はてなキーワード: 国際問題とは
みづれえ
まず日本に保守派はないよ、革新政党が野球みたいにターン制で政権担当と攻撃担当にわかれていい感じに足引っ張り合ってるだけ。
どの野党でも選挙には改善策をならべたてるけどいざ政権をとったら今の政権党とおなじ政策を言うよ。100万円かけてもいい。
それでも若者に迎合した政策、GAFA前提システムにしてほしければその世代に頼んでどんどん投票してね。
防衛庁。ラジオで日本本土より台湾がよく聞こえる南の果てだからうっかりするとエトロフみたいに黙ってかすめ取られるね。
忘れているかもしれないけど、福島の原発事故も運が良かっただけで、あのときちょっとしたことで東日本全体が住めない土地になっていたかもしれないよね。そもそも現在だって人が住めないままの土地になっているのに。
経済産業省。電気がないと経済も信号も人工呼吸器もとまっちゃう。あんなクソでかい地震はこない予定だった。
他のアジアの地域(上海とか深センとかシンガポールとか)に勝つために東京の開発に力を入れるというのはわかる。でも外国と接している北海道の衰退っぷり(鉄道を見ていればわかるよね)ってひどいもので、これって北海道は捨ててもいいってことなのかな? そもそも東北とかも衰退しているし、沖縄はアメリカのものだし、東京だけあれば日本はいらないのかな?
韓国のテジョン市がやったみたいに京都あたりに遷都しようかといってる(文化庁はわりと本気で動くつもりらしい)けど結局「本当に魅力的な文化」たとえば映画館、劇団四季、ディズニーランド、秋葉原、コミケなどがすべて東京にある以上若者が集ってくるのは東京。ただでさえ少子化で少なくなってる人的資材をあつめられる魅力が地方にないのが敗因。とはいえ田舎は子育てにはいいはずなんだが無医村で医者いびり出す地方があったりとか男尊女卑だったり産婦人科、小児科がうまく地方在住してくれないとか子育て女性にとっての安心感がない。しょうがなく遠隔医療システムでごまかそうとしてる。
はっきり言って、現状の皇室の男子で将来子どもを作れる男子は一人しかいなくて、もし何かがあれば天皇家が断絶するわけだけど、それでも構わないのかな?
持統天皇とか歴代女性天皇もいたしここらでエリザベス女王を見習ってもよかろうです。でも雅子さん(外務省のエリート女性)でも女性という理由で務まらないかも・・って激務が天皇にはあるので(零下の和風建築でヒートテックもなしの徹夜祈祷とか毎年やってる)不妊も辞さない最後の手段にとっとこうね
第二次世界大戦での日本の振る舞いでも、日本や当事者以外の国の人がみたらどう思うのかって考えたことがあるのでしょうか? あれを見て日本って素晴らしいって思ってくれると考えているのでしょうか? いや、ドン引きだよ。あとレイプ問題に対する発言とか、女性蔑視とか。
だれのどの発言? 杉谷みお議員? 別に移民にすばらしいとおもってもらえなくてもいいです、日本についてゲイシャとかフジサンしか教えてない国たくさんあるけど国際貢献してるから知る国はちゃんと知ってくれてる。それより元増田みたいなふつうの日本人にもっと日本をよく知ってほしい
保守派の人たちが考えている日本人ってどういう人達なんだろう。日本国籍保有者というわけでもなさそうだし(なにかあれば外国の血がとか言うし)、だからといって海外の日系人が日本に来たときにも冷たいし。アイヌ人の文化や伝統や人種は徹底的に破壊して、未だにそのことに対して解決する気がないし(法律ができてもアイヌの人たちは土地や文化は取り戻せていない)。曖昧な基準で日本人とそうでない人を区別して、そうでない人の扱いに冷酷すぎ。
そのくせアジアから労働者を呼び寄せて、劣悪な環境で働かせることも厭わないし。福島原発で働かせるとか、何十年後かに従軍慰安婦や徴用工問題と比較にならないくらいの国際問題にさせる気満々だし。
別に殺すわけではないです。自然の放射能と大差ないようにしてます。東海村のチェレンコフ光は二度とおこさん(だれにも働かせず放置したらおこるけど)。
日系人につめたくするっていうけど、一度国籍を得たら所得税払えって世界のすみずみまでおっかけていくアメリカより、仕事がおわったら自国にかえしてあげる分マシ。
これは保守派の意見とちょっと違うかもしれない。でも今って五体満足で健康でハードに働ける人だけがまともな生活を送れるような状態で、(主に過労が原因の)体調や精神状態の悪化で働けなくなったら一気に生活が超ハードモードになる。保守派の人たちは、働けなくなったら生活保護を出すくらいなら飢えろって考えているよね(某現役女性大臣とか)。そもそもまともに働いたところで、まっとうな生活ができるかどうかも怪しいのが今の日本だけど、そういう方針も積極的に推進しているよね。
一時期がバブルだっただけで昔から日本は貧しい目の国だし、今回も地震で発電できないあたりで大打撃。それでも姥捨て山やなんかにならないよう助け合うので無理なときは生活保護とか母子手当とかでなんとかしてね
今の日本で子どもをまともに育てるとしたらお金も時間も足りないよね。でもそこに対する支援って全く関心がないよね。東京しかまもとに働ける場所がない状態なのに、東京で子育てするのはめちゃくちゃきついですよ。保育所ないし、ちょっと教育させたいと思ったら出費が半端じゃないし。今の日本って出産や育児を推進する気はゼロだよね。
これは保守党のせいではなく核家族化が進んだところでバブルという支えがはずれたから。
今の経済規模だと、姑だの姉妹と同居して助け合って共働きがちょうどいいのに、なぜかみんな夫婦ふたりで暮らしたがる。はてに支えきれなくなって離婚。
昔はサザエさん一家のように複数の稼ぎ手と主婦が分担して一家を支えてただけのこと。(カツオとイクラは甥とおじの関係だよ、一人っこでも兄弟みたいに育ってて楽しそうだよね)野原しんのすけ一家が独立して子育てできてるのはみさえとひろしがああみえてめちゃ優秀だからだ。
ここでいう保守派というのは現在の自民党の中核である清和会とか、保守派の代表として扱われている日本会議とか、保守派の新聞と言われている読売新聞や産経新聞を対象にしています。とりあえずこの辺の人たちの意見が現在の日本で最も影響力があると思っています。もしそうでなければご指摘ください。
他にもいろいろあるけど、上記の保守派の人たちが考えていることややっていることって、過去(主に戦後)の日本はダメダメなので、とにかく改革したいって思いがすごく伝わってくる。保守の定義とかそういうのはどうでもいいけど、保守派の人たちがやりたいこと全部やったら
東京以外が貧民窟と廃墟で、天皇制もなくて、世界から孤立して、人口も少ないから経済競争力もない、そういう日本を保守派の人たちは目指しているっていうことでいいのかな? 保守派の人たちって日本が嫌いで日本を破滅させるために活動しているのかなって思っているんだけど違うのでしょうか。多分違うと思うけど、じゃあ何が違うのかを本当に教えてほしい。
ここでいう保守派というのは現在の自民党の中核である清和会とか、保守派の代表として扱われている日本会議とか、保守派の新聞と言われている読売新聞や産経新聞を対象にしています。とりあえずこの辺の人たちの意見が現在の日本で最も影響力があると思っています。もしそうでなければご指摘ください。
他にもいろいろあるけど、上記の保守派の人たちが考えていることややっていることって、過去(主に戦後)の日本はダメダメなので、とにかく改革したいって思いがすごく伝わってくる。保守の定義とかそういうのはどうでもいいけど、保守派の人たちがやりたいこと全部やったら
東京以外が貧民窟と廃墟で、天皇制もなくて、世界から孤立して、人口も少ないから経済競争力もない、そういう日本を保守派の人たちは目指しているっていうことでいいのかな? 保守派の人たちって日本が嫌いで日本を破滅させるために活動しているのかなって思っているんだけど違うのでしょうか。多分違うと思うけど、じゃあ何が違うのかを本当に教えてほしい。
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
これは落ちた場所次第だな。
衛星だけが燃えている場合、それを所有している国や組織の管轄扱いだ。
周りに燃え移った場合、地元で起きた火事とみなされて消すことができる。
なぜなら衛星にはその国の“秘密情報”がたくさん詰まっているため、意図の是非に関わらず国際問題となるからだ。
答えはノーだ。
例えば害があるとして始末される一部の獣や虫。
これを加工すれば食品や肥料にもなるし、何らかの素材にもなる。
死んだ後に臓器を生きている人に提供するとしよう。
その人が将来子供を生めば、その子供が将来誰かの臓器を補ってくれるだろう。
生と死のように、二つの相対するものを繋いで循環させることがリサイクルの本質だ。
もし作れた場合、“その料理を食べることができなかった”ため「何でも出来る存在」ではない。
もし食べることが出来た場合、“自分でも食べられないほど熱い料理を作ったことにならない”ため、「何でも出来る存在」ではない。
このままだとイエスともノーとも答えられないので、まずは前提を変える。
例えば「何でも出来る存在」を、「何でも出来る人間」に変えるとしよう。
すると“何でも出来る”というのは、あくまで“人間という生物の枠組み内”という但し書きがつく。
そうすれば自身が食べられないほど熱い料理を作ることが可能というわけだ。
今回学ぶべきは「熱いものを食べる時は気をつけよう」といったところだ。
英語の"Collective Punishment"
韓国人の徴用工問題で、在韓の日本企業が財産を没収されることになるようです。
昨年10月、韓国大法院(最高裁)が新日鉄住金に元徴用工4人に1人あたり1億ウォン(約1千万円)の賠償を命じた判決をめぐり、原告側の弁護士が14日、ソウルで会見し、同社が協議に応じなければ、差し押さえた韓国内の同社資産を今月中に売却すると表明した。日本政府は「日本企業に実害が出れば対抗措置をとる」と牽制(けんせい)しており、日韓関係がさらに悪化する可能性がある。
戦前の日本政府に奴隷として使われた朝鮮人の方々の苦痛には、同情すべき点があります。
政府間の協議により、国際的な解決と賠償が行われるべきだと思います。(現在に至るまで、日本政府はきちんと対応してきました。)
しかし、新日鉄住金が今その責任を連座で問われるのは、おかしな話だと思いました。
=新日鉄の前身企業が、戦前の日本政府に戦争協力して徴用工を使ったので、戦前の日本政府の連座として、今になって賠償責任を負わされています。
つまり、今になって韓国政府から日本の民間企業が"Collective Punishment"を与えられているのです。
もしも、日本の街中で、在日韓国人が日本人をつかまえて、「戦前の日本政府の戦争責任を連座して取れ。俺に賠償金を渡せ!」と言ったら、単なる恐喝事件でしかないでしょう。
韓国人の発想=現代の日本人も連座で過去の戦争責任を取らなければいけない、という論理は国際的に通用するものなのでしょうか?
それなら、今の韓国人自身も「ライダイハン問題」の責任を連座で取るのでしょうか?
ライダイハン(ベトナム語: Lai Đại Hàn、𤳆大韓)とは、大韓民国(以下、韓国)がベトナム戦争に派兵した韓国人兵士と現地ベトナム人女性の間に生まれた子供、あるいはパリ協定による韓国軍の撤退と、その後のベトナム共和国(南ベトナム)政府の崩壊により取り残された子供のことである。
京郷新聞によれば、ベトナム戦争が終わって残された子供は少なくとも3000人以上、2、3万人との推算もある。ベトナム人女性が韓国兵や会社員などと結婚し生まれた子どももいるとされるが、韓国兵による強姦によって生まれた子どもも多数存在し、国際問題となっている。
ざっとコメント欄を見ていると、日本人でまっとうに英語で議論できている人が少ない気がしたなぁ。
そもそも差別的発言の嵐で、まっとうな議論につながるようなコメントが少なすぎるがそれは除外してね。
なおコメント欄には日本語、ハングル、英語が入り乱れるが私はハングルは理解できない。
よく目についた日本人の英語コメントは「なんで韓国の旗が掲げられてないのか」「排他的経済数水域でなぜ韓国籍船がいるのか」
という質問を投げて、「旗は映っている」「EEZも知らんのか」という打ち返しを受けており、あれまーという印象。
あと日本人からは天気の話も質問が多かったが、これはそもそも天候不順のニュアンスが微妙なので、コミュニケーション齟齬で議論にならず。
一方韓国の人のコメントの多くは、150メートルの高さで軍用機が飛んでいることが問題(民間機であれば問題ないが軍用機がその距離で飛んでることが問題)だと。
軍用機との間隔に何か一定のルールがあるのかは知らないのでそれはなんともいえないし、そもそも150メートルが本当なのかも知らないが、
それであっても仮にも友軍機に対してロックオンすんなよ、って返しを日本援護派はするべきとこな気がする。
あとひとつ上の段落で書いたような点も本質ではないと思うし、特に英語でなんか見ていて有効打が出てねーなーという感想になりました。
この記事を書き始めた時は「グローバル化が進む中で、日本人が議論でプレゼンスを発揮できない実例」みたいな話につなげることを頭で想定していたが
そもそも日本語の議論でも「議論する気がない」(=相手の主張を論理的に理解しようとする気がない)人が大多数なので言語関係ねーな・・。
まあコメント欄でも日本人が何人か「おめーの英語なに言ってんのかわかんねーよ」と煽られてたし、英語での議論経験不足は否めないけど。
個人的にはこの件に関しては今のところ双方の言い分どちらも決め手に欠けるので追加情報がないとこのまま膠着だろう、という印象。
そして双方の国民感情を悪化させるだけというまあなんとも旨味のない結果になってしまうのだろうか、と思うと日韓ともに得しない気がする。
ひとつ気づきがあったのは、自分が確度も不確かなネット上の記事の内容で、知らぬ間に印象を植え付けられていたこと。
韓国防衛省のこれまでの発表をどこかネット上のニュースで読んで主張がコロコロ変わる様は記憶していたのだけれど、
これを書くにあたりたとえば「悪天候なので全レーダを利用した」という内容を再度確かめたくてgoogleでnhk.co.jpサイト内で検索しても見当たらなかった気がする。見落とし?
いずれにせよ、一次情報にあたること。そして国際問題においては情報がある限り英語の情報も目に入れること。
http://news.livedoor.com/article/detail/15689803/
いま、日本のメディアやマスコミには「国際問題」という視点が欠落している。かつてはドキュメンタリー番組も多数作られていたが、「視聴率がとれない」といった理由で数が減る一方だ。海外では大手メディアが取材に赴くこともあるが、日本の大手メディアが危険地帯へ行くことはない。
しかし、紛争ジャーナリズムは断じて不要なものなどではない。そのため、フリーのジャーナリストが自己責任で危険地帯へ行くしかないのだ。
私はジャーナリストでもないし、危険地域に行ける人間でもない。
行ける人は凄いと思う。
「サッカーにおいてファウルのアピールは1つのトリックプレーである。転倒時に大げさな痛がり方をすることを批難する者もいるが、それはその選手が下手くそだからだ」
その言葉を体現するように、転倒時の痛がりっぷりが抜きん出ていたのがイッタ・イマージだった。
彼のサッカー選手としての実力は決して華やかとはいえなかったが、痛がり方だけは圧倒的な存在感を放ち、その様子がカメラに映されることが多かった。
それを見た他の選手たちや観客の中には「見てるこっちまで痛くなる」と、痛みを錯覚する者もいたのだとか。
その割に、彼は現役時代に一度もケガが原因で交代したことがなく、故障もしたことがない恵体。
そうして15年間ずっと現役で居続けた、ある意味ですごい選手だったという。
「……で、引退後は自国の観光大使として隣国を巡り、今に至るというわけっすね」
カジマの説明を話半分で聞いていたが、つまり痛がりのプロってわけだな。
ボーナスチャレンジの話を聞いたときは、ローカル番組にしては大盤振る舞いだなと思ったが、そういうことか。
これを企画したヤツ、どうやら俺たちを勝たせる気は毛頭ないらしい。
いわばプロモーションの一環だ。
「テーマは“フリースタイル”です。お好きな方法で痛がってください。では先攻カジマ選手、どうぞ」
全国を魅了するほどのイタガリアンに、一般人の俺たちが勝てるわけがない。
「えー……どうしよう」
さすがのカジマも、この状況に相当なプレッシャーを感じているようだ。
これ以上、恥をかかせないためにギブアップさせるべきか。
半ば諦めていた、その時。
「兄貴ー!」
弟の声が聞こえたので、その方向に視線を向ける。
すると、俺の目の前に「賞金2倍」の文字が書かれたフリップが目に入った。
諦念の相が出ていた俺を見かねて、どうやら弟が書いてくれたらしい。
……そうだ、つけ入る余地はあるはずだ。
いくら痛がることが上手いといっても、それは元サッカー選手としての副次的な能力であり必須スキルではない。
リアクション芸人みたいに痛がりのプロというわけでも、面白いわけでもないだろう。
「カジマ、これはチャンスだ。痛がりのプロともいえるイッタ・イマージに、お前の痛がりを見てもらえるんだぞ」
カジマの頭の中で、随分と前向きな解釈が行われているようだ。
まあいいや、そっちのほうが都合がいい。
「よし、じゃあ1回戦でやった木の棒、その“応用編”で行くぞ!」
「おっす!」
「じゃあ、行きまーす!」
俺は1回戦と同じように木の棒を構える。
「くたばれ!」
そして、ほぼ同じ動作で木の棒を振りぬいた。
「あ``あ``!?」
脛めがけて振りぬいた木の棒は、誤って狙いより上に当たってしまう。
股間にある“第三の足”にだ。
「ああ~っと! これは痛そうだ~~!」
「~~~~っっっ、ちょっとマスダぁ~!」
カジマは俺に怒りの声をあげるが、その姿と声量は情けない。
「ハハハハハッ!」
そんなハプニングに会場は盛り上がる。
当然、これはワザだ。
同じテーマが出てきた時、二回目はコレで行こうと以前から決めていた。
同じことはやればやるほど退屈になりやすい。
だが変に奇をてらおうとするくらいなら、同じことをやったほうがいいのも確かだ。
期待はそう簡単に裏切れない。
だが予想は裏切れるんだ。
「ははは……さぁ~て、ちょっとしたハプニングはありましたが、気を取り直して後攻イッタ・イマージ氏、どうぞ!」
俺たちのやれることはやった。
後はイッタ・イマージ次第だ。
俺は彼の痛がりを知らないから分からないが、いくらサッカー選手とはいえ先ほどのカジマを超えるのは難しいはず。
イッタ・イマージがつたない日本語で、痛めつけ役のスタッフと喋っている。
今回のために覚えてきたのだろうか。
大げさに痛がるサッカー選手なんてロクなもんじゃないと勝手に思っていたが、意外と真面目な人なのかもしれない。
「じゃあ、行きます!」
どうやら俺たちと同じ木の棒で行くらしい。
カジマのを見た上で、あえての真っ向勝負か。
よほど自信があるとみえるが、さすがに見くびりすぎじゃないか?
「おりゃあああ!」
「~~~~~~っっっ」
しかし、見くびっていたのは俺のほうだった。
それを思い知らせるかのように、その実力を見せ付けてきたんだ。
「お~~! さすがのイッタ・イマージ! 貫禄の痛がりっぷり!」
イッタ・イマージはその場に崩れ落ちると、殴られた足を押さえてもがき苦しむ。
生で見ているせいもあるのかもしれないが、圧倒的な迫力だ。
まるでサッカーのグラウンドがそこにあるかのように錯覚させるほどに迫真の痛がり。
会場の盛り上がりも最高潮を迎える。
エンターテイメント性という意味では、カジマの痛がり方も負けてはいない。
「ねえ、あれって本当に痛いんじゃないの?」
「確かに、そう思えるほどだ」
「いや、そうじゃなくてマジもんの……」
本当にあそこまで痛がるほどなのだと、俺たちまで思ってしまった。
その時点で、自ら敗北を認めているようなものだ。
完敗だ。
俺たちに悔しがる資格はない。
所詮、リアクション芸人の真似事でしかない俺たちでは勝てるはずもなかったんだ。
「いや~、素晴らしいイタガリアンっす」
そう言いながらカジマは、握手目当てにイッタ・イマージに近づく。
だが彼の顔を見た途端、なぜかカジマの動きが止まった。
「ん? どうしたカジマ?」
「イッタ・イマージさん……き、気絶している」
後に知ったことだけど、イッタ・イマージは痛みを感じやすい体質だったらしい。
俺たちがそこまで痛いと思わないレベルでも、イッタにとってはリアルに痛かったんだから。
『あなたたちは痛みに慣れすぎて、鈍感になってるのよ……』
少し前に母が言っていたことを思い出す。
今回の一件で、俺たちは“痛みに鈍感”であることの意味、その危険性を改めなければならなかった。
「ねえ、いまさら気づいたんすけど……」
イッタ・イマージが救急室に運ばれていくのを眺めていると、ふとカジマが呟いた。
「隣国の観光大使をこんな目にあわせるのって国際問題になるんじゃ……」
だが生憎、俺はそれに答えられるようなものを持ち合わせていない。
「……どうだろうな。まあ少なくとも、それが国際問題になると思っている人たちの間では問題になるだろうとは思うが」
「違ぇよ。つまり俺たちが気にしたところで仕方ないってこと」
今回、痛くも痒くもなかった俺では、そう言うのが精一杯だった。
結局、痛みを知らなきゃ本当の意味では学べないのかもしれないな。
まあ、そのためにわざわざ痛みを知りたいとも思わないが。
前にナマモノ同人やってて自分や自分と似たような立場の人がネットウォッチ板で晒されてたの思い出した。
これも例のお気持ち案件に巻き込まれたのか当たり前だろナマモノだから隠れるべきって言われるかは分からんけどまあ書いとく。
まずはやましい気持ちとかなく純粋に応援したいという意味で鍵のないアカウントを作った。
そのうち属してるうちの二人の関係性が気になってちょっとしたコンビ推しになり、妄想や二人の絡みがあった時に喜びを爆発させるための鍵付きのアカウントを次に作った。
さらに本もあるのか気になって即売会に足を運んだところいろんな人と知り合い、「実はこの(鍵の付いてない純粋なグループ推しの)アカウント自分のなんですよ」という人と何人も出会った。そしてお互いの表のアカウントは表のアカウントで、裏のアカウントは裏のアカウントでフォローしあった。もちろん表から裏のアカウントを匂わせるようなことはしない。名前も変えた。
ただ知り合った人の中にどうやら粘着されている人がいた。しかも知り合いのカップリングを好きな人物になりすましてフォロー承認をくぐり抜けてきたらしく、フォロワーや返信などを隅々まで調べたのだろう。表アカウントと裏アカウントを紐づけてウォッチスレで晒したようだった。
さらに捨て垢らしきものから自分宛に「晒されてますよ」というリプをご丁寧にURL付きで頂き、あーめんどくさいことに巻き込まれたなーと思った。
「裏アカウントがあるのに表アカウントがあるのが許せない、カップリングのステマをして同人誌の売り上げを伸ばそうとしてる」
とのことだった。
アホらしい。んな訳あるか。つーか本出してねえわ。
むしろお前らが晒したことで逆に表アカウントと裏アカウントの関係性知る人が出る可能性だってあるんだぞ、しかも捨て垢が表アカウントと裏アカウントのIDを両方載せてるし。
とツッコミたかったがとにかくよく分からない正義感で息巻いていそうだったので話にならないと判断した。
(というか表のアカウントでコンビを推した=そのカップリングの同人誌を買うのは飛躍が過ぎないか?結局ナマモノって運営の動向や本人同士のエピソードでカップリング人気決まるようなもんじゃないか?とも思ったけどもういい)
もはやここまで自衛に自衛を重ねても「公式のため、一般人の目に触れないため」という建前で攻撃されて理不尽に思っていたのが、今回の件とは少しケースが違うが再び顔を出した。
(((これはあくまで「国際問題」を盾に検索避けを強要してくるジャンル警察を批判するものであって、「二次創作は捏造だから〜サジェスト汚染だから〜」という話はしてないです。そこは個人の良識の問題だと思います。あらかじめ言っておきます)))
作品の存在が許容できないレベルにまずければ2009年の韓国騒動の時点で『二度目の人生を異世界で』みたいな目に遭っていたでしょう。サイト閉鎖、出版停止、アニメは永遠にお蔵入りのルート。
でも現実ではそうならなかった。
そもそも2009年の韓国騒動の発端は勘違いないしデマを多分に含んだインターネット上の投稿だとされています。センセーショナルな話題をマスコミが取り上げて話に尾ひれが付きまくって国会に波及し、すぐに鎮静化したというありがちなパターン。
海外でもこの騒動は軽くニュースになったりもしましたが、結局完全に流れました。ヘタリアが「それほどのもの」ではなかったからです。
批判されたヘタリア公式サイドが取った行動はキッズステーションでの放映中止とキャラクターとしての韓国の抹消。
2018年には韓国が公式グッズのラインナップに登場しているので、韓国サイドと書面を取り交わしたわけではないっぽい。自主規制の範囲内と思われます。
この時に作品の存在をに抹消しなかったのは、作品そのものには問題がないと判断したからでしょう。
事実、それ以後も公式サイドは実在国家の名称を使用したまま広報活動を続けていますが、現在に至るまで他国からの抗議は発生していません。
そもそも、存在を認識されること自体がヤバいジャンルだと思っているなら、伏せ字で検索避け〜なんて温い真似してないで個人サイトに引っ込むかツイッターでは鍵垢にするかしたほうがよほど得策です。ナマモノみたいに。
例えば英領や仏領なんてのは現実でもそれなりに使われるワードですよ。
逆に「国」なんてのはありふれた漢字なんですから92だの59だのと伏せ字するのは全くもってナンセンスでしょ。なんでそっちを伏せて国名一字表記を伏せないの?割と本気で。
制定当時は意味があったルールかもしれません。しかし、この大SNS時代に伏せ字程度の検索避けは意味を成しません。
さて、公式は平気ても二次創作なら国際問題になる!という不思議な感性をお持ちの方へ。
海外の大手二次創作投稿サイト(AO3、fanfic.netなど)で"Hetalia"と検索してみるといいと思います。検索避けなしの国名表記でNSFW(日本でいう18禁を含む)作品がゴロゴロ転がっていますよ。
大半が日本語よりもはるかに話者が多く、かつ外国人が理解しやすい英語で書かれた作品ですが、今のところそちらの二次創作が発端で問題が起きた事実はありません。
二次創作検索避けの是非についてはヘタリア1ジャンルのみで語れる問題ではないので表明しませんが、そういう事実があるということを認識しておいて損はないと思います。
ねえ。国際問題、起こりませんよ。
少なくともそれを理由にジャンル警察活動するのはまるっきりナンセンスです。
「今まで国際問題にならなかったのはAPHマナーを守ってきたから」
本当に?
ヘタリアという作品の「有害性」は市民団体にさえ目を付けられない程度のものだと、いい加減思い当たってもいい時期だと思います。
社会はヘタリアを見逃しているのではなく、ヘタリアを問題視しないのです。
それと、これは今回の件で見かけてビックリしたんですが、「人名表記は検索避けのために作られたもの」「日丸屋秀和氏が検索避けを推奨している」というソースは現在どこにもありません(あったら教えてください)。
人名はなんですか?と質問したファンには「検索避けに使いたい」という意図があったのかもしれませんが、公式にそう表明されたわけではないです。
国際卓球連盟(ITTF)は昔っから自らの競技の「政治利用」にわりと積極的な組織だ。
国際問題の調停を、競技を通して、かなり踏み込んだ立場でやろうとするとこがある。
ITTFは第一次大戦後、国際的融和ムードが支配的だった1920年代半ばに創設された。
初代会長はコスモポリタン的人物で、「スポーツを通して国の垣根を無くしたい」と公言。
40年以上にわたって在職し、組織の基底的な思想を決定づけた。
たとえば創設以来、世界選手権においては長年にわたって、表彰台での国旗掲揚・国歌演奏は行わないものとされていた
「紳士淑女の友好的遊戯」という競技的ルーツへの自負もまた、融和を尊ぶ姿勢を醸成した。
対日感情の極めて悪かった第二次大戦直後の1949年、いまだ占領下にあった日本の再加盟を、
国際競技団体としていち早く認めている。
「スポーツを通じて世界をつなぐ」積極的行動モデルとして結実させようとしたのが3代目会長の荻村伊智朗。
会長在任中は、91年世界大会に最初の統一コリアチームを実現させた他、
地球ユース選手権にてイスラエル・パレスチナ両国のジュニア選手に共同で宣誓させる等々、
末期がんによる死の一週間前にあってなお、病身を起こして会場に駆けつけた。
その後も国際的緊張の当事者同士を共に組ませて国際親善大会をしたりと言ったことを継続的にやっている。
またたとえ、国際的承認を十分に得られていない地域の協会であっても、
火中の栗を拾うことをあんま恐れない。
たとえばWikipediaの『コソボの国際競技連盟への加盟』の項を見れば、
2011年に当時の会長も「ピンポン外交は次の時代へ入った」とコメントしたように、
「競技の政治利用」すなわち「外交的融和を目指して自らの競技を積極的に活用してく」ことは、
ITTFにとっては継承されたレガシー、自覚的ミッションのおもむきすらある。
そこら辺を踏まえた上で、例の件について言うと、
まず先だって出された板門店宣言にスポーツの合同チームの結成が盛り込まれていた、という背景があり、
競技団体として、こういった特例を認めた場合の今後への弊害を考えることになるんだろうけど、
現実問題、ここまでの歴史的条件が揃って、大会開催期間とタイムリーに重なるということはそうそうあることではない。
前例化したとしてもそれを以ってなし崩しにはなりにくいと思われる。
そしてコソボ承認の件もそうだが、国際問題に先陣切ってコミットすることを恐れない連盟の体質。
むしろ今後に続くであろう統一チームの流れに先鞭をつける機会を、
わざわざこのような特例措置を用いてまで自分たちが最速で提供することに、
使命感とか陶酔とか覚えててもおかしくない。いやまあ偏見だけど。
選手たち当事者には、やっぱりアンフェアじゃないの、という権利は正当にあると思う。
しかし現時点で報じられる限りでは女子日本代表に動揺はないという。
日本卓球協会側も「スポーツを通した世界平和を目指している」「歓迎したい」とか受容的コメント。
本音は、とか言い出したらキリはないが、卓球界に長年育まれてきた感覚ではこんなものかもしれない。
卓球界では過去に複数回、統一コリアチームが結成された前例があり、心理的に受容の土壌もある。
それに実際、日本女子の実力から言えばことさら動揺する必要もない。
んなこと言ってると91年大会の中国みたいに足元すくわれるけどな!
今回の合同劇が卓球界の受け継いできた流れのひとつの結実だとするなら、
荻村の母国である日本が真向からそれを受けて立つのも、ある種の本望、度量の見せどころ--なんて言うのは