「広報」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 広報とは

2013-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20131118155728

日本ユニセフの資金は既に透明化されているので皮肉になっていない

http://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_keisan.html

虚構新聞の記事では、「日本ユニセフが、使途が不透明だとして批判されてきた同団体への寄付金について来年から透明化を徹底させると明らかにした」と書いてあるから、ある程度公開しているのは知ってるでしょ

で、その既に「透明化されている物」に対しても批判はされている

では、その大金を何に使っているのか。内訳は募金活動事業費(約14億5000万円)、啓発宣伝事業費(約5億円)、管理費(約3億円)など。職員わずか36名の団体が募金右から左に動かすだけで、30億円近い活動費を使うことには違和感もある。職員の給与は「地方公務員並み」(日ユニ広報室)というから人件費だけでは数億円だろう。

http://www.news-postseven.com/archives/20110405_16645.html

日本ユニセフ協会の収支を見て気になったところを抜粋

http://www.unicef.or.jp/about_unicef/pdf/syusi_yosan2013.pdf

役員報酬計  18,479,000円

給与手当計 238,555,000円

福利厚生計  58,645,000円

退職給付計  18,280,000円

雑費計     17,883,000円

業務委託費計 1,099,569,000円

職員数は66名らしいので給与総額はこんなもんだろうが

それにしても雑費と福利厚生が多すぎるし

福利厚生は66名のスタッフ数で割ると1人当りおよそ90万円

そもそも役員報酬なんか渡す必要あるか?

あと業務委託費って何?10億円以上も業務を委託するなんてありえる?

これって関連会社に資金を迂回してるんじゃないか邪推してしまわないか

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1780037.html

正しい批判かどうかはともかく。

2013-11-15

脳の程度が低い

http://anond.hatelabo.jp/20131115031217

煽りです

その1万円はどうやって募金されたのでしょうか。

日本ユニセフ広報活動をしたからですね。

黒柳徹子ユニセフ親善大使としての活動はしていても個人としての広報はしていません。

まり黒柳徹子個人に募金される額は1/100の可能性があります

さて計算してみましょう。

日本ユニセフ 1万円×0.81=8100円

黒柳徹子(個人) 100円×1=100円

10円で救える命があるのだから差は800人。

からも施されずに死んで逝った800人の命はそれを責めないだろうか。

いやー広報って重要だなあ!

2013-11-14

http://anond.hatelabo.jp/20131114141831

謝礼の域を超える多額の報酬が支払われている場合は、ボランティアじゃなくて、ただの広報請負なんじゃねーの。そして多額の報酬が支払われていると思われている。

養護するわけじゃないけど、じゃおまえらどこでユニセフ名前知ったの?

国内広報活動に1円も使うなっていうの?いくらなんでもそれは暴論だろ。

広報活動を全部ボランティアだけでやらなきゃいけないの?雑誌TV広報くんじゃいけないの?

アルバイト使っちゃいけないの?

いくらなんでもデフォルトで100%送金は逆にやりすぎだろ。何%がいいのかは知らないけれど100%がいいというのは明らかに暴論だとわかるだろ、

 

必要経費もとっちゃいけないというのは、明らかにおかしい。その上で、必要経費をとりすぎだというのならともかく。

2013-11-06

はてブ赤旗の記事が多い理由

今まで漠然と「はてなには左寄りの人が多いからなー」と思ってたんだが、

よく見てみると赤旗記事には大抵id:heavymetalcommunistとid:msyk710513ブクマしていることに気がついた。

この2人のブクマを見てみたら、赤旗すべての記事ブクマを付けていた。

id:heavymetalcommunistに至ってはブコメ無しで赤旗のみをブクマしていた。botだろうか?

あと誰か1人でも他のユーザーブクマしたら、3users以上になって新着に上がるようになっているようだ。

これは自発的にやってるんだろうか。それとも、共産党広報か何かだろうか。

2013-11-03

安倍首相欧州銀行家傀儡だよ


原発ホワイトアウト

第1章 選挙の深奥部

第2章 幹事長の予行演習

第3章 フクシマの死

第4章 落選議員回り

第5章 官僚大衆

第6章 ハニー・トラップ

第7章 嵌められた知事

第8章 商工族のドン

第9章 盗聴

10章 謎の新聞記事

11章 総理検事総長

12章 スクープの裏側

第13章 日本電力連盟広報

第14章 エネルギー基本計画の罠

第15章 デモ崩し

第16章 知事逮捕

17章 再稼働

第18章 国家公務員法違反

終章 爆弾低気圧







中央銀行・発行権】黒幕銀行家3【信用創造

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1378650618/l50

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

2013-10-25

はてなの町とサードブロガー

サードブロガーという単語に集まる人達に何か奇妙な感覚を受けてて

やっと気付いた。いわゆるこいつらの正体は、はてなブログを「公式様」と呼ぶ。

あらたパーティーで、彼らの世界は、はてなで閉じている。

しろ、この広い世界を、はてなが全てを回してると思いこんでいる。

はてなブックマークの影響力のたまものなんだろう。

確かに、アルファブロガーとか言われた実態の近くには

はてなダイアリー存在していた。

でも、彼らはインフラとして、それを利用するだけで

目指す概念は、そういうものじゃない。

そういうものじゃなく、孤高を目指すのに、なぜか慣れ合う。

この間抜けな態度が、はてな村と呼ばれる所以だった。

サードブロガーは違う。はてな依存している。

彼らにとってのはてなは、インフラではなく目的だ。

彼らが目指す頂上は、はてな村トップだ。

これは彼らの意思とは別にコントロールされている。

今、はてなは変化している。

個々の寄り合いにより形成されていた村社会とは異なるものに変化している。

うっすらとだがある特定の方向性を付けられ、そこに向かうよう誘導されたモノ達が増えている。

名ばかりの村長引退して、表には出ない本来の管理者達が、この町の都市開発を始めた。

もう、村では無いのだ。はてなは町になった。

はてな広報がやってる活動で、結構からやってたんだろうけど

はてなブックマークビジネスツールのインフラとして成功したことによって

効果があらわれて見えてきたんだろう。

でも、やり方に失敗してる。

彼らブロガーは、独り立ち出来ない。依存を繰り返して自立しようとしない。そして視野が驚くべきほど狭い。

彼らの話題は議論の場を提供するものではなく、10しゃべり場を見せつけてるようなもの

恥ずかしくなり、さらにどうでもいいい。

増田小町化とか、最近広報

はてなブックマークというインフラを駄目にするだけで

全然良い方向に向かってない。

追記

トマト祭り

トマトからの波 内輪ネタ - 反社会的中学生

http://takeiteasy.hatenablog.jp/entry/2013/10/25/195623

それってスパムなの

はてブスパムブロガー呪縛

http://azanaerunawano5to4.hatenablog.com/entry/2013/10/26/004018

サードブロガーとは

アルファブロガーサードブロガーの違いを格ゲーで例えてみる

http://possession.hatenablog.com/entry/2013/10/26/003855

前書いた

はてなブックマークmixi足跡になるとき

http://anond.hatelabo.jp/20131008150622

これぶっちゃけ特定の人向けに書いたんだけど思いっきサードブロガーに並んでた

前書いた2

増田のキテル感

http://anond.hatelabo.jp/20131025130255


追記2013/10/30

ラブコール

限界集落はてなブログ - あざなえるなわのごとし

http://azanaerunawano5to4.hatenablog.com/entry/2013/10/30/150443

返信

おっぱい尊厳が奪われようとしている

http://anond.hatelabo.jp/20131030164750

2013-10-09

原子力ムラに詳しい官僚内部告発とも受け取れる



また「電力連盟広報部」と本の中で名付けられた部署マスコミ監視し、

圧力をかける姿も生々しく書かれている。

事実原発事故が発生した3・11の時点で勝俣東電会長がマスコム関係者

中国接待旅行に連れて行っていたこととも符合する。

ネット上で電力業界を擁護し、また反対者には組織的に罵詈雑言を浴びせるための組織も紹介されている。

私の知ることと共通する点が多い。





菅直人オフィシャルブログ今日一言

http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-11631304763.html

2013-10-06

単なる自民党広報だもんな・・哀れな奴だ・・


340 名前:ソーゾー君 投稿日: 2013/04/08(月) 18:09:07 ID:c9J098gk

書き込み時間フリーダム=あからさまな工作員が何を言っても無駄だよ?

実際に「何も発言してないんだが・・」

単なる自民党広報だもんな・・哀れな奴だ・・


国を売って未来が有るわけねーだろ?

売るもんなくなったら真っ先に消されるのはお前らだぞ?

歴史を再考したらわかるが売国奴は売り終わったらお役御免で消されて終わるぜ?

それしか価値がないからな・・

立場が解ってない・・愚かな狗だ・・




北朝鮮拉致問題の真相

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1357424442/l50

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

2013-09-26

kawapara3さんへ

id:kawapara3 さんへ

ブログブコメの米数もないので増田に書きます

無断転載ってなに?ってことですが

無断転載とは

著作権法で許可された転載可能条件から外れた転載になると思います

ウィキペディアによると

転載可能条件とは

日本著作権法では、出所を明示すれば著作権者の許可なしに自由に転載してよい著作物は、以下3つのである

説明の材料として使う場合に限定して「国若しくは地方公共団体機関独立行政法人又は地方独立行政法人が一般に周知させることを目的として作成し、その著作の名義の下に公表する広報資料、調査統計資料、報告書その他これらに類する著作物」(著作権法32条2項)

新聞紙又は雑誌に掲載して発行された政治上、経済上又は社会上の時事問題に関する論説(学術的な性質を有するものを除く)」(著作権法39条1項)

同一の著作者のもののみを編集して利用する場合を除き、公開して行われた政治上の演説又は陳述及び裁判手続行政庁の行う審判その他裁判に準ずる手続を含む)における公開の陳述(著作権法40条1項

らしいです

自分定義としてもうちょっとざっくり言えば、は著作権保有者に無断でコンテンツをそのまま使用する行為ということを指しています

偉そうと言ったのは自分主観ですね。

若干ヒートアップして失礼なことを言ってしまったことはお詫びします。

ブコメなりで言っていただければその部分は削ります

日経新聞小学校ネット教育に関する記事」に対する疑義

どうも、お久しぶりです。

今月はじめに、「日経新聞で紹介された小学校のネット教育」について、「このネット授業に賛成する人の意見が聞きたい。」という増田記事でみなさんにコメントを求め、基本全レスしてた元増田です。

あの記事中にも書いたけど、このネット教育について件の小学校に問合せた。するとなんと、この授業を行い、なおかつ教材の開発者でもある、岐阜聖徳学園大学石原教授ご本人より、返信のメールをいただいた。

はてな匿名ダイアリーへお名前を出して掲載する旨も了承を得ているので、ここでそのメールを紹介する。

このメールは9/5にいただいたが、ひとえに私の怠慢により3週間後のこのタイミングとなったことを石原教授にお詫びします。きっと少なからず気をもんでおられたと思います。申し訳ありませんでした。

《問題となった日経記事》

まずは日経記事の問題になった箇所を以下に引用する。

岐阜聖徳学園大学付属小学校岐阜市)の6年生の授業をのぞくと、児童たちがタブレット(多機能携帯端末)のチャット機能コメントをやりとりしていた。匿名なので書き込みは徐々にエスカレート。5分ほどで相手を誹謗(ひぼう)中傷する言葉が増え始めた。そこで教師が手元のボタンを1つ押す。するとチャット画面上に実名が表示され、楽しそうに騒いでいた声がやんで気まずい空気が流れた――。

なお、URLタイトル9月上旬に私が初めて見た時から変更されているので参考までに載せておく。引用部分については変更されていない。



ネット上の反応》

この授業のやり方に対して、2ちゃん2ちゃんまとめサイトはてブツイッターなどで散々な批判が浴びせられた。まとめサイトは400以上のブックマーク、2000のツイート、800のFacebook「いいね」を集め、私の増田投稿も100以上のブクマがついた。Google検索結果を見ても日経記事を発端に、この授業が批判混じりに面白おかしく取り上げられている様子がわかる。

主な論調は「匿名と言ってチャットさせて後から実名さらすのは酷い」といったものだ。私も記事を読み、そう思った。

思っただけでなく、「どうなのこの授業?」という主旨で増田投稿し、授業に賛成する人(・・・も約半数みられた)の意見を聞かせてもらった。冒頭で「全レス」したと書いたのはこのときの話だ。

その中で、やはりどうしてもこの授業について当事者の話を聞いてみたいという思いにかられ、問合せをしたところ返ってきたのが、これから紹介する返信ということになる。

とにもかくにもメールをご紹介します。メールの改行されてしまったところの調整等をのぞき、そのまま貼り付けています

ネット授業の当事者からの返信》

岐阜聖徳学園大学教育学部に勤務しま石原一彦と申します。

岐阜聖徳学園大学附属小学校情報モラルの授業に関して、多くの関心が寄せられておりますが、スレッドを拝見しますとその中にはいくつか誤解も含まれているようですので、教材の開発者として、また今回話題になっている授業を行った授業者として実際の話をさせていただきます

実はこのスレッドの元になった日経新聞の記事は実際の授業の様子を正確には伝えておりません。

記事を書かれた記者の方は、実際に授業をご覧になったわけではないからです。

記事では実際にご覧になったような臨場感を感じられますが、教材の開発に関わった企業広報や授業の一部のビデオ映像などを取材されて書かれたものです。

そして記事の内容は、私が授業で意図したものと全く異なります。この点について説明させてください。

記事では「5分ほどで相手を誹謗中傷する言葉が増え始めた。」とありますがこれは事実に反しています

実際の授業でも実名匿名でそれぞれ5分間書き込みをさせたのですが、匿名チャットでは一部の児童意味不明の文字を連打したり、少し乱暴な言葉を使ったりしただけで、相手を名指しして中傷したり、誹謗するような書き込みをした児童は一人もおりませんでした。「・・楽しそうに騒いでいた声がやんで気まずい空気が流れたーー。」も実際の授業を見られたわけではないので記者想像して書かれたものです。気まずい空気が流れたわけではありません。

実際の授業を想像してください。担任が見守る中でクラス全員でチャットを行って、わずか5分で相手を誹謗中傷する書き込みをする児童が現れることは常識的にあり得ないことです。

もしそのような状態であれば、情報モラル以前のクラスだといえるでしょう。

端的に言えば、私の行った授業は、「児童にわざと誹謗中傷の書き込みをさせたうえで、見せしめのために実名さらす」というものではなく、実名匿名の違いを理解させ、匿名でも実際には本人を特定できることを体験的に知らせることがねらいです。

児童人権に関わることなので、チャットを始める前に「相手を傷つけること」、「意味の分からないこと」、「乱暴な言葉遣い」、「汚い言葉を使うこと」はやめようと、それぞれ実例を示して指導しました。また、匿名の書き込みを実名に変換する前に、児童に「実名に書き換えてもかまわないか」と確認を取り、もしひとりでも「いやだ」と言う児童がいれば実名には書き換えないつもりで授業に臨んでいます

日経新聞の記事が一人歩きして、教師による児童へのだまし討ちの授業のような印象を与えてしまって多くの方に心配をおかけしましたが、実際にはそのようなことはありません。この授業のせいで学級内でいじめが起きたり、人間不信が生まれたりするようなこともありません。附属小学校スタッフの皆様や何より子どもたちや保護者の皆様の名誉のために、あえてこのような場で実名で発言させていただきました。

読んでいただくとわかるように、2ちゃんまとめサイト、私の増田などを大いに騒がせたような「事実」はほぼ無かったと、日経記事での報道内容をほぼ全面的に否定している。具体的に、記事と異なる点をあげると下記のとおりだ。

石原教授の回答と日経記事の食い違いの整理》

記事の引用箇所たった185文字の中に、当事者の話と異なる点がこれだけあることが驚きだ。

このお返事をいただいてすぐ記事の内容について日経に問合せたが「新聞社の原則として、特定の記事に関して個別に見解を表明するというようなことは致しかます」ということで、返事は得られなかった。

ここまでが一連の流れである。よければもう少しお付き合いください。

そしてもし気が向けば、この増田ブクマしていただけると嬉しいです。

《本授業について現状での自分の考え》

ここで「日経記事は間違いだった!」と短絡するつもりはない。

しかしながら、石原教授の主張には、名前を出して掲載することを許可いただいた時点で一定の信頼性が担保されていると考えてよいだろう。

もし主張に間違いがあれば、もっとダメージを受けるのは石原教授からだ。

元増田で「日経記事をうけてJ-CAST小学校教頭インタビューした記事がある」ことをブコメ示唆してくれた人がいた。

そのとき私はJ-CASTの記事は、授業の具体的内容や日経記事の誤りについて指摘していなかったし、学校代表して教頭が当たり障りのないコメントをしているのかな?程度の印象しかもたず、判断保留としながらも、日経記事に重きをおきたい旨を書いた。

しかし上のような状況で、明確に日経記事を否定された今となっては、まったく逆の心証を抱いている。

仮に記事中に事実と異なる記述がなかったとしても、それでもまだ問題がある。つまりチャット児童実名を出す前に確認をとったことを書かず、事前に説明や指導がなされたことも書かず、私も含め多くの人に授業方法に問題があるかのように錯覚させる記事となった。

まとめるとこうだ。日経はこの授業を実際に記者が見て取材することをせず、事実ではないことを書いた可能性がある。また、授業の説明として必要と思われることを書いていない。その結果、岐阜聖徳学園大学附属小学校指導者児童はじめ、関係者名誉を損ねたおそれがある。

石原教授には、上に紹介したメールはもちろんのこと、その前後のやりとりにおいても真摯対応していただき、大変感謝しています。にも関わらず、この投稿が遅くなってしまったことをあらためて、お詫びします。

なお、この増田記事自体が「石原教授」自身が自演で書いているのではないかという勘ぐりもあろうが、冒頭の元増田にこの記事へのリンクを貼ることでその可能性は排除できると考えている。

《あの記事が出た時点でなにができたのか?どうすべきだったのか?》

例によって長くなったがここまでで書くべきことは書いた。

ここからはおまけみたいなものだが、自分にとって必要ことなので書いてみる。

まずは結果として事実でないかもしれない記事を元に増田投稿したことについて。

一般的に、新聞記事を元にネットであれこれ議論するのは、それが匿名増田のような場所であっても、それほど不当なことではないだろう。

もちろん誹謗中傷が含まれるのは論外だが、そうでなければ一次情報に当たらなかったからといって非難されることはないように思う。

その上で書くが、もうすこし慎重になることはできた。

実は投稿する前に、記事の真偽について吟味する手間を省いたことを認めないといけない。

俺はあの日経記事には、そのまま鵜呑みにしてはいけないサインがあったと思ってて、俺はそのサインに気づかないふりをして増田を書いた。そこを今反省している。

サインというのは石原教授も触れている「5分で誹謗中傷が増え始めた」というくだり。ここはブコメで指摘している人もいたが不自然だ。普通に考えると5分で誹謗中傷が「増え始めた」と表現できるような状態になるとは想像しづらくて、記事の表現に無理があるように思える。

からといって他の部分まで「嘘」はいえないが、記事の信憑性に疑問を持つことはできたかもしれない。そして増田への投稿をやめようかとブレーキをかけるくらいのことはできたかもしれない(ただそうすると小学校に問い合わせることもしなかっただろうし、結果としてこの記事の信憑性についてより深く疑問をいだくこともできなかった)。

日経というかマスコミの取材について》

次に、やはり避けて通れない日経の取材について。これはちょっとからないところがあるので、もし知っていたら教えて下さい。

  • 実際に見てないものを見たかのように書いていいものなのか?
  • 業界では常識なのか、常識ではないが黙認されてるだけなのか、黙認もされておらずバレれば社内でもそれなりに問題となることなのか、いったいどの辺の位置づけなんでしょう?
  • 100歩ゆずって「そんなのギョーカイではジョーシキ」だとしても業界の外で通用する常識ではない、よね。
  • 1000歩ゆずって業界の外でも常識だったとして(そんなことはないが)、だからといって嘘書いたらいけない。

石原教授言葉事実だとした場合、今回の記事がこの記者の個人的な失策で、かつ、普通ならまず起こりえない失策あることを願います

子どもネット教育について》

さらに余談を重ねる。

事実ではないかもしれない記事をベースに騒いでしまったという反省はありつつも、今回の件を通して自分なりに子どもネット教育について考えを深めることができた。俺自身は教育者ではないが、親としての意見だ。書いてあることはたぶん色々なところで言われていることの焼き直しみたいな内容になっていると思うのであしからず・・・自分の考えを整理するために書いています

このような状況下で「失敗を通して学ばせる」というのは少々乱暴な話で、失敗の程度は大人が積極的コントロールすべきだろう。いくら野球が大好きでも、小学生メジャーリーグ試合に出場させたら命の危険さらされる。成長度合いに応じてステップアップさせるのが最善なのは言うまでもないことだが、なぜかネットの話になると「とりあえず放り込んどけ」みたいな論がまかり通る。それは大人が責任放棄していることだと気が付かないといけない。

などなど、個々の家庭レベルでもやれることはたくさんある。

ちなみに中学生高校生大学生)になるまではスマホケータイPCも触れさせないという選択もありそうだし、実際やっている家庭もあるだろうが、それだと子どもネットとのつきあい方を教える機会を持てないし、やっぱりネットを正しく使って欲しいという気持ちがあるので、小学生のうちでもどんどん使えばいいと思っている。

日本経済新聞社へ》

返事ください。

2013-09-23

http://anond.hatelabo.jp/20130923212451

ペットというもの存在する時点でそんなこと言ったら。。。

世界遺産に犬連れてきて、絶対悪さしないと思うのかねということ。

これについては、社会的には犬を許可したり許可しなかったりするのは自由だから受け入れる側の問題でしょう。(盲導犬は完全に別枠だけど。)

別に子供だろうがなんだろうが絶対悪さをしないとはいえないんだから

まあ、人間様は生き物の頂点だから、単にペットとして、人間のために飼ってる、と堂々と言ってる人には文句はないな。

だって家畜の肉食べてるし、動物を下に見てるのは間違いない。「自分の癒やし」のため、動物を飼うなら、まあ、一種の道具みたいなもんだし、

馬車とかで使う馬と一緒だし、別にいいよ。


が、一方、ペット家族だとかそういうこと言い出す奴は矛盾し過ぎて駄目。それこそ、それなら山に離して返してやれよ、って思う。

残念ながら家畜化された犬は自分で餌をとる能力すら奪われてるからそうすると死ぬだけだけど。どちらにしろ不幸。

だって家族とか言いながら、はてなとか言う会社の半公式みたいなブログで、死んだ犬の写真載せちゃうんだぜ。

それで皆「いいね!」的なのりでブクマなんだぜ。

恐ろしくない?

会社広報担当的な人が死んだ時、これが死に顔です、って言ってブログあっぷして、

それにみなが「いいね!」ってやってるのと実質おなじなんだぜ?

だって、やつらは犬を人と同等、ヘタすると人間様以上にお犬様を大事にしてる、って言ってるんだから。。。

2013-09-20

うーん。女性しろ男性しろ

片一方の言い分だけを聞いて、それに賛同して言い分を聞いていない方を叩くのって、行き過ぎるとイジメじゃね?

大抵の場合、都合のいい嘘が混ざってることが多いよね。

増田たちはさ、愚痴を言う時に100%正直に言ってる?なんか自分に不利なことは言わなかったり、盛ったりしてるんじゃね?

 

最近事故も、自社の社員の言い分ばかりを聞いてその通りに発表したら、事実と違うってことで反論されて訂正だしたとかなかったっけ?

赤っ恥欠かされた!って広報は怒るかもしれないけど・・・どっちもどっちだよねぇ。

多少の嘘は混ざるよねぇ普通

2013-09-17

「将来の職業の6割は、今まだない職業」という情報を、保護者は知らない

小学校の教師がママ連に対し、

「『将来の職業の6割は、今まだ現存してない職業になるでしょう』とのアメリカ研究があります

「つまりあなたのお子さんの6割は、まだ現存してない職業に就くことになります

という話をしたところ、「ママ連に不安と動揺が広がった」とウチの妻が言ってた。

はてな村を定期巡回している自分にとっては、このネタは既知のネタだが、

http://b.hatena.ne.jp/entry/japan.cnet.com/news/business/35018390/

これって、肝心の保護者層には、全然伝わってなかったんだな。

ちょっと考えてみればよ~くわかる話なんだが、

こういうプリミティブな教育情報も、案外保護者って、知らないものですね。

逆に言えば、「将来の仕事の6割はまだない」というネタを、

一般マスコミ向けに発信するより、保護者ママネットワークリーチする方法

広報しなかったのにも、問題あるんじゃないか、という気もする。

2013-09-16

anond:20130916134842

比較対象が適切ではない。

災害現場に行って、現場を混乱させる首長 vs 災害現場に行かずに、役所から適切な指揮をする首長

役所から災害対策をする首長 vs 役所で災害対策もせずにツイッターに興じる首長

最悪なのは現場に行って、現場を混乱させ、それを自覚せずに、現場の様子をツイッターでつぶやいてる首長

災害現場に赴き、全体に対して適切な指揮をし、その様子をツイッター広報するってのが理想的な首長

2013-09-06

艦これがヒットしたのはDMMネット戦略の転換があったか

眠いのでソース適当に調べてください。


艦これが爆発的にヒットしたのだけれども、それがガールフレンド(仮)のような大々的宣伝でなく、口コミによって客足を伸ばしたものだったというのが驚きであったのは周知の事実。ま、その口コミっていうのもヒラコーショックとまとめブログのおかげなんだけども、ヒラコ―が発信したのは偶然だったとしてもその拡散DMMの狙い通りであったというのが今回の記事の趣旨


まず、艦これサービス開始にさかのぼること1年前にDMMちょっとした組織変更を行っているのが重要で、2012/4/1からDMMは「ネット事業広報・協力部」なる組織を発足させている。広報の方はぶっちゃけからあるに決まっているだろうが、協力というのがみそでこの部署が出来てから、ツィッター上でのDMMの言及数が2012年3月1比で、2013年6月1日には2倍の11293ツイート9月には3倍の16862ツイートなっており、何をしている部署かは明白だろう。DMMという会社名をツイートすること自体がある種不自然なわけで、ここからステマの実態ぽいものが見え隠れする(発言したアカウントが新しいものかそうでないものか確認作業できる方いらしたらお願いします)。もともと、ヒラコーショックが起こる前から艦これブラウザーゲームではヒットしていた部類であり、もともとツィッターで(じわじわ)広げていったゲーム平野氏の発言に爆発的にというのがヒットの実態で、平野氏の発言によって「ネット事業広報・協力部」の真価が発揮されたとみえる。


さて、ヒラコーショックでの真価の発揮というのが、もともとあったツィッター工作とまとめブログ工作によるもので、前者は上記のごとくだが、後者おいても2012年3月31日に主要2chまとめサイト50サイトの内、DMM関連の広告を出していたものが8サイトしかなかったのが、6月31日に、23サイトとなっているのが興味深い。もっともそれらのブログが不自然艦これ推し、あるいはDMM関連商品推しをしていたかは怪しいところなので、これはどっちかというと「広報」の域を留めるものなのかもしれないが、ヒラコーショックでの「協力」ぶりは半端なかったのも事実である


とここまで書いていて、所詮陰謀論だろと疑われること間違いなしなようなので、もっと直接的に書くと

「…(中略)…弊社のネット事業とネットユーザーから認知されている事業に乖離があり…(中略)…こうした認識ギャップを埋めるネット事業の広報、そのための各種協力団体・個人との連携必要である。…(中略)…①より効率的広告活動の実施、②SNSTwitter等の利用による各種連携…」

ネット事業広報・協力部の設立趣旨で、これを基に工作を行っていったわけです。


ま、それでも艦これがここまで成功するとは夢にも思いませんでしたが、ネット事業広報・協力部の一助よって艦これがヒットしたということで、「艦これがヒットしたのはDMMネット戦略の転換があったから」というややミスリーディングエントリを閉じたいと思う。

2013-09-05

炎上事件に対するネット自警団制裁とかの件

冷蔵庫に入るのは、どれほど重たい罪なのか。

http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20130904/1378297680

↑とか読んでて思うんだけどさ、そんな難しい話にゃなってないと思うんだよね。

罪だとか罰だとか、裁くとか正義とか、そんなたいそうな話には"まだ"なってないと思うよ。

いつもの日本と同じく、責任を負いたくないから出てくる対応ってやつだろ。

昔の話。裁量の範囲内でのうやむや。

パトカーに昇って写真撮ってたバカが炎上してただろ。

あれで、おまわりさんが「気がつかなかった」って言ってんだけどさ、

そう言うこともあるかも知んないけど、ありゃあ「なあなあ」ってヤツだろ。

オイコラ警官ってのは嫌われるけどさ、バカは一発殴って小一時間説教ってのがまあまあ効いてた頃もある。

軽犯罪にひっかかったり、器物破損になるようなモンだって説教で済んでたりした。

まあ、現場裁量ってヤツだ。

何が言いたいかって言うと、

昔っからバカはいたけど、それは見えてなかったわけじゃない。

昔っからバカはいたし、町内ではそいつがバカだってのも見えてた。

単に、周りが寛容で、ま、殴ったり殴られたりでもそれはそれでうまくいってた。

今の話。裁量を越え、責任が取れなくなる。

で、だ。

バカが「こうなご云々予告」で捕まったりするだろ。

あれが「バカの可視化」とか「ネット正義感が」でどうのってのは、違う。

例えば学校から警察に対して通報があったとする。

被害届があったとしたって、捜査する義務はない。(告訴とは違う)

でもだ、じゃあそのとき本当に学校無差別殺人が起こったらどうなるだろうか。

そんな判断を一警察官は出来ない。それは裁量を越えている。

目の前でバカが「こうなご!」って騒いでりゃ、バカ扱いして説教すりゃ済む。

だが、学校から被害届が出れば、それは捜査しなければならない。

バカの可視化が問題でもなければ、周りが不寛容なわけでもない。

正式なルートに乗った場合、それに「対応しない」のは「対応しなかった責任」が生じる。

まり、「正式なルートに乗っている場合は、正式に対応する」のが正しい対応だ。

飲食店の話

今の冷蔵庫醤油差しなんかの飲食店の話も全く同じだ。

顧客からクレームが来る。

それに対して対応しないというのは「あの店はアレを許す店だ」と認めたことになる。

それにクレーム係が責任を取れるだろうか。広報は?法務は?株価責任を持つ経営陣は?

なら、どう対応するか。

消毒をするだろう。入れ替えるだろう。返金にも応じるだろう。

それらに「対応しなかった責任」が生じるからだ。

誰もが責任なんか取りたくない。

から対応する。

全く逆の話

じゃあ、全く逆に、裁量で握りつぶせる場合はどうなるだろうか。

例えば、あやふや情報での「あんたんとこの社員割れ厨だ」みたいな通報

飲酒告白喫煙自慢のバカに対しての、学校側への通報

未成年者の飲酒喫煙も罰則はなくても明確に法律で禁止されている。

でも、あんまり処罰されて無い。

それよりも、明確にはどの法律違反しているか判らないような、バカ行為大学が謝罪して処分したりしてる。

これらも全く同じで、「あの大学はあれを許す大学だ」ということが公になったとき責任を取りたくないからだ。

まとめ

まだメディアの力は強いよ。

Twitterでバカが騒ごうが、それに対してクレーム入れようが、別に対応する義理は無い。

内々でなあなあに済ませたって、別に何の問題もない。

でも、

『その後「事実関係の裏取り」をされて「クレームを入れたがなしのつぶてだった」と報道されたら、どうなるか?』

と、企業側が考えたらどうなるだろうか?

1人2人がブログで騒いでたって、まだまだたいしたこた無い。

それをネットメディアが記事にして、それを元に新聞社が動いて、ワイドショーあたりでネタになったら終わりだ。

から、それに対してインセンティブのある(売り上げ低下、株価下落、担当者処罰責任を取りたくない)者が、行動を起こす。

ひらたくいや、「訴えが正式ルートにのった」ってのが可視化されるようになったのが、問題の本質だと思ってる。

まだまだ正義だのネットで裁くだのって話にゃなってないよ。

結局の所、関係者から正式ルート対応依頼が飛ばない限り、面倒ごとは無視される。

飲食店小売店炎上騒ぎに敏感に反応するのは、飯食う人間や買う人間がみんな関係者からだ。

そして(例えそれが愚かだったり感情的だったとしても)一定数の関係者が嫌がってれば、メディアニュースバリューがあると判断する。

そして、企業対応する。

正義道徳だって言うよりゃ、まだまだ生臭くて泥臭い勘定責任逃れのお話だよ。

2013-08-26

ネット依存対策」が広報されてる件

自分ガラケー派だし、スマホ持ってない人を見下したり切り捨てる風潮は嫌いだったけども

対策として、単純に技術から隔離すればいいとも思わないんだよね(その辿り着く先は昭和末期のカルトだし)

日本韓国でのネット普及の顛末を追体験してるって認識でいいのかな?

個人的に、学歴超重視や徴兵といった韓国内の事情と関連してるんじゃないかと思うんだけど

ただ、日本では「情報格差」やネット選挙行政電子化キャンペーンされてきた訳だよね

いまいち全体図が予測できないので、詳しい人誰か教えて欲しい

2013-08-22

文春よ、『風立ちぬ』に芥川賞を与えよ

映画風立ちぬ』を観た。

これは映像で語られる新しい文学の形だと思った。今後映像作品の制作に携わる人すべてが観なくてはならない。それだけの業を見せてくれる映画だ。

何をしたい映画なのか

この作品を読み解く上でもっと重要キーワードは『風立ちぬである。私は前情報として、この作品はゼロ戦設計者・堀越次郎の半生と堀辰雄小説風立ちぬ』を組み合わせたものであること、および本筋は堀越の側から採られていることまでは把握していた。そこで抱くのは「ならばなぜタイトルが『風立ちぬ』なのか」という問いであった。

商業立場に基づいたパッケージング広報が随所で誤解を誘発させている映画であるが、それでもタイトルとオープニングは主題に正直だった。はじめにフランス語交じりのエピグラフを見せられれば戸惑いつつもやはり「この映画で私は文学をやりますよ」という表明と受け止めるほかない。ヒロインとの出会いのシーンではなんと——技師の卵・堀越次郎としては不自然まりない——仏文学生のようなやり取りをみせられる。……オーケーだ。心を決めよう。わざわざ飛行機大地震という刺激的なシーンの合間に配置したのはかえって本気が感じられる。こちらもそのつもりで観ることにした。

はいえ、映像作品と文芸作品——殊に私小説とでは観る/読む姿勢質的な隔たりがある。作者はこれをどう翻案してくるのか? ここでもキーワードは『文学』と『風立ちぬである

多くの人が指摘しているように、劇中には『風立ちぬ』以外にも旧約聖書や『魔の山』といった西洋文学の中心作品から引用がちりばめられている。しかしおそらくそ意味や出典を理解することは求められていない。これは作者からシグナルとして受け取るべきだろう。——あっ、今なんか文学っぽいこと言った。そして風が吹いた。そう感じた瞬間、我々は観客から読者へと推移する。実際、そのために尽くされた工夫こそが本作をこれまでにない映画として成り立たせている。

日本文学伝統たる私小説とは一般には作者の個人的な体験を語ったもの定義されるが、その実は読み手が(多くは情緒面に欠陥を抱えた)〝私〟の情動を追いかけながらその文脈に自己を編み込んでゆくことで成り立つ極めて対話的な芸術形態である。ゆえにこれを映画で実行するためには観客からどうにかして主体性を引き出さねばならない。一体どうするつもりなのか。

語るな、見せるな、考えさせろ

一番にあるのは人物の造形と描写である。だいたい主人公からしておかしい。はっきりいってこんな身勝手な男には作者自身を除いて誰も共感などできまい。そのくせ彼の心情を伺えるのは原点である飛行機作りへの衝動のみであり、主題の一つに思える恋愛さえ観客からすればずいぶんな距離感をもって描かれている。この映画をいわゆる娯楽作品として楽しむのは大変な難行であろう。しかしそうした人物の〝得体の知れなさ〟と突き放した映像表現こそが観客を読者に変える上で重要機能果たしている。——いざ事件が起きた。けれども主人公がどんなリアクションをするのか、我々には予想もつかない。そこでその人物の行動と周囲の出来事だけが語られ、心理も感情も置き去りにされればどうなるか。我々は残る最後の手——自力でそれを補うことを選ぶほかない。振り返れば人物もまた文学を行う道具にさえ見えてくる。

しかしたくらみどおりに人を動かす要はやはり映像にある。シグナルである文学っぽい〟セリフに続くのは決まって突風と変事だ。さあっと吹く風に引きずられてカメラが空へ向かい、これまで観客が寄り添っていた主人公が突如フレームアウトする。視点人物の喪失自然不安をもたらし、そこでさらに思いもよらぬ出来事や主人公の行動を目にした観客は解決を求めて必死で事態を追うよう仕向けられる。こうして観客は気づかぬうちに主人公の心理を己の内に抱え込む。かくして映像言語による小説的描写が果たされる。みごとである

そうして状況が収まり不安が解消された次に訪れるのは〝平常〟である。正常にせよ異常にせよしばらくは事態の変化はなく、そうである限りは主人公の行動も我々の予想の範囲に収まる。主人公はどんな状況に置かれても自分の夢につながる道を一途に辿り、時には常識によって非難される。「だいじょうぶです。あなたの頭の中にある人物像はそれほど間違っていません。そのまま続けてください」そういう作者からの配慮を感じるひとときでもある。

繰り返される風景

このように、物語の進行は事件とそれに続く平常との繰り返しによって綴られている(それがふさわしい時代でもある)。

そして繰り返しの合間は主人公の夢を再確認する時間だ。飛行機への憧れを描くこのシーンは物語区分けすると同時に、現実との対比を描く場でもある。印象的なのは、夢の中では誰もが等しく飛行機に乗り、笑顔でいるということ。理想が、道徳が語るもの主人公は明確に認めている。にも関わらず現実の彼はためらいを見せることがない。風は——? 空を飛んでいるかぎり、止むことはない。

先の見えない時代戦前文学匂い。そして変事の前触れたる風。それこそが物語を支えるビートである。そのためにこの作品は『風立ちぬ』を必要とし、ゆえにこの映画タイトルに『風立ちぬ』以外の選択肢はありえなかった。

(続く)

2013-08-21

http://anond.hatelabo.jp/20130821135908

最初はそう思っていたけどね。編集されてから考えるようになった。

恵まれていることはいい事だと思う。

著名な学者じゃないけど(そもそも学者じゃないけど)、編集は怖い。

会社組織が守ってくれて、広報がいるとかじゃないなら、マスコミ対応とか素人には無理。

2013-08-14

anond:20130812003347

確かに過去は辛かったのかもしれません。が、それは貴方に絶対的な能力がないからではありません。貴方は貴方なりに自分をしっかりトレーニングしてきているのです。

算数数学は、社会蔓延する様々な問題を解決する道具のひとつです。人によっては算数ドリルが好きで、応用が苦手という人もいるでしょう。そういう人は帳簿つけには向いていますが、例えば経営コンサルには向いていないでしょう。

貴方は、人に言われたことの理解が遅くて悲しいと言っていますが、本当にそうでしょうか?例えば、設問を変えて(上司が貴方に次の仕事の話をする設定で):「今度のクライアントは、下町の細い路地にある八百屋なんだ。ちょうどサザエさんに出てくるような八百屋でね、奥さんと旦那さんと二人での家族経営だ。一人娘もたまに手伝っているんだが、店で林檎を売ることにしたのは娘さんアドバイスだろう。林檎は三個セットでひとつのザルに入っているんだ。」と言われても貴方にはそれほど苦ではないでしょう。多くの人は貴方より先にストップになると思います

ある意味、貴方の情報処理の仕方の方が、コンサルとかマーケティング等には向いてると思いますよ。そういう業種では、「クライアント八百屋リンゴ売ってるんだけど、今度ミカンとセット販売することになったんだ」と言われて「数式思い浮かべて‘あー、そうなんですか’」では話にならんのです。

大抵は売上げ利益向上がゴールになるけど、じゃあ何が問題なの?がポイントです。立地は?顧客ターゲットは?家族経営なの?営業時間帯は?広報はしてるの?他にどんな商品があるの?近所に競合は?従業員は誰?誰が経営の方針を決めているの?現在負債額は?銀行借り入れ?仕入先は?掛売りOK?などなど・・・。貴方はそういう「想像」をすることが大好きで得意な筈です。次からから泉のように湧いてきていますよね?多くの現場を積んで、ケースをパターン化して、頻度の高い順に覚えておくのは大事ですが、たまーに過去の体験が役に立たないケースにも出くわします。そのとき、貴方の「想像力」が貴方をビジネス的に助けてくれるはずです。

最後に、自分をあまり卑下しないでください。それは貴方の体力・知力を奪います精神科先生は貴方に重大な人生の「気づき」を与えてくれました。是非、そのチャンスを無駄にしないでください。算数問題のように話を抽象化する能力必要です。是非、トレーニングして今ある自分能力と併せて、自身の人生に役立ててください。

2013-08-08

暴論:中長期投資家呼び込みのために「1年1回だけ取引」の特殊株式市場を立ち上げよ

政府は「株式市場に良質な中長期運用個人投資家が集ってくれる」ことを期待している。

「良質な個人投資家が、健全資本市場を支えるという、教科書に描いたような理想世界

しかし今や株式市場

1.超短期の高速取引でコンマ数秒の鞘取りを狙う投機

2.コンマ数秒までは行かないが、日々の売買で短期での鞘抜きを狙うFX的な個人投資家

3.インデックスに従った投資しかしない臆病な年金機関投資家

しか存在せず、「教科書のような個人優良投資家」は、育ちようがない。

健全個人投資家」の育成のために、政府は「個人への投資教育重要」と

トンチンカンな政策を掲げているが、多分「半官半民で個人への投資広報組織を立ち上げ、

その天下りポストが欲しい」ということなんだろう。

余談は兎も角として、政府が本気で「個人からの中長期スパン資本投資を増やしたい」のなら、

毎日、毎秒、コンマ数秒のインターバルで取引する」という株式取引の

「前提、常識」を疑ってみてはどうか?

例えば、

「毎年1回、7月1日にだけしか取引できない、特殊な上場株式」というのを設定する。

投資家は、7月2日から翌年6月30日までの間、じっくりと当該企業の業績状況、経営者の考え方、

技術力や新規投資を判断し、更に6月下旬に開かれる株主総会投資判断材料にする。

その上で、7月1日の1日だけ「売り」「買い」の注文を出す。

別の言い方をすれば、

「マネタライズ、換金化のチャンスを、1年間の全平日(250日近く)から、1年間に1日だけ」と

敢えて制限する。

換金化のチャンスを全平日から「1年に1日だけ」と制限することで、自ずから短期投資投機)が排除され、

中長期投資が生き残ることになる。

金融関係者は、

「取引チャンスを増やす、より高速取引に対応するように進化することが、全ての投資家にとって『絶対善』である

という思い込みに囚われているように見える。

金融から離れた素人部外者の自分から見れば、

「取引チャンスを減らす、取引タイミングを制限する方が、パラドックスであるが、

 個人投資家利益になる場合もある」と思うのだが、オカシな考えだろうか?

何も東証株式を「1年に1回だけ」の取引にする必要はない。

希望する企業けが、「1年1回取引の特殊市場」への上場市場替えをすればいい。

また、叩き台として「1年に1回」という案を出したが、半年に1回でも四半期に1回でも毎月1回でもいい。

2013-08-01

PTA

なんかPTAの記事だかが上がってて話題になってたが、常々必要ないんじゃね?って思ってるものの、子供いないんで実態はあんま分かってない。

調べてみたらhttp://www5d.biglobe.ne.jp/~tanken/parents/pta/pac-elea.htmというのがあって色々書いてあった。

小学校PTAの活動内容



という感じで業務1/10くらいにはできると思うんだけどなんなんだ?

http://anond.hatelabo.jp/20130801102936

そもそも広報マン的に買われなくても、PV数字がほしいだけ。

売れないのは商品に魅力がない!で逃げられる。

ただこんだけPV稼いでいるところに広告しましたって結果がほしいだけだから

営業マンは数字とよく言うでしょ。

ゴミでもクソでも100万PVは100万。

優良顧客でも1万は1万としか見ない。

2013-07-25

http://anond.hatelabo.jp/20130724173518

月500円で自治会に入れて、ゴミ捨てられるならまだマシなほう。

うちの市は

ってスタンスなんだけど、

自治会に加入するのに、入会費として7万6千円 (市内平均) 取られる。

ちなみに長野県

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