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はてなキーワード: 土地とは

2020-10-28

anond:20201026003439

まれ育った場所格差>>>経済格差はマジ!!!

うちは夫婦はともに30代で地方県庁所在地出身の私と、横浜市出身パートナー構成だけど、

正直、実家の裕福度は私実家>>>夫実家

(私家は二馬力の士業、夫家はシングルマザー


しかし、御三家東大に進学した夫と、

子供教育学費の積立や習い事について話し合っていくなかで、

彼が与えられてきた教育や、その周辺の学ぶことに関する環境が、

ものすごく!圧倒的に!自分実家より上だったことを早々に気づいて驚愕した……。

(なお、どちらの実家教育については「できるだけのことはしてあげたい」という前向きな家庭)

というか、東京近郊の教育に関するリテラシー文化資本の豊かさ…レベチすぎ……。


都会の子小学校3~4年生から塾に行ってるなんて30歳になるまで知らなかったよ…

塾なんて早くても中学になってから行くものだったよ…小学生公文式くらいだよ…

私は個別指導塾入れてもらったけど、同じクラスでそこまでしたらもってるのも私くらいだって驚かれるくらいよ…

あと東大をはじめとしたトップ大学に進学する子が、中学受験→都内私立中高一貫校のルートをたどる人が爆裂多いなんてのも知らなかった…

あと、塾のレベルもね!!SAPIX鉄緑会もSEGも…そんなのあるの!?

地方には!?そんな塾がめちゃ選べて!?エリート養成塾みたいなのがあるなんて!?想像もつかないよ!?

塾に入るのにテストがあるんだって!?ま?

習い事の種類だってだって、ぜんぜん違う。え?勝負は未就学児の時代から始まっていた…だと!?

そもそも地方勢には塾や習い事を精査するなんて文化がねぇ!母数が少なすぎて選択肢は3択くらいだからだ!


居住地によるアクセシビリティ格差が拡大してるってだれかがコメントしてたけど、これはガチ寄りのガチ。。。

文化資本の圧倒的な違いがどんどん開いていってるし、なによりも怖いのは、地方勢にはそれが可視化されていないってこと。

知らされない間にドンドンドンドン置いていかれてる。たぶん国は知ってて置いてってる。

今この瞬間もさ、「捨てられてる」言うの分かるくらい、本当に格差についてつまびらかにせず放置されてる。

2月の勝者」って最近話題中学受験漫画があるんだけど、

これ読んでると、地方出身の私、保護者子供に配り歩きたくなってくる、

そんで、みんなー!!!気づいて!!って言いたい。


"私は東京に生まれて彼らと同じ環境にいれば東大合格できた。"

これは本当だよね、きっと、本当にそうだと思うよ。きっとすごく悔しいよね。

子供教育につい話し合うようになってから夫婦で2人で地方旅行に行き、

離島とか山村とか風光明媚土地に立ち寄ると「綺麗だね」と言いながら、教育格差について思い馳せることが多い。

「こういうところに生まれたら、遺伝子的にすごく頭のいい子が望んでも東大に行くのはすごくハードルが高いだろうね」って話して…悲しくなる。

不公平人生につきものだけど、それでも地方と都会のこの教育格差はあまりにも不正義じゃない???って思う。



逆に言うと都会勢は下駄履きすぎじゃない???ってことなんだけど。

特にお金持ちの子弟なんかすごい厚底だよ。

でも、もちろんその人達努力否定するつもりはないんだけどさ。

ただあまりに悲しいんだよ、「勉強したい、学びたい」と思ったりした、素質のある一生懸命子供が、ただど田舎に生まれた、ってだけで圧倒的に救われないことが。

私は頭が良くないし増田みたいな努力家じゃないから、自分がマシだったはずなんて言うつもりないけど、

増田みたいな子供が今もいて、どこかにたくさんきっといて、でも救われてないはずなんだよ。

大人として悲しいよ。そんな社会でいいのかよ。よくないよ。どこに投票すればいいんだよ。なにをすればいいんだよ。

[]2020年10月27日火曜日増田

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イケメン日常で感じているコミュニケーションの困難について /20201026234829(40), ■日本から捨てられた土地で生まれて /20201026003439(38), ■タイトルに「の」を入れると流行る /20201027160456(37), ■マッチングアプリ中の人だけど社会の役に立ってない感がすごい /20201026205330(22), ■鬼滅の刃があまりきじゃない /20201026221324(19), ■ファミマ中の人ですが、今後もセブンイレブン詐欺方向で頑張るでしょう /20201026165042(15), ■最近ルーメン」を覚えた。お前らなんのことか分かるよな? /20201027123959(14), ■追記 オタクパロディ好きって /20201027093524(14), ■30過ぎているのに年収500万に届かない男ばっかで辛い /20201027193817(11), ■呪術廻戦はオタクにはウケるけどメジャーにはなりにくい /20201027103914(10), ■ /20201027112137(8), ■理想大人になれた奴っているのか /20201026025114(8), ■ /20201027150636(7), ■リストラで世の中がきな臭くなってきた /20201027223032(6), ■ドラフトという時代錯誤制度 /20201026190134(6), ■増田記事投稿してはてブに3桁ブクマ貰っていった俺の感想 /20201026212500(6), ■いま、桐生ココ荒らしがすごい /20201026213144(6), ■「沸騰したらやかんお茶パック2つ入れといて」あるいは、ニートの作り方 /20201026213456(6), ■鬼滅の炭治郎ってメアリースー的な気持ち悪さある /20201027074034(6), ■anond20201026025114 /20201027110953(6), ■ねこかわいいよねこ /20201027192625(6)

2020-10-27

東京一極集中禁止法を制定します。

都内の消費に関する消費税は全て30%とします。増税分は全て国税です。

住民税をめちゃくちゃ増やします。増やした分は国税です。

 

資本金1億円超の企業は、本社機能東京都、神奈川県千葉県埼玉県に置いた場合法人税を3割増にします。

首都圏の1R,1Kの賃貸物件・狭小物件建設禁止します。

大学入学試験を難化します。

anond:20201026003439

これ読んで「嘘だ」と思う人は恵まれ環境で育ったんだろうなと思う。元増田の住んでた地域のことはよく知らないけど、自分地元環境じゃダメだと感じて高校で遠く離れた場所に飛び出した身だからなんとなくわかる。

地方格差ってその土地に住んだことが無い人じゃなきゃ絶対にわからないし、たとえそこに近い地域に住んでいたとしても小さな町や村単位結構雰囲気も違う。

田舎に行けば行くほど「高等教育を受ける必要性はない」と擦り込まれていくし、その土地から大学学者なんて出ようもんなら大騒ぎなんて場所が今でも無数に残ってる。

この増田の言い分が完全に正しいとは言い切れないけど、正直幼稚園小学校中学受験経験出来る人は小さなからある程度将来を担保されてて羨ましいなと思う。

そりゃ最終的には本人次第だけど、小さなからトップクラス教育を受けさせてもらい、潤沢な資金によって様々な文化的体験をさせてもらい、その辺の田舎で育った子どもとは全く違う世界の見え方の中で育っていく。

じゃあ自分受験しろと言われても、そもそも私立幼稚園小学校なんて地方にはないし、そもそも増田がいるような土地大人教育に金を使ってくれない。

そんな環境下でも必死に頑張った人は東大だって入れるけど、都会のお受験組とはスタートラインがあまりにも違いすぎるのは事実

と、ここまで羨ましいと書いては来たが、自分は将来金持ち世界に入りたいとは思わないし、実際大学に入ってそういうタイプの人と出会っても「自分はこの世界に居て幸せになれる人間ではないな」と思うので、これで良かったかなと思う。教育を受けさせてもらえることは何かしら必ずメリットにはなるだろうけど、金持ち育ちの子にはそれはそれで辛いこともあるんだろうしね。

ひとまず、元増田は頑張ったと思う。自分が言えた立場じゃないが、そういった環境から東京国立に入れたことは本当に誇っていいことなんじゃないかと。

教育地方格差は常々叫ばれているけど、昨今の授業オンライン化が何か解決の鍵にならないかな、とひっそり期待している。

[]2020年10月26日月曜日増田

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2020-10-26

くっそ読みにくい増田でも、快適に読む方法がある

そう、あたらしいEdgeならね。

例えば、今日ホッテントリ入りした↓みたいな増田があるじゃろ? PCで開いた瞬間読む気が失せる奴。

日本から捨てられた土地で生まれ
https://anond.hatelabo.jp/20201026003439

あたらしいEdgeでこのページを読み込んだら、アドレスバー右側に出てきた「本にスピーカーの付いたアイコン」を押すんじゃ。
これだけで、めっちゃ読みやすく成形してくれるリーディングモードになる。めんどくさい設定や拡張とか追加する必要もない。

さらに、ツールバーから「音声で読み上げる」ボタンを押すと、音声で読み上げてくれる。しかも、え、これWindows音声合成なの? って驚くぐらい正確に漢字も読み上げてくれる。

ぶっちゃけ、もうChromeにこだわるメリットって、しがらみだけなんじゃないかな?

anond:20201026003439

嘘とか嘘じゃないとかどうでもいい。

田舎で生まれたせいでマイナスアドバンテージだと感じていて

実際そうなのかもしれないが、それはしょうがない。

田舎東京とでうまいこと良いとこ取りできればいいのだが、

田舎は捨てられた土地未来がなく、東京では自分の居場所がないと嘆いている。

しかし、東京でだろうが田舎でだろうが、別に頑張っても良いし頑張らなくても良いいのだ。

レールから外れたら死ぬみたいな強迫観念をもし持っていたとしたら捨てよう。

anond:20201026191430

一階しかない場合土地底上げか塀などの目隠し、または年中カーテンなりしないと通行人の顔が見えて落ち着かない気がする

道に面してたらの話だけど

anond:20201026191430

同級生平家を建てるというので半年くらい考えたけど

LDK平家って2人くらい育てるのには十分ではないか

ただしそれだけいい土地があればのはなし

おひとりさまとして生きていくので、家を買おうとおもってるんだけど、平屋建てってどう思う?

なんか土地付きのがいいかな~って思うんだけどやっぱ日当たりと防犯がネックなのかな~。

あと平屋建てって建てるの安いのかなって考えてたけど、実はそうでもないって初めて知った。

マンションもなんかいい感じしないし、二階建ては一人だと広すぎるし。

差別制度的になくなったとしても、住む土地や見た目や文化の違いがある限り、今までの歴史がある限り、偏見が完全に消え去るって言うのは未来永劫ない

からせめてヘタリアを通して世界平和幻想を見ている

anond:20201023231024

野口雨情(のちに「かっぱの碑」になる詩をかいた)小川芋銭(その碑に絵をよせたかっぱばっかり書いてた画家

住井すゑ(「橋のない川」という当時有名だったのを書いた。奈良まれだが芋銭となかよく近所づきあいしてた)

https://www.hns.gr.jp/download/20190608mizunoijinlist.pdf 水の偉人137人

https://www.planetkk.net/%E8%9B%99%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E6%9C%80%E8%BF%91%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%812-%E3%81%A4%E3%81%AE%E8%A9%B1%E3%82%92%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86%E3%80%82/ 水郷地帯には「~~新田」という地名の形で人名がよくのこっている

おわかりのとおり自分小学校の高学年だけ茨城県にいた人間なのだが、

移住先で高校だの大学だのが建物文化財指定をうける程度のふるさで、その開校した初代校長とかが偉人になってるケースもけっこうみかけた

ダムとかで人がいなくなると文化がなくなるって反対する人がいるのは

こういう地域特有土地に結びついた偉人のいいつたえもまるごと消えるからなんだろうな

土地とそこに住む人がなければ思い出してもらえない偉人がたくさんいるんだろう

縄文弥生時代にも字でのこってないだけで水だの農業だのを工夫した偉人はいたのかもしれない 

今や卑弥呼や壱与(漢字=今で言うローマ字表記しかのこってないけど

anond:20201023231024

治水土地改良をした系の人は、誰にも咎められることな自治体学校で紹介されるけど、労働争議とかキリスト教系の、なんとなく負の歴史っぽさのある偉人はなかなか出てこないよねえ。

日本から捨てられた土地で生まれ

この話をフィクションと思われてもいい。嘘松認定されてもいい。誰かの目に触れるだけで嬉しいから。

私は北国の相当の田舎で生まれた。コンビニも車がなければ行けない場所にあるようなところだ。当然電車なんて走っていない。ファミレスもないし、地方都市象徴と言われているイオンなんてものはない。地方都市とも言えない部類の地域だった。

私は小さい頃から勉強ができた。少なくても幼稚園の頃にはひらがなはかけたし、繰り上がりの足し算も誰にも教えられずにできた。漢字は一度見たらすぐに覚えた。だから読んでいた物語に出てくるような高学年向けの漢字も2、3年生の頃には書くことはできた。周りがなぜ同じようにできなかったか理解できなかった。

そんな私を親も当然理解できなかった。周りの大人は中卒と高卒しかいなかった。学校を出れば男は工場だの大工だの漁師だの農家だのになるもの、女はさっさと結婚して子供を2、3人は生むのが当たり前で、勉強なんてする必要のないものだった。スーツを着る仕事といえば役場の人か車のセールスマンぐらいだった。親も親戚も半分高卒もう半分は中卒という環境だったから、私は突然変異のなにかだったのだろう。私が勉強ができることを何か嫌な目で見ていた。私は親から勉強をしているところを見られるのが嫌で家で勉強をすることが全くできなかった。

家にはパソコンが無かった。インターネットも当然なかった。私の情報手段テレビ新聞学校図書室だけだった。町には本屋もなかった。

私は決して学校勉強から遅れることはなかった。地元中学校から高校に進学するにあたっては、地元に一つある高校ではあまり偏差値が違いすぎたため、バス電車を乗り継いだ地方都市にある校区の最上位高に進学することになった。通学時間は片道2時間以上かかる場所にあった。私の中学校からそこに進学する生徒は数年ぶりだったらしい。交通費がそれなりに掛かる場所にあったが、親は文句一つ言わずお金を出してくれた。ものすごく感謝している。

あと、高校進学とともにスマートフォンが手に入った。ただ、当時スマートフォンを使っている人など一人としていなかった。都会では当たり前だったけど、田舎にはそんなものがなかった。私はインターネットをするためにどうしても必要だった。ガラケーでいいと主張する親をどうにかなだめて、スマートフォンを買ってもらった。iPhoneなどではなく、Androidポンコツだったが、インターネットにつながるというだけで私には十分すぎるものだった。町の中で完結していた私の世界が急に広がった。Twitterを初めてオバマ大統領アカウントフォローした時には、テレビ新聞世界を飛び出した自分が誇らしい気持ちになった。ただ、Twitterでは痛い発言をして、炎上というほどではないクソリプをもらって恥ずかしくなってアカウントを消すという10代の恥ずかしいことも経験した。

同時に高校では人間関係も様変わりした。周りの子たちはよく勉強をよくやっていた。そこで初めて予習復習の必要性を知った。教科書にかかれていることだけやっていては不十分だということだった。大学受験ではそれ以上の問題が出てくるという。私は教科書は一度読めば覚えるものだったので、まともに勉強したことがなく、それだけでは点数が取れない、という経験を初めてやった。参考書も初めて買った。高校があった街は私の住んでいたところよりは何十倍も都会と呼べるところだが、いわゆる地方都市の一つで本屋さんはショッピングモールに一つあるだけだった。私は午後6時にはその街をでないと家に帰れないので、学校が終わっての僅かな時間本屋に向かい、そこで少ないお金で買える参考書立ち読みしながら一つ選んで繰り返し繰り返し勉強した。何冊も買う余裕はなかったし、予備校に通うような時間もなかった。また私は乗り物酔いをしやすいので電車ではともかくバスでは本を読めず、スマートフォン参考書自分朗読した音声を吹き込んでそれを聞いて覚えるようにした。

その後私は大学受験をする。私の地元にはそんなことをする人は誰もいない。私の親は大学受験することは認めたが国公立大学限定した。仕送り必要だし、お金がないからだ。奨学金だって借りる必要がある。私はどうしても東京に行きたかった。東京じゃなくても東京に近い横浜でも千葉でも埼玉でもどこでも良かったが、とにかく都会に住みたかった。田舎の何もなさにうんざりしていた。私は映画が好きだったが、映画というのはテレビしか見れないものだった。運良く私の家はBS契約してくれていたのでNHK BSでやっている昔の名作などを録画しては見ることができたが、面白そうな新作映画テレビYoutube予告編しか見れないものだった。アカデミー賞カンヌを取るような映画は大抵東京最初にやって、その後に地方に回ってくるが、それも大都市限定される。私の住んでいたところはツタヤもなかったのでレンタルすらできなかった。私の憧れは渋谷ミニシアターヨーロッパのどこかの映画を公開初日に見に行くことだった。今思えばそんなつまらない理由だったが、東京に住むという強いモチベーションになった。また、東京には私のような地方から出てきた学生優遇してくれる寮もあった。一人暮らしなんて贅沢はとても言えなかった。

私はどうにか大学受験をして東京とある国立大学に進学することができた。親は私の入学式に出るために人生で2度目の東京の土を踏んだ。私がそんな都会で暮らすことに不安を覚えたらしいが、進む大学も住むところも何もかもすべてを一人で決めてきた私に言えることなど何もなかった。私は親の手には負えない存在だった。

初めての東京に私は圧倒されることになる。一番驚いたのは電車だった。SUICAや本数のことではない。広告の多さだった。駅も電車内も外も広告で満たされている。歩いているだけで色んな情報が入ってくる。私が子供ときに見ていた日曜日昼の番組中吊り大賞などというのがあって週刊誌記事を色々取り上げていたけど、中吊りというものが何だったのかを恥ずかしながらそこで初めて知ったのだった。とき週刊誌卑猥コピー小学生の頭の上で揺れているのにも衝撃を受けた。電車で立っているだけで世の中のことについて情報が入ってくる。それが東京最初に印象に残ったことだ。

私はよくありがちな大学生としてサークル活動も始める。そのサークルインカレでいろんな大学の人とつながることになった。私の出身地のことを話しても誰も知らなかったので、自己紹介では東京から私の町までどうやって行くのかを話すのがつかみとして大いに受けた。

そこである東大慶応学生たちと出会たことが、私の人生そして性格にも極めて大きな影響を与えることになった。お互いの情報交換をするなかで家庭の話になった。私の父は町の工場で働いていた。トヨタなどの大企業ではなく、ただの町工場従業員として何十年も変わらない仕事をしていた。それを話す私のことを動物園の珍しい爬虫類を眺めるような、そんな目でみんなは見ていた。そんな人は誰一人としていなかったからだ。ある男の親は商社マンだった。私が「商社ってなんですか?」と聞いたら何言ってるんだこいつ?って明らかに馬鹿にされたような顔をされた。私は三菱商事三井物産を知らなかった。三菱といえば車か銀行だった。三井遊園地だった。またある女の親はファンドマネージャーで、別の女の親は広告代理店、ある男は外資系企業渡り歩いているらしかった。全員都内実家があった。

私は、自分と彼らの家庭環境のあまり格差の違いを見せつけられる事になった。最大の違いは勉強する目的だった。何を勉強するとどのような仕事につくことができるのか、そのためにはどんな資格を取る必要があるのか、その仕事につけばどれぐらいの年収が得られて、どこでどんな生活ができるのか、それらを彼らは親や親族仕事から知っていたのだ。私はテストで点を取る以上の目的がなかった。テストで点数を取れればこれぐらいの高校大学に行ける、それ以上の意味がなかった。さっき書いたが親兄弟を含めて全員中卒か高卒なので勉強をすること仕事というのはほとんど無関係と言ってよかった。せいぜい工業高校で乙4を取れば、ガソリンスタンド仕事ができるぐらいの意味しかなかった。私は大学に入って、彼らと知り合うことで、大学によってその後の人生が大きく変わることを知ったのだ。

他にもある。勉強する環境だった。彼らは小学校から塾に通って勉強をして私立中高校の一貫校に行っていた。私は中学受験というものも知らなかった。そして中高一貫校では高校1年生などで高校カリキュラムを終え、その後の2年間で大学受験勉強をひたすらにするということも知らなかった。更に学校帰りには予備校に行き、夜遅くまで勉強をするのだという。私は興味があって、知り合った一人から予備校テキストを見せてもらった。そのテキストは私が受験勉強で解けなかった問題を非常にわかやす説明していた。こんなテキストは私の手に届く場所にあった本屋にもなかった。そのテキストを読んだときに私は涙をこぼしてしまった。彼は動揺していた。私は気づいてしまったのだ。

私は東京に生まれて彼らと同じ環境にいれば東大合格できた。

私にとって東大というのは雲の上で超天才がいく学校という印象だった。東大過去問を一度やってみたことがあるが、ほとんど解けなかった。それは私が頭が悪いからだとずっと思っていた。まあ、国公立大学に入れるぐらいなんだからそれでいいよね、というのが私の自分への評価だった。でも違ったのだ。私は勉強をするにはあまりに彼らと環境が違いすぎていた。勉強する友人にも小学校のうちからまれていた。誰も勉強ができることをバカにしたりはしない。親も勉強への投資を惜しまない。彼らが望まなくても英語勉強のために夏休みカナダ語学留学をさせて、ネイティブ発音などを身に着けさせていた。私は英語勉強が好きだったが、流暢な発音馬鹿にされるものであり、英語などは隠れて勉強していた。小さな声でMP3ダウンロードした英語スピーチを繰り返していた私とは違った。彼らは圧倒的重課金と、息をするだけで情報が入ってくる恵まれ環境により、私よりも進んでいただけだった。私が布の服と木の棒で戦っている間に彼らはトマホークミサイルを連発して、敵を木っ端微塵にしていたのだ。

私は自分人生を激しく呪うことになる。生まれ場所が違うだけで、家庭が違うだけでなぜここまでの差をつけられなければいけないのか。彼らは別に頭がいいわけじゃないが、環境だけで私よりもずっと高い学歴を獲得していた。それが悔しくて仕方なかった。私が入った大学別に悪い大学ではない。学歴としては十分に評価されるところだ。でも私は環境さえよければもっと上に行けたのだと。

私はショックだったが、私が住んでいたのは寮だったので部屋に一人で閉じこもって泣き崩れることもできない。私は一人でどんどん悪い考えに蝕まれていった。そして一つの結論に達する。私の住んでいた町は日本から捨てられた土地なのだと。

私が出会った家庭環境に恵まれた彼らは手に入れた学歴武器にこの後は一流企業就職したり官僚になったりするだろう。日本というのは東京大阪に住む一部の裕福な家庭から出てくる人たちで回せるのだと。私のようなど田舎に住んでいる人間そもそもいらないのだと。だから勉強する環境手段も与えられることはない。だから黙って地元で油にまみれて仕事をするか、子供をぽこぽこ産めと。

私が大学卒業した後の話だが、昨年文部科学大臣大学試験について「地方学生はそれなりに」といった発言をして相当問題になった。あれは政府本質なのだと思う。東京に住んでいる人間だけで日本は十分なのだ地方土地以上の価値はないのだ。今地方はどんどん衰退していっている。政府は口先では地方創生などと口走るが、実際はただただ衰退しているだけである高齢化が進む町にだって子供はいる。彼らを救う手段を国が与えたことがあっただろうか。

また、インターネットがあればどこにいたって勉強ができるという発言もよく聞く。あれは戯言だ。東京で使うインターネット地方で使うインターネットはまるで別物であるインターネットを使いこなすためにはまず存在をしらなくてはいけない。例えばPCプログラミングというもの存在を私の田舎認識することは極めて困難である。ただ、都会に住んでいれば、今となっては子供プログラミング教室などに通って小さいころからそういうもの存在を知ることができる。あるいはさっき書いた駅の中吊り広告だっていい。色んな情報が目に入るのだ。田舎では色んな情報存在を知る事もできない。そのような情報格差がある状態インターネットを使ったところで、格差が開く一方なのは容易に想像がつく。インターネットがあれば壁を超えられるというのは、何もわかっていない持っている立場人間発言に過ぎない。孫正義が優秀な子供奨学金を与えたりしているけど、田舎の子供は目立つ手段も知らなければ、そういう行動も取ることができない。結局ああいうので評価されるのは都会で恵まれた親からまれ子供だけである田舎の頭がいいだけで何も知らない子供はただだた埋もれていくだけだ。

話が脱線してしまったのでもとに戻す。

私は田舎を飛び出して東京まで来てしまった。田舎に私を受け入れる場所はどこにも残ってはいない。そして東京にも私が必要とされている場所はない。私のような田舎もの必要とする会社があるのだろうか。私は結婚をすることができるのだろうか。私は鬱々とした気持ちを抱えながらも、彼らに負けたくないと勉強に励むことに大学時代を費やした。奨学金も借りたしバイトもした。得たお金で高い専門書を買って、もとを取るように読みまくった。英語勉強も授業以上に独学でやった。ただ、海外に行ったのは一人でいった卒業旅行の一回だけで、そのときは非英語圏を選んだ。英語は今のところ仕事では役に立たないけど、日常生活での情報収集には役立っている。

とにかく必死だった。帰る場所必要とされる場所もないのであれば、自分で作るしかないのだと。そうがんばれたことが私にとって一番幸運だったということが今ならわかる。あのとき挫折して、引きこもりになっていたかもしれない。もしかしてテロリストのようになっていたかもしれない。あるいは当選の見込みがない政治家を目指そうとしてたかもしれない。そのどれにもならず、今私は社会人としてそれなりのお金を貰えるようになった。ただ、そのお金奨学金の返済を行っている。東京に生まれた人々は奨学金を返す必要もなく入ったお金自由に使って遊んでいるのだろう。私はまだ過去日本が課した呪縛から逃れられていない。

こんな意味のない文章を長々と書いてしまった。ここまで書いてしまったので誰かにまれたらいいと思うけど、おそらく増田の早いタイムラインの中で埋もれてしまう。私が日本が見捨てた小さな田舎で誰にも気づかれることもなく勉強をしていたときのように消えていく運命だと思う。でも書かずにはいられなかったし、誰かの目に止まって嘘松認定いいねの一つでもしてもらえたら、田舎でもがいていた中学生だった頃の私の自尊心が少しでも満たされるかもしれない。

追記1

めでたく嘘認定されたので、ちょっと補足しますね。今は業務休憩中。

高校には社長の息子とか医者ゴロゴロいたでしょって話について。

同級生にいたのは板金塗装屋の社長の子はいたよ。社長はそれぐらい。医者はいなかった。そういうお金持ちの子もっと都会の私立学校にいくのでは?うちは公立だったし。東京と違って地方公立の方がレベルが高いので。

同級生でいい家って言えば市役所の人。これは間違いない。あと警察官とか? 大手企業で働くお家とか? そういえば市議会議員の子もいたのを思い出した。つながり殆どなかったけど。

友達床屋さんの子どもとか、どっかの工場で働く人とかが多かったです。

でもみんなよく勉強してました。

同級生殆ど地元を出たはず。みんなどうしているんだろう。繋がりが切れてしまったので分からないので、あまりわかりませんが、facebook検索したときインターネット系の大手で働いている人はいました。

追記2

追記を書きました。

https://anond.hatelabo.jp/20201027203138

2020-10-25

四日市市が発展できない3つの理由

四日市市イマイチいけてない点を挙げていく

1:駅周りの土地問題により発展ができない

詳しくはリンク参照

https://tetsuronohoshi.blog.fc2.com/blog-entry-234.html

2:高速道路が市内から離れている為工業が発展しない

四日市市コンビナートが沢山あるのですが高速道路が遠くにある為慢性的渋滞に悩ませれています

トラックなど物流がそれだけロスしているということです

3:線路区分けされていて市内が慢性的渋滞する

四日市市線路が高架や地下に無く踏切があります

この踏切のおかげで毎日渋滞しています

また道路は一車線が多く二車線なんてのは稀です

コンビナートが多いのに道路の車線が少ない

これでは渋滞してしまます

じゃあ徒歩や自転車タクシーバスを使えばいいじゃんとなります道路が狭く車の運転が荒いので外に出るには注意が必要です。お勧めしません。

そんなわけで四日市市のイケてない点を書いてみましたがどうにもならんですわ四日市市

2020-10-24

anond:20201024225355

でも、韓国を羨ましいとは思わない。

あの国農村部って、日本のどの田舎よりも辺鄙土地から格差が相当開いてるんだな。

anond:20201024202444

あかんで郷にいれば郷に従えいうやろ?それなのににーちゃん関西弁話さへんやろ?

それは文化軽視ってやつやで。その土地で、土地のもんくって、土地言葉を話す。

土着するための基本のキやで。

まーとりあえずソウルフード言われるもんいっぱい食って

下手な関西弁練習することやな

大学時代奈良ボコボコにされた北海道民からメッセージ

2020-10-23

東京都に住み続けるには。

幼児二人いる、サラリーマン男です。

中小企業勤務のため、年収はご想像にお任せ(たいしてもらってない)です。

家賃補助は出ているため、人並み(と思い込んでいる)のアパートに住んでいます

相談は以下の通り。

子供が大きくなったら(小学生高学年とか)、家を買うべきでしょうか。

それとも、家族からの狭さのクレームに耐えながら、賃貸で頑張るべき?

自分は、田舎から東京引っ越してきましたので、身内も、土地も、おりません。

妻は、東京は遊ぶところ多いかいいねーという感じで、住宅費に危機感がありません。

みなさんどうされてますか?

anond:20201023031221

そんなこと言ってると篠路の奥にでも移転させられるぞ

今の場所は大規模再開発にはちょうどいい広さの土地

すでに第二農場(という名の原っぱ)は住宅地なっちゃっただろ

2020-10-22

旅のことをよくわかってるじゃん

anond:20201020160713

伊集院光深夜の馬鹿力とか聞いてみ?

最近伊集院テクテクライフやドラクエウォークのために色んな所に旅をしている。彼は本質的には一人で静かに家にいるタイプで、何もすることがなければ永久にそうしていられるタイプ。だけどそれだと色々と駄目だから、あえて外に出る目的を作っている。位置情報ゲームスタンプラリーはその一環。だけど彼自身は、観光名所とか道程のものとか電車とか飛行機かには一切興味がない。

例えばドラクエウォークのために城に行っても、その城自体には全然興味がないのでお土産がもらえる地点に行ければそこにはもう用事がない。スタンプラリーだって自分が好きなキャラ作品があるからではなく、単に移動して集めることがだけが目的だったりする。その反面、彼は普通ではしないような道程を果敢に挑むし、何よりそれを面白く話せるという最高のセンス環境を持っている。

ようは旅自体に明確な目的や関心がなくても、意外となんとなるってこと。

から増田の言う通り、宿と移動だけをしていても全然いいんじゃない

増田は、図書館に行ったのに膨大な書籍の中で雑誌1冊しか読まないことをどう思う?毎日のように通い詰めて図書館を全制覇するっていう意気込みはすごいかもだけど、そんなことが図書館目的じゃないよね。

自分図書館雑誌一冊だけ読むことを、「おれは図書館になんの目的に来ているんだ?」って否定する必要はない。

増田はそこにもうスグたどり着けるんじゃないかな。旅も似たようなものだよ。

俺も位置情報ゲームIngressを通じて色々と見聞したけど、実際に観光らしいことをしたのはほぼない。基本的スマホを見て歩いたり、自転車市街地を爆走したり、仲間と食事したり、体感速度160kmのクルマ房総半島拉致されたり。どれも別に観光とか史跡巡りとかを目的にしていないけど、それでも楽しかった記憶はいまでもありありと思い浮かべられるよ。アノマリーに参戦しても、宿に泊まってただ移動するだけの日々だけど、それでもその土地独特のものを味わえたと思う。

anond:20201020160713

わかる。

最近はその土地普通スーパーに寄ったりしてる。地元チェーン店ぽいスーパーだと尚良い。地元の人にとっては親しみのある地域限定お菓子(富山の白エビビーバーとか)や、その土地に住む人が日常的に食べているご当地グルメが買えてすごく楽しい観光客向けのご当地グルメとはまた違う。

anond:20201020160713

知らないものには興味が湧かないのは当然のこと。

その土地物件にまつわる人物歴史エピソードを調べて味付けしろ

ただ見てフーンで終わるか聖地巡礼になるかは何を知ってるかで決まる。

anond:20201022133931

それは観光地に行ってるからそう思うんじゃないか

かに観光地になっているある種の完成され情報が揃っている場所に行くと、想像以上に想像通りだったり思った以上の新鮮さを感じることは少ない。それは私も実感として思う。

違う文化に触れて知識欲っていうか知見が広がるのは面白い風土を知ったりその土地歴史を知ったり、結局旅なんてそのきっかけの一つにすぎないのかもしれない。日常の刺激が足りないから刺激を求めるという話もあるだろうね。

人間そもそも、安定した衣食住を求める生き物だから、今の生活に不満がなく刺激も不要なら旅しないのはそれはそれで一つの正解だと思う。でも、わからいからって自分価値観と違うのを否定するのはやめてあげてねって気持ちではある。

2020-10-21

相続関連の有識者おせーて

アラセブの母親から自分が死んだ時に土地効率よく相続できるよう遺言書書いてやるから内容調べろ。あとアパート老朽化してるけど建て替えすると税制優遇あんの?」って言われたオッサンなんだけど、この手の相談って税理士行きかね?

税理士なんて付き合いねからどう選んだらいいのかわからんし、ググってもSEO対策の結果しかわからん……

令和版カチカチ山を考える

平成ではカチカチ山でたぬきが改心するという終わりになったが令和ではもっと教育に良いように変わっていくだろう。

 

まず舞台昭和になる。当たり前だ。昔話といっていつまでも室町だとかの時代設定していたのでは前に進めない。

昭和と言えば第二次世界大戦であるがそこはデリケートなので避けて、結果的バブル期ぐらいが舞台になるだろう。

おじいさんは既に退職しておりおばあさんと二人暮らし

そこに土地転がし屋のたぬき野郎悪徳手法でおじいさんの財産土地や家)を奪おうとするわけだ。

結局うまい話に載せられたおじいさんは自殺、もしくはなんらかの病気悪化入院。おばあさんは悲しむ。

それをみた兎がたぬきに仕返しをする。

 

ある日兎は狸に「一緒に土地転がしましょうよ」と持ちかける。

狸はうまい話だと思って一山当てたいと思い兎とオフィス街を練り歩く。

兎がやたら「価値価値」と言っているので「おい兎。なにの価値だ?」と聞くが兎は「やだなぁ、この山(案件)の価値でしょ」という。

狸はそんなもんなんだなぁと思っていたが実はこの「価値」という声が火打ち石で火をつける音だった。

狸のスーツに火が付き狸は全身にやけどを負ってしまう。

 

狸は兎に仕返ししようと兎を探すが兎は新規事業の立ち上げを行っている最中だった。

「狸さんこのまえはすみません新規事業を立ち上げようとおもってるんですが共同経営しませんか。」と持ちかける。

資料を見せられ狸は聞いてみる限り悪くない案件だと思い船に乗りかかるが、その資料は兎の罠で全くのデタラメデータと実績で作られたものだった。

泥舟にのせられた狸は助けを求める。

そこにおばあさん(もしくは退院したおじいさん)がやってきて出資。なんとか機転を利かし事業を立て直す事に成功

狸はおじいさんにした仕打ちを謝るのでした。

 

めでたしめでたし

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