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はてなキーワード: SFとは

2020-08-30

ツイッタートレンド小児性愛とか物騒なワードが出ていてなんだと思ったら、前にもあったラブドール云々の話ね。

正直ロリコン人権侵害であるっていう発想自体そもそもなんだかなあって思う。前提にあるのが子供への性愛一方的な加害であり、イコール子供には主体性的な判断能力が無いって事なんだけど、詰まる所子供人権って主体性剥奪する事ありきなんだよね、結局。保護すべき代わりに主体性制限する事自体選択としてわからなくないけど、じゃあ例えば成人していても判断能力が著しく欠けている人達保護する代わりに人権制限しますってなったら大騒ぎでしょ。肉体的に未発達云々だってじゃあ低身長症の人はどうするんだって話で。一方的な加害としての小児性愛否定されるべきだけど、それは成人に対しても当然の話で。子供ってワードだけで思考停止している気がするんだよね、この手の話って。子供主体的な行動は全てまやかしで嘘で気の迷いであるって…そんなん大人だってそうじゃん。子供主体性否定する事が小児性愛否定根底であるならば、子供主体性を獲得出来る世界であれば小児性愛は最早疾患ではなくLGBT一種しかなくなる。そうなる為には子供子供のままで肉体的精神経済的に自立する世の中に…ってそりゃもうSFだけど。小児性愛における被害者主体性(の制限)と加害者の加害性についてはもう少し切り分けて考えた方が良いんじゃないかなと思った次第。

最近読んでる漫画

語る相手がいないか増田に書くよ

メテオノーツ / 都尾琉

Web漫画サイコミで連載中で、8/28に1巻が出た漫画

近未来SFというか、一定宇宙探索が上手くいった世界の中で、移住視野に入れた人体実験の一環として、今度は子供宇宙に、という感じの設定。ロリで微百合で割とリアル宇宙モノということで、こういうのが好きなオタク絶対好きだと思う。

第一からなんか変なマスクつけてるキャラが出てきたりと、世界観的にはちょっと不穏な雰囲気があるものの、基本的には元気ロリを愛でつつ、しっかり取材調査したであろう宇宙についての説明でわくわくする感じ。あとは貧乳少女がへそチラした赤面したりおもらししたりという、作者の微妙マニアックエロスも楽しめる。スニータかわいい

現時点では話は遅々として進んでいないんだけど、まだ序盤ではあるものの、宇宙についての取材調査はかなり丁寧にやっているみたいで、上記マニアックエロが無ければ、教育漫画としても使えるレベルに良く調べられているし、説明も丁寧。この作品は「宇宙についてロリっ子の視点勉強・堪能する」のが正解のような気がするのでロリっ子を堪能することにします。ちなみに、2巻収録予定の最初の話(第10話)でヒロイン宇宙酔いしてゲロ吐いてたりするんで作者の性癖は今後も全開なので、ある意味安心して読める。

田舎に帰るとやけになつい褐色ポニテショタがいる / びみ太

Pixivで連載中(Pixiv漫画連載してるんだな、と初めて知った)で、8/26に3巻が発売されている。

女の子みたいな激しい褐色ポニテショタと激しいスキンシップイチャイチャする漫画

主人公実家に帰ったらこれまでいつも一緒に遊んでたショタっ子が何故かポニテになっていて、かわいくて困るって言う内容。このショタっ子が(男の子からという作者のギリギリアウトな言い訳で)とにかく無防備ベタベタしてきて、一緒にお風呂に入ったりと、ロリエロ漫画の導入部分を延々見せられている感じがすごい。男の子から全年齢向けでもおっぱいOKだよね、という圧倒的な潔さがあって、乳首チラが多いのもすごいエロい。

褐色ショタはいっても、タンクトップを主に着ているので、日焼け跡がスク水的なのも多分狙ってる。エロい。

あとポニテじゃない方ショタも登場するけどエロい。この人の描くショタが単純にエロい。

ちなみにこのショタっ子は男であることは(一緒にお風呂を入っているので)確定していて、主人公別にショタコンなわけではないので、ここからどういう展開になるのかは割と不明

BL的な展開にはならない(なるとしても、ポリティカルには古臭いタイプBLになる)と思うので、単純にショタっ子の無防備エロを眺めて楽しむのが一番良い楽しみ方なのだと思う。こういうショタ好き。

葬送のフリーレン / 山田鐘人(原作) アベツカサ(作画)

週刊少年サンデーに連載中で、8/23に1巻が出た作品

なんかtwitterでバズった時に思わず買ってしまった。王道RPGエンディングの後に視点を向けた不思議な感じのファンタジー

主人公長命エルフで、ともに魔王を倒した他のパーティーメンバーに比べて非常に寿命が長く、そのあたりの時間感覚の違いにフォーカスを当てた物語魔王を倒してから数十年後、勇者寿命で亡くなった後もエルフである彼女は見た目が変わらないまま、改めて過去自分パーティーが歩んだ道を追うような形で、昔の思い出を反芻するように旅を続けている。

話の構成として、主人公モノローグなどは一切なく、結局彼女が何を考えているか、という部分についてはほとんど何もわからないため、一見すると淡々としているように見えるのだが、「この時彼女は何を考えているんだろう」という部分で色々と想像する余地が残されているのが面白い

ちなみに、2巻相当部分で新キャラが追加されたり、色々と話が展開してきているので、1巻で想像していたオムニバス的な展開ではなく、結構がっつりなんかありそう。

顔がこの世に向いてない / まの瀬

つい先日完結した、ジャンプ+で連載していた連作形式4コマ漫画

不細工非モテ自虐的女子高生クラスで一番のイケメン告白されたところから始まる、屈折しまくったラブコメ

わたモテみたいに他罰的な非モテキャラではなく、ひたすら内側に向かっていく陰鬱とした非モテキャラなので、ストーリーだけを追うと全体的にかなり暗いものの、絵のタッチのおかげで、主人公がそこまで不細工に見えないこともあって、結構気軽に読める。また、主人公以外の周囲のキャラがとても自己肯定感が高く、コメディの部分も非常にシュール面白いので、絶妙バランス感覚で読んでいて憂鬱にならないようになっている印象。

ちなみに1巻、2巻の段階では「屈折した非モテが『現状こんなもん』って自分の身を守るための言い訳」を言うことが多く、読んでいてかなり胃に来るセリフが多い。中盤以降は結構主人公幸せになることを受け容れようとしていて、「幸せになって欲しいなぁ」って思いながら読む感じ。

最後オチについてはちょっとだけ納得がいっていないものの、単行本で改めてまとめて読み返そうかなぁ、と思う。

2020-08-29

俺は形而上学的に世界であり、普通に息子っていう話

俺=世界

俺は世界のもの、というのはラリパッパな妄言のはずだけど、形而上学という考え方をかますと許されるんだから不思議なことだ。

例えば雷鳴。

雷が鳴る音を聴くとき自然科学としては、雷鳴という「客体」があって、それを俺という「主体」が感じる、という構図になるはずだ。

しかし、と考えてみる。

もしも雷が鳴っているその場所に誰もいなかったら、果たして雷鳴がそこに「ある」と本当に言えるだろうか?

雷が鳴り、それを俺が聴いている、という関係の一方で、俺という存在こそが雷鳴を生じさせていると言えないだろうか?

さらに、もう一段飛躍する。もし、俺こそが雷鳴の原因となるなら、雷鳴と俺を分ける必要は、実はないんじゃないか

「俺」が「雷鳴」を聴いている、のではない。

主語はない。主客の区別もない。

ただ「雷が鳴っている」。このとき、俺は俺であるとともに雷鳴そのものだ。

あるいは独我論。もしくは哲学的ゾンビのことを考える。

俺にとって、俺以外のすべての人間自我があるかは証明できない。

周りの人々はすべて俺の作り出した妄想かもしれないし(「水槽の脳」)、もしかしたら、意思のない人形であってもおかしくはない(理屈上、ということで、本当にそうだと思っているわけじゃない)。

「俺」は違う。

他者場合とは違い、そこに意思があるかどうか証明しようとして失敗するまでもなく、俺は自分意思があることを理解している。我思う…ってことだ。

そして、そんな俺はなぜか、この時代日本男性の体に「生じた」。これが一番わけがからない。

俺が生まれる前にも宇宙は当然存在していたし(一説には138億年前…)、俺が死んだ後も宇宙は当然続いていくが(こっちは一説には10100乗年後に「終わる」らしく、厳密に言うと、あらゆる運動がそこで停止するので時間意味がなくなるらしい)、特別な俺はなぜか、20世紀後半に生まれたいま30過ぎの日本男性だった。

自分ってものについてラディカルに考えると、要は自分に関するこだわりを強くしていくと、逆説的に、肉体としての自分が何者であるかは価値を失っていく。

俺は別に10年後にジンバブエの5歳の少女に生まれてもおかしくなかった。

50年前のニューヨークホームレスでもおかしくなかった。

(もしも)自分について俯瞰することさえ可能なら、アマゾンの猿でもよかったのだ。

誰であっても、形而上学的な「俺」の本質は変わらない。

でも、とにかく俺は日本の俺だった。たぶん理由はないんだろう。にもかかわらず、なぜ? という強烈な驚愕は消え去らない。

俺はこの世界において超超超…と超を100回重ねても足りない究極の特異点だ。

もちろん、俺以外の人たちだって、「彼らの世界」ではそれぞれが唯一無二のポイントになる。

でも俺はそれを、理屈ではなく想像理解することしかできない。

他者社会的尊重することは当然だが、彼らが結局、俺という世界の一部でしかなく、彼らが死のうと俺の世界は終わらないが、俺が死ね世界のもの消滅するという事実は、それとはまったく別のことだ(一連のこの辺は、永井均子どものための〈哲学〉』『西田幾多郎 <絶対無>とは何か』にくわしい)。

そして俺は、ずっと両親との関係で悩んでいる。

こんな観念的で、浮世離れした形而上学に果てしなくぶっ飛ばされたはずなのに、血縁のしがらみに何十年もさいなまれている。

仲が悪いわけじゃない。

ただ俺も、母親父親も、うまいことお互いへの愛情を示せないでいるフシがある。

愛情がないのではなく、表現できないのだ。なんとなくだけど、バリバリビジネスマンだった二人が、乳児ときから長いこと俺の横にいられなかった罪悪感みたいなものが原因っぽい気がする。

俺はもう30過ぎなのに…。

そんなの、もういいだろ…と思いながら、呆れている一方で完全に笑えないのは、たぶん俺もどこかで、彼らを許していないんじゃないか、という気がする。

もういいよ、父さん母さん、と言いたい。

というか、何も言わないでただ抱きしめてあげるのが正しい気もする。一度だけじゃなく、会うたびにそうしてやるのが正しい気がする。

そうしたいができない。俺たちの誰かが死ぬまでに、俺はそうしないといけないと感じる。

その一方で、三人でそろって食事しているとき、不意に、「この人たちはなんなんだろうな?」という気持ちになることがある。

話をしていて、特別難しいことをしゃべっているわけじゃなく、単純に俺と、頭の中を覗いてみるわけにいかない他者の間で、ちゃんと「会話」が成り立つことが奇妙でしかたがなくなる。

例えそれが両親であっても、「こいつらはなんなんだ?」 と思う。

俺の言ってることが、相手の言ってることが、お互いに本当にわかってるのかな? と思う。確かめようがない。なんとなくその場では笑って飯を食ってる。

形而上学家族への愛情と、どっちかがどっちかへの反発なんだろうな、と思っている。

本当は家族の一員の息子としてキレイに収まりたいけど恥じらいと恐怖心で叶わないために、極端な哲学に走ってごまかしている。

あるいは、心の相性としては形而上学世界の方が向いているが、どっぷり漬かるのが怖いせいで、家族に目を向けたくなる時がある。

若いときから、もう面倒だったから、どっちかに決定的に俺を方向付けてほしかった。

ベタベタしすぎるくらいまともな家族愛に包まれるか、SFチックなぐらい高純度な精神体になってしまたかった。

どっちかになれると思っていたがどっちにもなれない。たぶんどっちにもなれないんだろうな、というのが、最近薄々わかってもきている気がする。

2020-08-28

anond:20200828122740

白人が出てくる物語を作れるのは白人だけだしアジア人が出てくる物語を作れるのはアジア人だけ

これ21世紀共通認識

最近宇宙人が出てくる新作SFが少ない理由もこれ

2020-08-26

anond:20200822115950

科学を取り込んだ小説SF

科学の使い方がテキトーなのがソフトSF

科学的にめちゃくちゃ厳密なのがハードSF

なお厳密さと面白さは関係がない。

2020-08-25

anond:20200825141844

たつきっていうインディーズ作者ブランドもあったし、作品の出来よりも名声が高かったという事実がある。

というかあの人の他作品のうほうがSF味があったのに受けなかったのはなんかなあ、という。

俺が言うのも変な話だけど、昔で言うところのライト層が増えたんかなと。

円城塔がめちゃくちゃ嫌いだ。評価されてほしくない

後藤さんのこと」を読んでめちゃくちゃ面白いと思ったのがおよそ10年前。大学生の頃だった。

この短編集は今でもかなりの名作だと思っているし、ハードカバーを買って大事に持っている。(小説絶対文庫版で買うという決意を持っているこの俺が、だ)

どの短編もこれまでに読んだことのない新鮮な後味で、何度でも読み返した。

この人の小説もっと読みたいと思った。

そこで読書メーターレビューサイトを見ると、「数学物理を使って書かれた純文学」みたいな書評が目についた(ちゃんとした表現は覚えていない)。

そうかな。と思った。

作者・円城塔理系出身者らしい。

なるほど。確かに、「さかしま」「考速」「ガベージコレクション」あたりには、理系的なモチーフがふんだんに埋め込まれていたし、その中には確かに数学物理単語もあった。

どちらかというと情報系分野の香りの方が強く感じたけど。まあ情報数学の一部だしな。

でもなんか、「数学物理を使って書かれた純文学」みたいな批評にはなんとなく頷けない感覚があった。

言い忘れてたけど、自分は一応ちゃんとした大学数学出身であるので、数学物理単語を言われたらそれが何のことかはわかるし、学問においてどういう立ち位置だったりどう使われるか、はおよそ知ってる(あんまり高度なのは無理だけど)。

からこれらの話はすごく面白く感じた。理系用語が雑に使われてたから引っ掛かったとか、そういうことじゃない。むしろ日本語としてこれ以上ない適切な位置にそれらの単語は置かれていたのではと思う。

次に「バナナ剥きには最適の日々」を買った。これも素直に面白いと思った。

equal」には妙な居心地の悪さを感じたけど、「捧ぐ緑」は今考えても円城塔最高傑作なのではと思えるくらいだ。

なので最初違和感がはっきりと形になったのは、その次に買って読んだ、「Self-Reference ENGINE」ということになる。

全ての可能文字列。全ての本はその中に含まれている。

しかしとても残念なことながら、あなたの望む本がその中に見つかると言う保証は全くのところ存在しない。これがあなたの望んだ本です、という活字の並びは存在しうる。今こうして存在しているように。そして勿論、それはあなたの望んだ本ではない。

皆はこの小説をどのように楽しむのだろう。

言っていることは理解できるし、示唆的ではある。人に何かを「考えさせる」文章でもある。しかしそれは「考えさせる」だけで、後に何も残さな文章しかなかった。

ストーリーもあってないような状態。各章の繋がりもバラバラだし、場面は突然切り替わるし、急に新キャラが出てきて急に退場するし、何もかも説明が不十分で、衒学的な、鼻につく文章けが延々と続く。

端的に言って、「最初から最後まで何も言っていない」。文字無駄に消費しているだけの、中途半端文字列らしき何かだと思った。

そして「エピローグ」を買った。

これでもう俺の円城塔嫌いが確立されたと言っていい。

何故って彼はエージェントで、エージェントとは人間よりも器用にチューリングテストクリアすることのできるスマート・クリーチャにしてオーバーチューリング・クリーチャだからだ。

人間理解できるのはせいぜい、N文字を利用して作成可能な全ての文章であるにすぎない。Nはある程度の大きさのところに留まり、そこには有限個の文章しかない。

「敵艦影、三。天頂方向より接近。ダミー放出。並列存在を開始。複雑性迷彩が起動しました。オーバーチューリングテスト実行。成功成功。失敗。失敗。失敗。当該宙域には、法則69805f9944ed4298311d0cdaa75da2629d6f3bb3756455d504243fla6c565f75が適用されていません。」

はあ。これでやっとわかった。

彼は詩を書いているんであって、小説なんか最初から書く気が無いのだ。

円城塔の紡ぐ文字列の並びは確かになんとなく美しいと思う。なんか感性に訴えかけてくる。なんか良いこと言われているような気にさせられる。

しかしその実、中身が全くない。その点に限って言えば詩としても程度が低いように思う。詩にも訴えたい内容とかあるからね。

そしてそれに「ていよく」使われているのが、SFだったり、数学物理言葉だったりする。

数学SFが、詩を美しく紡ぐための新しい言語の代わりにさせられている。これがなんとなく違和感を覚えた原因だったのだ。

まりこれを「詩集」ですと言われて手に取ったら、「おお、面白い詩だね」といえるんだけど、「小説です」と言われたから、「小説か??」となってしまう。

苛々するのは、読書メーター書評サイトレビューたちだ。

軒並み、「なんだかわからないけどすごい」「深淵」「自分には理解できない新境地と感じる」「文系殺し」といった単語が並ぶ。

お前らホンマに頭で物考えて言ってるんか??????

端的に口をそろえて「理解できませんでした」と言ってるだけだろうが。理解できないものを、適当に高評価するんじゃないよ。ボーッと生きてるにもほどがあるでしょ。

詩の材料にされている数学物理言葉がわからないものから、その意味不明さに脳が酩酊させられてるだけだよ、それ。酒飲みみたいにその酩酊を楽しみたいなら、いいんだけどさ。

自分文系から知識がないから、それらの語彙が入ってこないだけで、ちゃんと語彙力があったらそこに何か深い意味が込められているんじゃないかと思った?

なかったよ、なんにも!!

さらに頭にくるのはそのやり口で芥川賞なんか取っちまったところだよ!

選考委員も、軒並み騙されてんじゃないか。誰か一人でも意味わかってたんか?「道化師の蝶」のモチーフとなっているという、自己言及プログラムを一人でも書いてみたんか??

俺は、この世に理系人間文系人間とやらがいるとはあんまり思ってないけど、もし芥川賞選考委員がそういったSF数学物理に疎い人で構成されているんなら、円城塔作品はまさしくそ脆弱性を突いたクラッキングだよ。

以下が「道化師の蝶」受賞時に高評価をつけていた選考委員コメントだ。高評価だぞ?低評価じゃない。よく読んでほしい。

『二回読んで、二回とも眠くなるなら、睡眠薬の代わりにもなる。』

完全に酔っぱらってるじゃねえか。

あと、円城塔は、いい加減に繋がっているようで繋がっていない短編の寄せ集めを長編と言い張るのをやめて、最初から最後まで一貫して繋がった長編を書くべきだ。詩集から無理か。

2020-08-23

第2子妊娠中の申 真衣さん、スプツニ子!さんと「30代の卵子凍結」を

2020年における先進的な女性卵子凍結・代理母に対する率直な考えが現れている非常に重要な対談だと思うので記録のため引用する。

VERY2020年4月号「卵子凍結事業も始めるスプツニ子!さんに訊きました シンマイさんと学ぶVERY世代卵子凍結」

https://veryweb.jp/life/106461/

https://web.archive.org/web/20200817141554/https://veryweb.jp/life/106461/

以下引用

海外欧米)ではもはやメジャーカジュアルな「卵子凍結」。自然分娩や母乳育児が尊ばれる日本ではまだまだSF感の漂うマイナーな分野。でも、女性だけにタイムリミットがあり、仕事もノッてる時期に、伴侶を探し、結婚妊娠しろ、ってどうよ。と立ち上がったのが、自ら26個の卵子採取したアーティストスプツニ子!さん。結婚前に凍結を検討していたシンマイこと申 真衣さんと意気投合

※この対談はVERY2020年4月掲載時(取材2月のものです。申 真衣さんは、同年7月に第2子妊娠公表しました。

――シンマイさんももともと卵子凍結に興味があったとか……。

申 実際にカウンセリングに行ったこともあるんです。もうすぐ30歳だな、と思っていた頃にちょうど未受精卵子の凍結が日本でもできるようになって(*注1)興味が湧いて。結婚願望はなかったのですが子どもは欲しいと思っていたので選択肢ひとつとして話を聞いてみようと思ったんです。でも、当時はまだアングラ雰囲気で……。躊躇しているうちに結婚したので凍結までは至りませんでしたが。

スプツニ子!(以下ス) 私は33歳の時に初めて卵子凍結のカウンセリングを受けました。結婚もしていないしパートナーもいない。仕事もめちゃくちゃ楽しい、でも子どもが欲しかったらそろそろ考えないといけないのかな。じゃあどうする? と思った時に、日本価値観では出産の前に結婚しないといけないらしいし、結婚するには恋愛しないといけない。やらなくちゃいけないこと多すぎない?と思って、じゃあまず卵子を凍結しようと。昨年2回採卵して26個凍結しました。

卵子凍結を体験したスプツニ子!が準備中の新プロジェクトとは

ス 自分でやってみたら気持ちが変わったのを実感して。凍結卵子による妊娠100%ではないか保険みたいなものではあるけど、すごく解放された感じがあった。あぁ、これで私はもっと自由に生きられるんだって。女の人は意識していなくてもbiological clock(出産可能年齢)という枷がある。子どもを産みたかったら何歳までに○○しなくちゃ、と。日本では凍結した卵子を使えるのが45歳未満までだから、あと10年くらいの猶予がある。それだけでもこれだけ明るい気持ち仕事に取り組めるんだ、と思い、この経験もっと多くの女性シェアしたいと思いました。

申 米国だと福利厚生として導入している会社(*注2)もありますね。

ス 2018年には米国大企業17%が導入しています過去3年で3倍になっているから、今年は30%くらいに増えているかも。米国で有名な卵子凍結クリニックはNYの5番街にあって内装もオシャレ、女性自分人生選択肢を広げるために訪れるポジティブ空間英国では、採卵した卵子の半数を提供するならほぼ無料卵子凍結ができます。でも、日本ではまだ広まっていないし、中国シンガポールでは社会的適応による卵子凍結がまだ認められていない。それってもったいない

申 私も自分が興味を持った時にリサーチしたことがあって。日本でも潜在的需要は高いはず。それなのに供給はなされてない。これって事業になるんじゃないのかな?と思ったんです。

ス 実は今年、卵子凍結バンクCradle」をオープンします。興味はあるけれどよく分からいから手が出せない、そんな空気を変えたかったので情報クリアにしてもっとハードルを低くしていく予定。いくつか報告はあるのですが、35歳以下の卵子を凍結しておけば子どもができる確率10個でおよそ50~70パーセント、15個採ると70~80%。この数字を高いと見るか低いと見るかは人それぞれですが、ブランドバッグや海外旅行とそう変わらない金額人生選択肢を増やせることを知ってもらいたい。

――卵子凍結事業を始めるきっかけは?

ス もともと私は女性テクノロジーに関連するアート作品を作ってきました。テクノロジーって人類にとって平等進化しているように思われるけど、実は男性中心に動いてきてしまった歴史がある。例えば避妊ピル日本では承認ものすごい時間がかかっていて米国から30年以上遅れていて、国連加盟国の中で最後まで承認されなかったのは日本北朝鮮だけ。承認前も「女性の性生活乱れる」みたいな論争が起きて。でもバイアグラが出てきたら、多数の死亡例もあったのに、たったの半年日本議会承認したんですね。

申 ピルには30年、バイアグラ半年

ス It’s a Men’s world なんですよ。残念ですがこれまで男性目線で科学進歩してしまった。ハタチの時にそれに気づいてしまって、人類は月に行ったのに私はまだ毎月生理になっているし、妊娠出産原始時代から変わらない。周りは「女だから・そういうものから仕方ないよ」って受け入れているけど、私は『なんでだろう、おかしいな』と思っていた。だから卵子凍結という選択肢が出てきた時に、これは人類にとってすごく大事第一歩だと思ったんです。

VERY世代生殖タイムリミットにつねに急かされている

ス 社会活躍する女性が増えているのに、仕事いちばん楽しい時期と子どもを産まなくちゃいけないとされている時期がドンピシャっておかしい。どれだけ女の人の活躍が進んでも、最後ガラス天井が肉体のタイムリミット妊娠出産卵子凍結はまだ新しい技術だけど、怖がったりタブーにしておくのはもったいないと思います

申 私は入籍から1年、31歳で妊娠。このタイミングタイムリミットから逆算してそれしかないという感じでした。子どもは欲しいと思っていたし、娘のことはかわいくてたまらないので後悔はもちろんないのですが、妊娠タイミングキャリア的に最適だったかというと難しい……。昇進の時期を控えての産休だったので、復職後に頑張りすぎてバーンアウトしかけたり、と余裕のない状況にはなってしまいました。少子化問題意識を持つ男性と話すと、早く結婚しろ・早く子どもを産め、という話になりがちですが「相手もいないのにどうやって」と思います。そして、結婚すると今度は生殖可能年齢のタイムリミットが迫っているのでせっせと妊活に励まなければ、となる……。

――2人目・3人目を望むのであれば猶予がない状況も。

申 晩婚・晩産化で初産が遅れていて(*注3)、1人目が1歳になった瞬間から、『2人目は!?』というプレッシャー自分自身にかけなければいけないし、仕事もある。忙しすぎです……。子どもの年齢はできるだけ離した方が子育て的にはずっと楽だと思うのですが、生殖可能年齢のタイムリミットがそれを許さない。

ス 30代の間にAMH(*注4)は大きく変化するから、針の穴に糸を通すような感覚ですよね。今の生き方生殖バイオジーが嚙み合っていない。だからこそ、卵子受精卵の凍結はもっと知られるべきだと思います。すでにパートナーがいるVERY世代であれば受精卵の凍結もアリ。個人的には多様な可能性を残すために未受精卵も凍結することをオススメしますが!

申 日本不妊大国体外受精で生まれ子どもは16人に1人の割合でいるはずなのにオープンにしている人は少ないですね。自然に授かることを良しとして生殖医療話題は触れにくい風潮も。

ス でも、『#MeToo運動もあって女性の性や生理に対する意識もやっと変わってきてる。その流れで、生殖医療に対する意識も変わってほしいと思う。もっと自由に産む時期を決める権利があることに気づいてもらいたいです。

申 卵子凍結の次に来るのは代理母だと思うんです。

ス 卵子凍結をしても自分で産むにはリミットがあるから、その流れは必ず来ますね。

申 日本だと向井亜紀さんが代理母出産(*注5)して話題になっていたけれど、米国ではサラ・ジェシカ・パーカーキム・カーダシアンのように代理母出産するセレブがいますね。費用的にはなかなか手軽にはならないのだと思いますが、選択肢が増えることは良いことだと思います

ス そもそも男性って女性パートナー代理で産んでもらって、親として認められているのに、女性けが自分で産まないと認められない、なんておかしいですよね。大事なのは子どもに愛を注ぐことではないでしょうか。

申 憧れの女性の先輩が精子提供を受けてシングル子どもを産んだんです。もちろんシングルマザーにはそれなりの大変さもあるかもしれませんが、仕事でも成功を収めていて人間的にも素晴らしい人なのでその決断にはかっこいいという言葉しか見つからなくて。きっとお子さんはたくさんの愛を受けて幸せに育つだろうと思います

ス 女の人だって仕事があって自立していれば、子どもを産むために結婚する必要はない。恋愛結婚関係なく、望んだタイミング子どもを産める自由がある。夫というパートナーがいなくても、現にアメリカヨーロッパでは充実した社会的支援のもと精子提供を受けて生まれ子どもがすくすく育っているから、家族という形式にこだわりすぎなくていいと思います

申 国や社会家族の在り方や女性生き方を枠にはめようとしますが、子どもを持つというのは本来すごく個人的選択。その人らしい選択をできるようになればいいと思います。そのためにはまず選択肢が増えていかないと。卵子冷凍されていて子宮も借りられるとなると、何歳になっても子どもが持てる。子育てに要する体力的な問題はあります人生100年時代のこの先、50代、60 代になってから育児をするなんて選択肢があってもいいのでは、と思います

ス 私たちが当たり前に思っている家族の在り方――何歳くらいでママになって子育ては何歳くらいまで――というのがこれからどんどん変わっていくはず。好きに生きて、好きなだけ仕事して、好きな人出会えたらラッキーだし、そうじゃなくても「精子バンク子ども産むもん!」って思えたら楽しいと思う。私はそっち派です (笑)

申 私はもっと早く知っていれば20代のうちに卵子を凍結していただろうなと思います。娘には本人はその時は必要性を感じていなかったとしても卵子凍結を勧めたいと思っています免許取得を大学入学祝いプレゼントするのと同じ感覚ですね。大学生の時間に余裕があるうちなら採卵もしやすい。それに結婚を考えるパートナーがいないうちなら意思をすり合わせる必要もなく、誰かの合意必要いから。スプツニ子!さんみたいに爽やかな方が卵子凍結を勧めれば、ポジティブものだと広まりそう。

ス 私もそうしたいと思っています20代なら数も採れるし質もいいから、成人式の振り袖より卵子凍結をプレゼントする方がずっといい(笑)。申さんには卵子凍結のアンバサダーになってほしいです!

申 ぜひやりたいです(笑)


スプツニ子!/アーティスト

1985年まれ東京藝術大学デザイン准教授ロンドン大学インペリアルカレッジ数学部を卒業後、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートRCA)で修士課程を修了。マサチューセッツ工科大学MITメディアラボ助教2017年東京大学特任准教授を経て現職。「東京減点女子医大」(2019年)などジェンダーに関する作品も多数。今年、病院提携する凍結卵子保管バンクCradle」(https://www.cradle.care)をオープンする予定。※サイト5月ローンチ

◉申 真衣/VERY専属モデル

1984年まれ東京大学卒業後、外資証券会社に約10年勤務したのち、現在ベンチャー企業取締役を務める。2019年6月号でVERY初登場、効率を重視するワーママらしいロジカルファッションライフスタイルが注目を集めVERY世代オピニオンリーダーに。2020年3月からVERYモデル。30歳で結婚31歳で長女を出産。(2020年7月現在、第2子妊娠中)

2020-08-22

ネタバレ有り】デカダンスオチがまるで予想できない。

デカダンスってのは今クール放映中のアニメな。ざっくり7話までのあらすじを、分かりやすいように喩えを入れて説明すると、

遠い未来絶滅寸前のカブトムシに入れあげたオッサンが、カブトムシ生存確立のために仲間を集めてテロに走る

って話。で、これがどうオチをつけるのかってのがさっぱり想像つかない。俺の考えつく限りの予想を列挙すると

1. カブトムシ人類を滅ぼし、地上の覇者となる。

2. カブトムシ人類共存共栄を迎える。

3. テロリストオッサンは早晩死ぬカブトムシ絶滅危惧種のまま何も変わらない。

4. オッサン特別入れ込んでいる雌カブトムシとの異種間ラブ。

5. 大どんでん返しが起こり、全く予想がつかないオチを迎える。

1番は多分無い、2番も多分無い、3番は一番自然だが一番つまらない。4番は理解できない。結果二重丸は5番となる。つまり予想できない。

予想になってないのに予想ってなんだよって思われるかもしれないが、デカダンスは2話でいきなり舞台設定の根幹に関わる大どんでん返しを入れてきているので、それ以上の大どんでん返しがこれから終盤にかけて起きても不思議ではない。てか多分起きる。人類カブトムシカブトムシが実は人類くらいの意味不明大どんでん返しが来るだろう。

まり俺はそれを楽しみにデカダンスを視聴しているわけだ。

あと、俺の説明が悪いせいでつまらないアニメに思えるかもしれないけど、派手なSFガジェットアクションや顔芸が盛々で声優の演技も上々な気がするし、とても面白いです。

anond:20200822120427

設定が作り込まれている作品ハードSF定義というのはありそう

理系教授学者さんが書いてる事も多いんだっけSF

anond:20200822115950

海外SF小説を読んだら、巻末にその世界を成立させている物理式や天体系についてビッチリ書かれてた。

かに、読んでる時に矛盾も感じなかったし、世界観が作り込まれてると思った。

 

あれが、ハードSFじゃなかったら、あれ以上に硬派な作品を読んでみたいと思う。

残念なのは作品名を忘れたこと。

追記】「SF」って具体的にどういう作品の事を指すのか今でも分からない

自分の中では子供の頃に藤子・F・不二雄先生が言っていた「すこし・ふしぎ」がSFなんだとある年代まで思っていたけど

本来空想科学(Science Fiction)でSFって聞いて「SF」という言葉に感じていた神秘的な雰囲気が薄れて残念に感じた事がある

それなら幻想宇宙(Space Fantasy)の方がドラえもんを見ていた頃の「SF」という響きに近い物があって好きだ

ところで所謂SFにもハードSFソフトSFの二種類があって、スターウォーズなどの所謂スペースオペラ」と呼ばれる作品ソフトSFに分類されるそうだけど

そのソフトSFハードSFファンからそもそもSF」と思われていないと聞いて、じゃあ本当の意味での「SF」とはどういう物を指すのか、そんな事ばかりが今でも気になっている

追記

今日になって数日前の日記トラバブコメが沢山付いている事に気付いた

ありがとう

SFを何の略語とするかという話なら"Speculative Fiction"が好み。

れいいなあ…架空戦記とかゾンビ代表とするホラー物が好きだからそういうのを一括してSFって言えるんだ

2020-08-21

anond:20200821175942

中国SFのなかで「戦争しててちょっとSFでいくつかの勢力対立してる作品」を教えてやれよ

anond:20200821112808

最近中国SFがかなりおもろいで。ワイは『折りたたみ北京』っていう短編集読んでハマった。動物実験バーチャルリアリティ性風俗環境破壊介護文明崩壊言論統制、星間旅行格差社会古代中国テーマは多様で飽きがこない。『三体』もベストセラー普通におもろいで。

追記二次元分からん。スマソ

「主要SF賞総なめの話題作!」と見ると

すぐ海外作品とわかって寂しい

日本ってSFに対する賞そんなにたくさん無いもんな…

好きなSF

無限のリヴァイアスが俺は好きなんだよ

ロボットを有線ケーブルで動かしたり挙動は数人がかりでプログラム作って動かしたり

戦闘は衛生軌道上で接敵に1時間後だったりミサイルが1時間後に着弾だったり

そういう宇宙戦闘描写が好きなんじゃわ

ちょっとSFおせーて

最近銀河英雄伝説でぃのいえてーぜを観てるんだが、こういう戦争しててちょっとSFでいくつかの勢力対立してる作品ってなんかない?

あ、銀英伝は昔テレビでやってたやつ観てて原作も読んでた。ガンダムちょっと知ってる。ヤマトはそんな好きじゃなかった。メカニックより話の内容が好きなタイプ群像劇っていうのかな

媒体二次元ならなんでもいいや。あとはあんまり対立勢力多くない方がいいかな、覚えきれないし。有識者頼んます

2020-08-18

SFアニメで、授業で生徒に設定言わせるやつ

はい、我々の世界は○年前にXXに襲われました」みたいな設定をモブ生徒に朗読させるやつ

説明!」って感じでいいよな

2020-08-16

テクノロジーパンクの始祖はギリシャ神話

「神の世界には人類想像もしないすごい技術で作られた凄いアイテムが沢山あってその前提で世界が動いてる」って世界観が展開されている。

ヤレヤレ……SF界隈よ君たちのその「うん千年先を越されてるのに恥ずかしげもなく自分たち起源があると言い張る」癖はいつになったら治るのかね?

anond:20200816170025

あなた時代小説とかSFとか背景知識要求されるエンタメが好きじゃないんだね。悪くはないけどつまらない人生だと思うよ。

ワールドエンドヒーローズ舐める

スクエニ女性向けに製作したアプリゲームワールドエンドヒーローズ」が2020年8月20日サービス終了する。それに伴ってメインストリー、サイドストリーキャラクター15人の過去や心情にフォーカスした物語)が全話解放された。

私が主張することはただ一つ。

 

オフライン版でもいいかワールドエンドヒーローズを読んでください。お願いします。

 

私もかつて友人に勧められた時、「女性向けゲームかあ…」とか「どうせ今流行りの乙女ゲームみたいなキャラ萌えストーリーなんだろうな」とか、完全に舐め切っていた。最初の数ヶ月はログインだけしていた。

 

舐め切ってた。面白すぎる。

 

今までやったゲームで一番面白ストーリーだし、一番キャラクター人間として魅力的だった。

「名作」と呼ばれるアニメ作品などにも全く引けを取らない面白さだった。友人には本当に感謝している。

作品名前を挙げて「これが好きな人には絶対刺さる」と言えばきっと理解されやすいが、それはネタバレになりそうなので言えないのが心苦しい。

 

様々な理由が重なり、ユーザーの力及ばずサービスは終了するが、ワヒロを知らない人は是非ストーリーを読んで欲しい。

知っている人は、ただの女性向けだと思って舐めないでください。

 特に 下記に複数当てはまる人。

絶対読んでください。

 

ヒーロー=圧倒的力を持つスーパーマンではなく「特別な力を手に入れた人間であることが好き

・「ヒーローはみんなを守ってくれるけど、ヒーローのことは誰が守ってくれるの?」というテーマが描かれる物語が気になる

キャラに人気や出演の格差がなく、全員の背景や心情がしっかり描かれる

・最強ではないヒーロー能力を駆使して戦うのが好き

・人の葛藤や闇がしっかりと描れるのが好き

軽率な設定でゴリ押しせず、納得のいくSFが読みたい

・観察、考察必要とする表現を読み解きたい

伏線回収がすごい話を読みたい

 

ワヒロは女性向けと称されてサービス開始したものの、本当の魅力は上記にある。

インキャラに女性が1人もいないので、その点に関しては女性向けと言っていい。だがユーザー視点である指揮官」とのイチャイチャゼロ。むしろほとんどのキャラ指揮官に対し「お前いたの」くらいの扱いなので、男性も是非プレイして欲しい。

 

詳しい内容はネタバレになるので、公式サイトを前情報としていただきたいが、少しでも「読んでみたい」と思ってくれた方へ向けて簡単なあらすじを以下に記す。

 

勢いに任せて書いた拙い文章をここまで読んでいただき、本当に本当にありがとうございました

 

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1世紀前、隕石と共に出現した喰核(しょっかく)生命体「イーター」。星の核を蝕むイーターに対抗するため、地球人間に「血性」という力を与えた。

血性を持ち最も力が発揮される年代である少年たちはやがて「ヒーロー」と呼ばれるようになり、対イーター機関であるALIVE」がヒーロー活動教育支援する学校をいくつか指定した。

都内23校のうち、5校が特に優秀とされ、そこに所属するヒーローストーリーのメインキャラとなる。

 

変わり者が集まる「崖縁工業高校

優秀なヒーロー校「白星第一学園」

豪華絢爛な「ラ・クロワ学苑」

不良たちが集う「風雲児高校

怪しい宗教学校「愛教学院」

 

15人のヒーローがそれぞれの信念、それぞれの想いを抱きながら「世界の終わりのヒーロー」として立ち向かっていく物語

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なんかちょっとバズってたとある作家note

みんな読みやすい、一気に読めた、感動したと大絶賛だったけど俺はそうは思わなかった

ダラダラ無駄に長い文章で読みにくくて途中で読むのをやめてしまった

どうやら自分にはああいった文章を読んで感動する才能がないらしい

自分が好んで読む小説海外SFが多くて、あんな回りくどい書き方はしてないかイライラしてしょうがなかった

ふと、妻と軽く口論になったときのことを思い出した

話が長すぎて途中で、

んで、結局何が言いたいの?

と聞いてしまった時のことだ

あの時は小一時間言い合いになって、ちゃんと黙って聞いておけば良かったと後悔した

妻を怒らせてしまったし、無駄時間も潰したし、いいことは全くなかった

あの人の本を我慢して読めるようになれば妻の話もちゃんと聞けるようななる気がした

気が向いたらまずはあのnoteから読んでみようかな

そう思って読み返して見るのだが、やっぱりイライラしてきたのでそっ閉じするのであった

2020-08-15

SEから

棒を一本とるとSFになる

まり、そういうことだ

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