2019-11-11

「なんで(私は優秀なのに)まともな仕事渡してくれないんですか」と絶叫した若手社員

絶叫したのは一人だけど、同じように周りを唖然とさせたのは更にもう二人いる。

三人とも若い女性で、高学歴最近高学歴若い女が怖いのは、この三人の影響です。

A子は新卒で弊社に入社した一年目の女性社員で、人当たりもいいし、性格も控えめで丁寧。隣の部署なので直接やり取りする機会は少ないけれど、悪い印象は無かった。ところが先日、彼女オープンスペースで先輩社員指導を受けている声を聞いた。

断っておくが、弊社はデスクはあるものの、集中したい場合などにオープンスペースを利用したりするだけで、決してこの子いるから来たわけじゃない。少し離れた席だったので、最初は二人が座ったのも気づかなかったほど。そんな中、すすり泣く声と共に

「私はもっとできるのに、なんでこんなに退屈でつまらない業務ばかりさせるんですか?」

という声が聞こえた。驚いてそちらを見ると、先輩社員は改まった顔で

「どのデータがどういうロジック抽出されていて、その数値の傾向を見ることで業務知識も深まる。まだ実業務に入って二ヶ月だし、この辺りの勘所は覚えてほしい」

と。なるほどなあ、という感じ。

A子の部署は決して花形部署ではないけれど、堅実で数字に強い社員けが入れる部署だ。

中途でも新卒でも、狙って入ることのできる部署ではない。A子もそれは多分自覚しているはずだ。辞令の時にもきっと役員から言われているだろうし。

だけど彼女は収まらない。

「じゃあ先輩がやればいいじゃないですか!私はもっと負荷が大きくてやりがいがあって、誇れる仕事がしたいんです!!」

おっと……。これ以上の立ち聞きは無用、と、適当に空いている会議室を予約して、その日はオープンスペースを後にした。

B子中途採用千秋似の愛嬌の良い子だ。

の子はとても明るくて、おっとりとしている。お嬢様なのか、ちょっと心配になることもある。

と、私は割と最近まで思っていた。多分周りもそうだと思う。それが、先日仲の良い同僚と飲みに行ったときに、B子が今腫れ物扱いされている、と聞いて驚いた。

あのB子が?と疑う私に、同僚が話してくれたのは、B子は事あるごとにやれ「パワハラだ」「セクハラだ」「軽んじられている」と、人事と上司メールをするらしい。

ただ、私たち感覚おかしくて、彼女感覚が正常なのかもしれないとも思った。私が新卒の頃は、業界的なものもあって、新卒飲み会に行くと脱げだのなんだの言われたり、お触りがあったりしたから。だから私たちの「普通」は今の時代に合っていないのかもしれないと思う。だから、どう思うかじゃなくて、何があったのかを確認した。

パワハラだと訴えた内容は、B子の作ったメール添削を先輩社員が行って、「こういう時はこういう言い回しを使ってね」と指導したそうだ。それがパワハラだったらしい。またある時は、B子更新したファイルを、上司先祖返りして上書き保存してしまったらしく、それを知ったB子が更に上書き保存をかけようとしたところで、先輩社員が「一旦別名保存にしてくれ」と依頼したところ、「改悪されたのは私なのに!なんで私がそんな事をしなくちゃいけないんですか!」とご立腹。…なるほど。

セクハラの件は、B子歓迎会の席で、隣の席に座ったベテラン社員距離がやや近く、タバコが臭かったことが該当したらしい。近さの感覚は人それぞれなので言及しないけど、まあ、なるほど。これが感覚の差か。

私の中でB子は本当におっとりとした子、というイメージだったので大変驚いた、と共に、どこで何を言われているかからいから、なるべく近づかないようにしようと思った。

C子はやや我が強いけど明るい子で、素直。

しかしこのC子、任せた仕事納期が守れない。もしくはとんでもないクオリティで提出してくる。

スケジュールに無理があったかスキル不足かと思って、ヒアリングをしてみた。他の業務との兼ね合いや、作業中に困った点、行き詰った点はどこか、と聞いてみた。そうすると、他の業務は今殆どなく、作業的には得意な分野だと言う。じゃあなんで?と思って、C子の指導をしている先輩社員相談した。(C子は去年の新卒なので、先輩社員指導はもうほとんど受けていないし、業務確認も受けていない)

私が指導役に相談すると、彼は小さくため息を吐いて「多分、居眠り」と零した。

居眠りかあ。そりゃ眠くなるよな~~~~~。と思ったんだけど、いやいや、どんだけ寝たらあのクオリティになるの?と思って深堀り。そうすると彼は「人事や上にも相談してるんだけど」と前置きしてから彼女は三時間くらい無断で外出して戻って来なかったりする。実際に睡眠障害の診断がおりていると教えてくれた。病気なら仕方ないか、と思ったものの、仕事ストレス睡眠障害を患っているなら、仕事を休んでしっかり療養した方が良いのでは?と思う。それは彼も思ったようで、無理して辛い思いをするなら、少し休んで自分で「大丈夫」と思ったら戻ってくるのもありだよ、と諭したらしい。ところが彼女は「それはできない」の一点張り。先日また数時間姿を見かけないからと携帯に連絡を入れたら、「辛くて外で泣いてました」と返事がきたらしい。

そんなこんなで、やたらと若い女社員に驚かされてばかりの日々です。

皆さんの職場はいかがですか?

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん