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はてなキーワード: 規約とは

2024-10-31

anond:20241031195111

かにアカウントが凍結された方が「正しいことを言っている」と感じる場合でも、その口調や表現方法過激であれば凍結の対象となることがあります。これは「トーンポリシング」という概念関係していますが、実際にはSNS利用規約に基づく運営側判断も大きく影響しています

トーンポリシング」は、意見の中身よりも発言者の態度や言葉遣いに注目して批判する行為を指しますが、SNS運営方針においては、利用者安心して使える場を維持するために、過激言動規約違反とみなされることが少なくありません。主張が正しくても、表現他者を傷つけたり、攻撃的と判断されると、トーンポリシングではなく規約の「言葉暴力を防ぐ」ルールに基づき凍結の対象となる場合もあるのです。

とはいえ、このような規制がかえって正当な主張の伝達を阻害する可能性もあり、トーンポリシングとしての批判を呼ぶこともあります

Twitter(X)で通報されまくってわかったこと。

当然のことだが、誰が誰を通報たかは仕組み上わからない。

通報アカウントロックや凍結されるまでのルール仕様もほぼ不明である

規約はあるが、それがどのように適用されているのかはわからない。

だが、おそらくは、一人ではなく二名以上の複数人通報すると、ロックさせたり凍結させたりすることが可能なようだ。

もちろん、複雑なルールも仕組まれはいるだろう。

しかし、おそらく、アカウントロックや凍結などを解除するための異議申し立て以外は人の手は介在していないと思われる。

多分だが、投稿内容すら判断材料にはしていないだろう。

なぜそんなことがわかったかと言えば、ロックされるまでが早すぎたからだ。

あれでは人手なんて入ってないとしか考えられない。

 

ということは、気に入らない奴がいたら、仲間で複数人通報しまくればいいのだ。

すると、ほとんどの場合、いや多分そのすべてのケースで少なくともその気に入らない奴のアカウントロックされるに違いない。

多数人でやれば即座の凍結もあるかもしれない。

 

どこでそんな目にあったのかと言えば、いわゆる「反ワク・陰謀論者」が多数参加するスレッドで、その反対派の立場敵対してやったからだ。

奴らが如何に姑息なことをやっているかがわかった気がする。

多分、SNSのような仕組みでは「言論の自由」は極めて弱い。

SNSは「言論の自由」を守らない。

気に入らない奴がいたら、そいつ通報して黙らせて仕舞えばいい。

システムは内容なんか見てない。

 

もちろん、かつての2ちゃんねるや今の5ちゃんねるのように、無制限言論の自由を認めると、荒らされまくるし、プライバシー侵害されるし、暴言巣窟になるし、参加者は「匿名」を鎧にせざるを得なくなる。

もちろん、匿名掲示板はデマの温床だ。

が、SNSとて結局はデマ拡散装置に成り果てる。

言論の自由世界では有用だった「反論」が機能しなくなるからだ。

 

本当に古い話になるが、かつてのパソコン通信で、ほとんど日本における最初ネットを扱った裁判になったことがあった。

その時に関係者によって出版された『反論』という本があり、随分と事件から後になってそれを読んだことがある。

概ねの趣旨は「反論をすることが言論の自由世界では大切なことであり、言論規制するのは最小限であるべきだ」というものだったように記憶する。

 

だが、SNS反論なんか関係ない。奴らは容赦無く通報し、気に入らないやつを消す。

イーロン・マスク言論の自由保障する、みたいなことを言ったらしいが、それは全くの出鱈目だ。

 

多分、未来言論の自由死ぬだろう。

反ワクが蔓延って、疫病が蔓延し、人口は激減するかもしれない。

あるいは映画『シビル・ウォー』のように分断が極限化して、狂った為政者核ミサイルスイッチをついに押してしまい、地球破滅するかもしれない。

 

いやまじで奴らは「賛同しかいらん、反論者は不要だ」という態度しか取らないから。

「新たなるオタク共通の敵」としての画像生成AI

はじめに

手描きで絵や漫画を描き、趣味同人誌を作ったりしているが、画像生成AIにも肯定的人間がこの文章を書いていることを最初に断っておく。

アイデンティティを失ったオタクたち

人間共通の敵がいると一致団結しやすい生き物だ。オタク例外ではなく、何かにつけては「迫害されるオタク」の話題で盛り上がってきた。

しか日本アニメ漫画ゲーム世界規模で人気になり、これまでオタク迫害者の代表的存在であったギャルヤンキースクールカースト上位層にすらクールジャパンが浸透するほど、オタク趣味一般化。さら多様性肯定する時代の流れもあって、オタクオタクであるだけで軽蔑されたり迫害される事は、昔と比べると随分少なくなってきたと思う。

オタクとしては平和時代…と思いきや、今度はオタク同士の内紛が目立つようになった。解釈違い、同担拒否、胸を盛るな、カップリングの左右がどうこう、愛のない二次創作、毒マロ届いた、センシティブ未設定でエロ絵を垂れ流す、トレパク発覚…。SNSでは常にどこかでオタク学級会が発生している。

そこに颯爽と現れた最新技術画像を生成するAI。と、それを使って画像を作る人。

オタクたちも最初は様子を伺っていたものの、仕組みや技術意図や使い道が十分に伝わらなかったのか、はたまた著作権の誤った知識が広まりすぎているためか、「絵師たちが血の滲むような努力をして描きあげた、我が子のように大切な絵の数々を、本人に無許可で大量に食わせたあげく、神絵師の絵に似せたAI画像を出力して嫌がらせまで働いているらしい。こいつはメチャゆるさんよなああああ」のような共通認識が広まってゆき画像生成AI肯定する人たちを「敵」と認定するオタクが増えていった。

するとどうだろう、内紛続きだったオタクたちが、共通の敵を前にして一致団結。Xの変更規約11月15日から適用話題きっかけとして、「スタイリッシュウォーターマークの入れ方」や「お手製ノイズの掛け方」を教え合うのが大ブームに。さら移住先のSNS心機一転、のびのびと楽しく交流し始めたではないか。「無断生成AIを許さない」のスローガンのもと、いま再びオタクたちは一つになったのだ。すごい一体感を感じる。今までにない何か熱い一体感を。


…というような感じ方があって、最近特に過激AI反対運動が盛り上がっているのかもしれないと考えたりしている。もはやAIを心底憎んでいるというよりも、新たなる共通の敵に対してみんなで立ち向かう感じが楽しいんだろうな、と。

実際は法律が整備されて違法ではないし、そもそも「無断学習」という概念存在しないし、ウォーターマークとお手製ノイズ学習阻害効果はないし、X以外のSNSに移動してもインターネットである限り学習を完全に避ける手段はないし、人手不足が深刻なアニメ漫画現場ではすでにAI活用している所もあるだろうし、産業工業分野でも必要とされている技術だし、国も開発を支援していく方針である以上、これから発展はすれど無かった時代には戻れない。有効活用、あるいは共存を考える他ない状況での現実逃避の果てに、彼らはどうなっていくんだろう。10年も経つころにはAI画材ツールとしてありふれたものになって、いまのドタバタ騒ぎが「ああ…そんなこともあったな〜笑」なんて言われているのかもしれない。

最後悪口

AI絵師絶滅してほしい人、このツイートいいねしてみて」のツイートに32万もいいねがついていた。(10/31時点)結構な人数だと思うが、この数字に対して誇らしげに胸を張るのはどうなんだろうな…。32万人もいるのに「じゃあ、AI規制のために一致団結して活動しよう」と率先して意味あるアクションを起こせる人が1人もいないことの方を深刻に考えるべきではないだろうか。SNS愚痴って終わるだけの人間が32万人いたところで何もならない。結局、共通の敵を前にみんなで一致団結ごっこしていたいだけに見える。

2024-10-30

anond:20241030155706

1. 国連委員会とは何か?

国連委員会は、特定テーマや分野に関連する問題について議論検討監視、助言を行う機関です。各委員会テーマごとに異なる目的を持ち、人権環境持続可能な開発安全保障などの分野で専門家加盟国代表者が集まって構成されています。例えば、「国連人権委員会」や「国連気候変動委員会」などがあり、それぞれの分野で国際的基準形成し、加盟国実践評価監視する役割を担っています

 

2. 国連委員会勧告とは何か?

国連委員会勧告は、加盟国に対してあるべき行動や改善を促す指針です。勧告は、法的な拘束力はありませんが、国際的基準価値に基づいた内容であり、各国が国際社会の期待に沿って行動するための参考とされます。例えば、人権委員会から勧告は、加盟国人権保護改善に関する施策に対する提言として用いられます

 

3. 勧告意思決定プロセス

勧告は、委員会対象国の状況を評価し、報告書国際的基準と照らし合わせながら作成されます。具体的な意思決定プロセスには以下の段階が含まれます

情報収集加盟国からの報告、専門家による調査NGO市民団体意見などを通じて情報収集します。

評価収集した情報をもとに、委員会専門家分析し、課題改善点を特定します。

勧告作成評価結果をもとに、勧告策定し、加盟国に対して提言として提供します。

合意形成委員会内での合意を経て勧告正式に決定されます

 

4. ガイドラインの有無

委員会には、国際法国連憲章、または特定条約協定ガイドラインとして存在します。例えば、人権委員会場合、「市民的及び政治的権利に関する国際規約」(ICCPR)が基準となりますガイドラインは各委員会目的に応じて異なりますが、通常、国際的承認された条約協定に基づくものです。

 

5. 他の/過去勧告との整合性担保

国連委員会では、過去勧告や他の委員会勧告整合性を持たせるための調整が行われます国際基準一貫性を保つため、委員会内で情報共有や意見交換を行い、必要に応じて過去勧告と照らし合わせた検討が行われます。また、専門家同士の連携重要な要素です。

 

6. 勧告正統性

国連委員会勧告は、加盟国国際的義務基準尊重し、向上を目指すべきであるという立場に基づきます勧告は国際条約協定国連憲章を基盤とするため、普遍的基準依拠している点で正統性が認められています。ただし、勧告には法的拘束力がないため、各国が自主的に従う形となりますが、国際社会人権団体などの目があるため、国際的圧力がかかることもあります

anond:20241030142349

Q.

日本の政治用語について、「自民党に入る」と「自民党会派に入る」の違いを教えて下さい。

A.

自民党に入る」と「自民党会派に入る」には重要な違いがあります:

「自民党に入る」:
自由民主党正式党員になること
党の規約方針に従う義務が生じる
党費を支払う必要がある
党の意思決定に参加できる
党の公認候補として選挙出馬できる可能性がある

「自民党会派に入る」:
国会内での議員活動における所属グループ会派)として自民党を選ぶこと
必ずしも自民党である必要はない
議会運営上の便宜的なグループ分けの意味合いが強い
委員会の配属や質問時間の配分などで自民党と同じ扱いを受ける
表決の際に自民党と同じ投票行動をとることが期待される

例えば、無所属議員でも自民党会派所属することは可能です。また、自民党員であっても、状況によっては別の会派所属することもあり得ます(ただし、実際にはまれです)。

youtubeには、「不人気な動画一定期間で削除だ、嫌ならプレ垢になれ」と規約変更されても文句が言えない程度には存在マイナス動画が溢れてる

時間から予想するに数百MB~数GBあってPVが1桁しかないような動画

じゃあそんな負債を抱えながらも維持できてるのは何のおかげか?と言えば他のコンテンツでガッポガッポ稼いでるからに他ならないわけで

難しい問題ですよね

2024-10-28

新聞を開いて投票に行かない人の気持ちが分かるようになった

政治参加ハードルが高いと感じている人にとって“投票に行く”ことは“新聞を読む”ことと同様の難しさがあるのではないだろうか。


私は大学在学中にメンタルを病んで就活に失敗し、就職浪人の末に地元の小さな中古車販売会社事務採用された。社員の年齢は幅広いがほとんどが高卒以下で選挙の時期は毎回それとなく話題に出してみるが、投票に行ったという話は聞いたことがない。

私は親も友達投票に行くのは当たり前という環境にいたので、学生時代は「投票に行かない奴はありえない!そいつらだけ増税して欲しい」なんて意見に首肯していた。しかし、今の職場に来て彼らと仲良くなりマインドが似通ってくるにつれ、「現代投票ってすごく高度で複雑な営みじゃないか?そこを無視してすべての人に当然のように求めるのは傲慢じゃないか?」と思うようになった。

Twitterはてなでも投票に行く人がマジョリティに見える。でも現実投票率はあの通りだ。私はこの違い(というか分断)が恐ろしく、行かない人の理由を聞いたり考えたりするようになった。その結果、冒頭で述べたように“投票に行く”ことと“新聞を読む”ことに類似する性質見出した。


新聞特に全国紙)を読んで国際問題経済の動向を知っておくことは、社会的には大人義務とされている行為だ。就活面接で聞かれ、全然やっていません!と明言したならば落とされること間違いなしだろう。しかし、実際に新聞を読んでいる層は高所得層、知的労働者社会構造に強い関心がある人に偏っているんじゃないだろうか。なぜなら「新聞を読むことは難しい」からだ。

専門用語が何の断りもなく出てくるし、あの細々した長文を読むのは訓練が必要だし、何より面白くない。新聞社の右だの左だのの傾向もよく分からない。そもそもリベラルってどういう意味?という人もいるだろう。

戦争テロ震災は回りまわって私たち生活に影響を与えるだろう。でも、そんなニュースに関心を持ったからといって来月の給料がガクンと上がったり下がったりするわけではないし、仮にそんな変化が起きたとしても私にコントロールできるものではない(と感じる)。

新聞を読むことは大事だ。ただ同時に慣れていない人にとってはとても大変だ。仕事に疲れて帰宅し、晩飯を作って食べて食器を洗って風呂に洗って歯を磨いて床につく。ここにその努力をする隙間はない。政治に関心を持つことも同様に大変なのではないだろうか。

私の職場では新聞を読んでいる人はいないようだった。恥ずかしながら、私もそうだ。投票はするが、積極的新聞は読まない。だからこそ、遠回りながら「新聞を読んで!」と言われることを想像することにより、「投票に行って!」と言われる人たちのしんどさを疑似体験することができたのだった。


じゃあ投票に行ってもらうにはどうしたらいいのか。

ありきたりだが私は政治もっと身近にするべきだと思う。

社会は多様な人がいて利害関係もごっちゃごちゃで本当にほんとうに複雑すぎる。政党マッチングのようなサイトもあるが、同性婚とか、憲法改正だとかよく議論されている大きなトピックの賛成反対しか評価項目がなかったりする。でも私のような木っ端一市民生活に直結してくる政治もっと地味かもしれない。例えば、私は精神科の5分診療が本当に辛いので通院精神療法の診療報酬点数を即刻改善してほしいと思っている(諦めつつあるが…)。中古車関係でいえば、昨年に販売価格の表示について規約改正がありその対応に追われた記憶は新しい。

職場の人たちは、衆議院における与党議席数は気にしないが、市役所の新庁舎建設には興味を示す。毎日見かけるし、建設業者に身内がいたりするからだ。関連して県議会議員よりも市議会議員選挙の方が若干投票率は高い。具体案は出せないが、この当事者意識範囲を広げていくことで投票率を上げることはできるのではないだろうか。


個人的投票国民権利としてぜひとも行使すべきと思って実行しているが、いけすかない大卒だった私にとても良くしてくれた人達と分断されてしまうのが怖いので、今後職場選挙の話は避けようかなと思っている。

彼らは投票に行かなかったとしても人間的に尊敬できる人ばかりだ。「投票に行かない人は愚かだ!」と責めるよりも、もっとよい歩み寄りの方法がないか今後も探していきたいと思っている。

2024-10-27

yotubeの規約は平気なんかな

https://www.youtube.com/live/uJkf7CDRU4o?si=dFW34mV_stnpAzcx

ご立派な体してる。最近配信見てると和服着るようになってるが

2024-10-26

anond:20241026152014

いっつもこの手のサークルクラッシャーネタ投稿してるけど同一人物なのかな

規約とか最初提示することを考えない無邪気なネットの使い方してるとそうなるんだろうね

2024-10-25

anond:20241025175000

煽りじゃないよ!

頑張って規約を乗り越えてコピペしたんだよ!

論文発表のためにお願い!」って書いたら許してくれたんだよ!

2024-10-24

anond:20241024043129

「前回、1200円をお支払いしているので、求人掲載した内容についてはそこで完結しています

これは明らかにアルバイト情報サイト規約回避するための建て前なので、通報してあげたほうがいいぞ。

2024-10-21

anond:20241019193852

TonBebeとかって、1000%規約に「嘘のプロフ書くなよ」ってあるよね。

もしものとき個人情報預けてるアプリ会社絶対責任を問われたくない)と原告が結託して億単位訴訟してくるから頑張れ。

anond:20241021120533

果汁100%定義は、果汁飲料等の表示に関する公正競争規約で定められており、次のとおりです。

果実の搾汁または還元果汁、またはこれらに砂糖類やはちみつ等を加えたもの

砂糖が加えられていても加糖5%以下である場合100%果汁と表記してよい

果汁100%ジュースには、ストレートタイプと濃縮還元タイプがありますストレートタイプは生の果物を絞った汁に基本的に何も加えていない果汁100%ジュースです。濃縮還元タイプは、果実の搾汁を濃縮したものを再び水を加えて還元希釈)したものです。

果汁の使用割合が5%以上10%未満の場合には「果汁10%未満」と表示します。果汁の使用割合が5%未満のものは、「果汁○%」又は「無果汁」と表示します。

パッケージリアル果実果実断面のイラストが描かれているジュースは果汁100%のものですが、それ以外のデザインのものにも100%ジュースはあるので注意が必要です。

追記あり日本絵師界隈が、反AI因習村と化した理由についての一考察

10/22追記

深夜のダラダラした文章に、思った以上の反響があり、恐縮です。キャンセルカルチャー運動辟易していましたので、考察と言いつつ、n=1の、偏見まみれのくさすような内容になっており、申し訳ございません。

コメントを通して、西洋史観や海外勢の動きなど己の勉強不足を感じ、大変参考になりました。ほか、新たに以下の視点を得ました。

絵師界隈にもプレイヤーはきちんと多数存在していて、それはいわゆる多くの「二次創作をメインに活動する者」なのではないか
にもかかわらず、「二次創作をメインに活動する者」は、自身を「プレイヤー」ではなく「クリエイター」だと勘違いしているから、絵師界隈の創作の循環は停滞し、変なことになってしまっているのでは?

現行法合法とされている無断学習(?)をダメとし、無断の二次創作をヨシとする矛盾性など)


声優はどうなの? について

彼らの職業は、対脚本家演者という関係からみて、クリエイターではなくプレイヤーよりかなという偏見があったため、言及していません。

そもそも、声は、創作というより身体的特徴なので、人権の一つとして適切に保護されることには、なんら議論余地はないのでは。

■ 「絵師」だけじゃなくて、「猟師」とかもあるやん? について

自他ともに達人と認める域に達した方が、「ワシは猟師じゃ」と自称するのは、偉そうだけど実際に偉いし、じゅうぶん身の丈にあっているのでいいんじゃないでしょうか。

追記終わり


本編


最近日本の「絵師」と呼ばれる者達の界隈で、生成AIに対する反発が拡がっている。

それは年々過激さを増し、最早、「お気持ち」や「感情的な反発」ただそれのみで、法的にも倫理的にも問題のないコンテンツを焼き払うまでにいたった。

因習村呼ばわりも、宜なるかな・・・・・・。

もちろん、全ての絵師がそうだとは思わないし、思いたくはない。

このような状況下では肯定的意見など出せようもないだろう。魔女狩りの憂き目にあってしまう。


さて、リーガルマインド(法的思考能力)は、法学部法律科目をみっちり学んでやっと習得できるようなものなので、これを持たない相手議論をふっかけても、いつの間にか例えになっていない例え話にすり替わるのがオチだ。

から、反AIを説得したり、論破したりするつもりは、私にはない。

ただ、不思議な点があったので、分析しようと思った。


生成AIに過剰に反発をしているのは、「絵師」やそれをとりまく「アニメコンテンツ」(以下、「絵師界隈」という。)に限られている。

他の分野でも生成AI進化・深化はめざましいが、変な炎上なども起こらず、粛々と最新ツールとして活用されている。

実際、私がメインで活動している音楽分野(以下、「音楽界隈」という。)でも、生成AIは、比較自然に受け入れられている。

同じクリエーターなのに、なぜ、こうもスタンスが異なるのか?


私は、三つの理由があると考えた。


-「創作の循環」の認識の違い

音楽界隈にいると、少数の作曲家(以下、「クリエイター」という。)、多数の演奏家(以下、「プレイヤー」という。)、無数の聴衆(以下、「リスナー」という。)が互いにインスパイアし合う「「創作の循環」、古から続く巨大なうねりを、あらゆる局面で感じる。

生成AI学習云々の問題は、この循環の一要素として、肯定的に受け入れられている。

しかし、絵師界隈には、循環の要となるプレイヤーがほぼ存在しないため、「「創作の循環」を知覚しづらい。

全ての創作は己の独力によるものだと勘違いしてしまう。


-「才能と作品」の認識の違い

西洋芸術は、音楽絵画の分野を問わず、才能は神から与えられたもので、作品は神に捧げるもの、という共通認識のもと、発展してきた。

信仰が薄れてきた現代においても、なお、フェアユース思想として残っている。

対して、日本には、そのような一神教概念はないものの、少なくとも音楽界隈にあっては、神に奉納する神楽なる存在がある。

更に、音楽理論そのものが、西洋ルーツとするので、「与えられた「捧げる」意識を醸成する機会が多い。

一方で、日本絵師界隈は、ガラパゴス状態進化しているため、「自分ゼロから努力して勝ち取ったもの」「作品自己表現」という認知になりやすいのではないか


-クリエイターレベルの違い

今、音楽本業として、いわゆる音楽でメシをくっているクリエイターは、厳しく長い音楽不況を乗り越えた存在であるので、生成AIときには脅かされない実力がある。

そうでないクリエイターは、純粋趣味として作品を作って発表して楽しんでいるので、生成AIも、面白いツールが出たな、としか捉えない。

一方、イラスト本業として、それでメシをくっている絵師界隈は、クリエイターの淘汰が進んでおらず、生成AIとき簡単に脅かされてしまう。

リアル生活がかかっているのなら、反発も過激になってしまうだろう。

参入障壁の低さと、00年代から需要の急速な拡大が、本来実力に見合わない人間プロとさせてしまったのかもしれない。

さながら、チューリップ・バブルだ。


以下、それぞれ、補足。


創作の循環」の認識の違い

音楽界隈においては知覚しやすい「創作の循環」

音楽界隈では、古くからクリエイタープレイヤーリスナーが繋がり、互いに影響を与え合う「巨大な循環」が存在している。

例えば、クラシックプレイヤー過去の偉大なクリエイター作品演奏し続けたり、ジャズヒップホップにおいて、サンプリングリミックスを通じて新しい音楽を生み出すのは、既存作品表現再利用する文化根付いているかである

表現の蓄積に敬意を払いながら、新しい創造を探求する」というプロセスを自然に受け入れられる土壌が存在している。

これは、DTM世界も同じで、音源サンプルが膨大に共有され、再利用されている現状からすると、AIによる生成もただ新しい音源手法を追加しただけという感覚が強い。

技術的な進化日常的に行われており、特定の著名なプレイヤー演奏サンプリングして音源化することも一般的である

これにより、生成AIも単なる新しいツールとして、既存の「循環」の中に自然に組み込まれている。

また、音楽界隈において、多くの場合クリエイタープレイヤーを兼ねており、リスナーもまた、プレイヤーを兼ねている。

ただ純粋聴くだけの音楽愛好家は存在するのだろうか?

音楽愛好家ならば、誰だって、一度は何かしらの楽器を触って、誰かの作った曲を演奏しようとした経験があるのではないか

クリエイタープレイヤーリスナーは、多くのケースで同じ立場で、創作の循環に積極的に関与している。

AIがその中に入ることは、「革命」ではなく、単なる「進化」だ。

私自身、音楽を通じてこの循環を何度も経験してきたため、AIを恐れることなく、むしろ新しい創作可能性として受け入れている。

音楽分野では、クリエイタープレイヤーリスナーが互いに影響を与え合い、生成AIもその延長線上にあるのだ。


絵師界隈においては知覚しづらい「創作の循環」

一方で、音楽界隈における「プレイヤー」に相当する役割が、絵師界隈には存在しないか、または極めて少ない。

クリエイターリスナー立場を結びつけ、要として機能する「プレイヤー」という存在希薄であるために、絵師界隈では「創作の循環」を感じる機会が乏しい。

その結果、生成AIは「自分領域侵害する存在」として映ることが多い。

絵師界隈において、絵師は、自分作品について、「自分ゼロから作り上げたものであり、完全な自己表現の成果」として捉える傾向が強く、他人作品に手を加えたり、既存表現再利用することに対しては、現行法問題がなくとも、極めて強い抵抗を感じやすい。



「才能と作品」の認識の違い:

西洋における芸術史とフェアユース

絵画音楽を問わず西洋における芸術歴史を振り返ると、才能は「神から与えられたもの」として見られており、芸術家はその才能を用いて作品を神に捧げるものだった。

パトロンは、神のために芸術家を支援して、芸術家は神のために技術研鑽を重ねた。

結果として、優れた作品がたくさん残り、ありがたくも現代にまで継承されてきた。

芸術史への脱線は避けたいので、軽く触れるにとどめるが、少なくとも、西洋芸術特に歴史的な音楽絵画の中では、才能は「神からの贈り物」として見られてきたため、それを使って作品を作ることは神聖な使命の一部であった。

元来、芸術作品やそれを生み出す才能は、個人の所有物ではなく、社会や神に捧げるものとされてきた。

この背景が、西洋フェアユース概念が広く受け入れられている一因のように思う。

才能や作品は神のものとして共有されるものというコンテクストのもと、生成AIによる「学習」や「再利用」も一部では容認されやすいのだろう。

任天堂とパルワールド訴訟問題における、日本欧米の反応の顕著な違いに、この当たりの感覚の違いが明確に出ているように感じる。

この点、日本絵師界隈にとって、才能は「自分努力によって勝ち取ったもの」であり、作品は完全に自分の所有物という感覚が強いのでは。

創作の循環」という巨大なうねりに触れる機会もないもんね。

その態度を傲慢とみるか、当然の権利とみるかはさておき、だからこそ、生成AI個人努力創造性を「奪うもの」として見られやすく、反発が生まれやすいと考えられる。



まとめ::生成AI技術未来資本主義への影響

このまま日本絵師界隈の生成AIに対する過剰な反発、炎上騒動が続くと、日本では、生成AIアンタッチャブルとなり、なんらの議論進歩も遂げなくなるだろう。

最終的に、生成AI技術は、外国の「GAFA」などの巨大企業によって独占され、資本主義論理に飲み込まれ可能性が高いと感じる。

外国大企業規約契約に巧妙に生成AI技術云々を盛り込み、最終的には技術データを独占し、クリエイターがそれに従わざるを得なくなる未来

絵師界隈の過激活動により、日本企業にとって生成AI技術のものアンタッチャブルとなったので、日本企業呆然と、日本人の優れた才能が外国資本に奪われていくのを眺めるしかできない。

そういう世界に誰がした?

もちろん、これは資本主義の一環であり、技術進化の中で繰り返されてきた「ひとつの循環」として受け入れるしかないのかもしれない。

私自身はそのような未来諦観し、これもまた創作における流れの一部だと考えている。

技術は常に進化し、その中でクリエイティブ表現方法もまた変わっていくものだ。

しかし、絵師界隈は、そういう未来をどう考えているのだろうか?

AIをただ拒否するのではなく、技術と共にクリエイティブ可能性を探求する道もあるのではないかと思うが、彼らはその選択肢考慮しているのだろうか? 

AIは決してクリエイター創造性を奪うものではなく、創作の循環、巨大なうねりの一部として受け入れられるべき可能性を秘めている。

これからクリエイティブ世界で、AIと共に新しい表現の形を探求していきたいので、絵師界隈には邪魔しないでいただきたい。

クリエイターは、絵師だけではない。



余談:呼称問題

「生成AIを使っているヤツを、絵師を呼ぶな」問題にも触れておきたい。

私としては、生成AIを用いて絵を出力する者は、「プロンプト・エンジニア」がより正確な呼称だと考える。

望む絵を出力することは、絵師界隈の人が想像しているような、そう簡単技術ではない。

命令文の模索や、好みのモデル階層マージ云々、どれをとっても、相当な知識必要だ。

現に、クラウドワークスでは既に、「生成AIイラストを出力してほしい」旨の依頼がわんさかある。

もちろん、これらはローカルGoogle Colaboratory等に環境を構築している者に限って、の話である

「Novel AI」や「Dall-E 3」、「Grok-2」など、企業最適化して、提供している出力サービスを使っている者は、今のところ「消費者」かな。

企業最適化したサービスを使ってキャッキャしているだけの人は、ごく普通の・・・・・・一般消費者、それ以上でも以下でもないのでは。

消費者イラスト生成AI恩恵にあずかれるようになっただけ。


そんなことより、絵師界隈の人たちは、自分自分のことを「絵師」って呼んで、恥ずかしくないの?

絵師」という言葉は、2000年代の2チャンネルの「同人板」で、敬称として、使われ始めたと記憶している。

「表紙を絵師に書いてもらって~」とか、「好みの絵師が~」とか。

敬称なので、自分自分のことを「絵師」と名乗る者は、当時はいなかった。

絵師になりたいです!!!」なんて、とんでもない。

一体全体いつから自分自分のことを「師」」と自称するような、恥ずかしい使われ方をされるようになったんだろう?

ニコニコ動画が出てきて、ネットが低年齢化して、「動画師」や「MIX師」という、変な亜種が登場したあたりからだろうか。



2024-10-20

anond:20241020101010

クレーム品の返却は店側がサービスでやってるだけなので、規約に書いて無ければ相手が受け入れるかどうかの話

別に法律違反でもなんでもない

ギリギリ法律で許される行為を教えて

おお、ギリギリ攻めるんやな!

まあ、法律ギリギリを攻めるのもええけど、常に危ない橋渡るわけやないでな。

ほんまに許されるかどうかは場合によるけど、こんなんがよく話題に上がるで。

1. クレーム品の返却

店や通販商品買って、満足せんかったら「クーリングオフ」や「返品保証」使って返品するのはギリギリOKやけど、あんまり多用するとブラックリストに載るかもやで。

2. 自分で髪切る

資格ないと他人の髪切ったらあかんけど、自分の髪やったら好きに切ってもOKや。失敗したら自己責任やけどな!

3. 法定速度ちょうどで走る

みんなちょいオーバーして走るけど、あえて法定速度ぴったりで走るのもギリギリセーフ。ただ、後ろの車にイライラされることもあるから注意や。

4. プレゼント企画に何度も応募

1人1回やいう規約ないなら、違うメールアドレスとか名前使って何回も応募するのもギリギリセーフ。ただ、バレたらアカウント停止されるかもや。

5. エレベーターの「閉じる」ボタン押しっぱなし

エレベーターで「閉じる」ボタンをずっと押しとくと、他の人が乗れへんようになるけど、これは明確に違法ちゃう。でも、マナー的にはアウトや。

どれも「ギリギリ」やから、やりすぎんようにせなアカンで!

他にあったら教えてや!

2024-10-19

https://x.com/Clockwork_Wiz/status/1847184532061278397?s=19

こういうのが許されると、FF14ってそういうゲームなんだ…って類友召喚が始まるので、大変許し難い。

ネタだのなんだの晒す方がおかしいだの言ってる人いるみたいだけど、「直結」つまりオフパコ狙いだと堂々と書いてる時点で不快表現な訳です。

こいつを1万回読んで出直してほしいですね。

不愉快表現から規約違反するというのはその通り。

でも、同じ評価をするかどうかは人によって違う。

から規約を一万回読んだところで解決はしないし、下手するとサポートチームの人ですら、見解バラバラなことがある。

むろん、当てはめが違っていたからといって無罪放免になるわけではないんだが…

2024-10-18

生成AIを使ってる絵描きなんだが


Xの投稿画像AI学習する規約に反対表明してそれ関連のポストRPしてるフォロワー達がそのポストと一緒に俺が生成AI使って描いた絵をRPかいいねして褒めてくれてるの見るともう皆が何を持って正しいとしてるのか分からないんだよな

またXで絵師プロイラストレーター騒動を起こしている。

Xでの投稿AI学習されると規約改定されたという騒動だ。

一連の騒ぎ方を見て思ったのは、絵師イラストレーターという人たちの多くは、創作物を作るクリエイターではなく指示を受けて操作するオペレーターなんだなということだ。

生成AIはたしかにいろんな画像を出力できる。画風もある程度画像があればマネできる。

しかし、そこにクリエイティブさはない。

ただ、それっぽい画像を出力するだけだ。

から絵師イラストレータークリエイティブなことをしてると思ってるなら堂々としてればいいのだ。

それっぽさは真似されても、クリエイティブな部分は真似できないのだから

しかし、絵師イラストレーターが生成AI右往左往している。

まり、彼らはクリエイターを自認していながら、実のところ指示を受けてきれいなイラストを納品するだけのオペレーターであることにうすうす気づいているのだ。

きれいな絵を描くという技能けがよりどころだからきれいな画像を出力できるというだけの生成AIを脅威に感じてしまうのだ。

しかし自認はクリエイターなのだ

このズレが彼らの致命傷になりうると思う。

絵師イラストレーターは、生成AIを脅威に感じ対抗意識を燃やしているのはなぜなのか自問自答し、自身が生成AI代替しうるオペレーターに過ぎないこと自覚し、クリエイターに脱却できない限り、彼らの多くは淘汰されていくことになるだろうな。

絵師様さあ

フォロワー数だけが誇りの絵師様、上げるたびに「伸びない」「受けが悪い」とうるさい。

今回の学習騒動でついに「ここにいると賛同してると思われる」と言い訳してる。てめえは描かない言い訳を探してるだけだよ。

別のSNSで伸びないと戻ってきたの、こっちは知ってんだよ。以前の規約からちゃんと読んでるか?青空別に巡回のないインターネットじゃないよ?

承認欲求こじらせてる絵師様はどうすんの?

2024-10-17

anond:20241017182802

アウトじゃないぞ

あと、そんなことで消させてたら、さすがにヨッピーがダサすぎるからやらんだろ

自分の本の感想に本人登場でコメントしてる時点で、

その規約をそのまま適用すること自体無理だ

小説書いてる。AI役立ててる。

女性向け同人界隈はAIに対して嫌悪感が強いが、chatGPTその他AIは案外使い勝手が良い。

実際小説を書かせると文章はどうなのと思う部分は多いし、社会問題やりたがりだし、受けと攻めがかなり性的役割を負わせがちで、一昔前でいう誘い受けや襲い受けといったものを一切解せず積極的に行くものは全て攻めだと認識しやがる傾向にある。受けだって言ってんだろうが。

プロットを書かせてみてもとにかく社会問題をやりたがり、襲い受けや積極的な受けが好きな人からしたらそれは違うだろうがとキレるようなものがお出しされる。センシティブもの却下してくるのでR18を書かせるとこれは問題があるだの利用規約に反しているだの延々と文句を付けてくる。

しか感想を書かせるとそれなりにオタク女が書きそうな文章を書いてくる。プロンプトによってはかなり良い感じのものを作ってくれる。

また、自分が書いた小説を読ませて三幕構成にしなおしてもらい現状書いたものと比べて盛り上がりの箇所がズレてるなと判断することが出来る。AIが読んで盛り上がっているのがここだろうと判断したというのは、下手に人間に頼んで「ここが盛り上がるべき」と判定されるよりも受け入れやすい。ココナラあたりにいる感想屋には、たまに自分趣味を押しつけてくるようなものもいる。それらと比べればAIのほうがまだ納得出来る。

台詞が同じようなものが繰り返されている」「削れるのはこのあたり」という内容も参考にしやすい。

ガバガバなのはそれはそう。二次創作を投げて感想を言わせようとした際に「これは○○の二次創作です。そういったものは読めません」みたいな発言をしたか規約が変わったのかと焦りつつ新しいチャットでもう一度読ませたら「これは○○の二次創作でA×Bですね!」とフレンドリーに受け入れてくる。さっきの発言はどうしたんだお前は。

AI嫌いは多いが試してみると案外楽しい

なので久々にのべりすとで小説書かせてみたところ、別作品キャラ乱入してきて自カプの攻めが寝取られた。許せねえ。お前だけは絶対に許さねえ。

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