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2020-09-16

現代ニーチェが刺さる要素ある?マジレス希望

なんJネタ(深淵を〜)以外で2020年現代においてなにか刺さる要素ある?敬虔クリスチャンでも無いのに?

もちろん、子どもの頃ハマったものに深い思い入れがあるのはわかる

ワイもチョコカステラが好きだしきな粉棒が好きだし長編ドラえもんが好きだしムーミン好きだ

それっぽいものをあげるなら子どもの頃に読んだサルトルアドラーは好きと言えば好きだ

 

古いマンガ(たとえば奥瀬サキとか)だけでなく最近マンガ(ニーチェ先生 など。なお未読)やエンタメ個人創作でも

未だにニーチェ推す人々を見るのですが

いったい、なにがそんなに刺さるの?キャッチーから?あるいは厨二心をくすぐるし学校うから?(太宰治的な)

2020-08-23

anond:20200822164158

とりあえずネット青空文庫

太宰治の『お伽草紙』を読むことを勧める、すげー読みやすいぞ

・短い

連作短編形式

元ネタの昔話を知っていれば興味を持ちやす

・それでいて「おおっ」と思わせる意外な着眼点

・これが戦時中に書かれたという事実に驚く

・とりあえず「太宰を読んだ」という気分が味わえる(人間失格よりずっと良い)

文豪の本を読んだことをステータスにしないでほしい

「太宰とか芥川とか泉鏡花とか川端康成とか読んだことないの?笑」ってなんやねん!!!!!!

本を読むのが好きだ。好きな作家特にいない。

本屋にふらっと入って、その時話題だったり平積みされてるのから面白そうなのを適当に選んで読む。

最近読んだ中では「蜜蜂と遠雷」とか「あきない正傳 金と銀」とかがハマって凄い面白くて一気読みした。ホームズとかも好き。

年代流行りの村上春樹は「騎士団長殺し」は50pくらいまで読んだもののどうしても合わなくて途中で売ってしまった。

けど、「遠い太鼓」はちょっと面白くて、1年くらいかけてちまちま読んだ。




そんなだから趣味読書ですって言っても良いと思ってるんだけど、

そうすると文豪の本をほとんど読んだことがないので、読書仲間の間ではなんとなく浮いている気がする。

読まず嫌いというわけでもなく、刺青とか堕落論とかは一応最後まで読んでみたものの、読み終わっても別になあ…っていう感じだった。

女生徒とか吾輩は猫であるも冒頭チラッと読んだけど、上がんなくて最後まで読めなかった。

文体が古くて読みづらいって言うか目が滑るって言うか。というのもあるけど、現代人が現代小説の方が好きなことって別に普通のことじゃないか

自分は当て勘で本を買っては当たったり外れたりしているけど、

それって自分にとってそうってだけで

他の人のハズレが自分にとってあたりだったり、その逆もあるってもちろん理解してる。

文豪文豪として扱われるだけの力があるんだろうなってこともわかる。


んだけど、やっぱり太宰治読んだことないよっていうと苦笑されたりするんだよな。

なぜか文豪の名著を読んだことってステータスになりがち。あれやめてほしい。

あと単純にあの重たい文体を楽しんで読めるのが羨ましいので、なんか読みやすくて面白いのがあれば教えてほしい。

2020-08-15

もうすぐアクタージュの載っていないジャンプが発売される

週刊少年ジャンプ連載漫画だった「アクタージュ」。

原作作画の二人でやっていたらしいがその原作の人が女子高生痴漢行為を働いて逮捕されて、事態を重く見た編集部によってアクタージュは連載打ち切りになった。

これについて色々言わせてほしい。結局、無力な俺にはここでこういう風に文字にすることしかできないから、しないから、攻めたことも言うけど許してほしい。

アクタージュという漫画を知ったのは友達からだった。「今週の新連載、面白いよ」そう言われてコンビニ立ち読みしてみたら確かに面白い。もともと演劇とかお芝居そのものが好きだったから(学校演劇会とかはセリフの多い役をやりたいタイプだった)、すぐにはまった。絵も綺麗だったし。

そんな俺がこの作品もっと深くハマることになったのは「デスアイランド編」だった。千世子という美しい自分だけを魅せ続けることが全てだと思ってる役者に夜凪の忍法「役入り込み」が炸裂して千世子が初めて歪んだ顔を画角に収めることを許してしまうシーン、最高だった。他人の警戒のない横顔を盗み見ることが好きだった千世子がデスアイランド編の最後で今度は自分の横顔を撮られることになるって演出。どっちが考えたのか知らないけど、天才だと思った。

そのあとの「銀河鉄道の夜編」も好きだったし、今やってる「大河ドラマ編」も素敵だった。子役皐月ちゃんが夜凪と関わってどんな風に変わっていくのか楽しみで仕方なかった。それなのに。作品打ち切りになった。

これについて文句を言いたいわけじゃない、と言いたいところだけど嘘。めちゃめちゃ文句を言いたい。いっぱい言ってく。きっと言っちゃいけないところまで。

まず1番は原作者!しょうもない欲情なんかすんなよバカ。お前の作品がどれだけの人をワクワクさせてるかなんて考えたこあんの?人としてそもそも責任のない違法行為だけど、その前に作者として責任を持って生きて欲しかったよ。責任を持って作品を届けて欲しかった。痴漢したくなってもさ、「いや、俺はまだアクタージュを完成させていない」って踏みとどまれよ。それくらいのことする義務があると思うよ。責任を持って生きるなんて、俺自身できてないから偉そうなこと言えないけどさ。それとも責任のない人間からこそあん作品が書けてたのかな。思えばゴッホもベートヴェンも太宰治芸術家ってほんと社会性のないエピソードばっかだな。芸術ってほんとつくづくトレードオフだ。

次!編集部および宇佐先生あんたたちも同じだよ。俺の主観勝手なこと書いてて申し訳ないよ。それはわかってる。でも、作品価値を誰よりもわかってるあんたたちだからこそ、なんとか休載お茶を濁すみたいな英断をして欲しかった。そりゃそんな決断をしたらたくさんの暇人自分たちに関係ないのに「ありえない」「被害者気持ちを考えろ」とか群がってくるよ。そんなの予想できてる。でもさ、あんたたちはみんなわかってるはずだろ?作品に罪はないってこと。あんたたちの決断アクタージュという作品に終止符を打つ、言い換えればアクタージュを殺すってことなんだよ。殺された作品は満足な死に方も選べない。打ち切り漫画でさえ、安楽死を選べるのに。ひどい話だと俺は思うんだよ。俺ですら思うんだからあんたたちが思わないはずないんだよな。きっと、ほんとにつらい思いで打ち切り決断したんだろうな。そう信じたい。今の時代、もし続けるなんてことを選んだらわけわからんやつらがいっぱいよってくるもんな。場合によってはイメージダウン経営が傾いて他の漫画まで死ぬ、そんな最悪の事態まで起こりうる。そんな断腸の思いでの決断なのかな。もしそうなら、もうこれ以上文句なんて言えないよ。言えないけど。それでもやっぱり英断をして欲しかったな。無責任立場からこんなこと言えるのはわかってるけど。

次!世間誹謗中傷が生きがいのやつら。有名人誹謗中傷して追い込む奴らにも言いたいことはあるけど、今は「作品と作者を切り離して考えられない人間」全員に文句を言いたい。そう、RADWIMPS野田洋次郎優生思想発言をしたときRADWIMPSの曲まで叩いてたお前に言ってるんだよ。創作者本人ならいくらでも叩けばいい。でも、その人が作った作品を悪く言うのは意味わからん作品ってのは子供だろ?親が何か悪いことをしたら子供まで悪く言うのか?あっでも"昔"はそういうこともよくあったって聞いたことあるな…。察した。そんなインターネット老人がこんなとこ見てるとも思えないけど、このはてな匿名ダイアリーは「王様の耳はロバの耳ー!!」って叫ぶ穴なんだから気にせず叫ばせてもらう。芸術価値って創作者とは無関係なの!!それが本来なの!!ヒトラーの描いた絵見てみ?めっちゃうまくて感動するから。そりゃ創作者本人に何か強烈な嫌なことされたら作品を恨みたくなる気持ちもわかるけど、理性ではわかっててほしい。作品創作者は別物ってこと。理性でもそんなことがわかってないやつらが世の中たくさんいて、そいつらが謎の執念でクレームを入れるからこうやって編集部打ち切りみたいな厳しい措置を取らざるを得ないんだよ。悔しいよ。なんでそんな暇なんだよお前ら。そんな暇あるなら今日うつもりの晩御飯のことでも考えてろよ。そっちの方が楽しいぞきっと。

最後。これは先に言っとくけど俺の考え、言葉、すべて間違ってる。完全に俺が悪いし、叩かれるべきだし、理性ではそれらすべてわかってる。わかってる上で言う。被害者アクタージュって漫画のこと、知っていましたか週刊少年ジャンプで連載していて、夜凪景って女性が演技についてたくさんのことを学びながら女優になっていく話です。毎週更新される話を楽しみに待っていた人たちがたくさんいるんです。もう話の続きが永遠に見られないことを俺はまだ受け入れられていません。それほどにあの作品に熱中していました。あなたの受けた心の傷がわからないがゆえの発言です。自分でも最低だと思います。こうやって自分が最低とか言って保険をかけてる、それすらもクソだと思ってます犯人漫画原作者と知ったのはどのタイミングだったんでしょうか。何か、なんとか打ち切りだけは避けるようなそんな働きかけはできなかったんでしょうか。ああもうだめだ。最悪の発言だ。ごめんなさい。本当にごめんなさい。それくらい今動揺しています。次の号の、アクタージュの載っていないジャンプを冷静に見ることができる自信がなくて、こんな拙い文章を書きなぐっているんです。ほんとに自分被害者じゃないから言える、無責任クズみたいな言葉です。でも、それでも、俺はやっぱり、被害者じゃないから、アクタージュの大ファンだったから、痴漢ときで殺されていいような作品じゃなかったと思ってるよ、今でも。あえて、「ごとき」なんて表現を使った。きっとこういうところでもいっぱい叩かれるんだろうな。まずこの文章が人々に読まれなければそんなことも起こらないか。どっちでもいいけど。殺人でも、強姦でもなく、痴漢なんだよ。原作者の痴漢なんかで死んでいい作品じゃなかった。それだけは絶対に、どんなに罵られても絶対に曲げない俺の気持ちです。

上にあげた文句、すべて八つ当たりです。一番悪いのはきっとこんな風に諦めの悪い、性犯罪の重大さへの理解力のない俺自身だし、痴漢をするようなやつの作品に心酔してしまった俺自身だし、挙げ句の果てにこんな風に文章を書いて読んだ人を不快にさせてしまう俺自身です。

全部理性ではわかってるけど、それでもアクタージュに動かされた心の一部分がずっと、つらい、悔しいって叫んでるんです。なんの罪もないアクタージュという作品が俺を含めたくさんの人の頭の中で生き続けることを願ってこの文章は終わりにします。

ここまで読んでくれてありがとうございました。不快にさせてしまった方、すみませんでした。

2020-07-28

三浦春馬にはなんていうかもう本当の神になって欲しい

遺作のMV見て脳に電撃が走った

私にとってもはや神

彼は信仰対象になってしまった

多くの人に愛された上で自死した俳優の遺作があまりにも美しいなんてズルすぎるだろう

好きにならない選択肢がない

好きどころじゃない、これは畏怖

から宗教勧誘のおばさんきたら三浦春馬信仰しているので……って答えることにする

こんな美しい遺書を残すのは太宰治三浦春馬しかいない

なにもしなくていいからただ勝手信仰させてくれ

2020-07-24

今週読んだ漫画を書く

先週は面白い漫画紹介してもらってありがとう

まだ全部読んでないけどやっぱり人が推薦する漫画面白い

また教えてください。

☆今週読んだもの

マイホームヒーロー

推理小説趣味で書くお父さんがその知識を総動員し、娘のために裏組織と戦う話。

今まで読んだミステリ漫画中でもダントツ面白い。息もつかせぬスピード感と展開。読み終わるまで眠れない。

お父さんがすごすぎて悪漢がかわいそうになるレベル。絵が細密でうまいキャラ性格に沿った描き分けがいい。

この作の方、推理小説とか書いてないのかな。最新刊読んだら検索してみる。面白い

異世界失格】

太宰治異世界転生してハーレムする話。

ハーレムというとそんな都合いい女いるかという気分になるが転生者が太宰治というだけで納得いく。

いやこんな女いるなー。私が間違ってた。絵は綺麗。内容はちょっと薄め。あんまり濃くできない理由はわかる。

同時期に太宰治が転生してると聞き検索して見たけど多分なろう連載小説かな?

こちらは文体から凝ってて読み応えありそう。一緒に読むと2度おいしくていいと思う。

書籍化川端康成サイドとの折衝にかかってると思うけど難しそうな気はする。

応天の門

まだ学生菅原道真在原業平今日の都で起こる問題解決する推理もの

大河ドラマ時代考証やってるプロがついてるらしく、挟まれ講釈がためになって面白い

漫画としての面白さよりなんかこう、知的好奇心で読むと良さそう。エンタメとしては薄味?

絵はざっくりした感じで好みは分かれそう。

スキップビート

幼馴染が都会にでて歌手になるのに利用され、貢いで尽くした挙句捨てられた少女自分アイドルになって見返そうとする話。

エキセントリック体当たりヒロイン自力で成り上がる姿が清々しい(?)

この作者さん、全作通して普通王子様を待つ少女漫画なぞ描かないわよ、という気概があって、あん少女漫画きじゃなくても楽しく読めてたんだけど、最近ちょっとヒロイン上げが鼻につくような。典型的はわわヒロインになってる気がする。

でも夢小説が大流行からそういうヒロインの方が世間受けはいいのかもしれない。仕方ない時代の流れ。

最初の方は面白い

ゴールデンカムイ

あらすじ書くまでもない人気漫画

最新刊読んだ。杉本かっこいい。妙に乙女おっさんなだけではないところをたまには見せてくれる。

今回の砂金の話はちょっとホラーかかってて面白かった。

敵味方入り乱れすぎて似たような顔のキャラはどこ陣営なのかよくわからんくなってきた。

ファブル】

なにわ友あれの作者の漫画。前回タイトル間違えててすいません。

殺し屋ファブルがボス命令で一時休業し、一般社会一般人として暮らそうとする話。

正体を隠したファブルが悪漢に囚われた美女を救う話で、こういう話を嫌いな人間がいるだろうか、いやいない。

相棒小悪魔美女暇つぶしヤリチン男をうんちに沈める回も楽しい

この作品キャラクターはいい人が多いが、中でも一番のいい人はデザイン会社社長。まさに聖人男性

この漫画で納得いかないのはこの社長独身なことだけである

2020-07-18

異世界漫画

最近読んだ中では

異世界失格とライドキング面白かったよ

太宰治プーチン大統領っぽいのががでてるやつ。

プーチン大統領だと無双しててもチートでも納得いくな。

お前ら読めよ。

2020-07-17

anond:20200716012131

どうでもいいマジレスすると

明治期とか昭和前半とかの作家の多くは

宮沢賢治太宰治とか実家が太くなければ食えてない

しろ内田百閒みたいに借金だらけの場合が多い

出版業界バブル時代広告収入モデル雑誌の部数も刊行点数も極度に増えた

その後、広告収入モデル機能しなくなって沈没が続いてるわけだが

バブル期~1990年代当時の方が特殊だったと考えるべき

***

じつは自分も零細下請けライターなのだ

書店ではなくコンビニで売ってる紙質の安い雑学本がメインだ)

仕事の本数自体は極端に減っていなくても単価の減少は痛烈に感じる

10年ぐらい前は一冊の本を3人ぐらいで分担して2~4か月ほどで作って

20万円前後にはなり、それを同時並行で3本ぐらい回していれば生活できた

ところが現在は、同レベル仕事では1本当たりの単価は2~4割は減少してる

理由は1回当たりの発行部数の低減

そりゃそうだ、今や金を出して紙の本なんか読む奴は年寄りしかいない

しかし、自分のような雑誌ではなく単行本メインのライターだと

(しょせんは無署名記事でも)たまーに一度担当した本に増刷が掛かり

予定外収入として印税が入ることもある

***

率直に言って俺はコミュ障なので勤め人は無理である

図書館古本屋で集めた資料を机の横に山積みにして

歴史雑学本とか統計データ本とかを書くぐらいしかできる仕事はない

(直接インタビュー系は依頼されることがかなり減った)

年収100万円台から300万円台を数年おきに周期している

40代でそれじゃ人生終わってるって?

これでも、勤め人をしていた当時のような人間関係トラブルはないし

ほぼ在宅で自由時間が多い生活だし

文筆専業になる以前よりはマシな方だとは思う

仕事の場を紙の出版からネット媒体に切り替える気はないかって?

原稿の単価、スケジュール編集校正のチェック、校閲とか

字句や事実関係の間違いがあった場合責任問題などで

紙の出版関係者は一応それなりに経験を積んでいるが

ネットメディアはどうも信用できないからなあ…

長年付き合いのあるフリー編集者(1970年代後半生まれ)は

自分らの世代まではギリギリ逃げ切れるのではないかと述べている

その背景として、自分らより下の世代は今さら紙の出版を目指す者が

かなり少ないので、下世代に食いぶちを奪われる危険性が低い点が挙げられるが

それもどこまで楽観して良いものか……

2020-07-13

気付いたら涙が出ていた

これは一種備忘録であり、すでに忘れかけている出来事についてまとめたものである

ほかの人々もこのような生き方をしてきたのかを知りたいが、わたしの周りの人間にはとても恐ろしくて聞くことができない。

そのため、このように匿名で、画面の向こう側のあなたに向けて発信する。





わたしは、幼少期の記憶がない。

具体的に言うと小学校4年生までの思い出が一切ない。

4年生までは海が近くにある田舎に住んでいた。学校は、なぜか山の上にあったので、頂上まで続く階段毎日登り続けていた記憶はある。

わたしが覚えていないことは、わたしにまつわる人間関係であったり、日常わたしがどのように過ごしていたのかだ。どんな友達がいて、わたしはどんな性格で、学校ではどのような役割を担っていたのか。また、自宅では家族とどのような会話をして、なにを考えて生きていたのか全く思い出せない。

これは誰しも皆、思い出せないものなのだろうか。

あなたは昔のあなた自身を覚えているのか?

一切なにも思い出せないことは普通ことなのかを知りたい。

小学校5年生以降はどうなのかと考える。

わたしは5年生になるとき県内比較的都会な街に引っ越してきた。

もちろん小学校も転校したため、また一から人間関係を築きあげなければならなかった。

わたしは転校初日、とても緊張していたことを今でも思い出せる。緊張のしすぎて腹痛になり、登壇した際に倒れたのだ。今のところ、これまでの人生で、あの瞬間ほど緊張したことはないだろう。おそらく、それ以来、よほどのことがない限り緊張もしなければ、度胸もついた気がする。

職場でも「あなたはいつも冷静で度胸がありますね」と上司に評された。

それはわたしが常に俯瞰的に見ていて、全てを他人事だと思っているかなのだが、その話は置いておく。

話は長くなったが、端的に言ってしまえば小学校5年生以降の記憶は保たれている。

そのときに級友だった数名は、今でも交流を続けている。

今になって考えてみれば、わたしは転校先の初日で大恥をかいた。

しかも全校生徒の前で。

当時はここまでの考えには至っていないが、失うものが既に無いわたしは陽気なドジキャラで通していた。クラス内では明るくムードメーカーとして振る舞うが、肝心なときミスをして級友たちの笑いを誘う。

このキャラ設定は楽だった。

今でもこれで通用している。





話は変わってしまうが、あなたは両親に言われたことがあるだろうか。

「お前は人間じゃない。お前は複雑だ」

この記憶が、いつごろの記憶なのか定かではない。

おそらくは10代にまだ入っていない頃だと思われる。

わたしはよく嘘を多用している。

いたことのある話でも初めて聞くようなフリ。覚えているのに忘れたフリ。知っているのに無知なフリ。無垢なフリ。

出来ることでも出来ないフリ。

目の前の人物がAを好きと言えばわたしもAを好きだと言う。Bが嫌いだと言えばそれに控えめに同意する。別の人物がBを好きだと言えば控えめに同意する。

矛盾がないように嘘を重ねていくと、他者から見るわたし形成されていく。

そもそもわたしはAにもBにも興味がない。だから好きでも嫌いでもどちらでもいい。わたし好き嫌いあなたが決めてもらっても構わない。その方が楽だ。

だいたいはこれに通ずる。出来ないフリをすることは友人たちから好感が良い。好きなものや嫌いなものが同じだと共感性が得られやすい。

わたしはどこにいても聞き上手だと言われるが、上手なのではなく、聞かないとわたし形成されないかである

相手より優れないフリが人間関係を長続きさせるのだと小学生の頃に気づけてよかったと思う。

しかしまだ嘘をつくことや出来ないフリをすることに慣れていない時期に、知らないフリをしていたことが母親に気付かれてしまった。

なぜ知らないフリをするのか問われるも、なにひとつ答えられなかったことを覚えている。どのように説明すればいいのか言葉が見つからなかったからだ。

だが、わたしはこれを特殊なことだとは思っていない。人間誰しもが、わたしと同じことをやっているではないか

わたしはただ、みんなと同じことをやっているだけだ。辛うじてそう母親に伝えた。

そのあと、母親はこのことを父親に伝え、両親は揃って先ほどの言葉わたしに述べた。

わたしのなにが母親を悲しませてしまったのだろうか。母親は泣いていたが、わたしはそれをじっと見ているだけだった。気味が悪いと言われ、さらに出て行けと言われたから、雨が降るなか外に出た。

母親は昔からみんなが好きだった。みんなと同じようにしなさい。みんなと一緒になりなさい。わたしはただ母親の言いつけを守っていただけであったが、どうやらわたし母親の期待に応えることが出来なかったようだ。

それ以降、母親わたしを捻くれているとか我が強すぎるとかの内面に対する評価をよくするようになった。わたしは言われている意味理解できず、たびたび母親を悲しませてしまった。

わたしには2つ下の弟がいた。母親は彼を普通に育ってくれてよかったとよく褒めていた。

母親に褒められる、そんな弟がわたしは誇らしかった。弟がいれば、わたしはいなくても大丈夫だと思った。弟よりも出来ないフリをしていてよかったと心の底から思った。

弟の幸せわたし幸せのものだ。

話が結構逸れてしまったが、わたし家族の話などどうでもよくて、本筋はなぜ小学校4年生までの記憶がないのだろうか。

とりあえず昔のわたしは一つの結論を出すことでわたしを納得させていた。

きっとこれは、わたしと言う自我がなかったからだ。

わたしは、わたし自身にも他者にも興味関心がなかった。それは今でも変わらないことであるが、ある程度の着地点は見つけている。

転校してからは陽気なドジキャラを演じることで、なにを言えば友人たちは喜ぶのか、なにが出来なければ友人たちは喜ぶのか。また、どのように反応すれば心を揺さぶることができるのかを理解するために人間をよく観察した。

最初は演じていたこであるが、10年以上も続けていくと、もはや呼吸のように行える。今ではわたし形成する人格ひとつだ。

流石に母親人間でないと言われてからは、わたしのこの生きた方を悩んだこともあった。

しかし、これは所謂気遣いと呼ばれるものから人間誰しもが行なっていることであるため特殊なことではないと納得した。

その頃に太宰治人間失格を読んで、そう思った。

前向きになれた。

ここ最近、新たな考え方が生まれた。

わたし物語が好きだ。

登場人物たちを画面の向こう側であったり、文字の向こう側から俯瞰的に観察することができる物語が好きだ。しか登場人物たちの内面を描いてくれるから勉強にもなる。

わたしはこの世界物語世界のうちのひとつだとたびたび考えている。

こちらの世界にも物語があるならば、逆説的にその物語の向こう側にも物語があるわけで、それはお互いに鑑賞しあっているのだと考えている。

画面の向こう側であったり、文字の向こう側の世界存在する物語はきっと、わたし存在する世界物語が紡がれている。

きっと自我形成されていなかった頃のわたしは、その物語登場人物にすらなれなかった。

からわたし物語存在しない。

紡がれなかった物語描写が無いように、わたし記憶わたしが生きた記録もない。

それは仕方がないことだろう。

からわたしが陽気なドジキャラと言うキャラクター設定を獲得することで物語登場人物のうちのひとつになれたのだと考える。

どうりで記憶もあるはずだと思う。

そんな考え方をするとさらに生きることが楽に思えた。




人間じゃないと母親に言われてから死ぬことも何度か考えた。

演じているわたし、他の人間から言葉を借りるわたし、本当は空っぽわたし

その本質が明るみに出る恐怖に耐えきれなかった。

でも人間は誰であれ嘘をつく。

演じることだってある。

それとわたしは変わらないはずだ。

わたし世間一般の大多数のうちに含まれる側の人間のはずだ。

母親の望むみんなにわたしはなれたはずだ。

だが、そのことを家人や友人、職場人間に聞くことはできない。確認することもできない。

それを質問するには、本当のわたし説明しなくてはならない。

それは絶対不可能だ。

なぜならわたしわたしとして生きることができなくなってしまうからだ。

あの時のように人間じゃないと言われて、気味悪がられてしまったら、誰もわたしを知らない土地人間関係を一から構築しなくてはならない。

それは正直めんどくさい。

時間もかかる上に引っ越し転職の兼ね合いもある。

から匿名を名乗って、ここまで読んでくれたあなたに問いたい。

わたし人間であるか?

みんなになりきれているか

追記

わたしが予想していたよりもはやく反応を示していただいて感謝しています

こういった匿名の場を借りてみたのも、ここ数年、自分の考えを発信する場が以前よりも増えてきており、そこに投稿する人々も多くなってきていると気付いたからです。さまざまな文章をとても興味深く拝見させてもらいました。

そういえば、自己紹介的な部分がなく簡素な文になってしまったのではないかと考えに至り簡単ながらまとめさせてもらいました。

わたし20代半ば)

20代前半までは人間のなり損ないか病気なのだと思って過ごしていたが、これも個性なのでは?と思い始めてきているところ。

10代前半時代に祖母からとある医療職についてほしいと言われ、現在はその職種病院従事している。入れ替わりが激しい部署のため、その部署内では経験豊富立場になってしまっている。現在新人教育比較重要業務を任されるようになってしまった。

現在上司から職場内の人間関係職場システムについて相談されており、人間のなり損ないのような自分が、アドバイスしてよいものか悩んでいる。そのため、匿名立場を借りてこのような文章を発信させてもらった。)

母親

現在わたしふたり暮らし。明るくてとても優しいがとても寂しがり屋のため、単身赴任父親が帰ってくるまではひとりにさせられない。

わたし母親理想とする子供像が掴めてきたので、関係は良好だと思われる。

社会人。他県にて一人暮らし中。

弟とはこれまで喧嘩などは一度も行ったことはない。わたし母親咎められた時は必ずフォローをいれてくれていた。母親曰く、わたし尊敬してくれているようだ。

父親

単身赴任のため、数年前から現在に至るまで他県にいる。簡単に帰ってくることができない。

2020-07-10

「美味しさ」だって暴力的

「美味しさ」は絶対善では無い。つまり、「美味しさ」も光量や音量と同じで、料理は美味しければ美味しい程良いというものではないのだ。

ということを他人に何回話しても、なかなか理解してもらえない。

多くの場合、「美味しくないより、美味しい方がいいでしょ」と返されてしまうのだが、その美味しさが自分が想定する以上に存在するのはラッキーでも何でもなく、単に邪魔だと言いたいのだ。

例えば、天才数学者アイデアを思い浮かべながら定食屋に入ったとする。提供された料理が彼の思う美味しさをはるかに越えていて、その味に意識を奪われアイデアを忘れてしまった場合を考えてほしい。

調理者はそのはるかなる美味しさに自信を持って、評価笑顔で期待するだろうが、客である数学者に怒りの眼差しを向けられるのは当然だろう。

言いたいのはそういうことであり、必要以上の「美味しさ」を与えられることは私の意識を奪うという点で、暴力さえに値するような事項なのだ

まり食事においてはハプニングを期待していない。食事には何かを思うことで、思考リソースを割きたくないのだ。だから、逆に「美味しさ」に関する評価を求めてくるのも辞めてほしい。

その点では、「人間失格」でだったか太宰治子供の頃、家族食卓を囲むのが最も苦痛時間だったって話も理解できる。食事というのは「美味しさ」を中心とした多大なコミュニケーションコストを伴うのだ。

というか、口に物を入れるなんて一番命に関わるリスクだ。伊藤計画の「ハーモニー」では、食事の度にその飲食物摂取することの危険性がディスプレイに示される様子が描かれているが、今後は酒類タバコに限らず、菓子でも野菜でも実際にそうすべきかとさえ思う。

同書の世界では、「プライベート」という言葉性的意味合いを帯びて表現されていたが、食事という行為も性行為ぐらいの「プライベート」な存在感になればいい。そうなれば、食事の嫌いな人が居ることや、「美味しさ」の暴力的な一方性を理解してもらえるだろう。

個人的には、イーガンの「順列都市」のように、オプションで、食事不要でも生存できるスタイルが選べれば一番良いのだが、そうでなくとも、藤子不二雄のどっちかの「21エモン」で登場したような、一回の食事タブレットを何粒か飲むだけで済むという世界になればいい。

タブレットではないが、今のところは、菓子パンのカロリーの高さに救われている。カロリー÷口への投入回数、という指標において、菓子パンはコスパが良い。「美味しさ」はどうでもいいのだ。)

2020-07-08

大人っぽい文章を書きたい

高卒 二十代半ば。

中学時代本の虫で一日一冊は何かを読破するのが日課だった。

学校図書室で借りた当時流行りの海堂尊有川浩小説ちょっと背伸びして太宰治安部公房

その他コミック雑誌母親職業たまたま自宅にあった介護の専門書など内容は様々。国語は全国模試で一位を取るくらい得意だった。

高校時代ギャルになったのであまり勉強読書もせず、そのまま卒業と同時に地元中小企業就職、数年後寿退社して今に至る。

最近じゃ忙しくてネットサーフィンしかしてない。あとは増田で怪文を書いてるくらい。

ここから本題

少し前就活を始めた。面接時に小論文試験もあるようだったので自宅で試しに書いてみた。

自分じゃなかなか立派なのが書けたと思ったんだけど、配偶者に見せたら文章子供っぽ過ぎる、これじゃ小学生の作文だと言われてしまった。

言われてみれば私は生まれてこの方、作文と日記以外の文章を書いたことがない。

就活自体は色々あって無期延期になったので小論文が書けるようになりたいとかじゃないんだけど、大人としてどこかで文章を書く機会があるかもしれないし、ちょっとくらい大人っぽい文章を書けるようになりたい。

どうやって他の人は大人っぽい書き言葉を覚えたんだ。大学で教えてもらったの?

2020-07-07

文アニが地獄より地獄的だった

DMMゲームズ(現:合同会社EXNOA)で配信されている「文豪アルケミスト」というゲームアニメ化された(通称文アニ)。

元のゲームは本を侵蝕し消そうとする侵蝕者という敵に対抗する為、アルケミストである特務司書文豪を転生させて戦わせるという、艦これとうらぶの本・文豪バージョンみたいなものだ。基本システムクリックゲー)なのも大体同じである

ただ転生した文豪は本人という訳ではなく、本人の逸話や後の評価、あるいは著作といったものから出来上がったイメージが元となっている。例えば前者なら芥川龍之介ヘビースモーカーであること、後者ならば江戸川乱歩奇術師のような格好・振る舞いをしていることなどが挙げられる。

年末アニメ化が発表されたのだが、当初の評判は芳しくなかった。

なんといってもキャラクター立ち絵だ。中嶋敦子氏の絵は華麗ではあるが癖が強すぎる。服飾の柄がかなり省略されていたことなどもあり、「大丈夫か?」という不安の声があちこちで聞こえてきた。また、他のゲームほどの知名度もないのも相まって「本当にアニメ化するのか?」と考える人もいたくらいであった。

ところでゲームアニメ化は「新規ユーザー獲得の為」と「既存ユーザーへのサービス」という二つの観点があると思う。

そう、このアニメは完全に後者に振り切っているのだ。

まずOP神風動画担当しているのだが、あまりにも小ネタが多すぎて一話にして考察タグが作られた。

https://togetter.com/li/1490059

冒頭に作成スタッフツイートも纏まっているが、現段階でまだ見つかっていない要素が三分の一あるという。

本編のストーリーに関わる箇所もあったことが判明しているので仕方がないとはいえ、まだあるだと……?!とゲームから司書(特務司書という役職からユーザーのことを『司書』と呼ぶ。提督審神者同意)に驚かれたものだ。

なお本当にやばいのはOPのものではなく、アニメ化以前からOPムービーを作らせて欲しいとゲーム制作再度へ主張し、いざ依頼してみると曲が決まる前に絵コンテが届いたということだろう。こちらはサウンドトラックCDブックレットで明かされている。

キャラクターの造形に関しても「キャラを動かす為の省略である」「立ち絵が一番アレ」と一掃された。特に戦闘シーンはキャラがよく動く。柄なんて描いていたらアニメーターが過労で倒れてしまう。

以下からネタバレを含みつつになるので、何も知らないまま見たいという人はアニメを見てから読んでいただきたい。

第一話のモチーフは「走れメロス」だ。恐らく多くの人が教科書などで読んだことがあり、また読んだことがなくとも大まかなストーリーを知っているだろう物語で、アニメで初めて文豪アルケミストを知った視聴者には良い取っ掛かりだ。

けれどストーリーの中で「当然知ってますよね」といった態で織り込まれたのが「パビナール中毒入院」と「四メートル手紙」という太宰治エピソードだ。

「パビナール中毒入院」というのは鎮静剤パビナールの中毒になった太宰が師である佐藤春夫の紹介で彼の弟が勤務する病院入院したものであるいくら深夜アニメとはいえまさか初回でそれを持ち出すとは、とあまりにもチャレンジャーな内容に驚いたものだ(しかしこれはほんのジャブであることを話数が進むにつれ思い知らされる)。

「四メートル手紙」というのは芥川賞選考委員でもあった佐藤春夫芥川賞を嘆願する手紙のことで、近年発見された書簡は何度か展示もされている。芥川賞を熱望した太宰は他にも佐藤へ色々やらかしているし、ついでに太宰が受賞することに反対した川端康成宛へ誌上で「刺す」と書いたり、嘆願の手紙を出したりもしている。

これらのエピソード司書達は共通認識として知っていることであり、改めて説明不要な内容であった。それらを深い説明もなくさらりと盛り込んだのは「司書たちならわかりますよね」といった制作者の意図が透けて見えるようだ。

そう、あくまさらなのだOP考察タグからもわかるように司書たちは元ネタ探しを厭わないし、それを共有する下地がある。知らない人が「ふーん」と流すことも「これこれこういうエピ-ソードがあるから……」と今までの知識から察し、あるいは知見ある人のツイートを共有して考察していくのだ。

それらが決定的になったのが最新話の第八話である

ただでさえ前話で人気キャラ燃えた上にコロナの影響で一ヶ月休止があったのに、更に重くなっていくストーリー、に上乗せしていくエピソード考察、そしてOPの新発見

しかしここで公式アカウント制作から衝撃的なツイートが。

クライマックスに向けて物語は加速していきます」「次回は控えめに言って凄い」「アニメチーム渾身の9話」「お覚悟を」

まさに地獄より地獄的……!

なお「地獄よりも地獄的」というのは芥川龍之介が「侏儒の言葉」という作品の中で述べているものである

https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/158_15132.html

2020-06-16

太宰治芥川龍之介区別がつかない

共に文豪陰キャ、もてる、顔もなんか似てる

記号がこれだけ共通してるのでどっちがどっちだかわからなくなる

2020-06-13

anond:20200611111647

ピース又吉から見た太宰治人間失格』のもうひとつテーマ

https://youtu.be/nSNBL_yqKI8

「こんな可哀想な俺がこんな辛い目をしてそれでも生きてきたんです」って言う風に読んでる人が多いんですよ。

僕はそうじゃなくて、人間がそれぞれ持ってる痛みについての話やと思ってて、痛みってみんなあるじゃないですか?

すごい純粋ですごい可愛くて真っ当に生きてる少女の歯の痛み、可哀想って同情もするじゃないですか。

でも悪人の歯の痛み、同じように歯が痛かったとしてもそんなもんは自業自得やんけ、当たり前やって言うじゃないですか。

でそれは感情的にはそうやと思うんですけどでも痛みっていうものはあるんですよね。

僕らはいつもなんか自分の悩みとかあるときに「もっと大変な人世界中にいっぱいおんねんから」っていって悩むことすら許されへん

ってことよくあるじゃないですか。必ず誰かと比較されて。それはホンマにそうやと思うし、自分より大変な人いっぱいいるんですけど

じゃいっぱいおるからといって自分の悩みとか痛みっていうものをなかったことにせなあかんのかって言うことについて

書かれてるんじゃないかなっていう風に何回も読んでるとそういう別のテーマがこう浮かび上がってくるというか。

2020-04-10

いい加減、あの人を健常者ベース評価するのやめて差し上げろ

https://anond.hatelabo.jp/20200408182618

こんなところで書いてないで本人に直接言えばいいのに。

あの人口調だけで判断して敵味方判断してるから

丁寧口調で話しかけたら初見でも邪険にはしないよ。

ただし話聞いてるようで右から左に抜けていくようだけど。

その場で丁寧に返答してるからって話が通じてるとは思わない方がいい。

れんほーとかの話をしちゃうのは

何とかして相手嫌がらせしたいと思った時に

そのくらいしか思いつかなかっただけだからあんまりいじってはいけない。

あの人の奇行についてはほぼすべての原因が



・親と同居せずに親の金一人暮らしをさせてもらえるという圧倒的な経済保障による危機圏の欠如(才能のない太宰治状態

社会経験の圧倒的な不足とADHD悪魔合体により衝動を抑えるなどのSST絶望的な不足(もはや手遅れレベル

ベンチマークとなる他人そばにいない(いても目をそらして自分より下ばかり見ようとする)によりもたらされるダニングクルーガー効果




の3点で説明できるから、健常者の常識を当てはめて人格攻撃をするのはやめて差し上げろ。

悪気がなくてもああいう振る舞いをしてしまう悲しい生き物なんだ。

自分客観視できないだけで根は悪い人間じゃないし、

しろ普通の人なら絶望して自殺しそうな状況なのに

曲がりなりにも自己肯定できるんだから大したもんだよ。

あの人なりに必死に生きてるんだよ。

2020-04-02

anond:20200402165418

逃げるつもりで消してるんじゃなく、日記整理で消してるんだ。

毎日ブレストしてる勢いで数十回ダーッと書くからな、自分の中でクリーンヒットした記事だけ残したい。

早いと数分後に見返して「つまらんこと書いたな」と思ったら消すこともある。

意義の薄い記事を残しておくとうっかりバズってしまう事があるし、そんな記事はてなを儲けさせたくない・人々の注意力を奪いたくないのもある。

わざわざサルベージしてまでトラバしてくれたみたいだが、たぶんキモさというワードに煽られた気持ちになってしまったんだろう。

じゃあより正確に書く。

村上氏太宰治作家自身キャラクター性が高く、ナルシストでこじらせた個性を持つため、一般的感性だとキモさを感じるのは周知の事実

そのため、その読者が作者を呼ぶ時に「さん」づけしてしまうと、自分同類フォロワーであるかのような恥ずかしさを感じてしま場合がある。

もちろん作品性評価して敬意を抱いていることには違いないのだが、その個性に対する賛同混同される心配を拭えない人が多いのだろう。

それで、呼び捨てにすることで「俺はそっち側ではないですよ」と距離を置いたような雰囲気を出すようになる。

けれど文章を読めば真面目な読者であることは伝わるであろうし、親しみを込めた呼び方とも受け取ってもらえるだろう、という算段だ。

そういう発想を、はてなーが読んでくれる程度の短文で表したら「キモさが自明から」という文が浮かんだのだが、イマイチうまく伝わる文章にならなかった気がして消したんだ。

anond:20200401212854

フルネームなら屋号のような感じもする。太宰治のことを太宰と名字だけで呼ぶ人は大抵キモい

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