はてなキーワード: 助産師とは
私は東京の大学への進学を機に実家を離れたが父が亡くなってからは
帰っても、話も合わないし何かと妹は私に張り合ってくるのだ。
いつも私が悪いことになる。お姉ちゃんはなんでも我慢して当然なのだ。
妹はなにもかも母に出してもらい、収入は全て貯蓄してた。
父の遺産も母と妹が2人で好きに使って、
私に渡された幾ばくかの金も会うと返せという。
そんな調子なのでずっと疎遠にしてた。
先日は、先物取引き詐欺にあい、なけなしの預金を失ったそうだ。
そんな私も夫ができて、妊娠した。
助産師さんに言われた。
東京で産むように予約をしていたが、母からも是非戻って来るように言われ、
断ったところ、母が知り合いの医院に予約を強行。
実家に帰ったら最悪。
未婚の妹は、嫌味や喧嘩をふっかけてきて、
負かされると、娘を殺すと言ってきた。
悪いがあんたらには愛想が尽きた。
1ヶ月お世話になる予定だったが、帰るわ。。
親に抱きあげられた時に脇の下に自分の全体重がかかるのが地味にしんどかったなー。
それ以外にも赤ちゃんだった頃の事ちらほら覚えてるんだが、それを自我があるとは言えないと自分で思ってる。周りで起こる事に反応して自分でもよくわからないけど笑ったり泣いたりしてただけって感じ。
でも我が子の様子を生まれ落ちた瞬間から見てるが、明らかに生まれた瞬間にはもうすでに自我がありそうに見えた。
初めて抱っこさせて貰った時、私の胸の上で香箱座りする猫みたいな体勢でくわっと目を見開いて、不思議そうな顔して辺りをキョロキョロしてたなぁ。
助産師さんに「もーこの子は!はやくおっぱい吸いなさいよ」って頭をがっ掴まれて無理矢理おっぱいに顔を押し付けられて「解せぬ」って顔をしてたっけ。
あっ思い出したらなんか泣きそう。
https://anond.hatelabo.jp/20180709055614
の続き
ダニエル F.チャンブリス著、浅野祐子訳「ケアの向こう側 看護職が直面する道徳的・倫理的矛盾」
この本は、病院でフィールドワークを行い患者や医療者に起こっていることを目の当たりにしたことをもとに書かれています。目的は「ナースが日常業務の中で倫理的問題をどのように捉え、対処しているかを、詳細に、かつ弁護できる程度の一般化をもって記述すること」です。
第1章は、「ナースの世界、すなわち病院は、一般社会とは全く異なる道徳システムを持っている。病院では悪人でなく善良な人がナイフを持ち、人を切り裂いている。そこでは善人が、人に針を刺し、肛門や膣に指を入れ、尿道に管を入れ、赤ん坊の頭皮に針を刺す。また、善人が泣き叫ぶ熱傷者の死んだ皮膚をはがし、初対面の人に服を脱ぐよう命令する」といった衝撃的な言葉で始まり、「一般人にとって身の毛のよだつ残酷物語もここでは専門家の商売なのだ」と続いています。
確かに病院は一般の生活とは異なる独特の世界があります。しかし次第にそれが普通のこととして「日常化」され、業務は「ルーチン化」されていきます。チャンブリスはこの「ルーチン化」とともにナースの感情は平坦化し、そこで生じる出来事に対する感受性も失われていくと述べています。患者さえもそのルーチン化に含まれていきます。患者は人としてではなく、一つのケースとしてしか認識されないようになるのです。その結果、ナースは患者に生じる多くの倫理的問題、道徳的問題を認知しなくなっていくのだと分析します。
しかし、倫理的問題こそナースが積極的に関っていくべき必要があるはずです。なぜなら、ナースは患者を擁護する立場にあるからです。アメリカでも、アメリカ看護師協会(American Nurses Association )による「看護師の倫理綱領( Code of Ethics for Nurses)」にそのことが明記されています。
こういった事実を知っているかどうかで、未来は大きく違ってくるはずです。まずは、女性だから、看護師だから、そういった犯行は起きない、という偏見・先入観を捨てる必要があります。
それどころか、むしろ看護師という職にある限り、必然的にモラル・倫理的に気が付けば滅茶苦茶な様態になる職だと認識し強く自覚し、教育をしていくことが必要です。
根源的には人類共通の「死と病への畏れ」があり、日本においても仏教思想的な浄・不浄・穢れの概念から、科学が発達していない時代に、やはり皮膚・血や体液・死を取り扱う医師、助産師、看護師、洗濯、理髪は賤業と見なされていた。(ヨーロッパでも同様に血を扱う理髪師兼外科医)
それゆえ、日本の近代的な専門職としての看護の始まりにおいては、やはりナイチンゲールの「白衣の天使」というイメージを輸入し、キリスト教徒の信心深い修道女の禁欲規律使命献身と清純のイメージを全面に打ち出し、「聖**看護学校」「聖**病院」「**マリア病院」、はたまた教会の修道女の誓い(神との結婚つまり禁欲貞操の誓い)を真似た宣誓と戴帽式といった、実際には看護師はキリスト教徒でもなく修道女でもないのにも関わらずそのイメージを一般大衆に植えつけ印象付けてきた。
中身と行動が伴っていない虚飾はまったくの茶番。
問題なのは、日本の看護はその上っ面のイメージと形式だけを輸入し、本質的な使命と人間性の道徳教育や倫理観を輸入し損ねたことだ。欧米文化圏では文化的に刷り込まれているキリスト教的道徳価値観倫理観すらも持ち合わせていない日本で。。。
そもそも現代日本の看護教育は、戦時中の軍隊式日本赤十字の従軍看護婦養成の伝統をそのまま引き継いできてしまったものだ。
日本では戦後長らく,看護学研究に関する倫理の問題はおろか,「看護倫理」一般についての空白期が1980年代初頭まで続いた.かつて日本の看護師には,清楚さ,奉仕的精神,医師への従順さ,組織への忠誠,規律と秩序の維持等の,専ら内面的な美徳を備えた者であることが期待され,それに応答することが看護倫理であった.しかし,戦後民主主義が浸透し,経済的に豊かになる中で,過去の看護師像に対する強い反発と反動が日本の看護界に広まり,抑圧された過去の看護師像を想起させる「看護倫理」そのものが敬遠されたことが,この空白の背景にあるといわれる.その結果,米国では1960年代からすでに看護学研究に伴う倫理的課題に対する積極的応答が看護界全体においてみられたのに比して,日本の看護界における対応は1980年代中頃になるまでほとんど皆無であった.
この時期(1951-1966 年)の看護倫理に関する教育内容は、「ナイチンゲール誓詞」などの倫理規定のほか、看護師にとっての礼儀・作法、心構え、守秘義務、対人関係など、戦前の流れを引き継ぎ美徳中心であったとされる。
1967 年の指定規則の改正では、看護学が基礎科目と専門科目に分けられて体系化がはかられる一方で、「看護倫理」という独立した科目は削除された・・・
この時期(1967-1988 年)には、1967 年のカリキュラム改正前の看護倫理は、看護婦としての心構えや人類愛、使命感、奉仕などの精神性で貫かれており・・・
1989 年に指定規則が改正されたが、このとき看護倫理を「看護概論」の中に含むという「注」も削除された。これによって、看護倫理に関する記述は指定規則から全く無くなり・・・
1996 年の指定規則の改正でも、看護倫理に関して独立した科目は設けられていない・・・
2002 年に出された文科省看護基礎教育の在り方に関する検討会報告「大学における看護実践能力の育成の充実に向けて」(文部科学省, 2002)の中では、人間尊重・擁護の方法について「看護職者は、対象者が治療及びケアを受ける過程で遭遇する具体的な場面で、常に、その人の尊厳と権利を擁護する立場で行動できることが不可欠である」と述べられている。また、その教育方法についても「学生自身がその意味に深い関心を持ち、看護職者が対象者の権利擁護者として機能することの意義を追求できるよう、具体的な看護事象を用いた演習を組むなど、学生同士の討論や患者などの対象者などから学ぶ方法を採用することが大切である」とされている。さらに、人間尊重について「対象者の立場に立つこと、個人の文化背景・価値・信条の理解、意思決定に必要な情報の提供、自己決定権、人間としての尊厳・人権尊重、インフォームド・コンセントの実践と支援、プライバシーの保護と個人情報の取り扱い、セカンドオピニオンの意義などについて」と具体的に言及し(た)
プライバシー尊重とか超超基本的な倫理についてやっとここ数年になって看護教育の課程に組み込まれただけ、以前は全くありませんでしたとか、冗談かよ、な状態。
恐ろしいことに、本来あったり前の守秘義務でさえ、看護師においてはほんの10数年前まで存在してなかったというお粗末さ。
秘密の保持に関する保助看法上の条文は法 制定当時にはなかったが、平成 13 年(2001) の法律第 87 号で第 42 条の 2 として新たに追加されたものである。
今の30代以上の看護婦世代…そしてそういう世代から教わる今の看護師達。
ところが,我が国には,このような基本的人権である患者の権利を定めた法律がない。
そのような中で,今日,我が国の医療は様々な場面において多くの重大な課題を抱え,患者の権利が十分に保障されていない状況にある。
...
ところが,いまだ,患者の権利に関する法律は制定されていない。
...
日本医師会生命倫理懇談会による1990 年の「説明と同意」についての報告も,こうした流れを受けたものではあるが,「説明と同意」という訳語は,インフォームド・コンセントの理念を正しく伝えず,むしろ従来型のパターナリズムを温存させるものであるとの批判を受けた。
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/jfba_info/organization/data/54th_keynote_report3_1.pdf
「看護師=モラル高い人達」という幼稚な幻想や、看護師が何か問題を起こせば「環境による被害者」という風潮を、周囲やメディアも含めて、煽り過ぎている現状があります。
今日の日本では、医療現場のみならず、世間一般の中にも無知が蔓延し、患者の当然の権利を「モンスター患者」の一言で黙殺しようとする風潮がある、とまで言える。
続く
現状の入試制度では、医学部医学科という枠に入らないと産科の専門家に到達可能なルートに入れない。
しかし医学科は、原因不明だが男子合格者の割合がとても高いので、産科にも結果的に男性医師が多くなってしまう。
また医学科に入った女性すら、なぜか他の眼科や内科といった分野を選ぼうとする人も多い。
受益者のニーズとして女性医師を望む声が多いにも関わらず、これでは需給が対応しないままである。
そこで提案だが、口腔周辺の医療が独立した歯学部となっているのと同じように、産科学部も最初から独立させるのはどうだろうか。
歯学部は職人技術的要素が他の医学分野と大きく異なるという理由が存在するが、産科もジェンダーや社会背景の問題性が大きく、独立するだけの意義があると考えられる。
男女共通の看護師資格と別に、女性限定の助産師という資格がある。
アファーマティブ・アクションの一環ではあるが、他の学問分野と比べても女性の利害に直結するため、男女枠を1:9に固定する施策も必要だと思われる。
現状の産科医に男性が多数存在する現状、新制度から突然男性を完全に除外することは困難だろう。
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00 | 48 | 9867 | 205.6 | 53 |
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夫の仕事関係の知り合いのご夫婦と一緒に食事をした。ご主人は開業医で社会的に成功してるとても裕福な人。奥さんご自身もなんかビジネスしてて、セレブな雰囲気の人
2人とも有名大卒で、知的だし話題も豊富だし、人柄も良い方々。そんな方々と訳あってお食事することになったド庶民の私、最近出産したばかり
ご主人にタイトル通りのことを熱く語られて、私の子供には、予防接種打たせるなって言われてしまった
医者であるご主人いわく、インフルエンザワクチンは製薬会社の陰謀だから全く効果がない
子宮頚がんワクチンは日本中で恐ろしい副作用をもたらしているから絶対に接種してはならない、等々
ネットで反ワクチン派みたいな人たちがいるのは知っていたけど、実際会ったのは初めてだったからほんとにいるんだ…ってビックリしたし、前述通りすごく知的で人柄の良い人たちで、何よりお医者さんで、当たり前だけど私なんかより遥かに専門知識を持った人から、面と向かって真剣に予防接種は陰謀だって言われると、どうにも不安になってグラグラしてしまって、今すごく辛い。
子供を産んだ時に、子供のことだからワクチンのことは一生懸命しらべた。今も、知らない副作用が発見されてたりしたら怖いから、ワクチン関連のニュースは見かけたら必ず目を通してる。ただし恥ずかしながら学がないから、色々読んでみて、多くの専門家が共通して言ってることは正しそう、みたいな判断をしてる。
それで、私が今のところ理解してるのは以下の通り
●インフルエンザワクチンは接種してもインフルエンザ感染を100パーセント防ぐものではない。でも6歳未満の子では発病を20〜30%防げて、さらに重症化を防ぐ効果がある。高齢者なら45%発病を防いで、死亡率は80%防げる。https://www.childneuro.jp/modules/general/index.php?content_id=64
●インフルエンザワクチンの小学生の集団予防接種を94年にとりやめたところ、高齢者の死亡者数が増えてしまった。集団接種をすることは、集団の中の弱い個体(高齢者や乳幼児)を守る効果がある。http://m.huffingtonpost.jp/2018/01/26/infuruenzacommunity_a_23344626/
●子宮頚がんワクチンの副作用は、そもそもワクチンとの因果関係を裏付けるとされていた研究結果に不正が見つかった。http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/tp161124.html
●副作用とみられる症状は、子宮頚がんワクチンを接種していない同様に起きている。http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000147016.pdf
●日本小児科学会、産婦人科学会他、関連学会は、子宮頚がんの積極的な接種を推奨する見解を出している。http://www.jsog.or.jp/news/pdf/20170626_HPVkenkai.pdf
●でも厚労省はまだ積極的接種推奨を再開していない。各自治体もそれに倣ってるから、子宮頚がんワクチンの接種率はめちゃ低くなってる。http://www.city.funabashi.lg.jp/kodomo/kenkou/005/p025993_d/fil/sessyu-mae.pdf
私は上記の理解で、インフルエンザワクチンも子宮頚がんワクチンも、子供に接種させるつもりでいる。他のワクチンも打てるやつはみんな打つつもり。
だけど、自分より頭良くて社会的地位も高くて人徳ありそうな人の言うことの方が根拠なく正しそうで困る。ちゃんと調べたんだから大丈夫だって今自分に言い聞かせてるところだけど。
だから、私みたいなのが陰謀論に引っかかるんだよなあ…って自分で自分が心配だ。子供産んだら、そこかしこのニセ科学に引っかからないようにするのが大変。情報を取捨選択する時間もあんまりないし、助産師とか看護師とか医療の専門家も変な人がいるみたいだし。子供のことは不安だから冷静になれない時もあるし。賢くならないとなあ…。
ちょっと前、Twitterで「千葉の母親学級がスピリチュアル」というツイートが話題になりました。(https://togetter.com/li/1190902)
それを見て思い出したのが、タイトルです。
母親学級自体は市の保健所主催で、講師役の助産師さん、栄養士さんらはとても熱心だったし、【正規の】プログラムには何の不満もありませんでした。
たったひとつの大きな問題が、合成洗剤に村を焼かれたオバサンです。
ちょっと覚えてないんですけど、消費者の会の人だったかな。60代ぐらいのオバサンが2人、母親学級の前にお話しさせてもらいます〜とやって来ました。
プログラムに含めたのが市の意向なのか、オバサン側が頼んで話をする時間をもらってるのかは不明だけど、何となく後者かな? という気がしました。プログラムにも載ってなかったし、10分くらい〜と言っていたのに延長しまくり、脇で控えてた市のスタッフさん達がソワソワしてるのが見えたので。
で、オバサン達は洗剤で汚染された海の写真(高度経済成長期とかの)やら文字だらけの資料やらを手渡し、模造紙を広げて以下のようなことを話し続けて帰りました。
・合成洗剤は体に悪い! 化学物質は皮膚を通して体内に蓄積する! 洗剤で洗った服を着ているだけでも身体は汚染される!
・洗剤を赤ちゃんの肌着に使うとアレルギーになる! 赤ちゃん用洗剤とか売ってるけどあんなもん信じちゃだめだよ!
・洗剤は戦後から登場したけど戦前からある石けんは安心安全! でも石けんにも化学物質含まれてるものあるから成分をよく見てね!
・特に女性の皆さんは気をつけてね! お腹の子が女の子ならなおのことね!
・ここまで言っても洗剤を使うなら別にいいよ。でもどうなってもしらんからな。
まとめるとこんな感じ。
トンデモ科学かマルチ商法かな? と思いましたよね。言葉こそ出てこなかったけど、多分経皮毒(爆笑)とか信じてるタイプでしょう。洗剤に何をされたらこんなに憎めるのか不思議です。
戦前からあるから安心安全、と言われても戦後もう70年以上経過している今、中々の歴史を積み重ね今なお使われ続けている洗剤の実績を見るとむしろ信頼できますし。
というか何より最も許せないのが一番最後の脅しです。
ここまでストレートじゃなかったですが、眉をひそめて汚物を見るような目で「洗剤使いたいってんなら止めませんけどねえ…」というようなことを言い放ちました。
妊婦はただでさえ不安が大きいです。特に母親学級に参加するのはほとんどの場合初産婦。初めての妊娠、想像もできない出産への不安をたくさん抱えて、それを和らげたり解消させたりするために、こういう勉強会に参加するわけです。
なのにそこで、感情論丸出しの非科学的な私見を押し付けて、不安を植え付ける。
聞いている参加者さん達は、見ている限り途中であまりの押し付け論調に疲れてきたのか段々前を向こうとせず、死んだ魚のような目で資料を眺めていました。
でも中には、「今まで洗剤を使ってきたけどどうしよう、赤ちゃんに悪影響があったら私のせいだ」と悩んでいた方もいたかもしれません。
んなわけないのに、そうだと思い込ませていく。何しに来たんだこのやろうふざけんな。
妊娠出産育児を通して思うのは、こういうトンデモや偽情報がこの界隈には溢れていること、そして野放しになっていることです。よくある母乳はケーキで詰まるとかも、今では否定されているのにまだまだそれを指導する助産師もいます。
私も言われました。和食中心ね、とか。
アホかと。ほなら何で産後に病院食でハンバーグとかカレーとかケーキとか出んねんと。めっちゃ美味しかったわ。
以下書き散らし
周産期医療で毎週のように内診を受ける。
助産師さんに股のジェルを拭いてもらう。
乳首の状態もチェック。乳輪や乳首、おっぱい全体のマッサージもしてもらう。
出産という命の危機も伴う大仕事…白人以外の黒人がいて果たしてリラックスして全力が出るのか…?
嫌悪とか以前に緊張すると思う。
ただでさえ妊娠中って不安と不調だらけでしんどいことばっかりなのに…。
緊張するとお腹が張る。腹が木でできてるかのようにカッチコチになってめちゃくちゃ痛い。
細かい細かい日々の相談事なんかも助産師さんが電話やカウンセリングで聞いてくれる。
乳首つまんで引っ張って押し込んでってすごいこねくり回さないといけない。
会陰切開後の傷もチェックしてもらう。
穴と穴の間よ。
自分じゃナプキン変えれなくて股だけ開く産褥ショーツというオムツみたいなパンツ履いて助産師さんがナプキン変えてくれる。
血まみれに汚れたナプキンなんて白人にも見られたくないくらいのやつ…。
あー、ほんと考えただけでキッッツイ…
お産って本当生きるか死ぬかの世界で、妊産婦はめっちゃくちゃ不安でデリケートな生き物で、そこに無駄にストレスかけてくんのやめちくれ〜〜って感じ。
選べるとかいうけど、どうすんの?
この病院には黒人助産師がいますってサイトとか病院の看板にでも書くのか…?
助産師くらいでそこまでするかな…?
自分とこは9週目くらいで入院費一部前払いみたいな制度があって、転院する場合それは別に返ってこない。予約金みたいなものか。
そんな大金ではないけど、黒人助産師いることに途中で気付いて転院させられるとかアホくさすぎる〜。
今日は黒人助産師さんいるのかな…とかいちいち思うのも嫌すぎる〜めんどすぎる〜。
気にしてないと思ってる、けどそりゃーー本音を言えば内診で指突っ込まれるのもまぁできたら白人の先生がいいかな…と思うし、毎度あのくぱぁ椅子乗るときはストレス。
白人医の産科探せばあるだろうけど、妊娠してから遠出はマジでできなくなった。
臨月の今、家の中ですらちょっと家事するだけでお腹バリバリに張るし白人医のためだけに電車乗って毎週通院とか無理すぎる。
話逸れたけどとにかく限界ギリギリで生きてる妊産婦に余計なストレス増やすのやめてくださいお願いします…という気持ちでいっぱいです。