はてなキーワード: 世襲とは
まあ以下に記す文章もラノベみたいに架空のものだからさ。それに匿名ダイアリーだしさ。そう思って読んでね。いやー架空の物語はタノシイナー
「今度結婚するんですよ」
前置きなしで御曹司はそう言った。顔はいつもの薄笑いであるが、糸のような目は少しも笑っていない。
それも当然である。何しろ御曹司は知っている。私がつぶさにそばで目撃させられ続けてきた事を、よく知っているからである。
他社でのわずか数年の下っ端使いにも耐えられぬ惰弱な同級生を己の一存で入社させ、過ぎた振る舞いを許し、遂には己に対しても過ぎた振る舞いを取るまでに増長した態度をも黙って飲み込み、いい加減にしかこなさぬ仕事を注意されるたび助勤者の元へ逃げてゆくのを許し、遂には職場内不倫を始めたのに気づいても無言で看過し、しかもその職場内での不倫は現場を古参職員に見咎められるに至って、紹介者そして幹部職員として処分を下す事を求められるも、実質無処分で片付け、両者とも降格すらなく現職のまま職場残留、ほとぼりも冷めた頃に不倫関係も再開され、しかもすべて知りながらも友として現在に至るまで同級生一家と仲良く父母含め家族付き合いを続けている、そんな御曹司である。
友情を履き違えた故の、しなくていい苦労じゃないですかね。私は心中でそう答えた。
御曹司がまるで言い含めるように、いきなりこんな言葉を投げつけてきたのにはもちろん理由がある。
不倫を看過する前例を作り。不倫を許容する空気を作り。潔癖が求められる職ながら不倫への禁忌の意識も薄れさせ。たとえ催事前でも、申し合わせ事項確認の習礼を行っていようとも、食事も定時退社も遅れるのすら忍耐が叶わず、遂には易々と不倫へ走る人物を友に持ち続ける。
そんな無責任な人間が結婚し、一家を構えるなどおこがましい。忠臣たるべき中堅職員の面に、軽侮の色が漏れ出るかどうかを監(み)ているのである。
口元に笑みを走らせながら、私は面を伏せそう答えた。そう答えるしかなかった。
続いて婚儀の日取りや迷惑をかけることへの謝意などを御曹司は語っていたが、私は別のことを考えていた。
世襲の安泰な事業体へ嫁いでくる娘は、たしかに生活の心配はないだろう。立場が脅かされる心配ももう一生ない。それは、繁忙期に手伝うべき嫁ぎ先を放り出して近所の奥様方とハワイへ行き、しかもそのことを公言しつつ職員へマカダミアナッツをお土産に配る御曹司の母を見ていればわかる。
だが、物はともかく、心はどうだろうか。物心両面に問題がないとはとても言えない。
もしも権力者となった御曹司が職場で不倫を始めても、誰も処罰しない。誰も咎めない。それは御曹司がトップになったからではなく、前例があるから。
皆が不倫を知りながら、御曹司夫人に当たり障りなく接する。むしろ、隠蔽に協力する。そんな未来しかもう見えぬのではないだろうか。
御曹司本人に仮になんら問題がなくとも、そんな環境へ、手塩にかけた娘を嫁にやりたい父親が果たしているだろうか。
ひとしきり語り終え、去っていった御曹司の背中は結婚前の幸福に満ちているようにも見えたが、私は溜息をつきかけ、そして飲み込んだ。
問題となっている当の本人はまた喫煙所で油を売っているのだろう。あんな愚物の為に労力など払いたくない。溜息ひとつつくのすら惜しい。
職場のトップは御曹司の父で職場の総責任者だが、実質無処分となったその結果について耳に入れておくに留めたらしい。自浄作用は期待できない。いつも知っている通り、どこまでも腐りきっている。
婚前の素性調査でも、相手が支配することになる職場の腐敗度までは流石に調べられないだろう。
私は探偵を雇って御曹司の婚約相手の父の連絡先を探り、この現状を伝えて外側から処分を求めさせる事を考えたが、ここ十数年満足に上がらない己の給与額を思い出し、その考えを取り下げた。
四方を見ても皆腐っている。ここは、底の底だった。
最後に。
割と最近に娘さんが、他県の安泰職種のお金持ちの家の御曹司とお見合いし、そして幸せそうな顔で結婚を報告してきただろう、お父さんへ。
お父さんは、素性調査なんて必要ない家だろうとか娘が選んだ相手だからとか岳父の偉そうな肩書に安心しないで、相手の古い職場の腐り具合についても、よく探偵に調査させた方がいいですよ。娘さんの幸せを本当に願うのならば。
扶養照会、99%以上断られてるらしい。そりゃそうだよね。共助の社会構造じゃないもん
まず三親等以内と一緒に住んでない人が大半でしょ。単身世帯が3割、夫婦と子供が3割ちょい、夫婦のみが2割、二世帯同居が0.5割。で三親等のおじおば、甥姪なんかと同居してるのが当てはまりそうな「その他」は7%もない
だいたい親戚なんか、よほど血縁重視の田舎じゃなきゃ年に2回も会えば多い方で、年1も会わないのも普通
仕事のために引っ越すのもよくある話
今や血縁共同体なんか、せいぜい親子と夫婦関係でしかもはや成り立ってないんですよ
昔の日本には確かにあったかもしれません。でも、それもけして強いものではありませんでした
中国人なんかどこの国にいても、中国人のコミュニティを発達させてきましたし、今だって親戚をすごく重視します。アラブもそうです。日本にアラブや中国のような強い血縁主義はありません。あなたは親戚をあげて一族いちの秀才に学費を援助したりしないでしょう?
もともと「絆」の薄かった日本の血縁共同体をさらに薄くしたのが終身雇用です
会社のそばに暮らし、会社の中で一生を終える社会では血縁共同体はますます不要になりました
血縁共同体を軽視し、破壊したのが転勤制度です。会社に依存させるためにあちらはこちらへ人を飛ばし、血縁や地縁を切らせてきました
そんなことをしておきながら、まさか2020にもなって「共助」なんて言葉を耳にするとは思いませんでした
別に共助が悪いというわけではありません
共助ができるような土壌が日本にはないんですよ
共同体意識の拠り所は「うつくしい国、日本」。ネトウヨの愛国心なんか共同体意識とは言えません。地方の衰退は共同体意識の喪失の表れです。地方を愛しているのは今やマイルドヤンキーぐらいのものです
今までもなかったし、これからもないでしょう
今や毒親からも嫌な親戚からも生まれ育った地域からも皆解放されたがっていますから
「自助共助公助」、気が触れた発言だとしか思えません。さもなくば何も考えずに言ったか、おちょくってるかです。
「自助 公助」しかないんですよ。「自助 null 公助」なんですよ。国に頼らないでnullに助けてもらってください、なんて何も言ってないのと同じです。
ひとつ援護するならば、政治家が世襲であることが原因かもしれません。コネと地縁と血縁で構成された政治家の世界に生まれれば、「共助」なんて口から出るのも仕方のないことなのかもしれません
昔は占いを毛嫌いしていてあんなもん信じる方がバカと思っていたけど、
人生酸いも甘いも噛み分けるうちに、
単に当たる当たらないではなく心のカウンセリングとして占いの必要性を知った。
そしたら意外とみなさん高学歴なのね。
鏡リュウジ 国際基督教大学卒→国際基督教大学大学院修士課程修了(心理学)
しいたけ占いのしいたけ 早稲田大学大学院政治学研究科修了 (哲学。たぶん早稲田大学から持ち上がりだったような)
あと占い師じゃないけど、占い師の家系というトイアンナも慶應義塾大学法学部
(私は彼女の記事で占い師って世襲だったりするんだって面白がったり、占いって統計学なのねということを聞いて占いへの偏見が薄れて興味が出た)
ほんとにそれだけなんだけど、
クリスチャンディオールも占いを大切にしていたという話を聞いて思い出しただけです。
いじわるプログラマーがコロナという千載一遇のチャンスに意地でもテレワークを定着させようと必死だ。
プログラムは贅沢品なんだ。
プログラムなんてなくたって人は生きていける!
「有識者とやらはテレワーク推進とか言うけど、テレワークじゃ本当に必要な仕事はできないよな?」
「ようするにテレワークできる仕事なんて、本当に必要な仕事じゃないんだ」
「ところで、おれらの生活が一向に良くならないのは誰かが中抜きしているからだろ?」
「前々から気になっていたんだ。誰が不必要な仕事で金を掠め取っているのか?」
「コロナというピンチをチャンスとでも思ったやつらが尻尾を出したってわけさ」
「そういや、おれらの会社もITコンサル?とやらに結構な額を支払ってるらしいぜ?」
「そんな金があるなら、おれらに回せってんだ」
なにもすべてのプログラマーがいじわるプログラマーと言いたい訳ではない。
善良なプログラマーは医療機関などと協力してコロナと戦っていることであろう。
だが、そこはプログラマーの思うがままの独壇場ではない。
医療に協力するとなると専門外の知識を得るために医者に頭を下げなければならない。
医者になるには高額な学費が必要だし、どうせ医者なんてみんな世襲に決まっている。
自分の実力にて独学にて力をつけたおプログラマー様が医者ごときに頭を下げるとでも?
すなわちプログラマーであることがプログラマーになることを阻害する。
テレワーク推進。道は一つ。
テレワークはコロナの負の経験と結び付けられて記憶されるであろう。
それなのに、いじわるプログラマーは銭勘定のことばかり考えていたなぁ。
バカの一つ覚えのようにテレワークとか言ってたけどバカらしい。
コネとかで割のいい職場に滑り込めた人たちが、自分たちの恵まれた環境を自慢してただけじゃん。
結局、世の中は何も変わらなかったな。
テレワークは定着しない。
最近、世襲政治家が多いという話題をtwitterで目にした。そこで、現在の閣僚がどの程度世襲なのかを実際に調べてみた。ソースは全てwikipediaなので、あしからず。
なお、親の地盤を引き継ぐなどして選挙に当選した政治家を世襲と扱うことにする。大臣を複数兼任している場合は表記がややこしいので、一つだけに絞ることにする。
ほぼ世襲だろうという2人を入れると約4割。これが多いかどうかは感じ方がそれぞれあると思う。
しかし、一つ言えるのは意外と世襲もハードルが高いということ。
地盤の引継ぎに失敗して苦労している政治家も多い。一方で、小泉家や河野家、麻生家などはもはや家業が政治家と言って差し支えないだろう。
家業が政治家というのも賛否両論あるだろうが、別に日本に限った話ではない。例えばアメリカのケネディ家やブッシュ家が挙げられる。
僕のじいちゃんが起業して、僕の父ちゃんが引き継いで、さらに僕が引き継いだんだけど、
何度考えてみても二代目社長がおいしいところもっていきすぎてて悲しくなる。
初代が買った土地(ローンなし)に初代が建てた自社ビル(ローンなし)自社工場(ローンなし)で生産し、
そして俺の代になり、
もう寿命を迎えたビジネスモデル、新規事業は「リスクがー、コストがー」と言って何も挑戦しなかった二代目、
築50年を超えてるがまったく手入れしてないからもうボロボロの自社ビル自社工場、全部立て替えたら現預金すべて無くなるね。
まったく設備投資をしてないから30年以上前と同レベルの設備機器、さすがにもう寿命。壊れたら事業が止まる。
あと2年程度で軒並み定年を迎える幹部たち。後継は全然育ててないよね。
まぁ現金があって土地があるから、それを継げるのはありがたい話なのはもちろんなんだけどね。
会長となった二代目が、仕事をする気はないのに暇つぶしで出社してきて、いらない口出しばっかりするのが今の悩みですね。
つれぇつれぇ。
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