はてなキーワード: 中途採用とは
元増田です。
私の想定するような進路を実際に歩まれた方からのご回答は物凄く心強いです。ありがとうございます!
視力については私は両目共に1.0ありますので、問題はないかと思いますが、3列目に配置されてしまうと圧倒的なディスアドバンテージなのは同じですので、池田満寿夫さんの例を踏まないようにこれは運に祈るしかないですね…。
「一次試験では眼がすべてを決めると言っても過言ではありません。」
沁み入ります。心に留め、受験の際は眼のコンディションに細心の注意を払いたいと思います。
私より遥か年上の浪人生との交流ですが、この点についてもある程度自信を持っています。
中1の時に美術部に入り、その当時中3だった先輩達とすぐに仲良くなり、同期同然といった仲で一緒に遊ばせてもらっていたので、年上の先輩との良好な人間関係構築は楽しく行っていけるかなと。
いずれにせよ予備校昼間部の同じ科という極めて狭い空間で長い時間を一緒に過ごすことになる仲間(でありライバル)なわけで、好ましい関係が築いていけるよう努力したいですね。
失敗した時に損切りする柔軟さ、保険を掛けておくといった心得は、他の多くのトラバやブコメにて指摘を受けましたので既に準備ができています!ですのでその点でも大丈夫……と言いたいところですね。
現役時は藝大専願で受験しますが、1浪時は私大との併願で臨み、この場合も藝大に落ちた場合はその結果に対して柔軟に対応し私大への進学へ切り替えようかと。また就活の際には任天堂専願というわけではなく、多くの有力ゲームメーカーも同時に受けるつもりです。任天堂に落ち、やむなく他ゲームメーカーに入社するとなった場合は、その会社にて何年か研鑽を積み、中途採用枠にて任天堂を受ける予定です。
高一から予備校通いを始められ、藝大受験に挑戦、結果として海外デザイナーとして活躍されているという、回答者様の実際の体験談も伺えとても参考になりました。
中途採用なので、3ヶ月で実績見えてこなければ、レベルはあまり上がらないだろうなという予測は立てる。
認知の歪みみたいなものがあって「良かれと思って」と、間違った方向に走ることもあるし、何度か理由を尋ねてみたら「なんとなく」っていう返答だった。
「なんとなく」って一番ダメなんだよ。
彼と何度か飲みに行ったことがある。
実際に会ったときの彼の印象は、終始冗談をずっと言っているようなタイプの人間で、ネットの印象とあまり変わらなかった。
しかし、仕事の話になると思うような成果が出せずに悩んでいるようなそぶりを見せた。
彼はオウンドメディアの編集者をやっていたのだが、自分のブログの方がPVが高いと何度も口にしていた。
二度ほど私の勤めている会社が中途採用しているかと聞いてきた記憶があるが、冗談だと思って受け流していた。
ネットではそれなりに知名度があったし、すでに本を出していたので、そういった方面でバリバリやっているもんだと勝手に思っていたのだ。
けれども、独立することを考えていたとあとで伝え聞いて、あれは本当に悩んでいたのかなと考え直した。
会うたびにずっと馬鹿話をしていたが、悲しいことに、酒の席でもあったので具体的な会話はほとんど覚えていない。
彼の印象をひと言であらわすと「ゴシップの大好きなおじさん」。いつもニヤニヤと冗談を言っていた。あのにやけ顔だけずっと忘れられない。
(今から思えば、あのにやけ顔はアイコンのスポンジボブに似ていた。キャバクラかどこかで似ていると言われてあのアイコンにしたのかもしれない)
絶叫したのは一人だけど、同じように周りを唖然とさせたのは更にもう二人いる。
三人とも若い女性で、高学歴。最近高学歴の若い女が怖いのは、この三人の影響です。
A子は新卒で弊社に入社した一年目の女性社員で、人当たりもいいし、性格も控えめで丁寧。隣の部署なので直接やり取りする機会は少ないけれど、悪い印象は無かった。ところが先日、彼女がオープンスペースで先輩社員の指導を受けている声を聞いた。
断っておくが、弊社はデスクはあるものの、集中したい場合などにオープンスペースを利用したりするだけで、決してこの子がいるから来たわけじゃない。少し離れた席だったので、最初は二人が座ったのも気づかなかったほど。そんな中、すすり泣く声と共に
「私はもっとできるのに、なんでこんなに退屈でつまらない業務ばかりさせるんですか?」
という声が聞こえた。驚いてそちらを見ると、先輩社員は改まった顔で
「どのデータがどういうロジックで抽出されていて、その数値の傾向を見ることで業務知識も深まる。まだ実業務に入って二ヶ月だし、この辺りの勘所は覚えてほしい」
と。なるほどなあ、という感じ。
A子の部署は決して花形部署ではないけれど、堅実で数字に強い社員だけが入れる部署だ。
中途でも新卒でも、狙って入ることのできる部署ではない。A子もそれは多分自覚しているはずだ。辞令の時にもきっと役員から言われているだろうし。
「じゃあ先輩がやればいいじゃないですか!私はもっと負荷が大きくてやりがいがあって、誇れる仕事がしたいんです!!」
おっと……。これ以上の立ち聞きは無用、と、適当に空いている会議室を予約して、その日はオープンスペースを後にした。
この子はとても明るくて、おっとりとしている。お嬢様なのか、ちょっと心配になることもある。
と、私は割と最近まで思っていた。多分周りもそうだと思う。それが、先日仲の良い同僚と飲みに行ったときに、B子が今腫れ物扱いされている、と聞いて驚いた。
あのB子が?と疑う私に、同僚が話してくれたのは、B子は事あるごとにやれ「パワハラだ」「セクハラだ」「軽んじられている」と、人事と上司にメールをするらしい。
ただ、私たちの感覚がおかしくて、彼女の感覚が正常なのかもしれないとも思った。私が新卒の頃は、業界的なものもあって、新卒は飲み会に行くと脱げだのなんだの言われたり、お触りがあったりしたから。だから私たちの「普通」は今の時代に合っていないのかもしれないと思う。だから、どう思うかじゃなくて、何があったのかを確認した。
パワハラだと訴えた内容は、B子の作ったメールの添削を先輩社員が行って、「こういう時はこういう言い回しを使ってね」と指導したそうだ。それがパワハラだったらしい。またある時は、B子が更新したファイルを、上司が先祖返りして上書き保存してしまったらしく、それを知ったB子が更に上書き保存をかけようとしたところで、先輩社員が「一旦別名保存にしてくれ」と依頼したところ、「改悪されたのは私なのに!なんで私がそんな事をしなくちゃいけないんですか!」とご立腹。…なるほど。
セクハラの件は、B子の歓迎会の席で、隣の席に座ったベテラン社員の距離がやや近く、タバコが臭かったことが該当したらしい。近さの感覚は人それぞれなので言及しないけど、まあ、なるほど。これが感覚の差か。
私の中でB子は本当におっとりとした子、というイメージだったので大変驚いた、と共に、どこで何を言われているか分からないから、なるべく近づかないようにしようと思った。
C子はやや我が強いけど明るい子で、素直。
しかしこのC子、任せた仕事の納期が守れない。もしくはとんでもないクオリティで提出してくる。
スケジュールに無理があったか、スキル不足かと思って、ヒアリングをしてみた。他の業務との兼ね合いや、作業中に困った点、行き詰った点はどこか、と聞いてみた。そうすると、他の業務は今殆どなく、作業的には得意な分野だと言う。じゃあなんで?と思って、C子の指導をしている先輩社員に相談した。(C子は去年の新卒なので、先輩社員の指導はもうほとんど受けていないし、業務の確認も受けていない)
私が指導役に相談すると、彼は小さくため息を吐いて「多分、居眠り」と零した。
居眠りかあ。そりゃ眠くなるよな~~~~~。と思ったんだけど、いやいや、どんだけ寝たらあのクオリティになるの?と思って深堀り。そうすると彼は「人事や上にも相談してるんだけど」と前置きしてから、彼女は三時間くらい無断で外出して戻って来なかったりする。実際に睡眠障害の診断がおりていると教えてくれた。病気なら仕方ないか、と思ったものの、仕事がストレスで睡眠障害を患っているなら、仕事を休んでしっかり療養した方が良いのでは?と思う。それは彼も思ったようで、無理して辛い思いをするなら、少し休んで自分で「大丈夫」と思ったら戻ってくるのもありだよ、と諭したらしい。ところが彼女は「それはできない」の一点張り。先日また数時間姿を見かけないからと携帯に連絡を入れたら、「辛くて外で泣いてました」と返事がきたらしい。
SIerの仕事がつまらん、というのはわかる。日々感じている。
ただ「SIerの業績は悪化している!現に富士通なんかは人員整理を繰り返している!」という論理を言う人は、
「すくなくともIRとかを全く見てないんだなあ」と思い、それ以降の話を読む気がなくなってしまう。
それはAIだの5GだのDXだのバズワードが流行り、一般企業のIT投資が加速しているためだ。
富士通の業績悪化はあくまで個人用PC部門や携帯電話部門の業績悪化に伴うものであり、SI部門に限っては業績はむしろ伸びている。
逆にITエンジニアの皆々様が持て囃すキラキラしたWeb企業の中には業績悪化しているところもある。Cookpadとかね。
# ただ、別にそれだけをとってWeb界隈すべてを語るつもりはない。Web系とひとくくりにされてはいるが、商材がWebベースなだけで、やっている事業はそれぞれの企業でまったく別のものだからだ。
結局何が言いたいかというと、SIerのビジネスモデルはもうしばらくは続いてくだろうということ
だってやってることはただの技術の外注先だもの。派遣ビジネスと同様、需要はあり続けるだろう。
また、収入もWeb系と同等か、高い状態が続くだろう。受託開発ビジネスはWeb系と異なり、人的リソースの他ビジネスへの切り替えが容易だからだ。
# Web系は人的リソースを他ビジネスに切り替えた場合、少なくとも1ヶ月はその人間が維持コストに見合った利益を生み出すことは無い。
そしてWeb系は、当たればデカイが安定しないビジネスであり続けるだろう。
日本国内におけるこの状況が変わるとしたら、日本の製造業や金融業など伝統的大企業が、IT人材を内側に抱え込むようになることだけだ。
トヨタやホンダはIT人材の採用を活発化させている。この潮流が日本の伝統的大企業全体に広がれば、また話は変わってくる。
前のレビューをみんな読んでくれて、ラグビーの見所が伝わったというのが嬉しいので、注目の対戦カードが立て続けに3試合行われた21日の試合も続けてレビューすることにする。
義務感は感じてないけど、さすがにいい試合すぎて、これはちょっと書きたくなったので。
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21日は面白い試合が目白押しで、全く違う個性がぶつかったオーストラリア×フィジー、似た者どおしのシーソーゲームとなったフランス×アルゼンチンも良かったのだけど、この日最注目のカードということと、増田本人が普段から南半球のラグビーを追っており、選手の個性もとりたい戦術も理解してるということで、ニュージランド・オールブラックスと南アフリカ・スプリングボクスの試合としたい。
南アフリカというと4年前、日本がアップセットを演出したので、ライバルとみなす向きもあるけど、実力でいったら日本は話にならないくらい負けている。
で絶対王者のオールブラックスはいうと、圧倒的に強い彼らが肝心なところで負ける時、相手はフランスか、このスプリングボクスであり、因縁でいうとこちらの方が深い。
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ゲームが始まる前に、オールブラックスは伝統のウォークライ、ハカのパフォーマンスをしたのだが、その演目は「カパオ・パンガ」であったのにちょっと驚いた。
通常、予選では、もう一つのバージョンである「カマテ」が演じられることが多いのだが、大勝負の時しか出ない「カパオ・パンガ」であったのはオールブラックスも相当な気合いが入っていたのだろう。
ちなみに、ハカは通常、リードとよばれる独唱からはじまり、これだけはマオリの血を引くメンバーでないといけない。
今回のリードはTJペレナラ。第二スクラムハーフ。最近は彼が多い。
世界最高とも言われる第一スクラムハーフのアーロン・スミスも資格があり、彼がリードだったこともあるが、国際試合の旅先で女性をトイレに連れ込み、セクシーな行為に及んだのがオールブラックスっぽくないと懲罰を受け、代表から外れていた時期があり、その時からペレナラがリードになった。
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さて試合の方だが、伝統的にこのカードはロースコアになることが多く、その理由はスプリングボクスのとる戦術にある。
彼らはボールを持つと、非常に単調な攻めを繰り返し、パワーをテコに相手の苦し紛れのペナルティを狙ったり、キックを蹴って落下地点でど迫力のタックルをかまして、ポロリから→リスタートのスクラムでパワーで押しつぶして前進を狙う。
大事なのはディフェンスで、キックでボールを渡すので、絶対突破されてはならず、それさえ可能ならロースコアにコントロールできる。
オールブラックスの華麗なパス回しと走力は世界一だが、それを止めうるのが「単純なガタイのデカさ」「常識はずれのパワー」「きれない集中力」「決してサボらない真面目さ」そして「異常なくらいの単純さ」というのが面白い。
実際この試合でもスタートはスプリングボクスが狙い通りコントロールしていた。
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ただ、計算違いが生じたのは前半20分ほど。
予想外を演出したのはオールブラックス10番、リッチー・モウンガ。
彼は前W杯から3年ほど、本日15番に入ったボーデン・バレット、怪我で今大会出場できなかったダミアン・マッケンジーの陰に隠れて、司令塔としては「第三の男」扱いされていたが、今年になって地元NZのチームでの活躍で頭角を現し、オールブラックスの10番を射止めていた。
オールブラックスは、このどちらかと言うと手堅さと抜け目なさを信条とする地味なモウンガと天才的な閃きのある派手なバレットの2人を併用し、実質W司令塔を形成していた。
モウンガについては、栄光のオールブラックスの司令塔という、ラグビー界において文句ない立場にいるのだが、「天才」だの「イケメン」だの「最注目選手」だのともてはやされるバレットと比べて、彼自身のプレースタイルのせいかルックスのせいか、立場に見合った注目をされてると言い難く、なんかちょっと悲哀を感じさせるものがある。
彼が自陣で平行に蹴ったキックパスをきっかけに、オールブラックスは一気にトライを陥れる。
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その後も、モウンガかバレット、どちらかが密集に巻き込まれて機能停止しても、もう一方がゲームを組み立てるので止まらない、という攻めにスプリングボクスは対応できない。
前半で計2トライを献上。
この時間帯はあまり長くなく、2トライを与えてしまった一瞬以外はディフェンスもよく機能し、前半のほとんどの時間がむしろスプリングボクスのロースコア狙い戦術の通りに進んでいた、でも結果として一瞬の破綻で点差は開いてしまった。
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後半はトライがないとプランが遂行できないスプリングボクスだが、驚くべきことに彼らはあまり戦術を変えず、なんとオールブラックスの一瞬の油断から逆にトライをもぎ取ってしまった。
ここら辺は、自分たちのやることを信じて崩れなければ、幸運が一定確率でやってくると言うことかもしれない。
さらに後半20分、SOポラードが虚をついてドロップゴールを狙うと、これが入り、当初の予定通り、「トライはいらない、キックで刻むぜ」戦術を現実的に見える線まで引き戻した。
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しかし、その後、お互いがあまり大きなミスをしないまま時間は経過し、いくつかの幸運の中でオールブラックスが獲得したペナルティーキックを、地味な男モウンガが確実にきめ、スプリングボクスの勝機はじわじわと離れていった。
スプリングボクスとしては長時間ゲームをコントロールし、自分たち好みのゲームを演出したにも関わらず、前半に一瞬の隙で奪われた2トライで試合を失うという結果になってしまった。
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ゲームの概観としては、オールブラックスもスプリングボクスも非常に出来が良く、プールに彼らを脅かす敵がいないことから、双方決勝トーナメントに進む可能性は高いと見る。
そうなると、1ヶ月後に彼らは再び相まみえるかもしれない。
なかなか楽しみではある。
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ブコメで質問があり、増田的にも非常に印象的だったので、フランス×アルゼンチンにおけるドロップゴールについて解説を試みたいと思う。
多分だけど、チームとしての戦術ではなく、個人のとっさの判断だと思う。
ドロップゴールは陣形やゲームスピードから、出そうなタイミングがわかるものだが、あの時「これは蹴るぞ」というタイミングでは全くなかった。
ゲーム全体の流れを思い出してほしいんだけど、あのゲームは前半、フランスが圧倒的に優位に進めていたものを、後半、アルゼンチンがゲームを辛抱強く戻して、ペナルティーキックで刻んで追い上げていた。
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特徴的なのはキックとモールで、前半、双方まったくキックを蹴らず、ムキになって走り合っていた結果、フランスがゲームを支配していたのが、後半アルゼンチンはキックを蹴ったり、モールで押すようになり、長時間の走りあいにこだわらなくなった。
その結果、ゲームが落ちついてアルゼンチンは刻みながら追い上げ、ついには逆転した。
この時点で、計画的にアルゼンチンがゲームのコントロールを自分たちのものにしていた。
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フランスにとっての後半は、前半とうって変わってコントロールできない上にじわじわ追い上げられてしまいに逆転されるという非常に嫌なムードに飲まれそうになっていた時間だった。
そこにリザーブで入ってきた奴がまったく空気に合わせずにシレッとドロップゴールを決めて流れをブった切ってしまった。
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俯瞰で見てる奴がゲームをまるっきり変えてしまうのは、どことなく会社などで中途採用のよそ者がガラッと慣習をやぶって風穴をあけるのを連想させる。
あれはラグビーのフィジカルな面でなく、「我慢のスポーツ」「コントロールのスポーツ」としてのメンタルな面をよく表していたと思う。
ラグビーでは、戦術やフィジカルといった見えるものと、もっと上位にあって見えづらい「客観性」「空気」「メンタル」みたいなものが勝負を大きく左右するケースがあるので、そこにも注目してみると、味わい深くなると思う。
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あ、あとついでに、オールブラックスの選手、リーコ・イオアネのNZから日本に向かう様子を本人が投稿した動画のリンクを貼っとくわ。
彼は「恩人が日本人なので日本語の名前を息子につけたい」と希望した両親に危うく「リエコ」と名づけられそうになったが、「それ女の子の名前やで」と訂正され、「リーコ」になった経緯がある。でも綴りはRiekoやんけ。
そんな人たちもやってくるW杯、みなさん楽しんでほしい。
きっと当たり前のように誰だって経験したことのある話なのだろうけど、後輩や周囲に対する感情の落ち着け方がわからなくて困っている。
人によっては嫌味に聞こえそうなので、誰にも相談ができず、同じような境遇の人がいたら聞いてもらいたい。
自分のことを、天才とは言わずとも、それに似たような人間だと思って生きてきた。
中学生の頃は、200人ほどいた学年でそこそこの勉強をすれば20-30位程度は取れたし、一言もやりたいと言った覚えはないのに気が付いたら部活動の主将やら、学年代表やらをやらされていたことがある。
また特待生で行った高校(大抵が滑り止めで受けるような学校だ)では、入試では学年1位、以後の定期テストも100人中10位くらいにはいたし、生徒会なんかもやっていた。友達も多くて、週末には遊びたい人が多すぎて困るとか考えていたくらいだ。
環境に恵まれていたし、自分を天才だと思い込むには最適な18年間だったように思う。
後悔が始まったのは、大学に進学して以降のことだ。
高校卒業後、親の勧めでアメリカの大学に留学することになった。海外に強い興味があったわけではなかったけど、留学とかかっこいいし、英語ペラペラとかかっこいいっていうミーハーが留学の理由だ。
しかしいざ留学して、何年たっても英語が上手くならないこと、そして勉強をしてもしてもついていけない現実に、絶望した。まあそりゃ母国語じゃないんだし、それを選んできたのは自分なんだし、甘えがあったのだろう。卒業単位を取るために寝ても覚めても勉強して、しかしそれじゃ足りなくて、せめてもと藁にもすがる思いで必死に教授に取り入ったりもした。
その頃から、大した努力もせずに簡単に点数を取れるクラスメイトの姿が目につくようになった。必死に教科書を隅から隅まで読んでも授業に追いつけないのに、適当に遊んでるはずのクラスメイトのが圧倒的にテストの点数が良い。見栄を張って良い大学行ったっていうのもこんなことになった原因のひとつだろう。
追いつけない自分が悲しくて、高校生までのリーダーシップみたいなやる気はどんどん失われて。2人しかいない友達と時々遊んで、勉強して、あとはひたすらネットしている4年間だった。
まあ変に頑固だったので、結局ちゃんと卒業したのは偉かったと思うけれど、あのとき感じた絶望感はいつまで経っても消えていない。
大学を卒業して、外資系コンサル企業の日本支部に入社した。そこには、例えば中途採用や日本の大学を卒業している新卒のような英語が得意ではないような人もいた。
しかし社員のほとんどがいわゆる英語がペラペラの人たちで、かつ、頭の回転が速く、自分じゃ見えないような未来を見据えている人たちばかりだった。
持ち前のコミュニケーション能力で最初の1年間はわりと成績は良かった。同僚にも恵まれていた。
一年後、後輩が入ってきて、自分の中に焦りが産まれるようになった。自分と同じ日本語という母国語の世界で生きる彼らの英語力は、発想力は、頭のキレは、1年も2年も前に入社している自分の数段も上だった。
自分のような大して頭が良くない、ちょっとコミュニケーション能力が高いだけの空っぽの人間じゃ、そりゃ人事評価なんてあっという間に彼らに抜かされてしまうだろう。未来を見据えることなんて自分にはできないし、人事からの評価は自分自身たしかによく理解できる結果だった。
だけど、だけどだ。
同僚が新卒向けの説明会に駆り出されることになった。今回で行くのは2回目とのことだったが、自分に声がかかったことは一度もない。
昇格をして、昇格者向けの研修が入ることになった。しかしその研修予定名簿の中に自分の名前はなかったし、代わりに後輩の名前が書かれていた。
周囲の才能には憧れているし、同僚に、後輩に勝てたことなんて一度もない。
だけど自分なりのプライドってものがあって、自分が無能なんだって、きっと信じたくはなかった。
中高生の頃のように、自分の実力より低い場所にいたら、もしかしたら今頃周りにちやほやしてもらえていたのかもしれない。
しかし大学生のあたりから、実力より高い場所でもうずっと背伸びをし続けている。
仕事を辞めるために転職活動を始めて、何がやりたいのかわからなくなった。しかし結局条件ばっかり見ていた自分は、転職先ですら背伸びしていることに気が付いてしまう。背伸びしないと生きられないはずなんかないのに、背伸びし続けることをやめられない。それはまあ、もう少し真面目に自分と向き合った転職活動をすれば良いだけの話なので、今回は置いておきたい。
つまり言いたかったのは、自分より優秀な後輩たちと、自分より優秀な同僚と、どんな気持ちで接すればいいのかわからないってことだ。
多分、変に負けず嫌いなところと、変にプライドが高いところが、彼らに負けたのだと理解することを拒んでいるのだと思う。(というか負けを認めれば済む話のようにも思う)
後輩のことを、同僚のことを、すごいな、敵わないな、と思うし、一方自分にもそんな頭があったらなと妬ましく思いもする。
また自分への人事評価を、妥当だ、悪い評価じゃないしって思う自分と、どうして後輩より劣っているのだろう、どうして自分には声がかからないのだろう、と考えている自分もいる。
たぶん全部ひどいわがままで、自分を客観的に見られていないだけなのだろう。
ただ、自分と同じような境遇の人たちは、後輩たちに軽々と抜かされた自分を、後輩や同僚への気持ちを、どうやって処理してるんだろうって、少し気になった。
同じような境遇だった人がいたら、教えてほしい。
流れるまま何となくサバイブしてきた中途採用組 や 中小のIT屋さんは これといった研修を受ける事は入社時よりほぼゼロだけど、
そこそこの会社に新卒で入社すると、ひと通りの研修を受けた上で、基本情報 とか 情報セキュリティスペシャリスト とか CCNA とか MCP とか Java とか ORACLE Master とか 取れと命令される(あるいは察して入社前に取る) と思うのよね
だけど、とったはずの資格の範囲の内容をカケラも微塵も理解していないSIの方々って普通にいくらでもいるのよね
合格しながら微塵も記憶に残らないとか、脳内でいったいナニが起こっているのかものすごく気になるが、
世の中には試験は得意だが内容を理解/活用する事が出来ない人がいる現実を間近で見ていると
「この倍率から選ばれて採用される人は、行政が採用しなくてもどこかに正社員就職できると思うのだが」
https://b.hatena.ne.jp/entry/4673727840463341090/comment/kanatashiro
こんな的外れなブコメが星を集めていて、あまりの分かってない奴らの多さに絶望する。
だから民間企業の正社員の中途採用がいかに狭き門であり殆ど不可能だという事をまるで分っていない。
実際に選ばれた人がどうなのかは分からないが、実際には狭い倍率を勝ち抜けるような優秀な人であっても民間じゃ正社員では採用されないんだよ。
何よりもまず先に年齢を見られてそこで切られるからな。
どこもかしこも35歳までとかそんなんばっかりだし、表向きは年齢制限をしていなくても応募したら書類で落とされるよ。
優秀な人でも中途でホワイト企業に入ろうとしたら契約社員や派遣という非正規しか道がないのが現実です。
まあ、正社員就職するだけならできるかもね、だけど年齢で切らないような会社は誰でもいいブラック企業である事が殆どだし、そこでは正社員とはいっても到底公務員のような厚遇は望めない。
中の人をご存知の方はおそらく中の人がマシュ・キリエライトに惹かれているのは知っていると思われるがここまでなんで好きなのかを考えた事はなかった。
自分は新卒で入った会社がいろいろあって1年半で辞めている(これも気が向いたら退職エントリー風に書くかもしれない)
今の会社は新卒がほとんどおらず、社員登用か中途採用なので基本的には年齢もほとんどの方が年上で、第二新卒的に入ったのも自分くらいしかいない。つまり後輩という存在がいたことがほとんどない、だから憧れ的に「先輩っ!」って健気に呼んでくれる存在が好きにならないわけない。
・雛型がレイ
上の理由は自分の環境によるとこが多く、後輩キャラは他にもいるし、同じTYPE-MOON作品でも間桐桜などもいる。メインの理由としては欠ける。
そこでもう一つ理由として、新世紀エヴァンゲリオンの綾波レイとの類似性はあるんじゃないかと考えた。
一番最初に見たアニメというとおそらくアラサー世代にもなるとエヴァというのは可能性として高い、自身もそうだし、そっからオタクの足を突っ込んだと言っても過言ではない。
その中でも二人のヒロインでどっち派なんだ的な話は今なお絶えない話題であり、自分は十数年間一貫してレイ派である。
多分、感情がないキャラが、主人公と関わり、感情に目覚めてその喜怒哀楽に可愛げを見出しているからこそレイに傾倒し、「あなたは死なないわ、私が守るもの」→ヤシマ作戦→「ごめんなさい。こういうときどんな顔すればいいかわからないの。」→「笑えばいいと思うよ」→初めて笑顔を見せる には初めて見た時に心を揺さぶられた。
・ショートヘア、片目髪に隠れてる事がある
・2000年生まれ、いわゆるデザインベビーであり、作中機関に存在する単一の役目だけの為に作り出された中で作品の時間枠としては14~16才での登場
・無口、かつ無駄のないクールな態度と真面目でおとなしい雰囲気
である。元々、TYPE-MOON自体がレイをオマージュにStay nightの没盾系ヒロインからGrand orderのヒロインに仕上げているので共通性は高くて当然である。
ただし、マシュはレイとは違って
・人生経験は希薄な故好奇心・感受性が高く、常識が少し欠けている
という点では個人的にレイより人間的で好みの度合いが増しているのだと思う。
にしても急になぜこんな話になったかというと
エヴァ公式アプリで新劇場版3作無料公開となったからなので、つい序と破を一気見してたら終わり頃にポチってたマシュのフィギュアが届いたからである、ボーナス万歳、三連休万歳
四月から始めたといっても新卒ではない。自分は高卒で、20代も半ばを過ぎている。何度目かの転職を経て中途採用で入社した会社だった。
辞めた理由はいろいろあるが、パニック障害を発症したことが大きかった。
入社してすぐに縁もゆかりも無い土地で働いてほしいと告げられ実家から自費で引っ越し。そこで出会った社員に初対面で罵詈雑言を吐かれ、慣れない土地で慣れぬ生活をし、それでも自分がやりたい仕事をするために希望して入社したのだからと我慢していた。が、研修などが終わりいざ用意された仕事を見ると、転職サイトや面接で見聞きしたものとはまったく違う業務が用意されていた。
詳細は伏せるが、どれくらい違うかというとオフィス勤務の事務ですと言われてスーツ着て入社したらいつの間にかゴム長着せられて漁船で遠海に放り出されていた。そんな感じだった。根本的に業種も職種も違う。
これはおかしいのではないかと抗議したが、返ってきた回答は「事務の経験無いのにいきなり事務をするのは大変でしょ?ここで漁の経験を積んでおけばいずれ事務の仕事をするのに役立つから!」とのことだった。意味不明だ。
確かに私は事務の経験が無かった。だが未経験者歓迎、うちは教える環境が整っているから仕事を覚えて経験を積むのにぴったりです、あなたに事務の仕事をいちから教えますよ!と言われて入社したのだ。それは私が事務の仕事をしたかったからだ。決して漁業に携わりたくて入社したわけではない。それはそれで尊い仕事だが、私が希望したものとは違う。
その他にも様々な要因があったが、入社して二ヶ月後には毎日泣きながら突如襲い来る絶望感を床でのたうち回りながらやり過ごす自分が出来上がっていた。病院に行って薬を貰った。のたうち回る以外の時間はほとんど天井を見上げていた。唯一優しくしてくれた上司から、実家に帰ることを勧められた。それは退職の勧めだった。
実家に戻り、手元に残ったのは不健康な肉体と精神だけだった。それと引っ越すために親から借りた借金くらいか。
金の無い私は戻ってきてすぐに働ける場所を探し始めた。しかし相変わらず床をのたうち回る時間は減らない。毎日「ころしてくれ、しにたくない」など言いながら自室でのたうっている。
親は精神的な不調に理解の無い人で、様々なことを日々言われるが金を借りて家に置いてもらっている身なのでこちらからは何も言わない。ただ派遣会社の面談をした日にこちらを睨みながら「まさか会社の方に自分は病気です、なんて言ったんじゃないだろうね?そんなこと言ったら仕事なんて貰えないんだから余計なことを言うな、みっともない、大した病気でもないくせに」と言われたのは結構こたえた。
そういえば、こういった症状があるから通院するために休みを貰えるお仕事がいいですくらいは言ったけど、そういうことって言わない方がよかったんだろうか。
現状、仕事は見つかっていない。毎日床を這いずり、親から詰られ、求人をあさっている。人の多い場所に行くと不安の発作で苦しくなるので職探しと病院通い以外での外出は控えている。
初めて自分は生きることに向いていないと実感した。死ぬ度胸も無いが、このまま生きられる気もしない。死にたくないが、確実に私は生きる道から外れようとしている。
男女格差を絡めて男女の年収の差やらなんやらの記述を読んでて、ちっとも参考にならない話なのだけど、我が家のことを書きたくなった。
結婚当初、夫はだらだらと、本当に目標がないままダラダラと大学8年通い続け、バイトしていた職場に就職したところだった。結婚したくてなんとか就職決めた感じ。大学時代後輩だったわたしは、結婚当初、就職から数年経ってて、見込まれただかなんだか知らんけど、気付いたらプロジェクト参画させられて同期の年収の1.5倍もらっている状態だった。
「オレはできることしかしない(余裕がないから一切家事はしません)」
「お前の方が休日が多いから(1か月で2日ほど多かった)、お前が家事やるのは当然。お前は余裕があるから出来るから。」
軽蔑してるよ!って言って、離婚すればよかったのだけど、こんな人を世に放出してはいけないとの責任感から離婚せず。でも、「家事全部任せた上に、家計折半はバカバカしいので、わたし仕事やめるわ」と、年収手取り500万円をあっさり捨てました。バカだった。あの頃のわたしはバカだった。
で、いろいろあって、子ども2人をワンオペで育てて、もちろんその間、かかる経費ほどには夫からもらえず、このままでは子ども達が行きたい進路を目指せるどころか生活保護一直線だわ!ってなった頃に、再就職しました。
再就職先は、職種上あまり中途採用をしてなかったけど、氷河期世代対応のため、採用するようになった組織。中途採用があまり無いってことは、つまりそういった社員の取り扱いに慣れてないってこと。入ってからめちゃくちゃ苦労しました。入社後、あの人が…って注目されつつ、すぐに辞めさせてやるって思っているような人しか周りにいなかった。メンタル面で死にそうになりながら10年経って、なんとか係長級までこぎつけて、認められるようになりました。
数年前には夫の年収を超えて主たる生計者となりました。なってから主たる生計者なる言葉があることを知りました。子ども達もわたしの扶養です。
再就職時に「あいつ、バカじゃね?」って笑ってた専業主婦のママ友が、苦労を超えて時間の余裕ができてダイエットして変ったわたしに「金があるからダイエットできるんだよね」って不満げに言ってくる。キミら、金が欲しくて再就職して苦労していたわたしのことバカにしてたじゃん。
昔は、専業主婦になったわたしを札束で叩くような発言をしていた夫も最近は従順だ。昔の発言は引っ越しした時に
「金を稼いでいないキミがクローゼット使う必要無いよね?お金を稼いでる俺だけが使う権利あるんだよ」みたいな発言。
わたしが再就職したのは40歳になった年です。つまり今は50歳。
30代はあがきの年代だった。子どもを育てつつ、社会から隔離されないように時事系のブログ読んでた。その入り口はファイナルベントさんの極東ブログでした。
愚痴のような発言をネットで見かけると、まだまだやれることはあるのよ。って思うのよ。そうすると能力が…とか言われるので何も言えなくなる。学歴も目指していたものとはまるで違うし、就職後の実績も全然ない。わたしなんて何も持ってなかったけど、と思うけど、幸運は持ってたのかもと思うと何も言えない。そして好奇心だけはあったかも。どんなに生活に疲れてても面白い話だけは拾えてるし、今もそうかも。お金は無くても、楽しい気持ちだけは捨てないで、夫にひどいこと言われて、明け方に公園で泣くことがあっても、翌日は楽しいことをネットで拾って、ワクワクしてた。
今、この日記を読んでるあなたはつまりわたしが絶望した時に眺めてた同じ箱や同じような薄い板を使って、わたしの日記を読んでいる。きっとそこには、あなたを奮い立たせたり、明日も頑張ろうと思えるようなものが転がっているから、とりあえずいろいろ検索かけてみて。
そこに勝機はあるのだと。ネットで、男女格差の愚痴を言ったり絶望したりせずに、未来を見て、今の現実から這い上がろうぜと。
絶望した毎日から這い上がって、大きくなった子ども達から楽しい知識を得つつ、一緒に楽しみ、日々目標に向かって働いているそんな人生まで這い上がれた自分は思うのです。
イノベーションって、物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。である(wikipedia)
ある程度イノベーションを起こし続けて、新しい商品を作っていかないと、当然会社はどん詰まりである。
だから、上が起こせと行ったら、下はハイわかりましたと言って、カネもかける必要がなく、人出もかけないようなもので、企画書をだして通して、実行し、売上を増やさないとならない。
失敗や軌道修正なんか許されない。
当然うまく行かない。必要なのは犠牲者。つまり「あいつが悪かったから失敗したんだ」という人間。
はじめからうまく行かないものが、当然のごとくうまく行かなかったのを、誰か個人が悪かったがためにうまく行かなかったというようにしたい。
誰もそんな犠牲者になんざなりたくない。でも、犠牲者がいないということは「イノベーションを起こすふり」もできない。
リストラ候補者、中途採用者、後ろ盾がなくリスクに無頓着な起業バカ、ブラック勤務で疲弊している人間。そういう人間をなんとか犠牲者として社会が欲する。