はてなキーワード: 感情移入とは
姉の家に行った時に暇つぶしに姪の少女漫画を読んだんだが少女漫画の頭のおかしなお決まりが無くなっててびっくりした。
15-20年前位に姉の少女漫画を読んでて当時意味が分からなかった流れが完全に無くなってた。
男落とす為ならどんな手も厭わない男の前だけキャラが違う美人の性悪女(でも巻数が進んで失恋し主人公の仲間になる)みたいな女が出てこない。
昔の漫画だと基本的に第一の敵を懐柔→第二の敵出現→懐柔→第三の敵の無限ループでつまらんのにそもそもその流れがなくて読んでて面白い。
冒頭同じ人が気になってる→コイツがライバル女か?と思いきや主人公が好きだと打ち明けると全員譲る。あ、気になってただけでまだ好きじゃないから!ってすぐ主人公の仲間になって穏やかに話が進む。
これもかなり大きな変化だと思う。
大体自分なんてつって何も行動しようとせず受け身でオロオロしてる奴ばっかりでどうやって感情移入するのか不思議だったんだが令和の主人公は意思を持ってしっかり行動する。受け身のやつは居ない。
昔の漫画だとだいたい好きになる男が自分の事しか考えておらず、好きな相手に恥ずかしいからとトラウマになる様な暴言や行動をしがち。異常者にしか見えない俺様キャラしか出てこなかったのに今は多種多様な人間が出てくる。基本的に好きの裏返しで攻撃する様なバカは出てこない。ヤンデレメンヘラが出てきた漫画はちょっと怖かったが。
主人公・ライバル・好きになる男に少なくとも2人は異常者が居るのが平成の少女漫画だったのに、令和の少女漫画はみんな心優しい人間しか出てこない。
その分心理描写が丁寧で優しい世界の漫画が多くなってた。令和最高。
ただ姉曰く昭和平成の少女漫画から抜け出せない作家・抜け出せない自認少女の中年向けの昔みたいな異常者しか居ない漫画もあるらしい。しかも描写自体も過激を極めてて終わってると。
昔からオジサンが若い女とエロいことをするエロ系コンテンツが大好物。ちなみに自分は女。そういうエロコンテナツをみる時は複数視点に感情移入してて、まず女性側に感情移入して、性欲の獣みたいな存在とセックスしてる事実に興奮する。オジサン×若い女には一種の異種姦的な趣がある。
ついでオジサン側にも感情移入して、若い女の肉体美を堪能したり(増田はレズじゃないけど女体礼賛だ)そういった存在とセックスできているという満足感、恍惚に興奮する。
好みの展開は、おじさん側が生で挿入することに成功して若い女側が気持ちよく喘いでいる構図である。不倫カップルのようにいつも生でする関係には興奮しない。あくまでも美しい女体に幸運にもありつけた興奮がそこになければならないし、女にとっては一種の異種姦でありながら感じてしまっているというロマンがなければならない。
不満なのが、こういうエロコンテンツにあまり出会えないことである。AVは全体的に男優が若すぎだし、たまにおじさん男優がいても筋肉ムキムキで萎える。こういう物語のおじさんは筋トレなどしないのだ。
二次元の方でも、おじさん主人公はレアである。あと若い女を通り越してロリっぽいが人気で、なかなか若い女と言えるような20代くらいの成熟したボディの女性が出てこない。
そんばわけで不満である
前情報は劇場でやってた特報のみ。そこから得た印象としては「岡田麿里が脚本監督やるらしい」ってことと「なんか陰鬱な感じのパッとしなさそうな謎映画だな」ってことだった。
なぜ見に行くことにしたのかと言えば、「岡田麿里の新作だから」だ。特段岡田麿里が好きなわけではないが、true tearsやとらドラ、あの花は面白かったし、花咲くいろは、凪あす、ここさけ等々なんだかんだ岡田麿里が絡む作品を見ていたので、とりあえずいってみるかという感じで行った。
で、結論から言うとこの映画は怪作だった。今年一番の怪作といえば『君たちはどう生きるか』だが、この作品も引けを取らないように思う。
以下その理由をのべる。
丁寧な作画でよく動く。思いのほかアクションシーンがたくさんあってどれもしっかり動いている。近年流行りのフォトリアルな背景ともよくマッチしていて美しい。めちゃくちゃ金かかってそう。
ちょっとネタバレになるが、つまりこれはたくさん伏線が張られていて後で回収されたり、作品世界における重要な真実(=設定)が後々になるまで隠されているタイプの物語ということだ。頭の弱い人だと序盤の地味なくだりで脱落する。
これぞ岡田節なのだろう。キショかったり、意味不明だったり、一周回って笑えてくる、関係性、セリフ、展開がこれでもかと突き付けられる。ぜひ高校生カップルにデートムービーとして見に行って欲しい。
これはつまりマーケティングの問題だと思うのだが、この映画を誰に向けて、どう売りたかったのかがよくわからない。
上で書いたようにこの映画はとてもお金がかかっている(ように見える)。その割には話が複雑でエンタメ性が低いためマスウケを狙っているようには思えない。
そしてオタクウケを狙っている感じでもない。キャラデザが地味でパッとしないので若い子の興味は引かないだろう。
また、ファミリーやカップルが見るような映画でもない。だってあの怒涛の岡田節なのだから。
実際、平日夜の回にいたのはくたびれたオジサンと自分の2人だけだった。
この映画が売れ線狙いのエンタメ作品じゃなかったとして、じゃあ何をテーマにしたどういうジャンルの映画にしたかったのかがわからない。
これも少しネタバレになるが、中盤から終盤にかけてプロットツイストが畳みかけてくるのでストーリーはわりと面白い。しかし世界観とキャラ設定が複雑で感情移入できない。
一応泣きどころのようなシーンも用意されているのだが、複雑な設定と岡田節がノイズとなって感情移入するのが難しい。
男と女。親と子。生きるとは何か。色んなテーマやメタファーがあるので考察するのは楽しいかもしれない。
でも単一の解釈が可能なほどの一貫したメッセージ性はないように感じた。逆に言えば人によって着目する点が変わりうるので色んな批評ができそう。
あの漫画、最初の方は変なあだ名を付けられ同級生から避けられていた主人公の爽子に感情移入して読んでいたんだけど
体育祭の辺りで熱い友情のエピソードがあってがっつり友達が出来るし、風早くんとも両想いになって上手くいくしで全く感情移入出来なくなって読むのをやめちゃったんだよなあ
なんでこう、主人公がぼっちだと思って読み始めても、すぐに友達や彼氏が出来て遠い存在になってしまうのか…
ちょっと違うけど主人公がぼっちって事で感情移入出来るかと思っていたぼっちざろっくも早々にバンドに誘われて仲間が出来ちゃうし
わたしがモテないのはどう考えてもお前らが悪いもやっぱりぼっちじゃなくなってしまった
わたモテの方はぼっち期間が結構長かったのでその間は楽しめたけれど、結局進級したら友達が沢山出来て百合ハーレムのような状態になってたし