はてなキーワード: アフターピルとは
はじめてますだに投稿するけど、なんだか吐き出したくて仕方ない。
文才がないことだけははじめに伝えておく。
お付き合いして2年だったけど、残り1年は中身ある付き合いとは言い切れない。
おれは今まで亭主関白なところがあって、自分の考えを押し付けるところがあり相手の聞く耳をもつことがなかった。
これじゃまずいと思って、次付き合う人は「相手を立てて、その人を尊重しよう」って思い意識を変えた。
それが元婚約者だ。
はじめの1年はとにかく楽しかった。お互いケンカもなく、笑い合いながら楽しんだ。
1年たった後、元婚約者に異変が起きた。会社内で元婚約者を批判する投書が上司に知れ渡り状況が一変した。
おれは彼女を支えるべく、ずっと励ましをして彼女の言いたいことを常に優先してきた。
結果として彼女は精神を病み、おれ自身もうつ病になって、結婚どころじゃなかった。
会社のカウンセラーからは「お互いの心が正常に戻った時に話し合って前に進めたらいい」と助言を受け、オレはそれに従った。
半年が経ち、元婚約者からは「好きな人ができた」と告げられた。
おれはどうしようもない絶望感に襲われて、今までおれはなにをしてきたのか訳が分からなくなった。
これが2年かかった。長いのか短いのか分からないけど、オレにはどうしようもない怒りと悲しみに襲われていた。
最終的には和解という形にはなったが、実質勝訴みたいなものだ。
すべてを終えたおれは心が軽くなり、久々に1人の時間を満喫するようになった。
元婚約者と過ごした2年+裁判で2年、失われた時間を埋めるかのようにとにかく動きまくった。
その子はとにかく恋愛体質が強く、自分を好きになってくれる人を好きになるタイプ。
しかし重い。
相手のことを思いすぎて、オレの時間など気にせずLINEをしまくってくる。
オレは元婚約者との関係は異質なものと観ていたので、自分の時間を大事にしたいし、相手も相手で自分を大事にしてほしかった。
これじゃ未来を描くことはできないと思い、オレから別れを告げた。
今その元カノは別の男性とできちゃった婚をしたと風のウワサで聞いた。
その人はバツイチだったので、特に後腐れもないと思っていたが、一回身体の関係をもつと面倒なことになった。
焦っているのかどうか分からないが、とにかくオレへのアピールがすごすぎる。
その気がないことが伝わるまでかなりの時間を要したが、今では普通に接している。
ただハッキリ言えるのは同じ会社の人と恋愛または関係を持つのはコレっきりにしようと決めた。
2016年の春
会社に新卒の女の子が入社してきた。高卒の18歳。その子は藤田ニコルみたいなので「ニコるん」とする。
若い子はまるっきり興味はなかったんだけど、ニコるんは余り積極的に自分から話すことはなく、こちらから声をかけていくうちに気になり始めた。
あぁ〜おじさんがキャバクラにのめり込む心理が分かったような気がする。
おれの話を屈託のない笑顔で応えてくれるんだよ。そう自分が肯定されている錯覚に陥る感覚。
15歳も離れている子を気になり始めるって、自分でも信じられなかった。
その子に恋をするってのはある意味で面倒だし、ましてや同じ会社。
じゃあ同じ恋をするなら、年が近くて別の世界に属している人がいいんじゃね?って思い、出会い系を使うことにした。
出会い系はいわゆるペアーズやomiaiなどのアプリを利用した。
プロフ作成とかメッセージのやりとりは正直面倒だったが、きちんと出会えた。
はじめは3つ下のバツイチ。同じ読書趣味で盛り上がってとても楽しかった。
けど2回目のデートのとき日帰り旅行で南紀白浜に行ったんだけど、どうも相手は楽しくなかったみたい。
相手曰く「コミュニケーションがちゃんと成り立っていない」「わたしには時間がないのでここで切りたい」
そう言われて落ち込んだ自分がいた。
とても虚しい気持ちになり、ついニコるんにLINEをした。ただ話し相手になってほしくて呼んだに過ぎない。
ニコるんは何事もなくオレに接してくれて、会社の話や趣味の話などをして少しずつ気持ちが少し落ち着いてきた。
同時に出会い系出会った女のことも話し、なんとか笑い話になった。
その時、ニコるんはオレのことを恋愛対象として観てるかはわからん。
本人は15歳離れても全然OKだとさ。それ聞くと意識はせざるを得ないけど、社交辞令として受け取った。
オレから観るニコるんはいつも妹中心に考えていて、男は二の次という印象。
なので、ニコるんの心にオレは入ることないだろうなって思った。
最初の出会い系を使って2ヶ月後、別の女性と出会い系で知り合った。
最初のデートはカフェで楽しくおしゃべりしていたけど、2回目からはぐいぐいビールを飲む。
その点は気にしないようにして、いつしか身体の関係をもつようになった。
女として見れないと思い、連絡は減らすようにフェードアウト。
結婚を意識した上での恋愛をしていたつもりなんだけど、相性が合わないと結婚生活は上手く送れない。
そんな信念で恋愛をしていた。
この店を通うようになってから、他の常連客とも仲良くなりとても楽しいひとときを過ごすようになった。
ちなみにその女将は既婚者で、恋をするとか全く考えていない。
ただシンプルに自分に癒やされる空間で美味しいお酒と食事をすることを堪能した。
小料理屋に通い始めて3ヶ月後
同時期に女性3人と付き合い始めた。
こうやって聞くと3股なんだけど、ただオレは相手の話を聞いて頷いて女性を立てていたにすぎない。
1人目
そいつとは高校の時に色々あったけど、年を取った今、大人の会話ができている。
経験値というのだろうか、話が意外にも合う。共通の趣味とはないけど、腐れ縁的なところもあるな。
流れにのってヤッてしまった部分はあるけど、まあ大人の関係だ。それ以上もそれ以下もない。
シンプルに言えば、セフレみたいなんだけど時々飲みに行く間柄である。
2人目
会社の元同僚。2つ上で既婚者子なし。
最初は趣味友という関係で意識も何もしなかったんだけど、9月になぜか二人っきりで旅行行くことになった。
ただ野球観戦をするだけのためにすべて相手にホテルの手配や飛行機の予約を任せていたんだけど、部屋は別室と思っていたら同室。
どう考えても不倫になるので、自分の中では「ダメ」だと思いつつも好奇心旺盛が強く、流れでヤッてしまった。
旅行自体は楽しかったんだけど、終わった後の罪悪感なものを感じてとても気持ちが複雑になっていた。
3人目
事の始めは相手の恋愛相談から始まったんだけど、結局ダメになった。
なぜか話しの流れで「私達付き合わない?」と言われ正直戸惑った。
おれは結婚を前提に恋愛するつもりでいたんだけど、付き合っていくうちに気持ちが変わるかもしれないと思い、
一応付き合い始めた。
しかし、4ヶ月経ったのに身体の関係がなく、ただいつもどおりの友人関係。
オレが考える恋愛とは全く違う。
3人同時進行は、オレの中で初めての経験で自分でもモテてることに意外に思えた。
この流れは後にも先にもないだろうと思い、死ぬまでにはしてみたいことだったので前向きに捉えるようにした。
もちろん3人にはオレが3股であることは伝えていない。
まず1人目。
こいつについては、まあ来年も関係は続くだろうけど結婚はまずないだろう。
何よりもオレ中心ではなく自分中心で生きたいというスタンスなので、コレ以上も何もない。
気心知れているけど、恋愛対象としてないオレがいる。
2人目
お互い不倫という負い目があるからなのか、あれ以来音沙汰なし。
先のことを考えたら、お互いのためにも会わない方がいいかもしれない。
3人目
つい2週間前、ヤッた。
1回目はゴム付きでやったんだけど、ホテルの中のゴムは1個しか無いので、2回戦は不可。
しかし相手が誘ってきたので、生でやった。もちろん合意の上で。
つい気持ちよくなってつい相手の中に出したんだけど、ここで事件が起こる。
「なんで中に出したのよ!!!!!」
めちゃスゴイ剣幕で怒りが込み上がっている様子の中、オレは出した直後なので果てている。
何が起きたのか訳がわからない。
外で出してほしかったみたいだけど、生でヤッた時点でいつできてもおかしくないんだ。
確率上、中のほうが高いのは言うまでもないけど、ラブラブムードが一気に吹き飛んだ。
4ヶ月間楽しくデートもして友人関係のままだったけど、この日に初めてヤッて気持ちよかったのに。
たった1回のセックスでおれはこの瞬間、「この女と切りたい」という気持ちになった。
しばらくしてお互い落ち着いて、少し話す機会を設けたところ
言われなくてもオレもそのつもりだった。
こんな感じで3人の女のとの関係が終わった。
ここでおれのゲスなところを伝えておく。
11月、たまたまニコるんと出張へ行くことになり、急接近し始めた。
出張帰りにデザートを買ったり、一緒に食事にいくようになった。
恋愛として対象に観ていたかどうかと言われたら、難しいけど恋しているんだろう。
そう彼女は二十歳になっていた。
成人している年齢なので気軽にお酒を誘えるようになった。
なんでこんなオッサンについてくるのか疑問だったけど、気分は悪くない。
けど妹のことになれば、おれのことはどうでも良くなる。
そんな子だ。
おれは3人の女との関係を持ちつつも、ニコるんのことは片隅にあった。
いや男としてなんだろうな。
先週、おれはニコるんにあるお願いをした。
「来週の土日、引越し先のために車を使いたいから買い物に付き合ってほしい」
ニコるんは笑顔で「いいですよ〜!車はアルファードがいいですか?!」
こんな風に快諾してくれてオレは嬉しい気持ちになった。
そして昨日、待ちに待った約束の日。
ニコるんから「すいません!妹がインフルエンザにかかったみたいで」
おれは「いいよ〜気にするな。また明日あるしな。妹さんお大事に〜」
かなりガッカリしたけど、気にしないようにした。
けど尾を引いた。やっぱ妹優先なんだろうな。
未読のままだ。
何かあっただろうと思いつつも、きっと妹のことを優先しているんだな。
不相応に同年代の方がいいんだろうか。
何にでもはっちゃけすぎた。
そう思うようにしとこう。
こうやって、ますだを書いてる最中にニコるんからやっと連絡きた。
「いつもお世話になっています。ニコるんの妹です。姉が昨夜緊急入院して今も目が覚めておりません。こうやって予定を合わせられなくて申し分ないです」
そもそもニコるんの携帯は指紋認証がついてるiPhone8だ。
妹が勝手に使ってるって邪推してしまう。予定の埋め合わせができなくてこうやって嘘のストーリーを作ってるんかな?
あれこれ考えてしまうけど、どうでも良くなってきた。
冷静に考えてたかが15下の小娘だ。子どもに踊らされてるオレがアホなだけと思っとこう。
ニコるんの妹への返信は、そのまま額面どおりに受け取ってフォローしておこう。
そして極力かかわらないでいこう。
そのほうがいいな。
みなさんは、もう、どやって子供を作るか知っていると思います。(ざっくりでもね)
子供を作る目的ではなく、その行為をしている子もいると思います。
だからこそ伝えたいです。
でも、あなたの相手の女性、あるいは男性は対戦相手ではありません。
そこで一つ大事な事。
女性のみなさん、テニスをするときにラケットを持っていない人と組めますか?
組めないよね?試合できないもん。
コンドームをつけないってことは、そういう事です。
試合に必要なルールを無視してるとか、大切な道具を装備してないってこと。
そんな相手とタッグを組む必要はないから、とっとと棄権しちゃいましょ。
男性のみなさん、もし女性に、今日は大丈夫とかつけなくて良いと言われたら、それは相手があなたの事を思って、本当に好きだから気持ちよくしてあげたいと思っての事。
ひどい事考えたら、あなたの事が本当に好きで、できちゃえばこっちのもん、くらい思ってるかも。
どっちにしても、彼女はあなたが好きです。だからこそ、その気持ちを受け止めてちゃんとつけて。楽しい試合にしましょ。
ただやりたいだけの子でも、大好きな彼女でも。それが試合のルールです。
男女ともゴムでかぶれちゃう人、コンドームしてるといけない人、色々いると思います。
でも絶対方法はあるから、それを2人で探すのがタッグを組む楽しさです。
良い試合を!
初期なので麻酔をかけて数分でおわり。特に痛くはなかった(前日の処置で子宮口にラミナリアという線香状の海藻を突っ込むのだがそれはちょっと痛かった)。
数ヶ月たってやっと体験を思い出にできそうなのでまとめてみたい。
かかりつけの産婦人科で妊娠の確定診断を受けて、中絶希望する旨を伝えるとその場で最短の日程(翌週末)の予約をとってくれた。週二回で一日四名だかなんだか枠の決まっている手術日は、半月先までほとんど埋まっていて、妊娠週数が増すと人工妊娠中絶は費用も身体的な負担も増える形式の手術になってしまうので、自分は最短の日程で予約を入れた。
かかりつけの病院はHPで中絶費用を明示していて、初期の場合の手術費用は22万円だった。妊娠の確定診断の際に中絶手術の希望を伝えたので、手術前の血液検査もしてこの日の支払いは1万円だった。
産婦人科医は(どこもそうなのかもしれないけど)「中絶を選ぶのも女性の権利」という態度を一貫していて、中絶を選ぶことに葛藤があるのかないのかはカウンセラー(その病院では中絶手術を受けるのにカウンセリングの受診が必須だった)が確認するらしかった。
妊娠確定の診断とカウンセリングと手術前日の処置と手術と、二週間で合計4回通院した。
幸い職場は遅刻・早退・休みがとりやすかったのだが、つわりの症状がひどくて直属の上司にばれてしまうのが嫌だったのと、中絶というネガティブな選択について個人的な見解を持ち込まなさそうな上司だったので正直に話した。しかしそれでもそんなに休むのかという印象を与えた感は否めない。
そもそもなんで妊娠してしまったか。コンドームを使った避妊が嫌で(擦れて痛かったりする)排卵日と予想される前後以外は使っていなかったからだ。排卵日付近はコンドームを使ってはいたが、その他受精や着床を防ぐ物理的な手段は講じていなかった。
周期を読んで避けるというのは試したことがあって、効果のある避妊方法に思えた。そんなやり方を続けているうちに、周期的にアウトかも知れない日に膣内で射精してしまった。アフターピルの処方もうけなかった(たぶん仕事が忙しくて忘れていた)。
それとパートナーの性器が大きくて普通のサイズのコンドームがキツそうだった。大きいサイズのものを私が探せばよかったのだが、さぼってしまった(ちなみに後日聞いたところによると、本人は自分が大きいサイズを使うべきと気づいていなかったらしい)。使用は最低限にして負担を減らしたいと私が思っていた。
私の考えは、特定のパートナーとしかセックスしないのであれば性感染症の予防(コンドームの使用)には注意を払わなくていいというものだ。昔は低用量ピルを使っていたが、体質的にNGになってしまいこの数年は選択肢に入れられなかった。殺精子剤を使っていたこともあったが、かゆいのと発がん性があるらしいという情報が怖くてあまり積極的に手を出せなかった。IUD(リング)は形態が気持ちわるいのと、一度相談した産婦人科医が「避妊の成功率は8割」と言っていたのでそんなに低いのなら避妊の効果がないようなもんだと入れていなかった(今回婦人科でもらった資料によれば実際はもっと高かった。この時冊子とか公式な数字の載った資料をもらわなかったことが悔やまれる。)
■なぜ中絶を選んだか
積極的に避妊の手段を取り入れていなかったのは、身近に中絶手術をしたことのある人がいたことも影響していると思う。失敗したら中絶してもいいのだ、と考えていた。中絶したことのある友人はひとつの体験として消化しているように見えた。今回中絶するかどうか悩んでいた時に意見を聞いてみたが、罪悪感は不要だから子供のためとか言わないで自分の好きにしなと教えてくれた。
そもそも、妊娠したくてもできないという場合も少なくないだろうし、昔そういう経験があったので(といっても半年ほどだが)、危機感もうすかったかもしれない。万が一避妊に失敗したら産むか産まないか考えよう、と思っていた。セックスした相手のことを大事にしたいと思っていたので、彼が出産を望むかどうかの意見も考慮しようと思っていた。
妊娠が確定したので、彼と話し合い、彼が望まないとわかったので、それならばおろそうと決めた。自分一人でやっていくには経済的に苦しかった(といっても私は中小企業の会社員なので、生活の水準を下げて子育てすることだけを自分の時間の全てとすればやっていけるのかもしれない)。彼は、もし彼の意見を聞いてそれでも私が産むというのであれば、経済的にも物理的にもサポートするといった。しかしそれは自分の望むものではないと話すので、私は彼にそんな思いで支えてもらうのも、彼と絶縁して子供を産むのも嫌だと思った。
そうして「今回の妊娠は」なかったことにしようと、中絶をすることに決めた。
■手術当日の流れ
朝9時に病院に行った。手術は13時頃らしかったが後ろにずれる場合もあると言っていた。出産や管理入院の方と同じフロアの個室を用意されていた。
彼は手術の日は一緒にいるといって病院には来ていたが、特に何を話すでもなくぼーっと座っていた。私は下着をはずし病院着に着替えてベッドに座ったり寝転がったりしていたが、一度彼が横に来て、何をしたらいいかわからない、点滴の管にぶつかりそうで怖いというので、むかついて蹴飛ばしてその後は同じ空間にいたが接触していなかった。
途中看護師がやってきて、彼に席を外してもらい話をするといい(中絶を強いられているのではないかという確認だと思う)、今回なぜ中絶を選ぶのか質問された。産んで欲しくないという彼の意見を尊重したいので、と答えた。今後交際を続けるのか、避妊方法は考えているのか、決して責めるような口調ではなく質問され、子宮内に装着する避妊器具のミレーナを勧められた(今はそれを利用している)。
手術は冒頭にも書いたが身体的に大きな負担は感じなかった(前日夜からの絶食で麻酔から覚め落ち着いた午後3時ころまで水分も口にできなかったのはつらかったが)。
でも手術台に上るのはつらかった。これでお腹の中の人と別れると思うと悲しかった。悲しくて、麻酔をかけられながら大泣きしてしまった。看護師は、つらいよねといって手を握ってくれて、自分で決めたことなのにつらいとか思っていいのかと思うとすごく心が救われた。
麻酔科医は私が泣いていることに特にコメントはなく、私の目を見て麻酔のかかっていくときの感覚、麻酔にかかっている時間、目が覚めるときの感覚について説明をした。麻酔が入っていくときには針の先に痺れる感覚があるらしく、先ほどとは別の看護師が皮膚をもんでくれていた。手術は婦人科医師と麻酔科医師と看護師2名の体制だった。
麻酔から覚めるとやっぱり嗚咽が止まらず、ベッドに乗せられて個室に戻った時にはすっかり過換気になっていた。看護師にビニル袋をもらい、彼には会いたくない旨看護師から伝えてもらい、夕方に退院した。
産褥シート(夜用ナプキンのもっと大きいやつ)をあてがわれていたのでどれだけ出血するか不安だったが、普段の生理の出血が多いのもあり、大した量には感じなかった。
その後いろいろ思い出しては悲しくなる期間を経て、4ヶ月たった今は、思い出しても泣かないようになった。過換気になったのは手術の日だけだった。最初は毎日通勤電車で思い出して泣いていた。数日に一回、彼を責めるようなLINEを送っていた。一人でお酒を飲んでたバーでさめざめ泣いてしまったこともある。
今は彼と結婚することにして(いつとはまだ決まっていないのだけど)また子供を作りましょうという話をしてあるので、心が落ち着いているのだなと感じる。あの日私の内側から取り去られてしまった人の魂が、もう一回来てくれるといいなと思っている。
【追記】
自分のモヤモヤを精算したくて書いただけの文章だったので、反響が大きくて驚いている。
・産婦人科に行った。妊娠の可能性がなくなり、ストレスがじゅうぶんに軽減された。
“「逮捕してほしい」「罰を受けてほしい」だったら警察、「今後の関係や慰謝について何か約束したい」だったら弁護士、「とにかくショックだ」だったら心療内科では。”というコメントがあったけど、同じような答えだった。どうしたいかな、と割と真剣に考えた。
もちろん、彼に腹が立っているし、卑劣な行為をされたことは悔しい。ただ、彼を逮捕してほしいとは思わない。慰謝料を何百万もくれとも思わない。ショックはショックだが、自分が病的に落ち込んでいるとも思わない。
私は「誰かにアイツを怒ってほしい」のだと思った。
第三者から彼に電話をして、「これって犯罪ですよ」と、バカでもわかるようにきちんと説明してあげてほしい。できれば公的な機関の人から注意してほしい。次やったら逮捕ですよ、みたいなことを言って、罪を自覚させてほしい。
私は、今回のことがあったからといって男の人が嫌いになったわけではない。これからも男の人を好きになるし、セックスもふつうにするだろう。バカな私のことだから、また男性とお酒を飲んで、雰囲気に流されてしまうようなこともあるのかもしれない。ただ、時々あの日彼にされたことをぼんやり思い出して、「最悪だったなー」と思ってしばらくボーっとしてしまうだろう。
彼にも、時々あの日私にしたことを思い出して「最悪なことをしたなー」と罪悪感でいっぱいになってほしいのだ。
こんな話をしたら、窓口の人も困っていた。第三者が介入できるとすれば、警察か弁護士だけだ。
警察に行くとしたら、いろいろ話さなければならないだろう。女性警官が対応するとHPには書いているが、窓口の女性職員にでさえ事情を説明するのはストレスフルだった。性器の挿入はありましたかと聞かれて、「入れようとして何度かチャレンジしたけど勃起が足りなくて挿入はできませんでした、でも一応射精はされました」と答えるのは、私にとってはあまり簡単じゃなかったのだ。顔が見えないネットと、実際の通報とはやはり違う。これは警察でも弁護士でも同じだろう。そのうえお金もかかる。彼に請求できたとしても、私がいくらかの初期投資をしなければならない。これは病院でも同じで、本格的な検査のためには4、5万はかかるといわれた。アフターピルだけでも1万するのだ。金銭感覚によると思うが、私は20代の女がポンと出せる金額ではないと思う。
窓口の人には、「なんか、どの手段を選ぶにしても私がすごく頑張らないといけない感じですね」と正直に言った。窓口の人は「性被害は、被害者が頑張って闘わないといけないのが現状です」と答えた。「うーん」と思ったし、言った。
こうやって色々闘ったことを相手に伝えたいと思ったが、窓口の人には彼と連絡をとるのを厳しく止められた。「結局何もできないじゃないか」と思ったが、さすがに言わずに電話を切った。
・増田に書いたのはよかった。
いろんな意見が聞けた。納得できるものも多かったし、思っていたより自分が悪くないことを自覚できた。窓口の番号を教えてもらったのもよかった。相手に対して死ねとかクズとか言ってくれたのも気持ちいい。もし他の媒体に書いていたらこんな反応ではなかっただろう。酒の勢いで元カレとうっかり寝ちゃうなんてことは男女の仲ではあるあるだろうし、何で私が立ち止まって考えているか気づいてくれる人は他媒体の閲覧者には少ないかもしれない。あと、文章うまいと言われてうれしかった。
吐き出したいことはこれくらい。すぐ消そうと思っていたが、色々な反応があったし、問題を顕在化させることができた気がしたので、公開してよかった。今後も気持ちは変化するだろうが、落ち着いて自分と向き合い、適切な行動をとろうと思う。
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彼とは去年の秋に出会い、今年はじめまで4カ月ほど交際した。年齢がひと回り離れていたので、お互いの将来への考え方にギャップを感じ、私から別れを切り出した。特に言い争うこともなく、穏便に関係は終わった。
恋人でなくなってからも、2、3回は一緒に飲みに行った。もちろん、性的な関係は一切ない。良好な関係だったと思う。
昨晩は、彼の仕事の都合で、食事をはじめた時には22:30をまわっていた。彼は有名企業に勤めており、交際しているときから残業や出張がとにかく多い人だった。だから、この時間に会うことは私たちにとって当たり前だった。
いつものように軽く食事をしながら飲んだあと、バーに寄ってもう少し飲んだ。バーを出たときにはもう深夜2時すぎだった。
私も彼もかなり酒に強いが、昨日はお互いにずいぶん酔っていた。酒の飲み合わせも悪かったのかもしれない。気心知れた相手だし、私も油断していた。いつものようにタクシーを拾って、私の家まで送ってもらった。もう何度も送ってもらっているので、私は安心しきって車内で眠っていた。このあたりから割と記憶が曖昧である。深く反省している。
家に着くと、なぜか彼も一緒に車を降りた。いつもなら私だけを降ろして帰るのに。
「今日はずいぶん酔ってて心配だから」と言って、彼は着いてきた。私は断ったが、酔っていて力が入らず、彼をマンションの中に入れてしまった。今になって思えば、この時マンションの廊下で大きい声を出せばよかった。
同じ調子で、彼は私の部屋に上がってきた。お願いだからもう帰ってください、と繰り返し言った気がする。彼は帰ってくれなかった。私はすっかり酔っていたし、とにかく眠くてここからのことは本当に曖昧にしか覚えていない。当たり前のようにベッドに連れていかれ、当たり前のようにセックスされたと思う。合意はない。
「やめて」とか「いやだ」みたいなことは繰り返し言った記憶がある。痛かったし。とにかく抵抗はした。ただ、途中でどうでもよくなって服の1枚くらいは自分から脱いだかもしれない。恋人ではなくなったから性的関係を持っていなかっただけで、恋人だったときは何度もしていたのだから、彼とセックスすることは簡単だった。
彼からは午前10時ごろに1本電話があった。会社からかけているようだった。あんなに飲んでいたのにもう会社に行ってるなんて、と変に感心した。「昨日はごめんね」みたいな内容の電話だった。
ごめんね、酔っていた、嫌わないでほしい、もう二度としない、とか言われた。謝るならするなよ、と思った。
とりあえず避妊したかどうか聞いた。最後までできなかった、みたいな返事だった。30代後半の彼が泥酔状態だったので、この発言には信ぴょう性があるだろう、と思った。
一応射精した形跡はあったので、念のために病院に行ってアフターピルをもらうことを告げた。彼は、お金は僕が出します、みたいなことを言っていた。ありがとう、と思った。
彼はひたすら謝って、電話を切った。夕方になると、仕事の合間にメールもくれた。内容はごめんね、俺が悪い、もうしない、みたいな感じ。だから謝るならするなよ、と思った。
彼のことは好きだったし、別れてからも良い距離感でいた。だけど、恋人ではない人と性的関係を持つことにはどうしても抵抗があったのだ。
相手からすれば、昔抱いていたんだからもう一度抱いてもいいだろう、という感じだろう。そもそも、昔の恋人の前だからと眠ってしまうまで飲んだ私もふつうに悪い。
いろいろと問題はあるかもしれないが、とにかく昨日の私は、セックスに合意しなかった。そして、その意思表示もした。
こういう時、最終的な行為の選択権はどうしても男性にある気がする。
全力で抵抗すればよかったじゃないか、と言われるかもしれない。だけど、185センチの彼に150センチの私が抵抗したところで結果は見えているだろう。
そんなに酔うなんてバカじゃないか、と言われるかもしれない。確かに私はバカだった。だけど、好きなお酒を楽しんでめったに外さない羽目を外したことの代償がセックスなのは割りに合わない気がする。
本当は嫌じゃなかったんじゃないか、と言われるかもしれない。彼とは恋人で、もちろん好きだったので、彼とのセックス自体は場合によっては嫌じゃなかったかもしれない。ただ、昨日の夜はそんな気分じゃなかったのだ。どんな関係であれ、したくないときに行為を拒む権利はあるだろう。
私は、今朝彼からの電話を切ったあと、警察に行くべきか本気で悩んだ。
彼のこと好きだったのに、昨日は楽しかったのに、私だって酔っていたのに、たった一度合意のないセックスをされたことだけがひどくショックだった。
20代も半ばになってこんな経験は初めてだったので、とにかく気持ちを整理したくて洗いざらい書いてみた。
私は、警察に行くべきか。
女で、性欲もある。
しかし、しない。
コンドームが破れやすい(濡れにくい)体質らしく、過去に破れたことは1度や2度ではない。
※少ないサンプル数ではあるが、相手が下手とかそういうことじゃないようだ。
そのたびアフターピルを処方してもらい、今日までなんとか妊娠せずに済んでいる。
そう思うと怖くて、去年の夏からしなくなった。
「ピル飲めばいいじゃん」
そういう人がいるだろう。実は、ここが本題である。
世の中はピル普及の流れが出来ているから、ネット上にはピルについて「喫煙者・高齢・肥満」以外の人でも使用できない人がいることが書かれていない。
私の場合、以下の症状が出た。
これはよく言われる副作用である。親しい人から「太った?」と言われるほど体が丸くなったらしい。なお、ピルの服用を辞めたら戻った。
これも書いてあるかな。ただ、程度問題は人による。2ヶ月くらい我慢したら大丈夫になるよ!なんて無責任に書かれているが、60日間近く、毎日吐き気に襲われることを想像してほしい。
ちょっとムカムカする程度ではなく、つねに喉の奥に酸っぱいものがこみ上げてきて、えづきそうになる状態だ。妊娠のつわりよろしく、炊きたてのご飯、人のにおい、タバコ、酒、その他諸々のニオイがダメになった。街を歩いているだけでリバースしそうになるから、とてもじゃないけど普通に仕事できるわけがない。つわりなら、周囲が妊婦で理解してくれることもあるだろうが、ピルユーザはそういうわけにもいかない。
どうにか吐き気をごまかしごまかし生きてたが、ついにこれが出た。足のしびれとふくらはぎの痛みがあり、これはまずいと思って病院にかけこんだ。案の定、ピル服用は禁止となった。
※ちなみに血栓症状が出やすいとよく言われている、高血圧、肥満、高齢、喫煙者のどれにも当てはまっていない
ピルが認知されてきたのは喜ばしい。恩恵にあずかった人も多いだろう。
たとえば、モーニングアフターピルというものがある。
これは受精卵の着床を防ぐホルモン剤の通称であり、避妊に失敗してから72時間以内に服用すれば、「望まない妊娠」を高い確率で回避できるとされる。
欧米ではドラッグストアの店頭で手に入るものもある一方で、日本ではまだ医師の処方がないと購入できないこの薬。これがもし、そこらへんのマツキヨとかで手に入れることができるよう法改正がなされたとして、こんな広告が打たれたらどうだろうか。
「まだ妊娠なんかしなくないからダメって言ったのに、彼にどうしてもって言われて中で出されちゃった……そんなときでも安心! 薬局で気軽に買えるこのアフターピル飲んで、今日も彼と楽しくデート、行ってきます♪」
エスタックのCMは、だいたいこんな感じのことを言っているように思う。少なくとも私はそう感じる。
「体調を崩したのに仕事を絶対に休めない」という状況そのものは、本来、「あってはならない」。しかし、「ある」。どうしたって、「ある」。誰がどう頑張ったところで事態そのものの根絶は不可能である。エスエス製薬は「いやでも休めない日って誰にでもあるじゃん?」等と言っているようだが、有吉がスーツを着ている以上、これはビジネスの文脈である。
同様に、「妊娠したくないのに避妊に失敗してしまった」という状況そのものも「あってはならない」。ましてや男に押し切られて望まぬ性行為を強いられたとなれば尚更だ(この類の関係性においてはどうしたって受け身の側が弱い)が、これも「ある」。びっくりするくらい日常的に「ある」。避妊具の破損など、どちらの責任とも言えない場合も含めて「ある」。
では、「本来あってはならない」が、どうしても「ありうる」事態を想定して作られたものを、商品としてPRするとき、企業はどんな配慮をするべきだろうか。
これはもちろん、そのPRにおける表現が「本来あってはならない」事態を肯定・助長・促進するようなメッセージを、決して含まないよう、細心の注意を払うべきである。
さらには、その商品が、「本来あってはならない」事態そのものを正当化するためのエクスキュースとして使用されうるような"隙"を、徹底的に排除するべきである。
モーニングアフターピルは、安易な性行為、乱暴な性行為、また女性の意思を尊重しない男性の傲慢な態度を肯定・促進・助長するものではありえない。
女性が自身で自身の人生をデザインし、自身の身体を、そして心を守る手助けをしてくれる大切な存在だ。
同じように、エスタックは代わりの効かないハードな仕事、人員システムの欠陥、また休暇を取得することへのネガティヴなイメージを肯定・促進・助長するものであってはいけない。
この日この時だけは、どんなにしんどかろうが翌日から廃人になろうが、絶対に家で寝ていてはならない大切な日のための、最終手段でなくてはならない。
日本でモーニングアフターピルの広告を作るなら、どんな表現を使うべきか考えれば、エスタックという商品のCMがどういうものであるべきなのかは自ずと答えが出るだろう。
少なくとも、「風邪でも、絶対に休めないあなたへ。」などというふざけたコピーとスーツを着た有吉は絶対に出てこられないはず。
最後に、私は二十歳そこそこの小娘だが、この広告を初めて車内で見かけたその瞬間、「ああ、これは燃えるな」と直感した。
二十歳そこそこの小娘でも瞬時に炎上が予期できる広告が、全国ネットに乗ってどこまでも流れていってしまう現代日本社会に、深い深い絶望を覚える。
できちゃった結婚をした夫婦すべてのケースではないと思っているが、
奥さん妊娠中に旦那が浮気→子供が産まれてすぐ離婚→シングルマザー
こんなケースが多い。
たぶん子供ができなかったらゆくゆくは別れていたようなcoupleだったんだろう。
子供を産んで育てるのって、大変なことなのに、なんでこんな自分勝手なことができるんだろって思う。
そんなことするなら子供作らなきゃいいのに。
昔、避妊失敗→アフターピル飲んで体調をくずしてから、もうゴムは信用しないことにしたんだ。
「本当に相手の事が好きなら、なんで避妊するの?できちゃってもいいじゃん。結婚すれば。」
そうなのかなあ。
私は彼氏のことが好きだけど、子供を産んで一緒に育てる相手とはまた違う気がしてしまってる。
彼氏もおそらくそう思っている(現に、3年付き合って結婚のけの字も出てこない)。
子供の一生がかかってるのにそんな勢いで子供こさえるのって違うと思う。
ましてや保育園落ちただのなんだのって生きづらい時代なのにさ。
ちなみにその数ヵ月後その友人はよった勢いで外国人に避妊せずやられて、散々なめにあっていた。
避妊は大切だよ。
付き合いが長くなるにつれて僕の将来性の無さ等から喧嘩が多くなり、1月ほどギクシャクした関係が続いていた。そんな中、先月久しぶりに会い、仲直りの意味も込めてsexをした。
しかし、抜く時にゴムが中に残り、避妊に失敗してしまった。元カノは時間が取れた2日後に病院に行って、アフターピルを貰った、と電話で聞いた。
その後、幾度か電話越しの喧嘩があり、会わないまま別れることが決まった。避妊に失敗した事も間接的な原因になった。
別れる前、元カノから時折、アフターピルを飲んだのに生理が来ないことは聞いていた。しかし僕は楽観視していた。
一昨日、元カノから、妊娠検査薬が陽性だったという連絡が来た。
ただ僕は元カノの両親に伝えるべきかという事で悩んでいる。
けど僕は、少なくとも元カノの母親には話した方がいいのではないかと迷っている。
元カノはこれまで男性と付き合ったことがなく、僕との付き合いも秘密にしていた。フリーターと付き合っているなど許されない事らしい。
その上妊娠しただなんて、こんな事を話したら呆れられそうだから無理だと元カノは言う。
正直に言って、僕も黙ってこっそり出来、その後何の影響も無いのならそれに越したことは無い。
だが、精神的な影響や体調の変化などで隠し通せるものでもなく、将来的に話しておいた方が良かったと元カノが思うのではないかと僕は考えている。
元カノを一生支え、責任を取るのかと聞かれると無理だ。僕たちは別れていて、僕には経済的な力も将来の宛も何も無い。
端的にいうと、僕は金銭を出すだけで何の責任も取らず、それでいて元カノがこの先、幸せに生きていけることを望んでいる。
人生の先輩達にどうするべきかを聞きたい。
なんでこの人の疑問が童貞臭って批判されてるのかわからない。(確率の誤解はご愛嬌として)
多くの人はそこらへんあまり考えていないみたいですよ。
目の前にトキメキ興奮素材があるのに、できていない赤ちゃんのことなんて考えていられないですよね。
子どもができて学生結婚した知り合いもいて、当時は信じられなかったけど、
社会人になって10年も経ってみると、学生だからっていうのはあまり理由にならないんだなと思い始めてる。
人ってやっていくしかない中でやっていく道を歩いていける生き物なんだなーと。
本人たちと、その親御さんの考え方次第で、全然印象が変わるというか。
ということは、周囲の協力を得られるような人格とか、コミュ能力とか、それってつまり人としての器とかになっていくのだけど。
学生結婚って少数だけど(日本では)、でもいるにはいるから、決して怖いことばかりではないんだなって、学生だった当時は知らなかった。
むしろ早いところ生んでしまって、それから学生やって就職するなんて道の方がいいかもしれないな、そんな社会になったらいいなと今は思う。
仕事柄、今まで結構いろんな人たち性に関する話を聞いてきた中でお伝えすると、
自慰行為の快感を知って、友達との会話で更に好奇心が増して、とか、見栄や焦りとかで始めるっぽいです。
女性は好奇心の他に、怖いけれども(特に痛みへの恐怖>>>妊娠への恐怖)好きな人に求められて、断りきれなくなって応じる、みたいなのが多い。
妊娠リスクを具体的に考えてやっている人ってあまりいないっぽい。
コメント欄見ても、アフターピルのこと書いている人くらいしかいないよね。あとは複数併用か。
でも、そういう人たちが繁殖していくみたいです。次世代を作っていくみたいです。
怖がりすぎて穴ぐらにいるよりは、さらに住み良い場所を探して土地を開拓していったご先祖様と同じで、
あっちの方に美味しいものがあるから行ってみよう、何人も行っているから大丈夫だ、みたいな感覚。
これはこれで大事なことだよね。増田の感覚でいうと「すごい」というやつに近いかも。
実際には、ゴムが破れてもちゃんと対処できない大人の方が多いと思う。
それは、男も女も。
(アフターピルを知らないから24時間駆け込めるところをすぐに調べない、とか)
そのくらい曖昧な感じで、世の中って動いているらしいよ。
曖昧とは言ったけど、だからと言って増田の疑問が具体的かというとそうでもなくて、そこまで怖いことが具体的になっているなら、現実にそれが起きた時にどんな対処法があるかもっと具体的に調べてみるといいかも。対処法を持っていれば、その時はその時でいいのでは。
それからセックスに関するリスク・怖いことって、避妊失敗はわかりやすくて極端だけど、地味に怖いことっていろいろあると思う。
「あわよくば」なんて書いてる場合じゃない…みたいなツッコミは入れたくなる。
実際に挿入しようとしても勃たないとか、うまく入れられないとか、やってる最中にどんどん反応が悪くなるとか、セックスのあと一切口を聞かれなくなるとか、ベッドの中では「気持ちよかった(はあと)」と言ってたあの子が「あいつど下手くそなのに「気持ちよかった?」ってしつこく聞いてくるまじうぜえ」と言っていたことを風の便りに聞くとか、
会話をしている段階で「こいつとはねーわ」って思われることなんていくらでもあって、つまり会話とか普段の対応からセックスは始まっているというか。
セックスのリスクについてそれだけ考えたのだから、今度は現実的にセックスに持ち込むにはどんな段階を踏めばいけるのかにも時間とか割いてみると、なんかまた新たな怖いこととか生まれて面白いかも。
元増田です。標語じゃないけれど一番なるほど!!!と思ったのは「出す前って普通確認しない?」というトラバでした。特殊なケースを想定せずに、出す前に毎回確認する癖をつければいいんですよねwww 「一度中折れして密着度が下がったんだろう。」はその可能性もありますが、これも出す前確認で解決。トラバくれた方ありがとうございました。
これも標語っぽく言い換えようとしたけれど、「発射前 ゴムの確認 準備良し」とかコンドーム途中からするの推奨してるみたいなミスリーディングを誘いますよね。「挿入前と発射前、ゴムの確認、あなたの責任」とかかな。色気が無さすぎ、いいの思いつかない。
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標語の方、寄せてくださった方々ありがとうございます^^
「精子一秒、世話一生」
「出した後、気づいたらすぐ病院へ」
1つめは気構えにすぎませんが「注意一秒、ケガ一生」と掛けているあたりがとても素晴らしいですね。中出し志向の人たちに音読させたいです。
2つめは事前に防ぐ話ではないですが、具体的でいいですね。昔は中容量ピル(プラノバール錠2回のヤツペ法)しかなかったと思いますが、最近はノルレボ錠があってそちらの方が女性の負担が少ないそう。どちらにせよ、できるだけ早く対処するのが大事!余談ですが、アフターピルは保険適用外で高く、ノルレボは1万6000円とかしたのですが、これ高校生カップルとかに払えないですよねぇ、フランスでは学校で無料配布とかもされたそうですが http://www.imtcollege.org/information/pdf/081106.pdf まあいかにもフランスって感じで、賛否両論ある施策だと思います。とりあえず緊急避妊に関する環境の整備と知識の普及はもっと必要ですね。
3つめは僕個人へのメッセージということで言えば、特に該当しないです。昔外れた時にググって真剣に対処法を考えたくらいですから、そりゃ標準サイズより小っちゃいからなのかとか一番はじめに考えます。そうではなかったです。そして、一般向けの標語として考えるとちょっと問題が。スターが一番多くついていて、つけた人たちの意図を測りかねたのですが、そもそもチンポでかいって見栄がホモソーシャル的なくだらない見栄であって(しかも見せる機会はあんまりないのでその見栄の機能が謎)、女側にとっては大きさなんて(極端でなければ)どうでもいいっての既に有名な事実じゃありません?その見栄を何かに対して有効な見栄として認めちゃってるように見えるあたりが問題で、有効だと思うと見栄を張る理由ができるので逆効果。
他:
アフターピルなんてもってねーよ。パッカーだった頃に何人かお付き合いしたし、嫁もパッカーだけどもってなかったよ。
そういうの持ってるのは、パーティ好き、酒好き、薬好き、または現地人の彼氏作ろうって意気込んでるやつだけ。
純粋な旅好きとは一線を画する。
日本の行動規範をそのままに、海外日本的価値観を持ち込むやつは男女問わず危険。
昼間から酒飲むとか、女ひとりで酒場にいくとか、チャドル着ないで半袖半ズボンとかね。
イスラム圏なのにひげ剃る奴、現地の宗教を尊重しない奴も危険。
現地の慣習を無視するのではなく、郷に入れば郷に従えだ。
それでこそ旅の面白さが味わえる。
同じように過ごせば危険なことはない。
体を傷つけられなかったら、儲けものぐらいに思っとかないと
増田は実際にやられたことがあってこう言ってんの?男だって実際にやられたら相当苦しむと思うけど。世界を旅したくらいじゃ被害を受けた時のショックは変わらない
ブログの子も知り合いの子も、やられた直後はテンションおかしくて普通に見えたのかもしれないけど、レイプは被害にあってから数週間、数ヶ月後から地獄が始まるんだよ。
元記事と外れるけど、性犯罪っていうのはやられた直後は通常の生活に戻ろうっていう無意識が働いて、被害自体をなかったことにしようとして、証拠となる下着とかティッシュとかを処分しちゃったりする場合が多い。そうなるとアフターピルを飲む機会も逃す。普通の生活を普通にしようとするので、はたから見ると普通に見えたりする。
そういうフラットな期間が人によるけど数週間あって、だんだん当時のフラッシュバックが激しくなって苦しみだす。でもそこから訴えたりとかしても、もはや証拠はなく、担当が男の刑事だと「なんでいまさら」「合意だったんじゃないの」とかほんとに言うんだよね。最近はよくなってるのかもしれないけど。
この間、割と親しい女友達が落ち込んでたワケよ。
あれこれなだめながら話聞き出してみたらレイプされていた。
たまに交流のある元彼の家に遊びに行ったら襲われたんだそうだ。
常識的に考えたら夜中にそんなとこ一人で行く方がおかしいんだが、
何度か遊びに行ってそんな雰囲気にもならなかったからと油断していたようだ。
中に出されてはいなかったがゴムなし&危険日だったので病院を勧めた。
出来ても好きな相手じゃないし絶対産みたくないと言ってたので。
んで翌日。
俺「よ。」
奴「こんばんわ」
俺「ちゃんと行ったか?」
奴「^^」
俺「…何で行かなかったの?」
奴「副作用あるし保健効かないしちょっと様子見しようかなって…」
当然キツめに説教した。
ちゃんと病院行けやと。
アフターピル飲んで来いと。
その後は納得して翌日にはちゃんと病院に行ってた。
ここで尋ねたいんだけどレイプされても病院行きたがらない女の心理って一体何なんだろうか?
別に産みたいわけじゃない。
出費も10割負担したって1万そこらだし、放置した場合のリスクを考えればそこまで大した額じゃない。
でも個人差もあるだろうけどリスクとメリット天秤にかけたら飲むべきケースのほうが圧倒的に多いはずだよな?
というかその判断をしてもらいに診察受けに行けよ。
様子見って何を様子見すんだよ?
襲われた、までならただの被害者で済む。
隙があったにしても男に力づくで組み敷かれたら本人にどうしようもないこともあるだろう。
だからそこまでは全力で同情する。
で、なんで後始末しようとせんの?
好きでもない男の種が入ったかもしれない腹抱えたまま 来るか分からない生理日待ちかい?
正直、キタネェと思ったね。
汚されたことまでは可哀相だと思えても、処置をしようとしないのは汚らしくてしょうがない。
トイレ入って拭かずに出てくるのと何が違うわけ?
アフターピルはそのくらいする。
ちなみに普段から飲む低容量ピルは、種類にもよるんだけど1ヶ月分(1シート)で大体1980〜3000円。保険適用のピルとそうでないピルがあるけどどちらも大体この値段。
大学生になってからバイトを始めて自分で稼げるようになって、そのとき初めて低用量ピルを処方してもらったんだけど、私もそのときに達成感あった。
「私は、私の体を、私が思うように、扱っている。」っていう増田の言葉。まさにこの感覚があった。所詮学生だけども。
それでももし妊娠してしまったらどうしようっていう恐怖が凄かったから、初めてセックスしたあとに「普段からちゃんと飲んどこ」って思って処方してもらった。
低用量ピルは身体がピルによるホルモンバランスに慣れるまで、副作用として吐き気を伴うことがあって、これは2〜3ヶ月でなくなると言われる。
自分の身体に合う種類のピルを飲むことで、吐き気は多少軽減される。
体質によっては増田のようにまったく吐き気が伴わない人もいれば、かなりキツい吐き気が伴う人もいる。
またアフターピルが性交72時間後までに飲まなきゃいけない制約があるように、低用量ピルは毎日同じ時間に飲む必要がある。
飲み忘れないようにしようと思って寝る前に飲んだら、起きた時に厳しい吐き気がきて、登校できないことが度々あった。寝る前に飲むのだけは本当にやめたほうがいい。
今のところ2回ピルの種類を変えて、吐き気止めも処方してもらって、昼に飲むようにしてる。
それでもこれで望まない妊娠は相当しにくくなるだろうという安心感が凄い。
妊娠してしまうかもしれない…どうしよう……万が一のことがあっても学生じゃどうしようもない……っていう不安感を取り去って、この強い安心感を手に入れられるなら全然お金出せる。
でもセックスするのは1ヶ月に2回くらいだから、コスパが良いかと言われたら微妙。毎日やるひとにはうってつけ。
処女を失って数年。セックスするときは避妊するのがあたり前だと思っていたし、今でも割とそう思っている。ただ。ただその日はなんだか、避妊という現実的すぎることがもう、嫌になってしまって、そのまま入れてしまったのだった。
就職を期に上京して親と離れて暮らすようになってから、どうにも生きている現実感がない。でも、避妊をしないセックスをすれば、生きてるって実感できるかも知れない。そんな気持ちがどこかにあったのだと思う。
行為の翌日仕事のあと、アフターピルをもらいに病院に行った。一人で調べて一人で行った。病院に向かう電車にゆられながら、恐怖心も後悔も何もないことに気づいた。相手に対する憤りや申し訳無さみたいな感情もない。ただそこには、私がついに大人になったのだ!という高揚感があった。
親が聞いたら泣いて悲しむだろう、友達に言ったら相手の男を怒るだろう。でも彼らには今回のことは関係ない。責任をとるべきは自分だ。自分が自分の体を明け渡したのだから。私は、私の体を、私が思うように、扱っている。そんな実感が自分の心を満たしていくのがわかった。これってすごい、大人じゃん、と。胸がドキドキしたのだった。
産婦人科の病院で受付を済ませて、問診票に記入をする。こういう病院の問診票には必ず「性交経験の有無」や「妊娠経験の有無」を記入する欄がある。
該当する項目に丸をつけながら、自分がただの女であることを実感させられる。私は今、○○部○○課の私でも、両親の娘でも、あなたの恋人でも、あの子達の友達でもない、ただの女だという実感。「年の割に○○だね」「女性なんだからもう少し○○しなよ」「結婚しないの?」そういう、周囲との関係性の中での「女」ではなく、私がただ女として女であるという感覚。
順番になり診察室に入る。2粒の錠剤は、二言三言の用法の説明だけであっさりと手に入った。1万数千円を支払い病院を出る。駅までの道を歩きながら、あぁこんな、たったこれだけのお金で、あのセックスがなかったことになるんだ、と笑ってしまった。
帰宅してから薬を飲んだ。心配していた副作用も特に無く、その後も普通に出勤できている。なにもかもが全然大丈夫だし、何故か達成感すらある。仕事も嫌いだし死にたいなとか思ってたけど、なぜだか生きる勇気をもらってしまった気さえする。
初めてセックスした時よりも、成人式の時よりも、はじめて選挙で投票に行った時よりも、一人暮らしを始めた時よりも、全然大人になったと感じた出来事だった。なので記念に書いてみた。