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はてなキーワード: 農業とは

2024-03-06

買ったピーマン農薬臭いがする。農家手伝いしてたことあるから何の農薬かだいたいわかる。たぶん希釈倍率を桁違いに間違えて散布したっぽい。どうして分かるかって何より私は生で食べるから分かる。

農業経験あって普段生でピーマン食べる人ってレアだろうから、本当はもっとこういうミスあっても気づかれずに流通してるんだろうな。

別に桁違いに間違えてても、一回に食べるピーマンの量なんてたかが知れてるし普通加熱されてるから熱で分解されるし被害ないんだろうけど。もちろん生で3個一気喰いが日々のおやつになってる私は話が別だ。

2024-03-04

anond:20240304175440

農業後継者問題漁業の乱獲規制無頓着とか本当に破壊を好むよな

かといって野党に期待できないとなるとチキンレースなのか

2024-03-02

anond:20240302151859

男のデスクワーク増えすぎたせいだよ

田んぼの力と書いて男なのに

男のデスクワーク禁止して農業漁業警察官自衛隊員などをさせるべき

体を動かす仕事をしていれば自然と磨かれて弱者男性は全て強者男性クラスチェンジ

男の本来あるべき逞しい体に女も見惚れて向こうからアプローチしてくるように

女の社会進出なんかなんも問題じゃない、女は昔から田畑工場で働いてた

「男が女でもできるような強度の低い仕事をやりだした」のが諸悪の根源

2024-03-01

anond:20240301200449

農業には税金を際限なく

福祉には税金を際限なく

教育には税金を際限なく

差別には税金を際限なく

道路には、先端技術の開発にも古典芸能にも、外交防衛災害対策

沖縄にも北海道にも無限税金をつぎ込もう

さんせーい

モテない独身男性はもう早々に婚活市場から撤退してダンジョン飯のセンシを目指すべきだと思った

農業とか料理とか趣味で生きていこうぜ

2024-02-29

アマプラアメリカンフィクション

アマプラでみれるのありがたい

普通に面白かった

・「ハイクラス黒人の人が世間の求める黒人像を演じる」価値観もの×

覆面作家バレるバレないかハラハラものメインかと思ったら

家族とか恋人とのコミュニケーションパートが多くて

う〜ん、エンタメ脳死でバレるかバレないかもの×

皮肉価値観に揺さぶりをかけられるのを期待してたか

ちょっと思ってたのとは違うかも〜

その辺は黒人女流作家さんとの会議室でのやり取りがサビなんだろうけど

要旨が解れなかった残念

医者一家お金に困るなんてことある

音楽がジャジーでいい

ジャズってかっこええ

最後メタラスト黒人農業労働者役の役者さんがやったハンドサイン意味ググろ

最後の「銃 エンドええやん!」は「言うてもわかりやす黒人らしさは

求め続けられるのじゃ!」っていう皮肉

メタは1作品につき1つまで!なのじゃ

ギャングスタ小説を書いてる時に1回目のメタラストの授賞式で映画撮影バレのメタで2回目、

ちょっと食傷した 1回目のメタ演出、良

ちょっとテンポが遅いし曲がジャジーで良いので眠くなった

2024-02-28

anond:20240228184232

仰る通り。

仰る通りだからみんな困ってんだよな……。

副業で年10万ぐらい利益が出る農業を大量に生み出すほうが持続性あると思うんだ。

anond:20240228182727

逆だよ逆。副業農業をやるのをもっと広げなきゃよ。

6次産業って、

農業だけじゃ赤字から副業で補って公のために農地を維持しろよ。ただし農業関連縛りな」

と言う政策

農業赤字なら、離農して副業だけにしたらもっと楽になるのでは?」

と言う素朴な問題に答えられてないからね……。

農業本体で2桁万円ぐらいの利益が出るような仕組みにしていかなきゃなんない。

TSMC関連業種の賃金が高騰して、近隣が人手不足で悩んでるというけど、自業自得だよなあ

なんかテレビ人材がみんなTSMC関連に取られてしまって、ビジネスホテル入社する人材がいないとか嘆いてたけど、

どう考えてもビジネスホテル給与を上げないのが問題なだけなわけで、

今、給与を上げてホテル人材を増やさないと、これからやってくるであろうTSMC関連の客を逃がしてしまうことになる

結局、TSMCに合わせて、周辺も給与を上げていかないと、相乗効果が得られない

というか、ビジネスホテルはまだいい、TSMC特需の客がホテル業なら客として来るわけで相乗効果になる

問題なのはTSMCと相乗効果を得られない、例えば農業とかそういう業態だろう

ビジネスホテルとかタクシーとかの人手不足なら、今のうちに給与を上げて、これからTSMC関連の客に備えるべきだ

そのための先行投資だ、給与を上げないで人手不足に嘆いている場合ではない

TSMCのような特需がないとしても、スエズ運河だの様々な要因で物価は高騰していってる

経営者だって人なので、物価が上がれば自分給与を上げざるを得ない

よって、その下の労働者給与を上げざるを得なくなる

今、給与が上がってないとしても、大手企業ならそのうち上昇するだろうし、

うちの中小絶対上昇しないというなら、そんな会社は今回こそ本当に危機的状況になると思う

給与を上げない経営者の方が自らを危機におとしいれる、そういう本当の意味での好景気インフレ路線が来てる

まだ若いとかちゃんとキャリア積んできた人は転職の大きいチャンスが来る時期だと思う

自分はもう人生諦めてるんで関係ないんだけどね…

anond:20240226143828

あると思う。ていうか商品開発か設計マーケターか男女問わず「お前、自社の商品使ったことあるんか?」って常々思うわ。例えば耕運機つくる奴は本社都会で農業やったことがない(商品使ったことない)奴が開発してるんじゃねぇかと思うわ。違ったらごめん。

2024-02-26

anond:20240226130719

石器時代くらいの地球が一番きれいだったと思うです

農業やりはじめたくらいからどんどん汚くなってくです

地表のダニどもが増えすぎです

死ねです

2024-02-23

食料自給率100パーセント目標国民目線政治

食料自給率100パーセントを目指すためには農業をどうにかしなきゃ

→金配ればなんとなるだろ

→働かくても金がもらえるのでまともに働く農家が減る

ますます食料自給率100パーセントから近づく

自民党のせいにする

海外から農産物 水産物の輸入を禁止する

→大量に仕事を失う人が発生する

→その人たちにも金を配る

→国が破綻する

自民党のせいにする

これがれい新撰組がかつての選挙公約に掲げていた「食料自給率100パーセント目標

現実(T*-*T)

anond:20240223012707

でもワイ、ポンコツDIYも車の運転(免許はあるので社命があれば運転する)も出来んしな

好きなスキル選べるなら車と農業DIYスキルとって緑豊かなとこで暮らしたいもんだ

けどまぁ山道とか青年会で整備してたりするしやっぱもやしには無理だな

2024-02-22

anond:20240222221511

ITならリアルでそういう放言をするのに遭遇してもおかくしくないように思う

そう考えると、元増田セキュリティエンジニア志望がそもそも間違いなのではという感もある

東京は汚ねえし臭えし人間はクソだし」みたいなコテコテ田舎者ムーブかます人間セキュリティエンジニアをやりたがるというのは確かによくわからんな。

農業IT最適化するぜ!とかそういう方向性の方がいいんじゃないかと思う。

クッキングパパ九州舞台に、80年代に「男がメインで家事」を描く

社会問題に触れて打ち切りになった美味しんぼより、社会問題ノータッチ長寿連載のクッキングパパの方がいいよね論がバズる

https://pbs.twimg.com/media/GGniBctbQAAm9xR.jpg

反論

温泉ペンギン@pen_pen2020

クッキングパパ』の舞台福岡で、初期のパパは周囲には自分料理してるのを隠しており、自作のお弁当も妻が作ったていにしているのだが。

社会問題なんて一切無縁」では全くないよ。

子どもの頃は何で荒岩パパは料理上手なことを隠すのかと思ってたが、自分父親になると理由が分かるよ。

男が家庭で料理してると訝しまれるもんね。

自分も家庭では料理担当で、毎日弁当自作してるけど、それを周囲が知ると「何で奥さんが作らないの?」的な反応がくるもん。

年配の上司からは「奥さん甘やかせ過ぎだ」とか軽く叱られたことすらあったもんな。

から自分料理して弁当作ってることは周囲には特に言ってない。

自分配偶者を悪く言われたくないしね。

https://twitter.com/pen_pen2020/status/1760194123490017697

わしお@washicomp

美味しんぼが終了→正しくは長期休載

クッキングパパ社会問題なんて無縁→「九州男厨房に入らず」「女は家庭、男は仕事」「男は家事育児しない」を覆し、ジェンダーヤングケアラー里山管理、熟年層の恋愛などさまざまな社会問題を扱ってきている

https://twitter.com/washicomp/status/1760488022762741881

葉真中顕

@hamanaka_aki

今『クッキングパパ』と『美味しんぼ』を比べて『クッパパ』は「無難すぎる生活を書き続けてる」とするコラ画像?が流れてきたけど(不快なので引用しない)、ほんとに『クッパパ』読んでんのかよ? フォカッチャ回とか、初期夢子とか、そこかしこ福岡狂気がにじむ件とか、無難じゃないだろ!

https://twitter.com/hamanaka_aki/status/1760243332511682957

かじめ焼き@kajime_yaki

クッキングパパ

普通に時事ネタ扱うでしょ。

パチンコ社会問題化したころには主人公の義父に苦言を呈させてるし。

あとは虹子さんが育児疲れでマコトを殺しそうになる話とか。

https://twitter.com/kajime_yaki/status/1760173531076448318

ミサンザイ 同人誌天皇を旅する本」「天皇を旅する地図」ほか BOOTHはじめました@katsunomisanzai

クッキングパパは「クッキングパパであることそのもの社会への問いかけだったんじゃないですかとおもうけど(しか九州男児なわけでしょ)そう思わない、疑問を感じない人が増えたのは時代の変化なのかも

あと「クッキングパパ話題を巻き起こすことない」と断言してるの、このひとにとっての「話題」ってなんなんだろう。アニメ化され実写化されたこともあってなお話題になってない扱いなのか

https://twitter.com/katsunomisanzai/status/1760229692244979911

リチウム@Lithium910322

クッキングパパ」でもキャンプの時に学校で教わった環境破壊の話を父に話すまことの話やら、妻の実家養豚業に継ぐ為に脱サラしたメガネさんが副業柑橘類農業廃業さぜるをえなくなる話やら、みゆき出産育児の時に育休の話が出てたりと、結構社会問題ネタやってますやん。

https://twitter.com/Lithium910322/status/1760173548596052319

KOMA太郎@Akoma83801450

オレンジ輸入自由化の時は、原反のためにミカンの木を伐採したさまを描き、いつか大変なことになるのでは、と批判している。

子供を授からない梅田夫妻。部下の工藤は育休を取得していたはず。

描き方は穏やかであるが、常に社会を見ている作品である

https://twitter.com/Akoma83801450/status/1760262420898140387

2024-02-21

生成AI強化学習された絵師友達AI死ね日本死ね。」

皆さんはご存じだろうか。

最近話題の生成AI、ワンクリックで美麗イラストが生成されるというアレのこと。

生成AIは、イラストレーターの作品を無断で学習しているとされている。

また、強化学習リストというもの存在し、有名なイラストレーターは強化学習リストに入っていて、コマンド名前を入れると似た画風のイラストが出力される。


私は実はイラストレーターとしてお金をもらっている身だけど

私自体は弱小だが、大手イラストレーターの知人が何人かいる。

その中でも古くから友達絵描きが、実は強化学習リスト名前入りしていた。

Twitterでも2桁万以上フォロワーがいる人気絵師である

それが分かったとき友達はほんとうに悔しくて辛そうにしていた。

絵を描く技術を何十年もかけて学んで、上手く描けなくて、やっと知名度が出て、それで食っていけるようになったのだ。いとも簡単模倣物が作られることは悔しいに違いない。


どうしたら生成AI規制をしっかりしてくれるんだろう。

今は正直、無法地帯だ。

著作物勝手学習されて、無限に出力されて 販売されている現状を、どうにか変えてほしい。

あきらかに現実イラストレーターの不利益になっている。


また、イラストレーターという職種の将来の不安が一気にでてきた。

もともと不安定な仕事なのださら不安定になってどうする。

正直AIとか導入するなら人手不足のとこからやれと思う。(農業とか介護とか)

もともと過密状態イラストレーター業界に入ってきて、夢持つ若者をぶん殴って楽しいか?

正直鬱になった人もたくさん知ってるし、自殺未遂した人もいる。

このままいけばイラストレーターだけの話じゃない。

ミュージシャン声優作曲家作詞家映像作家カメラマンもそれらを教える教育者もぜ~~~~~んぶいらなくなる。


AI技術を盗まれて。


そんな現状を変えれな政治なら死ね。もう滅びろ。

anond:20240220211046

農業に関しては儲かってるところは儲かってるというか、儲かってないところは構造的な問題なので金配ったら余計に悪化するだけ

Xはもはや公開言論処刑

素人田舎水路護岸工事お気持ち表明したら、

そこら中から学者様の農業事業者様が湧いて出て、あの手この手で徹底的に言論私刑をはじめてドン引きした。

数年前の過去投稿を引っ張り出して殴りかかる奴も出てくるし。

最近のXの治安悪すぎないか

増田ですらお気持ち投稿日記なんか、大抵無視されて大して盛り上がらずに埋もれていくけど、

Xだと、お気持ち投稿日記でも容易に炎上する。

あいつら脳みそブレーキぶっ壊れてるよ。

2024-02-20

anond:20240220205950

それは割とそう。でも富豪ではなく労働階級庶民なのでお賃金は欲しい。ごめんやで

 

農業などの一次産業運送業介護などの福祉の分野など社会に本当に必要職業こそ報われて欲しいし、

先進国なのだし、情熱や得意に基づいて好きな仕事ができる世の中であって欲しい

 

しかし、今すぐに解決する方法は今のところはないので、生活給与厳しいなら転職して貰うしかないと思う

ワイが石油王だったらいくらでも寄付するんだけどね

2024-02-17

そろそろ学校体験学習工事作業体験をさせるべきではないか

芋掘りとか菜園野菜育たたりとか農業体験日本全国の小中学校で行われているけど、アスファルト混ぜたりとか道路作ったりとかの工事体験をしている小中学校は聞いたことがない。

インフラを支える重要作業なのだから地元建設会社に協力してもらって、児童生徒自らが学校敷地内のアスファルトコンクリを補修するという体験学習をさせたらいいと思う。

学習体験した子どもたちは地元道路の陥没穴とかも気になるようになって自治体への通報もはかどり道路修繕も効率化できる。

仕事への敷居も低くなって人手不足の解消にも役立つだろう。

災害が起きた時には材料さえあれば自分たちで補修することもできるようになる。

良いことずくめ

2024-02-13

ギャンブル中毒借金作った子供部屋おじさんの俺の信用がないのはわかるんだけど、それとこれとは全く別だろてめぇみたいな事で親に無茶振りと嫌み言われ続ける生活は死にそう

金曜日日雇いバイトへいくと「もっと効率よく働ける云々」と厭味ったらしくいわれて、土日には家の仕事(農業)を手伝えと当日に命令されほぼ半日拘束され日曜日に「早く仕事探せハローワークいかないのか」と言われるが、ハローワークに行くのにも一方的に決められた農業シフトを変更してもらわないとダメだし日雇いバイトいくからと言えばめちゃくちゃ嫌な顔されてまた嫌みが飛ぶ。

そしてその嫌味に耐えながらハローワーク適当仕事を見繕ったことを報告すると「お前にそれは向いてない」とか嫌み言い始める

俺はそういう嫌みったらしいこというくせに追い出すわけでもなく人に頼ってくる生活が嫌で嫌でしょうがないが引きこもりおじさんが愛想つかされないように文句わず支持にしたがって、その日々のストレスから逃げるようにギャンブルをやってたわけで、ギャンブルをやめて自立のために動き出したら、ただただ人の計画邪魔して足を引っ張り助けもしないくせに上から目線で出来もしない指示と命令をだし一週間もしたら別のこといいだすという重荷でしかないけど借金拵えた贔屓目で文句も言えないとかいストレスの原因にしかなってない。

もう死にたい。誰か殺してくれ

ギャンブル中毒借金作った子供部屋おじさんの俺の信用がないのはわかるんだけど、それとこれとは全く別だろてめぇみたいな事で親に無茶振りと嫌み言われ続ける生活は死にそう

金曜日日雇いバイトへいくと「もっと効率よく働ける云々」と厭味ったらしくいわれて、土日には家の仕事(農業)を手伝えと当日に命令されほぼ半日拘束され日曜日に「早く仕事探せハローワークいかないのか」と言われるが、ハローワークに行くのにも一方的に決められた農業シフトを変更してもらわないとダメだし日雇いバイトいくからと言えばめちゃくちゃ嫌な顔されてまた嫌みが飛ぶ。

そしてその嫌味に耐えながらハローワーク適当仕事を見繕ったことを報告すると「お前にそれは向いてない」とか嫌み言い始める

俺はそういう嫌みったらしいこというくせに追い出すわけでもなく人に頼ってくる生活が嫌で嫌でしょうがないが引きこもりおじさんが愛想つかされないように文句わず支持にしたがって、その日々のストレスから逃げるようにギャンブルをやってたわけで、ギャンブルをやめて自立のために動き出したら、ただただ人の計画邪魔して足を引っ張り助けもしないくせに上から目線で出来もしない指示と命令をだし一週間もしたら別のこといいだすという重荷でしかないけど借金拵えた贔屓目で文句も言えないとかいストレスの原因にしかなってない。

もう死にたい。誰か殺してくれ

2024-02-11

anond:20240211130541

でもこれって農業したことない奴が農家に対して「そんな肥料使うのありえんwww」とか「それで米できるわけないだろwww」って言ったり

釣りしたことないやつが漁師に対して「竿の持ち方wwww」「なぜそれで釣れると思ったwww」っていうようなもんじゃね?

一般的感覚を取り入れるって話とは違う気がする。

2024-02-10

漫画編集者の端くれだったことがある


青年向け漫画編集者をしていた。といっても若い頃の話だ。都内にある編集プロダクションを辞めて田舎に帰ったのが36の時だから、おじさんの入り口に立った頃か。今では完全なるおじさんである

本日記は『セクシー田中さん』の件とは関係ありません。

働いていた会社というのは、講談社とか小学館とか秋田書店とか、そういう大手出版社ではない。あくま編集プロダクションである出版社編プロがどう違うのかって……ざっくり言うと元請け下請けだ。出版社出版事業(今回だと青少年向けの漫画作りや商業展開)の企画をして、漫画家が作品のものを作って、編プロ雑誌本体を作って、その制作過程印刷所やデザイン事務所といった専門集団関係することになる。

イマイチ説明になってしまった。一般社会の例で説明する。民法でいうところの委託(準委任契約)に当たる。公共建築の分野でいうと、公共機関の建築技師が新しい建築物のマンガ絵を作り、建築事務所が基本設計~詳細(実施)設計をして、出てきた成果物を元に大手建設会社施工監理し、地元にある中小事業者が実際の土木建築作業をする。

自分が勤めていたのは、この例でいうところの建築事務所だ。受益者(国民=漫画読者)の希望に応えたい組織があって、そこから依頼を受けて動いている関係会社ひとつ。そういうアナロジーだ。

出版社との役割分担は、そこまで分離しているわけでもない。漫画編集者といえば、昔の手塚治虫ほかの自伝みたいに、漫画家とアツいやり取りをしているイメージがある。ああいう、企画経営制作現場の間にあるような仕事は、出版社社員が直接することもあれば、編プロ出版社(編集部)のオフィスを間借りして行うこともある。

前者の例だと、マガジンサンデーチャンピオンなどだ。コンビニ書店にほぼ必ず置いてあるレベル漫画誌。大手出版社総合職コース入社した人が、(編集取材制作、資材、宣伝マーケティング、総務経理人事その他事務)といった多くの部門ひとつである漫画編集部に割り振られて其処に居る。

後者の例だと、大手出版社が出している漫画誌でも、あなたが聞いたことのないやつもけっこうあると思う。そういうのは、編プロ出版社(編集部)の仕事を丸ごと請けて実施していることが多い。自分は、そういう会社で働いていた。職場自体大手出版社の中にあるが、いわゆる委託先の社員だった。別の言い方をすると、親雑誌に対する子雑誌関係

ほかの長文増田記事を見るに、あまりたくさん書けない仕様のようである。何文字までかは知らないが、文字制限があると思う。本当は何万字でも書きたいのだが、あくま自分が書きたいだけであって、あなたが読みたいとは限らない。一万字以内になるよう心掛ける。以下に、自分が関わった漫画家を2人だけ紹介しよう。最後に所感を述べて終わりにする。

その2人(A先生とB先生。どちらも若手)と私は、分水嶺のような関係追記;わかりにくい表現ですいません。ブクマカのBuchicatさんコメントのとおりです)だった。ある日、私が担当していた漫画家のA先生が新作の企画提案に来ていて、同じタイミングで別の編集者のところに持ち込みをしたのがB先生だった。その別の編集者が不得手なジャンルだったこともあり、A先生との話が終わった後で、私も一緒にB先生作品を読んだ。

その後、編集部責任者を交えた会議で、私が引き続きA先生の新作の担当者に決まった。新人であるB先生担当になる可能性もあったが、そうならなかったのは、今の漫画界の一界隈にとって幸運なことだった。



A先生について

A先生は、雰囲気が暗めだった。人間性まで暗いというわけではなく、心を開くと明け透けになるタイプだった。モードに入ると饒舌になる。

弊誌では、読み切りを何度か掲載したことがあった。アシスタント経験あり。小さい賞を取ったことがある。ヒット作はないが、若き漫画家としてはキャリアがあった。

画力が抜群だった。小学校中学校で、学習ノートフシギダネの絵とかをソラでゲームパッケージそのまんまに描く子がいただろう。とにかく天賦の才を持っていた。最小限の画量で、それでいて迫力と感情に溢れた1枚1枚を描く。そういう人だった。

難点は、マジメすぎるところか。少し前にやっていたアニメだと、チェンソーマンに登場するアキくんか(少し前……?)。とにかくマジメだった。いや、やはり『直向き』に訂正する。

A先生は、少年誌に見合わない重たいテーマに挑むことがあった。今でもそうだ。彼のマンガには『緩さ』がない。それもいいところなのだが。私は好きだった。はっきりいって。が、読者の傾向に合っているか微妙だった。

子どもの頃から漫画が好きだったらしい。中学生の頃のイラストを見せてもらうと、俄然キャラクターへの愛に溢れる作画を見ることができた。中学生らしい、プロには程遠いクオリティなのだが、しかし見ていて違和感がないというか、自然にくっきり入ってくる。

私という人間は、具体例で物事説明する癖がある。上の「中学生らしいイラスト」を別の事例で表現すると……「うるせ~!!知らね~!!FINALFANT ASY」(短縮URLhttps://x.gd/L5cc4)だろうか。以前、いつぞやかのid=pptppc2さんのブックマークコメントきっかけで元ネタを知ることになった。

あの時のA先生イラストは、ベルセルクセルピコだったと思うが、力強い表現だったのを覚えている。セルピコファルネーゼを抱きかかえて、

申し訳ありません 道案内を頼まれまして 少し席を外していましたもので」

と言うシーンの模写だった。

さて、そんなA先生だったが、ある時これまた重量級のテーマで描きたいものがあるという。先ほどの、編集部での新企画提案の話だ。

その際、A先生からプロットをもらい、私のデスクで拝見させてもらったところ……うちの雑誌では持て余しそうだった。作品の質が低ければ普通に打ち切りになりそうで、作品の質が高くても――弊誌の売上規模だと会社グループ全体の機会損失になりそうだった。私の前でパイプ椅子にかけているA先生は、不安げな面持ちだった。

内部の話で悪いが、例えば「甲」という雑誌亜流「乙」という雑誌があるとする。ビッグコミック(オリジナルスピリッツスペリオール)みたいな感じだ。この時、甲と乙に明確な上下関係があった場合、乙誌に掲載された漫画が甲誌に引き抜かれることがある。その際、甲誌の編集部から言われるのが、

「なぜうちの編集部に見せなかった?」

という意見だ。これは、ストレートに言われる場合もあれば、暗に言われる場合もある。だが、事前に上流の雑誌に見せていたとして、多くの場合玉虫色の返事があるだけだったりする。

話を戻そう。この時の自分は、編集部自分デスクのあたりでA先生次回作を見せてもらっている。確か缶コーヒーを飲んでいた。

自分としては、A先生マンガを弊誌に載せたいと思っていたが、先ほど述べたとおり、後ろ髪を引かれる思いもあった。社会派少年漫画というのは扱いが難しい。その作品が「あしたのジョー」の影響を受けているのは明白だった。「A先生であれば、きっと面白い作品にしてくれるのだろうな」という期待はあった。

うーん、大いに悩むところだ。どうしよう。思いあぐねていたところで、別の編集者から声がかかった。要約するとこんなところか。

「持ち込みに来た人がいる。私の専門じゃないので判断が難しい。門前払いにするレベルではないので、あなた判断を仰ぎたい。上の人間は今出かけている」

要するに、自分の専門外なので判断できないよ、と言っている。ここも会社なので、編集者の上には当然上司がいる。その人達がいなければ同輩に相談するのが基本だ(余談だが私は後輩だった)。こういう原則一般会社と変わらない。

その『別の編集者』というのは、儚い感じの純文系が得意なタイプだった。一番わかりやすい喩えは……『はちみつクローバー』みたいなやつだ。ああいうのが得意な人だった。

その時は、A先生との話が終わったら行くと告げた。それで、しばらくそのまま話を続けた。

「この作品はい意味で重たいねちょっと考える時間がほしい」

と言って、その日は解散した。A先生は、「お願いします!」と言ってパイプ椅子を立ち、そのまま帰っていった。いつもだったら喫茶店ご飯をおごっている。

A先生は、『いい子』だった。あまり感情は出さないけれど、人間に対する愛を持っている。そういう子だった。私が当時、A先生ご飯を奢って、彼がおいしそうな表情で食べている時、私は幸せだった。A先生幸福だと、自分幸福だと思えた。A先生漫画という手段で自らを表現している時、まるで自分もそれに劣らぬような喜びを得ていた。

ヘンな表現かもしれないが、例えば読者がA先生を褒めている時、自分A先生との区別がなくなっているというか。彼のことが、自分ことみたいに嬉しかった。これは愛なのだろうか。



○ B先生について

持ち込み部屋に行くと、別の編集者と、持ち込みに来た子が対面で座っていた(ちょこんと挨拶をしてくれた)。自分が座る席には作品が置いてあった。綴じられていない原稿用紙がある。ページ数にして30枚ほどだった。もっと多かったかもしれない。記憶あやしい

実際、B先生作品面白かった。コテコテの学園ものかと思いきや、登場人物それぞれに適度な制約があって、キャラクターも立っていた。これまでのキャリアを聞き取ったところ、作品雑誌掲載されたことがあるようだ。アシスタント経験もある。

絵の方は、自分がこういうのも大変失礼だが、上手な方ではなかった。どちらかというと、脚本や設定、キャラ作りが得手のように映った。当人情熱を注いでいる箇所はすぐにわかる。キャラ絵が有名漫画家の影響を受けているとか、キャラクター台詞回しがハリウッド映画風とか、背景や小物を手を抜くことなく全部描いているとか、そんな具合に。

光るものがある作家だった。これを見抜けないようなのはモグリ――そんなレベルで輝いていた。

私は作品を読み終えた後で、「ちょっと待ってね」と自席に戻り、少し残っていた缶コーヒーを飲み干して、思案を重ねつつ持ち込み部屋に戻った(どうするのが最良かわからないケースだった……)。

それで、テーブルではこういうやりとりをした。

私「イイ作品だと思います特にセリフ回しにセンスを感じます掲載ができるとかここでは言えないけど、話は通してみますね」

B「ありがとうございます

私「それで、担当はね……縁なので。あなたがするのがいいのでは?」

編「私よりもほかの人がいいと思いますもっと才能を引き出せる人が……」※小さい声で

私「いや、でも恋愛描いてるよ。エンタメだけどいいんじゃない」(こいつ、作家の前でアホなこと抜かしよって)

編「難しいです」

私「でもこれ、縁だよ」(意識が低すぎる……)

編「ほかの作家さんも抱えてるので。いっぱいいっぱいです」

私「わかりました」(トラブル回避のため後で編集長に説明しとこう)

B「すいません。僕の作品はどうなるんですか?」

私「後日連絡しますね。必ずしまから、それまでは他誌への持ち込みは待っていただけますか」

B「あの、はい。できればですが、早めでお願いします。一週間くらいでなんとかなりますか」

私「なんとかしてみます

作品のものと、作家プロフィールと、付属資料コピーを取らせてもらって、彼には外で缶コーヒーを奢った。ビル入り口まで送ったところまではいい気分だったが、正直、身に余る事態だった。

持ち込み作家の才能がありすぎるのも考えものだ。嬉しい悲鳴というやつ。誰が担当に付くかで今後の雑誌の売り上げに影響がある。重大な意思決定ということになる。

最悪、『進撃の巨人』の時みたいに優れた作家を逃してしま可能性がある。あれも、実際は諌山先生門前払いではなく、週刊少年ジャンプ担当が付くか付かないか微妙ラインだったらしい。それで、誰が担当になるかを押し付けあっている間に諌山先生が他雑誌に持ち込んでしまった、という話が業界団体公的飲み会で囁かれていた。



○ その後~

B先生についてだが、一週間後に担当編集が決まった。「別の編集者」でもなく私でもない。当時、若手のひとりだった20代の子が任されることになった。編集部トップを交えてB先生原稿コピーを読んだのだが、「若い感性が光る。年齢が同じくらいの人と組ませる方がいいのでは?」という結論になった。

その20代の子は、上の組織からこっちに出向してきている子で、いわば武者修行の身だった。一流大学出で、本社プロパー社員。いわゆる総合職である

最初は、私に選択権があった。B先生担当になる道もあった。だが当時の私は多忙であり、月に何度も会社に寝泊まりするレベルだった。新人は抱えるべきではない。しかし、才能のある子だから迷いがある。

A先生のこともあった。彼のあの作品を世に出してやりたい。もっと有名にしてあげたい。そんな想いがあった。

私が悩んでいるうちに、例の20代の子が手を挙げたのだ。私としても、彼のやる気と知性と直向きさは買っている。諸手を上げて賛成した。

今思えば、正しい選択だった。もし私がB先生担当になっていたら、面白い恋愛エンタメを楽しめる読者の数は減っていただろう。これでよかったのだ。

以後のB先生は、例の持込漫画ブラッシュアップを続けた。翌年には、晴れて弊誌に第一話が掲載されることになった。さらに以後は、担当編集とともに二人三脚で躍進を続け、イケイドンドンの勢いを保ったまま、一度も息切れすることなスターダム上り詰めた。今では漫画家として世に知られている。

一方で、私が担当を続けたA先生は地道な努力を続けた。

上で挙げたA先生の意欲作は、読者層に合っていなかった。それでも、高い画力シナリオ構成の上手さがあったのだろう。その意欲作は、連載期間を積み重ねる度にファンの数が増えていった(業界的には、Amazon第一巻のレビュー数が人気の代替変数になることが知られている)。

今では、A先生は親雑誌で連載を勝ち取るまでになった。去年だったか。彼の作品コンビニ立ち読みする機会があったのだが、やはり突き抜けた画力だった。週刊連載であそこまでの画力というのはまずない。



2024年現在、私は東京を離れて田舎暮らしている。地元町役場Uターン就職して、実家農業を手伝いながらスローライフに近い生活を送っている。

実は、編集者だった当時、働きすぎて病気になった。ある日、下腹部の辺りに違和感を覚えて、血の塊のようなものが血管を這っている感覚があった。病院に行くと、「遅くても明日中に入院しなさい」という医者から指導があった。

それなりに重い病気にかかってしまった。一応は死亡リスクもある。数か月ほど入院した後、どうしようかと考えて、考えて、考えて……編集部に復帰後は、労働を最小限にしつつ転職活動スタートした。

A先生については、幸いだった。彼の意欲作とは最終回まで付き合うことができた。私が退院した後、無事完結を迎えることができた。あしたのジョーに比べればハッピーエンドだった。

入院中に、A先生とB先生がお見舞いに来てくれたのを覚えている。ほかの編集仲間も来てくれた。A先生は、テンションが低めで、何を考えているのかわからないこともあるのだが、人間への基本的な愛というか、思いやりがある人だった。

もう40才を過ぎている。はてなユーザーの中では平均的な年齢か。思えば齢を重ねたものだが、当時の日々は今でも夢の中に出てくる。

若いから編集者をやってきた。身体を壊さなければ続けていたのかというと、多分そうだろう。でも、今の生活も悪くないと感じている。自分語りはここまでにして、締めにしよう。

もしあなたが、Webでも紙媒体でもいい。気になる漫画作品を見つけたとする。面白いものを見つけたと感じたら、ひとまず買ってみるのがいい。Webだと1話単位で売っている。

ひとかどの漫画家というのは、自らが産み出すモノを本気で高めにいっている。あなたフィーリングが合ったのなら、ひとまず1巻だけでも読んでみる方がQOL高まると思う。ハズレを引くことはあるだろうが、アタリだってちゃんとある人生は運試しである

2024-02-09

[] 2024-02-09

与えられた仕事がない時は自分仕事を見つける必要がありますが、やる価値のあることは少ないのです。

やってコストになるならやらないほうがマシです。

それで、私は「これをやってほしい」とあちら側からやってくるのを切望しているのです。

社畜といえばそれまでですが、私は金儲けは得意ではないので、金儲けの戦略を考えるような話では戦力外です。

生産性を上げるためにこういうツール必要だ、作ってくれ」という話ならば、やる気が湧くのですけどね。

それはそうと、私のチェスの腕前は素人レベルなのですが、chess.comで勝つといい気分になります

結局、チェスとは1日における有限の集中力の割り当てゲームです。休日に朝起きて、朝食を食べた後ぐらいにやれば勝率が格段に増加します。

しか調子に乗って二戦やると、すでに集中力を使っているので負ける公算が高いのです。

何か新しい趣味はないだろうか、と探し続けてしばらく経ちますが、ブログ執筆というのが一番しっくりくるような気がしているのです。

私はこれまでに何種類かのブログを書いてきました。

学生時代サイバーセキュリティブログ就職後は自然言語処理ブログ、あとはいくつかの黒歴史です。

バカも黙っていれば利口に見えるというのは、聖書にすら書いてあります

ブログなど書いても、チェス集中力の話と同じで、いつか気力の弱い時にボロが出るだけでしょう。

それよりも一冊、フィクション小説を書いてみるというのはどうでしょうか。

いや、私は知っています。世の中には溢れんばかりの小説がありますが、その需要限界を迎えていることを。

例えばこういうのはどうでしょう。つまり、語り弾きの録音をして、soundcloudで発信するというのは?

しかすると、アウトプットのできる趣味を求めるのが間違っているのかもしれません。

そもそもアウトプット社会を前提とします。私の脳が社会本能を持ってしまっているために、社会に何かを出したいと思ってしまっているのです。

しかし誰かに認められることなく、家の中で数学をやっている虚しさを私は経験しています

結局学問というのは、社会に成果を発表してこそやる意味があるのです。今、卓上で宇宙真実発見したと言っても、虚しいだけです。

では趣味全般が、社会との交点を有意義さのために必要とするのでしょうか。

いえ、そんなはずはありません。私の母親趣味農業ダイビングをやっていますが、情報発信などせずに充実しているようです。

そうすると、なぜ私は社会のことを過剰に気にしてしまっているのでしょう。

それについては、たぶん私の「新規探究性」にあると思います遺伝的に私は新規探究性が高いので、ようするに新しいことをしたいのです。

社会からの反応は、その刺激を高める傾向にあります

インターネットに不満を感じ始めたのは、目新しさが減り、なにもかもがありきたりに感じ始めたからかもしれません。

私はtiktokが出た時も、「ありきたりなアイデアだなぁ」と思っていました。

マルチメディア動画画像テキスト・音声ぐらいしかなく、そのバリエーションで言えば、動画次元である再生時間」に制限を加えたSNSが出てくることぐらいは誰もが予見していたでしょう。

生成AIが出た時は、「AIもここまで進歩たか」とちょっと驚きましたが、触ってみるとすぐに飽きるのです。小説AI,ChatGPT,画像生成など色々試しましたが、AGIが出てこない限りはあまり驚くこともないでしょう。

「刺激」というのであれば旅を楽しめばいいのでは?それも悩ましいところです。体力と金がないので、旅に向かないと思います

どこか近くに、まだ行ったことのない美味しい料理屋でもあれば行ってみたいですけど、少食なんですよ。

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