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はてなキーワード: 田舎暮らしとは

2023-08-27

田舎なにもないって言われるのがムカつく

さっさと家庭を捨てて、都会に戻れば良いのに。

何もないといいながら何も変わらない奴が一番なにもない。

私はシビックプライドカスと言われる田舎に住んでるけど、割とUターンが多い。

理由が「都会が肌に合わない」って人もいるけど、なんだかんだアホの増田が挙げてる理由が「良い」っていうのがほとんどだよ。

程よい生活を求める人がいるんだよ。

都会の人からすれば、娯楽の少ない田舎暮らしってマジで窮屈だよな。

平日の人がまったくいないイオン仕事終わりにはとっくに閉まってるコンビニ、片道2時間の山奥にある蕎麦屋さん。

ガソリンが高騰して外出すら憚られるのに車を出さないと買い物に行けない。遊ぶ場所がないかデートマンネリ化しがちだし。

仕事終わりに、駅から徒歩で行けるオシャレなカフェゆっくりするのも、初めて行く店で知らん人と話すのも、

休みの日にフラッとショッピングに行ったり、遊園地遊んだりするのも楽しい

深夜でも買い物に不自由しない生活もいいと思う。

でもその不自由さがいらないと思う人も少なからずいる。

田舎からいざ上京してわかったけど、

美味しいと評判の店にバカみたいにならんでも大して美味しくもないし、無駄に金と時間を取られるし、

スーパー惣菜は見るからに色がおかしくて、味も「これが食品添加物か…」って感じることのできる不味さだし

人が多いから疲れるし、空気もまずいし…そもそもこんなにたくさん店があっても全部行かないし。

「娯楽が多いから」というだけで住める方がおかしいよ。

それなら常に美味しい空気を吸って、どこでも並ばずに、スーパーでも格安の美味しいご飯が食べられて、車で好きな曲を爆音で流しながらカラオケして、

個人営業のこじんまりとした山奥のリノベ古民家手料理を食べに行って、帰り道にガードレールもない山道に車を止めて綺麗な川を見て、森林浴しながら胸いっぱいに空気を吸って、

休みの日は海辺で透き通った海を見ながら恋人と談笑して、たまに県外に遊びに行って、静かな駅のホーム安心したりして

マイペースストレスもない生活を送った方が性に合うという人もいるよ

2023-08-26

anond:20230825200355

まぁ生活インフラ配送販売サービス提供コスト行政サービス提供コスト効率という話になると、人口が極端に少ない地域カバーするのは無駄ということにはなる。

極端な見方をすれば、田舎暮らし企業公共の金(コスト効率)をチューチューしている状態とも言えちゃう

けど一次産業の維持のためにはそういう地域必要なんだろうな。

インフラ維持とフリーライダー

田舎への移住する際に「生活維持の為に労働力提供してくださいね」って話が、ネット拡散するうちに「田舎移住者を奴隷扱いする! 滅べ!」って話になっていきがちなところがある。

これ誤解が多くて共同体への労働力提供ってのは、移住自身も含めた地域生活基盤維持を目的としてるんよ。

例えばポツンと一軒家みたいなところで衣食住に各種インフラの維持を全部自前で賄うのなら、労働力提供しろって話にはならんのよ。

村八分されて何が辛いかって本来なら地域で共有してるインフラ自分だけ使わせてもらえないから、全部自前でやらないといけないってのが辛い訳じゃん。

逆に言えば田舎にいけばいくほどインフラの維持を住民が出し合った労働力で維持してるってことでもある。

みんなで融通した労働力で維持してるインフラに、なにも負担する気がないフリーライダー移住者としてやってきたら負担が増えるだけでなんのメリットもないんだよ。

ぶっちゃけ移住者の人にそんな重要なところ任せたりしない(新参を信用してないってのもある)から相対的には元々住んでた人間よりやることは楽だったり責任軽かったりする。

どうかすると移住者の人が住んでる家周辺の草刈りとか、排水溝の掃除をお願いするだけだったりするんだよ。

それでもネット文句言いまくる人はいるんだけどさ…。

大阪に住んでた頃に自治会長の爺ちゃんの手伝いしてたから分かるけど、都会もインフラ維持を底支えしてるのはそういう地域共同体が担ってたりするんだよな。

そりゃ田舎みたいに自分達でなんでもやるって訳じゃないけど、道路のひび割れだったり排水溝のつまりだったりを見回って見つけたり、住民相談を受けたりってのは自治会の人がやってたんだよね。

ちょうど俺が住んでた頃に近所にデカマンションが建って、そこの住民の人たちは当たり前だけど自治会には関わらない人が大半だったんよ。

でもなんかトラブルがあったら自治会文句言ってくる。

自治会長さんがお人好しでそういう案件自治会でなんとか解決してたけど、俺は住んでた間ずっと「あのマンション住民ってフリーライダーじゃねーの?」って思ってたんだよな。

このマンション住民となにもしない移住者ってのは、構図は同じだと思うんだ。

インフラなどの地域生活の土台となっている部分の維持に関わらないけど、土台自体は使うって人達なんよ。

都会の方が人間の頭数が多いかフリーライダーがいても、土台の維持に必要マンパワーを捻出できる。

でも田舎に行けば行くほど土台の維持がギリギリになっていって、フリーライダーを許容できなくなっていく。

結局のところマンパワー不足が問題の根幹なんだよな。

もしもこのマンパワー不足をロボットとかパワードスーツとかAIとかで解決できるようになったら、田舎暮らしは大きく変わる。

おそらく都会の人が問題視する田舎陰湿な(或いは濃密な)人間関係も薄まると思う。

田舎の濃い人間関係って、いざというとき労働力を融通し合う為にそれを維持してるって面があるからな。

それがロボやAI解決できるなら、濃い人間関係を維持しなくてもなんとかなるんよ。

AI技術の発展が世界を変えていくとして、その影響は都会よりも田舎の方が大きく受けるのかもしれんね。

anond:20230825200355

元増田田舎が合わなかったのは残念だと思うが、滅ぼそうというのは行き過ぎである


まず、元増田通底しているのは、まず田舎に対する強い差別意識なのだろう。

田舎インフラ整備にコストがかかっているのはその通りで、そのコストを誰が負担するのかという議論必要ものだが、

しか元増田が本当にしたいのはそんな議論ではあるまい。

元増田はただ、田舎を叩きたくて、消滅させたくて、それを正当化するための武器として、

コンパクトシティだなんだという話を持ち出しているだけなのだ


大体、もし本当に田舎から都会への移住を進めるなら、

それを求める人々は、強制移住させられる人々に対して、腰を低くしてお願いしなければならない立場である

他人居住権を強制的に奪うのだから

滅ぼすなんて強い言葉を使って、お願いするどころか暴力的言葉他人を動かそうとすらしている。

もしその場所に親や友人が住んでいたとしても、そのように言えるだろうか。

田舎の人を見下していて、仲間ではない、なんなら敵だと思っているからこそ、そんな風に言えるのだ。

そこに住む人をどうでもいいと思っているからこそ、そこのインフラ無駄だと思うのだ。

そんな人が、田舎暮らしに向いているはずもない。


繰り返すが、コンパクトシティ議論自体は、それはそれで必要ものだ。

だが、元増田別に日本未来を思ってそんな主張をしたいのではなく、

単に自分が合わなかった田舎攻撃する武器としてそう言っているだけだろう。

から、ここでその議論に乗ることはしない。


元増田は合わない環境ストレスが溜まっているのだ。

子供と一緒に過ごしつつ、しばらく休め。

anond:20230825200355

良いレポート田舎暮らし興味あったから参考になりました。

ハードル高そうっすね~(;^_^A

10人くらいの親・兄弟夫婦とかでいっきに引っ越せばワイワイできるし買い物とかもチーム制にできるからいかもね。

2023-08-25

4ヶ月住んで感じた田舎暮らしデメリット

子供が産まれたのを契機に妻の実家に4ヶ月ほど住んでた。リモートワークが一般化して田舎暮らしに憧れる人も多いと思うので、

思ったことを書いておこうと思う。

ちなみに自分は生まれも育ちも東京都内23区ではない)で、自宅は23区内の駅徒歩5分マンションである

なにもない

もちろんこれまでにも何度も義実家には訪れているので勝手はわかっている

新幹線の駅から車で30分、峠を越える山間部でまわりには何もない

駅の周辺までいかないと何もないので、最低30分車に乗らないと何も出来ないところである

最大3泊ぐらいしかしたことがないので、これまでは「なんもねぇなぁ」ぐらいしか思ってなかった

インターネットは思いのほかすごい

日本の狂ったインフラ行政NTTのお役人のおかげで、そんな村にもひかりふぁいばーが届いている

これが衝撃的なことに1Gbps回線である。実測も500Mbpsぐらい出るので仕事には全く支障がない

もちろん、モバイルデータ通信問題なく使えるので、さすがに5Gは無理だが十分な速度の4G通信ができる

Starlink買うかーと思ってたけどそんなものはいらなかった。ありがとうイーロン

お店的なものはなにもない

飲食店コンビニ美容室含めて商業施設は近所の商店必要最低限のものしか売ってない)以外は

車で30分の駅まで行かないといけない

例えばメルカリ商品が売れたとすると、最寄りは郵便局(車で30分)、コンビニ(車で30分)までいって

発送するのである

「あっ売れた!」つって家の隣のコンビニから発送してた生活からするとものすごいものがある

なるほど、こういうところに住んでる人が発送までやたらと時間かかる人なんだなと思った

ただし、クロネコヤマトものすごい速度で届くので、Amazonストレスなく使える

日本インフラ本当にすごい…こんな田舎見捨ててくれていいのに

医療がない

救急車は30分かけてやってくるので、何かあった場合最短1時間近く病院までかかる

これは超ゆゆしき自体で、都会に住んでりゃ近所の消防署から救急車が来てものの30分もかからずに

いろんな科の病院まで運んでくれたのと比べると雲泥の差である

田舎総合病院一択なので、難しい病気だった場合はどうしようもない

子供に何かあっても30分かけていく小児科は2件ぐらいしか選択肢がなく、

両方ともクチコミは激悪である

歯医者も、獣医も、選択肢がとにかくない

買い物

そんなところに義両親と我々、子供が住んでいるので

そこそこ買い物などは必要であるが、なんと生協さんが週1で物資配達にきてくれる

この国のインフラおかしいんか…と思うんだけど、非常にありがたい

急ぎのものAmazonや車で30分の町まで買いに行くのである

これは義母が来るまで週2ぐらいで対応してくれる

もちろん自分時間があれば対応している

外に出なくなる

そんな暮らしなので、家で仕事しつつ子育てをして、山を見て暮らしていると

外に全く出なくなる

公園もない

散歩する道もない(山道ならある)

道路ベビーカーストレスなく押せるほど整ってない

となると敷地からほぼ出ないことになる

家は8LDKみたいな狂ったでかさだし、庭も校庭かってぐらいの規模なんでまぁまぁ敷地の中でも移動距離は稼げるが、

平日はまず家から出る必要がない

移住したら楽しいのか?

こんなクソ田舎でも移住者がおり、村も移住者を斡旋するサービスをしていたりする

自分からしてみると「頭おかしいのか?」という感想しかわかないんだけど、畑耕したりして楽しいらしい

リスクとしては、急病で医療が間に合わず死ぬ可能性ぐらいで、あとは不便を享受できたらいいんだろうけど自分には耐えられない

あそこの空き家には○○からきた移住者がきて〜とか、すぐに噂が広まりマナーが悪いだのアレコレいわれ、

音を上げて出て行く人も多いようだ

とにかく、不便と陰湿田舎文化をどれぐらい我慢できるか、楽しめるかが鍵になる

仲良くなる事はできると思うけど、自分はこいつらとは価値観合わないか

一生話は合わないなと思った

から出ないでいい人にとってはもしかしたら良いのかもしれない

カップラーメンだけ食ってインターネット交流して楽しければ、生活コストは安いかもしれない

医療物流ちょっと劣るのを我慢できれば

メリットに感じること

都会暮らしに慣れた自分からすると、田舎暮らしメリットは一切ない。ゼロ。何もない

車ばっか乗って全く歩かなくなるし、思い立った買い物はできない、メルカリ荷物も送れない

Amazonは最短翌日に来るけど当日はさすがに無理

気が向いたときに食べに行く町中華ラーメン屋もない

気分転換する公園もない

散歩すれば「あれ?誰だろう?」という視線を感じる

自然はあるけど、虫が多くて鬱陶しいし野生動物(熊や鹿、いのしし)も多い

限界集落を滅ぼそう

本当に衝撃的なのは、こんなクソ田舎でもインターネットが使えて、携帯は通じ、

水は出てソーラーパネルオール電化でお湯も出るわけである

救急車も遅いけど来るし、ゆうびんやクロネコも来る

しかし、それは必要なのか?と思ってしまった

ここにインフラを維持するメリットは何なんだろう

この集落ビジネスはぶっ壊れてるので何もない。わけのわからん個人商店だけだ

かろうじている若い人は、車で30分の町で働いている。だったら町に住めばよくね?

その町も大概なものなのだが、論点がずれるし一応新幹線が止まるので置いとく

どう考えてもオール赤字インフラ日本全国こんな感じで散らばってるのかと思うと、

本当に無駄なことが好きなんだなと思ってしまった

みんなで中核都市のまわりに団地でも作って楽しく住んで、

その辺の土地耕してたら良いんじゃないだろうか

農業人口が減ってるんだし、クソ田舎の山に住まなくても、農地の周りに自治体マンションでもたてて住んで

みんなで米作って暮らしたら良いんじゃないだろうか

それで鬼のような山奥まで水道電気引くコストを減らせるなら、そうした方がいいんじゃないだろうか

限界集落無駄延命しないで、取捨選択で滅ぼした方がいいんじゃないだろうか

そんなことを思いつつ、過ごした4ヶ月であった

子供は幸い無事に育っている

かわいい

2023-08-22

anond:20230822063403

必須田舎暮らしだとどうか分からんとこだけど、実際に様々な理由運転しないって人が格段に増えたと思うし、昔から比べると大分沢山いるんじゃないかな、運転免許持ってない人。

あと、どうせ引きこもりなら都会に引っ越せば目立たなくなる。

2023-07-30

界隈に浸かりすぎてると感覚麻痺する

いわゆる“なろう系”に分類される漫画をよく読む。

これは玉石混合の砂場から、綺麗な石や変な形の石を見つける作業に等しい。

よく出来てる作品が打ち切られたり、明らかに難ありの作品が生き残り続けたり、とにかく動向が予測できないのが面白い

で、本題なんだけど、なろう系ってフォーマットが同じだから似たり寄ったりな要素が頻発するわけ。

その様相はパクりパクられという次元を超越していて、あまりに擦られまくってるから、もうそういうの気にするフェイズじゃなくなってる。

例えば『俺んちに来た女騎士田舎暮らしすることになった件』、『田んぼで拾った女騎士田舎俺の嫁だと思われている』とかね。

序盤の展開とかほぼ同じなんだけど、読んでいたとき俺は“パクりがどうのという視点のもの”がなかった。

今日おやつは、ぼたもちかー。

明日おやつは、おはぎかー。

二日連続和菓子か~くらいの認識

東京のせっまい部屋で東京には文化があるとか言われてもね

畑や庭どころか専用寝室すらないようなワンルーム東京には文化があるって目をキラキラさせても馬鹿なんじゃねえのとしか思わない。

それでなんだっけ?

田舎暮らしは贅沢だから俺らのようにせっまい都会に移住しろだっけ?

3人暮らしでさえも10坪の部屋で我慢して暮らせ、もちろん庭はないんだっけ?

どんだけ資本家に飼いならされた豚なんだ。

2023-07-29

anond:20230729143654

😑ワイは子供の頃田舎暮らしやったけど星空見ても感動したことはないやで

2023-07-23

都会の郊外マンションや小さな戸建てひしめきあう住宅街で暮らすのと

田舎で広い家屋に広い庭、隣家までも十二分に距離のある場所で暮らすの

どっちがいいんだろうなあと郊外住宅地ウォーキングしながら考えた

決して生活クォリティが高いとはいえないが最低限は保証されておりそれなりに楽に生きていける都会の郊外ウサギ小屋暮らし

単純な家と庭だけ見たら生活クォリティはずっと高い反面、生活必要な各種サービスへのアクセスは車移動が大前提である程度の生活スキル必要になる田舎暮らし

と考えたところで会社員フリーランスどっちがいいだろう、と考えた時と何か似てるなと思った

フリーランスにも田舎暮らしにも憧れ夢見るけど、横着者の自分ウサギ小屋社畜やってる方が良いのかもしれない、などと思った

2023-07-10

ヴィーガン現代畜産批判してるの?肉食を批判してるの?

個人的に「よりよい現代畜産の在り方というものがあるのであればそれを追求することはよいことだ」と思っているので、現代畜産の非効率的な部分、非人道的な部分に対する批判はあっていいと思う。その過程において「やっぱ畜産いらなくね?代替肉で解決できんじゃね?」ってなるならそれはそれでいいとも思うし。

 

それはそれとして例えばワイ増田田舎暮らしで嫁は農業をやっていてワイは農協勤め。

害獣として野生のシカイノシシが畑を荒らすのでちょいちょいハンターが出動して害獣駆除するわけだけど、その肉を食うことに対してヴィーガンはどういう考えをお持ちなのかを聞いてみたい。

まりこれは自然界でもごくごく当たり前に起こりうる「縄張り争い」の結果であり、その地域でより強い殺傷力を盛った生き物が勝利して、死体の肉を食うだけなんだけど、これっていいことなの?悪いことなの?

ちなみにワイの立場は「そういうものから良くも悪くもない」。

動物さんかわいそうって言われても、ほなら動物さんに食べ物を荒らされる人間さんはどうなんですかって話なわけで。

しかもうちが育ててるのはヴィーガンさんも食べはるお野菜ですからね。

動物さんが健やかに暮らせるなら自分たち餓死してもええどす!って言わはるんやったらかまわないんだけど、

ヴィーガンってそこまで覚悟キマってんの?

 

現代畜産はいったん横に置いておくとして、人間動物は同じ地球上で生きている以上、生活圏がカチ合うことが当然あるわけでその場合戦闘に発展することもあるというのは自然界の摂理として避けられない。その際に、相手撃退した結果として死があった場合、その肉を食うことはヴィーガン的にどうなの?

当然だけど戦闘の結果、人間さんサイドが敗北して食われるのはそれはそれでしゃーない。今でも世界中で油断して敵のテリトリー侵入した人間さんがトラなりライオンなりヘビなりワニなりに食われてるけど、実際それは人類は受け入れているわけだしさ。

2023-06-15

anond:20230615165945

節足動物が好きってマジ?タフぶってない?それとも虫耐性が全般的につおいのか?

 

ワイが田舎暮らしに憧れているけど出来ない理由は、田舎に確実に仕事を引っ張って来れる自信がないと同率で

・・・・虫の存在があるんやが・・・

ガガンボも泣いちゃうな。カナブンも無理

虫でイケるのはクモミミズだけだな

 

ドブネズミとかのが遥かにヤバいと思うがあいつらは可愛いから大丈夫

冷静に消毒出来る

 

ヘビもヤモリ大丈夫かわいい

2023-05-16

田舎暮らし始めたとかい夫婦絶対に失敗すると見た

買い物するのにもクルマ運転しなきゃならないようなところへ移住して歳とって運転できなくなったらどーすんだよ?

しか年寄り寒いの苦手なのに高い山の麓なんかに住みやがって・・・

夫のワガママにつきあったみたいだけど、できるだけ早く間違いを認めて都会へ帰って来た方がいい

戦争が続いてるなか前線から脱落し怠惰生活満喫する話が好き

なろうアニメの「真の仲間じゃないと勇者パーティーを追い出されたので、辺境スローライフすることにしました」が好きだ

「真の仲間」で略されることが多い

 

追放もの元祖だそうだ。チート付与魔術師みたいに隠れた実力がある系でなく、

本当に最前線の戦いには戦力不足でついていけないが、人の少ない田舎では無双でイキれるぐらいの(実際イキり倒す)実力の主人公が、

まおゆう魔王勇者」みたいにヒロインと終始イチャゴロする

 

まり有名ではない

同時期に高品質作画アニメは多数送り出されており、なろう系も幾つも放映されていた

ファンタジーなら無職転生王様ランキングを見てた人が多いはず

ニコニコでもyoutubeでも関連動画ほとんどない。アニメ感想サイトを漁っても実況参加者は少ない

一方で海外ではそれなりに高評価だったようで、youtube主題歌動画には海外コメントがそこそこついている

アニメ二期も決定した

 

説明が長くなったが俺はこのアニメが大好きで、配信で繰り返し何度も見直している

円盤ももちろん買い、先週も何度目か忘れたが全13話を通しで視聴した

なろうアニメ最高傑作だと思っている

誰にも同意されないだろうが構成演出が神がかっていて見直すたび考察してしま

おでん屋台の回はファンタジー世界ならではの漆黒の闇と屋台赤ちょうちんの図を見るたび

「この緊張と弛緩の混ざり合った演出をどうやったら作れるんだ。アニメ実作者でもアニメ評論家でも誰でもいい、金を払うから解説してくれ」と唸っている

先週も蜂蜜酒の回で新たな発見をして「ウテナか!」と唸ってしまった

かい演出の話をすると無限に長くなるので省略する

 

本題に戻ると、先週、新しい発見があった

別の、俺が死ぬほど好きな作品との共通項があることに気づいた

「ふらせら」という、20年前に出たギャルゲーコミカライズ作品

こちらも解説すると無限に長くなるので端折るが、両作品共通点は

 

人類存亡規模の大戦争が続いている

主人公たちは戦争前線で戦っていたが、慮外トラブルで脱落

戦争の気配など全く感じない、自然いっぱいの辺境スローライフ満喫する

 

となる

 

おそらく自分に刺さったポイント

主人公美少女とじゃれあっててスローライフ満喫している」一方で、「戦争は全く終わってない」点だと思う

主人公は、重傷や精神障害で戦えなくなったわけでない

戦えるけど戦わない

積極的ではない、結果としての形で前線逃亡したのだが、そんなことは気にせず田舎暮らしを最高に楽しんでいるのが大事なのだ

戦争話題が全く持ち出されないわけではない

主人公の周囲では、使命感にかられて参戦を志すもの主人公戦線復帰を促すものがいて、戦争を忘れさせてくれない

その上で怠惰にふける。ヒロインとイチャゴロする

 

現代メディアによって地球の裏で起きていることを臨場感あふれる映像で知ることができる。というより半強制的に知らされさえする

同じ日本の中で起きている犯罪的な虐待差別を知らなくても、ウクライナ戦争は知っている

なんなら日本社会の身近で起きていることから目を逸らされるために海外虐殺差別戦争報道が溢れかえっているのかもしれない、とすら思える

しかも、その戦争残酷ジェノサイド自分たちに全く無関係というわけでもないと、なぜか知らされてしま

ウイグル民族弾圧ユニクロ衣服は結び付けられて日常の場に入り込んでくるし、

ウクライナ戦争は「核弾頭厚木基地横田基地に打ち込まれるかもしれない」という切実さと結びついて、

「俺たちの日常を維持したいかウクライナ人だけでロシアと戦ってくれ」というジクジクした地続き感を抱えながらニュースを眺める羽目になる

 

水木しげる前線から半ば離脱して南の島の楽園暮らしに至ったときは、左腕を失う負傷があったし、

なにより日本アメリカとの戦争は「お役所仕事でズルズルと開始してしまった、やらなくてもいい無駄公共事業太平洋戦争~」だった

からサボタージュ正当性見出しえたし、戦後反戦が強く共感を得られたように、

徴兵で駆り出された者の南の島での戦線離脱責任感云々を見出す必要もなかった

現代の、地球の裏側の惨劇は、そういうふうに割り切れない

こんなジクジクした気分から解放されたくて日本国家と一体化したい人たちが出てきてしまうのは理解できる

 

残念ながら自分国家と一体化して何かやってる精神状態にはなれない

遠くにある、手出しすることも出来なくはない(実際に行動している人たちも大勢いる)戦争を、まるきり無関係と切り捨てることもできないまま傍観し、

さておきと、自分生活のために働いて、マンガアニメゲーム動画視聴で怠惰時間を過ごし、

その怠惰さを時おり責められ、ヘラヘラとやり過ごし、改めて怠惰に身をうずめておきたい

 

そういう現状と重なるものが、俺の愛する二作品にはあるのだと、ようやく知ったのだった

2023-05-13

anond:20230513003013

田舎暮らしていれば良かったんだ」論者の人たちって、その田舎暮らしの結果として都会に人が集まるようになったという事実をどう考えてるのかいつも気になるわ。

最初からいきなり「都会」があったわけじゃないんだわ。

2023-05-04

追記アラサーを1年経験した感想

追記

コメントで気づいたのだが、アラサーって20代後半からのことでもあるのですねもう数年経験してるじゃん私

てっきり30歳からのことだと思ってました

自分無知さが露呈して恥ずかしい…!!

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初めてここに書きます

成人してから10年とアラサー経験して1年

未だに独身恋人フラグもない

だが31になって、昨年までに感じなかった様々な変化が現れてきた

全部で5つ

今回は思考の整理を兼ねて、感想を述べていこうと思う

  

まず体重

20代の頃とおなじ食生活を送っていたのにこの1年で5キロ以上増えた

子供でもいるのか???」と思うぐらいの体重の増加とお腹脂肪にここまで太ったことの無い私は寧ろ感動した

脂肪の蓄積具合がやべぇすげぇ

胴体と二の腕と太ももはぶっといのに、顔と首と肘から先とふくらはぎはほっそりしてるんだよな

毎回鏡を見る度に、体のバランスの悪さがとても気持ち悪いと思う

  

次に肌の変化

肌の色は色白な方

そして私は元々、顔にできものニキビができたら潰して白いのを出してしまう悪癖があった

そのせいか手穴は開き、潰した箇所にシミのような痣?がいつの間にか複数箇所できていた

最近では毛穴に黒ずみができびっくりする

日焼け止めを塗ったり化粧水をつけたり等スキンケアは最低限していたはずだが意識が足りなかったのだろう

あと、潰す悪癖を辞めるよう意識しようと思う

こうなり始めてから洗顔LUSHブラックダイヤを使い始めてみた

今後に期待

  

そして睡眠不足

これは100%私の意識の低さが原因なのだが夜中までTwitterをしたり絵を描いたりぬいぐるみ作りをしているせいで毎日睡眠時間が4、5時間しょっちゅうある

その影響でクマができて肌は荒れるし仕事中も何度かうたた寝してしまった

社会人失格だ

と同時に20代の頃と比べて睡眠不足状態が続くと肌荒れに直結したり休日の日に長時間寝ても寝足りない事案が発生している

若さは偉大

  

4つめは周りの結婚出産ラッシュ

友人の結婚出産お金が飛び、それと同時に未だに子供結婚どころか恋人すらいない自分に情けなくなった

結婚出産した友達におめでとうの気持ちはあるが、子供にあまり興味は無い

でも幸せになって欲しいとは思う

私も結婚はしたいが子供は?と聞かれると困る

子供可愛いとは思うし育ててみたいとも思う

けど、命の危険があるし怖い

それに痛いのは無理なので無痛分娩にしても出産後の育児にも継続して莫大な費用がいる

もし、無事に出産できたとしても私が結婚して子供を作る頃には両親はこの世にいないだろうし、子供配偶者の親に頼みたくは無い

おまけに体力もない病弱な私は赤ちゃん夜泣きわがままに耐えられる自信が無いし、配偶者家事育児ノータッチ仕事人間だったら子供を殺しかねない

結論、私に子供を与えてはダメ

  

最後に、親の高齢化

今年で父は65歳、母は71歳だ

配偶者なし恋人フラグもなし一人っ子親戚とも疎遠の私に前々から感じていた将来への不安が重くのしかかる

周りの友人知人も親の高齢化による病気事故で亡くなる人が増えてきた

飼い猫達やリアルの友人、たくさんのネ友がいるとはいえ、両親が死ねば私は一人だ

相談できる人も、自分が窮地の時に頼れる人もいない

おまけに貯蓄も不安

成人してから今まで働いた年数よりも親のスネかじって飼い猫達を世話しニートしてきた年数のが長いド田舎暮らしの私

今それをとても後悔している

2年前から会計年度任用職員というものになれたが、障害者枠で就職したので税金交通費抜いたら手取り10万にも満たない

さらに、昨年は飼い猫の手術や通院費で貯蓄のウン十万が一瞬で吹き飛び私の貯蓄はほぼゼロ

おまけに父は恐らく今年で定年退職だし両親達も通院や家の修理費などで貯蓄は期待してない

なので私のボーナスが非常に楽しみだし、来年会計年度任用職員にも勤勉手当がつくので引き続き働けるよう頑張りたい

あと、ゴミ屋敷となった自宅をどうにかしないとな…

  

  

と、まぁアラサーというもの経験し始めてから感じた変化はこれぐらい

なんか、振り返ったらお金生活精神ギリギリである

とりあえず、両親と飼い猫立ち寄り先に死なないように気をつけたいと思います

健康大事

  

2023-04-30

インターネットってクソだな

地下鉄でややはしゃぎ気味だった子供車椅子の人が乗車してきた途端に借りてきた猫のように静かにしてた。

回転ずし屋では誰もが普通に食事を楽しんでた。

道行く車はきちんと適正な車間距離保って運転してた。

数年ぶりに都心の街に出掛けてつくづく実感した。

普段田舎暮らしで、ここ数年はそこから出ずにインターネットテレビニュースだけで世間の様子を見ていたけれど、なんか、もう世紀末っていうか、ならず者闊歩してるとんでもないディストピアみたいなことばかり言ってたから、すっかりそう変わってしまたかと思ってたけど全然ちがうじゃない。

ネットテレビニュースだけで世の中のことを知ろうとするのは危険だね。

それは人間として素人みたいなもの

改めてそう思った。

知ろうとする、素人

知ろうと素人

2023-04-23

Iターン就職1ヶ月目に思うこと

東京暮らし22年の私が初めて地方に出て就職をした。

田舎暮らしに憧れていた私は、早速ギャップを感じている。

入社した会社では地方特有と言うべきなのか、女性は早く子供を作れ、家庭を持つことこそが幸せだと語る社長と、それをにこにこしながら見つめる人事。

この時代にそれは大丈夫なのか…?と不安になるような言動の数々に毎日疲弊してしまう。

夜の飲み会をすれば必ず知り合いに会うし、土日のプライベートは筒抜け。

地元出身の同期達はどこか行動範囲が狭く感じ、週末に他県に遊びに行きたいと言うとアクティブだねーと言われる。

人柄はいものの、旅行に行った話をするのも少し肩身が狭く感じてしまい、話すのはやめた。

就職の際に周囲に心配されたものの、今になって少しずつ、生活のずれを感じている。

来月の今頃にはもう少し慣れているのかなと思いつつ、もう少し頑張ってみようと思う。

既婚者によるホストクラブ体験レポート 続編(長文)

半年前、結婚後初めてホストクラブに行き、2度と行くかと思ったのにまた行ってしまった。記憶の整理のために書き残す。

※前回の増田anond:20221109192213)を読まなくても分かるように書いたが読んだ方がより楽しめると思う。なお、話自体は前回の方が起伏があり、今回の話はさほど面白くない。

TL;DR

【あらすじ】約半年前、YouTubeでガワが超タイプホストを見つけ会いに行った。ホストクラブ自体は楽しめたが指名したホストはかなり押しが強く逆に萎え、閉店後のデートキスされて気持ち悪かった。LINEブロックして2度とホストクラブに行くまいと誓ったが、わりとあっさり誓いを破り今に至る。

【忙しい人のために】支払い総額は店頭約26万+配信時の投げ銭12万円。お店では、「前回酔いすぎて色々やらかしてごめんね」と謝ってもらい気が済んだ。高額の酒を入れてシャンパンコール(=マイクパフォーマンス)をしてもらい、まあまあ楽しい時間を過ごした。担当(=指名しているホスト)は今回は酔いが浅くそこそこ紳士的な態度で、閉店とともにタクシーに乗せられて宿に戻った。全体的にあっさりした接客でほっとした。

スペック結婚10年目、子なしだが夫と仲は良い、アラフォー普通体型、不美人田舎在住、オンラインその他で小銭を稼いでいる。性欲はあまりないがときめき欲? はある。

【本文】ある日東京へ用事を済ませた後、ホストクラブへ行った。二回目の来店だが、担当との連絡自体は数ヶ月前から取り合っている。

前回の来店では、担当からのボディータッチが多く逆に萎え、アフター(=閉店後のデート)で色々と罵られ、別れた後すぐLINEブロックした。しかし来店翌日に帰ったためか非現実的な気分を引きずり、空腹なのに胸がいっぱいで何も食べられず、体重が減るなどの影響があった(もう戻った)。

前回の来店から約1か月後、もしかしたら連絡が来たりするのだろうかと思ってついLINEブロックを解除したら、暫くして「今年指名してくれてありがとう、次東京来たら一緒に(店で)飲もう」とLINEが来たので「はいぜひ反省会しましょう」と返信し、そこからやりとりをするようになった。頻度は、1日数往復の時もあれば3日くらい空けることもある。

そのうち担当集客等のため、SNS投稿ライブ配信をするようになった。投げ銭もできるので、折を見て何度か投げた。初めて5桁の投げ銭をした時は緊張したし、担当から感謝LINEが来たりしたが、それが何度かあるとお互い慣れてきて担当から感謝LINEも来たり来なかったりした。初めは腹が立ったが、だんだん「そんなものか」「じゃあ店行く時にお金使ったほうがいいな」と店に行く日を決めてからはあまり投げなくなった。

高額の投げ銭をした時は自分気持ちに折り合いをつけるためLINEで「ボイスメッセージをください」とか「実は先日誕生日だったのでお祝いメッセージ動画をください」などといった要望を伝えて叶えて貰った。手数料込みで合計12万の投げ銭をしたが後悔はない。

そのようにして約半年過ごした後、東京での用事を済ませ漸く来店した。今回はいわゆるシャンパンコールをしたかったので、軍資金として独身時代貯金から30万円用意した。担当ヘルプ(=担当以外に席についてくれるホスト)に思い出してもらいやすいよう、前回とだいたい似たような格好で店に足を踏み入れた。久しぶりすぎたためか、初めて行った時以上に緊張し、ずっと震えが止まらなかった。

自分担当ホットウーロン茶ヘルプ発泡酒を注文、それから配信で知った別のホストを場内指名(=その日に優先的に席についてもらうこと。4000円くらいかかる)する。注文内容を確認されているところに担当が「久しぶり!」と登場。思わず立ち上がって「[担当]さん、本当にお久しゅう……」などとキモいセリフを発しお辞儀すると担当は笑って、2人で席についた。相変わらず距離は近く、膝の先を触れ合わせてきて少しドキドキするが、2回目だからか前回のように脳内麻薬が過剰分泌されるような感覚はない。「ねえ痩せた?」「えっどうかな、変わらないかも」「そう? 俺太ったわ〜スーツベストやばい」みたいな会話から入り、そのまま担当本日スーツの話になる。当日の夕方に「SNS投稿していたあのスーツを着てきてほしい」という要望を予め伝えていた。

注文した飲み物が来て、若手ヘルプを交えて乾杯する。持ち込んだ地元お土産と、花粉症で喉がやられていると言っていたので予め買っておいた龍角散ダイレクトタブレット)を渡す。担当は「ありがとう〜」と早速龍角散ダイレクト開封し、「ねえこコンドームみたいじゃね?」といきなり下ネタを発していた。

場内指名したホストも「初めまして!」とやって来る。彼の配信でもコメントしていたので、「実は私、[ハンドルネーム]です……」「えっ!? あの伝説!? [インドア趣味]が好きって言ってましたよね!」「で、伝説!? 私何か悪いことしまたか!?」といった会話で盛り上がる。店はまだ空いていたが、担当は「お土産置いて来るね」と言って一度席を外す。

ホストヘルプ周りと言って、指名客がいても他の卓のヘルプをお互いにする必要があるため、担当ヘルプ達は席を外したり戻ったりと慌しかった。担当がずっと席にいたほうが顧客満足度は上がりそうだが、担当への愚痴など担当には言えない情報の共有、担当から言うと角の立つ煽り(=より高額の酒を入れるよう促すこと)、常連客だと話す内容がなくなってくるなどの対策なのだと思われる。

若手ヘルプも何回か入れ替わったが、前回もついたヘルプからは、「前は日本酒飲んでましたよね」「半年前なのによく覚えてますね」「日本酒まり出ないからね」といった話をした。ヘルプや場内指名ホストが入れ替わるように席を外したり戻ったりする間、幹部(=売れっ子ホスト)も少し席に着く。幹部は若手より話し方がフランクなのだが、距離感の取り方がうまく初めから仲が良い友達のような感覚になり、さすが売れっ子だなと思った。「前回は[担当]さんがすごく酔っちゃって……でも、絶対ノンアルは飲まれなかったんですよ」「あ〜男ってほんとバカからね! 酒強い方がかっこいいみたいな価値観なんだよね〜」云々……会話自体特筆すべきことはないが、豪華な内装、美麗な顔をしたホストたち、ハイブランドスーツ私服、彼らの香水のいい匂い……等々に囲まれていることで、なんだかとても特別時間を過ごしているような錯覚に陥る。ヘルプや場内指名ホストは「服が素敵ですね」「落ち着いてて品がありますね」「ホットウーロン茶飲んでるのカッコいいですね」等々、座って息をしているだけなのに褒めを浴びせてくるので自己肯定感が上がる。

担当には予めLINEで話していたのだが、『担当のマイソムリエナイフを使っているところが見たい』『担当本人にコールしてほしい(※通常シャンパンコール担当でないホストがする)』ため、シャンパンではなくワインコールをしたいと言うと、ワインまり出ないから値段確認してもらうね、とのこと。予算は全部で20万だけど多少超えても大丈夫、と伝えた。

ヘルプ達が席を外したので前回の反省会をする。前回は終わり頃に日本酒を入れたが、「あれは俺のエゴだったよね、すごく酔っ払ったし」「そうそうアフターで何度も罵られましたしね」「www 罵ったってヤバいwww」「ウザいって10回は言われましたよ」「笑うwww ……その節は大変申し訳ございませんでした」というような会話をして担当に深々と頭を下げられた。この時に、LINEをしばらくブロックしていた時期があったことや、前回担当自分のグラスに入った酒を私の空いたグラスに注いだことなども話す。担当はそうだったんだねごめんねと素直に謝ってくる。前回の禍根をだいたい吐き出してすっきりし、気が済む。店に来ていない期間に担当名刺を2回更新したので2枚の名刺を貰う。

ワインの値段確認にやたらと時間がかかり、仕方ないので発泡酒を何度か、あとは自分チェイサーがわりのジャスミン茶を注文。「まだ[私の名前ちゃんお茶しか飲んでないよね」「炭酸が苦手だからハイとかあまり飲みたくなくて……」みたいな会話をしたり、あとは地元方言の話だとか、店の他のホストYouTubeチャンネルを見てるかという話など、他愛もない話をして時間を過ごす。なかなか酒の値段が確認できず、「時間かかるなら(値段のはっきりしている)シャンパンにしようか?」と提案すると「いや大丈夫だって俺がワイン開けてるところ見たいから注文してくれたんでしょ? 待たせてごめんね」と言われる。こういうやりとりは地味に嬉しい。田舎暮らしで会話に飢えてるせいかもしれない。

内勤に呼ばれた担当がまた席を外すと、目の覚めるような美丈夫な若手ホストと場内指名ホストが入れ替わりで席に着いた。前回も今回もホスト達の席の入れ替わりで数分間席に1人になることが何回かあったのだが、前回はヘルプは1人だけだったので、会計が高額になると待遇がよくなるのかなと思った。さっき少し席に着いた幹部がやってきて話に加わり、そして漸く担当ワイン2本がやってきた。『小計』と呼ばれるメニュー上の税別表記では9万円の赤ワインと4万円の白ワインだが、消費税10%とTAXという名目の法外なサービス料約40%を入れた『総計』だと2本で20万円近くする。

担当がマイソムリエナイフ白ワインを無事開栓すると「記念に持って帰りなよ」と抜いたばかりのコルクテーブルに置く。手に取って聞くといい香りがする。コルクを鞄にしまう。グラスが人数分やってきて乾杯する。グラスメーカーの話やワインの話などで盛り上がったところで担当はまた席を外してヘルプ周りへ。視界に入るところにいるので気にはなるのだが、前回と違って被り(=同じ担当指名客)ではないのと、幹部を含めたヘルプ自分の席にいるのでそれほど不満はない。が、一度こういう体験をしてしまうと、次回以降使う金額を大幅に下げるのは難しいだろうなとは思った。

別の卓でシャンパンコールが始まりヘルプ達が席を外す。席に一人で暇なのでKindleを開くがコールがあまりにうるさいので1行も読めない。締めの音頭らしきものが流れて少しの間店内が無音になり、通常のBGMに戻ったところで席を外したヘルプ達や担当が戻ってくる。担当の手にはマイクが握られており、次は自分の席の番みたいだった(コールは入れたお酒金額順に行われる)。

BGMが切り替わり、担当入場曲的なBGM流れる自分リクエスト担当コールをお願いしているので、担当は私の隣に座ったまま乾杯音頭マイクパフォーマンスをする。ホスト達が10人くらい集まってきて合いの手を入れる。ヘルプ担当iPhoneで私と担当の様子を撮影している。幹部コールを続ける担当の隣に座り、白ワインが入ったグラスを私に手渡してきて乾杯し、そのまま一緒に白ワインを飲み干す。

マイクが渡されて当たり障りのない一言を述べると、担当マイクの番になる。「姫様、(オフラインでは)明けましておめでとうございまーす!」という挨拶に続いて感謝言葉を述べた後に「姫様、先日誕生日だと言ってましたので、ささやかながらご用意させていただきました」と述べて席に集まったホスト達に目線を交わすと、ホストの1人から美容ブランド紙袋を渡される。ホストからおめでとうと祝福を受け、締めの音頭に入ってシャンパンコールが終了する。

コール終了後、赤ワイン開封してもらい、そのコルクも鞄にしまう。この時点で23時をとうに過ぎていて終電で帰るのは絶望であるプレゼント紙袋の中には(相対的に)大きな包みと小さな包みが入っていて、小さな包みの方を開けるとマニキュアが入っていた。「これはノベルティーで貰ったやつなんだけど、使わないからあげる。本命はこっち(大きい方)ね!」「ではお宿に帰ったら開けますね」といった会話をする。また別の席でシャンパンコールがかかりヘルプ担当幹部が行ったり戻ったりを繰り返したり、「[ホスト名]の素敵なお姫様より[超高額の酒名]頂きました〜!」という放送が何度か入ったりする。ホスト本人の希望などで高額の酒が入ってもシャンパンコールをしない場合があるらしい。すさまじい世界だ。

この時間帯なのに店はほぼ満席で、担当ヘルプ周りで席を外している間、自席のヘルプ海外旅行海外移住英語習得の話をしたり、内勤が伝票を持ってきて会計を済ませたりした。締めて25万9千円。法外な値段だが、非現実空間いるからなのか高いという実感があまりない。半年間の配信による投げ銭金銭感覚が壊されているせいもあるかもしれない。

別の幹部がやってきて「お隣いいですか?」と言って座り(幹部なら担当でない姫の隣に座ってもいいらしい)、赤ワインを飲みつつ海外旅行海外マリンスポーツの話などをした。担当が再び戻ってきた時には赤ワインボトルは空いていて、いつの間に空いたんだっけ? と少し驚く。

担当は席に残っていた発泡酒を氷で割ったものを飲みつつ、「写真撮って!」と言って自分iPhoneを私に寄越し、空いたボトルを両手に持ってポーズを取る。私の撮影センスがないのか5回くらいリテイクを食らう。iPhoneを渡して担当写真確認する一瞬、女の人の名前通話が来ていたのが見える。「次は2人で写真撮ろうよ!」と言って担当ヘルプiPhoneを渡し、ボトルを1人1本ずつ持って身体を寄せ合い写真を撮る。自分のこめかみのあたりに担当の体温と香水のいい匂いが纏わりつく。前回のように変にべたべた触ってくることもなく、これくらいの方が適度にドキドキしつつも気楽でいいと思った。

残った発泡酒を飲みながら担当は親父ギャグのようなセリフを繰り出し、「こういう接客がよかったんでしょ?」と確認するように聞いてくる。「そう! YouTubeで見た時はそういう(友達同士のような)接客だと思ってたから、前回の時はもうゴリゴリホストっぽい接客されて、本当にびっくりしちゃって……」と、こちらも念押しのように言う。ひとしきり笑い合った後、「やっぱり目標としてはNo.1になりたい(だからもっと金出して)」「うーん、そっか、そうだよね(無理です)」という旨の話をした。半分以上担当言葉を聞き流しながら、今回はずいぶんあっさりした接客だなと考えていた。前回はまだホストクラブはほぼ未知の世界だったしな、今日接客が前回の接客だったらさぞ楽しかったろうにな、でもそうしたらほどほどの満足感を抱えて行きたい気持ちフェードアウトしていたかもしれないから、きっと初来店の接客はあれくらい激しくて正解だったのかもしれないな、現に今日私はここに来ているのだし……なら今後は? 私は何を求めてここにいるのだっけ? ……というようなことをひたすら考えていた。気がついたら蛍の光が流れていて、店内放送今日の売り上げNO.1ホスト名前が挙げられていた。アフターも誘われなさそうだし帰ろう、と思い「もう帰るね」と伝える。担当は「今日はほんとにありがとね!」と言って私の鞄とプレゼント紙袋を持ちエレベーターまでエスコートする。エレベーターに一緒に乗り、はじめ誤って上の階に行ってしまうが再び扉が閉まって下降する。驚いた顔をしていたのでどうしたのと聞くと「さっき扉開いた時になんかホストが客のおっぱい揉んでたのが見えた!」と言っていて、何というか、色んな意味で素直な人なんだなと思った。

店の外に出て担当エスコートされるままタクシーに乗る。担当は「ホテル着いたらLINEちょうだい!」と言って手を振る。タクシーは慣れたようにスムーズに出発し、担当から、お店の入ったビルから繁華街から、速やかに離れてゆく。

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宿に着いた時は深夜1時少し過ぎだった。鞄の中からコルク2つと名刺2枚を取り出してゴミ箱に捨てる。さすがに空腹だったので、頂き物のお菓子を食べつつ冷蔵庫に残っていた水を飲み、空けていなかったほうのプレゼントの包みを開封する。包みの中にはヘアミストが入っていた。そちらは捨てずにマニキュア紙袋や包装紙ごとスーツケースの中に入れる。 

担当LINEプレゼントのお礼を述べ、ランドリーに行き洗濯物を放り込む。洗濯機が稼働している間に部屋に戻ってシャワーざっと浴びる。部屋を片付けていると担当からお礼の言葉と共に今日写真シャンパンコール動画が来る。洗い終わった洗濯物を取りに行ったり浴室に干したり返事をしたりして、眠いのか眠くないのかよくわからない身体と心をベッドに沈めて無理やり寝た。

再び目覚めたのは朝の6時すぎで明らかに寝不足だったが眠れそうにもなかったので、瑣末な用事作業でひたすら時間を埋め、身体を動かし続けた。その間も担当スローテンポLINEラリーを続けていて、何とも形容しがたい充足感のような何かを抱えながら帰りの交通機関に乗った。

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今回は前回と違ってあっさりした接客だったからか心を乱されることもなく、楽しかったという思い出だけが残った。このまま担当が態度を変えず、こちらも変な見栄を張らず、同じ接客、同じ価格帯、同じ頻度で通えるのなら、飽きるまで通うのもいいかな、と考えている。なお、夫への罪悪感は悲しくなるほどない。

また店に行ったらレポートしようと思う。できればそんな日が二度と来ないことをもう一度強く願ってはいるけれど、たぶん無理だ。だからせめて自分の心が乱れないことを切実に祈っている。

2023-04-22

りんの田舎暮らし気持ち悪さが閾値を超えた

最初にバズったときから評判は最悪だったけど

俺は別にあざといとかヤラセとかそういうのひっくるめてコンテンツだという認識をした

TikTokとかインスタとか見たらそんな奴らゴロゴロ居るし

そういうのひっくるめてでしょ

でも炎上商法はもう無理よ

「なんかやらかしそうなやつ」じゃなくて「なんかやってるやつ」じゃん

視界に入れないように努めることにする

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