はてなキーワード: 何だかとは
精神と時の部屋やカンヅメカンみたいな効果を持った不思議な機械の力で私の精神とゲーム機だけを加速させて5時間の間に50時間分のゲーム体験をしたい。
今だとたとえばDQ11とかP4とか一度やってみたいんだけど、そのために50時間も使う気はないんだ。
とはいえやりたい気持ちは確かに存在するのでこの方法によって解決したい。
『三日間有給を使って徹夜でやりこめばいい』と思う人もいるだろうけどそうじゃないんだ。
1万円するステーキが食いたいんだけど千円しか金は出したくないってのと何も変わらないもんな。
ああそうですよ私が間違ってる。
なんだろうなあ。
かっこいいオッサンや可愛い女の子と一緒に冒険したり、こつこつLV upを繰り返したい気持ちはあるのさ。
どこかで見たような話を稚拙なテキストでなぞるだけのシナリオなのに、BGMや演出による効果と自分がコントローラーを握り続けた事による感情移入のせいで大げさに感動しちまいたさ。
溜め込んだ回復アイテムをふんだんに使ってラスボスをボコボコにしたいさ。
でもそれに時間を使うのは勿体無いぞともう一人の自分が叫び続けてるんだ。
そんななかでダラダラゲームなんてやっても、時間の価値を知らなかった中学生の頃みたいには楽しめない。
ああそうだ。
結局はあの頃みたいに、人生をジャブジャブ使っている事に無関心なままで呑気に涎垂らしてコントローラーポチポチ押してたいのさ。
今はもう駄目だ。
たとえばゲームオーバーになった時の感覚が昔と今じゃぜんぜん違うんだ。
子供の頃はゲームオーバーになると、画面の中で自分が敗北したことにショックを受けていたもんさ。
でも今は違う。
ゲームオーバーになって最初に感じるのは、あちゃあクリアにかかる時間が増えちまったぞ、さ。
過程を楽しむ余裕が無くなってる。
テキストは最高速にしてスキップスレスレのスピードで読み進めてる。
WIKIを見てないときでも、ロールプレイガン無視の最強装備の事しか考えない。
ルート分岐の気配を感じたら一周目からWIKIをなぞるだけの作業の始まりさ。
ネタバレを見ることよりも、分岐失敗で周回回数が余計に増えることの方が怖いんだ。
なんだこれ。
もうゲームなんてやめちまえ。
年に数本遊ぶかどうか。
でもまた味わいたいんだ。
あの頃のゲームへの没入感を。
私は人前で発表するのが大の苦手だ。苦手というより、嫌いの方が正しいかもしれない。発表という活動が本当に嫌いだ。シラバスに"発表"、"ディスカッション"という言葉をみた瞬間、「あ、これはダメだ」とその講義を半分本能みたいに避けてきた。そして今、壁にぶち当たっている。二年の後期に入った今、発表という二文字がシラバスにない講義がなくなった。
人前で発表するのが嫌な人=自信がない人、という方程式はよく見かける。私自身、そう考えている。自信がないのはそうなんだけど、何だか最近、実は自分が努力していたんじゃないかなと考えるようになってきて、頭がぐちゃぐちゃになっている。自分は努力をしない人間、という自分の中の定義がいつの間にか崩れていたんじゃないかと思う。
受験で都内の国立大入って、Aより下とったことないし、GPAもなんとか3.3くらいあるし、TOEICも悪くはないし、もしかしたらどこかで努力しているのかもしれないけど、分からない。どこからが努力と呼んでいいのかもよく分からない。自分が努力できていると実感できない。たとえ結果がついてきても、たまたまとか、今回だけだろうな、とさほど悲観的でもなく淡々と受け止めてしまう。そのたまたまが何回も何回も続いても、まあ私の能力じゃないだろうな、と考えてしまう。
なんていうか、自分の努力を認めてそれを自信にするという過程が全く分からないまま20年間生きてしまって、今更誰に聞いたらいいか分からない、みたいな。
発表辛いな。必修で何回も発表やってきたけど、何回やっても辛い。
どうしよう。行きたくないな。
行くけど。
工業高校に通っていた頃を、ふと思い出した話
時代だからかバカ学校だったからか、学校祭の準備期間になると制服を着ている人のほうが圧倒的に少なかった。
作業着を着てるのはまだ良い方で本番に着る衣装をそのまま来てる人も大勢居た。先生さえも変な格好している人もいたくらい。
正直自分でも可愛いと思えるほどに仕上がり、周りからは似合う似合うと煽てられて買い出しに行ってもまったく不審がられず、
周囲からは少し女を意識したような扱いをされて有頂天になった俺は何を勘違いしたのかその後も女装を続けることにした。
他のコスプレじみた格好をしている人に比べれば女装なんて大した問題じゃないと本気で思ってた。
委員だったので女装姿で校内を闊歩し、女子がいることに驚く男子の様子や、不穏な視線に過剰なスキンシップさえも心地よく
そのまま学校祭が終了した後も夏休みに突入するちょっと前までずっと女装してた
試験や夏休みを挟んだお陰で道を踏み外すことは無かったけど、女性がチヤホヤされたいって気持ちはもの凄く良くわかった。
女子→男子のチヤホヤと、男子→女子のチヤホヤはレベルが段違いで、心がフワフワしてとても心地よくなる。
何かにつけて話を続けようとしたり触れようとしてきたり、スカートが揺れたら視線で追う姿が何だかとても可愛いと感じてしまう。
最初こそ胸の大きさ控えめ・ヒザ下丈の長ーいスカートだったのに、煽てられたり貢がれている内に
高いウィッグとそこそこ大きな胸(柔らかい偽乳)・膝上20以上の超ミニスカ穿いてお姫様気取りだった。
実習の時間は流石に女装は解除していたけどそれでも周りの反応は全然違った。
今思い出しても結構面白い思い出なんだけど、道を踏み外すことが無くて良かった
そして何故先生は注意してくれなかったんだろう
道に踏み外すって表現がカチンと来た
※女装や同性愛等に対し「道を踏み外す」と表現してしまって申し訳ありません
私は元々異性愛者ですので、同性愛に目覚める事をそういった表現をしてしまいました。
まんざらでもなさそうで笑う
満更でもないどころじゃない、完全にアイドル気分だったし今思い出しても
自分が学校のアイドル(扱い)でほぼ全員に性の対象と見られていた事に正直ちょっと興奮する
プレゼント貢がれたり、学校全体が俺を女にしているように感じられて寧ろそれがちょっと心地よかった
最初は短パン穿いてましたが、貢がれた物の中にパンツがあったので、うっかり穿き始めた
最初は毛糸のパンツとかブルマみたいなコスプレじみた物だったが最終的には男物と併用する感じで普通のパンツ穿いてた(最盛期?には女物の割合かなり高め)
抑える用、見られても良い用、みたいに重ね穿きしてることが多くわざとパンチラしそうな行動するのが個人的に楽しかった
パンツが見えそうになるとソレまで全く別の行動をしていた男子の動きがピタリと止まってパンツが見えるまでベストポジションを保つ。ほぼ皆コレをする
細かいもの含めたらキリが無いけど、本気で興奮されてるってのは結構感じ取れた。
例えば、偽乳をつけて胸を大きく柔らかくした辺から更に女扱いに拍車がかかったし、ボディータッチみたいなのも増えた。
体育は実習と同じく女装解除してたが髪や胸が揺れたり下着が透けたりが見たいと言われて、女装したまま出るようになり、
授業前の準備体操の相手は物静かな子だったけど準備体操中に勃起しちゃうことがあって、それを見ても不快に思わなくて内心ヤバイかもと思った。
激しく身体動かすと簡単にウィッグが外れるので帽子着用して授業受けてた
服装は学校ある日は制服でちょっとエロい雰囲気(ミニスカにブラがうっすら透けてるだけだが)で、
休日はゆったりした普段着(女物)も着てたが夏休みの最初の頃(まだ熱も冷めきっていない頃)等は部活の練習試合を制服女装で応援にいっていた。
ただ、選手は試合に集中しているせいか、声張ると普通に男声なせいで俺が積極的な応援ができなかったからか
女装応援はそれ程盛り上がったわけでもなく、むしろ練習後のカラオケの方が盛り上がってた。
エロい展開で言えば、横に座った男子の足の上に足をかけるのが自分でもエロいと思ったし反響も凄かった。
アレは我ながら本当にエロイと思う。
妊活頑張るってことはつまりは頑張ってセックスするってことになるわけだけど、
何かもうどう頑張ればいいのか分からなくなってどんどんセックスするのが億劫になってきている。
いつだって子どもが欲しいからってセックスに誘うわけではなくて、ムラムラしたから誘うことだってあるわけで
そうやって誘っていたら誘い過ぎだと引かれたこともあって尚更誘うのが億劫だ。
妊活アプリで「排卵日だからチャンス!!」って通知が鳴り続ける週には気が重たくなってしまう。
そうか、でも頑張るってことはまず誘うところから頑張らないといけないのかって思ったりして。
それがなかなか難しいんだよな。
夫との年齢差があるっていうのもあるのかもしれないけれど性欲の度合いが釣り合っていないのかもしれない。
結婚して1年が経って住み慣れた家にいるとセックスする気がなくなってくるからホテル行こうと言って
泊まりがけで行ってもテレビ見たりAV見たりして盛り上がるのに特に何も起こらず
退出する1時間前になったら慌てて1回やって終わり。
そんなんなら休憩で入れば事足りるよ。
何も宿泊料金払ってまでやることじゃない。
でも、そうかそうやって相手の気分を上げさせて少しでもセックスする機会を増やすのも頑張ることの1つかって思ったりして。
共働きだから帰って買い物して夕飯作って食べたらすぐに疲れもあって眠くなって寝ちゃって
そういうのが重なって結局、排卵の週に2回するかしないかくらいしかセックスしないし。
寝ないために夕食後にコーヒー飲んだほうがいいのかな。
でも、飲んだところでどうせセックスしないんだろうけど。
まぁ、そんなんだから排卵日にガンガンセックスしてるわけじゃないから
1回で出来ちゃいましたとか聞くと都市伝説なんじゃないかと思えてくる。
今までの人生においてずっと避妊してきたのに、いざ妊活したら面白いほど妊娠しなくてもはや笑えてくる。
別に不妊症とかではないし、身体のリズムも整ってるし、年齢的にもまだ全然大丈夫。
産婦人科で診てもらってないから何が理由なのかは分からないけれども。
友達に精子顕微キットをもらったから使って見てみようって言ったけど、頑なに断られるから調べられないし。
もう少ししても出来なかったら産婦人科に行ってみるしかないかなぁ。。
とりあえず、頑張るって何だろうって思う今日この頃。
アレは何だったんだろう
今では当たり前のように、政治・経済・国際情勢・その他出来事、様々なニュース(記事)を見ている
当時の親や、周りの大人達よりずっと詳しい自信がある
でもそれが何かの役に立ったかといえば大してない
もちろん理想論として、社会のことを知っていないといけないということは分かる
それにしたって余りにも役に立たない
今まで新聞やテレビは、エンタメを何だか高尚なもののように見せかけて売ってただけだ
スポーツ観戦と大差がない
自分の属している業界の情報とか、仕事のノウハウ、生活、税金や行政の仕組み
最近、ようやくそういった中距離の情報がメディア化されてきているが(はてブとかね)
それでもまだ足りないし、当時はもっと足りなかった
でも当時でもそういった知識は頑張れば得られたはずだ
一体なぜ「ニュースを見ろ」と言われたのか
疑問だ
元々怠け者だったのであまり積極的な活動は出来ていなかったが、
もう少し頑張っていたら趣味が仕事に出来ていた気さえしてきて、すごく後悔している。
それが、仕事の不満と合わさって、仕事を辞めて趣味で生きていこうと思い始めていて、自分が、この考えのせいで死ぬのではないか、と思い始めた。
仕事始めたてで、一生懸命働いているものの、周りの人間が徹夜してまで仕事をやり遂げようとしている姿に物凄い違和感を抱いていて、
立場が上がるにつれて徹夜の量はかなり上がっているように見受けられるし、正直、徹夜ありきの姿が自分にとって気持ち悪く感じられる。
特にそこまで楽しくもない、むしろ生活の為くらいにしか思っていない仕事に対して心身を削りつくして働くのが意味が分からず、
この考えのせいで、仕事上で比較されて(他にも態度に出ているのだとは思う。)「責任感がない」ことを叱られている。
だが、自分には体力もそこまでないし、
ただ労働量が多いだけで他に不満がない仕事に対して、他者が見た時に責任感が無いと思わせるような行動をしていて
趣味を仕事にしたらもっと労働時間が増えるのは確実だし(仕事がもらえた場合の話だけど。)
何だかんだ言って、最近は辛くて、仕事にも趣味にも向き合えず、ただゲームとかしょうもないことに時間を費やしてしまっている。
愚痴の内容はまあ職場のことなんで、業種は違うけどそれなりにわかると思って、共感したつもりの相槌やコメントしてたが
で、こないだその友人が別の人相手に愚痴っているのをたまたま見かけたんだけど
そっちの話し相手は私がまったく思いつかないような、根本的に方向性の違うコメントや励ましの言葉をいってて、友人はそれに満足そうで
私も私なりに友人のことを理解して応えようとしてたつもりなのに、まるっきり方向違いで何の役にも立ってなかったんだな、と思った
おっと、変なボケはやめてくれよ。
時には明確に可視化されず漠然としていて、統一されていないことも多い。
じゃあ、もしも抽象的なテーマに対して、そんなことをしてしまったらどうなるか。
今回はそんな感じの話だ。
以前どこかで話したが、俺たちの町では『ヴァリアブルオリジナル』というアニメが流行っている。
深夜放送から人気に火がつき、ゴールデンで放送するほどになった。
だが、必ずしも良いことばかりではなかった。
本作はバトルもありのシリアスもありの作品だったのだが、深夜放送のままの表現では難しいと上から判断されたのだ。
例えば暴力表現はなくなり、容赦なく死んでいた登場人物たちも敵味方モブ含めて全く死ななくなった。
そのほか、登場人物達の言動もかなり抑え目なものとなり、ビジュアルもかなり変わっている。
あと国際色豊かになったらしい。
……異世界が舞台であるファンタジーもので「国際色豊かになった」って言われてもピンとこないが。
それに元あるものをわざわざ変えてしまうというのも、別の意味で冒涜的な気もするんだがそれはいいのだろうか。
第1シーズンからのファンである友達は、放送当時かなり落胆したとボヤいていた。
そんなことをスタッフの一人である父に言ったら、「不自然な修正を後で追加される位なら、文句を絶対に言われないレベルにしてやろうとしていた」らしい。
まあ何はともあれ様々なものに配慮したアニメなんだなと俺は認識していたが、それでも問題が浮上しないというわけではなかった。
弟いわく、友達のシロクロが発端だという。
シロクロも『ヴァリオリ』に熱中しており、よく自分の住まいでごっこ遊びに興じていた。
こいつはお世辞にもごっこ遊びが似合うようなナリではなかったが、まあアニメをどう楽しむかにそんなことは関係ないよな。
「くらえ、チョウナ・ブーメラン!」
「ああ、そういえばそんなアニメあったね」
「何だかすごく危なそうだけど」
「あー……シロクロ? 居候の身であるボクが偉そうなことはあまり言いたくないんだけど、イミテーションだからって人に向かって投げるのは自重してくれよ。特にボクには」
「そういう話をしているんじゃない」
「どういう話をしているのか分からないが、まあ分かったよ。じゃあ、ウロナの武器で遊ぶ!」
「ウロナってのも『ヴァリオリ』のキャラ?……って、それ弓じゃないか!」
「ただの弓じゃないぞ。こうやって足で固定できるんだ。すると両手で弦を引ける。すごい勢いで放てるってわけだ!」
「おい、だからボクに向けるな!」
「矢尻は吸盤だぞ?」
「だから、そういう話をしているんじゃない!」
「どういう話だよ」
だが、この状況を微笑ましいと感じない人間が出てくる。
もう日本人には「赤→きつねうどん」「緑→たぬきそば」という、マルちゃんのCMのイメージが刷り込まれてしまったんだ。
でも、どん兵衛は逆だよな?紛らわしいんだよ。
どっちの売上が多かろうが関係ない。
世の中に嫌いなものがたくさんあるけど、いまいち共感してもらえないのが、この『顔出し美人ライター』である。
ムカつくんだ!って人に話しても『まず、その概念がわからん』と言われる。分かれよ。
そもそも物書きが顔を出すのがあまり好きではない。漫画家や小説家の顔もあまり知りたくないし、なんなら声優の顔もあまり知りたくない。なんか余計な気持ちが入っちゃうからだ。
ライターの顔出しって、上記の人たちより更になんか嫌なのだ。しかもそれで顔がいいときたら、本当にマジで嫌なのだ。
おふざけ要素や煽り要素の強いライターは、割と面白がって見れる。ヨッピー氏やはぁちゅうは、まあわりと好きだ。はぁちゅうは昔は苦手だったけど、この人は燃えに行ってるとわかって、何だか男らしさに好感を覚えた。ムカつくはムカつくけど、それが芸風だから、ちょっといいなとか思っちゃったのだ。芸人魂を感じる。
そうじゃないライター。
言ってしまうと夏生さえり氏とか、カツセマサヒコ氏とかだ。何が嫌って、なんかすごい好かれてるとこだよ。
普通なら嫌悪感を抱かれるような自撮りとか、『ライターが顔だして成立する記事』とか堂々と描けちゃってる上に、たいして世間から嫌われてなくて、なんなんだよ!と思う。なんならすげえ憧れられてるの何?!嘘だろおい。わたしがサーチできてないだけ?でも『さえり 嫌い』でツイート検索してもこいつの記事しか出てこない!精神汚染!
さえり氏に至っては妄想ツイートとかいう『考えはするけど口に出すのは恥ずかしいなって普通は遠慮しちゃうようなツイート(しかもだっせえツイッター構文を駆使)』を堂々とあげて、そういう恥ずかしいしクソ寒いことをしながら尚且つ顔まで出してて尚且つそれが美人とあって、尚且つめっちゃツイートも本人の人柄も人気があるって…どういうことよ。しかも昔の高校時代とかの写真もアップしてるし、完全にその時から顔面が完成されてるじゃねえか。歯並びもすごくいい。もう気が狂いそう。
カツセマサヒコ氏との仲良しアピールとか、一緒に仕事します、楽しみだね!みたいな馴れ合いとかもう嫌悪感がすごい。嫉妬とかと少し違うんだ。羨ましいとかではなくて『同業者にどう思われてもいいのかこの人たちは。恥ずかしくないのか?』という、なんか信じられないなという気持ちなのだ。
カツセマサヒコ氏はなにが嫌とか説明できないよ…逆に誰か説明して…嫌なんだ。とにかくわたしはこの世の『サムい』ものが世間に受け入れられている事実がキツイのだ。だれでもいいから共感してほしい。
余談だけど、塩谷舞氏も同じような感じでとても嫌いだった。さえりやカツセと同じ感じの人だと思ってた(本人のキャラクターで売る、という意味)
彼女はライターというか編集だけど、頑張ってるアテクシ感がすごく苦手だった。
facebookの知り合いの知り合いで繋がってる人が多いせいかバンバンこの人の頑張ってますアピールが流れてきてついにはブロックした次第であります。
最近は彼女に対しては特に何も思わなくなったし、本人のキャラどうこうというよりは、ふつうにすごく仕事ができる人なんだなと思った。
まあ別に好きではないけどな。
今の民進党の状況について色々意見は出ているが、キチンと把握出来ている人がいるか?と言ったらいないと思う。
多分、まずそこを認めないと分からないのかも知れない。
要するに、「何が何だかよく分からない」ということをまず認めるべきかなと。
別の言い方をすれば、今の民進党は「渦中」にある。
周りを見ながら必死にもがくし、取り乱す人もいる。
渦中にいる人は無我夢中であり、今自分が渦中にいることを自覚していない場合が多いが、外から色々批評している人も
いざ実際自分が渦中に入れば似たような物だと思う(自分には批評している人も「どう捉えて良いのか分からない」ように
見えるが)。
自分も「鳥肌実 42歳 厄年」ネタで笑っていた人間だったが、「誤魔化し誤魔化し生きていた人間が、ある日その誤魔化しが
効かなくなった」場合、外から見れば今の民進党のように見える、と思う。
「人間は多かれ少なかれ何かを誤魔化して生きている」みたいな言葉があったように記憶しているが、「誤魔化せなくなったら、
それまで貯めておいたツケが一斉に襲ってくる」ということでもある。
結局、七面鳥が「過去のデータから、いかに自分が今まで大切にされてきたか」をプレゼンしたところで、感謝祭には料理にされる
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/feature/757
で、それを選びたがる男性どんだけいるの?
そりゃゼロとは言わないが、ほぼいないでしょ。
女性ですらそんなの皆やりたくなくて、やれ少子化だ保育園不足だだのとなっているのに、
別にそんな事やらなくていい歴史が長かった男性で、そんなのやりたがる稀有な人がどんだけいると?
この手の人が「そういう(女に都合が良い)男性が多数いるはずなのに」って前提なのが不思議。
家事も子育ても皆やりたくないんだよ。仕事してた方がずっと楽で楽しいの。
やったってタダ働きかつ何の評価もされず、それをやってる間労働市場の自分の価値は下がる一方となる「仕事」なんて誰がやりたがる?
だから女も子供産みたくないし産んでも保育園に預けて自分で育児したがらないし家事もなるべく手抜きしたがるし、保育士も不足してるの。
海外だって家政婦やシッターは移民とかの仕事選べない立場の人の仕事だろうに。
ポリコレだか何だか知らないが、最近は架空の物語(漫画でもアニメでもドラマでもいいわ)でも妻バリキャリ・夫主夫、なんて設定の話をちらほら見かけて
そういう設定だと何故か夫は主夫で満足してるけど、ああいうの見ると鼻白むわ。
それ、一昔前の基本だった「面倒な事はぜーんぶ専業主婦の妻に押し付けてるけど妻はそれで幸せ」って作品と何が違う?
男女逆転してるだけじゃん。
まあずっと男がそういう物語作って来たんだから女が同じ事やって何が悪い!って気持ちもわかるけどね。
でも現実逃避してるだけだよね。
季節の変わり目だか何だか知らないが、会社や学校の朝礼なんかで、「体調に気を付けましょう」「体調管理をしっかりと」って言うよね。
まあ「熱とか出して休むんじゃねーぞ」って意味なんだろうけど。
でもさ、本気で人間に体調をコントロールできると思っているんだろうか?
小学生の時、運動会の直前とかに、手洗いやうがいをやめたり、水風呂に入ったりして体調管理を行ったけど功を奏したことなど一度もなかったぞ。
この経験から、人には体調をコントロールすることなどできないのだ、と悟った。
この時期ほんとに体調を崩す人多発なら、連絡やバックアップの体制を構築するとか、発熱には早期治療とフィードバック制御を試みた方が有意義だと思うんだよ。
忙しくて週一くらいのペースでしか会えないのに、ご飯だけとか。
3週間以上経っても誘ってくれなかったり。
告白してきたのも向こうだし、初めてする時も向こうから誘ってきたけど。
そのあとは何だか私の方が誘ってる気がする。
大学生にもなってデートがご飯だけって、なんだかなぁと思う私の方がおかしいのかな。
お互い実家暮らしだから必然的にデート=夕飯を食べに行くってなってる。
いつも多く出してもらってるのに(同い年だから無理しないでって言っても出してくれる)私は彼女としての役目を果たしていないような。
そんなモヤモヤがずっとあって変な感じ。
お金を多く出されてる以上、私は彼氏の要望に応える義務があると思って
こちらもその義務を果たすぞー!って思ってるのにその要望がない。
これじゃあただの奢ってもらってる人だし、それとなく私が多く出そうとしても結局拒まれる。
自慢じゃないけどモテるし、毎回違う洋服を着たりスキンケア頑張ったり自分磨きも怠っていないのに
好きな人から求められなくて、付き合ってるのにただただ寂しい。
そのことを前に話したら「単純に性欲があんまりないだけだから、気にしないで」
って言われたけど気にしないのなんて無理だ―。
追記:9/27
こんなわかりづらい&少ない情報にも関わらず、わかりやすく分析してくださった方がいて自分の気持ちが整理できました!言及してくださった方々ありがとうございます;;
晩御飯デートから脱却して違うデートをしながら絆を深めあっていくのがいいとのご指摘を頂きましたが、彼の勉強とラボが忙しく丸一日デートできることがほぼないので…浮気してる訳ではないから、しばらくは邪魔をしない・彼の出方を伺うためにも少しだけ距離を置こうと思いました。
忙しい中でもバイトをして私のためにお金を使い、会ってくれてることの有難さにも気づけました。本当にありがとうございます。
一番好きなのは醤油強めの家系ラーメン。乳化(白濁)した豚骨醤油ではなくて、醤油の色をした醤油豚骨スープが大好きだ。そこに浮かぶ鶏油も最高に好き。鶏の香りが大好きだ。そして海苔。スープを浸した海苔で麺を包んですする。なんて美味いんだろう。味玉も好きだ。半熟が好き。スープを吸ったほうれん草も美味い。あと、卓上の生姜も好きだ。にんにく派の人の方が多いと思うが、自分は生姜。生姜たっぷりのスープ、めちゃくちゃ美味い。ちなみにスープを吸った海苔でご飯を巻いて食べるのも大好きだ。申し訳程度に入っているネギも大好き。特に醤油ダレを丼に入れた直後に入れられたネギが一番美味い。なぜならばネギが醤油ダレを吸っているから。そこにスープがそそがれてもその味は変わらなく美味い。あと、家系ラーメンの昔ながらの店の雰囲気が好き。小洒落た感じだと何だか美味しさが半減するような不思議。あの野暮ったい如何にもラーメン屋ですっていう雰囲気があのラーメンの味をさらに引き立てるんだ。あー、食べたい。家系ラーメン食べたい。
「涼宮ハルヒの憂鬱」と言えば、2000年代を代表するライトノベルの筆頭だ。当時読者であった私はインターネット環境を持っていなかったので、そのオタクの熱狂ぶりを確かに知っているわけではないが、今もtwitterなどでハルヒの話をしていると、他のオタクが「懐かしいなあ」と言って話に乗ってくれたりする。彼ら、彼女らの大半は長門が好きだ。私も自分が男だったら長門みたいな女の子がきっとタイプだったと思う。
私は普段SFを読まないし、こんがらがった話は苦手なので、正直ハルヒシリーズの世界観や伏線を真面目に考察することはできない。それでも「涼宮ハルヒシリーズ」が今でも一番好きなライトノベルだ。それはひとえに涼宮ハルヒのことが好きで、彼女が羨ましいと本気で妬んでいたからである。萌えキャラクター的観点から言えば、みくるちゃんや長門に軍配が上がると思っているけれど、涼宮ハルヒは私の中で、嫁にしたい女の子ではなくまさに「私がなりたい理想の女の子」だった。
ハルヒシリーズに出会ったときの私は学校に馴染めていないオタクだった。教室のすみっこで一人でライトノベルを読んでいる自分を、気持ち悪いことに、突飛さでクラスから浮いていた涼宮ハルヒと重ねていたのだと思う。ハルヒ以降もそこそこの数のライトノベルを読んだけれど、ヒロインに自己投影するというのは後にも先にもこれっきりだ。
ハルヒは私と違って顔がかわいいし、胸があるし、声も平野綾だが、私とハルヒの決定的に違うところはやはり「神様かそうじゃないか」である。涼宮ハルヒは、「涼宮ハルヒシリーズ」において間違いなく世界の中心だ。あのライトノベルの中の人物たちは皆、ハルヒに振り回され、ハルヒのために行動している。ハルヒシリーズはキョンの一人称視点で書かれているので、当然一番わかりやすいのはキョンの心情だが、彼は何だかんだと文句を言いながらハルヒの暴挙に振り回されることを是としている。私はハルヒが心底羨ましかった。自分が好き勝手に振り回したってめったなことじゃ怒らないキョン、自分の気持ちが無意識に暴れ出したら何より優先して閉鎖空間へ向かう古泉、自分の一挙一動にいちいち慌てるかわいいみくるちゃん。
今の私はハルヒシリーズを読んでいたときより、年齢的にも年をとったし、精神的にも少しだけ大人に近づいたとは思う。人に合わせなきゃいけない場面が生活の上で本当にたくさんあることも分かる。話せる人がクラスに誰一人としていなかった時代に比べれば、少ないながらも友人がいて恵まれている。当時はとにかく手の付けようがないメンヘラだったが、今は折り合いをつけられていると思うしゴリラメンタルとも言われる。
半年前、卒業式から時間も経って大学入学の直前に、告白された。
私は、ここに書き込んでる時点でもうアレだけど、オタク一直線で何年も恋なんて忘れていて。だから当然そいつのことは恋愛対象ではなくて、大分困惑した。そいつくらいに親しい異性は何人か心当たる。私にとってはその程度で、だからその時点で断るべきだったのだと思う。
でも少し「彼氏」という言葉に憧れがあった。所謂少女漫画思考というのか。異性をそういう目で見てなかった分、自分にも魅力はないだろうと思っていたのだ。だから、私にもそんな魅力があるらしい、って告白されたのが嬉しかった。悪い奴じゃないのはわかっていた。だから、かなり悩んで付き合おうということにしてしまったのだ。
好きじゃないけれど、君なら恋愛対象にできる気がする。そんな文言でメールを送った。(告白事態がメールだったからその返信である。)
めちゃくちゃ彼は喜んだ。好きになってもらえるよう頑張る、と言われた。彼がそんなに喜んでくれるのがこちらまで嬉しくて、なんだか私はふわふわした気持ちで彼から送られるメールを見ていた。
けれど、今は思う。初なオタクさんが二人付き合っても楽しくない。
……いや、違うかもしれない。恋に憧れていて、情の無かった私が付き合おうなんて時点で破綻していたのかも。
付き合ってみて思ったこと。彼はとにかく愛情表現が下手だった。告白以外、私が聞いてみない限りは何も言わない。ただデートに付き合うと彼が楽しそうにする。楽しそうにしてくれるから、好いてくれているんだな、とは思ったし嬉しかったけど……全くときめくポイントがなくて、静かに静かに冷めて、温度差ができていくのが辛かった。
デートの後半は愛想笑いが増えてしまっていたのに、全く気づいてくれない。
楽しみきれていない自分が何だか嫌だった。気づいて欲しい、と期待してるのも自分勝手な気がして、一層デートの気が重くなった。
付き合い初めてすぐ、かなり遠回しに、親がいなければ家に呼びたいのにな、と言われた。何の気なしにああ、近いうちに私独り暮らしするだろうし、その時ならうちにこれるね、と返した。そうしたら、その時ならいいんだね、楽しみ、とラインが来た。上手く言えないけど、それは遠回しに性行為を仄めかすような文章で、心がモヤモヤした。その時は解らなかったけど、多分私は自分勝手に、「自分のことを好きになってもらおうという努力より先にそれがくること」が嫌だったんだと思う。
酷い話だ。付き合いはじめる時点で、彼は子供じゃないんだからそういうことだってしたいだろう、って思っていればよかった。そうしたらきっと、断っていただろうに。
手を繋いでみた。緊張でどうにかなりそうだった。だけど、それ以上でもそれ以下でもなかった。緊張だけ、繋げて嬉しいと思えない。当然だ、好きな人じゃないから。駅の改札の前でハグしたい、と言われて断った。手ならいい、と思ったけど、体重はなんだか預けたくなかった。
ハグを断った日、駅で別れてから二週間くらいは、ちまちまデートのお誘いの連絡が来た。ただ家から遠くの大学に通っているのもあって、付き合い出しての一ヶ月はかなり忙しかった。歓迎会、サークル見学、土曜授業。ごめんね、と数回断ったら、そこからぱたりと連絡が止んだ。……いける日を聞いてくれたらよかったのに、って思うのだが、なら私もそれ言っとけよって感じだから黙ろうと思う。
そうしてあっとい間、連絡すらとらなくなった。隣の県に住んでいる彼とは会わない。絶望的である。かなり悩んだ。新しい環境で疲れている。でも初彼氏、ちゃんと好きになって、ちゃんと恋がしたい。じゃないと、失礼だ。だけど連絡がない。
痺れを切らせて、連絡が途絶えてから一ヶ月後、私は少し起こった口調でLINEをした。
「連絡がないのはどうかと思う。このままじゃ全然君を好きにならない」
そんな文面だったと思う。それにたいしての彼の返信で私はもうこいつとは付き合えないと思ってしまった。
すいません許してください、なんでもしますから。すいません許してください、なんでもしますからだ。アホかよ。もうLINE見た瞬間怒りが込み上げた。真剣に悩んでたのにこいつはネタで返そうとする。茶化してすまそうとする。静かに怒って、LINEを放り投げた。
(というかそれ以前に淫夢ネタ好きじゃない。結局人をダシにして笑うのは、見てて気持ちいいものじゃないから。)
心のどこかでわかってもいた。きっと彼的には軽いノリで、付き合う前くらいの会話がしたいんだろう。わいわいわやわや喋りたいんだろう。だから、私の模範解答は、このネタに乗っかることなのかな、なんて。
だけどやっぱり、私の怒りは収まらなくなっていた。再びスマホをもって、丁寧に腹を立てている旨を伝えた。彼に今度はごめん、そんなつもりじゃなかった、と言われた。じゃあどんなつもりなんだ。だからここまで抑えていた、カップルの女側のテンプレートでクソみたいな質問をした。「私のことホントに好き?どこが好き?」ってやつだ。
彼の返事はなかなかこなかった。そしてやっと来た文面がこうだった。「それ言ったら思い直してくれる?引くかも知れない本音ばっかだけど……いい?」
あ、絶対こいつ私の体の話まぜる。こんなこというとアレだけど、私は細くかわいくない代わりに、胸がそこそこある。そんなことが理由なのか……。なんか一気に落胆した。
もう私の気持ちがだめだと思うからいい、と短く返事して、今度こそベットにスマホを叩きつけた。スマホ文化はクソだ。こんな嫌な会話の履歴が残ってしまう。相手の顔が見れたら変わっていた?……八つ当たりだけど私は異世界スマホはクソ派に一票。スマホはチートじゃねぇ。
別れてから何がダメだったんだろうと思う。あんなどこが好き?みたいな質問、したくなかったんやけど。
多分、お互い恋に慣れていなかったから、恋人らしいことが出来なかった。それで私は恋人でいることに価値が見いだせなくなったのだと思う。
元々軽い気持ちで承諾したつもりはなかったけど、もう二度と気持ちがないのに告白を受け入れないと心に決めた。自分勝手な期待で誰かを振り回してしまうのはもううんざりだ。
何だか全く成長してる気がしないぞい
いくら繰り返しても会社のローカルルールに少しずつ詳しくなっていくだけで、他の会社行ったら経験値0から再スタートになりそうな状態のまま時間だけが過ぎていくぞい
資本主義ってもう完全に壊れてると思うんだ。
フリーライダーを通り越してバグを利用して金を稼いでる奴だらけ。
壊れたシステムを更にぶっ壊してそこから垂れてくるミツを舐めてる奴らって、何だかやたら承認に飢えてるけどさ、社会貢献を一切してない生活を続ける限りそいつらの承認欲求は永遠に満たされないんじゃないかなって思う。
俺はカン先輩に頼まれて、夏祭りの会場で綿菓子売りの手伝いをしていた。
カン先輩は人格者とは言えないが、俺に労働のイロハを教えてくれた人だ。
多少の恩義は感じているので断れない。
何より、そんな先輩から「ウマい話がある」と言われれば尚更だ。
「マスダよー、つまらん粗探しやめろや。本場でコテコテな喋りするのは少数なんやから」
カン先輩は持ち前の愛嬌で売り子として働き、俺はというと綿菓子を作ることに専念していた。
綿が出始たら、濡らした割りばしをタライの中でクルクルと一定のリズムで回して絡ませる。
ある程度の大きさになったら、ソレを袋に突っ込む。
せいぜい気をつけるべきことは、ほんのりと漂う甘ったるい匂いに頭をやられないようにする位である。
俺はそれを埋めるように、カン先輩に疑問を投げかけた。
「カン先輩、なんで綿菓子がこんなに高いんですか。これ材料は砂糖だけでしょ」
それに出来たての方が美味いのに、わざわざ袋に入れて時間のおいたものを提供するってのも奇妙な話だ。
そんなものに高い金を出して買う奴らがいるのも理解に苦しむが。
「チッチッチ、甘いなマスダ。綿菓子より甘い。お前そーいうとこやぞ、ホンマ」
「どういうことです?」
「物事は、必ずしも本質ばかりに目を向けていて解決できるものじゃないんや」
カン先輩お得意のやり口だ。
自信満々に袋を差し出されて、俺はとりあえず念入りに触ってみる。
「目ン玉ついとんのか。この絵や」
俺の薄い反応にカン先輩は苛立ち、袋に描かれた絵を指差す。
アニメのキャラクターがプリントされており、確か『ヴァリアブルオリジナル』の登場人物だと思う。
「つまり、この袋が高いってことや」
たぶん、それを踏まえてなお割高だと思うのだが、俺はひとまず納得して見せた。
「なるほど。プリントの特注、そしてキャラの使用料というわけですね」
「そ、そうやな。後は綿菓子機のレンタル代とか、ショバ代とか……」
カン先輩の目が泳ぐ。
どうやら、どこかの過程でチョロまかしているらしい。
これは深く切り込んだら面倒くさい案件だな。
周りの出店を眺めてみる。
子供の頃は気づかなかったのか、それともここ数年で様変わりしたのか、阿漕な商売ばかりが目につく。
「何だかすごくグレーなことをやっているような印象が」
俺にとっては至極真っ当な疑問だったが、カン先輩にとっては愚問であった。
やれやれと、溜め息を大げさ気味に吐いてみせた。
「マスダ。こういう所で楽しんでいる客はな、“積極的に騙されている”んや」
「積極的に騙されている?」
「そうそう。夢と希望の国みたいなもんや。愛くるしいキャラたちは実際には着ぐるみで、その中では愛くるしくない人間が汗水たらしとんねん」
「そうや。タネが分かってても楽しめるってことが言いたいねん」
「分かっとるやないけ。つまりはそういうことや。夢と希望なんてもんはな、見たい人間が見れるようにできとんねん」
先輩の言う「積極的に騙されている」っていうのはそういう理屈らしい。
なんだかもっともらしいことを言っているようにも聞こえるが、俺たちがその実やっていることは割高な綿菓子を売っているだけだ。
仮に先輩の言う通りだとしても、人を騙して楽しませる代物としては些かお粗末に思えて仕方なかった。
「この綿菓子袋に、騙されても良かったと思えるほどの夢や希望が詰まっていると? 傍から見ればバカみたいに見えるんですが」
「傍から見てアホだと思われるくらいの方が、楽しんでるって感じせえへん? なんにでも言えることや。ゲームでめっちゃ課金しまくるヤカラおるやろ。ああいうのも積極的に騙されに行ってるから楽しめるんやで」
「楽しもうとする気概が大切、ということですか?」
「そうそう、要は“楽しんだもん勝ち”ってことや」
そもそも勝ち負けで語ることなのか、仮に語るならば明らかに負けていると思うのだが、それ以上は何も言わなかった。
俺たちはそんな人間から利益を得ているので、案外悪い気はしなかったからだ。