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はてなキーワード: リチウムとは

2022-02-16

anond:20220216110317

日本でもトヨタEV開発にあたってバッテリー材料確保のために豊田通商と協力してリチウム鉱山を丸ごと開発するとこからやってたりする。

そういうパワーがある企業が少ないというのはあるだろうな(世界的にも少ないと思うが)。

つってもソニーイメージセンサー普通に出てたりするわけで、相当の購買力があると思うけど。

2022-02-14

anond:20220214132357

核融合炉が発明されれば核融合炉だし

リチウムなんか目じゃないスーパーミラクル性能バッテリーが開発されれば別に太陽光でいいし

何も開発されないまま石油石炭が枯渇すりゃ、最悪薪だよ。

 

要するに何が開発されるかによるので、何もわからん

2022-02-12

EUEV中国に勝てないかディーゼルエコカー

って言い出さないかな?

天然ガスに頼った結果ロシア生殺与奪の権を握られてしまい、結局方向転換して原発OKにしたように、

EVにすると工場全部中国に取られるだけでなく中国メーカー市場が奪われて良いことなしだからディーゼルエコカーとする!とか言い出しそう

EV推してた時は一切触れてなかった製造廃棄も含めたCO2排出量とか、リチウムコバルト採掘精錬時のエネルギー使用量をEU政府ファンネルNGOに取り上げさせて「EV環境に悪い!」という風潮を作り上げて中国潰しにかかりそう

2022-02-06

anond:20220205233525

水素

ヘリウム

リチウム

から、間に挟まれ次男だけ笑われてる感じもある。

これ暴発して一家惨殺するやつでは。

2022-01-17

anond:20220115230648

しかにな。リチウムイオンもパナだもんな

簡単にまとめるとPanasonic電池屋だということだ

2021-12-31

ガソリンが要らない時代”は来るのか?元売りトップ危機感

2021年12月27日 19時51分

エネルギーが不足する事態に陥るリスクがある」

炭素世界的に大きな注目を集めた2021年年の瀬に行った石油元売り3社のトップインタビュー共通していたのは、急速な脱炭素エネルギー不足を引き起こさないかという危機感でした。世界的なEVシフトなどによって“ガソリンが要らない時代”は来るのか。石油を売る会社の将来ビジョンに迫ります。(経済記者 西園興起 五十嵐圭祐)

かつてない危機感

「脱炭素の流れは不可逆だ。想定より、もっと早く石油需要が減少するリスクが高まっている」(ENEOSホールディングス 大田勝幸社長

インタビューの冒頭、元売り最大手ENEOS大田社長が打ち明けたのは、脱石油スピードに対する危機感でした。

ダイベストメントが広がる

この30年間、業界は再編に次ぐ再編の歴史を歩んできました。

1985年昭和石油シェル石油合併して以降、統合再編が相次ぎ、10社以上あった元売りは大手3社体制に。

しかし、いま世界で進む脱炭素の流れは、石油会社のもの存在を「否定しかねない大きなうねりとなっています

政府2035年までに新車販売をすべて電動化する方針を掲げています

金融機関の間では化石燃料の上流開発などから融資を引き上げる“ダイベストメント”が広がり始めています

かつてない状況に3社のトップ・・・

金融機関が『化石燃料には投資しない』と選別することで、エネルギーの転換・産業の転換を早めていく効果はある。しかし、時間軸を考えず極端に進めれば、社会経済活動になくてはならないエネルギーが不足するという事態に陥るリスクがある」(出光興産 木藤俊一社長)

「1次エネルギーの80%以上を化石燃料依存している中で、化石燃料を急に絞っていくと価格は暴騰してしまう。おそらく、誰も、そういう世界を望んでいないだろう」(コスモエネルギーホールディングス 桐山社長

「今後、状況によっては石油需要が落ちる以上に、供給サイドにブレーキが掛かり、価格が高騰するということも考えなければならない」(ENEOS 大田勝幸社長

炭素の動きは長期的には実現すべき目標だが、急な動きはエネルギーの安定供給にひずみをきたし、価格暴騰につながるリスクがある”と3社のトップは、危機感をあらわにします。

何で食っていくのか?

とはいえ、脱炭素、脱石油の動きは加速しています

長年、経営の柱だった石油事業からいかに異なるビジネスを展開していくのか。

各社に秘策を聞きました。

衝撃の次世代型燃料(ENEOS

ENEOS 大田社長

まず、ENEOS大田社長です。

インタビューで尋ねたところ、「合成燃料」なるものの開発に着手しているといいます

実験施設で作った合成燃料

ENEOS 大田勝幸社長

「合成燃料の原理は、工場などで排出された二酸化炭素を回収して、クリーン水素と反応させ、新たな燃料をつくるということだ。いわば、人工的に原油を作るようなもの。通常の石油製品とまったく同じ仕組みなので、船やガソリンスタンドなど石油会社サプライチェーンがそのまま使える。ラボ研究所)の段階ではもう技術としてできあがっている。大量に、安く作るためにはもう少しイノベーション必要だが、自分たちの強みも生かしながら積極的に取り組みたい」

ENEOS水素ステーション

ENEOSは新たなエネルギー分野として水素事業に力を入れています

燃料電池車向けに、首都圏など47か所に水素ステーションを設け、海外から水素日本効率的に運ぶ新たな技術開発も進めています

その水素二酸化炭素と反応させて新しい燃料をつくりだすという新たな技術開発です。

地域密着サービスで生き残り(出光興産

出光興産 木藤俊一社

一方、ガソリン販売業界シェアで3割を占める出光興産は、いまある経営リソースを将来に向かって生かしていくとしています

その1つが全国津々浦々にあるガソリンスタンドネットワークです。

移動式の脳ドッグ

地域密着を売りに、なんとガソリンスタンドで移動式の脳ドッグまで始めたといいます

出光興産 木藤俊一社

「私はガソリンスタンドを“スマートよろずや化”すると言っていて、お客様利便性向上に繋げるため、介護事業も始めている。この中で、脳ドッグなんかは、なぜガソリンスタンドでやるのと言われているが、地方都市では予約して大学病院に行くということは難しいので地元では喜ばれている。さらに、キッチンカー地元野菜販売など新たな取り組みを始めている。ガソリンスタンドネットワーク地域に喜ばれるサービス提供していこうと考えている」

その延長線上で開発を進めているのが小型EVです。

石油元売りがEV開発?最初聞いたときにはどんなビジネスモデルなのか、想像もつきませんでしたが、先を見据えた動きだといいます

出光興産 木藤俊一社

EVを我々が作って売るのではなくて、ガソリンスタンドを通して、カーシェアリングサブスクリプション(毎月、一定額で車を利用できるサービス)を展開する。メンテナンスも全部行って、充電する電気の料金も含めて、定額でいつでも使っていいというビジネスモデルを考えている」

さらに、EVさらなる普及を見据え、次世代電池=全固体リチウム蓄電池研究開発も進めています

全固体型は、電気をためたり放出したりするのに必要な「電解質」が液体ではなく固体。いま一般的に使われている電池と比べて、液漏れや発火など安全上のリスクが少なく、出力も高めることが可能だといわれています

スマートよろずやであるガソリンスタンド拠点に将来の伸びしろ部分を強化しようというわけです。

オイル&ニュー戦略コスモ

コスモ 桐山社長

そして、3番手コスモ

社内での激しい議論のすえに脱石油をうたいつつ、新たな分野への投資を拡大しています

コスモ 桐山社長

事業ポートフォリオを変化させようっていうのはずっと考えていて、いまの中期経営改革策定した2017年に社内で激しく議論した結果、“脱石油”を掲げた。石油会社が“脱石油”でいいのかという意見もあったが、市場シュリンク(縮小)していくのがわかっているのだから、潔く脱石油をうたって、Oil&Newっていうスローガンを立ててそっちに向かってやっていこうと考えた」

コスモ風力発電事業

コスモにとってニューとは、実は風力発電事業です。

1996年風力発電専業のコスモエコパワーを立ち上げ、いち早く風力発電事業に取り組んできました。

順調に風力発電設備を増やしていて、今では電力事業者を含めて、3番目の容量を誇っています

政府再生可能エネルギー普及の切り札として、洋上風力発電2040年までに最大で4500万キロワットまで拡大しようとしています

浮体式洋上風力発電実証事業に参加(コスモHP

コスモ 桐山社長

風力発電ってどんどん伸びていく。みんな電力にシフトしていくのに、その電力がクリーンになっていなかったら話にならない。EVで使う電力だって化石燃料で発電すれば、決してクリーンとは言えない。洋上風力は今は着床式だが、どんどんどん沖に出て行く形になる。現実的な解は風力だと思う。もちろん、風況調査から始めて、実際に動くまでものすごく長い時間がかかる。ただ、着々と事業を進めてきているので2030年代の中頃には、経常利益で300億円から400億円ぐらいになると思う」

未来石油産業

コスモ 桐山社長

コスモ 桐山社長

大手3社の市場占有率が高いので、独禁法上はこれ以上石油業界の再編はない。ただ、独禁法関係ない再エネや風力の世界では、自由に絵が描けると思っている」

出光興産 木藤俊一社

出光興産 木藤俊一社

エネルギー供給事業者として、必要需要に対して用意できるエネルギーをしっかり供給しようとすれば選択肢は広がる」

ENEOS 大田勝幸社長

ENEOS 大田勝幸社長

「若手の社員は脱炭素に前向きで、スタートアップ企業とのコラボも進めている。新しいことをやるのに先輩に引けを取っていない」

今回のインタビューを通じて、各社トップは新たなエネルギー、新たな付加価値提供できれば脱炭素時代ビジネスチャンスをつかめると捉えているのが印象的でした。

石油を制するもの世界を制する」と言われたこ100年。

炭素の流れで「石油の世紀」が完全に終わるわけではないと、トップたちは強調しますが、自らが認めるように需要の減少は不可逆です。

金融機関マーケットなどから視線は厳しさを増す中で、各社のエネルギーへの知見や、製油所やスタンドなどのインフラ、燃料の調達供給体制を含めたサプライチェーンを「資産」として生かしつつ、新たなビジネス開拓できるのか。

2022年も知恵と工夫、そして大胆な決断力が問われることになりそうです。

エネオスは期待大。コスモはまあ普通そうなるよねという判断。いでみつはヤバそう。

2021-12-13

anond:20211213023611

日本語でも

それ、車、昔、新しい、我々、会社、初めて、電池リチウムイオン環境ベリーグー

とか言われたら「あー、この会社で初めての環境を考えたリチウムイオン電池自動車なんだなー」

ってなんとなくわかるしな

単語が羅列できれば通じる部分ある

2021-11-20

今知っていて欲しい資源大国中国

フッ素蛍石

中国が6割の生産を占める。


アルミニウム

中国世界シェア5割を占める。製錬に大量の電力を消費するため先進国では製錬が出来ない。


シリコンケイ素

地表のどこにでもあるが高純度の金属シリコンには大量の電力を必要とするため生産国は限られる。

2021年世界シリコンの6割を中国生産している。


結晶シリコン

太陽光パネル半導体使用される。

2017年ぐらいの資料では日本企業が多結晶シリコンシェア5割を占有していたが、現在中国企業が8割を占有


太陽光パネル

2004年シャープを筆頭に日本企業世界シェアの7割を占有していたが、2020年には世界シェアの67%は中国企業が占めている。日本ドイツは脱落。


リチウム

リチウムイオン電池の原料

リチウム原料はオーストラリア中国チリアルゼンチンの4か国で全世界リチウム原料の産出量の95%を占めるが。リチウム鉱石に含まれリチウムわずかに6%、最大産出国オーストラリアから中国鉱石を輸出し、中国で精製している。

リチウム精製は環境破壊するため先進国ではコストが合わない。

チリアルゼンチンかん水によるリチウムの産出を行っているが、中国資本下にある。


リチウムイオン電池

EV等に必須

電池に用いられる主要4部材,、2020年中国製負極材は8割、正極材、電解液で7割、セパレーターで6割を占める状況。

米国国策をもって追撃している。


コバルト

EV必須

世界シェアの7割をコンゴ共和国が占めるが、世界最大の銅コバルト鉱山の買収等、コバルト鉱石シェア35%は中国資本下にある。


タングステン

医療工業多岐にわたる。

2019年データで全世界生産量の8割を中国占めている。


チタン

わずもがな。

2019年データで全世界生産量の5割を占めている。


タンタル

タンタルコンデンサはノートPCタブレットPCスマートフォン使用される。

中国にはあまり存在しないレアメタルだが、欧州企業の製錬を引き受けているため3割のシェアを持つ。


アンチモン

難燃剤として使用される。

中国が6割の産出量を占める。


軽希土類

家電から兵器までIT産業必須

いわゆるレアアース中国の埋蔵量自体は30%だが、製錬作業には著しい環境破壊が伴うため、先進国では生産コストが折り合わず

現状中国世界シェアの9割の生産を占める。


重希土類

IT産業必須

レアアース生産過程において放射性物質であるウラントリウム随伴産出するため、先進国では生産不可。

唯一、中国南部イオン吸着型鉱床でのみ採掘されている。

日本排他的経済水域内、太平洋下5000mに重希土類を含む泥の存在は知られているが、採算が取れる見込みは無い。


ネオジム

EV家電F35まで幅広く使用されている。

レアースの一種鉱石産出量、中間材の酸化ネオジム生産シェア中国が約9割を占める。


ジスプロシウム

レアースの一種、高温化で磁力を失わないようにネオジム磁石に必須となる

99%を中国が産出、イオン吸着型鉱床でのみ採掘されるため。

2021-11-18

え?!日本リチウムは爆発しないんですか?!

中国「なぜだ…」

2021-11-15

もしもリチウムがエチウムだったら

アルカリ金属の覚え方が「エッチな母ちゃんルビーをせしめて…」になっていたかもしれない。

2021-11-06

anond:20211106131239

トヨタって豊田通商リチウム確保してて、パナと合弁会社作って電池内製もできて、さらにCATLから調達して超万全に見えるんだけど何が遅れてるの?

2021-11-05

日本自動車産業EVについて書こうと思う

こんばんは。増田です。最近元三洋の人が書いたスマホ記事面白かったので、私も書いてみることにしました。

 

ちなみに私は電装系サプライヤー勤務。年齢は元三洋の人とおそらく同じくらいです。かつてはホンダ系列だったのですが、今はそこを離れてとある企業の傘下になってます。あのとき結構衝撃を受けましたけど、確実に働きやすくなりましたね。

 

さて、日本企業EV消極的世界の時流に乗り遅れ、未だに内燃機関固執している、みたいな話。半分本当で、半分ウソです。世界に先駆けてEV積極的に取り組もうとしたのは日本でした。(ここで言うEV純粋バッテリーで動く電気自動車のことで、本当はBEVと書いたほうが正確なんでしょうが、ここではEVとしておきます。)

 

それにはいわゆる京都議定書(1997)の存在があります。これは温暖化防止の為の初めての国際的な取り決めでしたが、この会議日本は2008~2012年に6%の温室効果ガス削減を約束しました。当時はかなり日本に不利と言われたものですが、開催国メンツもあって政府は本気でこれを達成しようとします。その対策の一つとして推進されたのが原子力発電でした。当時日本原発国家をあげて推進しようとします。東芝ウェスチングハウスを買収して(2006)、原発世界に打って出ようとしたのもこの頃です。

 

ただ、原発基本的24時間一定効率で発電させるものです。出力調整はできないことはありませんが、かなり非効率です。昼間の電力需要を満たそうとして稼働させると夜間に電力が余るので、揚水発電などで調整するのですが、その切り札として見られたのがEVでした。つまりEVは夜は基本的に充電器につなげておくものであり、大量のEVを普及させて夜間に充電させれば、原発の電力を効率よく使って、車自体から出る温室効果ガスも減らせるわけです。

 

で、三菱自動車からi-MiEV(2009)、日産自動車からリーフ(2010)がほぼ同時期に発売されます。これはリチウムイオン電池を使った初の量産EVで、三菱GSユアサと、日産NECトーキンと巨大な工場を建てて電池の量産体制を整えます特に日産は実際のところかなり本気の参入で、同時期に全国で充電設備の導入も急ピッチで進められました。

 

そして、どうだったか。まあ、売れなかったわけです。いや、世界初の量産EVとしてはこの2つは望外にできの良いものだったと思います。売れない理由はいくつか挙げられますリーフについてはデザインナマズみたいで全く先進的でなかったこと。エアコンやヒータを使うと走行距離が実質100km程度しかなかった。電池劣化が想定以上に早く進んで中古市場でも値崩れしていた、トヨタハイブリッドの出来が良すぎて先進イメージを求める層はそちらに流れた、など。一言で言えば実用的ではなかったのですが、まあそれでも初めて出てきたEVとしては大したものだったのです。でもこの評価は全くエンジニア目線でしょうねぇ。すみません

 

ただ、最も大きな要因は東日本大震災(2011)でしょう。これで原発を主軸に温室効果ガスを減らすという国家戦略は完全に頓挫しましたし、それをあてにしたEVの普及など望むべくもなかったのです。実際EVガソリン供給が途絶えた被災地でかなり役立ったのですが、その後数年間原発を失った日本は電力供給が逼迫することとなり、主戦場である日本EVは売れなくなりました。日産はその後も地道にリーフの改良を続けますが、もはや主戦場で売れなくなったEVに積極投資はできなくなり、2代目リーフ(2017)は初代から大幅な進化はなし。i-MiEVは一代限りで姿を消します。日産NECトーキン電池事業を受け継いだAESCを中国のエンビジョングループに売却します。

 

ちなみにウェスチングハウスを買収した東芝はその後地獄を見る事となり、今日凋落につながるのはご承知の通り。日立海外原発建設から撤退します。そんな事をしている間に、中国国家を上げて次世代原発開発に取り組んで、技術的には完全に抜かされてしまいました。なんだか泣けてきますね。21世紀日本は完全にツキに見放されたって感じがします。はい

 

さて、じゃあ巨人トヨタはどうだったかトヨタ保守的EVから距離をおいていると思ったあなた、そうでもないんです。実はトヨタはあのテスラ出資(2010)し、トヨタGMが共同で運営していた工場NUMMI)をテスラに売却。テスラ支援していました。実際に共同でSUVEVを出したりしています。実はテスラスタートを支えたのはトヨタであり、テスラの主力工場は元トヨタ工場でした。ところが2014年くらいか提携を解消。トヨタクルマづくりとテスラクルマづくりが決定的に合わないことが原因だったと言われています

 

実際、テスラの車は粗雑極まりないものでした。彼らの作り方は信頼性の高い車載用の電池ではなく、ノートパソコンなどに使われる安価電池を大量に積んで、それを高度なマネジメント制御するというものでしたが、クルマづくりは全くの素人。ADAS(運転支援システム)も信頼性に欠けていて、ただの支援システムなのに自動運転と銘打ったので事故が続出。生産技術もかなり問題があり、量産モデルであるモデル3が出るときは大量の予約が入っていたにもかかわらず、ちっともラインから完成車が出てこない有様。イーロン・マスク自身工場に泊まり込みで生産を指揮したと言われています。このとき生産技術者をあちこちから引き抜いてかき集めますが、その多くが彼のやり方に従えず去っていったとのこと。

 

まあそんなことで、ぶっちゃけこの頃、テスラ世界EVで席巻するなんて、私ら業界人で予想できてた人なんていなかったと思います。やっぱり車なんてそう簡単に作れねぇんだなぁザマアミロ、くらいの感じでした。まあでもその予想が全く裏切られてしまったのはご承知の通り。ただ、テスラいかにすごいと言っても生産台数ではまだトヨタVWの足元にも及びません。年間数百万台の車を生産するにはまだ乗り越えなければならないハードルは数多くありますテスラの株があれほど上がっているのは、彼らはそれが出来ると思われているのでしょう。いやホントかな。どうなんだろ。

 

まあとにかく現状はこんな感じですが、これからEVが本当に普及するかどうか。トヨタも含めて、「世界自動車の大半がEVになることなんてないよ!」と思っているメーカーは無いと断言してもいいと思います。どこもEV時代はかならず来ると思っている。問題はその時期です。トヨタもっとかると思っていて、それは段階的に移行すると思っていました。テスラは一気に最終ゴールに攻め込んできたわけです。それについて考察してみましょう。

 

EV問題点としては航続距離と充電速度。そして電池資源問題があります特にコバルトなどの資源簡単供給を増やすわけには行かず、今のような垂直立ち上げみたいなやり方で一気に電池生産を増やすことはできないと思われていました。なのでトヨタHVFCVで段階的にそれを進めるつもりだったわけです。特に水素自然エネルギーとの親和性が高く、風力発電太陽光発電のように出力が安定しない電源でも、それによって水素を造って貯蔵すれば実質的電池と同じ役割を果たすことができます。充電速度も航続距離水素を使ったほうが優位です。ちなみにいまトヨタ水素エンジンをやけに宣伝していますがあれは効率が悪くて話にならない、ただの宣伝用であり、彼らが水素でやろうとしていることはあくま燃料電池をつかったFCVです。

 

しかしイーロンはそんなまどろっこしいことしなくても、電線電気を運んでバッテリに入れた方がいい、そのための障壁となる電池欠点の改良にリソースを全振りしたほうがいいに決まっていると言うわけです。電池の開発というのは時間がかかり変化も漸進的であり、そんなことは無理だろうというのがわずか5年前までのほとんどの業界人見解でした。しかしいま世界はイーロンの言うとおりに進んでいます資源問題中国メーカーを中心にリン酸鉄系電池解決されつつあり、急速充電の問題、それを可能にする電力インフラ問題自然エネルギーの出力が不安定問題、これらの問題がすべて電池技術解決されようとしています。まったく、なんちゅうことでしょう。

 

今日本はオーストラリアの褐炭を使って水素を取り出して運ぶとかいろいろ考えてやっていますが、おそらくすべて失敗して産業墓場になる未来が見えます。まあでも、長距離トラックくらいはひょっとしたらFCVの入る余地があるかも知れません。しかしそれも充電技術進歩によって電池解決される可能性が高いです。

 

さて、主要な日本企業の将来についてちょっと予想を。

 

トヨタ

電動車についての卓越した技術蓄積を持ち、電池技術電池への投資余力も持つ稀有会社。ここが死んだらもうおしまい。パナと一緒に電池の開発と生産に勤しんでいるが、実はパナはライバルテスラ電池供給する関係でもある。ちなみに傘下の豊田通商電池に不可欠なリチウム資源ガッチリ握っている。実はEV技術開発や投資も怠ることなくやってきたが、誤算はその流れがあまりに早すぎたことだろう。今年スバルと共同でEVを投入予定。

 

ホンダ

GMと組んでEVに取り組む。2040年までに内燃機関を全廃すると宣言したが、彼らが満を持して出した量産EVHonda e」はあまりな出来で全然売れてない。電池韓国LGケムあたりから買う予定らしい。HVには早くから取り組んできたが、トヨタがTHSを地道に改良していくのに大して、ホンダHV技術コロコロ変わり、イマイチものにならないイメージ企業イメージ先進的だが、実は社風はかなり保守的であるevについての意気込みはすごいが、個人的はいま最も心配メーカー

 

日産三菱

言わずと知れたEVにおいて世界で最も先行していたメーカーしかしそのアドバンテージほとんど活かせず、極めて信頼性の高い電池も持っていたが、コスト的に折り合わず中国エンビジョンに売却。リーフは長年世界トップの売り上げを誇るEV車種だったが、今はトップテンからも外れた。まだアライアンスを組むルノーのほうが健闘している。日産アリア挽回できるか。無理だろうな。

 

マツダ

未だに直6エンジンを開発するなど、一見時代遅れに見えるが、実は割とクレバーじゃないかと思われるメーカー。というのは、EVが普及期に入れば、eアクスルといった駆動システムメガサプライヤーから買ったほうがいいし、電池にしてもCATLやLGあたりの最も安くて性能の良いメーカーから調達したほうが有利である。ADASもコンチネンタルモービルアイから買ったほうがいい。要はみんな似たりよったりの車になる。となると、自動車メーカーに求められるのは制御技術デザイン、そしてブランドである。今マツダはそれを必死に磨いている。マツダくらいの規模のメーカーだと案外この戦略が一番いいのかも知れない。

 

スバル

卓越した四輪駆動技術を持つ。売り上げの大半が北米。多分、トヨタにひっついてその一ブランドとして生き残るつもりでしょう。

 

ダイハツスズキ

コンパクトカーを安く作る卓越した技術を持っていて、100万円以内でアルトミライースを作れる生産技術はたいしたもの。この点において強力な強みを持ち、ダイハツ東南アジアスズキインドで高いシェアを持つ。しかしこの強力な強みを速攻で無効にするのがEVであったりする。ダイハツスズキ海外市場中国EVメーカーに席巻されてシェアを失う未来が見える。国内で軽EVを地道に作るかも知れないが、それすらも中国メーカーの台頭で怪しい。将来は暗いだろう。

 

パナソニック

車載電池トップを突っ走っていたが、CATLとLGケムに抜かれて現在3位。テスラの株を売却して多額の利益を得たが、なぜかをそれをブルーヨンダー買収に使い、電池の新技術設備への投資は先をゆく二社に比べると消極的トヨタパナソニックを見限り始めていると聞く。

 

日本電産

EVモーターやeアクスルで覇権企業を狙う。しかし永守が死んだらどうなるんだろう。

 

他にもいろいろ書きたいことがあるけど、疲れたのでやめる。ところで、元三洋の人の書き込みをみて、ずっと今までiPhoneを使っていたのを、GooglePixelに買い替えました。なんでかって言うとね、それについたユーザー体験がうんちゃらという大量のブコメを見て、iPhoneを使い続けることが、結局新しいもの積極的スイッチできない日本人の保守から来てるんじゃないかと思ったから。それで思い切ってAndroidにしようと思った。中華スマホちょっと怖いのでPixelです。そんだけ。以上。

2021-10-17

anond:20211017224437

初回からリチウム出す医者ヤブっぽい。躁鬱用の薬じゃん。血中濃度管理しなきゃだし行ってすぐ出していいような薬じゃないよ。

仲が良かったはずの両親が離婚することになった

離婚するって告げられたのは7月下旬だった。

7月中旬に急に母親から「来週帰省してくれ」って言われて、急にどうしたんだろうと思いながら実家に帰ってみたら離婚の話を切り出された。本当はGW帰省ときに言うつもりだったらしいが、そのときは考え直したらしい。

家族構成は父、母、自分(都内一人暮らし大1)、妹(高3)、妹(小6)。

家族全員仲良かった。喧嘩とか、お互いの愚痴とかはたまにあったけど、一般的な家庭ならどこでもあるだろうってくらい。一緒にいれば愚痴ひとつやふたつあるだろって思ってるから気にしたことない。

両親がどれくらい仲良かったかっていうと、今年で40になるのにTシャツペアルック日常的にしているくらい。ペアルックしているアラフォー夫婦が急に離婚するなんて思わんやん。

離婚の原因も両親の不仲とかじゃなさそう。詳しく教えてくれなかったから余計もやもやするし変に勘ぐってつらくなる。

7月帰省のあとも2回帰省したんだが、いたって普通。庭でバーベキューしたり、パーティーゲームしたりした。だから余計に、この5人でこうやって過ごすことはもうないんだって思ってしまう瞬間につらくなった。

自分は多分メンタルが不調になると自分の機嫌を取るために散財するタイプ8月9月の出費が大学生とは思えないくらいえぐかった。

一回ふらっと失踪しかけたのもあって、心配した友人(SNSフォロワー)から心療内科行けって言われて行った。カウンセリング受けて炭酸リチウムの薬もらってきた。

一応病院行った話を両親にした。普段家族にさえ見栄張って強がって生きてるから少し話すのに勇気必要だったけど。

母にあんたは頑張りすぎって言われてなんか一旦安心してしまった。自分はただ母にもう少し自分のことも心配してほしかったのかもしれない。

妹二人は母側に、自分だけ父側につくことになっていたから、母にかまちょ精神発動していたのかもな。

父にも母にも、あんたは大丈夫、って言われてきた。割と放任されてきたから、勉強しろとも言われたことないし、高校時代に志望大学についても何も言われたことなかったし、受験手続きとかも勝手にやった。

機嫌伺って生きてきたから、手のかからない子ではあったのかもしれんが、心配してほしかったんだろうなあ。メンタル平常時の今だからこう書ける。

母と二人で話す時間があった。どうやら母は家にいると体調がおかしくなるらしい。家にいるときだけで、仕事場ではなにもないって話を聞いて母も自分も泣いてしまった。母も心療内科行ってみようかな、とか言ってたから多分相当悩んだんだろうな。

自分は母が生きがいを家庭に求めてると思ってたかちょっとショックだったんだろうな。20学生結婚して出産して次の年に二人目産んで、なんて生き方自分だったらできない生き方から尊敬してた。

うわ、自分来年で二十歳だけど来年結婚とか考えたらぐろいな、改めて両親尊敬する。

父と二人で話す時間もあったけど、今後の家のこととか話した。一軒家。母と妹が出て行ったら自分と父だけ残ることになる。自分都内に住んでるから実質父一人。

そのことを想像するだけでなんか寂しくなる。父ちゃんちゃんと飯食って健康に生きれんのかな。

ただ心配なのは家計。今まで母が全部管理してた。奨学金の口座は自分名義だけど母が持ってて、自分では使えなかったんだが、父はそれを知らなかったし。今までもらったお年玉とかも一応母が口座で管理してるらしい。ほんとかは知らん。

親に家賃光熱費は払ってもらってて、仕送り2万で生活してることも知らんかった。そろそろ今後のことも考えないとな。

今月で母たちは引っ越すみたい。もう5人で揃うことは多分ない。この歳で初めて家族のこと好きだったんだなって思った。当たり前って崩れてありがたみに気づくって本当だね。

とりあえず温泉いきたい

2021-10-01

anond:20211001072216

電池技術って比較的発展がスローな分野だったけど、EVと再エネ蓄電関連で未来市場規模がすごく大きいから、どんどん新手の技術が出てきてるよ。

レアメタルを使わないやつ

まずLFP電池コバルトニッケル使用エネルギー密度は現行LiBより低いのがネックだったけど、効率継続的改善されている。テスラの下位グレードなんかは既にこれ。中国でも普及価格帯はこれ。日本でも再エネ蓄電施設向けの定置型では本命になるかもしれない。

それからナトリウムイオン電池NIB)。リチウム使用。圧倒的に低価格になる。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01267/00105/

急速充電

次世代LIBでは、6分で90%充電できるようになる。こうなると、容量問題実用上の課題にならなくなってくる。現行EVでも標準グレードで300km程度、高級グレードで500km以上、プレミアムカーは800kmぐらい走るわけで、それを超えるようなロングドライブ時だけ途中の休憩駐車時に5分で充電できればいいわけだ。今これに近いことができるのはテスラスーパーチャージャーぐらいだけど、どのクルマを買ってもこれができるようになる。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/11280/

容量向上

リチウム空気電池リチウム硫黄電池次世代ロードマップとして見えている。飛躍的に容量効率が良くなること(現行の5倍前後)は確定していて、安全性や充放電回数の制限などの問題点をどう潰すかというステージにある(同じく容量向上で全個体に期待する向きもあるが、現状これは疑問符がつく)。ただ、今のLiBコスパが優れており、今も継続的に性能が改善しているので、この手の次世代大容量電池は初期投入価格が高ければなかなか採用が進まず、量産効果が出ず、結果的市場に浸透しないかもしれない。今のEVはそれぐらい「こなれて」きている。

2021-09-28

多分躁うつ病だけど薬飲みたくない

小説家を目指している理系大学生です。

正直デビューも近いほうだと思う。

そこそこ大きな賞の最終選考に残してもらえるようになった。

作家の人から「君はいつか必ずデビューできるよ」と言われることが増えた。

ところで私は躁うつ病だと思う。

元気なとき死にたいときの落差が半端でない。

元気なときは二徹も余裕で、頭の中から次々と創作アイデアが湧き出てくる。

自分は無敵だと感じる。1日に5万字くらい書ける。

反対に、死にたいときは何もできない。ソファうずくまってイヤホンで首を絞めたり、横断歩道のない道路を突っ切って、車の前に飛び出してみたり。

父親祖母躁うつ病だ。

無論本人たちは認めようとしない。でも多分そうだと思う。

火のついたように怒って家全体を荒らしたり暴力を振るったりするかと思えば、まるで別人のように落ち込んでいる。

そしてそういう形質を私は明確に受け継いでいる。

躁うつ病はよくうつ病と間違えられるけれど、全然違う病気だ。

うつ病ストレスが原因とよく言われる。抗うつ薬(太りやすくなる)を飲む。

これに対して躁うつ病遺伝性で、治療にはリチウム結構効く。

けど、私はこの薬を飲みたくない。

曲がりなりにも今までこの性質と上手く折り合いをつけてきたつもりだし、何よりアイデア創作意欲)が浮かばなくなるのが怖い。

かといって、うつ状態ときに死んでしまリスク躁状態ときに周りに迷惑をかけるリスクを負うのも嫌だ。

最近躁と鬱の間隔が短くなっていて危機感を覚えている。

どうすればいいのか、詳しい人がいたら教えてください。

2021-09-24

anond:20210924202220

核融合炉って燃料は海水おkってのはマジなの?

大体マジやで。燃料として使うのは重水素三重水素の2つやけど、重水素地球上の水素には一定割合で混ざってて海の水から取り出せる。三重水素の方は自然にはあんまりないし、福島原発の処理水の分でも足らんけど、リチウム中性子当てたら核反応で作れるから、壁(ブランケット)にリチウムを仕込んどいたら作れる。で、そのリチウム海水に含まれてるわけ。

でも実はリチウム海水から取り出すよりも鉱石から作ったり特別な湖の水から取り出したりするほうが今は安いから、今作るならリチウム海水由来のやつは使わんやろけどね。

2021-09-18

今のとこ自民支持者だけど立民支持者に質問

自民から立民への鞍替え検討するためどうやって解決するのか聞きたいです。
自民がどうではなく鞍替え検討しているので立民がどうやるのかが重要です。

質問内容

エネルギー関連
プラスチック関連
動物愛護関連

立憲民主党基本政策から抜粋

地域ごとの特性を生かした再生可能エネルギーを基本とする分散エネルギー社会を構築し、あらゆる政策資源を投入して、原子力エネルギー依存しない原発ゼロ社会を一日も早く実現します。
多様な生物自然環境との調和をはかり、持続可能社会をめざします。

2021-08-30

anond:20210827192457

続き楽しみにしてます

単純に蓄電技術として比較した場合Lib等に比べて水素の劣る点が「変換ロスが多い」なんだけど、ロスの大部分は電気水素の部分で発生するから水素状態からそのまま消費するのと発電して消費するのを比較した場合は、水素欠点殆どないと言えるのがポイント

ここなんですが、自分認識だと電気分解プロセスは吸熱反応、燃料電池プロセス発熱反応で、後段の「水素電気」のほうがエネルギーロスが多いと思ってました(PEM電解とか高温水蒸気電解は、吸熱反応を利用しているか効率がよい)。

増田でも書いたけど、電気と一緒に発熱コジェネ的に利用できればエネルギー効率は80%程度、発熱を捨てて純粋電気エネルギーとして取り出せるエネルギーで見ると効率50%程度で、今後技術革新を進めて60%を目指す、という感じだと思います

この効率は利用する化学反応自体に拘束されており(その意味では今でも十分高率だと言える)、今後の劇的な向上は見込めず、そうなると純粋な蓄電システムとして普及させるのは厳しいんじゃないかと思ったりします。昼間の余剰電気水素にしてその日の夜に売るだけでも6割以下に目減りしてしまうわけですから、今の卸電力取引市場の仕組みだと、この技術betする余地は低い(メリットオーダーで見た場合他の方法で発電または蓄電された電気のほうが割安になる可能性が高い)のではないかと…。

具体的に他の蓄電システム比較すると、揚水ダム発電だと電気位置エネルギーに変えて、後で電気に戻したときのラウンドトリップエネルギー効率が70%程度。レドックスフロー電池も同じく約70%。最近複数ベンチャーが取り組んでいる重力利用型蓄電(タワーや縦杭にコンクリートブロックなどの重量物を吊して上げたり下ろしたりして蓄電/放電する)だと、設置コスト管理コストも安く、施設寿命は35〜50年、ラウンドトリップ効率揚水発電と違って流体摩擦損失がないので80-85%と、これが案外本命かなと思ってます。固定電池系は、LiBだと95%ぐらい出るけどLCAが悪すぎるので、非コバルト・非リチウム系で良いものが出てくるのを待つ状態かと思います

水素エネルギーキャリアとしての性質活用せず、蓄電技術としてやっていくとなると、競合システムに対する優位性が乏しいなあと感じます。廃熱の二次利用ができるところならワンチャンあるけど、季節問わずに廃熱を利用できるロケーションとなると、はたしてそんな都合のいい場所があるかいね?と思ってしまうわけです。製鉄所の溶鉱炉を電炉化するぐらいでしょうか。

anond:20210827174930

電池技術的には、いまは「良い電池」だけじゃなくて

「安い電池」「持続性ある電池」の開発が流行してるね。

コバルトとかリチウムとか使わなくていいやつ。

テスラは、EVのミッドレンジ〜ローエンドを

LFPコバルトフリーだけどリチウムは使う)で

カバーしようとしてる感じ。

そのLFP含め新世電池技術開発をバリバリやってるCATLが

本命視してるのがナトリウムイオン電池

完全にレアメタルフリーから、これが出てくると

いよいよゲームチェンジャーだと思う。

蓄電系は多少重量比容量が悪くてもいいし、

ナトリウムバカみたいに原価が安い。

量産効果が出てくれば激安で作れる。2023年市場投入予定。

思惑通りに行けば、蓄電市場は相当こっち路線に流れていく可能性がある。

2021-08-27

anond:20210827145939

んだから電車以外のモビリティ水素効率を比べるならリチウムイオン効率製造における環境負荷考慮にいれないとダメなのに

なんかそこはすっとばして水素効率と電力直利用の効率を比べてる気がするんだが

 

まあ電池技術ブレイクスルーが出るなら話は変わる

anond:20210820195856

水素発電の役割は結局のところ、発電というよりも蓄電でしょう?

増田は電力を作ってそのまま送電網で送電することを想定してそれにくらべて水素のロスを気にしてるけど、

その効率を発揮できるモビリティ電車くらいだ

結局車載バッテリー電気を貯めるのであれば、水素効率リチウムイオンバッテリー効率比較しなければいけない

 

んで、大容量のリチウムイオンを街中にドカドカ置いていくことを考えると

まだガソリンインフラが似てる水素を置いた方が効率が良さそうだと思う

何よりリチオムイオン製造するより水素タンク製造した方が製造過程エネルギーが少なそう

2021-07-31

anond:20210731183231

技術的見どころは、バイポーラニッケル水素電池採用(最廉価のBだけリチウムイオン)。

へ~

技術的なところは詳しくないんだけど、イメージ的にはニッケル水素よりリチウムイオンのほうがハイグレードなイメージがあったけど、ニッケル水素のほうがグレード上の設定なんだ。

技術進歩があったってことなんかな。

アクアは意外といい

新型アクアヤリスハイブリッドが登場したので、やや中途半端イメージがあるかもしれないが、実車見たり、レビュー見てたら、意外といける気がしてきた。うへえ顔の縁取りはG・Zがシルバーになるようで、そっちの方がデザイン的には良い。アクア機能的にはほぼ全部入りに近い。電動パーキングブレーキは無くて足踏み式だが、全車速対応クルーズコントロールで、停止まで出来る。発進はアクセル踏む必要がある。

技術的見どころは、バイポーラニッケル水素電池採用(最廉価のBだけリチウムイオン)。これで電気の出し入れが早くなった。燃費は下位グレード程良くなる。Bはタイヤが細いのが効いているかもしれん。

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