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2022-03-17

anond:20220317134033

じゃあウクライナについて書いてみるか。

ウクライナが目指していたのは西側諸国の仲間入りをすること。

経済的にはEUに加盟し、安全保障的にはNATOの一員になりたい。

ロシアウクライナNATO入りは許容できない。

それが戦争の発端。

で、開戦したらNATOが助けてくれるかもというゼレンスキーの思惑は大きく外れた。

EUにも即座に加盟を断られる始末。

結局この戦争の落とし所は、

ウクライナ中立的立場NATOに加盟はしないが独立を保つよ、

くらいしかない気がする。

そうしないと、それこそ第三次世界大戦或いは核戦争現実的になってしまうから

西側諸国はそんな覚悟は全くないし、それは一貫して態度を変えていない部分だ。

となると、開戦前ロシア側が主張していたことをほぼ飲むようなもので、

何のためにウクライナ市民兵士は血を流したのだろうか。

NATOとしての参戦は避けつつ、間接的な援助だけを続ける西側諸国と、

勝ち筋の見えないゼレンスキーの意地によって、

戦闘無駄に長期化して、犠牲者けが増えていく。

ロシアの狙いはウクライナ併合だろうが、

もちろんそれはベラルーシのような傀儡政権で一応独立国の体裁を保っているという形でもいいはずだ。

ゼレンスキーは首をすげ替えられたくなかっただろうから、それに対抗するのはわかるが、

彼のとったやり方では開戦という破局当然の帰結だと思う。

NATO参戦という薄い可能性に国民の命を賭けるやり方は批判されて然るべきだと思うが。

一応書くが、紛争武力解決しようとするロシア姿勢は一切認められない。

ロシアを支持しているつもりは全くない。

ただ、狂犬の隣国として、ゼレンスキーのやり方がうまくなかったのは間違いないと思う。

2022-03-16

ロシアウクライナ戦争のある得べき帰結中国選択:国務院胡偉

https://uscnpm.org/2022/03/12/hu-wei-russia-ukraine-war-china-choice

露・ウクライナ戦争は、第二次世界大戦後最も深刻な地政学紛争であり、9.11テロはるかに上回る世界的影響をもたらすであろう。この重大な局面で、中国戦争方向性と国際情勢への潜在的影響を正確に分析し、評価する必要がある。同時に、相対的に有利な外部環境を目指すために、中国は柔軟に対応し、長期的利益合致した戦略的選択を行う必要がある。

ロシアウクライナに対する「特別軍事作戦」は、中国国内で大きな物議を醸し、その支持者と反対者が激しく対立している。本稿はいかなる政党代表するものでもなく、中国の最高意思決定レベル判断と参考のために、起こりうる戦争の影響とそれに対応する対策選択肢について客観的分析を行ったものである

I.露・ウクライナ戦争の未来予測

1. ウラジーミル・プーチンは期待した目標を達成できない可能性があり、ロシアは窮地に立たされる。プーチン攻撃目的は、ウクライナを電撃的に破り、指導者を交代させ、親ロシア政権を育成することで、ウクライナ問題を完全に解決し、ロシア国内危機から目をそらすことであった。しかし、電撃戦は失敗し、ロシア戦争の長期化とそれに伴う高コストを支持することができなくなった。核戦争を起こせば、ロシアは全世界の反対側に置かれることになり、勝ち目はない。国内外の情勢もますます不利になっている。仮にロシア軍がウクライナ首都キエフ占領し、高いコストをかけて傀儡政権樹立したとしても、それは最終的な勝利意味しない。現時点でのプーチンの最良の選択肢は、和平交渉によって戦争をまともに終わらせることであり、そのためにはウクライナが大幅に譲歩することが必要であるしかし、戦場で得られないもの交渉の場で得ることも難しい。いずれにせよ、今回の軍事行動は取り返しのつかない過ちである

2. 紛争さらエスカレートする可能性があり、最終的に西側諸国戦争に巻き込まれ可能性も否定できない。戦争エスカレートするとコストがかかるが、プーチン性格権力からして簡単にはあきらめない可能性が高い。露・ウクライナ戦争は、ウクライナ範囲地域を超えてエスカレートし、核攻撃可能性さえ出てくるかもしれない。そうなれば、米国欧州無関係はいられなくなり、世界大戦や核戦争の引き金になる。その結果、人類破滅し、米露が対決することになる。この最終対決は、ロシア軍事力NATOのそれに及ばないことを考えると、プーチンにとってさらに不利なものとなるだろう。

3. 3.ロシア必死の賭けでウクライナ奪取に成功しても、政治的ホットポテトであることに変わりはない。その後、ロシアは重荷を背負い、圧倒されることになる。このような状況では、ヴォロディミル・ゼレンスキーが生きていようといまいと、ウクライナ亡命政府を立ち上げ、長期的にロシア対峙する可能性が高い。ロシア欧米制裁ウクライナ領内の反乱の両方にさらされることになる。戦線はかなり長く引かれることになるだろう。国内経済は維持できなくなり、やがて引きずり降ろされる。この期間は数年を超えないだろう。

4.ロシア政治状況は、欧米の手によって変化するか、あるいは崩壊する可能性がある。プーチンの電撃作戦が失敗し、ロシア勝利の望みは薄れ、欧米制裁はかつてないほどになった。人々の生活に深刻な影響を与え、反戦・反プーチン勢力が集まる中、ロシア政治的な反乱が起こる可能性は否定できない。ロシア経済崩壊寸前である以上、露・ウクライナ戦争の敗北がなくても、プーチンが危うい状況を支えることは困難であろう。仮にプーチンが内紛やクーデターなどで政権を追われるようなことがあれば、ロシアさら欧米対峙しにくくなる。欧米に屈し、あるいはさらバラバラになり、ロシア大国としての地位終焉を迎えるに違いない。

II.露・ウクライナ戦争が国際情勢に与える影響の分析

1.米国西側世界指導力を取り戻し、西側諸国はより結束を強めるだろう。現在世論ウクライナ戦争は米国覇権の完全崩壊意味すると考えているが、実際には米国から離脱を望んでいたフランスドイツNATO防衛枠組みに戻り、欧州自主外交自主防衛の実現という夢が壊れることになる。ドイツ軍事予算を大幅に増やし、スイススウェーデンなどは中立放棄する。Nord Stream 2が無期限停止となることで、欧州米国天然ガスへの依存度は必然的に高くなる。米国欧州未来を共有する緊密な共同体形成し、西側世界における米国リーダーシップ回復するだろう。

2.鉄のカーテン」は、バルト海から黒海までだけでなく、西側支配陣営競争相手の最終対決まで再び崩壊するだろう。西側は、民主主義国家権威主義国家の間に線を引き、ロシアとの対立民主主義独裁の間の闘争定義するようになる。新しい鉄のカーテンは、もはや社会主義資本主義の2つの陣営の間に引かれるものではなく、また冷戦の中にとどまるものでもない。それは、西側民主主義に賛成する者と反対する者との間の生死をかけた戦いとなる。鉄のカーテンの下での西側世界の結束は、他の国々にもサイフォン効果をもたらす。米国インド太平洋戦略は強化され、日本など他の国々は米国さらに密着し、前例のない広範な民主主義統一戦線形成する。

3.欧米の力は著しく増大し、NATOは拡大を続け、非欧米諸国における米国の影響力は増大する。露・ウクライナ戦争後、ロシアがどのように政治的変革を遂げようとも、世界の反西側勢力は大きく弱体化する。イデオロギー終焉」論が再燃し、第3の民主化の波が勢いを失い、第3世界の国々が欧米を受け入れるという、1991年ソ連東欧動乱後の光景が繰り返されるかもしれないのである西側は、軍事力においても、価値観制度においても、より多くの「ヘゲモニー」を持ち、そのハードパワーソフトパワーは新たな高みに達するだろう。

4. 既成の枠組みの中で、中国はより孤立化する。以上のような理由から中国積極的対応しなければ、米国欧米からさらなる封じ込めを受けることになる。プーチンが倒れれば、米国はもはや二つの戦略的競争相手に直面することなく、戦略的封じ込めで中国を閉じ込めるだけでよい。欧州さら中国から切り離され、日本反中国の先兵となり、韓国さら米国に屈し、台湾反中国の大合唱に加わり、その他の国々は群集心理のもとでどちらかを選ばなければならなくなるだろう。中国は、米国NATOQUAD、AUKUSに軍事的に包囲されるだけでなく、欧米価値観システムから挑戦を受けることになる。

III.中国戦略的選択

1.中国プーチンと結ばれるわけにはいかないので、一刻も早く切り離す必要がある。ロシア欧米対立が激化すれば、米国の関心を中国からそらすことができるという意味で、中国プーチンとともに喜び、支援さえすべきだが、それはロシアが没落しない場合に限られる。プーチンと同じ船に乗っていると、プーチン政権を失ったとき中国に影響を与える。プーチン中国後ろ盾を得て勝利を収めれば別だが、今のところその見込みは薄く、中国ロシア支援する力はない。国際政治法則に「永遠同盟国も永遠の敵もない」とあるが、「我々の利益永遠永久のものである」。現在の国際情勢では、中国自国の最善の利益を守り、2つの悪のうち小さい方を選び、一刻も早くロシアの重荷を降ろしていくことでしか進めないのだ。現時点では、中国がその余地を失うまで、まだ1〜2週間の猶予があると推定される。中国は断固として行動しなければならない。

2.中国は、二股をかけることを避け、中立あきらめ、世界の主流となる立場選択すべきです。現在中国国連安保理国連総会議決棄権するなど、国際的発言選択において、どちらの立場も損なわないようにし、中道を歩んでいる。しかし、この立場ロシアニーズ合致せず、ウクライナやその支持者、同調者を激怒させ、世界の多くの人々から中国を不利な立場に置いている。場合によっては、見かけ上の中立賢明選択となることもあるが、中国が何も得るものがない今回の戦争には当てはまらない。中国は常に国家主権と領土保全尊重を主張してきた。この立場は、台湾問題解決にも資するものである

3.中国は最大限の戦略的突破力を発揮し、これ以上西側から孤立しないようにすべきであるプーチンと縁を切り、中立放棄することは、中国国際的イメージを高め、米国西側諸国との関係を緩和することにつながる。困難であり、大きな知恵を必要とするが、将来的には最良の選択であるウクライナ戦争に端を発した欧州地政学的混乱が、米国欧州からインド太平洋地域への戦略シフトを大きく遅らせるという見方は、過度の楽観視で扱うことはできない。米国内にはすでに「欧州重要だが、中国の方が重要だ」という声があり、米国の最大の目標中国インド太平洋地域支配勢力となるのを封じ込めることである。このような状況下で、中国の最優先課題は、それに応じて適切な戦略調整を行い、中国に対するアメリカ敵対的な態度を変え、孤立から自らを救うことである。要は、米欧が中国に共同制裁を加えるのを阻止することである

4.中国は、世界大戦や核戦争の勃発を防ぎ、世界平和にかけがえのない貢献をすること。プーチンロシア戦略的抑止力特別戦闘態勢に入るよう明確に要請したように、露・ウクライナ戦争は制御不能に陥る可能性がある。正義大義は多くの支持を集め、不義の大義ほとんど支持を集めない。もしロシア世界大戦、あるいは核戦争を引き起こせば、世界は間違いなく混乱する。中国は、責任ある大国としての役割を示すために、プーチンの側に立ってはならないだけでなく、プーチン冒険を阻止するための具体的な行動をとるべきである中国世界で唯一この能力を持つ国であり、このユニークな利点を十分に生かさなければならない。プーチン中国支援から離れると、ほとんどの場合戦争が終わるか、少なくとも戦争エスカレートさせる勇気はなくなるだろう。その結果、中国世界平和を維持したこと国際的に広く賞賛されるに違いなく、中国孤立を防ぐだけでなく、米国欧米との関係改善するきっかけを見出すことができるかもしれない。

中国国務院参事公共政策研究センター理事長胡偉

anond:20220316172715

影響下には置くけど支配下には置かないと思うよ。

傀儡政権を建てるとかかもしれないけど、名目上親ロ派の政権立てて終わりでしょ。

ロシア中国インドウクライナ、、あとはトルコカザフあたりがはいるかどうかは知らんけど、その辺でNATOみたいな軍事及び政治的同盟作れたら万々歳じゃないかな。

その時に大事になるのは軍需工場なので、それにはウクライナ最先端工場必要不可欠。

まぁ例えばだけどね。

anond:20220316112318

ドンバス2つを独立国として承認したのは、侵略のための方便と考える方が自然だと思います

一応国際法上、戦争はしちゃいけないんだけど、集団的自衛権に関してはこの限りではないし、アメリカ軍が色んな国に攻撃するのは全てこの集団的自衛権を口実に行っている。

ロシアしかこの2つの共和国承認していないとしても、国際法上のロジックは成立するんですよ。

なので侵略のための理由づくりと考える方が自然。明確な根拠はありませんけど。


具体的に侵攻の時期を今にした理由は全くわかりません。正直調べてもいないです。


ただ。とはいえ

そもそもプーチン傀儡政権も好きだし独裁政権の国も大好きだ。

これは選挙によって国の運営が変わらないから、一人と仲良くしていればずっとその関係を維持できるから

事実、ゼレンスキー大統領就任2019年5月で、直後にミンスク合意を破棄して、東部地域挑発行為を繰り返し、紛争が激化したこと提示記事に書いてあるとおりだし、14000人死んで日常的にレイプが繰り返されている(ロシア兵もウクライナ兵も女を見つけたらひゃっはーらしい(本当かどうかは知らんけどあちらはそういう文化であることも事実))。

安倍総理がいなくなり、アメリカではトランプからバイデンになり、そこから1年で、ロシアでの次の大統領選挙2024年。まぁ今では選挙で勝てれば2036年まで大統領できるようになったけどもさ。

完全な妄想だけど、侵攻がうまく行かなかったら次の選挙で負けるor辞退するで、次の大統領に国の復興を頼める(要するに戦犯自分押し付けてもらってロシア再興の道を探せる)し、侵攻がうまくいきアメリカ一極集中の牙城が壊せる目処が立つなら次の選挙も勝てるしお望みの世の中にできるんじゃない?

まぁつまりは、主要国の仲良しがみんな去り、ウクライナNATOに加盟して完全に敵に回りそうというタイミングと、プーチンロシアの都合が完全に一致してるんじゃないかなと思う。

完全に推測です。

anond:20220316081222

なんでこの時期だったの?

侵攻のタイミングもっと前でも、もっと後でもあり得たわけでしょ?

プーチンにとっての積年の恨みっていうのか、

ストレスが溜まって行ったらしいのは分かるけど、

何らかのきっかけ、プーチン癪に障る事が有ったのかな?

 

ロシア派の共和国?が助けを求めたみたいなこと言ってたけど、

そこの共和国だってプーチン傀儡政権みたいなもんだと聞いてた。

これがきっかけなの?

なんでもいいかきっかけを待っていて、なかなかチャンスが来ないか

自分きっかけを作ったようなもん?

ドンバスの2つの共和国」の独立承認

https://news.yahoo.co.jp/articles/df6cc2e24a1345eae6257ee93b8e70725cf9b0d2?page=1

 

かにちょっかい出されたからって言うんならまだ分かるような気もするけど、

なんだかよく分からない。

anond:20220316093711

少し前の話になるけど、高市首相立候補した時、

阿部傀儡政権になる」って言われてただろ。

あれで多くの人は知ってるんじゃないのかな。

でも女の人で無頓着な人は読めなくても、

意味が分からなくても気にしないような気がする。

フェミに怒られるかな?

傀儡かいらい)

ロシア地域制圧したあと市長をすげかえて傀儡政権を作っているというニュースが出てて、これからもっとこの手のニュースが増えそうだからちゃんと読み方を覚えておくように

(書けるようにまでなると100点ですが今回はそこまでは求めません)

2022-03-13

狂人の如く振る舞う人と、狂人とに違いはあるのか?

プーチン大統領はどうやら狂ってはいないようだとの観測がある(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN09E5J0Z00C22A3000000/)。

しかし、結果として狂人のような決断をして狂人のような行動をする人を狂人ではない"はず"と期待するのは正しいことなのだろうか?

戦争の行く末がどうなるかを予知することは出来ないが、

仮にウクライナ降伏したとして、

そのときプーチン大統領は人々が予想するような「まともな行動」を選択するのだろうか?

というような「まともな行動」をすることを期待してよいのか?

そして、そのあとは中国のお情けの元、以前ほどには立派には思えなくなってしまった自国自分自身権威に満足して大人しくしているのだろうか?

果たして狂人のような行動をする非狂人が、

狂人であるがゆえに、

将来的には常識的な行動を取るはずだ、

と期待することは正しいのだろうか?

 

現在米国が参戦しない「言い訳」としてロシアと事を構えれば核戦争が始まる、という理由がある。

しかし、プーチン大統領暴走ウクライナ戦争後にも止まることがなければ、いずれは直接対決をせざるを得ない。

そのときに情勢は今よりよくなっているのだろうか?

そのときになれば核戦争回避できる冴えたやり方が見つかっているのだろうか?

 

そういった心配をせずともプーチンは近々に失脚するから問題ないのだろうか?

そうなる可能性もあるだろうが、そうならない可能性もある。

大抵の独裁者死ぬまで独裁者だ。

さらに言えば、ポストプーチンプーチンよりまともな人間であると期待するのも虫が良すぎる。

西側寄りの民主的平和主義者が政権を奪取するのを期待するとか白痴に近い。

 

こんな事を考えていると思い切って、いま対決するのが正しい選択なのではないのか?

そんなふうに思えてくる。

思ったところで何がどうなるというものでもないのだけれど……。

2022-03-09

悪魔解決策(泣)

「どうだ、あの案は出来たかね」

はい、ほぼ出来ました」

「どれどれ前文は”…平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して我らの安全生存を保持しようと決意し…”か

なるほどよく出来ているではないか

ありがとうございます。次のこの部分はどうでしょう?」

「何々

”1,ウクライナ国民正義と秩序を基調として、国際的平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争武力による威嚇または武力行使は、国際紛争解決する手段としては永久にこれを放棄する

2,前項の目的を達成するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権、これを認めない”か

これは素晴らしい、この憲法傀儡政権に認めさせれば大丈夫だ」

「反対する者はどうしましょう?」

「そういう奴らは公職追放してやればいいんだ

そして我々を批判する書籍などは、発禁焚書にすればいいんだ」

はい、わかりました」

しかし、短期間でよくやってくれたが、何か参考にしたのかね」

はい日本憲法です」

「ほほう、それはいい、これでアメリカ日本も、かつての連合国も、我々の占領計画に反対できなくなるぞ、

そこでウクライナを守るために我々の基地を置けば完璧だ。これはあくまでもウクライナが、ドネツクルガンスクの民を虐殺した結果だからな」

という会話が某国の某所でされたとか、されなかったとか

自分アイデアながら、おそロシアです

(某ブログから転載

anond:20220309131731

包囲して一時的占領して傀儡政権たてて撤退が狙いだから

陥落させる必要はなくね?

2022-03-05

anond:20220305080127

しろ満州地帯ロシア人レイプは横行していたとか、占領地帯で、若い女売春婦として差し出すよう命じられたという話はWW2ではあるわな。

安全だったのは日本本国だけだよ。満州自体ウクライナ東部みたいな傀儡政権だったけど、満州朝鮮にいた人間はすべてを奪われ、場合によってはレイプされて殺された。

プーチンは「無敵の人」ではないか

みんなウクライナのこと言及してるし増田にこれ言ってる人いるだろうなって思ったら見つけられなかったので書く。

大雑把に言うとプーチンはほぼ国際社会版「無敵の人」になってしまった(なったというより、そうであることが明らかになった?)のではないかということだ。

失うものがないという意味での「無敵の人」ではないけど。

もちろん自分はこの戦争を支持しない。直ちに停戦すべきだと思っている。

ウクライナ防衛している人々を尊敬する。自分のような弱い人間にはできないだろう。

素朴な気持ちとして、椅子に座ったまま嘘をつき、人々を死地に追いやる政治家は憎い。

ただ、考えれば考えるほど今回の戦争において「プーチン無敵の人」なのではないかと思い始めた。

まるで、ひどく悪趣味NTRものを読んだ時や、個人的に嫌いな人間に何かで負けたときのような、やり場のない絶望感がある。

BBCではJames Landaleという人によって、以下のような5つの終戦シナリオが論じられていたので、それに沿ってどう彼が無敵であるか整理してみようと思う。

https://www.bbc.com/news/world-europe-60602936

1. 短期戦争

ロシアが圧倒的武力ウクライナ破壊しつくす。何千人もの人が亡くなり、キーウは陥落し、ウクライナ大統領は殺されるか亡命し、ロシア親ロシア傀儡政権ウクライナに立てる。反乱や将来の紛争が想定され、ウクライナの政情は不安定になるかもしれない

おそらくウクライナにとって最悪のシナリオだろう。個人的には最近戦闘エスカレートぶりを見ると十分ありえるのではないかと思っている。

この場合プーチンは「勝利したことになる。反乱が起きようが殺せばいいのだ。ジェノサイドをしているとみんなが言っても、映像が出ても、証人が出ても、結局誰も手出しできない。チベットがそうだ。誰かあれを止められたか

彼の権勢は強まるだろう。国内向けに言っている「ネオナチ」との戦いに勝った偉大な指導者なのだ旧ソ連領土を平定し、NATOに一泡吹かせたのだ。今の姿勢を見るに、アメリカはこの終わり方の後に手を出すこともなさそうだ。

ソ連崩壊したように、何年も経って、プーチンが死に、ロシア国内情勢が大きく変わればその時初めてウクライナ難民は帰れるのかもしれない。

なんにせよ、彼は一度勝ったことになる。

2. 長期の戦争

ロシア軍のモラル低下と補給失敗により戦闘が泥沼化する。占領した街のコントロールすら難しくなるかもしれない。時が経ち、西側諸国武器を送り続けることでウクライナ軍は有効な反乱を起こすことができる。何年もの後、ロシア軍は撤退するかもしれない

意外とこれが一番プーチンにとって辛いかもしれないと思う。経済制裁が続く中で軍を送り込み続けるのは難しいだろう。

とはいえすでにロシアから彼を批判するメディアは一掃された。ロシア国民は苦しむが、国民ほど彼が苦しむことはない。

ネオナチと戦い続ける偉大な指導者として君臨し続け、北朝鮮のような状態になるかもしれない。

ただ、彼は(彼の中では)負けていない。あまり明確にも勝ってないけど。ゆえに、最近の状況を見る限りこれを避けようとロシアは動いているように見える。

3. ヨーロッパ戦争

プーチン旧ソ連構成国、特にNATOに加盟していないモルドバジョージアに進軍する。それは誤算やエスカレーションによるものかもしれない。プーチン敗戦に直面し、これが彼の政権を存続させる唯一の手法であると感じれば、ヨーロッパ戦争リスクを受け入れてさらエスカレートするかもしれない

これはNATO西側諸国にとって最悪のシナリオだろう。ロシア核保有国だし、これが起きた時ばかりはどうなるかわからない。

ただモルドバジョージアEUでもNATOでもない)であればウクライナと同じ手法で持っていかれるんじゃないかと思う。

このシナリオプーチンが負けたことになる時は、NATOEU全面戦争になり、ロシア敗戦する時だろう。核爆弾の一発や二発は打たれてそうだ。

西側諸国も大きなダメージを受ける。世界の各地が破壊され、多くの人が死に、広島長崎のような惨状世界に再び広がっているかもしれない。

ただプーチンがこのシナリオ選択するとはあまり思えない。双方に痛みが大きいし、勝ったことにはなっても失うものが大きい。

NATOアメリカもいつまで経っても外から遺憾砲を打っているだけだし。偽善者どもが、所詮手を出せないくせに。スーカブリャット。俺がこいつら全員殺すところを黙って見てなとばかりにプーチンはあざ笑っているだろう。

西側諸国が全員ブチギレて、東欧を、ひいては地球不毛の地にする決断をしない限り、彼は勝っている。

4. 外交による解決

すでに交渉がされているように――まだめぼしい成果はないが――プーチン交渉による停戦可能性を受け入れているように見受けられる。しかし、戦争が彼の地位を脅かす時、終戦屈辱より戦争継続がより偉大なリーダーシップだと判断するかもしれない

これについてはウクライナが条件として有利になることはまずないだろう。現状、西側諸国分析を見ても押され気味だし、損失も大きい。

それでも高潔な彼らが戦いを選んだとて、ロシア武力で1.のシナリオに持っていくのではないか。その後は交渉しなかったときよりひどい結末が待っているだろう。

プーチンが負けた格好で交渉が終わることは到底ありえない。何かしら勝った格好で終わらせることしか許容していない。

5. プーチン政権を追われる

これは起こりそうにもない、ただ世界は変わった。もし戦争ロシアにとってひどい災禍をもたらせば、国民革命を起こす脅威がありうる。もしくは、プーチンから利益を得ていた人々が、彼は財産を守れないと考えれば、このような結果はありえる

これが彼の唯一の負けシナリオである。ここまで書いてきたシナリオも、最終的にここに行き着く可能性がある。

そうなれば彼は無敵の人ではない……が、国内メディアも抑え、ロシア国民反戦感情も大したこと無い、みたいな状態でこれがどれほど近い時期に起こりうるだろうか?

怪しい人間を殺して回っても良いのである西側は手出しできない。これまでも毒殺とか色々やってきたしノウハウはある。

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以上5つからプーチンは「ほぼ自分が何かしらの形で勝てる」と思ってこの戦争を続けているんじゃないかと思った。まあそうじゃないと始めないと言われればそうだけど。

西側諸国も薄々感づいているんじゃないか絶対言わないだろうけど。そして建前ではロシア批判し、ウクライナの人々にただただ武器を含んだ物資を送るだけに終止している。

ウクライナが滅びる時、家族祖国を失った彼らが「西側諸国は結局助けてくれなかった」って言ったら、どんな顔をするつもりなんだろう?

まり未来が暗い。でも昔から国際政治ってこういうものなのかもしれない。

2022-03-04

これからプーチン戦争で起きること

2022-03-02

anond:20220302072224

シリアも、初めは民主化運動だった

権力者弾圧たから手に追えなくなった

例えばロシアウクライナ占領して、傀儡政権反対運動武力制圧しだしたら制御が効かなくなって牧歌的光景も見られなくなる

2022-03-01

日本人ウクライナ攻撃特別に注目して騒ぎ立てるのは何で??

大国が弱小国攻撃するなんてこれまでも日常的にありふれた出来事で、たとえばつい最近(2/28)にも米軍シリア民兵を爆撃してる。でも渋谷反対デモどころかまともに報道すらされず、日本人の多くは2月28日に大勢シリア人がアメリカ一方的に殺されたことを知らないだろう。

かつては左派政権誕生した主権国家であるグレナダアメリカ軍が侵略して、自国独立を守るため抵抗するグレナダ兵を大勢殺して傀儡政権を作ったこともあった。国連安保理当事者アメリカ拒否権行使機能せず、国連総会では圧倒的多数アメリカへの非難決議が採択されたが、感想を聞かれたレーガン大統領は「国連決議?翌朝の朝食の妨げにすらならなかったよ。HAHAHA」と笑って受け流した。

中南米アメリカ従順でない国の現地テロ組織アメリカ資金武器提供軍事訓練を施し、民主的選挙で選ばれた現地政府に対するテロ武力クーデター)を起こさせて、非民主的親米軍事独裁政権を作らせた事例なんて、チリピノチェトを始めとして多々ある。(ピノチェトアメリカ後ろ盾を使い、国内自由民主化を求める活動家を大虐殺して国連総会で4年連続非難決議が採択されたが、アメリカは毎回反対票を投じた。)

パレスチナ隔離区でも、イスラエル軍によって今も民間人が殺され続けている。国際法違反イスラエル人植民エリアの拡大(軍事力による現状変更)が行われ続けていて、何度も国連安保理非難決議提案されてはアメリカによる拒否権行使で葬り去られて、国際正義の実現がアメリカによって妨害されている。

 

現代世界体制になった第二次世界大戦後にアメリカが起こした戦争の数はロシア旧ソ連が起こした戦争よりも多く、アメリカ軍が殺した他国人の数はロシア軍・ソビエト軍が殺した他国人の数よりもはるかに多い。

ここ十年間だけでも、イラクアフガニスタンリビアシリア米軍攻撃して、現地で抵抗する軍人はもちろん無抵抗民間人を多数殺している。

結婚式場にいた笑顔参加者達が、病院入院患者達が、大勢の赤子・幼児達が、検問所に並んでいた乗用車に乗っていた子連れ家族が、

米軍戦闘ヘリからミサイルで、米軍からの精密誘導弾で、米兵オペレーター遠隔操作する無人機による自爆攻撃で、検問所警備の米兵による滅多うちの銃撃で、大勢殺されてる。それに対してアメリカでは誰も責任を取らず、誰も罰せられていない。

ロシアソビエト)軍が殺した民間人とは比較にならない民間人アメリカ軍によって殺され続けている。

 

なのにロシアウクライナ攻撃だけことさら大きく報道されて、インターネット市井の人々も注目して話題にしてるのは何故なんだろう?

俺にとっては今も日常的に米軍攻撃されてるシリアウクライナは同等の存在で、シリアと同程度の関心しかない。

欧米人ウクライナだけ特別視して注目して騒ぎ立てる理由は、下記の解説報道を読み同感は全くできないが理解はできた。

私たちみたいな青い瞳の金髪の人々が攻撃されるなんて」 ウクライナ報道に見える“人種差別

  https://courrier.jp/news/archives/280503/

でも日本人まで欧米人と同じ反応をしてるのが理解できない。

普通の日本人”は自分たち白人社会の一員だと思ってて、名誉白人としての意識が強いんだろうか?

ヨーロッパカフェに行ったら決してテラスや窓際席には案内されず、店の奥のトイレ前席しか案内されない存在なのにね)

 

追記

 

道上から共感や同情だと思ってたので(日本マスコミの取り上げ方もそんなのばかりだし)、国益安全保障問題だという国家大局から国士様ブコメトラバばかりで驚いている。はてブってそんなとこだっけ?

攻められてるウクライナ関係なくて、攻めてるのが日本にとって隣国で脅威であるロシアからという意見が多いけど、つい最近まで安倍首相プーチンとの仲の良さをアピールしてませんでした?

なにか急に仲が悪くなるような出来事あったっけ?

ロシアが脅威ならむしろ日本への攻撃を防ぐために友好関係を保つべきで、過剰反応して制裁して敵意を煽り立てたら、余計に危険度が増してて逆効果じゃないか

数十人の日本人(元自衛官達)がウクライナ側の傭兵として参戦するみたいだし。以前にISISに参加するため渡航しようとした日本人警察私戦予備罪逮捕拘束して防いだ前例があるのに今回やってないって事は、日本政府も元自衛官達の参戦を黙認してるってことだよね、逮捕して防止してないんだから

政府公認退役軍人前線での戦闘に参加してロシア兵を撃ち殺したり撃ち殺されたりするって、完全に参戦行為やん。

この場合の最善策は表面上は友好関係を保ちつつ、裏で備えることじゃない?現状は表面上は敵対方向に大騒ぎして具体的な対策は何もしてない、最悪のパターンみえるんだが。(はっ、むしろ改憲軍拡や核軍備のために危機感を煽って世論誘導する動きの一環って見方もあるか!?

アメリカロシアの仲が悪くなったか盲目追従して、日本がこれまで努力して(確か安倍首相プーチンへの手土産に3千億円の支援提供してたはず)築いてきた関係を突然捨てて仮想敵国扱いするなんて、勿体なさすぎない?

ロシアと仲良くなって「中国包囲網」(提唱・当時の安倍総理)を作るんじゃなかったの?

中国との関係、あの頃から何も改善してないよ。ロシアとまで敵国になったら2大国と2正面作戦じゃん。勝ち目薄そうだけど大丈夫

もし戦争になって最終的に日本側(つまりアメリカ)が勝ったとしても、日本最前線戦場になって焼け野原になってそうだけどな。

 

あとそんな理由だと、もし将来に日本中国ロシアから攻撃されたとき中国ロシア国境接してない国(アメリカ欧州も)が無関心で日本を助けてくれなくても文句言えなくなっちゃうよ。

ただでさえ日本は非白人国で「私たちみたいな青い瞳の金髪の人々が攻撃されるなんて」ていう同情や共感は得られないのに。

 

 

追記追記

 

こーいうことな

https://twitter.com/Polandball_2003/status/1498860577334394889

プーチンウクライナ傀儡政権を置いて

陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」

なんて憲法与えたら、左翼のみなさんはどうするんだ。

憲法9条を広めて世界平和、をプーチンが実行する形になるが。

2022-02-28

ウクライナ侵攻のまとめ

 

ちなみに、他国の意のままに操られている政権のことを、傀儡政権からかいせいけん)と言うらしい。

anond:20220228115117

逆や。ゼレンスキーが逃げ出してくれれば空っぽ首都占領して傀儡政権を建てられるんや。アフガンもそうやったやろ。

2022-02-27

ヨーロッパSWIFT規制に踏み切り、マクロン大統領は長期化を予測

戦争の長期化を展望した、ということの意味は、要するに、支援する西側の国々が、

戦争に直接介入するのではなく、ベトナム戦争ときのようなゲリラ戦を見据えて、物資輸送網の支援をするということになる。

そして、それはそのような覚悟をもって、ロシア対峙するウクライナ国民存在する、ということが前提となる。

ウクライナ問題全く初心者なんだけど、長期化を見据えたという話を聞いて、プーチンウクライナ大統領ネオナチ呼ばわりしていることにちょっとピンときた。

要するに、ロシア10数年かけて、内部に傀儡スパイ親ロシア派をじっくりと育ててきていて、他方、ウクライナ側はそうしたロシア側の動きに対して殺虫剤を巻くような塩対応をしてきた、ということなのかね?

そして、プーチンが侵攻した場合西側からの反発、経済被害想定もしたうえで、そろそろウクライナ側の内部クーデタもいけるんじゃね?と踏んで、侵攻に踏み切ったと。

しかし、思った以上にウクライナ側の内部からの動きが鈍い。むしろ、長期戦への気運が高まってすらいる状況になってしまった。

これはプーチンにとっては誤算なのではないか

最近、いつもは経済分析を冷静に行う日経新聞がいつになく、戦時報道さながらの口調でウクライナ側の士気の高さなメンタリティの部分を報道しているのが印象的だ。

しかし、長期戦を覚悟できているのかどうか、その意味で、そのような戦時報道にも大きな意義があるように思えてきた。

かつてベトナム仕事したことがある。

そのときに、いろいろな村々を回って驚かされたのは、恐らく戦争で培われたのであろう彼らの強靭組織力だった。

戦争が終わって30年にもなるのに、いまだに祖国解放戦線(Fatherland front)という名の組織コミューンから村の末端まで行きわたって機能し続けていただけでなく、青年組合女性組合等さまざなまな組織地域レベルで横の連携をしつつ、国レベルから末端の村レベルに垂直の体系を強固に築いていた。特に災害など有事になると一致団結する彼らをみると、アメリカを敗北させたベトナム人民の総力戦がどのようなものであったかの名残を見る思いがした。

アメリカとの戦いは超大国の圧倒的な軍事力けがベトナム人が立ち向かった壁ではなかっただろう。

祖国が分断するなかで、傀儡政権側の南、そして北にあちらこちらに潜むスパイとの戦いがあった。そして戦争終結後はそうした人たちと粘り強く統合的な社会を作る営みがあったはずだ。

かつての大学の同期でも、戦後ハノイ出世街道を突き抜けたひとと、ホーチミンでくすぶってしまった人と人生も別れた。

仕事のなかで、ハノイ要人へのコンタクトを求めて、南の人を頼ったことがあった。

紹介状を書いてもらう際に、そういった戦後物語の一端に接すると、社会統合への努力というのは

戊辰戦争以来、社会の分断を経験していない日本人には想像ができないものだということも感じた。彼らの社会もつ、いわばソーシャルキャピタルの強さがなければ、あれほど長く超大国と戦うことはできなかっただろうし、戦後和解プロセスもなかっただろう。

ところでアメリカ側に加担し、ホーチミンルート攻略に動員されたモン族の、その後のスピンオフストーリーとして、クリンイーストウッドの「グラントリノ」、これは名作だった。


そんなことを思い出しながら、ウクライナニュースを見聞きしている。ウクライナが抱えている事情もそうそう単純なものではないだろうから

そういう意味で、下記のツイッター発言が目に留まったとき、何かとてもステレオタイプものを見た思いがした。

実在しない何かを語っているような、そんな感じ。

https://twitter.com/BlauerSeelowe/status/1497776281412243459

真面目な話をしましょうか。いま、ウクライナ紙一重で持ちこたえているのは、反戦平和祈りでもなければ、ジョン・レノンインターナショナル歌声でもなくて、ウクライナという祖国を守るために銃をとった男たちの愛国心ですよ。わが身可愛さではなく、祖国を守るために戦う人々の力ですよ。

そう。「有害な男らしさ」って攻撃してきたもの男性を戦いや自己犠牲に駆り立て、「男らしく」あるよう動員してきた社会慣行。あるいは、ナショナリズム愛国心といった共同体への忠誠。私たちが古臭いとみなして切り捨ててきた伝統的な精神性が、まさに人々を紙一重で支えている。

皮肉でも何でもなく、これってまさにフェミニスト批判してきた「有害な男らしさ」の心性ですよね。リベラル批判してきた「ナショナリズム」ですよね。薄甘い戦後民主主義で不可視化されてきた、あるいは悪者にしてきた精神性が、まさに、ウクライナ人の最後の砦になっている。違いますか。

ウクライナプーチンが見誤っていたこ

ウクライナ人は「国民」だった。

たぶんプーチンが考えていたであろうこと

実際には

クリミアはどうなの?

じゃあなんでウクライナ人は「国民」になったの?

ぼくの考えたさいきょうのウクライナ侵攻

まずロシア軍ウクライナに力攻めします

ウクライナからは激しい抵抗があるでしょうが

所詮小国ウクライナ軍事超大国ロシア戦争です

ウクライナへのNATO軍派遣でもなければ圧倒的な戦力差でなんとでもなります

既に世界中からロシアに対する厳しい経済制裁が課されていますが気にしません

首都キエフ制圧後はウクライナ傀儡政権を立ち上げます

そしてウクライナ世論調査をして

ウクライナ侵攻は正義戦争ウクライナ市民ロシアを歓迎している」とのウクライナ市民の声を発表しま

するとあら不思議

世論操作は明らかなのに世界中から課されていた経済制裁が次々と解除されていきます

形だけでも被害者被害届を取り下げたのですからこれ以上加害者を責めるわけにもいかないんですね

そもそもなんだかんだで世界にとってはウクライナなんて他人事です

ロシア経済制裁を加えるということは、自国ロシア経済的取引ができなくなるということ

それは世界各国にとっても大きな痛手となりますからきっかけさえあれば経済制裁はすぐにでもやめたいものなんですね

こうしてウクライナロシアのものとなり、ロシアへの経済制裁もなくなり、偉大なるロシア世界に燦然と輝き続けるのでした

めでたしめでたし

ウクライナの勝ちかな

ロシア側の勝利条件が、ウクライナの現政権打倒傀儡政権樹立だったら、まぁ無理だろうな、

とこのタイミングで言っておく。

anond:20220227011408

初撃で政権吹っ飛ばし傀儡政権立てて

まあ戦闘終わったんなら・・・って制裁適当なところで収まるってのがシナリオやったんかな

2022-02-25

ウクライナ問題はどうやって終結させるのか

NATOが仮に派兵をした場合前線ロシア軍が3方面から迫っている中に送り出すことになる。

ウクライナ西側補給線を張ることになるが、そこは奇襲としての目標となりやすいことになる。

補給が絶たれた場合、その救出作戦必要となってしまう。

よってロシアベラルーシ側に大規模な軍を動かした時点でロシアの勝ちがほぼ決まっていた。


どこまで状況は悪化するか。

ウクライナロシア占領されるのも時間問題で、止める手段はほぼない。

ウクライナチェルノブイリを再稼働させ臨界状態にしたと仮に発表したら時間は稼げたかもしれない。

ロシア軍が迫っている時間がない中、濃縮に時間がかかるような普通核弾頭は作る時間はない。

ロシア軍からするとブラフ臨界と言われたら対処せざるを得なくなる。

侵攻ルートたまたまあっただけというだけなら、わざわざ早期にチェルノブイリ制圧を発表しない。


ウクライナ占領された後はどうなるか。

ロシア軍といえども、日常的に殺し合いをしている兵ばかり集めているわけではない。

民間人被害が出ているので忘れそうになるが、包囲して何千何万人も民間人殺害するというのは、

そんな時代に生きていない兵士強要も難しい。


ウクライナ政治家が捕まる、傀儡政権誕生といったあたりまではシナリオがあるだろう。


問題はどこまでロシアがやる気なのか。

ウクライナで止まるのであれば、NATOアメリカはまだ折れる。

ロシア側も補給線を無闇矢鱈に伸ばしたくはないはずだ。

もしもポーランド側に出ていってみようものなら、泥沼だろう。

ロシア飛び地であるカリーニングラードまで一続きなんて考えていたら、政治家判断だけで収拾がつかなくなる。

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