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2024-02-01

anond:20240126002550

シス男性として働き、結婚社会でのポジションも得たあと、やっぱり。。。とカミングアウトしたMtFたちを否定するなんて、トランスヘイターですね。

メディアでたくさんそういうM2Fは取り上げられていますよ?

2024-01-22

ゲイからみるペドフィリアを殺せ問題

最初に明記しておくが、これは個人の感想である

私自身は性犯罪絶対に許さない。

特にそれが子供という身体思想もおぼつかない相手対象にしたものに対しては一等嫌悪感がある。

けれど、昨今のそういう嗜好や性癖を持っているだけの人を殺せという論調を聞いていると何とも言えない焦燥感がある。

私は今年35歳になる男で同性愛者だ。

今でこそボーイズラブやLGBTQなどという横文字が広がって多少はスルーされることが多くなったかもしれないが、それでも自分同性愛者ということをゲイコミュニティ以外で一切カミングアウトしていない。

それはゲイであるというカミングアウトだけで強烈な迫害がある人生を引いてしまたからだ。

私は男性しか好意を持てないし、性的な興奮ができない。

かといって同意なしに男性を襲うなど言語道断であり、どれだけおだてられても自分が襲われる立場になったらと思うとゾッとする。

しかしそれは世界で大多数を占める異性愛者でも同じことだろう。

異性愛者だろうが同性愛者だろうが、同意なしにセックスをすればそれはただの犯罪だ。(中には金銭目的美人局もあるだろうがそれはまた別の話)

ではペドフィリアはどうだろう。

もちろん、自分欲求のためだけに幼児を襲ったり、そうでなくても追いかけたり盗撮したりは非人間のすることだ。

万が一相手同意が取れたところで、未成年同意大人同意と同じ効力はないし、真に受ける人間社会性を失った猿だと思う。

ではただ黙々とそういったコミュニティに属して空想を繰り広げているペドフィリアはどうなのだろう。

彼らを気持ち悪いと思うのは自由だ。

正直、私も気持ち悪いし怖いと思う。

しかし、「ペドフィリア」という看板を掲げたコミュニティをわざわざ覗いて「こういう思想を持っ人間危険から排除すべきだ」と晒し上げるのは少し横暴だと感じてしまう。

百歩譲って、覗いて気持ち悪いと投げかけるまでは個人の感想だと思う。

ただ「そういった思想を持っている人間すべからく社会から排除すべきだ」とまで飛躍するのは、かつてのゲイコミュニティが受けていた差別と全く同じ構造ではないだろうか。

何も犯罪は犯していないのに、男が好きというだけで迫害される時代場所は確かにあった。

ゲイペドフィリアは違うという人もいるが、ゲイ個性ペドフィリア性癖からという理論は正直意味がない。

どちらもその対象物を性対象にしている時点で同じだし、それは異性愛者もそうだ。

自分の嗜好や指向を満たすために対象物があって、同意がとれないままセックスをすればそれは須く犯罪なのではないか

だったら異性愛者の恋バナや片思いけが合法になりうるのはおかしいのではないだろうか。

書いていて自分でも横暴な論調だとは思うが、内心の自由すら取り締まるというのなら、異性愛者の「あのアイドルとヤりたい」とペドフィリアの「子供セックスがしたい」も、そう思った時点で同じく犯罪になってしまう。


ただ「そういった思想がある時点で排除すべきだ」と主張する人の理由もわからなくもない。

だって世間一般、もしくは自分想像から大きく外れた思想を垂れ流している人物がいたら避けたいのは動物としての本能だろう。

ましてや子供を持つ親なんて、例え関係ない架空ペド話でも自分の子供への警鐘から排除したいと思うのは当然だ。

かつてのゲイに対するイメージもそうだ。

若い人には想像もつかないかもしれないが、私がまだ学生の頃はオカマやオネエキャラというピエロにとしてエンタメ昇華されたゲイ以外ほぼ許されなかった。

もっと上の世代ではそれこそ同士でのカミングアウトすら危険を伴い、還暦を過ぎ、妻を看取り、時代がゆるやかになった今やっと言えたという人も珍しくはない。

なんなら最後まで隠し通し、自分に向き合えなかった悔しさと、妻を愛したふりをしたまま騙してしまったという相手への罪悪感のまま天寿を全うした人もいたかもしれない。

少し話がそれる。

今まで友達のように接していた人間から「お前も性別だけで言えば範囲内だ」とカミングアウトされればたじろぐ人が多いと思う。

その気持ちはとてもよくわかる。

信頼の証としてカミングアウトすることはただの自己満足だ。

それはこちらがどれだけ「人間が好きだからといって全人類きじゃないのと一緒だ」と説明しても拭いきれない猜疑心だと思うし、ある意味当然であろう。

ぐるみから男根が生えたという女性記事を読んで、ああいうのが近い感覚なのかもしれないと思った。

自分が性対象範囲内に見られているかもしれないという疑いは、思ったより不快感があり気持ち悪いのだ。

私は長年友人だと思っていた異性愛者の女性から告白を受けたときにこの気持ちを味わった。

と同時に「なぜ彼女片思いは淡い失恋として美化されて、私はその気持ち悪さを口に出すことすら憚られるのだろう」という醜い嫉妬もした。

結局は恐怖心なのだと思う。

ぬいぐるみからペニスが生えていなくとも、全く関係のない遠くの人間から「ロン毛は全員性対象だ」と言われたら気持ち悪いと思うロングヘアの人間がいても何もおかしくない。

ゲイも、ペドフィリアも、その他のマジョリティも、例え世間一般常識であっても、人間自分想像する範疇から少しでも外れれば多少なりともすべて恐怖の対象なのだ

珍しいものを怖がるのは生き物としての本能だ。

では逆に内心の自由保護されたとして、どこまでが内心になるのだろう。

例えば自分脳内で思うことは完全な自由無罪だ。

そもそも第三者に確かめようのないことだし、確認のしようがない。

では同士で語り合ったりするのはどうだろう。

これはインターネットの発達と、そのインターネットに対するイメージの差が大きい部分もないだろうか。

私にとってインターネットは雑踏の中にある架空秘密基地であった。

恋愛相談がしたい」「ねこの話がしたい」「ただ眺めていたい」「死について語り合いたい」

たくさんある部屋の中から私は「ゲイ同士話してみたい」の部屋でずいぶんと救われた。

好きな人結婚して、友達のふりをして泣いた」と、ゲイとして言えるということは現実世界ではあり得なかったからだ。

といってもそれはインターネット内での話なので、それが実話だろうと証明する方法はないし、相手の慰めの言葉も嘘なのかもしれない。

しかしそれは確かめようがない。

逆にその空虚さが居心地の良さを生んでいた部分もあるだろう。

VIPからますたwwwで荒らされても「まぁインターネットだしな」と溜飲が下がる部分も多かったろう。

インターネットは気軽な逃げ場だったのだ。

かつての生き物苦手板を知っている人はどれだけいるだろうか。

面白半分で覗いて後悔するナンバーワンの宝庫であり、いわゆる動物虐待の話をメインにした場所だ。

勘違いされないように改めてここでも言っておくが、私は犯罪は許せないし動物虐待にも強い嫌悪感がある。

ここで写真つきで虐待実況をしたものは明らかな動物虐待だろう。

しかし、ただ猫や犬をいじめるのが好きだと語る場合果たして内心の自由になり得るのだろうか。

もちろん明らかな犯罪予告や一種誹謗中傷にあたるようなものダメだろう。

しかあくま架空妄想という共通認識の集まりで、「もし自由にしていい猫がいたら、こういう酷いことをしてみたい」と書き込んだ場合、それは内心の自由になるだろうか。

嫌なら見るな」の立て看板の先とはいえネットで全世界に見えるように書き込んだ時点で内心ではないので取り締まるべきか?

だったら「あのイケメンアイドルキスしたい」とか「あのキャラでヌイた」とかも内心の自由ではないセクハラとして取り締まるべきか?

そもそも架空妄想と銘打った時点で例え言語化されて出力されたものでも内心の自由ではないか

そうなってくると、第三者が取り締まるのはどこから基準になるのか?

それが個人単位気持ち悪いだった場合、明確な基準もなく個人感情で取り締まられるのではないか

こういったことをぐるぐると考えてしまう。

もっと正直に言えば、私は他のマイノリティペドフィリアなぞどうでもいい。

そもそも妄想のはけ口がないと発散できない時点で人間としてまずい部分は多かれ少なかれあるのでは?という偏見が私にはある。

かといって、それらの妄想が全てそのような危険なはけ口だとも思わない。

私はそれらの嗜好をただ持っているだけの普通の人への取り締まりが始まれば、いつかはそれがゲイコミュニティに回ってくるのではないかという自己中な懸念がある。

私はマイノリティが大ぴらに権利を主張するのにもあまり乗り気ではなく、それは一部の人団体がただ己の自尊心気持ちよくするために、平等ではなく、同情で弾圧優遇を叫ぶからだ。

理解はできないし気持ち悪いけど、別に何もしないなら普通に生きてなよ」という態度がどれだけ救われるか。

ペドフィリアが全員殺されたら、今度は自分が殺されるかもしれないという恐怖が私にはある。

内心の自由はどこまで許されるのだろうか。

Z李という人のペドに対する追い込み

実際に犯罪を犯しているペドに対する攻撃否定するつもりは微塵もないのだけれど、ペドフィリアは病気から治療可能という発言微妙すぎる。

別にペドフィリアを擁護したいわけでもなんでもないんだけど、「犯罪を犯していないペドフィリア」に犯罪者とか病気だとかいレッテルを貼るのは単純に差別なのでどうにかしてほしい。

まぁ、ペドフィリアが欲求を満たそうとすると犯罪につながる蓋然性が高いので、カミングアウトすると犯罪を犯していなくても犯罪者として扱われてしまう。それはやむなし。

だけど、犯罪を犯しているペドフィリアは、ただの犯罪者なのであって。犯罪者は犯罪であることをもって断罪されるべきで、ペドフィリアであることをもって断罪されてはならんのですよ。

森奈津子好きだったんだよなあ

子供の頃、漫画は読んでたけど、文章主体の本ではじめて読んだのは多分森奈津子お嬢様シリーズ

時代を先取りしすぎた悪役令嬢もの

主人公綾小路麗花は、古典的少女漫画を読んで、けなげで清廉な主人公よりも、きらびやかで意地悪で最後には潔く負けを認め「フッあたくしの負けよ」と言うような悪役令嬢に心惹かれて悪役令嬢をロールプレイしている

綾小路麗花はお金持ちのお嬢様なので、悪役令嬢の方が境遇が近くて感情移入して悪役プレイをしているが、根は育ちがよくお人好しなので悪役プレイにボロが出まくる

爽やかイケメン彼氏百合な従者やホモ男の娘が出てきてわいわいやる楽しい学園ラノベ

縦ロール萌えになってしまったのは綾小路花の影響が大きい

不登校になった時期があるため、不登校児が題材の「グースカ夢見る問題児」には救われた

不登校児たちが夜に眠ると、夢の世界架空学校に集められ、北海道沖縄など遠く離れたちに住む子供たちがその学校内で交流を持つという設定が、インターネット普及前の時代に斬新に思えた

今だったらSNSで他県の子とつながるのなんか簡単だが、あの時代雑誌文通相手募集するぐらいしか手段なかったんじゃないか

お嬢様シリーズレモン文庫という学研レーベルから出版されていたが、1996年レモン文庫は突如消滅

森奈津子お嬢様シリーズの連載構想がブツ切れになり、他に拾ってくれるラノベレーベルもなく「ラノベ界に棄てられた」と感じたという

ラノベに見切りをつけ、レズビアン寄りのバイセクシャルであることをカミングアウトし、百合小説執筆するようになった

東京セクシャルマイノリティ事情について語るエッセイなども発売

女性セックスについては語るがオナニーについては秘す。もっとオナニーについて語れ。私は女性オカズにできる本を書く」

官能小説を書き、また百合精神性重視のものが多い中で官能百合を書く

百合SFエロSFなどを手掛け、「SF定義についてうるさい奴がいるが、エロ本はチンコが勃てばエロ本なのであるSFチンコが勃てばそれはSFなのである」と主張

小説業界の中で森奈津子は「おもしれー女」として扱われ、ミステリ作家西澤保彦森奈津子主人公とするナツコシリーズを出した

百合ジャンルやTL小説はその後盛り上がっていくが、森奈津子はそのムーブメント中央はいられなかった

悪役令嬢ものが早すぎたように、ジャンル自体への需要はあってもいまいち世相と噛み合わず第一人者にはなれなかった

森奈津子男性結婚した

バイなのだから異性とも恋ができるのは当たり前なのだが、「ビアン寄りのバイ」としてのキャラ立ちは失った

「女が男と恋愛して男と結婚するなんか普通じゃん、所詮なんちゃってじゃん」という扱いになる

ビアンバイやノンセクとして活動していた女が普通結婚して、経済的安定を得て家庭の中に埋没して表舞台から消えていくのはよくあることだ

それは謗られるべきものではなく、幸せならいいことだ

だが結婚してしばらく、森奈津子の夫は重度身体障害者になってしまった

夫を介護し、夫を養わなければいけない立場になった

そんな身の上になった森奈津子からすれば、「若くて健康だけどセクマイから辛い」「セクマイにも安定した結婚生活を得る権利を」などと言っている、かつての仲間は甘えたクソガキにしか見えなくなったのだろう

かつてはセクマイの集まりの中で生きていたのに、「同性婚不要だ」と言い切り、その手の活動家を批判する側になった

その手の活動家の中に過激で頭がアレな奴がいることは確かではあるが、明らかに矛先は「一部の過激な奴」だけではなく穏健派にも向けられている

小説耽美なわしら」の中でノンセクを肯定的に描いていたのに、今や「異性婚しない独身おじさん」すら叩いている

普通に男と結婚した」ことでフェードアウトしていったかつての支持者への当てつけで、「普通結婚できない同性愛者・独身主義者非モテ」は敵になったのだ

そういう活動によって本を出したり団体活動したりで生計を立て森奈津子は夫との暮らしを送ることができている

あなた発言LGBT差別では?」と言われたら「いえ、私はLGBT当事者です」と森奈津子は答える

作者を嫌いになると作品自動的に嫌になって避けるタイプなのだが、それは作品の方もそれほど深く好きだったわけではないから起こる現象

森奈津子本人は今は明白に嫌いにはなっているが、作品を愛好していた時代のほうが長いので、お嬢様シリーズは今でも好きだ

レモン文庫崩壊前、作家として食っていけるようになり希望を持っていた頃の森奈津子は今の森奈津子とは別人のようだ

今の森奈津子の全てを否定するわけではなく、一理あると感じた発言もないではないが、がっかりすることの方が多いのでブロックしてなるべく見ない

だが最近新しく裁判やってるそうでスクショが流れてきて森奈津子を思い出す

ヘイト界隈って不寛容の極みであるように言われるけど、淫夢界隈と似たようなもんで「合言葉」を一緒に唱えさえすれば誰でも受け入れてくれるというある種の寛容さはある

反ヘイトの集まりなんてのはすぐ正しさを巡り喧嘩するけど、ヘイトの集まりはそうでもない

ラノベセクマイSFやら、あちこち排斥された者でも受け入れてくれる寛容で優しい人達のもとで居心地はいいのかもな

綾小路麗花は結局は優しいお人好しで、誰かと対立しても最終的には和解するいい子で、金網に風船が引っかかったとかで泣いてるガキがいたらエナメルの靴をガビガビにしてでも金網登って風船取ってやるんだよ

うそんなキャラ書けないよな

2024-01-21

anond:20240121123154

ふむ。

抑えきれないかどうかはともかく、『禁断の欲望』としてあくまで表に出してはいけない禁忌として扱うか、割とカジュアルカミングアウトしても気軽に処方を薦めらて済む世の中を目指すかは意見の分かれそうなところやね。

前者だとそもそも抑制剤処方まで辿り着く小児性愛者が少なくなりそう。

後者だと小児性愛志向を大っぴらに語ることへの弊害とかかな?

2024-01-20

彼女「実は私、"S"なんだ…」俺「えっ」

突然のカミングアウトに一番戸惑っているのは俺なんだよね

2024-01-17

anond:20240116201216

男女入れ替えるとキモい男のストーカー寸前なんだけど、若い女なら許されちゃうんだね。

少し前の増田を読んで苦い記憶が蘇った。自分は元の記事で言う『推し』の立場職場の後輩から好意を持たれていた。コロナ前の話だけど。

当時小さなIT企業に勤めていた私は、会社が初めて採用した新卒教育係に任命された。後輩は有名私大卒の男性文系からエンジニア採用だった。A男とする。無論即戦力と言う訳でもなく、当時まともな人材育成の仕組みもなかった弊社では私が業務の合間に指導を受け持っていた。

人を育てる余裕のない中小で、なぜ新卒しか文系を採るんだよ・・・と思ったがA男は根性があり勉強熱心ですごい勢いで成長した。教育係としては手がかからずありがたかった。なので特段目をかけたわけでもない。

さなコミュニティ特有人間関係の濃密さもあり、当時の会社では社員パートナー情報ほとんど共有されていた。誰は最近彼と別れ、誰は彼女ができたとか。出会い合コン相手はどこそこに務めている・・・など。なので私がしばらく彼がいなかったことも当然みんなに知られていた。

ある時から、A男と仲の良い同僚男性から飲み会に誘われることが増えた。メンバー職場の若手数名。それまで特に親しい仲でもなかったが呼ばれて都合がつけば行った。A男は酒もほとんど飲めないのに毎回必ず参加していた。飲み会では同僚男性からやたらと恋愛話題を振られた。最初はそういう話が好きな人なんだと流していたが、ふとした瞬間の目配せによって「あぁこれはA男のために聞いてるんだな」と悟った。

元増田でも『推し』は反応が薄くずっと彼はいらないスタンスだったと書いてあったが、私もその態度を貫いた。休日何してますかと言われても「酒飲んで寝てる」とわざとつまらなそうな人間に見せる回答をした。最近Xで「男の子って無趣味じゃない?誰に聞いても趣味カフェ友達とおしゃべりって答えるw」と言うpostに「興味のない人間マウントとられたり誘われたりするのがダルいからそう言ってるだけ」と言う引用がついてバズっていたが本当にそれ。私は休日はほぼ出かけているしなんならテーマパークだって好きだが、言ったら一緒に行く流れにされそうで。彼も欲しくないわけじゃないが、今はいらないと言い続けた。

それでも、A男は冗談めかしてたまに誘ってくるようになった。「一緒に行ける人いなくてw」とか「暇なのでw」とか。デートじゃなくて遊びたいだけですよ?みたいな顔してるけど緊張してるのが空気でわかる。適当にかわし続けていたが、相談があると会社帰りにカフェに誘われた時だけ行った。とってつけたような相談だったので、1時間で帰った。

同僚なので冷たくはしないが、今考えても出来うる限りの脈なしな態度をとっていたと思う。それでもA男は諦めなかった。素直に慕っている風に戯れてくるが、どこか期待している感じもする。控えめに体に触れてくる。周りからは仲のいい先輩後輩に見えていたらしく、別の部署の同期に「付き合ってんの?」と聞かれた時は本当にゲンナリした。

幸い、タイミングよく出会いがあって恋人ができた。会社はいつもうざいくらいに恋愛話題をふられるのに、その頃に限ってしばらく聞かれず、初カミングアウトはA男だった。飲み会の誘いを断った時「彼でもできたんですか〜w」と否定待ちで聞かれたので、別にその日は彼と約束しているわけではなかったが「そう」と言った。視界の端でA男の笑顔がひきつるのがわかった。「なんだ!よかったですね、どんな子ですか?」と聞かれ、私は彼とディズニーに行ったとき写真を見せた。「・・・先輩ディズニーとか行くんですね」「彼とならね」A男は笑顔を貼り付けたままどこかに行った。後から同僚男性からA男が泣いていたと聞いた。

A男からは直接告白されたりしつこくされたわけではないが、鈍感さを装って好意無視するのはなかなかしんどかった。職場人間恋愛する気にならないし好みじゃなかった。この話をリアルですると新卒男子からアプローチされたモテ自慢と受け取られそうだが、これはシンプルだるい話だ。男女逆ならもう少し共感得られるのだろうか。

ただでさえ職場恋愛なんて面倒なのに、周りを巻き込むなんて何を考えてるんだと思う。アプローチする権利がないとまでは言わないが、一度打ったジャブがかわされたら諦めるのがマナーじゃないか漫画じゃないんだからグズグズ片思いするな。合コンに行け。友人に紹介を頼め。マッチングアプリインストールしろ職場性愛を持ち込むな。

元増田の『推し』も鈍くて気づいてくれなかった

2024-01-16

anond:20240116162520

爆笑されるの嫌だからカミングアウトできない。

でも爆笑される方がまだ救いがあるのかもしれない。

新卒女子アプローチされたが(追記

https://anond.hatelabo.jp/20231224104639

少し前の増田を読んで苦い記憶が蘇った。自分は元の記事で言う『推し』の立場職場の後輩から好意を持たれていた。コロナ前の話だけど。

当時小さなIT企業に勤めていた俺は、会社が初めて採用した新卒教育係に任命された。後輩は有名私大卒の女性文系からエンジニア採用だった。A子とする。無論即戦力と言う訳でもなく、当時まともな人材育成の仕組みもなかった弊社では俺が業務の合間に指導を受け持っていた。

人を育てる余裕のない中小で、なぜ新卒しか文系を採るんだよ・・・と思ったがA子は根性があり勉強熱心ですごい勢いで成長した。教育係としては手がかからずありがたかった。なので特段目をかけたわけでもない。

さなコミュニティ特有人間関係の濃密さもあり、当時の会社では社員パートナー情報ほとんど共有されていた。誰は最近彼女と別れ、誰は彼氏ができたとか。出会い合コン相手はどこそこに務めている・・・など。なので俺がしばらく彼女がいなかったことも当然みんなに知られていた。

ある時から、A子と仲の良い同僚女性から飲み会に誘われることが増えた。メンバー職場の若手数名。それまで特に親しい仲でもなかったが呼ばれて都合がつけば行った。A子は酒もほとんど飲めないのに毎回必ず参加していた。飲み会では同僚女性からやたらと恋愛話題を振られた。最初はそういう話が好きな人なんだと流していたが、ふとした瞬間の目配せによって「あぁこれはA子のために聞いてるんだな」と悟った。

元増田でも『推し』は反応が薄くずっと彼女はいらないスタンスだったと書いてあったが、俺もその態度を貫いた。休日何してますかと言われても「酒飲んで寝てる」とわざとつまらない回答をした。最近Xで「女の子って無趣味じゃない?誰に聞いても趣味カフェ友達とおしゃべりって答えるw」と言うpostに「興味のない人間マウントとられたり誘われたりするのがダルいからそう言ってるだけ」と言う引用がついてバズっていたが本当にそれ。俺は休日はほぼ出かけているしなんならテーマパークだって好きだが、言ったら一緒に行く流れにされそうで。彼女も欲しくないわけじゃないが、今はいらないと言い続けた。

それでも、A子は冗談めかしてたまに誘ってくるようになった。「一緒に行ける人いなくてw」とか「暇なのでw」とか。デートじゃなくて遊びたいだけですよ?みたいな顔してるけど緊張してるのが空気でわかる。適当にかわし続けていたが、相談があると会社帰りにカフェに誘われた時だけ行った。とってつけたような相談だったので、1時間で帰った。

同僚なので冷たくはしないが、今考えても出来うる限りの脈なしな態度をとっていたと思う。それでもA子は諦めなかった。素直に慕っている風に戯れてくるが、どこか期待している感じもする。控えめに体に触れてくる。周りからは仲のいい先輩後輩に見えていたらしく、別の部署の同期に「付き合ってんの?」と聞かれた時は本当にゲンナリした。

幸い、タイミングよく出会いがあって恋人ができた。会社はいつもうざいくらいに恋愛話題をふられるのに、その頃に限ってしばらく聞かれず、初カミングアウトはA子だった。飲み会の誘いを断った時「彼女でもできたんですか〜w」と否定待ちで聞かれたので、別にその日は彼女約束しているわけではなかったが「そう」と言った。視界の端でA子の笑顔がひきつるのがわかった。「なんだ!よかったですね、どんな子ですか?」と聞かれ、俺は彼女ディズニーに行ったとき写真を見せた。「・・・先輩ディズニーとか行くんですね」「彼女とならね」A子は笑顔を貼り付けたままどこかに行った。後から同僚女性からA子が泣いていたと聞いた。

A子からは直接告白されたりしつこくされたわけではないが、鈍感さを装って好意無視するのはなかなかしんどかった。職場人間恋愛する気にならないし好みじゃなかった。この話をリアルですると新卒女子からアプローチされたモテ自慢と受け取られそうだが、これはシンプルだるい話だ。男女逆ならもう少し共感得られるのだろうか。

ただでさえ職場恋愛なんて面倒なのに、周りを巻き込むなんて何を考えてるんだと思う。アプローチする権利がないとまでは言わないが、一度打ったジャブがかわされたら諦めるのがマナーじゃないか漫画じゃないんだからグズグズ片思いするな。合コンに行け。友人に紹介を頼め。マッチングアプリインストールしろ職場性愛を持ち込むな。

元増田の『推し』も鈍くて気づいてくれなかったんじゃなく、普通に職場恋愛が無理で増田タイプじゃなかったんだろう。「アフタヌーンティーよかったですね」「食べるの難しかったね」の返しは「もうそ話題は終了」のサインだったんじゃないか。「本心じゃなくても楽しかったねまた行こうと返してくれたら嬉しいのに」と書いていたけどそんなのは彼もわかっている。気がないのに喜ばせるのは罪だろう。鈍いのは増田の方だと思う。

俺はコロナ禍で転職したが、元同僚から最近A子は会社出世したと聞いた。俺と関わりのないところで幸せに生きていて欲しいと思う。

追記

社内恋愛はナシは早い時点で当然言ったよ・・・

この手の話が迷惑なのは、じゃあ同僚の自分は無理だ諦めよう〜とならず「つれないのは同僚だからなんだ!職場以外で会ってたらアリかもだったってことね」「てことは異性として見られないわけじゃないんでしょ」「社内恋愛の面倒くささを排除したらいけるかも」みたいな解釈をされること。

社内恋愛無理派だって相手が超絶タイプでもう2度と会えないレベルだったら主義が変わることもあるかもしれない。逆に、おっ可愛いレベルなら絶対に手は出さないしタイプじゃないならなおさら

この長い文章を書くモチベーションリアルでこんなこと語ればモテ自慢・健気な女子の思いをフイにした扱いされるから。あと元増田があまりに都合よく解釈していて腹が立ったから。

後輩・A子の表記揺れは直したごめん

前のセフレに植え付けられた性癖が解消できない

軽度の女装を勧められてプレイしてたんだけど、すごく良かった。

デート時に普段着の下に女性用の下着ガーターストッキングを着用してて、ホテルスカートを履いていた。

童顔でかわいい系の顔らしいので、そういうのが似合うらしい。

それでそのセフレと疎遠になってから女装プレイができない。

今のセフレカミングアウトしたいけど、引かれそうで躊躇してる。

というか自分からカミングアウトするより、相手が察して女装させられたい。

2024-01-05

新年会で学友がアスペすぎて悲しくなっちゃった

新年会があったんだけど、いわゆるアスペネットで言われるような自閉症スペクトラム障害ってぽいやつがやらかして悲しくなっちゃった

新年会教授主催で、なんでも好きなもの頼め〜って言ってくれたんだけど、それ聞いたアスペっぽいやつが、な、なんでも頼んで良いんですか!?とか言って、クッソ高いやつ頼もうとしてんの

最初ギャグかと思ってはははってわらってたんだけどどうやらガチらしいぞと

いやいや程度ってもんがあるだろはははとか周りが言ってたら段々キレ始めて最終的に教授に詰め寄ってた

ちょっと席離れてたか過程はよくわかんないんだけど、バカにしてんのかみたいな感じで教授もキレてお通夜なっちゃった

若い教授で明るく楽しい感じの人なのにあんな怒っちゃって…

教授アスペをひと通り叱って終わりにしたけど、アスペは飲み中ずっと不満そうにしてて、終わってから全体ライン教授糾弾の長文ライン流してきた

すっげー被害者ヅラなの

文体は丁寧だけど怖いくら罵詈雑言だし

悲しいよ俺は

アスペ高校生時代までで何度もいじめられた経験があるらしくて、そういう話をゼミカミングアウトしてて、研究に活かしたいみたいな話もしてたんだけど

それっていじめっていうか…こういうことだったんじゃね…?となってしまって

なんか、ありえねーわこいつって気持ちとともに、物凄く悲しい気持ちになってしまった

同情とも違うんだけど、凄く悲しいよ…

フェイク入れてるけど、特定されても参加者多かったか別に困らないし吐き出しで書いた

がーっと書いて推敲もしてないんで変だったらごめん

2023-12-30

家庭問題に対する見解

俺は下賤な法律家だ。

大学在学中に予備試験合格を目指すも失敗し、法科大学院に進学してようやく司法試験合格した。

判検任官もできず大手法律事務所に入ることもできず、新興住宅地子ども園が次々と整備され人口を伸ばしている地方都市事務所に入った。

当初は経験を積んで大手事務所に移るか独立を目論んでいたが、事務所の居心地の良さや町弁としての仕事やりがいを感じ今に至る。

町弁として交通事故相続、共有物分割請求など手広く扱っているが特に多いのが離婚問題年末年始は家庭問題で初回の無料相談に来る方が多い時期である

以下、よくあるケースを紹介しつつ、家庭の問題で悩む方が一人でも少なくなるための個人的見解を示す。

性格の不一致

考え方や価値観性格のズレが共同生活出産によって顕在化し離婚に至るケース。相談には来るものこちらの出る幕はあまりなく二人の話し合いにより解決することが殆ど

協議の中で修復を選択する例も。

離婚事由の中で最多。

夫のモラハラ

夫のモラハラ→夫の離婚拒否によりこちらに相談に来るケース。

大抵、夫にモラハラしている自覚は一切なく、自分は優しい夫であり家事にも子育てにも積極的な令和パパだと自認しているから厄介だ。

またモラハラ夫は家族や周囲を全面的に味方にしている事が多く相談に来る時点でパートナー女性孤立疲弊していることが多い。

粘り強く夫にパートナー精神被害を訴えて説得して納得してもらうことになる。

ちなみにモラハラ夫は離婚がいざ成立し一人になったり実家に戻ったりするとモラハラ夫としての自覚が芽生え深く後悔することが多い。元配偶者にとっては大変に腹立たしいかもしれないが、元モラハラ夫の再婚はうまくいく例が多いのだ。

モラハラ夫と離婚した女性が「再婚して家庭が上手くいっている元夫」の話を聞くことになっても「自分に至らない点があったのでは」と自責する必要は全くない。

夫の不貞

夫の不貞発覚→夫の離婚拒否によりこちらに相談に来るケース。

大抵は夫に前科があり、それを許した過去があり、夫は「遊びくらいで愛する俺と本気で離婚するつもりか?帰れる場所があるから遊べるんだ!」と口には出さなくてもマジで思っている。

例え不貞証拠があっても裁判にまで至ることはなく、ほぼ協議で片付く。

配偶者離婚意思が本気とわかると夫はすぐに納得して終わる。

妻の不貞

妻の不貞発覚→妻のカミングアウト→夫の離婚拒否により相談に来るケース。

修羅場モノにあるような「夫が妻の不貞証拠を用意周到に揃えて離婚意思を持ち相談に来る」というケースは現実には殆どない。

大抵は不貞カミングアウト離婚を申し出たものの夫が拒否し、妻が一人で、或いは不貞相手を伴って相談に来るケースが多い。

妻側に修復する気はなく慰謝料を払ってでも離婚したいと意思を固めていることがほとんどであり、双方が裁判を望まないケースが多いので徐々に提示する条件を引き上げていって修復意思がないことを夫側に伝え納得してもらう必要がある。

ちなみに大抵このケースでは夫側はモラハラを併発している。

不貞擁護する気はない。ただ、10年近くの経験の中で既婚女性不貞に夫側の非が一切無かったことはほぼなく、大抵夫に愛想を尽かした先に不貞がある。

まとめ

独身で妻も子供もいない俺に言われても納得いかないだろうが、家庭が上手くいかない原因は大抵夫側にある。

「良い夫」や「良い父」であろうとするよりも、ましてやそれを家庭外の他人披露して称賛してもらおうとするよりも、パートナーが何を求めているかを考えることが重要である

仕事帰りに気まぐれを起こして妻に花やケーキを買って帰宅して得意顔になるよりも、妻が食事の支度で手が塞がっている間に子供相手をし、妻が子供相手で手が塞がっている間に洗濯物の取り込みでもした方が良い。

末永く幸せに。

良いお年をお迎えください。

2023-12-25

25歳下の女と結婚した


50代後半、バツイチ子供はいない、親兄弟もいない、複数経営中でぼっちの小デブおじさんだったけど結婚した。

出会いガールズバーで、あっちもそれなりにベテランで話が上手くて通うようになった。見た目は橋本環奈大人っぽくしたような要するに絶世の美女ガールズバーにはもったいない。元々六本木にいたけど女同士の派閥がいやでやめて移ってきたばかりだったらしい。

でもはっきりいってこちらにしたら娘のようなもので、抱きたいとか付き合いたいより癒されるから会いに行ったり言われるがままにメシに行ったりプレゼント買ってあげたりしてた。妻子もいないしそれこそ娘が結婚となると莫大な金がいるだろうから、それに比べたら安いし喜んでるならどうでも良かった。

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そんな感じで健全パパ活おじさんライフを送ってた。その間に相手彼氏が出来たり彼女が出来たり(バイセクシャルだとカミングアウトされた)DVされたり、彼女と3人で食事に行ったり旅行に連れて行ったりした。旅行の時はあちらが2人部屋でこちらがシングルだった。

こちらも彼女らしき人物が出来たりしたり、元嫁の話もしたりそれなりにいい関係だったと思う。

ある時、相手仕事で揉めた。女同士のいざこざに巻き込まれて相当病んでいた。その時は恋人もいなかったから俺が全部話を聞いていた。ルックスとさっぱりした性格関西出身の話術でファンの多かった彼女は1店舗任されていたけど、実質彼女ファンの集まりの店でほかの女の子たちは稼ぎに繋がらず不満だったらしい。そしてボイコットを受けて店をやめた。

店の寮に入っていたから家もなくなると相談を受け、とりあえず持ってるマンションの一室に住まわせた。何度も礼を言われ困ってる友人を助けるのは普通だとカッコつけたが、娘ならそうすると思ったかしたことだった。

学校へ行くなら費用を出してやるつもりだったし、なんならうちの会社で働かせて仕事を覚えさせて継いでくれてもいいし、どうせ遺産は国に持っていかれるのだから好きにすればいいと真面目に考えていた。

夜の商売をする女には父親がいない場合が多いが、彼女も例に漏れ父親はおらず母とも疎遠で同じように孤独だった。

そうして俺がカードを渡し、それで生活を賄う彼女料理を持ってきてくれる本人曰く通い妻になってくれた。

2人で食べる手作り食事が美味しいとか当たり前のことを数十年ぶりに思い出しながら、俺は今後のことを考えた。

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養子縁組をしようと彼女に持ちかけた。養子縁組になれば財産は全て彼女にいくと真面目に考えてのことだった。

すると彼女はそれなら結婚でよくない?とケロッとした顔で言った。その方が手続きも楽じゃん、らしい。でも恋人が欲しくなったらどうする?と聞けば今みたいに穏やかに暮らすのがいい、人生で今が一番幸せだと言う。

ならそれでもいいかと甘えて結婚した。

1度も手を握りすらしないまま籍を入れた。流石に何もしないのは可哀想だと思ってハリーウィンストンで好きなのを選べと言ったら遠慮して小さな石を選ぶからのものを買ってやった。店員の目が生ぬるかった。

未だにスキンシップも頭を撫でるくらいで何もしてない。彼女は元々性欲も少なく子供も苦手らしい。俺もED気味だしそこに問題はなかった。

彼女最近今まで持ってなかった運転免許を取りに行っている。一発で取れたらポルシェを買ってあげると言ったから頑張ってるらしい。

2023-12-24

anond:20231222215249

親としてやれることは十分やってると思うが

息子が何気ない普通発言でいちいち傷ついており、恨みを積み重ねていたというのもまたしょうがない

元増田は息子の不機嫌さがまるで縁切り宣言のように感じたのかもしれないが

なんらかの弱みのある人間カミングアウトするというのはかなり負荷の強い行動であり

強がるというか、冷静でいようとする態度が不機嫌に見せることもあると思う

変に刺激せずに時間をおけば良いと思う

2023-12-23

anond:20231222215249

カミングアウトされた親の反応としては100点の返しなのではないか

とはいえ恋人は女かと思っていたという先入観から無意識的に増田息子を傷つける価値観を持っていたことは否めない。

anond:20231223205646

親ならちゃんと考えているよ。

同性愛者かもしれない、同性愛者として苦悩するかもしれない、カミングアウトされても受け入れよう、って考えているよ。

考えていない親だったら、カミングアウトされた時点で怒りだすでしょ。

2023-12-22

追記ゲイの息子

追記

日経ってたくさんブクマされてビビってました。

最初私たち両親にも反省点もはあるけど、こんな風に言わなくてもとか、ブコメにあるように「いくら親でも息子がゲイと気づくのは無理」とか「(成人してるのに)親に甘えてるんだ、八つ当たりだ」と思っているところがありました。

ただ、息子と同じゲイセクシャルマイノリティの方でしょうか、

「常にマイノリティ配慮されて甘えた環境で生きてきたマジョリティ様」という言葉を見て、異性愛である前提でコミュニケーションを取る私達両親を、息子がずっと我慢して空気を読んで受け流してきてくれたからこれまで平穏に、皆と一緒のどこにでもある家庭というのをやってこれたのだということを理解しました。

家の中だけでなく、息子は自分ゲイ自覚したときからずっとどこに行っても「ゲイだと知られたら笑われる、嫌われる」と不安と緊張の中で生活してきたこと、本来安心して過ごせるはずの家でもそれが続いていたであろうことを思うと息子の怒りや悲しみは至極当然だな、と腑に落ちた次第です。

わざわざ辛いこと、言いにくいことを高いハードルを越えて言わせないと息子の家での安心感が得られないという状況をつくっていたことは親として落ち度しかないです。しか日常の私達の態度から勇気を出してカミングアウトをしても息子が安心して過ごせる環境を得られるかは不透明だったと思います

よく勇気を出して彼氏の紹介までしてくれたなあと思います、今となっては。

もう1週間以上経ってますが息子に連絡しました。

・これまでの言葉や態度でたくさん傷つけたこと、もしかたらこからも傷つけてしまうことがあるかもしれないことを謝罪

・親戚の集まりについてはたぶん息子に「彼女は?」とか親族の子どもを抱っこさせては「子どもは良いだろう?」みたいなことを言う親族がいるのでそこが行きたくない原因と思われるので行かなくて良いこと、時間が経って従兄弟たちに会いたいと思ったらいつでも取り計らうことを伝えた

・どんなときでも息子のことは大切に思ってるし、理解したいし、連れてきてくれた彼氏のことももう一人の息子と思って大切にしたいこと

今日まで死を選ばずにいてくれたことに対する感謝

などなどを送った

既読にはなりました。

返事が来るかはわからないけどそれでも定期的に息子へ思いを伝えていきたいと思います

追記おわり】

先週息子がゲイだとカミングアウトして彼氏を連れてきて紹介された。

親ばかかもしれないけど息子は割と見た目が良い方だと思ってたし、ほんとは彼女がいるんだろうなとか思ってたか青天の霹靂だった。連れてきた彼氏だという男の子は優しそうな純朴そうな子だった。

相手男の子が帰ったあと、優しそうな良い子だったねと伝えた。

息子が近いうちに同棲するかもと言うので大人だしあんたの人生から好きにすれば良いよ、ということを伝えたら、息子に親族の集まりにも二度と顔を出すつもりはないし実家に帰る頻度も減ると一方的に言われた。声を荒げてはいないけど今までの人生で溜め込んだ怒りをぶちまけたような感じだった。

思春期ですらあんなふうに親への怒りをあらわにしない子だったので、驚いた。今もまだ戸惑ってる。


・好きに生きるも何もゲイマイノリティが好きに生きられないような社会に産み落とされている

たまたま彼氏ができたから生きてるけど、そうでもなかったらこの世の中で生きていたいなんて思えない

子どもゲイとして生まれ可能性を一瞬でも考えたか?今みたいな社会子ども差別されながら生きることを一瞬でも考えたか

というようなことを言われて、正直考えてなかったけどどんな子でも大切に愛していけると思ったか子どもをもうけたという話をした。

息子には、それは親が子ども愛情を注げるかどうかの話であって、生まれ子ども現実をどう認識するかは何も考えていない、子どもというモノがほしかっただけだと言われた。

返す言葉が見つからずどうしようかと考えてるうちに息子は帰っていった。(いま息子は一人暮らししてる)

まれ子ども病気障害を持っているかもとかは考えたけど同性愛者の可能性はまったく考えてなかった。病気障害があったとして、その子が今の社会でどんな辛い目に合うだろうではなく、親として常にサポートしよう、味方でいようとか自分目線しか考えていなかったのは事実だった。

息子がゲイかもしれないという前提で会話をしたことはない。

きっと息子にとって聞くに耐えないような差別的な発言や態度を何度も取ってたんだと思う。

こんな親と社会今日まで息子が死を選ばなかったことと、素敵な彼氏に巡り会えていることは嬉しいことだと思う。

次息子に会えるのはいつだろう。

そもそもこれからも会えるんだろうか。

2023-12-20

anond:20231220013733

これを書いた増田だけど、また爆弾を抱えた。

というか既にデッドラインを過ぎてる。

3月末まで大丈夫だと思って放置してた。

というか気がついてから周りにゲロるまで3時間くらいあったけどどうしてもカミングアウトできなかった。

流石にもう無理だわ。

働くこともできないのにニートも無理となるともうダメだ。

SOS

国立大学工学部を2年留年し、修士課程を無事2年で終えて社会に出た20代後半の男。

高校卒業して大学に入るまではなんとかやってこれた。

いや、その頃から兆候はあったかもしれないが自覚することも指摘されることもなかった。普通に友達に囲まれ普通に部活活躍普通に大学入試突破した。先生の指示通り、周りに合わせていれば良かった小中高は人によっては地獄だったかもしれないが俺には天国だった。

俺の問題点は「やるべきことに取り組めない」ということ。

大学を2年留年したのも、研究室問題児だったのも、職場問題児なのも全てこれが原因。

やるべきことに取り組めず、時間けが過ぎ、抱え込んでもうどうしようもなくなって塞ぎ込み、直前も直前の土壇場になってそれを周囲に吐露して、なんとかなったりならなかったりして来た。

学部では講義を履修する教員から散々叱責され或いはバッサリ切り捨てられて来た。小中高では殆ど怒られることのなかった(甘やかされていたのではなく怒られる理由がなかった)親に毎日叱責されながら2年の留年半引きこもりを経て学部事務所経由で連絡をくれた研究室教授に迎えられた。その研究室教授や先輩や年下の同期に引っ張られ怒られながらなんとか学部卒業修士課程を2年で終えられたのだ。

職場問題児でありながらもなんとか食い繋いでいられるのは我が社が巨大企業であり、人財役割分担もしっかりしているからに他ならない。現在労働法は俺のような問題児大手企業がバッサリ捨てることを認めていないのだ。ありがたいような申し訳ないような複雑な気分。

今やらなければならない仕事を抱えていると、それにどうしても手がつけられずライブスケジュールや好きなファッションブランドサイトをチェックして時間が過ぎる。

いざ友人とライブに行こうと思えば、どうしてもライブスケジュールがチェックできず仕事書類作成したり調べ物をしてしまう。

いざ服を買いに行くとなると店舗に行くのもオンラインショップを見るのも憂鬱で、なんとか店舗まで足を運んでも結局試着が億劫で何も買わずに退店。

仕事納めも近いここ最近問題を起こした。抱えていた仕事に取り組めず相談もできず放置。その間、受験日まであれほど憂鬱で手がつかず結局人生最低点を更新したTOEIC勉強をノリノリでやっていた。そしてデッドラインの前日、線路飛び込みたい衝動必死に堪えながら出社して爆弾カミングアウト。叱責され泣きながら周りに土下座し、同僚や上司業務過多に追い込んでなんとか仕事完了させた。

俺はどうすればよいのか。

社会全体の効用を考えれば仕事を辞めて引きこもることが最善だろうが、やはり親のこと考えてしまうし自分人生を捨てることができない。

かと言って今のままでは周囲に迷惑をかけ続ける。

メンタルクリニック病院に行ったとして「あなた障がい者です」と認定されても、治療によってどうにかならないなら受診する意味はない。障がい者認定されたことを踏まえて仕事を割り振られたり、或いは「そういうあなた理解のある職場」みたいな所に行って規則マニュアルに沿った作業をして生きるのは、引きこもったり自殺するのと同じくらい嫌なんだ。

周りの同僚みたいに普通にやるべきことを期限までにやって、休日には週明けに暴露しなきゃいけない爆弾なんか抱えずレジャーの予定を立てて生きたいんだ。

もうどうしようもなくて年を越せる自信がない。

2023-12-18

anond:20231218152916

そう教えられたところで、医療から差別を受けず個人情報も守られると思えなければ、カミングアウトせずに受診したり受診を諦めたりするんじゃね

 

そもそも手術までしてるトランス女性への医療って、男性扱いすれば身体的な問題は生じないのか?

2023-12-10

anond:20231210204827

フォロワー1億人超えだと10万人くらいの変動はカミングアウト関係なく日々起こってるような気がしなくもないけどな

ビリーアイリッシュカミングアウトフォロワー10万人くらい外れた言うてたけど、結局どんだけセクシャルマイノリティ見地を広げようと努力しても一般人差別意識なんて大して変わってねんだなって。

別にビリーアイリッシュクィアだろうがなんだろうがフォロワーには関係無いのにな?どっからかそういう話題振られない限りそういう話をメインに語る訳でも無いだろうに。

ひ〇ゆきさんはホモ寄りのバイセクシャル

ホリエモン結構カミングアウトしてるのにひろ〇きさんはひた隠しにしてるな

さっさと男が好きだとオープンにすればいいのに

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