はてなキーワード: 新人賞とは
息切れというか飽きるというか。
思えば昔からそうだった。
中学の時の成績表で5が並んだ時、まだ相手が見えた。いかにそいつより努力せずに維持するか。そんなことを考えてしまった。
全国模試みたいなので二桁順位取った時にすうっとやる気が消えた。自分より上のやつも並んでるやつも、ちょっと下から上がって来ようとするやつが見えない。
まだ努力の余地はあったけれど、それが報われるとは限らない。報われたところで何を得られるのかわからない。
受験勉強をせずになぜか漫画を描き始めた。有名な漫画誌の新人賞で下の方の賞を得た。
やる気になるどころか、冷めてしまった。なんとなくこのまま頑張ればそこそこの漫画家になれると勝手に思っていたし、実際それには並々ならぬ苦労があるともわかってたと思う。
なにをやってもそう。スタートダッシュは効くし、その時は楽しいのだが、遠くにゴールや頂上が見えた時点でしぼんでしまう。
己の限界を知っている根っからの器用貧乏タイプなのか、あるいは己の限界を知ることや失敗を恐れる弱虫なのか。
1人は創作活動に打ち込んで大した結果も出せなくて絶望して死のうとしたけどせっかくだからとフリーターになったあとで、細々と今でも新人賞に送り続けている。
1人は親の反対を振り切ってIT系の大学に入ってプログラマーになって結局ブラック企業で心を壊されたけど今は立ち直って非正規で再び歩みだした。
1人はEラン大学から公務員試験を受けて地方公務員にはなれず国家公務員になんとか滑り込んだけどブラックな職場に苦しみながら今も時給が最低賃金を下回ったまま働いてる。
1人は大学を中退してから親をなんとか騙し続けながらダラダラとニートを続けていたがある日限界が来て首を吊った。
1人は精神科でドクターショッピングを繰り返してある日向精神薬をくれる医者と巡り合ったけど結局薬が合わなかったけどいつか良くなると信じて必死に薬代を稼いでいる。
1人はゲームクリエイターを目指して引き篭もって孤独にアプリを作ったりどうぶつタワーバトルの作者を妬んだりしながら実質ニートと変わらない暮らしを送っている。
1人は体を鍛えて単純労働者になればいいと考えて頑張って筋トレしたけど辿り着いた職場がDQNだらけだったので絶望して逃げ出して今はトヨタの工場でなんとか生かしてもらっている。
1人は警備員なら楽ちんだと聞いてなったはいいけどヤベー客と対応するのが怖くて出来なかったのでビルメンへとスライドして毎日便器に詰まったウンコと戦っている。
1人はアフィリエイトブログで一山当てようと努力して最後はスクレイピングを繰り返すだけの虚無になりはてたけど結局儲からなくて仕方がないからツタヤでバイトを始めた。
1人は頑張ってCラン大学に入って友達付き合いもそれなりに頑張っていい感じに卒業してメイカーに入ったけどある日残業に耐えきれなくなって今は引き篭もっている。
1人は自分の技術的な才能を信じられないからと営業職になったけど自分に一番苦手なのは営業だったのだと気づいてたいけど転職に踏み出せず今も毎日怒鳴られながら生きている。
1人はBラン大学に入れた自分ならきっと凄いことが出来ると思いこんで大学院まで進んでからやはり自分は勉強嫌いだと気づいてどこにも踏み出せなくなっている。
1人はとにかく時間稼ぎをしようと親の脛をかじりながらダラダラとコンビニバイトをしているとき例のVtuberに影響されて自分もなろうと3Dの勉強を始めた。
ひとまずやりたいのは
・プログラミングに挑戦する(駄目ならRPGツクールでも弄るよ……)
・小説を書いて新人賞に応募する(駄作しか出来なかったらカクヨムにでも投げ捨てるよ……)
・明晰夢を操って催眠オナニーを極める(駄目なら乳首でも開発するよ……)
・やりたかった少し古いゲームをやれるだけやる(思ったより楽しめなかったらSwitchやVRでも買うよ……)
・将棋を覚えて将棋マンガを読めるようになる(難しかったらハムスターで虐めてるよ……)
・人気のないソシャゲに目をつけて1位を目指す(課金は絶対にしないよ……)
・字が汚いのが格好悪いから将棋を始める(とめはねっ!に影響受けただよ……)
・毎日ブログを書いてネットの有名人になる(Vtuberとやらにでもなれば多分余裕だよ……)
・筋トレと通信空手を始める(殴り合いなら俺の勝ちだって思えればきっと自信が持てるよ……)
・社会に適合するためにバイトを始める(コンビニバイトとか本気出せばラクショーだよ……)
・お絵かきを覚えて発言力を手に入れる(白ハゲ漫画が描けるだけで影響力が100倍になるらしいよ……)
辺りだけどやるなら本気でやりたいからⅠつかⅡつに絞りたい。
減ってきているというか、いままさに底を打っていると思う。
長い間、新規採用は太秦関連とかコネがメインだったし、老害が幅を効かせて、わけわかんない京都の人情殺人事件しか書けないやつだけが脚本家だった。
たまに出て来る天才はいるが、本当にたまになので、全く弾数が足りない。
新人賞すらろくになかったのよ。アホか。そりゃあ小説原作のほうが面白くなるさ。競争と切磋琢磨という点においては、それこそなろうにも劣る。
最近はそういう状況に危機感が出てきたのか、少しだけ、ドラマ化確定脚本賞レースみたいなことも定期開催しだした。
これでマシになればいいよな。
ちなみにアニオリがつまんないのもほぼ同じ理由だが、新規発掘が盛んな漫画ラノベ業界とズブズブなので、とりあえず弾数には困らない。
panties、通称「パンティー」。女性器から臀部、おおむね脚の付け根からへその下までを覆う女性向けの下着のことだ。2000年代に急成長し、現在では300億円以上と言われるその市場規模は、全体的に低迷している下着業界の中で大きな存在感を放っている。
一般の下着と違い、布地が多めで構成物が少なく、荒唐無稽な内容で専門的な知識がほとんど無くても作れる気軽さのため、パンティー製作志望者は非常に多い。それらを拾い上げる新人賞も充実しており、また、最近ではWEBでの無料公開から人気を得て下着化するケースも増えている。
そんなパンティーが、意外なことに暴力団の資金源となっているという。現在最も精力的にパンティー事業を手がけているといわれる、とある暴力団の幹部に取材を行った。
* * *
「これが、ウチの扱ってる主なパンティーですね」
言いながら暴力団幹部はテーブルの上に、無造作に十枚ほどのパンティーを並べた。いずれもフリフリのリボンが前面を飾っており、暴力団事務所の厳しい空気にそぐわないこと甚だしい。
アニメ化などのメディアミックスを果たしている人気パンティーも確認できる。増田たちの心をつかむ可愛らしくカラフルなフリルの裏側では、実は黒い金が動いていたのだ。
「ウチがやっているのは、表向きには『パンティーエージェント』ということになっています」
パンティーエージェント。パンティー作家の代理人として、下着会社へパンティーの販売権を売り込む職業である。日本ではまだ馴染みが薄いが、欧米では広く普及している仕組みである。
「パンティー投稿サイトでランキング入りしている素人に、手当たり次第に声をかけるんですよ。下着会社に作品を紹介して製品化の提案をするという触れ込みで。新規登録料が○○で月々の会費が✕✕」
幹部が示した金額は、いずれも決して安いものではない。それに見合った利益が登録者にあるのだろうか。
「実際には、こちらからの売り込みみたいなことは特にしません。ウチがやるのは、下着会社から作家に製品化の申し込みが来た時の交渉だけですね。それもほとんど形式的なものですけど。それだけで、パンティー税の4割がウチに入るという契約になっています」
呆れるほどの中間搾取だ。登録している作家たちから苦情の声などは出ていないのか。
「仮にクレームが来ても、こちらの実態は向こうからは見えないので、製品化の打診が来ればウチのおかげ、そうでなければ作家の実力不足という説明だけで通ります。それに、作家になりたい連中は藁にもすがる気持ちなんでしょうね。そもそも文句はほとんど出てなくて、感謝されることの方がずっと多いですよ」
パンティーを製作している者であれば、パンティー作家としてデビューしたいと思うのはごく当たり前のことだろう。その純粋な願いが結果的に、このような詐欺としても粗雑な商売を成立させてしまっている状況はあまりにも哀しい。
作家との間に立っているのが暴力団であることに、下着会社の側は気づいていないのだろうか。
「わざわざこちらから明かすことはありませんけど、向こうも薄々気づいてると思いますよ。WさんやSさん、それにもう一つのSさんなんかは、ほぼ確信してるでしょうね」
パンティーレーベルを持つ大手下着会社の名を次々に挙げる幹部。耳を疑うが、平然とした幹部の顔からは真実を語っているとしか思えない。
それにしても、パンティーと暴力団、あまりにも畑違いの取り合わせに思えるのだが、なぜこんな活動を始めようと考えたのか。
「生物と静物の違いこそありますが、女を使ったシノギと考えればソープやデリヘルなどとそう変わりません。実際、流用できるノウハウがいくつもありますしね」
そういえば、パンティー店の看板には「萌え」イラストが(無断で)流用されていることも多い。たしかに、パンティーを含む美少女産業と暴力団の相性は、それほど悪くないのかもしれない。
「作家志望者をターゲットにしたオンラインサロンなんかにも手を広げようとしているところです。パンティー研究家という名目で、私自身が講師をやってもいいんじゃないかって話も出てて。大した知識も要らないわりに儲かるんですよ、あれ」
そう言って、幹部は屈託なく笑った。
* * *
パンティーは衣服的な価値こそ低いものの、下着文化を経済的に支える存在としては期待されていたジャンルだった。それが今では、パンティーの販売・購入が間接的に反社会的勢力への加担に繋がりかねない事態にまで陥っているのだ。
おおむね同感だけどそもそもpixivのブクマ数は評価ではないよ
ただのブクマ数、言うなれば「その作品に興味のある人数」それだけでは?
pixivでのブクマってまず一番は「どれだけ人の目に触れるか」が勝負。内容のクオリティじゃない。
どんなに優れた内容のものを書いたってまずは読んでもらわなきゃブクマ数どころじゃない。
pixivユーザーは投稿作を一つずつ隅々までチェックしているコンテスト審査員じゃないんだから。自分の好みに合うものをかいつまんで探しているだけだから。
評価するのに慣れてない?そりゃそうだよ、評価するために読んでるんじゃないんだから。
評価じゃなくてブクマ数を増やしたいのなら、宣伝してあげればいい。たくさんの人が見て、興味を持てばブクマは増える。
内容がうすっぺらくても、興味を持つ人が多いならブクマはされる。
過去作のブクマが多い→フォロワーが多いのでフォロー新着一覧で多くの人の目に留まる
初速が良くてランキングに掲載されれば、さらに人目につきやすくなりブクマは伸びる。
それを読んだ人が「これオススメ!」って言ってそれが拡散されればブクマは増える。
私はかつてフォロワー0人の新規アカウントで、フリー素材表紙で全年齢で恋愛要素なし、初めて投稿した小説が
翌日にはブクマ三桁、デイラン一桁をいただいたことがある。その作品は今ではブクマ10000を超えたけど、それは文章の評価よりも、ジャンルが盛り上がっていたからだと思ってる。
だけど数年たってフォロワー1万人近くなった今でも、二次ではないオリジナル小説を投稿するとひと月経ってもブクマは1~2桁。20行けば良い方。
pixivってそんなもん。だから自信を持って言える。pixivのブクマ数は評価じゃない。あくまで興味のある人数。
pixivは書いたり読んだりを楽しむ場であって、評価する場じゃない。「pixivにおける評価云々」は根本的なところから的外れだと思う。
そもそも書き手は正当な評価が欲しければ、新人賞に応募するなり出版社に持ち込むなりして、専門家に読んでもらって評価してもらえばいいんだもの。
ただ、素晴らしい作品なのにブクマが増えないのはおかしいという気持ちは分かる。頑張って書いたのに読んでもらえない悲しみもわかる。
そう思ったならばんばん自分のフォロワーに宣伝してあげてほしい、そしてあなたが「ここが良かった」と作者に感想を送って「正当に評価」してあげてほしい
作者はきっと、どんなに(誰にされたかわからない)ブクマ数が増えるよりも あなたの愛のこもったその一言に喜んで、また次の作品を書こうって思うよ
「新しい波24」って誰が出てたんだっけ、とも思って検索してみた。
このあたりは順調にテレビで見る。
ロングコートダディ(堂前透・兎)
ここは関西圏だと、割と見かける。
一月に水曜日のダウンタウンに母親ネタで出演してた一週間後くらいに解散だって。
吉住
ここらへんは関東圏では出てそう。
アメリカンコミックス(飯島翔平・鈴木祐介)
絶対アイシテルズ(らぶおじさん・楠見大輔)
まったく受け入れられなくて全カットコンビとかいた記憶しか残ってない。
こんなに出ていたのね。
関西ローカルと関東の番組とでは毛色がまったく違うんだろうな。
千原ジュニアの「座王」は関西メンバーに時々関東芸人も出演してる。
笑い飯の西田が【鬼】と呼ばれるほどの強さを示してる。化けた。
ロングコートダディの堂前がんばってる。
からし蓮根、たくろう、ネイビーズアフロ、セルライトスパ、紅しょうが、こうてい
こうていのズイィーヤのギャグをやるほうが顎の手術してたのとか知らなかったわ。
2015年以降。
吉田たち、マルセイユ、アイロンヘッド、祇園、タナからイケダ、
コマンダンテ、ヘンダーソン、見取り図、ニッポンの社長、マユリカ。
関西でもあんまりネタ番組やってないから、舞台に行けばみんな頑張ってるんだろうなあ。
アキナの【吉本超合金A】に出てて東京に進出したおいでやす小田。
Wの決勝戦にも出演してた紅しょうがが先日夕方のニュース番組?バラエティ?にロケ芸人に出てて、
いい感じに無毒化されてて、そういう役割で出演できるのも道よなあ、って思った。
古くは【10カラット】【ゲンセキ】で見かけた芸人も検索してみたら解散したり引退してたり。
2005年ですって。14年前ですよ。
ハリセンボンとかプラスマイナス、上木総合研究所、U字工事、イワイガワ、マチコ、コンマニセンチ、
オリエンタルラジオ、トップリード、アームストロングが出てたなあ。
ジャルジャルも出てたんだっけか。
【爆笑BOOING】見てた。
あと、あれあれ。
芸人たちがVTRを撮ってきて作って発表しておもしろかった上位五組とかだけ放映されるやつ。
ビリジアンとか小籔が生き残ってるんな。
水玉れっぷう隊はケンが吉本坂46に選出されてるよな。すごいな。
【火花】じゃないけど、おもしろくても生き残れない人生とか考えたら恐ろしいな。
ハライチの岩井じゃないけどバラエティ風で生き残っていくという選択肢すら選ばされないまま
スタート地点にすら立てないのは大変だ。
件の漫画を読んだのが例のバズってる批判ブログ(へのブクマコメント、への当人からの返答)がきっかけだったため、当初から批判よりのバイアスがかかっていることは否めない。
フーン、知らなかったけど読んでみよう。
→漫画としてものすごく上手く出来ていて面白い。故に、軋轢を抱えた姉妹の芸術へかける熱い思いと家族愛の物語として爽やかな青春譚のようにさらりと読まされてしまう。
幸いなことに、『尊い』などと絶賛する声や批判への批判はタイムラインには現れないが、無言でながやまこはるちゃんのツイートのリツイートが流れてくるのを見てはぞっとしてしまう。
この違和感の正体を探るように批判よりのツイートを探してはうんうん、と頷いて安堵感を得ている自分は全くもって卑怯な人間だと思う。卑怯が極まって、結局こうして初めて増田に書いていたりするくらいには。
以下、個人的なあれやこれやを書かせてもらう。
考えたままつらつら書いたのでまとまっていないし、ろくに推敲もしていないので読みづらいと思う。
当人の了承なく作成されたアイコラが校内に貼り出され、無遠慮な性的からかいへの苦痛を訴えるも「芸術だから」「妹はあなたを愛しているから」をまるで免罪符か何かのように振りかざされ、訴えを取り下げられる。
苦痛を訴えた当人は自らに課せられた性的な幻想を打ち崩すセルフヌード作品でアイコラ作者に「勝利」する。
自らを打ち負かした当人にますます心酔するアイコラ作者は当人の断りなく、芸術家でありミューズである彼女のところに押しかける。
行動だけを取れば狂気の押しかけストーカーであるアイコラ作者の暴挙は批判されない。
そして姉はセルフヌードで妹を打ち負かしたことにより、芸術と称したアイコラを生み出した「妹」からの屈辱を跳ね返し、彼女もまた、妹を心から愛しているのだと証明した(という幻想を抱かれている)から。
類まれな才能を持ち、嫉妬と羨望で火花を散らし合うライバル同士でありながら、誰よりも身近な存在である「姉妹」という関係性、妹からの狂気を孕んだ一方的な執着と崇拝。
妹のじっとりとしたまなざしには、うがった目ではなく「性的なまなざし」が見受けられる。
美化したなまめかしい体つきで腰をくねらせて悩ましげな表情を見せる幻想の「姉」は妹の性的願望の現れであり、だからこそ、絵を見たものは性的な欲望をそこに向ける。
自身の性的消費にショックを受けた姉は、身勝手な幻想を打ち壊さんとばかりに貧相な胸で股を大きく広げ、好戦的な表情を見せつける自身のセルフヌードで妹に勝利する、というクライマックスは冒頭の「自身の性的消費」にショックを受けていた彼女が取った行動としては信じられないほど鮮やかで爽快感に溢れている。
『消費されることを拒んだ自身の裸体を自ら晒し、屈辱を跳ね返す』
並大抵の人間に出来ることではないだろう。
『自分の裸を無断で見世物にされて本気で嫌がっていた、自分の感覚と近しいものを持った思春期の女の子』の物語を読んでいたと思っていたら、彼女は超人だったことが明かされ、別々の道を歩むと思っていた芸術家二人は「姉妹だから」というある種の血族の呪いにより、べったりと癒着した関係が続くのだと示唆されて物語は終わる。
『素敵なお話』としてうっとりしようにも、あまりに妹の行動、周囲の無邪気さが不快で、それらに対してとった姉の行動、その強靭さは信じがたく、『冷静に考えるとめちゃくちゃ嫌な話なのに物語として綺麗に落ちてるところがすごい』という薄ら寒さを感じた。
not for me.で済む話なのかもしれない。
要は『作者が萌えを貫くためにぶち壊した倫理観、価値観、キャラクターが自分には受け入れがたいもの』なのである。
お話だからいいじゃない、被害者はどこにもいないんだからで済むと言われればそれまでである。
とはいえ、作中の『性的被害を訴えても取り合ってもらえない』『家族愛だから、の一言で不快なことを受け入れることを強要される』『女体は軽々しく性的消費をしていいものとされている』といった事象はあまりに現実の世界での出来事と地続きで『理不尽な性的消費が受け流されている作品世界が気持ち悪い』のだと思う。
それが男性の手によって描かれていることを『社会における無自覚な暴力の再生産』として取る人がたくさん居たからこそ、『男性に置き換えると物語が成立しない、この世の中での男体と女体の扱われた方の不均衡』への嘆きも含めての批判が広がっているのだろう。
美術学校関係者から指摘されていた『ヌードモデルを性的に見ることの非常識さは業界への偏見を助長するもので許しがたい』という意見に関してはもっともだと思う。
性別を入れ替えては〜という意見を見て、少し前にモーニングの新人賞で話題になった漫画のことを思い出した。
この作品と同じく、芸術を志す兄弟のライバル心と羨望と執着が描かれ、結末はこの作品と同じように、兄弟間でのべったりとした癒着に落ち着いて終わっていた。
そういう話が好きな人が多いということに尽きるのだろう、結局のところは。
4 FX
5 仮想通貨
6 YOUTUBER
9 同人ゲー
10同人誌
11ラーメン
12乞食
21政治家
22競馬
23ラスベガス
25お笑い芸人
26徳川埋蔵金
27宇宙人
28ツチノコ
30ゴールドラッシュ
31先物取引
32商材詐欺
34玉の輿
35ホスト
37ダークウェッブ
39ゆすりたかり
40インスタ映え
41謎グッズ販売
42漫画家
43音楽
44なろう小説
45アフィ
49ホームレス
50酒に逃げる
51割り切る
53洗脳を受け入れる
54頑張って働く理由を作る
55惚れた女のために働く
56尊敬できる人の下で働く
57自分を好きになる
58両親に相談する
60イマジナリーフレンドを作る
62外国に住む
64為替で一山当てる
67今つらいのは未来に希望がないからだけどそれがもしも見つかればきっと会社に行くのも今ほどは辛くなくなるはず
68会社に行くのが辛いんじゃなくて換えの効くパーツとしてぞんざいに扱われている事が辛いし換えが効くかどうかじゃなくてぞんざいに扱われているのが辛いのだと知る
69俺は、俺を大事にしてくれるような誰かや、そういう世界で生きていきたい
70必要とされたい
72人間であることは認めるが奴隷のように働くのならばという条件をつけられている状態ではなくてだ
73俺がこんなにも金がほしいのは金があれば人として認めてもらえるからだ
74金は裏切らないなんて思っては居ないけど金が裏切る可能性は本当に低い
77それを分かっていながら俺がそれに従うしか無いのも俺に金がないからだ
78金だ金だ金だ金だ
79違う
80俺が欲しいのは温かい寝床や食事や突然誰かに殴られて全部巻き上げられずに住むような生活なんだ
81それを生み出しているのは金そのものじゃない
82金を通して手に入るものが欲しいんだ
83豊かさなんだ
84豊かさを享受する資格があることを証明するための手段だったんだ
86そうすれば俺たちはもっとずっと簡単に豊かになれるはずなんだ
89きっと誰も隣の誰かから豊かさを奪おうとはしない
90偉そうにふんぞり返って俺たちから時間や人間性を奪い取っている奴らも
91そんなに躍起にならずに済むならそこまではしないだろう
92そう信用できる奴らだけじゃないことも知っている
93でも皆が豊かになればそんな奴はただの嫌われ者でしかなくなるだろうよ
94だから俺は
96その道はどこにあるんだ
97探すんだ
98どこで
99まずは
100夢の中で
101とりあえず寝るわ
なぜ、日本人は”東洋ファンタジー”ゲームを作らないのかみたいな話題があったけどさ。
着物を着た人が銃を持って戦うとか、サムライVSロボットとか見てみたい。
サムライVSロボットはあったな。SAMURAI 7というアニメだ。
面白かったけど。
[追記]
ところで「美琴姫様騒動始末」という小説があったのを思い出した。これも面白かったな。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784101151113
昭和64年、江戸の春。日本の起爆装置を仕込んだ水戸光圀の印籠が行方不明になってさあ大変!江戸城中枢水爆スーパーバイズ・システムのコンピュータとリンクするこの印籠には、日本中の城の水爆を起爆する力がある。銭形平次、伝七等の必死の捜索にもかかわらず、印籠の行方は杳として知れない。じゃじゃ馬娘美琴姫の活躍はいかに?第1回小説新潮新人賞に輝く表題作ほか3編。
むかしむかし、ではなく現代のおはなし。
学生の頃から友達にマンガを見せるのが好きで、マンガを描き続ける学生時代を送った彼は、
首尾よく新人賞を取り、デビューしたものの、連載は打ち切り。
辛うじて単行本は出たものの、全く売れませんでした。
編集者に新作のネームを見せるものの、反応は芳しくありません。
Bは学生時代の友人Aに長電話で愚痴ったり、ドス黒いツイートをしてみたりと、
失意の日々を過ごしていました。
ある日、Bがツイッターを見ていると、一つのツイートが回ってきました。
それを見たBは驚きました。そのツイートで「××が〇〇する話を描きました」と言ってアップされていた画像は、
自分が描いたマンガだったのです。
Bは激怒しました。
これが自分の作品であると示すために、原稿データの画像とamazonリンクを貼ってリプライしました。
プロの作品を自炊してマンガ家になりすます、そんな卑劣な奇行にネット民は飛びつきます。
一連のツイートは瞬く間にまとめれられ拡散、なりすましのアカウントは大炎上。
ネットニュースにも取り上げられ、なりすましはアカウントを消して逃亡。Bには多くの人から温かいリプライがよせられました。
「これはひどい。なりすましは地獄に落ちるべき」「応援してます。単行本買いました」「承認欲求は決して満たされぬ地獄。恐ろしい恐ろしい」等々。
塞翁が馬、というべきか、結果的にこの炎上騒ぎで電子書籍が売れ、紙の単行本にも重版がかかりました。
もちろん大ヒット、などというにはほど遠いのですが、いくつか読切の依頼なども舞い込み、
Bのマンガ家人生は再び動き出しました。
今日もBはマンガを描き続けています。
*************************
以上がおれの身に起きた小さな事件の顛末だ。
激怒したおれは、ツイッター社になりすまし犯の情報開示を求めた。
あきらかな著作権侵害ということもあり、情報はあっさり開示された。
犯人は、学生時代からの友人A、赤尾だった。
怒り狂ったおれは、あいつのところへ押しかけ、怒鳴り散らし、
自炊の為に裁断されていたおれの単行本だった紙束を投げつけ、
絶交を告げた。赤尾の額からは血が出ていた。赤尾は何も言わなかった。
それから一週間、赤尾の事を振り切るように新作のネームに没頭していたおれに、
ふと一つの考えが浮かんだ。
おれはあいつに酷い事をしてしまったのではないか。
いや、作者に無断で単行本を自炊してネットにアップする、
これは許されない行為だ。それは確かだ。
あまつさえ赤尾は自作のふりをしたわけで、そこに弁護の余地はない。
だが、無断でアップされなければ、おれはここまで怒らなかったろうし、
そうなれば、ただのツイートとして、ネットの海に埋もれていたのではないだろうか。
「承認欲求を満たしたいゲス野郎に勝手に作品をなりすましツイートされた悲運のマンガ家」
という物語があればこそ、あのツイートはバズり、結果としておれのマンガが多くの人のところへ届いたのではないか。
そして赤尾はそれを計算していたのではないか。
赤尾は、たびたび売れないマンガ家の愚痴を聞いてくれた。
学生の頃からずっとおれのマンガを面白いと言ってくれていた。
言い続けてくれていたのだ。
とはいえ、もうそれを確かめることはできない。
純粋に悪意なら、確かめる必要がない。
また、確かめて、もし赤尾の行動が善意だったとしたら、
おれは赤尾の行為の真意を世に示さなければいけない。
そうすると世間は一連の行為を自作自演の延長にある恥知らずな行動と受け止めるだろう。
だとしたら、それを明らかにすることは赤尾の望みに反してしまう。
遠い日の赤尾の言葉がおれの頭の中で乱反射する。
「お前のマンガ、面白いよ。たくさんの人に読んでもらうべきだよ」
赤尾はあいつなりのやり方でそれを果たそうとしたのではないか。
怒りにかられたおれは、あいつがどんな表情をしていたかすらろくに覚えちゃいない。
あのとき、
それ以前にあのツイートをしたとき、
おれの単行本を裁断して自炊したとき、
あいつはどんな顔をしていたのだろうか。
おれはどうすればいいのだろう。
どうすればあいつに、報いることができるのだろう。
炊いた、赤尾に。
私はフラれた側です。
田舎のFラン女子大に進学して、近くのFラン経大との飲み会で知り合って付き合った。
付き合って半年で同棲を始め、何をするにも一緒だった。楽しかった。
彼は就職活動を始めたくらいからお金の勉強に目覚めて、「金持ち父さん貧乏父さん」とかその辺の似たような本を中古で買っては読み漁っていた。
就職活動は一緒に夜行バスで東京や大阪に行って、頑張った努力が実って、お互い無事に内定をもらった。
私は大手の人材派遣の企業に就職し、彼はベンチャーの人材紹介の企業に就職した。
営業職の彼は仕事にのめり込んでいった。いつも終電で帰ってきて朝早くに出勤していた。
新人賞やMVPなど数々の輝かしい賞をとり、会社になくてはならない存在になった。
私はというと、入社して半年もたたずに上司のパワハラでうつと診断され、1年休職した後退職した。
うつだった私には本当にハードルの高い行動だったけれど、彼の顔を立ててお邪魔することにした。
そこには彼のシスター(?)がいて、彼の話通りとても綺麗な人だった。シスターさんも料理人の彼氏を連れてきていた。
途中、男性のみなさんがお酒を追加で買いに出たときに、シスターさんから彼についての質問をたくさん受けた。
「家ではどんな感じ?」とか「いつから付き合ってるの?」とか、私はそのときに、この人は私の彼を気に入っているのだなと思った。
心臓がどきどきして痛かった。シスターさんは美人で、かたや私は薬でぶくぶくに太っていてとても醜かった。
大学時代、彼は私を美人だといつも褒めてくれたが、いつの間にか言われなくなっていた。
その元彼が、私と別れてすぐにその美人のシスターさんと結婚していた。
子どももいるようだ。Facebookなんて登録するんじゃなかった。
私には「30歳まで結婚したくない」と言っていたが、28歳で結婚していた。
別れ際に言われた言葉の辻褄がどんどん合っていった。悲しい。
幸せだ。幸せだけど、元彼と離れることができて本当に良かったと思うけど、元彼のことは一生許す気はない。
私を家政婦扱いして、別れたあとセフレになろうと言われたこと、
男友達と連絡を取っただけで「クソ女」と毎日泣くまで罵ったこと、
今思うとモラハラだとわかるのに、あの頃はそれが当たり前でまったく異常さに気づけなかった。
でも、なんとなくあの奥さんにはそういうことしてないんだろうなと思う。
だからいつまで経っても傷が癒えない。
大事に扱われなかったのは、私がそうさせていたんだと思っている。
どうか彼が不幸になりますように。