はてなキーワード: オープンとは
薬剤師の友人もいるので、こんなこと仲間内ではあまり大きな声では言えないから増田で吐き出しちゃう。
薬剤師が嫌いだ。大嫌いだ。
おかげさまで、薬局に行くとだいたい不愉快な思いをするので、行ける薬局はものすごく少ない。初めての薬局はいつもものすごく緊張する。
薬剤師が難しい国家資格であること、薬剤師は超多忙で、そんな中私のようなバカな患者の対応もしてくださっているということはわかっているし、理解しているつもりだ。
だから、薬剤師が「今日はどうしましたか?」と診察室で聞かれたのとまったく同じことを聞いてくるのも、病院で書いたのと同じ問診票を書かされるのも、それが彼らの仕事だと知っているのでおとなしく答えてる。丁寧に、詳細に。
ただ問題なのは、そのやり取りが比較的オープンな、仕切りもない薬局というひとつの空間で行われるということだ。
他の患者さんに聞かれるだろうが!
おかげさまで健康なので、私が病院にかかるときは花粉症の時期と風邪の時ぐらいで、こんなのは別に聞かれても恥ずかしいものではない。
ただ、一度水虫にかかったときにはものすごく恥ずかしかったし、世の中には自分の病気を誰にも知られたくない人はたくさんいて、そういう人の気持ちは尊重されるべきだ。
だからこそ医師は診察室では1対1で患者に対応するし、守秘義務もある
守秘義務なら薬剤師にもあるはずなのに、大きな声で人の病状をペラペラしゃべる薬剤師には不信感しか沸かない。実際に病名を言わなかったとしても、場合によっては薬の名前でどんな病気かわかることもあるし、そのために却っていらん誤解を受けることだってありうるのだ。
薬剤師がジェネリック薬を進めてくるのは別に構わない。私はジェネリックにしたら効きが悪かったり、副作用が強めに出てしまう経験があったので、できるだけ先発品でお願いするようにしている。
「いえ、先発品でお願いします」
「ええっ!?でもジェネリックの方が安いんですよ!?」←これ!
ジェネリックの方が安いのは知ってるから、その上で先発品をお願いしますと言っているのに、どうして分かってくれないかなあ?
半額ぐらい安いなら考えんでもないけど、数百円の差なら先発品選ぶわ。
先発品の在庫がないならないとそう言ってくれればいいのに、そういうわけではないらしい。
散々断ったのに、勝手にジェネリックに変えられてたこともある。
とにかく、なぜか毎回「ジェネリックを断りたい私 vs どうしてもジェネリックを出したい薬剤師」の争いになる。
どうして「先発品をお願いします」「分かりました先発品ですね」とならないのかが全く理解できない。
そんな事さえもどうせ自分で選べないなら、そもそも初めから聞いてこないでほしい。
製薬会社ではないのだけど、保険証が薬業関係の保険証なので、その業界の人だということは見れば一発でわかる。
時々、その保険証の券面を見て同業者だと思うのか、「薬剤師さんですか?」と聞いてくる薬剤師がいる。
「いいえ違います」というと更に、人の業種を当ててこようとする薬剤師もいる。
ねえ、喋るはのいいから早く薬くれない?
職業や、はては会社名まで聞かれて、「いいですよねー[XX(私の業種)]、私もいずれそっちに転職したいですぅ」とか言われて反応に困る私。
そういうことは転職エージェントにでも話せば?っていうか早く薬くれない?
その薬剤師としてはただの雑談のつもりだったのだろうし、素直に答えちゃう私もそうとうアホだと思うけど、何が嫌って、保険証の券面を見て、業務には直接関係のない情報(私の職業や会社名)を勝手に読み取り、それによって対応を変えているということだ。
保険証を見て業界や会社名を推測されて雑談を仕掛けられるなんて、薬局以外では経験ない。
天気の話をするのとはわけが違うのだ。いいから早く薬よこせよ。
これ、医師国保の保険証を持っている非医師の知り合いに話したら、さっきのジェネリックのやりとりでも一切何も言われないと言っていた。
(本当は医師じゃないけど)医師だと思って黙ってるのだと思ったらさらに腹が立つ。
ようやく薬を受け取って薬局を出る。
私だって本当はもっと穏やかな気持ちで薬局を後にしたいけど、だいたい上記3つのうちの2つが発生するので油断ならない。
怒鳴ったりはしないし、あくまでも「感じよく」接してるつもりだけど、気持ちよく薬局を出られたことはほとんどない。
別に、薬剤師に「一流の接客」を求めているわけじゃなくて、「ちょっとプライバシーに配慮してほしい、こちらの希望も聞いてほしい、余計な詮索はしないでほしい」→「カウンターを乗り越えてくるようなコミュニケーションはやめてほしい」というだけなんだけど、たったそれだけの希望も叶わないのかと思うと怒りを通り越して悲しくなってくる。
国の方針も分かってるし、ジェネリックのメリットデメリット考えた上で、自分で判断して「先発品で」と言ってる。
「分かりました、先発品で出しておきますね」でいいじゃないか。
それでこちらの言う通り出してくれないなら、そもそも「ジェネリックでいいか」なんて聞く意味がない。「うちでは基本的にジェネリックで出してます」でいいじゃないか。
抗インフルエンザ薬として備蓄されているアビガンをコロナ19に転用する事を検討していると厚労大臣が言っている。
冨士フィルムが製造するこの薬が効くと2週間以上前に発見したのは中国である。
この背景を説明したい。
ゲノムとは遺伝子であるDNA、RNA(ウィルスなど)の塩基配列の全ての事を言う。
ゲノム解析の事の起こりは人間のヒトゲノムで、1991年から開始され当時はビッグプロジェクトであった。
これに刺激され、シーケンサー(塩基配列読取機)の開発競争が激化。日本企業も参入した。
だが先頭を走る米企業群の開発速度はあまりに凄まじく日本企業は軒並み脱落してしまった。
開発競争の末、今ではヒトゲノム解析は2日程度で終わるようになっている。13年は4747日程度だから約2400倍の進化でありムーアの法則どころの話ではない。業界トップ企業は米国のイルミナ社である。
当然機械だけが開発されているのではなく、シーケンサーを使ったゲノム解析事業が隆盛している。
そこで最大規模を誇るのが中国のBGI社で、イルミナ社のシーケンサーを大量購入、規模の経済も生かして大規模低価格なサービスを提供している。スケールアウトである。日本にも支社がある。
次にBGIが目指したのはお客さんから内製化とスケールアップで、M&Aで米国のナンバー2企業を買収した。
これでイルミナ社を追い抜き世界最速のシーケンサー製造を目指している。シーケンサー製造と利用の両面で覇権を握ろうと言うことである。だがイルミナ社の技術力は更に上を行っているので更なる競争激化となっている。
勘違いしてはいけないのは中国=権威的体制だから軍事利用などと考えがちだが、これはオープンサービスで誰でも顧客となれるしコモディティ化で覇権競争しようという後期資本主義的な活動という事だ。
つまり国の体制による危険性を危惧するならば、覇権を握った後に標準化の主導権を獲得し、反倫理的ルールが入り込むのではないかと考えた方が妥当だ。
実際、多くのアメリカの医療研究所や財団はBGIと提携している。
ヒトゲノムは個人間では当然に違いがあり、差分を取る事は医薬の分野で重要だ。
Wikipediaのヒトゲノムの項には2008年より1000人ゲノムプロジェクトが始まるとの記述があるが
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%88%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0
これは最早呑気な記述で、オバマ時代のアメリカでは100万人プロジェクトが開始され、その後には中国が1000万人規模の解析プロジェクトを開始している。
そんな中国なので武漢でコロナ19が発生し、初期の隠蔽を止めるとたちどころにコロナ19のRAN配列は解析終了してしまった。
コロナのワクチンはまだ存在しないが中国が急遽研究者を集めて開発開始したのはこういう背景があり、ワクチン開発に成功する可能性もある。
塩基配列を見ながら合成される酵素などを推定し、既存薬で適合する阻害機序を確認した。
捻ってあるDNA伸ばす→結合しているDNAを2つに開く→メッセンジャーRNA持ってくる→転写酵素でRNAにDNAの該当箇所を転写する→メッセンジャーRNAがタンパク質工場であるリボゾームに行く→RNAの情報通りにタンパク質を合成
RNAウイルスが細胞内に進入するとメッセンジャーRNA以下の工程をハックして自分のRNA情報でタンパク質や酵素を合成させる。細胞はウィルスの複製を作ってしまう。
だがここでDNAの転写と違う酵素(RNA依存性RNAポリメラーゼ)が使われるのが特徴である。(作ったのはハックされたリボゾーム)
アビガン等の抗ウィルス薬はこの酵素を狙い撃ちして阻害する働きがある。DNA転写酵素と同じだったら細胞の働きも死んでしまうのだがRNAウィルスの使うRNA依存性RNAポリメラーゼは違うのが幸運である。これでRNAウィルスのRNA転写だけが出来なくなって増える事が出来なくなってしまう。
それに適合する阻害薬を探したところ見つけたのがアビガン他の薬だ。それぞれ抗インフルエンザ薬、抗HIV薬と薬効は違う筈なのに作用機序が適合する事を見つけたのだ。
タイで抗HIV薬を投与して症状緩和との報道があった時にネタ扱いされていたが、ちゃんと作用機序をウィルスの設計図から割り出していて、その情報を元に投与したのだから当てずっぽうな人体実験ではないのである。
また中国で発表された時に「冨士フィルムのアビガン」と名前まで名指しされて出ている。
これはどうしてかと言うと、実はアビガンは中国でライセンス生産されている。
念の為に書くと、ライセンス生産とは現地の会社に製造許可と製法を与え、代わりにライセンス料を貰うという海外事業の方法だ。当然技術移転が前提になる。技術指導が行われる事も多い。
こういう訳で名指しで薬効の適合が発表されたのだ。
ここから厚労大臣の「検討」発表までは2週間以上かかっており、遅いとの印象が拭えないがそれはおく。
こう見ると中国にかなり遅れている日本の姿も見えてしまうが、それと同時にこういう技術的な背景も報道に載る事が無いというのも気になるところだ。
国内メーカーがシーケンサー開発から撤退してしまった為に関心までなくなってしまったようである。
まぁこのような訳で、中国の国策となっているゲノム解析技術と日本の製薬会社の海外進出が交差したところで「コロナ19にインフル薬のアビガンが効く」との発表になったとのお話でした。
実際生徒数二けたとかの小中学校を閉鎖する意味は薄いし、「オープンし続けることにより感染リスクが高まる」ってわけではないなら通常運営でも別にまあ問題はないんじゃない。
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/06/dl/s0616-3p.pdf
1. いわゆる水際作戦・学校閉鎖等、感染症拡大防止対策の効果の限界と実行可能性を考慮し、感染力だけでなく致死率等健康へのインパクト等を総合的に勘案して複数の対策の選択肢を予め用意し、状況に応じて的確に判断し、どの対策を講じるのかを柔軟に決定するシステムとすべきである。ただし、流行の初期においては、病原性や感染力等疫学情報が不明又は不確かな場合が多いので、万が一病原性が高かった場合を想定し、最大限の措置を選択せざるを得ないことに留意が必要である。こうした観点に立ち、今後新たに新型インフルエンザが発生した際に、速やかに、かつ、円滑に行動できるよう、行動計画やガイドラインについて、現行をベースとして見直す必要がある。
2. 迅速かつ的確に状況を分析、判断し、決断していく必要があることから、国における意思決定プロセスと責任主体を明確化するとともに、医療現場や地方自治体などの現場の実情や専門家の意見を的確に把握し、迅速かつ合理的に意思決定のできるシステムとすべきである。また、可能な限り議論の過程をオープンにすることも重要である。
3. 地方自治体も含め、関係者が多岐にわたることから、発生前の段階から関係者間で対処方針の検討や実践的な訓練を重ねるなどの準備を進めることが必要である。また、パブリックコメントなどを通じて広く国民の意見を聴きながら、事前に決めておけることはできる限り決めておくとともに、地方がどこまで裁量を持つかなどの役割分担についても、できるだけ確認をしておくことが必要である。
4. 発生前の段階からの情報収集・情報提供体制の構築や収集した情報の公開、発生時の対応を一層強化することが必要であり、このため、厚生労働省のみならず、国立感染症研究所(感染症情報センターやインフルエンザウイルス研究センターを中心に)や、検疫所などの機関、地方自治体の保健所や地方衛生研究所を含めた感染症対策に関わる危機管理を専門に担う組織や人員体制の大幅な強化、人材の育成を進めるとともに、関係機関のあり方や相互の役割分担、関係の明確化等が必要である。特に国立感染症研究所については、米国CDC(疾病予防管理センター)を始め各国の感染症を担当する機関を参考にして、より良い組織や人員体制を構築すべきである。なお、厚生労働省における感染症対策に関わる危機管理を担う組織においては、感染症に関する専門的知識を有し、かつコミュケーション能力やマネージメント能力といった行政能力を備えた人材を養成し、登用、維持すべきである。
【法整備】
5. 対策の実効性を確保するため、感染症対策全般のあり方(感染症の類型、医療機関のあり方など)について、国際保健規則や地方自治体、関係学会等の意見も踏まえながら、必要に応じて感染症法や予防接種法の見直しを行う等、各種対策の法的根拠の明確化を図る。
今回のウイルスが一度きりの流行で単発で終わってしまった場合を考えてみて。
ワクチン開発にいくら投資しても、来年以降全然売れなくて、資金回収が全然できなくなるんだぜ?
この点で研究余力のない企業はワクチン開発には絶対手を出さない。
他社や大学が好きに実験して、どういうワクチンが有効か解明されたり、毎年大被害を被ることが分かってきた時点で、
後発組として研究しても十分なので。
毎年被害がでるようになるということは、人間に近い動物が宿主になっていて、
人間の方は毎年感染するたびに免疫ができるが、宿主の動物側でウイルス自体が少し変異することで、
今年流行りそうなウイルスの型を予想して、そのウイルスの型へのワクチンを研究するビジネスが成り立つ。
70~00年代
単館で建ってる映画館時代、チェーン興行で都市部以外は入れ替えも指定席もなし、床もコンクリート
飲み物の販売方法は紙コップや瓶ジュースの自動販売機も多かった?気がする
ポップコーンはともかくホットスナック系はほとんど無かったと思う(法律の関係もあったのかも)
飲食物の持ち込みもほとんど自由だった気がする(今もほとんど黙認だけど)
1993年 ワーナー・マイカル海老名がオープン(だいたい関東で初のシネコン) 地方にシネコンが増え始める
2000年 シネマメディアージュお台場がオープン(多分23区初のシネコン)
2000年 銀座に日比谷スカラ座がオープン(ロードショウ興行する単館の映画館では最後じゃないかな)
2005年ぐらいから再開発で23区内にシネコンが激増 今主流の形態に
怒りが頂点に達している。
ここまで殺意を覚えたのは久しぶりだ。ざまあみろや、あのチビ女。
俺、土木の施工管理の仕事してるんだ。それで昨日、県庁の支所に進捗報告の関係の書類を出しに行ったんだ。
それで窓口に背が低い、ガリガリの女が出てきた。半年くらい前、「〇〇ちゃん、もう19になったの~?」って周りからちやほやされてた。
で、その女がさ、めっちゃ接客が悪い。終始ぶすってしてるし、ボソボソとしゃべるし、何言ってんのかわかりにくいし、それで俺が作った書類に赤鉛筆でシャシャッとやって、「県道の名前が間違ってるので会社印で訂正して持ってきてください」とかほざきやがる。
県道以外にも修正はあったが、正直どうでもいいレベルで細かいことだ。
土木建設の分野だと、こういう時は訂正印なしで二重線を引いての修正が認められてる官公庁がほとんどだ。金に関係する項目以外の、本質的じゃない項目だと認められてる。国だってそうだし、地方だってそうだ。
で、「前の職員は訂正印なしでOKでしたよ」って言ったらさ、「本来はダメなんです。修正してから出直して下さい。少なくとも税務課などではそうです」
とかほざきやがる。
俺はキレた。「どうなっとんなら、おい!!」みたいな声を上げた。方言でごめん。
俺の会社、ここから30キロ離れたところにあるんだぞ??空気読めや。
で、その女がいきなり縮こまってまたボソボソと説明を始めたから、
「じゃあお前が申請書書け!」みたいなこと言ってたら、先輩連中がぞろぞろとやってきた、ちょっと上の立場の人が笑いながら謝ってきた。「この仕事の担当になって日が浅いので許してやってほしい」ってさ。
バカバカしくなって帰ったよ。
窓口を離れて振り返ると、さっきの女が若い連中から慰められてた。
そいつ、見た目はかわいいんだ。アイドルみたい。アイドル見たことないけどな。
実はその時こそが怒りのマックスだった。手の震えが止まらなくて、歯ぎしりが止まらなくて、足は壁を蹴りそうで、殺意を隠すために壁際に立った。
携帯を取り出して、測量士の試験のポスターを撮るフリをして、慰められてる女の顔写真を撮ってやった。
帰ってから俺が登録してるマッチングアプリの副アカウントを操作して、そいつの名前と顔写真で再登録してやった。もちろん役所名はオープンな。県内の公務員ほぼ全員のあしあとを踏んでやったわ。ざまあみろや。
公務員ってさ、どんだけ失敗しても、致命的じゃなければクビにならないんだろ?あの女にしても、今は年収でいったら俺の会社の若い女と同じくらいだけど、10年くらい経ったら年収500万とかになってるんだろ?
おかしくね?俺の会社に今年入った若い女子、もう半分くらい辞めてるぞ?5人くらいか。男の方もそんな感じだ。工事ってのは、1回失敗すると取り返しがつかないことが多いから、とにかくシビアにやってる。そんな状況なんで、若い子がどんどんやめていくんだ。
でも、バカバカしいよな。俺たち民間企業が心と体に汗水たらして働いてんのに、あんな舐めた態度のガキが偉そうに俺に指示するんだからな。
市民の税金でメシ食ってるんだろ? だったら官公庁が顔採用とかすんなよ。前にお前らさ、私たちは公平で中立で平等で~とか言ってたじゃん。涼しい顔で嘘つくなよ。
特に地方公務員ってさ、窓口に可愛い子がけっこういるけどさ、絶対面接官にエロいこと考えてる奴がいるよな。死ねよ。
土木建設の行政届出経験7年の俺だけど、体感的にこの人には税金払ってもいいなって思える公務員は1割くらいいる。
中には俺がクビになりかけの状況の時、公文書を改ざんしてまで助けてくれた人もいる。その人、今は俺の会社に天下りしてるよ。あれからずっと恩返しがしたくって、あることないこと盛りまくって役員連中に報告しまくってたんだ。
俺のおかげだけじゃなくて、その人に徳や仁があったからこその当然の結果だ。その人と俺は年齢全然違うけど、今でも年に3回は飲みに行くよ。
公務員ってぶっちゃけクビになったりするの? 例えば、成績が悪いままだと退職勧告されて、それでも従わないとし尿処理場に一生閉じ込められるとかさ。そういうのがあったら教えてほしい。増田って意外と公務員が多い印象がある。根拠も何もない、俺の勘だけど。
35歳。バツイチ。
若い頃よりも、きもちわるいアプローチをされることが増えたように思う。
きもいな~と思っても、その場にいる誰もがなるべく嫌な思いをしないように、適当にその話題を受けて、流して、別の話題に振っていくようにしている。若い子みたいに性的な対象として見られることももうないだろうと思っているから、あからさまに若い子が嫌な顔をしているときに「それセクハラですからね」と指摘して「人事に言いつけちゃおう」なんて言って笑わせて終わる、なんてことも多い。
こういう、ある程度の人が「これはセクハラだ」と認識できるものを吹っ掛けられることは無い。
ないんだけど、ワンチャンいけると思われているらしく、「あ、これそういう意味も含まれているな」という距離の詰め方をされることが増えた。
たとえば、先輩(妻子持ち)にランチに誘われる。
だけど、ゆっくりゆっくり、行く場所がカップル向けのお店になってきた。ゆっくりゆっくり、仕事以外でのLINEが増えてきた(共通の趣味はない)。デスクにいると肩をたたかれるようになってきた。奥さんの愚痴を聞くことが増えてきた。でもそれは奥さんと話し合うべきことであって、私には関係ない。「そうなんですね」と答えたのが「慰め」だと勘違いされたのだと気づいたのは最近の話。「そうなんですね」だけ言って別の話題に変えているのに、それには気づかないらしい。
そういうのが気持ち悪くて一週間仕事を休んだら、二日目から毎朝「大丈夫?今日来る?」とLINEが来るようになった。
返事をしないままにして、週明け出勤したら、会議が終わったあとに「ランチミーティングしない?」と誘われた。一週間欠勤した分の調整なんかはその前の会議で終わっているから、ミーティングする内容がない。「まだ本調子じゃないんで」といって断った。
ほかにも。
よく一緒に飲んでいた同僚の男性(妻子持ち)(他の人も一緒に飲むことが多かった)が転職して、一ヶ月くらい経ったら「久しぶりに飲まない?」と誘われて。いつもならこの人が他の人も誘うから、いいですよ、と返事をして飲みにいったら二人きり。まあオープンな場だったし、とそのまま飲んでたら、新しい職場での待遇に関する自慢が始まって「へー、すごいじゃーん(棒)」という反応をしてとっとと帰ったら、その一週間後、割り切った体の関係を持たないかと誘われた。ふざけんなよ。
お前に隙があるんじゃないか、とか、それは勘違いする、とか、言われるかなと思うけど。
あくまで私は線引きをしている。下ネタなんかはそもそも人前で口にするのがマナー違反だと思ってる。それをその場の空気を壊さないように流したことで、「それはお前が悪い」といわれるのは違うと思う。好意があればそもそもこっちからだって連絡するし、コミュニケーションの取り方も変わってくる。一緒に飲んだり仕事をすることが多いからって、それだけで自分に好意があると思わないでほしい。
セクハラなんて若い子にするものだ、みたいな考えが多いように感じるけど、この年の女に対しては警戒心が薄れるように感じている。そもそも、警戒心を持つ以前に、「この話題で相手は不快にならないか」とか考えられない時点で残念なんだけど。
若い子に対してはいろいろ気を遣うし、ヤれるとも思っていないんだと思う。高嶺の花というか。
一方で、バツイチでアラフォーに差し掛かり、「女としての価値が落ちてきた」と思われたことが今回の件の原因のようにおもう。指摘したら多分「誰がオバサンなんかとwww」なんて笑われるんだろうけど、不快は不快。お前のその言動、子供の前でもできるんだよな?と訊いてやりたい。
どちらかと言うと炎上している案件に勝手に首突っ込んで来て、理想論で拳振り上げているだけな感じ。
いるでしょ?そういう人。
みんな本当にそういう人のこといつも称賛してる?
そういうときって、それは理想論として正しいけど、現場はもっと生き物みたいに流動的だって思うじゃん。
色々試した結果が今で、こうなる以外はなかったって思うよね。
それと何が違うのかなって。
彼が色々な現場を経験してきたことは解るけど、3000人をクルーズ船に押し込めるという経験をしたことがあるのか?ということは聞いておきたい。
しかも到着したときにすでに誰が安全で誰が感染しているかまったくわからなず、新型ウィルスだから検査方法も確立されていないので切り分けも難しい状態。
ましてや医療機関でもないクルーズ船という、人の回遊が前提とされた施設の中で、動線管理も医療器具の持ち込みも制限される状況の中で。
それをたかだか2時間情報収集しただけで間違ってますなんて言い始めたらちょっとどうかなって思う。
あの医師の言葉を読んだけど、理想論は振りかざしているけど、今の状況において何を改善すべきかが全く議論されていないんですよ。
それって、まずは理想をそれとして、それを現場レベルのオペレーションに落とし込んでみたら、結局は今と大差なかったみたいなことになりかねない。
そういう経験あるよね?
炎上案件に首突っ込んできたやつがいるからいざやらせてみたらなんにもできないパターン。
挙げ句に、思っていたのと状況が違いましたって。それはお前の情報収集不足だろ!という。
確かに、既存の医師たちがやり方をもっとオープンにして、世界レベルで対応策について議論できていなかったことは落ち度であると認めるべきだと思う。
これからの時代に向けて、とても重要なケーススタディを取り逃してしまっているから。
こんなことはっきりと書けないだろうけど、ただでさえ船で長旅をしてきて、そこから更に14日間も軟禁されれば大抵の人間は限界を迎えます。
暴動まで行かなくとも、各々が勝手な行動をいつ取り出してもおかしくない状況。
もしそうなってしまえば、全ての封じ込めは無意味になってしまい、一層の感染拡大のリスクがあるといえる。
だからある程度世論が納得する形を取って、下船させようとしていた手前にこんなことされたらどう思います?
まず前提として、新型コロナウィルス自体、8割は軽症であるということ。感染しても無自覚のまま終わるケースさえある。
それは死者数が1000人を超えた武漢のデータを見ていても解る。
1000人という数値は確かにセンセーショナルだけど、感染者の総数に比べて1%未満の死者数でしかない。
致死率が10%に至ったSARSと比べて、それがどれだけ小さい数値か解る。
そうなってくると、今度は閉じ込められていることによるストレスやエコノミー症候群などによる別の健康リスクと比較が必要になってくる。
医師を称賛している人たち、どれくらいまでこの辺のことを考えていたか聞いてみたい。
原発事故と同じ。東京にいる人達が散々恐れてたけど、直接的な健康被害ってどれだけありました?
それより怖がることのストレスとか、それによって物がなくなったりしたことによる二次被害のほうが大きかったじゃないですか。
とりあえず今できる被害最小っていう妥協案で火消しを図っている炎上案件にさらにガソリン注いでどうすんだという。
チームも顧客もじゃあそれでって納得しようとしているときに第三者が入り込んできて、あまつさえそれを世間に露呈されるとか、どんな地獄だよ。
そんな事する人間がいたら、称賛どころか究極の無能という評価をして二度と取引はしないってなりませんかね。
あの医師が本当に有能だったら、進行中のプロジェクトを後戻りさせるのではなくて、ならば次の段階のプロジェクトに対してクリティカルな改善をすべき。
今で言えば、クルーがまだ取り残されているのだから彼らに対する安全性の確保だとか、下船した人たちに対するケアと感染拡大予防策の提案だとか。
それは全くされていない。
それをなくして、お前たちは間違っている!感染拡大の原因はお前らだ!っていうの、それなんてテロですか?
ただ、医師としてそれで終わっているだけの人を手放しで称賛していいの?というのは疑問。
30代、既婚、子持ちの男だが、AV女優のファンイベに行きたい。撮影会とかじゃなくて店舗でDVD買ったら参加できるやつね(枚数で特典変わるような)
恥ずかしくていけないとかじゃなくて、カメラをコンデジ(RX100シリーズ)しか持ってないから行って良いのか分からない。スマホNGってのはあるらしいが、コンデジって良いのか?
勝手な想像だが、ああいうのに来るファンって、ちゃんとした一眼レフ持って、フラッシュ持って、ポーズもちゃんと指定できるんだろうけど、正直自分はどれも持ってない。して欲しいポーズってのもピンとこない
あまりオープンな世界じゃないし、検索してもいいカメラ持ってるのは前提みたいな感じだから踏み出せない
なんか気の利いた差し入れして、ウィットに富んだ会話して、すこしでも素人感出したら後ろに並んでる奴らに鼻で笑われそうってイメージなんだが、もし経験あるやつが居たら教えて欲しい
岩田健太郎さんのYouTube動画「ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機。なぜ船に入って一日で追い出されたのか。」(https://www.youtube.com/watch?v=W3X3RSmf7ds)の書き起こしです。「ダイヤモンドプリンセス」を「プリンセスダイヤモンド」と言い間違えたりするなど、単純なミスは修正しています。間違いなどがあれば、ご指摘ください。
ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機。なぜ船に入って一日で追い出されたのか。 https://t.co/g2d1C5HSuI @YouTubeさんから ダイヤモンド・プリンセスに入りましたが、何者かによって1日で追い出されました。感染対策は飛散な状態で、アフリカのそれより悪く、感— 岩田健太郎 (@georgebest1969) February 18, 2020
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岩田健太郎です。神戸大学病院感染症内科で教授をしておりますが、今からお話しする内容は神戸大学ないし所属する機関と一切関係なく、私個人の見解です。あらかじめ申し上げておきます。
今日、2月18日にダイヤモンドプリンセスに入ったのですが、1日で追い出されてしまいました。「なぜそういうことが起きたのか」について簡単にお話ししようと思います。
もともとダイヤモンドプリンセスはすごくCOVID-19の感染症(新型コロナウイルス感染症)がどんどん増えていくということで、「感染対策がすごくうまくいってないんじゃないか」という懸念がありました。(日本)環境感染学会が入り、FETP(国立感染症研究所の実地疫学専門家)が入り、行ったんですけど、あっという間に出て行ってしまって、中がどうなってるかよく分からないという状態でした。
中の方からいくつかメッセージをいただいて、「すごく怖い」と。「感染が広がっていくんじゃないか」ということで、私に助けを求めてきたので、いろんな筋を通じて「何とか入れないか」という風に打診してたんですね。
そしたら昨日2月17日、厚労省で働いている某氏から電話が来て、「入ってもいいよ」と。「やり方を考えましょう」ということでした。
最初は環境感染学会の人として入るという話だったのですが、環境感染学会は「もう中に人を入れない」という決まりを作ったので、「岩田1人を例外にできない」とお断りをされて、結局、「災害対策のDMAT(災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム)のメンバーとして入ったらどうか」ということで、厚労省の方からいただいたので、「分かりました」ということで、18日の朝に新神戸から新横浜に向かったんです。
そしたら途中で電話がかかってきて、「誰とは言えないが非常に反対している人がいる」と。「入ってもらっては困る」ということで、DMATのメンバーで入るという話が立ち消えになりそうになりました。
すごく困ったのですが、「何とか方法を考える」ということで、しばらく、新横浜で待っていたら、またもう一回電話がかかってきて、「DMATの職員の下で感染対策の専門家ではなくて、DMATの一員として、DMATの仕事をただやるだけだったら入れてあげる」という非常に奇妙な電話をいただきました。
なぜそういう結論が出たのか分からないですが、「とにかく言うことを聞いて、DMATの中で仕事をしていて、だんだん顔が割れてきたら感染のこともできるかもしれないから、それでやってもらえないか」という非常に奇妙な依頼を受けたのですが、他に入る方法がないものですから「分かりました」と言って、現場に行きました。そして、ダイヤモンドプリンセスに入ったわけです。
入って、ご挨拶をして、最初は「この人の下につけと言われた方にずっと従っているのかな」と思ったら、DMATのチーフのドクターとお話をして、そうすると、「お前にDMATの仕事は何も期待していない」と。「どうせ専門じゃないし」ということで、「お前、感染の仕事だろう」と。「だったら感染の仕事をやるべきだ」という風に助言をいただきました。これDMATのトップの方ですね。現場のトップ。
「そうなんですか」と。私はとにかく言うことを聞くという風に約束してましたので、「感染のことをやれと言われた以上はやりましょう」ということで、現場の案内をしていただきながら、いろんな問題点というものを確認していったわけです。
それはもうひどいものでした。もうこの仕事を20年以上やっていてですね、アフリカのエボラ(出血熱)とか中国のSARSとか、いろんな感染症と立ち向かってきました。もちろん身の危険も感じることも多々あったのですが、自分が感染症にかかる恐怖っていうのはそんなに感じたことはないです。
どうしてかというと、僕はプロなので自分がエボラにかからない方法、自分がSARSにかからない方法というのは知ってるわけです。あるいは他の人をエボラにしない、他の人をSARSにしない方法とか、施設の中でどういう風にすれば感染がさらに広がらないかということも熟知しているからです。それが分かっているから、ど真ん中にいても怖くない。アフリカにいても中国にいても怖くなかったわけですが、ダイヤモンドプリンセスの中はものすごい悲惨な状態で、心の底から「怖い」と思いました。「これはもうCOVID-19に感染してもしょうがないんじゃないか」と本気で思いました。
レッドゾーンとグリーンゾーンと言うのですが、ウイルスが全くない安全なゾーンと、ウイルスがいるかもしれない危ないゾーンというのをきちっと分けて、そしてレッドゾーンでは完全にPPEという防護服をつけ、グリーンゾーンでは何もしなくていいと。こういう風にきちっと区別することによって、ウイルスから身を守るっていうのは我々の世界の鉄則なんです。
ところがダイヤモンドプリンセスの中はですね、グリーンもレッドもぐちゃぐちゃになっていて、どこが危なくて、どこが危なくないのか全く区別がつかない。どこにウイルスが……ウイルスって目に見えないですから、完全なそういう区分けをすることで初めて自分の身を守れるのですが、もうどこの手すりとどこのじゅうたん、どこにウイルスがいるのかさっぱり分からない状態で、いろんな人がアドホック(限定的)にPPEをつけてみたり、手袋をはめてみたり、マスクをつけてみたり、つけなかったりするわけです。で、クルーの方もN95(マスク)をつけてみたり、つけなかったり。あるいは熱のある方がですね。自分の部屋から歩いていって、医務室に行ったりするというのが、通常で行われているということです。
私が聞いた限りでは、DMATの職員、それから厚労省の方、検疫機関の方がPCR陽性になったという話を聞いていたのですが、「それはもうむべなるかな」と思いました。
※参照記事:「クルーズ船 検疫官1人も感染 4人が重症(日テレNEWS24)」(http://www.news24.jp/articles/2020/02/12/07593980.html)
中の方に聞いたら、「いやー、我々もう自分たちが感染するものと思ってますよ」という風に言われて、びっくりしたわけです。
どうしてかというと、我々がこういう感染症のミッションに出るときは必ず自分たち、医療従事者の身を守るというのが大前提で、自分たちの感染のリスクをほったらかしにして、患者さんとか一般の方々に立ち向かうのはご法度、ルール違反なわけです。
環境感染学会やFETPが入って数日で出ていったという話を聞いた時に、「どうしてだろう」と思ったのですが、中の方は「自分たちが感染するのが怖かったんじゃない」という風におっしゃっていた人もいたのですが、それは気持ちはよく分かります。
なぜなら感染症のプロだったら、あんな環境にいたら、ものすごく怖くてしょうがないからです。で、僕も怖かったです。もうこれは感染……今、某ちょっと言えない部屋にいますけど、自分自身も隔離して、診療も休んで、家族とも会わずに、やばいんじゃないかと個人的にもすごく思っています。
今、私がCOVID-19、ウイルスの感染を起こしていても全く不思議はない。どんなにPPEとかですね、手袋とかあってもですね、安全と安全じゃないところというのをちゃんと区別できていないと、そんなもの何の役にも立たないんですね。レッドゾーンでだけPPEをきちっとつけて、それを安全に脱ぐということを順守して初めて、自らの安全を守れる。自らの安全が保障できない時、他の人の安全なんか守れない。
もう今日は藤田医科大学の人を送ったり、搬送したりというのを、みなさんすごく忙しくしていたのですが、そうすると研究所の方と一緒に歩いていて、ふっと患者さんとすれ違ったりするんです。「今、患者さんとすれ違っちゃう」と、笑顔で検疫所の職員の方が言ってるんですね。この我々的には超非常識なことを平気でみなさんやっていて、みんなそれについて何も思っていないと。
聞いたら、そもそも常駐しているプロの感染対策の専門家が一人もいない。時々いらっしゃる方がいるのですが、彼らも結局「ヤバいな」と思っているのですが、誰も進言できない。進言しても聞いてもらえない。やっているのは厚労省の官僚たちで、私も厚労省のトップの方に相談しました、話をしましたけど、ものすごく嫌な顔をされました。聞く耳持つ気ないと。「何でお前こんなとこにいるんだ」「何でお前がそんなこと言うんだ」みたいな感じで、知らん顔するということです。非常に冷たい態度をとられました。
DMATの方にも「そのようなことで夕方のカンファレンスで何か提言申し上げてもよろしいですか」と聞いて、「いいですよ」という話をしていたのですが、突如として夕方5時ぐらいに電話がかかってきて、「お前は出ていきなさい」と。「検疫の許可は与えない」と。
臨時の検疫官として入っていたのですが、その許可を取り消すということで、資格をとられて、研究所の方に連れられて、当初電話をくれた厚労省にいる人に会って、「何でDMATの下でDMATの仕事をしなかったんだ」と。「感染管理の仕事をするなと言ったじゃないか」と言われました。「DMATの方にそもそも感染管理してくれと言われたんですよ」と話をしたのですが、「とにかく岩田に対してすごくムカついた人がいる」と。「誰とは言えないけどムカついた」と。「だから、もうお前は出ていくしかないんだ」という話をしました。
「でも、僕がいなくなったら、今度感染対策をするプロが一人もいなくなっちゃいますよ」という話をしたのですが、「それは構わないんですか」と聞いたんです。それからこのままだともっと何百人という感染者が起きて、DMATの方を責める気はさらさらなくて、あの方々はまったく感染のプロではないですから、どうも環境感染学会の方が入った時にいろいろ言われて、DMATの方が感染のプロたちにすごく嫌な思いをしていたらしいんですね。それは「申しわけないな」と思うのですが、別に「彼らが悪い」と全然思わない。専門領域が違いますから。
しかしながら、彼ら(DMAT)が実はリスクの状態にいるわけです。自分たちが感染するという。それを防ぐこともできるわけです。方法はちゃんとありますから。ところがその方法すら知らされずに、自分たちをリスク下に置いている、と。そして、そのチャンスを奪い取ってしまうという状態です。
彼らは医療従事者ですから、帰ると自分たちの病院で仕事するわけで、今度はそこからまた院内感染が広がってしまいかねない。で、もうこれは大変なことで、アフリカや中国なんかに比べると全然ひどい感染対策をしている。シエラレオネなんかの方がよっぽどましでした。
日本にCDC(疾病予防管理センター)がないとはいえ、まさかここまでひどいとは思ってなくて、もうちょっと専門家が入って、専門家が責任を取って、リーダーシップをとって、ちゃんと感染対策についてのルールを決めて、やってるんだろうと思ったのですが、まったくそんなことはないわけです。とんでもないことなわけです。
これつたない英語でも収録させていただきましたが(https://www.youtube.com/watch?v=vtHYZkLuKcI)、とにかく多くの方にダイヤモンドプリンセスで起きていることというのを、ちゃんと知っていただきたいと思います。で、できるならば学術界とかあるいは国際的な団体たちに日本に変わるようにうながしていただきたいと思います。彼らは残念ながら……
(携帯の呼び出し音でいったん中断)
編集が下手で、ちょっと変なつながりになったと思いますが、考えてみると、2003年のSARSの時に僕も北京にいて、すごく大変だったのですが、特に大変だったのは中国が情報公開を十分してくれなかったというのがすごくつらくて、何が起きてるのかよく分からないというので、北京にいて本当に怖かったんです。
でも、その時ですらもうちょっときちっと情報は入ってきたし、少なくとも対策の仕方は明確で、自分自身が感染するリスク、SARSは死亡率10%で怖かったですけども、しかしながら今回のCOVID-19、少なくともダイヤモンドプリンセスの中のカオスな状態よりははるかに楽でした。
で、思い出していただきたいのは、COVID-19が中国の武漢で流行りだしたときに、警鐘を鳴らしたドクターがソーシャルネットワークを使って、「これはやばい」ということを勇気を持って言ったわけです。昔の中国だったら、ああいうメッセージが外に出るのは絶対許さなかったはずですが、中国は今、BBCのニュースなんかを聞くと、オープンネスとトランスペアレンスを大事にしているとアピールしています。
※参照記事:「新型ウイルス、早期警鐘の中国人医師が死亡 自身も感染(BBCニュース)」(https://www.bbc.com/japanese/51409970)
それがどこまで正しいのか、僕は知りませんけど、少なくとも「透明性があること、情報公開をちゃんとやることが国際的な信用を勝ち得る上で大事なんだ」ということは理解しているらしい。中国は世界の大国になろうとしていますから、そこをしっかりやろうとしている。
ところが日本は、ダイヤモンドプリンセンスの中で起きていることは全然情報を出していない。それから、院内感染が起きているかどうかは、発熱のオンセット(発症日時)をちゃんと記録して、それからカーブを作っていくという統計手法、エピカーブというのがあるのですが、そのデータを全然とっていないということを今日、教えてもらいました。PCRの検査をした日をカウントしても感染の状態は分からないわけです。
このことも実は厚労省の方にすでに申し上げていたのですが、何日も前に。全然されていないということで、要は院内の感染がどんどん起きていても、それにまったく気づかなければ、気付いてもいないわけで対応すらできない。で、専門家もいないと。ぐちゃぐちゃな状態になったままでいるわけです。
このことを日本のみなさん、あるいは世界のみなさんが知らぬままになっていて、特に外国のみなさんなんかはそうやって、悪いマネージメントでずっとクルーズ船なんかで感染のリスクに耐えなきゃいけなかったということですね。
やはりそれは日本の失敗なわけですが、それを隠すともっと失敗なわけです。確かにまずい対応であるとバレるということは恥ずかしいことかもしれないですけど、これを隠蔽するともっと恥ずかしいわけです。やはり情報公開は大事なんですね。誰も情報公開しない以上はここでやるしかないわけです。
ぜひこの悲惨な現実を知っていただきたいということと、ダイヤモンドプリンセンスの中の方々、それからDMATやDPAT(災害派遣精神医療チーム)や厚労省の方々がですね。あるいは検疫所の方がもっとちゃんとプロフェッショナルのプロテクションを受けて、安全に仕事ができるように、「彼ら本当にお気の毒でした」ということで、「まったく役に立てなくて非常に申しわけないな」という思いと、僕の大きな問題意識をみなさんと共有したくて、この動画をあげさせていただきました。岩田健太郎でした。
※エピカーブについてはこちらの資料も参考にしていただければ→国立感染症研究所危機管理研修会「感染症アウトブレイク調査の基本ステップ(https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/kikikanri/H26/20141016-08.pdf)」