はてなキーワード: 国際問題とは
こんなコロナのさなかに海外移住なんか考えてる人がいるかは知らないが、ニュージーランドを今選ぶのはやめておけ。
幸福度ランキングとかで上位に来るこの国で何が起きているかを書く。
今年の9月に選挙がある。この結果でニュージーランドファーストという政党が連立与党に入ったら今後数年はこの国に移住できないと思ったほうがいい。
前回の選挙からは3年が経っていて、すでに移民政策は絶望的な状況になっている。誰も何も言わないが、俺はニュージーランドファーストのせいだと思っている。
まずこの政党はガチガチのアンチ移民政党だ。移民を入れないと国が滅ぶといわれても多分国が滅ぶ方を平気で選ぶだろう。そのくらいのアンチだ。というか、移民は絞るだけしぼって捨てりゃいいとしか見てないかもしれない。
この政党は普段は議席数もそんなにない泡沫政党だったが、前回の選挙で連立与党成立のためのとてつもなく重要な議席数を手に入れた。
今の政権はニュージーランドファーストの機嫌を損ねれば秒で終わるくらいの議席数になっている。
今の政権でこの政党の党首は副総理になっている。労働党と長いことともに戦っているグリーンを差し置いてこれだけのパワーを与えたのだ。どれだけのバーター取引に応じたかは想像できると思う。
若き女性首相ジャシンダアーダーンが産休をとっている間、首相代行をしたのがこの副総理、ウィンストンピーターズだ。2018年6月から8月の間に彼が何をしたのかは調べていないが何かしらしたことは想像に固くない。
さて、2018年12月から永住権の処理があからさまなレベルで遅延するようになった。政府は遅延と言っているが、実態は放置だ。このあたりから何もしていない。何千ドルもの申請費用をとっておいて放置するんだから詐欺と言ってもいいかも知れない。
これだけならニュージーランドファーストのせいとは言い切れないが、この政党は現在移民政策を狙っている。
先日移民大臣イアンギャロウェイが浮気でクビになった。このあとのインタビューで、副総理が移民政策に口出ししたことがほのめかされている。
いまニュージーランドでは永住権を取ると親を呼び寄せられるようになっているが、片方の親を呼ぶには年収10万ドル、両方呼ぶには15万ドル必要になっている。
このあまりにナンセンスな数字について、ニュージーランドファーストの党首が口を出したと言っている。移民大臣はいくらなんでもありえないといったが押し切られたようだ。
いまニュージーランドの永住権も年収10万ドルを超えている人はとっととビザが発給されている。超えていない人はひたすら待たされている。これが国際問題にならないのも驚きだ。内政干渉かな。ならないか。
ニュージーランドファーストが次に与党に入ったとした場合、さらなる譲歩を求めると言っている。この政党は今の首相がいる労働党に、お前ら何一つ譲歩してないだろと堂々と言っている。そして移民政策をよこせ、と言っている。
大事なことだからもう一度いうが、ニュージーランドの移民政策はいま凄まじい危機に直面している。
もし次の選挙で万が一ニュージーランドファーストが与党に入り、移民大臣を出したらこの国に来るのはやめておけ。仮に永住権が取れてもろくなことにならない。
ニュージーランドは経済を移民にガッツリと依存している。移民がなければ商売は成り立たない国だ。そんな国が移民廃除の方向に動き出したらどうなる?経済は間違いなく傾く。金持ちばかり入ってきたらインフレが加速して貧富の差が広がる。この国の貧富の差はすでにかなりのレベルだ。そうなればおそらく治安も悪くなる。
そしてニュージーランドファーストの狡猾な点は、この貧富の差を移民のせいにしているところだ。この政党の支持層は地方のうだつの上がらない人々だ。
ニュージーランドは都市部は富んでいるが地方は結構ヒイヒイ言っている。北の方は毎年ひどい洪水に悩まされている。そんな彼らになんと言っているか。政策を見ればだいたいわかる。
あなた方が苦しんでいるのは政府が移民政策を推し進めたからだ、本来はあなたがたの教育やトレーニングに使われるべき税金を移民を呼ぶことに使っている、そんなのは許されない
そう言っているのだ。
要はポピュリズム政党だ。彼らは常に外国人を排斥しないと国民が苦しくなる、と言い続けている。そしてそんな彼らを支持する層もそれなりにいる。支持者たちはもしニュージーランドが外国人を排斥したらどうなるかわかっていない。
ニュージーランドファーストの言う外国人のせいであなた方は苦しめられている、を素朴に信じている。
この政党が移民政策の舵取りを手に入れた場合、ニュージーランドへの移住に関するコストは跳ね上がる。時間も金もだ。不可能になると言ってもいいだろう。
だから言うが、もしニュージーランドを移住先の一つに考えているなら、今度の選挙の結果をまて。ニュージーランドファーストが与党に入れば、パワーを手に入れたら間違いなく金が無駄になる。
まず、支持基盤は日本で言うヘイトスピーチとかしちゃう人々だ。深く考えずに外国人のせいで俺らの生活が苦しくなっているとか言っちゃうような人々だ。
なのでこの政党が移民に意地悪したらしただけ支持はより強くなる。支持者たちがそのせいで貧困にあえいでもどうでも良い。外国人をもっと追い出さねば、と思うだけだろう。しらんけど。
それよりも重要なのは、永住権を申請している人々はワークビザを持っている人たちで、そんな彼らには選挙権がない。つまり、ワークビザホルダーをどう扱ってどう思われようが選挙には何一つ影響しない。困るのは人材が安定しなくなる企業だが、自国民を雇わないからだと言われて終わりだ。逆にワークビザホルダーに永住権出し始めたらこの政党は終わるかもしれない。つられて労働党も終わるかもしれない。
長くなったのでまとめる。
いまのNZ政府、与党にニュージーランドファーストがいる。この政党はガチガチのアンチ移民政党で、現在移民政策を狙っている。
いまのNZ政府におけるこの政党の立ち位置は副首相で、アーダーンが産休を撮っていた間は党首のウィンストンピーターズが首相代行をしていた。
来月行われる総選挙の結果次第では本当に移民政策を手に入れる可能性があり、もしそうなれば一部の金持ちや高収入の人しか永住権は取れなくなり、今後NZの外国人労働者は数年で切れるワークビザホルダーばかりになるので人材供給は凄まじいレベルで不安定になる。国内で頑張る企業ほど割を食うようになる。
仮にニュージーランドファーストがなんの力も持たないレベルまで議席数を減らしたとしても、すでに起きているビザプロセスの放置から正常な状態に戻るまでは年単位でかかるだろうから、多少マシかもしれないが、人材はやはり供給不安定になる。結局不景気になる。
行政は毎年最低賃金を上げるのでインフレ傾向は終わることはない。貧富の差の開くスピードは加速する。
*****追記
なんか妙にブクマとかされてて驚いた。いくつかコメントをもらったので追記という形で答えておこう。
まず、この記事には伝聞や自分の考えが多い。そこは全くの同意だ。次に、勢いで変なこと書いてある部分もある。突っ込んでくれた人ありがとう。もっと冷静に文章をかけるようになるよ。
事実なのは、現在の連立与党でニュージーランドファーストがかなりの発言力を持つ地位にいる、という点。現在のNZ与党はレイバー、グリーン、ニュージーランドファーストで構成されており、レイバーとグリーンだけでは過半数が取れない。与党でいるためにはNZFが必要不可欠だ。NZFにしてみれば野党側のナショナル、ACT側に行っても別に構わない。あちらも過半数を取れていない。どっちに転んでもNZFは得しかしない。
次に、この政党は凄まじいレベルのアンチ移民政党であり堂々と移民政策をよこせ、と言っている点だ。
3つ目、この政党は現在の世論調査では支持率2%とかなり低くこの通りに選挙が終わればニュージーランドファーストが連立与党に居座ることはできないだろう。ただ、こちらでは誰一人安心していない。ドナルド・トランプの例を見ればわかるだろ?本当に投票をやってみたらNZFがむしろ議席を伸ばすことだってあり得る。
ビザの話だ。外国の就労許可(ワークビザ)や永住権を取得するときもこれらに応じたビザを取得する。ただ、観光ビザや学生ビザみたいな気楽さはないので、軽く説明をしておく。ちなみに、大学に入る学生ビザやワーキングホリデーにも就労許可はあるが制約はかなり厳しい。学生ビザをもらって仕事を手に入れて学校をサボれば国外追放、ワーホリなら例えば半年以上同一雇用主のもとで働いてはならないとか決まっている。
まず、ワークビザは、大雑把に考えて2種類あると思ってほしい。一つはこちらの学校を卒業することでもらえるもの(もらうまでに数万ドルの学費と現地で1年以上の生活をする必要がある)、そして雇用者が移民局に申請して認められたら取れるワークビザだ。前者は永住権に続かなくていいなら別にどんな仕事についても構わないが、後者については移民局は基本的には「自国民を雇え」で終わる。雇用者にとっても負担が大きいのでやりたがる雇用者は聞いたことがない。
次に永住権だ。永住権はワークビザよりも基準が厳しい。そういえば永住権ではなく居住権と言ったほうが良いかもしれないが永住権と言っておく。永住権は「申請するための申請」というステップがある。移民局に学歴、職歴、現在の職、英語力などなどを証拠付きで提出し、それが認められると「永住権の申請を許可する」ということで申請書が送付される。これで申請ができる。名目上は「ぜひあなたに来ていただきたいので永住権を申請して下さい」が正しい。
申請ができた後しばらく待つと移民局の職員が実際に割り当てられてインタビューなどを受けてこれが通れば永住権になる。職業についても「この職業なら認める」というリストが常に公開されているし、収入もその業界の平均を超えていないといけない。要は「NZ人の平均をかなり超えた人材」でないと永住権は申請できないということだ。ちなみに金持ちが取る永住権はこれとは別にあるが数億円必要になる。
最後に「NZ現地の人たちを職から追い出してでもほしいのか」という反応についてだが、答えから言うと「追い出してでもほしい」だ。当たり前だろ?その編織り込み済みでやってるんだ。ただ、NZでは雇用者の権利がかなり厳しく守られているので、今雇っている人がいるならそいつを首にしてあなたを雇うというのは基本的にできない。トライアル中の人をすげ替えるのはできる。ただこの辺にはNZのというか移民国家の暗部はあるので機会があれば書いても良い。
『ニュージーランドは経済を移民にガッツリと依存している。移民がなければ商売は成り立たない国だ。そんな国が移民廃除の方向に動き出したらどうなる?経済は間違いなく傾く。金持ちばかり入ってきたらインフレが加速して貧富の差が広がる。』
ここについてだが、まず、金持ちを入れたからインフレになるかと言うと別にそんなことはないね。変なこと書いてごめん。インフレは政府が主導で行っている。毎年最低賃金を上げて、業者はそれを価格に普通に反映する。営業努力で価格据え置きとかやっていない。最低賃金が上がれば他の賃金も上げざるを得ない。
経済を移民に依存している、というのは、要はこの国は人がそもそも足りていない。最近やっと500万人を超えた国だ。出生率もあまり高くない。年間2万人ちょいかな生まれてるのは。人口は増えてはいるが、経済の成長速度に対して足りておらず、移民をぶっこむことで労働力をブーストし、それで経済をぶん回していると言うのが俺から見えるNZ経済だ。
ところで、「むしろ今移民したほうが良いんじゃない?」というコメントが一番印象に残ったので俺の考えを書いておく。
今移民するのは得策ではない、というのが俺の答えだ。
移住のよくあるコースは留学してワークビザもらって就職して永住権なんだが、まず留学、NZへの渡航費は今めちゃくちゃ高い。この時点で諦める人もいるだろう。そして学生が集まらないので、開講見合わせなんて言う学校も出てきている。今のコロナの状況で入国できるかすら怪しい。
次に、卒業してもらえるワークビザの期限は基本1年だ(学位や学校の所在地で最大3年)なので、ワークビザが期限切れになる前に永住権がとれるかというと望みは薄い。多分今だと2-3年かかるだろう。ワークビザは期限を延長することは可能だが、それも雇用者がめんどくさがったらもうおしまいだ。
逆に、年収が10万ドル(具体的な数字は違うが)を超える仕事をとれるなら狙ってもいいだろうが、これは平均収入の2倍という数字だ。これだけの年収を労働者として得ている人がNZで全体の何%か、以下のページを見りゃだいたいわかる、ほとんどいない、だ。
https://www.ird.govt.nz/about-us/tax-statistics/revenue-refunds/wage-salary-distributions
「子供を産んでこそ一人前」
ということじゃないでしょうか。
でも親になってみないと大人になれない人が多い。
自分の主義主張だけを通して自分のことだけを考えて自分だけ幸せに生きようとする。
子供を産んでから「この子が生きる未来の日本はどうなっているのだろう」と初めて考えました。
アホなりに自分が死んだ後の将来のことを本気で考えました。
私は日本が人口が減って消えてしまってもそういうものだと思っています。
ただ、最後の一人まで幸せでいるために先人が何かを考えるのは必然だと思います。
私たちが先人の恩恵(発展した文化や便利な道具、法律や仕組み)をもう受けているからです。
老人が占拠して、老人のための政治になっているのをどう若返らせるかとか
海外の人に気持ちよく日本で働いてもらうためにどうしたらいいかとか
負の遺産をどうするかとか
子供がいないひとこそ考えてほしい。
行動するのは大変なことですから、まず考えてほしい。
「将来大人になって自分を支えてくれる人たちのことを思ってほしい」
ということです。
そして何か子供達のために行動してもらえれば嬉しいです。
他サイト(ニコニコpixivetc)だと検索避けできててもTwitterだと拾う検索避けしてることに気づいてない奴らが多すぎる
そういう奴がヒステリックに「APHはデリケート()なジャンルなので検索避け推奨()です!><」とか言ってたりするともう地獄
つーかいつまで加害者ヅラしてんのかなこの界隈は、黎明期はともかく最早数ある擬人化ジャンルの一つにしか過ぎないのに自分らで加害妄想しては先回りの取り越し苦労してさ
人名表記推奨も割と意味わからん文化だよ 作者が積極的に使ってるわけでもない、Web漫画にも単行本にも載ってない情報を普通に強要する
「そりゃ新規はわかんないの当たり前だから都度教えていけばいい」とかそれが検索の都合だけだってんなら教えなくていいよ馬鹿馬鹿しい公式がみーんな国名でガシガシ情報発信してるところを 少なくともライト層にはまるでいらねえ知識なんだよ こういうのもあるよぐらいでいい
腐向けは検索避けすべき、は別にヘタリアだけじゃなくて二次創作BL全般の問題として考えろ 個人的にはツイッターで情報収集する奴のことなんて考えずR-18だけ配慮すりゃいいんじゃねと思うけどまあこれは完全に個人の考え
要約すると経緯も現状も分からずなんとなく義務感で言われたまま検索避けしてるならやめていいんだよ 腐向けとかじゃない妄想ならなおさら
北極を日本の領土とするためオリンピック選手兵団の投入が決定されたのは、開催まで半年に迫った頃だった。
その頃に東京を出発した令和誠意大将軍はロシアから北方領土を奪還し終え国際問題の真っ只中にあった。
帝都元年、IOCが日本をオリンピック開催不可能国家として永久追放したその日、都知事独裁国家TOKYOは日本からの独立を宣言し、TOKYOオリンピック開催へ向けて動き出していた。
世界非武装宣言によりあらゆる火器の所持が禁止されたこの時代に、鍛え上げたアスリートの屈強な肉体を止められるものなど誰もいない、私達はそう思っていたし、実際、帝都新聞は大本営発表とも見まごうほどの戦果を日々伝えてきた。
だがそこには一つの見落としがあった。
その日、北極は黒夜だった。
氷の世界を無数の聖火型LED携帯進軍灯具が照らす中、本当の闇が突然、訪れた。
EMPだ。
あらゆる兵器が禁止されたこの時代に、ただ一つEMPの使用が許可される存在、ブラインドサッカー。
機械の目という不平等をスタジアムから消し去り本当の闇を生むためだけに用意された舞台装置、それが氷と闇に閉ざされた時間を作り出す。
その一瞬をつき、彼らは現れた。
のちの聖ロンギヌス選手騎士団の前身、国際パラリンピック選手兵団である。
闇の中では誰も彼らに敵わない。
『名探偵コナン』に登場する、安室透、赤井秀一。私も含めて、安室と赤井はいつもケンカしているようなイメージを持つ人が多いのではないか?たまに「この2人なんで揉めてるの?」という声を聞くこともあるし、実際2人(とスコッチ)の関係性について整理しきれていない人もいるだろう。
そこで今回は、スコッチの真相と安室・赤井の確執について整理・考察をしてみた。
ちょっと検索してみれば分かるのだが、「安室と赤井の因縁について」のような考察は正直かなりの数が書かれているが、今回は、“自分なりに”スコッチの真相と安室・赤井の確執について整理・考察をしてみた。
(一部を除き原作に描写はないが、起きたであろう出来事も含む)
↓
【スコッチ】
持ち物:スマートフォン
・バーボンにメールを送る(「悪い降谷…奴らに俺が公安だとバレた…逃げ場はもう…あの世にしかないようだ…じゃあな、零(ゼロ)…」)
・逃げる?
【バーボン】
持ち物:スマートフォン
【ライ】
持ち物:拳銃
↓
【スコッチ、ライ】揉み合いになる?
↓
【ライ】 拳銃を抜き取られる
↓
【ライ】 自分を撃たないよう説得しようとする(「俺を撃つ前に話を聞いてみる気はないか?」)
【スコッチ】銃口を自分の胸に向ける(「拳銃はお前を撃つために抜いたんじゃない…こうする…為だ!!」)
↓
【ライ】 リボルバーのシリンダーを掴み、自殺を止めるよう説得。「俺はFBIから潜入している赤井秀一…お前と同じ奴らに噛み付こうとしている犬だ…。さぁ、わかったら拳銃を離して俺の話を聞け…お前1人逃がすくらい造作もないのだから…」
【スコッチ】返事はするものの、この時点で拳銃から手を離していない
↓
↓
↓
【ライ】 スコッチの胸ポケットで心臓ごと打ち抜かれたスマートフォンを発見(「なるほど…拳銃を奪ったのは…コレ(=スマートフォン)を壊すためだったのか…」)
↓
【ライ】 振り返り、一言言い放つ。「裏切りには…制裁をもって答える…だったよな?」
【バーボン】スコッチの遺体に駆け寄る(「しっかりしろスコッチ!!スコッチ!?」)
【ライ】
スコッチは拳銃で自決。ライが拳銃を渡し、自決を強要した。そしてライは周りに「自分が殺した」と嘘をついている。
「アイツに自分の拳銃を渡し…そうさせたのは赤井秀一…あれ程の男なら自決させない道をいくらでも選択出来ただろうに…」
・誰が悪いかと聞かれれば3人全員に落ち度があると答える
・しかし、ごくまれに見かける「ライのミスを一切認めない(無視した)考察」には異議を唱えたい
・「現在、安室と赤井が共闘できないのは安室の憎しみのせい」という主張にも異議を唱えたい
・「赤井は優しいからスコッチの件について黙っているんだ」という主張にも異議を唱えたい
以上だ。ここから細かく書いていく。
もしスマートフォンの破壊に失敗していたら、芋づる式にバーボンにも危険が及ぶことは明白だ。最期のメールを解析され、誰に送ったのか調べられてしまえば降谷は本名、スコッチとの関係、本来の所属組織全てが分かってしまう。降谷だけでなく、兄・高明や伊達はじめ同期全員の危機も否定できない。潜入捜査官として、遺言めいたメールを仲間に送ることは推奨される行為ではない。
しかし、最期に親友に遺言を残したことを一体誰が責められるのだろうか。一人の人として考えてみて欲しい。
さらに考えてみると、スコッチは、メールを送れば幼馴染みで親友のバーボンが駆けつけてくることは予想できていたのではないだろうか。そうすれば現場の第一発見者はバーボンになる。壊れたスマートフォンを見て意図を理解してくれる可能性も高いし、現場をいくらでも都合の良いようにごまかすことができる。組織がどういう制度をとっているのか分からないが、ジンやラム、あの方、ベルモットなど比較的力のありそうなメンバーに「スコッチを殺したのはバーボンだ」と進言すれば、実績を評価してもらえるかもしれない。少なくともマイナスに働くことはないだろう。
スコッチは、これを狙っていたのではないか?未だ真実は語られないままだが、気になるところである…
明らかに動揺しているバーボンが現場に現われることは、「バーボン」にとってマイナスに働く可能性が非常に高い。スコッチと同じ、NOCの疑いを掛けられることもありえる。バーボンに降りかかる疑いによって捜査が打ち切りになってしまっては元も子もないと考えると、潜入捜査官として褒められた行為ではない。
こう見ると、捜査官としてのバーボンのミスは、「足音を立てたこと」ではなく「スコッチの自決現場に駆けつけたこと」なのではないだろうか。
しかし私は、人として、「親友の最期に駆けつけたことは間違いではない」とここに断言する。
エレーナ及び宮野家との思い出や、松田に学んだ爆弾解体のやり方、返せなかった伊達のメール、原作・映画・スピンオフそれぞれで少しずつ描写される降谷の友人(恩人)想いな一面を鑑みるに、スコッチのメールを受けてそこで動かないのは降谷というキャラクターではない。
スコッチ同様、親友のピンチに駆けつけたことを誰が責められるのだろうか。
(余談)
よく「スコッチ自決の原因」と言われる「バーボンの足音」について考えてみる。
私は、「バーボンの足音」は「ライが拳銃から手を離した原因」になっただけであって、「スコッチが死んだ原因」ではないと捉えている。果たして、「この音を聞いたら死ぬ」という足音を立てられる人がいるのだろうか?マンドレイクじゃあるまいし、足音じゃ人は死なないということを思い出して欲しい。
「バーボンが足音を立てなければスコッチは死ななかった」という意見もたまに見かけるが、バーボンだけ忍者の素質を求められているのだろうか?
ライがスコッチを助けに行ったことは、潜入捜査官としてあまり正しい行為だとは言えない。スコッチと話しているところを誰かに見られてしまえば、ライまでNOCの疑いをかけられる可能性があるからだ。ライはFBIの捜査を優先しなくてはならない。他国の捜査官のために自らの任務をおろそかにしてはいけないはずだ。
しかし、ライがスコッチを助けようとしたことは人として間違った行いなのだろうか。
2人の間にどれほどの交流があったのかは明かされていないが、ライはスコッチに対して「お前はここで死ぬべき男ではない」と評している。少なくとも実力や人格を認めているととれる発言だ。組織という巨大な敵に立ち向かうにはスコッチの力が必要だと考えていたのかもしれないし、個人的な信頼があったのかもしれない。やはりこれも作中で語られていないので分からないが、「他国の捜査官」という領域を侵してまで助けようと考えたのだから、スコッチのことをそれなりに信用していたのではないだろうか。そんな人物のために手を貸そうという考えを、やはり責めることはできない。
(余談)
ごくまれに、「ライは義務もないのに助けに行った。だから感謝されることはあっても憎まれる筋合いはない。」という言い分を見かけることがある。
しかし、「スコッチがNOCだった」という一報(仮定)を聞き、真っ先に現場にたどり着いた上自決を止めようとしている時点で「助ける義務はない(だから非はない)」とは言えない状況になっている。ものごとに介入した以上は当然責任が発生するのだ。
スコッチを助ける義務がないなら現場に行かなければ良かった話だが、当の赤井本人がお得意の「領域(エリア)」を振り切ってまでスコッチの自決に関わりにいっている以上、通用しない言い分である。
(余談)
「拳銃を奪われたこと」と「拳銃から手を離したこと」は確実にライのミスだ。拳銃を奪われ、一度は止めるも手を離すというライが犯した2つのミスを無視して語ることは出来ない。
バーボンもライも「どちらも悪く、どちらも悪くない」といえる状況だが、ライのミスが大きかったことは事実だ。「スコッチはバーボンの足音のせいで死んだ」等、ライの過失を無視してスコッチの自決について語ることには大きな違和感を覚える。
赤井は降谷の誤解をとく気がない
ライが自決現場でとっさに嘘をついたのは、スコッチの自決を利用するためだと思う。バーボンがNOCだと知らなければそれは自然な判断だ。もしかすると、「スコッチの死を無駄にするわけにはいかない」とさえ考えたかもしれない。
しかし、バーボンが公安からのNOCだと知った今もなお真実を隠していることは褒められる行為ではないと思う。そして、今も隠し続けている(真実を話す気が全くなさそう)のは何故なのか、私には皆目見当もつかない。赤井・降谷双方にとってのメリットが何も思いつかないからだ。
また、赤井が、日本からの潜入捜査官(スコッチ)の存在を知っていてFBIのチームメイトに報告していないことは、FBI側の捜査の妨げになっている。さらに、拳銃を奪われたことに関する報告も怠っているので、
現状「スコッチに関する一連の出来事」について赤井が口をつぐんでいることは、赤井が意図的に自分のミスを隠しているように捉えられてもおかしくない。
(余談)
赤井は、スコッチの件を「優しいから」「安室が傷つくと思って」隠しているわけではないと思う。父親の真相を知りたくてFBI入りしている赤井が「真実が見えないこと」の苦しみを知らないわけがないからだ。本当に「優しい」なら事実を全て話すか、今は話せないのだとしてもせめて話そうとする素振りくらいは見せるのではないだろうか。
「安室が傷つくと思って」に関しては、そもそもこの主張にやや違和感を覚える。
真実を話したら安室が傷つく→「“真実”の中に安室が傷つくような出来事が含まれている」と赤井が認識している→「足音のくだりを聞いたら安室は傷つくだろうな」と“赤井が”考えている
つまり、この主張は「『安室の足音のせいでスコッチが死んだ(だから真実を聞いたら安室が苦しむだろうな)』と赤井が考えている」と言っているも同然だ。
「赤井秀一」は、自分の落ち度を棚上げして他人になすりつけるキャラクターなのだろうか?私は疑問に思う。
降谷は、赤井が嘘をついていることに気付いている
赤井たちFBIには違法捜査の事実があるので、「安室がスコッチ自決までの課程を知る=安室透と赤井秀一の和解・共闘」という図式は本来なら成り立たないはずだ(漫画の都合で最終的に共闘することになるとは思うので、濁した書き方をしておく)。
もし、安室が親友の死の真相を教えてもらうことで、FBIによる数々の違法捜査をチャラにすることがあったとしたら、その行動こそ「私情」であり「狩るべき相手を見誤」っていることになるだろう。
(FBIの違法捜査については「名探偵コナン・赤井秀一に関する考察」に簡単にまとまっているので読んでみて欲しい。私はこの考察に影響されて筆を執った。)
↓ちゃんと表示できているか心配だ…。もしできていなかったら増田の中を探してみて欲しい。
そもそも赤井と安室が「共闘できない・しない」のは2人の因縁が原因なのではなく、(日本側がFBIに協力を要請する必要性が見受けられない以上)FBIが日本側に協力を申し出ないせいなので、「対黒の組織における共闘」と「スコッチに関する一連の出来事」は全くの別問題だと考えるべきだ。
さらに、ライはスコッチの死を利用して昇っていったが、NOCだと露見し早々に離脱した。しかも特に情報は得られていない様子(「ジンと仕事する」という報告をFBIに入れているが、結局会えていない。ラムのことも知らない様子。)なので、降谷の怒りも納得できる。
もし、スコッチがライ(FBI)の手を取っていたら、今のキールのような扱いを受ける可能性が高い(キールの現状についても、前述の増田を読んで欲しい)。
キールの扱いとまではいかなくても、保護する代わりに情報提供を求められてもおかしくない。FBIの立場から考えると、他国の捜査官をわざわざ保護するのだから見返りを求めて当然だ。「公安には情報を流さず、FBIだけに提供しろ。さもなくば赤井に手土産として持たせて組織に送り返すぞ。」という条件がつく可能性だってある。
搾り取るだけ搾り取った後、日本に対して「あなたの国のスパイがいました。これ、どう落とし前付けてくれるんですかね?」なんて言って外交カードに使われることだってあるかもしれない。親友の降谷だって当然危ない。
ライがの身分を信じられなかったという可能性もある。今まで組織のメンバーだと思っていた人間が突然「お前と同じで俺もスパイなんだ」と言ってきても、素直に信じる人はいないだろう。油断して口を滑らせる作戦かもしれない。むしろ疑ってかかるべきだ。
実際あのビルでは、「ライと協力して足音の主を迎え撃つ」という選択肢もあったが、スコッチはそれをしなかった。優秀な捜査官らしく、ライを疑うことにしたのかもしれない。もしくは、申し出を信じた上でFBIに保護されることを拒んだとも考えられる。
もしくは、「目の前のライを殺して足音の主も制圧する=とにかく逃げる」という選択肢も思いつく。これについては、ライが身分を明かしたことによって、結果としてスコッチを脅すことになっている。
スコッチはライ=FBIだと聞いてしまった。それが嘘なのか本当なのかを見極める方法も余裕もあのビルの屋上にはなかった。
もし身分が嘘で、ライは組織の人間なのだとしたら、「ライと足音の主を両方制圧する」は特に問題のない選択だ。
しかし、上述の通り「スコッチは『ライ=FBI』の可能性を考えてしまった」。真実だと確信する方法はないが、フェイクだと確信する方法もない。スコッチはこう考えた可能性もある。
「ライがFBIだと知っていて、ここで危害を加えたら国際問題になるかもしれない」
もしこの場に録音機器や盗聴機器が回っていて、「ライがスコッチに身分を明かした」という事実が誰かに知られていたら?
この場を上手く切り抜けても、後から「日本の諸伏捜査官は、赤井捜査官がFBIの人間だと知っていて手に掛けた」なんて抗議が来たら?
…ということを素人の私でも思いつくのだから、もちろんスコッチも考えたはずだ。
自分の命と引き替えに、今まで身を削って手に入れた情報を他国に流すのか…?自分の存在が日本の不利益になるかもしれない…。兄や親友に危険が及ぶかもしれない…。自分が原因で他国に弱みを握られたら…?
スコッチの自決によって守られたのは家族や友人だけではなかった。スコッチ自らが日本にとっての「危険なカード」になってしまうことも防いだのだ。
日韓の問題は政治的なしこりが大きくて感情的な議論になりがちだ。そこで他の国でもし政治的な意味合いを付加された像が建てられたら、どういう反応が起きるだろうかという思考実験をしてみるのはどうだろうか?
•中国大使館前にチベット/ウイグルの政治犯として犠牲になった人の像を置く
•ロシア大使館前にウクライナ人がホロドモールの犠牲者の像を置く
•ドイツ大使館にユダヤ人がアンネフランクを模した少女像を置く
…どのケースも普通にアウトに思える。どの国も普通に大使召還くらいの対抗措置は取りそうだし、像を置いた外国人との間で流血沙汰になってもおかしくないように思う。
さて、これらの例はここ100年くらいの出来事だから生々しいのだろうか?数百年、数千年単位の歴史をさかのぼるとどうだろうか?
•モンゴル大使館前に日本人が元寇で亡くなった壱岐/対馬の人の慰霊碑を建てる
•スペイン大使館前にペルー人がインカ帝国征服の犠牲者慰霊碑を建てる
•イタリア大使館前にフランス人がカエサルのガリア征服の犠牲者の慰霊碑を建てる
•ギリシャ大使館前にイラン人がアレクサンドロス大王の遠征の犠牲者の慰霊碑を建てる
…書いてる途中で馬鹿馬鹿しくなってきたが、完全に過去の歴史になったものですら国際問題になりうる事に気づく。例えるなら学生の頃の恥ずかしい写真を会社のデスクに貼り付けるような挑発行為とでも言うか。
実際、例に出したモンゴルでもコロコロコミックのチンギスハーンの件で炎上事件起こってるくらいだし、下手すりゃ国交断絶くらい行きかねないと思ったり。
こうして考えると大多数の日本人は相当我慢強い対応を取ってるように思う。思考実験で他国の例を考えると、歴史上の痛ましい出来事であってもむやみやたらに正義の棍棒として振り回すのは限りなくヘイトに近い行為のように思えるのだが、みなさんはどう感じるだろうか?
なんで人権活動に目覚めた人って、頭がおかしくなっちゃうんですか?
私だってそれなりに善良でいたいし、差別は良くないと思っていますが…
それが、いわゆるヤバい活動家や団体とか、常に毒吐いてたり、憎悪丸出しの人の意見のリツイートばっかりになって
本人のツイートも段々それに似てきて…
みんなみんな、伝染するように怒りを撒き散らして何かを批判してて、でも端から見るとそれも、片寄ってて偏見だらけで
特定の何かを貶めたいだけってかんじで
あー自分の不満や不快を、もっともらしい理屈つけて正義みたいに言ってるだけだなー、全然平和とか理解とかと遠いなーってのばっかりで
こんな人じゃなかったのになぁ
SNSのせいなのかな、悪意が伝染してく、
なんだか悲しくなってしまったよ…