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2015-11-11

「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である

二十歳の原点』を一年ぶりに再読した。この本は高野悦子さんの二十歳の誕生日からその五ヶ月後、彼女自殺するまで、の日記である

私はこの本を最初、二十歳になる二、三ヶ月前に読んだ。次に読んだのは、すなわち今回は二十一になる二ヶ月前ということだ。

書かれた時代に隔たりはあるものの、高野悦子さんに共感しながら、「気持ちをこうもうまく表現できるのは素敵だ」と思いながら何回も何回もこの本を読んだ。

二回目、私はあまり高野悦子さんに共感することはできなかった。彼女の後半の日記表現に圧倒されたことのほうが印象強い。

私はこうも一年で変わってしまったのだろうか。

2015-09-07

同性に腹が立った

神保町のT書店でどうしようもない議論と詩があんまり載ってない雑誌を買ってしまったときは、父親が用意してくれたアルバイト先での昼休みで晴れていた。

昼食を食べずに、いろいろな書店を巡り本を読んでいた。

T書店の入ろうとしたとき入り口ガラス自分の姿全体が反射して見えたのだけど、とてもひどいものだった。

全てがひどい。

たまに全体の姿を外で見るけど、ダメージはいつも相当なものだ。

そして、大量に平積みになっていたから例の雑誌を買ってしまった。

テーマ男の娘だった。

とにかく不毛な内容な文が大量に掲載されている。

不毛なだけならいいが、激しく怒りを感じる文があった。

関東国立大学卒の女装をやっているやつの文章だった。

最初は彼の文章最初は、つらつらとまぁどうでもいいよねという他と変わらないどうしようもない分析やら歴史やらの文章である

そのあとがひどかった。

本人は自分は「自己陶酔女装」だという始まりから自慢話が始まるのだ。

本人は開き直って自慢話をしているのかもしれない。

醜い自分には読んでいて苦痛だった。

他者から可愛いと言われて嬉しいとか、容姿評価されて嬉しいとか、教授にも大半の女の子よりも容姿がいいと指摘されたとか、ミスコンで優勝したとか、今の容姿で整形しなくても可愛いから幸運とか、それを武器にしているとか、総代だったけど振袖と袴で学位授与式参加してツイッター話題になって嬉しいとか。

極め付けは、自分マンガみたいな生き方をしていたとか書いてある。

名前画像検索したら、確かに容姿に恵まれている。

腹が立った。

高野悦子文庫自分容姿可愛い方だみたいなことが書いてあってそれはそれで腹が立った。

しかし、今回はそれ以上に腹が立った。

国立大学卒の女装をやっているやつは同性だからだろうか。

男の著者が自分イケメンだと書いていたらイラつくが、そこまででもない。いや、やはりとても腹がたつ。

でもそれ以上に、やはり同性の「可愛い」ということに対して自分苦痛を感じたのだろう。

やつは人文系で、頭が良いらしい。それは当たり前だ。自分が通っている大学に比べたらずっと頭が良い。

そして美しさまで持っている。

見ていて苦しい。

こんな雑誌を1404円も出して買うもんじゃなかった。

こんな自慢話と不毛な議論自分容姿は良くならないし、ただただ苦しくなっただけである

 
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