はてなキーワード: 甲斐とは
ふと昔のVに関する記事を追っていたら2018年の以下の記事が見つかった。
Vtuber市場、供給過多で早くも飽和気味 : 市況かぶ全力2階建
https://kabumatome.doorblog.jp/archives/65925486.html
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/kabumatome.doorblog.jp/archives/65925486.html
当時のコメント欄が未来を見通していたり、あるいは全く外れていたりして面白かったのでコメントをとりあげて語ってみたいと思う。
・順調にセカンドライフ化していってる。
セカンドライフとの比較が結構見られた。確かにこの時期はいろんな企業が独自にVを立ち上げたりしていたので、そう感じたのもわかる。実際マネタイズがうまくいかなくなって消えていった事務所も見てきた。
潜在需要をうまくマネタイズできたのがえにからやカバーなのだろう。
・んで比較対象にセカンドライフ?あれはオンゲーでしょ?Vtuberはどういうものか皆ちゃんとわかってる? / だからyoutuberの枝分かれした1ジャンルに過ぎない言うてんのに何勝手に大きな期待して勝手に失望してんの君ら。
この見方は正しかったと思う。自分も動画製作者・配信者・ストリーマーのバリエーションのひとつと見てる。そしてここ数年でこのジャンル自体が大きく成長したのだと思う。
・結局先行者だったキズナアイとソレに続いてクラスタ分けされた、シロ・アカリ・ルナ、あとはこれらの環境をはじめて一人でやってしまった元祖バ美肉のじゃおじ、くらいしか生き残らなさそう。
・新しい文化はゆっくり醸造していくものだからな。今はガートナーのハイプサイクル的には失望期に向かってる。あと5年は掛かるんじゃね/現状は素材提供する受託側が儲かる状態/四天王と委員長は絶対安全圏だな
泣いていいか?
この頃には既に流れが来ていたが、2018年以降生配信の2DのVが業界を席巻するようになり、四天王は相対的に影響力を弱めていくことになる。
コメント欄で全く言及もされていないホロライブがここまで伸びると予想していた人はいたんだろうか。
・Vtuber総数は推計5000人、に驚愕。そりゃ多過ぎだな…もっとも、YouTuber自体がレッドオーシャンの極致なわけだが…。/企業が本気でコンテンツ制作に取り組んでくれるのは、官製「クールジャパン」よりよほど良いと思う。
・まさにレッドオーシャンですね
・パイ全体が小さいから、参入が増えると一瞬でレッドオーシャン化。利益度外視の趣味でやってる個人ならともかく、時間当たり人件費が明確な企業がペイできるだろうか?
・要は10数年前に流行したバーチャルネットアイドルのガワを売れないyoutuberに被せただけのもんなんだからこうなるのは自明だったと思うんだがブルーオーシャンだと思われてたのか・・・大丈夫か広告業界
・つぶしあえー(オッさん声で)/ここはブルーオーシャン、って乗り込んでみたはいいが死屍累々って構図すごく好き。傍から見る分にはエンターテインメント。中はきっと大変だろうけど。
とうとう2万人突破したぜ。
VTuber(バーチャルYouTuber)、ついに2万人を突破(ユーザーローカル調べ)
https://www.userlocal.jp/press/20221129vt/
上の記事にあるトップ10のうちキズナアイ以外は2018年にはいなかったことを考えると、まだ全然ブルーオーシャンだったのかもね。(追記:フブキもいた)
今年はぶいすぽっ!が急成長していたりと、売り方によっては出来ることはあると思う。(コミケのグッズ販売で300分行列はびっくりした)
先人の開拓のおかげでパイはだいぶ大きくなったと思うが、それでもまだ小さいとは思うので今後も期待。
黒船というか、ホロENとかにじENが海外市場の広さ・強さを証明していて強いなぁ…とは思った。
VShojoはどうなのかな。
・ゆるキャラめいてきた
・金かけられるなら中身おっさんより本物美少女のほうがコストそんなに変わらない割にマス受けするわな・・・Vtuberは見るものじゃなくてなるものやろ
・女子ウケしないものが流行った試しがない。女性には、中がオッサンってバレバレだから、Vtuberなんて誰も近づかないし話題にすらしない。
・「中の人がオッサンでも組織力でバックアップ」の強みが「PVが伸びなくても人件費がガンガン出ていく」弱みに。これソシャゲの悪いパターンじゃね
今だと「中身おっさんが〜」というのはあまりにも無見識だけど、2018年当時は本当によく言われていた。
女性ウケについては、努力の甲斐あったのか最近は女性リスナーが増えたなと思う(少なくともにじさんじは)
えにからのIRだとリスナーの男女比率は半々くらい。実際にじフェス(リアルイベント)を見てる感じ、肌感覚とも合致している。
・vtuberもそろそろ終わりか。
・スーツにネクタイ締めた連中が金目当てで参入しはじめたらそらもう終わりよ
・Vtuberかぁ、三次元モデルに喋らせたり踊らせたりして配信してるのかなと調べないでいる内にもう下火になってきてた。コンテンツの消費が早すぎる。
・騒がれ始めてからのコンテンツの消費速度が凄かったしこんなものでは。現状人気あるものとバ美肉おじさんみたいにコミュニケーションツールとしてVR使ってるのぐらいしか残らないかもね
・京都出身の某若手映画監督・脚本家の人のツイキャスを見てたときに「飲みの席で某広告代理店の人から『Vtuber、勉強しといたほうが良いよ』と言われた」という話を聞いて、嗚呼、炭鉱のカナリアが死んだと思いましたね
・酷い業績でこれをやれるハートの強さ 同人イベント(コミケなど)で人気がない事を知り、ステマに近いゴリ押し事業なんだと悟った。供給過多にもなるし、飽和状態にもなりますわ。
オワコンと言われ続けて早4年、コミケのジャンルではVtuberが最大手になりました。炭鉱のカナリア、死ぬには早すぎたな。
プリコネに限らずサイゲは割と積極的だったよね。ゴルシとか既に誕生してたし。
・全員追ってた人がどうなったか気になるね…
確かにどうなったんだろう。
・ニコニコ動画の時からいい続けているけど、ネットの面白さってアマチュアの面白さだから、お金かけてプロの面白さにしても、アマチュア特有の雑味や体当たり感が失われて重しrくなくなることがざらにあるのよねぇ…
わからないでもないが、アマチュア特有の雑味や体当たりをしてみたら炎上するようになって、色々と世の中変わってきたのを感じる。
・ゴールデンウィークのぽんぽこ24時間生放送の後ぐらいをピークとしているの実感と符合する(わからない人にいっておくとvtuber史に残るイベントです)(vtuber視聴者としての意見です)(由持早く喉がよくなるといいね)
ぽんぽこ24時間も恒例イベントになって久しいけれど、見る視聴者は割と固定されてる感じはするんだよな。
当時は界隈のファンみんなが見てた気がするんだけど。
指摘の通り、人気者を技術力で魅力的に表現する機会は増えたが、技術力で人気が出ることはない。
・一時期のビットコインみたいになってきた。今参入しちゃだめだ。
この頃のBTCは1BTC=6,400ドルくらい。大暴落を経ても今日は16,566ドルくらいだから、参入しておけばちょっとは儲かったな。
スプラトゥーン3のフェスのヨビ祭が朝からと思って張り切って挑んだら
仕方が無いので、
それまでおでんを仕込むことにします例の1か月育てて鍋のルーシーがかなり強くなってるおでんの。
そんでせっかくだからって
お出掛けしてお買い物
これでお正月年末年始のハイボールとかが捗るってもんじゃない。
もう朝遅い時間だし、
ラッキー!
また一つ年末までに有終の美を重ね飾ることが出来たわ。
にしても、
違うフロアは本当によその知らない会社だし下の通用口の守衛さんはいつものようにいるものの挨拶して入ってってはいつもの感じ。
さすがにこの時期の年末年始だと人の気配は少ないわね。
誰もいない事務所のこのフロアは寒すぎて私は早く事務所の仕事と言っても今日はほぼないので、
この電子端末の前に来ただけとは言わないけれど、
そうそうに温かく温まって
銭湯情報も年末年始インターネッツで発表しているところはいいけど、
もう1つのところは実際に現地に行かないと営業してるか年末年始の営業状況分からないのよね。
以前それで行ったにもかかわらず営業してなかった!ってこと2回も喰らったのよ。
おでんの具材のスターティングメンバーをそろえて夕方に挑むわ。
よくさ、
都市伝説で
ってあるじゃない。
私がもしその権利があるとしたなら
さすがにおでんはゲーム中に手掴みで手を汚さずに食べられるというわけではない、
私が言う街を闊歩しながら片手で持ち歩いて食べられるニューヨークスタイルとは完全に様子は違うけれど、
超簡単じゃない?
完成まで何も手を加えることがなく、
もう仕上がったここ1か月で鍛え上げたおでんのベーナーのルーシーはかなり強まっているところよ。
だからこれはもうスプラトゥーン3のお共にピッタリなわけなのよ。
ここまで今シーズンおでん引っ張るだなんて私も思いも寄らなかった誤算で
晩ご飯とか面倒くさいから準備する時間もと思っていた矢先だったので、
これはもう本当に自動的に鍋に入れたらなんでもおでんになってしまう
ペキカンなこのおでんのルーシーは育てた甲斐があったってもんよね。
あとはもう!、
どんどん好きな具材を鍋の積載容量いっぱいまでどんどん入れていけば、
ファクトリーオートメーションの極みよ。
仕組み化か肝心要よね!
あれをもっと巨大化して
もちろんあの早さでは具に美味しいのが染み込まないので、
牛の歩み寄りももっと遅い感じの水流で
そう言ったおでんプール長ーいのを始点から終点まで到達したら自動的におでんが仕上がっちゃう感じの量産体制のベルトコンベア的な
まあそれは冗談として、
その規模のおでんもありえるわけなのよ。
サンドイッチ作りたいだけでポケモン買うのはさすがにしないけれども、
おでんにはそれが足りないというか、
逆に言えばおでんのルーシーの熱の具の染み具合の流体力学的なやつ?
積む要素が無いから煮る要素だけでは
ちびっ子にグッとこないのかも知れないポイントだわ。
あと私には
今年本当の最後の最後まで有終の美をあと幾つ飾ることができるかの
有終の美チャレンジがあるので、
うふふ。
また朝ご飯も昼ご飯も食べていない感じのこんな休日モードでどーも!って感じね。
何事にも!
それよか
あまりにも寒すぎるわ。
みんなも寒いの気を付けて。
今年も1年またありがとうございます!
どうぞよろしく!
よい年末年始を!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
昔は「女は婚活に必死だが、女は寄生虫だから、男は女を拒絶する。独身最高、二次元美少女最高」みたいな感じだった。
最近の女叩きは「女は下方婚しない」「独身男性は早死にするのに独身女性は早死にしないのは男性差別」。
あと昔は「女は専業主婦の寄生虫」って言ってたのに最近は「女は高望みで、子供を産まず、配偶者と子を養う男に比べて甲斐性がない」と叩く。
結局、女が何をやっても叩くんだろうなと。
ネット上に散らばる男性憎悪の声の中から、特にありがちなものをまとめました。
日本の刑法犯の約8割は男。特に重大犯罪者である死刑囚は93%が男です。
■男には浮気する権利があり、女性は処女でなければならないと考えているから
自分は「浮気は男の甲斐性」などとのたまい、職場の女性に手を出したり風俗で遊んだりしますが、
女性には浮気を絶対に許しませんし、処女でないと生きる価値が無いと真剣に思っているのが男です。
その「俺はいいけどお前はダメ」という主張が憎悪ポイントなのです。
女性が男児に性暴行する事例と比べ、男が女児に卑劣な暴行を加える事例は圧倒的に多いです。
宮崎勤のような残虐な犯行も発生していますし、世の中の性的虐待の4割が実父の犯行というのも恐ろしい事態です。
結婚し子供をもうけ家事と育児に専念している、いわゆる女性らしい生き方をしている女性のことを、
しかし、キャリアアップを人生の第一目標に掲げバリバリと働いている独身女性のことも、
それはそれで「腐敗羊水」「負け犬」「少子化対策に貢献しない国賊」と叩くのです。
叩かれないためには、既婚・子持ち・共働き(当然フルタイム正社員で男並みに稼ぐ)
家事と育児は全て女の仕事・夫の両親の介護も献身的に行う、ここまでやらなくてはなりません。
学生だったら、いじめる男といじめられる男。社会人だったら、金や権力を持っている男と持っていない男です。
上には上が居ますから、ほとんどの男の上には「もっと強い男」が居て、
「男はプライドの生き物」であるにもかかわらず、日々強い男相手にヘコヘコと頭を下げて媚びまわって生きており、
卑屈になっています。
男はそうして溜めたストレスを、女性相手に偉そうに振舞うことで解消しています。
男は女性を性欲処理のための肉便器としてだけではなく、ストレス処理用の便器としても必要としているのです。
だから配偶者に死なれた男や、母親に死なれた独身男は、ストレスの解消方法を失い早死にするのです。
さや香とロングコートダディの2本目がいまいちだったのがすべての原因だろう。
ウエストランドは2本目をやりきった時点で大団円だったはずなのに
他の2組が不甲斐なかったばかりに優勝させられてヘイトの大波を受けちゃった。
なんかそういうの、すごくタイタンらしさがあってよい。
M-1は嫌い、サッカーはABEMAが嫌いだしテレビ持ってないから観てない
で、これらを好き好んで観てるやつにも文句言ってるやつ大勢いるわけ
そいつらの気持ちも多少わかる。3時間位画面見続けて期待通りの結果にならなければ文句も出る
あれだけ大量の広告も見せられてそれで不甲斐ない結果ならそりゃエンタメ見に来てるのにストレス溜まるもんな
だからネットで批判する。だってそれしかその時間を少しでも取り返す方法がないから。
本人に誹謗中傷するのだって当然。だって詐欺師だもん。正義のためなら誹謗中傷だって正当化されるでしょ。
どんなに金持ってても時間は有限なのだからお金持ちだって貧乏だって批判するよね。
自分はそうやって期待して裏切られた経験の方が多いし、裏切られた時に逆恨みのようにあの時の金が、時間が、と後悔する。
だからエンタメにはクビを突っ込まない。今は日常生活だけで十分幸せだし、衣食住を拡大して三大欲求を最大限満たしたら満足。
エンタメはコミュニケーションツールとしては優秀だが、今はテレビの時代が終わって趣味が分散したので、趣味全般オタク化してロクな人間がいない。
学生時代、何故か俺の友人にはいわゆるヤンチャ系の友人が多かった。
皆若く、それなりにワルさもしていた。
俺自身は保身もあって直接関わった事は無いが、よく飲みの席で「成果」を自慢されたり
狩られる対象のオヤジ共の情けない有様の話なんかを酒の席のネタ話にしていた。
友人らもガタイの良いオヤジは狙わずダサくしょぼいオッサンをターゲットにしていると言っていた。
そんな折、あるオヤジを襲った際。詳細は多少ぼかすが被害者のオヤジは後遺症が残る重症となり
そんな友人らとは一時的には疎遠となりつつ、俺は普通に大学に行って医学部を無事卒業し医者になった。
友人達も多少回り道をした奴もいたが、30も過ぎる頃には皆それなりの立場に落ち着きそれぞれの家庭を築いていった。
彼らとは今でもたまに会ってはお互いの近況を語り合っている。
皆、すっかり良くも悪くも「良いオヤジ」になっていた。
俺が勤めている病院に手足の不自由な患者が通院する様になった。
何度か診療して話を聞く内、その患者がオヤジ狩りの被害で今でも身体が不自由な事や
怪我が原因で仕事もクビになり、妻子とも離婚し、現在は障害年金と親の遺産を細々と切り崩しながら生活をしているという。
患者の年齢や障害を負った時期や原因などから察するに、友人達の若い頃の過ちの被害者である可能性がある。
オヤジと言っても当時30代だったらしいが。でも10代からしたらオヤジはオヤジだろう。
今の姿は悲惨の一言だが、襲われた当時もそこらにいる「ダサいオヤジ」だったのが目に見えて分かるしょぼそうなタイプ。
ただダサく弱そうだというだけで、人生を狂わされたって訳だ。
俺も友人達も今では元オヤジの年齢すらも通り越し、とっくの昔に狩られるかもしれない立場になってしまった。
暗い夜道を帰る際などは一応気をつけてはいるが、ヤンチャ連中のターゲットにならぬ様に
せめて身なりぐらいはきちんとしてないといけないと改めて思い、年甲斐も無くスポーツジムにも通い始めた
家族や周囲の人には「最近腹回りが気になって~」とは言っているが、実際の理由は話せていない。
元オヤジの境遇には同情はしつつも、「運が悪いなー」という感想しかわかない自分は、きっと心が無い、空白の人間なのかもしれない。
MMOのヒーラーって何が楽しくてそんなジョブやってるのか、未だに理解できない件。
だって自分から攻撃に行けるわけでもないし、基本的にレベル上げがかなり大変なジョブだし、デメリットばかり感じてしまう。
一口にMMOと言っても色々あるが、伝統的なMMOだと戦闘に備え、パーティ内で最低でも以下の3つの役割が必要となる。
そんで実際の戦闘手順は以下の通り。
この中で、多くのプレイヤーが一番やりたがるのはアタッカー。気楽なポジションだから。
タンクはアタッカーよりやる人少ないけど、事実上戦闘のディレクションはこのポジションが担っているので、やり甲斐を求めて引き受けるキャプテン候補はそれなりにいる。
これ一体何が楽しくてやるの?という疑問しか沸かない。
実際ヒーラーやりたい人は大抵のタイトルでかなり少数派だったりする。
その少数派の思考はどんなんだろう?という話。
この前暇だったから、自分が子供時代に逆戻りしたらどんな人生を送るだろうかと妄想していたんだけど、実家が破産しないルート構築が難しい。
父親が兄弟(おれの叔父)の商売の連帯保証人になって、叔父が商売を放り出して逃避したために、実家の家や土地を失うことになっていたので、それを防げると実家周りの財政が改善される。
しかし、父は叔父にある種のコンプレックスを持っていたらしく(叔父の方が商才や人望があり、武道もやっていたので喧嘩も勝てない)、連帯保証人を頼まれた時に断れなかったと思われる。おそらく、兄らしいところを見せよう、それくらいの甲斐性はある、みたいな見栄があったのではないか。父は祖母の言うことをよく聞いた人間なので、祖母からの頼みもあったのかもしれない。そしてなにより、祖母も父も頑固だ。他人の忠告を聞き入れるビジョンが見えない。
子どもに戻ったおれは、どのようにして説得・妨害を試みるか?少し未来の出来事を言い当てて、未来予知の超能力に目覚めたと信じてもらうか。
最近、はてな内でインターネット老人会やおい腐女子部の方が過去を振り返っていたので、それに関連して無断リンク禁止からリンクフリーへ至った足跡を記憶を振り返りながら記そうと思う。
ただし、当該エントリのリアクションでも触れられている通り、まだまだ規模が小さかったとは言え個人視点で見れば広大なインターネットの全てを捕捉するのは難しく微妙に個人間で差異があるものと思われる。
違いがあれば私はこうだったと教えてもらえると更におもしろくなるかも知れない。
さて、若者の皆さんはインターネットのオンラインコミュニティではその当初「実名文化」であったことをご存知だろうか?
実名文化となった要因は様々あると考えられるけど、大きく影響を示した要因の1つは「JUNET」であると言われれば、まぁ納得はするのではないだろうか。少なくとも影響ゼロではないだろうなと。
JUNETは学術系ネットワークで、その主要コンテンツは今日における電子掲示板群と非常に似通ったものがあり、つまりは話題カテゴリごとに整理されたページが存在したのだ。
建前上、JUNETはごく真面目な学術系ネットワークだったので書き込みの責任は個々人にあり、書き込みへ責任持ってもらうため実名制が取られていたとされる。
電子掲示板群で「である」調の文体もJUNETで使われていた文体であり、由来は論文に使われていた文体なのだ。
まぁ実名であっても責任?なにそれ?みたいな感じで至るところへ噛み付いたり、唐突にまったく脈絡なく関係のない話をはじめ、それを指摘され叱られたら逆ギレして大暴れする抜き身のナイフみたいな方が居たんだが・・・そのことについては別の機会に。
えっソイツどうなったかって?今でもTwitterで元気に至るところへ噛み付いてレスバしてるけど?
私の年甲斐もなく落ち着かない性分はなかなかだと自覚してるが彼女には負ける。私はそろそろ落ち着かないとと思ってるがキミはそのままで良いと思うよ。
まぁそんなこんなで日本のインターネットはその当初実名文化であり、TCP/IPやWWWがデファクトスタンダードとなりWindows 95が社会現象になるほど売れた時代、ホームページ開設ブームなんてものがあった。
まぁブームと言っても現在に比べればまだまだ小規模のものではあったが、個人が自宅からウェブへアクセスし、何ならウェブサイトを公開するというのは中々に特別感があったのだ。
そのホームページ開設ブーム期のホームページは実名文化の影響下にあり、住所から氏名、電話番号、家族構成、勤め先などなどを載せているホームページが数多く存在した。現代の個人情報保護の感覚からすると実におおらかと言える。
言ってみれば、その当時のホームページは後の時代に登場する「前略プロフィール」みたいなものだったのである。
書いてある内容も個人の日記帳、しかも実像へかなり近い個人の日記帳のようなものであった。実名で交友関係がわかったし、ホームページの管理者が学生であれば甘酸っぱい恋の悩みとかを隠すこともなく実名で書いていた。
この当時のホームページはあまりにもリアルすぎる個人情報の塊であり「ホームページの管理者が広く公開していないURLを無断で他所に転載することはネチケットに反していた」という古の文言を現代で記すこととなる。
現代の感覚からしてみると「広く公開していないURLって何なんだよ」と言いたくなるし、情報技術者から見れば「ローカルにDNSサーバでも立てたのかな?プライベートIPアドレスならば個人利用だと事実上無限みたいなもんだ」と広く公開していないプライベートなURLの可能性を探り始めるが、当時の人の感覚からするとインターネットなんてドマイナーなのでインターネットを使ってる時点で隠しているつもりだったのだ。
実にバカバカしいと現代人は感じるかも知れないが当時の大半のインターネットユーザは至って真面目に本気でそう考えていた。
例えば過去の時代、NTTはハローページという個人の電話番号を膨大に載せていた冊子を発行していた。
この個人情報は公開情報であるが、電話番号所有者に無断で何ら関係しない他所へ公開した場合、倫理的に問題ないか?と言われれば現代人でも問題と感じるはずだ。現代では特殊詐欺とかあるしね。
じゃあ何でNTTはそんなもん発行していたのか?と言えば、当時の電話番号を取得するには加入権というものが必要であり、加入権は金融商品としての側面を持っていたことから、ハローページへ記載されているということはNTTがその個人の信用をある意味で担保しているという判定が得られることがあったのだ。
まぁつまり電話番号すら持ってないヤツは信用ならんから取引しないという考え方がマジで存在したんだ。
現代の、それこそ若者の感覚からするとNVNOで気軽に電話番号を入手できてしまう今では考えられない価値観だ。
ちなみに加入権の反動からか約20年前に契約書すら必要のないプリペイド携帯電話で詐欺が横行するっていう失敗があったので約20年前が最も電話番号の価値は低かった。
まぁそんなこんなで、URLは公開情報であっても勝手に使うのはダメなんだ、URL無断転載禁止なんだ、無断リンク禁止なんだという価値観の時代は存在したが、それが急速に失われて「リンクフリー」が台頭する時代が来る。
リンクフリーが何故一気に広まったのか?と言えば「Yahoo!」が日本国内で営業開始したからであった。
当時のYahoo!はディレクトリ型と呼ばれるウェブ検索エンジン方式で、これはハローページなどと同様に人力でURL情報を収集して掲載するという形のウェブ検索エンジンだった。
掲載されるには審査が必要で、Yahoo!に掲載されるということはウェブサイトへ一定の価値と信用を与えてくれるものだった。まるで本当にハローページみたいだ。
この価値が失われるのは「Google」がロボット型と呼ばれるウェブ検索エンジンを開発したからであったが、リンクフリーはGoogleが登場する前から使われ始めている。
リンクフリーはYahoo!が登場したからだけでは実は説明しきれず、Yahoo!が人気サイトをランキング形式で掲載するようになったからというのが実際の答えである。
人気ランキングが存在するようになると競争が生まれる、当時のウェブサイトにおいてはアクセス数(≠ユニークユーザ数)こそが人気の指標であり、URL無断転載禁止・無断リンク禁止のスローガンはこの人気争いの中で邪魔になっていった。
そして同時にインターネット芸人みたいな人たちも続々と登場するようになり、個人の赤裸々な情報が詰まった日記帳のようなホームページは段々と廃れていき、匿名のインターネット芸人が笑い話やお涙話で人気を集めるようになった。
そうつまり「テキストサイトブーム」の到来である。
テキストサイトの思い出についてはこのエントリを読むインターネットユニークユーザ諸氏の方が詳しいしバラエイティに富んでいると思われるので任せた。
ディレクトリ型ウェブ検索Yahoo!の登場は別にテキストサイトだけへ影響を及ぼしたわけでなく、2ちゃんねるの元になった電子掲示板群「あめぞう」の前身である「あめぞうリンク」は「リンクサイト」と呼ばれる種別のウェブサイトであった。
そのほか後年にはリンクサイトの発展型である「ランキングサイト」も登場しており、ここまで来るともはや牧歌的なインターネットなど想像も付かないような喧騒が起きるようになり、更に現代では当時を喧騒と表現しても良いのか迷う程度に現代インターネットは闘争本能が強すぎる人たちが多く生息している。
アーマードコアの新作発表されたしそっちでやれよ。
URL無断転載禁止・無断リンク禁止派の最後の抵抗はやはりGoogleによるクローリングだろう。
前述したロボット型と呼ばれるウェブ検索エンジンはウェブページからウェブページへのページリンクを自動的に収集するというもので、人力で登録していたYahoo!よりも収集効率が物凄く高かった。
しかし自動で収集するからこそウェブサイト管理者からすると謎のアクセスが急激に増え、何なら当時「Google」という単語など知る由もなかったので特にリンクを多く持っていたウェブサイト管理者からするとDDoSアタックか?と疑念を抱かせる程度には迷惑千万だった。
もちろん静かに仲間内だけで楽しんでいるようなウェブサイト管理者としても急にアクセスが増えることは不快感でしかなく、Googleの人気が増えていくに連れてリンクされない権利を求めるユーザもまた増えていったのだ。
この件であまりにも叩かれすぎたGoogleはウェブ検索エンジンの検索結果に記載されない「noindex」という施策を取ることとなり現代でも運用されている。
ただしこのnoindex、性善説で運用されておりウェブクローリングする側がnoindexを無視すりゃ普通にクローリングできるので完璧な解決手段ではない。
まぁこんな感じでテキストサイトあたりから日本のインターネットは匿名文化へ傾倒するようになりリンクフリーが一般的になっていったのだ。何ならリンクフリーって言葉すら見なくなる程度にはリンクフリーが当たり前の価値観であるインターネットになった。
そう言えば、はてなブックマークでも無断リンク禁止、勝手にウェブブックマークするなという意見が取り沙汰されたこともあったが、その辺の思い出話はブクマカのほうがよく記憶しているだろうし任せた。
これとかね。
男性は仕事をして家計を支えなくていいし、デート・食事代を負担しなくていい
https://topisyu.hatenablog.com/entry/2022/12/05/073000
「割り勘が現代の作法」とか「専業主夫になればいい」とか、価値観のアップデートをいくら説いたところで、
結局は稼げる甲斐性のある男がモテるし、意中の女には奢った方が好感度が高いよね。
マイクロアグレッションだっけ? 相手を褒める言葉だとしても傷付ける可能性がある、みたいな。
そういう先進的な概念をいくらお勉強したところで、綺麗な女を上手く口説ける男はモテるし、マイクロアグレッション?なにそれって感じだよね。