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はてなキーワード: 核兵器とは

2017-03-20

45歳だけどいまだに童貞だ。

幼少の頃からずっと女性と接点がない。

初めて会った相手からでも何も言う前から彼女くらい作れよって言われるレベル

45年だよ。

このまま順当にいけば死ぬまで女性と接点がないまま人生を終えるはずだ。

仕事上の普段の会話は普通にできてると思う。

でもずっと童貞だ。

いったい女は男のどこを見て気になったり好きになったりするんだろう。

まあでももう45歳だ。

今更の努力が結果にコミットできるとは思えないが。

想像してみてほしい。

45年間、女とはエロ本画像動画しか接点のない生活

いか風俗は行かないし、女の裸をリアルで知らない人生

だれだってこんな人生選択したくはないだろう。

しかしながらこんな人生を歩むことになってしまった。

すべては自分自身責任だ。

自分自身責任だったとしてももうそんなことはどうでもいい。

誰の責任であったとしても結果は変わらないわけだし。

俺の住む小さなミニティでは俺は唯一の童貞、未婚者。

次は俺世代の子供達が未婚者世代

なんどか紹介はあったがすべてダメだった。

ダメ理由はわからないけど、どうせ俺自身問題だ。

世の中のすべての男女が一緒に住んでるような気がして本当に死にたくなった。

それぞれ断りもなくペアになりやがって。

核兵器ボタンを押す係になりたい。

2017-03-17

いつもCivilization大戦略になる

研究技術系に集中、常に最先端技術を追い求める

人は戦闘系のやつしか作らない

早急にいろんな場所開拓し、敵状視察&カチコ

強かったら一時撤収、新たな兵隊製造されるのを待つ

和平交渉などしてきても即却下

船ができたら大々的に侵略に乗り出す、敵国に隣接させて集中砲火

そのうち核兵器ができるので、できたらひたすら投下

自分以外のすべての文明破壊する

そこら中に蛮族が出始める

つの間にか蛮族に兵隊がやられまくる

つの間にかつんでる



やると大体こんな感じになるんだけど、Civilizationって本来どうやって遊ぶゲームなの?

2017-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20170310133642

ゲーム機専用」という概念が廃れる、という話であってゲームコンソール不要って話ちゃうで。

貧者の核兵器みたいなもんにゲーム機が落ち着くんやないの? ゆう話やで。

2017-03-09

バブル冷戦、そしてネコ

バブル芸人

 バブル芸人とやらが人気である。80年生まれの私は、当時のことを懐かしむ思いを感じつつも、微妙な気分で眺めている。何故?バブル経済は悪だったかである。続く「失われた20年」生み出した元凶。(ちなみに「失われた20年」は英語で”lost two decade”であり、「負けた」という意味もある。)彼女なんかはあの時代を茶化してやってるんだろうからいい。でも、ここのところ、なんか素晴らしい時代だったかのような受け取られ方をされてる雰囲気を感じてしまって、イヤなのだ

 そんな雰囲気を感じてるんだろう、金融関連ではバブル史本の出版ラッシュである。どうせ当時の銀行員か何かが自己正当化文言を並べてて、こんなことが今後あってはならない、みたいなまとめられ方をしてるんだろう。読んでないから分からないけど。

 バブル経済後遺症が長引いた原因は、バブル崩壊当時、窮地に立たされた銀行を国が救ってしまったことにある。バブル期に後先考えず融資した金が焦げ付き、国全体の金の流れを止めた。いわゆる不良債権問題である。あの時、銀行をじゃんじゃん潰してしまって、焼け野原からスタートした方が良かった。20年を失ってしまったあとでは、そう思える。ちなみに私が大学卒業したのが2003年就職率がワーストを記録した年であるバブル崩壊から10年以上過ぎた当時ですら、不良債権問題はくすぶっていた。

冷戦キッズ

 今となってはバブル期という一面的な捉え方しかされないが、私が幼少の頃を過ごした80年代は、冷戦時代でもあった。幼心に最初に覚えている政治家は、中曽根レーガン、そしてゴルバチョフだ。まだ、ロシアソ連と呼ばれていた時代スポーツ国際大会なんかでは「西ドイツ代表が良く出てたのを思い出す。なんてったって核兵器の量がハンパじゃない。その当時は40何億人くらいだったと思うけど、全人類を殺しても余るくらいの核兵器があった。いわゆるオーバーキルというやつ。

 その頃、こういった状況を反映して、人類滅亡後の世界を描くようなマンガ映画が作られていた。私がいちばん思い出すのは、「北斗の拳」と「ターミネーター」だ。「ターミネーター」の方は、スカイネットというコンピューター暴走して世界を壊滅させてしまうって設定だったと思うが、今、キューバ危機なんかのことも合わせて考えてると、もの凄くリアルだ。ちょっとしたボタンの掛け違いで、全面核戦争突入してしま危険性があったのだ。

 「北斗の拳」の方は表面的には、格闘技マンガで、私もそのように楽しんでいた部分もある。しかし設定が怖かった。なんといっても「199X年」である現実に起こりうる未来世界が滅亡してしまうかもしれない未来。今となっては笑いものではあるが、こんな設定が、時代の中でリアリティーを持ったのである。そして幼い私は、そんな小さな恐怖を受け取ってしまったのである

90年代に起こったこと

 80年代から90年代にかけて、バブル経済崩壊、またソ連崩壊して冷戦終結した。この2つの重大な出来事が同時期に起きてしまったことが、日本人にとっては不幸なことだったと思う。冷戦が終わり全面核戦争危機は去ったにも関わらず、経済的な壊滅状態がやってきてしまい、安心を感じれなかった。「世界は滅亡しない」という安心を。

 そんな不安感の中、オウム真理教が登場し、信者を集め、凶行に走った。彼らが持ってた終末思想は麻原個人によるものも大きいが、多くの日本人が心のどこかで持っていた疑念共振していた。世界は何か別の形で滅亡してしまうんじゃないだろうか?と。阪神大震災ダメ押しになったのも無理はない。95年だ。

 ちょっと違うかもしれないけど、90年代末に登場したエヴァンゲリオンにも触れておきたい。エヴァンゲリオンのメインのテーマは親子関係であるとか、成長であるとか、そういったことになるのかも知れない。しかし、設定として「サードインパクト」なる壊滅的な何かが起こった後の世界舞台となっている。ここでも世界が滅ばない訳では無いのである。いずれにせよ、私達に「世界は滅ばない」と安心させてくれるものではなかった。

新たな終わりの予感、そして福音

 そして、21世紀現在、新たな「終わり」を予感させる出来事が次々と起こっている。それはやはり、2016年イギリスEU離脱、そしてトランプ大統領誕生である世界が大きく動いている。何かこれまでとは違ったことが、起きているし、これからも起きるだろう。もしかしてこれは、「終わりの始まり」なのか・・・書店に行った。「たとえ世界が終わっても」という新書が並んでいた。

 そんな中、話題の「けものフレンズ」を見た。なんでも、「疲れたオッサンを癒やしてくれる」らしい。私も36のいいオッサンで、程よく疲れている。癒やされるか。そして見てみたところ、なかなか楽しくはあるが、いまいちピンと来ない。「すごーい」や「たのしーい」で微笑ませてくれるんじゃないのか。それとも自分には合わないだけなのか。

 でも、ふとした時に気がついた。あの世界、「ジャパリパーク」は冷戦終結と、バブルの崩壊の2つを同時に表現していると。バブル期日本では、アミューズメントパークが雨後の筍の如く建設され、そしてバブル崩壊と同時に多くが破綻し、そして廃墟化していった。「ジャパリパーク」はそんな廃墟化したアミューズメントパークそのものだ。人間が出てこないし、話題になっているように人類滅亡後の世界に思えなくもないが、アミューズメントパークが倒産しただけだ。冷戦は終わった。世界は終わらない。そう思うと涙が出てきた。

 確かにオッサンを癒やす作品だ。でも、私の場合はそのほのぼのとした雰囲気にそのまま癒やされるのでは無かった。自分が幼い頃から育んできてしまった小さな恐怖、心に刺さってしまっていた小さなトゲを、取り去ってくれるという形で、癒やされた。すごーい!

2017-02-18

世界」が広くなるので、リリースが遅れております

anond:20170217215506

Ⅰ ヨーロッパが主戦場です。

Ⅱ ヨーロッパと西太平洋が主戦場です。

Ⅲ 全地球的規模で核兵器を使った最終戦争になるので、デバッグが終わりません。

WW3のリリースまで、内戦・局地戦・対テロ戦でお楽しみください。

2017-02-12

OP歌詞から読み解く『けものフレンズ』の隠されし歴史世界観!!!

あらかじめ、簡単にまとめておくと、

けものフレンズ』のOPソング「ようこそジャパリパークへ!」は

その一見人畜無害に見える歌詞に、人類がジャパリパークへ至るまでに辿ってきた道のりや設計思想を隠している。

ファンにとってはもはや常識の部類であろうが、啓かれていない野蛮なインターネット民衆たちにはまだまだ広まっていないであろう。

人類のよりよき未来のため、「ようこそジャパリパークへ!」の歌詞解説をここに記す。


Welcome to ようこそジャパリパーク!

今日もドッタンバッタン大騒ぎ

歌い出し。「ドッタンバッタン大騒ぎ」とは戦争前夜の政治的な混乱を暗示している。


うー!がぉー!

「うー」が「おー」になる言葉とは何か。そう、War である戦争がはじまったのだ。関係ないが SEKAI NO OWARI というバンド名には NO WAR という文字列が潜んでいる。


喧嘩して すっちゃかめっちゃかしても仲良し

喧嘩してすっちゃかめっちゃか」になった時代を経て、けもの進化したことで今ではすっかり仲良しになれたことを感謝している。


ものは居ても のけものは居ない

本当の愛はここにある

「けものは居ても のけものは居ない」は一般的に「みんなちがってみんないい」の謂だとされがちであるが、誤読である

どんな社会には一定のはみ出し者は必ず生まれる。それが発生しないということは、そもそも排除されているからだ。

ジャパリパークは初めから「のけもの」を拒絶するようにデザインされた場所なのだ

我々はここでナチス蛮行を想起し、戦慄をおぼえざるをえない。排他的国家称揚される「愛」とはどういった類のものか――?

ともあれ、「ジャパリパーク」建設理想燃える人物が現れた。その人物は長引く戦争によって疲弊した人類世界を次のレベルに導き平和をもたらすために、ある行動に走ることとなる。


<<

夕暮れ空に 指をそっと重ねたら

<<

きのこ雲を暗示。

そう、ジャパリパークの設立者は単なる戦争破滅約束された核戦争へとひきあげたのだ。


振り向けば あちらこちらでトラブル

なんてこった てんでんバラバちんぷんかんぷんまとまんない

核兵器投下後の街で、街が大混乱に陥っている様子を活写


ものですもの 大目に見ててね

みんな自由に生きている

そう 君も飾らなくて大丈夫

我々の生きる現代と遠未来のジャパリパークをつなぐミッシングリンク――核戦争後の『マッドマックス』的終末世界で人々がたくましく生きる様子を描いている。

何を「大目に見る」のかといえば、無辜民衆から暴力資源や食料を略奪することだ。万民が「獣」になってしまった世の中だからしょうがないだろババア、ということである

みんな「獣」になってしまったので「自由に生きている」わけである

安価で高品質大量生産衣料品も失われ、この時代の人々はみな古代人のような粗末で簡素服装をしている。アクセサリーなどは一部の特権的支配階級しか許されていない。だから「君も飾らなくて大丈夫」。


(はいどーぞ♡)

Nice to meet you ジャパリパーク!

今日からはどうぞよろしくね

荒廃した世界蔓延する暴力、無法なる秩序――もはや人類安息の地はないのか?

絶望にくれた未来人の前に「はいどーぞ♥ はじめまして!」と登場したのが我らが理想郷ジャパリパークである


いつもいつでも優しい笑顔 君を待っていたの

開かれた扉(ゲート) 夢をいっぱい語ったら

どこまででも

続いてくグレイトジャーニー

Oh 東へ吠えろ 西へ吠えろ

世界中に響け サファリメロディ

ジャパリパークによる旧世界浄化を歌っている。

ヨハネの黙示録」第四章:「見よ、開いた門が天にあった。そして、さきにラッパのような声でわたしに呼びかけるのを聞いた初めの声が、「ここに上ってきなさい。そうしたら、これから後に起こるべきことを、見せてあげよう」と言った。」

まさにその門(ゲート)から世界を滅ぼす災厄の獣や四騎士たちが「東へ西へ」放たれたのである

世界中に響くサファリメロディ」は獣たちの咆哮であるとともに、天変地異を報せる天使のラッパも暗喩しているものと考えられる。


―Welcome to ようこそジャパリパーク!

サビの一節だけを印象的に挿入することで、新世界誕生を強調。


うー!がぉー!

ララララ ララララ Oh, Welcome to the ジャパリパーク!

ララララ ララララララまれ友達

ララララ ララララ Oh, Welcome to the ジャパリパーク!

ララララ ララララララ 素敵な旅立ち

ようこそジャパリパーク!

ラララ」というコーラスで、言語思考多様性を切り捨て幸福統一されたユートピア・ジャパリパークの状況を示唆

そこでは「welcome」されたフレンズが「集まって」わいわいし、いつか「素敵に旅立つ」=死ぬ。それだけでサイクルが成り立つ。

それは完成された世界だ。

それは完成された福音だ。

ようこそジャパリパーク!

平和団体核兵器禁止しろと言ってるが

だれも核兵器をもってない状態で、どこかの独裁国家がこっそり核兵器をもってしまったらどうするのか。

核兵器を持とうとしたら絶対ばれるという説も聞いたけど、どこかの国が勝手に作り始めたらそれを阻止できるのか。

経済制裁とかでも核兵器開発をやめなかったら戦争を起こしてやめさせるとかできるのか。

さらに、うちは核兵器開発なんてやってませんよってとぼけたら、イラクみたいに大量破壊兵器を所持してるという疑いだけで攻め込んでいいのかとか。

2017-02-07

差別というのは核兵器のようなもの

なければいいとみんなが思っているが、自分が持っているものはなかなか手放したがらない

からアメリカ大統領核兵器を全廃すべきという考えを持っていてもなお、

誰の核兵器から先に取り上げるかという議論からなかなか先に進まないのである

2017-02-03

トランプ大統領核兵器スイッチを押すかのかどうか?

「この人が核兵器スイッチを持ってると考えると怖い」こんなブクマを目にするので、少し違った見方で話してみたいと思う。


まずトランプがどんな人かという前提を持っているのか、私は、「自分理想欲求を何がなんでも実現させたいすごくわかりやすタイプ人間」だと考えている。

この理由は、まず第一に、過去事業を何度も何度も失敗させてはチャレンジしていること。

第二に、選挙戦でずっと劣勢に関わらずまったく諦めたり路線変更することはなかったということ。

第三に、大統領になってから譲歩する様子を見せないこと。

第一、第二はどういうことかというと、大統領選が始まる前の昔の発言名言からわかるように、不屈や努力絶対成功を導くと言っており、自分成功理想は追求し続けることで絶対に達成できると大真面目に信じてるということ。

第三は、メキシコ自動車工場にしても、オーストラリア難民にしても、ここは私も譲れないけど代わりにこういう利益上げるから許して、ってのが一切通じないこと。自分がやる!って言った提案絶対にやり遂げる、という行動原理がある。


ここから少し考えを進めると、トランプ大統領中国イスラム圏の嫌いな国々に対して、核の打ち合いをすることを心から望んでいるのか、公約発言として言っているのか?

日本韓国自分核武装すべきだ、と言っているように、核の使用に関しては、あまり積極的にやりたいとは思っていないと感じる。




もうひとつ重要な要素は、国防長官マティス氏の存在である

なぜ重要か簡潔にいうと、トランプ大統領は、マティス氏に一目置いていて防衛に関しては一任するだろうからである

第一に、先に述べたように、トランプ仕事を愛せ的な発言結構見られること。

第二に、マティス氏の反対によって、拷問尋問を開始する大統領令を諦めたこと。

第三に、トランプ大統領軍事力警察力の使い方にまったくの素人であること。

第一は、マティス氏は、戦う修道士、国と結婚した男、とも言われているように、生涯をアメリカ防衛のために捧げていたこと。部下にクリスマス休暇を取らせるために自分休日返上したこともあるし、きちんと議会承認と信用を得て国防長官に任命されている。

右派ネットメディアを側近にそえるほどのトランプ大統領が、国に生涯を捧げたマティス氏をリスペクトしていないはずはないと考えられる。

第二は、解説するまでもなく、反対派に対してかなり強弁な物言いをするトランプが、一歩引くということ自体マティス意見を大切なものだと考えていると推測される。

第三は、トランプ大統領軍事安全保障に関して知識が少なく、大統領選でもこのことを指摘されて、テレビニュースで補っている的な発言をしていた。これに関して、他人に頼るしかないと考えているはずである

ついでにいうと、実は、軍部警察力の懐柔のノウハウがないので、巷に言われているような独裁者には決してなれるはずはないと思う。



まり、核の打ち合いということに関しては、トランプ大統領理想とは異なっており、マティス存在する以上、無意味な核攻撃は起こらないだろうということを結論できると思う。

もちろん、トランプ大統領ついカッとなって、核に関するツイートをしてしま可能性はある。だがそれはマティス防波堤となって、使用には至らないだろう。

また、肝心のマティス氏に関してだが、実はオバマ政権の元で、中央司令官を解任されている。

これは、イランに対する方針の不一致のせいだ。核武装に対しては、厳しめの見方をしているわけである

トランプが感銘を受けた本、そして政権運営に深く関わる、ピーターナヴァロの『米中もし戦わば』では、中国が、法的な侵略と、機雷潜水艦民間船、そして、核武装により、アメリカ南シナ海から追い出そうとしているとあるが、

マティス氏は、韓国日本に対して、核迎撃ミサイルサードミサイル)の配備を求めてくるはずである

核の使用自体を無力化し、通常の海軍力を競争の場にしたいと考えているわけである

から、先制的に核を使用しようとすること、または、相手使用させようとすること、は考えられないはずである

だた、アメリカ措置に怯んだ中国が誤って弾道ミサイルを発射し、そこから核の打ち合いが始まる危険性はある。しかし、少なくともトランプ大統領が核のスイッチを持っているからといって、軽々しく使う状況は絶対に起きないだろうと私は考える。

2016-12-13

[] #9-1「映画ミカタ

映画ってのはどう観るのが正解か。

そして、作品ごとにどう受け止めればいいのか。

ひとまずベターな答えは「正解なんてない」ということになるのだろう。

じゃあ、正解がなければ間違いもないのか、あったとしてそれは誰が決めるのか。

そして、そんな不確かな状態で人々はなぜ夢中になれるのか。

今回はそんな話だ。




俺は近所のビデオ屋でバイトをしている。

俺のような学生にとって、お金は衣食住に必要ものではない。

けれどもスマホのように人々が便利なもの依存し続けるように、俺にとって便利なものお金だというだけの話さ。

同じくビデオ屋でよくシフトが合うのがオサカだった。

同い年だが、俺の通っている所とは別の学校で、そこはこのビデオから近いとはいえない。

だが、それでもここで働くのは別に給料がいいとかそんなことではなく、この店のピンキリラインナップに見惚れたかららしい。

棚の整理をしながら、俺たちは何気ない話をしていた。

「なあマスダ。いま話題の『アレ』、今週からだけど観に行った?」

彼のいう『アレ』とは、最近話題映画通称である

確かパンチだかキックだかして集めたお金で作られた核兵器生物化し、その生物ヒロインとの戦禍の中での日々を描いた物語を、失恋もの短編アニメで有名な監督が手がけた意欲作らしい。

「うーん、なんか面倒くさそうなんだよなあ」

「あー……まあな」

放映前から注目された作品なのだが、オリジナルでは主要人物が男ばかりのはずだったのに全員女性になっていて、原作ファンから非難轟々の状態だった。

まあ、元から俺にとってはそこまで興味のないジャンルだったので、どちらにしろ観に行かないけれども。

「観に行けばいい」

店長は割り込むようにそう言った。

「そんな状態からこそ、体験できるものもあるだろう」

「そういうもんですかね?」

「お前らは映画を鑑賞する人間としては健全すぎる」

店長言葉意図するところは分からなかったが、オサカまで健全だというのは違和感があった。

オサカはこと映画に関しては暑苦しい人間からだ。

俺が「面倒くさい」といったのは、そういう意味合いもある。

「まあ、今だからこそ見えてくることもある。話題から、みんな騒いでいるからとケチをつけるよりは有意義だろう」

別にケチをつけた覚えはないのだが、或いは別の店員がそんなことを話していたのだろうか。

「まあ、なんだかんだ気になってたし、バイト帰りに観に行こうぜ」

え、今日からしかも一緒に?と思った。

はいえ、映画に関わるとオサカは羽振りがよく、色々と奢ってくれることを期待して俺は軽く頷いた。

鑑賞後の感想合戦くらい付き合ってやろう。

(#9-2へ続く)

2016-12-11

この世界の片隅に : フューリーロード

ここでは『マッドマックス 怒りのデス・ロード~』先に見ていることを前提とする。



主人公すずは、フュリオサ大隊長である

どうしようもない世界の片隅で、女として育ち、

そしてどうしようもない現実に怒りを覚え、自ら戦う意思を持つ。

髪を失くし、腕を失くし、それでも彼女は生きる。生き残るために戦う。

フュリオサすずが生きる世界は、残酷だ。しかし持ち前の自分を曲げないハードボイルドさで、周りの女性を惚れさせていく…。



キャラクターが似ている点と言えばそれくらいなのだが(充分だろう)、『この世界の片隅にから漂うマッドマックス感はなんなのだろうか。

それは作品全体の構成に大きく関係している。



情報量の多い映画、と言えばなにが思いつくだろうか?

しかしその映画は、言葉ですべてを説明するタイプ情報量過多映画ではないか

マッドマックス』は情報量が過多だと思うが、ほとんどと言って説明が無い。それを全て分かるには、かなりの努力必要となる。

「いぇえええええ!ひゃっは!!!!!!!!V8V8V8!!!」と言っているうちに、物語が進んで終わっている。

正直何が起きているのかさっぱり分からない。だけど、しっかりとした世界観と設定、緻密な人物描写の中にストーリーがしっかりあるのだ。

この世界の片隅に』も言えば情報量が過多だ。もはや収まっていない。原作も読みやがれ、エンドロールから汲み取れパターン映画になっている。

この場合漫画から全て汲み取れていないという批判が行きがちだが、そうではないのだ。

紙に白黒で静止画で描く漫画というコンテンツから映画昇華する上で、読む側の自由にさせない猛スピードをつけ、音をつけ、色をつけ、動きをつけた結果が漫画以上の情報過多を生んでいる。

良く出来た原作さらに掘り下げ、風景やいろんな描写現実さらに織り込んだ。

史実を基にするゆえに原作からの訂正箇所も生まれている。原作者は多分、満足していることだろう。



マッドマックス怒りのデスロード」が評価され、ファンを生んだ。

アカデミー賞もとった。あのイカレタ作品アカデミー賞だけはとってはいけないと思うのだが、評価に値するだけのものだと思う。

あの作品評価はどこにあるのかといえば、個人的に見ると、情報過多なくせに必要な部分は「行って帰るだけ」だし、説明しないおかげでストーリーにとんでもない疾走感を生んでいる点だと考える。

この世界の片隅に」も同じ評価ができる。(これはイカレタ作品ではないので、賞をとって良いと思うのだが)

情報過多なくせに、必要な部分は「すずがただ生きる」ことだけだ。

しかしただ生きることに、あまりにも密度の高い世界と目まぐるしい戦況が映画全体にスピードをもたらしているのだ。

歴史上、私たちは、彼女が生きて向かう先の広島になにがあるのかを知っている。

誤解を覚悟で言えば、それが物語の大きなスパイスとなり、面白さを増幅させている。

その「面白さ」は、決してウキウキ楽しいものでは無い。怖いと言っても貞子と伽椰子が来るぞ来るぞ、とチャカせるようなものではない。

人類史上最悪の、現実に起こったことだ。

見ている側は、この世界の片隅を見て一気に言葉を失う。

そこから考えることは見てる側それぞれのものだ。それぞれなのだけど、ただ世界の片隅が壊れただけでエンディングは迎えない。

壊れた先にあるものを描くのだ。

この映画では怒涛のラスト表現していいのかもしれないが、とんでもないほどの情報量が流れ込んでくる。

喜び、悲しみ、苦悩に絶望希望

(例えば、あのあと呉には台風が襲う。漫画にはあるが、映画ではそれが一瞬にして表現される。これも2時間という枠のスピード感に特化した結果だ)

その情報量主人公ただ一人の女性から見る、小さな視野景色だということも驚きだ。

……と、まぁマッドマックスから離れているので軌道修正



マッドマックス核兵器による戦争後の世界というのも、また共通点

どんな世界でも、どんだけ頭がおかしくなっても(マッドマックスの話)、人は生きるのだ。ただ生きようとあがくのだ。

この世界の片隅には銀スプレーは無いけれど、銀スプレーが無くても人は生きていくということを教えてくれた。

あの映画から漂うマッドマックス感は、そういう共通点からまれているのかもしれない。



マッドマックスベタ褒めしていた層に言いたい。

この世界の片隅にを見たほうが良い。

あの映画の良さが分かる人には、この映画の良さがきっと分かるはずだ。

これはステルスマーケティングではない。ダイレクトマーケティングだ。

マッドマックスを見終わったあと、人々はV8と叫んだのは記憶に新しい。

この世界の片隅にを見終わったあと、きっとあなたは叫ぶだろう。「ありゃー」と。(強制的なまとめ)

2016-11-10

優生学科学的に正しいのか

アイドルグループ衣装ナチス制服類似していたという騒動に関連して、妙な論争が起こっている。

ニセ科学批判で有名な人物が(俺はこの人物の行動力に敬意を表するが、支持できない点も多い)、この騒動を軽視するような発言を繰り返しているため、ニセ科学批判批判派(定義曖昧な粗雑な表現だが)が「ニセ科学批判派はナチス容認している」「ニセ科学批判派はニセ科学である優生学批判しない」と言い出しているのだ。この問題に関して俺の考えを述べてみたい。


俺は「優生学は完全にニセ科学とは言えない。科学的に正しい部分もある」と考えている。ここで「ニセ科学とは何か」「科学的に正しいとは何か」という科学哲学上の概念定義を厳密に行うことは俺の能力を超えるし、そもそも分厚い専門書になるくらいの問題なので、簡単に述べるに留める。

俺は「科学的に正しい(ニセ科学ではない)」とは、「実際に効果がある・機能する」ことだと考えている。永久機関作動しないかニセ科学だ。原発は発電しているかニセ科学ではない。原発安全性経済性の評価に関して科学的に不正確な部分が多いことは事実だが、だからといって「原発ニセ科学だ」とはならない。

まり科学的に正しいかどうかは「正誤」の問題であり、「善悪」の問題ではないということだ。科学自然現象説明する道具なので、善悪などあるはずがない。道具に善悪はない。善悪は使う人間にある。包丁料理にも殺人にも使える。科学道徳倫理を追求する営みではない。自然現象原理を追求する営みだ。「科学工学技術)の違い」みたいな話はややこしいので避ける。

優生学核兵器毒ガスと同じで、科学的には正しい。ただし、優生学には民族人種血液型関係のような変てこなものも多いので、全てとは言わない。これらは「間違った(正しくない)科学」ではなく、「悪の科学」だと見なすべきだと思う。


そもそも俺が優生学を「科学的に正しい(部分もある)」と考える理由は、優生学進化学、遺伝学、育種学(品種改良)に基づいているからだ。優生学は究極的には人類進化遺伝的改良)を目的としている。これはそのまま人間品種改良だ。進化学、遺伝学、育種学、統計学大家であったロナルド・フィッシャーが優生学者であったことがいい説明になると思う。品種改良は紛れもなく科学からね。まさか品種改良ニセ科学だ」なんて言い出す人間はいないよね。遺伝学の契機となったメンデル実験だって背景にはエンドウ豆の品種多様性が背景にあったわけだから。同じく進化学の元祖であるダーウィンも鳩の品種多様性に着目していたわけだし。

血統書付きの犬猫機動戦士ガンダムZZのプルシリーズはどう違うの、というお話人間品種改良理論的、技術的に可能だ。絶対にすべきではないけど。でも希望する人間は必ず現れるだろうね。機動戦士ガンダムガンダムSEEDシリーズコーディネイターみたいに。現代でも胎児出生前診断問題になるわけだし。

もっとも、言うまでもないことだが、上に述べたように優生学理論には科学的にデタラメな部分が多い。その意味ニセ科学だとも言える。ただし、全てが間違っていたわけではない。優生学科学的に正しいかどうかは個別に論じるべき問題だと思う。優生学から無条件にニセ科学に違いないと断じるのは、それこそ科学的な態度ではない。


結論を強調しておくと、優生学科学的に正しい面もあるので、完全にニセ科学とは断言できない。しかし、完全に否定すべき科学である。その理由は「科学的に正しくないから」ではなく、「倫理的に正しくないから」である

慎重な表現を心掛けているのでどうにも歯切れが悪いな。


ちなみに言うと、上に書いたこととは少し反するが、人間という生物根本的に品種改良に適していない。その意味でも優生学科学的にあまり妥当ではない。その理由は以下の通りだ。

現代では品種改良技術が向上し(受精操作とか遺伝子組換えとか)、ピンポイントで作物や家畜目的とする遺伝子を導入できるが、つい最近まで、場合によっては今でも、育種選抜と交配による。優れた特徴を持つ個体同士を交配させ、生まれ子供を更に選抜し、交配させる。これの繰り返しだ。要は博打で「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」なわけで、ここでの要点は「短期間で多数の子供を得られること」だ。人間はこの点であまり効率が悪い。

子供が生まれから交配するまで、およそ20年もかかる。犬猫ならわずか1年だ。妊娠期間は280日もある。犬猫ならわずか2・3か月だ。出産間隔は2年ほどもある。犬猫ならば年2回の出産可能だ。

一度に生まれ子供の数は、1体だけだ。犬猫ならば5体は可能だ。

さら人間以外の生物品種改良では、ごく限られた特定の特徴のみを伸ばすことを目的としている。「あちらを立てればこちらが立たず」式にある特徴を向上させたら別の特徴が低下した、みたいな場合でも許容されることはある。犬猫の中には遺伝的に病気に弱い品種があったりするが、他に優れた特徴があれば淘汰されない。肉用に改良された家畜はすぐに成長して肉にされるので、早死にでも何の問題もない。ところが人間場合は、ありとあらゆる能力を伸ばさねば優れた人間とは認められない。「遺伝子操作の結果、知能が向上しましたが病弱になりました」みたいなことになったら大失敗だ。人間誰しも多少は不利な遺伝子を抱えているものから進化学的かつ遺伝学的には遺伝子多様性こそが種の存続に有利だと言えるわけだし。ただし、生命科学進歩により遺伝子操作受精操作技術が向上して、理想デザインドベイビーを生み出せるようになる可能性も否定できないけどね。人間科学的に可能なことは何でもする生き物だから

そもそも種全体の改良を目指すのか、特定個人家系のみの改良を目指すのかで社会的意味も全く変わる。優生学の明確な定義があるわけでもないし。


人間品種改良に向かない。その意味優生学科学的に非常に難しい。でも科学的に完全に間違っているわけではない。倫理的には完全に間違っている。

2016-11-09

http://anond.hatelabo.jp/20161109174416

核兵器コストがよく言われるけど、もんじゅにこれだけ費用を捻出できているわけだから

日本核武装したとして、プラスでかかる費用ゼロだよ。

まりもんじゅが核施設に置き換わるだけ。

堂々と核武装できる分、もっとコスト運用できるようになるかもしれん。

何かトランプ大統領になりそうで

いやー、ワクワクしてきましたね。

いよいよもって世界が終末しそうな気がしますね。

オバマ大統領も言ってましたけど「ツイッターで煽られて炎上するような、核兵器は任せられない」人間大統領になるんですからね。

 

核がバンバン飛び交いますね。

トランプTwitter炎上させるなら今だと思います

2016-11-03

文化の日なので

文化的に大量殺戮したい。核兵器とか。

2016-08-30

ゴジラより地震核兵器のほうが強いのが残念だ

被害総額的にも。

2016-08-29

邦画恋愛描写不要なケース

http://anond.hatelabo.jp/20160827221613

を読んで思ったけど、邦画全体に恋愛描写不要ということではなく、作品テーマ関係なく恋愛描写を入れるのをやめろ、というのがゴジラ信者(?)の主張なんだろう。



シン・ゴジラ』を例にとれば、そのテーマは、①重大な危機に瀕した際われわれはどう行動すべきか、②核兵器原子力利用の是非、ということになるだろう。

これらのテーマを描くのに、石原さとみ長谷川博己恋愛は要らないわけだ。



他方、『君の名は。』はまだ観てないんだけど、「この夏、日本中が恋をする」というキャッチコピーからして恋愛テーマなんだろう(たぶん)。

このテーマを描くのに恋愛描写を省くことはできない(当たり前)。



ちなみにトラバに『ゴジラ(54年版)』にも恋愛描写あったよね、というコメントがあったが、あれは初代ゴジラに「戦中世代(芹沢博士)、戦後世代宝田明)の差」というテーマがあって、それを描くのに、戦後世代宝田明ヒロインを奪われるという描写をするのが都合がよかったということだろう。

2016-08-23

核兵器 >> ゴジラシン・ゴジラ 他はどうだったか

シンゴジを観て何が驚いたって今回のゴジラには核が有効だって事だね 核使用否定する話ではあるけれども研究者有効ではあると認めている。

もし核を使っていてもゴジラに効くわけはない進化するだけだって感想もどこかでチラホラ見たが、作中ゴジラを調べ上げ遂には成果を見せるチームから

そんな見解は一切ない。


そもそもゴジラに核が効かないなんて実は私の思い込みではないだろうか?

過去に見たゴジラの内容がおぼろげな私が勝手判断をなぜ出来たのだろうか


シンゴジラマニアどころか日本中で認められた今

個人的に一押しな核どころかミサイルで倒されるアイツ

ゴジラとして観なければと卑屈な応援しか知ってあげられなかったアイツ

いつか堂々と好きなゴジラ映画として挙げられる日も近いかもしれない。

シン・ゴジラ核兵器

シン・ゴジラを熱核爆弾で倒そうとしていますが、B2リーパーを軽々と撃ち落とす対空能力を備えているゴジラ核ミサイルを撃ち込むことはできたのでしょうか?

2016-08-22

http://anond.hatelabo.jp/20160822160648

概ね納得できる内容だし、同意できないまでも理解はできる。

ただ、核兵器使用容認に関しては、増田に限らず他の人の感想でも見かけるけど、核兵器に対する認識が小さいように感じる。

核兵器、熱核兵器の怖さは、放射能汚染だけでなく、その暴力的破壊力であるはずだ。

あの場面で広島長崎写真が挿入されたのも象徴的だと思うけど、核爆弾の炸裂によってほとんどの建物が跡形もなく崩れ去った焼野原をこそ、想像するべきだ。

もちろんあの段階でも既に東京が深刻なダメージを受けているのは間違いないけれども、まっさらの焼野原にしようというのは意味合いが違い過ぎると思う。



それとも、これは俺の考え過ぎなのだろうか。

実際には熱核兵器使用したとしてもそこまでひどい自体にはならないものなのだろうか。

下手したら大きなクレーターができて海水が流れ込んで東京湾が拡がるくらいでもおかしくないと想像してしまうのだけど、知識不足による妄想に過ぎないのだろうか。

2016-08-15

生き残りたい

夏になると思い出す話があるので書く。

小学校中学年のとき平和教育の一環で、近所の戦争体験者のおばあさんの話を聞くという授業があった。暑い暑い体育館で、静まり返って話を聞いた。

その後、クラス全員でおばあさんにお礼と感想を兼ねた手紙を書いて送ったところ、おばあさんから返事があって、それを先生がしばらく教室後ろの黒板に貼り出していた。

おばあさんの手紙最後にはこう書いてあって、とにかく今も忘れられない。

「これから戦争核戦争なのでもう助かりません。戦争はこわいですね」

これを初めて読んだとき、なんて無責任ババアだと思った。

おばあさんはもう老い先短いかもしれないけど、私達にはこれからがある、戦争のなくし方も生き残り方も教えてくれなくてただ怖いですねで終わらせるなんて、無責任ババアだと。

そして私もアラサーになって、身の回りの親しい人間がいろんな理由でどんどん死んでいくようになった。

あの時感じた子供の頃の死への得体の知れない恐怖感も、死んでもいいと思う無鉄砲若さも失って、それを見てると今はとにかく死にたくないと思う。

病気になっても、地震が来ても、日本がまた戦争をしようがしまいが、核兵器火の海に曝されても、私は絶対死にたくない。

まあそんな論理が飛躍した話は置いといても、おばあさんの言うとおり戦争が怖いだけじゃどうにもならないから、なんとかしたいと思って省庁で働いてるけど、色んな個人的感情を持ってたら混乱するばかりでまだ何にもわからない。


ただ、私が何歳になっても、絶対絶対最期まで生き残りたい。私も、親しい人も、それ以外の人もあのおばあさんも全員生き残らせたい。この思いだけはどこかで持ってたい。

ネタバレ有り】シン・ゴジラ矢口赤坂屋上シーンで気づいたこ

最近話題になっているシン・ゴジラ

ドハマリし、Twitter等で様々な情報をかき集めた後に、先日2回目の上映に参加。

そして思うところが多々あった。発見の多い映画は素晴らしい。

ここからネタバレあり。

未見で、今後ネタバレ無しで楽しみたい方はご注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトルにある通り、矢口赤坂立川広域防災基地屋上にて、

ゴジラへの多国籍軍による熱核兵器攻撃政府が認可したことを話すシーンについて、

非常に細やかな演技があったように感じた。

屋上にて、赤坂矢口政府による熱核兵器の認可を伝えたとき

ゴジラ凍結作戦通称ヤシオリ作戦)を進めている矢口は強い口調で反論する。

一方、対比するように赤坂は冷静な口調で熱核兵器攻撃必要性

そしてゴジラ赤坂言葉では『巨大不明生物』だが)滅殺後の日本の復活まで考えることの必要性を説く。

このとき赤坂は「巨大不明生物駆逐後の日本のことまで考えることが我々の仕事だ」と言い切るとき矢口の目をまっすぐに見ているが、

核兵器必要性について述べるとき矢口目線を合わせていないのである

直前のシーンでは、里見総理大臣代理から核兵器攻撃認可の旨を、

目を見据え、身を乗り出しながら聞いていたのにもかかわらず、だ。

他の場面でも、赤坂他人と話すときはしっかりと目を見て話す人間である

それにより、このシーンの、目線を下に逸らしながらの会話が強烈に印象に残った。

 

考えられる理由はただ一つであろう。

赤坂日本の政治家として冷静かつ現実的選択、すなわち熱核兵器使用を推進する一方で、

その選択はやはり本心から来ているものではないのだ。

一見淡々と、見方によっては非情物事を進めているように見えてしま赤坂だが、

彼の中にも間違いなく葛藤はあったはずである

それを如実に表現したシーンであったように感じる。

その後、里見総理大臣代理に対する「総理、そろそろ好きになされては如何ですか」という進言に繋がるのである

以上、他に多くの方がお気づきかもしれないが、

自分が2回目の観賞の中で最も気に入っているシーンの紹介であった。

またいずれ、3回目の計画を立てようと思う。

備考:

赤坂セリフについては、概ね意味するところは同じであろうが、詳細は不完全なところがある。ご了承いただきたい。

シン・ゴジラ」は自意識過剰サラリーマンの都合のいい妄想物語

噂のシン・ゴジラを観てきた。

別に批判しようと思って観たわけじゃなく、ネットでの評判もとてもいいようだし、ちゃんと、楽しみにしていた。

ところが見終わったあとは、「これが絶賛されるって、大丈夫か?」と疑問符でいっぱいになった。

怪獣映画として出来がいい、というのはまず認めよう。CGやその他の技術を駆使した戦闘シーンやゴジラ描写、街が破壊される様子や自衛隊武器が炸裂する様子は、それだけで見ていて楽しい


はいえ、あまりストーリーが幼稚すぎる。あんな強引な作りでは感動のかの字も浮かばない。

これが「リアリティを追求した話だ」とか「日本人はまだまだやれる、と思わせてくれた」とか言われてるのを見ると、ちょっとまりに恥ずかしい。


ストーリー一言でまとめると、「居酒屋泥酔して、社長会社罵倒した挙句『オレを社長にすりゃ全部解決してやるのによぉ』とか息巻いてる、自意識過剰なだけの情けないサラリーマン妄想を実現させた話」というところだ。

あらゆる事態主人公にとって、「都合よく」展開し、「都合よく」終わる、予定調和物語

子供向け漫画とかでよくある、「寝て起きたら世界危機に瀕していて、自分けがそれを救えるヒーローになってたらいいのになぁ、むにゃむにゃ」みたいな妄想物語を地で行く話。

普通はそういう場合夢オチにして「現実はそんなにかんたんに行かないよ」って教訓にするものだけど、シン・ゴジラは、大人がその妄想に乗っかって優越感に浸っちゃうんだもんなぁ、情けない。


主人公青年政治家矢口は、優秀だけど上司に媚びることがないから、組織の中では評価されないタイプ、ということになっている。(ああ、オレもそうなんだよねー、と思い込みたい人たちが山ほどいるタイプだ)

矢口を引き立てるためにことさら無能に描かれた政治家たちの中で、矢口の予想だけがなぜかはじめから当たり(でも馬鹿上司のせいで受け入れられない)、彼が組織したチームは全員が「肩書はないけど超有能」で、矢口評価しない無能上司たちは「都合よく」全員死ぬ死ぬのは矢口と関わりが深くないモブだけで、チームの重要メンバーは「都合よく」全員生き残る。


このあたり、あからさまだよなぁ。冴えないサラリーマンの夢。

「ムカつく上司が全部死んで、有能でオレのことを信頼する部下だけが残って、オレがリーダーになれたらいいのに」


物語の中心となる矢口のチーム(巨災対)の仕事ぶりは、いわゆる熱血サラリーマンたちが大好きな、「連日の徹夜手弁当」だ。

何かを研究解析するなら、世界各国の関係機関の協力を仰ぎ、その指揮を取るのが妥当だと思うのだけど(日本以外は無事なのだから)、そんなことしたら自分たちでやった満足感が得られないかダメ

何を頑張ってるのかよく知らないが、とにかく寝ないで頑張る。で、優秀なはずのリーダーから出て来る言葉はお決まりの「できるかどうかじゃない、やるんだ!」的なアレ。失笑

でもこの世界妄想世界から、もちろんそれが正しいことになっている。徹夜で頑張れば光明が見えるし、やると言ったらやる、という強い意志があればあらゆることはなんとかなる。妄想だもんね。ついでに言えば美人アメリカ特使もなんでだか知らないが最初から気に入ってくれて、アメリカの考えなんて全部無視して全面的に信頼してくれたりする。妄想だもんね。


さらに言えば、「日本人はすごいんだぞ!」ってことにしたいがゆえのご都合主義もあからさまで、苦笑するばかり。

ゴジラに対してアメリカをはじめとする国連は「東京に熱核兵器を落とす」ってことで一致して、なぜか日本意見は聞き入れずにそれを強行しようとする。

そうはさせるか、俺たちの考えた作戦なら東京破壊せずになんとかできる(かもしれない)からアメリカを出し抜いて成功させてやる!という話にいつの間にかなっている。

つべ相手ゴジラじゃなくてアメリカタイムリミットをつくったのもアメリカ

ナショナリズムを高めるためだけにこういう脚本にするの、良識を疑うなぁ。まぁ、トランプ政権になったらやりかねないかもしれないけどさ。


そもそも客観的立場で考えたときに、ヤシオリ作戦って賭けるに値しない内容じゃない?

この妄想物語の中ではもちろん成功して当たり前なわけだけど、ヤシオリ作戦の元になる矢口プランを構想したのは、ゴジラの生態もなんにもわからなかった段階での当てずっぽうに近い。こんなの、全然失敗したっておかしくないわけだ。

「ヤシオリ作戦が失敗して、沈静化するはずのゴジラが逆に活性化して、核兵器も効かなくなり、さら羽根まで生えて、世界中攻撃しに行く」

そういう展開にしたら、矢口ゴジラを倒せる唯一の機会を無駄にして世界破壊を撒き散らした、信じられないほど愚かな指揮官、ってことになる。まぁ、妄想世界ではそんなことは起こらないけど。


というわけで、シン・ゴジラストーリーは、とにかく都合の良い妄想だけで構成された、ご都合主義権化とも言うべき幼稚なもので、この作品を見て「日本人もまだまだやれるって思いました」っていうのは、ハーレムものエロゲをやったあとのオタクが「モテない僕もまだまだやれるって思いました」って言ってるのにそっくりだな、と思うわけ。

2016-08-08

http://anond.hatelabo.jp/20160808005650

覚えてる範囲



ゴジラが変形したのを変態でなく進化だと呼ぶ。いや変態でしょ。「ゴジラ細胞分析した結果通常の細胞分裂突然変異を繰り返しており...」とかそういうSF的な説明があった上で科学者が「これは進化だ」と結論付けるとかだったら個人的には盛り上がったと思う。

はじめに「進化」という言葉を出したのは矢口だったはず。

首にタオルを巻いてる教授っぽい人は「突然変異」という言葉も使ってた気がする。

尾頭さんは「進化」だったかも。



普通ゴジラ通り道空間線量が変わってるなら「ゴジラ放射性物質をくっつけて歩いてる」が最初に来るべき仮説でしょ。なぜそれが出ないのか。

順番として、「ゴジラ動力源は何だろう?」という疑問が先にあって、もしかして核分裂? みたいになってからゴジラ通り道空間線量のデータが出てきたはず。

先に放射線量データがあってからの推測であれば、そういう仮説もありえたかも。




追記

・なんで誰も「核兵器ゴジラを殺した場合死ぬ人の数」と「ゴジラを倒せなかった場合死ぬ人の数」を天秤にかけないのか。唯一の核兵器使用容認の先輩的な人も国際政治的な理由で、登場人物価値観が判で押したように反核兵器使用なのが気持ち悪い。全編通じて誰も「どの選択肢が一番多くの命を救えるのか」という論点を持つ人間がいない。政治家なのに。

核兵器を使うと東京一帯が再生不可能になる、凍結作戦であれば被害は直近の3区だけで済む、という会話はしていた。

実際の熱核兵器威力は知らんけど。

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