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2017-04-17

趣味の話

から懐中電灯が好きだ。

暗闇を照らしだす光を放つ懐中電灯が好きだ。

心が疲れたときや、素晴らしい懐中電灯が手に入ったとき、俺は部屋を真っ暗にして懐中電灯で辺りを照らしてその明るさとか光の温度を楽しむ。

永らく人に語ることの無かった俺の密やかで素敵な趣味だ。

そんな俺の一押しがFenixのE05 R2である

まず、ルックス単3電池ちょっと長くなったくらいの大きさで圧倒的に可愛い

それでいて質感の高いアルミ製。滑り止めのダイアみたいな目の加工も雰囲気作りに一役買っている。

機能面も素敵の一言に尽きる。ヘッドを回すと光る。モードやらフォーカスみたいな小細工はない。

適度な明るさで光る。最高である

レンズハチの巣みたいなハニカム状に加工されていて、LEDの光が柔らかく分散されて美しい。

あ~書いてたら照らしたくなってきたよ。

俺はエネループを2本交代で照らしては充電し、充電しては照らす永久機関を構築済みなのだ

ちなみにこのE05R2は後継機種の2014Editionが発売されたことにより生産終了。

2014なんたらは無駄に3つの照射モードをつけた駄作から買わない方がいいよ。じゃあね!

2017-04-16

キリスト教圏の倫理観断罪されるのにウンザリしてる人も多いのではないかと思うので

使うなって言われるならともかくムラハチはむしろ歓迎されるのではないだろうか。

※ そもそもPawooユーザーが求めてるのは日本人(もしくはオタクカルチャー理解のある人)のみが使うtwitterパクリであってグローバルサービスじゃないし。Lineを見ればわかるように大半のユーザーにとってニーズドメスティックなところにしかない。

2017-04-03

入社式の日にブラック企業退職した17卒の話

2017年新卒の皆様におかれましては、就職おめでとうございます。私は今日会社を辞めた17卒です。

この文章

就活を真面目にやらなかった

コンプライアンス確認しなかった

③その結果ブラック企業入社して即退社

といった事について書かれており、あくま法律バットで戦ったりするような立派でタメになる話ではありません!

モデルケースとして斜め読みして頂ければ幸いです。

また、詳細について濁している部分もあり、全てが事実に基づくという保証は出来兼ねますのでご了承ください。

********

3月から早期入社して働いていたものの、内情の無茶苦茶から試用期間中退職電話で伝え、晴れて既卒となった。

無職の空は明るかった。私は今、何者でもない。

今聞いている、坂本慎太郎の「幽霊の気分で」という曲が身体に凄く馴染む。

2016年

何の考えも無しに空気に流されて就職活動を行ったところ、当然の如く落ちに落ち続ける。

人の話にも耳を貸さず、闇雲に動くことを勝手努力だと思い込んでいた。愚かだった。

秋口にようやく一つの会社から内定が出て、焦りと安堵から就活を完結させてしまう。

入った会社所謂B to B中小企業で、土日もあるしここならまあ大丈夫だろう、サラリーマン頑張るぞ、と高を括っていた。

大間違いだった。

まず、出社当日。社長マンツーマンで魂のメッセージを送られ1日目が終わる。

何かがおかしいけど、よくある心得の話だな!と思う。ほぼ定時で終了。

2日目、3日目、4日目、少しの勉強を含めた魂メッセージは4日で合計「39」時間。既に定時の概念崩壊し始める。

社会人残業なんて当然だとは思うけど、研修の段階でこれはおかしいのではと思う。

土曜日」に入社式新卒者は私一人のため、極めて簡素な形で終わり、すぐに会議が開始され、置いてけぼりになる。

からない事は聞くべき!とは思うものの、幾ら何でも説明研修が無さすぎる。

1日休んで次の週は、独りで10年前の名簿の整理と営業ルートリスト作成。終わらなければ仕事は帰れない!と言われ頑張る。

しかし、数千件のリスト整理なんて到底終わる筈がない。ここから8時〜9時コースに。

(終わったので帰ります、と言って帰った日に陰口が飛び交ったから気をつけた方がいいよ、と先輩に翌日伝え聞いた)

ディテールを書くと諸問題が発生し兼ねない為、ここについてはボカす。

しばらくこれを続ける内に、このままこの会社で一人前になったら殺されると思い、退職を決める。

2分ほどの電話で、それは呆気なく決まった。

淡々と、しか恨み節の効いたありがたいお言葉を頂戴して。

後は社員証と退職届を出せば、全て正式に終わりだ。

さて、今までこれを読み進めた方は、仕事の内容的には研修ゼロでは無いわけだし、ワンマン経営中小ならよくある事と考えられるかもしれない。

しかしこの会社

就業規則を見せてくれない(口頭でガーッと説明されるのみ、細かい点はボカされる)

マイナンバー年金保険、振込口座の提出が一切求められない

・裏紙に知らない人の履歴書などを使用

etc(込み入った話の為割愛)

と、コンプライアンス面がハチャメチャに崩壊していた。

給与形態も、みなし残業であることすら私は知らず、人から伝え聞いた。

逆に何の書類もないから逃げられる!とポジティブ退職を決められて良かった、とすら思う。

給与は貰えないかもしれないけれど、ダメ元で振込口座だけ退職届と合わせて送ってみることにする。

もっとも、最初から存在していない扱いを受けるかもしれないが。

タイムカード写真を同封してやろうかしら。

説明義務会社にあれど、確認不足は労働者責任でもあるだろう。

私はここまで来て初めて、自分の愚かさと就活重要さを痛感した。そして学習した。

既卒という不安な、茨の道に進むとしても、去年よりは間違いなく建設的な職探しが出来るだろう。

言わば「ブラック企業へのインターン」という戦場体験は良い勉強になったと思う。

こんな会社は恐らく星の数ほどあるだろうし、生活を考えると逃げられない人もいるだろう。

しかし、私のように特に枷が無い、もしくは枷がまだ緩い方は、今すぐに逃げ出すべきだと思う。今すぐ、今日にでも。

退職に辺り知識の糧となったネットの諸記事や、転職へのアドバイスをくれた多くの友人たち、そして決断を受けてくれた両親。

全てに感謝してズレた軌道修正するために頑張ろうと思う。

4月3日午前11時、ブラック企業天国日本によせて

2017-03-23

http://anond.hatelabo.jp/20170323053036

ノドグロミツオシエは蜂の巣を人間に知らせて採らせ、人間は蜜を手にして野鳥ハチの巣をもらう。

それぞれの要因は自己責任だが、自然システムとして共生が組み込まれている部分が人間にはあるから共生を選んだのでは。

ハチの巣そのものにしたって雄を飼い殺しにするとか超ブラックな代わりに、使い捨てるその日まで雄の面倒は見る社会だ。

極端なことをいえば、インフラ自己責任にされると凄く困る。

2017-03-10

常識って大事

赤塚不二夫さんは常識人じゃないとギャグは生み出せないと言ったという

嘉門達夫さんはちゃんと本家許可を得てから替え歌を歌った

一見ハチャメチャな人でも常識という土台があるから称賛される

常識があるからこそやっていいこと悪いことの境界線を見極められる

目立とうとしてハチャメチャな人の表層だけを見てマネしてると痛い目を見る

2017-03-06

次元から次元

V6の超新参ファンのぐだぐだと長い独り言です。

 

 

 前提として、私は元々アニメマンガゲームが大好きな所謂二次元のオタ。

 そんな私が一番ジャニーズ音楽を聴いてたのは小学校中学年〜中学1年生あたりで、ちょうどジャニーズドラマの主演・主題歌に抜擢されることが多かった時期。あと「学校へ行こう!」とかも見てた。

 その頃は見ていないと次の日学校話題についていけないタイプ番組のような認識もあって、もちろん楽しんで見ていたけどファンになるほどの熱意はなかったような感じがします。

 

 そのまま中学に上がって、二次元に目覚めてしまったので芸能人に対する興味は右肩下がり。

 頻度は減ったものテレビは見てました。でも、友人とはテレビ話題はめったにしてませんでした。

 というのも、中学に入ってから周囲にジャニオタの子が増えたんです。テレビ話題はそういう子達のグループがしてた記憶

 その子達の熱意はほんとにすごくて、もう別世界みたいで、ジャニーズってすごいんだな!とただただびっくりしてました。

  

 そういう趣味は完全に自分とは別世界という認識のまま大学生になったある日、昔見ていた「学校へ行こう!」が久しぶりに帰ってくるというのを知りました

 懐かしいなあ〜と思って見始めたんですけど、小学生の頃の記憶なので案外覚えていないことが多い上に見た期間もわりと短くて、かなり新鮮な気持ちでした。

 で、「V6ってこんなに面白いグループだったんだ」と思って、そこで少し気になり始めました。

 それまではV6といえば、「学校へ行こう!」の修学旅行とかブルーベリー狩りトレス動画をよく見るなあくらいの認識でした。

 

 それ以降、そういえば・・・と思う事が重なってきたんです。

 

 毎朝見ているあさイチイノッチが出ている。

 大河ドラマ、こないだ(当時)の主演岡田くんだった。

 当時観てた「喰いタン」「ランチの女王」にも出てて、「清盛」でかなり癖のある平時忠役やってたの森田くんだった。

 NHK手話番組、出てるの三宅くんだった。

 アメトークボーイスカウト芸人芸人じゃないのに出てるの長野くんだった。

 ディズニーで一番大好きなターザン主題歌日本語バージョン歌ってるの坂本くんだった。

 大好きだった「犬夜叉」も「ごくせん」も、第1シリーズ主題歌歌ってるのV6だった。

 

 学校へ行こう!記憶が強かったけど、実は個々での活動をよく見ていたし、曲だってけっこう小さい頃から馴染みがあったことに気づいたんです。

 

 個人的にはターザンFeel your bleezeのことを思い出した時の衝撃?が特に大きくて、俄然気になりだしました。

 

 とりあえずCDだ、と思ってSUPER Very bestを買って聴いてみたらもう全部好きでびっくりして、その勢いでグループについても調べたら私が生まれた年にデビューしていて二度びっくり。

 なのにバラエティともなるとあんなに面白いなんて、こんな魅力的な人達存在していたのかと。

 

 坂本くんの色っぽく伸びやかでどんな曲でもハマる全てを兼ね揃えた歌声

 イノッチの大らかで元気をくれる、心のこもった落ち着く歌声

 長野くんのしっとりと優しくて穏やかな気持ちにさせてくれる歌声

 森田くんの心地よく、キャラメルボイスと名付けた人は天才か!と思うような歌声

 三宅くんの一度聴いたら忘れられない、かわいい中に色気もある耳に残る歌声

 岡田くんのホッとするような、まっすぐな癒しと爽やかさに溢れる歌声

 

 更にトニセンならカッコイ大人代名詞か!と思わせてくれる色気と爽やかさの中に積み重ねてきた色々なものを感じさせる曲になるし、

 カミセンなら特徴的な3人の声質が抜群に効いたカカオ70%前後っぽいスイートビターなアイドル全開の曲になるし、

 それだけじゃなくどのコンビで組んでも本当に素敵な曲になるのがすごい。これ以上言葉がもう出てこない。

 

 ちょこちょこと他のCDDVDも揃えつつ、TV雑誌スケジュールもチェックして見て。FC社会人になったら入りたい。

 

 デビューして20年以上、同じメンバーでこれだけ高いクオリティの歌とダンスを続けているのってすごいことなんだ!と思います

 ダンスとか疎いけど、V6ダンスハチャメチャにかっこいい。何回でも見れる。

 もっと早くに生まれたかったとは言わないけど、もっと早くにこの魅力に気付けていれば・・・とかつて三次元に見向きもしなかった自分に後悔したり。

 元々乙女ゲーム好きだったし、ラブセンやってみたかった。

 

 大きな趣味だった二次元オタク活動しんどいことがあったり、将来のことでいろいろ悩んでいる時期にはまったのも大きかったかも。

 まだしっかり聴いていない曲もある身で言うのもあれなんですが、V6の曲って、世界とか愛とか壮大なことよりもっと身近な未来のこととか、そんな中での夢とか希望明日も頑張ってみようよ、と思わせるような楽曲が多いような気がするんです。

 それを聴いていると本当に勇気が湧いてくるし、「あ〜〜〜生きよう!!!」ってなります。助けられてます

 

 ROCK YOUR SOUL聴いてイライラをぶっ飛ばしたり、

 by your sideを聴いて脳内乙女ゲー原作アニメOP映像みたいなのを想像したり(乙女ゲーマーの業かもしれない)、

 「君君」や小さな恋のおはなしを聴きながら寝落ちしたり、

 誰とどこでどんな感情抱いていてもV6の曲を聴きつつ、

 まだまだファンになりたてなので、ファンの方の親切なブログを読んだりして色々教えてもらいながら、V6応援していきたいなと思う今日この頃でした。

http://anond.hatelabo.jp/20170305232229

自分集合住宅というもの自体が村の中にないような地域から出てきたせいかワンルームには適応できなかった

食べるのも寝るのもくつろぐのも同じ空間という状況で、過ごし方とか気分の切り替え方がわからなくなってあっという間に生活崩壊した

家と言うより効率的人間を格納する穴って感じで、なんだかハチの巣と重ねてしま

お金がないうちはクローゼットの中を第二の部屋として、そっちで本読んだりして誤魔化していた

2LDK引っ越したらだいぶ気持ちが楽になって過ごしやすくなったけど、今もやっぱり集合住宅の外観が苦手で、

自宅マンションの窓が並んでいる面を見ると気分が沈むからなるべく見ないようにしている

2017-02-27

小学校低学年の妹の誕生日クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児を買った親はマジでアホだったわ

その点クーポンがあるからというだけでスパドン2とSFCを同時にねだった俺は天才だった

ぼろいカラーテレビに親が配線してくれるのをわくわくしながら待ってた

しずむなんぱ船とどくどくタワーがめっちゃ嫌いだった

でもクラッシュエレベーターは大好きで何度もやってた

ロスとワールドがおそろしすぎて(難しすぎて、ではなく)タイヤジャングルしかクリアできなかった

アニマルランドクリアできる人が神に見えた

2面の剣のボスクリークの第二形態めっちゃ目の前にくるやつを間一髪でジャンプしてよけないといけないのが苦手だった

二面ボスなのに強すぎると思ってた

4面のでっかいハチがおっかけてくるランビといっしょもめっちゃきらいだった

4面のボスもめちゃくちゃつよくてくろうした

はちのはりに卵あてないといけないやつ

なれたらどってことないんだけどいかんせんスコークスの羽ばたきアクションとかがわずらわしすぎた

普通シューティングみたいに十字キー上下左右移動できたら簡単だったと思うけど

きりのもりもきらいだった

時間制限のあるくものすの足場で下に何もないところをわたっていくのがいやでいやでたまらなかった

らとリーにだいへんしんのステージBGM好きだった

2017-02-16

図書館の貸出ランキング

某市立図書館のが公開されてて面白かったので貼る。

わりと普通っぽいジャンル

歴史・伝記・地理旅行


社会教育民俗学軍事


アフィブログタイトルみたいになってるジャンル

総記哲学心理宗教言語


工業コンピュータ医学


家庭・手芸料理育児


それ科学じゃなくて図鑑じゃん

自然科学動植物産業


偏りすぎ

芸術スポーツ趣味


子供の本

2017-02-08

すげー事気づいたはwww

"ジュウ"オウジャー → "キュウ"レンジャー → 次は"ハチ"

やばくねwwwww?

気づいた俺やばくねwwwwww?

2017-02-02

過去わたしに言いたいこと

大学4年生。春から院生。専攻は言ったら特定されるくらいニッチな分野。日本語の関連論文探したらうちのゼミ卒業生名前ばっかり出てくる。バイトは2つしてる。春からは減らしたいけど。正直言えばもう今だって減らしたいけど。

これが現状。

学会の準備とか論文執筆とか(まだ慣れなくてひとつ文書くにもすごく時間をかけちゃう。早くたくさん書けるようになりたい)資格試験の準備とか(指定科目の単位を取れば受験資格がもらえるよ系のやつ。かっこいいから取るけど正直将来は履歴書資格欄を埋める以外の役には立たなさそう)、あと引越しの準備で非常に忙しい。これだけならまだマシなんだけどこれにバイトが2つ捻じ込まれてる。増田眺めてほーんとか言ってる場合じゃない。けど、どうしても論文以外の文章を書きたい気分だし書かなきゃずっと考えっぱなしになっちゃうから書く。

未就学時の幼いわたしへ。

きみはどうしようもないブスだ。親はブスと言いつつも可愛がっていいブランド服とか着せてくれるけど豚に真珠とはまさにこれ。馬子にも衣装とすら言えない。祖母は「整形すれば大丈夫よ」とか言う。大丈夫じゃねえよ。

でも、案ずるな。成長とともに自然にマシになるから。今だって美人とは言えないけど、平均的な女の子って感じの顔立ちにはなれてる。高校に上がる頃から親とかも「あんた可愛くなってきた?」みたいになるから。案ずるな。

それから、2歳の頃にあなた自主的公文に行きたいって言い出して親に通わせてもらってたけど、それはめちゃくちゃ英断。2歳でその英断ができるあなた神童。結局あなた高校2年くらいまでずっと公文を続けることになるし、そこで培った学力だけでなく、継続したという事実が今のわたしを形作っている。

でもな、将来の夢「りんご」って、お前りんごにはなれねえよ。椎名林檎だってまだデビューしてないだろ

小学生わたし

過去の一時期まで、わたしはずっと小学生の頃が人生ピークだと思っていた。そう思っていたくらい、小学生わたし生活は充実していた。そのまま元気に生きて。でもね、ピアノもっと楽しく弾いていいものだし、楽しく弾けるまでは苦しいけど、もうちょっと努力してもよかったんじゃないかな。あと、男の子もっと優しく接してあげなさい。かわいそうでしょ。噛んだりしちゃだめ。

中学生わたし

髪、伸ばした方が可愛い気がするよ。あともうちょい痩せろ。デブまではいかないけど、いや、やっぱデブかも。あと3kg落とすだけで大分よくなるよ。体育が苦手で辛かったね。高校に入ったら周りが似たり寄ったりの運動音痴だらけになって体育が楽しくなるからちょっとだけ我慢しな。

今になって思い返すとあなた友達ほとんどいなかったし、時々嫌がらせとかされたりしてうわぁって感じだけど、そのことで一切気に病むことなく、ひとりでも明るく生きてたのは本当にすごい。でも、授業中に授業内容を理解してるわけでもないくせに関係ない私語でギャーギャー騒いだり生意気な口を聞く子たちが本当に嫌いで心底死ねと思っていたよね。その嫌いな気持ち死ねと思う気持ち、口や行動に出すべきではないけど、でも、大切にしてね。そういう尖った感情も、成長につれて抜けてしまものひとつから。今、わたし偏差値でいうと10〜50くらいのアホな中学生の面倒を見るバイトをしてる。彼らはまさにあなたが嫌いな子たちと同じ雰囲気を纏っている。うるさい。でも、わたしはあの子たちが可愛くて仕方ない。年上の余裕ってやつかもしれないけど。ウザい死ねと本気で思えるのは今のうちだけだから、精一杯憎みなさい。

高校生わたしへ。

つらいことがあります。どうしようもないことです。でも、少しだけ。もう少しだけ、あなたに行動力があれば、同じ結果でもまだマシな気持ちになれたかもしれない。いずれにせよ、その出来事は避けられません。あなたはしばらくそれを引きずる。でも、あまり悲しみすぎないで。忘れないでいることは大事だけど、ずっと覚えていることはずっと悲しんでいることではない。あまりにも大きすぎて周りが見えなくなっているかもしれないけど、あなたの周りには素敵なもの楽しいことも溢れている。それも、忘れないで。セーラー服自転車に跨るのが楽しかったこととか。セーラー服自転車なんて、高校生ときしかできないサイコーキラキラしたやつだから、存分に走り抜けてね。坂道キツくてヒーヒー言ってると思うけど、まあそのうち慣れるよ。

あと、海辺は風が強くてすぐスカートがびゃーってなるから、ちゃんと中にスパッツなり短パンなり履きなさい。

あと、勉強、サボらないでよね。あなたのおかげで今のわたしハチャメチャ苦労しています。そんなんだから第一志望落ちるのよ。でも、あとでいろんな意味で落ちといてよかったって思うようになるから、それはそれでまあいっか。

大学に入ったばかりのわたしへ。

初めての一人暮らし、慣れないことだらけだろうとは思うけど、ちゃんと部屋の掃除とかしてね。第一志望ダメで後期滑り落ちてきたところに進学したからって、あんまり腐らないように。ここにも面白い学問がたくさん転がっています。やりたかったことへの道が閉ざされたからって盲目にならないように。そもそも道を閉ざしたのは己の勉強不足なんだし。

途中、突然鬱病になります。腕はずたずた、酒に溺れ、暗い部屋に一日中引きこもって動けなくなります。鬱になることは仕方ないとして(?)、現実的アドバイスをしておくと、剃刀とかカッターでのリスカはやめといたほうがいい。明らかにうわっリスカ痕じゃんみたいなのが残る。まあ時間が経てば綺麗になるけど、それでも近くで見たらまだわかっちゃう。じゃあ何ならいいのかっていうと、百均でノコギリ買ってきなさい。それで、ギコギコしちゃだめ。腕に叩きつけろ。簡単に流血するし、皮膚が切れるだけじゃなくて単純に打撲の衝撃も加わるからダメージは大きいけど、百均クオリティのおかげで傷は深くならないし、一つ一つの傷が小さい点だから治りが圧倒的に早い。治ったあとも綺麗。ノコギリを使いなさい。

そのうち、目が覚めます

自分自分人生主人公であることを思い出して、主人公らしく生きてください。

いいところとだめなところを挙げていったらだめなところのほうが多い人間ではあるけど、それでも、わたしあなたを愛しています。これからも愛し続けられることを望んでいます

2017-01-14

[]

今回は最近読んだ漫画からいくつかセレクト

まず最初。たーたんを読んだ。帯に"童貞×JC≒父娘?"っていうなぞの式が書かれてた。心ヒリヒリコメディと銘打っていある通り、笑えて面白いんだけど、どうしようもなく切ない気持ちにさせられる漫画に仕上がっていた。

ネタバレになるけれど、今作は血縁関係のない男女が父子家庭を演じている。そんでもって、その偽りの親子関係を続けようにも、とある理由によりあと一年関係を解消せざるを得ないことが提示されている。

切ないのが、その事実を知っているのが偽りの父親だけってところ。

赤ん坊のころからたーたんに育ててもらった娘は何も知らないし、関係性を疑ってもいない。母親のことも、自分を産んでからすぐ死んでしまったと聞かされているもんだから、ずっとそれを信じていた。

たーたんは何度も何度も真実を伝えようと思い至るんだけど、優柔不断で気弱なもんだから思春期を迎えた気難しい娘を前についつい口をつぐんでしまう。

加えて思春期になった娘は娘で、いろいろと想像して、母親は実は生きているんじゃないかとか、たーたんが情けないから逃げられてしまったんじゃないかとか思い始めてしまう。

全体を通して一方だけが破滅へと向かっていることを認識している、ある種のモラトリアムのような状況が描かれているわけなんだけど、何も知らない無垢普通少女と、お人好しで気が弱いけれど一人前にお父さんやってきた男性との交流が微笑ましいものから、余計と切なくなってしまう。

親権問題やら、都合のいい父親像やら、創作じみたところは結構ある気がするけれど、それらをあまり感じさせないのもすごい。

ちょいと前にはうさぎドロップが評判になり、その次には甘々と稲妻アニメになったけれど、今度はこのたーたんがくるかもしれない。

わきを固める登場人物についてのエピソードもいろいろありそうなので、今後とも目が離せない。

願わくば、表紙の二人が笑顔を浮かべる結末が読みたいです。

次。女房、きつね仕立てをよんだ。最近はやっている異種交流譚を扱った作品表題作短編三作からなる単行本だけど、人外との恋愛要素がほとんどないのが特徴的だった。

ところどころに挟まれギャグ最近表現っぽいなって思う。なんて表現すればいいのか。とにかくそれっぽい。

加えてなんだか絵が少女漫画っぽくなかった。いや少女漫画なんだけどレーベルが違う。アスカなんかみたいに、男性陣がアクション冒険なんかをするレーベルの絵柄っぽく感じられた。

総じてケモノたちが可愛らしかった。キュッキュて短編結構ブラックジョークが効いてると思ったし、ぬしさまの不気味な存在感も素敵だった。

次。第七女子会彷徨の十巻を読んだ。まずもって今までもいろんなことをやってきた漫画だったけど、最後最後までメタやらクトゥルフっぽいのやらハチャメチャにやり切った漫画だった。

一つ一つのエピソードに描かれているギミックなり表現手法なりがころころ変わるので、連作集なんだけど短編集のようにも読める作品だったと思う。

一応一巻から読み直してみるとあれがこうなってそれがどうなるのか新しい発見ができそう。ただ結構読者を突き放して突き進む漫画なので、いまは気が乗らないかなあ。

とにもかくにも完結おめでとうございます

次、うちのクラス女子ヤバいの一巻と二巻を読んだ。確かにヤバかった。でも、ものすごく微妙なヤバさだった。中には強烈にヤバいのもあるけど、そこまで重大な事件にならないのがゆるい。

そこらへんの塩梅が作者の特色なんだと思う。食べた人の記憶を一日分だけ消すおにぎりとか、イライラすると手のひらが軟体生物化してしまうのとか、ヤバいけど影響はそれなりだった。

むろん過去にはそれらの能力を強化しようとしていたらしき描写もあって、今後どう展開するのかがきになるところではあるのだけれど、

個人的に、二巻のかわいいものを見るとぬいぐるみになってしま女の子の話と、困ると体の周りに花が咲いてしま女の子の話がよかった。

一巻にある心身の同一性問題を抱えているような人物の描き方や、二巻の終わり方なんかも緩さの中に確かな芯がある感じがして素敵。続きが楽しみです。

それはそれとして、タニス・リーの死の王を読み始めたんだけど、闇の公子を読んでいないことに途中で気がついて結構後悔した。

明確なつながりがあるのか定かじゃないけれど、やっぱり刊行された順番に読みたい。よって死の王は少し読書を中断し、闇の公子を先に読破することにする。

平らかなりし地球物語は、ほかに第三集と第四集と外伝があるみたいだけど、入手が困難なのだそう。面白いのかなあ。全部集めて読みたいなあ。

2017-01-13

へぇあんたもナナって言うんだ

あっしはハチ!よろしくな!

2017-01-08

Yahoo!トピックスのタイトルにある法則を見つけた

去年ころ

Yahoo!ホームトピックスを眺めていると、川柳のように五-七-五となっているタイトルがあった。

当初はたまたま語呂がはまったのだろうと流していたのだが、その後も定期的に川柳タイトルに遭遇するようになった。

なんだか気になり出したので、今年に入ってチェックすることにし、約一週間たったところで確信した。

意図的川柳タイトルタイトルを五-七-五としてある記事)は存在すると。

その例を以下に記す。

除夜の鐘 昼間にしたら客急増」

初詣ベビーカー自粛 なぜ要請

ハチ駆除で自宅焼失 賠償命令

羽生三冠 三浦九段の復帰願う」

自民市議 歓楽街で「城調査」」

「ここ危険?兵庫職員アプリ開発」

旭化成 メキシコ進出見直しも」

水俣病 補償の減額図るメモ

JALに聞く 航空ダイヤ作成法」

これらがこの年末から本日までにつけられた川柳タイトルである。一日約1~2本の記事だろうか。

しかしたら中の人も誰かに気づいてもらいたいとか思っていたりするのだろうか?はたまた本当に偶然で意図など無かったりするのか?などと妄想しつつ、川の流れのごとく更新されていくYahoo!トピックから川柳タイトルとなっている記事を見つけるのが密かな楽しみとなったのである

2017-01-02

[] #11-1「バトルアンドファイト

主題歌:「ファイティングジャストコーズ」

歌:ポリティカルフィクションズ 作詞マーク・ジョン・スティーブ 作曲:サトウスズキ

俺は生まれ変われる 現世での生活は忘れよう

ゲームみたいなシステム ステータスウィンドウもある

この二次元過酷 だけど俺はスゴイ奴なので

独特のパワーがある いい装備も用意してある

努力もするし 強くなるための環境がある

仲間はとても頼れる 頼れなくても私があなたを守ります

俺がスゴイ奴なので 実は仲間いらないかもしれない

そうは言っても 俺を褒めてくれるから仲間だ

ヴァリアブルブル! オリジナル


敵は明らかに嫌な奴 政治的にもよくない

絶対こらしめてやる 溜飲を下げさせてやるぜ

心配するな 私には正当な理由があります

俺を好きになってくれ フラグだけでもいいか

俺を嫌いにならないでくれ 愚かな言動は控えるから 

ハチャメチャしてるぜ ですが誤解しないで

コンプライアンス範疇で ですよ

ヴァリアブルブル! オリジナル

ユーマ・フォーリング・ホーーーーーース......


「ユーマ・フォーリング・ホーーーーーース!」

弟がテンションを高くして観ているのは『ヴァリアブルオリジナル』というアニメだ。

雰囲気は如何にも子供騙ししか見えないが、意外にも大人気のようだ。

特にこのアニメモチーフにしたカードゲームは、世界大会が開かれるほどの熱狂ぶりで、弟もその住人らしい。

弟に対して俺はというと、内心冷めた目で静観していた。

他人趣味を腐すつもりはないが、俺はこういうジャンルに明るくないか理解に苦しむのだ。

『私は姫……女王がいないけど、ピーチ姫だってそうでしょ……』

「あれ、CMいつもと違う」

『新パック、“剣姫スミロドン”登場! ベリーマッチグレートレアクアドラプルスペシャルクラスが合体!』

「うおお! 何これ、初耳なんだけど!? アニメにもまだ登場してないじゃんか」

切り札はこの袋の中に~切り札じゃないかもしれないけれど~たくさん買えば~いつか~きっと~』

畜生、発売と同時に宣伝するタイプか! 今すぐ買いに行かなきゃ!」

アニメは観なくていいのか?」

ネット配信もあるから大丈夫。行こうぜ兄貴!」

「何で俺も行かなきゃいけないんだよ」

「購入に年齢制限があるんだよ!」

この時、母はメンテナンス中で動けず、父は必要な機材の準備で手が離せなかった。

仕方なく、俺は渋々と弟についていくことにした。

子供向けのはずなのに、その子供は買うのが制限されているってのも奇妙な話だと思ったが、まあ金のかかる趣味には往々にしてあることなのだろう。

やれやれ……付いてはいくが、くれぐれも節度を持って買えよ、と」

出かける前に、テレビの電源をオフにしておかなければ。

『後悔するかもしれないけれど~買ったのは君の意志から~』

「……」

(#11-2へ続く)

2016-12-30

倉庫番ケンちゃんの耳の冒険音楽担当冨田勲

倉庫番ケンちゃんの耳の冒険

乗用車で出かける用事があったので

その間に聴取したけど

そんなに価値ある再放送だったとは?!

知らなかったです。

音楽が素晴らしいってことで、わたくしは

すじに注目していたので

なんかハチャメチャってしか

感じなかった。

2016-12-12

俵万智思想テロリストのそれと同じ

よく中東テロしてるじゃん? 一般的テロ要件は、

* 政治的主張

* 不特定多数への攻撃

の2つがあって、この2つがセットで行われる暴力行為を我々はテロと呼んでいる。

不特定多数への攻撃はなるべくインパクトのある方がいいのでアルカイダ飛行機貿易センタービルにぶつけたりしたが、

日本では爆殺や無差別殺人は難しいので「日本死ね」と脅すぐらいしか出来ないけど平和な国ではそれでもインパクトはある。

そういうインパクトに載せて自分の主張を通そうとする行為はまぎれもなくテロである

https://twitter.com/tawara_machi?ref_src=twsrc%5Etfw

死ね」が、いい言葉だなんて私も思わない。でも、その毒が、ハチの一刺しのように効いて、
待機児童問題の深刻さを投げかけた。世の中を動かした。
そこには言葉の力がありました。お母さんが、こんな言葉を遣わなくていい社会になってほしいし、
日本という国も日本語も、心から愛しています

上記は俵万智Twitterだが、これは紛れもなくテロリスト思考と同一であり、

「俺はお前を殴るが殴られたお前が反省して何が悪いかは考えろ」と言って殴るDV夫とまったく同じである

2016-10-31

売られた喧嘩を買うのはバカ

コイツ喧嘩売られたんですけどってそれとなく伝えて周りの力でソイツをムラハチにするのが正解

2016-10-04

一本でも人参

二足でもサンダル

さんそうでもヨット

四粒でもごましお

・・・でもロケット

六話でも七面鳥

七匹でもハチ

法堂でもくじら

きゅうはいでもジュース

じゅっこでも いちご

2016-09-25

聲の形」見たのでおすすめする

はじめに

公式の書き方や、巷で燃えてる情報だとどんなところが魅力なのか分かりづらいなと思ったので

見るかどうか迷ってる人に向けて

どういうところが面白かったかなど書きます

 

ある程度あらすじを書かないと正直何も言えないので

導入部分だけネタバレします(いじめあたり)

 

もちろん大事な部分はネタバレしませんが

情報ゼロで見たい人は読まないようにしてください

 

ちなみに原作は読んでいません、あと私はおっさんです

  

全体的な感想ネタバレ無し)

正直予想を遥かに超える良い作品でした

Key作品を手掛けていたときのような京アニ彷彿とさせます

キャラの繊細な心理描写が、鼻に付かない程度に上手く表現されていて

一冊の小説を読んだかのような読了感を覚えました

 

テーマも非常に面白いです

一般的物語というのは人と人の関係によって生じるものが多いですが

この作品は「いじめっ子いじめられっ子障害者)」です

このような加害者被害者という関係性の作品は無いこともないですが、ここまで真正から

アプローチして面白くできていることに驚きました

まるで新しい味のラーメンを食べたときのような、「なんだこれ、旨いな」感がありました

 

原作シナリオ大分改良を重ねられているらしく、映画もできすぎているくらいによくできています

特に登場人物の心の変遷が面白いです

 

おすすめできる視聴者層ネタバレ無し)

この話は、もし小説だったなら学校図書室に置いてありそうな話です

なので、老若男女問わずおすすめできると思います

 

もちろん、もっとハチャメチャな展開を希望する人にはおすすめできませんし

小学生には難しいかもしれません

 

導入部分のあらすじ(ネタバレ

物語主人公石田将也が自殺を図る意味深なシーンからまり

そもそもなぜそうなったか小学校時代に遡ります

 

石田は小6の頃、元々粗暴なガキ大将タイプ少年でした。

どのクラスにも一人はいるような悪ガキですが、割りとクラスに溶け込んでいました。

 

そのクラス聴覚障害者西宮硝子が転校してきます

障害を持った児童普通学級に入ることはままありますが、様々な要因により、このクラスではうまく行きませんでした。

やる気のない教師。陰口を叩く女子。やがてそれはエスカレートしていき、明確にいじめに発展していきます

 

石田も、何を考えているかからないような彼女に対して「気持ち悪い」と思うようになり

途中からはいじめ筆頭として直接手を下すような存在となっていきました。

 

しかし、補聴器を何個も紛失させるなど度が過ぎたため、ほどなくしていじめがバレます

そしてクラスメイトはその罪を全て石田に負わせました。

それどころか、今度は仲の良かったクラスメイト石田いじめターゲットとするようになります

 

母親にもバレ、大金を弁償するという苦い思いをする石田

その石田に、いじめられていた西宮けが優しくしようとします。

しかしその行為理解できず、石田さら西宮に辛くあたるのでした。

 

そのまま何も解決せず、西宮は転校してしまます

 

石田は小6から高3まで「いじめっ子から近づかない方がいい」という理由いじめられます

それによってか、西宮硝子に対して行った罪の重さを自覚し、結果すっかり自己否定人間不信のような鬱屈した人間と変貌します。

人の顔すらまともに見れなくなった石田は耐えられなくなり、母親が払った弁償金をバイトで稼ぎ、そのまま死ぬつもりでいました。

 

そんな中、石田は通っていた手話教室で5年ぶりに西宮硝子と再開します。

果たして2人はどうなってしまうのか!

 

※ここまでが導入部分で、こっからスタートだと思います

おさえておきたいポイント

要点

 

疑問

これらが分かったとき、私は「いい作品だ」と思いました

その後の展開は?

 

石田西宮クラスメイトを中心に展開しま

 

個人的面白いと思った点

 

石田とともに罪悪感を覚える

最初石田○ねとしか思いませんが、いつの間にか感情移入していきます

すると西宮とどうなろうが、必ず罪悪感がつきまとい、優しい行動にすら違和感を覚えていきます

「俺なんかが話していいのか」「嫌がっていないか」「喜んでもらうにはどうすればいいのか」

そんな感情ラブストーリーで感じるものに少し似ていますが、罪の意識が強い分、別の何かです

喩えるならヤマアラシジレンマでしょうか(エヴァネタ

このモヤモヤ感は是非味わってほしいです

 

登場人物の変遷が面白い

西宮という存在によって、登場人物が思い悩みます

そして西宮自身も思い悩みます

 

そのどうしようもない中で、状況だけが変わっていきます

その登場人物の心情や状況がどんどん変遷していく過程面白いです

  

小学校時代西宮登場前と後、高校時代西宮登場前と後と、フェーズが多く

その上家族まで関わってくるため、なかなかに層の厚い話に仕上がっています

 

登場人物の配置

周りの登場人物が、いじめ筆頭から部外者まで連綿と配置されているところも面白いです

現実でも問題の中心に近い人だけが存在するわけではありません

西宮と他の者、石田と他の者の距離感一定ではないのですが、そのことで良いテイストが出ていると思います

  

加害者被害者

加害者被害者というテーマは実際のところ非常に難しいです

バランスを欠くとどちらかにご都合的になったり、ダレたり、気持ち悪さが残ります

でもこの作品はそういう灰汁が出てないんですよね

 

永束くん

永束くん

 

おわりに

聲の形はいいぞ

 

2016-08-29

働きたくないので野宿生活してまーす その1

その2はコチラ http://anond.hatelabo.jp/20160905104520


いわゆるひとつホームレスです。

お金も底をついてきたので、いっちょ何か書いて面白がってくれた方からマネーを頂戴したくネカフェでカタカタしております

それにしても最近ネカフェは安いですねえ。何と12時間1000円ですよ、1000円。

まあ安いといっても残り全財産3分の1なのですが。とほほ。


さて、何を書いたら皆さんに楽しんでもらえるのかなあ。

一日の生活スケジュールとか書いてみよう、そうしよう。


朝。

ここ最近は川沿いの土手で寝ております

そこは高速道路が20メートル上空ぐらいを走ってる場所でもありまして、雨よけもバッチリ

3日に2日ぐらいの割合夜釣り人が付近にやってくるのが問題といえば問題なのですが、お互い無関心な感じでいけてます

で、朝なんですが、ダイソーで買った100円の目覚まし時計が5時に鳴ります

「あー、寝たなー」とか「朝の川って綺麗ねー」とかぼやーっと考えながらアラームを止めて、そこから軽く30分ぐらい二度寝

5時を過ぎると川沿いウォーキングおじさん達が出没するので本当は5時に起きたいのですが、一向に通報される様子もないので舐めきって二度寝ちゃうマン、ここに参上

でまあ5時半ぐらいに今度こそ起きて、パパっと身支度を整えます

パジャマ代わりのパーカーと長ズボンを脱ぎ、Tシャツパンツを洗ってあるものと換え、短パンを穿きます

いわゆる夏のTシャツパンスタイルです。ぶっちゃけ早朝にこのカッコはわりと寒い

それから寝床であるビニールシート&薄手の毛布をヒラヒラさせて土を払って原付メットインしまます

そうこうしているうちに、かるーく便意をもよおしてくるので近場のコンビニにレッツゴー。

コンビニには、タオルを一枚首に巻いて入店します。体を拭くためです。

いかにも「ランニング中にトイレに行きたくなりましてね」風を装ってはいるのですが、原付でやってきてるので装えてはいない気がします。

まあ気にせずトイレに入り、手洗い場でタオルを濡らし、体をゴシゴシと拭きます

週に2回のペースで銭湯に行ってはいるのですが、ゆーても週2でしかお風呂に入らない人なので念入りにそこはやっております

あ、便意も解消しとかないと。うん、今日もよく出たなあオイ。(何故かリアルタイム風)

そのあとは、朝7時に食料館があくイオンまで行き、原付を停めます

6時ごろには結構な数の自転車バイクが停まっているので、あまり悪目立ちしてないといいなーと思っています

まあリュックと大きめのショルダーバックがギチギチに足置き場にネットで固定されてる原付なんて目立ってしょうがない気はするのですが。

で、そのまま原付放置して、8時ぐらいまでラジオ片手に近所をブラブラします。

生島ヒロシさん今日テンション高いなー」とか「お、今日は晴れるのかー洗濯日和だなー」とか「武田鉄矢さん相変わらず空回ってるな(真顔)」とか、そんな感じで。

からイラっとしたい人、「武田鉄也 今朝の3枚おろし」まじオススメです。

んでまあ、8時頃にイオン入店し(7時ジャストに入ると悪目立ちしそうだから)、豆腐を一丁購入。「あ、お箸つけてください」の一言も忘れずに。

ここでショルダーバックから取り出しますは緬つゆ。緬つゆでございます

僕は無類の緬つゆ好きでして、大体何でも緬つゆつけて食ってさえいれば幸せ人間なのです。

豆腐パックご飯納豆に緬つゆドバー。ちょっと贅沢したいときにはイオン内にあるお寿司屋さんの鯖の煮付け弁当(お昼の2時にいけば値引きで300円)を食べる。

大体こんな感じの食生活で回しております弁当に入ってるだしまき玉子、マジ味わい深いんだよなあ。でも今の僕にはちょいと高嶺の花なんだよなあ。

また食べたいので皆さんお金ください(ダイレクトマーケティング

そして9時になるとお楽しみタイムが到来します。

天才横山雄二の「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」が始まるのです。

この生活を始めるまで、こんなに「いっちゃってる」人の存在を知らなかったとは迂闊の一言であります

びっくりして調べてみると、深夜ラジオ帝王伊集院光さんも受賞したことがあるギャラクシー賞ラジオ界で最も権威のある賞)を獲ってたり何だかんだと有名な方みたいで。

平成ラヂオバラエティごぜん様さま、本当にマジおすすめです。今朝の3枚おろしとは真逆意味で。

で、そんな天才横山の軽快過ぎるトークを聴きながら洗濯します。

3枚のTシャツトランクスを着まわしているので二日に一回洗濯をしなければならないのです。

最初は「3枚だから三日にいっぺん洗濯してるんだな」と思っていたのですが、どうも妙に洗濯する回数が多いので日記をつけたら二日に一回してました。

それぐらいのアホの子です。よろしくお願いします。おいといて。

洗濯は近くの公園でしてます石鹸と洗い物をビニール袋に入れてテクテクと歩いていきます

みんなのトイレ(スペースのでかい例のトイレ)を少しお借りして、手洗い場にシャツパンツ石鹸をほおりこんでジャブジャブと洗います

何回か水を替え、まあいいかと思ったらすすいでギュッと絞ってハイ終了です。

あとは公園の近くにある秘密の干し場所にゴー。そして図書館が閉まるまで放置プレイです。

そう、洗濯が終わってしばらく天才横山の声を聴いていると、図書館が開く10時になるのです。

あとはイヤホンしたままマンガ読んだり雑誌読んだりネット借りたり(一回30分)して、図書館が閉まる5時を待ちます

んで5時になったら洗濯もの回収してー、イオン電子レンジパックご飯チンして納豆ご飯食べてー、あ、納豆イオン冷蔵ロッカーしまっております

一日で納豆3パックを食べるのは中々大変なので、1、2パックは持ち帰り、つまり翌日まで常温保存になってしまうのですが気にせず次の日も食べております

で、納豆ご飯を食べて余は満足じゃ、したあとはイオン内の古本屋さんにいって座り読みします。

そう、ソファーがあるナイス古本屋さんなのです。

野宿生活をするにあたって重視しているのは、いかに疲れないか、の一点にありまして。

なので出来るだけ座りたいですし、バックパッカーのように荷物を持ち歩きたくもありません。

最初普通にリュックを背負ってショルダーバックを肩にかけて移動していたのですが、「アカン、これ疲れるやつや!」と気付いたときから荷物原付に縛って放置デフォになりました。

まあこれが盗まれない盗まれない。ニホンチアンイイクニ、コレホントウ。

そして話は戻りまして、9時前になったら古本屋さんのスピーカーから蛍の光が流れてきますので、じゃあぼちぼち帰るか、と原付で川沿いの土手の寝床に戻って、一日終了でございます


どんなもんでしたでしょうか。

少しでも面白がって頂けたなら幸いなのですが、うーん、どうなんですかねえ。

もしお金を頂けたなら、週に一回月曜日、こんな感じで野宿生活レポートをしていきたいと思います

ここに「その2」へのリンクを貼りますので、チェックしていただけたらなーと。

まあ誰にも読まれずに野垂れ死にしてる可能性が遥かに高いのですが。

それでは一応振り込み先を。ではでは、できればまた。



ゆうちょ口座以外の金融機関口座からのお振込み

銀行名:ゆうちょ銀行

金融機関コード:9900

店番:438

預金種目:普通

店名:四三八 店(ヨンサンハチ店)

口座番号:6341006

ゆうちょ口座からのお振込み

記号:14330

番号:63410061

2016-08-07

シン・ゴジラ見た。

 テンポはとてもいいんだけど、細かいところが気になっちゃって、今一つ嵌れなかった。

  •  話の構造がポケ戦みたいで、「このコロニーはいいところだな、チャーリー」的なシーンもあったけど、正直ポケ戦のほうがよかった。話のテーマが違うから難癖だけど。でも、「核」がありうることは、聞かされる前に自分たち話題にすべきでは…と思ってしまう。
  •  凝固剤とか、経口で効く理由がわからない。常に出血しているような描写は「効きそう」に思ってもらうためなんだろうけど、それでも露出しているところにしか効かない気がする。あと、嘔吐反射で吐き出しそう。
  • 「進化している」とか「完全生物」とか、ジョジョなら許せるんだけど…ゴジラだと眉間に皺がよっちゃう不思議。尾頭さんには「進化でなくて変態です」「原子力微生物が既存の生き物のhoxを発生過程に流用したと思われます」…って言ってほしかった。

 

 まあそうはいっても、正直なところ「原子力(微)生物」ってどんな描写にしたらいいのか想像つかない…。

 自分で考えようとすると、「原子力」抜きでエメリッヒ版みたいな「ありそう路線」になってしまう。











↓こんな感じ

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グリーンランドバイキング居住地の遺跡。逆叉の骨が大量に散らばる中に、奇妙な足跡が発見される。

氷河期の巨獣たちが生き残っていたのか? バイキングは何のために逆叉を、危険を冒してまで捕っていたのか?

…訝る学者達。

(生き物としての逆叉の凄さが語られる)


そのころのカナダ

逆叉の「聖地」で、鯨類の研究……特に、逆叉の「会話」を傍受・研究してきた海洋学者が、パニックを起こしていた。


「とにかく、様子が尋常じゃないんだ!」

…と、報道記者やDFO、さらにNOAAへ必死にアピールするが、禄にとりあってもらえない。


「減ってるって言うけど、ここから移動したのかもしれないでしょ」

「オルカに迫る危機…って線なら良いと思いますが、”人類への脅威”みたいな言い方は疑問ですね。恐れながら、入れ込みすぎでは?」

「オルカと人類を同一視しておられる様に見えますよ。」


しかし、すぐに。「北大西洋では、逆叉の個体数は急速に減少している」との見解を、別の科学者も示す。

明らかに何らかの異変が起きている。学会NGOなどに緊張が走るなか、さらに身近なところで事件が起きる。海洋娯楽施設「マリナワールド」のスターである逆叉達が。一匹、また一匹と、痕跡も残さずに飼育プールから「消えて」いってるというではないか。


通報を受け、マリナワールドに張り込むTV局や警察の目前で。10m以上に及ぶ“何か“が「突入」してきて、最後の逆叉が瞬時に両断される。その様子や、警察ライトに驚いて?凄まじいスピードで逃げる「何か」の不明瞭な映像が放映された。

こいつは一体何だ? いったいどうやって海水導入溝の多段鉄柵を越えているのか? 全世界の注目を集め、前後まっぷたつにされた逆叉や現場の遺留物から、様々な「正体予想」が氾濫する状況に。

そして、報道・学者・環境保護団体「シー・リカオン」などが州軍とともに詰めかけるのをあざ笑うかのように、100km以上南にある別のマリナワールドが襲撃される。今度は一夜にして12尾の逆叉を全滅させ…たのみならず、施設の大規模な損壊・火災行方不明者を出す事態。


キラー・ホエールキラー、州軍迎撃陣の裏をかく!」

「KWK、ヒトの味を覚えたか?」

 騒動が大きくなって、最初海洋学者に再びスポットがあたるが…。

「頭おかしくなっていたんだ、きっとそうだ…だって、ありえないんだ!」

「どういうことです、あなたは何を見たんです?」

「うぁあっ…勘弁してくれ!」


幸いというのか、北米の犠牲はそこまでであった。

今度は、西南アフリカ…。とあるマグロ漁船が、環境保護団体シー・リカオンのIUU監視阻止船「MYキャニー・ロデル」からの逃走中に突然、沈み始めたのである。余りに速く沈んでいき、誰も浮かび上がってこない。

マリナワールドからは余りに遠く、KWKと結びつける材料もなかったので、現地国家「G国」海軍に対鑑武装を疑われるMYキャニー・ロデルの乗組員たち。調査で乗り込んできた軍人たちの目前で、軍艦のほうが襲われる。船尾の舵が壊されたのち、水中から飛び出して甲板に跳び乗ってきた”それ”は、あの特徴的な背鰭と禍々しい皮膚を備えていた。

「あれは?…あの、KWKじゃないのか?……しかも、脚があるぞ!」


軍人達は銃撃を浴びせるが殆ど利いてない。シー・リカオン側の船長は、とっさにMYキャニー・ロデルの封印装備…「爆発電気銛」を使い、KWKを追い払う。そうこの船は、嘗てノルウェー捕鯨船だったのだ。シー・リカオンとして決して使ってはならない装備を……苦悩する船長。


そのころ、マリナワールド遺留品を調査していた学者達は驚くべき事実を突き止めていた。DNA解析によれば、KWKに最も近縁な生き物は、鯨類だというのである

(昔は鯨にも脚や頸があった、現世の鯨類からン万年前に分岐した…などの蘊蓄が語られる)


「KWKの正体は鯨類と判明。即ち、キラー・ホエールキラー・ホエール!

「ゴンドウ・クジラ類にもっとも近いとされたことから、米NOAAは”ゴジラ”と命名。」

「遺留物の分析から、ゴジラの表皮や背鰭には鯨類が放つ声…音波を吸収ないし散乱させる性質があると判明した。つまり、逆叉はゴジラの待ち伏せを探知することができない。おそらくはソナーも…」

ゴジラは待ち伏せ型の捕食者であり、ゼロダッシュの加速は凄まじいものがある。」

「頭部の唾液腺のような器官からは、着火性のある炭化水素類を噴出できると思われる…!」


一気に情報が溢れるなか、口をつぐんでいた海洋学者までが、

「あのとき私が見たのは、陸へ打ち上げられるオルカ…を追って、このゴジラも上がってきて。オルカをあの後脚で押さえつけて、前足から飛び出したナイフで……おおぉお!」


さて当のG国では、EEZ内でも出没するゴジラ正規漁船が入漁を見合わせるなど損失が拡大、洒落にならなくなってきた。他国の組織からの介入を強く牽制するが、ゴジラに対応できる改装を行うこともままならない。

一方、シー・リカオンに対しては、G海軍と密漁対策で連携していた経緯から、またKWKが野生動物と判明したことから、G国政府はさらなる協力を求めてくる。

しかし、結果的にせよ”鯨類”に銛を向けてしまったMYキャニー・ロデルは、船長も乗組員も動揺が激しく、身動きがとれない状態であった。


一方。

極東の「鯨類研究所」は、ゴジラを”害鯨”と認定、「調査捕鯨に乗り出す」と公表。インド洋上の捕鯨船「シンニチマル」が、喜望峰を回って大西洋に入る。衛星の合成開口レーダーで同船の動きを追うシー・リカオン。シンニチマルは、かつて南氷洋でぶつかり合い、MYキャニー・ロデルに癒えない傷を追わせた仇敵である

しかし。G国が箝口令を強いているため、シンニチマルは、ゴジラがどうやって軍艦を航行不能に陥れているか知らない。


そんな中でG国は、シー・リカオン新造IUU阻止高速船「オーシャン・ハチェット」の派遣を正式に要請した。

ゴジラはヒトを”密漁”しているのです。それで十分ではないでしょうか? それに、貴団体新造鑑には色々”特殊な装備”があると伺います。殺処分なら時間をかければ私達でも、あるいはシンニチマルでもできるかもしれませんが…」


実は、G国は。ゴジラを公海などへ追い出してシンニチマルにしとめられるよりも、EEZ内で”確保”するのが望ましいと考えていた。

CBD名古屋議定書に基づき、ゴジラを”遺伝資源”として研究・収益化をもくろむであろうグローバル企業達を呼び寄せ「公正かつ衡平な利益配分」を受けられる、「ゴジラ遺伝資源ライセンサー」としての地位を確固たるものにするのだ。米国などで確保した断片程度の”遺伝資源”よりも、生きているほうが価値が高い。そのためにもシー・リカオンは利用できる、と。


そんなG国の本音を知らないまま。G国沖EEZへと急ぐオーシャン・ハチェットは、ゴジラ捕獲」の任務を果たせるのか?





その少し後。

G国沖、公海上に停泊するシンニチマルを後目に、海軍のヘリに先導され、EEZへ入ることを許されたオーシャン・ハチェットであったが……そのあとを巨大な影が追ってきた。シー・リカオン側がそれに気づいたのは、G国の港湾に入った後であった。

もう、ゴジラに追われていた?…身構える乗組員。既に接岸していた同船が、回頭できなくなるほど近くまで、巨体が寄ってきている。

しかし、「ピヨオウアッ!」…という鳴き声で甲板の緊張が解け、興奮へと変わった。


「オルカだよ!本当に大きい…すごい…」

それは20mにもなるかという巨大な逆叉。シー・リカオン等では、通常の逆叉が子供サイズに見える望遠写真で有名な個体だ。頭頂部にも、目の後ろのアイパッチと似た白い紋様があるため、「三ツ目」というコードが与えられている。


「三ツ目が、一頭だけ?」

「南から、シンニチマルを追ってか?あいつら、オルカの群に何かしたのか?」


北から来たオーシャン・ハチェットについてきた筈はないから、ある意味当然の発想であったが。レーダーの履歴は、シンニチマルが脇目もふらずにやって来たことを示していた。


「ウオイヨ、ニアァーウイウッ、プペラポポ~」

「やたらとアピールするな…」

「野生のオルカが一頭で港へ来て、こういうのって…とっても珍しいですよね」

「やっぱり、ゴジラのことじゃないですか?」


最後の質問をしたのは、同船に同乗していた記者である。既にG国のモバイル通信網を経由して、映像の送信を開始していた。

そのわずか5分後。記者スマホに着信があった。例の海洋学者からである


『三ツ目が来てますよね?』

「もうキャッチですか…!」あきれる記者

『これ、見せられますか?』


海洋学者は、G国検閲済みゴジラ画像のプリントを抱えている。甲板に大型ディスプレイが引き出され、大写しにして、色を少しずつ調整していくと…


「パアアアアアアア!!!」と、すごい大声。


「ほんとかよ。」

「ほら、そうでしょう?」

『発音や解析の環境も一式用意していますので、画像を併用すればある程度通じるかと』

「え、ここでやるの?」

『ここまで積極的ですから、成功率高いと思います』


港へ出てきたG国政府の面々も、この状況に驚いたものの。三ツ目がゴジラと接触したがっていることを、すぐ納得した。


「何で、勝手に探さないんだ?」

一言入れてから、ということなんじゃ?」

『”わたしが囮をやる”と言ってますね…戦闘態勢に入ったオルカには手出ししてこないから、と。』

「何だ、古馴染みなのか?」

『大昔からのつきあいで、協定のようなものがあるそうです。それを破ったのだと。』

「あれだけ狼藉働けば、そうだろう…というか異種間のコミュニケーション、初めてじゃないんだ?」

『北のオルカはエコロケーションに頼りすぎ、だそうです。』

「あの。そういうの、貴方の見解ではないでしょうね?」


こんな感じで。ディスプレイの中から、図版を沢山抱えた海洋学者が色々言うのに、誰もが半信半疑になりつつ。ともかく大逆叉の意向にそって「作戦」を組み立てることになった。


翌日。MYキャニー・ロデルが舷側に大布を吊し、そこに仮病の三ツ目を「収納」して、囮の役割を担う。かなり距離をとって、「ゴジラ対策」を施したオーシャン・ハチェットと海軍巡視艇2隻が追っていく。誘いを掛けるために、三ツ目は自らの血液までも提供した。


ゴジラ巡視艇の後方から現れた。急拵えの「枠」に阻まれて舵を壊せなかったものの、舷側に前脚を掛けて甲板に飛び乗ってきて、自重でロールを抑える。もう一隻のほうの甲板に軍人達が現れ、速度を落として併走しながら銃撃を加え始める。ゴジラは音もなく跳躍するが、足場になった側の船は強烈にロールしてひっくり返った。

ゴジラは、もう一隻の舳先に「着地」したかと思うと、そのまま海へ走り抜ける。その反動で急激な回頭が生じ、底を見せた一隻目に激突。軍人達も海に落ち、海軍は脱落を余儀なくされた。


「あれ、助けなくていいのですか?」と記者

ある意味、予想通りだろう。後方から救助が来るので、こちらは海岸に沿って遠ざかった方がいい。」

『もう外してくれ、だそうです。』

三ツ目の鼻先、海上すれすれにあるディスプレイの中で海洋学者が「通訳」した。一旦リリースすれば、意志疎通は難しくなるだろう。


「き、来たぞ…?…来たぞォオ!!」

「保護布を巻き上げつつ、全速で離脱!」

三ツ目の巨体が音もなく沈み、MYキャニー・ロデルの起こした波だけが広がっていく。


「どうなりましたか?」

「あれ…?」


三ツ目の役割は疲れさせるだけ、の筈だが。水中で決着がついてしまったのか?…と全員が思い始めたとき、もつれあった巨大な塊が海面から飛び出したのは…


「あんな後ろで!」

ハチェット、無視されてるぞ…」

「というか、さっきの軍のほうに向かってる?」

大口叩いてたけど、馬乗りされてなかったか?三ツ目。」


オーシャン・ハチェットは、搭載の無人デバイス類を離鑑させていたが、標的に「無視」されてしまったので回頭を始めていた。


「三ツ目に戻ってくるよう伝えられないか?」

「もう無理だろう」

「こっちに誘導してくれないと、まずいぞ?」


実際、流され続ける巡視艇は公海に近づいていた。ゴジラはその「障害物」を巧みに利用して、三ツ目と渡り合っている様子である巡視艇の乗員は救命具でひとかたまりになって、二体の闘争から距離をとっていた。

そして、それを観測しているのはシー・リカオンだけではない。全体が白っぽい大型船の操舵室でも、どよめきが広がっていた。


「わざわざ足場を作ってあげてるとは…」

「何とやりあってるんだ、ゴジラさんは?」

「あれ、鯱じゃないか?」

「あんなおおきい鯱がいるかよ!」

「上を飛んでいるのは何だ?どうぶつ団の連中のか?」


既に公海上であり、シンニチマルが接近していた。乗員達があわただしく動き、捕鯨砲の準備を行っている。

その鑑影を見て、シー・リカオン側に殺気が走った。


「シンニチマル!シンニチマル接近!」

「こっちくんな、ポーチャー。」

「雷落としてやれ!」

冗談でも止めろ。裁判にいくら掛かったかと…」


オーシャン・ハチェットから操られる飛行ドローンフリゲートバード」は上空で落雷装置を吊り下げたまま、ゴジラの疲れを待っている。同じく潜水ドローンバスケットスター」も特殊装備「ハイドロメデューサ」を解放するチャンスを伺っていたが、目まぐるしく移り変わる二体の戦いに手を出す隙がない。

そこへ、速度を上げたシンニチマルが突進してきた。


「ああ、下がってくれ!」

「無理だ!手を出すなぁ!」

…と、若干芝居がかった嘆き声が響きわたるMYキャニー・ロデル船内。公海に出たので、例の記者がTV中継を開始したためだ。シンニチマルへの罵声は(なるべく)控えている。


「いやぁ、下がりませんとも。」

情報戦だなあ。うちも南アに寄って記者でも乗せればよかったかな?」

「よしましょうよ。」

…と、余裕を見せるシンニチマル側では、少し前に”クーデター”が起きていた。

 共倒れを狙い待機する方針を打ち出した砲手長が、大逆叉に畏敬の念を抱いていることを、若手の乗員達に見抜かれたのだ。

 鯨研の「情報戦」に晒されて育った世代にとって、鯨類へ「食品」や「天然資源」以上の評価を与えようとするのは許し難い裏切りであった。

 そして「鯱」はある意味、シー・リカオン象徴であった。この状況は、シー・リカオンが逆叉を操っているようにも、逆叉がシー・リカオンを操っているようにも見える。

 ゴジラと大逆叉。どちらに銛が刺さっても別に問題はなかろう?…この方針に反対する「年寄り」達は、船底の一室に軟禁されることとなった。


 迷いの無くなったシンニチマルが急速に二体へ接近する。三ツ目は深度をとっているのか、ゴジラはひっくり返った巡視艇の側で小休止している。

 絶好のチャンスに食らいつこうとするシンニチマルは、ゴジラを挑発しようと高度を下げていたフリゲートバード直下に入ってしまい、軽く「落雷」を食らってしまう。落ちた先がライトニングロッドではなかったため、諸々のシステムが停止し行動不能になったところをゴジラに襲われ、舵を破壊されてしまうシンニチマル。


「邪魔をするから!」

「いや、チャンスだ…シンニチマルの向こう側へ”手”を掛けようとする筈。急げ!」

バスケットスター、ハイドロメデューサをパージします!」


 これまでのゴジラの船舶襲撃パターンから、先を読んだ指示が乱れ飛ぶ。水中ドローンから無数の「浮き袋」が密集状態で放たれた。膨らみながら急速に浮上していく。ゴジラ側の選択肢を制限し、空中ドローンの「雷」を当てやすくするのだ。しかし…この状況では、またシンニチマルの側へ落ちるかもしれない。


 しかも、ゴジラは先程の「落雷」をちゃんと見ていた。舷側から上がろうとせず、上方を警戒して、すぐ潜行しようとする。そこにハイドロメデューサが、相互に繋がった無数の「浮き袋」が浮き上がってきた。このまま押し上げられるとまずい…そう判断したのか、ゴジラはシンニチマルを蹴って距離をとろうとした。


「今だ。」「落雷機、投下ァ!!」


 フリゲートバードは、ゴジラの進行方向をふさぐように落雷機を落下させる。着水間際に相当なショックが走る筈…しかしその所要時間を見切り、逆に加速するゴジラ


「全速かけろ!ハチェット!」

「嗚呼これは…間に合わない…」

「光った!落ちたのか?」

ゴジラ、頭を出したぞ!」

「畜生…」


 MYキャニー・ロデルに広がる落胆の呻き声は、途中から歓喜の驚きに変わる。


「あそこ、三ツ目が!」

ゴジラ、様子がおかしいぞ?」

「痺れてるな…うまく泳げてない」

クリックアタック、食らわせたのか!」

「ぶちあてろ…ハチェット!!」


 三ツ目が発射した「超クリック音」を、まともに食らってよろめいたところへ、突進してきたオーシャン・ハチェットに激突されて気絶、水面を漂うゴジラ。象用の麻酔弾を打ち込んだうえ、二艘トロールで回収するG国。

 航行不能になった船舶も曳航されていく。無人デバイス2機を帰投させ、落雷機やハイドロメデューサも回収して後を追うオーシャン・ハチェット。海軍巡視艇の乗員を全て救助し、最後尾を勤めるMYキャニー・ロデル。

 資源探査用の大型トレーラーが用意され、クレーンで載せられて、ガリバー-in-リリパット状態に縛り付けられるゴジラ軍用車両に前後を固められ、首都へ向け搬送されていく。

 港から見送る、三ツ目とシー・リカオン達。


「三ツ目たちとしては、本当は引き渡して欲しいんだよな?」

『ヒトの領域なので無理強いはできない、と言ってます。』

「随分ものわかりがいいな?」

『ヒトのルールでやってほしい、と』

「…え、何を?」

実力行使でない、争い…の解決?』

「は…?」

もしかして、裁判?…してほしいのか?」

「オルカが、訴訟を提起しましたよ…」

「ええ~?今、中継してませんよ。嗚呼、しくじったぁ。」

「待ってくれ、それだと俺たちも当事者になるんじゃ?」

「そうだろうな。お誂え向きにも、全員そろっている。」

「シンニチマルもか?」

「公海上だったろ?…どこで裁判やるんだ。」

『協定違反を罰するときは、両方の種族?…の代表がいないとダメ、と言ってます。』

「三ツ目が代表者なのか?」

ゴジラ側の代表がいないじゃない。」

『既に呼びかけをしている、だそうです。』

「はー。貴方も、こっち来た方が良くない?」

 


逆叉側に訴訟提起の意向があることは、翌日シー・リカオンの本部からG国へ伝えられた。しかし、G国が原告をやるとしても、ゴジラを被告として認めることは、被告の「不法行為地」が国外であることだけでなく、CBD名古屋議定書でいう遺伝資源にゴジラは該当しない…と解釈する余地が生じる。だから、環境NPOの間では「G国は認めないだろう」という予想が大半であった。それに…


「そもそも、都合が良すぎんだよ。」

何となく馴染めない朝食を頂きながら、シンニチマルの乗員も、この話題に乗ってきていた。港のシー・リカオン達とは離れて、首都ホテルを提供されており、軟禁されていた砲手長たちとも合流していたが、後者のグループは「大使館へ行かなくては」「修理の手配とかあるから」と早々に外出、ホテルの朝食には出てきていない。


「何の都合?大鯱の側は八つ裂きにしたいの我慢してるんだろ?」

「あれは、シー・リカオンが飼い慣らした鯱だろうが。普通そう思うぞ?」

「あんなでかいの、どうやって連れてきたんだ?」

「鯱の言ったふりをして、どうぶつ団が訴訟をしたがってる?何でだ?」

「だから、人間の通り魔とかと同じ扱いにしてやりたいんだろ?」

「なるほどな、ゴジラが鯨だからか。シー・リカオンの都合で訴訟をするというわけだ。」


オーシャン・ハチェットの甲板で、朝食をとっていたシー・リカオン達の間でも。


「本部が乗っかるとは…」

「でも、確かに。よく考えると、うちとして他に選択肢がないな。いかに暴れたとして野生動物。G国の”財産”を収穫してあげました、というわけにもいくまい。オルカ側の権利主張も無碍にできないしな。」

「でも、この構図まずくありませんか?」と記者

「なんで?」

最初から、裁判をしたがっていたのはシー・リカオンだ…という話になりはしないかと。オルカの言うこととは信じられないでしょうから。」

「え?…だって、あの”通訳”はうちじゃないぞ?」

「そうだったんですか?でも、外から見れば一緒でしょ?」

「……」

「………。」

「あれ、急に無口に?何でです?何か、あるんですよね~」

「それはそうと。三ツ目の奴、ええかっこしいじゃねえ?」

「…何でです?」

「若いオルカの素行の悪さ。うちにいるとよく聞くだろ。ちょっとしたギャングみたいだって。あいつらがルールとやらに従ってると思うか?相応の罰をもらってると?絶対そんなことない。」

「異種族を尊重するように見せて、足下?はボロボロだと。」

「他のオルカも、ゴジラの扱いを聞いたら頭にくる奴もいるんじゃね?」

「まあ、そのあたりも含めて人間ぽいところだな…」

「オルカのことはまあ。それより、シンニチマルに感謝の意を示すというのがな…どうなっちゃったの本部は?」

「”ゴジラによるIUU”を協力して阻止した…という理屈らしいぞ。」

「でも、シンニチマルが自ら”囮”になってくれなかったら、捕獲できなかったろうからな。確かに、そのあたりが落としどころだろう。」

「それにしてもG国の方は…”ゴジラ遺伝資源”ときたか。」


シー・リカオンの本部はともかく、MYキャニー・ロデルやオーシャン・ハチェットなど現場側は、G国の目当てが「遺伝資源」の権利であると思っていなかったので、まんまと利用されたのが非常にこたえていて、その点でも裁判をやる方に傾いていた。


意外なことに、G国は裁判を認めるという。

要は、国際社会が納得するまで、ゴジラ処分を控えるということらしい。


三ツ目の側は、個別傷害事件ではなく、あくまで「国家」として訴訟をすることを主張。「協定」に基づいてゴジラ側に呼びかけを行っているとのこと。


『一ヶ月前からだそうですね』

マリナワールドが襲われる前からか…」

『今は裁判の場所を伝えるように、あちこちの…ハブ?…に交代で赴いてるとのことですが、まだ接触できてないようです』

「そのまま接触できないと、どうなるんだ?」

『協定では…30日間応答がなければ、代表者抜きでやれるようになってる、と言ってますね』

「ふーん、じゃもうできるのか。」


港にて三ツ目との会見を行うG国大統領。

「貴殿、オルカの国を代表しているというお話ですが、その証拠はありますかな?」

『お見せしても良いが貴殿の許しが要る、と言ってます。』

「?…かまわんとも。」


海洋学者が自前のシステムで了承の意を水中音声にした瞬間、見えない影が沖合にすっ飛んでいったような…

「何だ?今の。」「忍者オルカ?」


待たされて苛つき始める大統領。三ツ目に厳しいことを言おうとした瞬間、海面に異変が生じる。無数の三角形が海上でひしめきあっている。鳴き声などはいっさい無く、黒い体に波の音すら黙らされる。静寂が、かえって恐ろしい。


しばらく絶句していた大統領


「すごい…数……ですな。」

『ほんの一部、だそうです。公海で待機している者たちの。』

「なんと、EEZの境界がわかると?……まあ、いいでしょう。国連などの見解も同じだといいですな。」


 そのころ、大使館へ来たシンニチマル船長から電話で報告を受けている鯨研内では、現場よりも強い危機感が生じていた。


ゴジラから、訴えられるかも…ということで?」

「そんなのはどうでもいい!公海上のことだ。訴えられても、受理しなければいい。」

「では、何が?」

ゴジラでも鯱でも、訴訟の当事者になれるとなれば…どうなる?」

「あっ…!」

「我々は終わりだよ。すぐにUNCLOS加盟国筋へ働きかけねばなるまい…」

「しかし、あの…ITLOS行きは避けられても、ICJのほうへ来たらどうなるんで…」

「うるさいぃ!!」


結果から言うと、鯨研側の心配は杞憂に終わった。「通訳である海洋学者が”失踪”したのである。おそらく原因はスキャンダル。シー・リカオン海洋学者との過去の因縁がネットニュースで「暴露」されたのだ。

金銭のつながり等ではなく、その真逆。大学で研究予算や優秀な学生達を奪われたのどうので、かなり争った過去があり、今でも犬猿の仲だというのだ。


「有名な話だと思ってたんだが…昔のことだからな。」

「知りませんよ。でも、道理で…いくら誘っても、来てくれなかったわけです。」

「というか、よく今まで協力してくれたなあ。」

「うちじゃなくて、”三ツ目に”協力してたんだろ。」

「まあ、オルカ達には、ヒトのシス

2016-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20160801164511

新宿地下街の片隅にある毒の沼地に沈んでいるラーの鏡を使うと真実の姿が見えるよ。

ハチコーを鏡に映してみるといいよ。

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