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はてなキーワード: アルコールとは

2024-01-27

anond:20240126125416

好きなものは人それぞれ楽しめばそれでいい。

身体に悪かろうがなんだろうが、それで早死にしたって、好きなことやってるんだから本人の勝手だと私は思っている。

ただ一言だけ言いたい。

酒飲みの文化は、酒を飲まない/飲めない者を疎外する側面があるということ。

この社会は、成人したら誰もが当然酒を嗜むものであるという前提で回っているところがある。

夕刻以降の飲食を伴う会合は、居酒屋という酒を飲むことを主たる目的とした場で開かれることが少なくない。酒を飲まない者からすると、明らかに供されるものが少なかったり、自分が消費したものに比して支払額が割高だったりする。

純粋食事を楽しもうとレストランへ出かけても、アルコールを飲みながら食べることを前提としている店だと、飲まない者は歓迎されなかったりする。もちろん、アルコールとの相性を念頭に置いていても、飲まない人も歓迎してくれる店もある。一方で、高級店でも(さすがに面と向かってはっきりは言わないが)心理的圧を感じさせるところもある。 (飲食店の収益モデルが間違っているのだと常々思っているが、)それなりに生きているので、その場に合わせてノンアルコールドリンクをオーダーする。ただ普通に食事をしたいだけなのに、なんでこんなに気を使わなければならないんだ。



食事と酒のマリアージュが素晴らしいというのも、多少は分かるよ。

(飲まなくても)眩暈がするほど多種多様な酒があるのを見れば、飲酒というものがたいへんな文化だというのも理解できる。

だが、飲まない者にも、勝手に絡んでくる困った側面があるのですよ。飲酒文化には。


たとえば、(酒ほどには層が分厚くはないが)ギャンブルという文化は、別にギャンブルをしない者に干渉してきて困惑させたりすることはないよね。

(身近にギャンブル依存症がいて困るというのは、特定個人問題であってギャンブルという文化問題ではない)


増田への攻撃的なコメントには、飲まない者がこの社会で肩身の狭い思いをさせられていることへの反感があるのではないか、と思ったりした。

この社会は、酒を飲む人と飲まない人とでは、飲む人に都合がよく作られているんだ。

(いまどき無理やり飲まされるなどということは少ないだろうから、昔に比べれば、随分と状況はよくなっているんだろう。 )

anond:20240127161755

ペースの問題だと思う。アルコール度数5%として

アルコール2gしか違わないので、ほぼ同じと考えていいかと。

350mlのほうが酔わないと感じるのであれば、より飲むのに時間がかかってると考えるのが自然

今度から時間を測ってみては。

ベンゾ系の抗不安薬依存性があって離脱症状が出るので長期服用は非推奨、というのが医学では常識みたいだが、アルコールと比べてどこまで危険なんだろ

anond:20240126125416

ブコメアルコールの次はカフェイン規制なんか来るわけないだろw

アルコールの取り過ぎで脳萎縮してないかアルコール守りたさに認知が歪み過ぎ

2024-01-26

anond:20240126125416

飲まないので、とにかく夜の時間が長い。飲むと結構すぐに寝ちゃう

酒飲みだけど逆だな

覚醒中に解毒しきれずに残ったアルコールは(まあ、気分的なもので実際は水飲んだりして対策しても何時間後も残っているんだが)翌朝に悪さするので、酒を飲んだ時ほど眠りにつく時刻を遅くしてる

酒を飲まない日はそんなことを気にしなくて良いので、早々に入眠し睡運瞑菜実践することができる

anond:20240126125416

アルコールなんていう前世紀の軽毒物に頼っていないで、健康的に楽しめる食事というものを探ってみるのが「通」というものではないか

1ヶ月断酒の気付き

毎年健康診断前の1ヶ月は断酒するようにしている。

20代、30代の頃は365日ほぼ毎晩必ず飲んでいたんだけど、40代になって中性脂肪ガンマGTP尿酸値がBとかCとか出るようになったので、健康診断前くらい酒断ちしてみるかという軽い気持ちで始めてみた。

下戸の人に毎日飲んでるやつはアル中とか言われるのも、ちょっとだけムカついてたので、自分アル中じゃないというのを確認する意味もあったりする。

別にお酒は好きだし、仕事的に飲まないと不都合出ることも多いのであくまで1ヶ月だけの禁酒

あと別に酒以外の他のもの特に節制はしていない。

<良かった変化>

・朝がめちゃくちゃ爽快。午前中が捗りまくる

酒をやめて一番のメリットは間違いなくこれ。午前中の脳の動きが段違いに違う。

前まではギリギリに起きてシャワー浴びて、仕事いって午前中はゆるっと始めるみたいな感じだったんだけど、酒を断つとパキッと目覚めて、朝からバキバキ思考が回る。

入り組んだタスクやらメールを処理して、時間かかりそうな資料とかもすげー捗る

仕事の出来不出来と飲酒習慣は個人的にはあんまり関係ないと思ってはいるが、午前中の脳みその回転だけはマジで飲まない人の方が良いと思う。

・朝の目覚めがスッキリしてる

お酒を飲むと朝5時半とか6時くらいに起きて、トイレ行って二度寝してギリギリに起きるみたいな感じだったのが7時までバッチリ寝られて、朝の目覚めが爽快。

頭の痛みとか寝足りなさとかが、ほぼ無くて朝ごはんもめちゃくちゃ腹減るので普通に食べられる。

朝ごはん買いがてら、ちょっと遠くのセブンイレブンまで散歩して帰ってくるとなんとも言えない充実感がある。

・夜が長い

飲まないので、とにかく夜の時間が長い。飲むと結構すぐに寝ちゃうのだが、とりあえず遊んだ勉強したり、本読んだり映画みたりする時間がたくさんある。

飯も飲まないのでさっと食べてしまうので、8時前とかには夕飯終わるので、そこから12時くらいまでまぁ色々とできる。

今はもっぱらストリートファイター6で、1ヶ月でマスターまで上がれそう。

<悪かった変化>

食事が楽しくない(特に夕食)

食を仕事にしているというのもあるのだけど、酒を飲まないと美味しくない料理がたくさんある。

美味い料理というのは、お酒と合わせて初めて完成されるんだなというのは、改めて感じる。

孤独のグルメのゴローさんみたいに)下戸の人は米と合わせて食べるというのを聞いて実践してみた。

食事としては悪くはないが、酒と比べるとやはり複雑さマリアージュ面白さ、味のバリエーションなど楽しさはだいぶ劣る。

自分は食の喜びが人生の喜びとして普通の人よりも何十倍も大きいので、これがかなりキツい。

禁酒中は食事すること自体がかなり億劫になる。

食の興味が減ると仕事に影響出るので、やはり1ヶ月が限度かなと思っている。

・甘いものが食べたくなりすぎる

酒を飲んでいる時はスイーツの類は苦手なのだが、禁酒中はとにかく甘いものが欲しくなる。

シュークリーム大福ケーキアイスなどなど。

ご飯食べた後にデザートが無いと、物足りないという気持ちが初めてわかった。

3時のおやつとかも、やっぱり欲しくなってチョコレートとか買って食べた。

自分コンビニスイーツとか買うのマジで何十年ぶりレベル

スイーツ男子下戸だったり、酒を飲まないインド人がやたら甘いもの食べたりしてるの見ると納得する。

炭水化物欲しくなりすぎる

甘いものと同じで、酒をやめたらとにかくご飯が食べたくなる。

パートナー別に普通にお酒飲んでるので、自分禁酒中でも普通に居酒屋かに付き合うことになる。

烏龍茶飲みながら食べるおつまみは美味しくなく、〆の親子丼とかチャーハンとかそんなのばっかりを頼んでしまう。

総じてアルコール取ってた時より、カロリー糖質摂取量はだいぶ上がってるように思う。

身体が冷える

元々暑がりなくらいなのだが、酒をやめると身体がどんどん冷え性になった。

手足が冷たく、厚着をしていてもなんだか寒い

外に出るのが寒いという理由億劫になる。布団に入ってても足が冷たくて嫌な感じがする。

生姜入りのチャイとか作って夜飲んだりしてるのだけど、なかなか冷えが取れにくい。

冬の断酒ちょっと考えものだなと思った。

・寝つきが悪くなった

夜寝る時に仕事タスクとか色々と困ってることとか駆け巡って、とにかく寝付きが悪い。

12時前に布団入っても寝落ちするのが2時を回ることもザラ。

瞑想とかを初めて心を落ち着けから寝るというのもトライしてみたが、結局布団に入るとやはり思考がぐるぐると回ってしまう。

お酒のむと考えなくて良くなるのは、デメリットでもあるけどメリットでもあるなと感じた。

・酒飲んだパートナーと付き合いにくい

パートナーもそうなんだけど、酒飲んでる人の相手がめんどくさい。

臭い感じでベタベタされると、エロい気持ちよりも酒臭ってなる気持ちが大きくなってしまう。

お互い飲んでる時は全く気にならないから、下戸の人が酒飲みを嫌う気持ちはよくわかった。

まぁ、取り合えずそんな感じ。お酒健康に悪いかもしれないけど、メンタル的な意味では結構役に立ってるなというのは感じている。

1ヶ月くらいだと色々と面白い気付きあるので、他の酒飲みの皆さんも試してみると良いよ。

追記

結構断酒とか節酒とかやってる人多いのね。

週1くらいのペースで飲んでる人だと、おそらく当てはまらないのも多いかも。

>酒とご飯必須じゃない。

それで十分に食事を楽しめてる人はそれで良いのだと思うのよ。

自分ワインエキスパート取ったり、酒ディプロマ取ったりするレベルの酒好きだし、仕事も食に関係することやってるので、やっぱり酒と料理の組み合わせの楽しさや美味しさは実体験としてあるんだわ。

普段どれくらい飲むの?

ビールだと350ml缶3本くらい、ワインだとボトル半分くらい。飲むときは、それの倍くらい飲むかな。

冷え性になる

漢方的なことで言えば、酒は身体を温める薬だからね。

あと、代替としてとる甘味とかは身体を冷やすものが多いから。

とりあえず、カレーとかスパイスとか積極的に取るようにしてる。

健康診断の数値どうなった?

今年はまだわからんけど、去年、一昨年はオールA判定に戻ったよ。

なんか、酒嫌いな人のトラバコメントがやたらと攻撃的で嫌になるな。

酒を意識的にやめられて、飲み方を自分コントロールできるならアルコール依存じゃ無いよ。

酒飲まない人生否定しないし実際に飲まない良さも体験もして書いてるので、酒飲む人生否定しないでくんないかな。

あなただって自分の好きのもの否定されたら気分悪いでしょう?

2024-01-22

バーウイスキーを飲もう その3

その2からの続き

 

増田お勧めウイスキー

その個性を楽しめるという点からシングルモルトバーで飲むウイスキーとして勧める。今までシングルモルトを飲んだことがなくても例えばバーテンダーに「シングルモルトを飲んでみたいのだけど何を飲むのか良いか」と聞けば一緒に選んでくれる。そういう質問にはバーテンダーも慣れていると思う。このようにバーテンダーに相談するのが一番であるがあえて増田お勧めするシングルモルト銘柄理由は以下の通りである

ところでオーセンティックバーでのウイスキーの値段であるがもちろん店とボトルによるがオフィシャルスタンダードクラスシングルモルト(例えば上記グレンモーレンジオリジナル)1杯でその店のスタンダードカクテル(例えばサイドカー)1杯と同じぐらいのことが多いと思う。

 

余談 上記富士シリーズコロナ禍以降に発売されたものだが同様にコロナ禍以降に発売されたウイスキーで手頃な価格でなかなかコストパフォーマンスに優れるボトルがあるので紹介しておく。バーで飲むというより家で気軽に飲むのに向いていると思う。いずれもスーパー等でもよく見かける。

 

ウイスキーの飲み方

今のオーセンティックバーではオフィシャルボトルスタンダードクラス市販価格で700mlボトル1本1万円程度くらいまでのウイスキー)はハイボールオン・ザ・ロックで飲む人が多い(シングルモルトに限るとストレートも多い)ように感じる。それを超えるオフィシャルボトルボトラーズの場合ストレートで飲む人が多いと思うが中にはバーでの提供価格が1杯1万円を超えるようなウイスキーハイボールで飲む人もいる。水割りやお湯割りで飲む人は少ない気がする。またトゥワイスアップ(ウイスキーと同量の常温の水で割る)は少なくとも増田バーで注文しているところを見たことがない。ストレートで飲む人で加水用の水を頼む人はたまに見る(ウイスキーの品揃えが豊富バーなら少量ずつ加水できるよう小さな差しに入れて出してくれる)。

結局は好きなように飲めば良いのであるアルコール度数が60%を超えるウイスキーやスモーキーウイスキーなど人によってはストレートでは飲みにくいものもあるので飲み方もバーテンダーに相談するのが一番である

ストレートオン・ザ・ロックにはチェイサーとして水が出てくる。舌をリフレッシュさせるためだけでなく胃腸を守るためにも合間に水も飲みながらウイスキーを飲もう。

なおウイスキーの純アルコールであるが1杯30mlアルコール度数45%とすると30ml×45%×比重0.8=10.8gでアルコール度数5%のビール500mlの純アルコール量20gの半分ほどである。言い換えるとウイスキー2杯で500mlの缶ビール1本よりやや多いということであるので飲む量やペースの目安にすると良い。

ちなみにオーセンティックバーではボトルキープはできない店が多いが中にはボトルキープできる店もある。ただ色々なウイスキーを試すことを勧めるこの記事の主旨には合わないので特に書かない。

 

バーウイスキーを飲むとき大事ルール

バーウイスキーを頼むと目の前にそのウイスキーボトルが置かれる場合が多いがボトルを手に取ってラベルをじっくり見たい場合は必ずバーテンダーに「手に取ってボトルを見て良いですか」と聞いて許可を得てから慎重に触ろう(酔ってきたら触らないようにしよう)。カウンターの上にボトルを並べている店もあり、そのボトルを見たい場合も同様であるが密集して置いてある場合も多いのでそもそもまり手に取らない方が良い。ボトル許可を得て手に取って見る場合でも絶対に栓を抜いてはいけないし、ましてや匂いを嗅いだりしてはいけない。場合によっては出入り禁止になる。

またボトル写真を撮りたいときバーテンダーに許可を取ろう。店によっては写真を撮ること自体は良くてもSNSへの掲載は不可とかバーテンダーも含め人の顔は写さないようにとか注意事項を言われることもあるのでその場合はそれに従おう(そもそも何も言われなくても他の客の顔は写さないようにしよう)。

なおそのボトルを次に他の客がオーダーした場合ボトルはその客の前に置かれることになるのでラベルを見たい場合写真を撮りたい場合はすぐ見たり撮ったりしよう。

 

ウイスキー豊富に揃えているバーを探すには

単純に「駅名 バー ウイスキー」で検索して探せば良いと思う。検索するとウイスキー豊富にあるオーセンティックバーとともにウイスキー専門のバーが見つかるかもしれない。ウイスキーを専門とするバー自分の行動範囲にあれば行ってみると良いと思う。マニアック世界が見られて面白いはずだ。マニアックバーほどウイスキーをあまり飲んだことが無いならそのように最初に言った方が適切に接してもらえる。逆に知ったかぶりは何のメリットもないしどうせすぐばれるからやめよう(バーテンダーだけでなく他の客にもすぐばれる)。オーセンティックバーだけでなくウイスキー専門のバーで飲むことも含めるためにこの記事タイトルには「オーセンティック」という言葉を使わなかった。

 

 

終わり

バーウイスキーを飲もう その2

その1からの続き

 

アルコール度数について

スコッチウイスキーは瓶詰め時に40%以上のアルコール 度数であることが求められる。大量生産される製品は水が加えられてアルコール度数が均一化されているが少量で販売されるボトルは加水せず樽から出されたそのままの度数であることも多い。この樽から出されたそのままの度数のことをカスクストレングスという。カスクストレングスであっても長熟のボトル度数が低めであることが多い。

 

ピートについて

ウイスキー製造に使う大麦麦芽は成長を止めるためと貯蔵のために乾燥させられている。この乾燥に用いられる燃料のうち伝統的な燃料がピート(泥炭)である。このピートを燃料とするとピート香り麦芽に移りこの麦芽を使ったウイスキーにはピーティと言われる香味(燻製のようなスモーキーさとヨードチンキや正露丸のような薬品香)がもたらされる。その香りピートを燃焼させたときの燻煙に含まれフェノール化合物によるものであるが、その麦芽に含まれフェノール化合物割合フェノール値と言いppm単位として示される。このピートスコットランドに広く存在するがアイラ島ピートには海藻由来の成分が多く含まれ特に薬品香を強くもたらすと言われる。このピート乾燥させた大麦麦芽を使った原酒は程度の差こそあれアイラのみならず多くのスコッチウイスキーに使わている。また日本ウイスキーにも広く使われている。

ウイスキーがどれくらいピーティかは実際にはフェノール値だけでなく蒸留のどのタイミング蒸留液をどう使うかや熟成に使う樽によっても変わるのであるが便宜的にフェノール値を用いてほぼ0の場合をノンピーテッドそれから順に(人によって違うが)10ppmぐらいまでをライトリーピーテッド、25ppmぐらいまでをミディアムピーテッド、50ppm台までをヘヴィリーピーテッド、その上をスーパーヘヴィリーピーテッドとしてウイスキー区分することがある。ただ特にフェノール値が非常に高いような場合、例えば150ppmウイスキーを飲んでも50ppmの3倍スモーキーだと感じるようなことは(増田経験上は)ない(多分それを目指して作っていないと思う)。フェノール値はあくまで目安である

 

ノン・チルフィルター

ウイスキーには様々な成分が溶けているがその中には冷却すると目に見える澱や白濁の原因となるものがある。この原因となる成分を除去するためにウイスキーを冷却して濾過するのだがこの成分にウイスキー香りや味わいの成分が含まれるとして香味が薄くなるのを避けるためにこの冷却濾過をしないウイスキーがある。このような冷却濾過しない製法もしくは冷却濾過していないウイスキーのものをノン・チルフィルタードと言い、一般にラベルにNon-Chillfilteredと書かれている。冷却濾過は大量生産するウイスキーの味の均一化という側面があるとも言われる。

 

主な蒸溜所のごく一部

スコッチウイスキー蒸溜所地域別(ハイランド、スペイサイド、ローランドキャンベルタウン、アイランズ、アイラ)に分類されることが多い。ここではスペイサイドとアイラ蒸溜所の一部を紹介する。ここに挙げた蒸溜所はすべてモルトウイスキー蒸溜所である

 

オフィシャルボトルボトラー

ジャパニーズウイスキー

日本ウイスキースコッチウイスキーから大きな影響を受けている。そのため法律に基づく部分を除き日本では用語等はジャパニーズウイスキースコッチウイスキーで同じ意味で使っていると言えるのであらためて説明しない。日本ウイスキーについてオーセンティックバーで見ることが多い銘柄のうちいくつかを紹介する。

 

代表的銘柄のごく一部

 

ジャパニーズウイスキー定義

もともと日本ウイスキー定義酒税法で定められたものだけで非常に緩く輸入した原酒を日本で瓶詰めしただけのウイスキージャパニーズウイスキーと称されて販売されたり、酒税法上の焼酎海外ジャパニーズウイスキーとして販売されたりしていた( https://toyokeizai.net/articles/-/216248 )。その問題への対処として業界団体である日本洋酒酒造組合が「ウイスキーにおけるジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」でジャパニーズウイスキー定義した( https://www.yoshu.or.jp/files/libs/550/202303291553482719.pdf )。この基準施行前に販売していたウイスキーについては経過措置により従前の表示が認められているが2024年3月31日で経過措置の期限となるためもしかすると一波乱あるかもしれない。

 

その3へ続く

 

バーウイスキーを飲もう その1

以前オーセンティックバーに行こうという記事を書いた増田だが今度はウイスキーのことを書く。

オーセンティックバーでバックバーに並ぶ酒のボトルを種類毎に数えたとしたらほとんどの店でウイスキーもっとも多いと思う。どんなウイスキーがあるかは店によって違いがありウイスキーの品揃えはバー個性の一部となっている。

ところでバーではウイスキー1杯(シングルショットとかシングルと言う)は日本では一般的に(ストレートで)30mlである。その1杯のバーでの提供価格を700mlのボトル市販価格と単純比較するとかなり高く感じるかもしれない。それにもかかわらずバーウイスキーを飲むことの最大の利点と楽しさはバー豊富ウイスキーの品揃えの中から色々なウイスキーを飲めることにあると増田は思う。前回のカクテルと同様にバーテンダーと相談してどのウイスキーを飲むか決めるのが一番であるウイスキーにはどんなものがあるか、どんな違いがあるかを理解するために役に立ちそうだと増田が思うことを書きたいと思う。

と思って書き始めたら3つに分割する必要があるほど長くなってしまった。この「その1」のスコッチウイスキーの「「シングル」という言葉と「ブレンデッド」という言葉」の項目の後はその3 まで飛ばしても十分である。あとはバーテンダーに聞こう。(もっとも何も知らず何も聞かなくても飲んで美味ければそれで十分ではある)

 

 

ウイスキー生産国ごとの分類

サントリー等のサイトではスコットランドアイルランドアメリカカナダ日本の5ヶ国で作られるウイスキースコッチウイスキーアイリッシュウイスキーアメリカウイスキーカナディアンウイスキージャパニーズウイスキー)を世界の5大ウイスキーとして紹介している。 https://www.suntory.co.jp/whisky/flight/about.html

この5大ウイスキーという分類のしかたが的を射たものなのかはよくわからないがとりあえずこの分類を出発点とする。

 

そして今回はこの中からアメリカウイスキースコッチウイスキージャパニーズウイスキー説明する。カナディアンウイスキーについては増田バーで見かける銘柄カナディアンクラブクラウンローヤルくらいだし増田としてはアメリカウイスキーと合わせて北米ウイスキーいいんじゃないかというイメージということもあって省略する。またアイリッシュウイスキーは主にブレンデッドウイスキー増田がよく行くバーにも置いてあるのだが増田があまり飲んでいないので省略する(詳しい人向けに書いておくとアイリッシュでもボトラーズやティーリングが出している中・長熟のシングルモルトはいつも行くバーで抜栓されたら一度は飲むという程度)。

 

アメリカウイスキー

アメリカウイスキーにはライウイスキーコーンウイスキーもあるがアメリカウイスキーといえばなんといってもバーボンウイスキー(単に「バーボン」とも言う)である

アメリカ法律ではバーボンウイスキーは主に以下の条件を満たす必要がある。

このチャーされた樽によりウイスキーにはバニラのような風味がつき主原材料コーンであることと相まってバーボン独特の甘さがもたらされている。

ポピュラーバーボンのボトルの例としては

が挙げられる。ここに挙げたバーボンについては入手が容易であり200mlボトルコンビニスーパー販売されているので自宅でも試しやすい。

なおジャックダニエルテネシーウイスキーとされるがテネシーウイスキーバーボンウイスキーの条件も満たすのでバーボンウイスキーに含めて間違いではない。


スコッチウイスキー

まずいくつかの言葉について説明する。用語は国によって定義が異なることがあるのでこの説明はすべて"スコッチウイスキーにおいては"という前提が付く。ただし日本ウイスキースコッチウイスキーからの影響が大きいため法律に基づくことを除くとスコッチウイスキーと同じ意味用語を使っていると考えて良い。またここでの説明は対比する別の用語区別する部分を主に書いていて定義としては網羅しておらずかなり省略している。なおスコッチウイスキーは単に「スコッチ」とも呼ばれる。(特にこのスコッチウイスキーの項がかなり長くなってしまった。面倒なら最初の2つ(「モルトウイスキー、~」と「「シングル」という~」)だけでも読むと「シングルモルト」という言葉意味がわかって役に立つと思う。)

 

モルトウイスキー、グレーンウイスキー

 

シングル」という言葉と「ブレンデッド」という言葉

なおスコッチブレンデッドウイスキーはいくつもの蒸溜所モルトウイスキーとグレーンウイスキーブレンドしているがその中で中核的なモルトウイスキーキーモルトという。例えば現在バランタイン17年のキーモルト(の一部?)はスキャパミルトンダフ、グレンバーギー、グレントファースということである https://www.ballantines.ne.jp/products/17years.html

 

言葉説明に飽きたり面倒になって飲む話に行きたくなった人はここからその3 へ )

 

樽について

アメリカウイスキーの項で説明したがバーボンの条件のひとつが「新品のオーク樽で熟成すること」である。ということは一度バーボンを熟成したオーク樽はもうバーボンの熟成には使えないことになる。このバーボンの熟成に使われた樽はスコッチウイスキージャパニーズウイスキー熟成に使われる樽のひとつとして使われている。バーボン樽によって熟成された原酒にはバニラ香やハチミツのような甘さ、洋梨リンゴのようなフルーツ感がもたらされていることが多いとされる。

またスコッチウイスキージャパニーズウイスキー一般的に使われる樽には他にシェリー樽がある。シェリースペイン生産される酒精強化ワインである歴史的にはこのシェリーがオーク樽に詰められてスペインからイギリスに輸出されその樽をスコッチウイスキー熟成に利用したと言われる。ただ1980年代に樽の状態シェリーを輸出することができなくなった(瓶詰めまでスペイン国内で行わなければシェリーを名乗れなくなった)ため現在ウイスキー熟成用の樽を作るためのシェリーを詰めて(シーズニングという)ウイスキー熟成用のシェリー樽が作られ、その樽が輸出されている。シェリー樽によって熟成された原酒にはベリー系のフルーツ感がもたらされるとされるがタンニンの苦みや硫黄臭のようなくせが感じられることもある(そのくせも必ずしも悪いことではない。それが好みの人もいる)。ウイスキー熟成に使われるシェリー樽のシェリーは種類が明示されている場合オロロソシェリーが多いが甘口のペドロヒメネスシェリーも見かける。ペドロヒメネス(Pedro Ximenez 略してPXシェリー樽の場合ウイスキーも甘口であることが多い。

他にもポートワインやマデイラワインなどのシェリー以外の酒精強化ワインラムなどに使われた樽や新樽もスコッチウイスキー熟成に使われる。

一般的に、特に大量生産されるウイスキーは色々な樽で熟成された原酒がブレンドされて製品となるが、途中で熟成に使う樽が変えられる場合もある。例えば16年バーボン樽で熟成最後の2年をシェリー樽で熟成するということがある。この場合最後の2年の熟成追熟という。最初と別の樽で熟成することで複雑な香味が与えられる。追熟した樽についてはラベルに○○ Cask Finishと書かれることが多い(例えばシェリー樽で追熟されていればSherry Cask Finish)。

樽がウイスキーに与える影響は樽が熟成に使われた回数と樽の大きさによっても異なる。当然ながら最初スコッチ熟成に使われたときファーストフィルという)が一番影響が大きく2回目、3回目…(セカンドフィルサードフィル…(セカンドフィル以降をまとめてリフィルとも言う))と影響が小さくなっていく。また樽の大きさが小さい方が樽と原酒が触れる割合が大きく影響も大きくなる。いずれも影響が大きければ良いとか悪いとかではなくて原酒や熟成年数等を含めたバランスウイスキーの味が決まる。なおスコッチウイスキー熟成に最もよく使われる樽の大きさは220L~250Lのホグスヘッドと呼ばれる大きさである

 

熟成年数について

ウイスキーは樽の中で熟成され樽の影響をうけながらまろやかになっていく。スコッチウイスキーを名乗るためには最低3年の熟成必要であるスコッチウイスキー熟成年数は満年齢で数えるため例えば9年364日であれば熟成年数は9年となる。一般熟成年数が長いほど高価になる。またウイスキー一般に味を均一化するため多くの樽をブレンドして製造されるがスコッチウイスキーでラベルに書くことができる年数はそのボトル製造に使われている原酒のうち最も若い原酒の熟成年数だけである。例えば熟成年数60年という超長期熟成の原酒が含まれていたとしてもそのボトルに使われている一番若い原酒が15年であったらスコッチウイスキーでは15年としか書いてはいけないことになっている。

スコッチウイスキースタンダードクラス1012年の熟成年数のものが多い。また10年未満の原酒が使われていると思われる場合は年数の表記がないものが多い。この年数表記の無いものをノンエイステイトメント(NAS)もしくはノンエイジ(NA)という。ノンヴィンテージ(NV)という言葉を使う人もたまにいるがウイスキーヴィンテージと言えば蒸留年(いつ蒸留たか)のことだろうと思うので増田は使わない。

ウイスキーは樽熟成している間に少しずつ蒸発して減ってしまう(気候に左右されスコッチで年1~4%と言われる)。この蒸発分をエンジェルシェア天使の分け前天使の取り分)と呼び長熟のウイスキーが高価である理由ひとつである

なお蒸留であるウイスキーは樽の作用により熟成されるものであって瓶詰め後は熟成されない。ただ瓶詰め後にアルコール分が蒸発する等で変化はありうる。この変化が好ましい変化だと感じる場合にその変化を瓶内熟成と言う人がいるのも言葉の使い方の違いとして理解はできる。ただ例えば熟成年数12年のボトルを買って6年保管しておいても熟成年数18年の味には絶対にならない。

 

 

その2へ続く

2024-01-19

anond:20240118221412

ピアノのC4とC4+C5が同じに聴こえるならセンスないよ

日本酒ワインアルコール度数同じ醸造酒から同じと言ってるようなもん

2024-01-17

松本人志の性加害報道過去の性被害フラッシュバックしてつらい

松本人志から直接被害を受けたわけでもないのに笑

一般人から芸能人まで含めて性被害報道など腐るほどあびてきて、そのたびに自分の性被害が思い起こされては湧き上がってくる怒りや不快感を寄せては返す波の様になだめてきたけれど、今回はそう上手くいかない。

松本人志ほどのビッグネームから何度も何処でも報道され続け、松本顔写真を見るたびにもう10年以上前にもなる過去の性被害が、いくら記憶からかき消そうとも何度でも鮮明に蘇ってくる。その度に、みぞおちのあたりが重く仕事生活に集中できない。松本の性加害が報道され始めた昨年末からずっと。

アマプラを開くとドキュメンタル広告松本人志のアップが出てきてそれもつらい。)

その夜(性被害描写注意)

10年前、年上友人男性Xに合コンを組んでもらったのが事のはじまり

Xとはたまに食事しながら趣味の話を楽しむ関係。付き合いが長く既婚者ということもあり信頼できるお兄さん的存在だった。

合コン自体はうまくいき、そのうちの1人(Xにあたる後輩)と交際することになったから報告とお礼を兼ねて食事に行った。

「それはよかった!あいつは良い奴だからよろしくね!」と喜んでくれ「お祝いだから!」という事でアルコールも入り時間が経ち、私はいつの間にか泥酔状態になっていた。自分の脚で立てず支えて貰いながら歩いたのは覚えている。


気がつくと、Xが所有する倉庫の固い床に転がされ下着を剥がされている最中だった。無茶苦茶びっくりしたし肉親や親戚にそうされているかのように生理的不快だった。必死抵抗するも力が敵わない。胸に顔を埋めるXはマリオドッスンのように重く動かすこともできず、そのうちぐったり疲れて組み敷かれなすがままになった。

事後、どうやってその現場を出たのか覚えていない。

携帯がなかった。どうやら食事した店に忘れてきたらしく、幸いそう遠く離れていないその店へ歩いて取りに戻った。

鏡を見ていなかったので分からないが酷い格好だったのだろう、男性店員さんが一瞬息をのん携帯を手渡してくれた。泥酔状態で店を出た私たちの姿も見ていたはず。何が起きたのか察知されたように感じて物凄く恥ずかしかった。逃げるようにタクシーに乗り込み帰宅した。ひどく疲れていたので、ベッドに倒れこんでそのまま眠った。

翌朝背中が痛むので鏡をみたら、長時間押しつけられていたせいか背骨にそって赤黒く床ずれのようになっていた。昨夜のこと、考えないように思い出さないようにしていると、Xからメールが届いた。昨夜のことを詫びるとともに昔からずっと私に好意を抱いていたこと、後輩にとられるのが悔しかったので出来心でやってしまった、できれば酔ってない時にもう1回やりたいという内容だった。

私は被害者じゃない

松本人志の性被害者Aさんのように私もXにお礼、いわゆる迎合メールを送った。

「びっくりしたけど気にしないでくださいヘラヘラ彼氏できたんで2回戦はまたいつかヘラヘラ」的な軽い文面だったと思う。

けどその迎合メールを送ったという事実が後々私を苦しめることになった。

これから彼氏になる男性の先輩にあたる、共通の知人も多いXの気を損ねたくなかったから重い話にしたくなかったし、妻子がいる相手から何か奪うつもりも脅迫する気もない、誘惑だってしてない、慰謝料なんて取られたらたまったもんじゃない、私は無害ですよと表明したかった。今思うと、あんな性被害を受けておいて、それでも相手に気を使うなんてどうかしている。

〝性暴力被害者は、被害に遭ったことを認めたくなかったり、社会的地位立場の差がある加害者との関係悪化を恐れたりして、加害者に順応や迎合するような行動を取ることがある。〟

松本人志の性被害者Aさんにぶつけられる「なんやこのメール性的合意があったんだろ!」これは私が10年以上、私自身にも浴びせ続けてきた言葉だった。

被害を受け入れるような迎合メールを送った自分は、頭がおかしいんじゃないか...とずっと苦しんでいたけれど、よくある行動なのだと知りようやく自分を許せた。

その後

Xとはそれ以来連絡をとらず会っていない。

合コンでできた彼氏とは3ヶ月ももたず別れてしまった。

一度だけ共通の友人にXからの性被害を打ち明けたことがある。

「えっ...知りたくなかった。Xと気まずくなるじゃん勘弁してよ。」と拒絶されたのをきっかけに共通の友人たちとも切れた。

後悔だけしている。食事に行くんじゃなかったとか、証拠をとっておいて闘えばよかったとか。もっと自分を守れたらよかった。

いまどうしているのか気になって

やめときゃいいのにXのSNSを探してのぞきに行ってみた。今回の松本人志に何か言及しているのか?性加害報道を眺め自分の行いを少しでも思い返すことはあるのだろうか?

まあー当たり前に無風よね。すっかり忘れているのだろう。仲間たちと趣味を楽しみながら平穏日常ポストが続いている。

年上のお嫁さんはお元気ですか?息子さんも大きくなられたことでしょう。あなたのようにならないといいですね。

年収1000万超えて人生ゴールしてしまって虚無

30代前半、IT系独身、男

サラリーマンとして年収1000万超えて、なんだか目指すところが無くなってしまった。

仕事趣味の延長みたいなもんで、余暇に色々作ったらそれが会社でたまに評価される。

新しいことを特別がんばらなくてもこのまま40歳には1500万超えそう。

20代の頃にフリーランス月収102万で「もっとがんばるぞ」ってイケイモードになったけど、あの頃の熱量が今はない。

知的好奇心(と各種学割)のために通信大学はやってる。

筋トレ趣味活もしてしてるけど、でっけえ熱意を注ぐほどでもない。

海外数年住んだりアラブやらアフリカいったりもしたから今さら海外旅行もな。

性器の反応は30歳超えて悪くなった。

酒飲んでいい雰囲気になっても、その後にマイ愚息がストライキしやがる。

性的にも引退か…?

シアリス個人輸入して、ためしに酒飲んで半錠飲んだらバクバクした。

勃起薬は心臓の薬だからアルコールとのマリアージュ死ねるって聞いた。怖い。

友人に話したら「もうとっくに子供育ててるステージじゃない?」って言われて、遅ればせながら婚活はじめた。

婚活女、マジでしか見てない。

身長170cmジャストのムキムキゴリラには金以外は期待しないか

ダブルインカムのが子育てに良いから500万超えてて同年代くらいを探しているが、女どもがことごとくプロフィール空っぽで、外見でしかアプローチを始められない。

全項目を埋めた俺が必死なやつみてぇじゃねえか。(必死になった方が良いとは思っている)

「ちんさんにマウンティング取られるから趣味ヨガとか男がよくわからないものしか書かない」ってポスト(旧ツイート)をそういや昨日見たな。

親父とオカンみたいに晩酌できる相手が一番良いんだが、9割が「飲めない」OR「付き合い程度」

日本人の55%はアルコールを分解する遺伝子があるってどっかで読んだ気がするんだが、飲めないのはモテアピールか?

飲酒バーサーカーなら即惚れるんだが。

とくに上手くいかなかった話でもなくて申し訳ないんだが、なんか今は人生めっちゃ凪。

2024-01-16

子連れディズニー大変だわ

アトラクション待ってる時に前にディズニースタッフコスプレしてる人が居たんだけど

その方のお召し物にうちの子供の手が当たっちゃって

「あっすみません!」て言ったんだけど

無言でこっちをにらみつけて子供の顔の高さで携帯アルコールスプレーを振り撒いて来たのマジ怖かった

2024-01-14

避難所限定的大麻を利用できるようにすると避難所の「癒やし」能力底上げできるかもしれない

■ 主張

要は避難所生活アル中危険から大麻やった方がマシでしょ

■ 主題

避難生活の癒やし能力の向上のために部分的大麻が利用できるブースを用意してみてはどうか

ただし、陶酔成分が多すぎる状態では先日のグミ配布事件のような別の事故を誘発するため、

極力薄めのモノ限定にしたい。

■ 内容

避難生活は端的に言って虚無と向き合っているという現実がある。

この虚無に第2の災害が襲いかかる。

人は根源的な虚無と向き合えないがために「陶酔」を利用しようとするが

日本では現状、合法的に酒しか利用できないため

この酒が津波のように避難所避難生活に襲いかかる。

実際に酒に殺されるのだ。

*1「自宅が全壊し、体育館避難した。避難所では酒を飲む人は多く、「飲ましたろか」という人もいた。」

ビル屋上上り飛び降りようとした。そやけど、下見たらびびってしもて。生きることも、死ぬことも、酒をやめることもでけへんかった」

*2「「酒乱タイプの人は、ほかの住民から苦情が出たりして、行政も把握しやすい。しかし、いわゆる『静かなアルコール』の人は見つけにくい」。

 亡くなる前日も買い物にやって来て、「こんな所おれんわ。帰りたい」とこぼした。「帰る所あるの」と聞くと、「ないけど帰りたい」と答えた。それが最後。」

さて。

2023年12月6日大麻から製造された医薬品の施用等」が可能となった。

部分的ではあるが民主主義的に大麻合法になったと言える。

我々は合法的大麻を利用することが条件付きではあるが可能なのだ

避難所避難生活から酒を如何に減らし、陶酔を増やすことができるか、

つまるところ避難所の癒やしの能力底上げするには大麻の利用もよいのではないか

というのがこの話のテーマである

酒は民主主義的に合法になったのではない。

だが医療大麻製品日本でも合法になっているのだ。

避難生活健康とは程遠いという現状を鑑み、適応範囲模索するというのは

別段おかしな話ではないのではないか

■ キャッチーな要約

 使い古された人類言い訳明日があるさ」「諦めたらそこで試合終了だよ」が

 もう言えなくなった高齢化社会災害において

 あと何年自分が生きるかもわからない80代の避難している人が

 財産、家、生活基盤、未来を失った状態毎日毎日

 強制的対峙させられてるって!

 どうしろって言うんだ!

 一服やって!

 お昼寝をみんなでしたほうがいいよ!

■ 予想される反論

 お前が吸いたいだけだろ

  ー> はい。そうですがなにか^^。

 大麻とか自分生活には無縁だから・・・

  ー> 通常の生活だとそうだろうね!その幸せ生活が保たれた状態だと無縁のほうがいいかもね。

 大麻労働意欲を阻害する

  ー> 避難所に居る人の労働is何!

 大麻怠惰にしてしま

  ー> 避難所怠惰になって何が悪い

 依存症になったらどうするんだよ

  ー> 一理ある。だが酒よりはマシ。

 長期間吸い続けると離脱症になって不眠症かになるエビデンスがあるよね

  ー> よく知ってるね。でも大体たかだか7日くらいだよ。酒の離脱はやべえよ。

 統合失調症高リスク保持者が吸ったらどうすんの

  ー> 一理ある。だが酒よりは、マシ。そういう状態だとすまんが酒で誘発されたとおもって諦めてくれ。

 パラノイア気質の陶酔しかできない人はリラックスしにくくね

  ー> そうなんだよ。別に無理にやらなくてもよくね。

 なんでそんなリスクを増加させることをしたいんだ?

  ー> 避難所アルコール問題は深刻なのです。アルコールニーズの代わりに大麻をあてがうという発想。

 現代大麻って陶酔成分が大量に含まれすぎててジャンキーじゃないと救急搬送されるんじゃね?

  ー> ^^(サイパン製のHHCH高濃度グミとかチョコとかそんな変なもん持ってくんな)

 現物を渡したら譲渡とか発生するんじゃね

  ー> その場で吸えるように適当設備を固定にすればいいんじゃね

 自称避難民が発生するんじゃねやめてくれ

  ー> 罹災証明書をつかえばいいんじゃね

 お前はいいことを言う!

  ー> 阿諛追従の輩め。どこがいいのかその所きちんとコメントしなさい。

■ エビデンスなど

長期化する避難所アルコール依存症割合が増加することが東日本大震災の事後経過でも明らかになっている

*3「震災家族仕事を失い、不安気持ちを酒で紛らしている」

震災対応に追われた末の燃え尽き症候群可能性が高い」

だがこれは東日本大震災から言われ始めたことではない

1995年阪神大震災でも

*4「酒、酒、酒…。頭も体も酒に支配された。震災で命が助かったことを喜ぶべきなのに」

2016年熊本地震でも

*5「過度のストレスを解消するために酒に頼った」

*1 (7)役員の日々|震災2年目|阪神・淡路大震災|連載・特集神戸新聞NEXT

https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/02/rensai/199609/0005574843.shtml

*2 (2)ある素顔|震災2年目|阪神・淡路大震災|連載・特集神戸新聞NEXT

https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/02/rensai/199609/0005574848.shtml

*3【図解・社会東日本大震災1年・東北病院アルコール依存症患者割合2012年3月5日

https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_jishin-higashinihon20120305j-04-w420

*4 神戸新聞NEXT|連載・特集阪神・淡路大震災震災26年目|被災アルコール依存症… どん底から再起の男性断酒会で立ち直り支援

https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/26/202101/0013988816.shtml

*5 アルコール依存相談件数3.6倍と急増

https://mainichi.jp/articles/20180418/k00/00m/040/164000c







・・・大麻はとてもオカルト

2024-01-12

頑張れなくなってきた

上司とは前々から上手くいっていなかった。

詳細は省くが、高卒叩き上げの方。

彼は、働きながら大学院に進学した私のことを「俺はアイツを認めるつもりはないからな」といって憚らないような方である(この話は人づてに聞き、大変気分が悪くなった)。

昨年の10月11月は、仕事が大詰めだった。実際には休暇はほぼなかった。仕事の成果を発表するような会があるのだけれど、当然出ると思われていた上司は来なかった。副部長的な立場の人からコメントすらなかった。悔しく、心苦しかった。「どうして一言、皆さんに『よくやった』と言ってくれないのだろう」「私のせいなのか。そんなに嫌われてしまっているのか」と感じていた。

そうしたこともあったためか、会終了後は喪失感のような、漠然としたやるせなさに包まれているような感覚を覚えていた。

そのときには、モヤモヤとした違和感を感じる程度だったが、その後、だんだん不安や苦しさが強くなった。

昨年12月中旬から後半になると「ずっと気が休まらない」と感じることが多くなった。休暇中でも「不安や苦悩で頭がいっぱい」だと感じる、些細なことですぐに涙が出る、睡眠が浅く夜に何度も何度も目が覚める、動悸がする、仕事に行こうとすると足が震える、些細なこと不安が高まりやすい、吐き気が出る……などの症状が出現した。

これらは、直属の上司へも相談した。その際には具体的な指示はなかったが、耳を傾けてくれたことは少しありがたく感じた。

ただ出勤前日、出勤当日の朝は「本当につらい」と感じていることがほとんどで、「どうしてよいかからない」という気持ちになっていることも多かった。



一昨日、1月中旬には長男共通テスト直前出会ったにも関わらず、体調を崩し、発熱した。


休暇を取った日が、もともとの休暇の合間であったこともあり、皆さんにご迷惑をかけつつ、実質1週間の休暇となった。


この休暇中、ずっと頭を抱えていた。

今日休みは6日目なのだけど「もうこのままの働き方ではもう持たないのかもしれない」「どうにかしないといけない」「心と身体が壊れそうだ」……と考えられるようになった。


そこで「現状を文章にしよう」と考え、この文章をまとめ始めた。



名前を隠して、楽しい日記


もともとストレスチェックの結果も優れなかった。自身ソーシャルスキルにも偏りがあり、不安ストレス耐性の低さを自覚している。一人の時間が好きで、人と話すのは苦手だ。自信がなく、他者の和に入っていけない。

からこそ、スキルを学び、「自分の頑張りが足りないためだ。学ぼう」「組織に認められない中でもみんな頑張ってる。私も頑張らないと」と自分に言い聞かせて頑張ってきた。

組織に認められていない現状だからこそ、組織内外で頑張り続けないと、ますます認められなくなってしまう……と感じていた。

しかし年齢的な部分で徐々に気力や体力が減っていることや、これまでの蓄積した疲労などが噴出したことで、葛藤に耐える力や頑張る力が低下してきているのではないのかもしれない。


前までは乗り切れたことができない、疲労不安を感じやすい、以前は我慢できたことが我慢できない、葛藤に耐えられない、思うように成長に繋がらないなどの感覚が強くあり、それが日々悪化しているということは『些細な刺激にも弱くなることでより、葛藤課題に取り組む力が弱まり悪循環に陥っている』と思う。

調子が悪いのに、活動をし続ける。活動するから疲労がたまり調子が悪くなる」という悪循環は、ある種、アルコールでのストレス対処と同じような「活動にしがみついている」状態であると考える。活動をし続けることで、短期的に不安を和らげようとしているにすぎないとも考える。つまり今の状況では、こうした「(活動仕事への)しがみつき」を手放し、「活動と休息のバランスを整えること」が必要なのかもしれない。でも、それは甘えなのかもしれない。

自分のやっていることが組織に認められていないような感覚は、自分気持ち身体を徐々に蝕んでいたのかもしれない。でも、もう少し頑張れるかもしれない。

回復時間を確保せず、このまま疲労感を積み重ねていけば、取り返しがつかない状態まで自分自身を追い込む可能性もある。無理をしたまま突っ走っていると、遅かれ早かれどこかでポキッと折れてしまうかもしれない。でも、今が踏ん張りどきなのかもしれない。あとちょっと頑張ったら、楽になるかもしれない。

頑張れなくなるのは、怖い。

頑張ると少しだけ不安が減るからだ。





この文章をまとめようとするだけでも動悸がしてしまう。仕事量や生活見直しを行うことと並行して、専門家への相談受診)なども行っていく必要があると感じている。

俺はもうダメかも。

みんな、どうか、ご安全に。

2024-01-11

アルコールスプレーをシュッシュッ系のカフェ

なんで一部のカフェ飲食しているすぐ近くのテーブルアルコールスプレーをシュッシュッってするんだろ。結構アルコール自分食べ物飲み物に掛かってくる。アルコールスプレーをしないとクレーム言うような人が居るのだろうか。もしくは客に対する解像度が低いのか。アルコールスプレーを使うにしても、せめて周囲に撒き散らさないで欲しい。衛生面が気になる人はウエットティッシュとか持ち歩いていると思うし、真っ先にお得意のコストカット対象に出来ると思うのだけど。

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