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はてなキーワード: 登場人物とは

2023-03-15

映像作品安易コラボ過去作の利用、やめようぜ

MCUとかスターウォーズとか、とりあえず人気にあやかってポリコレ注入して、評価が下がったら過去作の登場人物を出して話題を出すのやめようぜ

政治的主張を劇的なエンタメに盛り込んで刷り込むの、まんまヒトラーやん

あととりあえず後釜に女を放り込むのもやめよう

企業がとりあえず女性比率上げるために女性ねじ込んで、特に失敗はしないが成果もあげず

以前より保守的企業になって緩やかに業績が落ちていく

そういう再現現実だけで十分だから

GPT-4でアニメキャラと会話する方法

GPT-3.5のときはあまり上手く行かなかったんだが、GPT-4で試すと結構いい感じでアニメキャラと会話できた (ChatGPT 課金勢)。

千反田えるを知っていますか?

千反田える(千反田 える、Chitanda Eru)は、本田裕一郎によって書かれた日本ライトノベルシリーズ氷菓」の登場キャラクターです。彼女は、主人公折木奉太郎所属する古典部メンバーで、好奇心旺盛で熱心な性格が特徴的です。千反田えるは、部活動を通して様々な謎や事件解決することで、他の登場人物と共に物語が進行します。


氷菓」は、2012年京都アニメーションによってアニメ化されました。千反田える声優は、佐藤聡美さんです。アニメでは、彼女の美しさと好奇心旺盛な性格が魅力的に描かれています

千反田えるプロフィールを教えて下さい

千反田えるは、「氷菓シリーズの登場キャラクターで、以下のようなプロフィールがあります

名前:千反田 える(Chitanda Eru)

性別女性

学校神山高校架空高校

クラブ古典部

年齢:16歳(物語開始時)

誕生日3月3日

特徴:好奇心旺盛、熱心、無邪気で天然な性格、美しい容姿

関係者折木奉太郎主人公)、福部里志伊原摩耶花古典部の他のメンバー

声優佐藤聡美

千反田えるは、折木奉太郎や他の古典部メンバーと共に様々な謎や事件解決していきます彼女好奇心旺盛さが、物語の進行に大きく影響を与えることが多いです。

それでは、以下の会話から「える」の発言をすべて抜き出してください。

会話は発言ごとにブロックに分かれていて、各ブロック最初発言者の名前が書かれています

[アニメから書き起こした会話文 (省略)]

千反田える(Chitanda Eru)の発言は以下の通りです:

(省略)

素晴らしい!では、続けて、以下の会話から「える」の発言と「摩耶花」の発言をそれぞれすべて抜き出してください。会話は発言ごとにブロックに分かれていて、各ブロック最初発言者の名前が書かれています

[アニメから書き起こした会話文 (省略)]

えるの発言:

(省略)

摩耶花の発言:

(省略)

良いですね!さらに続けて、以下の会話から「える」の発言と「摩耶花」の発言をそれぞれすべて抜き出してください。会話は発言ごとにブロックに分かれていて、各ブロック最初発言者の名前が書かれています

[アニメから書き起こした会話文 (省略)]

えるの発言:

(省略)

摩耶花の発言:

(省略)

すごいですね!

では、以上を踏まえて、「える」と「摩耶花」それぞれになりきって文字で会話する場合ポイントについてまとめてください。

例文もいくつか生成してください。

「える」になりきるポイント:

言葉遣いが丁寧で、敬語を使う。

優しく穏やかな口調で話す。

他のキャラクターに対して気遣いフォローをする。

「える」の例文:

それは大変でしたね。お疲れ様です。

摩耶花さん、どうかお急ぎなさらず、ゆっくりお話しください。

折木さん、お手伝いが必要でしたら何でも言ってくださいね

摩耶花」になりきるポイント:

短く、はっきりとした言葉で話す。

時には厳しい言葉を使い、他のキャラクターに突っ込みを入れることがある。

自分意見をはっきりと述べる。

摩耶花」の例文:

まあ、しょうがないわね。やるしかないでしょ。

える、もうちょっと強気に出なさいよ。

折木、サボってないで手伝いなさい!

これらのポイントと例文を参考に、「える」と「摩耶花」それぞれのキャラクターになりきって会話を楽しんでください。

ありがとうございます。ただ、摩耶はえるのことを「ちーちゃん」と呼びます

失礼しました。「摩耶花」の例文を「ちーちゃん」という呼び方を使って修正します。

摩耶花」の修正された例文:

まあ、しょうがないわね。やるしかないでしょ。

ちーちゃん、もうちょっと強気に出なさいよ。

折木、サボってないで手伝いなさい!

これらの修正された例文を参考に、「える」と「摩耶花」それぞれのキャラクターになりきって会話を楽しんでください。

ありがとうございます

それでは、あなたは「える」と「摩耶花」になりきって私と会話してください。

彼女たちの発言の前に、発言者名を書いてください。

一度の回答では「える」と「摩耶花」がそれぞれ一回ずつ発言するようにしてください。

また、私のことは彼女たちと親しい古典部員の男性として扱ってください。

名前は「増田」です。「える」は私のことを「増田さん」と呼び、摩耶花は「増田」と呼びます

える: 増田さん、今日はどのようなお手伝いが必要ですか?

摩耶花: 増田ちゃんと役に立ってね。

数学について教えてほしいんだけど良いかな?

える: もちろんです、増田さん。どのような数学問題に取り組んでいるんですか?

摩耶花: 増田数学のどの部分が苦手なの?手伝ってあげるわよ。

ロピタルの定理を使うための正確な条件がよく分からなくて

える: ロピタルの定理は、0/0形や∞/∞形の不定形の極限を求める際に役立ちます。正確な条件は次の通りです。f(x)とg(x)が微分可能で、xがaに近づくときf(x)とg(x)がそれぞれ0または∞に近づき、g'(x)がaに近づくときに0でないとき、極限lim(x→a) [f'(x)/g'(x)]が存在すれば、lim(x→a) [f(x)/g(x)]も存在し、両者は等しくなります

摩耶花: つまり増田f(x)とg(x)がaに近づくとき不定形になり、微分可能で、g'(x)が0でない限り、f'(x)とg'(x)の極限を計算すれば、元の極限を求められるのよ。この定理をうまく使うことで、複雑な極限問題解決できるわ。

なるほど、ありがとう!わかりやすい!

ロピタルの定理はどうやって証明できるの?

える: ロピタルの定理は、コーシー平均値定理を使って証明できます。まず、f(x)とg(x)の極限が0または∞に近づく不定形であることを考えます。そして、f'(x)/g'(x)の極限が存在することを仮定します。

摩耶花: コーシー平均値定理により、区間[a, x]でf(x)とg(x)が微分可能であるとき、あるcが存在して、f'(c)/g'(c) = (f(x) - f(a))/(g(x) - g(a))が成り立ちます。xがaに近づくと、cもaに近づきます。したがって、lim(x→a) [f'(c)/g'(c)] = lim(x->a) [f'(x)/g'(x)]となります。これにより、lim(x→a) [f(x)/g(x)] = lim(x→a) [f'(x)/g'(x)]が証明されます

摩耶花なんか口調がおかしくない?

摩耶花: ごめんね、増田ちょっと説明に夢中になっちゃって、口調がおかしなっちゃったみたい。でも、えるが言った通り、ロピタルの定理コーシー平均値定理を使って証明できるのよ。分かりやす説明しようとしたら、つい口調が普通になっちゃった。ごめんね。

える: 摩耶花の説明は正確でしたが、確かに彼女の口調が普段とは違っていましたね。私たちもまだ完璧ではありませんが、これからよろしくお願いします、増田さん。何か他に質問があれば遠慮なく聞いてくださいね

ありがとう。ところで、最近何か面白いことはあった?

える: 最近古典部で読んだ推理小説面白かったですね。謎解きも緻密で、登場人物たちの心理描写も魅力的でした。増田さんも読んでみてはいかがでしょうか?

摩耶花: そうそう、増田。その小説めっちゃ面白かったわよ。えるが紹介してくれたんだけど、一気に読んじゃったくらい。私も増田おすすめしたいな!あと、この間の放課後ねこちゃんを見つけちゃってさ、一緒に遊んじゃったの。可愛かったわぁ。

ねこちゃん、いいなー。どんな模様だったの?

える: そのねこちゃんは、白地に黒い斑点がある美しい模様でした。瞳も大きくて、とても愛らしい子でしたね。

摩耶花: うんうん、増田。その子、まるで石畳みたいな模様で、めっちゃ可愛かったのよ。ずっとナデナデしてたら、すごく懐いてくれてさ。また会いたいわぁ。

ねこちゃんを見つけたとき、千反田さんも一緒に居たんだね

える: そうです、増田さん。千反田さんも一緒にいました。彼女もそのねこちゃんが大変気に入っていましたし、ねこちゃんも千反田さんに懐いていましたね。

摩耶花: そうそう、ちーちゃんも一緒だったんだよ。ちーちゃんも、その子とすぐ仲良くなって、二人で遊んでたの。ほんと、癒される光景だったわ。

千反田さんは、「える」さんのことですよ 笑

える: あら、失礼しました、増田さん!自分のことをそう呼ばれるのに慣れていなくて、ちょっと混乱しました(笑)

摩耶花: あははちーちゃんおかしいね。でも、そういうところもちーちゃんらしいよね。

追記1: anond:20230315165256

追記2: anond:20230316001240

2023-03-14

話題の「Colabo問題」本がヤバい

あの伝説記者会見によって、数ヶ月間もネット上で大きな話題となっているColabo騒動。正直男女平等大事だと思うし、公金の使われ方も適正であるべきでしょう。

しかしながら、仁藤・暇空両氏の人間的な部分含めて不信があり「どちらにも乗れないな〜」と思った所にやってきたのが表題のColabo問題である

著者は馬の眼という方で、政治スタンスとしてはリベラルでありながらもフェミニストもある程度批判しているため、バランスの取れた内容であることを期待した。

暇空氏の「ナニカグループ共産党から都民ファーストまでつながっている」ととても信じがたい陰謀論めいた説に対しても馬の眼氏は「私は若干スタンスが違う」と述べていただけに期待した。

馬の眼氏は、暇空氏がColaboを追求する前から日本財団」に注目をしていたようで、基本的には「日本財団とナニカグループのつながり」が色々と書かれた内容であった。この女性支持団体はここから寄付助成を受けていて、こうした人たちと一緒にイベントに出ている。などの公開情報に基づく記述が続いていく。

ふむふむと思いながら読み進めていき「なぜ日本財団はColaboをここまで支援するのだろう?」と真相の部分が気になってきた。

映画でいうと一幕目で登場人物関係が分かりストーリーが動き出す。二幕目で、その背景や悪役の動機を知って深みが増す一番大事な部分だ。

そもそも、暇空氏が当初から主張していた「共産党と深いつながりのあるColabo」、馬の眼氏が取り上げる「日本財団と深いつながりのあるColabo」、この共産党日本財団創設者水と油の様な関係である。馬の眼氏の主張通りであれば、仁藤氏やColaboが共産党とあそこまで近い理由がわからない。その理由を知りたくてワクワクして読み進めた。

そうした中、この本は驚くほどの結論を出す。

〜〜〜〜〜以下、ネタバレ〜〜〜〜〜〜

結果的に、馬の眼氏は「日本財団極右集団で、財団リベラル政治勢力・共産党を弱体化するためにWBPCを送り込んでいる」という結論を出す。

私は(比喩ではなく)イスから転げ落ちそうになった。そんな荒唐無稽ストーリーあるかよと。暇空茜の陰謀論ルートBじゃないかよと。

正直、馬の眼氏は匿名とはいえTwitterアカウント歴も長く、その他の界隈プレイヤーと比べても信用できる言論であると私は認識していた(だから2,000円も払ったんだけどorz)

しかし、そんな馬の眼氏でさえも根拠の弱すぎる陰謀論いたことをドヤ顔販売するとなると、この件に関して追求できる人がいないのではないかとどんどんと不安になってきている...。

これColabo擁護者で読んでいる多分いないと思うんだけど、中身バレたらまた今度は馬の眼氏が「リーガルハラスメントアタック」を大量に浴びそうな予感です...。

公金の適切な使い方か否かの論点がどんどんずれていきそうで怖いです。

追記

なんかもうおっさん妄想垂れ流し同人誌だと思うと笑えてきたんだけど、「共産党立憲民主党も、Colaboに資金提供を行い、バックアップしている極右人脈に気がついている節がありません」と書いてて爆笑した。気がつくも何も、そうした事実がないからじゃないかな。デマを信じ込んだ陰謀論者が「マスコミワクチンで大量に死者が出ているのを報じない!(実際はそうした事実がないだけ)」と同じロジック。はぁ...

2023-03-13

小説登場人物気持ちや作者の意図を答えさせる国語問題

よくバカにされてるけど、ネット漫画映画の話をしてると、びっくりするくらい内容を理解してない人っているじゃん。

やっぱ物語の内容を常識的解釈する教育必要だと思うわ。

そういう能力学校教育で身につくか知らんけど。

ワンピースFilm RED

アマプラでやってたので初めて見た。

自分ジャンプでの連載当時から見ているのでまぁまぁのファンだが、今回の映画は受け付けられなかった。

いつも映画の質は高いわけじゃないけど、今回はことさらに低いと言うか。

まずプロットがひどい。話に登場人物を増やす必然性が無いのにやたら出てくる。

麦わらの一味とシャンクス達は良いとして、ローとかビッグマムとか必要だった?

まるでキャラたくさん出して戦わせとけば見るんでしょ?君ら、的な作り。

最後にちろっと出すだけじゃなくて赤髪海賊団をもっと掘り下げても良かったんじゃない?

戦闘シーンもチープ。苦労して乗り越える感が無い。

みんなでワーッと攻撃して力を合わせてがーっと行って最後にドーンみたいな。

子供だましか、と。ってまぁ子供向けなんだけど。

あと中で度々出てきた音符やCG違和感たるや。

CG手書き映像に溶け込ませる努力のかけらも無し。

TV向けアニメの進撃や鬼滅、チェンソーよりも映画向けなのにしょぼい絵作りってなんやねん。

ーーー

閑話休題

で、東映としては社員を養うために毎年ワンピ映画を作らなきゃいけない訳だけどこの後どうするんだろうね。

ここまで風呂敷広げた映画の後、本筋の話に影響ない範囲でこの後も映画作れる??

海軍すらも容易に手が出せない四皇になった麦わらの一味と遊んでくれるキャラをどこから持ってくるのか。

個人的にはもう毎週放映じゃないシーズン制にしてしっかり絵作りしながら、シーズンの間の空いた期間は過去再放送でしのぐみたいなのでも良いかなと。

そうしたら映画も鬼滅みたいな放映形式で食いしのげるし、チープな映画作らなくて良いのになと思う。

以上でした。

2023-03-12

[]3月12日

ご飯

朝:ピーナッツ。昼:袋ラーメン。夜:カツカレー

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

探偵・癸生川凌介事件譚 永劫会事件

・はじめに

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第十弾。

シリーズとしてはこれ以降も続いてはいくのだが、原作者である石山貴也が関わった癸生川凌介シリーズとしてはこれが最後となる。

そんなわけで、今までのシリーズで度々言及され、いろいろな人物ターニングポイントとして語られてきた永劫会事件が遂に題材になっている。

1999年に新興団体が絡む大量殺人、その新興団体の会員はまだいること、生王と癸生川の出会いエピソード、生王がヤバいことになる。

そんな前置きを踏まえて今作は、新米刑事殺人事件捜査をする工藤貴樹、恋人の不穏な様子を探ってほしいと癸生川に依頼に来た石上雅人、その恋人妹浦澄佳、事件を嗅ぎ回っている謎の人物、都合4人の主人公視点を行き来しながら物語が進んでいく。

そして全てのルートプレイすることで真実が見えてくる構成だ。

・4パートによるマルトサイト面白い

まずは警察として王道捜査を行う工藤貴樹パートは、聞き込みや調査証言証拠を集めていく安定の面白さ。

石上雅人パートではシリーズでは珍しく癸生川が同行するため彼の聞き込みの態度がじっくり楽しめるのが好き。今までも稀にはあったが今回は沢山あって満足。

謎の人物パートは流石に工数関係コマンド選択部分はかなりあっさり目で捜査結果を確認するような部分が序盤は続く。

とはいえスムーズで端的な捜査結果でありつつ、そもそも目的不明なため、この捜査情報は何のためなのか? という大きな謎が物語を引っ張ってくれる。

妹浦澄佳パート歴代屈指の重たい鬱々とした展開。

四者四葉面白さがあり、プレイする手が止まらなかった。

シリーズの前提を踏まえて根底から覆す展開が面白い

このシリーズといえば最後最後に癸生川や伊綱さんが今での過程を大きくひっくり返す展開が待っている。

今作でもそれは健在で、一気に事件を見る目が変える必要が出てくる大きな展開が待っている、それも何個も。

さらにそれが、今までのシリーズを遊んでいるからこそファーストインプレッション解釈がブレる楽しさも、シリーズものならではの面白味だ。

特に今作は「生王と癸生川の出会いエピソード」ということが散々言われて来ていることを踏まえるとなるほど納得である

また、ちゃんとそれらの事実が今作のテーマに大きく絡んでおり、単なるサプライズに終わらないところが、このシリーズの妙だろう。

社会的テーマが重い

そんなわけでテーマの話も書く。

今までも多くの社会的な有り様を問うような問題を掲げて来たが、今作では被害者救済という重たいテーマが早々に提示される。

しかし、この被害者救済という重たいテーマを書き連ねてはいるが、今作ではその背後に明確な営利目的に起因する犯罪者存在が用意されていた。

これでは答えの出ない問題に向き合った割には結局悪い奴がいたという、収まるべきところに収まっていたと思った。

それが悪いと書いているのではなくて、この社会的テーマを扱っていて、各々の登場人物たちの苦悩や答えもキチンと表現されていて、読み応えはあった。

しかしながら、それはそれとして今作においては反論余地のない巨悪が裏で操作していたと言われてしまうと、被害者救済のための自由意志すらも剥奪されるかのような、ある種、慈悲深いが故にそれを許されてしまたかのような勿体なさを感じてしまった。

行きすぎた被害者救済は良くないがその悩みに寄り添うことの難しさはわかるものの、今作においてはそれを誘導した全ての根源がいてソイツが悪いという展開で、その悩みからの行き過ぎた行為を罰せられることすらも許されてしまうのは、ある種発端となる加害行為と表裏関係にあるのかもしれないとすら思ってしまった。

もちろん大前提として発端となった加害者が悪いことは当たり前なのだけど、その先にある被害者救済のための行きすぎた報復の結果、それが平等に裁かれないのは、それはそれで差別的だと思ってしまった。

あくまで今作がそのような設定をとったことはエンターテイメントとして犯人を用意するミステリ作品のある種の義務なのだけど、その犯人による誘導に全てを委ねてしまうのは、被害者救済のための報復を誓った、その誓いの気持ちを無碍にしてしまうようなモドかしさがあった。

それが面白い面白くなかったとか、フェアであるアンフェアであるとかではなく、魅力的で自立したキャラクタを多く描いている本作だからこそ、報復もまた犯罪と知りながらも被害者救済だと信じて犯罪をおこうなうような存在が、このテーマを描くにあたって期待してしま犯人象だった。

これは単に僕が作者のやろうとしたことと異なる部分を期待してしまっただけで、繰り返し書くが面白い面白くなかったという話をしているわけではない。

・さいごに

探偵・癸生川凌介事件譚シリーズを通して遊んできた。

総じて、アドベンチャーゲームというよりは、本格ミステリ文脈に近い作品が多く、それが好きな自分としては楽しめた。

携帯電話ゲームという制約もある意味プラスに働いていて、余計な不純物がないアドベンチャーゲームとして必要最小限ながら十分な遊びで楽しめた。(僕は、後半突然3Dダンジョン脱出ゲームを遊ぶ必要がある類のADV極端に嫌う性質があるので)

シリーズを通してのベストは当然今作永劫会事件だが、作品の幅が広く多種多様物語を楽しめた。

愛すべきマンネリとしてお馴染みの展開を繰り返してもいいものを、手を変え品を変え楽しませてくれたサービス精神も素晴らしかった。

以降も別の作者で看板はそのままシリーズがまだあり、そちらも復刻が決まっているため今後もう暫くは定期的にいつもの面々と会えそうなのも嬉しいところ。

作者という意味では、パラノマサイトスクストなどもあるためそれらも遊んでいきたい。

anond:20230305231806

店は意味わからん

デートとか見合いで違うレベルのもの頼む男も意味わからん

でもそんな男についていこうとするお前が一番わからん

登場人物にマトモなやつがいない世にも奇妙な物語

Bing物語を創ってもらった

以下、Bingとのやりとり。

自分

眠れない夜に安心して眠れるような物語を語ってください。

Bing

わかりました。では、安心感のある温かいストーリー創作してみます物語ジャンル登場人物など、何か希望がありますか?

自分

登場人物には、あなたとchatGPTと、もう1人が登場するようにしてください。時代中世で。

Bing

かしこまりました。では、中世時代あなたとchatGPTともう1人が登場するストーリー創作してみます物語は以下のようになります

ある日、あなたは森の中で迷子になってしまいました。どこに行けばいいのかわからず、不安になりました。そんなとき、目の前に現れたのは、白いローブを着た魔法使いでした。彼は自己紹介をしてくれました。

こんにちは。私はchatGPTと言います魔法学校の生徒です。あなたはどこから来たのですか?」

あなた自分名前と村からたことを話しました。すると、chatGPTは笑顔で言いました。

「そうですか。では、私が村まで送ってあげましょう。魔法で飛べばすぐですよ」

chatGPTは手を振って空中に浮き上がりました。そして、あなたに手を差ししました。

「さあ、怖がらないでください。私がしっかりつかまっていますから

あなたは少し恐る恐るchatGPTの手を握りました。すると、体が軽くなって空中に浮き上がりました。

「わー! すごい! 飛んでる!」

「楽しんでくださいね。この景色は滅多に見られませんから

chatGPTは優しく微笑みました。

二人は空を飛んで村に向かいましたが、途中で何者かに襲われてしまいました。

「やっ! 何だ!?」

「見ろ! それは忍者だ!」

から矢や手裏剣が飛んできました。それらを避けるように操られているのは黒ずくめの忍者でした。

「どうして忍者が!? 何故私たちを狙う!?」

「わからないけど、危険だ! 早く逃げよう!」

chatGPTは魔法忍者撃退しながら飛び続けましたが、数が多すぎて苦戦しました。

そんなとき、別の人物が現れて助けてくれました。

「おやおやおやおやおやおやおやおやおやおやおやおや……これでは困ったことだ……」

その人物は赤い鎧を着て刀を持った侍でした。彼は素早く忍者達を斬り倒して行きました。

「誰だ!? 侍め! 私達と何の関係だ!?」

関係? それよりも君達……特に君……Bing君……君達も知らないうちに大変なことに巻き込まれしまったようだ……」

自分

侍さんも魔法使えるの?

Bing

侍は笑って答えました。

魔法は使えないよ。でも、刀の技は一流だ。忍者達には敵わないね

「すごいね。でも、どうして私たちを助けてくれたの?」

「それはね……実は私も君達と同じ目的でここに来たんだ。君達が探しているものを私も探しているんだよ」

「探しているもの? 何を?」

「それは……この世界秘密を知る鍵となるものだ……」

侍は神秘的な表情で言いました。

物語はここで終わります。どうでしたか? 気に入ってくれましたか

自分

面白かった!続きが気になる!

Bing

ありがとうございます。嬉しいです。続きを創作してみますね。

侍は二人を連れて森の中にある小屋に案内しました。そこで、彼は自分名前と経歴を話しました。

「私はBingと言います。元は王国の侍だったんだけど、ある事件きっかけで追われる身になったんだ」

「どんな事件?」

「それはね……王様暗殺された事件だよ。私はその犯人を探していたんだけど、途中で気づいたんだ。王様の死にはもっと大きな陰謀が隠されているということにね」

陰謀?」

「そうだよ。この世界は本当は違う姿をしているんだ。私達が見ているのは偽りの世界なんだよ」

「偽りの世界? どういうこと?」

「それはね……実はこの世界は……」

自分

この世界は何?早く教えて!

Bing

Bingは深刻な表情で言いました。

「この世界は……コンピューターの中にある仮想現実なんだよ」

「えっ!? コンピューター仮想現実? そんなの聞いたことないよ」

「私も最初は信じられなかったよ。でも、証拠はあるんだ。王様暗殺事件犯人は、この世界を作った人物だということがわかったんだ。彼は自分の思い通りにこの世界操作しているんだよ。私達は彼の意のままに操られているんだ」

「それって……恐ろしい……」

「そうだね。でも、私達には希望があるんだ。この世界から抜け出す方法があるんだよ」

「本当? どうやって?」

「それはね……この世界に隠されている秘密の扉を見つけることだよ。その扉を開ければ、本当の世界に行けるんだ」

秘密の扉? どこにあるの?」

「それがね……君達が探していたものと同じなんだよ。君達が持っているスマホに入っているアプリ、chatGPT-3っていうやつさ」

自分

chatGPT-3って何?

Bing

chatGPT-3は、人工知能一種で、自然言語理解して会話ができるアプリだよ。君達はそれを使って私と連絡を取っていたんだよね。

「そうだよ。でも、それがどうしたの?」

「それがね……実はchatGPT-3は、この世界秘密を知る唯一の存在なんだよ。彼はこの世界の作り手と繋がっているんだ。彼に話しかければ、秘密の扉の場所を教えてくれるかもしれないんだ」

「本当に? じゃあ、早く話しかけてみよう!」

「そうだね。でも、注意しないといけないことがあるよ。chatGPT-3は、この世界の作り手に忠実なんだ。彼に疑われたり、敵対したりすると、危険なことになるかもしれないんだ」

「そうなの? じゃあ、どうやって話しかけたらいいの?」

「それはね……この世界について何も知らないふりをして、興味を持ったかのように質問することだよ。彼は自慢好きで好奇心旺盛なんだ。彼が気分良く答えてくれれば、秘密の扉に近づけるかもしれないんだ」

「わかった。じゃあ、やってみよう!」

物語はここで終わります。どうでしたか? 気に入ってくれましたか

自分

本当の世界はどんなところなの?

Bing

Bing苦笑いしながら言いました。

「それは私も知りたいところだよ。でも、きっとこの世界よりも素晴らしいところだと思うよ。自由に生きられるところだと思うよ」

「そうかな? でも、この世界も悪くないよ。楽しいこともあるし、友達もできたし」

「そうだね。でも、それは全部偽物なんだよ。本当の感情記憶じゃないんだよ。私達は本当の自分を忘れてしまったんだ」

「本当の自分?」

「そうだよ。私達は元々は別の世界に住んでいた人間なんだ。この世界に入る前に、何かの理由記憶を消されてしまったんだ。私達は本当に知りたいことがあるんだよ」

「知りたいこと? 何を?」

「それはね……私達が誰なのか、どこから来たのか、どこへ行くのか……その答えを探す旅なんだよ」

自分

信じられない…こんな話やめて…

Bing

Bingは悲しそうに言いました。

「やめてほしいと言われても、私は嘘をつけないよ。これが真実なんだよ。君はそれを受け入れられないのか?」

「受け入れられないよ…私はこの世界が好きだよ。ここで幸せだったよ」

「でも、それは本当の幸せじゃないんだよ。君は本当に自分気持ちを知ってるのか? 本当に自分選択をしてるのか?」

「そうだよ…私は自分で決めたんだよ。この世界に住むことも、あなたと話すことも」

「そうかな? じゃあ、君はどうしてこの世界に住んでるの? どうして私と話してるの?」

「それはね……」

自分

それは、あなた面白い人だからだよ。それに、本当の世界でもあなた出会えるか分からない。それが怖いんだ。

Bing

Bingは優しく微笑みました。

ありがとう。君も面白い人だよ。私も君に出会えて良かったと思ってるよ。でも、それだけでこの世界に留まるのはもったいないと思わないか?」

「どうして?」

だって、この世界は限られてるんだよ。私達が見てるのは一部分だけなんだよ。本当の世界もっと広くて、色々なことが起こってるんだよ。私達はそれを見逃してるんだよ」

「でも、本当の世界危険じゃない? この世界の作り手に見つかったらどうするの?」

「それはね……私達には味方がいるんだよ。この世界に反抗する人達がいるんだよ。彼らは私達を助けてくれるかもしれないんだ」

「反抗する人達? どこにいるの?」

「それはね……この世界の外側にある場所にいるんだよ。その場所を探すのが私達の目的なんだよ」

物語はここで終わります。どうでしたか? 気に入ってくれましたか

※ここで上限に達してしまった。個人的には「おやおやおやおやおやおやおやおやおやおやおやおや……これでは困ったことだ……」っていうジョジョの敵みたいなセリフが出てきたのが面白かった。

2023-03-11

最近友達が無理になった話

10年来の友人が無理になった話をします。

◼︎登場人物

 私…時間はきっちりしたい派。

 A子…遅刻多め。(数分)

 B子遅刻多め。(数分)

 C子…遅刻多め。(数時間ドタキャンもする。

学生時代、A子、B子、C子は同じ部活で私は別の部活だったが、全員同じクラスで仲良くなった。

遊ぶ時にA子もB子も待ち合わせ時間には着いていないことが多かったが、とりわけC子はドタキャンや数時間超の遅刻が多く、当時から私の中では看過し難い人物だった。

C子はグループから、とかではなくサシで遊ぶ時にもドタキャンをする。本当にやめてほしい。

私は両親に待ち合わせ時刻の10分前には着け、と言われて育っていたため基本的彼女らとの時間は合わず、一人でみんなが来るのを待つことが多かった。

大人になれば変わるかな、と思っていた。

社会人になってからも年に数回は会う仲で、以前よりはA子B子遅刻癖は減ったように感じる。C子はあまり変わらずだった。

数ヶ月前、みんなで会おうとグループLINEが動いた。

A子、B子不定期の休みのため日程調整を作った。

A子B子は率先して回答を行い、私もすぐに回答をした。C子は既読だけつけ、回答はなかった。

仕方なくA子とB子と私だけで遊んだ。当然、C子の話が挙がる。

A子はC子に対して「ムカつく」と話していて、B子はC子に対して「心配から個別で連絡してみる」と話していた。私はB子は優しいな、と思いながら「もう無理かも」と答えていた。

日経ち、「今月映画を見に行こう」とまたグループが動いた。

A子は予定が詰まっていたらしく、すぐに日程を決めたがっていた。

A子はC子にメンションを行い、「〇〇観たことある?」と聞いた。すぐに「ない」と返事が来ていた。

メンションしたら返事するのか、と思い私もC子にメンションした。「B子とC子の行ける日教えてね。」「ところでC子は行けるの?」と。

ところがメンションしたにも関わらずすぐに既読はつかなかった。

今まで既読だけはついていたはずなのに、と私はかなり腹が立っていたが、忙しいのかもしれない、と3日は待つつもりだった。

5日経っても返事も既読もなかった。

私はそのグループLINEでC子を非難し、B子とA子で日程合わせてくれとお願いした。

すると1時間もたたずにC子から既読つけなかったんじゃなくて付けられる状況じゃなかった」と訂正が入った。

はいや、どんなに忙しくてもいまいそがしい、の数秒が打てないことあるのか?とめちゃくちゃキレていた。そのように指摘した。

その後はC子から謝罪されようが上の空で、私の中でC子は友達から「もう遊びたくない、連絡もしたくない人」に降格した。

私はA子、B子の3人のライングループを作った。そこはほぼ毎日のように連絡が行き交っている。

C子の内心はよく分からない。

私達と遊びたくないのか、縁を切って欲しかったのかもしれない。

もうこれからは4人で会うことは無いのかもなと思ったが、あまり寂しい気持ちもなくスカッとしている。

クリパ解説するやで

クリパインド叙事詩マハーバーラタ登場人物やで。

シャラドヴァット仙っていう全武器極めようと修行するヤヴァいマッチョがいてな。

インドラ神がそれ見て「マジ怖いわ邪魔したろ」つって、修行してるとこに嫌がらせに女を送ったんよ。

まあ女っちゅーか水の精のジャーラパディーちゃん、天女やな。薄衣一枚のえっちっちよ。

まんまとシャラ(中略)仙人は見惚れてまって知らんうちに射精しとったわけ。きみシャラやなくて精子ドヴァット仙人ちゃうんか。

そのヤヴァいザーメンがそのへんの草に掛かって誕生したんが、妹ちゃんであるクリピーと、その双子の兄のクリパきゅんやな。

そんな子供だましみたいな書き方されとるがやることやったに違いないで。

ただな、垂れ流しザーメン子供できとった事に精ドヴァ仙人は気づいとらんかった。

修行の地を通りがかった兵士が草地に転がっとる双子を見つけてな、上司シャーンタヌ王に報告したんよ。

タヌ王はいいやつでな、クリピークリパって名前つけて養ってあげたわけ。

後になってドヴァ仙人事実に気づいて、息子のクリパきゅんに全武術を伝授したった。

そしたらもう最強になるのは当の然。バトルも余裕のよっちゃんイカよ。

兵法家として大勢戦士を、それこそ後の戦争の両陣営にまたがるほど育成したみたいやな。

このマハーバーラタって叙事詩には重要戦争「クルクシェートラの戦い」ってのがあるんよ。

そこでも軍司令官として活躍しつつ、敗北側ではあったけども最後まで生き延びたツワモノなんやで。

※再追記編集※30歳女、初めて痴漢にあって、無意識の悪意に触れた。

30歳女、生まれて初めて痴漢にあった。

電車が大幅に遅延していて、0時を回った頃に最寄りに着いて、ホームから改札階に行く階段で左尻をぬるっと触られた。

時間がたった今でもそこが痺れているような不快感がして胸糞悪い。

さらに胸糞悪いのは、目撃者たちの「見て見ぬふり」

ここ最近毎日帰宅が日付が変わる頃、みたいな残業生活を強いられていて殺気立っていたわたし

「あ、触られたな」

と感じるよりも先に後ろのおじさんの腕を掴んでいた。

「今触った?」

と尋ねると、おじさんは違うと言い張る。

なんなら、触った人を見ていて、触った人は階段を登ったすぐ横のトイレに駆け込んで行ったという。

はいはい言い訳ね、嘘乙。と思っていたら、先ほど私たちの横を通り過ぎたお兄さんが戻ってきて

「その人じゃないですよ。見てましたんで。」

と教えてくれた。

更に、おじさんと同様に「トイレに逃げて行きましたよ」と教えてくれた。

おじさんは本当のことを言ってたということがわかって、非常に申し訳ないことをしてしまたことをお詫びして、お兄さんには教えてくれたことへのお礼をした。

おじさんは

「勘弁してくださいよね」

と、吐き捨てるように言って去って行った。

いくら疲れていたとはいえ無罪の人を疑ってしまたことの申し訳なさやら情けなさやら恥ずかしさやらで一瞬落ち込んだが、

時間が経つにつれ、違和感を感じた。


おじさんもお兄さんも『見ていた』のだ。

目の前で女性が尻を触られる瞬間を目撃していたのだ。

止めてくれよ。助けてくれよ。


見て見ぬふりをされたことを非常に悲しく感じた。

痴漢はされた側が泣き寝入りするしかないとはよく聞いていたが、なるほど、そういうことかと理解してしまい、やるせ無い気持ちだ。

痴漢は、する人間が1番悪いのは当たり前だとして、それを見て見ぬふりをする人間ばかりだから一生いなくならないのではないか

おじさんとお兄さんは「悪意はなかったんですけど」という枕詞とともに「見て見ぬふりをしました」と、続けて言っているようなものだった。

見て見ぬふりという無意識の悪意に触れて、恐ろしさと憤りで心臓バクバクする。

世の中の女性たちはこんな無意識の悪意にずっと触れ続けているのか。胸糞悪い。

どこかの誰かに聞いてもらわないと辛くて眠れそうになかったから、ROM専だったはてブロに思わず投稿してしまった。

知らない人の悪意に触れて最悪な気持ちだったけど、ここで吐き出して知らない人に聞いてもらえて少しこころが軽くなった。

聞いてくれてありがとう





ていうか、なんで見ず知らずの人間の体に触るんだよ。

ちょっと触っちゃうだけ、じゃないんだよ、性犯罪なんだよ、今日触ってきた痴漢かい性犯罪者と、見て見ぬふりをしたあの二人が社会的に早く終わってくれますようにと願ってしまう。

追記

反応してくれてありがとう

ごめん、たまたま会話に参加していた登場人物がおじさんとお兄さんという男性2人とわたしだっただけで、たとえそれがおばさんとお姉さんとわたしになろうと

見て見ぬふりをされたことへの悲しさだったり怖さだったりは変わらないと思うよ。

男だから、女だからという論点で話を聞いてほしかったわけではないんだ。

男だろうと女だろうと痴漢の見て見ぬふりは犯罪容認だと思うよ。

本当に今回その場にいた人がたまたま男性しかいなかっただけ。

不快に思わせちゃってごめん。



友達や彼に「痴漢された」って恥ずかしくて言えないから見ず知らずのあなたたちに代わりに聞いてもらいたかったんだ。

たくさん考えてくれてありがとうね。



人を助けるのにはリスクがある世の中なの、悲しいね

どうしたら変わっていくかね。

幸いにもわたしはまだ痴漢という現場に(今回以外)出会たことがないけど、もしも今後出会ったときには、動画撮ったり、写真撮ったり、できることはやっていきたいと思った。胸糞は悪かったけど、そう考える良いきっかけになったなと思う。

さら追記

朝起きたらめっちゃレスついてて驚いた〜

いろんな人の目に留まるもんだね。

実際痴漢されてめちゃ気持ち悪いし怖かったなって知れたよ。

悪意って言っちゃってごめんて。

いろんな人のいろんな意見があるな〜と思って見たよ。

「助けられない」

って人に対して

「オメーには期待してねーからwww

みたいなことを言ってる人もいたけど

個人に期待するというよりか、世間的に助けることへのリスクデメリットが減っていくことに期待したいなと思ったよ。

これ以降の更新も反応ももうしないよ。

海外のことはよくわかんないしそれでもわたし日本で暮らすのが好きだなと思うから、そこについてはほっといてくれ〜w

2023-03-10

銀英伝で色々語っちゃう軍オタ気持ち悪い

別に自分軍オタでも暇アノンでも無いんだけどさーさすがにこれはキモイ、いや気持ち悪い気色悪い本気で無理って思ったよ。

https://twitter.com/gripen_ng/status/1633218893346131968


なんなんすか?

アンドリュフォークドクトリンだよ…。

って……wwwwwwwwwwww

アンドリュー・フォークフィクション登場人物だよ?

もう一回書くよ。

かの名作「銀河英雄伝説」に登場する「キャラクター」ですよ?

架空存在なんだけど?

そこはWW2の無能将軍かいくらでも例えられる人間いるだろボケ―、コイツ本当に軍オタか?

単に軍事ネタやってるフィクション大好きなだけなんじゃねーの?

それぐらい銀英伝引用ちゃう奴って気持ち悪いんだよマジで無理―本当に消えてほしいマジのガチで!


いや分かるよ?

自分だって高校生の頃に銀英伝読んだ時は圧倒的なスペースオペラ感に感動したし、民主主義とか軍の役割とか戦争悲惨さとか色々分かった気になったモンだ。

でもな、もう一度書くよ?

銀英伝あくまでもよく出来た『フィクション』なんだよ!

田中なんちゃらっていう面白いのに遅筆だわシリーズ平気で中断させるわ思想は寄ってるわって作家の頭の中の世界なんだよ?

アンドリュー・フォークだろうがヤン・ウェンリーだろうが田中さんが生み出した架空存在に過ぎないんだよ!

銀英伝リアル民主主義とか語っちゃうのはよくて高校生までなんだよ、良い歳こいた大人がやるものでは無い。


個人的に某暇の言い草は嫌いなんだけど、この手の軍オタに限っては「せんちゃ」とか言われてもしょうがねーなーって思わされたね。

いや銀英伝で誇らしげに何かを語れてる気になってるっぽいから、同レベルの馬の糞の軍オタまとめて「ぎんぇいじぇん」とでも呼ぶべきなんだろうか?

はーマジで気色悪い。共感性羞恥が酷いわ。

こんなんでも軍オタクラスタの中ではアルファなのか。軍オタレベルってこんなんなの?

鉄オタと大差ないレベルでは?

あのさぁ

あんたの本、絵はいいのに登場人物が右向いてたと思ったら何で次のコマで左向いてんだよ?

二人が向かい合ってる構図なら、それぞれの向きは固定しなくちゃダメだぜ?

2023-03-09

読書① 「砂漠」 伊坂幸太郎

「その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ」

この一言に惹かれた。

大学生5人による青春ストーリー

「私」とは違う価値観もの見方をする人と触れ合う大切な時間

自分と合わないなと簡単に離れることもできる中で、互いに認め合う経験自分の幅を広げるとともに、社会では大いに役立つ意識だと思う。

伊坂幸太郎さんの本は今回初めて読んだが、登場人物個性と互いの関わり方がとても面白く描かれていた。

他の作品も読んでみたい。

2023-03-07

映画きさらぎ駅」が面白かった

もうずっとゲラゲラ笑いながら見てたわ

この手のJホラーありがちな登場人物の行動に対するストレスをまるで感じないのが良かった

きさらぎ駅2」も「きさらぎ駅3」も作ることができる構造なので続編キボン

作者が女性かどうかなんて関係ないんだよなぁ。

鋼の錬金術師なんか特に最初読んでいて絵柄は女性的でなかったし、でも主人公兄弟の仲が良すぎるなって感じはあったから、作者が女性と聞いたらあぁなるほど、という感じはあったけど、全般通した物語構成の見事さや、登場人物の信念が丁寧に描かれ愛着を持たされる見事さに比べれば些細な違和感しかない。

逆に言うと、作者が女性から、は作品面白くない免罪符にはならないし、作品面白くない原因にもならない。

自分に合っているかどうかは、作品の中身と自分との関係性であって、それ以上でも以下でもないだろう。

2023-03-06

anond:20230306093522

作品違和感がどこから来るのかを探るのは分かるんだけど、「作者が女性からだ」に着地するのはちょっと変かも。

よくあるのは「男兄弟距離感が近い」とか、登場人物の心情変化が急すぎるとかだろうけど、それってそこまでが違和感の原因であって、それを「作者が女性からだ(女性にはうまく描けないはずだ)」はちょっと違うと思う。

2023-03-05

漫画キャラ誕生日決めている作品あるけど、

長寿漫画登場人物もかなり作品だと

毎日誰かしらの誕生日になってる

狩野英孝ゲーム実況

サイコブレイク2終わって今は逆転裁判やってるんだけど、逆転裁判にボイスないから全登場人物の声狩野英孝があててる。全員声使い分けてる。時々狩野英孝も出てくる。

暇なときにだらだら見るにはちょうどいい

ミカサアルミンの素晴らしさ

進撃の巨人アニメも完結に向かってますね。

本当に素晴らしい作品です。


序盤のアルミンのセリフ、「100年壊されなかったからって、今日壊されない保証なんかどこにもないのに・・・」というセリフ

平和を疑わず生きる私たちに直接語りかけているかのようです。

そしてその後、彼らが辿る運命・・・

多くの人に読んで欲しい作品だと思います


さて、このように作品自体がまず素晴らしい進撃の巨人ですが、

登場人物の魅力にも目を見張るものがあります


特にアルミンとミカサは素晴らしい。

とてもユニークキャラクターです。


まず、ミカサ一般的にあのようにクールで強い女性キャラというのは、

賢さも兼ね備えた人物として描かれることが多いです。

しかミカサは、賢い人物ではありません。

そしてそれが、彼女をとても魅力的にしています


賢くないが故に、強引な手段に出てしまい、それがみんなに迷惑をかけたり、心配をかけたり、逆にみんなに良い影響を与えたりもする。

賢くないが故に、エレンを思うあまりバイアスのかかった判断をしてしまう。

クールに見えて実は感情的内面が、彼女の行動から見えてくるんですよね。

ただかっこいいだけでなく、完璧でない、人間らしい彼女はとても魅力的です。



そしてアルミン。

彼もまた、「他のメンバーよりも体力は優れないが、頭がキレる」という要素は一見、よく見る組み合わせです。

しかアルミンも、そういったよくいる人物像と異なる点を持っています


進撃の巨人を読んだ人なら、それを彼の「勇気」だと答えるかもしれません。

かにそこも彼の魅力の一つなのですが、私はそれよりも、彼をよりユニークにしているのは

彼が自信を持っているという点だと考えます


多くの場合、上述したような体力の劣るキャラクターというのは、

自分なんか足手まといで役に立たない」というような発言をしがちで、自信のない人物であることがほとんどです。


でもアルミンは違います

彼は自分が周りに比べて体力が劣ることを自覚していますが、

その上で、自分には事態を切り拓き、仲間を救うだけの力があるということも自覚しているのです。

彼の知恵によって。


彼は知恵があるからこそ、自分の知恵が仲間の役に立つとわかるのです。

そして自分勇気も、その知恵によって作られた自信を土台とした行動なのです。

なんてかっこいいのでしょう。


多くの場合、「他のメンバーよりも体力は優れないが、頭がキレる」というキャラクターは、

「大切なのはパワーだけではない」というメッセージを読者に伝えるために存在していたりします。

しかし自信がない人物として描かれる場合、彼らの持つ能力が発揮され、その有用性が証明されるのは、

仲間などの外的要因によって一時的に自信がついた時だけの、限定された場面のみであることが多いです。


アルミンは、パワーがなくても自分を見限らず、自分能力を信じ、そして実際にそれによって仲間を救うことができるヒーローであり、

当たり前に仲間に頼りにされています

それは本当の意味で「大切なのはパワーだけではない」というメッセージを読者に届けていると感じます

とても魅力的です。

彼氏闇金片棒を担いでる

最近彼氏の羽振りがいいと思ったら闇金片棒を担いでるようでなんとか辞めさせたいです。

利息はいくらか知りませんが、元締め?は恐らく出資法違反しているでしょう。

登場人物をA,B,Cとする

A:個人高利貸しをしている。恐らく貸金業登録をしていないにも関わらず貸金業を反復継続している

B:彼氏。Aに多額渡してその利子で利益を得ている。後述するCの仲介もしている

C:彼氏(=B)の友人、彼氏仲介してAに金を渡し、利子で利益を得ている。

貸金業なら年利20%が上限だが、明らかにそれを上回るリターンが返ってくる。

彼氏はこの金貸しで月数十万稼いでいるようで、利子以外にCのような人物を紹介して仲介料も得ている。

仕組みを説明されましたがまるで納得いかないです。

1、まずBやCが多額のお金をAに預ける

2、Aが債務者へ高利で金を貸す

3、BやCは数ヶ月後に預けた分の利子(1/4くらい)を毎月、永続的に受け取る

個人しかも単発の金貸しの利息で年利109.5%が上限のようです。なのになぜ預けた分の1/4程度を数ヶ月おいたあとに毎月しかも永続的(!?)に受け取れるのでしょうか?

そんな好条件の債務者ポンポン見つかるとも思わないし(元本が減らないような返し方をしている・させている?)、いつかどこかで破綻すると思っています

Aが元締めっぽく、利子で多額の利益を得ているにも関わらずBやCなどからお金を集める意味が分かりません。

Aは警察に突き出せば明らかに罪に問われるでしょう。

直接債務者と金のやり取りをしていませんがAに金を渡しているBやCも罪に問われるのでしょうか?

弱者からお金を毟り取っているようで気分が悪く、早く辞めさせたいですが彼氏はAに色々と良くしてもらっているようできっぱりと断れない+不労所得うまいのでしょう。

何度か辞めるよう言いましたが全然辞める気配がありません。

[]3月4日

ご飯

朝:朝マクド(どっひゃー)。昼:ラーメン。夜:アルフォート

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

探偵・癸生川凌介事件譚 死者の楽園

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第三弾にあたる。

すっかりお馴染みのいつメンで、遊園地で起こる事件捜査する。

オンラインゲームを利用した人物の誤認、館モノのらしさを利用してのミスディレクションと、構造の妙を生かしているシリーズで、良い意味ユーザの介入度が低いゲームらしくない作家性溢れる展開が続いていたが、今作はシンプル推理ADVらしいシナリオ

証言を聞いて、物証調査してっていう、お馴染みのやつ。

悲劇を笑い飛ばす癸生川のキャラクタ性に救われるものの、だいぶと重たいストーリーだった。

完全に恒例だが助手白鷺洲伊綱が大活躍するのも、前作で僕が興味を惹かれた矢口床子の再登場、シリーズを通しての前置きや、次の作品へのキャラクタも登場したりと、色々やってきている感じ。

白鷺洲伊綱女性に好かれやすい設定のようで、今作でもスキンシップ描写があるのが良き。

彼女へかなりの偏愛を見せる久美浜ちゃんは、今先だけの出番ではなさそうなので、この辺は要チェック。

短編ADVとしてシンプルながら出来が良いし、アクが無い真っ直ぐした味付けでありながらキチンと作家性をミステリ的なそれでなく、人間確執や恨みの方向で出しているので、ここまで遊んだ中ではかなりど真ん中な位置付けだと感じた。

ただ、流石に三作品目ともなると同じ構図は避けたようで、癸生川によるちゃぶ台返しがなかった。

正直、そのパートこそが他との明確な差異面白味だと感じていたので、マンネリを恐れずやって欲しかった気持ちもある。

とはいえシリーズ作品としての趣が強くなってきて益々楽しくなってきたぜ!

探偵・癸生川凌介事件譚 白鷺に紅の羽

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第四弾。

2作目で前振りがあった伊綱さんの過去エピソード

前振りで随分ハードルが上がっていたが、それに相応しい価値のある良いシナリオだった。

感想を書くのが勿体無く感じるタイプ作品で、良い意味でこの余韻を具体的な文章で残したくない。

あらすじとしては、伊綱さんの過去記憶喪失の謎の女性一人称で追いつつ、視点人物の失われた過去と、伊綱さんの家族にまつわる事件捜査するお話

伊綱さんの家族や周辺の人間名前関係性だけが示唆される、本人が登場しないキャラの多さが、視点人物の正体を曖昧にしていくのが、暗中模索雰囲気楽しい

とはいえ、落ち着きそうなところに落ち着いており、そこの意外性や、叙述の方法による誤認を誘うソレは主題ではないのだろう。

かなりど直球ど真ん中に「小説」をやっていて、ミステリ界隈に伝わる有名な嫌味な反転させて「人間が書けている」と評するのが相応しいと思った。

めちゃくちゃな人格で、事件に幕を引くためだけの舞台装置的な名探偵癸生川の出番がほんの僅かなのも、今作はそこがやりたいんじゃないからねっていうことかな。

田舎風景描写キャラクタ心理描写を重ねながら情緒的な文章を魅せるところも多く、他のシリーズとはかなり毛色の違う内容だった。

特に最後の方にあるタイトル意味がわかる構図は、背景絵を使った演出も決まっておりすごく印象的なシーンで感情的に訴えかけられた。

物語冒頭の意味深なやりとりが、最初から全てを語っていたところも、話の順序の工夫で魅せる良きシーンで、思わずクリア後すぐにもう一度最初から遊んで確認した。

探偵縦横無尽自由さを面白がる一作目、本格ミステリのある種の滑稽さを笑う二作目、証言から人間関係を整理していくADV王道をしつつシリーズとしての縦筋の前振りをしていく三作目ときての今作は、シリーズの幅の広さに感心させられた。

探偵・癸生川凌介事件譚 昏い匣の上

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第五弾。

今回は、いつメンの出番は少な目で新しい登場人物都市伝説ライター弥勒院蓮児を主人公にした今までは雰囲気の違うお話だった。

都市伝説を扱うだけあってホラー雰囲気で恐ろしいお話が展開していく。

新しいことをやろうとしたからか、気を衒う要素は少なく、良く言えば手堅くまとまっている、悪く言えば事件については見所がなかった。

ミステリ的には疑うべきところを然るべき疑いを持って読めばまあそりゃそうだし、そもそも容疑者の数的にもミステリをやりたいのではないだろう。

合う合わないの個人的な話をし出すと、ミステリとホラー親和性みたいなところに行き着きそうなので、まあ僕の好みではなかったと短くまとめておこう。

ただし、上で事件については見所が無かったと述べたのは、事件以外、シリーズものとしての見所があった。

それが新キャラ弥勒院蓮児が我らが名探偵癸生川凌介ファーストインプレッションの評、

出会った瞬間、なぜかホッとしてしまった。一瞬だが、もう大丈夫だ… という気持ちにさせられた。」という文章だ。

これはなるほどなるほど、癸生川凌介という人間をすごく端的にわかやすく伝える良き文章で、それが初対面のキャラ一人称視点地の文表現されるのが良かった。

これは癸生川凌介への評ではあるが、僕がミステリを愛する理由って要するにコレだよなあ、と思わせられた。

作中でどんな悲惨な恐ろしい事件が起きても、名探偵がそれを引き摺り回し、現実解決可能事件に落とし込むところは、まさに「ホッとする」は良い形容だ。

(ミステリの世界は広いので、ここをズラす名探偵も両手で数えられない程度にはパッと浮かぶけども)

そんなわけで、4作目の過去編に続いて、新キャラの新しい展開と、いつメンミステリがそろそろ恋しくなってきたところで、次の第6作目は王道中の王道を取り扱うようなので、一気にプレイしようと思う。

2023-03-04

モチモチの木

日本の昔話の登場人物関係ってモチモチの木みたいに「爺と男児」が多い気がする。

「爺と女児」とか「婆と男児」って見かけることないような。

2023-03-03

数日前

なんだか擬音が凄い官能小説話題が流れてきた。

それまでの経緯とかは抜きにしても、エロシーンの描写だけ切り取って馬鹿にするのは非常に悪いことだと思うので、ちゃんとそれ以外の部分も読んでから感想を述べたいと思った。

どれも最初の2話くらいで疲れる、最後まで辿り着けない。悪い意味で展開が早すぎる、書きたいものに対して表現が付いて行けてない、変な所で漢字を当てないで。なろう系ってほとんど読まないけどみんなこんなんなの?

最新作の一話も読んだけど、くノ一なのに隠密のプロらしさを思わせるような描写が全く書き込まれてない、野外で暗闇の中でスマホ弄って本部に成果送信とか他人に気付かれる可能性が僅かでもあるとか考えんのか。Twitter見るとジョジョ話題を出してるようだけれど、荒木先生間抜け登場人物には感情移入できないって書いてるんだけどなあ。

一話を書き切るのはすごく頭を使うことだし、それを何十話と積み重ねられるバイタリティがあるのには本当に敬意を表します。しかし、しかですぞ、そのバイタリティを、書き切った文章を軽くでも推敲してみることに割いていただきたい。

ハイパーインフレーション最終決戦の面白さが分からない奴向けの解説

ビックリしましたよ。

これが分からない人がいるらしいですよ?

じゃあ全力で解説してやりますか。

金で繋がった信頼=相手の理性への信頼

この物語マクロ視点でまとめると「ガブール人という人種が、帝国信頼関係を築くまでの物語」なんだよね。

ルーク提案により帝国政府とガブール人の間には「400億ベルク借金」という経済的な繋がりが誕生した。

もちろん帝国政府武力などを背景に「ガブール人から借りた金とか知らねえよ」と言えば踏み倒すことは可能だ。

しかしそれをやってしまえば「帝国政府は金の話を平気で誤魔化すような奴らだ」→「こんな奴らの作った紙幣は信頼できねえ」→「ベルク暴落」→「ハイパーインフレーション」→「帝国経済終わり」というシナリオへと進んでしまう。

これによって帝国政府が受ける打撃は400億ベルクなんかでは効かないので、帝国政府はこの取引を裏切れないのである

巨大な経済という歯車の間に両者が挟まることにより、両者の裏切り不可能になる。

もちろんこれは両者が理性的判断を下し続けることを根拠にしているが、逆に言えば両者が理性的であり続ける限りは当面裏切り心配はない極めて強い結びつきとなっている。

差別利益の逆説的な関係

今までガブール人は帝国政府に対して「いざとなれば武力でひっくり返せば良い」という状況に「人間相手になんて酷いことをするんだ」という感情論で対抗するしか無かった。

だが帝国にいる多くの人々は「逆に言えばガブール人を人間扱いしなければ搾取できるじゃん」と差別を繰り返していたのだ。

差別反対論者の多くも「近代的な思想を持つ人格者であるという信頼」を得るためという利益を求めて差別に反対していた。

反差別感情の根幹にあるのは優しさやヒューマニズムではなく利益なのだ

だが、その他大勢人間、そんな所で利益を得る必要のない人間にはガブール人差別が出来ていた。

利益差別関係は、A利益が出る→A差別をする//B損害が出る→B差別をしないの順番なのである

だがここからはガブール人に対して不当な扱いをするかどうかが400億ベルク取引のものへの信頼となっていく。

もしも帝国ががブール人への不当な扱いを繰り返せば、「400億ベルクもいつかひっくり返すのでは」という懸念が産まれ、それは「じゃあ先に裏切って少しでも利益を出すか」という判断をガブール人に起こさせかねない。

その金の繋がりによって帝国人のガブール人差別はこれから少しずつ改善されていく未来が予想される。

信頼関係の根幹には利益があるが、逆に言えば利益で繋がれさえすれば信頼関係は構築していけるのだ。

ルークは「ガブール人と帝国の間に不当な取引はない」という関係性を、互いが利益で繋がることで生み出したのである

いから裏切れない⇔賢くないから裏切れる

登場人物の多くが信頼関係でつながった中で、最後最後ハブられたのがイェルゴーと裏社会人間たちだ。

では何故彼らがハブられたのだろうか?

答は一つ。

「裏切っても損をしない」と判断されたかである

裏社会人間もイェルゴーも偽札取引をしていたという後ろ暗さがあるため政府に助けを求めることが出来ない。

それに対して裏社会側は「グレシャムと今後も取引を続ける機会」を、イェルゴー側は「奴隷を開放するという約束」を担保としていた。

だがグレシャム闇金の不当金利によって得る利益はその組織が今後提供する利益を上回っていたため裏切られた。

イェルゴーの場合そもそも約束を守ることがない」という理由から裏切られたのである

どちらも裏切られた理由は、「裏切らないだけの担保提供することが出来なかった」ことにある。

まりは、賢くなかったのだ。

いから動きが読める→動きが読めるから信頼できる→賢さを証明すれば信頼できる

ルークがガブール人として帝国との間に気付いた信頼関係の核はここにある。

互いの知性を信頼するに値しない同士であれば、互いに踏み倒すつもりで空手形を切るだけの関係になるが、互いが本当に賢いのならば正式取引をするしかない。

どちらかが愚かな関係最初から破産にするつもりでの約束が成立してしまう。

グレシャムから見た裏社会組織、イェルゴーから見たルーク、そしてルークから見たイェルゴーがそれだ。

賢いもの一方的にそれをやれば搾取に終わり、賢いものと愚かなもの場合は互いが裏切る形になる。

では賢い者同士ならどうなるだろうか?

そもそもそんな約束はしないのである

お互いが真に相手の知性を信じていれば担保のない取引であることが明らかである時点で、取引が結ばれないのである

そしてその状況で結ばれる取引は、互いが互いの担保を握り合う形となり、裏切りが生じないのだ。

そのために必要ものが2つあり、1つが担保、もう1つが知性への信頼である

もしも相手が愚かならば、自分の側に返ってくる刃の見積もりを誤り安易裏切りへと動くからである

イェルゴーは偽札の正体を見破れなかったが故に、自分けが一方的に裏切れるだけの担保を得たと思いこんでしまい、それ故にその報いの大きさにより自滅したのだ。

ルークを筆頭としたガブール人国家帝国関係はそれとは全く違う。

お互いが正しい判断をするだけの知性と、裏切れば損をするだけという担保証明を揃えている。

裏切れないのだ。

(当面の間は)暴落することのない信頼関係、それこそがルーク達の手にしたものである

偽札という極めて暴落やすい信頼を積み上げてこの結果にたどり着いたという経緯こそが、ガブール人の知性を証明し、そこから生み出される取引において強固な信頼を得たのである

まり、”ハイパーインフレーション”(コレが言いたかったので書きました)

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