町山智浩「映画監督とかアニメ作家とか漫画家、物書き、なんでも売れてる人がいたら絶対コイツのところにエロい女が来てる!」
町山「絶対思ったほうがいい。なんかすごくリアルなキャラクターが漫画とかアニメに出てきたらこいつ実在と思ったほうが」
町山「大抵実在です。結局そういう人たちって女について想像力ないから、実在以外描けないんだ」
町山「俺は庵野秀明監督とは直接知り合いじゃないけれども、俺から見ると全部実在だもんね。アニメに出てくるキャラクターね」
町山「けどどっかでその話したら、アニメしか知らないような人たちから『何言ってんですか』って反論されたの。はあ、君ら何も知らないね。大抵実在だよ。ホント」
吉田「漫画家さんはほんとわかりやすいですよ。花沢健吾先生とか全部そうですもんね」
町山「なんかこの女の子の描き方すごいリアルだな、こんな人がホントにいる感じがするな、と思ったらいるから(笑)。大抵いるから(笑)」
吉田「『ボーイズ・オン・ザ・ラン』のヒロインいるじゃないですか。あれが今の奥さんってすごい話ですよね。ビッチだなんだと罵り続けた相手が(笑)」
町山「ホントに女性経験ないからまったくフィクションの女性ってのを作れないんだよね。オタクの人、サブカルの人、映画監督、作家。皆そうだけど大抵本物だよね(笑)」
町山「けど普通の読者は大抵知らないわけだ。特にアニメとか見てる、アニメファンの人たちとかホント知らないよね」
町山「まさか皆作ってると思ってるだろうけど、作ってません!作る能力ありません!オタクの人には、女性というキャラクターを」
町山「そういう気持ちでアニメを見ること!この女とヤってるぜェ~!監督このあたりでヤった!ヤってるから。ホントにヤってるから。はい(笑)」