はてなキーワード: がに股とは
歩き方変な人が多いかも。
よく言うキチゲ解放とかではなくて。
総じて歩き方や立ち方が変な人が多いのでは無いかと思う。
あくまでも自分が今まで見てきた人間に限るので、実際には病気かなにかで仕方ない人もいるだろうけれど、
例えば歩き方なら、
・真っ直ぐ歩かない。
横を歩いているとしょっちゅうこちらにぶつかるので普通に不快。
・足を摺っている。
歩いているというより最早スライド移動。
何故か上半身は固定されているので能みたいになっている。
・前のめり。
つんのめったように歩いている。転ばないのか?
肩掛け鞄の紐を握りしめているパターンが多い。
等々。
正直、横を歩いていると「えっ…」と思ってしまう人。
なんだか危なっかしいのだ。
転びそうとかというのもあるけれど、
歩き方が変な人は「怪しい人」感がどうしても出る。
がに股や内股歩きとは違う不安感・不快感をどうも感じてしまう。
周りの目も気になるしテンポが悪かったりして歩きにくい。
そして、今まで友人や学校・職場の人、オフ会で会った人、接客した人の中で
「人と会うのにそんな格好?」
なので、歩き方おかしいなぁ…と思ったら警戒するようにしてきた。大体は警戒して正解だった。
勿論それ以外の要素もあるが故の「なんだコイツ」だとは思う。
これは何に起因するのだろう。
よく言う多動に含まれるのだろうか。
それとも何か別の原因があるのか。
俗に言う陽キャの人や普通だな、という人でこれを思った事は無い。
皆の周りはどうなのだろう。
自分が気にしすぎなのか。
歩き方って直せるものなのかな。
自分の特性は育児のためにあったんじゃないかと思うくらい。そしてこうやって毎日楽しく育児できているのは共に育児している夫のおかげです。ありがとう。
それは主に男性の手指の特徴なのだが、胎児時代に浴びた男性ホルモンの量が多いとそうなるのだという。
それが、自分の性自認と性的指向に、どう影響があるのかはわからないが。
思い返せば、2、3歳くらいの幼児期にはテレビに出てくる女性アイドルばかりに興味を示し、執着していた。
でも、幼稚園以降はわりと普通に恋愛対象としては男子を好んでいた。今のパートナーも男性だ。だが、女性を好きになった事がないわけじゃない。
幼少期は、信じられないレベルの悪ガキで、弟を巻き込んでイタズラばかりしていた。
でも、幼稚園以降は、しょっちゅう同級生女子のわがままに振り回されたり、ハブられたりして、泣くことも出来ずに一人で隅っこにうずくまり、霜柱を踏み潰すとか、石をひっくり返してダンゴムシを見てたりとかした。
可愛いアイドルが好きだったけど、いつもズボンを履いていた……のは、親の意思だったような気がする。
珍しく買って貰えたのが、細かな千鳥格子の布地で出来た、裾に共布のフリル付きの遠目に見ると灰色っぽいスカートで、死ぬほど地味なのがかなり嫌だった覚えがある。灰色って。ピンクや赤だったらきっと喜べた。
おままごとのお母さん役は死んでも嫌だった。
だが、人形遊びは大好きで、やっていたのは完全におままごとで、なのに人形で遊んでいるところを見られるのは絶対に嫌だった。
小学校の頃に、母が友達からVANのパーカーを貰ってきて、それは男ものだったんだが、私は喜んで着た。でも、私以上に母の方が喜んでいたと思う。
以後、母が誰かから貰ったまま押入に仕舞い込んでいたという、ボーイッシュを通り越してマニッシュな、いやおっさん臭い(一応女物ではある)服というのが、謎に沢山出てきた時期があって、当時は偶然見つかったお宝を貰い受けたと自分では思っていて、得したようにも思っていたが、今思えば、上手いこと母に誘導されただけのような気がする。
思春期は、自分の身体が段々女体化してくる事をグロいとしかおもえなくて苦痛だった。
一方で、好きな男子と付き合ってセックスすることを夢見てもいた。
月経困難が酷くて、元気な日が1ヶ月のうちに3日あればいい方だった。
それで同級生女子にも可哀想だと心配され、面倒見のいい女子から何かと気遣われるのが、すごく嫌だった。
女友達と人目憚らずにスキンシップ過剰な付き合いをしていて、男子からはレズは死ねとよく言われていた。
19歳の頃、それまではそこまで思い詰めていた訳でもないのに、急に自分はとても中性的な容姿なんだと思い込み(実際には瓢箪型のデブだったので、どっからどう見ても女だったし、服装がモサかったので、女というよりは産後太りから順当に中年太りに移行したおばさんのような見た目だったと思う。そんななりで男らしくw がに股で肩で風を切って歩いていた様はちっさいおっさんでしかなかったと思う)
友達に半ば無理強いさせる形で「男みたい」「中性的」だと言わせて、有頂天になっていた。
それがある時急に虚しくなり、お水風俗のバイトをやりだし、客から可愛いとお世辞を言われて有頂天になり、以前の「中性的」という名のおっさんおばさんチャンポンムーブは何だったのかというくらい、ゴテゴテの派手メイクのゴスロリと化した挙げ句、初めて付き合った男と唐突に結婚するという離れ技をきめた。
結婚はしたけれど、夫の家族から「○○家の嫁として云々」と言われるのが鬱陶しく、パート先ではダントツに若かったせいで変に「女の子」扱いをされるのが苦痛で、ある日カッとなって頭を丸坊主にしてしまった。
パート仲間のおばさん達から「小猿みたいで可愛いね」と言われて有頂天になった。ついにヒト以下の存在になった事には気づかなかった。
ミニスカートを履いていても「○○家の恥」と言われたが、頭を坊主に丸めたら「お前は俺にわざと恥をかかせようとしているのか」と夫に言われて激しい口論になり、一時的に夫婦関係がマイナス28度まで冷めて険悪になった。
子供が出来るまでに五年くらいかかったが、私の体質のせいで胎児が平均サイズをかなり下回った状態で、予定日を一週間も過ぎて生まれてきた。下の子は完全に低出生体重児だった。
それからは常識の範囲内で色々あったが、現在の私はただのおばさん以上でも以下でもない。夫婦仲も親子仲も良好で、取り立てて言う事はない。言動はもう完全におばさん。
で、今になって思うのは、若い頃の自分はセクシャルマイノリティに何をそんなに期待していたのかということだ。
私の手の薬指は人さし指よりも明らかにずっと長くて、それは母親の胎内にいた時に女児であるにも関わらず沢山の男性ホルモンを浴びたことにより形成されたものと思われる。母体に過剰なストレスがかかるとそうなると言われている。母は昔からいつもイライラしていてヒステリックで家族に当たり散らしてばかりいる人だったから、私が母のお腹にいた時も、やはりイライラムカムカしてストレスフルな毎日を過ごしていたのだろう。
私の手の薬指は人さし指よりもずっとながい。ただそれだけのことで、しかし私の性別が女であることは揺るぎない事実だ。若い頃の私は、「中性的(笑)」ということに変な期待ばかり山ほど抱えた、恥の多い人生を送っていたけれど。
僕は23歳で、そのとき歌舞伎町のとあるイメクラでの話だ。フリーで入ったけど、同世代くらいの明るい可愛い普通の女の子が来た。「じゃあ服脱いじゃいましょうか」。お店はシミーズ着て待機が普通だと思うけど、その子はシャツにジーンズだった。ブラもショーツも普通ので、僕がトランクスだけになったとき「脱がしてあげる」と脱がしてくれた。それから真っ直ぐ立って「私も脱がせて」と言うからショーツを脱がせた。なんか良い。それから背を向けてブラを外して、バスタオルを渡してくれた。僕は腰に巻いて、彼女も自分に巻いて振り返った。「シャワー行きますね」と電話をして、「空いてるって」と手を繋いで、外にシャワーがあるから部屋のドアを少し開けてお客さんが通ってないか確かめてから。
女の子が外を見てるときに、僕は一応のために、バスタオルに手を入れてちんこの皮を剥いたんだけど、振り返った女の子に「いま皮剥いたでしょう」とにこやかに言われて、恥ずかしかった。手を引かれて薄暗い通路を連れてかれて、一人用のシャワー室に二人で入って、女の子は水着の跡が消えかける日焼けをしてた。
「よく来るんですか?」「月に1回くらい」「そうなんだー。私、今日からなんです。あ、ここが初めてで前は同じ歌舞伎町の店にいたんですけど。ここ働きやすいかな」「お店の雰囲気は悪くなさそう」「そっか。頑張ろうかな。会いに来てね」とシャワーをかけて泡を流してる。
戻る通路で「歩いてると部屋の中の声が聞こえちゃうね」「なんかエッチかな」。部屋に入って「バスタオル預かるね」と自分の巻いてるタオル取って、僕もタオル取って渡して二人全裸で立ってるけど、女の子が僕に抱きついてきて「よろしくお願いしす」って。「こちらこそ」「じゃあ横になってくださいね。どんなふうがいいですか?」「普通にで」「じゃあまず私が攻めようかな。苦手なところ無い?」「無いです」「ここはくすぐったくない?」「気持ちいい」「ふふへ」。
終わった後は歌舞伎町の昼飯事情を聞いたかな。またシャワーに行く前に、「あ、キスしてないよね。いまからする?」「したいです」「当たり前か」と立ったまま1分くらいキスしてくれた。僕も思わず腰に手を回してた。「順番がおかしくなっちゃった」。
シャワーで洗ってもらって、「先に部屋に戻って着替えてて。部屋わかるかな」「確か10番」。部屋に戻るとそこに彼女が脱いだショーツがあるから、手に取って汚れを見てくんかくんかして、元に戻して服を着た。日常生活の汚れがあって匂いはしなかった。
彼女もジーンズを履いたくらいに戻ってきて、「私も服着なきゃ。一緒に出るから座ってて」。女の子がショーツを履く時のがに股とか、背を向けてブラを着ける生活の機微よ。「これから帰るの?」「伊勢丹に寄ってくかな」「この時間から人が多くなるよねー。人が多いの嫌い」「新宿なのに」「新宿でも人が居ない時間帯があるから。おまたせ。今日はありがとうございました」と抱きついて、「最後にキス」とちゅっとされた。出口まで見送られて、カーテンに隠れるまで笑顔でバイバイしてる。
そのときアンケート書いたかな。書いてたら満点にしてる。そうじゃなくても満点にしてるけど。
空は黙っていても 何かを教えてくれる
拾ってしばらく家に置いといた子猫のこと。
離乳期に入ったばかりくらいの週齢だったので、ウェットタイプの餌やカリカリを水でよくふやかして潰したものを食わせていた。だが食い気は旺盛なのに咀嚼することがまだ上手に出来ず、餌を食べるというよりは吸っていた。しかも勢いよく餌に鼻面を突っ込むので鼻に餌が入る。それを鼻を「プンッ!」と鳴らして出す。だから餌を食べている時ずっと、「チュッチュッチュッチュップンッ! チュッチュッチュッチュッチュップンップンッチュッチュップンップンッチュッチュッチュッチュッ」って音がする。
たらふくご飯を食べた後に急に大人しく香箱座りをする。顔をのぞき込んで見ると、そのまま目をきゅっと閉じて寝ている。キジトラ模様の縞と縞の間隔が狭まり黒い毛玉みたいになっていた。
まだ自力で排泄出来なかったので、人の手で子猫の肛門をおしりふきで拭いて刺激して排泄をさせなきゃいけなかった。そうするとものすごく抵抗してくる。でも、うんこが出るフェーズになった途端に表情が宇宙猫になり、そして踏ん張る時は両足をピーンと伸ばして「ん゙ー、ん゙ー」ってうなるのがとても可愛い。おろしたての歯磨きのチューブみたいにねりねりとうんこ出る。
すごいがに股歩きで、特に歩く姿を真後ろから見たときが最高に可愛かったのだが、がに股の原因はお腹がまん丸のぽんぽこりんなせいで、足が腹につっかえて真っ直ぐ前に出ないことだった。
拾ったその日は歩くのもままならなかったのに、10日もせずにアグレッシブに猫じゃらしと戦い、人間の脚から背中を駆け上がるように登り肩にとまるほどになった。
「ミヤー」と鳴くときの声が独特のかわいさだった。
支援サイトにその支援サイトで設定できる上限のプランを用意している人がいたんだけど、閲覧できる作品が月500のやつと同じと書いてあって、見つけた当時は月10万とか馬鹿げてるなとしか思わなくてスルーしてしまった。
それが後になってみて気になり始めた。「ぜひリクエストしてください!丁重に描かせていただきます。」みたいなことが書いてあったのを思い出し、それが後になって貴重な条件にみえてきたのだ。
skebとかで数万円の単価で絵を描く人はよく見るが、プランとして10万円とかいう価格で用意して好きなように酷使できるにしてる人って今まで見たことなかったから、そういう人は一体どんな絵を描くと気になって仕方がなくなってきたのだ。逃がした魚は大きい的なやつかもしれない。
それからはもう他のエロ絵で抜けなくなってしまった。一旦関心がそっちに向いてその絵をひと目見るまでは何も性的に興奮できなくなってしまったのだ。
広汎性発達障害と診断されてるのでその気質が影響してるのかもしれない。
何につけてもその絵師のサイトをもう一度見つけることに興味が向き、資格試験に勉強にも集中できなくなった。
性依存症だろうか。とにかく今の俺の状態は昆虫並みなんじゃないか。
障害診断されてるのでそれ用のかかりつけ医もいるが、しかし性依存症ではないかということはカミングアウトできないから根が深い。
特に男が陰でそれなりの頻度でオナニーとかしてるのは当たり前の話だが、だからといって誰かに対峙するたびに「この人も自慰してるんだろう」とかいちいち思ったりはしないだろう。医者であってもだ。
それが一旦カミングアウトしまうと常識でありながらそれゆえに意識されてこなかった事実が、その瞬間から前面に押し出される。その瞬間からきっと医者に俺は「エロいことしてる人」と診察を受けるたびに思われるようになるわけだ。そうなることがどうしても嫌だ。それをすれば治療を前進させることができるんだとしても嫌なのだ。
漫画とかテレビなどオタクについて公共の媒体で語られるとき、こういうことについては触れられてないと思う。
なにかのはずみで無惨様よろしくな昆虫並みの行動傾向になってしまうオタクがいることを。
それはそういう発表力、記者であるという社会的な立場とか単純に文章力がある人に、こういう実感を持ちうるほどそこまでR18オタク界隈にどっぷり浸かっている人がいないからかもしれない。ある程度知識を揃えようとしたところで知識として得られるものはうわべにとどまり、あとはイメージで補うということをしている結果メディアに描かれるオタク像はどうしても似たり寄ったりになるのだろう。もっと多種多様な症例があるだろうにそれは記述されないのだ。
逆に俺みたいな当事者もまた、文章力とかないので緻密に事実の細部を伝えきれず結局は四捨五入するようにかなり「丸められた」状態でしか伝えることができてないと思う。表現力などがないから結局メディアが語るステレオタイプと大差ないことしか伝えられずに終わってしまうということだ。
ジャニーズの宮下?だかはラブライブとかエヴァとかあくまで地上波アニメの範疇でオタクであると印象づけたいようだが、そこを対馬忍のゆきかぜのちっぱい最高ですとか言うようになったら俺も好感持てる。ハマってる18禁絵師がいるとか言ってほしいものだ。
だって俺個人の感性としては「可愛いということ」単体には価値がないから。可愛い子がエロかったりときにはパンスト被せられたりがに股ポージングさせられてるような絵や動画にはじめて魅力を感じる。下手なたとえなのは自覚してるがたとえるならば、自転車のボディーだけ与えられてもタイヤだけ与えられてもそれ自体には使用価値がなくて、自転車ごと与えられてはじめて使用価値が出てくるようなものだろう。
そして地上波アニメにエロいことを求めるのは非効率だから結局地上波アニメやその感想だけを連ねるだけの人には好感が持てないということになるわけだ。可愛い子が可愛いことしてるだけの絵面の何がいいの?としか思えん。
まあでもそういうことを平気でいうような芸能人もたくさんいるのだが気持ち悪いと思われるだけだから売れないというだけのことなのかもしれない。
芸能界を生き抜くにはアルコピース平子がスマホ見せてと言われたときに「これ見せたら社会人としても人間としても芸人としても終わる」とか言うぐらいの慎みは必要なのだろう。俺はそれがないからこそ障害者なのだろう。
一応ネタバレ注意で。
好きな作品で、松本零士の『ワダチ』というのがあるのだが、この主人公(男)は良いやつで頼りになるのだが、とにかく女性に好かれないという特徴があるのだ。
何度も危ないところを助けてあげても、女性達はすぐに別のイケメンを見つけてついて行ってしまい、ワダチはフラレて傷心する、まあ、若くてモテない寅さんみたいな男なのだ。
でまあ、モテない理由は割と簡単で、大山トチロー的なキャラだからである。
低身長・がに股・ブサイク・まともな仕事につかず学歴もなく金に縁がない・風呂が嫌い。安アパート住まい。(ところで、この辺の主人公の特徴は、『男おいどん』『大四畳半大物語』『聖凡人伝』の三作でも共通してるのだが、その三作の主人公はほぼ同じスペックでありながら、女性にまったく縁のない奴と、そこそこ縁のある奴と、一話に一度は××する奴、とハッキリ別れているのが興味深い)
でまあ、ワダチを読んでると、外見ばかりで判断して何度助けてもらっても主人公をふるヒロイン達に腹も立つのだが、よく考えてみると、主人公の方も美人しか相手にしてなかった。アパート管理人のバーさんは流石に年齢の問題で対象外なので、単にブサイクな女性キャラが存在してないから、という問題もあるのだが、主人公が粉かけようとするキャラは明らかに美人揃いなのだ。これではヒロインを責められない。
でまあ、それへの批判として、真にブサイクなヒロインと結ばれる主人公の作品を探してみたのだが、これがまあ見つからない。
ここで言う真のブサイクというのは、「設定上ブサイクで、画で見ても実際にブサイクである」という意味。
というのも、作品内で美人とは言ってないが画で見ると明らかに美人なキャラとか、刃牙の梢のように、作者の画力によってブサイクになってるだけで、設定上は多分美人なのだろうというキャラもいるから。
スター・ウォーズのレイア姫はあえて不美人をキャストした事で有名だが、あれ主人公と結ばれないし。
ごみんね! じゃあ書くよ。
ただし、私の商業BL漫画の読書範囲はそうとう偏っているので、万人ウケはしない(特に商業BLを現に読んでいる人には……)と思う。
クソみたいな人生を送ってきたヤカラ系コンビニ店員の幸紀は、仕事中にチンピラと喧嘩して刺されてしまう。彼は意識を喪う寸前、空から美しい少年天使が舞い降りて来るのを目撃するが……。
カップルというよりはコンビ。性描写0。キスすらしない。エロ度は限りなく無に近い。主人公のチン毛がチラリズムする程度の下ネタはあり。登場人物の言葉遣いの問題とかで、エロなしだけど小学生以下に見せられるものではない。
エロがまるでないという点では非BL読者には取っつき易いと思うのだけど、そういう作品に限って商業BLの中では極上に面白いやつなので、それで味をしめて他の作品に手を出すとガッカリすると思う。
コマ割りで魅せる。コマ割で涙を搾り取る。会話のテンポが良い。
ロース神父が買い出しに行った先の店に強盗が入った。ロースは強盗犯を追跡し発見したが、強盗犯の正体は年端のいかない少年リブだった。怪しい新興宗教を盲信しているリブを、ロースは救出しようとするが……。(他一編)
性描写はガッツリあるものの、俗にいう「シコい」表現ではないと思う、たぶん。レイプ表現あり。
表題作の舞台はアメリカの田舎町っぽい雰囲気。キリスト教と同性愛という、宗教的にギリギリアウトくらいをせめてる感じ。日本国外では発禁になりそう。
拉致監禁からのレイプ(からの絆され系?)という性表現としてはヤバめのやつだけど、性的な誇張表現はないので、物語上必要なのかなーくらいに読めると思う。それだけに、BLにエロを求めてる人には満足いただけないかもしれない。
宗教的博愛と個人的な感情・欲望の間で揺れるロース神父の心情の表現がいい。
リアル寄りの作風&画風だけど、id:hisa_ino 氏にはブーイングされそうだなぁー(おっさん度の低さ、顔面トカゲレベル※の高さで)
※女の好きなイケメンの顔はトカゲみたいに見える、という、いつかのid:hisa_ino 氏の発言から。
父親が遺した借金の返済を長年続けてきたイーサン。何の意味もない人生に嫌気が差し、生きる気力が尽きそうになっていた夜、彼の部屋に重症を負ったチンピラのマイクが転がり込んでくる。
おっさん×お兄さんのカップリング。エロ度はとても高いものの、BL漫画広告によくあるような逸脱系ド派手危険系エロではない。
舞台はアメリカのデトロイトっぽい渋い世界観だけど、ストーリーは案外少女漫画に近い。
腐向けには珍しく、攻め受け両者ともガチムチ筋肉質で髭あり、攻めはラッコ鍋ムワァである。
絵が上手いが、私の中の法則「絵が上手い人は話を作るのも上手い」にはちょっと当てはまらない……。ごく普通の少女漫画かな。
BL入門書としては『ワンルームエンジェル』よりもむしろこっちな気がする。ガチムチ男祭りという点で、読者を選びまくるものの。
作者が日本語話者ではないようで、台詞回しがほんものの翻訳調である。
絵面はゴリゴリの男同士のエロ表現だが、やろうと思ったらゴムなしで即ハメれるというファンタスティックなエロでもある。
商業BLは案外萌えが少ない気がするのだけど、本作はわりと萌え表現が多いと思う。キャラがピチピチ美少年でないだけに萌える。
id:hisa_ino 氏のお眼鏡にギリギリ叶いそうな叶わなそうなかんじ。
とある事情でまとまったお金が必要になったアポロは、男性向けの高級娼館「シャングリラ」のスタッフとして働くことにした。
アポロに与えられた仕事は「試情夫」といって、娼夫が客の相手をする前の下準備をお手伝いする仕事。新人でノンケのアポロのために、ベテランの娼夫フィーが専属で試情夫の仕事のいろはを教え込むことになる。
アポロ×フィー
私にはエロ度非常に高く見えるのだが、某BLレビューサイトでは「エロ度少なめ」として紹介されている。腐の人たちエロセンサー麻痺ってない?
しかし確かに、メインの二人はキスすらしてないけど……キスはしないのに穴は掘るぞ。
エロ表現はエッチなものの危険なプレイはあまりなく、物語の設定上やさしいプレイが主。
うわーっ、ポルノだ春画だ春宮図だーーー! 目がぁ、目がーーーーっ!! って感じの、ゴージャスでラグジュアリーな絵の眩さに目が潰れそうになるが、腐の人に言わせれば「エロ少なめ」だそうだ。マジかよ。そう言われてみればメインカプの二人はセックスも恋もできないことになっているけど、いや、エロいのはエロいだろ。
エロい絵柄だけど、なかなかじれったい感じのラブストーリーである。現在2巻まで出てるけど、攻めと受けがまだくっつかない。単話で3巻収録予定ぶんも読んだけど、まだくっついてない。
南の島の楽園感、娼館の中の素敵な調度と美しくて陽気な小鳥(娼夫)たちが目の保養。
個人的に細かいキャラ造形が興味深くて好き。フィーの、オンモードの時の優雅な立ち居振る舞いや、アポロにちょっかいをかける時の妖艶さと、オフモードの時の若い男の子らしい仕草の描き分けがすごい。街をぶらぶらしてる時、がに股で頭を左右に振ってそうでいからせた肩で風きって歩いてる様子は、東南アジア系の男の子にこんな歩き方してる子いるよねー☆ってリアルさがある。
そんなフィーも魅力的でありつつ、攻めのアポロがなかなか興味深いキャラをしている。本人はトゥルー&フォーエバーラブ希望だが、行動にはドン・ファンの素質が見え隠れする。
一目惚れをした。コロナで家計が不安定になったから、昨年末から荷物仕分けの短期バイトを始めた。その職場で会った男性に一目惚れをしてしまった。
一目惚れをする相手と言ったら、イケメンとか、誰が見ても外見が魅力的な人なんだろうけど、正直 彼にはそういった素質は一切ない。見た目だけで判断すると、秋葉に居る派手なタイプのオタクって感じだろうか。もしくはメガネの元ヤン。煙草吸いながらパチンコ打ってそうなそうな顔してる。銀縁の四角いメガネかけてて、目付きの悪さはどっかの指名手配犯みたいだし、マスク下ろすと不精髭がちょっと伸びてて、おまけに若干出っ歯。喋り方もちょっと舌足らずな感じ。出会って数日の知らん小娘に言われてもまじでうるせぇって感じだと思うけど、お世辞にもモテそうにない。だけどわたしはなぜか妙〜〜〜に惹かれる。色気???わからんけどとにかくフォルムが好きで。ヒョロっと背が高くて、足が細くて、なで肩で、がに股歩きで、首が細くて喉仏が突き出てて、背中はちょっと猫背気味で、なんか童話に出てくる二本足で歩く狐みたいなイメージ。とにかくそのシルエットがたまらない。あとあの鋭い目が好き。不器用そうな感じが好き。かまって欲しい時に素っ気なくされそうな感じも好き。ドS感ダダ漏れだけど、たまにめっちゃ甘えてきそうな感じもたまらん。要するにツンデレ(誰かこの妄想を止めてくれ)
だけど彼とまともな会話はしたことがないし、これからもすることはたぶんない。業務上で必要なやり取りだけで、空き時間にお互い暇でも世間話をしたりとかは一切ない。彼はそんなに喋るタイプではないし、社員さん同士ではよく喋ってるけど、人見知りっぽいから新人に声かけるようなタイプてはない。わたしはわたしで短期バイトだから、そんなに人間関係深めようという気持ちもなく、ただ淡々と仕事して帰るだけ。だからわたしが知ってるのは彼の名前だけで、年齢(たぶん30代半ばくらいだと思うけど)も住んでる所も、独身か既婚者かすらも知らない。ただわたしがいつも遠くからひっそりと眺めてるだけ。マスクの下で1人でニタニタしてるだけ。でもなんだろ、もうそれだけで幸せなんだよね。あれ?これって恋だよね。あとから(これって恋やん)って気づくタイプの、無意識的な恋愛感情が育ったのが久しぶりすぎる。たぶん中学生ぶり。
中3の時に初めて同じクラスになった素性の知らない男子を好きになった時と全く同じ感覚。バックグラウンドを全く知らないし喋ったこともないしこれと言ったキッカケもないのにいきなり好きになった。っていうのが「=一目惚れ」ってことなんだろうな、とわたしの中では定義してる。思い返せば中3の時に一目惚れした男の子も、犯罪者みたいな目付きしてたな。頭でかくて、目細長くて、青白くて、アヒル口だった。全然モテない冴えない男子だったな。あたしの趣味どうなってんねん。あたしは学生時代陰キャだったから、そんな冴えない男子のことすらいつも遠くから眺めてるタイプの恋だったけど。でもその子に会えると思えば学校行くのも楽しかった。
今もその時と全くおなじ。その人に会えるって思うだけでバイト行くのが楽しみすぎてワクワクするし、朝頑張って起きられる。家で夕飯作りながら(今頃彼はどうやって過ごしてんだろうなー)(どんな部屋住んでんのかな)とか考えちゃうし、このままだとストーカーになりかねないくらい熱を上げてる。大人になってからこういうの、なかったな。そもそも大人になると関わる人が大体決まってきちゃって、こういうなんの意図もない出会い方をする機会ってものが減るからね。
業務中、いつもみんなバタバタしてる中わたしだけ早く上がるからほとんど挨拶もできずに帰ることが多いけど、今日は割と余裕があってみんなプラプラしてたからみんなに挨拶してたら、彼も「はいお疲れ様でした〜」と笑顔で声掛けてくれて、もうスキップして家に帰りたいくらいテンション爆アゲだった。この関係からたぶん1ミリも進展することなく今月で短期バイト終わっちゃうけど、それまでずっとこの想いを1人で温め続けるよ。暇な時間に話しかけてみようかなとか考えたりもしたけど、バイト始まってから中途半端に期間経っちゃって、今まで全然話してこなかったのに今更いきなり世間話するのも変だし、そもそもどうやって話しかけたら良いかわかんないし、初っ端から本当に素っ気なく返されたら立ち直れる気がしなくてめちゃめちゃ怖いからやめた。現実を見るのやめました。もう残りあと1ヶ月もないのに余計なことをして思い出を汚したくない。安全パイを選ぶよ。
昨今話題になっている婦人用タイツについて、広報面からではなく実用面で理解をする為に実際に着用してレビューすることを試みた。タイトルで述べた通り私は男性なので、閲覧に不快を及ぼすと考えられる方はこれ以上先を読まないように注意されたし。なお、メーカーに対する悪評を避ける為にも、メーカー名は伏せることにする。
休日の昼頃に通販で注文した婦人用タイツが届いたので、約半日ほど実際に自宅で着用してみた。タイツのデニール表記はよくわからなかったが、ネット市場の評価から主流だと感じた80デニールの物を選んだ。
実際に着用する際、つま先からすね全体までピッチリとタイツが肌を覆うので、すね毛が濃い人は不快感を覚えるかもしれない。幸いにして私はさほど気にならなかった。始めはトランクスの上からタイツを着用したが、トランクスの生地が肌にまとわりつく不快を感じたのでボクサーブリーフにした。ビキニパンツならもっと違和感なく着用できたかもしれないが、所持していないので詳細はわからない。下着を着用せずにタイツを直接履くのも良いかもしれないが、性器や肛門がタイツに触れることに衛生的な嫌悪感があったので、私は実施していない。
下半身をタイツ姿でしばらく過ごしてみたが、下半身全体がスースーするのだが寒くない。下半身を覆う布地があまりにも薄いことに違和感を感じるがそれでも寒くない。普段自室ではジャージを履いているのでタイツの上にジャージを履いてみたが、そうするといつもよりじんわりと下半身が温かくなった。
ただ下半身全体をやんわりとだが締め続ける感覚はあまりリラックスできないと感じた。仕事ではベルトやネクタイなどで体を締め付けられることに慣れていても、自室でくつろいでるときにベルトやネクタイは嫌だろう。それと同じような不快感が下半身全体を常に支配し続けている。
激しい運動を試みてないからわからないが、歩いたり立ったり座ったりの動作に関して足腰に違和感はない。ただし、男性器に関しては大きな違和感がある。これを次の項目で述べる。
陰茎を下着の中でどのような向きで収納するか、いわばチンポジの問題である。トランクスであれブリーフであれ、チンポジはさほど重視されることはなく、身体の動きに合わせて陰茎は柔軟に稼働することが常であろう。しかし、タイツを着用すると陰茎の位置は完全に固定される。婦人用タイツでは陰茎が占める空間を考慮していないので当然のことだろう。下向きに陰茎を収納すると勃起を阻害されるので、上向きに収納するのがいいだろう。ただし、陰茎がへそ下の肌にぴったりと張り付くので、陰毛が包皮に絡まりやすい。陰毛を短くカットしている人や、手術等で包皮に余りが少ない人なら問題ないだろう。
陰茎よりも問題なのは睾丸の位置だろう。立ったり座ったりの動作で腹腔内に収納されそうになる。私はタイツの着用により幾度となく左の睾丸が腹腔内に入り込んでいくのを経験した。無論だが睾丸を長時間腹腔内に収納するのは、男性機能にとって良くないだろう。
元サッカー選手にして日本代表の選手や監督を歴任した岡田武史氏は、サッカー用のアンダーパンツとして女性用ショーツを愛用していたという。激しいスポーツでは男性器の動きをいかに押さえて保護するかは大きな関心事だ。漫画でしか知らないことだが、コッカケなる睾丸を腹腔内に収納する格闘技の技法もあるそうだ。ただし、スポーツ等の運動を実際にやってみたわけではないので、婦人用タイツがスポーツに適するかは不明である。
立って小便をすることはほぼ不可能になる。タイツをひざ近くまで下ろすと、足を開くことがタイツで阻害される。がに股になることは不可能で、肩幅程度に足を開くことすらできなくなる。タイツの伸縮性はあくまでも着用した時のものであり、脱ぎかけ状態での伸縮性は考慮されていないようだ。無理にそのまま小便しようとすると、タイツや太ももに小便がかかることは必至だろう。足首までタイツを下ろすと、一歩も動けなくなって転びそうになるので小便どころではない。よって、必然的に座っての小便を強要されることになる。自宅なら問題ないが、外出先でこの問題は致命的だろう。
普段私は夕食後しばらくたってから小便を済ませて入浴をするが、せっかくだからタイツの保水性を確認してみようと思い、タイツを着用したまま浴室で小便してみることにした。タイツで男性器を圧迫し続けているので、着用したままでは小便は出づらかった。何とか小便をひりだしたがかなりの尿量を吸収する。計量したわけではないので概算だが、200mlほどは吸収できるのではないかと思う。タイツの色は黒なので尿染みは目立たない。
小便を漏らしたまましばらく立ち尽くしていたが、むせあがるようなアンモニアの香りとともに、下半身の不快感が高まってきた。長時間そのままでいると尿で肌がかぶれると思うが、それより先に寒気が全身を襲ってきた。11月になり夜は寒くなってきたし、上衣が尿でぬれることを嫌って上半身裸だったこともある。シャワーヘッドをタイツの中に突っ込み、温水で洗い流すとともに体も温めた。
タイツ姿のままで浴槽に張った湯の中に体をつけると、タイツが肌に張り付いたままに縮こまり、自然と膝を抱えるような姿勢になった。下半身の可動域が狭くなり、足を動かすのに力が必要になる。もしもタイツを履いたまま川などに転落したら、溺死する危険性が高いだろうと感じた。
前述の「男性器の位置」の項にて、下向きに陰茎を収納すると勃起を阻害されると述べた。その状態で勃起をする程に性感が高まると、通常陰茎に流れるべき血流が流れず、代わりに下腹部を中心とした全身が火照ってくる。さながら女の子になった気分だ。タイツの上から陰茎や睾丸をなぞると快感が襲うのはもちろんだが、乳首・耳・首元・臀部など全身の感度も高まり、自ら撫でるだけでも高い快楽を得られる。
性交渉の場でもタイツの着用を応用できると思うが、残念ながら相手がいないので確認できなかった。
普段着用なら星5つ中星1つだが、性具用なら星5つ中星4つと評価する。そもそも、普段着として防寒用に利用するなら男性用のタイツ(メンズタイツ)を利用するのがいいだろう。それに対して性具用としては、「保水・耐水」の項と「自慰・性交渉」の項で述べた通り高い潜在能力を秘めている。安価で洗って繰り返し使えるので、オナホール等よりも経済的といえるだろう。ただし、睾丸を圧迫するなど男性器に悪影響を及ぼす恐れが考えられるので、男性器を生殖に用いる予定のある方は利用を控えたほうがいいだろう。
わたし、接客アルバイト歴○年。声の大きさと語尾の長さなら負けない自信があります。
「いらっしゃいませぇ~~」
平日であまり人は多くありません。一人一人しっかりお顔を見ながら接客していきます。
黒マスクでキメた中年男性がやって来ました。マスクといえば「白!」というイメージがあるので、シャレて真逆の黒を身に付けているのでしょうか。最近よく見かける色です。どうにもわたしにはカッコいいとは思えないのですが……。
お客様は無言でレジに商品をどさどさ置いてスマホをいじっています。
お釣りを渡そうとした瞬間、お客様はささっとズボンの社会の窓をなでて手を出しました。わたしは見てしまいました。ハッとして反射でレシートを重ねて自分の手を保護すると、素早くお金を渡しました。
男性はいかにも憎しみを込めた目でわたしをにらみつけると、小さく舌打ちしてレジ袋をつかみ、がに股で去っていきました。
たまにいるんですよね。監視カメラにばっちり録画されていても平気で下品な行動をする人。
しかしわたしの心の底にはどろどろした嫌悪感が生まれてしまい、お客様の背中がお店のドアの向こうへ消えていくのを一瞬見送ると、煮えくりかえって顔が歪みました。
キイーーッ!
数十秒後にとんでもなくかん高い音が外から聞こえてきて、仕事を続けていたわたしはびっくりして手を止めました。その時相手をしていたお客様と顔を見合わせて音のした方をのぞきます。ガラス窓の向こうに車が一台見えました。白い車、黒塗りの高級車、どちらだと思いますか。
どやどやとお客様が磁石のように引き付けられて何があったのか見極めようとしています。ぷつりとレジが空いてしまったので、わたしはそっとその場を離れ、手近にあった花瓶から店内装飾用の造花を衝動的に一本引き抜きました。黄色いひらひらした花です。
「さよなら!」