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はてなキーワード: 暴動とは

2022-12-14

[] そのごひゃくじゅういち

メリィキリヒミテーッス

 

本日人類が初めて南極点に到達した日だから南極の日、そして日本では忠臣蔵で有名な吉良邸討ち入りの日ですね。

 

集団心理って怖いですよね、たった四十七人が団結して人一人ぶっ倒しに行くだけでも今では判断が分かれますものね。

ただ刀ぶん回した奴が悪いんだからそれで解散させられたのの腹いせに始末しに行くアイツら意味わからんくない?みたいな最近の言説とか

いんや忠義忠義忠義天晴れ天晴れ天晴れ!!で押し通してきたこれまでとか

冷静に「いやまずいっすよ、恥かかされたとかも意味わかんないっすよ」って指摘してくれる人が居たらまだ彼等も踏み止まれたのか、それとも「上司がやられることあったらマジ、やったりますよマジ」だったのか。

時代によって判断が分けられるぐらい物語として出来がいいのかもしれませんね。

今やったら悪いのは四十七士側ですもん。テロリストです。ゴリゴリ反社

でも一揆とかも発生することがあった時代の話だし、現代でも暴動は発生するし、だからこそ「これはこれ、それはそれ」を判断できることが大事になるのかもしれませんね。

まぁそういうのを裁判所とかが上手くやってくれるから現代ってすごいねって話かもしれません。

 

ということで本日は【適切な判断いか】でいきたいと思います

適切な判断いか!適切な判断ヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

せめて、一息に

推し推しCPがいる事務所来年の新作発表会が今日あった。

結論から言うと、もう何も考えられないし事務所が何を考えているかもさっぱり分からない。今まで一年に一作品出来るかどうかだったのに、あんなに新メンバーを増やし新しい作品あんなにあるとは…??ちょっと理解ができない。生き急いでるの?

推し推しCP主演の出演作が複数ある皆さんおめでとうございます。良かったですね頑張ってください。もう何を言っても嫌味にしかならないからそれしか言わない。

というか正直もう何か空気中に溶け込んで消えてしまいたいぐらいの気持ちで、嫌味を言ったり怒ったりする体力が一切残ってないんだ。ただただ無。唯一の希望だった作品は内容の改変が行われて推しの1人がいなくなり、恋愛要素がありそうだったのが恐らくほぼなくなりアクションに。仕方ない、それは分かってる。その推しメンタルがまだ完全復活していないだろうしシリーズにメインで参加するのはリスクなんだろうなっていうのは分かる。

でも、それでもせめてシリーズを演じないにしろ推しCPには隣に並んで欲しかった。2人で楽しく笑っていて欲しかった。カップル営業しろとは言わない、前ほどイチャイチャハグしてほっぺちゅーして愛してる好きだと告白してるのが見たいとは言わない。でも本当に、普通に仲良く笑い合う2人が見たかったんだ。それすら叶わないなら、もう完全にCP解消してグループの仲間として楽しくやっていきます宣言をして欲しかった。それは今でも望んでる。2人の目が一瞬合うだけで期待してしまうから、望みは一切絶って欲しい。さすがに事務所や本人達からカップルは解消しました」と言われたらもう何も言わない。

希望を持ち続けて色々嫌いになりたくない。だから、早くはっきり終わりの言葉を書いてファンの息の根を止めてほしい。CPとしてじゃなくちゃん個人個人として応援するから

というか推しが出る作品アクションじゃなくあのもう1人の子恋愛要素あったら嫌だなー!その場合暴動起きるよ。でも今まで推しCPファンの声は全て無視してきた事務所から相手が変わったくらいで何?とか言うのかな。どれだけ推しCP推してきたと思ってんだ。待って待って待って駄目になってきた気持ち分かっているのか?どれだけ新しい2人の新作を待ち焦がれていたと思ってんだ。事務所のえらい方々には、大好物食べ物を数年間受け付けなくなる呪いをかけたい。大好きなアーティストの声だけ数年間聴けなくなる呪いとかでもいいかな。

2022-12-13

もしも表現規制が行われたらオタクはどうするんだろう?

どれ?

・怒りのデモ暴動も含)

集団自殺

無趣味になって普通に生きるだけ

・法に反する犯罪者としてチキンレース

現実に手を出す

2022-12-11

anond:20221211234059

普段はお高く

「どんな理由があろうとも暴力は許されない(キリッ」

みたいな人らが

「抑圧された人々による叫び、限られた手段

とかなんとか、暴動容認しちゃってさ

あまつさえ日本若者にはこういう活力がないとか言い出しちゃう奴ら居たんだぜ

沖縄座り込み周りの奴もさ、暴力沙汰になってっけど、咎め空気にならないじゃん?

なんなら山上を礼賛したりさ

でも、別口で暴力事件が起こってコメントする時は、またぞろ真顔で

「どんな理由があろうとも暴力は許されない(キリッ」

っとやるんだよ

これが滑稽でなくて何だって言うのさ

2022-12-09

インド映画 RRRがとてもよかったのでプレゼン

3時間の超大作インド映画、RRRを観てきたがとてもよかった。

事前にこのTogetter記事を参考に大福を食べてトイレ対策をしており、何回もクライマックスが来る飽きない構成もあって3時間全然長く感じなかった。

https://togetter.com/li/1971064

  

簡単なあらすじ

時はまだイギリス支配があった時代インド帝国総督のスコットとキャサリンは、鹿狩りで訪れた村から気まぐれで村娘を連れ去ってしまう。

総督から女の子を奪還すべくデリーに向かった、虎と戦える部族最強の不屈の男ビーム

一方、内なる大義を秘め、インド帝国警察官となり治安維持にあたる、暴動をほぼ一人で鎮静化できるほどクッソ強い男ラーマ。

政府への反逆者と警察官。相容れない立場のはずのビームラーマが、たまたま居合わせ場所で起きた事件を一緒に解決したこときっかけに親友になりーーーーー

お互いの立場の違いを知らないまま、インド舞台物語はどんどん動いていく。

 

よかったところ

・6話くらいの連続ドラマとしてやってもいいストーリーを、3時間で一気にやる構成だった。

長い分、登場人物の背景を丁寧に描写され、また伏線も全部きれいに回収してくれるので、「あっ!これあの時のやつ!」というカタルシスを感じる場面が終盤でたくさんあった。

特に、途中の大規模ダンスの時の曲は覚えておくと終盤で伏線になっていて気持ちいい。

 

イギリスインド帝国総督スコットと、その夫人キャサリンがきちんと極悪人に描かれていたので、最後に倒されたときに心の底から「やったぜ!!!!」という気持ちになれた。

特に夫人キャサリンの方が胸クソ残虐非道

シンプル勧善懲悪モノが好きな人安心して楽しめると思う。

 

・ちょうど真ん中のハーフクライマックスくらいで「INTERRRRRRRBAL!!!」と日本で見慣れない休憩表示が出て笑った。海外劇場だとここで休憩が挟まるんだろうな。

 

からなかったところ

吹き替えで見てたが、作中では3種類の言語があったように思われる。「英語」「現地語」ともう一つの言語

英語がわからないはずのビームも、英語しかさないはずの総督も両方聞き取れる言語があった気がしており、どうなのか教えてほしい。

 

インド俳優の顔を見慣れておらず、途中までダブル主人公ビームラーマがどっちがどっちだっけ?と混乱した。日本視点だと結構そっくり

 

エンディングはみんなで盛大に明るく踊るとてもインド映画的な感じだっだが、背景にインド解放偉人っぽい人がたくさん出てきた。知識がなくてガンディーとラクシュミーバーイーぐらいしかからなかったので、誰かに解説してほしい。

 

 

インド映画初めてだったけど、おしっこ対策だけしておけばとても楽しめる内容だった。

明日バーバリも観てみよう。

2022-12-07

暴力革命なんて3周遅れ。時代ハイブリッド革命

暴力革命なんて現代じゃ無理。

今やあらゆるチャンネルを駆使して戦うハイブリッド革命時代なのだ

・新暴力革命……これは極左暴力集団主体となって行う暴力ではなく、市民暴動を誘発するやり方。BLMのような暴動日本で起こすことが目的

世論戦……上記の新暴力革命の達成のため、デモネット言論を通じて行う。国家悪魔化し、市民暴動を起こすのは必然という空気を醸成する。

民主革命……普通に民主主義の手続きを経て政権を獲得する。ぶっちゃけ無理だが一応ポーズはとっておく。

2022-12-03

anond:20221202083200

歩けない、または歩きにくいUIにすると、歩いて逃げたいような問題が起きたときに困るのでダメ

エスカレーターの乗り口か降り口で誰かが暴れてるとか、火事地震停電暴動などなど、滅多にないことだけどあったときに歩けないUIだと詰む。

2022-11-30

学校とか保育園不祥事でよく保護者説明会ってあるじゃん

大体のケースで学校側って舐めた説明しかしないけど、保護者達よく暴動にならないよね

我が子に危害があったような場合だとキレて詰め寄る人とかいてもおかしくなさそうだけど、

関係者に近づけないように強面のお兄さんとか警官が立ってたりすんのかな?

実際に立ち会ったことがある人とかいたら話聞いてみたいわ

2022-11-29

anond:20221129085540

世界から見て特別美しいなんて日本人が言ってるだけなんだが?じゃあどうして世界中に春をテーマにした音楽や花の咲く美しさをテーマにした歌なんかがあるんだ?

中韓あたりの底辺反日って誰?

日本人勝手戦争中にレイプ用に拉致してきた中韓女子供たちが帰れず日本に住んでたところで差別主義者が暴れて暴動起こして差別しまくってたんだろ?

捕虜爆弾投げて爆発させたりしてたんだろ?

ナチス以下だよ

彼らは非暴力的な抗議をしている

四季はまったくかんけいない

日本人歴史無知すぎるだけだろーーーきついきつい


それで反日とか言ってんの?

先にやってるのこっちだから

日本人ってガチヤバいよな。

2022-11-28

若者からこそフェミニスト共感するはずだ

https://anond.hatelabo.jp/20221128191558

フェミニスト共感を得られていないのは、SNSを間違えているから。

フェミニストTwitter活動しているけど、そこはキモオタクばかりだから反感を買いやすい。


正直、疑問に思うことがるんだけど、どうしてフェミニストInstagramTikTokをやらないの?

この2つのSNSパリピ陽キャが集まるところだ。

もちろん、インスタグラマーもティックトッカーもフェミニストと同じようにオタクのことをキモいと思っている。

したがって、公共空間における性的表現を性暴力だと批判すれば簡単共感を得られるはずだ。

力強い陽キャ男がキモオタク完膚なきまでに叩きのめしてくれるはずだ。


場合によっては、大きな暴動だって起こせるだろう。POSOのようにな。

POSOって何?有名なショック動画だ。ぼかした物をあるから一度自分の目で確かめてみろ

この暴動の原因はある"女性性的暴行を受けた"という"噂"だ。同じようにやれば日本でもうまくいくはずだ。

フェミニズム表現規制で止まらない。うまくいけば、弱者男性さら首にするところまで行くはずだ。


フェミニズム標語は「弱者男性は性暴力」。意味が分かるかな?

2022-11-27

ドラガリアロストの感想(メイン)

「第1章王子の旅立ち」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  アルベリ王国の第七位王子ユーディルとその双子の妹である巫女のゼシアは、父親である王のアローラスから、国を守るためにドラゴン契約し聖片を集めるよう命じられる。

  ミドガルズオルムと契約を結ぼうとした時、それを阻止するように仮面の魔獣使いと衝突する。戦いの中でその仮面の下がぜシアと同じ顔であることに気づく。

  エルフィリス、ランザーヴ、クラウ等を仲間にしながら霧の森を進み聖片を見つける。

  しかし、何かに操られたかのようなアローラスの襲撃を受け、聖竜エリュシオン覚醒して応戦するも、ゼシアは聖片と共にアローラスの下に行ってしまうのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  特になし。

 ・印象に残ったキャラ

  モブ時代のシャノン。

  言葉少ないけど可愛い

 ・感想

  世界観紹介にキャラ紹介にと1話だけあって忙しい。

  ただ流石に情報が多すぎる。アルベリ王国のアルベリウス。こいつ重要そうなのに名前がまず覚えにくいし、聖片とは別に魔神封印した技があるとかも、まだもうちょい待ってくれよと思った。

  お話は、王道なやつでまだ特にとっかかりがない。

  ゼシアが可愛いけど、普段シナリオではあんまり出番がないから、メインでめでたい。

  

第2章青竜の水辺」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  近衛騎士団団長リーフ、そのライバルのハール、第6位王子エミュール等とまみえながらフォレスティエの青年リュカと共に、彼らの集落を守る王子たち。

  エミュールはマーキュリーとの契約を利用してフォレスティエ達を襲う。

  しかし、戦いの中で契約に偽りがあったことが判明し、マーキュリー契約を破棄しユーディルと再契約を行う。

 ・印象に残ったセリフ

  とくになし。

 ・印象に残ったキャラ

  とくになし。

 ・感想

  敵が来た、倒した。だけのお話キャラクタの魅力だけなのでそこにフィーチャーして感想を書く。

  マーキュリーかわいいかわいいストーリードラゴン可愛いキャラが多いけど、やっぱり六竜達が僕は好きだな。

  周囲全員に劣等感を抱いているエミュールは見ていて痛々しいけど、シナリオを円滑に進めるための道化ポジションらしくちゃんと責務を全うしててがんばれってなる。

  あと人間ではリーフとハールの関係値はこの頃から色々あるんだなあ。えっっっ。

「第3章緋竜の火山

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  火山噴火を止めるためにやってきた王子一行。

  火山ではアローラスがブリュンヒルデを痛めつけていた。

  ゼシアを助け出そうとするユーディルだが、自分意思アローラスに着いていくと言い、出来るだけ多くのドラゴン契約して欲しいと伝えた。

  その言葉強がりを言うブリュンヒルデのために、ユーディル契約を交わす。ブリュンヒルデ過去に一緒に戦った冒険者ムムの姿となり、ユーディルに抱きつくのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ムム「人間って、こんな感じかしら」

  オリジナルのムムが実装された今だからこそ言うけど、こんな感じじゃなくない? 顔や体格はまあそうだけど服装よ。

 ・印象に残ったキャラ

  ムム。

  ドラゴンだけど人に変化して王子好き好きキャラになる……

  こういう類の尖った性癖、ドラガリに限らずワーフリでも似たフレバーのがあるけど、Cygamesの中にそういう個人がいるのか、集合的無意識の中にそういうものを好む気質人間にはあるのかメッチャ気になる。ごめん適当言いすぎたわ。

 ・感想

  今回も敵を倒すぜうおー! 的なあっさり目のお話なので、キャラ萌え観点感想書くぜ。

  ムムよなあ。ドラガリ人気キャラの間違いなく3本の指に入るキャラだけあって、そりゃもうかわいい。こういう恋愛的な意味で一途なキャラはわかりやすくて好き。

  子供時代のゼシアのエピソードもあったりで、こういうのいいな。少なくともナームがイマジナリーフレンドで、ユーディル王子としての血だけを持ったクローンみたいな黒い憂鬱な設定じゃない、(じゃないよね???)のを確信できて心が落ち着く。

  いやこれでも、やっぱり憂鬱ストーリーなんかな。5章までしか読んでないので、さくさく遊んで次々読もう。

「第4章輝竜の山脈

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  ユピテル契約するために山道を進む王子一行。エミュールたち帝国軍も同じ目的で山を登っていた。

  エミュールたちを見捨てられないユーディルは彼らを助けながらユピテルの元に向かう。

  ユピテルはそんな彼らに殺し合いを命じるが、ユーディルは王として例えドラゴン相手でも悪いことをしたら正すと言い切り、結果ユピテルとの契約を果たす。

  そこにゼーナがやってきて封印遺跡に行き、アローラスとゼシアを止めるための戦いに向かうこととなる。

 ・印象に残ったセリフ

  ユーディル「忘れるなんてできないよ。たとえ許しがたい人でも、兄だから

  優しいユーディルの一幕。非人道的エミュー相手にも優しさを見せるのは、優しさがすぎる気がするするけど、仲間たちもそれを指摘してるので、きっといつか何かあるんだろう。

 ・印象に残ったキャラ

  敵対してるのに助けをこうエミュール。

  みっともないけど、こういう潔さがないキャラ人間らしさがあると思う。

 ・感想

  常識破りのユピテルに振り回されるエピソード

  誰にでも優しいユーディルと、誰しもに嫉妬してしまっているエミュール。

  ユーディルエミュールも、どちらの生き方も決して楽じゃないだけに、少し読んでて辛かった。

  馬鹿だなあと笑い飛ばせる豪快なキャラがそろそろ出てきて欲しいなあ。具体的には火で銃でフェス限な王子が。

「第5章封じられし者」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  封印遺跡に向かった王子一行。

  ゼーナはゼシアと力を合わせてこの世ならざるもの浄化しようとするが失敗してしまう。

  この世ならざるものは、アローラスからゼシアへと乗り移り代わりユーディルを背後から不意打ちで仕留め、無窮の川を引くと宣言する。

  ゼーナの捨て身の転移呪文王子一行は助かるも、ゼシアはハールを従え次の封印遺跡の向かうのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ゼーナ「ごめんなさい、私の旅は失敗です。悲しい未来を変えることはできませんでした。」

  薄々わかっていたものの、どこかの地点からタイムスリップしてきたセシア本人だったとわかるシーン。

  こういうタイムスリップものの後悔のシーンは創作物における大好物なので好き。

 ・印象に残ったキャラ

  ゼーナ。

  いやこれ本編中でまだゼーナって呼ばれてないのか。

  上記の通りタイムスリップもの大好き。

 ・感想

  アローラス、ゼーナと立て続けにキャラが退場していく悲しい展開。

  僕は家族愛ものに弱いので、アローラスが自身意思ゾディアークに託したあと、ゾディアークもユーディルを息子のように扱うのよかった。

  けど何よりゼーナの本意と失意は読んでてグッときた。

  ここまでは昔読んでた部分なので次から初見から楽しみだ。

「第6章聖城に起つ」

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  第4位王子ヴァルクスが聖城に攻め入ってくる。

  ゼシア奪還という目標を見失った王子一行はその目的のなさを指摘されてしまう。

  しかしユーディルは「国」を作り、民を守ることを誓い、ヴァルクスに立ち向かう。

  ヴァルクスの言う王にための三つの資格をみせたユーディルは王の道を歩むため、新アルベリ王国建国宣言するのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  アルベリウス「国あっての人ではない。人あっての国だ」

  いや厳密にはこれとユーディルが言ってたんだけど、まあ普通にいいセリフなので。

 ・印象に残ったキャラ

  ヴァルクス

  質実剛健キャラ大好き。こういう男キャラ好きだわ。プレイアブルになってないのなんでなんだろ。この先を読めばわかるのかな。トールプレイアブルなのに。

 ・感想

  たぎる演出燃えるセリフと、いい感じに盛り上がってきた。

  特に2D絵だけどキャラが動いて演技するところや、アニメーションなど、演出面でいっぱい魅せてくれて面白かった。

  当たり前にユーディル国王だと思ってたけどこのエピソードがあってのそれなんだね、わかってなかったや。

  なんにしてもたぎって燃えるいい話だった、ユーディル好きだなあ。フェス限実はまだ持ってないので、3周年フェス天井対象になってくれると嬉しいな。

  

「第7章遠征! 水上都市へ」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  水上都市同盟を結ぶために遠征に出た王子一行。

  領主に謁見すると、ランザーヴの父親であることが判明する。結果、ランザーヴを水上都市に戻せば同盟を結ぶという交換条件を突きつけられる。

  そんな中、第二位王子ファルエスと第六位王子エミュールがちょっかいをかけてきたため、ランザーヴは非道になれないユーディルに変わっってエミュールを始末しようとする。

  しかし、ユーディルの影響で変わったランザーヴは手をかけることはしなかった。そんなランザーヴの成長と、ランザーヴが自分の国に必要だと言い切るユーディルを見て、水上都市領主同盟を結ぶのであった。

 ・印象に残ったセリフ

  ムム「ま、これからもジャレ合いましょう。お互いに全滅しない程度に、ね♪」

  ドラゴンと人が仲良く喧嘩し続けることを示唆するムムの含蓄あるセリフ

  ドラガリ存続の危機きっかけにプレイし始めてるのでしみじみときセリフ

 ・印象に残ったキャラ

  ランザーヴ。

  甘いユーディルに変わり非道になろうとするがなりきれない、変化を示すシーンが印象的だった。

 ・感想

  同盟国を増やす話、ランザーヴのお当番回、ファルエスの登場と要素は多いわりに薄味だった。

  特にランザーヴはやる時はやるけど、ユーディルに感化されて変わったと言われても、じゃあこれ名前の出てないモブキャラもやってないのか? とか思うと不殺はどうしてもモニョるし、描写がもう少し欲しかった。

  

「第8章からみ合う炎」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  レオニードが治める国で暴動が起き逃げ出す民が出たこと知ったユーディル一行は助けに向かう。

  そこでエルフィスと旧知の仲でありながら、煉獄文書というイリア教の解釈をめぐる文章対立してしまっているシャノンと出会う。

  煉獄文書に従い魔神を受け入れたシャノンは同じく魔神の力を使い世界を制しようとするレオニードと手を組んでいたのだった。

  しかし、レオニードは冷徹にも魔神の力を手に入れるとシャノンごとユーディル一行を攻撃する。愛の力で覚醒したムムにより窮地は脱するものの、魔神封印がまた一つ解けてしまうのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ムム「本当の愛ってのはね、誰かを守って、自分も生き残る。そういうことよ」

  さすが300年生きてるだけあって愛に関する含蓄あるお言葉

 ・印象に残ったキャラ

  シャノンとエルフィス。

  家族同然の2人の関係を少ない文章量ながらちゃんと魅せててよかった。

 ・感想

  エルフィスお当番回にして、シャノン、レオニードの登場にムムの覚醒と盛りだくさん。

  ただちょっととっ散らかってるかなあ。

  レオニードは次に続くみたいだし、ムムの覚醒は完全にゲームシステム(施設配布)の都合だし、シャノンとエルフィスの2人に絞ってより文章が読みたかったなあ。

  暗殺者ながら慈愛の心を強く持ってるシャノンのキャラはすごく好きなので、もっとフィーチャーされると嬉しいな。

「第9章Let’s Party!」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  第三王女シェスの誘いで彼女の国へ行くユーディル一行。そこにはリーフらもおり、パーティーを楽しみながらシェスの真意を探る。

  シェスのマッチポンプのような政策嫌悪感も覚えるも同盟を結ぶことができホッとしたのも束の間、シャンゼリアの産業を支える遺跡に怪しさを覚える。

  遺跡兵器を使い世界蹂躙すると言うシェスに対抗するため兵器破壊するも、それはシェスの策で、実際にはユーディルたちを利用して移籍発掘に邪魔だった敵を排除したにすぎなかった。

 ・印象に残ったセリフ

  シェス「これは終わりのない輪舞曲最後ホールの中心に立っているのは…… 誰?」

  おチャラケ王女のようで策を巡らせ全てを把握しているかのようなシェスらしい意味深なセリフ

 ・印象に残ったキャラ

  シェス。

  リーフとの淡い思い出や、ユーディルたちをウマとして使う様など、とにかくシェスが可愛いから成り立つシナリオだった。僕もお馬になりたい。

 ・感想

  シェス最高だな。

  特にクラウ、ムム、エルフィスたち女性陣を馬として支えさせようとするところは18禁えちえち同人誌を描く才が僕にないことが悔やまれる。

  リーフともなにか思わせぶりな過去があるらしく、位の高い人らしく色々と手広いキャラがすごく好みだった。

  

「第10魔神再誕」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  建国王アルベリウスが魔神モルトメサイア封印した土地にやってきた一行。

  そこで血の共鳴により封印真相、すなわちアルベリウスは血にモルトメサイア封印し、かつその半身は自分の中に取り込み今もなお戦い続けていることを知る。

  アルベリウスの志を継ぐことをユーディルは誓い、ゼシアを助けるためモルトメサイアとの戦いに挑むのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ユーディル「アルベリウス。あなたの体が滅びてもその意志はおれが受け継ぐ」

  主人公やってんな! 流石に決め台詞は格好いい。

 ・印象に残ったキャラ

  アルベリウス。

  300年間戦い続けてきた壮絶さに驚き。

 ・感想

  建国真相と、モルトメサイア人類の敵ではなく彼には彼なりの目的があるという勧善懲悪しませんよ展開。

  アルベリウスは、まあガチャ実装されてるので復活することは知ってるものの、グッと来る悲しいお話しだった。

  アルベリウスも、アスラムも、王様たちはみんな大変だなあ。

  ストーリー的にはここから兄弟たちとのバトル展開になるのかな。

「第11章哀しき戦闘人形

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  300年前の戦争で使われた戦争人形と戦うことになるユーディル一行。

  その中で、戦いを止めたい無垢なマスキュラと、壊れてしまった指揮官のラキシと出会う。

  マスキュラ自己犠牲によりラキシを修復することができたが、二人は一つの体に精神が同居することになってしまうのだった。

  そしてユーディルはラキシ達戦闘人形を仲間にする。

 ・印象に残ったセリフ

  ユーディル「戦うための力を持つことと、戦わなきゃいけないことは違う。おれはきみたちに無理に戦ってほしいとは思わないよ」

  戦闘人形という戦闘にために作られた兵器であっても彼らの自由意志尊重したいとするユーディルのやさいしい言葉

  かつ、この自由意志はユーディルにとっても大事キーワードになる。

 ・印象に残ったキャラ

  リュカ

  無垢なマスキュラに感化され敵を助けるシーンが印象的。

  フォレスティアとヒューマン架け橋となってるリュカからこそ、戦闘人形達とも交流を深めていくのかな。

 ・感想

  メインストリーでありながら今話から出てきた戦闘人形が大きくフィーチャーされるイベントシナリオのようなシナリオだった。

  人間によって作られた兵器戦闘人形でありながら心を持ち戦いを辞めさせようとする無垢な心を持つマスキュラと、リュカ交流が話の大半を占めていて、二人の交流はとてもよかった。

  特にフォレスティアとかヒューマンとか種族関係ないと言い切るリュカが、帝国とか新アルベリアとか所属とか関係ないと言い切るマスキュラの圧に負けるところが良かった。

  メインらしく兄弟のシェスの暗躍や、ファルエスの病、そしてユーディルの正体など次への布石も多めで面白かった、満足。

2022-11-25

ブクマカのアホどもは無関心なもの適当すぎるわ

せめてコメントするなよ。馬鹿なこと言って悲劇を手繰り寄せるくらいならよぉ。

スポーツ政治を持ち込むとどうなるかってさ、そこで喧嘩暴動殺戮悲劇が起きやすいんだよ。

政治メッセージってのは、つまり2つ以上の主張のぶつかり合いで、それの片方の主張の発露になるわけ。片方が「アタラシイカチカン」で正しそうに見えたとしても、反対側には反対側の理屈がある。そういうのの解決は別途国際社会として取り組んで行くべきなんだよ。

スポーツなんてやってる方も見てる方も興奮状態になるとこでそんなことやったらそれこそ会場で悲劇が起きても全然おかしくねーんだよ。サポーター煽り合いですら稀に危険なことになるのに政治問題絡ませたらもはや国際問題にまで発展するぞ。(ここでそもそもスポーツをやるのが危険ならスポーツやめればみたいなノータリン自分の関心事だけ守られてればいいみたいな自己中クソネット御意見番様がなんかいうかもしれんな。自身が一番平和を乱す存在だと気づくこともなく)

スポーツの力ってよく言われるのはさ、人種主張関係なく人間の極限状態で誤魔化しの効かないところで競い合って、その緊張と終わったあとにそれを通じた心の邂逅みたいなもんなんだよね。そういうのがあらゆる壁を超えるって言われてるわけ。所謂スポーツマンシップとかノーサイドとかそういう精神ね。

もちろん、そもそもそういう綺麗事が言いたくてスポーツを始めたわけではないはずよ?遊びや時には残酷行為の延長にあるだろうね。でもね、そこを極めようとするときに見える「人との繋がり感」みたいなのは出てくるわけ。これを手触り感持って味わえる奴がどれほどいるか知らんけど。

戦場の奇妙な友情みたいなのもあるけど、スポーツ死ぬことなくそれを味わえる可能性があるのよ。

そこで大事なのが、ピュアであること。競技に集中し勝利にのみ焦点を合わせる。そこで競技という媒体でのみ戦い繋がり、そこに自他の属性だのが入り込む余地がなくなる、無音になる。それがリスペクトをうむ。もちろんそれで全ての差別解決されることなんてなく「ジャーマニーでなくゲイマニーだ」とかクソみたいな外野場合により内野も出てきたりはするわけで銀の弾丸ではない(いや、これは政治的パフォの悪さを示した例ともとれるか)。ピュアじゃないと、代理戦争になってしまう。それは全然望むことではないんだだれも。

問題に目をつぶれというのでもない。問題問題議論の場を持って対応していく。スポーツ大会でそれを持ち込むのはほとんどの場合逆効果だよ。そう思う。

言語化ムズいわ、言いたい感じの1/3も伝わんねぇこれじゃあ。

anond:20221125140153

反対してるのは「仲いい日本人」だぞ。不和の種を見つけて差別ヘイトと名付け分断を生み出すのが仕事アメリカでのBLM暴動大成功事例や。

2022-11-24

中国iPhone工場暴動が起きたらしいな

iPhoneが品薄になったりするのかな。

 明治になって、大規模な飢饉は減りました。それは、交通の便の改善や、多様な品種栽培可能になったこと、農業技術進歩などが大きな要因です。それでも、東北を中心に何度か飢饉が起きました。

 そして、昭和に入った1930年から1934年にかけて、東北で大規模な飢饉が発生します。昭和東北大凶作とよばれるもので、女性の身売りが頻発します。これが世界恐慌などと相まって、戦争への契機となりました。食べる物がなければ、人は平気で道を踏み外すのです。

iPhone工場暴動が起きたのはロックダウンで配給されるメシが不味すぎたってことが原因らしい

まあ気持ちは分かる

2022-11-21

政権もみんな財務省の言いなりだから暴動起こすしかない」って言い分、おかしくね?

2022-11-16

anond:20221116085229

ロシアの国力がそのレベルに見えているなら恐ろしい

Twitterでも本気で言ってそうなの見た

ウクライナが戦える体力があるわけないではなくロシアが無いんだと

 

それはともかく、ウクライナかもと言われていて出所は確定では無いらしいが

ロシアだったら最悪の事態だよな。無責任ウクライナ支援なんかするからこうなる

ウクライナ支援難民支援だけで良かったのにな

マジで落とし所なんかないでしょ、これ許しちゃったらポーランド政治家は次の選挙で勝てないし、

こんなの許すのか!ってポーランド国民暴動起きるでしょ

 

そう考えると北朝鮮ミサイル他人事じゃないな

つかこういう事故が起きるかもしれん

2022-11-15

anond:20221115182636

意味がわからない。

一度割譲した地域ロシア領土になるんだぞ?

割譲した地域虐殺が起きようと暴動が起きようとそれはロシア国内問題だ。わかるか?

どれだけ問題が起きていようと、一度割譲した地域軍事侵攻すれば侵略者ウクライナになるんだぞ?

理解できるか?

まあ釣りで書いているのならいいけれど本気で書いているのなら…ちょっとなんぼなんでも。

2022-11-11

anond:20221110214353

サブカルリベラルだって連中が罹患する病だな

んで、大抵の場合、【差別とは社会存在する構造的なものを指す】と切断する

そうでないものは、区別だと

からオタク偏見から犯罪者予備軍と切って捨てても、それは差別ではないし、悪い事でもないが

被差別者偏見から犯罪者予備軍と切って捨てる事は許されざる巨悪となる、差別から

差別から差別しちゃいけない

みたいな事を平気で言う

結果生み出されるのは

シーライオニング

マンスプレイニング

ご飯論法

ウイグル論法

みたいな定義

「僕の事は問題にするな、大きな物語を話しているのだ、話を逸らすな」と自分に目をつぶる

BLMともなれば、その暴動は抑圧の反動、致し方ない犠牲被害報告した人を晒上げ

その晒上げた同じ口で、いかなる暴力も許されないと嘯く



ルッキズムに反対し、女の若さスタイル、胸の大きさで評価されることを唾棄しながら

イケメンを消費しキモオタが「外見によって」嫌われるのをヨシとし

それを「最低限の身だしなみ」「清潔感」などと正当化する



世間はそういうクズの集まりから何も気にせず忘れて生きるか

自身正当化して赦すために

宗教思想的な党派も含む)で「正しく」なるか

好きに選べ

2022-10-31

満員電車での対群衆ノウハウを忘れた鉄道会社

韓国群衆事故を見て「日本満員電車事故が起きないのって凄いんだな」という意見が見られるが、実は「満員電車プロであるはずの電鉄会社も甘い見立てでとんでもない失敗をした事があるんだな。

小田急にドアがデカい変な電車がいるが、あれの話である

自分は鉄オタじゃないからそんなマニアックな話じゃないので安心してくれ。

因みに2014年相模大野駅脱線事故が起きて小田急全線不通になったが、その脱線した電車というのはこれだったんだな。

 

あの電車は混雑解消と遅延防止の為に作られたが、そのせいで小田急線は大混雑と遅延続出とケガ人の走る地獄エクスプレスと化したのだった…。

 

構造的欠陥と転倒事故の続出

以前Wikipedia確認したところ、これは停車駅が多い各駅停車用に作られたと書かれていたが(今は削除)、これは間違いで、混雑が酷い急行に使われていた。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%94%B0%E6%80%A51000%E5%BD%A2%E9%9B%BB%E8%BB%8A

ところが混雑と大遅延を惹き起こし乗客に大顰蹙を買って混雑なんて殆どない各駅停車専用に左遷されたのだな。

 

座席を縮小させてドアを広くすれば立客のスペースが増えるから余裕が生まれるじゃん、ドアが広いから乗降も早く終わるじゃん、というのがデカドアのコンセプトだ。

ところが、バカ工業デザイナーはそのドア前の広大な空間につり革も手すりも付けなかったのだ。しかもドアの上もドア自体もまっ平らなデザインにした。

から普通電車の2倍以上、面積と収容されている人数的には4倍以上の広大な空間に、手すりにもつり革にもつかまっていない乗客が詰め込まれることになった。

ラッシュ時に電車が揺れると手すりのない客の揺動というのは手すりにつかまっている客がブロックしている。

でも広大な空間に誰もどこにもつかまっていないのだから、客はずっとつま先で全力で踏ん張り、揺れでよたよたし続ける事になった。強烈な苦痛だ。

 

当然こういう状態から雪崩が頻繁に発生する。普通電車なら一瞬ドドッと動く程度が、この電車場合は人が大勢倒れるまで行ってしまう。

そういうわけで、この電車終点新宿に着いた後というのは悲惨で、千切れた腕時計腕時計金属バンドコマメガネ(踏まれてぐちゃぐちゃ)、千切れたボタンカフスパンプスハイヒールヒール、血痕などが散乱するという状態になっていた。暴動でもあったんですか?

座っていても安心できない。乗客雪崩ロングシートの方に逸れて人が降ってくる事があるからだ。メガネをしていたらイチコロである金属フレームであったら眼窩を大きく切って出血する事を免れない。

吹っ飛んだメガネも拾うのは無理で、向こう側のドア間で苦闘する乗客蹂躙されてグチャグチャになるのを座視するしかない。

雪崩に押し出された小学生座席下のヒーター付近に押し込まれ、降車駅まで男性客の股間に立っていた。

自分場合ペンチでしか開かない鍵束の鉄リングが伸びて6の字になっていた事がある。転倒した誰かの時計バンドが入って引っ張ってしまったのだろう。

また言語学習で支給された頑丈なバインダーが二つに折れ&押されてぐちゃぐちゃになり買い直した。更に誰のだか知らぬ血がカバンや服についていた事もあった。

 

90年代前半は混雑が今より酷く、他の路線でもボタン時計が落ちているという事はままあった。しかしこの電車は頻度が異常というか終点で人が捌けると必ずという頻度であった。

また、ドア前の空間につり革を付けないのというのは当時は当たり前で、他の電車も同じだった。だがこの電車構造特殊なんだから同じように付けないと雪崩が続出するのは当たり前だ。何故こんな事をデザイナーは考えなかったのか?

 

遅延防止のつもりが大遅延続出

混雑時に大きな駅に電車が到着すると、下りる客の邪魔になるのでドアの前の客は一旦ホームに降りなきゃいけない。この下りる人数というのは普通電車なら2~4人程度だ。

だがデカドア電車ではこれが6~10人程度になってしまう。するとこれが邪魔になって降車がなかなか進まない。

更に、小田急には下北沢登戸という、乗降客が多くてホームが狭い駅があった。(現在は建て替えで両方とも解消)

下北では狭いホーム井の頭線の橋脚がそびえるという無茶な構造登戸南武線乗り換え駅なのに駅が鉄橋の上にあるという造りでホームが狭い。客が多いので階段を大きくせざるをえず階段ケース横のホームがとても狭い。

ここで「一旦降り」客が多いと橋脚の向こうや階段ケースの裏側から階段にくる客の流れが詰まってしまっていつまでも降車が終わらないという事になった。

そして電車が出て行った後にも乗客の移動が続き、そこに次の電車が入ってくるので大変危険である

 

更に乗車忌避問題が発生した。

デカドア電車では頻繁に乗客雪崩が発生して、転倒に至る事も多い。それ以外の時間ではずっと何にもつまれずに乗客の大きな揺動に耐えて踏ん張る事になるので非常に苦痛だ。

特にヒールパンプス女性苦痛は余りある。更にヒールのある靴では転倒したりヒールがもげるリスクが大きくなる。ヒールがもげたら百貨店の靴修理店が開く時間まで待たねばならないから出勤できるかという問題にもなる。

その為にデカドア電車が来ても乗車を見送る客が続出したのだ。

この客らは降車客の移動の邪魔にもなるし、次の急行にまとめて乗るので次の急行が大混雑になる。混雑が酷いと乗降に時間が掛かるので遅れてしまう。遅れるとホームにその分乗客が溜まるので更に混雑→遅延というフィードバックが加速されてしまう。

 

こういう感じで、デカドア電車を先頭に遅延が常態化してしまった。「次の電車は5分遅れです」とアナウンスがあると果たしてデカドア電車で、その電車に乗って数十分デカドアサーフィンエクササイズ(転倒出血付き)するか、その後の急行で大混雑&遅刻するかを選択せねばならない。

たこの為に途中駅では入場制限もしばしばしかれるようになった。

 

You are fired

こうして多くの乗客、駅員に怨嗟絶望遅刻を、ミスターミニッツには靴底修理の商売繁盛を齎したカサンドラエクスプレスことデカドア電車だが、終わりは突然にやってきた。

ある日を境に急行デカドア電車が来なくなったのだ。戦力外通知、三行半である。彼は各駅停車専属に転属となっていた。小田急では各駅停車全然混まないので、使えねー奴でも何でもいいのだ。新規投入から半年も経っていない。

 

小田急では大混雑する急行対策が全てであって、そんな路線各停しか使えない縛りの資材を抱え込んでしまった同社の悩みは幾ばくかとも思うが、見立てが甘かったのだから仕方がない。怪我したりメガネや服や時計破壊された人の身にもなってみろと言いたい。

混雑対策にはノウハウの蓄積とその参照が必要なのに銀の弾丸求めてコンセプト優先で足元をおろそかにした工業デザイナーのせいである。3日占領目指して引っ込みつかなくなった頭プーチンかよ。

 

その後この思い付きだけで出来た愚劣な電車はずっと各停だけで使われていたのだが、今どうなってるのかというと、つり革を付けてドアがあまり開かない改造をされて走っているようなのだ阿呆である。完全に最初からコンセプトが破綻していたってこった。最初からやるな。

 

デザイナーリサーチ不足のせいで多くのケガ人と憤怒と遅刻ふくらはぎの筋力とミスターミニッツインカム各停しか使えない不良資産を産んだのがこのデカドア騒動だった。

だが我々の社会はまた過去ノウハウの蓄積を軽視するようになっているように思える。失敗データベースなどにこの失敗は収録されて参照されるようにもなっていない。

ゆえにまたいつ次のデカドア電車が現れるやも知れぬ。

そういう時我々は声を大にしてこう言うべきである

「おめぇヒールはいてこれに乗ってみろ」

2022-10-23

anond:20221023150424

「ずっと抑圧されている集団があって、それが何かのはずみに暴動という形で一気に噴き出す」

ずっと抑圧=強燃性可燃物

なんかの弾み=火種

揃うと大炎上

 

って事であって「不利益を受けて、瞬間的に逆上して後先考えずに暴れている」って物言いは「俺はそういう奴らが利己的で身勝手馬鹿だと思ってるし、そんな俺はとても正しい」くらいの話なんだよな。

anond:20221022235346

暴動というのは「まさに集団不利益を食らったその瞬間」に「後先考えず」暴れるものだ。

>たとえ不利益を食らったとしても、長期的に考えたら、忘れて自分利益のため努力したほうが平均リターンが大きいのは当たり前。

そう?

ずっと抑圧されている集団があって、それが何かのはずみに暴動という形で一気に噴き出すものだと思ってたけど。

ロサンゼルス暴動ロサンゼルス市警改革につながったように結果的にそれが集団にとって良い方向に社会を変えることも多い。

2022-10-22

氷河期世代」なんてくくりで団結できるわけ無いだろ

なんかあまりに今更すぎる話が上がってきていて、はてな民ってホントしょうもないなあと思いつつ、あらためて書いておく。

はっきり言うけど、お前らが何故か自明の前提としてる「氷河期世代特有の虐げられた共通体験なんて幻想に過ぎない。

しかもめちゃくちゃ範囲の狭い、信仰強度の低い幻想だ。

そもそも氷河期世代と言われてるのは

大学で(主に文系の)四年制大学新卒大企業に入ってたはずの層のうち一部が、急にそれまでの高待遇を受けられなくなった」

という、本当にそれだけの世代しかない。

この体験に対して未だにアイディンティティを持ってるやつってお前らが思ってるよりずっとずっと少ない。

多いように感じてるのは、お前らがネット毎日同じような連中と延々駄弁ってるから。それだけ。

まずそれを自覚しよう。

日本では四年制大学新卒大企業に入った人間以外はずっと就職差別されてきている。

高卒待遇は一向に向上しない。いまでも半分近く高卒なんだけどね。

正社員」になれず、派遣キャリアアップの見込みのない低賃金仕事させられるっていうのを被害者体験として語るけど

それは現在では何も珍しくない。多数派だ。

せいぜい、正社員枠として雇用されるけど受託派遣低賃金、ぐらいのバリエーションが増えたぐらい。

新卒待遇の良い大企業に入れなかったやつはほとんどみなこの枠に入れられる。

そしてその枠のなかで競争しつつ使い潰されるが、一部の人間が中途で上手く待遇のいい位置に潜り込んだりできることもある。

氷河期世代でも上手くそちら側に入れた奴らも普通にいる。

いったい新卒の時期から何年経ったと思ってる?




ようするに、「虐げられた氷河期世代」というアイデンティを今でも持ってる奴らというのは

「他の世代なら大企業に入れる側だったけど落ちて、今もそちらに復帰できてない」という部分でしか無い。

から、別世代底辺仲間には「いやその状況にあるのお前らだけじゃないだろ何いってんの」と叩かれる。

世代でそれなりの待遇につけた奴らからは「同世代なだけで、すでにお前らとは利害が一致してない」と言われる。

団結できるわけ無いだろ。

これがなにか不思議現象のような事を言うのが間違ってる。

っていうかまず団結というのを勘違いしている。

他の国なら暴動になるとか言うけど、暴動というのは「まさに集団不利益を食らったその瞬間」に「後先考えず」暴れるものだ。

たとえ不利益を食らったとしても、長期的に考えたら、忘れて自分利益のため努力したほうが平均リターンが大きいのは当たり前。

から時間経過とともに団結してくれる人間は減っていく。

もうとっくに「氷河期世代」で団結できる時期は過ぎ去った。

お前らが大卒で無業になった瞬間があったら、集団で暴れるチャンスはそこだけだった。もう無い。



もっと広く非正規とか他のくくりならまた別の話になるけど

お前らが普段延々と駄弁っている連中に共通の「それなりに高学歴テキストベースコミュニケーションは好き」という同一性が無いので

どうせお前らはまともにコミュニケーションが取れず、まったく団結どころじゃないだろう。

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