感ある後付け設定と引き延ばしなど、負のジャンプらしさをも象徴している。

10.ジョジョの奇妙な冒険 作:荒木飛呂彦 1987年1・2号 - (ウルトラジャンプで連載中)

国民作品として定着してきたのはここ数年って感じはするけど、現代異能バトルマンガはほぼ全てジョジョ3部の影響下にあると思うので入れざるを得ない。

11.SLAM DUNK 作:井上雄彦 1990年42号 - 1996年27号

バスケマンガ、いやスポーツマンガ史上の最高傑作勝利と成長の喜び、敗北と挫折の苦さがこれ以上なく詰まったタイムレスな名作。もし序盤の不良マンガ路線継続していたら日本バスケットボールの歴史は(恐らく悪い方に)大きく変わっていただろう。

12.るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 作:和月伸宏 1994年19号 - 1999年43号

特筆して後世への影響や売り上げがずば抜けている印象はないけど、DB幽白スラダン終了後ワンピナルトブリーチが現れるまでの柱としてジャンプ暗黒期を支えた世代代表として入れておきたい。

13.セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん 作:うすた京介 1995年52号 - 1997年40号

純粋ギャグから一作入れたかった。ナンセンスシュールさを主体としたギャグジャンプ誌上で成功させた最初マンガ下品さやエロさを排除した純粋面白さを追求した点が重要。その影響度は「マネもほどほどに...」という注意書きが当時の新人賞の要項に書かれるほどだったそう。

14.遊☆戯☆王 作:高橋和希 1996年42号 - 2004年15号

正直マンガ作品としての完成度は大したことない。だが集英社における映像媒体以外のメディアミックスとして最大の成功例であり、TCG日本に定着させた初めての作品であり、暗黒期の集英社(とコナミ)に莫大な富をもたらしたこと重要お金正義

15.ONE PIECE 作:尾田栄一郎 1997年34号 - 連載中

大河ドラマ的な作風であったり、連載中であったり、作画コストが高すぎたりで他作品へ与えた影響がまるで感じられない(マネしたくてもできない)点が評価を迷うポイント。それでもなんだかんだ国民マンガジャンプ看板地位は譲ってない。幼少期から温めた構想を週刊連載で30年かけてやる人間って歴史存在しないと思うので、そういう意味では既にマンガの枠を超えた注目度になりつつある。

16.HUNTER×HUNTER 作:冨樫義博 1998年14号 - 連載中

残酷で先の読めない展開、異常に複雑で難解な設定、それでいて少年マンガ的なシンプルな熱さを持ち合わせた稀有作品。「続きが気になるマンガ」を描かせたら冨樫以上の人間はいない。ハンタ最終回を読むまでは死ねない。

17.NARUTO 作:岸本斉史 1999年43号 - 2014年50号

まあ、国外で最も人気のあるジャンプマンガなので(適当)。

18.DEATH NOTE 作:大場つぐみ原作)、小畑健作画2004年1号 - 2006年24

サスペンス主体としたマンガとしてこれ以上ない完成度。ジャンプ作品を大別するとバトルものスポーツもの恋愛ものギャグもののどれかになるが、それ以外のジャンルで最も成功を収めた作品

19.鬼滅の刃 作:吾峠呼世晴 2016年11号 - 2020年24

ワンピース以降不在だった、圧倒的な看板力を持つマンガ趣味多様化出版不況といった逆風を跳ね返し、国民的な作品を生み出す力がマンガにまだあると示した功績がデカい。

20.チェンソーマン 作:藤本タツキ 2019年1号 - (ジャンプ+で連載中)

今のジャンプジャンルレス化している最大の要因はジャンプ+の影響であり、その代表格ともいえる藤本タツキを入れないわけにはいかない。まだそこまで顕在化してないけど、今後10年でタツフォロワー無限に産まれそうな予感がするので入れておく。

追記

一応30年くらい継続して毎週ジャンプ読んでます

ブコメでなんでこれ入ってないの?って言われた作品について

ブリーチ個人的にはリストに入れるべきか一番迷った作品るろ剣と入れ替えてもいいかも。売上的にも後世の影響的にも入っていいと思うけど、他の超長期連載作品と比べ終盤面白さを保ててなかったところがちょっとマイナス。実際掲載順もどんどん下がってたし

銀魂→人気売上的にはあり、メディアミックス成功度も高い。ただ銀魂がなかったと仮定した時のマンガ史的影響力があまり感じられないので外した

シティハンター→人気売上的にはあり、ただハードボイルドでもコメディでも上の作品複数あるように思う

テニプリ→正直候補に入れてなかったけど腐人気の拡大とテニス人口の拡大という意味ではたしかにアリだなと思った。入れ替えるならチェンソかデスノかな

ハンタより幽白→これ言うと公平性を欠いてると言われそうだが、俺は冨樫ジャンプ史上もっとも偉大なマンガであるという前提で全作品評価している。幽白は序盤の人情モノ路線打ち切り冨樫作家性が薄まっているように感じるため、より純度の高いハンタを選出。ただ未完に終わったなら幽白でもいいと思う

リンかけより聖闘士星矢→書いたように能力バトルマンガのパイオニア存在であることを重視した。1作家1作品縛りなければ入れてもいい

Drスランプ→1作家1作品縛りなければ入れてもいい

ひばりくん→もともとギャグマンガとして書かれた作品なので評価に迷う。入れ替えるならオレンジロードなんだけど、あえてオレンジロードを入れたのはジャンプギャグ要素を排した恋愛マンガをヒットさせたことによる後世への影響を重視したからなので...

はだしのゲンジャンプ掲載された期間が短すぎる

サーキットの狼ジャンプ史においてレース漫画存在感がさすがに薄すぎると思う、必然的に後世への影響力も低く評価せざるを得ない

ヒカルの碁小畑で選ぶなら流石にデスノかな

漫☆画太郎画太郎ギャグ面白いけど汎用性や他作家への影響に欠ける。なぜなら絵柄ありきで、良くも悪くもマネができないから。俺がうすたのギャグを高く評価する理由は、ストーリーににも絵柄にも下ネタにも頼らない純度の高さ(=マンガにおける笑いの一般化)にある

呪術→はっきり言って候補にも挙げてなかった。同世代チェンソ鬼滅より明確に格下だし、そもそもコンセプトがジェネリックハンタしかない以上このリストには入れられない。冨樫になくて芥見にはある面白さがあるとするならば俺とは感受性根本的に合わない

男塾→あれは劇画タッチとバトルものという過去メインストリームメタにしたギャグマンガなので、他作品の影響を大いに受けた側。このリストには入らない

2024-10-02

破滅的お姉さんの友達

友達破滅的お姉さんというカテゴリーな気がしたので

私の小中高大の友達芸術家の人がいる。

からご飯コーンポタージュのみだったりプロテインだけ飲んで月の食費が5000円だけだったりお風呂に二、三日入らなかったり、徹夜3日してたりする。

でもめちゃくちゃ健康。お風呂に入ってないって聞いた時は引いたけど。

そして仕事以外の時間を全て創作に費やしている。

部屋は無秩序っぽいけど一応何かしらのルールはあるっぽい。

本棚簿記とか資格の本が居心地悪そうに並んでたりはする。スランプの時一般人の道に進もうとしたらしい。今は埃を被っている。

仕事そもそも芸術関連なので好きなもの仕事にしてからますます凄くなった。

コーンポタージュだけじゃなくてちゃんと何か食べなよと言ったらコンポタのカップの横にビスコが並んだ写真がインスタにアップされた。本日ランチ♪じゃないよ。

くそれで倒れないな。

そして彼女にとって私は背景というかノイズなんだろうなと思う。話してても多分彼女は私の話の内容よりも自分の頭の中のイメージと会話してる気がする。

彼女が私と話すのは、社会生活を送る上で最低限人間の嗜みを忘れないためだと思う。

一度彼女が何かしらでキレて、「増田ちゃんが私と友達やってるのは私が芸術活動しててその憧れからであって【私】自身には興味ないんでしょ!」と言われたことがある。

本当にその通りでびっくりした。

いつも作品自分自身のことしか見てない彼女客観的に私のことを見ててかつ言語化してることにも驚いた。

私は彼女芸術作品しか見てないし、もっと評価されたらいいのにと思うし、世に羽ばたけと思う。

健やかに作品を世に送り出して貰うためにサプリメント差し入れたり手料理作ったり、掃除したりする。

彼女が生み出す芸術を回収するために土壌を耕している。

でも、ここ数年彼女人間になってきてしまった気がする。それが少し残念。

2024-09-17

映画業界ってどうなるんだろうな

日本

1位 名探偵コナン 155億円

2位 ハイキュー 113億円

3位 SPY×FAMILY 63億円

4位 変な家 56億円

5位 ガンダム 48億円

6位 あの花 45億円

7位 ドラえもん 43億円

8位 ウィッシュ 36億円

9位 ゴールデンカムイ 29億円

10位 ウォンカとチョコレート工場のはじまり 23億円

 

1位 日本アニメ

2位 日本アニメ

3位 日本アニメ

4位 日本実写

5位 日本アニメ

6位 日本実写

7位 日本アニメ

8位 アメリカアニメ

9位 日本アニメ

10位 アメリカ実写

 

洋画TOPであるウォンカとチョコレート工場のはじまり知ってたか

わいは知らんかった

 

なお世界

1位 Inside Out 2

2位 Deadpool & Wolverine

3位 Despicable Me 4

4位 Dune: Part Two

5位 Godzilla x Kong: The New Empire

6位 Kung Fu Panda 4

7位 Bad Boys: Ride or Die

8位 Kingdom of the Planet of the Apes

9位 Twisters

10位 Alien: Romulus

 

1位 アニメディズニー

2位 ヒーローディズニー

3位 アニメユニバーサル・ピクチャーズ

4位 SF

5位 シリーズもの特撮

6位 アニメ

7位 アクションコメディ

8位 シリーズもの

9位 続編(パニック映画

10位 シリーズもの

 

とりあえず洋画実写がスランプってことだけわかる

これ、そろそろ若者が憧れる対象から役者がはずれていかいか?そんでアニメーターの地位がやや上がりそう

2024-08-19

クルド問題で良くやり玉にあがる解体トラックの積載とヤード問題に就いてパート1

産経新聞が報じているクルド人ヤードで大騒ぎ問題に関して。因みに本稿では記事事件のものには触れない。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.sankei.com/article/20240818-Q7DJ43L7IVGBVIXACY4JX5FRBY/

 

トラック制裁制限

産経記事では冒頭に「過積載の(解体業)トラック」の写真掲載されている。Xでもよく同じような写真が「クルド人解体屋の過積載トラック」として掲示され「何故か警察検挙しない!」と指弾されている。

これらは違法積載なのだろうか?

 

道交法は近年改正され、車両からのはみ出しの制限が緩和された。

後方については車両長の20%以下となった(はみ出しが後方だけの場合)。これはいすゞエルフ2t積みの場合全長が4.7mなのではみ出しの最大は940cmとなる。写真トラックはそんなにでっぱっていない。

 

側方については片方10%づつの両方で20%までが可能になった。

産経写真トラックは上の方が広い積み方がされている。一番上に畳が2枚並んであるのでこれを基準に幅を考えてみる。

畳は地方により寸法が違うが関東で使われる江戸間だと短辺は88cmだ。これが2枚で176㎝。真ん中に間隙があり、柱も一本挟まっている。また少し斜めになっている。それらを修正すると188cmくらいか

エルフの全幅は1.7mなので両側合わせて34㎝まではみ出し可能だ。幅は1.7+0.34=2040㎝まで積載okであるから全然余裕である違反ではない。

 

では高さは?というと、実は規制がないのだ。いくらでも積んでいい。

でも道交法では「道路運行する車両の最大寸法」が決まっていて、3.8mとなっている。だから荷台の高さに拘らずに全車3.8mまで積める。

しかし3.8mというのは観光バス屋根とか電車の2階建てグリーン車屋根の高さで、とんでもない高さだ。だからトラックでそこまで積むという事はあまり無い。で、写真トラックもそこまで積んでいない。見たところ3.2~3.4mくらいだ。

 

重量は?というのは測らないと判らない。でも間隙が多い廃材なので重量はそこまでいかない。2tくらいではないだろうか?因みに木造住宅の重さは30坪2階建程度で30t強といったところ。検索すると1600kg/㎡という数字が出てくるだろうが、これは家の積載荷重と耐雪荷重を合わせた重さで、自重は半分程度になる。また壁材のモルタル石膏ボード漆喰を合わせた重さだから木材だけだと大した事ないのだ。

 

となると、これは過積載でも何でも無い定積載なのだ

 

トラックの積み方

トラックに積む場合、まずはあおりの内側にコンパネなどで壁を造る。その中で安定するようにテトリスみたいにぴっちり積んで、時にTスピンなんかも駆使して動かないようにする。

コンパネ壁の上に来たら安定する大物を外側に積んで真ん中の方に小物を積んで行く。これもテトリスっぽいな。

いい所まで来たらロープを掛けて思い切り絞り完成。コンパネと大物が押さえになって荷崩れを防止する。

 

多分、Xとかで騒いでいる人らは平トラックの積み方知らないのだろう。なので解体屋のトラックを見たら全てで「過積載」と騒ぐ。しかも慎重に情報を流すという動機がない。

しかも後ろからではドライバーが何人かなんて判る由もない。クルド人かどうかなんて聞かないと判らない。更に言うと撮影場所がどこかとかどこナンバーかというのも確認しないしその動機もない。

警察はなぜ検挙しない!」ってそれは平トラックの定積載だからだ。アホやね。

 

ヤードの中が見えない問題

ヤードっていうのは物流基地屋根のない構内をいうのだが、特に自動車解体屋の車両置き場の事も指す。最近ではそこから建築業の資材置き場や金属スクラップ置き場なんかのことも指す。これは自動車解体屋のヤード誤用っぽい転用だ。

で、この自動車解体ヤードは簡易な壁で仕切られて中が見えない、中で盗難解体しているのではないか?と言われ、それもクルド人問題として語られる事がある。

 

だがこれは無体な論難だ。壁を建てるのは法規制に拠る。

昔の自動車解体屋はテキトーで、その辺に廃車を積み上げ、外して売り物にするエンジンやボディーパーツをその辺に積み上げていた。

だがこれだと廃油や廃冷却水がタレ流しになって土壌にしみ込んでしまう。廃冷却水は河川流れると魚毒性が高い。

そこで各条例でこういう規制が出来た。

・1.廃車置き場と作業場コンクリ打ちして排水路を作り、オイルトラップを設置せよ

・2.1が難しい場合作業場だけコンクリ打ち+排水路+オイルトラップとしてそこで全液体を抜いてから廃車置き場に置け

・十分な高さのある塀で囲って部外者が入れないようにせよ

 

最後の塀は子供が入り込んでかくれんぼをしてたら転落したり、車ごとプレス機に突っ込まれキックアスの悪役みたいな死に方するのを防ぐ為の規制だ。

増田学生時代、金がないかマイカーは買えなかったが整備の腕は幾分あるのでバイト先の友人に駆り出されて工具箱持参で解体屋にフォークリフト86の廃車を下ろしてもらいミッション自分たちで外したり、シルビアのノンスリップデフを外したりして金払って帰り、それらを交換したりしていた。日産のL型エンジンは重かったな。

でも今はそういうのは出来なくなっていて、勝手ヤードの中歩いたりさせてくれないしそもそもから見えないか在庫が判らない。つまらん。

こういう仕事は当然がっつり汚れて暖房冷房も無いところで働くから人気が無く、外国人従業員が多くなっている。

それで色の黒いガイジンヤバいとなって、「中が見えない=犯罪?」と連想ゲームになるのだが、法規制ぐらい知っておけという話である

 

事件地の推定

「本稿では記事事件のものには触れない」って書いがあれは嘘だ。やっぱ記事の中身に触れたくなったわ。というのも地理的条件説明したいから。

 

記事中に「(川口)市東北部とあるが、市の東北側には人家がまれ地域があるのだ。一つは旧見沼、もう一つが木曽呂という地区だ。

 

見沼

 

江戸時代まで川口から大宮にかけて見沼という巨大な沼があった。土木工事狂の三代家光になると、見沼の下の方に堤を造って、今の川口市~足立区開拓する事になった。その直接指示官は利根川東遷事業荒川西遷事業を為した治水土木界のチャックノリス、かの伊奈忠治である

そこで八町堤が築造され、見沼は巨大溜池となり、その南は広大な田圃となって幕府石高を上げ、財政情況改善したのである

ところで荒川はそれまで元荒川を流れていたので、上尾より下流入間川けが流れていた。しかしこの入間川下流は今の荒川と相当に違う所を流れていた。

指扇付近からは今の荒川の西を蛇行して流れ、中浦和駅武蔵浦和駅南浦和駅浦和シリーズスランプラリーしてるみたいな流路を取ってから浦和競馬場に踵を返して川口市を横切り今の外環道クロスして、川口オート→毛長川→八潮という風に流れていた。地方競馬からオートレースはしごかよ。

で当時綾瀬駅を流れていた利根川に合流して自由に氾濫し辺りをぐちゃぐちゃにしていた。オケラオヤジの大暴れみたいな奴である

この川も荒川西遷で廃川になったので広大な土地を開墾でき、その辺は川が無くなったから見沼の溜池で潤すって感じだ。

この川の痕跡戦後すぐの航空写真にはくっきりと写っている。

https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=35.841125&lng=139.699960&zoom=14&dataset=tokyo50&age=10&screen=2&scr1tile=k_ort_USA10&scr2tile=k_cj4&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=10&overGSItile=no&altitudeOpacity=2

河川跡は出水やすいので田んぼとし、その横に形成された微高地自然堤防曽根)に集落を築いていたので川跡がくっきり残ったのだな。

 

享保の改革吉宗時代になると、見沼に泥が溜まって貯水力低下。そこで、見沼を全部干拓しちゃえという事になった。でもそのままじゃ水が足りないね。そこで見沼代用水という用水路を作るのだが、どこから取水してるというと羽生なのだ。見沼から60㎞以上あるのだ。

途中には当然沢山の川がある。そこでどうしたかというと、全部立体交差で通したのだ。江戸時代なのにちょっとイカれた工事だ。舎人ライナーに見沼代用親水公園って駅があるが、この代用水とは見沼の代わりの用水って意味なのだな。

それ以来、旧見沼は田んぼ地帯となっていて、地盤も悪いし土地が低いか都市化した後もそこに家を建てたり開発行為をしてはならないという規制が敷かれている。

武蔵野線東浦和東川口間、東武野田線大宮公園~大和田七里岩槻で突然住宅街が途切れて田園地帯や荒れ地が広がるのを見た事ないだろうか?あれが見沼なんである

 

で、八丁堤の下にあたる川口市の方は開発一切禁止というんじゃなくて調整地域という形になっている。これは一般都市計画建築物規制するやり方で、住宅工場などは建ててはならない。でも例外が設けられていて、学校病院特養ホームなんかはokなので、家は無くそういう建物ばかりが閑散に建つという風景になっている。

建物規制なので駐車場など建物がない用途では規制されない。すると、中古車屋(事務所は移動可能プレハブ)、解体ヤード建築資材置き場などは規制されないのでそれらが集まってしまい、景色としてはあまり良くない地域になっている。

 

パート2→https://anond.hatelabo.jp/20240819185125  

2024-08-18

煮詰まる」はいかにして「結論が出る」という意味になったか

それでは夏休み自由研究を発表したいと思います

最初

現在のところ「煮詰まる」という言葉は、「議論交渉がまとまって結論が出る」という用法が正しいとされ、「議論が進まなくなって行き詰まる」という用法誤用であるとされている。「煮詰まる」という言葉がどのように用いられてきたのかに興味を持ったので、その変遷を辿っていこうと思う。ソースはだいたい国会図書館デジタルコレクションである

注意として、ここでは「煮詰まる」と「煮詰める」を区別して、「煮詰まる」の用例のみを追っていくこととする。現在においても「煮詰める」のほうには「行き詰まる」という用法はなさそうだからである

白樺派の例

調べてまず気付くのは武者小路実篤が「煮詰まる」を多用していたこである。そして同じく白樺派有島武郎長与善郎、その影響を受けたという岸田劉生木村荘八なども「煮詰まる」を用いている。まるで実篤から伝染したようである。それらは概ね「無駄な修飾を排して凝縮されている」あるいは「態度が一つに決まっていく」というような用法であり、いずれもポジティブ意味で使っているところが共通している。いくつかの例を挙げる。

大正10年 武者小路実篤自分脚本に就て』

僕は脚本はどうしても人間精神のあらわれである上に、煮つまったものであることを要求します。


大正10年 有島武郎『筆頭語』

心が二元的である間は、即ち或る機縁によって煮つまって一元的にならない間は、どこまでも二元なり多元なりの生活を押し通して行くがいいと思う。


大正11年 木村荘八『泰西名画家伝』

長官デリニのあやが「うまく」かかるもかからぬもなく、競技――即(すなわち)対抗の空気は忽ち煮つまるばかりであった。


大正13年 長与善郎『書斎より』

牛のよだれのようにだらだらした書きぶりがいかんのは問題にもならぬ事であるが、さればと云って何でも只無暗に簡潔に端折って書きさえすればいいと云う事を一つおぼえて、まるで電報文句のような言葉さえつかえば煮つまったいい文章だ、と思っている人の文章は又不自然な、とらわれた感じのするものである


昭和5年 岸田劉生演劇美論』

全体として、一つの美しさを出すけれど、旧劇の如く煮つまった味はなく、その美は甘く、低級である


白樺派以外の例

もちろん白樺派以外の用例も同時期にあった。意味的にはさまざまだが、ネガティブ用法も多かったようだ。

明治40年イヴィッド・パーリー『くらげ』

この説明には余程可笑しな点がある、で、僕は云った。

『じゃ、この国では、宗教煮詰まって了ったのですネ。』

もとは『The Scarlet Empire』というタイトルアメリカ小説である。原文は「It looks as if religion may correctly be said to have gone to seed, in this country.」となっており、「gone to seed」は「盛りを過ぎて衰える」という意味なので、つまりそういった意味で「煮詰まる」が使われていると考えられる。「加熱しすぎて水分が飛んでしまった」ようなイメージだろうか。

大正9年 ドストエフスキー白夜

私が余りに余計なことを喋舌り、私の心の中で長い間煮つまっていたことを必要もないのに述べ立てたことを、而もそれに就いては私は書いたものから読むように話すことが出来たのだ

こちらも翻訳書。英文は「I had unnecessarily described what had long been simmering in my heart」。「心の中でくすぶり続けていた」とか「ずっと感情が渦巻いていた」といったイメージか。

大正10年 岡本一平へぼ胡瓜』

何処かに法華宗があると見え、この熱気の世界の中へ煮詰まった声でお題目をいきみ出してる。

真夏暑い日に遠く法華宗お題目が聞こえてくる…という場面で、この「煮詰まった声」は「重苦しく絞り出している」ような印象を受ける。もの煮詰まったあとのドロドロとしたイメージだろうか。

大正12年 佐々木味津三『呪はしき生存

単にそれを考えるだけでも、彼は天地が煮つまるように感じていたたまらないような震撼を覚えた。

「居た堪らない」というので、世界が煮られて、そこにいられなくなるような感じだろうか。ぎゅっと狭窄するような感覚もあるかもしれない。

昭和2年歌舞伎 第三年第十三号』

森金之丞は正直にこれに答えるが、だんだん議場(公議所)の空気が煮つまって行き怒声、罵声騒然たる裡に第一場は閉じて行く。

議論が悪い方向に盛り上がってヒートアップしているという描写結論が出そうにないという点では現在の「誤用」のほうに近いか

昭和6年 大高巌『近代支那文学史上の先駆者

かるが故に自己生活を安泰ならせんが為には儼然として己れが階級城壁を固守しなくてはならない。科挙制度がそれだ。かかる試験制度採用することは一に権力者に反抗する意志学問の為に煮つまらせ、又一には士大夫階級思想擁護有為なる人材を作ることになる。

こちらは「集中させる」「浪費させる」ようなニュアンスか。

昭和9年 式場隆三郎バーナード・リーチ

高村光太郎は余り外に出ない。併し仕事は煮つまってきていると思う。暫らく作品を見ない。

この式場隆三郎白樺派との交流があったらしいが、「作品を見ない」ということは、ここでの用法は「行き詰まる」に近いのではないか

昭和10年 丸山幹治『黒頭巾を脱ぐ』

勿論コチコ官僚型で煮つまって、倒さにふっても水っ気もないような人ではなく、時代に対する感受性は強く、好んで人の長所認識する感服癖さえある。

こちらは「頭が固い」というような用法

昭和10年 ギュスターヴ・フローベールジョルジュ・サンドへの書簡

では左様なら。もう遅いのです。頭がまるで煮詰まりそうです。

翻訳書。英文は「Adieu, it is late, I have an aching head.」なので、普通に頭痛がすることを言っているのか、それとも「悩んで行き詰まっている」的な意味なのかはわからない。

戦後の例

戦前武者小路実篤を中心に、小説詩歌戯曲などの文学的文脈で使われることが多かった「煮詰まる」だが、戦後になると現在のような「議論交渉煮詰まる=結論が出る」といった用法が登場し、やがて支配的になっていったようだ。

それに関してわかりやすいのは「国会会議検索」で、戦前の「帝国議会会議検索」では「煮詰まる」はほとんどヒットしないが、国会会議録では1950年代あたりから見られるようになる。さらに用例を確認していくと1960年代から爆発的に増えていったようだ。労使交渉文脈が多いように思われるので、そのあたりをきっかけに流行りはじめたのかもしれない。

となると次に気になるのは「議論煮詰まる」=「行き詰まる」という用法がいつごろ確立されたのかということである。どうやって調べればよいか。たとえば「煮詰まってしまった」みたいな形だとネガティブ文脈で使われていそうだ。ということで検索してみよう。

昭和34年週刊現代

しか日本側は表面上は「朝鮮総連相手にせず」とその抗議を重視せず、裏では字句は修正せずとも運用面に幅をもたせるという妥協の動きに期待を寄せていた。それが、日赤相手にせざるをえない北朝鮮赤十字から真向に攻撃を受けたのだから問題は煮詰ってしまった。


昭和44年『先見経済

やはり人間災害にあってみないとなかなかわからないもので、そういったことで安堵感を持っている。しかしジワジワと危機に瀕してきているわけで、そのとき判断をあやまると、残念ながら煮詰まってしまう。


昭和47年ミュージックライフ

ハイスクールからジュニアカレッジヘと進んだアリス達は2年間のカレッジライフ煮詰まってしまい、カリフォルニアに向かったのである


昭和50年キネマ旬報

その後の二本は結局むしかえしのドラマをやるしかなくて、無残な作品になってしまった

あれも、会社方針企画貧困の為せる業で、プロデューサー監督も完全に煮詰まってしまったんですよ


昭和51年レコード芸術

あい自由さが背景にあってのこの音楽じゃなくて、すごい煮詰まっちゃってて、つらいだろうなというところで出て来る音なんですね。


昭和53年スイングジャーナル

でも、いつか自分のやりたいことをやらないと苦しくなるというか煮詰まちゃうわけだよね。


昭和54年ジャズ批評

昔は、自分が何をやっていいかからなかった。やり過ぎると煮詰まってしまうし。


昭和56年週刊読売

「でも、仕事ばっかりしていると煮詰まちゃう」「煮詰まちゃうってのは、息詰まる、退屈する、スランプに陥るって意味なんです。」


昭和60年 毛利子来岡島治夫・末永蒼生『「体」発、宇宙へ』

たとえば原稿書いてて、もう煮詰まっちゃって、しょうがない、寝よう、横になると、ア、と思いついちゃう


昭和60年 チャールズ・シェフィールド放浪惑星

その問題ととっくんでいるうちにわたしの頭は煮詰まってしまい、あとをマッカンドリューにゆだねた。


昭和60年 松浦理英子いちばん長い午後』

実はそれは性的遊戯の一環ではなく、二人の交際煮詰まってしまったあげくのもがき合いであった。


結論が出る」用法と比べれば圧倒的に少ない。とはいえ1970年代くらいからは、日常語として「行き詰まる」的な用法もわりと広まっていそうな感じはする。というか「結論が出る」用法議論交渉文脈しか使えず、それ以外のときは「行き詰まる」用法になることが多かった、という感じではないか

ちなみに、この「行き詰まる」用法誤用として問題視されるようになったのは2000年ごろらしい。実際、Google Booksで「煮詰ま誤用」などと検索すると2000年以降の書籍しか引っかからない。

まとめ

といったところか。

煮詰まる」のコアイメージは「熱されることで水分がなくなっていき固形分だけが残る」というようなものであろう。

それをポジティブに捉えると「余分なものが削ぎ落とされて本質がはっきりする」といった意味合いになり、ネガティブに捉えると「瑞々しいものが失われて停滞する」といった意味合いになる。たとえば「議論」にポジティブイメージ適用すると「論点が整理されて結論がはっきりする」になり、「思考」にネガティブイメージ適用すると「新しいアイディアが生まれなくなり行き詰まる」になるわけだ。

もともとの料理としては「美味しくするために煮詰める」ことも「熱しすぎて煮詰まってしまう」こともあるわけで、どちらのイメージで使うのも自然感覚である。当初から煮詰まる」は多義的比喩表現だったのだから、「これが唯一正しい用法なのだ」などとはあまり気にしなくていいのではないだろうか。

発表は以上となります。ご清聴ありがとうございました。

2024-08-04

体力が本当に落ちている

絵を描くのが好きなんだけど、最近スランプで何も描けない

大好きなアニメ見返して大喜びするんだけど、どこかぼんやりして喜びきれない

あ、これ体力落ちてんな。


毎日リングフィットやってる。1日20分のみ。他はスーパーへの買い物以外で一切外に出ない。

仕事は在宅デスクワーク

リングフィットは3周すべてクリアしてしまい、モチベが落ちてた+暑くてやる気が…という言い訳のもと、最近は1日15分とかになってたかも。


以前、骨折してリングフィットが全くできなかった期間が数ヶ月あった。

そのとき筋肉がすべて消え去り、同様に体力も失った。

そうなると、寝て起きるだけで本当にしんどい。

元々、体力がめちゃくちゃ無い。これはもう才能がないという意味だと思う。体力の才能。

才能がないので、何をしても頭にモヤがかかってるような状態になり、机の前に座ってるだけでぐったりするのがデフォになった。

今考えると骨折所以外は多少動かしてても良かったかも。


今は骨もくっつき健康体なのに、リンフィをサボっているせいで、またあの頃のぼんやりしているだけの地獄に戻りかけている。

運動ダルいが、あの何かしたいとは思うのに何も出来ず、ただただ時間無駄に流れていき、Xとはてなぼんやり見て、何の意味もないな…と思ってスマホを閉じて天井を眺める、みたいな地獄

早くここから抜け出さなくては…。


体力がない者ほど運動しないと人生詰む。

30代に入って実感している。

もしこのまま50代60代になって運動習慣が無かったら私は一体どうなってしまうのだろう。

思考するのも億劫でしんどくて匿名で何かを書き散らすことすらしない気がする。

アウトプットによって脳を鍛えることは大事だけど、それにすら体力がいるのだ。


とりあえず、リングフィット最初からやるこにした。

リセットするのは何となく今までの成果が消えてしま感覚があって憚られたので、よく分からないけど新しいユーザーを作った。

ゲーム本当に苦手でよく分からない。他に、最初から始める方法が何かあるのだろうか?

まぁいい。とにかく1番最初からやり直す。ステージワールドを一つずつ攻略していく感覚がないとモチベが保てない。

なんとかして体力と気力を取り戻す。その後に絵描けるようになったらいい。


20から体力は無かったけど、ここまで生きるために運動必要と思わなかった。

まぁあの頃は毎日外へ出てたからな。

とにかく運動する。頑張る。自分のために。

そういえば、リンフィしてたらいつか腹筋割れるかなと思っていたのに未だ割れたことはない。

ついでにそのあたりでも目指すか。

お盆休み9連休くらいあるけど予定なし

同人誌原稿しようと思ってたんだけどスランプからもうしばらく絵描くのやめることにした。

休みの日って基本ずっと絵描いてんだけど、今回は描かないかガチで9日間ずっと暇なことが確定

さすがにせっかくだから何かしたいけど

特に用事思いつかなすぎて笑う

気になってた美術展行こうかなーと思って事前予約見に行ったらすでに全部埋まってたかお盆終わってから行くわ

他に何…何がある…?

映画ざっと見てきたけどいまいち見たいものがなかった。

博物館とかも死ぬほど混んでそうだしな…

他に本当にやることない。

絵と漫画描かなかったら本当に虚無人生すぎるんだが


なんか一人でもそこそこ楽しめてお盆で混みすぎてない場所

無くない?

旅行とか一人でまったく行かないタイプで、

ご飯和食以外口にしないタイプで、

なおかつ友達がいない。

何しよ…


なんかこう楽しいことないかなぁ

ぼっちのみんなはお盆何するの?(コミケ以外で)

2024-07-18

シコりたいけど、どのネタもどこかで見た気がして興奮しない

芸術家スランプで心震えなくなってしまうのに近い。

どうしたものか。

2024-07-14

自称イラストレーター()はさっさと就職しろ

生成AI進歩イラストレーター()たちが自分仕事を奪われると叫んで久しい。

正直この流れはもう止められないし、ソシャゲバブルVtuberバブルのおかげで収入を得られているだけの泡沫絵師はもう生き残れないのは確定した。

生成AI規制する道は登場直後くらいならわずかにあったが、当の本人たちがあまりにも阿呆すぎて可能性は潰えてしまった。

そもそも日本イラストレーターというとアニメ絵萌え絵ばかり想定されているが、実際にはいらすとやに仕事を奪われたような人、デザイナー一環としてイラストを描いているような人、さまざまいるわけだ。必ず人物画を描いているわけでもない。

ここでは基本的アニメ絵萌え絵を描いている人たちを想定して話を進める。

で、ここ数日はイラストレーター()たちがあまりも社不すぎるという話題をチラホラ見かける。

仕事としてかかわったことはないものの、趣味活動の延長で何度か依頼したことがあるが、本当に簡単に飛ぶし気軽にスランプで描けないとか言ってくる。

所詮こっちは趣味だし、向こうも趣味であることが多かったし、スランプで描けないはまだなんとか許せる。そういうものだというもの理解できる。

でも飛ぶのは本当に理解できない。なんなんだお前らは。あまりにも無責任だろ。

チームを組んでやろうと思った時に、「イラストレーターさんが最後まできちんとやってくれるなら」という条件で参加してもらったこともある。(ちなみにその時の絵師は飛んだ)

そんな条件が出てくる程度には日常的に蒸発するわけだ。彼らは。

アニメSHIROBAKOアニメーターが自転車で逃げようとしたところを捕まえて軟禁するシーンや、監督監禁してシナリオを描かせるシーンがあるが、ヤツらはそれくらいしないと本当に無責任に逃げ出すのだ。

彼らは仮にも企業所属なので逃げるのも限界があるが、フリーランス()ともなると自分評価にさえ目をつぶれば自由放棄できるわけだ。

契約書を交わさな問題イラストレーター側にも発注側にも都合が良すぎるから習慣化しないんじゃないか

それはともかく、料金表がないから想定金額で依頼出したら安すぎるとキレて晒したとか、本当に意味がわからない。

お前はプロでいたいのか? あまりにもプロ意識がないんじゃないか

そして本題だ。

生成AIが台頭したこから、主張が荒唐無稽すぎる。

まりにも法に理解がない。お前たちが仕事をする上で必要法律知識がなんでないんだ?

それよりなにより、なんで勉強する姿勢がないんだ?

かに最終的には商売敵だから使いたくないってのはわからんでもない。

から使えとは言わないよ。

でも仕組みくらい勉強しろ? 何も知らずに批判できると思うなよ?

この不勉強さが本当に主張を薄っぺらものにしてるし、仕事への向き合い方にも表出してる。

この先、道具としてのAIを使えない人間は淘汰されて肉体労働しかできなくなっていくと思う。

生き残れるイラストレーターは、岸田メルやしぐれういみたいに『需要自分で作れる人間』か、絵の上手さに人間性を全振りした人間だけだと思う。

そうなると、バブルからお金をもらえているだけの、不勉強社会不適合者なんか生き残れるわけがない。

から自分がその『一部のイラストレーター』なのかどうかを冷静に分析して、そうでないなら社会不適合者なりに社会で生きてけるように努力しろ

自分だけは大丈夫』そんなことありえない。

自分は絵の勉強をしてる』本当か? 生成AIに反対を叫んだ時点でできてないよ。この先、新しい道具を使いたくないやつが生き残るなんてどれだけ難しいんだ?

これから泡沫イラストレーター仕事はどんどん減っていく。

からから生きていける程度に適合する努力しろ就職しろ。お前は絵で食っていけるほど上手くないよ。

今何かにつけて文句言ってるお前、お前だよ。お前は絶対生き残れないんだよ。

絵の練習してますかいって何かを研究するわけでもなく手癖で描いてラクガキですとか言ってるお前だよ。生きていくために努力しろ

誰も教えてくれないどころかちやほやされて気づかないだろ。それは努力じゃないよ。

実際に仕事がなくなってきて元イラストレーター()の社不が溢れてきたらお前の居場所なんかないよ。

から努力すればギリギリ滑り込める可能性があるから社会に適合する努力しろよ。

2024-06-17

anond:20240617112511

うちの息子2010年まれほとんど通じるけど?

1980年代漫画北斗の拳こち亀、Drスランプキン肉マンキャプ翼キャッツアイシティハンター

鬼滅やドラゴンボールから掘っていって知ってる。小さい頃Amazonプライムでやってたし。

ジャンプ漫画にありがちだよねーとか基礎知識として、と親子で話題に出る。

浦沢直樹

ああ、これは知らないかも。

京アニアニメほとんど

知ってる知ってる。今も「響け!ユーフォニアム」みろ、今3期やってると勧めてきた。AmazonプライムやAbemaで見てる。ブランドとしての京アニ認識してるし、神、とか言ってる。

赤松健

これは知らないかも。

釘宮理恵

ハガレン、神とか言ってるけど?

咲-saki-

ひぐらし

化物語

知ってるし、アニメ漫画より小説が良い、と言われてしまったよ、物語シリーズ

魔法少女まどか☆マギカ

Abemaで一気に見てました。

高橋留美子作品

うちに漫画があるので読んでます。「境界のRINNE」はリアルタイムアニメ見てるんじゃないかな?9歳だったし。

東日本大震災

安倍総理より前の人全部、小泉も通じない

知ってるよ。津波YouTubeで見てるし、小泉首相は有名では?

ギリギリまだ通じるもの」は全部知ってる。

エヴァTV版を見ることができず、Amazonプライム新劇を先に全て見てしまっていた。

今の時代ネット配信で古いアニメも見れるし、YouTube解説してくれる人がいるし、

古くても知りたいと思えば知れる良い時代です。親として英才教育はしなくても。

まじで中学生に通じないものオタク

今年14才の子は、生まれたの2010年なんだぞ、恐ろしいで

ニコ動より若い

 

あっ、もうそれ通じないんだってやつ

 

1980年代漫画北斗の拳こち亀、Drスランプキン肉マンキャプ翼キャッツアイシティハンター

ここらへんは「世代じゃなくても親世代からテレビでみたことある」というゆとり世代はいるかもしれないが

2010年まれとなるといよいよ知らない

そもそもテレビを見ていない

知ってるのはTikTokなどで誰かが歌ってバズったみたいなパターンくらい(でも元ネタを知らない、ショート動画はいちいち説明しないから)

 

浦沢直樹

アニメオタク以外知らない

 

京アニアニメほとんど

CLANNAD2009年メイドラゴン2017年から

知ってるパターンは、「吹奏楽部からユーフォ見てる」か「イケメン好きだからFree知ってる」か「ヴァイオレット・エヴァーガーデンは知ってるけど京アニは知らない」みたいな感じで

ブランドとしての京アニを知らないことが多い、特に男子

フルメタあたりはガチで通じない

けいおんも通じないのでビビる

 

赤松健

議員さんという認識

 

釘宮理恵

ゼロ魔シャナなどが流行ったのが2007年頃だから

釘宮病みたいなのはまず通じない

とらドラも通じない、Z世代の上の方には通じる

 

咲-saki-

ひぐらし

化物語

 

魔法少女まどか☆マギカ

通じない

放送2011年からね、仕方ない

まどマギ布教のしづらさもあると思う

 

高橋留美子作品

らんまどころか犬夜叉も通じないのショック

 

オタクネタ以外

東日本大震災

安倍総理より前の人全部、小泉も通じない

 

ギリギリまだ通じるもの

ジョジョ

ジブリ(ただし千と千尋の神隠し2001年であることに留意して欲しい、ポニョ2008年

カイジ

シュタゲ(この前「シュタゲ見てる?」って聞かれたから、ああいう系は一個ハマると大体見るんだよね)

進撃の巨人

ハイキュー!!

エヴァ(知ってるけど見たことないライン、Z世代は案外見たことあるんだけど、2010年世代はもう無理)

 

境界線にいるやつ

SAO

ラブライブ

ドラゴンボール(知ってるけど見たことないラインゆとりで言うところの1980年代作品

 

所感

ディズニーってすごいよね

でも「アナ雪好き、保育園で踊った」とか言われるから注意

 

____

 

コナンワンピースドラえもんクレヨンしんちゃんみたいなのは通じる

ブランド化、キャラクター化されていてるから

アニメ映画になってると変わるよね、自分ルパンとか世代じゃないが分かるし

 

ただ、大山のぶ代が通じないんだよね

わさび2005年という事実に恐怖してる

木村昴がもう33歳だから

 

うそう、FFドラクエが通じないのショックでかいんだよな

RPGの基本システムみたいなのが通じないということになる

HPMPが通じないのは困る(多分通じる人も居るんだけど常識ではない)

マリオは通じる、さすが任天堂

というか任天堂は全体的にブランド化、接点作り頑張ってるよね、カービィも通じるし

 

ドラゴンボールは難しいんだけど、2000代世代には割と好評だよね、謎すぎる

ドンピシャ世代って40代だと思うが

ドラゴンボール超がめっちゃ長くてビビった、おまけ程度だと思ってたのに、漫画読もうかな

 

NARUTOって通じるのかな、HUNTER×HUNTERはなぜか通じる

 

ーーーーーー

なぜ通じると思った?って、そうじゃねんだわ

これ並べるとそりゃ通じないだろってなるけど

話の流れでこのどれかが出た時、突然「◯◯って何?」って刺されるんだわ

あと、最近作品説明するときに、「エヴァみたいな」って基準として使おうとして死ぬ

 

この前は美空ひばりが通じなかった

話題としては、おーいトンボ巨人の星美空ひばり

なんか通じないライン探ししちゃう

歌は通じた、スナックで聞いたことあるって、親が飲んだくれなせいか

あと中島みゆきは通じた

2024-06-16

嘘松スランプに陥ってしまったのだ

どうもエックスTwitter)で嘘を書いてRT数を

稼いでる、所謂嘘松ラーです

スペックとしてはまあ、100RTぐらいは

行ったことがあるぐらいか

ここでも200ブコメぐらいは稼いだけど笑

そんな私ですが、2週間前ぐらいから嘘ポスト

出来なくなってしまったのです。前までは小説を書くみたいに架空女子高生脳内に配置して

さらっと嘘つい(ポスト)が出来たのに

最近は「こんなんじゃダメか!」とおもい

投稿する前に削除してしまます

Togetherを見るとすごいみんなの嘘松が読め、

羨ましいし悔しいです

から近所を散歩してみるのですが、政治にそんな文句言う人も大人論破する小学生も遭遇しません。タヌキの死体を見つけましたが、何も思いつきませんでした。

どうしてみんなそんな一生懸命嘘を書いて

嘘で稼げるのか分かりません

ああ、宿題が終わらない…

2024-06-01

例の調査結果報告書セリフ形式で書き起こしてみた

編集先生、6巻が出ましたね!6巻が出るころにはドラマ化を考えようって話してましたよね」

漫画家(うーん……過去作品ドラマ化ではいい思い出がないけど……)

漫画家「今度こそ原作に忠実にやってくれるなら……」

編集はいテレビ局からの打診があったら前向きに考えますね」

漫画家「未完の時点でドラマ化するなら、ドラマオリジナルの終盤は私があらすじからセリフまで用意しますね」

編集はい

---

テレビ局プロデューサー(以下P)「ドラマ化したいです!」

編集「いいですね!他局からも話はあるんですが、そっちは断りますね」

編集「ただ、漫画家原作にこだわりの強い『難しい人』なので、そこは配慮してくださいね

P「はいはい~」

編集過去脚本自分で書くと言い出したこともある人でして。ベテラン脚本家より若手の柔軟な脚本家さんでお願いできれば」

P「はいはい~」(※聞いてない)

---

P「脚本お願いします!」

脚本家「原作おもしろいですね。お引き受けします」

P「ありがとうございます!実績あるベテランの方なので安心して任せられます!」

P「あ、原作漫画家さんはちょっと『難しい人』らしいです。一応」

脚本家「難しい人かー。まあなんとかなるでしょう」

---

脚本家「前半の脚本できました」

P「ありがとうございます!」


P「編集さん、脚本できました!」

編集はい漫画家確認してもらいます

---

編集脚本できたそうです。確認お願いします」

漫画家はい……」


漫画家(なぜかエピソードが並び替えられてる……セリフも変わってる……なぜここがカットされてるの??)


漫画家「納得できないところをWordにまとめました。脚本家の方にお伝え下さい」

編集はい


編集(このWord表現がきついな……ちょっとマイルドにしよう)

---

編集漫画家の指摘の文書です」

P「うーん、持ち帰ります


P「ということなんですが」

脚本家(うっ、このWord、ずいぶん辛辣

---

脚本家「これでどうでしょう

P「はい


P「これでどうでしょう

編集確認します」

---

編集先生どうでしょう

漫画家「……キャラ崩壊してるしストーリー整合性もとれなくなってるじゃないですか」

漫画家「1~3話まではエピソードの入れ替えも我慢しましたが、4話はもう限界です」

編集はい……」


編集(もうWordマイルドにせずそのまま渡そう)

---

編集「現状では許可が出せません。これ、指摘のWordです」

P「えー……」


P「修正お願いできますか」

脚本家「……このWordいくらなんでもひどすぎませんか。読みたくないです。Pが要約して要点だけ伝えてください」

P「はい……」

---

(※何度かやり取り)


脚本家「まあ、そこまでいうなら原作通りに戻しますか……」

P「ありがとうございます!」

---

漫画家(疲れる……この感じでは、ドラマオリジナルの終盤はとてもまかせられそうにない……やはり自分プロットを書こう)

漫画家「9、10話のプロットをざっくり書きました。疑問点やリクエストがないか聞いておいてください」

編集「お、伝えますね」

---

編集「9、10話はこんな感じでお願いします」

P「むむ……これはちょっといろいろ変えたいですね。リクエストをまとめました」

編集確認しますね」

---

編集「どのリクエスト却下でした」

P「うー、はい

P(まあ、脚本段階で変えればいいか

---

漫画家「8~10話の詳細なプロットを書きました。セリフもだいたい入ってます

漫画家「今後の展開のネタバレギリギリラインを探りながら書いたので、アレンジは基本しないでほしいです。尺や撮影上の都合はしょうがないですが」

編集はい

---

編集「詳細プロットです。基本アレンジはなしでお願いしたいとのことです」

P(え……変えるつもりだったんだよな)

P「……いや、脚本家が台本にする上でアレンジはどうしても発生するんですよ。ご理解ください」

編集はい、一切の変更を許さないということではないです。よろしくお願いします」

---

P「そういえば脚本家の人、指摘のWordがきつくて読めないって言ってるんですよね。ここだけの話なんですが」

編集「なるほど」


編集「ということで、脚本家はWord読んでないらしくて」

漫画家「ええ……もう一切信じられない」

---

編集漫画家が描き下ろした8~10話はそのままにしてください、とのことです」

編集「長過ぎるセリフカットしょうがないですが、セリフを少し変えるなどの創作NGです」

P「あの、ドラマ台本脚本家と漫画家がやりとりして作っていくものなんですよ。言ったじゃないですか」

編集「それでも、9、10話に関してはロボット的な脚本起こしでお願いします」

P「いや」

編集「できないんですか?であれば脚本家を外してください。さもなくば、配信二次使用許可しません」

P(うっ、そこを突かれると厳しい)

---

P「たいへん申し訳ないんですが、降板とさせてください」

脚本家「ええっ!?

脚本家「そんなことになってんの?はじめて聞いたんですが」

脚本家「もう10話まで脚本書いたんですけど……ショックすぎて言葉も出ない……」

脚本家「……しょうがないですね……クレジットもなしでいいです」

P「ありがとうございますクレジットちょっと考えさせてください」

---

脚本家「1週間考えたんですが、やっぱりクレジットは入れてください」

P「はい、もちろん。"原作脚本漫画家名前)" "脚本脚本家の名前)"で出しますね」

脚本家「約束ですよ」

---

編集「ということらしいんですが、クレジットだけ脚本家の名前を入れてもいいですか?」

漫画家ダメに決まってます脚本家の方が9、10話に関わったかのように誤解されたくないです」

---

P「クレジットの件、ダメでした」

脚本家「最大限譲歩してるんですよ!?約束が守られないなら8話までの脚本を引き上げます弁護士とも相談します」

P「ええ……」

---

P「脚本家に差し止め権利ってないですよね?」

テレビ局法務契約書に権利行使できない旨が書かれてますね」

P「あ、まだ契約してない……」

テレビ局法務「えっ、じゃあ脚本家の方が差し止めることは可能ですね……」

P「弱った……」

---

P「どうにかお許しいただけませんか……」

脚本家「そもそも最初は、オリジナルの部分は一緒に作らせてもらうという話だったんですよ?」

脚本家「10話には自分アイデアも入ってる。これは著作物じゃないですか?」

脚本家「クレジットテレビ局が決めるもの漫画家放送差し止めを振りかざして変えられるのはおかしい」(※漫画家とも契約未締結なので、漫画家放送差し止めする権利がある)

脚本家「9、10話には"監修"として私をクレジットしてください。それもダメならせめて"協力"で。これ以上は絶対譲りません」

---

編集「"協力"もダメです」

P「もう間に合わない……9話は脚本家へのクレジットなし、10話はオールスタッフクレジットで"脚本(1~8話)"として放送ちゃおう」

---

視聴者「9話の脚本漫画家になってる。病気スランプ?」

脚本家(説明する必要があるね……インスタグラム事情を書こう)


脚本家「漫画家の方が最後脚本をどうしても書きたいとのことで~」


P(書いてほしくなかったな……契約書には秘密保持があるんだけど、まだ契約できてないので何も言えない……)

---

視聴者「8話までは面白かったけど、9、10はいまいちだったな。漫画家が出しゃばったからだろうな」

漫画家(8話までも私がめちゃくちゃ修正したんですけど!? 脚本家の手柄になるのは納得できない。私もブログを書こう)

---

あとは報道等で知れ渡っている通り。

2024-05-18

同人女引退した

私もその引退した彼女(Aさん)も同じジャンルで、お互い長い間活動していた。7年とか8年とかそのレベル

Aさんは同ジャンルカプ違い。特別仲が良かったわけでもない。

おそらく同世代

長い間活動してたのに、突然同人辞める宣言をして、日常垢だけ残して消えた。

ジャンルのことは好きだし今後も原作は追うけど、二次創作はもういい。アニメ漫画二次創作に以前ほど100%全力を注げなくなった。とのことだった。

極真っ当な理由

日常垢を見ると、仕事のことや美容のことをたまに書いているくらいだった。普通の30代女性

今までAさんの絵や考察ツイートしかたことなかったから、当たり前だけど普通に生きてる人間なんだなーって感じた。

Aさんの作品見れなくなるのは寂しいけど、人生はそれぞれだし仕方ない。

今までも気が付いたらいなくなった人、他ジャンルへ移動した人など山ほど見てきたし。

そう思ってた。

それからしばらく経つが、私はAさんがいなくなったショックをなぜかずっと引きずっている。

絵や漫画はまぁ好きだったけど、カプ違いだからたまに見る程度だった。

熱心にツイートを追ってたわけじゃないから本人がどういう人なのか詳しく知っている訳でもない。

世代で、同じジャンルに長くいて、同じように同人活動をしていた人間自分人生を優先して同人を辞めた。

じゃあ私は?

これがずっと引っ掛かってるのかもしれない。

私は同人誌を出すという行為がとにかく大好きで、仕事はそこそこに平日の夜はずっと原稿、土日の休みもどこにも行かずひたすら原稿原稿が終わったら次の原稿はどうしようかと考える、みたいな生活をずっと続けている。

推しカプのことを考えると、頭が沸騰しそうになり絶対に私がこれを描かなければならないという使命感のようなものに駆られる。

本当に推しカプも原作も最高でこんなに何年も追ってるのにずっと楽しくて本当に神のようなジャンル運命のカプなんだよマジで

そんな訳で大して売れもしないのにずっと推しカプ同人誌を描き続けてるけど、Aさんの件があって以降、心に薄っすらブレーキが掛かっているのをそれとなく感じている。

人生仕事以外特にやることもないし、オタク同人活動以外特に趣味もない。

恋愛とか出世とかもあまり興味がなくて、ずるずるここまで来た。

自分について考える、つまりメタ認知が強く入るとスランプになりやす性質ではある。

冷静にならずにずっと狂ってるべきタイプ。そうじゃなきゃ創作なんて出来ないよ。全部幻覚だし。

全然関係ないAさんが、自分人生を選んだ。

普通のことだ。

でも仕事美容まったりライフに憧れがあるかと言われると全然ない。

子育て恋愛仕事に生きれるのかと言われると、絶対生きれない。

じゃあ創作してればいいじゃん、が答えなんだけど。

仕事は、確かに収入低め。

収入を上げるために行動するべきなんだろうけど絶対苦しい人生になる。でも金は手に入るかも。金が手に入ったらもう少し安心できるのかな。

金なくて野菜買うのやめとこ、って精神は確かに少し悲しくなる。昨日なった。この歳で独身なのに野菜も買えんのか?

仕事頑張ったら何かいいことあるのかな。

同人活動よりもいいことが…………???

からなすぎる。

でも、自分でも心のどこかでそういう普通じゃないルート歩んでるのがコンプから、Aさんが同人辞めたの気にしてるんだろうな。

あ、あと同人活動やってる人間が年下ばっかになってきたからか。

最近ジャンルに入って来てくれたありがたき新規の人、20歳とかだった。

ジャンルに数年いる年齢不詳だった人、この前大学卒業してた。

若者しかいねぇ。

自分の年齢絶対公開したくないよと思ってしまった。

いや過去ツイート見たらバレバレだが。

世代もなんとかいるけど、よく見たら同世代イベント参加ペースが極端に落ちてたりしばらくオフイベ参加してなかったりだよ。

仕事忙しいのか、体力減ってきてるのか。

なんか、この歳でこんなに本出してテンション高く大喜びしてるの私だけなんだよな。恥ずかしいよ。

でもオタクなんてそんなもんだろとも思う。

年齢とか気にするようになったのほんとに馬鹿らしいともおもう。

趣味を楽しむのにそんなアホみてぇなことで悩むな。

でも仕事という現実から逃避しているのではないか?と聞かれるとそれはそう。

今後どうするか、こんなに考えてない30代この世にいない気がしてきた。

中身が幼稚なんだよな。発達が15年遅いのは自覚ある。

普通人生への憧れを振り切らないとずっと心にブレーキかかったままな気がする。

もしくは同人一回辞めるかペース落として、仕事をどうにかする。

結論出ないな。みんなこうやって人生に向き合ってるのかな。偉いな

2024-05-16

anond:20240515221358

続きです。

しかし、結果的に言うとマンガ部も違った。こんな言い方が正しくないのは分かっているが、みな意識が高すぎるのだ。真面目にマンガに取り組もうとしている人たちばかりだった

「人は経験したことだけしか描けない」という信念のもと、学外活動にも熱心だった。いろいろな経験を積むことで、その経験作品に、キャラクターに深みを与えるのだと。マンガが好きだからマンガしか読んでない奴には面白いマンガは描けない。そう断言してはばからない人たちだった

しかし俺はその考えには否定的だった。なぜならエロ自由からだ。エロく感じるなら現実など無視して良い。腹ボコ子宮姦も感度3千倍もリットル単位の精液も、どれも現実にはありえない。だがありえないからこそエロいのだ。現実に縛られずに自由に描けるからエロマンガエロ同人エロいのだ

そして俺は漫画家になりたいのではない。エロ二次創作がしたいだけだったのだ。そのためだけに絵を練習してきたのだ。男などは描きたくはないが、竿役がいないと始まらないので仕方なく練習した。毎回毎回異空間に閉じ込める訳にも行かないから、背景も勉強して練習した。もちろん女体もしっかり練習した。だがしかし精緻な設定も重厚ストーリー人生経験エロ同人には必要ないし、そもそも俺にそんなものを生み出せるはずもない。生み出そうという気持ちすらない。俺にとって重要なのは読子まほろさんをんほおさせること。それだけだから

とはいえ先輩方の絵は上手かったし、デッサン勉強会なども定期的に行われていて、同期で入ってきた部員も何人かいたので、しばらくはこのままでいいかと思い、部に残ることにした。表向きは俺も漫画家志望だということにして

マンガ部では定期的に部誌を発行しており、部員は全員それに載せる作品を描くことが義務だった。作品を落とすことは一度目はセーフだが二度目はペナルティ部員全員に食事を奢る、部誌の印刷代を出すなど)を課すという厳しいものだった。なので落とす人はほとんどいなかった。が、これに毎回苦戦していたのが俺だ

だってそうだろう。自分が一から考えたマンガなど、俺は一度も描いたことがない。ストーリーがあるマンガも描いたことがない。だが見様見真似でコマを割ることを覚えたりと、マンガ形式を少しづつ学べたのは良かったと今でも思う

そうして大学生活や部活動にも慣れ始めた頃、ついに俺は念願を実行に移すことにした。そう、エロ同人作家としてデビューすることだ

いきなりコミケハードルが高すぎるし、何よりもサークル当落があるので、本ができても落選では意味がない。だからまずは手近なイベントにしようと俺は考えた。ネタとしてはやはり、当時人気だった「おねがい☆ティーチャー」が鉄板だと俺は予想した。印刷所も手配し、同期にも手伝ってもらって原稿も描き上げた。この同期は真面目でエロマンガエロ同人などには良い感情は無かったが、それでもマンガであることには変わりはないと割り切って手伝ってくれた。マンガとして成立しているかもきちんとチェックしてくれた。コマ運びや大ゴマの使い方など、エロしか描けない俺の絵を「マンガ」にしてくれたといっても過言ではない。ただ、俺が本当にやりたかったのがまさにエロ同人だったと知っていたら手伝ってはくれなかっただろう。そういう意味では騙したみたいで、今でも時々申し訳無さを感じる

そうして出来上がった俺の初のエロ同人誌は、自画自賛だがなかなかのものだったと今でも思う。もちろん今から見れば何もかもが荒削りだし、絵だって素人にしてはまぁまぁ、というレベルだ。当時と今とでは要求されるレベルが違うが、それを勘案すれば「まぁまぁ」だった(今基準ならクソ認定されるかもしれない)

そして結論から言うと、俺のこの初エロ同人誌は完売した。ビビって100部しか刷らなかったのを後悔した。初めてのイベント参加で、初めての本なんか売れるわけがない。そうネットでは言われていたので、100部というのもかなりの冒険だったのだけど、当時は最低ロットが100部からだったので仕方なかった。今のオンデマンド方式なら部数は自在から、30部ぐらいにしていたかもしれない。それはともかくとして

初めてのエロ同人完売したという事実に俺は喜びに打ち震えた。たった100部とは言え、初めての参加で初めての本だ。それの「完売」の勲章は何物にも代えがたい。今までの努力が認められた気がした。エロ同人作家として価値を認めてもらった気がした。子供の頃からなりたかったエロ同人作家に、いちおう俺はなれたのだ

そこから俺はイベントごとにコンスタント新刊を出すようになっていった。この頃にはとらのあなが最大勢力で、信長書店メッセサンオーといった同人を扱うショップも多くなってきた。一方で長年お世話になっていたLLパレスは悲しいことに規模を縮小していったが、こういうショップが勃興することで、俺は部数をどんどんと伸ばしていった。イベントで売れ残っても、その在庫ショップが引き受けてくれるのだから、スペースの限界まで持ち込めるのだ。100部から始まった俺の本の印刷部数が4桁後半になるのもあっという間だった。実家から離れて一人暮らしを始めたのもこの頃だった

一方で同人活動にかまけて、学業どころか大学生活が破綻するようになった俺は留年危機を迎えていた。おまけに世は就職氷河期真っ只中である。だが俺はまったく気にしていなかった。この頃の俺は1000万円以上の収入エロ同人から得ていたからだ。就職卒業もする意味理由も俺にはまったくなかった。が、親に懇願されたのもあって、卒業だけは一応しておくかと思って追試でどうにかなった。大学側の温情も多分にあってのギリギリ卒業だった

から就職をどうするのかと何度も問い詰められた。いまの状況ではまともな就職など出来ない。だからしばらくフリーターをやると言うと、それなりに納得していたようだった。エロ同人作家フリーターも似たようなものだ。だから俺はここで本当の「エロ同人作家」になった。大学生のお遊びではない、本物になったのだ

さて、無事に大学卒業して「職業エロ同人作家」となった俺は、変わらずに活動を続けていた。好きなアニメゲームを見ては妄想股間を膨らませて、いかにこのキャラアヘアヘ言わせるかだけを考えていた。清楚なタイプならギャップ萌えダブルピースも悪くない。ロリロリでもアリだ。ちょうどこの頃はメスガキ分からせという概念も生まれつつあって、それに乗った俺は絶好調だった。少なくとも表面上は

だが、当時は分からなかったが実は俺はほんのりとスランプを感じていた。マンガ技術は桁違いに向上したし、画力だってプロと比べても遜色ないほどに腕を上げた。しかしやってることや描いてる内容は最初デビュー作品から何も変わっていない。いや変えられなかったからだ。技術レベルは上がっても、「中身」は小学生レベルなのだ小学生の描くバカみたいなマンガプロが清書してるだけのようなものなのだ。誰を描いても、何を描いても「うんこ! おしっこ! ギャハハ!」だ。そういうものを延々と再生産しているという事実に気がついた時、俺はゾッとした。結局のところ、俺はエロ同人作家」としては何も進歩進化もしてないのではないか。そう思った

学生の頃、マンガ部の真面目な先輩たちが真面目にマンガを描いていたのを見て、意識が高くて違うなぁと思った。俺にはそんなもの不要だと考えた。エロ同人必要なのは、一にも二にも画力エロスだけだ。そう信じていたが、そうではなかった、エロとはそんな単純なものではない。…俺はそんな風に段々と思うようになっていった。エロスとは人間真実を浮かび上がらせる深奥なる営みの一部なのだ、と。今頃になって先輩たちの「人は経験したことだけしか描けない」という言葉が俺の心をえぐるようになっていった

しかるに今のこの俺はどうだ。実際のセックスなど知らずに、小中学生妄想をただ絵で表現しているだけの、エロスも人間も描いていないただ手先が器用なだけのバカなのではないか小手先エロい絵を描いてるからある程度評価されてるだけで、「作家」としての評価は下の下なのではないか

俺は「漫画家」になりたかった訳では無い。ただエロ同人作家ありさえすれば良かった。だがエロ同人作家であろうとするなら、同時に「漫画家」的な資質要求されるのだということを、俺はようやく思い知った。エロいからというだけで、設定など無視してキャラアヘ顔ダブルピースをさせるなど、そもそも作品理解していないから出来ることだ。果たしてそれは二次エロとして正しいのか。エロ同人作家としてあるべき姿なのか。そんなことを突きつけられた気がした

から思えばそれは事実だった。だが当時の俺に、その事実を受け入れ、飲み込む度量はなかった。なまじ売れていたからこそ、自分が真のエロ同人作家ではないという事実が受け入れられなかった。あれほど憧れたエロ同人作家として成功したというのが、すべて幻だった、勘違いだったなど受け入れられるはずがない

から俺は、「本当のセックス」を知るためにまず風俗に行くことにした。実際のセックス体験すれば、それが何らかの形でマンガフィードバックできると考えたからだ。そのフィードバックを得られれば、俺は一つ上のエロ同人が描けるようになる。そう信じた。マンガ部の先輩たちが言っていた「人は経験したことだけしか描けない」という言葉に、今更のように俺はすがった

だが、「実際のセックス」は俺の求めたフィードバックインスピレーションも、何も与えてはくれなかった。実際のセックスはさほど刺激的でもなく、快感という点でも右手に大きく劣るという有り様だった。しかし一つだけ大きな学びがあった。「セックスはいうほど気持ちよくはないが、しか女の子イチャイチャするのはたまらなく心地良い」のだ

話は少し前後するが、俺は外面が良いというのは何度も書いた。芸能人レベルイケメンとまでは言わないが、雰囲気イケメンぐらいではあった。身長だって175センチあって、武道で鍛えてはいたので細マッチョだったから小中高と女子には受けは良かった。告白されたことも何度かある

でも俺はそれらを断った。なぜか? それは真実を知ることで幻想が壊れることが怖かったからだ。そして己の欲望ありのままにぶつければドン引きされるのが分かっていたからだ

俺とて子宮姦など現実にはできないことは知っているし、そんな長大なナニも持ち合わせてはいない。感度3千倍なら脱法ドラッグあたりなら何とかなるかもしれないが、それとてリスキーが過ぎる。なにより俺には妹がいると最初に書いたが、そのせいで「現実の女」に対する期待値などゼロだった。「人語を一応は解する邪悪な獣」である妹が俺の中では現実若い女性のモデルケースだったので、そんなのの類似品と「お付き合い」など出来るはずがないし、したくもなかった。故に俺はセックスへの憧れ、期待を持ちつつも実行には至らなかった。現実女子などは鬼神のごとく敬して遠ざけるのが最良なのだ

とはいえ性欲は人並み以上にあったので、ヤりたい気持ちは常にあった。ヤれそうなタイミングもあった。しかエロ同人的な世界観内面化している自分が、常識的セックスで満足するとは思えなかったから踏みとどまれ

話を戻すと、いざ実際に現実女子と致すと、なるほど予想の通りにさほど気持ちよくはなかった。全くの想像以下だった。しかし、事前事後に快感とは別の多幸感のごときが押し寄せてきたのだ。これは予想外、想定外だった。幸せホルモンがドバドバと脳内に分泌されている。セックスとは竿の快楽だと考えていた自分にとっては、これは盤外戦のような感覚だった

だがこの感覚マンガフィードバックはできない。竿役のおじさんや触手多幸感を感じたというのをどう表現しどうエロ昇華できるというのか。悩み、迷走した結果、俺は今まで通りの路線で続けることにした

ところでこの頃、自身の迷走もあって売上はよくて現状維持ネタによっては大きく落ちることもあった。かつて数千部を誇った発行部数在庫として積まれるようになっていった。そして何度も言って恐縮だが、俺は外面はまぁまぁいい。高校生の頃からの習慣で、イベントには常にピシッとした装いで参加していた。それは落ち目になったこの時でも変わらなかった

後にどこかで聞いた話だが、腐女子などもイベント参加のために気合の入れた服や装いを用意するらしい。大事同人イベント敬愛するサークルのスペースに訪問するのに、勝負服を着ないでいつ着るのか、という文化があるらしい。俺の装いへのこだわりもそれに近い、と感じた。俺はエロ同人誌が好きだった。それが頒布されるイベントも好きだ。それへの、そこへの敬意として正装をする。それらに対して恥ずかしくない格好をする。もちろん自分なりの、ではあるけれど、それが「礼儀なのだと俺は思う

そして迷走してはいものの、まだある程度の売上があったこの頃、この俺のファンだと名乗る女性サークルスペースに現れた

まだ続きます。。。

2024-04-18

ある人気漫画家が居た

彼の作画は素晴らしく、そして人気の理由は何よりもその緻密なストーリーにあった。

いつも読者を最後にはアッと驚かす意外な結末を作り出しては、人気を博していた。

しかスランプに陥ってしまったのか、いつものような冴えたアイデアがまったく浮かばない。

どのような結末にすれば、読者をアッと言わせられるだろうか?

漫画家は悩むもまったくアイデアは浮かばない。

どうしようかと三日三晩悩みに悩み、考え尽くしてもアイデアは出ない。

そのうち疲れてしまってうとうとし始めると、気づけば眠っていた。

すると夢の中で天使が現れ、こう告げた。

あなたの願いをひとつかなえてあげましょう」

「本当か!?では、読者を納得させられるような、結末のアイデアをくれ!」

「いいでしょう」

天使は微笑み、漫画家が求めることを言った。

「…いいですね?最後の結末をこうしなさい。さすれば、願いはかなうでしょう…」

天使は全てを言い終えると、透き通るように透明になっていき、消えていった。

はっと、目を覚ますと、漫画家は夢の内容を明確に覚えていた。

「なんだったんだ、さっきの夢は…」

これは啓示であると思った漫画家は、天使に聞かされた事をそのまま作品の結末に採用した。

後日。

作品は無事に完結した。

「いやあ、あの結末、評判が良いですよ!」

担当がニヤついた笑顔漫画家にそう告げる。

「そうなのか?」

漫画家は意外そうな声を出す。

「ええ!でも、まさかあんな結末にするなんて、思いもしませんでしたよ!」

「私もだ」

「えっ?」

「いや、なんでもない。それにしても、本当に好評だったのかね?」

「それはもちろん!いやあ、大反響ですよ!あの結末は、さすがにどの読者も予想できなかったみたいですから!」

「だろうな」

はいネットでも話題ですよ!」

「そうか…」

漫画家は感慨深い眼差しを窓に向けた。

謎が謎を呼ぶミステリー作品

その結末はこうだ。

ヒロイン美少女が突如、全裸披露して終了。


夢の中で天使は言っていた。

人間というものは、誰もが似た体を持ちながら、ある特定の一人の裸を見たがるものなのです。いいですか?彼らにとっては、服の中身こそ最上ミステリーなのですよ。だからそれを描けば、たとえそこになにがあるか分かっていようとも、人間は満足するのです」



タバコ、いいかね?」

窓辺に歩み寄った漫画家担当に訊ね、「ええ、どうぞ」と言われて、一本を吸い始める。

それから天使言葉を頭によぎらせ、ふと思った。

ありきたりな密室トリック凶器トリックは、古典的ものや有名なもの使用すれば大いに批判される。

しかし、女の裸となれば、下着の先には何があるのか分かっているくせに、それを描こうが文句は言ってこない。

まさに、それこそが最大のミステリーだ。


タバコをふかしながら、漫画家は深くため息を吐いた。

2024-04-11

鳥山明が死んでもまったく感情が動かなかった

ドラゴンボール世代だったし、ドラゴンボールカードダスめっちゃ集めたり、メンコ(やってたやついる?)でいっぱい遊んだりしていた。

それよりもDrスランプのほうが漫画としては好きだったぐらいで、◯作劇場とかも小さい頃めっちゃ好きだった。

ドラクエキャラめっちゃ好きで小学生の頃はスライムとか勇者かばっかり書いてた。

その鳥山明が亡くなっても正直なんとも思わなかった。

空気を読んで適当に残念だね、とか言ってるけど。

京アニ事件の時とかはアニメ全く見ない勢なんだが残念に思ったし、時々思い出して嫌な気持ちになる。

今見たニュースの、まったく知らなかった藤岡さんという35歳で落馬でなくなった騎手の方の話とかも大変残念に思う。

しかし、極大に影響受けてる鳥山明にはなんとも思わなかった。

なぜかを考えてみたんだが、どうやら自分人間本体には興味がなく、活動をして社会的影響を生み出す装置としてしか見ていないのかもしれない。

若くて社会にいろいろなものを生み出しているピークの頃の方とか、もっとさいこどもとか若者がなくなるのは大変悲しい。

特に目立った実績がない普通の人でも40代ぐらいの人がなくなると悲しい。

すぎやまこういち死ぬほど好きだけどなくなった時になんとも思わなかった。

自分の中では作曲家としてのすぎやまこういちDQ8までだった。

そのあとはあんまり好きな曲がない。

DQ8の直後に死んだら相当悲しんだだろう。

同じ感覚の人いますか?いても同意しにくいと思うけど。

2024-03-22

大谷が嫌いというより大谷に湧くジャップが嫌い

なので大谷にはスランプに陥ってジャップを静かにさせてほしい

2024-03-08

鳥山明ぜんぜん悲しくない

周りがここまで追悼ムードだとむしろ白けてしまう。

Drスランプリアルタイム世代

もちろんドラゴンボールジャンプ読破したけど、単行本を買うほど好きじゃなかったし、アニメはダラダラ長くて見なくなった。

ドラクエも3から並んで買ったし、でも、5と6は中古で安くなってからだし、ほかはやってない。

別にそんなことはもう20年以上前の話なのでどうってことないのだけど、あの人って、人前にぜんぜん出てこなかったか自分としての親近感が全くないのよね。

それに自分自身が彼の新作に触れる機会もなくなってしまったので、もうとっくの昔に過去の人という感じしかないのだよ。

そもそも新作作ってるかどうかも知らなかったし。

悲しむことを否定するつもりじゃないんだけど、なんか、みんな本当にそんなに鳥山明かなしいのって本当かな。

Xなんかで同世代がバズりそうな内容で悲しんでいる姿を見てると、なんというか白々しいというか。

それってチェルシー製造中止になって、長いこと全然食べてなかったのに急に買い占めに走ろうとする心理みたいになってない?

悲しんでいる人たち、この直近10年で鳥山明お金使ったりした?なくなってしまう前に使ってた?

それで本当にファンなのかなっていうさ。

なんかXとかでバズったもの勝ちみたいな発言を見すぎたせいで、人が感情的になっている姿を見てもインプレほしいだけでしょって思えて仕方ないのだよね。

哀悼の悲しみさえも金に変える仕組みはいささか邪悪だなって思うよ。

自分みたく悲しくないってことはなかなか表明できるものでもないと思うので、そんな人に届けばいいなと思って。

尊敬しているし、その業績の偉大さは理解しているつもりだけど、別にからといって悲しまなきゃいけないのとは違うと思うよ。

しろここ何十年も彼の作品に対して大したお金も使ってないのに、俺なんかが悲しんだら悪いような気さえしてくる。

悲しくないからといって哀悼の意がないわけではないのでお間違えなく。

どうぞ安らかに

2024-02-27

ジャンル反復横跳び

同人活動をしている。女性向け。

ジャンル1→10年以上前に終わった作品

ペースはぼちぼちだが10年以上同人誌を出し続けているジャンル

お仲間もまだ多少いる。

ありがたいことにいまだに公式からたまに燃料が落ちてくるため無限に描きたいものがある。


ジャンル2→10年以上前に終わった作品半年前くらいに配信アニメを見てハマった。

同人誌はまだ描いてないが、ネット漫画と絵を上げまくっている。新規燃料は皆無。

ハマりたてで熱い+マイナーのため仲間が少なく、自分で描くしかない。

何でこんなに少ないんだ!?!?苦しい。

私が描かなきゃ誰が描くんだ!?無限に描きたいものがある。


ジャンル3→これは二次ではなく一次創作。つまりオリジナル

絵と漫画を描いてたまにコミティアに出ている。

話やアイディアネタ死ぬほどあるけどいつまでも消化しきれてなくて困ってる。

あと実験的にやりたいことがいっぱいある。


まり、実質いま3ジャンル掛け持ちである

いや無理だよ。

一応仕事もしてるのに。30代やぞ…体力ないよ。

あと、ジャンル2をどっぷり描きながら、ジャンル1に燃料来つつ、オリジナルネタ思いついてしまうと

それぞれへの熱がとっ散らかって良くない感じになる。

もっと一つずつ丁寧に作品に向き合って作りたい。

とりあえず描いて放出!みたいな、X用雑絵・雑漫画が量産されてしまう。薄い。

もっと深く向き合いたいのに

自分が4人くらい必要


仕事も、今勉強しつつ作品作りしておくかというタイミングなので

もうどれかを一旦置いて置くほうがいいんだろうなあ。辛い。

オリジナルがいつでもできるのでネタだけ溜めて放置しがちだけど

やりたいことできないストレスも溜まり、もうどうしたら

優先順位毎日ぐっちゃぐちゃだよもう

家事とか自炊もやんなきゃ、リングフィットで最低限鍛えるミッションもあるのに

あと舞台見に行きたい。映画も。

体力ないのに無理すぎ

でも今やりたいこといっぱいあって幸せ

スランプで虚無の時間とかも経験しまくってきたので

人生ってガチ時間が足りなすぎる

ねむいな 寝る

おやすみ

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