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2024-11-08

[][]量子コンピュータについて彼らがあなたに語らない事

漫画家エナガの複雑社会を超定義」の「量子コンピューター」の回がこの後1:20からNHK総合再放送するようなので、本放送を見たとき自分感想を改めてここにまとめる。

 一般メディアにおける「量子コンピューター」の取り上げ方はいつも、専門知識を持っている人間から見たらとんでもない誇張と飛躍で充ちている。もはやSTAP細胞詐欺か何かに近い危険性を感じるので、こういう話に接する時の注意点、「ここを省略していることに気づくべき」要点を解説する。

 

 メディアにおける「量子コンピューター」の説明は、大体いつもストーリーが似通っている。

  1. 量子ビットは重ね合わせの並列計算が出来る
  2. 量子チューリングマシンには素数暗号を高速に解けてしまアルゴリズム存在する
  3. Googleなどが量子コンピュータを開発した(と称している)
  4. 量子コンピュータは我々の未来を一変させるかも知れない

 件の軽い調子番組だけでなく、ニュートンだろうと日経サイエンスだろうと、まあおおよそ複素関数論の「ふ」の字も紙面に出したら読者がついてこれなくなる程度のメディアではほとんど同じ構成である

 これはこの20年ほど変わらない一種パターンになっているが、実はこのそれなりに繋がっているように見える一行一行の行間すべてに論理的問題を孕んでいる。

 この行間に実は存在する論理の省略、あるいは嘘と言っても良い誤摩化しをひとつひとつ指摘していこうと思う。

 

行間1→2:量子コンピュータは「並列計算が出来る」わけではない

 量子ビットには重ね合わせの状態が保持できる。これに対して計算処理をすれば、重ね合わせたすべての状態に並列に計算を実行できる。ように見える。

 しかし、これも一般的に聞いたことがあるはずなので思い出して欲しいが、「量子力学の重ね合わせの状態は、『観測』により収束する」。

 つまりどういうことか? 量子ビットに対する処理が並列に実行出来たとしても、量子コンピュータの出力はそれをすべて利用できるわけではない。

 量子コンピュータの出力とは、量子ビットに対する並列処理の結果の、確率的な観測に過ぎない。

 なので、手法的な話をすれば、量子アルゴリズムとはこの「確率確率振幅という量子状態パラメータ)」を操作して、望む入力に対する結果が観測されやすくする、というちょっとひとひねりした考え方のものになる。

 単に並列処理ができるから凄いんだという説明は、増田自身一般向けの説明に何度も繰り返したことがあるが、まあ基本的には素人相手の誤摩化しである

 ここさえ踏まえれば、知識がなくともある程度論理的ものを考えられる人には、量子コンピュータに対する色々な期待も「そう簡単な話ではない」となんとなく感じられると思う。

 

行間2→3:暗号解読のできる量子チューリングマシンは開発されていない

 量子コンピュータキラーアプリとされている暗号解読は「ショアのアルゴリズム」という非常に巧妙な計算を通して得られる。

 上で説明したように、量子コンピュータは単に「並列計算から」なんでも高速な処理ができる訳ではない。暗号解読については、この「ショアのアルゴリズム」という自明でない計算手法高速フーリエ変換の応用)が見つかってしまたからこそ問題になっているのであって、このアルゴリズムの実行が出来なければ暗号解読ができるとは言えない。

 さてここから量子力学というより計算機科学の話になるが、あるチューリングマシン上のアルゴリズムが別の計算モデルで実行可能かどうかは、その計算モデルチューリング完全であるかどうかによるというのはプログラマには常識である

 これは量子コンピュータにおいても変わらない。量子コンピュータ一般に知られる多くのアルゴリズムはドイチュの量子チューリングマシンを前提に作られており、チューリング完全でないアーキテクチャでは実行できない。できるはずがない。ショアのアルゴリズムも当然そうだ。

 しかしながら、この20年弱、D-Wave社が最初の「自称量子コンピュータ」を開発したと発表して以来、さまざまな企業が「開発に成功した」と発表した「量子コンピューター」の中で、このチューリング完全ものは何一つ存在しない。

 これらでは、今後どれだけ「性能」が伸びようとも、暗号解読の役には立たないのである

 

行間3→4:量子コンピュータ可能性は、あるとしても非常に限られたものである

 以上の議論から総合すればわかると思うが、量子コンピュータ世界が一変するなんてヴィジョンははっきり言ってSF以下のファンタジーというレベルしかない。

 第一に、量子コンピュータの利用できるドメインは非常に限られたものであるし、第二に、その中の最も宣伝されているものである暗号解読の可能な量子チューリングマシンの開発の目処などまったく立っていない。どころか、業界ほとんど誰も挑戦することすら本気では考えていない。

 現状の「自称量子コンピュータ」(量子情報システム、とでも言おうか)にも利用の可能性はある。何より量子状態のものが作れるので、物理学化学領域の量子システムシミュレーションするのに適しているのは言うまでもないだろう。しかし、まあ、現状あり得る比較現実味のある用途というのは、それくらいではないか

 

 このように、メディア量子コンピュータについて語るとき、そこには非常に多くの誤摩化しや飛躍が含まれる。これは結構業界の根幹に関わる問題なのではと思うが、時間が来たので総括は後述にでもすることにする。

 何か質問があればどうぞ。

2024-11-01

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まぁいっぱいあるんだけど動いてるとか動いてないとかあるので、著名アカウントということで。入ってなかったとか落ち込まないでね抜けてるだけ。多分あとから見直すと懐かしくなりそう。

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2024-01-04

[]2023年前半に読んだ本

1月

読書12冊+α)

アラン・デケイロスサル大西洋を渡った 奇跡的な航海が生んだ進化史」

ラッタウト・ラープチャルーンサップ観光」★

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第S1話 スメルズ・ライク・イーヴル

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第S2ステアウェイ・トゥ・ワンダーランド

ルイジ・ピランデッロピランデッロ戯曲集I 役割ごっこ/作者を探す六人の登場人物

アゴタ・クリストフ悪童日記」★★

アゴタ・クリストフふたり証拠

アゴタ・クリストフ「第三の嘘」

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第S3話 シー・キャント・エクスプレイ

アゴタ・クリストフ「昨日」

マイケル・カニンガムめぐりあう時間たち 三人のダロウェイ夫人

日経アーキテクチュア編「危ないデザイン 建設設計運用に仕える知見を事故に学ぶ

繁田信一「殴り合う貴族たち」★★★

池澤夏樹「ワカタケル」

M・R・オコナー絶滅できない動物たち 自然科学の間で繰り広げられる大いなるジレンマ

美術館博物館

諏訪敦「眼窩裏の火事

府中市美術館常設展

特別展「毒」

映画

「すずめの戸締り」

その他

ボドゲ(クイックショット、マーダーミステリー・想いは満天の星に、ワードウルフ

金沢ハイキング

イチゴ狩り

友人のブログで見かけた本や、別の友人から紹介された本や、旅先の十和田市図書館で見かけた本を読んだ。アゴタ・クリストフは再読。昔は低く評価してしまったが、再読して正解。引越し先にも持っていきたい。

2月

読書(13冊)

ビー・ウィルソンキッチン歴史 料理道具が変えた人類食文化

ティーヴン・J・ダブナー 、スティーヴン・D・レヴィット「ヤバい経済学 悪ガキ教授が世の裏側を探検する 増補改訂版」★

千葉雅也「デッドライン

千葉雅也「オーバーヒート

山下いくとEVANGELION ANIMA 1」

山下いくとEVANGELION ANIMA 2」

山下いくとEVANGELION ANIMA 3」

山下いくとEVANGELION ANIMA 4」

山下いくとEVANGELION ANIMA 5」

繁田信一「平安朝の事件簿 王朝びとの殺人強盗汚職」★★★

天野 忠幸『三好一族戦国最初の「天下人」』

倉本一宏「平安京の下級官人」★★

美術館博物館

レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才

MOA美術館 名品展 国宝紅白梅図屏風」』

特集陳列 人間国宝中野孝一 蒔絵展」

活字 近代日本を支えた小さな巨人たち」於・横浜市歴史博物館

その他

イチゴ狩り

特に平安時代思い入れがあるわけではないが、何となく読んでいる。

千葉雅也はゲイコミュニティの様子が描写されていて面白い。ただ、作者がどちらかと言えばインテリ寄りなので、わかりやすく書いてくれているだけってのもあるだろう。

EVANGELION ANIMA」は新劇場版に流れた設定があるだろうかと思って読んだ。とはいえ、シン・エヴァンゲリオンでいろいろな感情成仏したため、考察を深めるにはいたらず。

3月

読書10冊)

高村光太郎智恵子抄」★

川田伸一郎「モグラ博士モグラの話」

ジャスティン・O・シュミット『蜂と蟻に刺されてみた 「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ』

尾脇秀和「壱人両名 江戸日本の知られざる二重身分」★★★

尾脇秀和「氏名の誕生 ――江戸時代の名前はなぜ消えたのか」★★

ロブ・ダン「家は生態系 あなた20万種の生き物と暮らしている」

鈴木由美「中先代の乱-北条時行鎌倉幕府再興の夢」

ジャン=アンリファーブル著、奥本大三郎訳「完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 上」

関幸彦「刀伊の入寇 平安時代、最大の対外危機」。

ジャン=アンリファーブル著、奥本大三郎訳「完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 下」

映画

「シン・仮面ライダー

平安時代だけでなく。南北朝江戸時代について読んでいる。

かつて友人に「最近はあまり文学が読めなくて困る」と愚痴ると、「おっさんになると政治経済歴史生物学の本を読むことが増える」という返答が戻ってきた。

まり感情を揺さぶられたくないと感じてしまっているのか、歳月がある程度風化させたものに関心が向かうのだろうか。

現に「ファーブル昆虫記」を読み始めた。最近は何が読みたいのかがわからなくなってくると、やたらと巻数のある本を読むことが多い。昨年も「旧約聖書」を通読したし、その前は「聊斎志異」「三国志」「西遊記」、その前は「ラーマーヤナ」や「ガラン版千夜一夜物語」を読んでいる。

4月

読書11冊+α)

中村彰彦脱藩大名戊辰戦争 上総請西藩主林忠崇の生涯」

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第3話 魔の山を走れ

ジャン=アンリファーブル奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第2巻 上」

梅津和夫「DNA鑑定 犯罪捜査から新種発見日本人の起源まで」★

ジャン=アンリファーブル奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第2巻 下」

遠藤秀紀ニワトリ 愛を独り占めにした鳥」★★

日経サイエンス2023年5月号」

ジャン=アンリファーブル奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第3巻 上」

嘉数次人「天文学者たちの江戸時代 暦・宇宙観の大転換」

ジャン=アンリファーブル奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第3巻 下」

フレデリッククレインス「ウィリアムアダム家康に愛された男・三浦按針」

高野秀行清水克行「世界辺境ハードボイルド室町時代」★★★

美術

ルーヴル美術館展 愛を描く」展

映画

ウィリーズ・ワンダーランド

高野秀行は定期的に読みたくなる。

5月

読書12冊)

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第4巻上」

スージー・ホッグ「5歳の子どもにできそうでできないアート 現代美術コンテンポラリーアート100の読み解き」★★

スージー・ホッジ「世界をゆるがしたアート クールベからバンクシーまで、タブーを打ち破った挑戦者たち」★★★

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第4巻 下」

田中康弘「ニッポンの肉食 マタギから食肉処理施設まで」★

田向健一「生き物と向き合う仕事」☆

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第5巻 上」

渡邊大門流罪日本史」☆

笠谷和比古武士道精神史」

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第5巻 下」

堀越啓『西洋美術は「彫刻」抜きには語れない 教養としての彫刻見方

グレイソン・ペリー「みんなの現代アート 大衆に媚を売る方法、あるいはアートアートであるために」☆

漫画

映画大好きポンポさん」 *pixivで。

ルーブル展で見かけた美術書が無性に読みたくなる。

また、先月の鶏に続いて、食肉にまつわる本を読んだ。屠畜の現場についての本も読みたくなったのだが、関心がほかのテーマに移ってしまった。「昆虫記」を読んでいると、当時のヨーロッパの屠畜について書かれているのも興味深い。

6月

読書10冊)

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第6巻 上」

新渡戸稲造山本博文現代語訳 武士道

関幸彦「英雄伝説日本史」★

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第6巻 下」

安廷苑「細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯」

渡邊大門清須会議 秀吉下取りスイッチはいつ入ったのか?」

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第7巻 上」

武澤秀一『伊勢神宮の謎を解く アマテラス天皇の「発明」』★★

池上俊一動物裁判 西欧中世正義コスモス」★★★

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第7巻 下」

美術

マティス展」

「ABSTRACTION 抽象絵画覚醒と展開 セザンヌフォーヴィスムキュビスムから現代へ」

特別展古代メキシコ

ガウディサグラダ・ファミリア

読書を休んだ日が多い割にはまあまあのペース。昆虫記は8月の中頃に読み終わるだろうが、旅行にまでに間に合うかはわからない。間に合わなくても構わない。

当時はそう書いていたのだが、なんだかんだで間に合っている。

こうしてみると美術展には毎週行っていることになる。旅行先で絵画ばかり見るのにはもう飽きたと口にしているものの、そうでもないのかもしれない。それとも、歴史神話知識で「読解」できてしま西洋古典絵画に飽きているのか? だから博物館歴史遺物により惹かれるのか。

【続き】

[読書]2023年後半に読んだ本

2023-10-06

Newton

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2310/06/news073.html

大学に入ってから初めて帰省するとき、駅の書店Newtonを買って電車で読んだのを思い出す

難しい本だと思ってたのだが、中身はむしろ中高生向けという感じで拍子抜けだった

赤地に白でNewtonという妙に格式の高い(?)表紙が、学術誌のNatureを想起させたせいか

若者に手に取ってもらいたいなら、もっと親しみやすい表紙にすればよいのに

ちなみに、もう少しレベルの高い一般向け科学読み物といえば日経サイエンスなのだろうけど、当時の私は知らなかったなー

2021-08-25

茂木健一郎先生DaiGo氏と仲良しなばかりか古市憲寿氏とも仲良しらしい

この人マジでどうしようもないな。学術職業倫理二の次の完全にホリエモンDaiGo側の人

茂木健一郎先生リツイートするときはその自覚を持ってすること

そもそも先生の本を読んだことある?これで金取るのかよレベルでうっすいぞ?

英語圏科学読み物サイト日経サイエンス見てたら完全に不要

茂木健一郎

@kenichiromogi

·

Jan 11

ぼくが古市憲寿さんをいい! と思う理由

社会学者作家古市憲寿さんのここがいい! と思うことをお話します。

 

#古市憲寿 #社会学 #テレビ #小説 #芥川賞

https://twitter.com/kenichiromogi/status/1348436884817543168?s=20

 

小山田圭吾氏の一連の発言について

⭐️古市憲寿

「謝ればいいってものじゃない」って怒るひとは、どうせ謝らなくても怒るひとなので、結果的に「謝らないで無視する」が最適解になってしまう。個人的には謝罪や許しよりも、忘れることが大事だと思っている。忘却がないと、断絶は広がるばかりだよ。社会も、愛情も、友情もね。

https://twitter.com/poe1985/status/1416051545888595970

 ↓

DaiGo

謝ればいいってもんじゃないと思うなら裁判でもすればいいだけの話よな

https://twitter.com/Mentalist_DaiGo/status/1416060500920602624

 ↓

⭐️古市憲寿

本当そうだよね。まあ民事場合裁判を起こすには頭とお金いるから。。。

https://twitter.com/poe1985/status/1416068064026583045

 

終末医療

古市財務省の友だちと、社会保障費について細かく検討したことがあるんだけど、別に高齢者医療費を全部削る必要はないらしい。お金がかかっているのは終末期医療特に最後の一カ月。だから高齢者に「十年早く死んでくれ」と言うわけじゃなくて、「最後の一カ月間の延命治療はやめませんか?」と提案すればいい。胃ろうを作ったり、ベッドでただ眠ったり、その一カ月は必要ないんじゃないですか、と。

  

安楽死を選んだ人が「立派」と褒められる社会で生きたいか

https://president.jp/articles/-/44919?page=2

 

どうでもいいけど、科学読み物レベルで生と死の定義曖昧なのは常識になっていると思います

たとえば、食肉処理場から食用解体された(お肉になってるので臨床的には当然死んでいる)の 豚🐖の頭部を使った実験

Nature]Pig experiment challenges assumptions around brain damage in people

https://www.nature.com/articles/d41586-019-01169-8

[日本語記事][Nature ダイジェスト]死んだブタの脳を体外で数時間生存させることに成功

https://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v16/n7/%E6%AD%BB%E3%82%93%E3%81%A0%E3%83%96%E3%82%BF%E3%81%AE%E8%84%B3%E3%82%92%E4%BD%93%E5%A4%96%E3%81%A7%E6%95%B0%E6%99%82%E9%96%93%E7%94%9F%E5%AD%98%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E6%88%90%E5%8A%9F/99254

 

⭐️日本語記事タイトルの通り、食用解体されお肉になった豚の脳が復活

 

研究チームは、BrainExに組み込んだブタの脳が6時間でどの程度回復できるかを調べた。

> その結果、保存液を注入しなかった対照群の脳の細胞崩壊してしまったのに対し、

> BrainExに組み込んだ脳では個々の細胞や部位の構造が保存されていた。また、ニューロンや他の脳細胞が正常な代謝機能を再開したことや、

> 脳の免疫系も機能しているらしいことが分かった。さらに、BrainExに組み込んだ脳から採取した組織試料に通電したところ、

> 個々のニューロンがまだ信号を伝達できることも判明した。

> ただし、高度な脳活動意味する脳全体の協調的な電気活動パターンは全く見られなかった。

研究チームによれば、そうした高度な機能を復活させるには、電気ショックを与えるか、もしくは、もっと長い時間にわたって脳を溶液中で保存し、

酸素供給がない状態で受けたあらゆる損傷から細胞回復させることが必要だろうという。

> すでに、BrainExを使ってブタの脳を最大36時間生存させている。

本人ですら線引きできないもの他人が嬉々と線引きするなど選民思想(優生思想)・命の選別以外のなんだというのか?

 

こういう人らと嬉々として付き合っている茂木先生脳科学に対する姿勢職業倫理はひかめえめに言ってもかなり疑わしいものだと思います

 

というか古市氏との対談で直球で生死ネタやってる ↓

https://www.tfm.co.jp/dreamheart/index.php?catid=1745&itemid=149134

2021-08-17

発言の節々から薄々そんな気はしてたけどみんなのクオリア茂木健一郎先生は本当にどうしようもないな

そもそも先生著作物論文海外サイエンスメディア・読み物どころか

日経サイエンス読んだ上で要る?』っていうレベルの薄い内容だしな

ノーベル賞科学者ブライアン・ジョセフソンの科学心霊現象いかにとらえるか』だけだわ。面白かったの

 

オリンピックも反対です(キリッ とかやっておきながら、小山田氏はあかんでしょとかやりながら、

ゲーム音楽オリンピック開会式で流れたとキャッキャ

物忘れが激しいのかTV仕事が大切だからなのかは知らないが、とにかく、すぎやん・ドラクエには触れない

小山田圭吾氏・小林賢太郎氏を降ろさないならすぎやんもOKだけど
小山田圭吾氏・小林賢太郎氏を降ろすならすぎやんフツーにNGでしょ

 

で、ここにきてDaiGo氏とお友達発言でちゅか

https://news.yahoo.co.jp/articles/ad175bf24ac7a93398a85a73bb29411e8a333dcd

 

本当に心底どうしようもない人だな。彼の中で小山田氏といったい何が違うのか?

 

そもそも論なんだけど、先生は何のために実名所属組織を公開してSNS発言してんの?って話

肩書きの威を借りて色んな人に忖度してほしいからでしょ?

そしてアレな発言をしてもなんやかんやみんながお目溢ししてるのは先生の偉業()にひれ伏してじゃないです

すべての人に発言権があるものの、結局『だれが言ったか?』の肩書きが最重要視されるから

気持ちを代弁してるくれることを期待してるんだよ

するつもりがないのならやめたら良いんじゃないですかね?実名所属組織を公開してSNS発言するの

別に私事を発信するのに実名所属組織を公開する必要性なんかないでしょう

 

ああ?他人に期待するな?

じゃあ偉そうに能書きをたれて周りが忖度してくれる職業にすべての人がなれば先生は満足でしょうか?

分業はやめるのであらゆることは自分でやってね、まずネットが使えなくなるけどね

 

どこまでいってもエリート様の選民思想は本当にしょーもない

2021-06-05

anond:20210605205400

読んでないと思うぞなにかといえば、パヨがー、脳科学がー、読書がーとか言うのに、

だあれもクオリア茂木センセーの新作の話をしてなかったしな

 

なお、面白くはなかった。日経サイエンス読んだ上で要る?って内容

2020-09-13

[][]友だちの数 VS 虐待

選択バイアス

爆撃機の装甲を厚くすべきなのは対空砲火を受けた場所」と「受けていない場所」のどちらか?

真実は「見える情報」の中にあるとは限らない

たった3000のデータ当選した伝説大統領

予想を大きく外したダイジェスト社の場合、自社の雑誌購読者(高額な雑誌)、電話クルマ保有者の総計1000万人を選び、そのなかから200万人の回答を得ていました。

当時、電話クルマを所有できる人は高所得層に限られ

ttps://president.jp/articles/-/58076?page=3



寿命 因子 友だちの数

Amazon.co.jp 友だちの数で寿命はきまる 人との「つながり」が最高の健康法 石川善樹 Books マガジンハウス


寿命 因子 虐待

親には虐待されて人間不信友達0

ttps://twitter.com/emjapw/status/1263434293377855491



「子供の頃の虐待経験が寿命を短くする デューク大研究で判明」:イザ!

子どものころに虐待経験の高齢者 年間医療費11万円余高く | NHKニュース

幼少期の逆境体験が生活習慣病リスクにつながる、東京医科歯科大学大学院研究

虐待を受けた子供は大人になって癌を発症しやすいことが明らかに

児童虐待が脳に残す傷 | 日経サイエンス

児童虐待、被害者に残る「分子の傷跡」 研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

虐待で「脳が傷つく」衝撃データ 2割近い萎縮も (1/2) 〈AERA〉

受刑者5割に過去の被虐待体験 重大事件関与で心理的虐待傾向強く 援助は求めず - 毎日新聞

2020-09-01

anond:20200901014001

人類ネオテニー(neoteny)種で永遠10代だよ

 

精神の成長とは?偉大な科学者であるアインシュタイン増田基準では大人そもそも大人とは?


子どもっぽさが賢さのもと?〜日経サイエンス2009年10月号より

http://www.nikkei-science.com/?p=16865


アインシュタインは偉大な科学者だがこんなヤツばかりでは社会破綻する
書ききれないクズ伝説 (ほかにも盛り沢山)









2020-07-20

anond:20200720024222

「中身の幼さ」という謎フレーズ好きよね

逆に大人とは?偉大な科学者であるアインシュタイン増田基準では大人

人類ネオテニー(neoteny)種です


子どもっぽさが賢さのもと?〜日経サイエンス2009年10月号より

http://www.nikkei-science.com/?p=16865


アインシュタインは偉大な科学者だがこんなヤツばかりでは社会破綻する
書ききれないクズ伝説 (ほかにも盛り沢山)









2020-07-13

anond:20200713125443

人類ネオテニー(neoteny)種です


子どもっぽさが賢さのもと?〜日経サイエンス2009年10月号より

http://www.nikkei-science.com/?p=16865


アインシュタインは偉大な科学者だがこんなヤツばかりでは社会破綻する
書ききれないクズ伝説 (ほかにも盛り沢山)









2019-09-01

anond:20190901134309

ワイは普通にこちらを支持する

 知能指数IQ)のスコア過去100年にわたって着実に上昇を続けている。「フリン効果」として知られる現象だ。この上昇は図形合わせなど“文化の違いによらない”と考えられるテストの結果から生じている。


 現代生活抽象的な思考ますます必要とするようになっており,それがフリン効果をもたらす根本的な原因になっていると研究者たちは考えている。先進的な知性は技術を生み出し,それがさらに知性を高めるというフィードバック関係を生み出しており,この関係は衰える兆しを見せていない。


リン効果が今世紀中に終わりを迎えるとは考えにくい。将来は,あなたも私もひどく前近代的想像力の欠けた人物に見えるような世界になるのだろう。


日経サイエンス  2012年12月特集:「限界」を科学する 知能は伸び続けるか http://www.nikkei-science.com/201212_096.html


2019-06-03

anond:20190603103926

創作ネタに幅広い科学知識が欲しい

ということならば「日経サイエンス」を定期購読すれば良いと思う。

図書館に行けばバックナンバーが1年分くらいはあると思うので読んでみて。

http://www.nikkei-science.com/

大学は専門が限られてしまうので、幅広い雑学知識を得るにはちょっとむかないと思います

ごめん、よく読んだら

科学キャラを出したけれども研究描写ができない」とか「高度な文明を出したけれども科学技術描写できない」

みたいな悩みですか?だったら

https://kaken.nii.ac.jp/ja/

ここで検索してヒントにするといいかも。で、キーワードが大体掴めたら

キーワード   filetype:pdf  site:ac.jp

などでググれば学生向けのプレゼン資料などが出てくるかと思います概要ザクッと知るのに便利です。

あとは英語でよければ物理数学論文はだいたいここで読めます

https://arxiv.org/

執筆活動頑張ってください

2018-12-02

Scientific Americanはヒドい(顧客対応

『サイエンティフィック・アメリカン』(Scientific American)を今年の1月から購読している。科学雑誌が読みたくなり、『日経サイエンス』が気に入ったので本家を購読することにした。『日経サイエンス』より安い点も魅力であった。

紙で読み回したいのもあり、印刷+電子版を注文した。最初の号が届くまで、注文から4-6週間かかると記載がある。待っていたが、6週間しても届かない。カスタマーサービスメールしたら、特に返事はなかったが1週間くらいして送られてきた。配送経路自体問題はないようなので、次からは通常通りに届くだろうと期待していた。

3月あたりは忙しかったのもあり、Scientific Americanことな失念していた。この頃から今に至るまで9か月間全く届いていない。一度忘れしまうと恐ろしいもので、このあい書類整理をしたとき初号を発見するまで不着に気づきもしなかった。またメールを送ってみたので、まとめて届くのかもしれない。

定期購読は定期的に届くことに意味があるはずなのに、メールするまで雑誌を送らないとは客を侮った運営会社である。返金を求めたいところだが、印刷+電子版と電子版(4年前まで)の価格差ほとんどないことを考えると難しそうだ。契約自動更新されるようだが、これ以上購読を続けることはないだろう。

2018-02-28

[][][][][]

アメリカ研究によれば、幼少期にお尻を叩かれてきた子供はそうでない子よりもIQが低い傾向にある。

(中略)

世界的なデータでも、お尻を叩くしつけが一般的な国で子供の平均IQに低下が見られる。

ttp://karapaia.com/archives/52254215.html



児童虐待が脳に残す傷 | 日経サイエンス

Amazon.co.jp: いやされない傷―児童虐待と傷ついていく脳

2017-11-24

自動運転の覚書

自動車の登場によってそれまでの都市計画通用しなくなった(コルビュジエ)ように、自動運転の登場により都市様相は一変する。

メリット

現在自動車は96%が遊休時間、完全自動運転社会では20〜30%の台数で間に合う。

自家用車駐車場がいらなくなる。

スロット信号20効率化。

デメリット

ウィルスクラッキングによる大規模テロ等の危険性。

利用料金の価格が下がることで地下鉄等の公共交通が成り立たなくなる。

利用が促進された結果むしろ車の台数が増えてしま可能性。

郊外に住むことのデメリットが少なくなり再びスプロール化

交通違反金がなくなることでインフラ整備の原資が少なくなる。

日経サイエンス記事より。

MIT人間シンガポール等での実験を参考に書いた記事

短い記事基本的には都市での話。

2015-09-08

http://anond.hatelabo.jp/20150908040251

日経サイエンス特集記事をたまに読んでいる程度の素人だけど

アメリカ反知性主義自称している人たちは

「人は(神の前で)皆平等である。よって科学によらずとも(信仰によって)真理に到達できるはずである

と言った主張で、明確に「反科学」の立場をとるひとたちが目立っているように思う。

(僕の情報源日経サイエンスなんで、相手は「進化論は間違っている」「レイプでは妊娠しない」「気象陰謀論」「試験管ベイビーには魂はない」などのトンデモさんたち。なのでバイアスがかかっているかもしれない。)

もちろん、デマに引っかかる人たちの意識根底にはエリート嫌悪専門家不信もあるのかもしれないけれど。

彼らにはキリスト教アメリカ建国理念に基づいたポリシーがあって、日本のそれとはちょっと異なる印象を受けた。

2015-08-09

南部さんの徴兵時代の話がおもしろかった

彼は次に、海軍機密文書になっていた、場の理論を導波管の研究に応用した朝永振一郎論文を盗み出すように命じられた。(中略)

南部は、単に朝永に頼む事でこれらの論文を手に入れ、物理学の最新のアイデアにふれることができた。

(日経サイエンス 1995年4月号『 素粒子物理学預言者 南部陽一郎』より)

オチちょっと笑ったけど、なんで陸軍海軍スパイをしていたのだろう?

2015-08-04

http://anond.hatelabo.jp/20150803022052

横ですが

トンデモ扱いと言うのは、ツイッターなどで見かける核融合核分裂などへの、研究者の反応を指していました。

少なくとも素粒子のまともな研究者核融合などにトンデモな扱いをしてるのは見たことが無いですが。。。

素粒子論は加速器などの大きな研究所があるので結構人数が多いかと思っていましたが、全体からするとかなり少ないのですね。

人数が多い、と言うより一つのプロジェクトに加わってる人数が圧倒的に多いですね。

大半が素粒子論を研究しつつ加速器実験もしているのかと思っていました。CERNの人たちも加速器実験研究者ということなのですね。

くそんなことはありません。物理世界が物性などもある、という話も出てましたが、素粒子の中でも加速器だけではありません。(まあ実験の半分くらいが加速器関連、と言っても過言では無い状態にはなってますが。)

ただ、素粒子、と言っても「宇宙物理」も含めて良いならまた違った実験も沢山あります


それから物理世界では「実験屋」と「理論屋」が完全に分かれています

ですので、ここでひも理論とかと言っている「理論屋」に関して言えば、加速器どうこうははっきり言って殆ど関係ありません。

というのも、今の実験では検証できない様なレベルの先の話をしているので。。。

理論屋の中にも「現象論屋」と言う人がいて、この人達純粋理論から実際に今の実験でどう見えるか、を考える人達で、

この分野には近年加速器関連に流れた人は多かったと思います。(とは言っても「CERN実験をしてる人たち」とは全く別、パートナーみたいな関係)



大半が素粒子論を研究しつつ加速器実験もしているのかと思っていました。CERNの人たちも加速器実験研究者ということなのですね。

なので素粒子論の理論屋かつ実験屋、なんて人はまず居ません。それだけそれぞれが専門化しています

ニュートン日経サイエンス物理記事結構読んでますが(特に特集は)素粒子関連がかなり多いですね。もっと物性などを取り扱って欲しいですね。個人的QCDをやる予定はないので、素粒子現在関心が低めです。

そんな事は決してないと思いますが、たとえばLHC建設だけでも10年以上かけていますし、建設にかけたお金、人は尋常ものではありません。

動かすにも電気代、また人件費等合わせるとトンデモない額です。

ですので、そこから一つ結果が出るということは、それだけ大きな結果な訳で大きく扱われるのは当然です。(というか、扱われない様な結果しかさなかったら大変なことになる。。。)

ただ、サイエンスなどの記事になるのは実際に出されてる論文のホンノ一部です。

恐らく、記事/論文数を他の分野と比べればむしろ低くなる位かと思います。それだけ沢山結果を出していますし、出さないといけません。


インパクト、と言う意味では、やはりいちばん基礎の部分をやっているので、「神の粒子」だとか、話を「盛れる」所があって、

記事としてはインパクトが大きいので、そればかり、と言う印象はあるのかもしれません。

逆に、そのような話にしないと余りに基礎過ぎて一般向けにはホントにわけがからない、と言う感じになってしまう、という点も。

個人的QCDをやる予定はないので、素粒子現在関心が低めです。

とおっしゃってますが、「計算が大変」といっているのは格子QCDのことだと思いますが、格子QCD純粋素粒子論と言うよりどちらかと言うと物性に近い分野の話です。(ちょっと過言かもしれませんが)



物理」と言ってもかなり大きく、様々な分野に渡りますし、それぞれでやることが山ほどあるのも事実です。

2015-08-03

http://anond.hatelabo.jp/20150803022052

トンデモ扱いと言うのは、ツイッターなどで見かける核融合核分裂などへの、研究者の反応を指していました。

そんな事を言っていた人がいたのですか・・・どうもすみません

なんともおかしな話ですね。核融合核分裂研究トンデモ扱いを受ける理由がわかりませんし、

そもそも素粒子理論の人に取ってはそれらの分野は専門外なはずです。

ツイッターからといって適当な事を書いてしまったのかもしれませんね。

ニュートン日経サイエンス物理記事結構読んでますが(特に特集は)素粒子関連がかなり多いですね。もっと物性などを取り扱って欲しいですね。

これは僕も思います

宇宙素粒子ばかりですよね。なぜ物性を取り上げないのか・・

数学出身なので物理事情に疎く参考になります

数学科出身の方だったのですね。

すごいなぁ。ちょっと憧れます

よかったらそのうち数学の話でも語ってください。

プルーフ・オブ・マイ・ライフ」という映画数学科の人たちの研究の様子が描かれていたのですがかなり衝撃的でした。

http://anond.hatelabo.jp/20150803012604

返事ありがとうございます数学出身なので物理事情に疎く参考になります。今後も色々な所で書いていただければと思います

トンデモ扱いと言うのは、ツイッターなどで見かける核融合核分裂などへの、研究者の反応を指していました。

個人的にはあり得るのではと思う事を、研究者の方は余り相手にしていないのを見かけるのと、話題すらなってないことでもまだまだ応用の可能性があるのではと感じてます

QCD計算が大変ということで難しいからそう簡単に言及できないということなのかもしれませんね。

物性や量子化学辺りは今後やっていきたいと思ってるので人が多いのは知っていますが、「物理理論」というのから省いていました。

素粒子論は加速器などの大きな研究所があるので結構人数が多いかと思っていましたが、全体からするとかなり少ないのですね。

大半が素粒子論を研究しつつ加速器実験もしているのかと思っていました。CERNの人たちも加速器実験研究者ということなのですね。

個人的特に見ている量子化学周辺は余り量子場は(相対論も)使ってないようですが、物性の本に量子場の応用をテーマにしたのがそういえばあったように思います。まだ勉強してませんが。

ニュートン日経サイエンス物理記事結構読んでますが(特に特集は)素粒子関連がかなり多いですね。もっと物性などを取り扱って欲しいですね。個人的QCDをやる予定はないので、素粒子現在関心が低めです。

量子光学関連や超伝導関連のクーパー対を観測したなどはそういえば結構見かけますね。

http://anond.hatelabo.jp/20150803003905

うーん。。。おっしゃっていることがよくわからないのですが、一つずつコメントしてみます

意図を汲みとれていなかったらすみません

QED原子核辺りでももっと色々地道な計算してみるべき事があると思うけど、素粒子論をやってる人たちはその辺基本スルー(むしろトンデモ扱い)しているように思う。



そんなことないです。トンデモ扱いというのは聞いた事がないですね。

まず、QED普通に素粒子分野です。

QEDから標準理論のほころびを探す研究としては g-2 の計算があったと思います

それから原子核は「原子核理論」の人たちが専門ですが、最近素粒子理論(格子QCD)の人たちも研究を進めています

QCD摂動計算が使えないのでスパコン頼みになってしまます

素粒子理論から直接、原子核研究できるようになって来たのはここ数年の話です。

別にスルーしているのではなく、やりたいのはやまやまだけれども難しくて出来ないといったところです。

物理理論に関しては、超弦理論素粒子論(標準理論)に偏り過ぎかなと思う。

量子力学範囲で、レーザー半導体など応用があるように、量子場の領域にも様々な実用的応用があるように思うのだが。



これは何か誤解があるように思います

素粒子分野の研究者はほんの一握りしかいません。

物理学ほとんどの分野が物性物理です。(参考:http://div.jps.or.jp

そして物性理論の多くの分野では場の理論量子力学を使っています

彼らにより薄膜、超伝導半導体など実用的な研究がされています

素粒子分野はニュートン日経サイエンスなどの一部メディア露出度が高いので誤解をされたのではないでしょうか?

素粒子論をやってる人たちは、加速器データ処理などが業務の大半なのでしょうか?


それをしているのはおそらく加速器実験の人たちでしょうね。素粒子理論ではありません。

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