小田急の事件を受けて、また「弱者男子」という言葉をよく見るようになった。
男女差別の話になると、フェミを始め女性の保護の話になるけど、最近になって少し違和感をもち始めた。
というのも女性って結婚すると、パートタイマーになったり、専業主婦になったりと『正規で働かない』って選択肢がぼんやりと見えるじゃん。
いや、男性だってもちろんそういう選択肢があるわけだけど、今までの経緯から女性ほどそういう選択肢をハッキリと想像がしにくいわけよ。
つまり女性は、「最悪、誰か(男性)に頼って生きていこう」という考えができる。
一部のヒモとかは別として、普通に生活していると、男性は正規で働くことをメインに考えている。
結婚を考えても、「この女性に支えてもらって生きていこう」って考える人は少ないと思う。
むしろ「自分が食い扶持を稼がなくては」なんて考えるかもしれない。
だから男性にとってちゃんと働けるかどうかっていうのは、ストレートに死活問題になってくるんだよね。
男性はそういうじんわりとした責任とかプレッシャーを感じながら、生活している気がする。
男女差別の話だと、まぁ女性の話がメインになるわけだけど、「弱者男子」のことも含めて、もう少し男性のしんどさみたいなのも認知されると良いなーと思う。