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はてなキーワード: NATO軍とは

2024-03-10

ウクライナ原発事故危険煽り出したが

原発事故(テロ)起きたらNATO軍介入の口実になるよなとは言われてて

マクロン観測気球とか、ゼレンスキーミサイルで死にかけた(らしい)報道とか

NATO介入の口実作ろうとしてね…?

2023-10-15

ロシア中国の躍進について

 ロシア中国の躍進は著しい。


 彼らは民族主義アイデンティティ歴史的経緯、更には政治的アイデンティティを背景に、中東南米の主要国家を糾合することに成功した。

 中東においてはサウジアラビアイランアラブ首長国連邦の三ヶ国が今年八月にBRICs入りを宣言し、中東の主要国の大半が事実上中露陣営への参加を表明することとなった。

 また、南米においてはブラジルに次いでアルゼンチンBRICs入りを果たし、南米の二大巨頭が中露への支持を表明した。更には、政治的アイデンティティを背景にベネズエラニカラグアキューバなどの中南米諸国ロシアに対する支持を表明するに至っている。


 成功著しい南米中東に加え、欧州圏やアフリカアジアにおいてもその影響は波及している。


欧州事情ウクライナ戦

 欧州においては、ウクライナ戦争の背後でハンガリーロシア側への支持を表明している。ロシアハンガリー間のガスパイプラインの破壊に、ウクライナ(と恐らくはアメリカ)が大きく関わっていたことが、ウクライナ支持から離脱きっかけになったようである

 また、ポーランドも同じくして、ウクライナに対する嫌悪感を露わにしている。ポーランドウクライナの西に隣接する旧東欧諸国代表する国家であるが、これまでウクライナに対する大体的な支援を行ってきた。歴史的ポーランドロシアとの関係は決して穏当なものではなく、今年に入り米国から数兆円相当の軍備を購入することを宣言するなど、ポーランドロシアに対する危機感は大きなものであった。

 しかし、国連総会においてウクライナ農作物の輸出を巡るポーランド姿勢批判し、実質的に「ロシアの犬」呼ばわりしたことからその対立は鮮明になっていく。ポーランド外相ウクライナへの軍事支援の停止を一時宣言するなど、ウクライナに対して明確な嫌悪を表明したのである。また、NATO及び欧州内での外相会議において、前述のハンガリーと共にポーランド外相は欠席しており、ここからポーランド西側諸国に対する距離感が読み取れる。

 加えて、これはあくまで噂であるが、ウクライナにおいて不足している将兵を補うために、ポーランド軍が水面下で参戦しているとのことであるウクライナの開戦当初の軍備は二十万人程度であったにも関わらず、ニューヨークタイムズなどの報道機関によると、ウクライナ軍での現状の死傷者数は二十万人を超えている。つまり、元々ウクライナ存在していた常備軍はほぼ機能不全になっていると考えてよい。そのような軍備の不足を補うために、外国義勇軍(要するにNATO軍)が投入されていることは周知の通りであるが、その中でもポーランド軍が大きな割合を占めているとの情報がある。

 そのように実質的欧州各国とロシアとの防波堤であり緩衝国を自認するポーランドに対して告げられた、「ロシアの犬」扱いに等しい発言は、ポーランド民族的アイデンティティを大きく傷つけたと言える。このようなことから欧州においても、ベラルーシハンガリーポーランドを中心に、中露への支持を表明し始める国家は徐々に増え始めている。

 また、これは穿ち過ぎた見解かもしれないが、ドイツもまた潜在的な中露シンパとしての可能性を持っている。ドイツの直近六年間における最大の貿易相手国は中国であり、ドイツ経済面貿易面において国策として米国依存からの脱却を推進していた。つまり、少なくとも経済面貿易面においては露骨中国への接近を示唆していたのであるドイツは周知の通り第二次世界大戦における敗戦国であり、その国内には日本同様に米国の大規模な軍事基地存在している。あるいは、そのような現状に対してドイツが何らかの歯痒い思いを抱えているのではないか、という想像は、現実から乖離した妄想なのだろうか。


アフリカ国家傭兵の暗躍

 アフリカにおける影響力も多方面に渡っている。アフリカ歴史的経緯において欧米からの甚大な搾取を受け続けた国家が多く、潜在的反欧米の機運を抱えている。現状アフリカ大陸における経済大国と言えば、エジプトナイジェリア南アフリカ共和国三国であるが、その内エジプト南アの二ヶ国はBRICsへの帰属宣言しており、ここからアフリカ親中露の機運を読み取ることができる。

 また、アフリカにおいては2020年代に入って以来軍事的クーデターが頻発しており、その結果として親中政権樹立されることが珍しくない。そのようなクーデター当事国としては、マリギニアニジェールスーダンガボンブルキナファソなどが挙げられる。このような南アフリカの構成国においては、ロシア傭兵部隊であるワグネルの影響が大きいと見られており、クーデター軍の支援としてワグネル部隊戦闘を行うケースも散見されている。このように、中露はアフリカ諸国に対して軍事的な影響力を増しつつある。

 余談であるが、CNN報道によれば、アフリカで暗躍するワグネルとの戦いにおいて、ウクライナ特殊部隊が参戦しているとのことである

 これは陰謀論などではないhttps://www.cnn.co.jp/world/35209273.html

 何故アフリカ戦線ウクライナ特殊部隊存在しているのか? という率直な疑問を抱く人々は多いと思う。とは言え、このような疑問に対する回答は極めて明瞭であり、要するに、アメリカ軍部はウクライナ軍人を訓練し、傭兵部隊としてアフリカ戦線派遣しているのである。これは決して珍しいことではなく、ウクライナ部隊欧州各国で訓練されており、例えば複数レオパルド2戦車構成される第三十三機械旅団などは、典型的西側諸国の影響下で訓練されたウクライナ戦闘部隊であり、このようにウクライナ人を欧米諸国で訓練して戦線に投入する事例は、今回のウクライナ戦争において事欠かない。つまり、やっていることは元スペツナズ部隊出身兵士らによって構成されるワグネルと同様で、傭兵部隊組織アメリカもまたロシアに対抗するべく率先して行っているのであるアメリカ人口が多い割に経済規模の小さく、また今回の戦争において国力を大幅に減退させることが決定づけられているウクライナという国家特産物として、実質的兵士を挙げているのである


アジア地域

 アジアに関しても中露の影響力は増しつつある。中東に関しては上述の通りであるが、例えばベトナムベトナム戦争という歴史的経緯から米国に対する不信感が強く、ロシアとの協調路線が強く窺える。中国とは歴史的経緯文脈対立することが多いが、軍備面でロシアへの依存を強めるなど、ベトナムロシア中国を中心としたBRICs陣営との親和性は決して低くない。

 欧州との接続地点であるトルコも、2016年クーデター未遂以来、親露的方針を採ることが目立ち始めた。まことしやかに、当時のエルドアン政権に対して、クーデター示唆する情報が内々にロシアから提供されていたのではないか、という噂が囁かれている。

 また、見逃されてならないのが、インド存在である2000年代中盤には世界二位の経済大国地位約束されているインドは、中露に対して融和的路線を採ることが多い。2000年代世界経済において確固たる存在感を示しているインド立場は幾分流動的であり、必ずしも中露に対して全幅の信頼関係を結んでいるわけではないものの、少なくともBRICsや上海協力機構といった枠組みの中でインドは中露との連帯志向しており、決して欧米との完全な協調路線を歩んでいるわけではない。

 アジアと言えば当然日本もまた中国の大きな影響を受けた国家である。勿論、日本国内には米国の大規模な軍事基地が点在しており、明らかな西側国家としてのアイデンティティを持っているが、ここ数年の日本における最大の貿易相手国が中国であることは周知の通りである。少なくとも、貿易経済の面において、日本中国との距離を縮めると同時に、アメリカから距離を置きつつある。


まとめ

 また、極めつけにと言うべきか、中国による一帯一路構想において、アフリカアジア諸国に対する多額の資金援助が行われている。中国からの貸付によって財政破綻を起こしたスリランカのような不幸な例はあるものの、これまでのところこの一帯一路構想が完全に破綻したという情報は無く、徐々に中露シンパに傾きつつあるアジアアフリカの国々は増加傾向にある。

 更には、中国2030年代には実質的世界一位の経済大国地位を獲得し、その後長らくそ地位を独占し続けることが、各国のシンクタンクにより報告されている。一部日本シンクタンクなどはそのような中国経済事情に対する楽観的な予想に疑義を投げ掛けているが、しかし大筋で中国存在感が2000年代中盤において増していくことは、明白であろうと思われる。中露の躍進は、更に強まりつつある。

 今回のイスラエル動乱の背後には、BRICs参加国であるイランロシアの影があると言われており、ここにもその影響力の一端が覗える。

2023-05-20

広島サミット岸田文雄キチガイにより粉砕された

水月

@sui72381132

普段は「戦争反対平和外交で何とかしろ!」とか言ってる方々が非常に重要外交のG7広島サミットに対して、ヘルメットかぶって「粉砕!」とデモで大暴れして逮捕までされている皮肉現実。一番平和からほど遠いのはこの人達よなぁ。

オーウェル2022

@GOrwell2022

🇷🇺の核威嚇、使用「許さず」って

いやいや、使用したのは🇺🇸だし、NATO 東方拡大で🇺🇦に核配備しようとしたのお前らだろ?

劣化ウラン弾を🇺🇦に持ち込んだの🇬🇧やんか、NATO軍も使用してきたし。

🇷🇺はソ連時代からも使ったこと一度もないんだけど。中国も。

お前ら、捻じ曲げ、歪曲もほどがあるだろが

タマホイ🎶🍃🗻🧷

@Tamama0306

バイデンのんきに広島G7)行ってる間に弾劾されてるwwww

mko 🇷🇺

@trappedsoldier

6時間

広島原爆を投下した米国大統領バイデン謝罪拒否し、ウクライナ劣化ウラン弾を送った英首相スナックは知らんぷり。

それで「ロシアの核威嚇非難」? 変なグループ

このように全員が完全に狂っている。税金泥棒です。

さらポーランド放射線量が急上昇。

広島にはなんの意味もなくなりました。

2023-03-26

anond:20230326080158

ロシアが当分はウクライナ侵略できないという何らかの確証が得られるまではウクライナ人が戦い続けて死に続けるしかないんじゃないかな。

停戦してもロシアが力を蓄えてまた侵略するための時間稼ぎに使うだけかも知れないので。

ロシア軍がウクライナへの攻撃を続けられないぐらい弱って撤退して、次にロシア侵略したらアメリカNATO軍ロシア攻撃するという安全保障の枠組みが成立するとか。

今ゼレンスキーが主張している和平の条件もそんな感じ。

安全保障の枠組みに中国も入ればさら安心かな?

ロシアベラルーシからウクライナに核を撃ち込むという予想が当たりそう

これをウクライナ戦争序盤に予想していた人がいたが(誰か忘れた)その通りになりそうで尊敬する。

プーチン大統領ベラルーシ戦術核兵器配備合意

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230326/k10014019891000.html

NATO軍報復として同じ量の核をベラルーシに打ち込むがロシアに撃ち込まれたわけじゃないから全面核戦争には至らない。

ジャブで済むので双方とも気楽に核を使える可能性の高いシナリオという予想だったような。

2023-03-22

力による後ろ盾が無いのにキーウに行った岸田は偉い

ロシアが岸田を殺しても大した報復ペナルティが無いという、身の安全が全く保障されていない状況でキーウを訪問した岸田首相は勇敢でとても偉い。

もし欧米の首脳がキーウを訪問中にロシアに殺されたら、即NATO軍ポーランドからウクライナに進撃を開始というのは無いとしても、世論戦闘機や長距離ミサイルウクライナへの提供に大きく傾いてロシア戦場で不利になる可能性が高い。法も道徳倫理理解できないロシアが唯一理解できる力に基づく損得によって、欧米の首脳は身の安全保障されていたか安心してキーウに行くことができた。

岸田にはそのような力による後ろ盾が無い。日本首相ロシアに殺されたとしても、自衛隊は何もできないし、米軍日本領土への攻撃ではないのだから何もしないし、日本世論自衛隊戦闘機戦車提供を求めるようになることも無いだろう。せいぜい海産物の輸入が止まる経済制裁ぐらいかロシアは大した罰を受けない。

ロシア意図的に岸田を暗殺する利益は無いとしても、その日キーウにミサイルを撃ち込む予定があったなら岸田がいてもロシアは遠慮無く撃ち込むし、ゼレンスキー会談する日時・場所漏洩したなら爆弾を仕掛けてまとめて暗殺しようとする。

欧米の首脳と比べてはるか危険な状況でキーウに行った岸田は立派。

2022-11-17

anond:20221116230936

「あれは『ロシアミサイル』だ。絶対に、俺たちの責任じゃない。

ウソだろうって?そうだよ、何か文句があるか。じゃあ何か、俺たちが謝らないなら支援を引き上げるってのか?今さらそんなこと、できるわけないよナァ?ウクライナプーチン蹂躙されたら、次はお前たちの番だもんな!俺たちを緩衝地帯にするために、綺麗事並べながら支援してるんだろ。ハッ、気づいてないとでも?

いから、つべこべ言わずNATO軍を出せ。ウクライナ側で参戦してロシアを叩き潰せ。核戦争でも何でもさっさとやれ。長引けば長引くほど、今回みたいなことは続くぞ。国境はお前たちを守ってくれはしない。そうなったら、お前たちの国の世論は耐えられるかな?さぁ、早く!」

って感じの会話が行われていたりして。

2022-09-30

anond:20220930185929

局地的な核使用だけで全面核戦争まで行くか?

とりあえずはNATO軍派遣だけでは(そっからさらエスカレートして全面核戦争はありうるが)

2022-06-19

anond:20220619004519

こういうこと言う人、日本米軍基地がある事実をどう考えてるんだろう?

日本外国に攻められたら米兵こぞって逃げ出すの? 基地に引き籠って我関せずと傍観するの?

ウクライナには米軍基地NATO軍基地も無かったんだけど?

2022-06-04

anond:20220604224158

アメリカなんならNATO軍参戦は世界大戦化するから無理って言われてたけど、いつ変わったんだ

2022-04-17

フィンランドNATO加盟のタイムラグを無くすたった一つの冴えたやり方

フィンランドNATO加盟国宣戦布告、形だけの攻撃

NATO軍がフィンランド領内に侵入して無血占領

降伏or和平

講和条約北大西洋条約条約同時発効にする

 

フィンランドNATO加盟申請して効力が出る(集団防衛義務)までの間にロシア攻撃される可能性が危惧されているが、これは北大西洋条約1011条のため。

The North Atlantic Treaty

Article 10

 

The Parties may, by unanimous agreement, invite any other European State in a position to further the principles of this Treaty and to contribute to the security of the North Atlantic area to accede to this Treaty. Any State so invited may become a Party to the Treaty by depositing its instrument of accession with the Government of the United States of America. The Government of the United States of America will inform each of the Parties of the deposit of each such instrument of accession.

 

第十条

締約国は、この条約原則を促進し、かつ、北大西洋地域安全に貢献する地位にある他のヨーロッパの国に対し、この条約に加入するよう全員一致の合意により招請することができる。このようにして招請された国は、その加入書をアメリカ合衆国政府寄託することによつてこの条約締約国となることができる。アメリカ合衆国政府は、その加入書の寄託を各締約国通報する。

Article 11

This Treaty shall be ratified and its provisions carried out by the Parties in accordance with their respective constitutional processes. The instruments of ratification shall be deposited as soon as possible with the Government of the United States of America, which will notify all the other signatories of each deposit. The Treaty shall enter into force between the States which have ratified it as soon as the ratifications of the majority of the signatories, including the ratifications of Belgium, Canada, France, Luxembourg, the Netherlands, the United Kingdom and the United States, have been deposited and shall come into effect with respect to other States on the date of the deposit of their ratifications.

第十一条

締約国は、各自憲法上の手続に従つて、この条約批准し、その規定実施しなければならない。批准書は、できる限りすみやかにアメリカ合衆国政府寄託するものとし、同政府は、その寄託を他のすべての署名国に通告する。この条約は、ベルギーカナダフランスルクセンブルグオランダ連合王国及び合衆国批准書を含む署名国の過半数批准書が寄託された時に、この条約批准した国の間で効力を生じ、その他の国については、その批准書の寄託の日に効力を生ずる。

まり、加盟希望国が加盟できるのは既加盟国招聘により、その招聘は既加盟国の全員一致が原則

からロシアには緊張を高めるために国境侵犯して紛争を起こし紛争国にしてしまうという手がある。

またロシアは各国の極右を手先にしていて彼等はプーチンロシア利益自国孤立して得られる利益の為に動く。反国際主義だがロシアは別なのだな。仏の大統領選次位のルペンもこれに含まれる。更にルペンNATO離脱派だ。

過去中欧加盟では加盟には結構プロセスを踏んでいて、希望国は根回し外交平和維持軍への派兵等の域外活動に参加したりした上で全員一致の承認を得ている。

なのでロシア対立状態にあるフィンランドの加盟は難航するしその間にロシアが何するか判らなくて危険

だったら冒頭みたいな無茶しないと紛争に持ち込まれちゃうわけよ。

このアイデアだったらある日いきなりNATO軍が領内に居るから手を出せないし講和と同時に軍事同盟加盟は不自然じゃない。

フィンランド人の血が流れたらそれが原因で加盟も流れちゃうのだから無駄死にになってしまう。だからこのブリリアントアイデアしかないのだ。

 

ま~でもロシア歴史的に、多方面で利の無い戦争継続してたら内乱皇帝処刑される、臨時政府が打倒されるってのがパターンなのだが。動員せずに戦争じゃなくて特別軍事作戦と言ってるのもそのせいでしょ。

2022-04-15

anond:20220415105706

https://twitter.com/ynys_afallon/status/1514258768804032515

NATO人類史上最も成功した軍事同盟ひとつであり、発足以来70年以上にわたって、NATO同盟諸国の間で武力紛争を起こしておらず、域外国家から攻撃も許していない。日本NATOに接近し、より緊密な関係を構築しようとするのは安全保障上当然のこと。”

https://twitter.com/isezakikenji/status/1514584654527209472

NATOが史上最も成功した軍事同盟だというような戯言は、あの最悪の敗走で終わったアフガン戦を経験し、NATO軍事委員会副議長を務めた友人の米陸軍中将でも言わないでしょう。日本御用学者ぐらいでしょう。”

2022-03-20

anond:20220320091547

アメリカウクライナ侵攻を抑止するのは、ウクライナNATO入りさせたりウクライナ内にNATO軍入れたりで容易だったように思うと、アメリカにとってロシアが侵攻してくれた方が得だったとしか思えない。各国のロシアへの資源・食料依存を断ち切れるし、アメリカ資源売れるし、利上げの矛先避けれるし、間接的に中国弱体化できるし、etc. etc.

2022-03-17

anond:20220317172548

キエフを5日で落とせ」

「御意。まずは防空システム破壊制空権を奪います空挺部隊空港占拠させ戦車を1000両を進軍させます。3日もかかりますまい」

「戦力の逐次投入はよくない。10000両を一気に投入せよ」

「おー。またもや勝ってしまった。敗北を知りたい」

  ↓

あかん。防空システム壊したけどNATO軍レーダーがあるから意味あらへん」

「空挺って。ミサイル飛んでるとこに飛行機とばせと。司令官はんは頭よろしおすな」

戦車渋滞100km。ぜんぜん動かん。狙ってくださいいうてるのとおなじや」

2022-03-16

増田によるロシアウクライナ戦停戦への道筋

ポーランドなど東欧3カ国首脳、ウクライナ首都訪問 | ロイター

https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-3-idJPKCN2LC23Z

昨日のニュースだ、東欧三か国の首脳が直々にキエフ(キーフ)に赴きゼレンスキーウクライナ大統領会談を持った。
このニュースを見て、戦地に赴く三か国の首席は度胸がある、と感じた人も多いだろう。
だが、この席で、そしてこの席の裏で何が話し合われただろうか?

ここに、現在ウクライナにおける戦争ロシアによる侵攻を止めるターニングポイントがあったのでは? と増田は思うのだ。
突拍子もない絵空事としてひとつ考えてみてほしい。

次に打つべき手は、

  1. 今回の三か国とウクライナを筆頭に、NATOとは別の旧東欧諸国を中心とした相互防衛協定を立ち上げる
    1. 加盟国は、
      1. ウクライナと、ウクライナ国境を接するポーランドスロバキアハンガリールーマニアモルドバ
      2. チェコオーストリアスロベニアクロアチアボスニアセルビアブルガリアなどの旧東欧諸国可能な限り
      3. エストニアラトビアリトアニアバルト三国
      4. ロシア国境を接するフィンランドノルウェー、何ならスウェーデン
    2. ドイツフランスなど旧西側NATO諸国スカンジナビアを除き加盟させない
    3. 東方ロシアからも、西方NATO主要国からの侵攻を許さず(南方イスラム諸国からも…)、相互防衛にあたる
    4. ただし、NATOとの掛け持ちは可能
    5. 加盟はともかくトルコにも協力を仰ぐ
  2. ワルシャワか、ゼレンスキーが動けないのであればキエフ(キーフ)で条約に電撃調印
    1. まり新・ワルシャワ条約機構(ロシア抜き)を立ち上げる
  3. ロシアに対し、ウクライナ侵攻の即時停戦撤退を求め、否定すれば加盟国の即時参戦を通告する
  4. 停戦後、速やかに加盟国による平和維持軍ウクライナ派遣
    1. 停戦監視紛争解決国民選挙支援などを行う
    2. ウクライナ難民帰国復興支援する

という感じだ。
NATO/EUの加盟条件などは良く知らないので差しさわりがあるかもしれない。スカンジナビア諸国を含めるかは駆け引き材料になるだろう。

当然、ロシアはプチ切れして新加盟国への直接攻撃や核カードを振りかざしたり、戦術核を使ってきたりもするかもしれない。
もし、そのように急激なエスカレートが行われれば、今度はNATOの出番になるだろう。
ようするに、ロシア西欧諸国との間に緩衝同盟を立ち上げるわけだ。そして、停戦交渉への駆け引きに段階を設けることができる。

ロシアから見れば、実質的にはNATOの株組織ではないか、ということになるが、名目上、ロシアに侵攻する意図が低い緩衝地帯ができた、と国内アピールすることはできる。このままこじれて、この戦争NATOが介入したり、引っ込みがつかなくなって核戦争突入したりはしたくないはずだ。
スラブ民族からは遠いが、かつての子分たちが嫌だっていうなら、しょうがねーな、で軍を引く建前ができる。ウクライナNATO軍も駐留しない。
東欧諸国にとっても、このままウクライナロシア属国もしくはロシア領となれば、次に矢面に立たされるのは自分達だ、モルドバなどはもう国を出るか迷っているという国民の声を伝えるニュースが流れている状態だ。

もちろん、新加盟国国民は、ロシアが侵攻を拡大し自国危機に陥るリスクが少なからずあり腹をくくる必要はある。しかし、現実的ロシアにはもうそんな国力は残っていないのではないか?

個々の加盟国軍事力ではとてもロシア太刀打ちすることはできないが、現在の膠着したウクライナ国内へ参戦すれば、おそらく戦局を逆転しうる力にはなる。
ポーランドハンガリーは既に一部近代的な西側装備の導入も進んでいるため、参戦とあらばアメリカ西欧諸国ウクライナ戦線にさらなる近代装備を注入する可能性も飛躍的に広がるだろう。
ロシアクリミアでゴネるようなら、「なんならカリーニングラード独立にも御助力するが?」と匂わすこともできるだろう。ベラルーシに至っては、ロシアについたばっかりに周りを囲まれガクブルだ。

この戦争で、ロシアは依然強大な力を持つ大国ではあるが、平気で嘘をつき国際法を守らず、何をしでかすかわからない無法者であり、軍隊も統率がとれておらず通常戦力は恐れていたほど怖くはない。という化けの皮が剥がれてしまった状態だ。
ただし依然として長距離ミサイルや核は持っている。何をするかわかったものではない、という意味では引き続き油断はできない。しかし、食料・資源エネルギー供給国でもあり、平和に仲良くやっていけるなら良き隣人でありたい相手のはずだ。

起きてしまった戦争は元には戻せない、覆水は盆に返らず、ウクライナ人達のロシアに対する感情はもう絶望的だ。ロシアウクライナ属国にしたところで、手に入るものは少ない。
このまま戦争を続ければロシア軍はゴリゴリと戦力を削られ、アメリカの思うつぼだろう。
今は、ふるってしまった鉾をいかにおさめ、被害を最小限におさめて撤退するための口実が必要なはずだ。
東欧諸国による新・ワルシャワ条約機構(ロシア抜き)は、そのための呼び水になるのではないか?

まぁ、それでプーチン大統領が納得するかというと、それが一番の問題なわけだが。


増田によるウクライナ紛争調停案(過去エントリ)
anond:20220126233142

2022-03-04

anond:20220304133845

NATO軍が近寄れない「壁」の役割さえ果たせればいいので、人が住めるかどうかなんてのはロシアにとっては大した問題じゃないよ

2022-02-27

anond:20220227080835

うん。むしろ送ってないと考えるのが不自然武器もどんどん供与しているはず。訓練もしている。それから偵察機飛ばしまくって情報提供。もちろん衛星から情報もね。あと、正規軍以外にも今は民間軍事会社前線戦争をしてくれるからね。国旗はつけてないけど実質NATO軍

ウクライナNATO加盟国国境を接しているから実は様々な形での軍事介入軍事支援が行われているはず。

ぼくの考えたさいきょうのウクライナ侵攻

まずロシア軍ウクライナに力攻めします

ウクライナからは激しい抵抗があるでしょうが

所詮小国ウクライナ軍事超大国ロシア戦争です

ウクライナへのNATO軍派遣でもなければ圧倒的な戦力差でなんとでもなります

既に世界中からロシアに対する厳しい経済制裁が課されていますが気にしません

首都キエフ制圧後はウクライナ傀儡政権を立ち上げます

そしてウクライナ世論調査をして

ウクライナ侵攻は正義戦争ウクライナ市民ロシアを歓迎している」とのウクライナ市民の声を発表しま

するとあら不思議

世論操作は明らかなのに世界中から課されていた経済制裁が次々と解除されていきます

形だけでも被害者被害届を取り下げたのですからこれ以上加害者を責めるわけにもいかないんですね

そもそもなんだかんだで世界にとってはウクライナなんて他人事です

ロシア経済制裁を加えるということは、自国ロシア経済的取引ができなくなるということ

それは世界各国にとっても大きな痛手となりますからきっかけさえあれば経済制裁はすぐにでもやめたいものなんですね

こうしてウクライナロシアのものとなり、ロシアへの経済制裁もなくなり、偉大なるロシア世界に燦然と輝き続けるのでした

めでたしめでたし

2022-02-25

anond:20220225172629

ロシア首脳が気が狂ってるならそれはもう世界大戦不可避やろ。NATO軍NATO加盟国駐留は正当な権利加盟国も当然それを望んでるんだからな。

anond:20220225170315

ポーランドにもバルト三国にも米軍含むNATO軍駐留しているので、ウクライナと違って米国EU戦争する覚悟は要る。それすら覚悟してるなら分からんが。

2022-02-24

ロシア戦争しないと言ってた連中、息してる?w

「もうロシア戦争するしかなくね?」

https://anond.hatelabo.jp/20220216170905

この元記事の方にも追記しといたよ。ということで、元増田なのでよろしく

napsucks むりだろ。実際に攻め込んだら収拾つかなくなる。瀬戸際外交タフネスさはたいそうな手腕だけどさ。まあ戦争してボロボロになってくれたら北方領土樺太が返ってくるかもなw

RRD 別ブコメにも書いたけど、プーチンの狙いは相場操縦じゃないかと考えてる。インサイダー取引利益という面と、市場不安を煽ることで欧米の弱体化を狙う面と。だとすると戦争する姿勢を見せ続けて、戦争しない。

rider250 欧州人って戦争慣れしてて「戦争とは外交の一手段」と本気で思ってるから日本人ほど戦争忌避しないが慣れてるだけに紛争の収め方などにも長けてるからな、ここまで来ても何事もなく終わる可能性も結構あると思う。

emiladamas ロシア政策が自らを追いつめているのその通りとして、何もしなくて面子丸つぶれか戦争になってNATOロシア人が殺されまくるかの二択しかない増田の想定は大雑把過ぎでしょ。敵だと思うなら真面目に勉強して

oakbow ウクライナはまだ非加盟国だしクリミア実例を見てもNATO西側諸国が軍を派遣する可能性は低い。だからロシアがここまで強気になっている訳で。ドイツなんかは完全に腰が引けてるしね。落としどころ見つからいね

filinion ロシア政府は「我々に戦争意思はなく、米国が騒いでいるだけ」と主張しているので、米欧から何か外交的な譲歩を引き出して軍を引けば「ほーら米国が騒いでただけだったでしょ?」で国内的には大勝利なのでは。

kz78 露かウクライナに侵攻したとして、NATO軍がNATO加盟国のために血を流す理由は無いですね…。ロシア侵攻後にNATOとして介入するつもりがあるなら、今の時点でウクライナ領内にNATO軍を入れて抑止力にするとかあるわけで

quick_past https://s.nikkei.com/3oSVUvU https://bit.ly/3LDi3Io -> https://bit.ly/3Jy3Hag https://bit.ly/34IsnOF ウクライナ大使が一瞬、NATO入断念を匂わせただけで動きがあったんですが。確かに油断はできない状況だけど、戦争ありきなのはどっちよ?



ロシアによる宣戦布告が予想通りに行われました。

ウクライナが反撃し、各国に救援要請をした場合に、連合軍による反攻が行われないと、首都攻撃を受けてる、この状況を見ても言えるだろうか?

ロシアなすがままにウクライナ併合を認めるだろうか?

何十万人も死ぬのを黙ってみてると?



同じ情報を得ながら、この分析力の差。100年前の地政学にとらわれたプーチンしかり愚かで馬鹿だ。

追記

ニュースを追っているとキエフ侵攻まではどうもやる事は確定であるということを感じるし、続々と入って来る犠牲者情報を聞いても怒りが溢れてくる。

予測が当たったからと言って虚しさしかないが、しかし、この事態引き起こしたのはプーチンを支持して来たロシアであるし、

間接的にはプーチンが正しい、ロシア戦争するはずがないと言っていた連中でもある。

クリミア侵攻した際にロシア人がプーチンの考えを受け入れずクリミア占領を受け入れなければ今回の戦争は起こっていない。

ロシアクリミア制圧した理屈理解を示す共産主義かぶれのアカ野郎がいなければ、その分だけ多くのロシア人の考えを改める機会があったかもしれない。

そう思うと、はてなサヨクへの怒りも等しく湧いてくる。ほんとに馬鹿な連中だよ。世界の敵でしかないw

2022-02-17

プーチンが何をしたいか

ほとんどすべての国が考えることと同じだ。自国領土権益を守りたい。ウクライナNATO基地ができたら、米国は数分でモスクワ破壊できることになって、米国との核抑止も怪しくなる。ウクライナ国境からモスクワまでは平原が広がっており、陸軍侵略するのも簡単だ。キューバ危機と同じ構造だと思えばいい。当時はアメリカが引かなくて危うく核戦争になるところだった。

ロシア国家モデル権力システムが魅力的なものである必要があった。しかし、ロシアは魅力的なシステムを作ることができなかったので、ウクライナは、欧米に行ってしまった

これを正論だという人がいるが、これは不正義だと私は思う。「欧米に行く」というのは、ロシア欧米対立していることを仮定している。「欧米」は軍事面でも経済面でもロシアよりずっと強力で、欧米ロシアと本気で敵対したら、ロシアに勝ち目はない。そんなことはロシアもわかっていて、冷戦終了後はロシアはかなり歩みよっていた。

その流れを変えたのはNATO側だと私は思う。おそらく決定的な事件は、コソボ独立だろう。NATO親ロシアセルビア空爆を行い、強制的セルビアからコソボ独立を認めさせた事件だ。軍事攻撃中央政府恫喝し、無理やり一地方独立を認めさせる、というのは、第二次大戦以降ではコソボが初めてだ。コソボではNATO軍に保護された住民投票によって独立が決定したが、普通、一地方住民投票では国家から独立はできない。また、コソボでは多数民族少数民族が激しく対立しており、セルビアから独立するという決定を、単純多数決で行うのはかなり疑問が残る。実際、少数民族独立後に激減している。ロシアクリミア地方にやったこととほぼ同じだと思う。ただ、米国主導のコソボ独立は、ロシアと違って、どの国から経済制裁を受けることはなかったけどね。

同時期のNATO東方拡大と合わせると、たとえロシア欧米ルール尊重しながら融和路線を取ったとしても、欧米ルール無視して軍事力を使いながらロシアの影響力をじわじわと奪い取ろうとしてくるに違いないとロシアが感じてもそれは妥当だと思う。ウクライナNATO基地ができたら、例えば対中国包囲網とかでロシア欧米の利害が対立した時、軍事力をちらつかせながらロシアに屈服をせまるのは容易に想定できる。


これは私の想像だが、西側諸国が安定しているとロシアにとってはろくなことにならない、とプーチンは考えているのではないか。それ以外に、サイバー攻撃などで米国大統領選挙に介入する理由が思いつかない。世界最強の軍事力を持っている国を怒らせるリスクよりも、アメリカが安定して世界の警察官始めちゃうリスクのほうが高い、と思っているんだろう。アメリカは、ヨーロッパと違ってロシア戦争になっても本土戦場になることはないから、ロシアには強気一辺倒だ。負けることはないし、軍需産業でも復興でも儲かるしなあ。


そもそも軍事同盟として米国西欧を含むNATOは強力すぎて、周囲に脅威を与える。ロシアだけじゃなくて、イスラム諸国NATOに対する警戒感は強いし、軍拡理由になっている。本来目的であるソビエト連邦消滅したにもかかわらず、拡大を続け、NATOと全く関係のない他国セルビア)を分割するために軍事介入した事例のある危険組織だ。NATO軍事をつかさどる参謀総長は常にアメリカ出身者が占めている。もし平和維持軍的な軍隊世界必要なら、それは国連を中心としたものであるべきだと思う。

2022-02-15

anond:20220214181709

クリミア半島にある黒海軍港絶対死守。

「あの軍港NATO軍駐留するような事態絶対看過できない」っていうのは2014年より前からなんども発信されている。

2021-10-29

SDGsは達成不可能理想なんかではない

少し開発にかかわったことがあるものとして、SDGsに関して思うところを述べます

まずはSDGsが制定されるまでの歴史から

アジア金融危機LTCM破綻ロシア金融危機などいわゆる国際金融資本による危機が続発していた1990年代後半のことです。IMF世界銀行は苦境に陥った国と人々を支援しようとしたのですが、型にはまったアドバイスは役に立たないどころか状況を悪化させてしまうこともありました。NPO世界銀行を取り囲んでデモをするなど、世界中で、先進国中心の開発援助と国際金融機関に対する疑いが強まってきた時代です。

そういう時代背景を踏まえて、世界銀行IMFが上から開発援助の方向を決めるのではなく、NPO途上国の声をもっと取り入れ、共に追求できる目標を設定しようという考えからまれたのが、2000年に国連総会で制定されたMDG(ミレニアム開発目標)です。いくつかのテーマがあるのですが、一番重視されていたのは、「20年で世界絶対的貧困に生きる人の数を半減させる」というものです。当時は、「ご立派な目標だこと。まあ貧困削減は大事だよねー」くらいのリアクションだったと記憶しています

ですが、人類は、たったの15年で世界貧困を半減させることに成功してしまいました。農耕とともに貧困という概念が生まれた一万年前の新石器時代から今まで、一度も達成したことがない奇跡です。その期間に中国インドが目覚ましい経済発展を遂げたことは重要な要因ではあるのですが、東南アジア中南米東ヨーロッパなど、世界中貧困削減に成功したのも事実です。

MDGsの成功の要因としては、参加国が計画を立てたり政策を決める際の指針になることができた、というものが挙げられますMDGsを政策目標にしておけば、自分の国はよくなるし、世界から評価を得られます。「政敵のかかげた目標から否定する」みたいなのがなくなって、国内政治的合意が得られやすくなりました。その結果、多くの国が同じ方向を向いて政策を作るようになりました。多くの国が同じ方向を向いているので、支援制度作りもやりやすくなったし、ノウハウもたまりました。隣国MDGsの達成状況を比べられるようになって、隣の国に負けたくない世論の後押しも得られるようになりました。

MDGsの驚くべき成功を受け、2015年に後継となるSDGsが制定されました。MDGsは確かに貧困を削減したのですが、すべての数値目標と同じで、欠点がありました。貧困削減の数値目標を追求するあまり、少数派の人権が十分に考慮されていなかったのです。それに、絶対的貧困を抜け出しても、人間らしい生活を送るためにはもっと幅広い課題クリアしないといけなそうなこともわかってきました。また、気候変動がより現実的な脅威となっており、地球の持続可能性についてもより真剣検討されるようになりました。

幅広いテーマ考慮されるようになったSDGsは、比較途上国のもの先進国は援助するだけという印象が強かったMDGsと比べて、先進国を含めた世界で追求すべき目標となりました。特に大きいのは世界金融センターの動きです。シリコンバレーを擁するリベラルカリフォルニア資金に、EU成立によって自国の枠を超えた思考がより自然ものとなったヨーロッパ資金が加わり、国際的金融機関の多くがSDGsを重視するようになりました。金融に引きずられる形で、政府目標だけではなく民間も巻き込んだ目標位置づけられるようになりました。MDGsという奇跡を成し遂げた実績をふまえて、SDGsは、達成のために中期計画を立てて着実に目指していくべき目標とみなされています。いつか達成できたらいいなっていうふわっとした目標や、ましてや実現不可能理想ではありません。

残念ながらいくつかの目標2030年のゴールに間に合わないといわれていますが、何年か遅れても達成すべき目標であり、冷笑したり現実と切り離して考えたりするべきものではありません。MDGsの成功要因を見ればわかるように、人々の考えを変えることで、アクションに結び付けて実現を促す現実的目標です。この文章をここまで読んでくれたあなたも、SDGsリアル目標としてとらえてくれることを願っています


最後個人的な話を。

人類は今まで達成したことのない高い目標に向けて少しずつ進んでおり、私はその一部の役割果たしている、と考えるのは、とてもわくわくして、生きているのが少し楽になります。そりゃ自分一人ができることはちっぽけでまったく目に見えないことですが、それはべつにいいです。私はSDGsのうち全体の七十億分の一を担当するから、残りはほかの人類よろしくやってくれ、って思っていますそもそもSDGsの17個のうち数個しか覚えてないし・・・


追記

SDGsは達成のために中期計画を立てて着実に目指していけば実現可能だと。なるほど。では17世界目標はいつ実現できるのか、その根拠を示してほしい。/肝心なところをボカすなよ

目標までの距離を測って、計画を調整しつつ、2030年までに、できるだけ多くの目標を達成するよう努力します、っていうのが一番誠実な答えになるかな。SDG数値目標があって、定期的に各国が2030年までにどの程度達成できるのかの進捗を確認していますパンデミックで進捗はだいぶ下振れしてしまったみたいだけど。すくなくとも日本政府SDGの進捗状況に応じて中期計画などを調整したり、PDCAを回すと公式文書宣言しています

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/vnr2021_07_section.pdf

具体的に目標それぞれの進捗状況は以下のリンクを参照のこと:

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/vnr2021_06_section.pdf

そうじゃなくて、XX年にこの数値が確実に達成されると言う根拠を示せ、と言うなら、そんなものはないと答えるしかない。190カ国、70億人がかかわる計画で、10年後の確実な予想図なんてできるはずがない。だからこそ、各国の向いている方向を揃えるために、SDGs重要になると私は思うけど、そこは人によって考え方が違うかもね。


全く意味分からん貧困の撲滅とか平和とかジェンダー平等のような高邁な精神存在するなら、なぜ米軍NATO軍アフガニスタン人を見捨ててタリバン支配下に放り出したんだ?完全に矛盾してるじゃないか

高邁な精神と、愚かな失敗と、エゴの塊は、矛盾なく一人の人間存在しているものだと思う。でも、できるだけエゴに引っ張られず、愚かな失敗を避けて、高邁な精神とその実現に寄せられるよう、私は日々生きている。まったくうまくいかないけど、諦めてしまうよりは日々努力した方が寝覚が悪くない気がする。

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