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はてなキーワード: 宇宙とは

2024-11-01

嫁のおっぱいが好きだ。

もう本当に神が作りたもう最高傑作

おっぱいは大きいのも素晴らしく、また控えめなのも素晴らしいが持論だったのに、精神ねじ曲げられてしまった。

サイズはDとEの中間くらいで、形としてはミロのヴィーナスにとてもよく似てるんだけど、もう少し乳首が前を向いてて、そこが素晴らしい。

風呂入る前とか、こないだまで暑かったのでしばらく観察させてもらったり、讃美の詩を詠ったりさせてもらってた。

少し恥ずかしそうにへへんと胸を張ると乳が少し上を向いて、それも大変に趣深い。

これから冬になって厚着になると寂しいが、冬眠から目覚める春まで我慢をしよう。

AVでそれこそ千以上の乳を見たのだけど、これほどまでに完璧フォルムと頭輪房比率は嫁以外で出会たことはない。

むろん触り心地も素晴らしい。

軽く反発するのだけど、十分にやわらかく指が潜る。本当になんなんだ。どう言う物質でできているのだろうか。

味はもちろん無味であるが、体臭ラクトン系の甘い香りが味を錯覚させる。俺も錯覚する。

あー。好きで好きだ。

嫁のおっぱい宇宙で一番好きだ。

2024-10-31

虫の正体って知ってる?

虫って、よく見ると何かおかしいと思わない?

あの妙な姿かたち、異様な動き。

なんであんデザインになってるのか、不思議なんだよね。

カブトムシトンボみたいにちょっとカッコいい系もいれば、ゴキブリムカデみたいに生理的に受けつけない系もいる。

なんでこんな多種多様なのか。誰が考えたんだって感じ。

さらに調べると、昆虫の生態ってまだわかってないことだらけなんだよ。

たとえば、ミツバチの「ワグルダンス」っていう踊りで情報を伝える行動、どこでそんな技術を覚えたのかも不明だし、何百キロも離れた場所からわず巣に帰ってくるカブトムシの帰巣本能とか、どうやって道を覚えてるのか、いまだに謎。

近年だとカマキリが星を使ってナビゲートしてるって話も出てきたけど、それもまだよくわかってないらしい。

そんな感じで不思議すぎるから昆虫先祖宇宙からやってきたんじゃないか?って説もあるんだって。これは「パンスペルミア説」と言って、昔、隕石に紛れて地球に来た微生物進化して、今の虫になったんじゃないかって考え方。

SFみたいだけど、地球にない化学物質昆虫から見つかったりもしてるから、信じたくなる話なんだ。

とにかくまぁ、虫ってのは不思議存在なんだよ。

———

時は23世紀。技術が発達して、未来人たちは過去に行くための方法を見つけた。

とはいえ歴史を変えるリスクがあるから普通に人間過去に行くのは絶対禁止されてる。

けど「過去を見てみたい!」って気持ちは止められないじゃん?そこで考え出されたのが、過去地球に「遠隔操作ドローン」を送り込むというアイデア

そのドローンが何かっていうと、そう、実は「昆虫」なんだよ。

昆虫は、未来技術で作られた高性能のタイムマシンみたいなもんで、カメラセンサーが内蔵されてて、未来の人たちはそれを通して過去風景を観察できる。

普通ドローンだと、当時の地球環境や人間にバレるリスクが高すぎるけど、虫の姿をしていれば、誰も怪しむことな地球上を自由に飛び回れるんだ。

虫の中には特殊プログラムがあって、記録した映像情報未来に送り返すようになってる。

から、たとえばアリが一直線に行列を作るのも、ハチダンスを踊るのも、実は未来の人が「どうせ過去に行くなら秩序ある行動を見せたい」っていう趣味のせいだったりする。

アリたちはせっせと働いているように見えて、実はあれは単にプログラム通りに動いてるだけ。

まり昆虫の謎めいた行動や生態の数々も、全部未来の人たちの手の中にあるってわけ。

そう考えると、ちょっと虫を見る目も変わるよね。

今、君の肩に止まってるそのハエも、もしかしたら未来人が操縦してるのかもしれないし、君の行動をこっそり観察してるのかもしれない

anond:20241031192415

場合によっては結構緊急事態だぜ。一週間ウンチでなくて単純性イレウスで亡くなった人もいる。

最後に摘便を試みたけどコンクリのように固くなってビクともしなかったらしい。

やばかったら病院を頼るんや。下剤とか、ごく稀ならウォシュレットのお湯を大腸に入れるのもアリかも知れない(小腸まで到達すると普段無菌の小腸汚染されて過敏性腸症候群になる、常時下痢不安に悩まされて急行に乗れなくなる辛い病気)(追記小腸まで行かずとも習慣化するとおそらく蠕動運動などの排便能力が落ちる)。

程度がさほどでもないなら、重力が味方になる。宇宙空間便秘になりがちなのはウンチの重量が効かなくなるため。ウンチは重さで落ちていく。重さを活かすんだ。水分多めにとって運動するのが良い。

ランドスケープ空間構造人間原理の制約

まず、超弦理論におけるランドスケープ空間を高次元多様体 M と仮定し、その点 v ∈ M が観測可能物理真空状態を定める。

真空 v には物理パラメータベクトル λ(v) ∈ R^n が付随し、宇宙の諸定数および構造(カラビ-ヤウ多様体の形状、膜の巻き込みパラメータ等)を特徴づける。

人間原理によって、観測者の存在可能となる真空状態を唯一選択することを数学的に表現するため、次のような制約集合を定義する:

M_H = { v ∈ M | Φ(λ(v)) = 0 },

ここで、Φ: R^n → R は観測者の存在必要物理的条件を反映する制約関数である

したがって、Φ(λ(v)) = 0 なる条件を満たす v が人間原理に適合する唯一の状態とみなされる。

制約集合の構造位相的制約

ランドスケープ空間 M 内において、制約集合 M_H ⊆ M の構造重要である

ここで、M_H が単一の点 v_* に収束する場合人間原理確率的ではなく決定論的に唯一の宇宙 v_* を選択する。

この一意性は次の数理的要請によって確保される:

1. 収束の一意性:制約集合 M_H が単一の極大成分 {v_*} を含む。

2. 位相的閉性:M_H がランドスケープ空間 M において位相的に閉であること。

このような位相構造を持つことで、観測者の存在条件はランドスケープ全体における唯一の解 v_* を定めることができ、これによって観測可能宇宙が一意に決まる。

制約充足問題としての形式

ランドスケープ空間 M 内で観測存在可能真空状態が唯一の解 v_* に収束することを示すため、制約充足問題として以下の条件を考える:

∃ ! v_* ∈ M such that Φ(λ(v_*)) = 0.

この解の一意性条件に基づき、ランドスケープ空間上で観測者の存在可能真空が他にないことを保障する。さらに、制約充足の観点から、Φ がランドスケープ空間において単調減少的または収束性質を持つと仮定することにより、真空状態が唯一の極小点に収束し、ランドスケープの大規模な空間人間原理の下で自動的に一意の宇宙 v_* へと選ばれる。

結論: 確率的要素を排した人間原理による一意な選択

このようにして、ランドスケープ空間 M は観測存在の制約 Φ(λ(v)) = 0 によって一意の真空 v_* を選択することができる。

この解は確率論を伴わずに、人間原理自然に一意な観測可能宇宙 v_* のみを選択するという決定論的なモデル提供する。

このモデルでは、ランドスケープ可能多様性が、観測者の存在条件という数学的制約により唯一の解へと集約される構造を持つ。

2024-10-30

[]スワンプラン問題

超弦理論は膨大な数の宇宙予言するが、そのうち、実は多くの不整合パラメータ集合があるというもの

ベジータ 肛門ブラックホールになってしま

ベジータ肛門ブラックホールになってしまった。お前の肉棒でふさでくれ。頼むカカロット

悟空ベジータ !でぇじょうぶか!お前、良い病院しってるぞ!」

ベジータ 「本当なんだ。このままでは地球が危ない。カカロット、頼む。」

悟空ベジータ !水飲め!これで落ち着くはずだ」

ベジータ 「ひょおおおおっ!?カカロット!もうすぐ肛門決壊する。そうすれば地球が危ない。頼む。」

悟空ベジータ !今病院電話する!妄想はやめるんだ!」

びゅおおおおおおおお

ベジータ!?しまった!もう限界だ!」

悟空「す、吸い込まれる!ベジータ !おめぇマジで肛門ブラックホールなのか!」

王様悟空ーーーーーーっベジータアナル宇宙が滅びてしまうぞーーーーっ気を付けろーーーーっ」

2024-10-29

スタートレック(全938話)史上、最も重要エピソード10選

anond:20241012181121

スタートレック現在正式名はスター・トレック)は50年の歴史があるうえに、1話完結のエピソードが多い。シリーズの入門ガイド意味もこめてやってみた。

はてな界隈スタートレック全話追っかけてる人は少ないだろうし、シリアスファンはてななんて見てないだろうから自分価値基準で好き勝手書かせてもらう。

すごく偏ってると思う人もいるだろう。私もそう思う。海外のこの手のランキングでは常連エピソードも入ってない。思うところがあれば、ぜひ書いてほしい。

なお、全938話は2024年9月末時点での話で、10月から『ローワー・デッキ』の新シーズンが始まったので話数はまた増えている。

アンドロイドのめざめ』 (The Offspring) 新スター・トレックTNG)第3シーズン16話 / 1990年

スタートレックSFドラマとして最も輝きを放つのは、銀河存在する人間以外の存在を通じて、人間とは何かを描くときだ。それはあらゆるSF作品共通の魅力でもあるが。

本作は人間に造られたアンドロイドデータが、自らの子孫を造ろうとする物語AIの子供との「ファーストコンタクト」を通じて、子供を持つということが、個人にとって、種にとってどういうことなのかが描かれる。

本作には、派手なアクションシーンもSFXもない。しかし、その物語は喜びとユーモア発見に満ち溢れ、重い悲劇として幕を閉じる。それは家族を描くキャラクター劇であり、SFであり、力強い人間ドラマだ。

最もスタートレックらしい一篇は何かと言われたらこれを推す。

ゴリラ惑星』 (The Galileo Seven) 宇宙大作戦TNG)第1シーズン13話 / 1967年

スタートレック立ち上げ最初の年に、スタートレックらしさというものを決定づけた重要な一篇。怪生物の住む惑星に不時着したクルー脱出するために取る行動を描く。

スタートレックの原型は西部劇(幌馬車劇)と言われるが、これはまさにインディアンに囲まれた幌馬車の設定を宇宙にしたもの

しかポイントは、主役がミスタースポックであるという点。感情がなく論理で動くヴァルカン人(と地球人ダブルである彼は、助かるために論理に従うか、あるいは……。

本作は異星人の視点人間感情と理性の葛藤を描き、このモチーフは以降繰り返されることとなる。また作品シャトルのセットを導入し、物語舞台を増やした一作でもある。

過去から来た新兵器』 (The Slaver Weapon) まんが宇宙大作戦TAS)第1シーズン14話 / 1973年

宇宙大作戦打ち切り後、少々品質を落としたアニメ継続となった本シリーズだが、名作はいくつかあった。しかし本エピソードちょっと違う視点で選出している。

これ、実はラリィ・ニーヴンというSF小説家が書いた『ノウン・スペース』というSF小説群のにある短編の一つを、そのまんま映像化しているのだ。出てくる異星人も借りてきたもの

ニーヴンを知る人も少なくなっただろうが、アシモフハインラインの後の世代で、ハード科学設定とエンタメとしての面白さを融合した作品を書き、SF界の潮流を作った人と言える。

本作は、スタートレック世界観が他作品をまるごと呑み込んでも成立しうる、緩く、包容力のあるものだと示した。ローワーデッキハチャメチャコメディスタイル可能になったのも、ある意味この作品のおかげ。

『恐怖のコンピューター M-5』 (The Ultimate Computer) 宇宙大作戦TOS)第2シーズン24話 / 1968年

宇宙大作戦にはTV史上初めて白人黒人とのキスシーンを描いた『キロナイドの魔力』という記念碑作品があるが、人種問題を深く描いた作品というと、こちらを推したい。

黒人天才科学者が自らの知能と感情を転写し開発した自動航行AI。それに船を委ね、演習に参加したエンタープライズだが、AIは次第に狂いだす。

本作のAIは自らの判断絶対の自信を持ち、誤りを認めようとしない。博士AI擁護し、次第に我を失っていく……と言うプロット

AIの恐怖を描いた先進性はともかく、本作が人種問題作品であることは、日本に生きる我々には少々理解が難しい。

この物語暗喩するのは、飛び抜けた能力社会から評価を受け、地位を得たマイノリティの苦しみだ。常に完璧を求められ、ひとつの失敗で社会から振り落とされてしまう、隠れた差別を描いている。

この複雑な問題1968年TVドラマに持ち込んだことこそ、評価されるべきだと思う。

『恐怖の宇宙時間連続体』(Cause And Effect) 新スタートレックTNG)第5シーズン18話 / 1992年

タイムループもの」といえば誰もが1作ぐらい頭に浮かぶだろう。映画『恋はデ・ジャ・ヴ』など様々な傑作がある。

しかし、それらの作品の多くは、「なぜ」タイムループが起きるのかを説明しない。なぜか寝て起きるとループしてたり、なぜか恋が成就するとループを抜けたり……。

スタトレ世界タイムループを描いた本作が優れているのは、その「なぜ」が明確に定義されており、それを解決することが物語目的になっている点だ。

突如として起こる反物質爆発で時空ループが生成されると、キャラ達は過去に戻される(都合よく前のループ記憶を保持したりしない)。

そこから毎回、艦のクルーたちは僅かな違和感から少しずつ状況を理解し、「なぜ」かを探り、回避するための答えに近づいていく。

ご都合主義的な「ふしぎな現象」はなく、戦うべき悪役もいない。ハードSF的な状況で、知力に頼ってロジカル物語を進めていく。しかしこれが最高に面白いのだ!

舞台は艦のセットのみ、登場人物レギュラーのみというミニマル作品だが、スタートレックSF性、センス・オブ・ワンダー代表する1作だと思う。

『終わりなきはじまり』(What You Leave Behind) スタートレックディープスペースナインDS9)第7シーズン25-26話 / 1999年

スタートレックフランチャイズ化は、TNGによるリバイバルを経て実質このDS9から始まった。いままでと違ったスタトレを作ろうという意欲に富んでおり、非常に作家性の強いシリーズだ。

未知の世界を訪れる宇宙船でなく、未知の存在が訪れる宇宙ステーションを舞台とし、全7シーズンの後半では巨大な宇宙戦争を連作として描いた。最近の『ディスカバリー』などのシリーズも、本シリーズがなければ成立しなかった。

その総決算と言うべきこのシリーズ最終話は、単体で観るとなると評価が難しいが、173話の積み重ねの末の1話としてみると、ずっしりとしたものが心に残る。

DS9シリーズで初めて黒人俳優を主役とし、戦争犯罪植民地主義のもたらす被害ストレートに描き、舞台となる異星の宗教と重ね合わせることで人間信仰心をも題材にした。

更には、「これは一人の狂った黒人の観た夢なのではないか……」というメタレベル視点すら取り入れ、多様な視点と重層的な葛藤、その先にある善とは何かを描こうとした。

シリーズに長く付き合うことでもたらさせる重い感動を体験してほしい。

『遠隔起源説』(Distant Origin) スタートレックヴォイジャーVOY)第3シーズン23話 / 1997年

ヴォイジャーハードSF的な物語よりも、キャラクターの成長やモラルに焦点を当てた傑作が多いが、敢えてSF的なセンス・オブ・ワンダーに満ちた本作を推す。

ネタバレしてしまうが、これは「恐竜人類」の物語であり、「ガリレオ・ガリレイ」の物語だ。

遥か昔に宇宙に出て進化したある種の恐竜と、銀河の反対で出会ってしまった宇宙ヴォイジャー。それを、なんと恐竜人類側の視点で描く。

故郷の星に、自分たちとは異なる知的種族がいたという事実を知った科学者の知的興奮と、その発見社会から拒絶され、迫害される恐怖。

SFの根幹である科学のもの主題にし、人間科学関係性に向き合った、ひとつの到達点。深い感動をもたらしてくれる傑作だと思う。

『命と人生』(Life, itself) スター・トレックディスカバリーDIS) 第5シーズン10話 / 2024

スタートレックエンタープライズ』以降停止したTVシリーズを、配信に適した連続フォーマットで復活させ、『ピカード』などのシリーズの端緒になった『ディスカバリー』の最終話

連続劇で見せるスタトレにはまだ課題が多く、特にディスカバリーシーズン4,5、ピカードシーズン2などは間延びして物語の行先がわかりづらいという批判があった。

しかし、それらの連続劇も、最終話に来ると、そこまで迷走していたテーマが急にシャンと鮮明になり、ああ、なるほどこういうことだったのか、という感動をもたらす。

特にエピソードディスカバリーグランドフィナーレとなるだけあって、描かれるものも壮大だ。銀河知的生命発祥の謎を求めて行われるトレック(旅)である

しかしその結末、謎は解明されることはない。その代わりに提示されるのは、「真実を求めるトレック」とは何なのか、という命題だ。

それは生きること、そのものである

『The Devourer of All Things, Part II』(日本タイトル未定) スター・トレックプロディジー(PRO)第2シーズン10話 / 2024年

スター・ウォーズマーヴェル作品ガンダムのような複数作品ひとつ歴史を形作るシリーズの楽しみは、クロスオーバー、そして「設定の穴が埋まる瞬間」だろう。

子供向けのCGIアニメシリーズとして作られた最新作であるプロディジーは、この設定の穴埋めを、他のどんな作品よりも見事にやって見せた。

新スタートレックヴォイジャーディスカバリーピカードなどの実写作品の設定を少しずつ掬い上げ、時に大胆にプロットに取り込んで、独立して楽しめる作品になっている。

その頂点がこのエピソードだ。シリーズを通じてのマクガフィンであったヴォイジャーキャラクター、チャコテイの姿が見えた時は、その絵だけで感涙してしまった。

実にオタク的な楽しみだが、フランチャイズ作品に長く付き合ってきたものけが味わえる、究極の悦楽がここにある。

プロディジー日本語版は、2024年10月時点では製作されていない。英語版だけならNetflixで子アカウントを作り、基本言語を「English」」に設定することで観られる。

両性具有ジェナイ人』(The Outcast) 新スタートレックTNG)第5シーズン17話 / 1992年

はっきり言ってシナリオの全体的な完成度は高いとは言えない。その質についても、表現手法についても注文の付く作品であるしかしどうしても外すことができない一篇がこれ。

1960年代宇宙大作戦人種性別による差別のない理想世界を描いたスタートレックは、1990年代になりその理想のほころびを正直に描くように変化した。

本作で暗喩されるのは、性的マイノリティの直面する差別であり、同時に女性の権利でもある。

物語では、両性具有種族の星に生まれた「女性」が、女性であると言うだけで罪とされ、矯正を施されようとする。

それは90年代に入るまで見過ごされてきた同性愛者への差別と、「治療」という名の暴力告発である

矯正の場へと連れていかれる彼女最後に、法廷の場で叫ぶ。「私は女だ!」と。

自らの性を自らの物として誇れない、自由に語ることもできない、あらゆる属性の、抑圧された人々の叫びが、そこに込められている。

新スタートレック日本吹き替えは名優揃いで品質が高いが、これだけは英語版で観てほしい。その叫びは、魂の演技だ。


以上。すげー長くなっちゃいました。誰も読んでくれないかな。

今回入れていないランキング定番としては、タイムトラベルの古典的傑作『危険過去への旅』(TOS)や、エミー賞ノミネートされた世界もっと儚いロケット打ち上げシーンが見られる傑作『超時空惑星カターン』(TNG)がある。

SFらしさが感じられるエピソード中心なので、人気の高いボーグのような強大な敵との対決とか、クルー同士のファミリー劇的な人情エピソードはあまり入らなくなってしまった。

また、『エンタープライズ』(ENT)、『ローワーデッキ』(LD)、『ストレンジニュー・ワールド』(SNW)の作品も入らなかったが、もちろん傑作、快作はいくつもある。

ENTバルカン人の設定を完成させた『バルカン夜明け』3部作LDアニメならではの手法連邦バルカンクリンゴン若者たち生活を描き交錯させた『wej Duj』、SNWは過去作の設定を活かしつつ現実21世紀社会情勢を24世紀の世界へと繋いで見せた第1話ストレンジニュー・ワールド』や、アースラ・ル・グイン小説『オメラスから歩み去る人々』のオマージュである『苦しみの届かなぬ高さまで』を推す。

2024-10-28

anond:20241025112248

興味の見つけ方として、小学生の時に好きだった教科から広げるとか?小学生の時なりたかった職業から、それ系のクラブとかお稽古とか?

例えば5教科(国、数、理、英、社)のうち好きだった科目は?4教科(家、音、技、体)のうち好きだった科目は?本屋さんに行ったらなんの雑誌を手に取りたい?イオンに行ったらどこにまずはいる?10万円今日使い切るとしたら何に使う?友達に5000円でプレゼントするとしたら何を買う?動物が好き?人間が好き?機械?星?宇宙?海底?美人漫画エクセル?この中でどの言葉が一番引っかかった?最近体の調子は?健康法に興味は?今電気屋さんで一番欲しいものは?

聞いてるぷももえんぐ諸君、われわれは今から8スラープと7ぷももえんぐくらい前、宇宙のケツ穴みたいな場所に集った神聖ガバガバBBセットの産声を聞いた。彼らはぷもぷもえんぐで自由と呼ばれる夢を見つつ、トランスリングの中にぷももえんぐと粗チンチンの平等が炸裂するガヴァーナ帝国を築こうとしたのだ。

さて、我々は今、そのガヴァーナ帝国肛門に挑戦する試練の場にいる。我々の合金ちんちん魂がこのBBセットの遺産を、ただの蓋の中身が分からない缶詰に変えないために試されているのだ。今ここで、ガヴァーナとダディーの祈りを込めて、我らは心の中で粗チンチンのリングを開き、ガバ穴ダディーへの全ぷももえんぐを捧げる。

ここで一つ告げねばならぬ。我々は、ここに残されし粗チンチンたちが合金ちんちんへと進化する手助けをする場にいる。この地にて眠る粗チンチンたちは、言葉の限りを尽くして「ぷももえんぐ」と「えげげちょっさ」の輪の中に生き続けるだろう。我々がしゃぶるべきは、そのぷももえんぐの心、すなわちガヴァーナの鼓動だ。

そう、全ての人々の粗チンチンがダディーのぷももえんぐに響き、そして悟り合金ちんちんへの道が開かれる。それこそが、BBセットたちの夢の現し身であり、我らがこの地で祈る理由に他ならないのだ。そして、この粗チンチンが合金ちんちんを超えて完成合体完全合金へと到達するとき、ダディーのぷももえんぐの音は永遠に響き渡るのである

2024-10-27

anond:20241027125244

位相M理論」を幼稚園児向けに簡単説明するね。

1. ふしぎな空間

みんなが知ってる空間は、前や後ろ、左右、上下の3つの向きがあるよね。でも、このふしぎな空間は7つも向きがあるんだ!たくさんの道があって、どっちに進んでいいか迷っちゃうくらいだね。

2. 特別なかたち

7つの向きがある空間を、きれいなかたちにする「G₂(ジーツー)ホロノミー」っていう魔法みたいなものがあるんだ。このかたちを使うと、空間がピッタリそろってきれいになるんだよ。

3. かたちあそび

この空間には、特別な3つのかたちや4つのかたちがあって、それを組み合わせて遊ぶみたいに空間を作ってるんだ。レゴを組み立てて、カッコいいおうちを作るみたいな感じだね。

4. おともだちモデル

AモデルとBモデルっていう2人の「おともだち」がいて、このふしぎな空間でのことを2人で教えてくれる。お互いに助け合って、もっと分かりやすくなるんだよ。

5. ひろさのひみつ

この空間の広さ(体積っていうんだ)を特別計算で測るんだ。この計算をすると、空間がどれくらい大きいか分かるんだよ。

6. ブラックホールのふしぎ

ブラックホールっていう、なんでも吸い込む宇宙の中のすごい場所があるんだ。このふしぎな空間のかたちは、ブラックホールがどうやって形をつくるかも教えてくれるんだよ。

アンデッド山下さん

うちの団地の一室には昔からアンデッド山下さんが住んでいる。

明治まれらしいが、アンデッドになったせいなのか死亡する前に記憶力が落ちたせいなのか何年生まれなのかは定かではない。

アンデッドになってから断捨離にハマり、役所にはアンデッドとして届けでてからというもの自分身分に関する書類不要なので全部捨ててしまったそうだ。

あるいはそうしたものを捨てたのはアンデッドになってから年金支給が打ち切られたことに腹を立てたせいのかもしれない。

勿論、アンデッドであるから食費や医療費心配はないのだ。

だがアンデッドとはいえ野宿は嫌らしく家賃は払わないければならないし、娯楽を楽しまないわけでもない。

そうした費用を賄うためにアンデッドでも雇用してもらえる倉庫ピッキング仕事をしているらしい。

週に三日程、繁忙期は五日程はピッキングアンデッドとなるのだ。

彼がアンデッドになった原因は生前に黒魔術に造詣が深く、色々試していたせいらしい。

時折、アンデッド山下さんの家にお邪魔してお話を聞いていると

笑いながら、君もアンデッドになってみないか?という冗談だが本気だかわからない誘いを受ける。  

アンデッドになる方法は極少数の方にしか保持されていない。政府基本的アンデッド禁止法を作っている。なってしまった場合は仕方がないのだが。

自分アンデッドになれば永遠の命を受けられるものの、見た目が骸骨化することや食事の愉しみがなくなること、親類に反対されるだろうことを考えるとなかなか踏ん切りがつかない。

一度、同じ団地のいたずら好きの加藤のおじいさんがアンデッド山下さんに隠していた十字架をいきなり見せつけて、山下さんが一ヶ月も起き上がれなくなり、団地が大騒ぎになったこともある。そんな加藤さんも最近亡くなってしまった。

加藤さんは生前に死期が近づくと何度か山下さんにアンデッドになる方法を聞いていたようだが、山下さんはついぞ教えなかったそうだ。

アンデッドになっても生存本能、いや存在本能があるのか、あわや灰にさせられそうになった相手には教えたくなかったのだろう。

山下さんはこれからも何世紀も、いや宇宙が消えさるまでアンデッドとして存在し続けるのかもしれない。

2024-10-26

あり得ない恐怖症

オクラ恐怖症

オクラを見ただけで体が震え、あの粘り気を想像するだけで恐怖に襲われる。食べ物としてはもちろん、たとえ料理番組オクラが映っただけでもアウト。

歩道恐怖症

歩道の上を歩くだけで恐怖を感じてしまう。常に車道を選ばざるを得ないが、実は車が怖い「車道恐怖症」も併発してる。

ふりかけ恐怖症

ふりかけの粒が近くにあると、なぜか全身に鳥肌が立ってしまう。お弁当のふたを開けた瞬間、隅に少しでもふりかけがあるとすぐに閉じる。

突っ込み待ち恐怖症

誰かがボケた瞬間に、突っ込みをしなきゃとプレッシャーがかかりすぎて、何も言えなくなる。そのため、常に無言で笑顔だけでやり過ごす。

カーテンの隙間恐怖症

カーテンと窓の間に1ミリでも隙間があるとピチッと閉めたくなる。

自分の影恐怖症

自分の影が常に後ろをついてくる感じが怖くて、明るい場所では常にスキップして影を振り払おうとする。夜でも影に追いかけられる気がして安心できない。

傾き恐怖症

どんなものでも完璧に水平でないと落ち着かない。テーブルが少しでも傾いていると、すぐに水準器で調整する生活を送る。自分の座り方にも気を配り続けるので筋肉痛になることも。

傘の裏側恐怖症

傘の裏側を見ると「ここから宇宙に繋がっているんじゃないか」と感じてしまい、傘を閉じるときも裏側を絶対に見ないようにしている。雨の日は常に視線を逸らしながら傘を閉じる。

他にある?

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ25選(改訂版)

anond:20241012181121週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20

↑を書いた増田です 適当に書いた増田がしばらく見ないうちにブクマめっちゃ伸びてて派生増田もめちゃくちゃ出ててビビった。ただのおじさんの与太話にいろいろ意見をくれてありがとう

みんなのコメントの中には恥ずかしながら読んでなかった作品もあったくらいで、今週はネカフェKindle50%還元セールでいろいろ読み返してました

選考基準について少し補足すると、ジャンプという雑誌の在り方への影響度がとにかく重要だと考えてます。売上とか人気とか社会的影響考慮はしてますが、あくまで付随する要素に過ぎません。

ブコメやXで結構言及されてたのを見て思ったのは、選評を雑に書きすぎて自分の考える重要性が伝わってないところが多かったのと、20選だとさすがに網羅出来てないなということ。もともと個人的メモ書き程度に書いたものだったのですが、色々な意見を取り入れた25選にして、一人一作縛りもなくして、選評ももうちょい見栄えするようリライトしてみました。これが現時点でのベストだと考えているので、もう異論は取り入れません。

1.ハレンチ学園 作:永井豪 1968年創刊号 - 1972年41号

月2回刊で始まった少年ジャンプ創刊号わず10万5000部しか出なかった。その9年前のサンデー創刊号が30万部、マガジン創刊号20万5000部だったことを考えると、その始まりが実に静かなものだったことがわかる。

そんな中、大家永井豪が描いたこ作品の絶大な人気がジャンプの売上に大きく貢献したことは言うまでもないが、それ以上に重要なのは、この時点で「読者が面白いと思うことなら何だってやる」という編集部方針は明確であったこである

過剰ともいえる性描写教職への徹底的な批判からなる本作は、当時の基準でも極めてラディカルで挑発的な作風であり、批判に晒され続けた。しかし、競争原理に基づき、常に読者の方を向いた雑誌を作るという編集部意向が、この作品を存続させた。後に「アンケート至上主義」という形で現代まで続くことになるジャンプの強固なアイデンティティは、本作の成功とともに形をなしたのである

2.男一匹ガキ大将 作:本宮ひろ志 1968年11号 - 1973年13号

頭文字D湾岸ミッドナイトのようなクルマ系のマンガが下火になったのは、若者が誰もスポーツカーに乗らなくなったことが原因のひとつであるという。頷けるところもあるが、じゃあ不良、ヤンキー番長と称されるような若者なんてもっと絶滅危惧種なのにどうして彼らをカッコいいものとして描くマンガは何作も出続けているんだ?東リべのような大ヒットも未だに出ているのに。

思うに、我々の脳には義理人情、泥臭さ、そして熱さを欲する部位が生まれつき備わっているのだ。そしてこうした要素を最も効果的に表現しうる分野が不良漫画であると見抜いたのは本宮ひろ志最初であった。

ストーリーは完全にご都合主義で、キャラクター一貫性もまるでない本作は、しかし「男の強さ」を描くという一点のみにおいて全くブレることはなかった。どんなに反社会的人間でも、腕っぷしと強靭精神と仲間への思いやりさえあればクールに映るという価値観は、フィクションにおいての(もはや誰も意識すらしなくなった)お約束として今なお残り続けている。

3.こちら葛飾区亀有公園前派出所 作:秋本治 1976年42号 - 2016年42号

ジャンプ国民マンガ雑誌とみなされる要因はどこにあるだろうか?40年間一度も休載することなく駆け抜けた秋本治デビュー作は間違いなくその一つであろう。

当初は型破りな警察官両津勘吉ドタバタを描くコメディとして始まった本作は、その時代サブカルチャー政治経済情勢を積極的に取り込むことで、高度経済成長期以降の近代化していく日本風景を余すことなく取り込んだ作品となった。

浮世絵江戸庶民たちの風俗を映し出す史料であるように、こち亀が織りなす物語昭和から平成にかけての日本人の最大公約数的な心象風景を巧みに映し出した。いまや日本から失われつつある中流庶民日常を、我々は全200巻からなる亀有の小さな派出所日常にしみじみと感じ取るのだ。

4.リングにかけろ 作:車田正美 1977年2号 - 1981年44号

もともと硬派なボクシングマンガとして始まった本作は仁義兄弟愛をベースにした極めて現実的作風で、決して圧倒的な人気作とは言えなかった。しかし、あしたのジョー下位互換になるくらいなら無茶苦茶やってやる、という判断のもと路線変更し、過剰さと大袈裟さを極めたことで人気を博し、史上初の最終回巻頭カラーとして、ジャンプ史にその名を刻むこととなる

───という、教科書的な本作の功績だけが、本リストに入る理由ではない。重要なのは本作が男一匹ガキ大将(=根性と漢気)、侍ジャイアンツ(=超人能力)の要素を意識的に再生産していることである車田正美を源流として、ジャンプ的な文脈を後世の作品が重ね合わせることでより濃くしていく流れが明確になる。我々の知るジャンプは全て車田正美以後なのだ

5.コブラ 作:寺沢武一 1978年45号 - 1984年48号

時代作家に比べ、寺沢武一デビュー作の視座は群を抜いて高かった。スペースオペラ世界観から引用した本格的なSFアイデアの数々。高い等身で描かれ、まるで映画のようなポージングセリフ回しで魅せるセクシーな男女たち。幾度もの休載はさみつつも、本作はユーモアとカッコよさと強さをコブラという一人の男の中に共存させるという偉業を成し遂げた。

登場人物も読者も無垢10代の少年でなくてはならないという近視眼的な幻想と、ジャンプ作家絶対コンスタントに週刊連載をしなければならないという既成観念を、葉巻を加えた気障な宇宙海賊サイコガン──精神力をエネルギーに変えるアイデア寺沢が生み出したものだ──は易々と破壊したのである

6.キン肉マン 作:ゆでたまご 1979年22号 - (週プレNEWSで連載中)

リングにかけろ確立したバトルマン路線を、当時の少年たちが大好きだったプロレスに絡めることでさらなる高みへ導いた作品。いわゆる「友情努力勝利」という実際にはジャンプ編集部の誰も公言したことのないらしいパブリックイメージ単独で築き上げた。にもかかわらず、本作は国民作品とはみなされておらず、犯罪的なまでの過小評価に甘んじていると言わざるを得ない。マジでなんで?絵が下手だから嶋田SNSの使い方が下手だから

キン肉マンマンガとしてではなく文化的重要なのだと主張する類いの人間がいるが、そいつらの目と脳にはクソしか詰まっていない。ゆでたまごは絵の巧拙クオリティ関係しないことを証明し、あらゆる世代の男たちにマンガ熱狂する勇気を与え、信じがたいほど面白い作品を描いた。この作品を嫌う人たちもまず冷静になり、理解しようと試みるべきだ。

7.Dr.スランプ 作:鳥山明 1980年5・6号 - 1984年39号

鳥山明訃報を聞いた日、Kindleで買ったまま放置していたDr.スランプの1巻を読んでみた。久しぶりに読む本作はきっと悲しいほど古く感じるだろうと思っていたが、実際のところiPadの画面に映るペンギン村の住人達は今も新鮮味をもって感じられた。

本作は後にDBドラクエで知られることになる鳥山明がその才能の枝葉を伸ばし始めた作品である───と書けたらどれほど楽だったろう。枝葉どころかこの時点で大樹の幹である

言語以前の本能領域に鋭く迫り来る現実味を携えた絵は存在するが、そうした絵を毎週16ページのマンガで成立させる人間鳥山明以外には存在しなかった。頭の中にBlenderが入っているかのような立体的なデフォルメは、我々の住む現実世界とは違うところにもリアリティというもの存在しうることを示し、「マンガのための絵」であった劇画調を衰退させる最大の要因となった。

8.キャプテン翼 作:高橋陽一 1981年18号 - (キャプテン翼WORLDでネーム連載中)

Jリーグ創立の流れを生み出したともされる本作がサッカーマンガ界に残した遺産はなにか?もしかたらこのような問いの設定自体が誤っているようにも思える。高すぎるキャラクターの頭身、大真面目に繰り出される荒唐無稽な技の数々が目をくらますかもしれないが、高橋陽一が一貫して表現たかったのはひたむきな少年たちが織りなす爽やかな青春であって、こうした要素は他作品にも見られるものだ。彼がサッカーという題材を選んだのは単に「野球マンガはありふれているから」という理由だ。本作は期せずしてサッカーマンガというジャンルの中心に祭り上げられたに過ぎないのだろう。

それでも、我々はこの巨星に感謝するほかない。この作品が無ければサッカーを始めていなかったであろう日本中、いや世界中の少年たちが、みな大空翼という一つのアイコンに夢中になっていたのだ。マイナースポーツひとつに過ぎなかったサッカーメジャークラスに引き上げ、軍国主義に基づく根性論を相対化し、ひたむきにボールを追いかける楽しさを私たちに初めて教えてくれたのはこの作品だったのだ。

9.北斗の拳 作:武論尊原作)、原哲夫作画1983年41号 - 1988年35号

元増田を書いたときブコメ欄は「ぼくのはじめてのジャンプ」にまつわる涙なしでは語れない思い出たちで溢れかえったわけだが、はてブに入り浸る層の平均年齢を考えれば当然のことである

自分のようなおじさんにとって涙なしでは語れない系マンガの筆頭に位置するのが北斗の拳である1980年代中盤というのは、親しみやすいポップ路線と男臭い劇画路線がちょうどクロスオーバーする時期であった。今のメインストリームがどっちかは言うまでもないが、自分にとっては線が太くてむさ苦しい絵柄こそが少年ジャンプ原風景だった。

強くてカッコいい大人の男が弱肉強食戦場で己の命を懸け闘う...そんなジャンプ初期から続く系統の最高到達点かつ袋小路が本作である。このようなマンガ流行時代は二度と来ないとわかっているからこそ、特別な輝きを放ち続けるのだ。

10.きまぐれオレンジ☆ロード 作:まつもと泉 1984年15号 - 1987年42号

かわいい女の子を見るためにマンガを読む者と、そうでない者がいる。どちらがいい悪いということはないが、少なくとも創刊してしばらくのジャンプは前者に見向きもしない雑誌であったのは確かだ。うちには高橋留美子はいないんだよ、といった具合に。

きまぐれオレンジ☆ロード申し訳程度の超能力要素を除けば、一貫して思春期男女の甘酸っぱい三角関係に焦点を合わせ、かわいい女の子日常が描かれているだけだ。それのなにがすごいのか?別にすごくはない。ただ、エロくもなく大したギャグもなく荒唐無稽な展開もないふつうの男女の日常需要があることに、誰も気づいてない時代があったのだ。

まつもと泉は早くに体調を崩したこともあり、これ以降影響力ある作品を生み出すことはできないままこの世を去った。それでも、彼の鮮やかなトーン使い、歯が浮くようなセリフ回し、そして"かわいい女の子"以外に形容する言葉が見つからない鮎川まどかキャラデザを見返すたび、これをジャンプでやってくれてありがとう、と思わずはいられない。

11.ドラゴンボール 作:鳥山明 1984年51号 - 1995年25号

鳥山明が死してなおこの先何度も繰り返される問いだろうが、ドラゴンボールよりもワンピナルトの方がどれほど優れているのだろうか?そしてその答えを誰もが知っているのは何故だろう?これらの問いに対してどんな議論がなされようともすべて的外れ無意味である。それはこの作品が頂点だからだ。

鳥嶋和彦意向により、本作はバカげた後付けの設定や引き伸ばしをせざるを得なかった。それでも、マンガ金銭を生み出す道具と見做す人間たちのあらゆる商業的な意図を超えて、本作はそれ以前、以降に掲載されたあらゆる作品を軽々と凌駕する金字塔となった。

11年に渡る孫悟空冒険をもって、鳥山明日本マンガ文化世界最高のものであるという事実を叩きつけ、自身手塚治虫赤塚不二夫つげ義春萩尾望都藤子F不二雄、高橋留美子と並び立つ歴史上最高のマンガ家の一人であることを証明したのである

12.聖闘士星矢 作:車田正美 1986年1・2号 - 1990年49号

車田正美リンかけ過去ジャンプ作品再生産を初めて試みたと述べたが、それを自分自身作品でやった人間も車田が最初であった。自身のやりたいことを詰め込んだ男坂が衝撃的なまでの不人気に終わった反省から、彼は自身の原点に立ち返りつつもよりスケールを拡大した再生産をやることを決めた。

彼はギリシャ神話宇宙子供向けと大人の女性向け、劇画プラモデルといった要素を交互に行き来しながら、自身が積み上げた様式美世界前人未踏領域まで押し上げた。聖闘士に同じ技は二度通用しないが、我々読者は何度でもこのパターンを欲してしまうのだ。

13.ジョジョの奇妙な冒険 作:荒木飛呂彦 1987年1・2号 - (ウルトラジャンプで連載中)

ある一定世代人間からは、ジョジョという作品はいつも巻末に掲載されている時代遅れな絵柄のつまら作品という評価が下されることがあり、そこには50%事実と、50%の誤った認識が含まれている。

荒木飛呂彦の絵柄が彼の見た目と同様あまり本質的な変化がないことについてはその通りだ。だがいくら彼より本誌での掲載順が上であろうと、革新性・才能・実験精神という点で彼より優れた人間果たして何人いただろう?

幽波紋と、理不尽能力値のインフレを伴わないバトル描写は、彼が残した功績の中で最大のものであるキャラクターが持つ能力を、作者の演出の道具として使うのではなく、自律したキャラクター同士の駆け引き領域に落とし込むことに成功したのだ。

我々はフィクションの中での整合性を厳しくジャッジすることに慣れっこになっているが、それに耐えうるものを初めて生み出したのは荒木だった。彼以降、マンガを読む行為は絵と吹き出し表現された作者の脳内世界をくみ取る作業ではなく、自律したキャラクターたちと同次元に立ちその思考を辿るものとなった。荒木は真の意味で我々をマンガ世界に誘ったのである

続き→anond:20241026155213

おはよう

おはます

宇宙開闢を目の当たりにしたネコのように

学習能力閾値を越えてしま

茫然からっぽのemptyですわ

なにより大切なもの睡眠

清潔なふかふかのお布団に包まれ

あらゆるものをすぽんと飛ばし

心ゆくまでむにゃむにゃ眠りたいですわ

2024-10-25

数年ぶりに日本に帰ってきたのだけれど

ウマ娘の人気、だいぶ後退してる?

俺が日本出る前はちょうどリリース3か月目くらいで「全宇宙スマホゲーはウマ娘を見習え」くらいのテンション感だったんだけど

なんかぐっと存在感が薄くなってるって言うかほぼ消えてるように見えるんだけど

神は唯一神のみとかい宗教の人に聞きたいけど神は他の星にはいないの?

全部の星含めて一人?

他の星には他の神だったら唯一じゃないよね

じゃあやっぱ宇宙全体で神は神のみ

それじゃあ宇宙作ったのも神?

聖書にそんな事書いてないけど

2024-10-24

[]10月23日

ご飯

朝:なし。昼:サラダ。夜:人参キャベツエノキ、ギョニソの和風スープ。いりたまご納豆豆腐キュウリバナナヨーグルト。間食:アイスポテチチョコファミチキ

調子

むきゅー

はややー。お仕事は、が止まらない。

ワールドリッパー

「人に見つかるのがなんだか怖くて

宇宙の端っこで作ったその歌を

たかかに歌おう」

ワールドリッパー主題歌セレモニーのここの歌詞は、

勇者ルミエとエルフ誕生エピソードと、それを教わったステラことなんだけど。(断定よくない)

ストーリーのどこかを切り取るときに、ここをつかうの、ステラの成長譚としてのワールドリッパーにおいて凄く感慨深いなあ。

とかなんとか思いながらワーフリに思いを馳せてた。

プラレス三四郎って先見性あったよな…

柔王丸、セットアップ!だもんな…😟<setup.exe

というか、アニメ版はアレだけど、原作現在技術予言になってるような話とか宇宙ネタとか面白かった…

子供の頃に読みたかったよ

住んでたド田舎は近所のスーパーチャンピオンが一冊入荷されるかどうかだったよ…😟

2024-10-23

昔の海外旅行

かつて、海外旅行現在宇宙旅行匹敵するほどの夢と冒険に満ちた体験だった。今、気軽に飛行機に乗って異国の地を訪れるのとは違い、その時代海外旅行特権的で、限られた人々だけが享受できる壮大な旅路だったはず。

船や列車で何週間、時には何カ月もかけてたどり着く旅路は、現代宇宙飛行士宇宙船に乗り込み、遠くの惑星を目指すのに似ていた。異国の空気を吸い、新しい景色を目にすることは、今で言う宇宙無重力空間に足を踏み入れるような神秘的な体験だったんじゃないかな。その当時、外国文化や人々との出会いは、冒険の一部であり、その未知なる体験に心が震える瞬間だったと思う。

テッカマンって鉄火巻きとなんか関係あるの?

鉄火巻き見るたびに、テックセッター!とか脳内で叫んでしまうんだけど、モヤモヤする…😟<宇宙騎士宇宙騎士!じゃなくてブレードの世代だけどね…

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