はてなキーワード: 扉絵とは
筋トレ:アニメ第3話 //回数が10倍から3倍になった。よかったね
空き缶:アニメ第3話
日直:アニメ第1話
傘:アニメ第3話
本屋さん:アニメ第5話 //「ヒミツなんかじゃないもん」が削られている
雨宿り:アニメ第5話
二人乗り:アニメ第6話
背比べ:アニメ第10話
席替え:アニメ最終話 //ハンカチを渡すのはアニオリ。きれいに纏めた
わき腹:アニメ第8話
水道:アニメ第6話 //ハンカチはアニオリ。最終話に繋げるためですね
21ゲーム:未アニメ化。西片が私にキスできたら西片の勝ちね。
お誘い:アニメ第10話
買い物:アニメ第7話
二択クイズ:アニメ第10話 //お誘いから繋げたのはうまいと思う
ホラー:アニメ第9話 //ポーカーをやらなかったため日直を手伝う理由が変わったのは残念
ウォータースライダー①:OVA予定
ウォータースライダー②:OVA予定
ウォータースライダー③:OVA予定
目薬:未アニメ化。目薬対決。巻末おまけ漫画に北条さんという一発キャラが登場
入学式:アニメ最終話 //過去回。自己紹介のくだりがやや原作と違う
氷:未アニメ化
最新巻でなーんか作画に違和感あんなと思って作者インタビュー読んだらデジタル作画作画に移行したらしい。
書き込みが増えたというかトーン多用しすぎて画面のっぺりしてる。わびさび?みたいなのが死んだ。
少女漫画描いてただけあって繊細な作画が売りだったのにデジタルになってから雑。線は太いしカケアミとかしなくなった。
もう15年以上アナログ描いてきたベテラン、なんでデジタルにするかな
デジタルに触れてきたミレニアム世代の新人ならわかるんだけどアナログ→デジタルは劣化しかない。トーンだけデジタル作画ならわかる。もうトーンって絶滅危惧種って聞いたし。
アナログって綺麗だよ。カラーイラストならデジタルのが綺麗だと思うのが一般論だとおもうけど漫画はぜっったいアナログのが上。それに自分で描いてて感じるけどデジタルは下手な奴がごまかしながら漫画を完成させるツール。元からアナログでペンに紙がクッソ上手い奴はデジタルに頼らなくても絶対いい。
もう最後の砦だ。ジャンプ作家だけはデジタル作画してくれるなよ!絶対だかんな
ジャンプ永遠にデジタルとは無縁にコピックとカラーインクの扉絵。バクマンにあった様にアシスタント5人つけて背景書き込んでくれ。ワンピースやジョジョデジタル取り入れ始めたら絶対劣化する。昔のが良かったっな〜なんか絵変わっちゃったってAmazonレビューに書き込まれるんだ
いやーヨークシンからGI編って両方ともすんげー面白くてすごいなあ
GI編ってもうそれだけでなんか一つの漫画になりそうなくらいあるわ
ゴレイヌってネタ扱いされすぎだろってのが最初の印象だったけど、読んだ後だと普通にいいやつすぎるわ
仮に本人が、自分がネタにされてる画像を見たりしても、しょうがねえなみたいに許してくれそうな感じはあるけど
ポンズかわいくなりすぎだわ
アニメだともうちょいポンズカップルの描写あったっぽいし見てみたくなる
シズクはメガネっこ属性ない自分なのになぜかドストライクなんだよななんでだろ
木の上で助燃しみはってるときのマチが片膝たててて解像度たかかったらスパッツの股間がみえそうでうおおおおってなった
あーマチとシズクかわいいよう
天然タラシのゴンにキルアがどぎまぎさせられてデレてくのほんと見てて胸がきゅんきゅうんする
ショタホモ属性持ってないと思ってたのにキルゴンはもうほんとキュン休んきて死にそう
あっけらかんとしたゴンと純粋な好意に慣れてないキルアの戸惑いっぷりがもうかわいいったらない
ちなみに今こういと変換しようとして行為が最初にでてきて純粋な行為にふれていないってもうアレしかないやろと思った
あとヒソカの視線でキルゴンの上半身から下半身をなめるように見てるところもよかった・・・
ゴンはまったく気にしてない様子が、キルアは視線にきづいてお尻おさえるのがもうね・・・
あとキルアがオークション用語の説明で縛りってところでこっそり心の中で「なんかエッチだ・・・」と考えるのもほんと好き
あとなんだっけ着物の僕っこもでてきたな
シズクの扉絵でへそだしのがあってすごいよかったー
かなりぐちゃぐちゃになってしまった。
もっと短文でズバッと言える人言語感覚や文章を読み解く力がすごい人の意見も聞きたいです。
うっちー「…いいの?」
喪129 2P 4コマ目
http://www.ganganonline.com/viewer/player/viewer.html?tw=2&cid=SQEX_WATASHIGXXXC1290_72
いやもう、これで言いたい事は伝わる気がするんだけど、自分のなかでうまく言語化できていないので、ちょっと言葉を尽くしてみようと思う。
まず、うっちーは修学旅行編では雌猫の間グループの面々とお揃いの花冠を付けていて、
今回の遠足編でもこっちとお揃いの耳をつけている。
これは、うっちーがいつもの六人から、もこっちを優先していることを示している。
いや、示しているも何も、事実スマホがないと嘘をついてまでもこっちと一緒にいたがってるんだから、そんなことは耳による隠喩がなかったとしても、明確だ。
ただ、遠足編喪128までの、もこっちたち六人組はそもそも別にお揃いの耳をつけているわけではない。
あくまで、もこっちとうっちーだけがお揃いなのだ。(吉田さんの耳が同じように見えるコマもあるけど、ところどころで吉田さんの耳だけ三つの白い模様が入っているので別物だと解釈した)
もちろん、これはうっちーともこっちだけが、雌猫の間グループと同等の親しさ(厳密に言えばうっちーがもこっちとそれぐらいの親しさを持ちたいと一方的に思っていること)を示しているわけではない。
もこっちたちのグループの構成員たちは、それなりに互いのことを思っている(もちろんそれぞれの好感度は、一方的な「好きな人いる」もいれば、そんな仲良くなったと他人から称される間柄もあれば、あいつらといるのが楽しかったから忘れてたが…とごちる関係もあるから、一様ではない)が、そのうえで互いが別々の耳をつけている。
という、まずうっちーの耳の移り変わりと、雌猫の間グループの耳、それともこっちたちの耳について押さえたうえで、今回の本題である田村さんの耳だ。
(ここら辺過去ログを保存してないから、ページ数などをちゃんとかけないのもどかしいな)
私いい
と断っている。
もちろん、これは提案者が親しくないネモだったこともあるだろうが、
そもそもまこが提案しようと、もこっちが提案しようと、吉田さんが提案しようと断りそうなキャラクタではある。
そして、その次の喪126でも、田村さんは頑なにネモとノリを合わせようとはしない。
説明の都合上、作品と時間軸が反転してしまったが、もう明白だろう。
過去の修学旅行における「うっちーを含む雌猫の間グループ八人」や
遠足回における「うっちーとナツを除く四人」は、みんなに合わせてお揃いのものをつけている「普通」なのだ。
ということを踏まえると、遠足回でネモはもう一つ深い独白を残している。
やっぱり黒木さんは
普通じゃないな……
また時間軸を反転させてしまったが、喪125でもネモはもこっちたちを普通じゃないと思っているんですね。
このネモと普通に関しても、今回の喪129では深堀されているのですが、
この増田においては田村さんとうっちーに焦点を絞りたいので、ここらへんで。
さて、そんな田村さんですが、あっさり耳をつけることになります。
それは吉田さんの
おーいいじゃねーか
それにしろよ
結局田村さんにとって、耳をつける行為には思い入れはなく、思い入れがある吉田さんに勧められたからつけているだけなんですね。
ようやく本題です。
「田村さんもくる?」
その後、耳を外したうえで、
私は待たせている人がいるから
と言って断ります。
これは何を意味しているのか?
そう「待たせている人(=もこっちと吉田さん)がいない今この状態に、耳をつける意義がない」ことなんです。
田村さんが耳をつけているのは、吉田さんに勧められたから以上の深い意味はなくて、言って見れば彼女を楽しませるためのサービスなんです。
もちろんそこには、まこっちや、もこっちも含まれているでしょう。
だからこそ、雌猫の間グループの子と会話をする際に、まこっちがいなくなったその時、その耳はもう用をなしていないのです。
という、解釈で終わってしまっては「田村さん視点」の気持ちの解釈にすぎません。
雌猫の間グループ(=普通)と同じ耳をつけず、もこっちと同じ耳をつける、うっちー
と
雌猫の間グループ(=普通)と同じでないのは当然として、そもそも耳をつけることを嫌がる、田村さん
この対比を見ると、どうもワタモテにおける「耳」や「花冠」などの頭の装飾物は、
他人とどのように関わりたいのか? という他者への欲求の象徴のように思えます。
「全員違うけどそれでいい」もこっちグループは変わり者のグループで、
「耳をつけていない」キバコ、茜、加藤さんのグループは、グループとして成り立っていないから、こうして解散してしまった。
そう思うと、全員が違う中でもこっちと同じでいたいうっちー、
吉田さんたちがいればつけるがそうでないならつけない田村さん。
この2人は同じようで、反対な面もあります。
まず同じ面としては、うっちーにとっても、田村さんにとっても、
それは、うっちーが雌猫の間グループと行動せずもこっちといたがることや、
田村さんが雌猫の間グループの前で耳を外す(=要求がない)ことからも明白です。
そんな2人の気持ちのやじるの先にいる、蠱惑さをもった我らがヒロインが、普通じゃない代表もこっちなんですね。
次に、反対な面として「普通」は否定しながらも、うっちーは結局「もこっちとお揃いにする」という普通をしてします。
これは、うっちーは花冠時代に他者と仲良くするには同じものを身につけるということを学んでいるから。
けど、もこっちグループは普通じゃないので、ここが違う耳をつけた状態でも楽しいし、仲がいい。
だから、まだそこに踏み込めていない、うっちーは「もこっちから見るとまだ、その他大勢の普通の人にすぎない」のだと思います。
なので、先の展開を予想するなら、もこっちがうっちーの個性を認めた時、お揃いの耳ではなく、うっちー独自の何かを得るのでしょう。
田村さんは、他者と仲良くする方法がそもそも不器用だから、耳も親しい吉田さんに勧められなければ付けないし、1人でいるときは外したい。
同じ、普通を否定するもの同士だけど、やっぱり正反対なんですよね。
かなり長くなったけど、こういう個々人の気持ちを踏まえたうえで、冒頭に引用した2人の会話を読み返すと。
いいなあ。
田村さんは、うっちーの言葉を「(まこっちと一緒にキバ子のところへ行かなくて)いいの?」と解釈して
うっちーとしては「(まこっちを行かせて)いいの?」と言っているようにも思えるんだよね。
だって、うっちーはどこかのグループを抜けて別のグループへ行くことを今まさに自分で実践しているんだから。
言ってしまえば、雌猫の間グループと、もこっちを天秤にかけて、もこっちをとった自分を、
相手がああいう状況だったとはいえ、キバ子の方をとったまこっちにオーバーラップさせていてもおかしくないわけでさ。
うーん。
うっちーの恋路を応援し隊としての物語のハッピーエンドは「もこっちがうっちーの恋心に自覚的になる」あたりだと思うんですよね。
(そりゃ、恋が成就する、まで行けば言うことないけど、さすがに漫画としてこれやっちゃうと軸がブレすぎるから、まず一旦の目標はここだと思う)
それのためには、ネモやまこっちや田村さんたち、もこっちと仲がいい他の子たちにも知ってもらったうえで、応援してもらうとかが、漫画としては広く展開できると思うんですよね。
主人公の男子は、修学旅行帰りの新幹線がトンネルに入ったとき、地震が起きてトンネルに閉じ込められる
かろうじて生きてた女子と一緒に、何が起きたのかの探究と、東京の家に帰るために、荒廃した世界を進む
その途中でいろんな人に襲われたり助けられたりしながら、恐怖と向き合っていく
ちょっとした動き、動きへの反応もぜんぶ丁寧に描写してるから、読んでてしつこいほど主人公と同調できる
あと前半のコミックスはあらすじがついてたけど、あらすじの書き方がテルマエロマエっぽかった
同じ編集者だったりするのかなあ
ラストはやっぱり物足りないなと思った
でも記憶違いしてて、ヘリで助けられて真っ暗な深淵を除いて終わりだと思ってたけど違った
どんどんズームアウトしていって終わった
うーんしかし憧子ちゃん(咲と同じだな今見ると)かわいい・・・
リトバスした後だと、あこちゃんの病気はナルコレプシーだなって今読むとわかる
しかしあこちゃんみたいにかわいいやつがいたら、最初のノブオみたいにやるのがふつうだろ・・・
主人公、その他仲間の男が理性保ちすぎててすごいと思った
でもこれもう主人公確実にあこちゃんとつきあう感じだよなあ・・畜生うらやましいぜ
もっと読みたいと思うけど、人間の心の弱さ、闇の正体、それと向き合うということ、というゴールまでたどり着いたから、
終わりなんだろうな
災害がメインじゃなくて、あくまでも災害を通したそういったものにスポットライトをあてた漫画なんだよっていうメッセージにもなってるんだと思う
映画はクソだとよく言われてるけど逆に興味あるなあ
どっか外国で廃墟のセット作ったらしーけど、ビジュアルを見るだけだとかなりセットのできはよかったように見えたんだが
あとタイトルなー
龍頭ってとこからきてるのはわかるけど、それをタイトルにしたのがいまいちしっくりこないというかよくわからないもやもやしたままだ
作画のレベル、シナリオの安定さ、キャラの魅力、デスゲーム、主人公補正…どれも今際の国のアリスに似てるなこれ
面白さはどちらも同じぐらいかなーダーウィンズゲームはキャラ萌えが若干勝ってるかも
扉絵とかガンツを思い出すようなサービス精神旺盛なものばかり、まあグラマーなキャラが不在なため少女・ロリ系ばかりだが
シナリオの展開はなあ、デスゲーム作品の序盤はもう似たようなものになるしかないのかもしれないから置いておこう
しかしね、大規模イベントで都合よく主要メンバーが集まったりするのはご都合すぎていまいちかなあ
あそこで謎解いてゲームクリアによるイベント終了を狙う展開はすごい良かったと思うけどね
チームを作る展開からはこれ東京グールだよなって思って見ていた、外人の元で修行受けて常人越えちゃう当たりとかさ
ランキング1位があっさり仲間になったり婚約申し込むのはどうなんだろうなあ、萎えた人多そう
ここまで読み進めると気づいてしまうけど、この漫画は俺TUEEE系のデスゲーム作品だよね
圧倒的に主人公が強いわけじゃないが仲間は有能揃いだし主人公補正かかりすぎて敗北がまずあり得なさそう
今際の国のアリスだって毎度窮地に立たされるぐらいでハラハラしたのに、ダーウィンズゲームはそれない
初戦みたいな能力も何もなしで逃げ回ったりするのがデスゲーム作品らしくていいと思うのに、これは流石に味方陣営が強くなりすぎた
もう完全に俺TUEEE系でいいと思う
キャラについて、シュカもレインもスイも可愛いと思うけど少女・ロリ系ばかりは飽きる
扉絵でガンガンえろいの(つっても下着・裸ワイシャツ・水着程度だが)描いてるのに作中じゃシュカの全裸ぐらいしか記憶にないな
生殺しだからもっとエロいの描いてくれ、ってのとグラマーキャラも出してほしいわな
リュージは最近もうトグサにしか見えんよなあれ、つかトグサだ、トグサって呼べ
オージは完全にアクセルワールドの主人公じゃねえか!!!飛べないとか飛ぶとかもう意図的に寄せてるだろ、いいキャラだと思うけどさ
あとはなんだ、ゲンスイの宗教?あれは未来日記の千里眼の宗教と日記を樹形図的に増やすやつと同じだよな
まあ宗教キャラなんてたいてい未来予知か信徒とのチャネリングとかそういうのになるお決まりテンプレだから仕方ないか
この作品はあとどれぐらい続くんかね
レーベンズが日本掌握したしGMも顔バレしたし、急に展開が早くなるからなあ
もっと日常も描けばキャラ萌えシーンも増えるんだろうけど、シナリオを先に先に進めたいのかな
こういう系はネタバレ描いたら終わりだとおもんだけどなあガンツみたく
まあどちらでもいいか
いつも「あのキャラがこんなことするはずない」とか書いているような頼もしい諸兄までが擁護派にまわっているのがいたたまれない。
あれは「脈絡なく脱がすな」って話だろう。
「脈絡なく脱がしたキャラが、それをなぜか超厨2俺理論で受け容れて、しかも最高のおもてなしをしてくれる」みたいなのは、別のそれをやるフィールドがほかにあるだろう?
話を支えるキャラの同一性や設定の具体性は、もっと作家もファンも心血注いで大切にするものだろう?
って話じゃないのか。
エロ絵見たさとか、規制派へいちゃもんつけたさに、ここで飛びついてたらまずいんじゃないか?
もちろん、扉絵とか単行本のおまけカットにその時の話の筋とは関係ないのが描かれる伝統的な楽しみはあるけど、それだって、もともとの設定や世界観に厚みを持たせるものだ。
エロなら良い悪さだとか、扉絵だからその作品の評価と無関係だとか、そういう話じゃない。
もちろんこれまでの作品だって、劇中劇とか水着回とか、たいした脈略のないことも多かったよ。
でもそれは、脈絡とか設定に無頓着という事とは全然ちがうからね。
ナンセンスなことをやるためにどれだけの脈絡が下敷きになっているかを、この機会にでも知るべきだ。
もちろん、脈絡が進んで最初の設定から変わってしまうことだって少なくない。
でも、キャラを作品上の脈絡なく脱がしたり、ましてやオタク専用ダッチワイフみたいな、一方的な扱いをして良いわけがない。
あれは絵のうまさではなくて、やり方の下手さを非難して良い話だろう。
子供への悪影響を大人が心配するとかじゃなくて、大人のファンが、作品のその未熟さを指摘する話だろう。
いったいどうなってんだ、諸兄。
キャラや話を『消費』して貧しくさせるのは、間違ってることだよ。
昨日、週刊少年ジャンプで連載していた「左門くんはサモナー」という漫画が終了した。ミステリアスでひねくれ者の左門くんが主人公のハイテンションコメディだ。作者は沼駿先生という若手の作家さんで、今回の連載が初だ。
アニメ化が期待されたこともあった。
左門くんはサモナー(以下左門くん)は私にとって特別な漫画だった。ジャンプで連載しているどの漫画よりも面白く、毎度笑わせてもらっていたし、連載当初から昨日までずっとアンケートを出して応援して来た漫画だからだ。
そんな左門くんなのだが、決して安泰と言えるような立場の漫画ではなかった。掲載順は安定せず時には下位を彷徨う時もあった。(アンケート至上主義のジャンプにおいて、アンケートの結果は漫画の明暗を分ける)そんな時でも私は、藁にすがる思いで左門くんにアンケートを入れていた。
左門くんの行く末が気になるあまり、良くないとは知りながらも、某巨大掲示板の「ジャンプ打ち切りサバイバルレース」(通称:鯖スレ)というスレッドを覗くようになっていた。
そこは日々、ジャンプの漫画のどの作品が打ち切られるか予想され、発売日前のネタバレもあるというグレーゾーンな場所であった。
そんなある日、私は信じがたいものを目にした。発売日前の掲載順バレがあり、「左門 最終回」の文字を見てしまったのだ。そんなの嘘だ、きっと何かのイタズラに違いないと思った私は、発売日に自分の目で確かめるまでは信じないことにした。
そしてジャンプ発売日の朝が来た。ジャンプ+のアプリを開き、定期購読しているジャンプを真っ先に開いた。
私はおそるおそる左門くんのページをめくった。扉絵には最も恐れていた「最終話」の文字があった。打ち切りパターンお決まりの◯年後に飛んでいた。全てを悟った私は、心の片隅で嘘であってほしいなどと願いながらもページをめくっていた。全てを読み終えた私の頰には涙が伝っていた。今までどんな感動ストーリーでも泣けなかった私が皮肉にも、大好きな漫画の打ち切りで泣いてしまったのだった。
この先、週刊少年ジャンプで左門くんたちの日常が描かれることは永遠にない。その事実がただただ悲しかった。
左門くんという存在を失って初めてその存在の大きさに気づいた。左門くんのハイテンションなギャグに大笑いして、嫌なことも吹き飛んでいたこと。月曜日になれば左門くんが読めるという希望がどれだけ私を救っていたのかということ。
この文章を読んだ方の中には、「たかが漫画だろう」とか「人気の出ない漫画は打ち切られて当然」という感想を持つ方もいるだろう。もちろんそれもわかる。でも、誰かにとって取るに足らない漫画であっても、誰かにとってはかけがえのない漫画なのだ。それだけは言わせてほしい。
私の好きだった左門くんは泣いても喚いても永遠に戻って来ない。
夜とコンクリートを読んだ。青いサイダーで泣かされた。簡素かつ美しい線で描かれた物語から立ち昇ってくるのは、夏の寂寥感にも似た読書感だった。
恥ずかしながら中古で買ったんですけどね。棚を眺めていてひょいと手が伸ばしたら、こんな素敵な漫画に出会えたわけです。運がよかった。
内容としては全体的にとってもシャープ。無駄がなく、足りない箇所も見受けられない。絵柄も本当にすっきりしているから、人物たちの言葉と彼らがいる場所の空気感がダイレクトに伝わってきた。
そのおかげか、はたまたAmazonでのレビューをチラ見したせいかは知らないけど、いま一度内容を思い返してみると、擬音語がなかったはずの場面から濃密に音の気配が聞こえてくる気がする。
変な言い回しになってるけど、例えば夏休みの町って話の扉絵から降り注ぐ蝉の鳴き声や、強烈な日差しが照り付けてる感じや、風の音なんかがひしひしと感じられるようになったのです。
感受性を刺激されたというか、想像力をたくましくさせられたというか。実際読みながら涙が出てしまったわけで、個人的に感情を強く揺さぶられる表現が詰まっていたことは間違いないです。
珍しい(?)ユースサッカー漫画
主人公は感性のプレイヤーで直情的なワンマンと思いきや実は俯瞰能力があってときどき鋭いプレーをするタイプ
中学最後の試合で相手にチームメイトを馬鹿にされて切れちゃって負けちゃったところを、ユースの監督に見初められてユースの入団試験受けに行く
ぐいぐい読ませる漫画だね
曽田正人とかとベクトルが似てる気がする漫画ですごく漫画としてうまいなと思った
作者全然しらんけど
なんか監督見ててジャイアントキリングのたつみ思い出したな―
凄い選手だったけどケガしちゃったっての
サッカー全然興味ないけどそれでもぐいぐい読ませるのすごいなー
カペタとかジャイキリ、昴、アイシールド21とかと似た感じだな
フットボールネーションも面白かったけど個人的にはこっちのほうが好きだな
もちろんこっちも理論は一応あるけど
語らずに表情や絵でみせる漫画ならではのよさがこっちのほうがある気がする
あっちは理論のオマケに絵がついてる感じ
扉絵を地味に楽しみにしてた
漫画の単行本でさ、1話単位の連載形式だと、タイトル、扉絵、次回への引き、前回の状況描写、等がどうしても冗長に感じてしまう。
話が途切れ途切れになるし、ページ割の関係上で間に白いページ挟んだり、毎回流れがリセットされる感じ。
この前久しぶりにAKIRA読んだんだけど、そういうのがなくストーリー全体が1本の映画のように繋がっていて、没入感が良かった。
連載当時はリアルタイムで読んでいなくてわからないのだが、これは単行本化の際に後から加筆修正を行って繋がるようにしたのかな?
そして、これが俗に言う完全版というやつなの? その場合、世の中の殆どは、完全版と称しつつも再販でしかないことになってしまうんだけども。
作者や制作側はどう感じているのだろう。あたりまえのものとして違和感なく何も考えていないのかなぁ。
毎回タイトルつけるのとかもめんどくさくないの? 少なくとも俺は全く興味ないし、つける意味もないと思う。
単行本化は、連載版をそのまま掲載するのではなく、作品として全体の流れを意識した作りにして欲しい。(そういえば、ドラゴンボールは扉絵を本の最後にまとめていた気がする)
まあ、予算とか、売れるかわからない作品に対して作りこむとか、時間がないとか、難しいのはわかる。
Web媒体であれば雑誌よりは柔軟なところあるから、連載時から1話区切りを感じさせない新しいアプローチが出てきても良いとは思うんだけどなぁ。
特に成年漫画とかいい作品(いろんな意味で楽しめる作品)多いと思うので、紹介します。
1.かげきしょうじょ 斉木久美子
歌劇団のトップっていう一番を目指すっていう、わかりやすいストーリーなのがまず良い!!
一生懸命だからぶつかり合えるし、一生懸命だから一緒になって喜べるし。
本当に面白いのに、いまいち知名度がなかったりするから、今一番、お勧めしたい漫画!!
とにかく、ただただ、たのしくてどんどん読んじゃう。
笑止っ!には笑った。素直でいいね。
「やっとこっち向いた。」っていうセリフにやられました。
4.Ascene 武富智
絵柄がお洒落。
ちなみにBsceneとCsceneもあります。
たぶんあんまりメジャーじゃないと思うのだけど、めっちゃ続巻(スピンオフとか)が出てるから、根強い人気があるんじゃないかと推測してる。
なんか心理戦とか繰り広げたりしてて、おもしろい。そして最後は王子が必ず勝利して、サッと店から出る様式美が好き。
6.ちおちゃんの通学路 川崎 直孝
単純に一般誌に連れてきただけでなく、誰が読んでも楽しめる作品にしたのは、メディファクは良い仕事したなぁーって思う。
(成年誌出身作家ってどうしても、ただのエロ成分を弱めた感じの作品になりがちだと思うのです。。。)
読んでて、大人の仲間入りできた感じがする様な、ちょっと背伸びした感じになれる。
8.うきわ 野村宗弘
不安な気持ちとか、なにかにつかまっていないとダメになりそうな気持ちとか、そんな気持ちを
言葉とかセリフとして表現するんでなく、うきわっていうメタファを使った表現にしたのが、すごく腑に落ちて、心が揺れ動かされた。
単純にうわきとうきわっていう駄洒落なんだけども。。。いや、シンプルだからこそスッと腑に落ちたのかも。
靴がその人の人生を変えるっていう、ちょっとファンタジーみたいな世界も、本当にそういう実話があったような気持ちになる。
ひとつひとつのエピソードが丁寧に描かれてて、ストーリーにちょっと無理あるだろー、とか思わせない。すごい。
いやぁ。なんていうか脚の描き方がすごい綺麗だなぁって思います。
そして、こういう作品にドキッてしまう感じが、私生活のこじらせっぷりを露呈した感じになる(笑)
名作!!
女のひとが読んでもおもしろいと思うのでは?と勝手に思ってる。
いや、さすがにそれはないか。。。
Hを楽しんでるのが、とにかく良い!!
絶倫っぷりと、謎の使命感に笑ったw
それにしても、出す作品、出す作品どれもおもしろいのが、凄い!
どの作品も楽しめる!!
「こんなのくらっちまったら、やられる」みたいな格闘漫画みたいなセリフが好き。
isbn:489465621
楽しそうでなにより!
8.NON VIRGIN 織田non
Xerosで巻頭カラーになってたの(slave-fantasy)を初めてみたとき本当に、感動した。
絵がめちゃくちゃカッコいい!!
すごい好みの作品。
めっちゃやってたのだけど、
10.びゅーびゅーびっち 五月 五日
https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/15/05/200011150513.html
これは、ちょっと読む人を選ぶと思う。
僕は好きです。
俺は、男は中身だといわれて、なるほど哲学や文学か?って思ったけど。テーマ性が強い漫画が売れるとは限らないよね。信者はいるかもしれないが、やはり、ここで言う中身とは「付き合っていての面白さを提供できるフォルムや提供のしかた、コマ割」ってことだろうな。
② 「※ただしイケメンに限る」=「※ただし絵が汚いと読まれない」
確かに、ブサメン好きとか、下手な絵が逆に好きとかいるだろうな。
ただ、一般論として、汚い絵はそうそうメジャー誌に乗らないわけだ。
ブサメンが見られないどころか、最近はフツメンも見てもらえないのは事実だろう、だってイケメンがネット上で氾濫してるし、テレビもがんがん整形済み化粧済みの奴を流す。
細マッチョとかいって、シントールっていう筋肉をでかく見せるシリコンを植え込んだような腹筋を見せる。
最近の漫画は画力が上がりまくってる。それと同じで最近の整形とファッション、美容院システムはヤバイ。
③ 「顔だけよくってもね~」=「画だけよくってもねえ」
④ 「イケメンは観賞用、緊張するから雰囲気イケメンくらいがいい」=「大暮は絵だけ、話は大風呂敷だから、作画だけ集中して原作つけろ」
これもよく分かるって感じやな。
⑤ 「処女や若いころのセックスはイケメンにつくして、年とったら安定収入の男と結婚したい」=「若いころはコロコロなりジャンプで、年とったらヤンジャンやゴラクやモーニング」
なるほど感性が違うし、一番漫画を消費する世代でジャンプに行ってしまって、残りかすみたいな感性で青年漫画を読むわけだ。
一番いい時期を下らないもので消費してしまうが、それが漫画の楽しさ。性の楽しさ。
残りの楽しめなくなった時間は落ち着いてゆっくり読める感じで静かに当たり前の生活感を求めだす。
⑥ 「ブサイクでもいいから医者と結婚したい」=「ジャンプでエロ漫画みたい、矢吹はエロ漫画かけ」
自分がジャンプ楽しめなくなると、エロ漫画に来いという。当然矢吹サイド(医者)もそれが分かるが、行くわけにはいかない
⑦ 「結婚はブサメンの金持ち、子供はイケメンのタクラン」=「エロ漫画でストーリー性を求めて、ジャンプでエロを求める」
ちょっと違うか?w
⑧ 「ババアに興味ない、女は若さがすべて」=「IKKIとかいうマイナー雑誌に興味ない、マガジン、ジャンプ系がすべて」
高望みだろうが、そりゃそうだろ。有名雑誌で売れたいから漫画家になるのに、ぜんぜん読まれず収入も苦しいってメリットまったく無い。漫画家やめるわな、結婚やめるわな。結婚にメリット無いって。趣味で同人だけやる(風俗等)。
そりゃ深いテーマ性を読めない読者を叩いてたらだめだわなあw消費者はアホ、ってのと同じで女もアホと思って、ブリーチだのワンピースだのナルトだのの、クソほども面白くも無い漫画が大事なわけだ。
あれはまともな知能してれば面白くは無いが、テーマ性の低さと比べて圧倒的に過分な画力、構成、キャラつくりがなされてる。クッソつまらないがレベルは高い。
イケメンとか、いわゆるモテルやつってのも、ストーリー性っつーか、伝え方がうまいんだろうな。コミュ力とは別の。
肩書きも、ジャンプはないにしろ、モーニングくらいはほしいわけだ。(年収とか職業とかか?)
テーマの深さよりも、まずはネームのよさ、伝わりやすさ、基本を抑えてる表現、引きゴマとかをきっちり守って、表現手法を学んで来いと。女が喜ぶストーリー展開は決まってるし、そこに変化つけて個性見せていけよと。ビジュアル系バンドみたいな。
なるほどな、中身ってのは、ネームのことで。この面白さを磨けってことだな。決して高尚な何かではない。
ネームを磨くには、理屈をわかってまねすることだ。何がどういう理屈で面白いのか。自分のオリジナルで書いたものを絞っていって無駄を省く作業。
なるほど、デブがモテナイわけだ。多すぎるんだよな、主張が、分からないは女には。逆に細マッチョが指輪だのネックレスだので主張してくれれば分かるんだろうな。絞って主張してくれってことだ。油おとしてこいよと。
チビがモテナイのも、そこにストーリー性が湧かないからだ。恋愛ストーリーとかそういう圧倒的に楽しませてくれそうな感じ。扉絵とでもいうのか。
ここまでを総合すると。どうすればいいんだろうな。
やせろ、自己主張は系統だててくれないと混乱するからネームキッチリ絞って最低限で教えろ。せりふで説明されるとウザイから、コマ割(やさしい分かりやすい伝え方)で説明しろ。
みたいな?
そこまでやれば、相手は信者になる。信者になった女は本当に楽に洗脳されるし、簡単に抱かれる。
なるほどなあ。
今週のニセコイいくらなんでもひでえんじゃねえの。
この漫画に期待してるのはかわいいキャラを愛でたい。それだけなの。
でもそれすら出来なくなるってどういうこと?
とりあえず今週のジャンプの表紙を見て欲しい。
http://www.shonenjump.com/j/weeklyshonenjump/
ニセコイが表紙だ。主人公と4人のヒロインが寝転がって頭をくっつけあっている構図だ。
素人目だけどまあいい絵じゃないかなと思う。うん、鶫がいれば。
アニメのOPで露骨にハブられてるし鶫回いくつも飛ばされてムカついたけど、まあドラマCDあるし可愛いからと思うようにしたよ。
なのに原作じゃ出しもしねえとかどういうこと? ふざけてんのか。
挙句代わりが一月前に出たばっかりの新キャラか。どこまで馬鹿にすりゃ気が済むんだ。
鍵持ちを集めただけ? 鍵を見せもしねえ表紙で何ほざく。
いやわかってるよ? この間の人気投票で一人で何千票も送る奴もいねえわ順位も低いわだからリストラにかかってんだろ?
ジャンプは人気商売だから不人気キャラはいらねえってそう言いたいんだろ? それはわかるよ。
でもそもそもあれだけ雑な扱いしといて人気でねえも何もねえだろ。
一人だけ鍵持ってないのは別にいいんだよ。むしろ何かしらリアクションあるだろうと期待もしてたよ。でも特に何もなく、4つ目出てきてもスルーしてたね。なにこれ。
たまにある鶫回は大抵ビーハイブの発明品に巻き込まれるだけの話。それ以外ではよくて胸でいじられるだけ、大抵空気。
その上鶫で使えそうな設定はぽっと出のキャラに使うしさ。
春のお姉ちゃんの好きな相手を好きになっちゃって云々とか鶫と千棘でやる話だよね。
鶫でやっても成立する話だろ。なんでわざわざ新キャラ出してまでやるのかさっぱり理解できない。
今後鶫が楽を好きだって自覚した場合どう描くつもりなんだ。ああ、そんな話やる気はないんでしたね。ハイハイ。
羽姉は両親がなくなって天涯孤独になりましたか。触れられたことありませんが鶫は孤児でしたけどね。
ポーラ? いい子ですね。鶫回が鶫+ポーラ回になったりしますが。
誰も鶫ENDにならないとか出番少ないとか扉絵にならないくらいで怒ったりはしねえよ。だからってヒロイン集合とかいう表紙に出なかったらさすがにキレるわ。
せめて表紙にくらい出せよ。小さくても文句は言わねえから描けよ。自分の作ったキャラに責任くらい持てや。
最後にニセコイアニメ公式Twitterの担当の発言を貼って終わる。
>本日発売の週刊少年ジャンプ24号は、TVアニメのクライマックスに合わせニセコイが表紙です!ヒロイン大集合!
>…そして載せられなかったヒロイン達よ、すまん…本当にすまん…!レイアウトって難しいんや…!〈担当〉
https://twitter.com/nisekoi_k/status/465784991108964353
羽はアニメに出ないんですけど。
元増田は、ライトノベルの実質的な定義を見誤っている。(たぶん、わかっている人は同じ指摘をしていると思う)
「ライトノベル」とは、「ヤングアダルト向け」という言葉を出自としており、もともとは販売上の対象読者のカテゴライズとマーケティング上のキーワードでしかない。
要するに、書店での「海外作家コーナー」「18禁コーナー」と同じ意味合いで、販売形態のひとつだ。
海外の作家だってジャンルにそった小説を書くし、ミステリ仕立てだったりコメディだったりしてもエロければ(ほんとうなら)18禁だ。
トム・ソーヤーの冒険や不思議の国のアリスに、イラスト調の表紙、挿絵、扉絵などをつけ、登場人物と訳者が会話しちゃうようなあとがきでもくっつけて、「ラノベレーベル」から販売すれば、それは「ラノベ」だ。
だから、元増田の質問に回答が集まっても、分析なんて意味がないよ。
でも回答してあげる。
わたしのスペック。
現在はライトノベルレーベルから刊行された作品を主に読むことが多いが、お気に入りの作家が「一般向けレーベル」から出版すれば、とうぜん読む。
※これは人によるんだろう。「フルメタルパニック!」はバカ売れしたが「コップクラフト」は売れてない。つまり、作家買いするひともいれば、「作品のファン」というひともいるということ。
※「ラノベファンは」って聞き方が、すでにおかしい。「あなたは」でいいじゃないか。
※だいいち、「小説に求めるものが文章」とか書く時点でアレだ。文章の美醜や内容、その他から得られる己の情動が重要なのに。
※いい年したおっさんが子供向け作品で情動を刺激されるなんて幼稚だって?うるせぇ。
なにも思っていない。個人としては好みのタイプではない。
※アニメ化などについてはどうしようもない。ある程度の人気があれば販路を広げようとするのは、商売ならそういうもんだろう。
前述のように、元増田の認識が間違っている。ジャンル自体は存在するし、販売上の理由でジャンル分けが重要であればジャンルわけするだろう。
※そもそも、どこで「まとめて」語られているの?「売上でラノベ好調!」といったふうな見出しは見たことがあるが、内容についての話じゃないだろう。
※本格ミステリ要素があるような作品だと、ラノベレーベルから出版されていても、「このミス」なんかにランクインすることがある。星雲賞なんかはラノベレーベルの作品が受賞することもある。つまり、あるジャンルの中では、販売形態や発表形態によって生まれる差なんてない。
鳥山明の人気少年漫画「ドラゴンボール」に登場する悪役、宇宙の帝王とすら呼ばれているフリーザを頂点とする一派。
彼らの普段の活動について、主人公である孫悟空の兄ラディッツは単行本15巻71ページで以下のように述べる。
われわれ サイヤ人は
戦闘民族だ
環境のよい星を探し
そこに住む者を
絶滅させてから
適当な星を求めている
異星人たちに
高く売るのが仕事だ
当初はサイヤ人という種族そのものがそういう「星間貿易」みたいなやり方で外貨を獲得しているのかと思いきや、74~75ページですぐに否定されてしまう。
サイヤ人は もともと
少数民族だったうえに
巨大隕石の衝突で
爆発してしまったのだ
………
のこったサイヤ人は
おまえを含めても
たったの4人しかいないのだ!
彼らはたった3人で星を売買してるのか?というとそうでもない。
単行本29巻153ページでフリーザ直属のエリート戦士集団「ギニュー特戦隊」が、登場直前まで別の星「ヤードラット」を攻略中だったと明かされている事からも、フリーザ一派とはフリーザを頂点とする様々な星の種族の戦士達の寄り合い所帯のようなものだと推測される。言うなればフリーザは派遣企業の社長で、サイヤ人を初めとする配下の戦士達は派遣社員みたいなものか。まとめると「フリーザ一派」はおおよそ以下のような存在と推測できる。
スカウターという機械の存在もこの説を補強してくれる。スカウターとは主に任意の相手の強さを数値化し表示する装置である(他にも遠方の相手との通信機能などもあるようだ)。フリーザ一派の殆どがこれを装備しているあたり、携帯電話並みにありふれた存在と言える。
星を売る商売をしているとなれば、効率的に対象となる星の原住民を排除する必要がある。そのためには、投入する戦力は常に適性に配分されなければならないのは明白だ。地球のような脆弱な民族しかいない星に、ギニュー特戦隊のようなエリート戦士を大量に投入したり、もしくはエリート戦士でなければ対応出来ない屈強な原住民がいる星に下級戦士を逐次投入して人的損害をいたずらに増やすというのは無駄以外の何物でも無い。よって排除対象の戦力を正確に把握するデバイスがラディッツのような下級戦士にまで広く普及しているのは必然と言えるだろう。
さて、ここで気になる点が出てくる。
一つは、会話の中で触れられながらも「ドラゴンボール」作品中に最後まで登場しなかった存在。前述のラディッツが語った「適当な星を求めている異星人達」である。彼らの存在は非常に厄介である。なぜなら、具体的な姿が想像しにくいからだ。
考えてみると良い。フリーザ一派のトップであるフリーザおよび彼の一族は宇宙一強いと広く認知されている(原作では父親、劇場版アニメでは兄の存在も明らかになっている)。その配下の戦士達も、質、量ともに大軍団と言うべき規模を誇っているはずだ。はっきり言って彼らを止められる存在など宇宙には存在すまい。
であるならば、相手とまともなビジネスを展開する必要があるだろうか。
何せ星を丸ごと滅ぼして商品にしてしまうような戦力・組織力をもった一派である。顧客の星も有無も言わさず収奪してしまえば良いではないか。
二つ目の気になる点は「高く売る」という表現である。「売る」という行為は基本的に、手元の商品や権利などを相手に差し出し、それと同時に相手から対価をもらい受ける事である。では、惑星丸ごと一つと同等な対価というのは存在しうるのだろうか。
仮に「売る」が物々交換を意味しているのならば、対価は少なくとも以下の条件を満たすものである必要がある。
貨幣で売買しているシチュエーションはさらに難しい。フリーザ一派以外の誰がその貨幣の価値を担保しているのか、という問題からして解決不可能。
仕事中の眠気覚まし程度にはなったが、結局結論は出ずじまいだった。誰かスパーンとこの辺を解決出来る説を頼む。
単行本21巻の扉絵特集でフリーザについて「星を集めて支配するのが趣味」と解説が。利益とか度外視の道楽でやってんのか?
もしかしたら、星の売買は副業程度の位置づけなのか?