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はてなキーワード: 感情移入とは

2023-11-28

anond:20231128141725

主人公性別とメイン読者の性別ってリンクしねえと思うけど

感情移入やすいという面はあるかもしれないが、サイコパスに限って言えば、狡噛と敵キャラの造形のほうが女好みで受けたんちゃう

いかわも女向けっていうか子供向けやろ

2023-11-27

anond:20231127144005

フリーレンって表情のかき分けとか、演出がかなり丁寧な方なんやが「テンプレ的な展開」ってだけで似たようなものだと思ってしまってるんか?

MCUとかってクソほど陳腐テンプレの塊だけど、描写とか演出とか映像技術のお陰で激アツで面白いやで。

テンプレかどうか」と「面白いかどうか」や「感情移入出来るか」は別なんやで。

理解力が低くて表層的な類似性しか読み取れないような増田には刺さらないのも当然かもしれんやで。

弱者男性あるある:イチャラブ系じゃ抜けない

感情移入できない。

2023-11-26

anond:20231126110011

映画がカジモドの一人称視点気味で、そのカジモドの気分が盛り上がったら直後に鬱展開で落としてくる(お祭りトマト投げとか、恋→フィーバスちゅっちゅとか)から盛り下がりパートへの感情移入がすごい

まあ狙ってやってるんだろうから丁寧だし、刺さる人に刺さるのは分かる

音楽は本当にいい、っぱメンケンは神だぜ

葬送のフリーレンだと今のところ、明らかに黄金のマハト編だけ浮いてるレベル人物が掘り下げられて

広義の『人間』(種族としてのそれではなく)として描かれてるんだよね

で、主要人物はデンケン、マハト、グリュックという、少なくとも外見上は全員男性

デンケンの亡き妻への想いやマハトとの師弟関係は真の主人公と言われる程に熱く描かれている。

ハト人間とは相容れない精神構造の魔族であれど、人間を好きになりたいと考え滑稽なまでに右往左往する様子や

リュックとの間に築き上げられる奇妙な関係性は

読者の感情移入を誘うように丁寧に描かれている

これは主人公フリーレンの内面描写が何か雑なのとは対照的

葬送のフリーレンという漫画全体は主人公フリーレンが死んでしまったヒンメルの足跡を探し求める構造になっているけれど

その描写受動的でぼんやりしていてどうも薄い。

原作者男性からなのかそれとも少年誌からなのか、

主体的自我を持った『人間』としてその内面を掘り下げてもらえるのは男性だけなんだなと思った

2023-11-25

anond:20231125175034

とてつもない能力を持ってるコミュ障に読者は感情移入やすいんやろなあという話

2023-11-23

アサリの砂抜きをすると愛着がわいてつらい

何年も料理しているオッサンだけどアサリシジミの砂抜きをするたびに情が移ってしまう。

さっきも夕飯に砂抜きの準備をしたあと、家族の前でうっかりアサリ気持ちになって

「やった!海に戻ってきたぞ〜!FOOOOO!ピュ〜ッ!ピュ〜!」

「仲間もいっしょだ!よかった〜!ピュ〜!」

なんて小芝居をしてしまったらマジで感情移入してしまって

この後自分たちがどうなるか知らないで本当に申し訳ない気持ちになった。

エゴだよ!ってもちろん分かってるし勝手投影してるだけなんだけど。

海沿い育ちで生きたままの魚を調理とか子どものころからよくやってたけど

こればっかりは大人になっても慣れないんだよな〜

銀英伝ヤン・ウェンリーとか、あれ?また俺なんかやっちゃいました???系列類型的なキャラクターだと思うんだけどなあ。どこにそんな深みを感じる要素があるんだろ?感情移入しすぎて自分キャラに混じっちゃってるんじゃないかな?だから特別存在と感じるというパターン

2023-11-18

anond:20231118182736

まぁ被害こうむってない連中からしたら弁慶義経信長最期と変わらんよね感情移入の度合い

2023-11-15

ツイステ復帰したけど何も変わってない

オタクお気持ち表明です。

ツイステに関するネガティブな内容を目にしたくない方は、ここで読むのをやめることを強く推奨します。加えてかなり長文なので、時間がある時に読んでくださると幸いです。


はじめに、私はツイステリリース当日からインストールしている、いわゆる初期勢です。

ですが、5章をクリアしてから全くログインしなくなり、ついにはアンインストールしてしまいました。

そうして最近新規イベントの「ステージ・イン・プレイフルランド〜踊る人形と幻の遊園地〜」の開催で復帰し、14日の「終幕 プレイフルランド」を読み終え、6章の攻略を粗方終えてこの記事を書いています



前置きが長くなり申し訳ございません、以下から本文です。



これ、もしかしてリリース当初から変わってない……?

インストールして最初に感じたのがこれです。私はツイステをアンインストールしている間、ツイステの情報に触れることが皆無だったので、再プレイしてから大きい部分(スキップ機能ルーム作成など)の変化は目に付きましたが、総合的には変化、というより成長を感じませんでした。

以下自分でも整理するために番号を付けてまとめています。重ね重ね読みにくく申し訳ないです。

①虚無期間の存在

イベントシナリオですら、解放条件の授業にかかる時間を除けば解放分は15分もかからず読み終えてしまう。その短いシナリオ分ですら放置するだけの授業を120回行う必要があり、シナリオは時限性で数日に一回の更新イベント中ですら虚無まみれ。

②育成に時間がかかりすぎる

ツイステは一見シナリオゲーにみえてかなりキャラクター頼りのキャラゲーだと個人的に思っています。そのキャラクターですら育成にとにかく手間がかかる。授業も放置が基本なので、育成を頑張りたいプレイヤーにとってはただ画面のミニキャラが動くのを眺めるだけ。ドロップも不味いのでコスパ最悪です。他ゲーと比較するのは良くないかもしれませんが「強化合宿」のような育成メインの催しも他ゲーのデフォルトに追いつくか微妙レベルです。

またイベント長期間開催する割には報酬が本当にマズいです。配布キャラも、新規イラストがあるのはいものの性能は既存コピペのようなもので、育成に関するアイテム強制される周回やミステリーショップで手に入るものほとんどです。


イベントシナリオ微妙(※⚠️現在開催中のプレイフルランドネタバレ若干あり)

復帰したきっかけに今回のイベントがありますTwitter広告機能で目にした「プレイフルランド」に登場するフェローとギデルです。声優さん杉田さんが担当されるとのことで、広告にも力が入っていたのもあり復帰しましたが、まず驚いたのがフェローもギデルNPCだったということ。後々広告見直し記載があるのも確認しましたが、ゲームとして金稼ぎするつもりが無いのか……?と驚きました。

イベントストーリー上、学園外のキャラをNRCに入学させるのが難しいのか……とも考えましたが、そこはロロ実装もあって、シナリオ次第ではいけるのでは……と思いました。あれだけ新キャラを大々的に広告して実装ナシはプレイヤーに還元する気があるのかも気になりました。(ここは邪推です、すみません

⚠️ここからシナリオネタバレあります

まずシナリオを一通り読んで思ったのは、散らばった伏線のようなものほとんどぶん投げられて終わった後読感の悪さです。見落としていたら申し訳ないですが

フェローとギデルの裏にいる権力がありそうな金持ちは結局誰なの?

・ツイステ世界トップクラスの名門という描写があるNRCの生徒を誘拐するリスクを考えられない金持ちって何なの?

・第二王子大富豪の息子、トップモデル、S.T.Y.X関係者というシナリオに絡められそうなキャラがいるのに、そのキャラを平気で誘拐しようとする権力者は本当に何者なの?

フェローが寝返る理由が薄すぎる。というか今後再登場不明キャラクターに対して深堀りがなさすぎる。「なんらかの理由があって学校に通えなかった。本当は学校に通いたかった。」のは理解しましたが、その理由についても仄めかすだけで明確な説明なし。ギデルが共にいることに関してもオマージュ元の原作がそうだから、くらいで理由説明無し。フェローが最終的に雇用主を裏切るシーンも、それまでの深堀りがないせいで突発的すぎる。「雇用主のパワハラ(要約)」要素があるは理解していますが、読む限り生活に苦しそうなフェローが職を手放すシーンなら、もう少しフェロー周りのディティールがハッキリしていないと、感情移入しようにもできません。せっかく魅力的なキャラがいるのに、読み手が望んでいるシナリオパートが全部すっ飛ばされているような感覚でした。

人形にされた一般人どうなったの?結局彼らは脱出できたのかどうかも明確な描写がなく、読み終わった後のスッキリ感がない……

フェローの「学校を作る」という発言。主に描写されてきたこからこちらが受けるのは「フェロー本来学校に憧れがあり、泥臭い自由生活をしてきたことに誇りをもっているが、学校に通える恵まれた側にコンプレックスがある」ということ。シナリオの流れ的には「学校を作る」より「学校に通う」ことの方がスムーズだと感じました。せめて今回のイベントシナリオを通して「学校を作ろう」と思った経緯をもう少し詳しく教えて欲しい……。実際魔法が使える存在(グリム)と使えない存在監督生)のペアが特例とはいえNRCに通えているし、今回のシナリオで「魔法使いと非魔法使いは学校ハッキリ別れてるの!?混合になってる学校ひとつもないの!?」という驚きが勝ちました。それなら無理やりNRCに編入実装)の方が良かったのでは……

・え、あの船(プレイフルランド)結局動くの?ギデル発破キャラ全員でボロボロにしたプレイフルランド一般人視力エース目視できる距離賢者の島にすら着くか危うい程度まで浸水していて、オルトの力によってなんとか帰港したはずが、なぜかその船でフェローとギデルが沖へと旅立っている。ラストのスチルのプレイフルランドが遠ざかる描写で沈まないのかヒヤヒヤしてしまいました。


長々と書きましたが以上イベント感想です。なんというか読んだ後のサッパリ感がなく、急に打ち切られたかのように感じました。


久々に復帰して、授業スキップ機能ルーム作成機能など色々追加されていましたが、こう、痒いところに手が届いていないというか、もっと改善するべきところが他にあるだろう、というのがまとめです。なまじキャラクターがとても魅力的なので本当にもったいないイベントシナリオも、あの分量ならわざわざ時限性にせずに授業回数さえこなせば当日に全開放可能とかでもよかったかな……復帰勢でアイテムがないので配信日に読むべく石を砕いてスタミナ回復に回していましたが、解放後は後々の解放条件の授業のために石を温存し周回できず、虚無期間が生まれモヤモヤしていました。

せっかく復帰したのでツイステは続けていこうと思いますが、次の周年あたりで大きめのアップデートが見られれば嬉しいです。

かなりの長文、乱文失礼いたしました。


P.S.

フェローというキャラクターに対しての最強の反例ラギーにも復刻イベ(あれば)で日の目が当たるといいな。

2023-11-12

anond:20231111091431

デカチンが忘れられなくて…なんていう男の空想全開の非現実的NTR理由自体が救済みたいなものしかないあほくさジャンルやぞ

現実みたいに女に対する対応含め、人間的な成熟度等全てが自分より強者男性寝取られて、それについて問い詰める行動を取れば取るほど負け犬になるべくしてなった弱者キチガイムーブとして笑われるみたいなリアルものが無い世界

NTRされた原因すらも女に押し付けて凹む元カレ君に感情移入して素質がどうのこうの言うファッションM男のおマヌケ博覧会として見ろ

2023-11-09

anond:20231108211648

キメラアントとグリードアイランドならグリードアイランドだろ。主人公が大ボスを倒すラストHUNTER×HUNTERの各章でも唯一で最高傑作キメラアントはどうせ駆除されると分かっていたから王の死に際以外の蟻にあんまり感情移入出来なかったんだよなぁ。

あと空島よりウォーターセブンの方が好きだな。ウソップ離脱ロビン過去編、メリー号の別れ、世界政府バスターコールと盛り沢山すぎる。

2023-11-05

[]11月5日

ご飯

朝:なし。昼:なし。夜:回転寿司軍艦祭り(納豆軍艦三つ。ツナマヨ軍艦二つ。オクラ軍艦二つ。温泉たまご軍艦一つ。カニカマ軍艦一つ。マヨコーン軍艦一つ)間食:アイス

調子

むきゅーはややー。お仕事は、さんれんきゅーの最終日。

NG

・はじめに

DRPGの老舗エクスペリエンスが開発した心霊ホラーシリーズの第二弾。

前作の死印とは世界観が同じで仄めかすシーンはあるものの、別の街の事件を扱っているため、必ず順番通りに遊ばないといけない類のシリーズではなかった。

無頼漢で無愛想な喧嘩が超強い男子高校生の鬼島空良が主人公で、彼とその仲間と共に怪異蔓延る夜の街を調査するアドベンチャーゲーム

選択肢ポイントアンドクリックなどの基本的な要素に加えて開発会社エクスペリエンスらしいDRPGめいたフィールド移動のシステムなどは前作の死印と共有している。

とはいえ、かなり冗長だった前作と比較するとマップデザインは簡略化されているし、特定の仲間を連れていかないと詰む場面もシステムで補助が入るなど、かなり遊びやすブラッシュアップされている。

特にマップの簡略化は、正直ここまで簡略化するならもう移動システム自体がいらないんじゃ? と思わなくもないが、さくさく遊べたのでそこまで嫌うシステムでもなかった。

マップを探索して怪異に立ち向かうためのアイテム情報を揃えてから怪異対峙してそれらの情報アイテムを駆使して知恵と勇気で戦う構成も、前作のフレーバー的なHP攻撃力の表現は削ぎ落とされていて、文章ちゃんと楽しめるようになってて良かった。

・御伽話をモチーフにした怪異が怖い

浦島太郎モチーフにした「うらしま女」や、桃太郎モチーフにした「殺人桃」などの怪異が登場する。

怪異はどれもまず都市伝説としてのエピソードが紹介されてから、その現場に赴くと姿を現す。

まずこの、都市伝説としてのエピソードが怖い。

日常的な描写から一気のアクセル全開で恐怖描写が始まるので心の準備ができず毎回ビビりながら読んでいた。

そして、なにより怪異立ち絵が怖すぎる。

一目で人外であることがわかり、ディフォルメされていないリアル気持ち悪さが満載の恐ろしいデザイン

公称ジャンル心霊ホラーADVの通り、ホラーな恐ろしい表現が徹底されている。

怪異を自宅に持ち帰っちゃう主人公

特に今作のらしさを感じたのは、主人公の鬼島の自宅にまで怪異が付いてくるせいで、現場より自宅の方が危ない部分だ。

怪異を退治するために都市伝説情報を元に街を歩き回るのだけど、時間や諸々の都合でその日は切り上げお家に帰る展開が何度もある。

そしてものの見事に毎回毎回、怪異を家に連れ帰ってしまう。

最初の一回はまだしも、流石に繰り返されると、家に帰るなら怪異を倒してから、倒せないなら家に帰らず朝まで探索した方が良いのではと心配になるぐらい無警戒に怪異を家に持ち帰る。

そのため、本来なら一息付く自分の城である自宅こそが最も危険場所になっていく。

かいことを気にしない鬼島の“脳筋”な知恵より腕力性格故なので、テキストを読んでいてそこまで違和感はないものの、流石に毎回繰り返されると不憫可哀想になってくる。

風呂冷蔵庫ベットベランダキッチンといった日常を過ごす自宅に恐ろしい化け物が侵略してくる描写はかなり恐ろしいのに加えて、汚く嫌になる展開も多く心が削られる展開が多かった。

そのせいで、怪異が登場する事件現場に赴くのよりも、自宅に帰る方が恐ろしいという奇妙な逆転現象が起きていた。

鬼島はそんなことあまり気にせずに家に帰って、怪異を持ち帰ったことに気付いて毎回律儀に戦ってるので、良い意味感情移入できない独特な主人公だった。

親友の天生目聖司がいいヤツ

そんな“脳筋”な主人公を知恵の面で支えるのが、小学生から親友天生目聖司だ。

今作最大の魅力であり“カップリング”的な妄想も広がってしま相棒キャラ

無愛想で無頼漢な鬼島とは対照的に、社交的で仲間が大勢いる天生目。

しかし、それは表向きのペルソナで、本性は反社団体の偉い人の息子で、自身もその立場を利用して裏社会で暗躍している悪いヤツ。

鬼島も彼の裏社会の伝手を使って、喧嘩で金儲けしているため、二人してアウトロー自称している。

脅迫王子という異名すらあり、怪異よりもまず法で捌けるコイツらを対処した方が良いのでは感も少しある。

そんな悪いヤツながら、鬼島の親友であり、彼との関係値の揺るがなさは読んでいて気持ちがいいぐらい痛快なシーンが多かった。

反社会的な人間が身内には甘いというのは創作物テンプレートだけど、王道さをしっかり押さえていて、この二人の関係はかなり引き込まれた。

体力担当の鬼島と知恵担当の天生目という役割分担もしっかり決まっていて、怪異という人間社会立場関係ないエピソード故の苦難もありつつも、彼のサポートのおかげでサクサク話が進むのも良かった。

高校生たかる最低な中年男性の番直政はやる時はやる格好良さ

ルポライターオカルトにも裏社会にも詳しい番直政も格好良かった。

お金にだらしなく、高校生主人公お金をせびり、そのお金麻雀競馬などに注ぎ込むダメ人間

しかし、本業調査仕事や、根回しの技術は素晴らしく、やるときはやる男だ。

特に作中で、300万円を急遽作る必要がある場面での立ち振る舞いは、短い文量でサラッと流されたがかなり格好いいことをしていて惚れた。

くどくど自慢しないところも大人な態度で素敵だった。

後半は彼の調査と金調達能力が非常に頼りになる場面が多く、オカルト方面にも長けているため脅迫王子の天生目に負けず劣らずな有能なキャラだった。

・おわりに

恐怖と気持ち悪いの境目は難しいのだけれど、この綱渡りをしっかりこなしている良いゲームだった。

恐ろしいだけでなく、鬼島と天生目の熱い友情燃え沸るものがあり、恐怖描写を反発心に変えて奮起する展開も良かった。

なお男性キャラに着目して感想を書いたが女性キャラにも、天生目と対をなす相棒キャラオカルトゴスロリ好きの葉月薫、手先の器用さでストーリースムーズに進めてくれるお姉さんなムーランロゼ主人公保護者ホラー作家の那津美、愛すべき義妹の愛海ガハハ系の大江さんと魅力的なキャラ揃いだった。

怪異が恐ろしいからこそ、友情の尊さをはじめとする人間の熱が輝いて見える良いバランス感で、面白いゲームだった。

2023-11-04

日和ちゃんのお願いは絶対 感想 ネタバレ有り

タイトル的にM男向けの小説かと思ったらそうじゃないと見せかけてM男は向けの小説だった。

彼女の言いなり、人としての立場格差勝手に成長して行く彼女

俺は結構感情移入して読むタイプなんだけどかなり発狂しそうだった。

「俺が恋しているのは一体誰なんだ?目の前の女の子は本当に日和なのか?」的な展開は「読者と主人公のこれから」「三角シリーズ」と共通しているテーマだけど、

この2作品と違って日和の機嫌を損ねたら人格操作されたり記憶を弄られたり、最悪の場合「死んで下さい」ってお願いされたら即人生終了するわけで、やっぱ緊張感はあるよな。

最後まで触れられる事は無かったけど、そもそも日和への恋心そのものが「お願い」によるものじゃないと断定出来ないわけで、もはや自分感情ですら信用出来ない。


そしてやはりこの作品の真の主人公は卜部だった。

2巻で日和が卜部のことを「この世界メインヒロイン」と称したのがこんな形で着地するなんて。

最終盤の立ち回りは震える程凄く、何の特殊能力も持ってないのに間違いなく史上最強レベルと言えるヒロインだった。強過ぎる。

「お願い」を使える日和が自滅したにも関わらず、能力の無い卜部が願った通り頃橋が尾道に戻り、子づくりこそ未遂に終わったがこの先本当にその願いすらも叶えるんじゃないかと思わせられる。

日和だけならこの作品は○番煎じって感じだけど、卜部の存在で俺の中では名作になりました。


これ面白いのは世界崩壊せず日和の「お願い」能力継続した場合

当然ながら評議会リーダー活動継続する事になるが、その場合日和復縁しようと思わないだろうし、仮に復縁したとしても唯一無二の超能力者にして世界独裁者である日和の隣に居て頃橋の精神が保つ訳が無いから遅かれ早かれ破局していただろうが、

最後日和能力を失い頃橋抜きではまともな生活すら出来ない状態に陥ったお陰で頃橋を繋ぎ止められる事。

(厳密には頃橋相手にのみお願いの強制力継続しているが)

お願いってマジで日和を不幸にしかしてなかったな…

もちろんお願いの力を使えばどんな状況下でも頃橋を繋ぎ止める事は出来るが、

精神操作して自分の事を好きだと思い込ませるのって本当に愛されてるとは言えないだろうし意味が無いと日和は考えるだろう。




文句が有るとすれば文化祭企画段階での勅使河原のくだりがあまりにもしょうもなさ過ぎてこんなんでページ埋めるなよって思った事。

そして何よりお願いを使ったセックス描写されなかった事が腹立たしい。

日和の「お願い」で日和の好きな所とか理想プレイとかを洗いざらい喋らされられたり、「イッたら二度と射精しないでくださいってお願いするからね」って脅されながら手コキされるシーンとか書いてくれよ。

三角シリーズも夢の高速入れ替わり3Pが実現すると思いきや実現しなかった。悲しいです。

2023-11-02

anond:20231102173816

お前には関係ないし突然何か教えた気になられても

お前の自己満足に突き合わされただけ

まともに返答する価値云々は、その程度の関係であり、そうでない時もある

相手見てそれくらいわかってる

人間関係はそんなもん

第三者のくせに突然男ってだけで感情移入して、50%のうちのどこがそこまで自分と重なっていると思ってるんだろう

2023-10-26

一ノ瀬家の大罪、全く理解できない

第4巻が10月に出たので読んで、ジャンプも読んだけど、さっぱり理解できない

今は夢の中なのか?現実なのか?

どっちか分からんから感情移入できない

夢が現実分からんのって、映画インセプションとかトータルリコールとかでもあったけど

マンガ連載でやられたらついていけない

ジャンプでも最後の方にいつも載ってるから、そろそろ終わるとは思うんだが

家族それぞれが七つの大罪の一つを担ってたってオチかな

序盤にどんでん返しやり過ぎだったよなぁ

2023-10-23

アリスとテレスまぼろし工場問題点(長文)

岡田麿里監督作品は見たことがなかったが、「あの花」が名作であることは知っていたし

チェンソーマンを見てMAPPAに興味を持っていたので、渾身の劇場作品であるこの作品を見に行こうと思った。

とは言えあまりヒットしている雰囲気はなく、ネットをふわっと見る限り絶賛している人はあまりおらず、

見どころはあるが問題も多い、というような感想が多数なのであまり期待はしてなかった。

鑑賞した結果、見どころはあるが問題が多すぎるのであまり乗れないな、という感想を抱いた。

絵作りは全体的に申し分なく、やりたかたこともわかるし作者の持ち味もわかるが、そこに至るまでに問題が多すぎる。

順に思い出しながら問題点を突っ込んでいく。

 

◾️冒頭いきなりギャグが滑っている

冒頭、中学生男子が狭いこたつに4人入ってワチャワチャと勉強しているというほのぼのシーンから幕を開ける。

4人組の中のお調子者が、こたつの中で屁をこき、大騒ぎしながら窓を開ける、というのが

この世界異変が起こるまでに映画で描かれるすべてである

中学生日記レベルテンプレギャグであり、中年男性である自分が見てこの4人に親しみを持つことはできないな、と感じたが、

まあギャグ大事作品ではないのでこんなものだろう。全然許容範囲である

 

◾️世界設定が薄っぺら

窓を開けると工場が爆発し世界異変が起こる。時間が止まり、同じ1日を繰り返す田舎街に閉じ込められることになる。

異変が起こった時に、視聴者と同じ現実世界に生きていたはずの主人公たちがどのようにその異変認識し受け入れていくか、

という過程を描くことで視聴者も状況を受け入れやすくなるものだが、この作品はいきなり違和感を突きつけてくる。

登場人物たちが異変をすでに受け入れており、諦念に塗れた奇妙な終わらない日常生活を続けているのだ。

徐々に明らかになることだが、時間が止まってから十年以上が経過していたのだ。

かなり挑戦的なストーリーテーリングだが、あまり成功しているとは言えない。

十年以上も外界と隔絶され肉体が変化せず、同じ1日を繰り返しているというのは相当な極限状況である

田舎とはいえ数千〜数万人はいるであろう街の人達が、そのような極限状況に置かれているようには見えない。

最初の数年は外界に出ようとしたり、ループから抜け出そうとチャレンジした人達がいて、

彼らが失敗したのを見て人々が諦めて日常を続けることにした、という経緯なのだと思う。

そのような経緯が描かれることはなく、この無茶な状況を説明するのは「自分確認票」とかいものを人々が

毎日書かされているという設定である演出的にもこれを毎日書いていることがかなり重要になってくる。

「いつの日か時間が再び動き出した時に、自分が変化し過ぎていると不具合が起こるかもしれないので、自分が昨日と変わっていないことを毎日確認しましょう」

ということらしいのだが、その根拠はなんとなく事情がわかっている風の言動をしている変わり者の神主がそう言ってるから

という非常に薄弱なものである

◾️変わり者の神主・佐上の問題

この世界に起こった異変の鍵を握る人物が佐上である

この映画問題点の半分ぐらいはこいつの責任であると言えるだろう。予告編を見るだけで違和感を覚えると思うが、

映画リアリティラインにそぐわない、いかにもアニメ的なエキセントリックキャラである

この突飛なキャラ映画に馴染ませるために、妙にリアルな小物感を感じさせる演技が端々に入るところは面白い

「こんな奴が現実にいたら絶対に近寄りたくないな」と思わせてくれる。

芝居がかった大仰な喋り方をした後にボソボソと独り言を言ったりするところがやばい奴感のリアリティを高めている。

最大の問題は、街の中でも変わり者として爪弾きにされていたこの男が、世界設定の根幹を握っていることである

背後にある神道的な神秘設定の描写が非常に薄く、単なる変人妄言が街を支配しているように見えてしまう。

小物感がリアルに強調されればされるほど、世界観が薄っぺらく見えるという問題

こいつが単なる変人ではなく、世界の鍵を握るだけの力を持っている描写がもう少し必要だったのではないか

 

◾️主人公たちに感情移入できない

十年以上自分が変わらないように毎日確認票を書かされている20代中盤の主人公たちの気持ち感情移入するのは難しい。

から出られないとはいえ人生経験は十数年分重ねていて、車の運転などもできるようになっているのだ。

肉体が変わらないからなのかメンタル中学生のままで、意味もなく高い所から飛び降りたり首締めごっこをしたり、

上履きを隠したり、パンチラブルマー姿を見て喜んだり、わざとパンツを見せてからかったり、みずみずしく痛々しい恋をしたり、

いかにも中学生行為を続けている。どういう精神状態なのか想像がつかず、共感できない。

物語上の都合のいいところだけ成長して、中学生として見せたい部分は成長しない。随分とご都合主義の設定である

作者の見せたい都合に引き込む演出の力量が足りていない。

◾️フェティッシュ描写

女の子みたいに見える主人公。女みたいと言われるのは嫌いじゃないが男が好きなわけじゃない。

なかなか魅力的な設定だが、そこがそれ以上掘り下げられることはない。そのほかにフェティッシュの要素がいくつも

散りばめられているがただ作者がやりたかっただけでキャラの魅力につながっていかないことは残念である

 

◾️さら薄っぺらくなる世界

肝試しに地味な女の子と一緒にトンネルに入ったらいきなり告白される、というシーンはこの映画で唯一笑えたシーンだったのだが、

からかわれて傷ついた女の子は心にヒビが入り、そのまま消滅してしまうという全く笑えない結末になってしまう。

そこからこの世界真実が明らかになる。

実は時間が止まっているというのは神主らが仕組んだ嘘で、主人公たちは聖なる山と工場が生み出した幻だったのだ!

様々な設定の綻びも、不可解な登場人物心理も、幻だったのなら仕方がない。すべて作者の胸先三寸である

世界観のペラペラ感がティッシュぐらいの厚みになってしまう。絵的にも、あちこちがひび割れて今にも砕け散りそうになっている。

そこで唯一興味を繋ぎ止めてくれるのが、幻の世界で唯一実在存在である未来から迷い込んできた主人公たちの娘である

濃厚なファーストキスを実の娘に偶然見られるという気まずいだけのシーンを経て、

この娘を現実界に送り返すというミッションが確定してから物語は俄かに力を取り戻し、

監督の確かな力量によって大きな盛り上がりが描かれる。

しかし、そこに至るまでのキャラ世界観の積み上げが非常に脆弱であるために、自分は置いていかれている感がしてまるで乗れなかった。

バックトゥザ・フューチャー的なカーアクションで無茶なアクションを繰り広げるものの、

まあ危なそうに見えるけど所詮は幻だし、どーにでもなるだろ・・・と思うとあんまりハラハラしない。

「幻だって生きているんだ!今を楽しんでもいいんだ!」と言われても、「・・はあ。」としか思わないのである

 

◾️アリスとテレスって誰

最後まで出てこないので調べてみたところ、この話の原型になった、監督が以前作ろうとしていた物語に出てくる嘘つき少女狼少女名前らしい。

まり睦実と五実のことを指している。監督の内部の問題しかないので心底どうでもいい。

五実が10年間言語すら教えられずに育ったのも、「狼に育てられた少女」をやりたかった名残というだけで、設定的に特に意味はないということだけはわかった。

いや無理あるでしょその設定・・・

 

◾️どうすればよかったか

いやどうしようもなくね?「実は全部幻でした!」というオチ物語として説得力持たせるのは無理だよ!と最初は思ったが、

閉じ込めれた幻としての主人公たちをメタファーとして捉えるなら、共感を誘うような中学生あるある描写は抑え、

閉じ込められた違和感脱出しようと足掻く姿を押し出した方が良かったのではないか

「狼に育てられた少女」をやりたいのなら、五実と神機狼の関わりをもっと描くべきだった。

神機狼と佐上の関わりも、もっと神秘的に描いていれば世界観に厚みが出たと思う。

神道っぽい儀式をやるシーンが新海誠作品によくあるけど、ああいうの大事だよね。

突然失踪して終盤急に日記発見される父親もその辺りの設定に絡められたのでは。

佐上の周囲に腰巾着みたいな面白キャラを配置して浮きすぎた佐上のクッションにするのもいいかもしれない。

 

時間をかけて設定の穴を塞ごうとした形跡はそこかしこに残っているが、物語として機能するレベルには達していない。

設定で大風呂敷を広げず、小さな嘘を一つだけにした方が監督の持ち味は生かされるのだろう。

anond:20231023121253

外人YouTuber自分は魚菜食主義者だって言ってたわ。

魚は下等で何考えてるかわからんし、感情移入できないから食っても平気なのかな。

外人感性

外人アニメリアクション動画

面白いシーンで笑う。

緊迫したシーンでは緊張する。

悲しいシーンでは悲しそうにする。キャラに同情する。

そう言うキャラクターに感情移入した普通リアクションをする外人はわかる。

でも、どんなシーンでも常に大笑いしてる外人のリアクター

あれはなんやねん。

作品の内容を理解できてるのかって不安になる。

しかしそういうリアクターでも普通再生数多くて人気ある。

外人感性わからんわ。

妻のモラハラ女性弁護士医師心理士は寛容でうんざりした話

私は男性だ。モヤモヤするので書いておく。

先に伝えたいことを書いておくと妻からハラスメントDVを受けている男性男性弁護士さんや医師相談した方が良い。

妻の出産後、1年近くモラハラを受けた。

毎日暴言イライラすると物にあたる。

うつ病になると思い、精神科医にかかった。

医師を選ばず行ったらたまたま時短勤務中の女医さんで

奥さんみたいな発言、私も夫に対してしてますからね…。」「そういうことがない家庭の方が少ないのでは?」

あげく「もっとひどい家庭あるので」と言われた。

夫婦関係を修復しようと夫婦カウンセリングを受けた。

子育て家庭の支援をしているという女性臨床心理士さん。

妻が冒頭に「私の暴言や行動で夫を傷つけてしまったので今回は依頼しました」と心理士さんに伝えてスタート

すぐに心理士さんから妻に「この際だから旦那さんに思っていること伝えましょうよ!」と言われ、なぜか私が妻から責められる形になる。

途中で聞いていられなくなり退室。

子ども人権に力を入れている弁護士さんが女性だった為、養育に関する相談へ行く。

なぜかこちらでも私が詰問される形になる。

奥さんは初めての出産子育ててで大変だったと思いますよ」

あげく「物を壁に投げる位は許してあげてください。○○さんに物を投げてこないか理性的です。うちに相談に来る方はもっとひどいケースがあるので○○さんのケースはモラハラと言えないですね」と言われる。

終始「いか奥さんが大変か」を私に伝えるための相談時間だった。

この為に私は金を払うのか、とげんなりした。

私は親権や養育についての法律解釈を聞きたかったのに…。

医師弁護士は後日男性の所へ行ったが妻と夫どちらに感情移入することもなく、ただ事実にそって対応してくれた。

女性子育てをしている方は子育てをしている女性無意識にだろうが肩入れする。

弁護士の方も医師の方も「私も言ったことがある。イライラしたことがある。」と話していた。

肩入れしてしまうのであれば、男性からの依頼者や患者はなるべく受けないという方向にすれば良い。

病院側で割り振ればいいし、弁護士事務所も同様だ。

無意識被害者の傷に塩を塗っていることを認識すべきだ。

私にとっては忘れられない嫌な記憶になった。

2023-10-22

映画などで登場人物が集まって休憩するシーンが差しまれ理由

映画などで登場人物が集まって休憩するシーンが差しまれ理由は、いくつか考えられます

一つは、ストーリーテンポを調整するためです。

登場人物が常にアクションドラマに巻き込まれていると、観客や読者は疲れてしまうかもしれません。

休憩するシーンは、ストーリーの流れにブレーキをかけて、観客や読者に息継ぎの時間を与えます

また、休憩するシーンは、登場人物人間性関係性を深めるためにも有効です。

登場人物日常的な会話や行動をすることで、観客や読者は彼らに感情移入やすくなります

さらに、休憩するシーンは、ストーリー伏線やヒントを subtly に散りばめるためにも使われます

登場人物何気なく言った言葉や見せた表情が、後に重要意味を持つこともあります

このように、休憩するシーンは、単にストーリーの中断ではなく、ストーリー構成や展開に大きな役割果たしていると言えます

2023-10-19

フリーレンが高齢オタク向けという話

てっきり、年老いしまった人間感情移入してるのかと思ったら

長命エルフの方に感情移入してるの??!

https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20231019/1697674271

なんか意味不明なんだけど、オタクたち厚かましすぎない?

10/18 浮雲恐怖の報酬(1977)の二本立てを観る

今日バイト休みだった。朝から映画が始まるのでいつもより早く起きて映画館に向かう。秋晴れで気持ちが良い。

映画館に到着し、浮雲を観る。

男と女の濃密な関係、好きになればなるほど憎しみも増える恋愛の負の側面を描いた映画だった。インテリでそこそこ余裕のありそうな男女が離れられないが為にどんどん落ちぶれていった先の女の死、そして締めのこの言葉”花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき”(終)いくらダメ男だと分かっていても好きになってしまたからには、その男に執着してしまう女という性に生まれしまった先の悲劇ともいうべきか。しか映画館内ではちょくちょく笑いが起こっており、当の本人たちは真剣なのかもしれないが側から見れば喜劇でもある。終わった後、このダメ男を演じた森 雅之のwikiを読んでいたら彼の父親である有島武郎さながら浮雲のような人生であった。

2本目まで時間があったので少し歩いて中本限定ラーメンを食べる。そして本屋へ立ち寄り旅行本を買う。

珍しく余裕を持って到着。予々スクリーンで観たいと思っていた恐怖の報酬(1977)を観る。

これが大正解。爆発、戦闘シーンは映画館だとものすごい迫力が出る。4人の主人公たちはそれなりの事をしてアマゾン僻地へ流れてきたならず者達で、そこを脱出するお金を得る為にニトログリセリン目的地まで運ぶ仕事をする。チームワークという言葉が出るはずもない殺伐とした雰囲気の中、二人組ずつで命懸けでトラックを進めていく感じが緊迫感あふれて良い。しか豪雨のなかボロボロの橋を渡ったり、道を塞ぐ巨木を爆発させたりとなんとか数々の難題をクリアしていったのに、パンクして道路から転がり落ちそのまま爆発して死亡してしまフランスアラブ男の二人組には拍子抜けしてしまった。まあフランス男が妻に手紙を出して欲しいと頼んで出発したシーンから死亡フラグは立っていたが。生き残った一人も結局アマゾンにいる間に仇討ちされてしまうバッドエンドなのだが、訳あり主人公たちに感情移入することはなく、所詮因果応報しか思わなかったので素晴らしいエンディングだった。

傑作映画を二本も観る事ができて幸せな1日だった。

2023-10-15

レズ寄りバイ腐女子になったけど何か違った

私もウマ娘とか鬼滅とか好きだしオタクだよ!イベントは、地方だしライビュがあればwくらいのぬるいやつで長年生きてきたけど、あるとき爆沼落ちしてガチ腐女子になり、月1で東京大阪遠征し、ピクシブに入りびたり、自分でも二次創作を楽しみ、即売会サークル参加して同人誌を売買するようになった。ウマ娘でも鬼滅でもないけど人気はめっちゃある所。

創作自体初めてだったが、拙くても自分好みに仕上げるセンスはあった。自作にドハマリしすぎて他の人の本そんなに読む気しないくらい。明らかに自分より上手い神々の本より自作が沁みる。自作からカタルシス萌え成功体験?を浴びまくったことで人生悪くない感が感じられ、元々もってた鬱傾向さえほぼ治った。

自作を気に入った理由は、自作内で、自分の性欲や愛欲、またはそのどちらでもないような内なる願望を自カプに仮託して叶えさせたからだろう。自カプへの愛を手がかりに、自分感性にそぐう作品を作って読むことができて楽しかった。

ところで、今いる自カプの腐女子の中で、なんか感性的にいって多数派になじめない感じがする。友達つくりたいとかじゃなくて、作品について、私の感性マイノリティからせっかく上手い他人作品がこんなにあるのにそこから私が得られる満足度が低い。しょうがないけどもったいないというか。なんでそんなに楽しめないのか考えた。

自カプは超王道カプだから世間一般的腐女子が集まっていると思われる。そんな一般的腐女子は、愛されたいというか、受が攻に情欲を向けられてるところを見て楽しみたいと考える人が多いように思われる。だから受は好きでも攻は誰でもいいという人も多い。左右固定と言っていても左は誰でもいい人が多い(それって単なる右固定じゃないの?)。

私は逆で、攻が情欲を向けて、受に受け入れられるところを見て楽しみたいと思うほう。攻に感情移入自己投影?をして受に受け入れられる想像萌えた結果受推しというか受に恋をして受グッズを買う。このタイプ腐女子って少なくない?

世間:AB好きだけどCBDBも好きだったり許せる。A受とB攻が地雷BAも苦手な人が多いが、好む人もいる。

自分:AB好きでCBDB地雷!A受けは許せるというかどうでもいい。BA苦手ではないけど好きでもない。

CBが正直はらわたが絞られるほど憎い。怖い!Aくん不器用から明るくて素直なCくんに負ける…!ぶっちゃけCBのほうが上手くいく…でもそうなったらAくんの気持ちはどうなるの!Bくん!Aくんを愛して!あ〜Bくん好き〜!Bくん!

全部逆カプにすると世間腐女子。Bに恋した女は大体逆カプ。

こうなった理由…多分きっとだけど私が若いからずっとレズビアン寄りのバイからだと思う。男とも付き合えるけど、ほんとは精神的にもエロい意味でも女だけが好き。で、思春期ノンケの女に恋をして、もう初めから受け入れてもらえなくて、受け入れられることに憧れて…かといってネットとかで女性恋人を探そうなんて積極性もなく…そんなだから、恋心を抱いたところで誰かに受け入れてもらえることなんて一生ないと思ってた。だから恋した相手に受け入れてもらうことに深い憧れがある。

女で、好意を受け入れられることに私ほど深い憧れを持つ者は多分少ない。だって現実知れば、女の好意は男からなら受け入れてもらえるから。女から好かれたら男は容易く受け入れる、まあそれは性欲と不可分で男自身も分けて考えない、私にはよくわからないものだけど。おそらくだが私は男の一般レベルよりは性欲が弱い。

女の人って、なんで男の人を好きになるんだろう?私が男を好きになった時は、受け入れられることに夢中になってラリっただけな気がする(相手を見ていなかったのに結果的には良い人としか縁ができなかったのは、生育環境に恵まれたからだろう。運が良くて助かった。現実で傷を受けすぎずに済んだからこそ情愛に対して夢を見続けることができ、創作ができて、自作に救われることができたから)。若い時恋バナとか興味なくて全部忘れたか最近ちゃんと聞いてみたら、みんながみんな私みたいではないと知った。男の色気とかちゃんとわかってる女が多かった。そりゃそうじゃなきゃ男アイドルホストなんて商売は生まれいか。でも私には女のほうが良く思える。全然ピンとこない。

そんな中で百合じゃなくBLに行った理由は二つ①二人の特殊関係性を身体性に関わらず好きだから②攻が内面女性的な面を持っているように見えたかBLでもいけた。そんな攻が受に不器用に甘える姿とやれやれって受が受け入れる姿が好き。

攻が羨ましい。心から恋をして、相手処女(※性別不問)に心も身体もまるごと受け入れられる体験をできる男がどれくらいいるのかな?いいなあ。来世は愛されるいい男に生まれて、恋した処女(※性別不問)に本当に愛されて初夜を迎えてみたい。相手からは何もしてくれなくていい、寝てるだけでいいから、最後はかわいく「好きだよ」って言ってほしい。全部妄想だけど。妄想の中で。

私の作品の人気がないのは言うまでもない。

2023-10-14

anond:20231001085103

ホリエモンって東大サボりまくってたんじゃなかったっけ? それが真面目に東大出ようとしてるみつみさんに感情移入とかするの?

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