はてなキーワード: 著作権者とは
この文章量から伝わってくる激熱長文姉貴(姉貴で良いのかな?)の熱量が堪らなく好きだ
でもオタク、着火するまでがマジで速すぎる電光石火か 責められるとこ一個見つけたらもう止まらないね
分かる。スゲー怖い。
なんにせよ二次創作って著作権者がいて公式というものがなければ存在し得ないしその権利や存在を脅かすなんてもっての他、
だからこそそれをやっているということに大手を振れないのは間違いない活動なことは確かでそれは二次創作するオタクの共通認識だと思ってたんだが
なんか大手を振りたいのかな?振っていいんだ自分たちは少なくともあいつらに比べれば、と思ってる人も結構いるのかな…という感触がある
今回はなにしろジャンプラって媒体からそれが発表されたことでやっぱりいいんだ!的に無意識に盛り上がっちゃった人が多いのかなって感じするけどさ
狭い界隈でコソコソ盛り上がってるオタクが自分達の性癖が公に認められた時にウオオオオオ!って盛り上がっちゃうアレだろうか
結局やってる事はエロ二次創作だしそこを公式サイドに肯定してもらえると嬉しい人が多いんだろうね
性癖の部分は原作じゃないよね、作ってる個人の欲の部分なんだけどあまりにもそこが肥大しすぎて原作とごっちゃになってる人いてたまに怖いよ
言ってしまえば我々が行っているのは原作の私物化なんだがそれを「愛」と言うのはヤバいなと思う
他人の作ったものにごっちゃになりながら乗っかっておいてなんかあまりにも堂々と「私の」性癖に口出しするな!って言える感性は結構ヤバイと思うんだよ
キャラだけ使ったほぼオリジナルみたいな創作でも「原作への愛が高じて」みたいな事を言う人が大昔から居るから腐女子のそういう所は色々と凄いなって思う
デルフィニア戦記って大長編ファンタジー小説が元々キャプテン翼の二次創作で商業版もキャラの名前を変えただけみたいな話を聞いて「本当にそんな事あるんだな」と
BLへの批判を同性愛差別に直結するのもそうだけど、自分の作った二次創作への批判を原作への批判って事にしたがる人も多いんだろうか?怖いなぁ
自分の中にもそういう堂々としてて何が悪い!が肥大化しそうなとき結構あっていっつもヤベエヤベエ思ってんだけど
そういうのもしかしてオタクの在り方としては悪いことだと思われてんのかな?っていう堂々っぷりにちょっと引いた、まあそういう感想です
原作そのままだったら単なるコピーであって二次創作じゃないからね?
一部共通点はあるが絵柄含めて別物であると独自性が認められる(ひとめ見て原作と別物とわかる)から二次創作なんだ
絵柄が原作と酷似しているため「藤子・F・不二雄の真作」であると勘違いし小学館に問い合わせる者が出るなど、あまりに広まりすぎたために、著作権者である小学館および藤子プロ側も「想像していた以上に深刻な事態」[6]と受け止め、2006年に同人誌作者に著作権侵害を通告。
漫画の「キャラクター」は,一般的には,漫画の具体的表現から昇華した登場人物の人格ともいうべき抽象的概念であって,具体的表現そのものではなく,それ自体が思想又は感情を創作的に表現したものとはいえないから,著作物に当たらない
(最高裁判所 平成4年(オ)第1443号,同9年7月17日第一小法廷判決)
仮に原著作物のシーンが特定されたとしても、本件各漫 画につき著作権侵害が問題となり得るのは、主人公等の容姿や 服装など基本的設定に関わる部分(複製権侵害)に限られるもの であり、本件各漫画の内容に照らしてみれば、主人公等の容姿 や服装など基本的設定に関わる部分以外の部分については、 本件各漫画に二次的著作権が成立し得るものというべきである。
(知的財産高等裁判所東京地方裁判所 令和2年(ネ)第10018号,令和2年10月6日知的財産高等裁判所第3部判決)
anond:20210629070253 anond:20210630072150
b:Id:hilda_i 私原作の解釈はめちゃめちゃする方だけどフェチとかエロとか以外の部分を書くためにしてるわ。台詞ひとつとってもキャラの性格なら言う言わないあるし。エロ場面はほぼ決ま()きってるから他の場面で凝るというか。
b:Id:hilda_i 勘違いされてるけど、「その二人が付き合ってると見なせる理由」とかの為に考察してないから。
b:Id:hilda_i BLにはポルノ同等の性表現のあるものもあるのは確かで、しかしそれをおかず利用しない腐女子もいるというのも確か。私も性欲がない訳じゃないのにBLをおかず利用はしないわねぇ。
そもそもがチンチロリンをベースにしたシンプルなものでもあり、ルールや見せ方に創作性があるとは通常考えられないだろう。例えばNKODICEのように文字が揃うと振る回数とダイスが増えて、無駄に3Dで皿を舐め回すように描写し、「おはな」などの優しい言葉を揃えると役になるゲームを作ったとして、著作権の問題はないだろう。チンチロリンに類似したゲームの表現方法として、一般的に考えうるものであり、特筆すべき新規性もない。
しかしNKODICEにおいての創作性はそれらのルール自体にあるのではなく、「う、ま、ち、ん、こ、お」の六面を持つダイスの意匠と、そのダイスを複数振ることによってくだらない単語が現れるおかしみにある。
この部分において、 たとえばいくつかの文字を減らしたり増やしたり、あるいは形式をルーレットに変えるなどしても、限られた文字列のランダムな組み合わせによって特定のくだらない単語が生成される、という表現においては、創作物としてのNKODICEとの類似性があるものと考えられる。
ましてや本件については名称を偽●こDICEと称しており、前後のツイート等からもNKODICEを意識していることは明らかであり、NKODICEの著作権を侵害していることは疑いようもない。
そんなわけで万が一ゲーム自体を販売していたら、販売の差し止めや損害賠償請求も可能だっただろうね。
ただ今回の場合においては販売などもなく、配信者側が個人で楽しむために制作したものであると解釈できるし、配信で利益を得たことによってが著作権者に損害を与えているとも言い難い。
著作者は「ま」の字に特別な思いもあるようだし、改変で精神的な被害を被ったということでとれるかな?無理筋だよねえ。
サンライズに無断で儲けたという一点で考えれば、スパチャ貰ってるVtuber側から「著作権者に無断で儲けてんだろうが!!!」って言われる筋合いはないんだけどなぁ。
?????
ごめんぜんっぜんわかんない
同人誌を勝手に冷蔵庫で冷やして固めて数十万人の前で晒してドッキリに使えば、何故かウケて諭吉がバンバン貰えるんだってさ。羨ましいよなぁVtuber様は。
カプコンとも仲直りできたし今のところ怖いものなし!お金もガッポガッポ!!羨ましいよなぁ。本当に。
それに比べて、腐女子の作るBL同人誌は。数週間っていう時間をかけて一冊作っても全然儲からないんだよなぁ。
男性向け同人よりジャンルの流行り廃りは激しいし、分母も少ないから。そんなに売れねーし売れ残りも多いんだよな。殆どの作家が一回のイベントで50冊売れれば御の字。その程度の冊数で印刷所に発注して同人誌の相場価格で売ったら余裕で赤字なんだよなぁ。
逆に、印刷代を取り戻せるくらい沢山売れて儲かる作家は、そのままだと叩かれるから本に無料のオマケを付けて頒布したり…儲けない努力をしてるんだけどなぁ。
サンライズやカプコンみたいな著作者から自分たちはお見逃しいただいてるってわかった上で「わきまえる女」だからなぁ、BL同人誌の作家は。
まぁ稀に、わきまえてなくて税務署のお世話になるような作家もいるけど。そういうのはさっきも言ったけどすぐにバレて叩かれて拡散されるのがこっちの文化なんだけどなー。
今回さくらみこによって冷蔵庫で冷やされた同人誌の作家のそんな話は聞いたことないから。サンライズに無断で儲けたという一点で考えれば、スパチャ貰ってるVtuber側から「著作権者に無断で儲けてんだろうが!!!」って言われる筋合いはないんだけどなぁ。
Vtuberのことを「彼女たちに悪意はなかった!」「みこちは何にも悪くないよ!これからも応援します!」って思ってる、純粋なファンたちにはこんなのわかりっこないんだろうなぁ。
「まーたキモい腐女子が、謝る必要もない2人がわざわざ謝ったことに対して、粘着してブツブツ言ってるよww」ってな感じなんだろうなぁ。
企業に属して、他人であるプロによってご用意された3Dモデルの皮被って「GTAで遊ぶぞおおお!」ってしてればお金が稼げるVtuberがさぁ…。
2. 罰則
著作権侵害は犯罪であり、被害者である著作権者が告訴することで侵害者を処罰することができます(親告罪。一部を除く)。著作権、出版権、著作隣接権の侵害は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金、著作者人格権、実演家人格権の侵害などは、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金などが定めれれています。
また、法人などが著作権等(著作者人格権を除く)を侵害した場合は、3億円以下の罰金となります。
さらに、私的使用目的であっても、無断でアップロードされていることを知っていて、かつダウンロードする著作物等が有償で提供・提示されていることを知っていた場合、そのサイトから自動公衆送信でデジタル録音・録画を行うと、2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金が科せられます。
第119条
著作権、出版権又は著作隣接権を侵害した者(第30条第1項(第102条第1項において準用する場合を含む。)に定める私的使用の目的をもつて自ら著作物若しくは実演等の複製を行つた者、第113条第3項の規定により著作権若しくは著作隣接権(同条第4項の規定により著作隣接権とみなされる権利を含む。第120条の2第3号において同じ。)を侵害する行為とみなされる行為を行つた者、第113条第5項の規定により著作権若しくは著作隣接権を侵害する行為とみなされる行為を行つた者又は次項第3号若しくは第4号に掲げる者を除く。)は、10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
2
次の各号のいずれかに該当する者は、5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
1.著作者人格権又は実演家人格権を侵害した者(第113条第3項の規定により著作者人格権又は実演家人格権を侵害する行為とみなされる行為を行つた者を除く。)
2.営利を目的として、第30条第1項第1号に規定する自動複製機器を著作権、出版権又は著作隣接権の侵害となる著作物又は実演等の複製に使用させた者
反表現の自由戦士が想定している表現の自由戦士というのは、(1)エロ表現については制約を否定し、(2)著作権者のお気持ちは尊重する、というものである。
本来およそエロ表現はわいせつ物頒布等の罪(刑法175条)に抵触する違法なものであるから(これ自体は正しい。)、仮想「表現の自由戦士」は、(1)刑法をも無視する無政府主義的な主張であるが、それにも関わらず、刑法より遥かに弱い(2)著作権者のお気持ちには従順なので、矛盾しているように見えるのだ。
たしかにエロ表現愛好家は、刑法によって引かれた制約の線引きは、これを無視して行動している。
しかし実際には、エロ表現愛好家のほとんどは(1)エロ表現について一定の制約を受け入れている。すなわち、現実のエロ表現愛好家の多くは、国内流通においてはモザイクや消しを受容し、公道上でいわゆる18禁の表現物を陳列することは是としていない。
わいせつ物頒布等の罪の解釈からは、モザイクや消しがあろうと18歳未満に販売しなかろうと、いわゆる18禁の表現物は性欲を刺激する猥褻物に他ならない。モザイクやゾーニングといった自主規制は、本来的には法律によらない制約である。
けれども現実には、警察が摘発するか否かを恣意的に決めている(行政府による実質的な立法であり、法治主義からは許されざる行為である。)。
違法ではあるが現実には責任を問われない範囲で楽しむが故に、その範囲を踏み越えることに対しては人一倍敏感である。
したがって、現実に法的責任を追及されかねない制約に対しては極めて従順である。
この、違法ではあるが現実には責任を問われない範囲というのは、二次創作の楽しみ方とも共通している。
刑法においては警察のお気持ちが法的責任の現実化に直結するのと同じく、二次創作においては著作権者のお気持ちが法的責任の現実化に直結する。
結局のところ、エロ表現愛好家は、それが刑法であれ著作権者であれ、法律によらない制約に対して従順なのであるが、それは法律による制約を超えて自由を享受するための知恵であり、そこに矛盾はない。
https://anond.hatelabo.jp/20210321002452
オタクは倫理なんて無視してよい、という主張を読み取ってる人が多すぎますね。
そのようなことは一言も書いておりません。
そのように読んでしまう人は読解力が足りないようです。賢さが足りないのでトレーニングで鍛えましょう。
フェミがいくら頑張ってオタクが「強者や著作権者に媚びる」ということを認めさせたところでフェミが倫理的に優位にたったつもりになれるだけで意味がない。オタクはフェミのいうことを聞かないかわりに行政や著作権者のいうことは聞くのだから倫理以外でせめたほうがよいよと言ってます。
なのにフェミさんはずっと倫理面でマウント取ることだけに血道をあげているだけなので目的があってやってるわけじゃなくて、自己満足でオタクに対する嫌がらせをやってるだけなんじゃないですか?と皮肉ってます。
この主旨をくみ取ってくれたうえでのコメントならこちらも応じようがあるんですが、
これをくみ取ってくれない人に応じる義務はないですね。
今のところちゃんとここまで読み取ってくれてる人が4名しかいません。
はてなブックマークの人たち、読解力低すぎでは?
これに著作権者の言うことだから聞くべきだと言っているブコメがあって驚いた。
著作権というのは憲法上の権利ではなくて、国が著作権法という法律で認めた権利だ。歴史的にも、憲法で表現の自由が規定されるようになった18~19世紀前半には著作権保護はろくすっぽされていなかった。そして、著作権を国家が保護するということは、ある著作物を利用して二次創作をつくる人を国家が抑圧する、という側面をどうしても持たざるを得ない。それが表現の自由に照らして問題ないと思うのはちょっと信じられない。それに著作者が二次創作はダメだと言ったらそれでおとなしく諦める、という淡泊な姿勢も納得がいかない。私は、(性的な表現を含めて)二次創作者は、どうしても二次創作を書きたいから書くんだと思っていた。こんな淡泊な姿勢をとる人が多いということは、実は単なる商売のネタに過ぎないのかな。訴訟になると面倒だから、ということならまだ分かるが。
私は著作権や著作者人格権が必要ないとはまったく思わない。でも、パロディ事件しかり、ときめきメモリアル(メモリカード)事件しかり、日本の著作権法や判例法理は国際的に見ても原著作者保護が極めて強いわけで、それは表現の自由に照らして非常に問題があると思っている。著作権には表現の自由が及ばない、みたいなことを言っている人がいるのは驚きではある。原著作者が権利主張を始めたらいわゆる二次創作物を壊滅させることができる(コミケは単に目こぼしされているだけ)、それを国が著作権法によって認めている、それが問題だと思わないのか。そういう問題意識を持たない人には二度と表現の自由などと口にしてもらいたくない、とすら思う。
~おまけ~
『ウマ娘 プリティーダービー』の「お願い」は、
キャラクターならびにモチーフとなる競走馬のイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮いただけますと幸いです。
本作品には実在する競走馬をモチーフとしたキャラクターが登場しており、許諾をいただいて馬名をお借りしている馬主のみなさまを含め、たくさんの方の協力により実現している作品です。
モチーフとなる競走馬のファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮くださいますようお願いいたします。
というものだった。
https://umamusume.jp/news/detail.php?id=news-0106
これは、そもそも著作権や著作者人格権から来る要求とは考えられない。競走馬は著作物ではないから、著作権や著作者人格権の客体ではあり得ない。馬主が不快に思われる表現をやめよと要求する権利があるとすれば、おそらくは馬主の名誉権などの人格的利益の保護となるだろうか。競走馬ないしキャラクターのイメージを著しく損なう表現をやめよ、と要求する権利があるとすれば、知的財産権というよりは、商品化権ないしパブリシティ権(キャラクターのイメージの毀損については著作者人格権の問題になり得るが)といったビジネス上の権利の問題になるだろう。これを概括して「著作権」による要求と解するのは粗雑に過ぎる。
キャラクターのイメージの毀損については、一般的に性的な表現がすべてそれにあたると簡単に言うことはできないのではないか。たとえばどぎまぎイマジネーション事件※(ときめきメモリアルのもう一つのアレ)の東京地裁は、詩織ちゃんが「優等生的で、清純な、さわやかな印象を与える性格付けが、本件ゲームソフト及び関連商品の売上げ及び人気の向上に大きく寄与している」という一方で、被告が「清純な女子高校生と性格付けられていた登場人物の藤崎詩織と分かる女子高校生が男子生徒との性行為を繰り返し行うという、露骨な性描写を内容とする、成人向けのアニメーションビデオに改変、制作した」ということを問題にしているのであって、一般に性的な表現は許されない、と言っているわけではない。ある改変行為(性的な表現に限った話ではない!)によってイメージの毀損がなされているかどうかは、そのキャラクターがどんなキャラクターなのかということを考察してみないと始まらない。
「モチーフとなる競走馬のファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現」として、性的な表現一般がそれにあたるのではないかと考えた人がそれなりにいたことは確かに興味深い。
(もっとも、これに関するツイートを見ると、性的な表現に限らず何が「不快に思われる表現」なのかはよく考えてみないといけないはずだというものもあって、結構冷静に考えている人がいるのが分かる。
例:https://togetter.com/li/1239211 ; https://togetter.com/li/1673486)
ただ、私自身は、これは「「何にエロを感じるのは人それぞれだし、どこからエロくてどこからエロくないか線引きなど出来ない」と噛み付いていた人々が「ウマ娘のエロ絵は禁止」の一声で「何がエロだと受け取られ、馬主を不愉快にするか」をきちんと自分達で考え始めたの笑う」(https://twitter.com/rtoiuyuiotyuijj/status/1371455240143212545)というのとは正反対の事態ではないかと思う。先ほども言った通り、何がキャラクターのイメージを毀損するかというのは、そのキャラクターがどんなキャラクターで、どんな描写をしたらイメージを毀損するのかを具体的に考えなければ分からないはずである(そして、そうするべきだ、という人も確かにいた)。むしろ、性的な表現一般を諦めるという態度をとった人が少なからずいたということは、「何がエロだと受け取られ、馬主を不愉快にするか」を考えられないから、一般的に性的な表現はやめました、ということになったのではないだろうか? まあ、自分の描くものはあまたある性的な表現の中でも確実に人を不愉快にさせる類のものだからやめました、ということなのかもしれないが。
※どぎまぎイマジネーション事件では、東京地裁は詩織ちゃんのイメージの毀損によってどのくらいの損害が発生したのかという問題をあまり扱っていない。イメージの毀損という無形損害の賠償はどうしても裁判官の裁量、つまりブラックボックスになりがちだとはいえ、ゲームソフトの売り上げの損失(をコナミが証明することは困難だろうが)や、詩織ちゃんを使った事業にどのくらいの問題が生じたのかというような部分で争う余地があったのではないだろうか。それこそ表現の自由の観点に照らせば、「被告の行為によって受けた原告の信用毀損は少なくないと解される」という短い言葉で検討を終わらせて良いとは思えない。判決文の短さから察するに、被告の法定代理人が無能だっただけかもしれないが。
~追記~
(ブックマークより)
法解釈論と立法(法政策)論は別物だからな。増田の言うことは「日本もフェアユースを認めるべき」と前から議論されている。一方現行法上サイゲの「お願い」は正当性がありそれは尊重されるべき。
そんなに厳然と区別できるものではないと思う。ある法解釈の結果、いかなる帰結が発生するかという帰結主義的な考慮を法解釈に持ち込むことは裁判所も普通にやっているだろう※。著作者人格権については、著作権法20条は、著作物の改変について、客観的な名誉侵害等からの保護というよりも、主観的な思い入れを強力に保護しているようにも読める規定になっているわけだけれども、著作権を現実に行使するのが、著作権を管理している出版社やレコード会社といった大資本であることに鑑みれば、その解釈は非常に大企業に有利な体制を作ることになる。立法によってテクストを変更する前に、解釈の可能性が開かれているとき、まず解釈で争うことを諦めるべきではないと思う。
※もちろん、あまり政策的な考慮を重視するべきではないという立場はあり得る。特に刑法の場合、罪刑法定主義との関係上、処罰をする方向へと政策的な考慮を強力に効かせることには問題がある(古典的な例では、電気は財物にあたるかという問題が良く採り上げられる)。ただ、政策的な考慮を一切しないというのは、それはそれで異様な考え方ではないか。
なお、一見してみて、Cygamesの「お願い」が一理もないとは思わない。仮におうまさんのことは度外視しても、ファンコミュニティの維持は大事なことだろうし。単に、著作権には表現の自由は譲るという単純素朴な理解をしている人がいることが意外だっただけである。
メタボ教授「競走馬(種牡馬)は法律上『金融商品』なので単純に損害賠償請求される恐れがある」https://youtu.be/o3glYqYwsHs
金融商品とは何のことだろうか。カッコつきで書いてあるということは、金商法上の金融商品(有価証券、預金債権等、通貨)ではないということかな? キャラクターないし商品イメージ、ブランドイメージの毀損について不法行為による損害賠償請求がされうるというのはその通り。パブリシティ権との関係では馬名の使用について許諾はいらないということになるとしても、後からゲーム中の描写がイメージの毀損になっているとケチをつけられると訴訟を抱えて面倒になるから、馬名の使用を拒否する場合はその馬名を使わない、というゲーム会社の経営判断は理解できる。ただ、この金融商品という言葉遣いは唐突に感じる。
憲法上の権利である財産権と幸福追求権を著作権と著作者人格権という形で具体化しているので著作者の権利は基本的人権の範疇では。おまけは113条11項的なアプローチと思うので著作者人格権の問題なんじゃないかと。
確かに、あらゆる法律上の権利は煎じ詰めれば何らかの憲法上の権利に行き着く可能性が高い。ただ、憲法上の権利である表現の自由と、憲法上明示されていない著作権とをフラットに扱って、何も重み付けをせずに天秤に乗せるべきものなのだろうか? あと、おまけでは「お願い」が著作者人格権の問題ではない、ということではなくて、法的な権利の性質・主体・客体がバラバラな諸要求が一枚のお皿に盛られているので、著作権とひとくくりにするのはまずいということを言っている。
著作権と表現の自由の問題は多分学問的にもまだそれほど論じられてないので表現の自由戦士の中でもガッツリ法学系の人じゃないと考えるのも難しかろうとは。現状の著作権システムを是認するのが不当とは言い切れんが
これは、知らなくてもしょうがないかなという気はする。ただ、こういう論点も考えられるようにしておかないで何が表現の自由かとも思う。実際には、超有名論点にすら関心は持たれていない(性的な表現を制限する刑法175条がまるで問題にされていないようだし)のでそんなのは無理、ということになるかもしれないが。
そもそも「表現の自由戦士」はただのレッテルであって、何でもかんでも表現の自由をゴリ押す人たちのことじゃありません。法律に守られた権利を「お気持ち」でゴリ押そうとする人たちに抵抗しているだけです。
私は「表現の自由戦士」というレッテルは使っていないと思うのだが・・・。「法律に守られた権利」というけれども、ある表現に対する「お気持ち」表明(これもまた表現だ)を差し止める権利が表現の自由に含まれているとは解されない(名誉毀損のような場合は別だが)。それとも、「お気持ち」に基づいて出版物の差止め訴訟を濫発した、みたいな事件があるのかな? せいぜいツイッターでボロクソに言われた程度の話しかないような気がするけれども、それが元増田の言葉を借りれば「自由の制限」とはまことに大仰な話だ。
※以下はこの方に対する直接のリプライではないが、関連する内容ではある。
性的な表現(正確には、わいせつobscenityにあたるもの)というのは、日本やアメリカの判例法理上、保護されない言論と位置づけられている。なぜかというと、表現の自由について司法審査の基準を厳しく設定する理由として、民主的過程の維持や人格の発展といった目的が持ち出されるわけだけれども、ということは、逆にいえばそういった価値との関わり合いが薄い表現は、別に手厚く保護しなくて良いということになる。となると、性的な表現は「法律に守られた権利」とすら言えないのではないか。私は、それで良いとはまったく考えないけれども、それならそれで現在の判例法理を覆す理由付けを考える必要がある。悲しいかな、私は専門家でもないトーシローだし、中々良い案が浮かばない。表現の自由について考えている人は、是非この問題について詳しく調べてみて、知恵を貸して欲しい。なお、定義的衡量(何が「わいせつ」にあたるかという論点で戦う)をいくら頑張っても、いわゆるハード・コア・ポルノにとっては役に立たないということは申し添えておく。
二次創作者やその支持者の大半は「表現の自由」を信奉してるわけでは無いと思ってる。その観点から「表現の自由」という言葉を軽々に使うなというのは分かる / エロ即ち不快表現との理解はびっくりするよね
そう、私も性的な表現がただちに不快な表現にあたると解した人が少なからずいたことが驚きだった。こういう短絡を起こしたということは、将来、あらゆる出版社やゲーム会社がこの手の「お願い」を出したら、性的な二次創作表現は全部ピタリと止むということになるんじゃないかな・・・。
sds-page また著作権法の趣旨を勘違いしてる人が出て来てる。お目こぼしされてるのは権利者のビジネスの方。真っ黒なのは海賊版だけで独自の発展を加えた二次創作は本来自由にすべき物 https://hon.jp/news/1.0/0/29634
さすがにこの点についてはいい加減争いがないと思ってたんだけどいまだにここで詰まってる人もいるのね。
https://funabashi.vbest.jp/columns/general_civil/g_others/4434/
二次創作を行うことは、著作権法においては「翻案」という行為に該当します。
翻案とは、著作物を編曲・変形・脚色するなど、オリジナルの本質的な特徴を残しながら、具体的な表現に修正・増減・変更などを加えて別の著作物を創作する行為をいいます。
翻案についてポイントとなるのは、「他人から見て、オリジナルの本質的な特徴を直接的に感得することができるかどうか」という点です。
一般的に「二次創作」と呼ばれる作品については、オリジナルをベースとしていることが誰の目にも明らかな場合がほとんどですので、原則として翻案に該当するものと認識してよいでしょう。
逆に、他人から見てオリジナルをベースとした作品であるとはわからないレベルに改変が行われた場合には、もはやオリジナルとは全く別の著作物であると考えられます。この場合、翻案には該当しません。
つまり他の人が見て明らかにダイワスカーレットとかゴルシってわかるキャラを使ってる限りは翻案にあたるのでアウトですよ?
という話ですが、キャラクターに同一性が認められる限りは「同一性保持権」にもひっかかるからアウト。
今のところ、東方、艦これ、ウマ娘、映像研、アズレン、エヴァあたりが先行事例になっとる。
今後も規約を守ってくれる限りは翻案権だの同一性保持権だのはいわないよって言ってくれる公式が増えてくることによって
グレーゾーンだったものがグレーゾーンではなくなり、逆にダメなものはだめって白黒はっきりしてくる。
今までは広大なグレーゾーンの元に同人業界が広がってきたのは確かだけど、
力がある絵師さんは二次創作に頼らなくてもオリジナル同人で稼げるようになってきた以上
グレーゾーンはどんどん狭まってくる。
明確に許可されている範囲が可視化されることで、二次創作は違法に決まってるだろって話も薄れてくる。
それでもグレーゾーンは絶対に残るけど、今迄みたいに二次創作ぜんぶダメっていう人が減ってくる。
そうしたら、今フェミが言ってるようないちゃもんも減ってくると思う。
ちなみにこれとは別に、電子書籍による有料配布のみNGって扱いにしてる会社は結構多いから、ここも気をつけてな。
https://anond.hatelabo.jp/20210318185716
これを見落としててレスポンスが遅れた。
素晴らしい。あなたのことが大好きだ。
ブコメやレスで元増田を擁護してる人達の多くが、派閥的な「敵/味方」の判定をして味方側だとみなしたからか、
同人活動・二次創作を擁護する人々の一般的見解とも違ってると思う。
もう一度元のエントリをよく読んで、みなさん本当にこの増田の言い分に乗っていいのか、
改めて考えてみたほうがいいんじゃないかしらん。
"
その通りです。
私がキモオタについて語ってる部分は、彼等とスタンスの異なる他者の視座から「彼らはこう見えるよ」つってます。
(国語の点数低い馬鹿が「勝手にオタクを代表してるのがよくない」とか言っててうんざりしました)
表現の自由の本義に立てばそうなりまさーね。
一次権利者にお願いされようが何されようが二次利用は原則的に「なんでもあり」で、
いまウマ娘がそうなってないのは〈たまたま〉ウマ娘公式が面白くて人気があって
ファンに好感を持たれてるから、ファンに対して特権的な「お願い」権を持ってるんだ、
人気あるゆえの特別扱いなんだ、と言っている。ヤベーじゃん。
やべーよ?
一方で、ブコメへの追記反論の部分を見てみると、突然「土地を人に駐車場として貸す」「契約書」という例え話が出てきたりもする。つまり元増田も、心の中ではこれが権利者と利用者の関係、何かについて権利を持つ側と利用する側の関係であることは薄々理解してるんだけど、このエントリで「フェミや表現規制派は俺たちに好意的じゃないから、俺たちもお前らの『お願い』は聞いてやらん」というストーリーに沿って話を進めるために、その核心には徹底して触れないようにしてたということ。最後にポロリしちゃったけど。
あらここは残念。
あのさあ、どっちを権利者に例えてるかわかってる?
キモオタ側よ?
ほんとは書きたくなかったけどそこは注釈まで入れたのに
私がヤバイと気づいたあなたが誤読してしまったのはとても残念だ。
「オタクがウマ娘公式のお願いを聞く理由」が「権利者と利用者の力関係」にあるのはみんなわかってる
でも、この「権利を持つ側と利用する側との力関係」こそが「オタクがウマ娘公式のお願いを聞ける理由」だってことは、多くのウマ娘擁護派にとっても自明の話でしょ?
彼らの自認としてはそうなんだろうけど
彼らの行動だってよくよく見ていくとその自認と実態が違うと思うよ。
といった内容が多数ある。御説ごもっともで、自分もこのことが「お願いを聞く理由」の根本にあると思う。でも元増田は、ウマ娘コミュニティの公式への反応の根底にはこの著作者と利用者の権利関係があることを認識しつつ、あくまで「そうではないことにしたい」のね。著作物の二次利用という行為につきものの権利関係の力学をわかっていながら、あたかもそれが存在しないかように、純粋に公式とオタクの好意的な関係性にもとづいて、オタクの側が「お願い」を聞いてあげているかのように書いてる。これって、明らかに増田の自己欺瞞でしょ。
私の欺瞞とはなんでしょうか。
著作権者のお願いがあったのに二次創作やり続けた例なんかごまんとあります。
自分で意識してるかどうかは別として、彼等は自己説明ほど行儀がよいわけではない。
(または、もしかしてもしかすると、元増田は二次創作という営為に伴って同人界がず〜っと抱えてきた権利関係をめぐる緊張感や危機意識について全く理解せず、「表現の自由は全てに優越する」と考えてる、マジモンの「表現の自由戦士」だという可能性もあるけど、それはそれで皆さんお困りでしょう。)
判断がおそい。
もし元増田が「コンテンツの二次利用は権利者のお目こぼしのもとで成り立ってるグレーゾーンで、『お願い』を無視し続ければより厳しい使用規制が課せられたり、コンテンツ自体が供給されなくなっちゃう危険があるから、みんなそれを避けるために『お願い』を遵守してる。そうした権利関係のない第三者からああしろこうしろと『お願い』されるのとは状況が全く異なる。それを『態度が異なる』と笑うならどうぞご自由に」と(他の擁護派の方々と同じような)模範解答を言ってれば、多少の揶揄やあてこすりをされる余地はあっても、主張の筋道自体には文句のつけようがなかったと思う。
私は別にオタクの権利のためにモノ言ってないからそういう答弁どうでもいいんです。
なんどもそういってるよね。
そもそも私が今回興味持ったのはフェミニストの認知で、キモオタについては枝論です。
何重にも地雷を孕んだ主張をゴリ押ししている。これにウマ娘ファンのみなさんは「そうだそうだ」と乗っちゃっていいのか?という話。
ただこれじゃ当たりやじみてるのでキモオタの名誉のために言っておくと
キモオタ側っぽいidの人たちの方が「こいつなんか変だぞ」「俺たちと違うぞ」って気づいてる反応をしてる人が多かったと思う。
フェミニスト側の人は完全に私をキモオタの弁護人やキモオタの代表だと思ってる(そんなこと一度も言ってないし内容もそういうじゃないの読めばわかるのに)レスポンスばっかりで
やはり相対的に認知能力低いのはキモオタサイダーではなくフェミニストサイダーだと思いました。
単にフェミニストが嫌いな人は私に乗れても
オタクの立場や進退を考えてる人は私に乗るのを躊躇や留保してたんじゃないのかな。
後半について
あなたはやっぱり著作権が表現の自由の上位だと思ってるのでそこではっきり立場が別れる。
あなたの著作権に諂うぞ笑いたけりゃ笑えという論理は力の論理であって自由の論理とは違う。
たぶんあなたのステートメントの方がオタクに支持されるものではあると思う。
こうやって書いてみて皆さんのレスポンスを拝読して、なんだろう、
ガチャピンの人が雑なこと言ってて驚く
自分で描いてて楽しい世界に著作権者の止めてという意思がノイズとして混じった時点で楽しくなくなるという話を「逆らえない」「屈服」と勝手に否定的に解釈して相手を自己欺瞞とする意味はなに?
masa_bob さんだから丁寧に書きますね。まず「自分で描いてて楽しい世界に著作権者の止めてという意思がノイズとして混じった時点で楽しくなくなる」というご指摘は、自分にも充分理解できる抑制の動機だし、実際そう思っている人達もいるんだろうけど、それは元増田の主張とは違いますね。増田が主張しているのは、「ウマ娘公式は好感度と信頼度が高いから、オタクもふわっとした公式のお願いに従っている」「彼らは人気者ゆえに特権的な「お願い」権がある」「人気者ゆえ多少スジの通ってない横着なお願いも聞いてもらえる」というロジックです。その「お願い」を聞くかどうかはあくまでオタク側の裁量や判断だけど、〈ウマ娘公式は〉面白いし評判を落とす事件もないから好感度が高くて、公式の「多少スジの通ってない、聞かなくてもいいお願い」をオタクも聞いてやっているんだ、お前らと違ってな!という画角。
フェミや表現規制派の「お願い」は聞かないが、ウマ娘公式の「お願い」は聞いてやる。それは〈ウマ娘公式が〉ファンに好意を持たれているからにすぎない。そして「この状況下、別にウマ娘を同人誌でエロく描こうがグロく描こうが殺そうが馬刺しにして食おうがなんでもありでしょ?」とまで言う。つまり元増田の中では、本件は一貫して、権利者と利用者の利害衝突の問題〈ではない〉かのように処理されている。でもzyzyさんへの反論では突然「土地を人に駐車場として貸す」「契約書」という例え話が混入してくる。つまり元増田本人も、心中ではこれが権利者と利用者の関係調整の問題であることを理解してるんですよね。そしてこれは、多くの擁護派にとっては自明のことだと思います。たとえばaa_R_waiwaiさんが張ったURL http://doujinsokuhou45.com/archives/8925157.html でも、増田の冒頭の問いに対しては、擁護派の多くが「原作者は絶対」「表現の自由と著作権による制限は違う」「そこで戦ったりしたら表現の自由が潰されるかもしれんから」「二次創作の可否は著作権法上の問題だからウマ娘だからは関係ない」という認識を示してます。いちいちごもっとも、そりゃそうだよねという話です。でも元増田は、この権利関係が根底にあることを理解しつつ、あくまで「そうではないことにしたい」んですよ。自分はそれを指して「自己欺瞞」と申し上げてます。
自分の立場を表明しとくと、権利を保有するコンテンツホルダーに対して二次利用者が配慮を示すこと自体は、何らおかしなことじゃないです。「権利を持ってる人がガチで怒ったらどうなるかわからないから謙抑的にやりましょう」というのはごく常識的判断だし、私も業務上似た状況が発生したら躊躇なくゴロニャンして屈服します。でも、それはコンテンツホルダーの権利との関係でそうするのだと認める程度のプライドはあります。「あんたらのお願いに従うかどうかは俺の腹ひとつだが、あんたら頑張ってて気に入ってるからお願いを聞いてやるよ」なんてことは言いません。以上です。
masa_bob「ガチャピンの人が雑なこと言ってて驚く」 muchonov「masa_bob さんだから丁寧に書きますね」
イチャイチャしてる。
https://anond.hatelabo.jp/20210318185716
もし元増田が「コンテンツの二次利用は権利者のお目こぼしのもとで成り立ってるグレーゾーンで、『お願い』を無視し続ければより厳しい使用規制が課せられたり、コンテンツ自体が供給されなくなっちゃう危険があるから、みんなそれを避けるために『お願い』を遵守してる。そうした権利関係のない第三者からああしろこうしろと『お願い』されるのとは状況が全く異なる。それを『態度が異なる』と笑うならどうぞご自由に」と(他の擁護派の方々と同じような)模範解答を言ってれば、多少の揶揄やあてこすりをされる余地はあっても、主張の筋道自体には文句のつけようがなかったと思う。でも実際は、元増田は「二次利用はなんでもありだが、ウマ娘公式はオタクに好意を持たれているから、オタクのほうも彼らの『お願い』を聞いてやってる。でもフェミニストや表現規制派はオタクに好意を持っていないし持たれてもいないから、オタクにも彼らの『お願い』を聞く義理はない」という、何重にも地雷を孕んだ主張をゴリ押ししている。これにウマ娘ファンのみなさんは「そうだそうだ」と乗っちゃっていいのか?という話。
一部の表現の自由戦士を除いて
「好感度や信頼度の話もないとは言わないけど、著作権者だからでしょ」
ってツッコミ入れてるじゃん。
自分は、著作物に対する著作者の諸権利には二次利用者の表現の自由に優越する要素が確実にあると思う。だから、著作権を持つコンテンツホルダーに対して二次利用者が配慮を示すこと自体は、何らおかしなことじゃない。「コンテンツに対する権利を持ってる人達がガチで怒ったらどうなるかわからないから、謙抑的にやりましょう」というのは二次利用者としてごく常識的な判断だし、自分だって似た状況が発生したらフツーに相手の「お願い」に従うし、何ならゴロニャンする。日頃「表現の自由」について何か勇ましい物言いをしてたとして、その忖度や阿りとのギャップを誰かに笑われても構わない。「それとこれとは別です」でおしまい。
かなり多くの人はガチャピンくんと同じこと言ってたよね?
元増田に賛成してる人でも著作権の話完全に無視してる人少ないよね?
フェミを揶揄するコメントでも「何の権利も持ってないフェミが著作権者と同じでないと満足できないってのはおかしいよね」ってニュアンスだよね?
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210317235416
違うっていうなら、それぞれの立場のコメントの数を数えて否定してみなよ。著作権の話完全に無視して信頼や好意の多寡だけの話をしてる人どれだけいる?
なんで一部のバカの方を取り上げてそっちがメインみたいに言ってんの?
ちゃんと「多数派の人はわかってるようだが」って注釈入れなよ。
著作権者のことを
「自分たちからオモチャを取り上げる権利を持つ相手」と表現してみたり
自覚してやってるならいいけど言われてはじめて気づきました、ならかなり病んでるよガチャピンくん。
あとね。
元増田の文章ってさ、フェミのいちゃもんに対しての反論なわけだよね。
「フェミの話を聞く必要がない理由」としてフェミは好意も持たれてないし信頼も持たれてないっていう指摘自体は一定のクリティカル要素ではあるよね。
それがメインの理由だという元増田は間違ってるが、この点はフェミとしては無視してよい話ではなくね?
「わかりました。オタクが著作権者のいうことなら聞くと言ってるんだし、今後はオタク無視して著作権者に直接働きかけて権利行使させます」
都合の悪い2点「大勢の人はガチャピンが指摘するまでもなく突っ込んでる」「フェミの信頼性のなさについて指摘している」
を豪快に無視して、
都合の良い点「著作権を無視して語ってる」という点だけを大げさに取り上げて。
ガチャピンくんはミステリにおける信用できない語り手でも目指してんの?
と、ネガティブな印象を持ったが
それはコンテンツホルダーの権利との関係でそうするのが当然だと思うからで、間違っても「あいつらのお願いに従うかどうかはこちらの腹ひとつだが(何だったらエロく描いたりグロく描いたり○したり馬刺しにして食うこともできるんだが)、あいつらには好感を持っているし、我々の評価を落とすような事件も起こしてないから、今はその〈お願い〉を聞いてやってるんだ。テメーらはそうじゃないだろ!」なんてことを第三者に向かって言わない。
これについては「ガチャピンくんだけでなく大勢の人からツッコまれているように」同意してるからね。
ガチャピンくんさあ…色々省略して語るのは構わないんだけど、省略するなら省略したって書こうぜ。
元ガチャピンの人は勇み足で微妙な発言をしたけどちゃんとそれについて自分で尻をふこうとしている。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4699940658477561058/comment/muchonov
「好意の多寡」云々と強弁してるけど、勇壮な表現の自由戦士たちが権利者の意向には簡単にゴロニャンするという構図は変わらない。自分たちからオモチャを取り上げる権利を持つ相手に屈服してるだけ
この発言自体はひどいと思うけれどそれに対する批判に対してきちんと受け答えしている。
・確かにそうですね。読み返してみると、自分の論点にはあまり関係ないところで棘がある表現を使ってるなと思った。
・そうかなあ? 自分は著作物に対する著作者の諸権利は二次利用者の表現の自由に優越すると考える一方で、元増田は「グロく描こうが殺そうが馬刺しにして食おうがなんでもあり」だと言ってるんですけど。「グロく描こうが殺そうが馬刺しにして食おうがなんでもあり」と言ってるのは元増田で、自分は「またまたぁ、実際はそうじゃないでしょ」て立場です
・子増田に言いたいことを書いたよ。 https://anond.hatelabo.jp/20210318185716 fukkenさんとかpeta0227さんと、言ってること自体はそんなに違わないと思うけど。
・ありがとう。自分は自分のことをSJW的な表現規制派とはやや立ち位置が違うと思ってます。宇崎ちゃん騒動の時も「撤去しろ」という立場は取らなかったように思う(違ったらごめん)
・元ガチャピンです。元ブコメ最後の「〜だけ」は表現が強すぎると少し反省してます。一方で、一次創作者の権利関係への配慮は二次創作の創作・鑑賞者の態度を根本で規定してると思うし、元増田がそこに全く言及せずにあたかも両者が対等の立場で(元増田的にほぼ「好意」のみで、現増田さん的には「恋人関係」のように)取り結ばれた結果そうした関係が築けているという見立ては、多くのファン当事者の認識とも違うように思いました
・②は増田の言うように著作権者を「オモチャを与えたり引き上げたりできる権利者」としても大差ないと思う…③オタ全体を嫌悪・蔑視してるように取られるのは本意でないので、今後はより書き方を工夫します①は(続①は「やめろ」と言われて「そうだな」と思ったのでやめた。/ゲイや黒人に偏見や嫌悪感を抱く自由はあるが表現する自由は一定の社会的制約を受けるという話をした。対国籍ではヘイトスピーチ解消法で実現済みのこと
「書き方がまずかったが自分の主張は間違ってない」ということで反省はしていないようであるが、少なくともツッコミに対してちゃんと返している。
宇崎ちゃんはフェミニスト側が「ライン」があるといってるんだからそれを聞く。
https://anond.hatelabo.jp/20210317235416
「フェミが信頼を受けてない」んじゃなくて「オタクくんがフェミちゃんのことを嫌い」なのね。
フェミの問題じゃなくてオタクの問題。もちろんフェミに問題がないとは言わないが第一にはオタクの問題。
とことんまでこいつらは同レベルなの。
「フェミが先に文句を言って」「その後にサイゲームスが自重してねと言い出す」という順番だったらオタクは
反発してたと思うよ。
宇崎ちゃんの時そんな感じだったじゃん。
作者さんはその後にひかえてるアニメの方が大事だからトラブルを避けるために割とすっと引いたのにオタクが未練たらたら言ってたし。
今回だって、フェミが先に言い出してたらよくて「サイゲームス弱腰すぎて失望した」くらいは言ってたと思う。
どっちにしろ確かなことは「オタクはフェミが大嫌いだ」ってことだけだよ。
それ以外はすべてみんな適当にしゃべってるだけだよ。