はてなキーワード: 学位とは
C欄だからか、それともどこの大学でもそうなのかは知らないが、卒業論文執筆に際しては結構いい加減な指導を受けている(と感じる)。
が、別にいい加減な指導を糾弾するつもりはない。むしろありがたいと思ってこの話を書いている。
「どうせ学生の書く論文だし、思い切った仮説を立てて実証を試みてもいいと思う」というのが担当教員の口癖。
「学会で発表するとトンデモ学説だとして怒号が飛びそうな気はするけど、学士の学位授与には差し支えないレベルだから」ということで何とか研究をさせてもらえている。
もちろん、トンデモ学説にならないように丁寧に実証を試みていくつもりではある。
思い切ったアイディアを膨らませて研究ができるという意味では、形式にとらわれないゆるい指導のもとに身を置けてよかったと思っている。
ただ、それとともに学士の学位ってほんと意味ないよなーと思う。学会で発表すると怒号が飛ぶような内容の論文書きさえすれば貰えるって、よく考えなくてもおかしいよね。
Times Higher Educationの世界大学ランキングが今年も出て、東大がアジアの大学トップから陥落した。他の大学も軒並みランキングを下げている。文部科学省は、今後10年間で世界大学ランキングトップ100に我が国の大学10校以上を目指すという目標を掲げて、スーパーグローバル大学創成支援プログラムなどを行ってきた。思惑と完全に逆の結果が出て、明日からいろいろと議論のあることだろう。
しかし、大学内部では、この結果にむしろ安堵している向きもじつは多いのではないかと推察する。
国が大学をいじろうとすると、ろくなことにならないという、大学内部の人々の見解が、外部からの評価によってはっきりと示されたからである。学位を持たない政治家、文部官僚、コンサルティング会社の従業員が作ったエクセルファイルとパワーポイントのスライドが生み出したものは、国外の大学評価者からゴミとみなされてしまったわけである。
ともあれ、今回のランキングでトップ10に入った大学と東大ではとうてい比較にならないということは、教育内容のみならず、キャンパス環境においてもそうであることも記憶しておいてよい。キャンパス環境は研究のパフォーマンスに影響を及ぼすからだ。東大のキャンパス、とくに本郷キャンパスとその周辺環境は劣悪である。
東大の出身者であり、ランキングでトップ10に入った大学のうち、4校を実際に訪れた人間の見解として読んでほしい。いわゆる出羽守である。
本郷キャンパスで学生時代を過ごしたことのある人ならば、独特の「居場所がない感じ」を覚えたことがあるのではないだろうか。たくさんの建物があるはずなのに、授業の合間に本を読んだり、軽く休んだり友達と喋ったりしようとするときに、行くところの選択肢が極端に少ない。キャンパス内に「隙間」的な場所がないのだ。
東大本郷は息苦しい。キャンパス敷地内の建ぺい率が高すぎるのだ。敷地の隙間を埋めるようにして、企業からお金をもらってはビルを建てつづけているうちに、場所がなくなってしまった。かつて東大出版会があった建物は近いうちに壊され、緑地になろうとしているが、これはキャンパス内の建ぺい率が高すぎるため、アリバイのようにして何もない場所を残しておく必要があるためだ。
スペースがあるところすべてに建物を立てるのが合理的だという発想は、大きな子供の考え方である。人間の深い欲求を見ていないからである。敷地にめいっぱい高層ビルを立てた環境の中で、知的能力を極限まで働かせて競うという状況に、人は耐えることができない。「隙間」が必要なのだ。検索すれば、本郷の高層ビルから学生が飛び降りて死んでいることがわかるだろう。
本郷キャンパス内に居場所がないならば、大学の外でゆっくりしようと思っても、なかなか難しい。昔ならいざしらず、本郷はもはや学生街ではなくなっているからだ。
本郷は老人と若いファミリー層の街である。文京区がそのようなまちづくりをしようとしているのである。文京区では25平方メートルより狭いワンルームマンションは新しく作ってはいけないように、条例で決まっている(http://www.j-cast.com/2008/08/05024411.html?p=all)。東大周辺で昔から不動産業を営んでいる人に直接聞いた話によると、規制が敷かれる以前につくられた狭小物件の家賃は、バブル時代の水準で高止まりしている。あまりお金のない東大生にとって、本郷周辺で手頃な部屋を見つけるのはとても難しい。このため、多くの東大生はベッドタウンから通勤してくるサラリーマンのようにして、朝、本郷キャンパスへやってくる。
こうした住宅事情は、本郷界隈のビジネスにも影響を及ぼしている。この10年の間に本郷通りで増えたものといえば、高層マンション、ラーメン屋、カレー屋、中華料理屋、小型スーパーである。飲食店は、主にサラリーマン層の需要を当て込み、食べたらすぐに出て行かなくてはならない高回転率型のビジネスが増えた。あまりお金をかけずにゆっくり本でも読もうとすれば、ドトール、スタバ、サンマルクカフェといった選択肢になろうか。この他にも本郷通ではまだ個人経営の喫茶店が健闘しているが、いかんせん価格帯が高く、老朽化が進んでいるため居心地に問題があるように思う。
北米や英国の大きな大学は、町と大学の境目がないことが多い。両者が融合して美しい町並みを作っている。これが東大本郷との最大の違いである(いわゆるオックスブリッジは、旧市街と伝統的なカレッジ周辺の家賃は高いが、その辺に住まずとも、とりあえず身を隠せるところがそこそこある)。文京区は東大周辺の学生を追い出し、高く売れそうな高層マンションの建設ばかり許している。そのような場所に住む人は、税金を払ってくれるからだ。友達の部屋にちょっと寄り、周辺でご飯を食べてコーヒーを飲みながら話をして、歩いて大学に行ける環境から生まれるものと、そうでない環境から生まれるものは、やはりちがう。
このような議論には、はてなーお得意の、さまざまな「もう一つの視点」からの批判があろうし、そうあってしかるべきだが、東大が本気で研究の生産性を、しかもお金をあまりかけずに上げたいのならば、まちづくりの段階から周辺の人々と協議して、もっと学生が定着しやすい空間を創りだしたほうがよいのではないだろうかと思わざるをえない。
博士号取って企業に就職5年程経ち、一年ほど前縁あって地方の大学に出向することに。そこで大学の現状を知る。
まずアカハラ、パワハラ、セクハラ、マタハラありとあらゆるハラスメントが起きている。
「(育休を半年欲しいという人に対して)大学に残るには教職以外の道もある」
じゃあ、こうした問題に対応する部署はないのかというと、ある。あるけど実行権限はないに等しい。
人事は人事権あってないようなもので、男女参画なんちゃらは是正を促すために加害者側と打合せ。
授業は我流。
下手をすると、すでに否定されている古い知識を教える。そりゃそうかン十年前の作ったスライド(OHP)のままだもんね。
教育指導できないのなら、せめて系統立てた教科書を使って、己義を構えずそのまま教えてほしい。なんなら教科書買わせて「これを熟読」だけOKだ。
ただなぜか予算が付く。
面白そうだと高額な検査機器を導入するも、入れた後に課題を決める。あまつさえデータ取得後に実験計画。
そんな状態だからデータは見られたもんじゃない。でも個人情報だ、秘匿性だ、企業秘密だなんだかんだと見せない。
ただ願うことはどうかどうかこのような荒廃がこの大学だけであらんことを!…そんなことはなかった。
大学で教職・研究者に残った友人に事情を聞くと、なんだかどこも同じよう。
これじゃ優秀な人は見切りを付けて待遇の良い所に行くし、機会があれば海外にいってしまうだろう(事実友人の何人かは留学後そのままや学位取得後に海外でポスドクになった。出稼ぎ)
某国立大学の教授選には300人の応募があったと聞いた、別な大学では若手が集まらないから講師以下を任期なしにしているという(つまり准教授以上は任期制の逆転)
少子化のこの時代大学が淘汰されようとしているこのときに、それでも大学に残りたい理由はなんだろう。
もちろんすべての人ではないけれど、おそらく消極的な「大学以外に行き場がない」という人もいるだろう。
ただ忘れないで欲しい。国立大学は税金が投入されているのだろいうことを。
「大学しか行き場がない」とある教員はいう、なんとなく納得できるが、では試した人はどれだけいるのだろうか?寡聞にして知らない。
神保町のT書店でどうしようもない議論と詩があんまり載ってない雑誌を買ってしまったときは、父親が用意してくれたアルバイト先での昼休みで晴れていた。
昼食を食べずに、いろいろな書店を巡り本を読んでいた。
T書店の入ろうとしたとき、入り口のガラスに自分の姿全体が反射して見えたのだけど、とてもひどいものだった。
全てがひどい。
たまに全体の姿を外で見るけど、ダメージはいつも相当なものだ。
そして、大量に平積みになっていたから例の雑誌を買ってしまった。
不毛なだけならいいが、激しく怒りを感じる文があった。
最初は彼の文章の最初は、つらつらとまぁどうでもいいよねという他と変わらないどうしようもない分析やら歴史やらの文章である。
そのあとがひどかった。
本人は自分は「自己陶酔型女装」だという始まりから自慢話が始まるのだ。
本人は開き直って自慢話をしているのかもしれない。
他者から可愛いと言われて嬉しいとか、容姿で評価されて嬉しいとか、教授にも大半の女の子よりも容姿がいいと指摘されたとか、ミスコンで優勝したとか、今の容姿で整形しなくても可愛いから幸運とか、それを武器にしているとか、総代だったけど振袖と袴で学位授与式参加してツイッターで話題になって嬉しいとか。
極め付けは、自分はマンガみたいな生き方をしていたとか書いてある。
腹が立った。
高野悦子の文庫に自分の容姿は可愛い方だみたいなことが書いてあってそれはそれで腹が立った。
しかし、今回はそれ以上に腹が立った。
男の著者が自分はイケメンだと書いていたらイラつくが、そこまででもない。いや、やはりとても腹がたつ。
でもそれ以上に、やはり同性の「可愛い」ということに対して自分は苦痛を感じたのだろう。
やつは人文系で、頭が良いらしい。それは当たり前だ。自分が通っている大学に比べたらずっと頭が良い。
そして美しさまで持っている。
見ていて苦しい。
そろそろ大学院入試シーズンなので,聞かれそうな質問をまとめてみた.
質問は大きく分けて2種類ある.コンテキストに強く依存した質問と,テンプレ質問だ.
このうち,後者は仮に試験官が一切話を聞いていなかったとしてもできる質問だ.時間を掛ければ対策はできる.
よっぽど試験官の頭が良くない限りはテンプレ質問ばかり来るから,
テンプレ質問の準備をしておけば院試は恐れることはない.試験範囲が決まった筆記試験のようなものだ.
また,コンテキスト依存の質問も発表内容のみからできる質問と,そうではない質問に分けることができる.
『「手法にはナイーブベイズ法,決定木,SVMがあり,そのうちSVMを採用する」
とおっしゃっていましたが,なぜ他の手法を採用しなかったのですか?』
穴のない発表をすることは難しいので(試験官がちゃんと話を聞いていれば)
この手の類いの質問はよく来る.
論理的に行われる質問は,論理を押さえておけば容易に対策できる.
つまり,
あたりを押さえておけばいい.
例に挙げた質問に対しては,他の手法を採用しない理由,SVMを採用する積極的な理由を
きちんと答えられればOKだ.
これは試験官がその領域に対する知識を持っていて,かつ突っ込みどころがあるときに来る質問だ.
質問の種類としては一番対策が困難だが,これを綺麗に返すことができれば評価はうなぎ登り.
例えば,『「機械学習にSVMを利用する」とおっしゃいましたが,
ニューラルネットワークなど別の手法はご検討されなかったのでしょうか』
といった質問だ.もちろん検討しているけれど時間の都合上紹介しなかったという
雰囲気を出しつつ,隠しスライドでも出しながら説明すれば良い.
この質問に関しては,ひたすら基礎勉強・サーベイをして知識を身に付けるしかない.
時間がないのであれば不勉強を悔いつつ,このような質問が来ないように誘導しよう.
こういう質問だらけになることはまずないが,現実はそうではない.
逆に言えば,誰もが思いつくようなこのような質問に
うまく答えられない場合は評価はかなり低くなってしまうだろう.
いつでも明確な回答ができるように準備しよう.
上記新規性・有用性の変形だが,こちらの方がやや難しいことがある.
志望研究科が学際的な場合,特に前者の質問にはかなり困るけれど,
何となくそれっぽいことを答えよう.
時間が短い場合,これらを全て押さえた十分な発表を行うことは難しい.
ただし,これらについてはいつ聞かれてもいいように,
発表には使わなくてもスライドは用意しよう.
修士の院試であればどうせ研究は終わっていないのだから,絵空事を答えればいい.
このような質問をする人は大抵何もわかっていないので,何を答えても納得してくれる.
読んで無くてもタイトルを5本くらいは挙げて,
それらしい説明をしよう.
院試なんてものは通過儀礼なので適当に流せばいいと思うけれど,
これらの質問は学会その他にも応用できるので日頃から考えておくと良い.
また加減が難しいところではあるけれど,例えば先行研究を一切説明しないなどのように
あえて穴を作っておいて質問をそこに誘導するという手法もある.
明かな穴がある発表をしたことのマイナス評価を上回る場合は有効だ.
学位審査や院試といった場においては狙ってもいいかもしれないが,
博士後期課程1年目。
修士の段階で、研究してる分野で1.5流くらいの雑誌に論文を出した。研究室の学生史上、最高のインパクトファクターを記録した。今は2本目、3本目の論文も投稿に向けて準備中だ。
一応、国内でトップと言われる大学にいるけれど、博士号の取得に必要な要件は、「国際誌に投稿論文を最低1本」だ。だから、僕はもう学位の要件を満たしている。一方で、周りをみると、D3,D4にもなって、論文がなくて卒業できない学生がたくさんいる。でも彼ら・彼女らは、「いつまでも研究室に居られても面倒見きれない」という理由で、結局は、国内の学会が出す「一応国際誌」にお情けで何とか1本ねじ込んでもらい、博士号を取得するのだろう。
そうして彼ら自身が、また世間が彼らのことを指して、「ポスドク問題」だのなんだのと騒ぐ。プロの世界はどこだって有期雇用の実力主義なんだから当然だ。ビジネスの世界だってそうだろう。問題の本質は、全員を研究者にしようとして、有期雇用のくせに中途半端な給料しか払えないことだ。ビジネスの世界のプロと違うのは、ここだ。本当に世界のトップを目指す、少数精鋭の研究者だけを残し、有期雇用でいいから、高給で雇うべきだ。研究者は互いに高給のポジションを奪い合い、研究所は優秀な研究者を高給で引き抜き合う構造をつくるのだ。
だから、お情けの博士には、これ以上情けをかける必要はない。彼らに世界のトップを目指す自覚なんてない。絶対に研究者になれないんだから、彼らはテクニシャンや事務方として安定的身分で雇ってやればいいのだ。それは決して「敗北」ではない。プロの研究者が世界のトップで戦うのを、裏でサポートする、立派な仕事だ。そういうキャリアを、もっと一般化させてほしい。頼むから、世界のトップを目指す研究者の邪魔をしないで欲しい。
博士号は「とらないと気持ち悪いけどとっても食えない」、だから足の裏の飯粒と一緒だ、とよく言う。僕にとっては、「とっても何も変わらないのに、とらないと許してもらえない」から社畜の有給と一緒だとでも言おうか。ああ、はやく独立した研究者として活躍したい。自分のアイデアで研究費をどんどんとって、周りの研究者とどんどんコラボして、「あいつらマジやべぇ」ってなって、世界を驚かせ、人類を前進させる発見をしたい。なんであと3年も授業料払って、学生をやらなければならないんだ。いや、2年でとってやる。
高卒でボクシングとかやったり、独学で建築士になったってところから、なんだこの人って興味持ったんだよね
学歴厨ってわけではないけど、それなりに大学での教育って重要だと思ってるから、なんかこの人評価するって
ヤクザがちょっとネコかわいがっただけで良い人扱いする現象と同じでさ
高卒のあんちゃんが建築デザインやってるってだけで、業界が評価したがる力学なんてものが生まれたんじゃないかと思ってるんだ。
だけど、世間ってこういう本流から外れた経歴もったひとを評価したがるじゃない。
俺はこの人を、小保方とか佐村河内のラインで見てるんだけど、建築業界ではどういう立場なのかなって
でもなかなか言えなかったっていうか、だたのやっかみだからさ
評価されてるなら、あほなこと聞かなくていいじゃんって思ったりもしたけど
例の新国立競技場での安藤の仕事みて、やっぱこのひとうさんくせーっていう思いが出てきたんだよね。
ようはこの人のやったことって、ねつ造とかそういうことなんでしょ?
「新国立競技場はできまぁす」って
労働環境の違いと、歳食ってから学位取って役に立つ社会かどうか、の違いだと思う。
日本だと歳食ってから大学出てもその学位を生かした仕事に就くことが困難で、
ってブコメがあるけど、そういう資格取りさえすれば歳食ってても就職が見込める学科であれば需要はあるんだろうね。
(保育士の労働環境考えると就職した所で学費取り返せるのか?と思うが、元の学歴が高校中退とかだったらそれでもマシなのかもしれん)
残念ながら、もうだいぶ前から通学制の大学(学部)は昼間部も夜間部も
毎日18時から授業を受けに行ける社会人なんてものはファンタジーになってしまった。
これは仕方がない。
「多くの大学がキャンパスライフを楽しむところで、大学は勉強するところではないから」
なんて揶揄しているつもりでバカ丸出しのコメントしている方もいるが、
代わりに社会人の受け入れの場として主流になっているのが通信教育。
通学制の大学生が約200万人に対して、通信制の大学生が約20万人。
http://www.uce.or.jp/about/status/
ただし、日本の通信教育課程はまだ紙ベースのテキストでちまちまやっているのが多い。
一方、アメリカではオンラインの通信教育が盛んで、世界のどこからでも受講できる。
特に近年は州立大学が学位の出るオンライン課程に力を入れている。
(そこを無視してMOOCsを革命だなんだと騒ぐ向きの多いことったら!)
それでは ”online degree program” で検索してみよう。
英語さえできればいくらでも学びの場が広がっている。金もあればなお可。
追記:オンライン課程をディプロマミルと混同するナイスボケなトラバいただきましたが、
当然ここではaccreditedな課程の話をしてるのよね。
ただ、多くの人が大学に求めるのは、通信教育だけじゃ埋められないものだったりする。
それは実物に触る実習だったり、対面で先生に対して疑問をぶつけることだったり、
先生が出した難題にクラス全体で知恵を共有してチャレンジすることだったり。
擬似的にオンラインで体験できるかもしれないが(まだ)本物とは程遠いもの。
ここ、何とかならないものかね。
http://anond.hatelabo.jp/20150209161630
こういう祝福の言葉がまず最初にいえるって素敵だな。反省。自分の意見ばかり考えていたわ。
俺の所は二人居るけど、やはり可愛いよ。大変だけどね。
大学の費用がやはり問題だよね。子供が都内の大学に通って、都内に下宿するとさらに費用がかかる。
最近は、特に理系は、大学院学位が要求される分野も増えてきているし、さらに費用がかかる。
ただ、http://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/data/oecd34.pdf のように、
世界的に見て、日本の国公立大学の学費が割高なのは周知の事実だし、
2月5日〜14日の間に色々な疑念が噴出しています。キーとなったのはPubPeerと2chのスレのようです。
- STAP細胞 - NAVER まとめ
- [PDF]CDBに保全されているSTAP関連細胞株に関する検証について
- STAP細胞の存在示す証拠がない - ハフィントンポスト
- STAP細胞、提供マウスと一致せず 共著の教授が解析:朝日 ...
最後に感想。私は今回の事件はシェーン事件、ES細胞論文不正事件といくつかの点で共通点があると感じました。
最近、大学をもっと実用的に改変して、大学って名前を剥奪せよみたいな雰囲気になってるけど、
そういう教育機関ってすでにあるわけだよね。
それは高専ってところ。
みんな知ってる?
俺もあんまり知らなかった。
説明しておくと、高専ってのは大卒くらい手を動かせる技術はあるけど、大卒ほどの思考力は養わず、
大卒より若く、下の学位で卒業させることによって、大卒より安いけど大卒並みの歯車を養成するところなんだ。
工場とかじゃ使い勝手がいいので、意外に大企業に推薦ですんなり入れる。
先生が推薦書書いてくれて、2,3社受けたらマジでみんな大企業通ってるよ。
しかし、全国に51高専しかなくて、定員も高校の半分から3分の1くらい。
そんなに大学を社会ニーズに合わせたいなら、地方国立大を全部高専化したらいいわけだよね。
そして、高専化した国立大学は、高専にはなるけど、大学院も残しときゃいい。
っていうシステムだ。
帝大だけ、学部を残しゃいい。
今の高校も半分廃校にして、高校教諭をそのまま高専本科の一般科担当にしたらいい。
さあ解決だわ。
415 名前:名無しゲノムのクローンさん[sage] 投稿日:2014/08/23(土) 13:00:30.88
Obokata et al., J Biomed Mater Res A, 2008(Nat Protoc, 2011の元論文)
Fig. 3e 謎の四角
http://i.imgur.com/1aGnIVD.jpg
481 名前:名無しゲノムのクローンさん[sage] 投稿日:2014/08/23(土) 13:22:58.74
Obokata et al., J Biomed Mater Res A, 2008(Nat Protoc, 2011の元論文)
Fig. 5c
上辺に直線状に残る謎の部分、いつものように隣の図に重なる背景白テキストボックス
http://i.imgur.com/T7FVUP1.jpg
522 名前:名無しゲノムのクローンさん[sage] 投稿日:2014/08/23(土) 13:39:17.34
Obokata et al., J Biomed Mater Res A, 2008(Nat Protoc, 2011の元論文)
Fig. 9c, d 何かを消した跡、左側ははみ出ている
http://i.imgur.com/4kDgd6f.jpg
http://dx.doi.org/10.1002/jbm.a.31659
710 名前:名無しゲノムのクローンさん[sage] 投稿日:2014/08/23(土) 14:53:38.33
Obokata et al., J Biomed Mater Res A, 2008(Nat Protoc, 2011の元論文)
Fig. 8c ほとんどが消されている 拡大してみると、かなり巧妙な消しが入っている
この論文にはほかに6個、似たような写真があるが、全て同様の消しが入っている
消しの形が四角形なので、その頂点と思われるところに青点を入れた
http://i.imgur.com/QFc4F9w.jpg
http://i.imgur.com/py3SLfu.jpg ←拡大
⇒http://anond.hatelabo.jp/20140223012643
http://i.imgur.com/cisqKPt.jpg
https://twitter.com/rjgeller/status/500420730631118849
⇒http://stapcells.blogspot.jp/2014/02/tissue-eng-part-a.html
Tissue Eng論文(学位業績)は、類似画像の多さからみて、うっかりミスによる貼り間違えなどという弁明は厳しいでしょう。
⇒http://stapcells.blogspot.jp/
最初に言っておきますが、当然ながらSTAP細胞の存在には極めて否定的で、関係者を擁護する気持ちはありません。
いまさらですが、早稲田の学位論文問題について思うところがあったので書きます。
私が書く内容は部分的には全て他者の意見としてさんざん既出ですが、全体を通して私と同様の意見を見たことがありません。
結論からいうと、私が望む結論は、
1. 小保方の学位は取り消す
2. 博士課程に復学させたうえで再度の学位審査とそれにかかる指導を無料で行う(姿勢を示す)
3. それでも下書きだと見え透いたウソをつくのなら退学にする
(4. たぶん結果的に小保方だけ学位剥奪、他のコピペ博士は再審査で生き延びる)
当該学位論文が博士の学位に値しないことは明白です。したがって学位は剥奪すべきです。
学位は資格に準ずるものですから、過失の有無を問わず温情措置はあり得ません。
しかしながら、博士号取得時点でまともな英語論文を自力で執筆できる大学院生が、特に理系の実験系で、現実問題としてどのぐらいいるでしょうか。
私の大学は「出版された査読付英語原著論文に日本語要約を添えたもの」を学位論文と認める規定でしたので、学位論文自体には苦労しませんでした。
一方でその根拠となる査読付英語原著論文については、指導教官によって徹底的に修正されました。面積比で赤:黒=8:2ぐらいでしょうか(笑)。
それでも兄弟弟子よりは大まかな文章構造がはるかに残っていて、褒められたぐらいです。
私の大学は超一流大ではありませんが底辺でもないので、感覚としては博士号取得前後の一般的な研究者はせいぜいマテメソとFigure legendを自分で書けるぐらいでいーとこじゃないでしょうか。
したがってこの問題の本質は、大学側によるネグレクトであって、書いた小保方よりも、あの論文を通した教授会と、あの論文を提出させた指導教官の責任が重いと考えます。
もちろん、いくら下書きとはいえ序章をまるまるコピペするとか、試薬会社のカタログからとった図を流用するなんてもってのほかです。
ですが普通は指導教官が気付いて一喝すればいい話です。「おまえふざけんなよ。」で済むところでしょう。
だから単純に学位を剥奪して、「学位が欲しいなら入学し直してもう3年下積みしろ」というのは理不尽に感じます。授業料の対価としての指導を怠ったのは学位の発行側なわけですから。
学位の取り消し、留年扱いで復学、その間の授業料無料、というのが落としどころだと思います。
しかしながらその上で、製本された論文が下書きであるとか、タイムスタンプが直前のファイルを完成版と言い張り、しかもそれも不十分とか、その辺もろもろによって、「品行が悪いことを理由にして退学」にすればよいでしょう。
そうすれば早稲田ひいては日本の博士号の価値はほどほどに守られ、すでに研究職についている他のコピペ博士の立場も保全されます。
いかがでしょうか。