「著作者」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 著作者とは

2023-11-22

anond:20231122173020

何で法律に一文字も書いてない権利存在すると思い込んでんの?

著作権」という名前の具体的権利

しっかり書いてあるが

昭和四十五年法律第四十八号

著作権

第一款 総則

著作者権利

第十七条 著作者は、次条第一項、第十九条第一項及び第二十条第一項に規定する権利(以下「著作者人格権」という。)並びに第二十一から二十八条までに規定する権利(以下「著作権」という。)を享有する。

2 著作者人格権及び著作権の享有には、いかなる方式の履行をも要しない。

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=345AC0000000048_20230614_505AC0000000053&keyword=著作権

anond:20231122150958

当たり前でしょ、結局のところは使う人間モラル問題なわけ

そっすね

動作として"入ってるデータのみ"を使った出力ならば、盛り込んだデータ数に関わらず「引用部分が従である」が成立しないので引用が成り立たないという話。

意味わからんのだけど、著作物だけを学習させることが問題ってことか?著作物以外の要素が入ってればセーフ?

大体学習引用すり替えてる時点で意味わからん

学習モデル」って書き方は混乱するか。ここでは生成過程に注目していたので「モデルデータ」とかにしたほうが分かりやすいか。後で書くけど「すり替えて」はおらず「学習する段階の話」ではない

AIは新たに自分の頭で考えた要素を付け足さず、モデルデータから選んで切り貼りする以上の動作を行っていないので「著作物引用した新たな著作物」とは言えず「転載物の集合体」として扱える(と考える)。モデルデータの中身が全部無断で使われた著作物なら、モデルデータの中身が6組なら無断転載6件、100億組なら無断転載100億件ってこと

なんで引用かそうでないかを考えたのかは「引用が成立するなら権利侵害ではない」は無断転載検証するにあたりだいたい確認するから

著作物だけでイラストの描き方を学んだイラストレーターは著作権違法ってことになるけど大丈夫か?

多分「学習引用すり替えてる」前提に立ってこれを書いてて、かつ「AI学習人間学習と同じ」にこちらが乗っかったからめちゃくちゃ面倒くさいことになってると思うので、もう「AIの指す"学習"と人間のやる勉強とかの学習は全く別」って観点で話進めるね

著作物だけでイラストの描き方を学んだ」場合というかだいたいがそうだと思うが、絵の描き方を勉強する過程サルまねやトレースを行う行為自体著作権法では制限してない。トレパクとか模写自作発言とか無断転載(+自作発言)くらいの事態が起きたら著作者権利侵害した行為として評価がくだる

"画風パクり"が著作権含めどの権利侵害してるのか?みたいな話は生成AI以前もたまにやってたが、だいたい特定の絵についてトレースや模写をしてなくて"参考にした画風の持ち主の名を騙っていない"ならとくに問題なしという結論が出たはず

じゃあ「生成AIは画風パクりだからセーフやろ」という話が上がってくると思うが、これは先に上げた「転載物の集合体であることを考えれば"画風パクり"とは全く違うものであるので、画風という観点判断してはいけない

AI便宜上"学習"(Training)って言葉を使っているのでややこしいのであって、いわゆる学習モデル実態は「入力パラメータファイル集」なので"学習の成果"とは意味合いが違う

かなり前の方の増田でやった「学習モデルの再頒布禁止」という話については「生成AIを動かすために学習モデルを作る」ことは権利侵害にあたらないが「無断転載素材入り学習モデル頒布」はガッツリ権利侵害だぞって話(これに"学習"って言葉つけないといけないからややこしい)

ただ生成AIシステムコンピュータープログラムである以上「プログラム動作時のデータ処理の流れを追うログ出力コードを盛り込むことは不可能」なんてことはない

からそんなことできないの

ニューラルネットが内部でどう動いてるかなんてのは未だにブラックボックスなわけ

まさかそちらから具体的なアルゴリズム名前を出してくるとは思わなかった

ニューラルネットワーク(以下NN)の内部動作は、人間が指示を出してNNから返された出力を見て「どんな考え方したらこんなアイデア出てくるんだよ思考回路マジわからん」というのがだいたいなので、これも便宜上ブラックボックスだね~」と言っているにすぎない

NNがたとえば古代アステカ文明遺跡から発掘された謎の箱をパソコンに繋いだらAIになったとかいう代物なら間違いなくブラックボックスと呼んで差支えない

だが実態は"アルゴリズム"なので、NNはなんでも作れる不思議な箱ではなく、入力層・多層の中間層・出力層を設けた計算手順にすぎない。NNの参考書読んで人力で計算しても(時間かかるし高難易度関数オンパレードだが)再現可能ではある

参考にしているStableDiffusionも動作原理アーキテクチャも明らかなので、人間再現不可能ブラックボックスではない。プログラム実装してるのがエリートプログラマであるってだけの人間だし

2023-11-13

初音ミク結婚式を挙げて良い理由

anond:20231113132616

架空キャラクターは◯害しても良いですし、その他考えられ得るあらゆる不幸な目に遭わせても良いのです。愛しても良いですし、合意を得ずに結婚式を挙げても良いです。それをやっても現実人間被害者は発生しないからです。だから現実架空区別を付けてください」と書いています

https://twitter.com/akihikokondosk/status/1723413966918152644

 

自分権利を持っている架空キャラクターだったら何をやってもいいけど、初音ミククリプトン・フューチャー・メディア権利者だし、

初音ミクに関する著作者人格権を持っていると思うのだけど、「◯害しても良い」「考えられ得るあらゆる不幸な目に遭わせても良い」「合意を得ずに結婚式を挙げても良い」と言い切っているのはどういう法的根拠があるのだろう。

 

「この男が私を選ばなくて悔しい」とかではなく、クリプトンの持ち物を好きなようにしていいと言い張っている謎の主張が叩かれているんだけどね。

https://piapro.jp/license/character_guideline

当社が禁止している利用(絶対NG

 

当社、当社製品または当社キャラクターイメージを著しく損なう利用

利用する作品著作者社会的評価を損なうような利用

公序良俗に反する利用

他者権利侵害する、または侵害のおそれがある利用

当社公式製品のような誤解を招く利用

2023-11-11

anond:20231111170231

からは右上の「・・・からポストを埋め込む」をクリックしてコピーできるテキストの、スクリプトタグを外してコピペするんだぞ。著作者名がきちんと出るからな。

2023-10-23

anond:20231023022136

日本ほど法制度が著作者有利に整った国ばっかじゃないからな

ヨーロッパあたりは訴訟にもちこんでも海賊消費者が強すぎるからテクニカルジェイロックしないといけないっつう話やろな

2023-10-06

anond:20231006153210

本件写真発信者情報開示仮処分命令申立書をiPhone撮影しただけの

ありふれたものであり、著作物には当たらない。また、発信者による本件投

稿は、公正な慣行にも合致し、原告による投稿批評するという目的のため

さらに、本件投稿については、前記目的等に照らせば、著作

権者が創作であることを主張する利益を害するおそれはなく、公正な慣行

にも合致しているから、著作権法19条3項により著作者名の表示を省略す

ることができる。

名誉侵害の主張については争う。

2023-10-05

二度名前を消されかけた馬鹿な私の話

これは仕事で疲れ切っていた若くて馬鹿な私が、云年越しの真実に打ちのめされる話かもしれない。

どこか嘘かもしれないし全部本当かもしれない。ただただやりきれない気持ちだけで書く。

この日記を一行でまとめると下記の通りだ。

業務時間外に書いた云十万字の小説権利が、一切自身になかったことを知った話、である

* * *

学校卒業後に就職したのは小さなさな編集プロダクションだった。執筆編集者がやるタイプ編プロだった。

ニッチな界隈の本を細々と出していた会社で、今はもう存在しない。

好みの分野を扱うことが多かったので仕事自体は楽しく、担当していた界隈がにわかに盛り上がったときは激務に次ぐ激務だったがかなりのやりがいを感じていた。

編集者のいいところは、自分の関わった商品本屋という身近な場所に陳列されて、しかも奥付に自分名前が載ることだと思う。

「私はこれを作ったんだ」という実感は激務を忘れさせるほどの麻薬だった。

会社はいろんなタイプオタクがいて、コミケサークル参加するような同人作家も在籍していた。

スタッフ創作であることは仕事に生かされ、それが会社の強みにもなっていた。

私もそんな創作者のひとりだった。小学生のころから二次創作小説を書いていたような、生粋創作する側のオタクだ。もちろんコミケサークル参加したことがある。会社でも小説を書くことは隠していなかった。

前述したとおりいろんなオタクが集まっているのはこの会社の強みであり、取引から面白がられていたので、何かとそれは話題にあがった。「あなたは何のオタクなの?」という感じの雑談から、私が小説を書くオタクであることは取引先にも知られていた。

ある日、上司に呼ばれて席まで行くと、「小説を書いてみないか」と言われた。

とある人の半生が面白いので、脚色を加えて小説にする企画があるのだが、書き手ライター)が見つからない。

そういえば御社小説を書く人がいたよね? ――と、取引からお声がかかったらしい。

素人の思い出話を物語として成立させるには、筆力のほかに構成力も必要になってくる。

小説が書けて、編集者視点も持っている人にお願いしたい、というのが私が選ばれた大まかな理由だ。

人生何が起きるかわかんねぇな」と思いつつ、正直先方の正気を疑ったが、特に断る理由もないので「自分でよければ」と答えた。

そして、企画が動き出した。

当時私は中堅の社員で、後輩の教育も任されており、わりと大きな継続企画も抱えていたので、まあそこそこ忙しかった。

そこそこ忙しくはあったが、後輩に任せられることは任せ、溜まりに溜まっていた有休を無理くり使い、執筆作業に当てた。

徹夜もよくしたし、午前中にネカフェ執筆して午後から出社、終電後まで働くみたいなことも多かった。

執筆はすべて業務時間外にしていた。これは単に会社にいると仕事が降って来るので落ち着いて書けないし、原稿料をもらうからには切り分けねばと思ったからだ。

会社を空けることが多くなり、雑用確認作業が頼みにくいと上司からはよく嫌味を言われた。

通常の仕事に加え、睡眠時間を削りながらの執筆、「自分で書くのだから」と資料作成・装画周りにも関わり、とんでもなく忙しくはあったがやりがいも楽しさも感じていた。

初稿が上がり、大勢の人の目が入り、製作も大詰めというときだった。

上司が、軽い調子でこう言ったのだ。「著名は原案者だけにするかも」と。

反射で「私の名前が載らないってことですか?」と尋ねると、「そういう案も出ている」と言われた。

忙しくて頭の回っていなかった私は、ただただ「そんな話が出ているのか」とショックで、会話はそれで終わりになったと記憶している。

デスクに座ったまま、ぽろっと言われたくらいのノリだったように思う)

その日の夜になってようやくだった、「いや、私の名前が載らないのはおかしくないか?」と怒りが湧いてきたのは。

前述したとおりこの本は、とある人物の半生を脚色して小説化するというものだ。

当然、この「脚色」は私の創作である些細な話題を膨らませてドラマチックにしたり、つなぎになるエピソード創作して物語を盛り上げた。

たとえば登場人物の紹介をするのに、設定にある特徴から勝手エピソードを作ったりした。

こうした追加エピソードについては、原案からも「まるで本人を知っているかのような描写で驚いた」とお褒めの言葉をいただいている。設定から妄想を広げるのは二次創作同人屋の得意分野だ。

そう、この小説は相当私の「創作」が含まれているのだ。それなのに何故、ゴーストライターにされてしまうのか。

怒りのまま、とはいえギリギリビジネス文章に落とし込んだ形で、私は上司出版社担当者にメールを書いた。

個人アドレスから送ってやろうかと思ったがそれはやめた。不審メールとしてはじかれたら元も子もないかである

要は「私の名を出さないのなら、創作部分をすべてカットする」という内容だ。原案者が著者なら創作部分は生まれなかったはずだから、という理論だ。

私のガチギレぶりにめんどくささを感じたのだろう。私のペンネーム原案者と併記されることになった。

ガチギレメールについて上司から小言をくらったが知ったことではない。私のやることなすこと気に食わない上司文句などすでに聞き飽きていた。

今思えば原案/著で記載されるべきだったのだろうが、この後の出来事を考えるとこの時からすでに事は動いていたのかもしれない。

その後無事本は出版されたが、ろくな広報はされなかった。

発売後、今度は社長に呼び出された。社長と総務の前へ、何事だろうと寝不足の頭で棒立ちになっていた。

印税についての話である

個人出版社契約でなく、会社出版社契約を結び、入金された印税の中から褒賞として私に支払う形にする、という通達だった。

当時二十代半ばの私は、この言葉意味をよく理解しないまま、印税がもらえるならいいかと了承してしまった。

ここがすべての間違いであったのだが、そんなことは当時の私が知る由もない。

その後、若い私にとってはそこそこの額の執筆料をもらったが、当然のことながら重版などかからなかった。

なんやかんやあってその数年後、いろいろ限界を感じた私は逃げるように辞職した。このままでは飼い殺される、という危機感が一番強かった。

同じ家に暮らす家族から最近顔を見ていないけど元気?」とメールが来るような日々だったのだ。

それなりに「できる社員」として取引先にも認められていたので、おかげで再就職比較スムーズに進んだ。

* * *

それから結構時間が過ぎたころ、なんと前述の本のメディアミックスが決まった。

私がそれを知ったのはネットニュースでだった。

起き抜けのTwitterTL巡回中、見覚えのあるタイトルが目に入って一気に目が覚めた。それは結構な規模のメディアミックスで、有名な人も参加するプロジェクトだった。

何事かと思って公式サイトに飛んで、さらに驚いた。

スタッフクレジットの「原作」欄には、原案者の名前しか書かれていなかったのだ。

とはいえ、今も同人活動をしている身としてはあまり名が売れてほしくない思いもあり(商業活動をしているわけでもない)、それについてはそこまで怒りも湧かなかった。

何よりかにより私が衝撃を受けたのは、原作欄に掲載された書影から私の名が消されていたことだった。

ぱっと見た瞬間、変だと思った。画像の一部に雑な加工の跡があったからだ。何故加工されているのか、よく見たら名前が消えている。そういう順番での認識だった。

なんだかんだ長く出版界隈に居座っているので、画像加工については見慣れている。本職デザイナーの手にかかれば、あたかも初めから存在していなかったような「画」を作れることも嫌というほど知っていた。

その書影の加工は、どこから見ても素人仕事で、スタンプツール連打したんだろうなって感じのものだった。私でももっとましに作れる。

加工者が誰であれ、私の名は意図的にその画像から消されたという事実に変わりはなかった。

少し前に好奇心から知財の本を読んでいた私の頭には、人格権翻訳権、氏名表示権などなどいろいろな言葉が浮かんでいた。名を消されたことに関する影響も危惧していた。

それと同時に、ずぅっと謎だったけれど、見ないふりをしていた疑問も浮かんでいた。

私の印税ってどうなっているんだろう。

前述したとおりこの本はほとんど広告が行われていなかったため、重版など夢のまた夢だと思っていた。だから、それまで考えないようにしていた。

メディアミックスされるとなると話は別だ。

この時私は打算的にものを考えていて、名前を消した理由を尋ねるところから入り、この本に関する私の権利について確認を取ろうと思っていた。

正しくない書影掲載したという非が向こうにはあるので、多少強気でかかって話を引き出せると思ったのだ。

微々たる額でも印税がもらえたら御の字だなと考えていたのだ。なんたって印税契約をしていた会社はすでに倒産していた。

小狡い私はこの問い合わせを、出版社ライツ部に送った。

担当部署に直で聞くのが手っ取り早いが、権利に関する問題であるし、内々で片付けられても困る。よそを巻き込んで大事にしてやろうと思ったのだ。

結果、私は惨敗することになる。

なんと、当時の担当者がライツ部に異動になっていたのだ。こんな偶然があるのだろうか。

午前の早い時間に送ったメールは、午後には返事が来ていた。

お久しぶりです!」の文字にくらくらした。

この本が出たのはもうずいぶん昔の出来事で、だから、当時を知る人がもう社内におらず、だから、私と連絡が取れず、だから書影から名を消していたのだろうと、そう思っていた。

問い合わせのメールには、連絡が取れないか名前を消したのだろうか、だとしてもこんな雑な方法で消すのはどうなのか。何故名前を消したのか理由を知りたい。権利にかかわる問題はらんでいる恐れがあるためライツ部に連絡をした。製作時も記名に関してひと悶着あったというのに残念だ。そんなようなことを書いた。

当時を知る人がいない前提の文面だ。

だというのにどうだ。その担当者は私が転職したあとも仕事のやり取りがあり、だから、私の連絡先は知っていた。なんなら携帯番号も知っている。

連絡しようと思えばいつでもできたはずだった。

返信には、非常に軽い調子でこう書かれていた。

「先方に間違った画像を送ってしまった(入稿のものだったのかも?)。今正しいものを送ったので即時修正されるはずだ。今後の重版に関しても名前が消されていることはないので安心してほしい」

あのずさんな加工画像を、製作過程画像だと言い切った。

製作に関わっていた私が、そんな画像存在しないことくらい知っているだろうに、そう、本当に軽い調子で書いていた。

誤魔化すつもりなのだ公式サイトに私の名を記載しないが故、書影との差異を出さないように雑に消したのだろう。バレないとでも思っていたのだろう。これだけ対応が早いということは、この人が本件に関する責任者なのだろう。

まり、あの時私の名を本から消そうとしていた担当者が、私の名を表紙から消したのだ。

大事にしたかったのにならなかった。この時点でもう打つ手はないなと感じつつ、「当時を知る人がいるとは心強い!」とよいしょしながら、本書の権利について尋ねた。

念のため最初からメール署名から電話番号を消していた。電話では余計なことを口走ってしま可能性があるし、丸めまれる恐れがあるからだ。諸々のことを文章として残しておきたかったのもある。

この時点ですでに、職務著作という言葉が頭をよぎっていた。簡単に言うと、業務制作した著作物の著作権は会社帰属するというものだ。

わざわざ業務時間外に小説を書いていたが、契約会社に委ねてしまった時点で私は著作権を放棄したことになっているのだろうなとほぼ確信していた。

とはいえ契約である会社はすでに倒産しているわけだし、そこはどうなっているのだろう。この際だからという気持ちでいろいろ疑問をぶつけてみた。

会社在籍中は印税の一部は会社から支払われることになっていると聞いたが、という話も伝えていた。

(誤魔化そうとしているのは明白だったので、雑な加工については「画像の送付間違い」ということで流した。一応修正前の魚拓は保存している)

結果、分かったことは以下のとおり。

著作権は原案者のみが所持、会社とは業務委託の契約しか結んでいない。

印税契約は元社長が持っている別会社が引き継いでいる。

はあ、つまりだ。

職務著作どころでなく、はじめっから私の権利は知らんところで放棄されていたのである

ずいぶん話が戻るが原案/著表記にしなかったのは、こうすると私が著作者として確立してしまうからだったのでは?みたいな気持ちもある。

こんなめんどくさい人間を絡めるといろいろやりにくいと思われたのだろう。事実暴れてしまった前例もある。

そしてこの本がいくら売れようと、印税が入るのは案件ノータッチの元社長の懐だ。

結局、知識のある人間が得をするのだ。悪いのは無知な私だ。目の前の仕事で目を回していて、いったん持ち帰るということができなかった、仕事に疲れ切っていた若くて馬鹿な私なのだ

いろいろ教えてくれたことに感謝はしつつ、とはいえ雑に私の名を消した恨みは募っていたので、最後っ屁のつもりでやり取りの最後はこう締めた。

本来書影に書かれている名が意図的に消されていると、『この消された人物は何者なのか』と無為な詮索にさらされる危険性がある。それが一番の懸念だった。もう二度とこのようなことが起こらないよう留意してほしい」

シンプル名前が消された怒りもあるが、この危惧もあった。メディアミックスに際して名を消された著者。もし、私がこのペンネーム商業活動をしていたとしたらどう思われるだろうか。

消されるだけのことをしでかしたのではないかと思われる危険性は高い。これは信用問題になってくる。

それに、今のネットの「面白そうなおもちゃ」に対する残虐性は認識しているつもりだ。自分が掘り出した“真実”を喧伝し、当事者炎上させる。何かあったら嫌だ、と身構えるのは致し方ないと思われたい。

とはいえ、これを読んでいるような人なら理解してくれるだろうが、出版社のこの手の人間には理解されないだろう。

それでも、もう二度とこんな雑に人の存在を消さないでほしい、という訴えは届いてほしかった。

* * *

若人よ、契約書を作れ。契約書を読め。

この件に関して、私は別に詐欺にあったわけでも、法を犯されたわけでもない。ただただ無知で、己の権利に鈍感だっただけだ。

手痛い授業料だと思っている。このエントリーは半ば逆恨みだし、書いてすっきりして忘れたかったのかもしれない。炎上させたいわけではない。

自分無知で痛い目にあった私ができるのは、二度と同じ過ちを犯さぬよう、そして後進たちが同じ轍を踏まぬよう努めることだけだ。

提案は一度持ち帰って調べろ、即決するな。とくに寝不足とき危険だ。

教訓として、とりあえずこの一連についてはいたるところで語っていきたい。

なんせ、私と出版社は(ついでに元社長も)、なんの契約も交わしていないのだから

ほんの少しだけよかった話をする。なんと印税をもらえたのだ。

印税契約譲渡した元社長の現会社から連絡があり、お小遣い程度の収入を得た。夢にまで見た不労所得である

連絡をくれたのが元総務の人だったので(元の会社上層部がそのまま現会社に移っていた)少し話をしたのだが、出版社担当者の話題は一切出てこなかった。私とその人がやり取りしたことは知らないようだった。出版社から入金があったので粛々と対応した、という感じだった。

献本は送られてこなかったので自分で買った。初版と第二版の年月日を見比べると渇いた笑いが漏れた。ずいぶん長い時間がかかったものだ。

メディアミックスについてはとくに興味も湧かず、とはいえ周囲から話題を聞くこともないので、爆死も盛況もしていないのだろう。

もう一回ぐらい重版からいかな、と思っているが難しそうだ。

2023-09-16

anond:20230915211715

「やりたい放題」は無理かなぁ。

 

しかに、ベルヌ条約※未締結・WTO未加盟の国かつ周辺国の商習慣を無視しても問題ない孤立国家ならば、

国内法でフリーハンド著作物権利に関する規定をすることは可能だよね。

しかし、それ(権利侵害による果実)を元に当該国の事業者が締結国向けにビジネスをしようとすると国際私法管轄は締結国の法令適用となる。

なので事実上ビジネスは成り立たない。

 

ということで、ベルヌ条約準拠法令存在有無より、海賊版を取り締まれる状況にない破綻国家の方が「やりたい放題」には向いていると思われる。

ただ、そんな国で安定的ビジネスを目指せるかと言えば、ちょっと無理があると思う。

 

ベルヌ条約 著作権に関する基本条約であり、多くの国が締結。北朝鮮も締結。ものすごく単純化すると、各国の著作権保護期間が「著作者死後50年(以上)」となっているのはこの条約によるもの

2023-09-13

お前が言うな阿部川キネコ

https://twitter.com/kinekofu/status/1701890674021613857

阿部川キネコ@kinekofu

親としても人としても当たり前の感覚だと思いますけどねえ

https://twitter.com/w_denki/status/1701769402126086228

渡辺電機(株) 単行本『父娘ぐらし』発売中!

@w_denki

最近は「油断した女子中学生健康エロス」みたいな絵にゲエッとなってしまうので、人の親になってダメになったと言われても、その通りだと胸を張るしかないのです。


https://twitter.com/kinekofu/status/1701891200381546640

阿部川キネコ@kinekofu

人間他人事のうちは本当の意味では理解できないけど、自分ごとになって初めて「異常な感覚だったんだ」と分かるのですよね



そんな阿部川キネコ先生漫画

https://www.dlsite.com/bl-pro/work/=/product_id/BJ004493.html

濡れた放課後 ~変態教師田原義男~作品内容

変態セクハラ異常教師田原義男が次々と繰り広げるのは、禁断の美少年陵辱!教室で! 家庭訪問で! 野外で! 果たして蛮行の限りを尽くす彼の行き先には何が待つのか……!? 可愛い男の子満載でお届けする阿部川キネコエロギャグワールド

著者 阿部川キネコ

出版社松文館

販売2009年10月08日

シリーズ名 濡れた放課後

作品形式

マンガ

単行本

ファイル形式

専用ビューア

その他

ボーイズラブ

ページ数 170

ジャンル

メガネ ショタ 体操着 学校/学園 ボーイズラブ 強制/無理矢理

ファイル容量

50.88MB



こんな漫画描いてたお前が言うな


男子小学生が無理矢理凌辱される漫画」描いてた奴が「女子中学生健康エロス」絵を非難できる立場?????

まさか「描いてた当時の自分は異常で、今は人の親となったので正常に戻りました」って事?

じゃあなんでこんな漫画今でも電子書籍新規購入できる状態にしてんの???著作者権限配信停止にしろよ。これじゃ筋が通らねーだろ。


こいつ金田淳子岡田育同類典型的BL無罪論者じゃねーか

刃牙道100話に関して苦言を呈した金田淳子さんのその後のツイート

https://togetter.com/li/1745947

暴力表現を楽しんできた人による性暴力表現へのゾーニング

https://togetter.com/li/1808736






一応言っとくがゾーニングがどうとかい問題でもねーだろ。現状商業BLは成人男性向け漫画よりよっぽどゾーニング機能してないからな

BLには青年誌レベル作品しかない”というデマ。実際にBL青年誌の性描写比較してみた結果とは。

https://togetter.com/li/1968680




自分たちは少年がグチャグチャにレイプされる表現を楽しんで、男子向けちょいエロ女の子表現にはクレームってこいつらってマジでどういう思考回路して自分の中で折り合いつけてるの???

それが「親としても人としても当たり前の感覚」なの???????????????

2023-09-09

anond:20230908163351

違法かどうかは俺が決めることでもおまえが決めることでも著作者が決めることでさえねえよ

2023-09-06

anond:20230906154828

これも一概に翻案に当たらないとは言えるものじゃないと思う。

そもそもイラスト学習の素材に使われるのを著作者が怒ってる元々の文脈って「自分の絵と全体的びトレパクレベルで同じで、表情とかが微妙マイナーチェンジされてる」とかそういうのに憤慨してる海外イラストレーターに発するものじゃないか

生成AI本質本来人間芸術活動模倣を出発点として自分流の作品を生み出す過程自動化してるに過ぎない。

いろんな参照元を参考にそれらの特徴が融和した独自といえる作品なら翻案じゃないけど、生成AI危惧してるイラストレーターが文句言ってるような、自分作品が素材としての比重が大きくなりすぎてトレパクみたいになっちゃってるような状態場合は人力でも自動でも翻案権に抵触しうるのでは?

anond:20230906152627

でも文字通り読むなら、「原作権利者「も」二次創作物公衆送信権を持つ」くらいの意味合いではないかと思うのだが

というより、二次的著作物著作権はその著作物著作者帰属すると同時に、原著作者にも帰属するので、二次的著作物ネット投稿するときはその著作権帰属先の一つである原著作者の許可必要という理屈だと私は解釈してる

2023-08-29

anond:20230829110703

創作するとき、今まで生きてきた中で触れた様々な要素が素材として使われる。

それは当たり前のことだ。

言い換えれば二次創作する権利は認められているってこと。

権利が有る者と無い者がいるんじゃなくて、二次創作する権利作品を独占する権利が衝突しているというのが法的構造なんだよ。

で、じゃあどこまでアリでどこからはナシなのかは程度問題だ。

個別裁判する以外の方法では明瞭な線は決まらないので当事者裁判を起こすまでは何も決まらない。


民法根本理念ひとつとして「保護する価値があるもの保護する」というものがある。

そして日本では懲罰的賠償を認めていない。 (損失を埋める以上の賠償を求めることは出来ない。)

まり二次創作によって損 (金銭的な損失以外も含む) したという事実証明できないと権利者が訴えても何も得られんのだ。

非営利ファン活動作品の作者がどんな損をしたと言えるだろう?


二次創作する権利はある。 何度でも主張するよ、二次創作する権利はある。

しかし、それによって著作者権利を損なってはならない。

著作者権利を損なわない範囲になってるかどうかの判断は、まあ自分でやらないとしゃーないなってこと。

anond:20230829151721

ぼくは通報して消えれば「著作者が見つけていない」

通報しても消えなければ「黙認」と解釈しています

anond:20230829110703

まず前提として、どうあがいても二次創作はある、という事実がある。

 

二次創作、やらない訳ないだろ。おもしれーもん。

ゼリー売っておいて、ゼリー冷凍禁止するぐらい、ナンセンス

ゼリー売ってたらゼリー冷凍したら美味いことぐらい当然知ってるし、創作を少しでもやったことがあったら二次創作されることはあるのは、それは前提として理解している。

 

ここで「倫理的ゼリー冷凍するのはおかしいだろ」とか言ってる増田がアホであり、ぜんぜん当事者ではないのが確定する。

権利者の立場を散々語ってるけど、お前権利者じゃないからね。まずお門違い。お前の言う通りに考えている「権利者」はお前の脳内しか居ない。

 

 

そのうえで、主張のどこがおかしいかの話に移るわけだが。

著作権法ってのは、別にパクリ禁止ルールじゃないのよ。

著作者利益を確保しましょうルールなのよ。

やっかいなのは、何が著作者利益にあたり不利益にあたるのかなんて、著作者自身だってわかりゃしねーってこと。二次創作宣伝になってるかもしれない。なってないかもしれない。それを測定する方法があるのか? 第一、その著作者っていうのが金銭を望んでいるのかも不明だ。無限コンテンツ認知が広まって、名作を生みだした名誉を得られる方が良いかもしれん。それは個人の好みとか方針による。

そこで、法律では、著作者権利をできるだけ広くとっておいて、かつ親告罪って扱いにすることで、裁量をめちゃくちゃ広くとれるようにしましょうねと。

そうなっている。

 

こうやって確保されている裁量の広さを、禁止範囲の広さと拡大解釈している、法律意図濫用してるのが、増田だよね。

オタク憎しで、もう理屈が通ってるかとかは、何でもいいんだろうね。

anond:20230829142812

から編集から圧かかって著作者発言撤回したじゃん。

負け例ばっかりだしてきて偉いね。あとはそこから自分学習だけだよ、がんばって!

anond:20230829141421

あのさぁ、もちろん無料で公開した漫画村有罪になったけど、原作者二次創作まで創作たか著作者だって言い張るのには無理があるよ。

ファン活動口コミも噂話も嫌いなら嫌い、どのへんならダメっていってくれよ。

絵をかい説明するのはスマホ時代デフォルトだし、噂しただけで強姦扱いされるなら作品名一切SNS禁句にしてやんよ

 

あ、もちろん二次創作原作者著作人格権もちだすくだりだけでも元増田無知で頭おかしいってことはわかってるけどね。

あとは出版社採用されたら担当編集からでも著作講義をうけてくれ。

ここから先は有料。

2023-07-04

すまん。トイレの神様とその著作者に関する一番面白い感想ネットの海で見つけた。

ばあちゃんの歌かトイレの歌か中途半端やったよな

ほんま、他人の褌で相撲をとり、最終的に関脇にまで登り詰めてしまいすまんわ。

2023-06-16

男女並んでの撮影必須立法すればカメオタは泣いて引っ込みます

グラビア撮影会中止ついでに話すカメコのポートレート撮影術というエントリ投稿した増田です。

水着撮影イベントと「あいちトリエンナーレ」は違う? 不勉強なのは津田大介さんだったな のブコメページで気になるブコメがあったので引用します。

これね、水着撮影を阻止するのは戦略が間違いです。表現の自由が盾だと潰せないもん。価値を潰す間接アプローチ戦略案件です。LGBT配慮し、男女並んでの撮影必須立法すればカメオタは泣いて引っ込みます

結論から言ってしまえば「引っ込まないだろうな」というのが正直な感想。単に男女一緒に撮影するだけ。

カメラってシャッターを切れば切るほど、構図を考えれば考えるほど、レンズを工夫すれば工夫するほど、様々なシチュエーションを探れば探るほど上手くなるのよ。

プロハイアマチュアなんて年間数万枚を撮影して作品として公開するのが数万枚の中の数%ってだけなんだ。

そしてカメラをやる上で重要なのがシチュエーション

世の中には作品として公開するため関係者同意事実上必要シチュエーション撮影環境ってのがある。

著作権法的に写真撮影者が著作者なわけで編集・加工・修正・公開なども撮影者が自由に行えるのだけれど、肖像権視点もあり撮影した作品撮影者が完全なフリーハンド自由に扱えるのか?と言えばそうじゃない。

例えば盗撮なんかはこれらを語る上で参考になる事例と考えることができ、盗撮撮影者・著作者自身による作品の利用という行為が法の制限下にあることを意味する。犯罪指定による作品利用制限ってわけだ。

もちろんコレは撮影モデルとなり自身作品として表現する被写体自身にも掛かる制限がある。

いわゆる公然わいせつと呼ばれるもので、表現者は社会一般においてフリーハンド自由服装もとより裸体でいることはできず、法の制限下にあるわけだな。

もしも水着撮影という行為社会一般において犯罪もしくは犯罪類似し、社会通念上の倫理に反し、水着撮影した者に責任が問われるとしたならば被写体水着水着姿やポージング責任が問われるものとなり、水着撮影に関わった共同責任者という立場となる。

からこそ写真撮影会という関係各所が相互合意をもって安心して撮影及び作品利用ができるシチュエーションを用意するという結論に至った。

被写体モデル撮影者が安心して作品利用できる水着のものポージング選択する責任があり、撮影者は自身作品利用ができるように配慮して撮影する必要があり、それらをもって合意が成されている。

これは撮影者と被写体モデル双方が犯罪者にならないための合意であるわけだ。

ポートレート撮影というもの実践的に修練を積める相互安心した環境が様々な撮影会なのだ


そもそも公然わいせつというものは物凄く恣意的解釈可能概念で、もしも今回の水着撮影会の件で勢いのまま規制をしたら影響する範囲は正直に言って予想が付かない。

例えばアイドル界隈にも撮影会存在する。チェキ会などと呼ばれるもので、アイドル界隈の中にいわゆる地下アイドルやメン地下も含まれる。


公然わいせつとは何処から公然わいせつなのだろうか?

アイドル撮影会にはハグや頬にキスなどの"オプション"の存在アイドル界隈では認知されているけれども、これらは水着撮影の件から勢いのまま規制に走るとおそらくは影響してくる。

当然ながら撮影シチュエーションとしては男女揃った状態であり、水着でもないし勢いのまま規制を明文化するとアイドル界隈は"レギュレーション準拠した撮影会"を企画する。これが明るみになった場合倫理上の問題で裁かれるのは当然ながら推しアイドルチェキを依頼したファンだ。共同責任者だからね。

今ある自由制限するときは本当に慎重な議論必要だし、もしも誤った解釈冤罪の憂き目にあった場合保障必要だと考えている。誤った解釈で急な中止になった場合補填とか。

そしてこのエントリを作った者として訴えておくけれど、件のブコメの人を非難しないししたくはない。あのブコメがなければエントリ書いてなかったから。

老若男女が犯罪者にならないで済むことは我々が愛する自由への開放へ繋がることだと思うよ。フェミニストだろうが表自戦士だろうが急に犯罪者にならないことは良いことのはずだ。

2023-06-02

anond:20230602161343

1.

まず、「絵を描く技術」それ自体商品ではない。だから技術を盗む」という言い回しに振り回されていわゆる窃盗のように考えるのは間違っている。実際、見よう見まねで誰か風の絵が「描けるようになった」というそれだけでパクリ呼ばわりされたりはしないはず。誰々風の絵を描いて、世に出して初めてパクリ呼ばわりされたりされなかったりする。

さらに、画風が似ているとパクリ呼ばわりされたとして、本当に著作権侵害要件を満たすかはかなり怪しい。これはこれ系の話を追っていれば耳にタコができるほど聞いてると思うから割愛する。結局、世間一般的には「絵を描く技術」については個人に属する権利はほぼ認めていない。(特許でも取ってるなら話は別だが)

従って、絵師がやたら気にしている「この書き味はオレのものだ!」という感覚は、ごく個人的なプライド問題であって、客観的に守られるべきものではない。少なくとも今の日本にはそういう合意はない。

から、「若手のこと考えてないですよね」という指摘は、まあそうなんじゃないの、としか言えない。ある人が強烈に持ってる拘りを別にみんなして守る道理はないというそれだけの問題なのだから

2.

勘違いされていそうだが、ビジネスマインドが強いというのは金になれば何でもいいという立場ではなく、どうせAIのなかった時代に戻るなんてことはできないのだから、将来的にはAIを使う前提で備えるという立場話題になった人で言えば岸田メルとかさいとうなおきとか?

上にも書いた通り「絵を描く技術自体商品のように扱うのは従来の法解釈からかなり離れた主張で普通は考えない。だから自身創作活動においてウェイトの低い作業AIに任せようというのは全然ありうる発想。

3.

いろいろ論理が飛んでるので前提から確認するが、まず二次創作者が金を稼いでいようがSNSでひっそりやっていようが、著作者利益侵害しうる。著作権侵害著作者意向訴訟になるかどうかが決まるので、著作者イラつき度を上げないために金を稼がないでおくというライフハックが周知されているだけで本質的には関係ない。

次に、AIによって生成された画像自体には、少なくとも現行法では必ずしも著作権上の問題は発生しない。もちろん使う側が似せようとすれば従来通りの著作権侵害範囲になってしまうが、「こういう髪色、顔、体型、服装で…」とちゃん指定すればそれはその人の作ったキャラであってオリジナルだ。

…と、こういうと「他人著作物から学習したんだから著作権侵害だろ」的なツッコミが入るのがおなじみだが…じゃあ誰のどの著作権侵害してるの?

AI学習データには何億という画像があって、しかあくま学習に使うだけでAI自体はどの画像データも持ってない。そんな状態特定のこの画像を明らかにパクっているってなんで言えるの?

もう一度言うけどAIによって生成された画像自体には必ずしも著作権上の問題は発生しない。悪人が使えば悪いことができるというだけ。

これまで己の腕で頑張ってきた絵師があれをキモイと思うのは自由だけど、これも最初の話と同じで個人プライド問題から。そう思わない人もいるし、絵師個人プライドをみんなで尊重してやる道理もない。

2023-05-08

anond:20230507223618

二次創作必死擁護してるのって、著作者でも同人作家でもなくて

流行りのアニメエロ画像DLしてシコってるだけのキモオタだろ

こんなもん文化でもなんでもねーよ

2023-05-07

二次創作グレーゾーン」という詭弁に騙されないために

権利者の許可なく二次著作物公表頒布することは、著作権侵害であり違法行為です。

ネット上では二次創作はグレーゾーン」と言われることがしばしばありますが、どれも法的に間違ったものばかりです。

これをお読みの皆様は、

めにも、正しい認識を持って下さい。

著作権侵害親告罪から、訴えられなければ合法」という嘘

日本では著作権侵害は、一部の状況を除いて親告罪です。つまり権利者以外の第三者著作権侵害起訴することはできませんし、権利者が起訴しない限り、裁判有罪になることもありません。

これを以って、「権利から訴えられなければ、二次創作をしてもいい」と主張する人がいますが、もちろんそんなわけはありません。親告罪だろうが非親告罪であろうが、犯罪犯罪であり、してはいけないのです。

ところで、名誉毀損罪器物損壊罪親告罪です。そして仮に、あなた有名人悪口インターネットに書き込んだりしても、訴えられる可能性はほぼ無いでしょう。しかし、だからといって、他人名誉を傷付けたり、他人の所有物を故意破壊することが、法律上社会通念上許されているわけではありません。

弁護士見解でも、権利者の許可の無い二次創作は著作権侵害に該当し、違法であると明言されています

二次創作は、法律上グレーであるといわれることもありますが、著作権者許可を得ていない二次創作は著作権法違法となります

二次創作は法律違反になる? 行為解釈著作権法違反ポイント解説 https://matsuyama.vbest.jp/columns/general_civil/g_civil_disputes/4330/

著作権者に無断で二次創作(翻案)をする行為は、原則として禁止されているのです。

著作者に無断で二次創作をする行為は、著作者人格権の一つである同一性保持権」の侵害にも該当します。

二次創作やパロディ法律違反著作権法違反となる行為弁護士解説 https://funabashi.vbest.jp/columns/general_civil/g_others/4434/

公式二次創作を黙認している」という嘘

続いて、「公式が黙認しているか二次創作をしてもいい」と主張する人がいます。これは完全に間違っています

そもそも、多くの公式二次創作を黙認していません。むしろ二次創作の禁止制限付きでの許可を明言しています

たとえば、多くの出版社は、ガイドラインで自社の作品を元にした二次創作物を公開することを禁止しています

個人の方に対して、利用許諾は行っておりません。

著作権法で認められた範囲でご利用ください。

キャラクターなどの絵柄を利用していなくても、作品セリフ小道具、あるいは特定作品を想起させるようなモチーフなどを用いた商品キャンペーンイベントは、一般の方が「作品との正規コラボレーション正規イベント」と誤認混同する恐れがあるので、有償無償に関わらず、原則として許諾が必要ですが、個人の方に対して、利用許諾は行っておりません。

(お問い合わせ | 集英社 https://www.shueisha.co.jp/inquiry/consumer/

2.出版物ホームページ上の文章漫画等の要約を掲載したり、出版物ホームページ上の画像文章漫画キャラクター等をもとにした漫画小説文章等を作成し、掲載すること。

3.出版物ホームページ上の画像漫画キャラクター等を使用・改変してイラストパロディ画像等を自分作成し、掲載すること。

4.出版物ホームページ上の画像漫画キャラクターから、あるいはそれらを使用・改変した自作イラストパロディ画像から壁紙アイコンコンピューターソフト等を作成し、掲載すること。

版権著作権出版物 - 講談社 https://www.kodansha.co.jp/copyright.html

出版物サイト上の著作物を要約して掲載することや、その著作物をもとにした漫画小説等を翻案作成して掲載頒布すること。

出版物サイト上の画像キャラクター等を使用してアイコン壁紙コンピュータソフト等を作成掲載頒布すること。

画像使用著作権 | 小学館 https://www.shogakukan.co.jp/picture

ガルパン公式は、無許諾でのグッズ販売禁止しています

ガルパン」無許諾グッズについて改めてお願いいたします。複製・二次創作の如何に関わらず、正式に許諾していないグッズ(同人グッズ含む)の製造販売頒布含む)は著作権侵害行為となりますファンの皆様は無許諾グッズをご購入なさいませんよう、お願いいたします。BV杉山

https://twitter.com/garupan/status/1004670935679430656

ウマ娘公式は、モチーフとなった競走馬や、馬主競馬ファン不快となる表現をしないよう注意喚起しています

モチーフとなる競走馬ファンの皆様や馬主の皆様、および関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターイメージを著しく損なう表現は行わないようお願いいたします。

二次創作ガイドライン | ウマ娘プリティーダービー https://umamusume.jp/sp/derivativework_guidelines/

ニコニコ動画YouTubeでは、アニメ映像や音声を無断使用した動画が頻繁に権利者削除されています

コーエーテクモゲームスは、2016年に「DEAD OR ALIVEシリーズの成人向け同人作品販売を停止するよう、DLSITE要請しています

https://togetter.com/li/1035961

また、同社は、2019年には「ライザのアトリエシリーズ同人作品販売を停止するよう、とらのあなメロンブックス要請しています

https://togetter.com/li/1385936

その他の詭弁について

他にも

公式二次創作を禁止しているのは建前であって、実際は黙認している」

個人二次創作をしていいか公式に問い合わせれば、公式ダメと言うに決まっているのだから、問い合わせずに二次創作をするべき」

公式に問い合わせる人のせいで、二次創作が取り締まられる可能性があるので、問い合わせずに二次創作をするべき」

のようなことを言う人がいます。こいつらにはもはや付ける薬がありません。どんなに客観的事実法的根拠提示しても、「そう書いてあるが実際は違う」などと言っている人とは会話になりません。

禁止」と書いてあれば、それは「禁止」以外の解釈はありません。彼らはあたかも、複雑な文化理解しているかのようなことを言っていますが、要するに「自分たちは物を盗むし、盗んだもので遊ぶけど、持ち主にはチクるな」と言っているだけです。

そのようなゴロツキの真似をしてはいけません。

2023-04-30

anond:20230430182254

著作権とか商標権裁判で争うので実際のとこ確実に勝つのは難しいのが実情

なので各著作者、または各社が勝てる範囲のことだけやってる形

これがどっちつかずに見えるねんな

それとコピー問題コピー品と版権元の問題に見えるけど実際はそこに国(制度)も絡む

本音を言えば版権元はぽいもの全部訴えたいけど国は「僕はブランド専売しか許可してないですね」となる

これが鬼滅って書かなければなんかセーフになる理由

なお版権元も枕を涙で濡らすだけではなく大手になると法務部に裁判で勝てる戦略研究させてるので

たまに似せすぎて訴えられる奴が出るのがこれ

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん