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2024-03-05

七尾市被害認定が厳しいせいで被災住民地獄だよ

罹災証明書を受けたり公費解体生活再建補助金をもらうための第一ステップである被害認定作業ほとんとを県外都市部自治体から応援職員が行っているよ。

スピード優先で「立っているか」、「立っていないか」ぐらいの判断被害認定を行っているよ。

そのせいで倒壊は免れたものの、被災により柱がズタズタな古民家屋根ブルーシートで覆われているような古民家に対して「被害なし」の認定を連発しているよ。

住民避難所や2次避難中で不安しかないなのに生活再建ができないと絶望しているよ。

一部の元気な人たちや義憤かられた漁師たちが、市役所に2次調査申込で怒鳴り込みに来て怒号の能登弁をまくしたてたことろ、応援職員号泣するという地獄光景がひろがっているよ。(七尾市漁師町です)。

このまま被害なしとすると公的解体補助金支援が受けられないので、住民七尾市から逃げ出す算段を始めているよ。

特に東京大阪から移住してきた古民家リノベIターン勢は、2次調査まで待ってらんないので、このまま支援を受けられないなら実家都市部に帰ることを決断し始めたよ。

Iターン勢は観光や町お越しの中核なのに、その人達がいなくなったら町が死んじゃうよ。

それもこれも馳を筆頭とした行政対応がクソだからだよ。

七尾市被害認定が厳しいせいで地獄になっているよ。

2024-01-20

能登に行ってきた(ちょっと追記

自治体派遣能登にいってきた


https://kobe-note.jp/n/n9629ec5abf7a

ここに書いていることは、おおむね同意


これから本格的に、寒くなるのに時期が悪すぎる。

地理的問題道路事情拍車をかけてる。

他の災害に比べても、インフラ復旧が遅いのに、

環境が悪くて心配な小規模避難所が多すぎる。

地域の結びつき、集落助け合いは素晴らしいけど、

まるで老々介護だし、このままで持つとは思えない。

上下水道の復旧も住居も

生活再建に時間がかかるのに、

他所からボランティアがほんとに少ない。

他所から来る人を、受け入れやすい土壌でもない)


道路が寸断され、公共交通もないか

一日だけのボランティアなどは、

地域にとっても負担しかないけど、

ニーズ把握や受入体制が整う時間はないと思う。

覚悟できているボランティアだけでもすぐに受け入れないと、

地域のお世話している人に限界がきてしまう。


今後の雪や寒さ、土砂崩れなども心配だし、

避難所集約や二次避難学校再開

集団移転をすべきなのか、

問題も山積で、自治体は本当にキャパオーバー

地元社協もとてもとても。


例えば、福井富山岐阜など近隣県の

社協が、被災自治体ごとに入るとか

なんとかならないのだろうか。

金沢の2次避難体育館ボランティア募集とか、

報道しても、たいして意味ない。と思う。


マジで、みんなで何とかしてほしい。

自分は対して役に立ててなかったと思うし、

もどかしくて仕方ない。

家族に頼んで、少なくない額を寄付したけど、

大阪万博やめるとか、日本全体で本気になってほしい。


___________________

皆さんが、すこしでも考えてもらえて、うれしいです。

ちょっとだけ追記


> どんな能力ボランティアがどこに入って何をするべきなのか具体的に頼む。

> 例えば私がボランティアに行っても上下水道の復旧とかできないのだが。


なにより避難所運営福祉避難所支援です。

物資の受け取り・分配、食事の準備、トイレなどの清掃など

発災から特定の人がずっと担っているパターンがあります

それから、入浴支援、足のない方の移動支援

罹災証明書災害住宅申し込みの手続き支援など。

家については、今は片づけでなく(雪がふってしまったし。。。)

現段階では入り口ブルーシートでふさぐ程度でしょうか。


> で、どこの自治体ボランティアを受け入れるキャパないようだけど?


なので、近隣県の社協がまとめて入ってくるなど、

早急に受け入れ態勢を強化すべきと思っています

地元の方とも触れ合えないのですが、

受援力を助けるプロ経験者が必要と思っています


> 2次避難希望者はどうやったら増えるのか、困りましたねえ


本当にそうです。

石川県は当面、ここに全力投球されると思います

その時まで支えることが必要ですし、

外部者がはいることで、外の目線や考え方も入りやすくなり、

避難所集約や2次避難につながりやすくなるのでは

と思っています

2024-01-14

避難所限定的大麻を利用できるようにすると避難所の「癒やし」能力底上げできるかもしれない

■ 主張

要は避難所生活アル中危険から大麻やった方がマシでしょ

■ 主題

避難生活の癒やし能力の向上のために部分的大麻が利用できるブースを用意してみてはどうか

ただし、陶酔成分が多すぎる状態では先日のグミ配布事件のような別の事故を誘発するため、

極力薄めのモノ限定にしたい。

■ 内容

避難生活は端的に言って虚無と向き合っているという現実がある。

この虚無に第2の災害が襲いかかる。

人は根源的な虚無と向き合えないがために「陶酔」を利用しようとするが

日本では現状、合法的に酒しか利用できないため

この酒が津波のように避難所避難生活に襲いかかる。

実際に酒に殺されるのだ。

*1「自宅が全壊し、体育館避難した。避難所では酒を飲む人は多く、「飲ましたろか」という人もいた。」

ビル屋上上り飛び降りようとした。そやけど、下見たらびびってしもて。生きることも、死ぬことも、酒をやめることもでけへんかった」

*2「「酒乱タイプの人は、ほかの住民から苦情が出たりして、行政も把握しやすい。しかし、いわゆる『静かなアルコール』の人は見つけにくい」。

 亡くなる前日も買い物にやって来て、「こんな所おれんわ。帰りたい」とこぼした。「帰る所あるの」と聞くと、「ないけど帰りたい」と答えた。それが最後。」

さて。

2023年12月6日大麻から製造された医薬品の施用等」が可能となった。

部分的ではあるが民主主義的に大麻合法になったと言える。

我々は合法的大麻を利用することが条件付きではあるが可能なのだ

避難所避難生活から酒を如何に減らし、陶酔を増やすことができるか、

つまるところ避難所の癒やしの能力底上げするには大麻の利用もよいのではないか

というのがこの話のテーマである

酒は民主主義的に合法になったのではない。

だが医療大麻製品日本でも合法になっているのだ。

避難生活健康とは程遠いという現状を鑑み、適応範囲模索するというのは

別段おかしな話ではないのではないか

■ キャッチーな要約

 使い古された人類言い訳明日があるさ」「諦めたらそこで試合終了だよ」が

 もう言えなくなった高齢化社会災害において

 あと何年自分が生きるかもわからない80代の避難している人が

 財産、家、生活基盤、未来を失った状態毎日毎日

 強制的対峙させられてるって!

 どうしろって言うんだ!

 一服やって!

 お昼寝をみんなでしたほうがいいよ!

■ 予想される反論

 お前が吸いたいだけだろ

  ー> はい。そうですがなにか^^。

 大麻とか自分生活には無縁だから・・・

  ー> 通常の生活だとそうだろうね!その幸せ生活が保たれた状態だと無縁のほうがいいかもね。

 大麻労働意欲を阻害する

  ー> 避難所に居る人の労働is何!

 大麻怠惰にしてしま

  ー> 避難所怠惰になって何が悪い

 依存症になったらどうするんだよ

  ー> 一理ある。だが酒よりはマシ。

 長期間吸い続けると離脱症になって不眠症かになるエビデンスがあるよね

  ー> よく知ってるね。でも大体たかだか7日くらいだよ。酒の離脱はやべえよ。

 統合失調症高リスク保持者が吸ったらどうすんの

  ー> 一理ある。だが酒よりは、マシ。そういう状態だとすまんが酒で誘発されたとおもって諦めてくれ。

 パラノイア気質の陶酔しかできない人はリラックスしにくくね

  ー> そうなんだよ。別に無理にやらなくてもよくね。

 なんでそんなリスクを増加させることをしたいんだ?

  ー> 避難所アルコール問題は深刻なのです。アルコールニーズの代わりに大麻をあてがうという発想。

 現代大麻って陶酔成分が大量に含まれすぎててジャンキーじゃないと救急搬送されるんじゃね?

  ー> ^^(サイパン製のHHCH高濃度グミとかチョコとかそんな変なもん持ってくんな)

 現物を渡したら譲渡とか発生するんじゃね

  ー> その場で吸えるように適当設備を固定にすればいいんじゃね

 自称避難民が発生するんじゃねやめてくれ

  ー> 罹災証明書をつかえばいいんじゃね

 お前はいいことを言う!

  ー> 阿諛追従の輩め。どこがいいのかその所きちんとコメントしなさい。

■ エビデンスなど

長期化する避難所アルコール依存症割合が増加することが東日本大震災の事後経過でも明らかになっている

*3「震災家族仕事を失い、不安気持ちを酒で紛らしている」

震災対応に追われた末の燃え尽き症候群可能性が高い」

だがこれは東日本大震災から言われ始めたことではない

1995年阪神大震災でも

*4「酒、酒、酒…。頭も体も酒に支配された。震災で命が助かったことを喜ぶべきなのに」

2016年熊本地震でも

*5「過度のストレスを解消するために酒に頼った」

*1 (7)役員の日々|震災2年目|阪神・淡路大震災|連載・特集神戸新聞NEXT

https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/02/rensai/199609/0005574843.shtml

*2 (2)ある素顔|震災2年目|阪神・淡路大震災|連載・特集神戸新聞NEXT

https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/02/rensai/199609/0005574848.shtml

*3【図解・社会東日本大震災1年・東北病院アルコール依存症患者割合2012年3月5日

https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_jishin-higashinihon20120305j-04-w420

*4 神戸新聞NEXT|連載・特集阪神・淡路大震災震災26年目|被災アルコール依存症… どん底から再起の男性断酒会で立ち直り支援

https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/26/202101/0013988816.shtml

*5 アルコール依存相談件数3.6倍と急増

https://mainichi.jp/articles/20180418/k00/00m/040/164000c







・・・大麻はとてもオカルト

2021-08-15

洪水被害にあったらやること

住人(特に持ち家をもっている人)にとって、洪水は水がひいてからが真の戦いになる。

うちは避難所ではなく自宅2階に避難した。周囲が3mの水深、床上1.5mの浸水。今回は自宅避難メインで災害後にやったことを記録しておく。


被災後は呆然としてしまう。頭がまっしろになって、なにから手を付けたらいいかからなくなる。だから結構細かく書いた。全部つめこんだから長いけど、読み飛ばしてもらって構わない。もしもの事態に遭ってしまったときに、この記事を思い出してもらえたらとても嬉しい。



とにかくまず被災写真を撮る

被害にあった場合、まずはとにかく写真を撮る。撮りまくる。可能なら水深が一番あるときの室内の写真も撮っておきたい。また、床下浸水であったとしても写真をとっておくこと。床下浸水でも中規模半壊に認定されて保障がもらえる可能性はあるし、家の補修(消毒作業)は必要

写真を撮るポイントウェザーニュースサイトがわかりやすい。https://weathernews.jp/s/topics/202007/050075/

 ①建物の全景を撮る

 ②浸水した深さを撮る(メジャーがあると良い)

 ③被害場所を撮る

あと新宿区のやつがわかりやすい https://www.city.shinjuku.lg.jp/content/000291807.pdf


この写真が、これから申請するあらゆる支援金保険ベンチマークになる。というのもこの写真プラス客観的情報)で罹災証明書の内容が決まるからだ。罹災証明というのは災害被害にあったこと、その被害の程度を証明する書類で、保険適用するとき支援金受給対象かどうか、支援金の額、税金免除会社特別休暇を申請するとき、ありとあらゆる後処理にこの書類が関わってくる。


床上浸水になると、棚は倒れ、畳は泥水に浮き、ひどい有様になる。正直目も当てられないので一刻も早く掃除したい、元にに戻したい気持ちになると思う。が、やけにならず、落ち着いて、写真を撮ってほしい。


写真撮影後の各種作業リスト

これがすべてうまくいけば、1階床上浸水でも大体1カ月程度で元の生活に戻ることができる。ただ自治体の動きの速さや、情報収集能力の差がでてくるのでかなりばらつく。うちの場合は3カ月で8割片付いた感じ。

もちろん全壊の場合は元の家には戻れない。今も仮設住宅に住んでいる人がたくさんいるのが現実である


電気・ガス・水道のチェック

これは洪水中に避難所に行っていて、片付けのために帰宅した人向け。ガス漏れしていないかブレーカーは落ちているか確認する。火花が散っているとか、ガスの臭いがするとかあれば、近づかずに最寄りの消防署とか役所かに相談する。断水状況も確認する。水と電気が使えると片付け作業が楽になるので、つながっていたら天に感謝したいところ。


泥(ヘドロ)の掻き出し

増水して家が沈んでいく速度に比べて水が引いていく速度は遅い。増水していくときは、家が河川に飲まれていく感じなので流れも早いが、水が引いていくときは次第に流れがゆるやかになり徐々に水かさが減っていくという感じ。これが厄介で、押し流されてきた漂流物や泥が様々な場所に堆積していく。室内ももちろん例外ではない。めちゃくちゃ粒子の細かい泥がヘドロになって室内にも積もる。うちの場合は5cmくらい積もった。


最初に直面する敵にして、最大の敵が泥。この泥がまじ厄介ということを書きたくてこの記事を書いているといっても過言じゃない。

臭い。とにかく臭い洪水によって流されてきた泥はいわゆる川底の泥ではない。ヘドロだ。これを吸うと病気になりそう、と本能に訴える臭いをしている。

実際洪水の後は感染症リスク高まるサンダル作業してて落ちているガラスを踏みケガして破傷風になるとか。土埃と一緒にレジオネラ菌を吸引して肺炎になるとか。無知だったので素手作業して手がかゆくなったりもした(おそらくなんらかの虫が泥の中にいて嚙まれたんだと思う)。

可能なら片付けを本格的に始める前に、衛生面で気を付けるべきポイントをまとめてるサイト、例えば下記サイトとかを一読しておくことをおすすめする。ほんとはゴーグル、長袖・長ズボン長靴ゴム手袋とか徹底しないといけないわけだが夏のクソ暑い中、外で作業するのは普通に無理げーなので、ポイントを押さえつつ自己責任うまいことやってください。


泥の話に戻るが、流れてきたそのへんの板でいいのでとにかく泥を屋内から掻き出す。ある程度掻き出せたら、ホースまたはバケツリレーで水を流す。

高圧洗浄機があると非常にはかどる。これがあるとないとでは天と地ほどの差がある。思い切って購入するか、借りるかしてなんとしてでも確保したい。

掻き出したらいったん気安めにアルコールスプレーをかけまくるのがおすすめ。なければハイターを薄めたものでもいい。臭いがだいぶましになる。どんだけ水を流しても壁紙や床にこびりついているので、家の補修をするまで根本的な解決はない。とはいえ避難所に行かず家に残る選択をした場合は、都度戦うことになる。避難所に行く場合も、次に家の片付けに来た時のカビの進行を少しは遅らせられるんじゃないかなと思う。

なお当然ながら庭や道路、屋外にもヘドロが堆積している。洪水が起こる時期は大抵夏なので、晴れるとそのヘドロは一気に乾燥する。そして風に巻き上げられる。部屋の窓を開けていようものなら部屋に砂がつもる。数時間置きに掃除をする必要があるし、外にでるときメガネマスクを推奨する。


この掻き出した泥だが、そのまま捨てることはできない。用水路が詰まるので。

いったん積んでおいて、ホームセンター営業を始めたら土のう袋を調達してそれに入れておく。被災後数週間後には、自治体の手筈が整い回収にきてくれるようになるはず。


車の回収と代車の確保

床上浸水した家の車はほぼおじゃんになるエンジンもかからないので動かすこともできない。室内のゴミと化した畳や家財道具を運ぶにあたり非常に邪魔なので早めに回収してもらう。

その車を購入した販売店に連絡がついて、車の回収と代車の申請が早めにできると一番良い。とはいえ難しい。早いもの勝ちになるし、なにより通信がしんでいる。


そんなときJAFに連絡するという手がある。電話がだめでも、アプリDLすればアプリから呼べる。JAFは水害で動かなくなった車も対応していて、代車の手配こそできないが、回収には来てくれる。

一昨年新車を買ったのでなんとなく入ったJAFだったが、まさかここで効いてくるとは思わなかった。なお新車泥まみれになりJAFドナドナされていくのを見るのはつらかった。

気が動転していると思うが、車が回収される前に、免許証めがね保証書系・ETCカードの置き忘れがないかチェックすること。


家財道具の運び出し

浸水にあった家財道具は基本すべて災害ゴミ陶器金属類は丁寧に消毒して使い続けることもできるかもしれない。タンスや机などの木製のものや、畳などはどうしようもない。もう捨てるしかない。

上の階に運び損ねた食べ物ももちろんアウト。うちの場合、米俵が1俵まるまる1階にあり、なんとか洗って食えないか試みたけど、数日後には全部発芽しました。水に漬かったし暖かいし当然だね。。。すごい発酵臭を放ちだしたためあきらめて捨てた。

捨てるものは全部いったん室内から出す。自治体被災ゴミ捨て場を整備してくれるはずなので、それをまって捨てに行く。このとき、謎のゴミ収集屋が出現し、親切な言葉をかけてきます無視推奨。あとで高額請求をふっかけられる恐れがあるので。焦らず行政ゴミ捨て場を使う。


家の補修(大工の手配、最低でも見積

床上浸水した場合浸水した箇所はすべていったん破壊しなければならない。床はもちろん壁も。いったん家の柱スケスケ状態にしてがっつり乾燥させる必要がある。

なぜなら、洪水によって持ち込まれた大量の雑菌がすでに家じゅうに浸透していて、カビだらけになるからだ。乾いたからいいやとか、泥を洗い流したからいいやとか、アルコールで拭いたからいいや、壊したら後が大変だしやりたくない、という気持ちになると思う。だれだって面倒なことはしたくないし、家は壊したくない。でもその家にこの先も長く住むつもりなら、これを避けては通れない。アルコールハイターで表面を拭いた程度ではどうにもならないくらいカビてくる。まじでカビる。ちょっと雨が降って湿度があがると一日と経たずに室内に腐海形成される。たぶんナウシカもびっくりする侵食速度だと思う。ふき取りと消毒で乗り切ろうとした家がうち含め何件かあったが、カビにやられてしまい結局みんな取り壊すことになった。


もし大工が確保できるなら、それがベスト大工と併せてシロアリ対応業者も手配できると最高。壁と床をぶちぬいて専用の熱風おくる器具で一気に完全乾燥させるので1日で乾燥完了する。さすがプロ

大工いない場合は、自分たちでやる必要がある。壁と床をぶち抜いて、柱用の消毒剤を塗ったり、地面用の消毒剤を撒く。自然乾燥場合、柱スケスケのまま最低1カ月は乾燥させたほうがいいらしい。プロ向け工具店の店員曰く、可能なら2カ月くらいは乾燥させたいところらしい。ここで湿ったまま進むと、カビはもちろんシロアリの格好の餌にもなる。うちの場合は、1カ月待てなかったので2週間くらい乾かした後、乾燥剤を買ってきて床下にばらまいて床を貼りました。自己責任


大工の数は限られているので、ツテがないと大工をすぐ確保するのは現実問題として厳しい。見積はとったものの2-3カ月たっても来てくれないから結局自前でやったという人は結構多い。

自前でやることに決めた場合でも、見積だけはとることをおすすめする。というのも大工見積があれば、その後大工が来てくれなかったとしても見積分のお金自治体負担してくれるからだ(自治体にもよるが、そういうケースがある)。

ちなみにうちは見積すらとれず、自前修理に使った資材のレシートを保管・整理し記録をつけて役所申請したが、びた一文もお金はもらえませんでした。かなしい。これ以上かなしむ人が増えないよう、みんなはなんとか見積まではとってほしい。

なお自前修理の際はDIYYoutubeを片っ端にみました。プロからアマチュアの方まで。全DIYYoutuberに感謝


罹災証明書の取得と支援制度

罹災証明書の取得は自治体によって細部違うが大まかにこんな感じ。被害状況の申し出をする→自治体担当者が家を訪ねてきて実際の被害状況を確認する→被害状況が判定されその内容が記載された紙(罹災証明書)が渡される。


行政から支給されるメインの支援金は、「被災生活再建支援制度」だ。全壊・大規模半壊・中規模半壊など被害の程度によって額がきまる。基礎支援金と加算支援金の2段構えになっているが、合計すると全壊なら150-300万、大規模半壊なら100-250万、中規模半壊なら25-100万支援がある。

大規模半壊と中規模半壊の差が非常に大きい。大規模半壊以上じゃないと保険対象にならない、等。床上浸水なら大抵の場合大規模半壊がとれるはずなので、しっかり写真をとって、大規模半壊の判定をもらいたい。


全国からのあたたか支援により、自治体に集まった寄付金住民に分配してくれる場合もある。このときの分配額も罹災証明書被害状況に応じて判断される。

ただしく罹災証明書を発行してもらえるよう、繰り返しになるが被害後の写真はしっかり撮っておきたい。


使える保険は全部使え

申請できるものはすべて申請する。もらえるお金は1円でも多くもらう。これが鉄則。

火災保険住宅家財

古い持ち家の場合火災保険に入っていないこともあると思う。もしくは期限が切れたまま放置してしまっているとか。ハザードマップ確認してやばかったら至急確認してほしい。被災後に受け取れるお金は1円でも多いほうがいい。切実に。

多くの場合火災保険に水災も含まれている。また家財保険もセットでついていたりあする。ただし、保険によっては水災は射程外だったり、家財に対してしか保障しない場合もあるため、読み直しておくのがおすすめ

車の保険

保険とか共済とかなにかしら入っているはず。書類を探し出して申請する。新車ならほぼ全額かえってくる。

店舗保険

自営業店舗をもっている場合店舗に対しても保険がかかっている可能性がある。水災も保障対象になっているか、どこまで保障対象になっているか建物も含むか、商材のみか、など)もみておくとよい。


そのほか、自営業用とか特定の業種向けとかいろいろ自治体によって支援金がでる可能性があるので、情報はしっかり収集する。


避難所に行くかどうかの判断

もし洪水を自宅避難で乗り切っていた場合、1階の被害状況によっては避難所に行ったほうがいいと思う。

浸水により室外機が故障するので、エアコンはつかない。浄水場浸水した場合きれいな水は出ないし地域によっては断水している。ガスもつかない(プロパンガスを交換してもらう必要がある)。1階に台所風呂トイレなどの水回りがある場合、床上浸水後は流れてきたヘドロが堆積するので使えない。漂流物で窓などが壊れている場合侵入者可能性もある(残念ながら)。備蓄があればいいが食料がないかもしれない。


熱中症リスクや衛生面の問題安全性、食料確保の観点から、貴重品をもちこんで避難所で寝泊まりするのは良い選択のはず。1階が主要な生活スペースだった場合、家に残るより避難所のほうが生活環境が良い可能性が高いし。洪水の翌日には災害用の中継車がきて無料インターネット解放されたし、洪水から数日後には自衛隊避難所風呂を設置してくれていた。1週間くらい後にはコインランドリー車(トラック型のやつがある。このとき初めて知った)も来てくれて洗濯ができた。また、食料については支給があるため心配必要はないし、衣服についても支援いただいたものをいただけるチャンスがある(着の身着のままか、数日分しかもってこないので、衣服はすぐ足りなくなる)。

加えて、避難所にいると自治体支援情報がすぐ入ってくる。テレビは哀しい哉、災害から1週間もたてば全く取り上げてくれなくなるので、自治体情報自分でなんとかして取りに行かなければいけない。その点避難所掲示板などで支援情報がまとまっているので便利である


そして家の片付け・補修が終わるまでは、昼間は家に帰って泥の処理、夜は避難所で休む、という生活がしばらく続く。友達とか親戚とか避難所生活した(そしていまも仮設住宅に住んでいる)ので、避難所のこともそのうち書けたらいいなと思う。



2018-09-23

anond:20180923014616

ゴミに関しては格安民間業者委託するって手はあるけど、

災害時の罹災証明書については自治会の束縛からは逃れられないよね。

自治会強制加入が辛いし、村八分が怖い。

奈良県とある市の村八分問題になってるけど、自治会の力って本当に強いんだな。

転勤で西日本の某市に引っ越して分かったことを書いてみる。

地域ゴミステーション自治会員専用で、当番で見張りをしている人に部外者ゴミ不法投棄していないか監視されている。

ゴミ分別も当番が厳しく見張ってて、出勤前の急いでいるときでもちょっとした分別ミスでも呼び止められる。

ゴミステーションを使えない場合は、15km離れた市の最終処分場まで搬入しなければいけない。それも平日だけ。

もしくは自分産廃業者を探せって。

うちのような自治体結構あるようだ。

https://matome.naver.jp/odai/2138096109034929701

まず「入町費」が1万円、月会費が2千円。これだけで初年度3万4千円。

他に、神社の「氏子費」が月千円。更に年間1万2千円。

あとは神社お祭りの「奉納」が慣例で5千円、町内会盆踊りの「奉納」も慣例で5千円。

合計初年度5万6千円、2年目以降は4万6千円になる。

ゴミステーション監視当番、お祭り盆踊りの手伝い、定期的な雑草取り。

これも強制参加で、半日有休を取らざるを得なかったりして会社からは白い目で見られてる。

先日の豪雨台風で近所も被害に遭ったが、万が一と思って火災保険請求必要罹災証明書の取得方法市役所

ホームページで見たら、罹災証明書申請には自治会長の判子が要ると書いてあった。

から自治会に入らざるを得ないし拒否権はない。

そして、村八分が怖い。

 
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