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2019-12-02

映画会社「助けて!ターミネーター新作が大コケしちゃった!何で!?」僕「はぁ…」

ターミネーターって1と2が直撃世代付近で見た人にとっては特別面白かったっただけで、シリーズとしてのブランドはとっくに失墜しているんだよな。

T2成功に味をしめて面白くない続編やスピンオフを乱発してきた結果「ターミネーターは3以降面白くない」という認識世界共通にまで貶めた自業自得の結末

ターミネーターの新作と聞いて心躍る人間より「どうせ今回もつまらないんだろ?」と思う方が圧倒的に多かったことが興行収入に現れている。

そもそも見る側をバカにしすぎだろ。ジェームズ・キャメロンリンダ・ハミルトンに泣きついて「今までのは嘘。今回が正統続編!だから見て」ってなんだよ。仏の顔も三度までと言うがT3,T4,新起動とは何だったのかってなるわ。

実際に見て評価しろという意見は御尤だけど、新作ターミネーターのためにわざわざ映画館に行ってチケット代払って120分座って見てやるかって気分に全くならない。せいぜいテレビ放送してたら見てやるかって程度。直撃世代T2が大好きな自分ですらとっくに興味を失っている。

そして非直撃世代ならなおさら興味を持てないだろう。無骨サイボーグ自我を持つのも、体が液状化するCGも、美しさと強さを兼ね備えた女性ヒロイン像も、AI暴走して人類に反抗してくるからタイムトラベルして阻止しようって展開も散々他のフィクションで見たわってなる。

AKIRA今見てもすごさが分からない現象(そのAKIRAも新作やるって…)

思い入れのない非直撃世代から見たらT1もT2も「古典的名作」「当時の水準で見たら凄かった映画」「そもそも名前は知ってるけど見たこと無い」で、さらにT3以降の悪印象も重なりわざわざ見に行かない。

直撃世代からは見放され、非直撃世代からは見向きもされない。このワード個人的に嫌いだけど「オワコン」という表現が適切だわ。

そのオワコンにしがみついて成功を夢見てる20世紀フォックスも、過去のヒットが忘れられないシュワルツネッガーも醜い。ロッキーランボーを復活させたスタローンライバル心を感じてるのかもしれないけど、シュワはとっくに旬が過ぎた過去の人って印象しかない。ラストスタンドを見た限りではまだまだ現役気取ってるようだけど。

もう戻ってこなくていいから。ターミネーターしか無い人なのにそのターミネーターすらコケてるんだから世話ない。ターミネーターを演じるのは今回が最後らしいけど(本当か?)

2017-05-27

メジャーじゃないけど好きなシュワ映画

ジュニア

「えっ?シュワちゃん妊娠!?

筋肉モリモリマッチョマンのシュワが妊娠する。それだけの一発ネタのような映画だが意外にも面白い

妊娠中の苦労、新たな生命が宿ることの幸せを男のシュワがコミカルに演じる。ツインズでも共演していたダニー・デヴィート演じる擬似父親ママ友との支え合いは今の時代にこそ訴える物がある。

棒演技と言われがちなシュワだが顔芸に関しては秀逸。更に日本語吹き替え版は玄田哲章オカマ演技のおかげでかなり笑える。

なおアメリカでの評価はかなり悪く"コメディ映画ワースト2位"とまで言われる始末。シュワ本人もインタビューで出演したことを後悔するような発言をしている。

ラストスタンド

俳優業に本格復帰後の主演作品

シュワ演じる保安官はかつては敏腕刑事だったが今は歳を重ね田舎町に引っ込んだという設定。昔は凄かったオーラは感じるが今はちょっとガタイの良い爺さんという役がシュワとリンクする。

そんな田舎町に凶暴な犯罪者がやってきた!警察も手を焼くような犯罪者に立ち向かうのはシュワ保安官と愉快な町人数名。

数でも武器でも劣る町側。逃げだそうと提案する者も居るがシュワ保安官は「私にいい考えがある」と作戦提案。そして戦いが始まる…。

まずメインのアクションパートが凄い。派手なガンアクションで爽快に敵を殺しまくる。カメラワークで誤魔化している所もあるが還暦を超えた爺のアクションとは思えないほど頑張っている。

シュワ映画お約束も詰め込まれており、最後はやっぱり単身で敵陣地に乗り込みラスボスと殴り合う。崖で相手の足を掴み脅すシーンは「お前は最後に殺すと約束したな」というセリフが思わず聞こえてきそうだった。

日本語吹き替え版は当然玄田哲章。これがよく分からない俳優芸人吹き替えていたら暴動を起こしていた。ついでに若い保安官役にはターミネーター2でジョン・コナーを演じていた浪川大輔や共演作の多い大塚芳忠宝亀克寿もおりニヤリとするキャスティング

なお興行収入過去の主演作の中で最低と大コケした。個人的にはめちゃめちゃ面白かったんだけどなー。

ラスト・アクション・ヒーロー

映画大好き少年主人公魔法チケットを使い映画世界に入り込む。日本だったら「転生したらシュワ映画登場人物だった件」というタイトルになりそうな設定の映画

映画知識豊富主人公は大好きな作品の中に入れて大興奮。シュワに過去作の感想を言ったりボスの隠れ家をネタバレするなどやりたい放題。

映画世界はいわゆる「お約束法則」が働いているらしく何をしても傷つかないし死なない。それに一々突っ込みが入るのが笑える。

面白いのは後半。今度は逆に映画登場人物現実世界に出てくる。お約束法則が通じない現実では映画世界で無敵だったシュワもさすがに苦戦するが…。

少年成長物語としても面白いが、架空大人アクションスターをシュワが演じるというアイディアが良かった。

ただ現実世界にも大人スターとしてシュワ本人が出てきたりオナニー臭もする。俳優として全盛期の頃だったか調子に乗っていたのだろうか。

なおこの映画も大コケした。翌年のトゥルーライズは大ヒットしたがその後はパッとしない映画ばかりが続く。この低迷期はターミネーター3まで続くのであった。

 
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