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はてなキーワード: ソウルフルとは

2024-11-07

AIに書かせた「ハウス史上最も重要10曲」

1. Frankie Knuckles - "Your Love" (1987, シカゴ)

ハウスの教父」と呼ばれるFrankie Knucklesによる「Your Love」は、ハウスミュージックの基礎を築いた代表作の1つです。この曲は、シカゴレジェダリーなクラブ「The Warehouse」で生まれサウンド体現しています。滑らかなシンセサイザーベースライン、Jamie Principleのセクシーボーカルが特徴的で、今日でも高い評価を受けています。Knucklesは、ディスコエレクトロニックミュージックの要素を巧みに融合し、新しいダンスミュージックの形を作り出しました。「Your Love」は、その後のハウスミュージックの発展に大きな影響を与え、多くのリミックスサンプリング対象となりました。この曲は、ハウスミュージックの持つ感情的な深さと踊りやすさを完璧バランスさせ、ジャンル定義的な作品となっています

2. Marshall Jefferson - "Move Your Body" (1986, シカゴ)

Marshall Jeffersonの「Move Your Body」は、「The House Music Anthem」というサブタイトルが示すように、ハウスミュージック精神体現した楽曲です。シカゴハウスシーンで生まれたこの曲は、ピアノハウスの先駆けとして知られていますキャッチーピアノリフと反復的なリズム、そして「Gotta have house music all night long」という歌詞は、ハウスカルチャー本質表現しています。Jeffersonは、この曲でハウスミュージックメロディックな要素を導入し、ジャンル音楽可能性を広げました。また、歌詞ハウスミュージック自体について言及している点も革新的で、自己言及的なトラックの長い伝統の先駆けとなりました。「Move Your Body」は、ダンスフロア熱狂させる力と音楽的洗練さを兼ね備え、今日でも多くのDJプロデューサーに影響を与え続けています

3. Mr. Fingers (Larry Heard) - "Can You Feel It" (1986, シカゴ)

Larry HeardMr. Fingers名義でリリースした「Can You Feel It」は、ディープハウスの原型を作り上げた楽曲として高く評価されていますシンプルながら洗練された制作は、当時としては革新的でした。ローランドシンセサイザードラムマシンのみを使用し、1テイクで録音されたという事実は、ハウスミュージック本質体現しています。深みのあるベースラインエモーショナルシンセパッド、そして微妙に変化するリズムパターンが、聴く者を瞑想的な状態へと導きます。この曲は、ハウスミュージック精神性と深みをもたらし、単なるダンスミュージックを超えた芸術形態としての可能性を示しました。後のディープハウステックハウスの発展に大きな影響を与え、今日でも多くのプロデューサーDJ尊敬され、頻繁にプレイされています

4. A Guy Called Gerald - "Voodoo Ray" (1988, マンチェスター)

A Guy Called Gerald(本名:Gerald Simpson)による「Voodoo Ray」は、イギリスアシッドハウスシーンを代表する楽曲です。マンチェスターで生まれたこの曲は、独特のサウンドと反復的なリズムで、後のレイブカルチャーに大きな影響を与えました。Roland TB-303ベースラインシンセサイザーの特徴的な音色と、サンプリングされた「Voodoo Ray」というフレーズが印象的です。この曲は、アメリカハウスサウンドイギリス独自感性解釈し、新しい方向性を示しました。「Voodoo Ray」は、クラブシーンだけでなく、イギリスのポップチャートでも成功を収め、ハウスミュージック大衆化に貢献しました。また、この曲の成功は、後のUKガレージドラムベースなど、イギリス電子音楽シーンの発展にも大きな影響を与えました。

5. Masters At Work - "To Be In Love" (1997, ニューヨーク)

Masters At Work(Kenny "Dope" GonzalezとLittle Louie Vegaデュオ)による「To Be In Love」は、ニューヨークガレージハウスシーンを代表する楽曲です。India Arieソウルフルボーカルラテンの要素を巧みに融合させ、ハウスミュージックに新たな深みと洗練さをもたらしました。この曲は、ディスコハウス伝統を受け継ぎながら、90年代後半の音楽性を反映していますリズミカルパーカッション、温かみのあるベースライン、そして感情豊かなボーカル絶妙バランスを取り、ダンスフロアを魅了します。Masters At Workは、この曲でハウスミュージックにおけるソングライティング重要性を示し、単なるビートトラックを超えた音楽的深さを追求しました。「To Be In Love」は、今日でもハウスクラシックとして高く評価され、多くのDJプロデューサーに影響を与え続けています

6. Fatboy Slim - "Right Here, Right Now" (1998, ブライトン)

Fatboy Slim本名Norman Cook)の「Right Here, Right Now」は、ビッグビートハウスの融合を象徴する楽曲です。90年代後半のクラブシーンを席巻したこの曲は、サンプリングブレイクビートを巧みに使用し、エネルギッシュでキャッチーサウンドを生み出しました。特徴的なギターリフと「Right here, right now」というボーカルサンプルは、瞬く間に人々の記憶に刻まれました。Fatboy Slimは、この曲でダンスミュージックロックの要素を融合させ、より広い観客層にアピールすることに成功しました。ミュージックビデオも話題を呼び、MTVの頻繁な放送により、ハウスミュージック大衆化に大きく貢献しました。「Right Here, Right Now」は、エレクトロニックダンスミュージックメインストリーム進出する上で重要役割を果たし、2000年代以降のEDMブームの先駆けとなりました。

7. Stardust - "Music Sounds Better With You" (1998, パリ)

Stardustの「Music Sounds Better With You」は、フレンチハウス黄金期を象徴する楽曲です。Thomas BangalterとAlan Braxeによって制作されたこの曲は、Chaka Khanの「Fateからサンプリングしたギターリフを中心に構築されていますフィルターハウス代表作として、ディスコサンプリング効果的に使用し、90年代後半のハウスミュージック方向性を示しました。反復的なリズム中毒性のあるフックは、ダンスフロア熱狂させる力を持っています。この曲の成功は、フランスエレクトロニックミュージックシーンを世界的に注目させる契機となり、後のDaft PunkJusticeなどのアーティスト活躍につながりました。「Music Sounds Better With You」は、ハウスミュージック商業成功芸術価値の両立を示し、今日でも多くのリミックスカバー対象となっています

8. Eric Prydz - "Call On Me" (2004, スウェーデン)

Eric Prydzの「Call On Me」は、2000年代に入ってからハウスミュージック商業成功大衆への浸透を象徴する作品です。Steve Winwoodの「Valerie」をサンプリングし、キャッチーリミックスに仕上げたこの曲は、クラブシーンだけでなく、メインストリームのポップチャートでも大きな成功を収めました。特にセクシーミュージックビデオが話題を呼び、ハウスミュージックの新たな側面を示しました。Prydzは、この曲でクラシックロックモダンハウスの融合を実現し、幅広い年齢層にアピールすることに成功しました。「Call On Me」は、ハウスミュージックがポップミュージックの主流となる過程重要役割を果たし、後のEDMブームの先駆けとなりました。また、この曲の成功は、サンプリングリミックス可能性を再認識させ、多くのプロデューサーに影響を与えました。

9. Disclosure - "Latch" (2012, ロンドン)

Disclosureの「Latch」は、2010年代UKガレージハウスの融合を象徴する楽曲です。若手デュオのDisclosureと、当時無名だったSam Smithコラボレーションによるこの曲は、ハウスミュージックとポップの架け橋となりました。洗練されたプロダクション感情的ボーカルの組み合わせは、クラブシーンだけでなく、ラジオストリーミングプラットフォームでも大きな成功を収めました。「Latch」は、ディープハウスの要素を取り入れながら、キャッチーなポップメロディを融合させ、新しい世代リスナーハウスミュージックを紹介する役割を果たしました。この曲の成功は、エレクトロニックダンスミュージックメインストリームポップに与える影響力を示し、2010年代以降のダンスポップの方向性を形作る上で重要役割を果たしました。

10. Yellow Magic Orchestra - "Firecracker" (1978, 東京)

Yellow Magic Orchestraの「Firecracker」は、厳密にはハウス以前の楽曲ですが、電子音楽の先駆けとして後のハウスミュージックに多大な影響を与えました。坂本龍一高橋幸宏細野晴臣によって構成されたYMOは、この曲でシンセサイザーリズムマシン革新的使用し、未来的なサウンドスケープを創造しました。特にローランドシンセサイザードラムマシン使用は、後のハウスプロデューサーたちに大きなインスピレーションを与えました。アジア音楽要素とエレクトロニックサウンドの融合は、グローバルな音楽シーンに新たな可能性を示し、テクノハウスの発展に寄与しました。「Firecracker」は、その独特なリズムパターンメロディラインで、特にアシッドハウスの発展に影響を与えたとされています


……なんか納得感も有るしオチかいい感じなんだけど味はしないな。元増田の方が味と臭いはあった。

https://anond.hatelabo.jp/20241102140715

2024-09-23

ピクサーは年々クオリティ上がってる

トイ・ストーリー4はまだ見てないんだけど

リメンバー・ミー

2分の1の魔法

ソウルフルワールド

あの夏のルカ

ときどきレッサーパンダ

マイ・エレメント

ここらへん全部よく出来てる

正直黄金期だと思う

2024-08-15

インサイドヘッド2を見た。

1.映画感想


2.思ったこ

Pixarには最近陰りがみられるとはっきり感じた。実は、最近親分ディズニーアニメーションスタジオのほうが勢いがある。以下のリストは、純真な新作として公開された2010年以降の作品

単純な作品数だけでも親分が多く、かつラプンツェルシュガーラッシュアナ雪、ベイマックスズートピアという今も愛されているようなヒット作群に対し、この15年でピクサーが生み出せたヒット作はインサイドヘッド、リメンバーミー。非常に弱い。ウッディもマックイーンもニモマイクワゾースキーも、全部2000年代なのだCG技術でハッと目を見張るようなアイデア映画製作をしてくれたあのPixarは終わった。次世代に愛されるさらなるキャラクターを生み出さないことには、衰退の一途だろう。親分も近年は少し危うい。次期作2つが焼き直しだ。ディズニー全体としての停滞感もある。キャラクターが十分そろって興行、売上的には満足をしても、アニメ映画クリエイター集団としてピクサーには頑張ってほしい。そう感じた「インサイドヘッド2」だった。

2024-02-25

Netflixオリオンと暗闇

・予想よりよかった

インサイド・ヘッドとかソウルフルワールドみたいな今作とかの

概念擬人化ものだいすき

・夜の仲間たちが見限るとことか仲間達にオリオン君が

馴染むところとか他

心境の変化に至るまでの説得力ちょっと弱いな…という気になる点は

なくも無かったけどそれより概念擬人化いいよね感と

天候?水墨画みたく空が闇に滲むように塗り替えられ

家の電気がつけられていく描写の良さが滅茶苦茶良すぎて勝った

最近ボーはおそれているとか病的なほど心配性の主人公の話を

立て続けにみている…

最後の夢シーンのcgアニメ子供のいたずら書きが動く表現の組み合わせよかった

セワシ君か?ってなった

物語構造が言う通り「複雑」でよかった

何億年?も生物に寄り添ってる「昼と夜」という概念人間一世代という

短い「時間」の話の中だけで語られ尽くしたような顔されたら

困りますなぁ!って思ってたしこういう話の構造初めてだったので

とてもよきだった それはそれとして

家賃がエグい高いNYにこんな立派な家を持てるプラネタリウム職員…?」と

ちらついた

チェーンソーマンの闇の悪魔思い出した 滅茶苦茶強い概念やんな

オリオン君と夜さんの体格差持ち運び感、ワンピースのコラさんと子供ロー思い出した

黒いパーカー?と上衣

・昼だけになっちゃったターンの「明るい悪夢感」、滅茶苦茶説得力あった

太陽さんの無邪気?で無神経な陽キャっぷりがあまり

「太陽」概念すぎてわろた

昼だけターンで明るさにうんざりした人々をみて

「俺、ちょっと自信なくしちゃうかも」で

昼と夜の気付きにくい表裏一体感を的確に表しとる〜

インサイド・ヘッド(悲しみがあるから喜びがある)感あって良〜ってなった

・夜、いいよね…ポエムで不覚にも涙ぐんだ

歳で涙腺弱くなっとる

最後の夢ブラックホールベイマックスラスト思い出した

・「やることやるんだよ!ホラ動け!」ラストが好きなのでニッコリ

2023-02-09

スペクターサウンドを256倍楽しむ方法

 日本では'76年に、フィレス・レーベル作品がまとめて再発売されたことがありましたが、ボックス形式としては本邦初で、しかCDボックスとしては今回が世界初ということになります。また同時に、<ヒーズ・ア・レベル>という、関係者インタビューを中心にした本が白夜書房から発売されます。それを読みながらこのBOXを聞きますと512倍楽しく聞けることを保証します。

 では、時代を追って解説していきます

テディー・ベアーズ

 1958年17才にして彼は”スター”でした。この後ポップス歴史を彩ることになるクリスタルズロネッツキャロル・キングバリーマンビーチ・ボーイズビートルズの誰よりも先に<NO.1ヒット>を持っていた!、このことが良くも悪くもスペクターのその後の人生を決定づけたと思いますポップス史上、#1ヒットを星の数ほど作り続けたリーバー&ストラーや、ジョージマーチンも、自らの#1ヒットはなく、このことが彼を単に<プロデューサー>の範疇では捉えられない最大の理由です。<彼を知ることは、彼を愛することだ>というデビュー曲の<彼>は、もちろんスペクター本人の意味で、そこには強引さ、傲慢さも感じられますが、実はそれが力強くもあり、<スターの要素>そのものだともいえます。彼の仕事ぶりを評して、全てを自分一色に染めてしまう、という批判をよく聞きますが、これはことの本質理解してい居ない人の発言です。かれは<裏方>ではなく<スター>なのです!それを、アーティストの持ち味を引き出すのがプロデューサー仕事だ、という常識的意味で彼を捉えようとするから批判的になるのです。彼こそが<スター>で、誰が歌おうか演奏しようが、他の人は全て脇役なのです。単に映画監督と言う視点ヒッチコックを捉えるとおもしろ解釈は生まれない、というのにも似ています。(誰が主演でもヒッチの映画になります黒沢さんもそうですね。)

 デビューアルバムTEDDY BEARS SING」のB-1「I DON'T NEED YOU ANYMORE」の<ステレオバージョン>はナントリードボーカル女の子の声が左で、真ん中がフィルコーラスしかも、ところどころリードボーカルの3倍くらいの大きさでコーラスが<邪魔をする>といってもいいほどの前代未聞のバランス!です。

 デビューからしてこうなのですから自己主張とかワガママなどという、なまやさしいことではないのです。

SCHOOLもの

 のちにブラックミュージックにのめり込んでいった彼ですが、スタートは白人ポップスでした。まずは自らのヴォーカリストギターリスト、および作曲家としての才能を試すところからはじめた、というところでしょうか。'50年代後半は、まだ黒人音楽一般的ではありませんでしたが、若者の間では熱狂的な指示を得ていました。スペクターもいろいろな黒人アーティストを聞いていたようですが、こと自分デビューに関しては、世間的に穏便な方法をとったところなど<奇[...]

 また'50年代中期には「暴力教室」をはじめ「HIGHSCHOOL CONFIDENTIAL」など<怒れる若者>をテーマにした映画が続々と作られ、その代表としてJ・ディーンが登場し、代表作が「理由なき反抗」-REBEL WITHOUT A CAUSE -でした。このように、当時の若者キーワードの一つは<REBEL>であり、「乱暴者」のマーロン・ブランドのような皮ジャン、サングラスバイクというスタイル流行しました。

 彼のでデビューソングはたしかに<学園もの>でしたが、それまでの、例えばドリス・デイの「先生お気に入り」調のホンワカしたものではなく、女の子自分の想いを直接的、また積極的に<ナゼわかってくれないの?>と切々と歌い上げるというのは冬至若者フィーリングにピッタシきたようです。実はこの手法スペクター特有の<ソフィスティケーションの中の直接性>というもので、彼を理会する上で大事ことなのです。

ガレージサウンド

 ある程度、あるいはそれ以上の音楽素養がなければミュージシャン作曲家になれなかったジャズと違って、ギター1本あればだれでもロックンローラーになれる、というのがロック時代でした。子供技術を会得して成長し、大人の仲間入りをするのがジャズだとすると、ロックは、子供子供のままで音楽ができるというのが特徴でした。ヒョットしたらオレにもなれるかもしれないと、多くのシロウトがわれもわれもと参加したことが、音楽単純化拍車をかけました。ジャズ豊満でふくよか、とすると、R&Rは骨と皮だけといえましょう。ジャズ大人音楽で、背景はナイトクラブ女性お酒が似合いましたが、子供音楽として誕生したR&Rの背景に一番ピッタリだったのはナント、<ガレージ>でした。

 麻雀同様4人(あるいは3人)いればすぐにできたのがR&Rの特徴でしたが、ニュー・ヨークのようにせまいところで大声を上げれば、お母さんに怒鳴られるだけですからストリートへ出るわけです。50'sのDoo Wapブームの背景は街角ストリート・コーナーが似合ったわけです。

 それにくらべて土地の広大な中西部西海岸は車がなければ不便なので、当選、どこの家にもガレージがあり、ここが若者の格好の練習場所となりました(蛇足ですが、今の日本ロックサウンドの背景は<貸しスタジオ>--密室--ではないでしょうか?)。さて、楽器感覚でどうにか弾けますが、作曲というのは簡単そうでもやはり多少の音楽素養必要です。しかし、若者の、なんでもいいからR&Rをやりたい!という想いはこんなことではくじけません。骨と皮だけのロックを、さらに皮も捨てて骨だけにしたのです。それが<ギターインストゥルメンタル>でした。これは、楽器感覚的にかき鳴らすだけですから、とりあえずだれにでもできました。ジャズ単純化ロックとすれば、これはさらに、ロック単純化で、その極致であったわけです。

 これが<ガレージサウンド>の正体でしたが、この時代呼応するかのように、新しく生まれ現象がありました。それは、録音機が少しずつ普及し始め、ガレージ居間などでの<ホームレコーディング>が行われるようになったことです。そして、デモテープのような、ある意味では乱暴

チャートに登場するようになり、まさに音楽大衆化が、内容だけではなく、音質までにも及んだのです(エルビスバディ・ホリーデビュー曲地方の、オヤジさんが社長、オカミさん専務、というような町工場風のスタジオで録音したものです)。

 それまでの録音は、演奏者と録音技師ガラスを隔てて別々の仕事場でした。技師演奏者にマイクの使い方を指導することはあっても、演奏者の方が技師に注文をつけるというケースはめったにありませんでした。しかし、ホームレコーディング特有の、機械いじりの好きな少年の思い付きや、また機材不足からひねりだした斬新な工夫は、新しいサウンド母体となるのです。

 スペクターは、テディー・ベアーズの録音の時からスタジオ内と調整室を行ったり来たりして、録音技師を困らせていたようですから、コダワリの姿勢最初からのようです(口述しますが、後年よくいわれるワグナー好きやソウルミュージックの追求というのは、スターありがちな<後付け>である、と私は考えています)。

 このホームレコーディングが、実は<スペクターサウンド>の根幹なのです!<BACK TO MONO>の意味もこのことなので、一つのかたまり大人数、熱気、乱雑の中の整理、複雑の単純化、そして<ホーム>、これが彼の求めたものでした。かたまりは<MONO>、大人数はミュージシャンの数、熱は<ハルブレインドラム>、整理は<J・ニッチェアレンジ>、単純化は<L・レビンミックス>、そしてホームは<西海岸>、これがスペクターサウンドの中味の分析ですが、詳しくはこれも後述します。

インストマニア

 この当時のロックンロール少年と同じく、スペクターギター少年でした。本名フィル・ハーヴェイとしてインストレコードも発表しています。また'58、'59年はインストロックの当たり年で、チャンプ栖の「TEQUILA!」が#1になったり、B・ホリーのインスト版ともいえるファイヤーボールズ、リンクレイ、そしてジョニーハリケーンズサント&ジョニーサンディー・ネルソン(「TO KNOW HIM~」のドラムデビュー前の彼です)、そして極め付きはギターインスト王者、デュアン・エディーの登場でした。

 日本ではなぜか、ほとんど評価されませんでしたが、ギターリストとして一番の人気とヒットのあった人で、そのサウンドユニークさとポップ・シーンへの影響は大きいものがありました。またイギリスでの人気は特に異常で、'60年の人気投票では1位でした(すごい!)。近年リバイバル・ヒットした「PETER GUN」などは後の<007シリーズ>や<バットマン>のもとになったともいえますし、日本では未公開の映画「BECAUSE THEY'RE YOUNG」のテーマは、彼の"トワンギー・ギター"と流麗なストリングスとのコンビネーションは、すぐアル・カイオラが取り入れて「荒野の7人」となって登場、西部劇インストテーマの基本形となりました。また「ビートルズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!」のジョージマーチン楽団の「リンゴテーマ」も、まさにD・エディーのマネジャープロデューサーレスター・シルで、テディー・ベアーズの録音の際、隣のスタジオ仕事をしていて知り合ったといわれ、この人と出会ってなければ<スペクターサウンド>はこの世に存在しなかったといえるほど重大な出会いでした。

 シルはこの時すでにスペクタープロデューサー向きであることを見抜き、早速契約を結び、最初に買った曲のタイトルナント「BE MY GIRL!」。

 スペクターについては、まわりにいた人に才能があったので、本人にそう才能があったわけではない、という人もいますが、これは間違いです。確かにまわりにいた人々は有能でした。しかし、彼はプロデューサーとして一番重要な要素である<何をやりたいのか>ということが明確にありました。それは前にも述べましたがいろいろな意味での<直接性>というテーマを持っていたことです。これはもちろんR&Rのイディオム佐野元春調)ですが、荒々しいサウンドの中の直接性より、スペクターポップスに折り込んだ直接性の方がより<暴力的>ですらありました。

 例えば、R&Rの時代になって<BE>という動詞で始まるビッグ・ヒットは「BE MY BABY」が第1号です(BE CAREFUL~などの慣用句を除く)。簡単なようですが、作る側にまわってみると、これが簡単に言い切れるものではないのです。まさにこれをスパッと言い切れるのが<スター>なのです。「TO KNOW HIM~」の断定と「BE」の命令。このシェイクスピア調の、時代がかったともいえる口調が、逆に新味を呼んだのではないでしょうか。この大時代的で、且つ直接的な手法は「I WANT TO HOLD YOUR HAND」(ユーモアの点ではJ&Pの方が数段上ですネ!)に共通したものを感じます

 シルと契約直後、スペクターはD・エディのセッション見学しています。さっそく実地訓練をさせようというシルの計らいで、時は'59年の4月の後半でした。この年のエディーの最大のヒットは6月に発売された「FORTY MILES OF BAD ROAD」(9位)で、この曲はナントベースドラムだけをイントロでフィーチャーした、ポップス史上初のヒット曲>なのです。さて、ベースドラムイントロといえば「BE MY BABY」ですが、この2曲の因果関係についての疑問を、10年ほど前の<ニュー・ミュージック・マガジン>で発表したことがありましたが、時期的にはこの推論が成り立つようです。が、モチロン、その因果については全く憶測の域は出ておりません。

 エディーのスタジオは1トラックテープレコーダーが1台しかないという粗末な設備ながら、そのエコーを駆使してのサウンド作りは、特に録音にはうるさかった若き日のスペクターには刺激的な体験だったと思われます。トワンギー・サウンド秘密であった水道管やドラム缶をエコー使用するという一風変わった手法は(そのためシルは何10個もドラム缶を買い、しかも一番響きのいい缶を探したといいますスペクターが興味を持たなかったはずはありません。

 そのような多彩な録音技術を駆使していた人は、D・エディー・サウンド製作者<リー・ヘイズルウッド>でした(エンジニアはエディー・ブラケット)。ヘイズルウッドといえばナンシー・シナトラとのデュエットアストロノーツの「太陽の彼方に」の作者として日本ではおなじみですが、エディーのプロデューサーとして最初評価された人なのです。

中したスペクターは、一瞬たりともヘイズルウッドの背後から離れなかった>と発言しています

憧れのリーバー&ストラー

 その後シルは、スペクタープロデューサーにすべく、今度はニュー・ヨークリーバー&ストラーのもとへ送り込みました。’60年代代表的なコンビレノンマッカートニーとすれば、’50年代リーバー&ストラー時代で、ロックビジネスを目指す人々にとっての目標でした。スペクター学校の先輩でもあった彼らのデビューに一役買っていたのが、これまたレスター・シルでした。シルがマネージャーをしていたコースターズをきっかけに、ドリフターズ、そしてエルビスへの曲提供プロデュースを行い、初のR&Rにおける独立プロデューサーとしての地位確立したのがこの二人なのです。

 スペクターにとって、このニュー・ヨークでの修行時代の最大の収穫はベン・E・キングヒット曲「SPANISH HARLEM」をJ・リーバーと共作できたことでしょう。これはR&Rビジネスへの切符を手に入れた、つまり、お墨付をもらったということ......って、最大の自信となったことは疑う余地はあり.....

 ま.... ドリフターズの「THERE GOES MY BABY」...にストリングスをフィーチャーする手法を....ことも<スペクターサウンド>への引金になったと、私は思います。その手法プロデュースしたジーン・ピットニーの「EVERY BREATH I TAKE」は、全くドリフターズ調でしたが、すでに<スペクターサウンド>は出来上がっていた、ともいえる、本家を凌ぐ作品でした。<ゴフィン&キング>との最初作品でしたが、この日のセッションにはリーバー&ストラーをはじめ、B・バカラック、B・マン&C・ウェイル、アルド出版社代表のD・カーシュナーら、そうそうたる顔ぶれが集まったといいます。そしてこの作品が、ここに集まった全ての人にスペクターの印象を強く与えることとなり、一緒の仕事が始まるわけです。特にこの曲で印象深いのはドラムフレーズですが、G・ゴフィンの証言によれば、フィルドラマーゲイリーチェスターに指示をして、それが実に的確だった、ということです。

 この修行時代にすでに、J・ニッチェやH・ブレインがいなくても、これだけのものを作っていたことは見落とせません。スペクターサウンドを作ったのはやはり彼なのです。

 この曲は残念ながら大ヒットにはなりませんでしたが、来たるべき<スペクター時代>の幕開けを飾るにふさわしい素晴らしい曲でした。

 また、この頃、レスター・シルとリー・ヘイズルウッドは共同活動を解消、スペクターは新たなパートナー、いわば後釜としてシルと関係を結び、それが二人の頭文字を合わせた<PHIL+LES>の誕生となりました(シルとヘイズルウッドのレーベル名は二人の息子の頭文字から<GREG+MARK>というものでした)。

ガールグループ

 '60年代初めにシュレルズがキャロル・キングの名作<WILL YOU STILL LOVE ME TOMORROW

....きっかけに、ガール Permalink | 記事への反応(0) | 09:24

2022-12-08

松岡修造が好きじゃない

松岡修造ってあんまりアンチ見ないし、吉田沙保里と同じネタ枠感がある

でも私は嫌いだ。

それは子供の時、「松岡修造のエネル言!」という、子供達の悩みに答えた本を読んだから

「何も悪い事をしていないのに兄に叩かれ、いじめられる。こんな家に生まれなければよかった」と悩む小4女子に、

「意地悪されるのに何か理由がないはずがないと僕は思っている」「私は何もしてないのにと言っているだけでは解決しない。原因を考えよう」と言っている

いじめられるのは被害者に原因があるらしい。家庭内虐待なのに。これを見て嫌いになった。

「兄からしたらいじめてるつもりじゃないかもしれない」「松井秀喜は兄に鍛えられて世界有数のホームランバッターになれた」と続く。だからなんだよ。



宿題を忘れると過剰な罰を与える教師が嫌だ。随分前に失敗したことをみんなの前で何度も何度も言われるのが一番嫌だ」という悩みにも、これだ

宿題をやらないのが悪い!罰を与えるのは当然!嫌だというならわがままだ!」「先生がずっと前の失敗を何度も言うのは、いじめようとしてやってるなら問題だ。しっかり宿題をしてルールを守って先生を見返してやれ!それでもネチネチ言うなら先生が悪い」

どう考えてもクソ教師だろが!パワハラ教師全面擁護かよ


贔屓する教師が嫌だという相談にはこう。

特定の生徒ばかりを褒めるのは贔屓ではない。人を育てる者として当然のこと。贔屓に見えるのは、見る側にマイナス気持ちが働いてるからだ」「君の先生への態度が悪いからでは?」


また、幸せな時を聞いたアンケートを見て、「寝ている時、おいしいものを食べてる時と答えた子が多かったのが残念だ。子供の頃の僕ならば、試合に勝った時と答えただろう。幸せとは普段生活で得るものではなく、努力して得るものだ」みたいなことを言ってるのもクソ

うぜえな。押し付けんな。この人には何かを成し遂げるより日常幸せを感じることを肯定した「ソウルフルワールド」はどう見えてるんだろう

「今は恵まれ時代から身近な事に幸せを感じる子が多いんだろう。そんな時代に生まれたのは君達のせいじゃない」とか言ってるが、むしろまれない時代の方が、おいしいものを食べる幸せが貴重でありがたいことだと思うのでは?

携帯電話が欲しいという子供への回答も…

「駅のホーム電車の中で、ずーっと携帯メールしてる大人が沢山いるよね」「少しでも時間が空くたびに、ゲームをしたり、誰かにメールしたり、メールが届いてるかチェックしたりするなんて落ち着きないし格好悪い」「そういう人を見かけるたび、この人達時間の使い方が上手じゃないなと思う」「空いた時間メールしかできないようなつまらない人間になりたくない」「そんな時僕だったら、本や雑誌を読んだり周りの人を観察して、自分感性を磨いてるんだ」

うっぜえええええええ!!なんだこの他人sage自分age意識高い系野郎!!2006年の本だけど、その時代だって携帯からインターネットは見れたはずである携帯ですることがメールしか思いつかないのかよ。スマホを弄る令和の大人達に至っては、松岡修造に思いっきり見下される対象なんだな、そうか…。


でも、「声に出して読みたい日本語」の斎藤孝よりはマシなんだよね。

あいつはガツンと一発シリーズで「子供は親に口答えする権利はない!」「文句があるなら自立してみろ!」「子供は疲れて帰って来る親を癒せ!僕は子供に、会話をしないなら家から出ていけと言ったことがある!」と毒親節を炸裂させていた。どうも「親は例外なく子供を愛し子供に尽くし子供を正しく育てている」と信じているようだ。

松岡修造はその点、「エネル言」の本で「ルールが気に入らなければ親に自己主張してもいい」と言っていたので、斎藤孝より大分まともである

2022-06-21

どうして喪女からのお誘いは上手くいかないッピかねぇ…

増田が苦手な年の差恋愛の話だッピよ。注意するッピ。

どうも、先日無謀にも女性から行為のお誘いをした喪女だッピよ。(詳細は anond:20220610174735 に書いてあるッピ)

しかも今どきメールでのお誘いだッピ。

送信して一週間超えたけど、返信も何も来ないッピねぇ…。

もう今なにもしたくないか全裸ディズニープラス鑑賞してるッピよ…。

相手は50近い男性ッピけど、20代中盤とはいえ流石に喪女NGだったッピねぇ…。

年の差でゴリ押ししたッピけど、チェンジされたッピ…。

インターネットで女側から誘えば無敵論を唱えた弱者男性は誰だッピねぇ…。

そんなウソ付いちゃだめッピよぉ…。頭弱めな喪女が信じるッピねぇ…。

乳を寄せてお誘い出来る関係性じゃないのが良くなかったッピか?

女性モテなんてないッピ。全て強者女性からモテるだけッピねぇ…。

唯一の後悔として、メール既読機能が無いことだッピ。

から相手男性が読んだかどうか、わ、わかんないッピ…。

迷惑メールフォルダに挿れっぱなしは嫌だッピねぇ…。

古事記のイザナキイザナミにもあるように、女性から誘うのは日本内でウケが悪かっただけと信じるッピ…

もう無謀な片想いは辞めるッピ…。

喪のことを愛してくれるgentlemanを探すッピ…。

とりあえず全裸ソウルフルワールド見るッピ…。

2021-03-07

ラーヤと龍の王国

・よかった

・色んな部族出るのかっこええ

・画面に文字出るのかっこええ

女子だった

クラスに馴染めないタイプ人間にも

優しいタイプバスケ部女子だった

短編アニメで泣いた

光とか反射の表現が化け物すぎ

やっぱソウルフルワールド

映画館で観たかった

2021-01-14

web

web

世界が今年のベスト(#AOTY2020)を出す中、11月ベストです!今年中に年間ベスト来年1月中に2020年12月ベスト書く予定、まだまだ2020年は終わらない終われない!

Sankofa Season / Andrew Ashong & Kaidi Tatham

Kaidi Tathamが大好き人間なので、もちろん最高でした!クラブジャズ〜ブロークンビーツの良さの一つに、打ち込みで肉体的なフレーズ再現しようとした絶妙違和感があるのですが(あくま個人的感覚です)、もれなくその魅力が炸裂する高密度の異形ジャズ空間即興性があるけれど時間軸は繰り返されていそうな不思議さというか。「そんなフレーズ突如ユニゾンするの?」「このキメで合うの?」みたいな。

Andrew Ashsongのソウルフル歌声でより肉体性とDAW感が混乱し融解していく感覚がたまらなかったです。

Sin Miedo (del Amor y Otros Demonios) ∞ / Kali Uchis

Kali Uchisの2ndアルバムであり、スペイン語として1stとなるアルバムレゲトンラテンポップスを取り入れた所が肝なんですが、個人的には上記の曲のような、ローファイでサイケダウナーでドリーミーにチルい音像が素晴らしかったです。一歩間違えれば悪夢的な濃密さが凄い。

Girls FM / Girls of the Internet

今年頭から定期的に出すシングルが毎回良かったGirls of the Internet、その総集編的なアルバム基本的歌物ローファイハウスという感じなんですが、音数がしっかり少なく、チャラいけれどストイックである絶妙塩梅が良かったです。各フレーズをしっかり作っている印象で、丁寧さがクオリティに繋がっていました。

Small Moments / Dan Kye

Jordan RakeiのジャズハウスプロジェクトDan Kye。思ったより歌中心で、そういう意味だと割とそのまんまJordan Rakeiなんですが、M1"Mogeri"のダークでミニマルトラックが素晴らしかったです。ドープな方向に行ってもダンス・ミュージック的な明るさや開放感があることに、勝手オーストラリア・シーン的な雰囲気を感じました(活動拠点はもうUKですが)。

Muvaland / Cakes Da Killa x Proper Villains

ラッパーCakes Da KillaとプロデューサーProper VillainsとのコラボEPハウスラップを乗っかる「ヒップハウス」が中心。要素としてはディスコラップっぽくなりそうなんですが、両者とも攻め攻めです。快楽的で攻撃的な4つ打ち狂気を注入するCakes Da Killaのラップが最高でした。

The Angel You Don't Know / Amaarae

ガーナ出身シンガー/プロデューサーAmaaraeの1stアルバムAlté(オルテ)シーンの一人ですね。ギターの使い方が上手く、ラグジュアリー&リラクシンな音が良かったです。ウィスパーボイスでフロー感ある歌がトラック含めて聴きたくなるバランスにしていると思います

Ekundayo / Liam Bailey

El Michels AffairのLeon MichelsのレーベルBig Crown Recordsよりリリースされた、ジャマイカン・ルーツを持つシンガー作。曲としてはオールドスクールなんですが、ヴィンテージ的なざらついた音にすることで、むしろ今っぽい感じに聞こえる面白さです。

January 12th / Matthew Tavares & Leland Whitty

元BBNGのキーボーディストMatthew TavaresとBBNGの管楽器奏者Leland Whittyのコラボライブ版。今年3月に『VIsions』というアルバムを出していて、それと同様のメンバーです。即興セッションとのことなんですが息の合い方が素晴らしく、むしろ長尺&壮大&有機的にうねっていくための決め事の少なさなんじゃないかと思ってしまます。ざっくりとスピリチュアル・ジャズ系ではあるんですが、マスロックみたいな瞬間からアンビエントまで行き来する幅広さも魅力でした。スペーシー。

Speak Low II / Lucia Cadotsch

スイス出身シンガーLucia Cadotschに、サックス奏者Otis SandsjöとベーシストPetter Eldhが加わったコードレスドラムレストリオ編成によるアルバム楽曲によってはチェロハモンドオルガンが加わりますが、いずれにせよ支えに回る演奏はなく全員自立。緊張感のある隙間多めの演奏がかっこよかったです。この編成で歌い切るLucia Cadotschがひたすら凄いし、時にはリズミカルに時にはオブリとして動くOtis Sandsjö(今年出たアルバムよかったです)が魅力的でした。

Imminent / The Comet Is Coming

爆音爆圧爆裂!笑っちゃうくらいテンション振り切っていて最高でした。この異様な熱量の中で吹き切るShabaka Hutchingsも素晴らしいし、エレクトロ由来のビートを生々しく再解釈して叩くBetamaxもかっこ良い!そしてそれ以外すべてを司っていると思うとDanalogueすごすぎないかと思うトリオですね。爆音といえば→EDM感に行きそうでいかず、徹底的にハードコアであるバランスが見事!

近況

ミュージックマガジン寄稿しました

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2020-12-30

ソウルフルワールド

・すごかった

・あのメッセージ説得力を持たせられるクオリティができるの すげーや!

映画館で見たかった

音楽がすごかったか

しかし夢が叶っても~は一回叶えたからこそ「理解る」ことなのだ…

2017-12-04

おれが youtube で 100 回くらい再生したカバー

タイトル通りです。それでは早速。


'No Diggity' cover by Seattle soul queen Grace Love @ The True Loves

https://www.youtube.com/watch?v=ffsNRYj7R6E

Grace Love というソウルの人。情報全然無いので何者なのかさっぱりで申し訳ないが、まあ、見てもらえば凄さはわかってもらえるかと。

キックスネアそれぞれで前に踏み込んで行くリズムが最高にハマる。

体内の何かにがっちりハマってくる感じ。

ホーンも聴きどころ。渋すぎる。

歌はこれでもかってくらいのガッツ感。この方向を求める限りにおいて、裏切られることはない。

この人の動画をいろいろ見てると、サウンド的にはギターの Jimmy James って人がキーパーソンらしく、地元ではそこそこプレセンスがある模様。この人はうまいと思う。

これとか良い。

Delvon Lamarr Organ Trio - Warm-up Set (Live on KEXP)

https://www.youtube.com/watch?v=jhicDUgXyNg




Gorillaz - Feel Good Inc. (Cover) by Daniela Andrade

https://www.youtube.com/watch?v=7C9EYka6fIU

カナダのこのお姉さんは、カバー中心に大量の動画があって、youtube 時代アーティストとして割と有名らしいので、知ってる人も多いかも。曲はどれも良いんだけど、個人的にはこれがたまらなく好き。

デリカシーたっぷりに、そっと触れるような歌が魅力。

アレンジも本当によく考えられていると思う。シンプル弾き語るために凄く工夫されていると言うか、ものすごく手の込んだシンプルさというか。

youtubeカバーを大量に上げて有名になったらしいけど、カバー以外の曲もあって、なにげにツアーアジア域まで来てたりするらしい。



RADWIMPS - 前前前世君の名は。』(Matt Cab cover)

https://www.youtube.com/watch?v=Kq1R6Ur9cq4

星の数ほどある前前前世カバーですが、個人的にはこれが好き。

おれはオリジナルを何回も聴いたけど、結局良さがわからずじまいだったんだよね。

でも、このカバーを聴いて、ついに曲の良さを理解できたよ。

オリジナルBPM設定では、年寄りには曲の良さを理解するのムリだYO。。

絡みつくようにメロディをなぞる歌が気持ちよい。こみ上げるところそれなりにソウルフルな感じもあるるんだけど、声が重くならないのでポップらしさを維持しているあたり、良いバランスだと思う。多くのRADWIMPSファンにとってはやや重いかもだけど、おれにはちょうど良いというかしっくりきた。



Meshell Ndegeocello Pop Life LIVE @ Sunset Junction 2010 Los Angeles YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=gWe55aMBnII

これは、ミシェル仕事で最も素晴らしいものの1つではないかと。。この人の仕事はどれも凄いんだけどさ。

これもスローアレンジ。一歩一歩踏み込んで行く感じが最高で、踏み込むたびに囚われていく。オリジナルの軽いアレンジに対してこのアレンジは、普通人間は思いつかないし、思いついても成立させられないと思う。「うおっ。そう来んだ!?」という驚きがあって、そしてそれが見たことが無い高いレベルで成立しているという。何が起きてるのか理解できない世界にいきなり引きずり込まれてワケわかんないんだけど、超気持ちいいという。聴くたびドキドキする。

Deantoni parks の一見空気読んでないように見えて、実はナイーブドラムに胸をつかまれる。この人は他の仕事も良い。

そんで、100回ぐらい再生して、一息ついて、「プリンス、スゲエ」って思った。

2017-08-24

ソウルフル女性歌手、全部同じ説

倖田來未とかAIみたいな声の人、ウジャウジャいるよね?

そういう系統歌手は1人でいいんじゃね?

2015-06-10

ソウルフルSuperfly歌声

スーパーフライとかあんまりよく知らないけど

ラジオからかかってくる曲きいて

えらいソウルフルやなーって思ってて

ラジオインタビューでしゃべってた時

スーパーフライです!(キャ」

みたいなカワイイ女子の声だったので

そのギャップビックリした。

そう思ってたの自分だけ?w

2015-04-12

中点とコンマ混同。さすがにこれは物書きとしてまずいのではないか

http://www.sankei.com/west/news/150315/wst1503150042-n1.html?view=pc

[wikipedia:中点]

「わかりやすくするために。句点と読点を。逆にしてみました、」

ぐらいソウルフルもの産経から提案された気分

2010-08-12

http://anond.hatelabo.jp/20100812130354

読みにくすぎるけど恥ずかしさと悔しさだけはビンビン伝わってくるソウルフルな名文だ。

俺はこういうのも書けるようになりたい。

2009-01-25

2300円の入門書

ソウルフル経済学」一般向けの割に値段たけーなー、って思ったら

出版社が「インターシフト」って弱小出版だからか。

広告とか無茶だしなぁ…

近所の本屋に売ってるのが初版だったら買ってあげようかな…

続・「ソウルフル経済学

anond:20090125080530

の続き。

全体内容を把握するには

「第○部へのプロローグ」ってのをチェック。(3つあります。)

当然「はじめに」とか「解説」もあるけどね。

コンピューター安価計算能力の発展が現代経済学に影響している、ってのが前提。

索引ないから実物を手にとってから考えたほうがいいかも。

近所の図書館にあるならデフォ借り(ネット予約)するくらいの価値はあると思う。(オレはそうした。)

ソウルフル経済学

日経書評

「ときに大学者のゴシップに筆をすべらせながらも、自らの見聞を含めて等身大で描いた興味深い現代経済学入門になっている。」

とやけに綺麗にまとめた本。

http://ohtake.cocolog-nifty.com/ohtake/2008/12/post-ffa3.html

タイトルが胡散臭げ、って言われてるけど

カーライルって人が経済学が「陰鬱な科学」だ、って言ってるのに対して

ソウルフル」だ、って言いたいから、らしい。

2008-08-31

http://anond.hatelabo.jp/20081222195924

池田先生に帰依しよう

先にことわっておくと、タイトルは大マジである。皮肉とかではけしてない。もう一つ、ここで言う池田先生とはあくまで上武大学大学院教授池田信夫先生を指す。間違っても信濃町名誉会長の某先生ではない。

なぜ俺が池田先生に心酔するか。それはその無邪気なまでの反骨精神だ。「無邪気」「反骨」なんてコトバは久しぶりに使った。

では、どこが「無邪気」で「反骨」か。順番を変えて「反骨」から触れていこう。

池田先生の、既成制度への対決姿勢はもはや既知のとおりである。それがゆえに、もしかすると池田先生は学究のフィールドで公的な影響力を及ぼしづらいという不利な立場に置かれているのかもしれない。

しかしながら、池田先生とは逆に政府・官庁の審議会委員会に入り浸る学術関係者たちを、池田先生は「御用学者」と切って捨てる。実に鮮やかである。

それでは次に、どこが「無邪気」か。

blogPVがン十万を超えたと子供のように喜ぶ態度、そしてそれを恥ずかしげもなくエントリに上げてしまうこと、こんな愛すべきアルファブロガーを他に知らない。アルファブロガーとは皆おしなべてスノッブで、アクセス数なんかに小躍りして見せる人はいない。

じゃあ、ダンコーガイとかネタフルとかがアフィリエイトの売上を報告するのは何か。彼らがやっているのは、「これだけ儲かるのだからみんなやろう」と勧誘するマルチ商法と同じだ。小飼やコグレとかいう連中を支持する者は、今さらながらマルチは後発組が損をするという事実認識しておくべきだろう。

話が外れてしまった。池田先生は、アルファブロガーを装うマルチ商法エバンジェリスト(笑)たちのような真似はしない。PVが増えたと言い素直に喜ぶ。自身の著作をこれでもかとばかりにページにレイアウトする。自身への批判・非難があればその本人はおろか批判・非難の載ったメディアに向けてもあからさまな敵愾心を見せる。

こんなに人間的でソウルフルロック池田先生、愛されてやまないわけがない。みんな池田先生が好きなはずだと俺は勝手に思い込んでいる。

俺も、池田先生の足元にも及ばないながらも、梅田望夫とか渡辺聡とか、あるいは先に挙げたような、アルファブロガーと讃えられつつインチキマルチ商法を広めてはばからない輩たちをいつかまとめて痛罵したいものだ。

2008-06-28

当たり前すぎて誰も教えてくれないホットエントリーを産み出す4つのポイント

はてブではトップページから、ブックマーク数の多い今人気の記事がチェックできるようになっている。

ブクマの数や好奇心をそそるタイトルにひかれて、アクセスする度に人気記事をその都度読んでしまうような習慣が今では付いてしまったわけだけど、人気を集めてる記事(俗に云うホッテントリ)になんだか共通する特徴があるように感じたので、ここでそれを適当に順次列挙してこうと思う。

1・自分の体験したことを具体的に、赤裸々に曝け出してみる……ホッテントリには、自分の体験をベースにして、ストレートに感じたことや考えたことを伝えているものが多い。具体的な体験があった方が、読む側は断然作者の心情に共感しやすい。また実際にあったことであるため、机上の空論に比べて説得力もグンとアップすると思う。音楽とかでも気持ちを込めて演奏した曲のが聴き手に強い感動を与えてるけどこれはそれと結構似てるかな、って感じ。

2・箇条書きにして要旨を端的にまとめる……これは上記の体験系のネタとは対称的に、ハウツー系のネタで記事を書くときに重要ポイントです。勢いに任せてどれだけソウルフルに心の叫びを表現しようとも、それが理解しにくければ読み手は簡単にそれを放棄して下さいます。回りくどくなく、要は何を伝えたいのか,ポイントが幾つあるかなど、ユーザーイドにたってわかりやすい記事を書くことも非常に大切です。特にネット情報なので、(専門性や内容の濃さよりも)素早さや手軽さがホッテントリには求められていると思われます。

3・切り口を斬新に。あえて正論を否定して、インパクトを与えるような主張をする……当たり前のことを当たり前に主張してても、読み手はあまり面白いと思わない。予想を裏切るようなパッと目を引く意外性のある記事は、タイトルを見ただけでちょいっとクリックしてみたくなる。世の中って常識的に信じられてることでも、掘り下げてみると違う側面が結構ある。逆立ちして見えた景色をちょちょいと表現するだけでも、逆立ちをしたことのない人にはそれまで見たことの無い、強烈なカルチャーショックを与えられるかもしれない(意味不明)。

4・旬の話題・議論に便乗する……コバンザメ商法的なやり方であまりお勧めは出来ないけど、手っ取り早くブックマーク数を稼ぎたいならこれ。話題性のあるキーワードフレーズとしてあるだけでも、それがアクセントになって話を盛り上げやすい。3とも被るけど、主流となってるものにアンチを掲げるだけでも、賛否両論を巻き起こして注目を集めることは間違いない。ただしあまり行き過ぎると叩かれ貶されるのでその点はご注意の程を。

「当たり前だ」って思えるような浅はかな主張ばかりだけど、書いた奴はそれをわかって書き込んでるので、親切心で「当たり前だのくらつかーww」などと無理に厨房を煽ったりしないように。

 
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