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はてなキーワード: 新海誠とは

2023-10-10

anond:20231009131621

端的に言って認識が間違ってると思う

一昔前の感覚でいうと、今敏みたいなサスペンス/サイコスリラーの方こそが一般向けであって、新海誠とか京アニとかジャンプ作品みたいな作風の方がオタク向け子供向けっぽい作風では

2023-10-09

anond:20231009131621

パーフェクトブルーは閲覧注意の注釈必要作品だと思うので知らずに見た増田には同情する。

私も見たときは気分が悪くなって二度と見たくないと思ったし自分なら人に勧める前に大丈夫そうか必ず確認する。

無邪気にオススメしていい作品じゃない。

ただ自分にとって不快表現があったからといってそれが必要ないとか他者に対して攻撃的になるのは賛成しないかな。

あそこまでやり切ったからこその深い衝撃の残る作品だしアニメ文化としてああいうのもあったからこそ

スタジオジブリジャンプアニメ京アニMAPPA新海誠細田守

に繋がっているんだと思うよ。

まあしばらく優しいものきれいなものを見てショックを癒してください。

大事に。

パーフェクトブルーかいアニメ映画がめちゃくちゃ気持ち悪かった

先日、世界的に有名なアニメ映画リバイバル上映するということで話題になっていた

Twitterでも絶賛の嵐だったので期待して観に行ってみた

結果、とても落ち込んだ気分で映画館を後にすることになった・・・

アイドル女性アイドル引退して女優への転身を発表するところからストーリーは始まる

序盤はとても楽しめた

平成初期のインターネット携帯電話も普及してない時代は今となっては新鮮に感じるし、キャラクターはよく動くし街並みも奇麗だし、部屋の小物も描き込まれていて作画は素晴らしかった

しかし中盤のとあるシーンで一気に私の気持ちは沈んでいく

ドラマ撮影という体でレイプシーンが始まるのだ

長尺でねっとりとレイプシーンは描かれる

泣き叫ぶ女の子、性欲まみれのゲスい顔で取り囲む男たち、とても印象的で気持ちの悪いシーンだった

制作者の演出意図は分かる

元アイドル女の子が一流の女優になるためにこんな酷いシーンも演じなきゃいけない!メンタル壊れるよ!」という演出だろう

もちろんそれは分かってる、分かるけど、でもレイプ以外の別の方法演出する方法もあったのではないか

もしこのシーンを実際のレイプ被害者芸能界パワハラセクハラ被害者が見たらトラウマフラッシュバックすると思う

そういう人たちの気持ち制作者は考えなかったのかな

ヌード撮影のシーンでは陰毛まで描かれていた

ここまで描く必要があるだろうか?

すぐ映画館を出たかったけれど両隣に人がいたため上映中に席を立つのは失礼だと思い我慢して最後まで見たがレイプシーンの強烈な不快さは拭えなかった

そういえば以前見た王立宇宙軍ネオアミスの翼というアニメ映画でも唐突主人公ヒロインレイプ未遂するシーンがあった

昔のアニメ制作者はレイプに憧れていたのだろうか


古のオタクはよく「昔のアニメオタク差別されてんだ!!」と言うけれど

こんなアニメを持ち上げていたら気持ち悪く思われるのも当然では?と思ってしまった

アニメ一般人が見ても大丈夫趣味に広げてくれたスタジオジブリジャンプアニメ京アニMAPPA新海誠細田守感謝したいと改めて思った

2023-09-21

好きなアニメ聞かれたときの正解がやっぱ分からねえんだよなあ

1 プラネテス

 NHKでやっているから皆見ているだろうと思ったら意外と見てない。ナニソレってなる。とても辛い

2 ガンダム

 ガンプラを作ってるかという話になったときガンプラ作ってませんと答えると時が見える。

3 ぼっち・ざ・ろっく

 尋常じゃない弄られが発生してしまった人を見たことがあるので辞めるべき

4 まどマギ

 世間的にはプリキュアと同じ枠。ちょっとエッチアニメだとも思われているらしい。

5 オッドタクシー

 オタクしか知らない。みんな知ってると思ってるのオタクだけ。

6 マクロス

 ロボットアニメというよりアイドルアニメイメージアイドルオタクであることを密かにアピールという判定に

7 ラブライブ

 ガチアイドルオタクならこれで安定。本当はアイマスやアイナナの方が好きとか一般人には関係いからこれ言っとくべき。

8 ジブリ

 「そういうのじゃなくて~~~」と帰ってくるだけ。オススメしない

9 コードギアス

 エッチアニメだと思われている。

10 アクエリオンシンフォギアエウレカセブンその他パチンコ化作

 パチンコオタクだと思われる。

11 鬼滅・呪術・進撃・ワンピ

 本音を言ってない判定になる。本命ヤバイアニメエッチアニメだと思われている。

12 20年以上前アニメ

 そんな古いの皆覚えてないので言わない方がいい。オタクしか覚えてない。

13 プリキュアプリリズアイカツ

 ロリコンだと思われる。世間ロリコンに厳しい。

14 メイドインアビス

 映画化してるからって別に世間は知らない。マジで知られてない。

15 のだめカンタービレ等のドラマ化もされている作品

 ドラマの方しか世間は知らない。アニメの話ししてるのにドラマの話始めるアスペ扱い。

16 ディズニー

 マジのディズニーオタクだと思われる。求められるレベルマジで高くて危険勝手に期待されてガッカリされる。

17 新海誠作品

 本命言の葉の庭の脚フェチというレッテルを食らう。実際に食らってる人を見た。

18 化物語

 ロリコンだと思われる。エッチアニメだという情報けが独り歩きしてる。

19 おそ松さん

 BL好きだと思われる。腐女子からの人気が高いアニメというだけで大体そうなる

20 けいおん

 比較的安定。女子高生が好きなロリコン扱いされるリスクがあるのでそこだけ気をつける。

21 Fate

 エッチゲームだという情報がだけが独り歩きしてる。ソシャゲ廃人扱いされることもある。

22 SAO

 エッチアニメだと思われている。ゲームオタクとして変に扱われるリスクもある。

23 らき☆すたハルヒ

 覚えているのはオタクだけ。ニコニコ青春世代だけの場ならアリ。

24 攻殻機動隊

 知名度が高いと思っているのはオタクだけ。映画も難しそうなので見ない人ばかり。映画を一作だけ見たという人が複数いると話が混線してカオスに。

25 劇場版ドラえもんクレヨンしんちゃん

 大人になってドラえもんしんちゃんの話を熱弁するのはヤバイ人。

正解が少なすぎる。

そもそも正解なんて存在しないのかも知れない。

anond:20230921081117

新海誠作家自体はあるけど、商業的な都合で折り合いつけたのが現状だろ。

2023-09-14

anond:20230914145030

ハンタの蟻編の、特に突入以後の完成度ヤバイよね。

漫画しか見てないけどアニメでも出来いいなら絶対面白いわ。

  

シュタゲもいい作品なんだが、そこにひぐらしが入るのがあまりノイズだ……。

新海誠アニメ映画を新しい方から三作とかはどうだい?

2023-08-24

anond:20230823231118

エロゲ時代も含めて多分ほとんど見た、見たけど

流石に新海誠が一線級じゃないのはないでしょ!?

2023-08-23

anond:20230823132224

今敏作品

5cm/sまでの新海誠作品

エヴァ以前のガイナックス作品

 

このあたりは一線級だけど深夜アニメ中心のオタ活から漏れがちなので挙げておく。全体にやや古めだけど。

定番映画ってどうやって観ていけばいいの?

区切りの年を迎えたこともあり、これから何してこうかなと思ってるんだけど、今まで映画ほとんど観たことがなかったんでいわゆる名作映画とかスタンダード映画を履修したいと思ってる。

本当に今まで映画ほとんど観てなくて、タイタニックとかBTTF1作目とかビルテッド1作目とかグランブルー本当そのくらい。定番アクションも観てない。アニメも初期ジブリ最近新海誠とか観た程度。

学生時代演劇やってたし、小説演劇は好きなんだけど、映画をなんで観てこなかったのかなと言われると、暗いとこに2時間拘束される感じが苦手なのかも。あとは小説マンガ原作でふくらませたイメージ映画全然違ったりするのがしんどかったとか。だから原作付きよりオリジナルの方がまだ違和感なくていい。

でも先日からコサキンPodcast聴いてたら、二人が映画のこと楽しそうに話してるの聞いて、いわゆる定番映画ちゃんと観てみたいなって思った。

でもどういうの見ればいいのかよく分かんないから、どんな感じで観ていくといいかアドバイス欲しくてここに書いてる。

好きに観ろよってのはまあそうなんだけど、シリーズに沿って観てくのがいいのか、監督作品を辿るのがいいのか、役者で辿るのか、ジャンルを決めるのがいいのか、そういうのもよく分かんないのよ。

小説だとSFとかミステリーが好きだけど、ジャンルが好きというよりはSFミステリー論理整合性みたいのがかっちりしてるから好きなんだと思う。

この辺見とけ!みたいなおすすめない?

2023-08-21

anond:20230821104625

これ面白いな。

からすると、カフェで隣に座ったやつの服装をどうのこうの言う方がよっぽどマナー違反だし品も性格も悪いだろ、って思っちゃうんだけど。

なんていうか、女性不愉快って、男性のそれより閾値が低い。そりゃ俺も隣がクチャラーだったら不愉快だけど、それよりもよっぽど低い場所閾値があると思う。

以前、母親&姉と一緒に食事に行ったときに、近くの席に座っていた若い女性が、靴を脱いでめっちゃ足裏が見える姿勢で座ってたことがあった。俺は新海誠と似たような性癖の持ち主なので役得だと思っただけだけど、あとで母親がその女性のことを「品が無い座り方でどうかと思う」みたいなこと言い出して、姉も頷いてるのを見て、(えっ!? たかだか他人の足裏程度にどうこう陰口を叩く方がよっぽど品が無いけど???)と思った。口には出さんかったけどね。

別に、一人1000円程度で収まるような店なんだし、奔放な座り方する女の一人や二人いてもいいだろ、って思うんだけど、そこで不快感トリガー発動させちゃうのが面白いなと思った。いやー、近くの席のやつの悪口を言い出す方がよっぽど不愉快だし、場の空気を壊すでしょうよ……女性不愉快トリガー閾値が低い上に肝心なところで発動しないまである

ちなワイも半ズボンでオシャレなカフェに行く民なので一瞬「これ俺か?」って思っちゃったけど、「めちゃくちゃ仕事できそうなおしゃれイケメンだった」って書いてあるから違うな! 半ズボンカフェに行くの楽しいし快適だから、みんなもやろうぜ!

追記

本人に言うわけでもないのにマナー違反とか言う方がどうかしてるわ

anond:20230821213746

???

俺の目の前で近くの席に座っただけの他人への悪口大会をおっ始めることは愉快か不愉快かでいえば不愉快なんだけど???

足裏が見えるような奔放な姿勢で座ってる女なんかよりも、いきなり赤の他人への悪口を始める方がマナーに即してないとは思いませんか???

2023-08-07

anond:20230807153943

アニメって基本東京舞台っぽいしあの休日に出かける繁華街がどこなのか地味に気になる

どっちかというと地方都市が多いイメージがあるが。仙台とか神戸とかああいうあたり。

アニメあんまり見ないから間違ってるかもしらんけど。

あと新海誠とかのエモ系は多摩とか聖蹟桜ヶ丘とか横浜の方とか、ベッドタウン系が多いイメージ映画たことないが…。

2023-07-25

FF16を少し遅くなったが全クリした。しがないプロデューサー目線の感

前提だけど、好意的な内容だよ。

前提として俺の感想は非常に好意的だ。そういう意味では、バッキバキの同業者目線での批判を期待していた人たちにはごめんな。

俺の非常に好意的感想は、しがないプロデューサーのはしくれの俺に、「吉田プロデューサーFF16が世界での戦い方を示してくれたこと」ことに尽きる。

そして俺がこれを書こうと思い立ったのは、それなりにレビュー感想合戦が一段落して、

を参考までに、みんなに個人的感想として伝えられればと思ったからだ。

FF16はもはやAAA級じゃない

みんな気づいてると思うが、FFはもうAAA級じゃない。

例えば映画でいってもそうだが、宮崎駿作品新海誠映画作品邦画じゃAAA級だが、ハリウッド制作予算に比べれば全然したことないんだ。「君たちはどう生きるか」が3000万ドル~7000万ドルあくまで噂)、すずめの戸締まりが1800万ドルって言われてるが、スパイダーマンスパイダーバースは9000万ドルアクロスザ・スパイダーバースは1億ドルだってよ)、アナ雪は1.5億ドルだそうだ。

正確な数字かはさておき、どう楽観的に見積もってもハリウッド超大作のそれには敵わないんだよ。

FFはみんなが比較に出す洋ゲーAAAと比べれば開発予算限界がある。

FF16はいわばAAA級じゃなくてAA級だ

からFFAA級みたいなもんだ。Aが一個足んないんだよ。(ちなみにAAA級の定義は正確には存在しない。AA級っていうのも存在しない。けど大体、意味、わかるだろ?)

からAAA級と同じ条件で比較しちゃいけない。

AAA級とAA級でなにが違うか?開発予算が違うんだよ。開発予算が違うとなにが変わるか?できることに限りがあるんだよ。

たとえばよく言うゲーマーたちの指摘には、以下のようなものがある。

  • 開発期間を延ばして(発売を少し送らせて)もいいから〜を追加してほしかった。→それ開発費(必要予算)増えるんだわ。
  • 〜の要素を追加してほしかった→それ開発費(必要予算)増えるんだわ。
  • 〜の要素が手を抜きすぎ→それ開発費(必要予算)増えるんだわ。

もちろん正しい意見もあるとは思う。


けど例えば、上でもあげたけど「アナ雪」ってテーマソングの「Let it go」あがったタイミングプロットを大転換してるんだぜ。エルサはアナ姉妹でもないし、王家でもないし、純粋な悪役だったって話だ。

この大転換は結果として大成功だったわけだが、おそらくこのレベルの変更はそれまで進めていたあらゆる製作に影響を及ぼしたはずだ。具体的には製作途中のものを捨てたり、考え直すための制作期間の延長だ。これ、制作費(必要予算)増えるんだよ。

AAA級は天才たちが七転八倒して作ってるんだ。AA級のFFはそれをしてないわけじゃない。それを許される回数が限られてるんだよ。

吉田プロデューサーFF16が教えてくれた、俺たち日本人(AA国)が世界ライバルAAA国)と戦う方法

これは大筋はゲームメディアなんかが大筋語ってくれてる内容と沿うんだけど、まぁ聞いてくれよ。

俺たちはもうAA国なんだ。AAA国みたいに何でもかんでもぶちこんで、やりたいこと全部やるってのは無理なんだよ。(もちろんAAA国やAAAタイトルが全部やれてるってわけじゃないんだが、相対的な話だ)

AAAタイトルに慣れた、舌の肥えた俺たちはAAA級と比較してあれが足りないこれが足りないって言うけど、無理なんだよ。

だけど俺はそんな批判をやめろと言ってるわけじゃない。

もっと生産的な考え方をしようぜ、そしたら俺たち日本人のためになるし得だよって話だ。

それは「この要素を弱めて、この要素を足す」だ。これなら開発費(必要予算)は増えない。

その点でいうと、FF16は限られた予算の中で、どこでならAAA級に匹敵する作品を作れるか?について考えに考え抜いたパッケージングをしていると思う。

吉田プロデューサー天才アーティストではないかもしれないが、天才プロデューサーであると思う。

彼は重圧の中でその取捨選択を、自分意思を中心に、それをやり遂げた。

このあたりはストーリー戦闘システムへのフォーカスだが、そのへんはもうほかにもいっぱい語られてるからここでは言及するのやめるわ。

フロムソフトウェアエルデンリング比較しろって話について


これも実は大きな誤解があると思う。

エルデンリングざっと調べても開発費は分からなかったが、少なくとも過去からモーションを使いまわしてるだの、グラフィックAAA級と比較して見劣りするだの言われてるよな?

それはそうだと思う。そこで開発費の圧縮をしてるってことも事実だと思う。

でも問題はそれじゃない。エルデンリング過去作を通じて積み上げてきた「魅力的な特徴」がゲームシステムの中心にあるんだよ。

方やFF16はみんなが言ってる通り「FFはおわった」「FFブランドなんてもう存在しない」とか言ってるじゃん。FFがこれまで積み上げてきた資産ってむしろそれしかないだろw

FF15のオープンワールド世界通用する資産か?当時からそんな評価じゃなかったろ。

FF15の戦闘システム世界通用する資産か?当時からそんな評価じゃなかったろ。

FF15のレベルデザインフロムゲーのように緻密なデザインだったか?当時からそんな評価じゃなかったろ。

FF16はFF14で積み上げてきた資産(でもMMOから流用できる資産は直接的じゃなかったはずだ)と、FFという今となっては影の落ちたブランドに基づいて、むしろ日本が誇る「漫画」と「特撮」のゲーム産業とは違う強みを強引に(したたかに)輸入して生み出された日本元気玉の一つなんだよ。

PS.それでも吉田プロデューサーFFを諦めていないわけ

これは完全に蛇足だけど、ストーリーの締め方に納得いってない人にネタバレすると、FF16はFF1のストーリーオマージュと対比構造で成り立っている。


からストーリーに納得いってない人も残念だがこればっかりは受け入れるしかない。

その上で期待していいことが一つある。

吉田プロデューサーは、スクエニFF現代において「語り直した」そして戦闘システムストーリーという新しい武器(最強とは言わんが、AAA級に挑戦するキーアイテムだろ)を手に入れた。

AA級がAAA級に挑戦して玉砕してなにも残らなかった。わけじゃない。

ここから語られるFFがきっと始まる(続く)んだ。

2023-07-24

宮崎駿くらいのレジェンドクラスなら

横綱相撲で、宣伝なし戦略なんて奇策使わずに、正面から売ってほしいみたいなとこあるんだが、

もしかして妄想だけど、作家性も保ちつつ商業的にも成功した新海誠真正から比較されるのを拒否ったみたいなとこないかなー

2023-07-16

君たちはどう生きるのか?

ネタバレあり。

宮崎駿ビデオレターやろ。

小難しい事は他の有識者に任せるとして、最初の出だしで驚いた。

吉野源三郎の同名の小説は軽く読んでいたのでどう繋がるとか思っていたが、原作は全く関係なく亡き母からお薦めされた本程度の位置づけだった。

これは「君たちはどう生きるのか?」を読んだことがアダとなるミスリードだった。

中身の映像演出ビジュアルは凄かった。

数分先の展開が全く読めない。

これが細田守とか新海誠作品なら(ああなって、ああなるだろうなぁ)と予測が出来、最終的にどうまとめるのか?のみに意識がいっていまう。

本作は、これからどうなるのか?どうまとまるのか?が全く読めず、駿監督まだまだいけるやんと思ってしまうほどだった。

見ていたら気づくが駿監督が作ってきた作品のシーンに似たオマージュがいたるところに出ていた。

もうワザとやってるだろう?と思うくらいに露骨に出していた。

作品最後まで行くと、作品から駿監督が本気で引退を考えているのがヒシヒシと伝わってきた。



・塔はジブリ本体イメージ

・塔を作った大叔父はまさに駿監督本人の別人格

・大叔父自分仕事(塔の管理)を任せられる程の人材を欲していた

インコは駿監督が連れてきたクリエーターたち

インコは、創造主無視し王を立てて我が物顔で塔を支配する

・穢れなき13個の積み木のパーツは駿監督が人に邪魔される事無く作れた大事作品意味

インコの王は最終的にそれらパーツを適当に組み上げて壊す(ジブリ崩壊)


結局この作品は、「(俺はもうすぐジブリからいなくなるけど)君たちはどう生きるのか?」と言うジブリの中のクリエーターに向けた諫言に他ならない。

最初は、視聴者に対して「(俺の作品を今後みれなくなるが)君たちはどう生きるのか?」言っているのかとも思っていたが、監督作品を見れない事は悲しいがそれが「どう生きるのか?」と言う問い繋がるとは思えなかったので。

ただ別のところで視聴者に対しても皮肉っている所があった気がした。

・何の意思も無い亡者が、魚が取れた旗が上がった時に近づいて魚の配給を待つところは、旗が上がる=映画宣伝が行われる、配給を待つ=映画館に並んで観ると掛かっていると思う、更に魚(餌)の配給と映画配給もかかっているだろうことは予想に難くない。

最後アオサギが言っていた、向こう側のものは持って来てはならない、でも持って来てもその内時間の経過と共に忘れてしまうだろうはまさに作品に対する視聴者感情の遷移を全部言わせていて最後捨て台詞としては最高だったと思います

自分的には面白かったけど人にはすすめられません。そんな作品です。

にしても、これ作っていた時のスタッフの心情はいかにって感じだよね。

あ~俺らの事言われているなぁって思いながら仕事していたんだろうか?

君たちはどう生きるか ネタばれあり・見たけど意味わからんかった人

追記

たくさん読んでくれて嬉しい。元は友人とのTwitterDMが下書きになっていて雑な文章から申し訳ない。なので以下、こちらの意図が伝わってないコメントに返す。

・この物語の各パーツ・キャラを現状のジブリメタファとする解釈はこの児童文学作品矮小化していると思う。あまり好きではない

→全く同意見で、書いた通り普段テクスト的に解釈するのが好きです。矮小化されてしまってるのもそうなので、これだけが「正解」だとは微塵も思ってないし書いた通り自信はない。今回は宮崎駿最後作品、って思いが自分に強すぎて作家周辺の解釈がまず出たのだと自己分析している。作品のもの解釈海燕さん他書いているのがよかった。

映画も見てないし原作も読んでないけど、なるほど(以下略)

→お前みたいなやつがいちばんダメ。観ろ。観ずになるほどすんな。


一般向けではないというけど、次世代へのバトン家族の話って極めて普遍的で、ジブリ宮崎駿のことを知らなくとも皆それぞれ自分物語を重ね合わせて見ることができる作品だと思うよ

→この辺りは宮崎駿自己言及普遍的テーマを重ねて両輪でやっている気はする。


・あの作品登場人物実在ジブリ周りの人物に置き換える読み方はわかるけど非常に下品だと思っているので、する人を否定はしないけど、それが正解だと言って押しつけたりする風潮にならなきゃいいなと思っている。

→おおむね同意見で、自分ホッテントリに上がったことが押し付け風潮の一助になるのは避けたい。作家論は作家論でしかないし、それは基本的に狭い解釈になってしまうから、「正解」ではない。ただ言葉遣いとして、この人が作家論を「下品」としているのは、なんというか令和だなぁと思った。


前半はまぁ、とりあえず置いておいた撒き餌みたいな稚拙解釈なので、「正解」ではありません。(一貫性形成願望をとりあえず満たしておくために書いた、と思って欲しい)

しろ、この作品は唯一解を求めたがることも含めた後知恵的な意味よりも、もっとプリミティブな意味を伝えようとする作品だと思います。だから自分感想本質は後半です。そこのところ言葉足らずだったみたい。



追記ここまで


初日に見に行って、いろいろ考えつつ見たが、たぶんほとんどの人が「意味わからん(けどジブリっぽくて面白い!)」ってなるやつだと思ったので、自分なりの考えを書いてみる。ちなみに全然自信はない(その理由最後に書く)


見た人の多くは、ラストにかけてのメインストリーラインがよくわかんねえとなると思うけど、同時に物語にいくつもの象徴比喩が込められていることも、なんとなく察すると思う。

個人的結論を先に書く。(自分普段テクスト論的に物語を読むのが好きなのだが、作家論としてこの作品が見えた。)

まず、内容で感じたのはセルフオマージュの多さ。「紅の豚」の死出飛行機葬列が海の船になったり、ハウルの泥の人形が殺生できない住人になったり。老人の描き方はジブリの各種キャラを思わせたり。

オマージュ元には特にトトロが印象に残るように思って、抜け道や森から出た暗がりの風とか、ワラワラとか、宮崎駿トトロ気に入ってたんやなと思わせた。まあワラワラ鈴木敏夫の入れ知恵な気もするし、観客へのサービスって感じかな。

そしてここから感じたのは、宮崎駿人生が細かく千切られ散りばめられてるということ。


ていうことで、物語の根幹と宮崎駿人生に準えてラストで明かされる物語の根幹をよんでみる。やっぱりラストについては大事だよな。

結論から書けば、空から降ってきた大岩宮崎駿の才能、ギフト宮崎駿は大叔父でありあの世界は宮崎駿によって作られた作品の集合でジブリのもの。その血を引く主人公宮崎吾朗や孫だと思われる。ただし、内面宮崎駿投影されていて二重のモデルがいる主人公になっている。駿はジブリを継いで欲しかったが、吾郎拒否した。ジブリは駿の引退宣言とともに崩壊して、皆それぞれの暮らしにもどった。端的に言えば、それら経緯への駿の内面告白、なんだと思う。つまりスタジオジブリ(と駿)のために作られた物語なんだと思っている。


昔。降って湧いた才能に取り込まれた駿は、作品世界から出なくなった(家庭を顧みなかったりしたんだろう)。そして世界創造に励み、海や森の美しいファンタジー世界と、ユーモラスで残酷な鳥に代表される多くの愛すべきキャラクターを生み出した。

時々挟まれた、大岩が怒ってるとか。あれは才能から来る作品へのこだわり、そこから発される憤怒なんだろうな。時々駿キレてたし。

ただ、老いてきた。積み木を重ねられなくなった。積み木を安定させることも苦労するようになった。だからこの世界ジブリ後継者を探して、館に主人公ら血族を引き寄せ始めた。(この辺りの傍迷惑さについての自覚が、人生を総括し始めた老境の駿らしい感じがする)

関係ないけど、インコの王は唯一宮崎駿に謁見できて最後世界ぶっ壊したし、たぶん鈴木敏夫なんだろうなと思う笑

そして物語ラスト吾郎ジブリを継ぐのを拒否し、焦ってしゃしゃり出た鈴木敏夫がぶっ壊してジブリ崩壊した。でもそれを受け入れて?(この表現は適切じゃないかも。ただ眺めて?)老兵は去る、ってことを、ラスト宮崎駿は表したかったのだと思う。

総じて、人生全体を眺めて、ある程度中立的感情も整理しながら、比喩的な物語人物に落とし込んだ。そして達人のアニメーションで、それが分からなくとも万人が楽しめる2時間にした。

主人公が、みずから頭を傷つけて、それを最後最後告白し、汚れているか自分は継げないとジブリ世襲拒否するシーン。

あれはなんかほんとに個人的事件が、駿や吾郎にあるんかなて感じもするけど。いずれにせよ、今まで子どもイノセントに描いた宮崎駿が、この主人公にはドロドロしたものを罪悪感と共に植え付けているのは、自身自分の子どもみたいな、客観的に見られないし理想化もできない存在としてマヒトを描いているんだと思う。そしてそれが「真の人」って名前なのが、正直な曝け出しなのかなって感じさせる。

でもここは、ちょっと未整理。

まあたぶんに一義的な狭苦しい解釈なんやけど、とりあえずここまでは言語化できた。


ただ、ここまでこうして書いた考察について、正直自信がないというか、こうして作品言語化されることを拒否している作品である、ということことを、作品を見ている最中からずっと感じてきていた。

個人的にはここから作品本質だと思っている。

子供のころからジブリ作品を見て、宮崎駿のひねくれた人物像も知ってるから、この作品は明らかに異質だとわかる。観客へのサービス配慮)が欠けている。

はっきり言って、一般向けではない。大衆子供映画を作ってきた宮崎駿ジブリは、今までこんな映画を作ったことがない。上記のような一応に意味の通る解釈自力でできる人間はとりあえずいいが、そういうことをしない人が圧倒的多数で、それが大衆なのだ。だから、今回のような、作品の展開の速さや密度抽象度の高い映画は、一般向けとは言えない。自分が見た初日夕方の回は平日なのにほぼ満員で、しかし上映終了後のほぼ全員がタヌキに化かされたような顔をみんなしていたぞ。(正直自分もそんな気持ちだったので笑えた)

しかし、ここでそれを鑑みても面白いのが、この作品の「面白さ」は皆が感じているらしいということだ。

そして、これと同時に、自分のような批評する目線映画を見る者は、それはそれで大衆客と別な側面で拒まれている気がした。何か見る者の賢しい批評を拒んでいるように感じた。

以下に、その理由を書く。自分感想としての本質はむしろこっちだ。言語化しづらいのだが、見た人にはなんとか伝わるように書くと

宮崎駿生理的表現がほんっとにうめぇな」

となる。

例えば、食事のほおばり方。たとえば、黙ってうつむく表情。たとえば、真人うそをつくときの顔。みんな圧倒的に生き物らしい。生命力を感じる。みんないびつで、あいくるしい。(カワンゴがお説教されたアレとは本当に真逆な、きわめて何か、生命に対する賛美を感じます

これらすべてが、芝居をしている。客に直接的な理解を与える。この人物感情や、物語における人物立ち位置(正しい方向かどうか)など。あらゆる情報を、言語での理解を超越して、身体的・ダイレクトに観客へ伝わる。

作劇のうまさや間の取り方、ちょっとした身のこなしや振る舞いの描き方。それらすべてがアニメーションなのに自然で、本当にほれぼれする。達人のアニメーションは今でも健在だし、それはスタジオポロックみたいなのにもマネできてない駿の達人技だと思う。

で、それらの生理的表現が今作で上げる最大の効果は「生理的感覚として、見る者に言語範囲外で意味を伝える」ことだと思う。

自分新海誠映画が昔から好きなのだが、新海誠が「星を追う子ども」でやりたがって、でも全然できなかったようなことを、中盤くらいまでで軽々と全部やり尽くして、更に塗り替えていったような印象が途中した。)

はっきり言って、中盤以降は物語テンポが速すぎて情報量も多すぎて、物語が何を表現しているのかまったくわからないし考える余裕もなく、何もかもを押し付けられていくだけのように感じるのだが、いち観客として言えば、作劇がうますぎてずっと楽しくて画面にずっと惹き寄せられたままで、一ミリの退屈もなく最後まで面白かった。作品が何を言いたいのか理解できねぇのにコレなのまじ意味わかんねぇ。ユーモア人物の芝居とテンポと心地よさとその他あらゆる作劇でずっと作品世界へ惹き寄せ続けるの、冷静に考えてすごすぎる。

理解として言えば、言語範囲外で生理的に伝わってこようとする情報が、最速で理解できる。だから理性で作品に好悪を判断つけたくても、生理的理解が先に面白さを伝えていて、判断を保留し、物語が表す「意味」が分からない気持ち悪さをいったんわきに置く(打ち消す、わけではないのもポイント

たまたま映画見る前に考えてたのが、美輪明宏のモロの演技や紅白ヨイトマケの唄なんだけど、あれもなんか、生理的に分からされる凄みがあるよな。あれと同質の、生理に訴えかけてくる理解が、この作品の全体にあった。

から意味深がセリフ物語上の「意味」として理解できなくても、なんとなくわかっちゃうわけ。ああ、「そういうふうに」感じてるんだなぁ、って。

自分が書いたものも含め、なんか色々考察とか出てくると思うんだけど、この作品に関して自分はもうそんなのに大した意味を感じていない。いや言葉説明することは俺も試みたと思うんだけど、そういった理解や「意味」は後からやってくるものであって、それより先にあるこの一次的な身体感触の強さが、現在進行する映画鑑賞の今、圧倒的な作品だった。肌感覚で腹の底から湧き上がる力強さは、言語理解拒否して圧倒する。そんなプリミティブさ。

プリミティブな、といえばものすごく情報量が少ないように感じられるかもしれないけれど、ただそこで言う「情報量」ってつまりキロバイト的な情報多寡しかなくて、生理的な質感や圧倒的な情報の圧が含まれてない。この作品はそういった生理的な質感や圧、すごみをもってして最後まで観客をエンターテインする作品だった。面白さが言語範囲外で生理的に伝わってこようとするんだよな。

「語り得ないことに関しては、沈黙せねばならない」という言葉があるけれど、宮崎駿言語で語りえないことを語れる。対して、自分たち観客は語れないが、しか生理的理解している。

自分最初考察意味を感じない、といったのは、考察の当たり外れよりも「こんな小賢しい考察なんぞしてんじゃねー」的なギルティ感覚がするからだ。賢しらぶってることが怒られそう。それこそ、宮崎駿に叱られるカワンゴみたいな、「意味」や思考の中だけに生きて現実に生きる生命を見ようとしていないと叱られている気が(これは完全に自分勝手感覚なのだが)する。強いて言えばそれが、本作のタイトルのごとく自分に突き付けられたお説教だったかもしれない。

一般には訳が分からなくてもいいし、読み解く材料も与えないし、理解されなくても面白くしなんか感覚的には伝わるでしょ?みたいな感じが、ただ壁を感じるし、見る人は選ぶと思う。ジブリ作品に壁を作ったことって今まであんまりないと思うんだけど、たぶん風立ちぬで少しやって、「あ、好きにやってもいいんだ」みたいなのを、それこそ庵野秀明エヴァから知ったんじゃねーかwみたいな気もしていて、そして老境にさしかかりジブリ崩壊を見ながら、いろいろなことを感じ考えながら職人芸ですべて盛り込んだのが今回の作品なんだと思った。だから一部の人批評感想特に老人の走馬灯とかボケたとかみたいなのには全く賛成できない。

君たちはどう生きるか商業映画として健全じゃない

あの映画ストーリー破綻しまくってるので逆に心に引っ掛かりを残して、見た後に誰もかれも監督である宮崎駿を読み解こうとする。

原液であるとか、走馬灯であるとか。

これは商業映画としてとても健全とは言えないのではないか

鬼滅の刃を見て、原作者がどうのとか監督がどうのなんて話は誰もしない。

新海誠の君縄以降は売れ線志向でも監督深読みされることもあるが、素直にエンタメとして楽しむことが本道であるように思う。

翻って君生きは、エンタメとしては煮え切らない不発弾に過ぎず、宮崎駿を知らない人間にはまったくとるにたらない駄作に映ることだろう。

いいや宮崎駿はそれほどの人間なのだから自分表現の終着点としてああい作品はあってしかるべきだ、というのも分かる。

意味を深く読み取ったものには名作たりえることもあるだろう。

あとは見たものにゆだねるから勝手にいろいろ読み取って自分だけに映画にしなさい、という意図もあるかもしれない。

であるならば、岡田斗司夫蛇蝎のごとく嫌ってSNSカラーと結託してディスったのは蛇足だったなと思う。

岡田斗司夫的な物語の読み解きがこれほど必要になる映画もないからだ。

今起こってることは、映画鑑賞者の総岡田斗司夫化だ。

誰もかれも深読みしてSNSに私はこう読み解いた、あれはこういうことだと思うという「答え」が並ぶ。

皆答えを探しているので、有名無名に関わらずそうしたSNS感想へのview数も増えていく。

いや案外目論見どおりなのかもしれない。

これはSNSバズを狙ったプロモーションであり、巧妙な岡田斗司夫しなのかも。

だってもうこの後に岡田斗司夫が何を言おうが、たぶん自分の中の答えがある人には自分のほうが正解になるから

いずれにしても商業映画としてはどこかいびつで健全でないと思う。

そしてアオサギ鈴木敏夫投影であるのはほぼ間違いないと思うが、鈴木敏夫のくちばしの穴に挿さった栓を握ってるカンヤダには、ぜひその栓を一思いに引き抜いてもらいたいものだ。

(以上はすべて私の妄想であり正しい解釈ではありません)

anond:20230715235921

はてなーストーカーが不十分で大変申し訳ございませんでした。

僭越ながらわたくしめが増田代表して新海誠監督土下座謝罪させていただきます

2023-07-15

【超ネタバレ】『君たちはどう生きるか』雑感

とりあえず朝イチで観てきたので走り書き

自分声優の良し悪しなどには詳しくないので、あくまでそれ以外の観点から

主人公の眞人くんが亡母の死を受け入れ、新しい母=新しい生活を受け入れるための、少年成長物語

・眞人くんが異世界に消えた新しい母を探しにいき、更に亡母に別れを告げる、まずはこれが一本の軸としてある。

・大叔父宮崎駿モチーフ

・あの夢のような世界は辛く厳しい現実を忘れるための空想世界(宮崎駿にとってのアニメ)。世界崩壊=大叔父の死。だからこそ世界崩壊により、アニメナイズされた鳥たちは本来の姿に戻る。

・つまり叔父次世代人間自身創作世界を引き継ごうとしている……が、主人公自分なりの方法現実世界と戦うことを選択、これを固辞。これがもう一本の軸。

・この二本の軸に共通するテーマはおおまかに「古い価値観を捨てて、この辛い現実を『どう生きていくか』自分なりに考えていこう!」。

テーマ自体は他のジブリ作品ポニョとか)に比べればわかりやすい方。

しかし、メッセージ性に振りすぎて物語の大筋=考察しなくても楽しめる部分がおろそかになっている印象。

・まず眞人くんと他のキャラクターアオサギとか)の関係性の構築がほとんど描かれていないので、感動シーンで置いてけぼりをくらう。

・眞人くんは基本的に何事にも直接手を下さない。ペリカンの死も、世界破壊も、眞人くん以外の手によって為され、眞人くんは常に俯瞰立場受動的。

・眞人くんの行動や変化が世界に対してなんの影響も及ぼさない、誰の行動も変えない、関係性も変えない。

・変わるのは眞人くんの内面だけ、徹底的に内省的な物語

・唯一眞人くんの行動によって変わったのは新しい母親との関係性のみ。

しかし、現実世界へ帰還してからの眞人くんと母親関係についてほとんど描かれない=眞人くんがこの冒険によってどう成長したかからないため、肩透かしのままエンディングへ。

【いいところ】

・眞人くんのキャラはかなりいいと思う。

・最序盤の「あ、本気なんだな」と感じさせる火事のシーン

ジブリ作品に必ず一人は出てくる多種多彩なババアが全員集合、みたいなとこ。

・矢を作るシーン

・下校中に自分の頭を石で打ち付けるシーン、あそこは少年鬱屈した内面が端的に表されてて素直に感動した。

・塔に入るまでは間違いなく面白かった。

・鯉とガマガエルのシーンなんか最高。

・終盤、眞人くんが大叔父に対して、「それは積み木ではなく、石です」みたいなことを言い返すシーン、あそこはなんかよくわからなかったけど宮崎駿っぽくてかっこよかった。

【ここはどうなのよというところ】

ヒロイン枠が母・母・ババア(若)だけど大丈夫か?

・わたわたが過去ジブリ作品マスコット枠の中で個人的に一番可愛くない。

・なんか変なところでエヴァとか新海誠作品の影響受けてない?

あと、余談だけど父親が亡母の妹を嫁に入れているシーンに対して違和感を覚えた人がいるみたいだけど、当時の時代背景的には割と普通だよ。

以上です

2023-07-14

今後スラダン君どう戦略をやりそうな作品監督

あと一つは?(作品は思い浮かばなかった…)

2023-07-13

君たちはどう生きるか」というタイトル勝負してしまった時点で富野の勝ちだなと

Gレコってまさに「君たちはどう生きるか」じゃないですか。

でもタイトルにはそんなの書いてないんですよ。

でも見終わると生き方について考えさせられるんですよ。

シンエヴァもそうですね。

じゃあ俺たちはどうやって生きようかなって考えさせられてしまう。

それを宮崎駿タイトルに出してしまった。

勝負あったな。

凄く長い戦いだったと思う。

でもこれで蹴りはついたよ。

劇場アニメ監督より、TVアニメ監督のほうが上。

そしてTVアニメ監督が作った劇場アニメが最強だってこと。

細田守新海誠も、TVアニメ監督として修行し直したほうが良いよ。

劇場アニメばっか作ってると加速した自意識に飲み込まれ自分天井に引きこもって終わりだ。

2023-06-29

セルフクンニ増田やけどスーパーポテサラアニメもっと伸ばしたい

昨日スーパーポテサラアニメおすすめしたけどお前ら見とるんかって思ったしこのチャンネルマジおもろいから是非観てほしいけど私はスーパーポテサラアニメ本人じゃないかステマでもダイマでもないしただここの住人は年齢的に私の親と同世代ガンダムとかハンターハンターとか好きそうやから言ってるだけやけど私はそれわからんから以下のネタで笑ったんやけど。

 

アニメ】もしもマネーの虎新海誠監督が出ていたら…【衝撃の南原社長登場】

https://www.youtube.com/watch?v=NDs_M7cN1sk

岸辺パンは耳をすまさない Part.1『岸辺パンがやって来る!』

https://www.youtube.com/watch?v=JaFe2v7BkCY 

岸辺パンは耳をすまさない Part.2『岸辺パン杉村ペッシに出会う』

https://www.youtube.com/watch?v=c2FVi_DfalU

 

新海誠ジョジョはわかるから笑ったけどマネーの虎って番組世代やないから私はわからんしでもつべの動画でおおよその雰囲気は把握して昭和世代はひでえ番組作ってたんやな思って見てたけど今のテレビがつまらんのはこういう暴力性を剥ぎ取った結果かもしれんしこれは悪しき大衆性に染まった日本現代美術時代を超え倫理法律を超越した欧米現代美術歴然たる差に似てる気がするし私の一番好きな芸術家アンディ・ウォーホルが未だに現代美術トップに君臨してるのは高尚ぶってマスメディア忌避する欧州芸術家連中の逆手を取ってアメリカマスメディアをハックしてそれを作品にも反映して有名になってしまえば二流イラストレーターでもこんな時代ではアート界で天下を取れるという汚らわしいけど疑いようのない事実スポットライトを当ててアンチを増やしまくって急速に有名になり銃撃事件に巻き込まれたりしながらも軽薄極まりないポップアートというジャンル人生を賭けて決まり手の一つとして浸透させて行き詰まりを見せていた旧来のアート合法的粛清し新たな道を開拓した第一人者として地球規模で見ればマジョリティである日本を含む新興国からもともすれば我々も成り上がれるのではと思わせるカウンターカルチャーとして支持されて未だに現代美術の王として君臨してるんやけど彼の手口を周到に模倣して次の王座に着こうとしてるのが村上隆であやつもウォーホルの手口を真似てまず日本メディア嫌われ者として手っ取り早く有名になりそれを欧米に輸入しつつ世界一教育が厳しいと言われる東京藝大の博士号持ちとしてアカデミシャンの肩書を振るいながら敢えてピエロとしての立ち回りを徹底しジャンク漫画アニメ黒人カルチャーコネクトしたりしてアウトサイダー感を出しつつもテクニカル日本画由来のオリエンタリズム溢れる作品を発表し度々話題さらアジア圏では俺はニューヨークで実績を残したアーティストだぞとふんぞり返って欧米ではありえないようなハイロー交えた大規模な展示即売会を開き見事に実績を残し一方ニューヨークに帰ったら俺は世界最大のアート作品即売会企画運営したやり手だぞと威嚇しながら独自ポジション確立しつつその市場しょうもない映画アニメを作って欧米芸術観を貶め揺るがしながら欧米人がエントリーしにくいアジア的な予備校ライクなテクニカルアート評価する市場グローバルサウスに着々と拡大しつつあってそこに日本アーティストたちも乗っかろうとしてる昨今ではあるが正直あんまりうまく行ってる雰囲気無いし最近欧米アート流行インターネット文化とそれにまつわる身体性への忌避回帰かめんどくさいテーマフォーカスしてるしルシアンロイドが描いたような人間身体性へのトホホ感がまた再評価されてきてる感じがするけど日本が誇るぴえん文化こそフラットネット上の美意識と肉体的な売春ODリスカ等の行為との対比で今の時代忌避される人体の生臭さとそれに伴う肉体美の再評価的なカルチャーである病み地雷メイクの平面性と人体の立体性を想起させるセルフクンニとの融合はまさに現代美術最前線に渦巻く複雑なテーマを完結に表したものでありスーパーポテサラアニメの他にもShingo TamagawaのPUPARIAも五十嵐大介の影響をガッツリ受けててわかる人には笑えるよとか私の区切らない文体はかつて横山裕一提唱したものだよとか言いつつもう眠いので寝るわ

新海誠Wind -a breath of heart-OPって2002年作なのに正直令和のアニメ業界でも通用するくらいすごいよな

ただ電車が逆走するのは除いて。

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