私は人前で発表するのが大の苦手だ。苦手というより、嫌いの方が正しいかもしれない。発表という活動が本当に嫌いだ。シラバスに"発表"、"ディスカッション"という言葉をみた瞬間、「あ、これはダメだ」とその講義を半分本能みたいに避けてきた。そして今、壁にぶち当たっている。二年の後期に入った今、発表という二文字がシラバスにない講義がなくなった。
人前で発表するのが嫌な人=自信がない人、という方程式はよく見かける。私自身、そう考えている。自信がないのはそうなんだけど、何だか最近、実は自分が努力していたんじゃないかなと考えるようになってきて、頭がぐちゃぐちゃになっている。自分は努力をしない人間、という自分の中の定義がいつの間にか崩れていたんじゃないかと思う。
受験で都内の国立大入って、Aより下とったことないし、GPAもなんとか3.3くらいあるし、TOEICも悪くはないし、もしかしたらどこかで努力しているのかもしれないけど、分からない。どこからが努力と呼んでいいのかもよく分からない。自分が努力できていると実感できない。たとえ結果がついてきても、たまたまとか、今回だけだろうな、とさほど悲観的でもなく淡々と受け止めてしまう。そのたまたまが何回も何回も続いても、まあ私の能力じゃないだろうな、と考えてしまう。
なんていうか、自分の努力を認めてそれを自信にするという過程が全く分からないまま20年間生きてしまって、今更誰に聞いたらいいか分からない、みたいな。
発表辛いな。必修で何回も発表やってきたけど、何回やっても辛い。
どうしよう。行きたくないな。
行くけど。
そんだけ優秀で、メタ認知もできるやつが発表で大恥かくわけがないって
実際に酷い発表だねって言われるわけじゃないのですけど、思われている気がしてしまうですよね……。大学でも別に頭がいいキャラじゃないので、それもあって