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はてなキーワード: プレッシャーとは

2021-08-28

anond:20210828040136

結局は親の勧めってやつだったんだろうな。

俺よりも強い奴に会いに行く...的なテンション大学進学と同時に上京したけれど、それ以降もここにい続けたのは親の勧めが大きかったんだと思う。

東京大学に出してやったのになんで地元ポンコツ企業就職しようとしているんだ的な洗脳プレッシャーがそれなりにあったな。

地元に来るにしても、東京採用された社員としての凱旋として来るように的な感じだった。

それでいて、東京生活の基盤を築いたから最早地元に住むことはない的な話をしたら「( ゚Д゚)ハァ?」みたいな反応を受けてびっくりした。

...自分が親になってわかったのは自分の親がいかに見栄や外聞を気にするかってことで、要はそういうことだったんだなと今では思う。

でも、何十年も生活をしていない地元は「僕は 行かないさ 行けない カントリー・ロード」「帰りたい 帰れない さよなら カントリー・ロード」なんだよな。

そこで何十年も生きてきた人とと離れて生きてきた自分の間に超えられないギャップがあるんだよ。

anond:20210828015604

女の子空気読み力が高くてそういう感じになる人多そう。

俺は別に周りより明らかにできるとかではなかったが、勉強しなさすぎて(祖父母あたりからプレッシャーを掛けられた)親に勉強しろ勉強しろって言われまくってたなあ。いや親自身を含め誰も勉強なんてしてこなかったし今もしてない家で勝手勉強するようにはならんだろって感じだったけど。

身体が小さくコミュ障いじめられまくってたけど相談とかはできなかったのは、言っても何も変わらなかったからかな。

2021-08-26

中学受験天才じゃない組

俺は偏差値にしたら65くらいの私立中学を目指して塾に通っていた

トップレベル中学を目指す子たちからしたら滑り止めの学校

それでも中学受験はきつくて地頭が良くない俺にとっては日々が地獄だった

俺と同じように天才でもないのに親の意向で塾に通わされている子たちと俺は仲良くなって辛さを分かち合い励まし合っていた

ある日、塾の帰りに5人で駅に向かっているとそのうちの1人が歩道橋の上で立ち止まった

そして、「ここから飛び降りたい、そうしたら明日が来るのが怖くなるのもなくなる」と言い出した

俺を含めて誰一人笑い飛ばしたりできなかった

なぜならおそらく全員が一度は似たことを考えたことがあるから

中学受験は母親狂気父親の財力と言われているが

両親両方の狂気毎日晒されて死んだ方がマシなほどストレスがたまっている子も少なくなかった

俺はというと父が医者で母が高卒のため

母が父方の親戚に俺が頭悪いならお前のせいだと罵倒されたりしていた

から俺は中学受験に失敗するわけにはいかなかった

そうしたプレッシャーが俺に死ねたら楽だと思わせた

結局飛び降りたいと言い出した子は歩き出し、俺らは何事もなかったように塾に通い続けて全員志望校合格した

スマホlineも普及していなかった世代なのもあり連絡が途絶えてしまったが全員幸せであってほしい

2021-08-25

パワハラ定義がよく分からん

絶賛炎上中のプロジェクトがあって

割り食ってるパートナー会社の人がいて

同じような分担なので

手伝えることがあるならと思って、

少し離れた位置にいて、調査環境準備用意したりしね手伝ったりして

そしたらプレッシャーになるから

どっかいけと上司から言われて

パートナーにどんどん仕事を押しつけるPMがすぐ後ろにいてもOK

声がデカくてワーワー言うPM達がすぐ後ろにいて「プレッシャーになるんで」というと

関係ない話、別分野のとこ」と言ってセーフらしい

自分感覚ってこんなに違うんだなぁ。自分存在意義疑っちゃう

2021-08-23

いたことは基礎的な会話ができない人があまりにも多いこと。こちらが質問すれば答えてくれるけど、向こうから私への投げかけがなかったり、盛り上がらない会話を必死で盛り上げて場をつないで……。

彼らに必要なのは女性ではなくて、コミュニケーション講師なのではないか? というか結婚とか関係なく、日常的な女性との、というか人間との接触なのではないか

なぜ結婚相談所に登録したのかと聞くと、私のように職場出会いがなかったり、家族プレッシャーをかけられて来ていた人も多くいました。なんだか気の毒になりつつも、結婚は彼らの課題解決するツールとして正しいのかと、疑問を持ってしまいました。

なぜかわからないけど、結婚相談所にいる彼らからは、幸せ匂いがしないのです。私からもその匂いはしていなかったと思います

男の人に口説いてもらうためには、彼らと対等のポジションにいてはだめで、むしろ自分が下だとアピールをしてあげなきゃいけない気がしました。

まるで交尾の合図をするメスみたいに「ほら! 私はあなたより下のポジションにいるよ。今がチャンスだよ。早く私の上に乗ってごらん!」

そこまで合図してあげることで、彼らはやっと安心して私にマウントすることができ、安心して私を口説くことができるような気がしました。

進学校出身のやつって頭で考えすぎじゃない?

世の中頭で考えた方がいいことは多いけど、頭で考えない(身体性や突発性的案件)ほうがいいものってあるじゃん

拙速をたっとぶという言葉がある通りスッと動いた方が総合的にみて良い場合がある。

経験を積んで時と場合により使い分けたりブレンドさせて振る舞った方がいいんだけど、進学校出身のやつって頭でばっかり考えて勝手可能性を想定しすぎてプレッシャーに押しつぶされてない?

例えば明日朝イチでメール見てから判断すればいいのを、前の日の晩に想定されるメールの内容と対応を何パターンも考えすぎて寝不足になるようなやり口で仕事するやつ多くない?

他にメールの内容では、何度かやり取りする中で意見のすり合わせを微調整していくところを一発で細かく正確な表現を決めようとして失敗してない?

これは相手他者である以上少なくない確率で失敗する。

からこそ一発で決めないでやり取りの中で方向性を互いに掴んでいくべきなのだが、頭の中で完璧理想を考えてばかりで、簡単メール打った方が速いということに気付かない奴が多い。

熟慮することこそ至高と思いすぎている。熟慮のデメリット費用対効果を考えた方がいいと思う。

仕事以外も、というか仕事以外こそ、もちろんそう。

2021-08-22

和歌山県知事が有能なのにホームページ無能すぎる

有能な和歌山県知事ホームページで良いこと書いてるのに、スマホに非対応で読みづらすぎる。ちゃんと読めるようにしといてよ。

新型コロナウイルス感染症対策 最近時における状況と対策

 最近における新型コロナウィルス感染拡大ぶりは凄まじく、毎日全国のほとんどの県で2ケタの感染者が報告され、それも結構多くの県で3ケタを記録するなど、これまでになかったような感染状況となっています。救いはワクチンの接種が早かったからだと思いますが、高齢者罹患が少なく、高齢者重症化しやすいので、重症者の割合過去に比べて低いということです。しかし、そのワクチンが国からの配分量が少なくなり、接種スケジュールが大幅に遅れています。また、若いからと言って重症化しないということはなく、かつ、(和歌山県は全国で唯一全員入院を死守していますのでいいのですが)自宅等でケアーを受けないで療養していると、一定比率重症化する人がいるわけですから、命も危険状態になるところがどんどん増えてきていると思います

 和歌山県も、8月15日には51人の感染と、感染の抑え込みに四苦八苦している状況です。今のところ、強力な保健医行政が頑張って、県民には、特定リスクの高い行為への注意喚起はするけれど、一般的な外出、行動の自粛、すなわち一般的な人流抑制はしていません。ただ、これもこれ以上感染が拡大すると、発動しないといけないかもしれません。楽観はできませんが、科学的、合理的必要対策は迅速に打つつもりです。

その中で再び様々なデータも出てきましたし、現在、打っている対策合理性説明県民にも改めて説明しないといけませんし、国全体の動向を見ていると誠に遺憾と思われるところがありますので、オムニバス形式でいくつかに分けて、最近時におけるコロナの状況と対策について述べさせていただきます

1. 国による入院基準見直し

 8月2日厚生労働省は、コロナ感染拡大に伴って病床、特に重症病床のひっ迫を防ぐためと称して、入院基準見直しを行いました。本来なら、コロナ感染力の強い、かつ、重症リスクのかなり高い感染症であることから感染確認された人はすぐ病院隔離して、医療看護を行い、病状が悪化した時に備えてよくウォッチしながら、悪化した時はさらに高度な医療措置を加えるとともに、ほかの人にこれ以上うつして、感染拡大が起きることを防ぎ、さらに他の人との接触履歴、行動履歴をよく聞いて、感染している可能性の高い人を割り出して、検査をして、万一感染していたらその人も隔離するし、濃厚接触者などはしばらく自宅にいてもらって他の人との接触を断ってもらうというような積極的疫学調査をするわけです。また、この備えとして日頃から保健所統合オペレーションができるようにし、病院にもお願いして各種コロナ病床を用意しておいてもらい、さらにはこの後詰めとしてホテルのベッドも確保しておくというようなことも行政がやるわけです。(なお、和歌山県ではホテルコロナが治りかけてもう病状が悪化しないと判断される場合に、病院の出口として使用する方針ですが、幸いまだ一回も使わずに済んでいます。他県では感染者をいきなりホテル収容する、いわば入り口として位置付けているところが多いようです。)和歌山県は、今に至るまでずっとこの本来のやり方を忠実に守っています

ところが、今は、感染者があまりに多いため、東京などでは余程の重症者でないと入院はさせてもらえず、ホテルも満杯で、自宅で療養を余儀なくされている人が多数に上っています。このような状況で、厚労省入院基準を改めると発表しました。あくまでも感染が爆発して、入院などがおぼつかない地域においてということでありますが、入院は「重症患者特に重症リスクの高いものに重点化。自宅・宿泊療養者の急変に備え、空床を確保。入院患者以外は自宅療養を基本とし、家庭内感染の恐れや自宅療養ができない場合宿泊療養を活用。」というものでありまして、これに関して各方面から批判が出て大騒動になっています

 これまではどうであったかと言いますと、「重症リスクの高いものを中心に幅広く、原則入院対応。無症状・軽症患者原則として宿泊療養施設で療養・健康管理。無症状・軽症患者のうちやむを得ず宿泊療養を行えないものを自宅療養で対応。」でありました。

 しかし、現実感染者が多すぎて、上記の「やむを得ず」に自宅療養を余儀なくされている人が圧倒的に多いのであります。したがって、どこが変わったかというと「やむを得ず自宅で」が「原則として自宅で」ということになったわけで、現状に原則を合わせたということだと私は思います

 私は、この改変には反対です。とは言え、現実東京都などで入院ホテル療養をさせようとしたとしても感染者の数が多すぎてできないでいる保健所などの行政を責めようとは思いません。病院ホテルに入れたくても入れられないのだから、「やむを得ず」で違法状態とは言えません。しかし、それを原則を変えていわば正当化もしくは追認してしまうというのは別の話です。

 何故ならば、このような正当化、追認によって、結果として次のような方向にインセンティブが働くからです。

 まず、それでいいんだとなったら、行政にとって、病床やホテルもっと確保しなければならないという動機がなくなります。また、ひょっとすると、本来なら入院して病状を経過観察しなければならない人なのだから、クリニックなどと協力して自宅療養をしている人のウォッチ体制をきちんと作ろうというプレッシャーもなくなるかもしれません。行政の行動原理は、どうすればクライエントである国民若しくは都道府県民の命や利益を守れるかということであるべきで、行政側が容易にできるかできないかではありません。

 次に、自宅療養は、命を守るということからすると、かなりリスクの伴う方法です。和歌山県現実データから見て、コロナ患者発症から4~6日で肺炎になることがあり、その数日後くらいか酸素吸入を必要とするようになることがかなりあり(これを国基準では中等症と言いますが、命にかかわるものなので和歌山県では重症と称しています。)、その中には、ICUに入ってもらわなければすぐに命にかかわるような本当の重症になる人も一定割合いるからです。発見された時に無症状ないし軽症だからといって、それがずっと続くわけではありません。(だから命を守るため和歌山県は全員入院にこだわっているのです。)

 行政対応不能からといって原則を変えるのは間違っています。それに対応不能なのは東京都など限られた都道府県です。和歌山県は現に全員入院ですし、他の多くの県も感染者の処遇は手厚くしています。少なくとも旧基準で十分でしょう。原則との乖離があまりにも目立っているところは、東京など首都圏とあと少しではないでしょうか。どうも国は東京都のことしか見えていないような気がします。東京都、首都圏など大変な所には、現状を追認してあげるのではなく、よりうまくいっている地方圏などのやり方を参考に、技術的に保健医行政のやり方をアドバイス指導するといった方法をとるべきでしょう。

2. 退院基準の変更

 1と並んで厚労省から退院基準見直しが連絡されました。これも何度か変遷していますが、これまでは有症状の場合、「①発症から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合退院可。」としていました。その基準を満たさなくても医師判断退院可能になり、自宅療養・宿泊療養にうつることができるようになりました。これは賛成です。異論はありません。

 さっそく、和歌山県では10日を7日に改め、「②発症から7日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合退院可。」としました。また、無症状者の場合も、検体採取から10日間経過した場合退院可であったものを、10日を7日に改めるということになりました。何故かというと、これまでのデータからこれは科学的に正しいと和歌山県は分かっているからです。和歌山県のこれまでの事例では、感染者が他者感染させたと推定されるタイミングは、発症後最長7日です。むしろ発症前にも結構うつしていて、発症後は4日もあればほとんどうつさなくなりますが、変異株で一例だけ発症後7日というのがありました。それでも7日です。だからこれ以後はうつさないという判断をしていますので、国の基準改定は賛成です。むしろ発症の4日前から他者うつしている例もあるので、和歌山県積極的疫学調査では行動履歴調査でその辺を念頭に置いて前広に調べています

3. ワクチン政策について

 今回の第五波の感染爆発において、高齢者罹患率が著しく低いというのは明らかにワクチンのためだと思います。そういう意味で、もう少し政府対策評価してあげるべきところもあると私は思います。何故ならば、国は、今年の初めに3億回分のワクチンを確保したと発表し、まず県自身医療従事者に接種し、次に市町村が65歳以上の高齢者に接種せよ、その後、60歳以上及び基礎疾患のある人、そして一般の人と順番をつけて接種を実施しました。

 この第五波の猛威を考えると、もし、この政策なかりせば、現状はもっと阿鼻叫喚地獄になっていたと思います。この国の政策を受けて、和歌山県は、早くから県と各市町村が緊密に連絡をとり、接種体制を整えスタートダッシュしましたが、他県では医者が協力してくれないので接種できないなどと言って、中々その進捗がはかばかしくない所もありました。そもそも医療関係者は真っ先にワクチンを接種しているのに、かつ国民がそれを望んでいるのに、接種に協力しない医師が多いなんて信じられません。行政が理をもって頼めば協力するのは当たり前だと思います。現に和歌山県ではそうなっています。ところが進捗がはかばかしくないところがあるというので、菅総理7月末までに高齢者への2回の接種を完了させよと厳命を下しました。そのおかげで全国的に接種が進んだと思います

 そういう意味では、いつも政府が無策だ、けしからんコロナがこうなるのも悪いのは皆政府だというばかりでなく、専門家マスコミもそして野党の方々は、このようによくやった所はよくやったと褒めて差し上げたらどうかと私は思います

 しかし、良いことばかりではありません。3億回分確保と言っていたのが、契約もしていなかったというお粗末ぶりで、今に至るまで量が確保できず、接種体制を整えて、そのまま突っ走れば、9月中には接種が全て完了するはずだった和歌山県でも、ワクチンの配分が無いために、各市町村が接種スケジュールを後ろ倒しにせざるを得なくなっています。すなわち、予約を制限せざるを得なくなっているのです。

この点は本当に政府の罪は重いと思います。無いものは仕方がないというかもしれませんが、それでも、次の2点は、もう少しなんとかしてほしかったと思っています

 一点目は日本への供給量、供給スピードを増やす努力もっとやる余地はなかったのかということです。既に一時は欧米でだぶつき感が出ていた中で、支払いが確実な日本特別に先に回すということが、企業として本当にできなかったか当事者でないので、とやかく言うのは失礼になるかもしれませんが、私の経験では疑問です。例えば、政府ファイザー社との交渉ぶりが報道に出たことはほとんどありません。外務省経産省厚労省も動いているという感はなく、唯一、菅総理が直接ファイザー首脳と交渉という報道が2回あっただけです。元役人として言えば、総理にだけ交渉させ、他の要人が一回も渡米すらしていないというのは信じられません。

 二点目は本当に足りなくなった8月に入って、接種で今まで先行していた当県はじめ成績優秀県が大幅に配分を削られました。接種が遅い所に合わせて、終期を統一していこうという、日本人得意の悪習についに入ったかしか言いようがありません。和歌山県などが接種が早かったのは伊達酔狂でも偶然でもありません。それこそ全県をあげて皆で力を合わせてスピードアップに取り組んだからです。菅総理河野大臣の掲げるワクチン接種の早期完了を達成しようと死に物狂いで努力たからです。それを先行している所はもういいだろう、遅い所が追いつくまで待っていろと言われたら、もう立つ瀬がありません。努力する者は報われるというエートスが壊れたら、人は皆堕落します。働いても働かなくても、勉強してもしなくても、練習してもしなくても、努力してもしなくても、最後は皆同じというのは人間の持つ向上心を一番破壊する行為です。私は時として日本人に現れるこういう何でも平等マインドがいずれ政府を覆うのではないか、そうして努力して先行している県がパニッシュされるのではないかということを常に恐れていました。そのため、常に河野大臣などに早くできる所は早く終わらせればいいではありませんか、早いからと言って絶対に不利に扱わないで下さいねと申し上げてきました。でも、ついにその恐れが現実になりました。日本モラルが廃れた瞬間のように思いました。

4. ワクチン効果

 ファイザーモデルナのワクチンは95%と発表されてきました。とても優秀です。でもあんまりよく効きすぎて、私も含めて2回打ってしばらくしたら100%うつらないし、重症化しないと思い始めていました。

 しかし、和歌山県でも1回目が終わった人はもちろん、2回目が終わった人ボツボツ感染が出始めました。和歌山県では私に全数報告されますから結構いるものだなぁ、ひょっとしたら実はワクチンは効かないのではないかと思ったこともありますしかし、そうではありません。和歌山県調査によりますと、やはり、2回接種を受けた人のおおよそ95%は感染をしていません。または、ワクチンを2回受けた人の感染リスクはそうでない場合の5%になっているということです。また、重症化(又は中等症化)している人はもっと少ないように思います8月12日、和歌山県データ公表しましたので、詳細はそちらへ。PDF形式を開きます新型コロナワクチン効果等について(PDF形式 2,051キロバイト

 ワクチンがこれだけ効くのに、ワクチンを打ちたくないという人がいます。どうやら、副反応が恐ろしい、本当に効くのかよくわからない、実際に2回打ってもかかる人がいるではないか。そんな不安があるものは、まず他の人に打ってもらって、様子を見て、大丈夫だったら自分も打とうといった理由によるものと思います

 確かに1つ1つとると、ワクチンに伴うそういったリスクも0ではないかもしれません。しかし、人間長所は、そういうリスクが0でない時でも、色々な状況から比較衡量でどうすべきかを判断できることです。それぞれのリスクがどのくらい1つ1つ重そうで、かつ発生確率がどのくらいで、もし、それを避けると別のリスクがこれこれの損害と確率で襲ってくるが、そうするとどっちの方が得かということです。2回打ってもかかる人はいるけれど、打たない時の感染リスクに比べて5%ぐらいだし、重くなるリスクものすごく少ない。一方、打たない時は感染リスク20倍で、感染したら重くなる可能性も高い。また、東京都などでは、感染が分かっても自宅でいて下さいと言われるだけで医療加護が十分できないこともあり得るから、ひょっとしたら命に関わる。どうも若くても症状が重くなる場合もあるようで、軽くても後遺症に苦しんでいる人がいるようだ…ということぐらい考えられないのかなぁと私は思います

 それに自分のことばかりを考えないのが人間人間たる所以でしょう。ワクチンを打つということは、家族や同僚など、人にうつリスクも少なくなるということですし、かかった時に必死で世話をしてくれる行政病院の方々の苦労も大幅に減るということです。和歌山県のように保健医行政がまだ頑張って持ちこたえていて、感染防止と感染者の医療加護を何とか出来ているところでも、行政医療関係者の苦労は筆舌に尽くせません。ずっと働いてくれているのです。ましてや、保健所医療機関があまりの数の感染者と次々に現れる重症者にほとんどマヒ状態になって苦しんでいる都道府県関係者の苦労と心痛はいかばかりでしょうか。それを避けるように努力するのも立派な社会人の姿だと思います

 このところワクチン接種に対するテレビなどの論調は明らかに変わってきました。以前は打たぬ自由を強調して報道していたのが、感染の拡大とともに打たないと危ういという方向になってきていると思います。そうすると、そういうテレビを見ている人は今までよりもコロナ感染を恐れて接種を希望する人が増えるような気がします。でも少し遅いかも。これまでと違い政府ワクチンの配給が遅れがちになってきました。 Permalink | 記事への反応(2) | 09:51

2021-08-21

anond:20210821165629

妊娠中にされたひどいことは一生の恨みになる事が多い、という言説がネット上に多数あるが別に文化ではないと思う。

一部のキモオタミソジニー文化があるというのはツイフェミ定説で(ツイフェミが嫌いな俺もそこは同意

それはネット掲示板にそういう言説が増殖して文化になったんだよ。

増田が言ってるようなこともそうで、夫や義父母を滅茶苦茶憎んで罵って意気投合するネットクラスタに実際にあるじゃん

増田に書き込むような既婚女のあんたはその存在絶対知ってると思う。

そういう他人経験がもしどこにも明示されていなかったとしても妊娠中に酷いことされたら平時に同じことされた時よりショックが大きいし。単純に体力も落ちてる、一人抱えてるプレッシャーもある、ホルモンバランスもある。そして、酷いことされても何も思わない人もいると思う。

ホルモンバランスが酷い時に感情的になるのは仕方ないとしてなんでそれをずっと引きずるのを正当化するの?

ただ単にこう考えた方が幸せだよね?って話で、それは増田個人の考えってだけなのにそれもって他人バカとか罵ってめちゃめちゃに否定して不幸せにしてるの、すごい違和感ある。人の幸せを願うような文章を書いているが増田投稿によって元増田の心を傷つけているかもしれないという自覚はあるか?

馬鹿なことやってるのは「馬鹿じゃねーの笑」って言ってあげる方が良くない?

あんたも増田非難するような行動や感情を持っててカチンと来たんだろうけどさ。

カチンと来させるのって良くないことか?

間違った行動を指摘されれば指摘が正しくても誰だってちょっとカチンとくるじゃん。

それをまた大袈裟に「心を傷つける」とか言ってさら被害者ぶって感情の話に持ち込んで何がしてーの?

個人的には子供は2人のものから妊娠してるが故に自分が大好きなもの我慢しなくちゃいけない時夫が一緒に我慢してくれたのは嬉しかった。わたし場合寿司だった。

馬鹿くせえ・・・

夫は食えるんだから好きなもん食ったらいいがな。

それで嫁の食える美味しいもの買って帰って嫁に食べさせながら腰や脚でも揉んだらええがな。

そこで手ぶらで帰るんじゃねえぞとは俺も思うけど寿司我慢してもらって嫁に何の得があるの?

自分が嫌な思いしてる時は他の奴にも同じぐらい嫌な思いをさせてそれが愛の証ってマジで馬鹿だね。

 

もし家で堂々と1人だけ寿司食べたり同僚と寿司行ってくるわー!とか言われたらショックは大きかったと思う。

本当に馬鹿な話だね。

あんたこの先重病になったら夫や子供にも美味しいもの食べるなよ!って言うの?

そんでみんなが我慢して自分の嫌な思いを共有させたら嬉しいんだ?

子供馬鹿になりそうだねー。

クラスいじめとかやりそう。

何にもなりたくない

カニがその辺の道をウロウロしてるのをみて、一瞬カニになりてえなと思ったが、よく考えるとその辺の道路でよくペシャンコになっているのもカニだし、カニだっていろいろ大変だろうな

鳥は自由に飛び回ってて楽しそうだけど、怪我して飛べなくなったらおしまいだし、飯を取り続けないといけないってプレッシャーがある

やっぱ人間なんやかんやで良いのかな、と思うが、俺自身暮らしはもう最悪、いや、たぶんこれでも最悪ではないんだが、週2の休みだけを楽しみに週5で鬱になりかけながら働いてるのはwoe is me!って感じであり、死ねものなら早く死にたいので、俺は却下、この人生却下です

しかし、アッパークラスアッパークラスでいろいろ大変なんだろうし、下が俺よりキツかろうことは周知の事実宝くじでも当てりゃあまた違うのかもしれないが、まあよくわからんわ 当たらんわ

ヒト以外の生き物も大変そうだし、ヒトも嫌だし、俺はもう、何にもなりたくないんだよな

というか、生まれたいと思って生まれたわけでもないのに労働義務を課されてるの理不尽すぎる

理不尽というか、俺、可哀想じゃん

何も言ってないし何も望んでないんだよな

この世に存在したくなかったんだ したくないんだ

助けてほしいマジで

2021-08-19

新しい子供作ればいいじゃん笑

あの事件事故から何年…というニュース記事を読んであー可哀想だな、気の毒だ、そういえばそんなニュースを昔見たなぁと思いながら読み進めていくと

事故(事件)後誕生した、○○ちゃん、○○くんは現在何歳…」

という文章が書かれてる率が高すぎてもはや最近では驚かなくなってきた。

子供をなくすことは親にとっては一番辛いこと…という言葉説得力が、無い!ww

所詮親にとって子供は長い人生(と見込んでいる能天気な人の)の暇つぶしアイテムしか無いし、代わりを作れば万事解決ちゃう程度のものなんだなって。

前に作った子供のように不慮の事故事件で死なせてしま可能性がある世界にまた新しい命を自分エゴのために放り出す狂気…。

新しく生まれ子供あんたが生まれてくる前こういうことがあってねえ…それであんたが生まれてきたんだよお…と語る姿を想像するとホラーしか無い。

自分はなにがなんでもこの人たちの気に入られるように、その死んだ子供の分まで親孝行しなければというプレッシャーやばそう。

めちゃくちゃ怖い。

口ではどこの親も「あなた大事」と子供にいうんだろうけど、現実的にはそうじゃ無いってことだね。

怖すぎる。

2021-08-18

ちょっとした貧乏出身で、大学大学院はほとんど奨学金でまかなった。

就職のために大学院は、ロンダしていいところいった。まあ研究が楽しったと言うのもあるけど。

多額の奨学金があるからという理由で、就活新卒から高い給料もらえるところに絞って行い、いわゆる大企業に潜り込めた。

現在6年目、お金心配はしなくて良くなったけど、仕事が辛くなってきた。会社から管理職になれ!というプレッシャーをひしひしと感じる。

ついでに昨日聞いたタレコミだと、役員の1人に俺は目をつけられているらしい。

しかも年次の割に仕事できないという最悪の目のつけられ方で、辛さ倍増。

うちの会社でやりたいこともないし、管理職もやりたくない。さっさとやめるか。

最近は、やっぱり借金時間かけてゆっくり返して、自分にあった仕事をした方がいい気がしてきた。というかもう、正直何もしたくない。適当会社転職したら後悔するかな。

まじで大企業すげーよ。

だいたい家に借金なんかなくて、小さい頃から塾に行ってお勉強してきた人が多いと思う。そういう人たちは、みんないい人なんだよ。心に余裕があって時間をさいて、話を聞いてくれたりね。だけどなんかつれーわ。まじで貧乏と裕福の間は断絶があるんだと感じる。これは俺の感じ方の問題だな。コンプレックスだわ。

しかし面倒な人間関係が一切ない。みんな悪口あんまり言わないし、プライベートに口を出さない。こんな最高な環境あるんだって最初はびっくりしたし。何をとるかだな。

anond:20210818072328

社会プレッシャーを感じる

→引きこもる

→引きこもったせいで社会に出れなくなる

→様子を見る

→年取り過ぎて社会に出れなくなる

2021-08-17

大した作業でもないのにストレスしょうがない作業

親戚へのお礼状の作成

不仲とかではない、むしろ良くしてもらってる

からこそちゃんとしなきゃ、ってのがプレッシャーになってるのか

しんどい

新規オタクがもやっとしたこと

この4月くらいに、いきなりSixTONESにハマった人です。

今、界隈は5thシングルの「マスカラ」で賑わっている。

そのプロモーションの中で、個人的にもやっと感じたことがあったので、忘れないうちにこちらに残しておく。

さて、今回の「マスカラ

表題曲売れっ子常田さんから楽曲提供ということもあって、期待通りのとても良い曲。

その分、歌いこなすにはかなり高い技術を求められる。

SixTONESは、歌のレベルが高いグループだと思う。実際、その路線で売っている。

でも生放送番組に出演するとガタガタになってしまうことが多い。

いつもと異なる環境からか、リハーサル不足か、はたまたプレッシャーゆえか。

まあ他のアーティストさん見ても、生放送番組は難しい環境なんだろうな、とは思う。

PAさんの仕事大変そう。

でも結果、歌路線で売ってるくせに歌下手だなーと思われてしまう。

これは仕方ないこと。

おそらく本人たちも理解しているだろうし、きっとそういう経験も彼らの成長に繋がると信じている(誰目線?笑)。

気になったのはそういった生放送の後のオタクたちのツイート

良かったよ、悪かったよ、これは感じ方は人それぞれなのでわかる。

問題は、

マスカラは彼らの良さを引き出せてない」

「今歌下手って言っている人たち、こういう曲だったらこんなにカッコいいんです!」(過去楽曲パフォーマンス動画と共に)



・・・

・・・・・

いや、それは違うくない?楽曲のせいなの?

それって楽曲提供してくれた人に対して失礼じゃない?

おそらく「歌下手」という言葉に対する反論なんだろう。

だって自分の好きなものに対するマイナス言葉を聞いたら、反論したくなるだろう。その気持はわかる。

でもそれを楽曲のせいにしたらダメ

まして歌で売っていきたいグループファンなのだから

ふと、ずっと疑問に思っていたことを思い出した。

それは、やたらとスト担のアンチSixTONES本人ではなく、スト担に対するアンチ)が多いこと。

私は生まれてこの方ジャニーズはおろか男性アイドルに興味がなかった。

まあ、邦楽好き・女性アイドル好きではあったので、

彼らが「スノスト」セット売り(VS売り)されて、ファン同士が争って精神をすり減らしたことはなんとなく知っていた。

から、こうした背景からアンチが多いのかな?と思っていた。


でもなんか…

リアルタイムでスト担の周りが見えていない言葉を見たときに、これがアンチが多い理由なのかもって思った。

個人としては、アイドルガチガチに歌が上手い必要は無いと思ってる。

生放送ハラハラながら見るのはそれはそれで楽しい

でも、いつかみんなの想像を上回るようなすごいパフォーマンスかましてほしいし、

仮に最悪のコンディションでも、常に70%くらいのパフォーマンスが出せるようになったら良い。


彼らが良いパフォーマンスができるのは、

素晴らしい楽曲・支えてくれるスタッフさんの力あってのことだと、どうか忘れないでほしいです。

最後に「マスカラよろしくカップリングも良い曲揃ってるよ。

2021-08-16

anond:20210816180127

自分場合は異性じゃなくて同性だったけど、なんか挨拶されてもモニョモニョもの言ってて挨拶ちゃんと返さないヤツがいたから、これじゃ取引先の人が来た時に困るから「お前にも挨拶してるんだよ」って分かるように名前を呼んで挨拶練習させてあげて、同年代だったらプレッシャーもないでしょって上司に頼まれたことあるな。

今日なんか疲れてる

なんかプレッシャーを感じてるらしい

プレッシャーが良い方に作用しない人間

ピクサーみたいな会社自由な働き方が持て囃されてるが、仮に俺がその環境にいたらアウトプットさなきゃというプレッシャーで確実に潰れる

精神的な発作と付き合いたくない

明日があることを考えて予期不安からの発作

仕事の事を考えて発作

人に怒りを覚えて発作

家族友達言動行動一つに感情を掻き乱されて発作

めちゃくちゃな情緒で発作

人混みで発作

プレッシャーで発作

もう何しても発作

薬の量が足りない、限度量まで出てても全く足りないか医者も頼れない

私が、誰かが助けてくれるような良い人間だったら良かったのに

2021-08-13

anond:20210813203346

些細じゃないと思う

通常の日常生活能力を持ってるけど不幸が重なって生活保護を受けている人もいるだろうけど

殆ど場合病気障害だと思うんだよな

 

そもそも手続き出来た・病院へ行けただけで褒めるべきなのに(それができないで死んでしまったり・安易刑務所行く人もいる)

それやったら『プレッシャー受けるの嫌だから』『自尊心削られるの嫌だから』って通院しなくなっちゃうよ

病気障害日常生活能力がない人に無駄プレッシャーかけたり自尊心削るようなことをするのは良く無い

2021-08-12

anond:20210811233333

30代男性、既婚です。

今年結婚した新婚ですが、結婚からレスです。


元増田様の参考になるかは分かりませんが、サンプルとして僕の理由を記します。

1.マンネリ化している。

2.前戯で気を遣うのがめんどい

3.本番で体力を使うのがシンドイ。

4.ふくよかになってしまった彼女の肉体に魅力を感じずらい。


4に関しては「裸を見て萎える」ほどでは無いので、そこまで大きな問題とは思っていません。

ともかく2と3です。このせいで「オナニーで良いや」となります

メンエスなどは行ったことありませんが、そういったプロにお願いするのは1~3の理由を解消してくれそうなので、頼りたくなる気持ち理解できてしまます

蛇足ですが「自分がしたいタイミングだけど彼女生理だった」ということが何回かあって、タイミングを逃した経験があります相手生理なことには気づいているので、交渉せずに我慢しました。)


また、現状が「婚約」という所にも原因があるかもしれません。

自分もでしたが、「世帯を持つ」というものに多少なりともプレッシャーは感じていました。(マリッジブルーという程ではありませんが)

ゲームをしたりしているのも「今のうちに遊んでおきたい」「独身生活を楽しんでおきたい」というのがあるかもしれません。

決して結婚したくないわけでは無いのですが、「この生活も終わりか…」という想いが、自分場合はありました。


旦那様の意欲低下の原因がどこにあるのかは分かりませんが、冷静に、踏み込んで、お互いに分析してみるのは良いかもしれません。


=下記、読まなくていい身の上=

10年の恋人生活の後に結婚していますが、付き合って7年になる頃にはレスでした。

レスになる以前は1~3ヶ月に1回はしていましたが、レスになってからはせいぜい年に1回のペースになっています

頻度の低下は明らかに自分にあると思っています。(理由上記

今後は妊活にも取り組んでいきたいと考えていますが、自分がどこまで取り組めるのか不安ではあります


生活の不一致で、奥さんから離婚を告げられた友人が居ます

ここは言いずらい部分だとは思いますが、本当に重要なチェック項目だと思います

後悔なき選択ができますように。

2021-08-11

anond:20210811233333

対等な人間(当たり前に三欲をもつ)として尊重されていないからやめたほうがいいと思う。でも、もしかしたら性的なことを欲求できない特殊事情精神プレッシャーなど)があるのかもしれないから、一応理由は聞いたほうがいいかも。例えるなら、自分の好きな店じゃないと一生一緒に外食してくれない相手と共にいるような暮らしになるよ。結婚するならせめて婚外パートナー持つことを認めてもらってからのほうがいいよ。人と性的に繋がっていたいって、すごく大切な当たり前の気持ちだよ。痛いとか言わないで。

2021-08-10

anond:20210810132636

JAXA男性の時も話題になったけど、男は男で「社会的成功しないと男じゃない」って男性性の重圧がある

男同士の競争でもそうなのに、そこに女まではいってきて男の心労はもうボロボロ

 

女はまだ今のところ「社会的成功すること」に対するプレッシャーはさほどじゃない

今でも女は家庭に入ればいいから楽だよなっていう連中が普通にいるし

なんなら彼女らの親ですらそう思ってる奴らのほうが多いレベル

2021-08-08

だってつらいよ

小田急事件を受けて、また「弱者男子」という言葉をよく見るようになった。

男女差別の話になると、フェミを始め女性保護の話になるけど、最近になって少し違和感をもち始めた。

というのも女性って結婚すると、パートタイマーになったり、専業主婦になったりと『正規で働かない』って選択肢ぼんやりと見えるじゃん。

いや、男性だってもちろんそういう選択肢があるわけだけど、今までの経緯から女性ほどそういう選択肢をハッキリと想像がしにくいわけよ。

まり女性は、「最悪、誰か(男性)に頼って生きていこう」という考えができる。

この考えって男性には殆ど無いよなーと思う。

一部のヒモとかは別として、普通に生活していると、男性正規で働くことをメインに考えている。

結婚を考えても、「この女性に支えてもらって生きていこう」って考える人は少ないと思う。

しろ自分が食い扶持を稼がなくては」なんて考えるかもしれない。

から男性にとってちゃんと働けるかどうかっていうのは、ストレート死活問題になってくるんだよね。

男性はそういうじんわりとした責任とかプレッシャーを感じながら、生活している気がする。

男女差別の話だと、まぁ女性の話がメインになるわけだけど、「弱者男子」のことも含めて、もう少し男性のしんどさみたいなのも認知されると良いなーと思う。

2021-08-05

段落した「GIGAスクール構想」、学校IT化は進んだ? 教育現場に残る課題

 2019年12月文部科学省が打ち出した「GIGAスクール構想」。これは教育IT化に向け、1人1台の端末環境を実現するという構想だ。当初は23年度までに整備を行う予定だったが、新型コロナウイルス感染症感染拡大による自宅学習需要から20年度中へ前倒しになった。

 21年度に入ってすでに4カ月たつが、教育現場はどう変わったのか。現職の教員から校長教育委員会、有識者などさまざまな視点から現状を探ってみた。

今まで目立たなかった“ITスキル持ち”が活躍

 GIGAスクール構想の中で子供学習用端末として配られたのは、Windows搭載PCChromebookiPadのいずれか。OSや機種の選定は各自治体の教育委員会が行った。学校ではそれらの端末を使ってさまざまな授業が行われている。

 東京都内Chromebookを使う小学校に勤務する鈴木教員仮名)は、画面に自由文字や図を書けるデジタルホワイトボード活用。「子供たちがホワイトボードに書いた意見を共有して、全員が同時に見られるようにしました」(鈴木教員)と話す。その結果、今までは授業で発言しなかった子が自分意見を出すようになるという効果が生まれた。

 鈴木教員は今後、デジタルホワイトボード経由で他校と交流する授業もやってみたいと期待を膨らませる。将来的には、遠方に住む人に授業してもらったり、他国の子供たちと交流したりできるだろう。

 ある小学校校長は「ITが得意な教員は今まではそんなに目立ちませんでした。でも今では子供にも他の教師にも頼られて大活躍しています」と話す。今まではITスキルが高くてもそれを生かせる場面がなかったのだ。

 子供の方でも同じことが起きている。「発表資料動画を使いたいという子が出てきたとき、もともとPCが得意だったインドアの子供が教えてあげる場面があります」という話を複数教員から耳にした。

「端末を持ち帰らせたくない」 教師本音とは?

 教育面ではメリットもあるが、困りごともたくさんある。学校が苦慮していることの一つに、家庭への端末の持ち帰り問題がある。持ち帰りが始まっている学校ではトラブルも続出している。よくあるのが「子供YouTubeを見るようになって困る」という保護者からの苦情だ。

 「アダルトサイトなどはフィルターがかかっていますが、YouTubeゲーム制限がなく、学校の方で閲覧を止められません。学校ではもちろん『必要以上に見てはいけない』と指導していますが、家の中のことは……。家庭のことは家庭で対応してほしいというのが正直なところです」と都内小学校教師はこぼす。

 端末の破損も課題だ。公立校教師経験もある情報通信総合研究所特別研究員平井聡一郎氏によると端末の保険料問題になっているという。

 自治体によっては、端末を家に持ち帰って故障させた場合は、過失・故意わず保護者負担とするところもある。

 「しかし、そもそも破損時のための保険を付けていなかった自治体の方に問題がありますリースなら保険が付いていますが、端末にかかる費用を安くするために買い取りにしたのではないでしょうか」(平井氏)

 子供の通う自治体保険料を払ったか否かで、家庭の負担が大きく変わるリスクが生じるというのは、保護者立場なら納得いかないのも無理はないだろう。

 また、自宅の通信環境問題になっている。家庭の通信状況は学校で把握できないため「通信できなかったか宿題ができなかった」といったことも起きる。

 夏休み明け以降に端末の持ち帰りが始まる学校も多く、教師は戦々恐々だ。端末の持ち帰りについては、まだまだ試行錯誤が続きそうだ。

教育予算の差が子供格差を生みかねない

 今回の取材教師から最も多く聞こえてきた困りごとは「学習のためのアプリ子供たちの端末に入っていないこと」だった。

 GIGAスクール構想で子供学習用端末の購入に充てられた補助金子供1人当たり4万5000円が上限だ。この金額があれば端末代は賄える。しかし、教師たちが使いたかった学習アプリなどが入れられなかった自治体も多くある。本格的に活用しようとなると現場では不足感が否めないようだ。

PCメーカー各社の多くは、GIGAスクール構想向けとして4万5000円程度のPCを展開している

 4万5000円を超える金額について自治体が追加で上乗せするのは自由だ。アプリサービス各自治体の教育委員会が一律に導入を決めるのだが、教育委員会が自治体財政部局に掛け合って予算を獲得しなければならない。

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四條畷市教育委員会の植田司教育長(四條畷市Webサイトより)

 大阪府四條畷市教育委員会はクラウド型の授業支援ツールを導入するため、予算獲得に奔走した。

 「国の示す標準仕様範囲でもIT活用した授業はできますが、ミドルウェア的な共通基盤となるツールを導入すれば、授業の生産性効果拡張性がより向上すると考えました」

そう指摘するのは、四條畷市教育委員会の植田司教育長だ。植田さんは日本IBM出身で、大阪府立の工業高校校長を務めたのちに四條畷市教育長に就任したという異色の経歴を持つ。

 IT活用スピード自治体によって大きく差がついている。同じ東京23区内でも、港区2012月時点で全員にiPadが行き渡ったが、足立区は21年7月の時点でも小学校で端末の配布が完了していない。

インフラ整備は途上 仕組みの問題も山積み

 教育委員会がやるのは端末やアプリの選定だけではない。学校インフラ整備も教育委員会の仕事だ。

 校内の通信環境が悪く、インターネット接続しづらい、通信速度が遅いこともある。これは必ずしも校内のアクセスポイント課題があるわけではない。自治体によっては教育委員会のサーバを経由してインターネット接続するようにしているケースがあり、通信速度の上がらない要因になっている場合もある。

 データの保管場所にも問題がある。ある自治体ではセキュリティ上の理由で、教師たちのデータ教育委員会のサーバ子供たちのデータ学校サーバに保管され、互いのデータが送り合えない仕組みになっているという。そのため教師の端末から子供たちの端末に課題を渡そうにも、職員室にある専用端末にデータを移し、そこから子供たちに送付するという手順を踏まねばならないという。

情報セキュリティには甘さも

 情報セキュリティには敏感な一方で、パスワード管理には甘い部分があるようだ。

 「子供パスワードを書いた紙を持って帰ってきました。パスワードを紙で管理するのは非常識。娘にパスワード重要性をしっかりと伝えて2人でパスワードを変えたのち、学校には『現状のパスワード管理体制には不備がある』と伝えました」

 そう語るのは、横浜市小学校に娘を通わせる前田さん(仮名)だ。IT企業エンジニアであるため、学校パスワード重要性を説明すらしていなかったことに驚いたという。

IT化で教師役割にも変化が必要

 こうしたさまざまな課題はあるが、GIGAスクール構想がもたらした変化の萌芽も確実に見られ始めている。これから現場はどのように変わっていくのだろうか。

 前述の平井氏は「教師ITスキルはまだ高くないが、それは彼らが悪いわけじゃない。授業で使ったことがないかイメージが湧かないだけでしょう。問題自治体ルールで縛ったことです。『iPadカメラ禁止』『クラウド禁止』『YouTube禁止』なんて縛り方を間違えている」と指摘する。

 「大切なのは『こういう授業をやりたい』というビジョンを持つことです。それがなければ、紙をタブレットに置き換えただけにすぎません」(平井氏)

 「ある学校美術の授業では生徒の自画像クラス全員で共有し、いいと思ったところにみんなで付箋を貼る。こういう工夫が簡単にできるようになっています現在の授業は、教師知識伝達が7割、子供情報取集をして自分で発信するのが3割という配分ですが、これを3対7に切り替え、子供活躍する授業にしていくべきです。端末や通信環境問題より、まずは教師意識を変えないといけない。それが最大の課題です」(平井氏)

 「教師ティーチングが主から、ファシリテートを主とする役割に変わっていく」――植田氏もそう断言するが、それはつまり教師存在意義の大転換である

 21年7月、まだ準備中デジタル庁がGIGAスクール構想に関して教育関係者へのアンケート募集を始めた。今現場で起こっている課題感をヒアリングするのが目的とみられるが、文科省へのプレッシャーという意味もあるだろう。過渡期の試行錯誤が続くが現場は全力で戦っている。「どこへ向かえばいいのか」を国や首長が明確に示すことがその支えになるだろう。

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