はてなキーワード: 全国高校野球選手権とは
このタイトルを見て「あっ……まさにその通りだ……俺はなんて愚かなことを言っていたんだろう……」となった方々、大丈夫ですよ貴方達の知性は日本においては間違いなく上澄みです。
もしも夏がそんなに暑くなかったら夏休みはもっと短くなっています。
そしたら甲子園なんて出来ないわけですよ。
2週間丸々です。
こんなに長い期間を一気に休むには長期休暇が必須なんです。
教育を掲げているはずの甲子園が「学校なんて休んじまえば良いんだよ!!!」なんて簡単に言えますか?
無理ですね。
地方予選の日程を見れば分かりますが、最初のうちは土日にやっていき夏休みになったら一気に試合を進めています。
その後、地方予選の疲れを取るために少し時間を開けて本大会です。
地方予選をダラダラと長い期間をかけてやってしまってはその間に成長出来た選手が可愛そうじゃありませんか?
夏に向けてギリギリまで力を蓄え、それを一気にぶつけることが出来るタイミングで甲子園の日程は組まれています。
地方予選から本大会までの期間を短くしてしまえば怪我からの復帰が難しくなり、地方で燃え尽きてしまう学校がいくつも出てきてしょーもない甲子園になるのは目に見えています。
日本の長い夏休みが、甲子園という最高の大会を完成させるわけです。
「あれれ~~~?じゃあなんで春のセンバツは出来るんだ~~~」となった人達、考えは浅いけど方向性のセンスは良いですね。
何故、春の甲子園は短い春休みで出来るのか、それは地方予選がないから。
更には年度の切り替わりによって元々その時期は学校行事やカリキュラムもスカスカになって休みやすいからです。
日本の夏はうだるような暑さが長く続く
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長い夏休みだから成立するような全国区のスポーツ大会を開催できる
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結果的に、甲子園は「うだるような暑さの中での長期戦」になってしまう
ここまで言っても理解できずに「甲子園を夏にやるのはおかしい。秋にずらしたら?」と言ってる人達は頭が悪すぎますよね。
長期休暇シーズンでもないのに勉強をすっぽかして一ヶ月野球に打ち込めば良いんだよって事ですか?
これを学生は据え置きで大人価格を8000円以上にしていいと思う。
コンサート価格よりは安めだし大体あれは学生のためのものなので、大人は二の次でいい。
人気校以外は入らないと言うのなら期間限定パスでもつくればいい。生徒から搾取できるグッズでも作ればいい。例えば京セラの空気缶とか。
大体甲子園から移動したくないからっていつまで単純な商売をするのか。
運営の怠慢だ。
京セラでするべき理由は暑さと天気だ。暑さも天気かもしれないが。
とくにこの暑さは異常だ。
甲子園近辺に長く住んでいた。
六甲おろしという言葉があるが、六甲の強風が落ちてきて暴風が吹く。野球に向いてると思えない。このあたりは海風も来る。昔からムシっとした暑さが籠もる地域だ。
高校生の頃、吹奏楽部に入っていた。近場だとして遠方からの出場校の助っ人で甲子園の応援でスタンドで応援したことがある。
吹奏楽部はほぼ試合が見れない。単純に位置もあるし、指揮者や合図、楽器を見なければならないからだ。
そして屋根もない。サポートしてくれる人が一人ずつついてくれるわけもない。
その日は炎天下だった。トランペットやトロンボーンの照り返しは異常だった。目も開けてられない。
金管の楽器は熱を持っておそらく目玉焼きくらいは作れる温度になっていた。体に広範囲触れているユーフォニアムやホルンになると地獄である。
時期もコンクールと被るし最悪なのだ。甲子園のために炎天下走り込みをしてる余裕はない。
甲子園球場を出たところの高架下で気が抜けたのだろう。
複数人が座ると立ち上がれなくなり、無事なもので楽器の片付けをして、帰宅してから倒れたものも居た。
普段炎天下で練習してるから大丈夫だと言うプロ野球選手も居るが、吹奏楽部はそんなことはしてない。走り込みだって涼しいときにする。無理だ。
どうも本気で辞めさせようという動きが無いようだ。
それは顧問同士の関わりだったり、学校長の意向や、精神的体育会系の吹奏楽部という特殊な環境もあるのだろうが、やはり同じ部活生徒として頑張ってる人を応援したい気持ちが、動きを止めているのだと思う。
吹奏楽連盟はこの件に関して声明をだすべきであるし、大人は子どもたちを守るべきだ。経験したからこそわかる。
映像を見るたび恐ろしくて仕方がない。